JP2019089575A - 折畳み式包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラップの糊付けが不要で、組み立てが簡単な折畳み式包装箱を提供する。【解決手段】折畳み式包装箱10は、四角筒状の外周壁12と、外周壁12の一端開口を閉塞する蓋壁18とを備える。蓋壁18は、外周壁12を構成する第1側板13A,13Bと第2側板14A,14Bを2組に分け、これらに連設した一対の共有フラップ19A,19Bを備える。共通フラップ19A,19Bは、第1側板13A,13Bに連続した第1部分20A,20Bと、第2側板14A,14Bに連続した第2部分21A,21Bと、1本の山折線24と2本の谷折線25a,25bとで画定された一対の重畳部23とを有する。一対の重畳部23は、互いに離反可能に重畳され、第1部分20A,20B又は第2部分21A,21Bの内面側に積層されている。【選択図】図2A

Description

本発明は、折畳み式包装箱に関する。
4枚の側板を備える外周壁を、平坦に折畳んだ状態から四角筒状に広げることで、外周壁の一端をフラップによって閉塞できるようにした折畳み式包装箱が知られている。
特許文献1に開示された包装箱では、隣接した2枚のフラップを1組とし、一方に設けた係止片を他方に設けた係止孔に係止することで、外周壁を広げる操作に連動してフラップを閉塞可能としている。しかし、この包装箱は、側板に対してフラップを180度折り曲げ、この状態で係止孔に係止片を係止しなければならないため、製函性が悪い。
特許文献2に開示された包装箱は、隣接した一対の側板に連続する一対の共通フラップを備える。個々の共通フラップは、一対の側板の角部に連続した1本の第1折曲線と、同じ角部から45度の傾斜角度で形成された2本の第2折曲線とを備え、これらによって互いに貼着される一対の貼着部が形成されている。この共通フラップからなる蓋は、外周壁を広げることで閉塞し、外周壁を扁平させることで開放する。しかし、この包装箱は、共通フラップの貼着部を糊付けする必要があるため、製函性が悪い。
実開昭55−27696号公報 実公昭57−39311号公報
本発明は、フラップの糊付けが不要で、組み立てが簡単な折畳み式包装箱を提供することを課題とする。
本発明の一態様は、対向した一対の第1側板と、これら第1側板と交差する方向に延び、対向した一対の第2側板とが、第1折曲線を介してそれぞれ連設された四角筒状の外周壁と、前記外周壁の一端開口を閉塞する蓋壁とを備え、前記蓋壁は、前記一対の第1側板と前記一対の第2側板のうち、一方の前記第1側板と一方の前記第2側板、及び他方の前記第1側板と他方の前記第2側板をそれぞれ1組として、これらに前記第1折曲線と交差する第2折曲線を介して連設された一対の共有フラップを有し、前記共通フラップは、前記第1側板に連続した第1部分と、前記第2側板に連続した第2部分と、前記共通フラップが連続した前記第1側板と前記第2側板の間の前記第1折曲線の端部に連続した1本の山折線と、前記第1折曲線の前記端部に連続し、前記第1山折線に対して定められた角度で傾斜した2本の谷折線とで画定された一対の重畳部とを有し、前記一対の重畳部は、互いに離反可能に重畳され、前記第1部分又は前記第2部分の内面側に積層されている、折畳み式包装箱を提供する。
折畳み状態の包装箱は、一対の第1側板と一対の第2側板とが第1折曲線を介して交互に連設され、同一平面上に配置された前記第1側板と前記第2側板の一面側に、同一平面上に配置された残りの前記第1側板と前記第2側板が、対向するように積層された外周壁と、前記外周壁の間に積層配置された蓋壁とを備え、前記蓋壁は、前記一対の第1側板と前記一対の第2側板のうち、一方の前記第1側板と一方の前記第2側板、及び他方の前記第1側板と他方の前記第2側板をそれぞれ1組として、これらに前記第1折曲線と交差する第2折曲線を介して連設された一対の共有フラップを有し、前記共通フラップは、前記第1側板と連続した第1部分と、前記第2側板と連続した第2部分と、前記共通フラップが連続した前記第1側板と前記第2側板の間の前記第1折曲線の端部に連続し、この第1折曲線の内側に位置する1本の山折線と、前記第1折曲線の前記端部に連続し、前記第1山折線に対して定められた角度で傾斜した2本の谷折線とで画定された一対の重畳部とを有し、前記一対の重畳部は、前記山折線と前記谷折線に沿った折り曲げによって互いに近接と離反が可能であり、前記第1側板と前記第2側板の内面側に積層されている。
この折畳み式包装箱によれば、蓋壁を構成する共通フラップの糊付けは不要なため、包装箱の製函性を向上できる。また、包装箱は、共通フラップを除けば汎用の段ボール箱と同じ構成であり、共通フラップは、連続した2枚の側板間にスリットを設けずに、必要に応じて底抜けを防止する構成を設けるだけの簡素な構造であるため、部分型を用いたフレキソグルアによる製造が可能である。その結果、折畳み式包装箱の生産性を向上し、製品コストを低減できる。
折畳み状態の包装箱を組み立てる場合、外周壁を四角筒状に広げ、一対の重畳部を重ね合わせる。ついで、重畳部が共通フラップの第1部分又は第2部分に重なるように、重畳部を一対の谷折線のうちの一方に沿って折り曲げる。これにより、外周壁の一端開口を閉塞できる。このように、重畳部を重ね合わせ、谷折線に沿って折り曲げるだけでよいため、組立作業性を向上できる。
前記共通フラップには係止突部と係止穴が設けられ、前記係止突部は、形成された前記共通フラップとは異なる共通フラップの前記係止穴に挿入係止されている。この態様によれば、一対の共通フラップの一方と他方をロックできるため、粘着テープ等の固着手段を用いることなく、蓋壁の底抜けを確実に防止できる。
前記係止穴は前記第1部分に設けられ、前記係止突起は前記第2部分に設けられている。この態様によれば、係止穴に対して係止突部を簡単かつ確実に挿入できる。
前記一対の共有フラップの前記第1部分は、互いの先端が重畳する寸法で形成され、一対の前記第1部分のうちの少なくとも一方の先端に、他方の先端と噛み合う噛合部が形成されている。この態様によれば、一対の共通フラップのうちの一方と他方を強固にロックできる。
前記山折線は、前記第2折曲線に沿って延びている。この態様によれば、共通フラップの第1部分又は第2部分と側板との角部に重畳部の縁(山折線)が位置するため、外周壁を定められた四角筒状に確実に保持できる。
本発明の折畳み式包装箱では、重畳部を重ね合わせ、折り曲げるだけで簡単に組み立てることができる。また、蓋壁を構成する共通フラップの糊付けは不要なため、包装箱の製函性を向上できる。
本発明の実施形態に係る折畳み式包装箱の上方斜視図。 折畳み式包装箱の平断面図。 折畳み式包装箱の底面図。 図2AのIII−III線断面図。 折畳み式包装箱のブランクの平面図。 図4Aの一部拡大平面図。 第3側板と第4側板を破断した折畳み状態の斜視図。 折畳み状態から外周壁を長方形状に広げた状態の平断面図。 重畳部を重畳させた平断面図。 係止穴に係止突部を挿入させた状態の平断面図。 折畳み式包装箱の変形例を示す平断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1から図8は、本発明の第1実施形態に係る折畳み式包装箱(以下「包装箱」という)10を示す。図1から図3に示すように、包装箱10は、四角筒状の外周壁12と、外周壁12の下側の開口を塞ぐ底蓋(蓋壁)18と、外周壁12の上側の開口を塞ぐ天蓋33とを備える。本実施形態の包装箱10は、製函時の底蓋18の糊付けを不要とし、組み立ても容易にしたものである。
(包装箱の概要)
包装箱10は、図4Aに示す一枚のブランクの所定部位を折り曲げて、糊付けすることで製函されている。ブランクは、例えば汎用の製函機械であるフレキソグルアによって、紙製の段ボールシートを切断することで形成されている。段ボールシートは、表ライナと裏ライナの間に波状の中しんを配設した周知の構成である。図4A中の一点鎖線は、肉厚を圧縮するように裏ライナの方から罫を入れて形成した汎用罫線である。図4A中の実線は、裏ライナから表ライナにかけて刃を入れて形成した切断線、及び打ち抜きによる形状線(縁)である。
図1から図3に示すように、外周壁12は、汎用罫線からなる折曲線(第1折曲線)16a〜16dを介して連続する4枚の側板13A,13B,14A,14Bを備える。そのうち、一対の長側板(第1側板)13A,13Bは、概ね同一の四角形状であり、互いに対向している。一対の短側板(第2側板)14A,14Bは、長側板13A,13Bよりも横幅が狭い概ね同一の四角形状であり、長側板13A,13Bに対して直交方向に延び、互いに対向している。
図4Aを参照すると、側板13A〜14Bは、長側板13A、短側板14A、長側板13B、及び短側板14Bの順で、左側から右側へ連設されている。長側板13Aの左端には、折曲線16dを介して糊代板15が連設されている。糊代板15は、酢酸ビニルエマルジョン等の接着剤によって、短側板14Bの右端部に貼着されている。これにより、糊代板15を介して、長側板13Aと短側板14Bが連設されている。
図1から図2Bに示すように、底蓋18は、長側板13A,13Bに連続した長フラップ(第1部分)20A,20Bと、短側板14A,14Bに連続した短フラップ(第2部分)21A,21Bとを備える。図4Aを参照すると、一方の長フラップ20Aと一方の短フラップ21A、及び他方の長フラップ20Bと他方の短フラップ21Bは、それぞれ連続した1枚の共通フラップ19A,19Bとして形成されている。つまり、長側板13A,13Bと短側板14A,14Bを2組に分け、これらに連続した共通フラップ19A,19Bを形成している。
長フラップ20A,20Bと短フラップ21A,21Bは、汎用罫線からなる折曲線(第2折曲線)22を介して、対応する側板13A〜14Bの下縁にそれぞれ連設され、外周壁12から内向きに突出している。折曲線22は、側板13A〜14Bの側縁である折曲線16a〜16dに対して直交する方向に延びている。図4Aを参照すると、4本の折曲線22は、同一直線上に延びている。側板13A〜14Bに対して、折曲線22に沿ってフラップ20A〜21Bを折り曲げることで、外周壁12の下端開口が底蓋18によって閉塞される。
図1及び図3に示すように、天蓋33は、対向する一対の内フラップ34A,34Bと、対向する一対の外フラップ35A,35Bとを備える。内フラップ34A,34Bは短側板14A,14Bの上縁に、外フラップ35A,35Bは長側板13A,13Bの上縁に、汎用罫線からなる折曲線36を介してそれぞれ連設されている。折曲線36は、折曲線16a〜16dに対して直交する方向に延び、側板13A〜14Bの下縁である折曲線22に対して平行に延びている。図4Aを参照すると、4本の折曲線36は、同一直線上に延びている。
天蓋33のフラップ34A〜35Bは、側板13A〜14B(折曲線36)から同じ寸法で突出されている。この突出寸法は、一対の外フラップ35A,35Bの先端縁が概ね当接する長さである。図3に示すように、内フラップ34A,34Bを短側板14A,14Bに対して折り曲げた後、長フラップ20A,20Bを長側板13A,13Bに対して折り曲げる。そして、長フラップ20A,20Bの先端を粘着テープで貼着、又は長フラップ20A,20Bと短フラップ21A,21Bの重なった部分を固着することで、外周壁12の上端開口が天蓋33によって閉塞される。
(底蓋の概要)
図6から図8に示すように、底蓋18は、外周壁12を四角筒状に広げた状態で、共通フラップ19A,19Bを操作することで閉塞可能としたものである。前述のように、底蓋18を構成する2枚の共通フラップ19A,19Bは、長フラップ20A,20Bと短フラップ21A,21Bとを備える。また、長フラップ20A,20Bと短フラップ21A,21Bの間には、一対の重畳部23がそれぞれ設けられている。
図1から図3に示すように、長フラップ20A,20Bは、概ね直角台形状に形成されており、その斜辺に概ね直角三角形状の重畳部23が設けられている。図4Aを参照すると、重畳部23を含めた長フラップ20A,20Bは、概ね長方形状となっている。短フラップ21A,21Bは、後述する傾斜縁26の形成によって概ね二等辺三角形状に形成されており、一体に形成する長フラップ20A,20B側の斜辺に概ね直角三角形状の重畳部23が設けられている。図4Aを参照すると、重畳部23を含めた短フラップ21A,21Bは、概ね直角台形状となっている。
一対の重畳部23は、互いに離反可能に重ね合わされ、長フラップ20A,20Bの内面側に積層されている。これにより、長フラップ20Aの一端(図2Aの右側)上面には共通フラップ19Aの重畳部23層が積層され、この重畳部23層に連続する短フラップ21Aの一端(図2Aの上側)上面には長フラップ20Bが積層され、この長フラップ20Bの一端(図2Aの左側)上面には共通フラップ19Bの重畳部23層が積層され、この重畳部23層に連続する短フラップ21Bの一端(図2Aの下側)上面には長フラップ20Aが積層されている。
1枚の共通フラップ19A,19Bに形成された一対の重畳部23は、1本の第1折曲線(山折線)24と、2本の第2折曲線(谷折線)25a,25bとで画定されている。第1折曲線24と第2折曲線25a,25bの一端は、折曲線16a,16cの下端部E1,E2にそれぞれ連続している。つまり、第1折曲線24と第2折曲線25a,25bは、折曲線16a,16cと折曲線22の交点(E1,E2)にそれぞれ連続している。ここで、連続するとは、厳密に繋がった構成に限られず、実質的に連続する構成が含まれる。つまり、折曲線24,25a,25bは、折曲線16a,16cと折曲線22の交点に向けて延びる構成であれば、多少の角度のズレがあってもよいし、端部間に間隔を有していてもよい。
第1折曲線24は、長側板13A,13Bと長フラップ20A,20Bとの角部である折曲線22に沿って延びている。図4A及び図4Bを参照すると、第1折曲線24は、汎用罫線からなり、共通フラップ19Aが連続する長側板13Aと短側板14Aの間の折曲線16a、及び共通フラップ19Bが連続する長側板13Bと短側板14Bの間の折曲線16cに対して、それぞれ直線上に延びている。
第2折曲線25a,25bは、底蓋18の中心に向けて延びている。図4A及び図4Bを参照すると、長フラップ20A,20Bに形成された第2折曲線25aは、汎用罫線上に複数の切断線を設けたリード罫によって構成されている。短フラップ21A,21Bに形成された第2折曲線25bは、汎用罫線によって構成されている。つまり、重畳部23は長フラップ20A,20B上に積層されるため、長フラップ20A,20Bに形成する第2折曲線25aは、折曲性が良好なリード罫からなる。第2折曲線25a,25bは、第1折曲線24の両側に位置し、第1折曲線24に対して定められた角度で傾斜している。傾斜角度は、本実施形態では45度としているが、必要に応じて変更が可能である。
(包装箱の製函)
包装箱10を製函する場合、例えば、側板13A〜14Bに対して一対の共通フラップ19A,19Bを折り曲げ、共通フラップ19A,19Bを側板13A〜14Bの内面(裏ライナ)側に重ね合わせる。ついで、短側板14Aに対して長側板13Aを折り曲げるとともに、長側板13Bに対して短側板14Bを折り曲げる。そして、重なり合った短側板14Bの縁と糊代板15を接着剤によって貼着する。これにより、図5に示すように、折畳み状態の包装箱10が製函される。なお、図5は、短側板13Aと長側板13Bを破断した折畳み状態の包装箱10の斜視断面図である。
このように、本実施形態の包装箱10では、底蓋18を構成する共通フラップ19A,19Bの糊付けは不要なため、製函性を向上できる。また、包装箱10は、共通フラップ19A,19Bを除けば汎用の段ボール箱と同じ構成であり、共通フラップ19A,19Bは、連続したフラップ20A,21A又は20B,21B間にスリットを設けずに、後述する底抜け防止構造を設けるだけの簡素な構成である。よって、包装箱10は、部分型を用いたフレキソグルアによる製造が可能であるため、生産性を向上でき、製品コストを低減できる。
(折畳み状態の包装箱)
図5に示すように、折畳み状態の包装箱10では、長側板13Aと短側板14Bが同一平面上に配置され、これらの一面側に、同一平面上に配置された短側板13Aと長側板13Bが対向するように積層配置さている。長側板13A,13Bと短側板14A,14Bは、折曲線16a〜16dを介して交互に連設されている。
底蓋18を構成する共通フラップ19A,19Bは、平坦に折畳まれた外周壁12の間に積層配置されている。詳しくは、共通フラップ19Aは第1折曲線24に沿って折り曲げられ、長フラップ20Aが長側板13Aに重畳され、短フラップ21Aが短側板14Aに重畳され、フラップ20A,21A同士も重畳されている。共通フラップ19Bも第1折曲線24に沿って折り曲げられ、長フラップ20Bが長側板13Bに重畳され、短フラップ21Bが短側板14Bに重畳され、フラップ20B,21B同士も重畳されている。
個々の共通フラップ19A,19Bに形成された一対の重畳部23は、互いに重ね合わされ、連続するフラップ20A〜21Aと同じ側板13A〜14Bに重畳されている。一対の重畳部24間の第1折曲線24は、外周壁12の折曲線16b,16dの内側に、平行に位置されている。第2折曲線25a,25bは、側板13A〜14Bの内面に位置されている。内フラップ34A,34Bは短側板14A,14Bから平面状に突出し、外フラップ35A,35Bは長側板13A,13Bから平面状に突出している。
(包装箱の組み立て)
折畳み状態の包装箱10を組み立てる場合、例えば図6に示すように、まず外周壁12を四角筒状とする。次に、図7に示すように、対角に位置する一対の重畳部23を重ね合わせる。これにより外周壁12は菱形形状になり、この状態で、重ね合わせた重畳部23層を長フラップ20A,20Bの方へ、第2折曲線25aに沿って折り曲げる。これにより、図8に示すように、外周壁12は、重畳部23層との当接により長方形状になる。
そして、重畳部23層を長フラップ20A,20B上に積層することで、図1から図3に示すように、フラップ20A〜21Bによって底蓋18が形成され、この底蓋18によって外周壁12の下端開口が閉塞される。このように、包装箱10の組立作業は、重畳部23を重ね合わせ、重畳部23層を第2折曲線25aに沿って折り曲げるだけであるため、極めて良好である。
(底蓋の詳細)
図1から図2Bに示すように、本実施形態の包装箱10には、組立時の作業性を向上するために、短フラップ21A,21Bに傾斜縁26が設けられ、重畳部23に傾斜縁27,28が設けられている。また、底蓋18の底抜けを防止するために、共通フラップ19A,19Bには係止突起29と係止穴30が設けられ、長フラップ20A,20Bには噛合部31が設けられている。
(傾斜縁の詳細)
短フラップ21Aの傾斜縁26は、共通フラップ19Bの長フラップ20Bとの干渉を抑制し、短フラップ21Bの傾斜縁26は、共通フラップ19Aの長フラップ20Aとの干渉を抑制するものである。図4Aを併せて参照すると、傾斜縁26は、短側板14Aと長側板13Bの間の折曲線16bの端部、及び短側板14Bと長側板13Aの間の折曲線16dの端部から、一体に形成する長フラップ20A,20Bに近づく向きに傾斜している。つまり、傾斜縁26は、組違いの側板13A〜14Bの間の折曲線16b,16dの端部に連続している。傾斜縁26と折曲線22とのなす角は、本実施形態では45度に設定されているが、必要に応じて変更が可能である。
図4Aと図4Bを併せて図1と図2Aを参照すると、重畳部23の傾斜縁27,28は、共通フラップ19A,19BにV字形状の切り欠きを設けることで形成されている。この切り欠きは、第1折曲線24上を起点として、長フラップ20A,20B側と短フラップ21A,21B側へ対称な角度で形成されている。これにより、長フラップ20A,20Bの先端角部に傾斜縁27が形成され、短フラップ21A,21Bの先端角部に傾斜縁28が形成されている。傾斜縁27,28の傾斜角度は、本実施形態では第1折曲線24に対して45度に設定しているが、必要に応じて変更が可能である。
このようにした包装箱10では、図6に示すように、外周壁12を四角筒状とした際に、短フラップ21A,21Bの傾斜縁26が、隣接する長フラップ20B,20Aの外面(表ライナ)側に入り込む。よって、図7に示すように、重畳部23を把持して操作する際に、長フラップ20B,20Aへの短フラップ21A,21Bの干渉による操作の阻害を抑制できる。
図7及び図8に示すように、第2折曲線25aに沿って重畳部23層を折り曲げる際、重畳部23層は長側板13A,13Bの内面に摺接する。重畳部23層の角が突出している場合、長側板13A,13Bとの摺接による抵抗によって、組立作業性が悪くなる。しかし、本実施形態の重畳部23の角には傾斜縁27,28が形成されているため、長側板13A,13Bと重畳部23の間の抵抗を軽減でき、組立作業の阻害を効果的に抑制できる。
(係止突起と係止穴の詳細)
係止突起29は、短フラップ21A,21Bの傾斜縁26から突出するように設けられ、係止穴30は、長フラップ20A,20Bに設けられている。短フラップ21Aの係止突起29は、隣接した共通フラップ19Bの係止穴30に挿入係止され、短フラップ21Bの係止突起29は、隣接した共通フラップ19Aの係止穴30に挿入係止されている。
図4Bに示すように、係止突起29は、3種の縁29a〜29cを備える。縁29aは、短フラップ21A,21Bの先端側に位置し、傾斜縁26に対して90度以上の鈍角な傾斜角度αで交差している。縁29bは、短フラップ21A,21Bの基端側に位置し、傾斜縁26に対して90度以下の鋭角な傾斜角度βで交差している。縁29cは、縁29a,29bを結ぶもので、所定曲率の円弧状に形成されている。
係止穴30は切起構造であり、直線状に延びる折曲線30a、折曲線30aの両端に連続した一対の切断線30b、及び各切断線30bの先端間に設けられた切断線30cによって画定されている。折曲線30aは、汎用罫線上に複数の切断線を設けたリード罫によって構成されている。折曲線30aの全長は、係止突起29の縁29a,29b間の距離よりも長い。
図6に示すように、底蓋18の組立時には、係止突起29は上向きに突出した状態になっている。重畳部23を持った閉操作によって、長フラップ20A,20Bは、図7及び図8に示すように、長側板13A,13Bに対する回転によって、互いの先端20aが近づきつつ、この近づく方向とは直交した横方向へ相対的に移動する。
この際、係止突起29は、長フラップ20A,20Bの移動によって、隣接した長フラップ20A,20Bの係止穴30に当接する。その後、係止突起29は、係止穴30を押し開きつつ、係止穴30内を貫通する。これにより、図1から図3に示すように、一対の共通フラップ19A,19Bからなる底蓋18がロックされる。
ロック状態の係止突起29は、長フラップ20A,20Bの外面から内面へ、係止穴30を貫通している。また、係止突起29が貫通した長フラップ20A,20Bの端部は、短フラップ21A,21B上に積層されている。よって、包装箱10内に収容した物品によって底蓋18に荷重が加わると、係止突起29が物品と長フラップ20A,20Bに挟み込まれる。また、係止突起29の鋭角な縁29bが係止穴30の縁に干渉するため、係止穴30からの係止突起29の離脱を抑制できる。
このように、共通フラップ19A,19Bのうち、一方に設けた係止突起29を他方に設けた係止穴30に挿入係止するため、一対の共通フラップ19A,19Bの一方と他方を確実にロックできる。よって、粘着テープ等の固着手段を用いることなく、底蓋18の底抜けを確実に防止できる。また、底蓋18で外周壁12を閉塞する操作によって、係止穴30に対して係止突部29を簡単かつ確実に挿入できる。
(噛合部の詳細)
図1から図2Bに示すように、噛合部31は、長フラップ20A,20Bの横方向(長側板13A,13Bが延びる方向)の概ね中央に位置するように、長フラップ20A,20Bにそれぞれ設けられている。一対の噛合部31が噛み合った状態になることで、底蓋18のロック強度の向上を図っている。
詳しくは、折曲線22から長フラップ20A,20Bの先端20aまでの寸法、つまり長フラップ20A,20Bの突出寸法は、長側板13A,13B間の半分よりも長く、互いの先端20aが重畳する寸法で形成されている。
図4Aを併せて参照すると、噛合部31は、長フラップ20A,20Bの先端20aの中央から、重畳部23にかけて延びる台形状に形成されている。台形状の噛合部31の斜辺は45度に形成され、図2Aに示す組立状態では、長フラップ20Aの中央側の斜辺と、長フラップ20Bの中央側の斜辺とが、概ね直線状に位置するように構成されている。
図6に示すように、底蓋18の組立時には、一対の噛合部31は上向きに開放した状態になっている。重畳部23を持った閉操作による長フラップ20A,20Bの移動によって、噛合部31は互いに噛み合う。図2A及び図2Bに示すように、このロック状態では、長フラップ20Aの係止穴30側が長フラップ20Bの上側に重畳し、長フラップ20Bの係止穴30側が長フラップ20Aの上側に重畳する。よって、係止突起29と係止穴30の係止と相俟って、一対の共通フラップ19A,19Bを強固にロックできる。
以上のように、本実施形態の包装箱10では、重畳部23を重ね合わせ、折り曲げるだけで簡単に組み立てることができる。しかも、係止突起29と係止穴30の係止、及び/又は噛合部31の噛み合いによって、底蓋18の底抜けを防止し、確実にロックできる。
また、底蓋18を構成する共通フラップ19A,19Bの糊付けは不要なため、包装箱10の製函性を向上できる。しかも、包装箱10は、共通フラップ19A,19Bを除けば汎用の段ボール箱と同じ簡素な構成であるため、部分型を用いたフレキソグルアによる製造が可能である。よって、生産性を向上でき、製品コストを低減できる。
なお、本発明の折畳み式包装箱10は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、第1折曲線(山折線)24と第2折曲線(谷折線)25a,25bは、断続的に位置する2以上の罫線によって構成してもよいし、全体として湾曲した形状であってもよい。
第1折曲線(山折線)24は、汎用罫線上に切断線を設けたリード罫によって構成してもよいし、裏ライナ側を破断したハーフカット線によって構成してもよい。第2折曲線(一方の谷折線)25aは、表ライナの方から罫を入れて形成した逆罫線によって構成してもよいし、汎用罫線によって構成してもよい。第2折曲線(他方の谷折線)25bは、逆罫線によって構成してもよいし、リード罫によって構成してもよい。
第1折曲線(山折線)24に対する第2折曲線(谷折線)25a,25bの傾斜角度は、第2折曲線25aと第2折曲線25bで異なるようにしてもよい。
積層した重畳部23層は、短フラップ(第2部分)21A,21Bの内面側に重畳させてもよい。また、一対の重畳部23層のうち、一方を長フラップ(第1部分)の内面側に重畳させ、他方を短フラップ(第2部分)の内面側に重畳させてもよい。
1組とする側板は、長側板13Aと短側板14B、及び長側板13Bと短側板14Aとし、これらに共通フラップを連設してもよい。この場合、一方の共通フラップの長フラップと短フラップは、糊代板を介して連設される。
係止突部29を短フラップ(第2部分)21A,21Bに設け、係止穴30を長フラップ(第1部分)20A,20Bに設けてもよい。噛合部31は、一対の長フラップ20A,20Bのうち、一方だけに設けてもよい。
共通フラップ19A,19Bの長フラップ(第1部分)20A,20Bは、先端20a同士が当接する寸法で形成してもよいし、図9に示すように、互いの先端20aが間隔をあけて位置する寸法で形成してもよい。
第1側板(長側板13A,13B)と第2側板(短側板14A,14B)の横寸法は同じであってもよい。
包装箱10の素材は、紙製の段ボールシートに限らず、樹脂製の段ボールシートであってもよい。また、包装箱10の素材は、段ボールシートに限られず、単層の厚紙や樹脂シートであってもよい。
10…包装箱
12…外周壁
13A,13B…長側板(第1側板)
14A〜14B…短側板(第2側板)
15…糊代板
16a〜16d…折曲線
18…底蓋(蓋壁)
19A,19B…共通フラップ
20A,20B…長フラップ(第1部分)
20a…先端
21A,21B…短フラップ(第2部分)
22…折曲線
23…重畳部
24…第1折曲線
25a,25b…第2折曲線
26…傾斜縁
27…傾斜縁
28…傾斜縁
29…係止突起
29a〜29c…縁
30…係止穴
30a…折曲線
30b,30c…切断線
31…噛合部
33…天蓋
34A,34B…内フラップ
35A,35B…外フラップ
36…折曲線

Claims (6)

  1. 対向した一対の第1側板と、これら第1側板と交差する方向に延び、対向した一対の第2側板とが、第1折曲線を介してそれぞれ連設された四角筒状の外周壁と、
    前記外周壁の一端開口を閉塞する蓋壁と
    を備え、
    前記蓋壁は、前記一対の第1側板と前記一対の第2側板のうち、一方の前記第1側板と一方の前記第2側板、及び他方の前記第1側板と他方の前記第2側板をそれぞれ1組として、これらに前記第1折曲線と交差する第2折曲線を介して連設された一対の共有フラップを有し、
    前記共通フラップは、
    前記第1側板に連続した第1部分と、
    前記第2側板に連続した第2部分と、
    前記共通フラップが連続した前記第1側板と前記第2側板の間の前記第1折曲線の端部に連続した1本の山折線と、前記第1折曲線の前記端部に連続し、前記第1山折線に対して定められた角度で傾斜した2本の谷折線とで画定された一対の重畳部と
    を有し、
    前記一対の重畳部は、互いに離反可能に重畳され、前記第1部分又は前記第2部分の内面側に積層されている、折畳み式包装箱。
  2. 前記共通フラップには係止突部と係止穴が設けられ、
    前記係止突部は、形成された前記共通フラップとは異なる共通フラップの前記係止穴に挿入係止されている、請求項1に記載の折畳み式包装箱。
  3. 前記係止穴は前記第1部分に設けられ、前記係止突起は前記第2部分に設けられている、請求項2に記載の折畳み式包装箱。
  4. 前記一対の共有フラップの前記第1部分は、互いの先端が重畳する寸法で形成され、
    一対の前記第1部分のうちの少なくとも一方の先端に、他方の先端と噛み合う噛合部が形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の折畳み式包装箱。
  5. 前記山折線は、前記第2折曲線に沿って延びている、請求項1から4のいずれか1項に記載の折畳み式包装箱。
  6. 一対の第1側板と一対の第2側板とが第1折曲線を介して交互に連設され、同一平面上に配置された前記第1側板と前記第2側板の一面側に、同一平面上に配置された残りの前記第1側板と前記第2側板が、対向するように積層された外周壁と、
    前記外周壁の間に積層配置された蓋壁と
    を備え、
    前記蓋壁は、前記一対の第1側板と前記一対の第2側板のうち、一方の前記第1側板と一方の前記第2側板、及び他方の前記第1側板と他方の前記第2側板をそれぞれ1組として、これらに前記第1折曲線と交差する第2折曲線を介して連設された一対の共有フラップを有し、
    前記共通フラップは、
    前記第1側板と連続した第1部分と、
    前記第2側板と連続した第2部分と、
    前記共通フラップが連続した前記第1側板と前記第2側板の間の前記第1折曲線の端部に連続し、この第1折曲線の内側に位置する1本の山折線と、前記第1折曲線の前記端部に連続し、前記第1山折線に対して定められた角度で傾斜した2本の谷折線とで画定された一対の重畳部と
    を有し、
    前記一対の重畳部は、前記山折線と前記谷折線に沿った折り曲げによって互いに近接と離反が可能であり、前記第1側板と前記第2側板の内面側に積層されている、折畳み式包装箱。
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