JP2019089138A - Electric tool, level vial, and auxiliary handle block - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は電動工具、水準器及び補助ハンドルブロックに関し、より詳細には、水準器を備える電動工具、この電動工具に備えられる水準器及び補助ハンドルブロックに関する。 The present invention relates to a power tool, a level and an auxiliary handle block, and more particularly to a power tool having a level, a level included in the power tool, and an auxiliary handle block.
従来例として特許文献1記載の電動工具を例示する。特許文献1記載の電動工具の外殻は、略筒状のケーシングと、一端部がケーシングの端部に回動可能に連結された略筒状のグリップとで構成されている。また、特許文献1記載の電動工具は、軸部を有している。軸部の前端部には、ケーシングの前端部から前方に突出するチャック機構が設けられている。チャック機構にはドライバービット等の先端工具が着脱自在に装着される。先端工具は、ねじやナットを締める方向又は緩める方向に回転する。
The electric power tool of
特許文献1記載の電動工具では、先端工具の回転軸が所定の方向(例えば、水平方向又は鉛直方向)に沿うように電動工具の向きを調整する作業は、ユーザの感覚に基づいて行うことになる。したがって、先端工具の回転軸が所定の方向に沿うように電動工具の向きを調整することは容易ではなかった。
In the electric power tool described in
本発明は、先端工具の回転軸が所定の方向に沿うように電動工具の向きを調整することができる電動工具、この電動工具に備えられる水準器及び補助ハンドルブロックを提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide an electric power tool capable of adjusting the direction of the electric power tool such that the rotation axis of the tip tool is along a predetermined direction, and a level and an auxiliary handle block provided on the electric power tool. .
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電動工具は、ホルダと、胴部と、グリップ部と、水準器と、固定部と、を備える。前記ホルダは、先端工具が回転軸を中心に回転できるように前記先端工具を固定する。前記胴部には、前記ホルダが固定されている。前記グリップ部は、前記胴部から突出する。前記固定部は、前記胴部に取り付けられ、前記水準器を固定する。前記固定部は、前記水準器と一緒に、前記回転軸と直交する平面に沿って前記胴部の周りを前記先端工具の回転方向に回転可能である。 In order to solve the above-mentioned subject, an electric tool concerning one mode of the present invention is provided with a holder, a trunk part, a grip part, a level, and a fixed part. The holder secures the tip tool such that the tip tool can rotate about a rotation axis. The holder is fixed to the body. The grip portion protrudes from the body portion. The fixing portion is attached to the body portion to fix the level. The fixed portion is rotatable with the spirit level around the body in a rotational direction of the tip tool along a plane orthogonal to the rotation axis.
本発明の一態様に係る水準器は、前記電動工具に備えられる。 The level according to an aspect of the present invention is provided to the power tool.
本発明の一態様に係る補助ハンドルブロックは、ホルダと、胴部と、グリップ部と、水準器と、固定部と、補助ハンドルと、を備える電動工具の前記水準器、前記固定部及び前記補助ハンドルを備える。前記ホルダは、先端工具が回転軸を中心に回転できるように前記先端工具を固定する。前記胴部には、前記ホルダが固定されている。前記グリップ部は、前記胴部から突出する。前記固定部は、前記胴部に取り付けられ、前記水準器を固定する。前記補助ハンドルは、前記固定部につながっている。前記固定部は、前記水準器と一緒に、前記回転軸と直交する平面に沿って前記胴部の周りを前記先端工具の回転方向に回転可能である。前記補助ハンドルは、前記固定部及び前記水準器と一緒に、前記胴部の周りを前記回転方向に回転可能である。 An auxiliary handle block according to one aspect of the present invention includes the holder, the body, the grip, the spirit level, the fixing portion, the fixing portion, the fixing portion, and the auxiliary portion of the power tool. It has a handle. The holder secures the tip tool such that the tip tool can rotate about a rotation axis. The holder is fixed to the body. The grip portion protrudes from the body portion. The fixing portion is attached to the body portion to fix the level. The auxiliary handle is connected to the fixed portion. The fixed portion is rotatable with the spirit level around the body in a rotational direction of the tip tool along a plane orthogonal to the rotation axis. The auxiliary handle is rotatable in the rotational direction around the barrel together with the fixed portion and the spirit level.
本発明の一態様に係る電動工具、水準器及び補助ハンドルブロックによれば、先端工具の回転軸が所定の方向(例えば、水平方向又は鉛直方向)に沿うように電動工具の向きを調整することができる。 According to the power tool, the level, and the auxiliary handle block according to one aspect of the present invention, the direction of the power tool is adjusted such that the rotation axis of the tip tool is along a predetermined direction (for example, horizontal direction or vertical direction). Can.
以下、実施形態に係る電動工具、水準器及び補助ハンドルブロックについて、図面を用いて説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本開示の様々な実施形態の一部に過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。 Hereinafter, an electric power tool, a level and an auxiliary handle block according to the embodiment will be described with reference to the drawings. However, the embodiments described below are only some of the various embodiments of the present disclosure. The following embodiments can be variously modified according to the design and the like as long as the object of the present disclosure can be achieved.
(電動工具の構成)
図1に示すように、電動工具1は、ホルダH1と、本体部2と、補助ハンドルブロックB1と、を備えている。本体部2は、胴部3と、グリップ部4と、を含む。補助ハンドルブロックB1は、水準器5と、固定部6と、補助ハンドル7と、を備えている。電動工具1は、操作部(トリガ)Op1と、モータと、伝達機構と、を更に備えている。
(Configuration of power tool)
As shown in FIG. 1, the
胴部3は、中空状に形成されている。モータ及び伝達機構は、胴部3の内部に収容されている。グリップ部4は、中空状に形成されている。グリップ部4は、胴部3から突出している。グリップ部4は、胴部3と一体に形成されている。胴部3の内部の空間と、グリップ部4の内部の空間とは、つながっている。グリップ部4には、操作部Op1が固定されている。ホルダH1は、胴部3に固定されている。図2に示すように、ホルダH1は、先端工具T1を固定する。
The
電動工具1は、例えば、ハンマドリルである。先端工具T1は、例えば、ドリルビットである。すなわち、電動工具1は、先端工具T1により、コンクリート、木材若しくは金属材等の穴あけ対象100に穴110を形成する。先端工具T1は、細長い円柱状に形成されている。先端工具T1は、回転軸A1を中心に回転できるようにホルダH1に固定される。回転軸A1は、円柱状の先端工具T1の径方向の中心を通り先端工具T1の軸方向に沿った、仮想的な直線である。
The
ホルダH1の外形形状は、円錐台状である。ホルダH1の軸方向は、回転軸A1に沿っている。ホルダH1の軸方向の一端には、チャック穴H10(図1参照)が形成されている。先端工具T1は、一端がチャック穴H10に挿入された状態で、ホルダH1に固定される。ホルダH1は、ホルダH1の軸方向において、先端工具T1が固定される側(胴部3とは反対側)ほど外径が小さい。 The external shape of the holder H1 is a truncated cone. The axial direction of the holder H1 is along the rotation axis A1. A chuck hole H10 (see FIG. 1) is formed at one end of the holder H1 in the axial direction. The tip tool T1 is fixed to the holder H1 in a state where one end thereof is inserted into the chuck hole H10. The holder H1 has a smaller outer diameter in the axial direction of the holder H1 as the side on which the tip tool T1 is fixed (the side opposite to the body 3).
操作部Op1は、操作部Op1を引き込む手動操作を受け付ける。ユーザが操作部Op1を引き込むと、モータが動作する。伝達機構は、モータの動力をホルダH1へ伝達する。これにより、先端工具T1は、ホルダH1と一緒に、回転軸A1を中心に回転する。要するに、操作部Op1への手動操作により、先端工具T1が回転する。ユーザが操作部Op1を引き込む手動操作を止めると、モータが停止し、先端工具T1は回転を停止する。 The operation unit Op1 receives a manual operation for pulling in the operation unit Op1. When the user pulls in the operation unit Op1, the motor operates. The transmission mechanism transmits the power of the motor to the holder H1. Thereby, the tip tool T1 rotates around the rotation axis A1 together with the holder H1. In short, the tip tool T1 is rotated by the manual operation on the operation unit Op1. When the user stops the manual operation for pulling in the operation unit Op1, the motor is stopped and the tip tool T1 stops its rotation.
図1、2に示すように、胴部3は、胴部本体30と、装着部31と、を含む。胴部本体30及び装着部31は、円筒状に形成されている。胴部本体30及び装着部31の軸方向は、回転軸A1に沿っている。より詳細には、装着部31は、先端工具T1と同心の円筒状に形成されている。胴部本体30の外周面300より装着部31の外周面310の方が、真円を底面とする円柱の外周面の形状に近い。また、装着部31の外周面310には、装着部31以外の構成に一体につながっている部位及び突起等がない。装着部31の軸方向の一端は、胴部本体30とつながっており、装着部31の軸方向の他端側には、ホルダH1が固定されている。すなわち、装着部31は、胴部本体30と、ホルダH1との間に設けられている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
グリップ部4は、筒状に形成されている。グリップ部4は、回転軸A1に沿った一の方向(図2の紙面左右方向)において、胴部3のうち、ホルダH1が固定されている側とは反対側の端付近から、上記一の方向と交差する方向(図2の紙面下向き)に突出している。
The
電動工具1は、取付本体21と、投光部22と、操作パネル23と、モード切替ハンドル24と、打撃力切替ハンドル25と、正逆切替操作部26と、を更に備えている。
The
取付本体21は、胴部本体30から突出している。取付本体21は、胴部本体30及びグリップ部4と一体に形成されている。取付本体21には、電池パック200が取り付けられる。電池パック200は、リチウムイオン電池等の2次電池を収容している。2次電池は、電動工具1に電力を供給する。
The mounting
投光部22は、発光ダイオード素子等の光源を含む。投光部22は、回転軸A1に沿った向き(図2の紙面左向き)に光を照射する。操作パネル23は、投光部22の光源の点灯と消灯とを切り替えるための釦231を有している。
The
モード切替ハンドル24は、電動工具1の動作を、ドリルモードと、ハンマモードとに切り替える操作を受け付ける。ドリルモードでは、電動工具1は、先端工具T1を介して、回転力を穴あけ対象100に加える。ハンマモードでは、電動工具1は、先端工具T1を介して、回転力と、打撃力とを穴あけ対象100に加える。打撃力切替ハンドル25は、ハンマモードにおける打撃力の大きさを切り替える操作を受け付ける。正逆切替操作部26は、先端工具T1の回転方向を反転させる操作を受け付ける。
The mode switching handle 24 receives an operation to switch the operation of the
図3は、図4のX1−X1断面図である。固定部6の少なくとも一部が、図3に示すように装着部31を囲むように配置された後に、固定部6は装着部31に取り付けられる。図1、3に示すように、固定部6は、バンド61と、支持部62と、連結部63と、カバー64と、深さゲージ65と、を含む。
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line X1-X1 of FIG. After at least a part of the fixing
バンド61は、円弧状の部位を有する環形の板状に形成されている。支持部62は、一の面に開口部620が形成された箱状に形成されている。支持部62の上記一の面は、固定部6が装着部31に取り付けられているとき装着部31側に位置する面である。支持部62には、開口部620からバンド61の一部が挿入されている。支持部62の内部には、バンド61と接するリブ621が形成されている。また、支持部62には、2つの貫通孔622が形成されている。2つの貫通孔622のうち一方に、深さゲージ65が挿入される。これにより、深さゲージ65は、支持部62に支持されている。
The
連結部63は、一の面に開口部630が形成された箱状の連結本体631と、連結本体631の周面から突出した円環状の鍔部632と、を有している。連結部63の上記一の面は、固定部6が装着部31に取り付けられているとき装着部31側に位置する面である。連結部63には、開口部630からバンド61の一部が挿入されている。連結部63には、支持部62が固定されている。
The
カバー64は、カバー64の厚み方向と直交する方向から見て円弧形の板状に形成されている。カバー64は、連結部63の開口部630の一部を覆うように、連結部63に取り付けられている。固定部6には、バンド61とカバー64とに囲まれた円状の開口部600が形成されている。
The
補助ハンドル7は、棒状部70を含む。本実施形態では、棒状部70は、補助ハンドル7の全体を構成している。棒状部70は、円筒形の棒状に形成されている。棒状部70は、固定部6の連結部63につながっている。
The
固定部6は、胴部3の装着部31に取り付けられる。より詳細には、バンド61とカバー64とに囲まれた開口部600に装着部31が挿入され、バンド61の内周面610とカバー64とが装着部31の外周面310に接する。このとき、バンド61、支持部62、連結部63及びカバー64は、装着部31を囲むように配置される。すなわち、固定部6は、少なくとも一部が装着部31を囲むように胴部3に取り付けられる。また、このとき、棒状部70は、棒状部70の長手方向(軸方向)において胴部3の装着部31に向かい合う。より詳細には、棒状部70の長手方向における棒状部70の延長線上に、円筒状の装着部31の中心軸が位置する。
The fixing
補助ハンドルブロックB1は、ボルト81と、バンド61と、棒状部70と、を含むロック機構8を備えている。すなわち、バンド61は、固定部6の構成と、ロック機構8の構成とを兼ねている。棒状部70は、補助ハンドル7の構成と、ロック機構8の構成とを兼ねている。
The auxiliary handle block B1 includes a
固定部6は、装着部31の外周面310に沿って回転する。より詳細には、バンド61の内周面610及びカバー64が装着部31の外周面310に対して滑ることで、固定部6は、装着部31の外周面310に沿って、外周面310の周方向に回転する。これにより、補助ハンドル7及びロック機構8も装着部31の周りを回転する。また、固定部6の深さゲージ65は、水準器5を固定している。すなわち、水準器5、固定部6、補助ハンドル7及びロック機構8(補助ハンドルブロックB1)が一体に、装着部31の周りを回転する。
The fixing
深さゲージ65は、棒状(より詳細には、円柱状)に形成されている。深さゲージ65は、支持部62の2つの貫通孔622のうち一方に挿入されている。深さゲージ65には、深さゲージ65の長尺方向に間隔を空けて目盛りが記されている。深さゲージ65の長尺方向は、回転軸A1(図2参照)に沿っている。詳しくは後述するが、深さゲージ65は、先端工具T1(図2参照)が形成する穴110(図2参照)の深さが指定した深さよりも深くなることを抑制する。
The
ロック機構8は、開口部600の直径を変更することにより、バンド61及びカバー64が装着部31を締め付ける力を変更する。ロック機構8は、バンド61及びカバー64が装着部31を締め付ける力を大きくすることにより、固定部6が装着部31に対して回転することを抑制する。
The
ボルト81は、バンド61と棒状部70とを連結している。ボルト81は、バンド61に対して回転しないようにバンド61に固定されている。棒状部70の回転軸A2を中心として棒状部70を第1方向D1(図2参照)に回転させることにより、棒状部70に対するボルト81のねじ込み深さが増加する。また、棒状部70の回転軸A2を中心として棒状部70を第1方向D1とは逆の第2方向D2(図2参照)に回転させることにより、棒状部70に対するボルト81のねじ込み深さが減少する。このように、棒状部70の長手方向(軸方向)に沿ってボルト81を移動させることができる。回転軸A2は、円柱状の棒状部70の径方向の中心を通り棒状部70の軸方向に沿った、仮想的な直線である。
The
棒状部70に対するボルト81のねじ込み深さを増加させ、ボルト81を図3の紙面下向き(開口部600から離れる向き)に移動させると、バンド61が紙面下向きに引っ張られる。これにより、バンド61のうち連結部63の外に位置する部分の長さが短くなるので、開口部600の直径が小さくなる。開口部600の直径が小さくなることで、バンド61及びカバー64が装着部31を締め付ける力が増加するので、固定部6が装着部31に固定され、かつ、固定部6が装着部31に対して回転することが抑制される。
When the screwing depth of the
また、棒状部70に対するボルト81のねじ込み深さを減少させ、ボルト81を図3の紙面上向き(開口部600に近づく向き)に移動させると、装着部31に対してバンド61が緩む。これにより、バンド61のうち連結部63の外に位置する部分の長さが長くなるので、開口部600の直径が大きくなる。開口部600の直径が大きくなることで、バンド61及びカバー64が装着部31を締め付ける力が減少するので、固定部6が装着部31に対して回転可能となる。
Further, when the screwing depth of the
固定部6、補助ハンドル7及びロック機構8を装着部31に取り付ける際には、まず、棒状部70を第2方向D2(図2参照)に回転させて開口部600の直径を装着部31の直径よりも大きくし、装着部31を開口部600に挿入する。そして、固定部6、補助ハンドル7及びロック機構8を装着部31の周方向に回転させることで、補助ハンドル7の位置を適宜調整する。その後、棒状部70を第1方向D1(図2参照)に回転させて開口部600の直径を小さくする。これにより、バンド61及びカバー64が装着部31を締め付けるので、固定部6が装着部31に固定され、かつ、固定部6が装着部31に対して回転することが抑制される。
When attaching the fixing
図4では紙面上側から固定部6、補助ハンドル7の順に並んでいる。ところで、固定部6、補助ハンドル7及びロック機構8は、図4の紙面左右方向に対称(回転軸A1と直交する平面に対して対称)に形成されている。したがって、図4で紙面上側から補助ハンドル7、固定部6の順で並ぶように、固定部6、補助ハンドル7及びロック機構8からなる構成を、紙面奥行き方向に沿った回転軸を中心に180°回転させてから、固定部6、補助ハンドル7及びロック機構8を装着部31に取り付けてもよい。
In FIG. 4, the fixing
また、図3に示すように、ロック機構8は、2つのゲージ固定部82を更に含む。各ゲージ固定部82は、支持部62の内部に配置されている。各ゲージ固定部82は、回転軸A1(図2参照)と直交する方向から見てU字状に形成されている。一方のゲージ固定部82は、バンド61に引っ掛けられており、他方のゲージ固定部82は、バンド61及びカバー64に引っ掛けられている。各ゲージ固定部82には、2つの貫通孔820(図3では1つのゲージ固定部82につき1つの貫通孔820のみ図示)が形成されている。各ゲージ固定部82において、2つの貫通孔820は、図3の紙面奥行き方向(回転軸A1に沿った方向)に並んでいる。2つの貫通孔820は、図3の紙面奥行き方向において、支持部62の貫通孔622と並んでいる。深さゲージ65は、一方のゲージ固定部82の2つの貫通孔820と、支持部62の貫通孔622とに挿入されている。
Further, as shown in FIG. 3, the
棒状部70を第1方向D1(図2参照)に回転させて開口部600の直径を小さくすると、バンド61及びカバー64により、2つのゲージ固定部82が開口部600の中心に向かって引っ張られる。すると、一方のゲージ固定部82の2つの貫通孔820に挿入された深さゲージ65は、開口部600の中心に向かって引っ張られる。これにより、支持部62に対して深さゲージ65が、深さゲージ65の長尺方向に移動することが抑制される。
When the
図5に示すように、水準器5は、第1水準器本体51と、第2水準器本体52と、ハウジング53と、を含む。
As shown in FIG. 5, the
第1水準器本体51は、第1気泡管511を有している。第1気泡管511は、中空の円柱状に形成されている。第1気泡管511は、ガラス等の部材により形成されており、透明である。第1気泡管511の内部には、アルコール等の液体512と、気泡513とが入っている。また、第1気泡管511には、複数(図5では4つ)の目盛り線514が記されている。複数の目盛り線514は、第1気泡管511の軸方向に並んでいる。複数の目盛り線514のうち、中心側の2つの目盛り線514の間の領域F1の中心(第1気泡管511の軸方向における中心)に気泡513の中心C1が位置していれば、第1気泡管511の軸方向が水平方向に沿っていると分かる。つまり、このとき、第1水準器本体51は、第1水準器本体51が水平状態であることを検出できる。また、領域F1に位置する気泡513の外縁が複数の目盛り線514のいずれかに接していれば、第1気泡管511の軸方向が水平方向に対して所定の角度ずれていることが分かる。例えば、領域F1に位置する気泡513の外縁が、領域F1に対して外側の2つの目盛り線514のいずれかに接していれば、第1気泡管511の軸方向が水平方向に対して100分の1勾配に相当する角度(約0.57°)だけずれていることが分かる。
The first level
第2水準器本体52は、第2気泡管521を有している。第2気泡管521は、中空の円柱状に形成されている。第2気泡管521は、第1気泡管511と比較して、軸方向に偏平に形成されている。第2気泡管521は、ガラス等の部材により形成されており、透明である。第2気泡管521の内部には、アルコール等の液体522と、気泡とが入っている。また、第2気泡管521の一の表面5210には、円形の基準線524が記されている。回転軸A1(図2参照)に沿った方向から見て、基準線524の内側に気泡の中心が位置していれば、第2気泡管521の軸方向と直交する面が水平方向に沿っていると分かる。つまり、このとき、第2水準器本体52は、第2水準器本体52が水平状態であることを検出できる。
The second level
ハウジング53は、2つの部材が合わさって形成されている。ハウジング53には、溝部531と、円形の穴532とが形成されている。ハウジング53は、第1水準器本体51と、第2水準器本体52とを固定している。より詳細には、ハウジング53が2つの部材に分かれた状態で、溝部531に第1水準器本体51が挿入され、2つの部材が合わさることで、第1水準器本体51がハウジング53に固定されている。また、ハウジング53が2つの部材に分かれた状態で、穴532に第2水準器本体52が挿入され、2つの部材が合わさることで、第2水準器本体52がハウジング53に固定されている。
The
第1水準器本体51及び第2水準器本体52はそれぞれ、使用される際の向きがある程度決まっている。つまり、第1水準器本体51及び第2水準器本体52はそれぞれ、鉛直方向に対して所定の方向を向いているときに最も正確に水平状態を検出できる。具体的には、第1水準器本体51は、鉛直方向において溝部531よりも上に位置するときに最も正確に水平状態を検出できるように、ハウジング53に固定されている。第2水準器本体52は、基準線524が記されている一の表面5210が鉛直方向において上を向いているときに最も正確に水平状態を検出できるように、ハウジング53に固定されている。
Each of the
ハウジング53は、第1気泡管511の軸方向が第2気泡管521の軸方向に沿うように、第1水準器本体51と第2水準器本体52とを固定している。さらに、水準器5は、第1気泡管511の軸方向及び第2気泡管521の軸方向が回転軸A1(図2参照)に沿うように、固定部6(図2参照)に固定される。したがって、第1水準器本体51は、第1水準器本体51が鉛直方向において溝部531よりも上に位置するときであって、第1気泡管511の軸方向及び回転軸A1が水平方向に沿っているときに水平状態を検出することができる。また、第2水準器本体52は、一の表面5210が鉛直方向において上を向いているときであって、第2気泡管521の軸方向及び回転軸A1が鉛直方向に沿っているときに水平状態を検出することができる。
The
ハウジング53には、挿入孔530が形成されている。挿入孔530は、第1気泡管511の軸方向及び第2気泡管521の軸方向に沿ってハウジング53を貫通している。図4、6に示すように、挿入孔530には、深さゲージ65が挿入されている。水準器5は、挿入孔530に深さゲージ65が挿入されることにより、深さゲージ65に固定されている。また、挿入孔530から深さゲージ65を抜き取ることにより、水準器5を深さゲージ65から取り外すことができる。すなわち、水準器5は、固定部6の深さゲージ65に着脱可能である。
In the
支持部62の2つの貫通孔622(図1参照)は、棒状部70(補助ハンドル7)の軸方向において、支持部62の両端付近に形成されている。深さゲージ65は、2つの貫通孔622のうち、棒状部70から遠い側の貫通孔622に挿入されている。これにより、固定部6は、棒状部70の長手方向(図6の紙面左右方向)において棒状部70と水準器5との間に胴部3が位置するように水準器5を固定している。
The two through holes 622 (see FIG. 1) of the
固定部6、補助ハンドル7及びロック機構8(図3参照)が胴部3の装着部31の周りを回転することにより、水準器5も、装着部31の周りを回転する。水準器5、固定部6、補助ハンドル7及びロック機構8の回転方向は、先端工具T1(図2参照)の回転方向R1と同じである。ユーザは、補助ハンドル7を握って、補助ハンドル7ごと水準器5に装着部31の周りを回転させることができる。水準器5、固定部6、補助ハンドル7及びロック機構8は、例えば、図6に示す回転位置から、装着部31(図1参照)の周りを回転することで、図7に示す回転位置に移動する。ここで、図6、7に示すように、水準器5、固定部6、補助ハンドル7及びロック機構8は、回転軸A1(図2参照)と直交する平面に沿って装着部31(図1参照)の周りを回転方向R1に回転する。本実施形態では、水準器5は、回転軸A1を中心とする円弧状の軌跡を描いて、装着部31の周りを回転方向R1に回転する。
When the fixing
回転の間、水準器5の第1気泡管511(図5参照)の軸方向及び第2気泡管521(図5参照)の軸方向は、回転軸A1(図2参照)に沿った状態が保たれる。このように、水準器5のうち、回転する前に回転軸A1に沿っていた部位では、水準器5の回転の間、回転軸A1に沿った状態が保たれる。また、胴部3とは独立に水準器5単体で規定される方向(例えば、第1気泡管511の軸方向)と、回転軸A1と直交する平面とがなす角度(本実施形態では90°)が、水準器5の回転の間保たれる。
During rotation, the axial direction of the first bubble tube 511 (see FIG. 5) of the
また、水準器5は、固定部6に対して回転方向R1に回転可能である。より詳細には、水準器5は、図7に示すように、深さゲージ65を軸として回転可能である。図7では、固定部6に対して回転する前の水準器5を2点鎖線で示し、固定部6に対して回転した後の水準器5を実線で示している。ユーザは、例えば、水準器5に手で直接力を加えることで、水準器5を固定部6に対して回転方向R1に回転させることができる。水準器5が固定部6に対して回転方向R1に回転するときも、水準器5は、回転軸A1と直交する平面に沿って回転する。
Further, the
ユーザは、水準器5を固定部6に対して回転方向R1に回転させることにより、第1水準器本体51が鉛直方向において溝部531よりも上に位置するように水準器5の向きを変更できる。ユーザは、水準器5を固定部6と一緒に装着部31の周りで回転方向R1に回転させるのと、水準器5を固定部6に対して回転させるのとを同時に行ってもよいし、別々に行ってもよい。
The user can change the orientation of the
上述の通り、ロック機構8の棒状部70を第1方向D1(図2参照)に回転させて開口部600の直径を小さくすることにより、固定部6が装着部31(図1参照)に対して回転することが抑制される。また、ロック機構8の棒状部70を第2方向D2(図2参照)に回転させて開口部600の直径を大きくすることにより、固定部6が装着部31に対して回転可能となる。つまり、ロック機構8は、固定部6が胴部3の周りを回転方向R1に回転する動作をロック及びロック解除することができる。これにより、ロック機構8は、水準器5が胴部3の周りを回転方向R1に回転する動作をロック及びロック解除することができる。
As described above, by fixing the
支持部62の2つの貫通孔622は、棒状部70の長手方向(図6の紙面左右方向)における棒状部70の延長線上から、胴部3を中心として回転方向R1にずれた位置に形成されている。したがって、固定部6は、棒状部70の長手方向における棒状部70の延長線上から、胴部3を中心として回転方向R1にずれた位置に水準器5を固定する。言い換えると、固定部6は、棒状部70の長手方向における棒状部70の延長線上から、棒状部70の長手方向及び回転軸A1(図2参照)と略直交する方向(図6の紙面上下方向)にずれた位置に水準器5を固定する。このとき、図2に示すように、棒状部70の長手方向から見て、水準器5のうち第1水準器本体51の少なくとも一部が、胴部3に隠れることなく見える。
The two through
深さゲージ65の長手方向は、回転軸A1に沿っている。深さゲージ65のうち、どの部位にでも水準器5を固定できる。本実施形態では、深さゲージ65(固定部6)は、水準器5と、胴部3のうち回転軸A1に沿った上記一の方向(図2の紙面左右方向)においてグリップ部4及びホルダH1の間の位置にある部位P1とが隣り合うように、水準器5を固定する。胴部3のうち、回転軸A1に沿った上記一の方向においてグリップ部4及びホルダH1の間の位置にある部位P1とは、胴部本体30のうち、固定部6の支持部62と隣接する部位である。つまり、水準器5は、支持部62の付近に固定される。
The longitudinal direction of the
(電動工具を用いた作業の例)
次に、電動工具1を用いた作業の例を説明する。まず、壁材である穴あけ対象100に、穴110の深さ方向が水平方向に沿うように穴110を形成する作業の例を説明する。この作業では、第1水準器本体51と第2水準器本体52とのうち、第1水準器本体51を用いる。
(Example of work using a power tool)
Next, an example of work using the
まず、ユーザは、棒状部70を第2方向D2(図2参照)に回転させて開口部600(図1参照)の直径を大きくすることにより、回転方向R1への水準器5の回転をロック解除する。また、このとき、バンド61(図3参照)が開口部600の中心に向かってゲージ固定部82(図3参照)を引っ張る力が低減することにより、支持部62に対して深さゲージ65が、深さゲージ65の長尺方向に移動することが可能となる。
First, the user rotates the
次に、ユーザは、先端工具T1が形成する穴110の深さを、深さゲージ65を用いて予め指定しておく。すなわち、先端工具T1の先端T10を穴あけ対象100に接触させ、さらに、支持部62に対して、深さゲージ65を回転軸A1に沿った方向に移動させて、深さゲージ65の先端650を穴あけ対象100に接触させる。この状態から、支持部62に対して、深さゲージ65を回転軸A1に沿った方向に移動させることで、先端工具T1で形成する穴110の深さ(ユーザが指定する穴110の深さ)と同じ長さだけ、深さゲージ65を穴あけ対象100から遠ざける。ユーザは、深さゲージ65に形成された目盛りを見ることで、深さゲージ65を所望の距離だけ移動させることができる。以上により、穴110の深さが指定される。
Next, the user designates in advance the depth of the
次に、ユーザは、補助ハンドル7に装着部31の周りを回転方向R1(図6参照)へ回転させることにより、水準器5を見えやすい位置に移動させる。例えば、図2のように補助ハンドルブロックB1を配置する。
Next, the user rotates the
次に、棒状部70を第1方向D1に回転させて開口部600(図1参照)の直径を小さくすることにより、回転方向R1への水準器5の回転をロックする。また、このとき、開口部600の中心に向かってゲージ固定部82(図3参照)が引っ張られることにより、支持部62に対して深さゲージ65が、深さゲージ65の長尺方向に移動することが抑制される。
Next, the
さらに、第1水準器本体51が鉛直方向において溝部531(図5参照)よりも上に位置するように、水準器5を深さゲージ65に対して回転方向R1に回転させる。
Furthermore, the
ユーザは、例えば、図2における紙面右手前側から電動工具1を持つ。より詳細には、ユーザは、右手でグリップ部4を握り、左手で補助ハンドル7を握る。ユーザは、先端工具T1を穴あけ対象100に近づける。ここで、ユーザは、先端工具T1の回転軸A1が水平方向に沿うように、第1水準器本体51を用いて電動工具1の向きを調整する。すなわち、ユーザは、第1水準器本体51の気泡513の中心C1が領域F1の中心に位置するように、電動工具1の向きを調整する。気泡513の中心C1が領域F1の中心に位置するとき、先端工具T1の回転軸A1は水平方向に沿っている。この状態でユーザは、操作部Op1に手動操作を行うことで、先端工具T1を回転させる。
For example, the user holds the
穴あけ対象100に穴110をあけている最中にも、ユーザは、第1水準器本体51を適宜見て、回転軸A1が水平方向に沿うように電動工具1の向きを調整することができる。
Even during the drilling of the
穴110の深さが、深さゲージ65で指定した深さに達すると、深さゲージ65の先端650が穴あけ対象100に接触する。このように、深さゲージ65は、先端工具T1が形成する穴110の深さが指定した深さに達したときに穴あけ対象100に接触することで、穴110が指定した深さよりも深くなることを抑制する。ここで、ユーザは、操作部Op1への手動操作を止める。
When the depth of the
以上の通り、ユーザは、第1水準器本体51を用いて電動工具1の向きを調整することで、穴110の深さ方向が水平方向に沿うように、穴あけ対象100に穴110を形成できる。
As described above, the user can form the
次に、床材である穴あけ対象に、穴の深さ方向が鉛直方向に沿うように穴を形成する作業の例を説明する。以下では、穴あけ対象100が壁材である場合との相違点のみ説明する。
Next, an example of an operation of forming a hole in a floor material to be drilled so that the depth direction of the hole is along the vertical direction will be described. Hereinafter, only differences from the case where the
この作業では、第1水準器本体51と第2水準器本体52(図6参照)とのうち、第2水準器本体52を用いる。第2水準器本体52は、回転方向R1(図7参照)に回転しても、水平を検出する正確さが保たれる。したがって、水準器5を深さゲージ65に対して回転方向R1に回転させるとき、水準器5の位置をどの位置にしてもよい。
In this operation, the second level
ユーザは、例えば、右手でグリップ部4を握り、左手で補助ハンドル7を握る。ユーザは、先端工具T1を穴あけ対象に近づける。ここで、ユーザは、先端工具T1の回転軸A1が鉛直方向に沿うように、第2水準器本体52(図6参照)を用いて電動工具1の向きを調整する。すなわち、ユーザは、回転軸A1に沿った方向から見て第2水準器本体52の気泡が基準線524(図6参照)の内側に位置するように、電動工具1の向きを調整する。回転軸A1に沿った方向から見て気泡が基準線524の内側に位置するとき、先端工具T1の回転軸A1は鉛直方向に沿っている。この状態でユーザは、操作部Op1に手動操作を行うことで、先端工具T1を回転させる。
For example, the user holds the
穴あけ対象に穴をあけている最中にも、ユーザは、第2水準器本体52を適宜見て、回転軸A1が鉛直方向に沿うように電動工具1の向きを調整することができる。
Even while drilling a hole in the drilling object, the user can adjust the direction of the
以上の通り、ユーザは、第2水準器本体52を用いて電動工具1の向きを調整することで、穴の深さ方向が鉛直方向に沿うように、穴あけ対象に穴を形成できる。
As described above, by adjusting the direction of the
(変形例)
次に、実施形態の変形例を列挙する。以下の変形例は、適宜組み合わせて実現されてもよい。
(Modification)
Next, modifications of the embodiment will be listed. The following modifications may be implemented in combination as appropriate.
実施形態の電動工具1は、ハンマドリルであるが、これに限定されず、電動工具1は例えば、インパクトドライバ等のドライバであってもよい。すなわち、先端工具T1は、例えば、ドライバビットであって、電動工具1は、ねじ締め等に用いられてもよい。このとき、水準器5を用いることで、ねじの軸部が水平方向又は鉛直方向に沿うようにねじ締めを行うことができる。また、電動工具1は、打撃力を穴あけ対象100に加えるハンマドリルに限定されず、回転力のみを穴あけ対象100に加えるドリルであってもよい。
The
実施形態において、水準器5が回転軸A1と直交する平面に沿って回転するとは、回転軸A1を中心として水準器5が回転し、かつ、水準器5が回転しながら、回転軸A1と直交する平面に沿って水準器5が平行移動可能であることを指す。実施形態では、水準器5は、回転軸A1と直交する平面に沿っての平行移動はせずに、回転軸A1を中心として回転方向R1に回転する。
In the embodiment, that the
水準器5は、回転軸A1を中心として回転方向R1に回転するのに加えて、回転軸A1と直交する平面に沿って平行移動してもよいし、回転軸A1の方向に平行移動してもよい。また、水準器5は、回転軸A1を中心として回転しながら、回転軸A1と直交する平面に沿って平行移動してもよい。あるいは、水準器5は、回転軸A1を中心とする回転と、回転軸A1と直交する平面に沿った平行移動とを、別々のタイミングで行ってもよい。要するに、胴部3とは独立に水準器5単体で規定される方向(例えば、第1気泡管511の軸方向)と、回転軸A1と直交する平面とがなす所定の角度(実施形態では90°)が、回転の間を通して保たれればよい。言い換えると、水準器5のある1点(例えば、第2気泡管521の中心点)及び別の1点(例えば、挿入孔530の中心点)を結ぶ直線と、回転軸A1と直交する平面とがなす所定の角度(例えば、60°)が、回転の間を通して保たれればよい。なお、所定の角度が厳密に保たれる必要はなく、例えば、胴部3とは独立に水準器5単体で規定される方向と、回転軸A1と直交する平面とがなす角度が、所定の角度に対して±5°の範囲で変化しながら、水準器5が回転してもよい。
In addition to rotating in the rotational direction R1 about the rotational axis A1, the
また、水準器5は、固定部6の深さゲージ65に対して回転方向R1に360°回転可能であってもよいし、360°よりも小さい角度だけ回転可能であってもよい。また、水準器5は、胴部3の周りを回転方向R1に360°回転可能であってもよいし、360°よりも小さい角度だけ回転可能であってもよい。同様に、補助ハンドルブロックB1は、胴部3の周りを回転方向R1に360°回転可能であってもよいし、360°よりも小さい角度だけ回転可能であってもよい。
In addition, the
また、水準器5は、補助ハンドル7とは独立に、胴部3の周りを回転方向R1に回転可能であってもよい。つまり、水準器5と補助ハンドル7とが連動して胴部3の周りを回転方向R1に回転することは、必須ではない。
Further, the
また、水準器5は、第1水準器本体51と第2水準器本体52とのうち、一方のみを含んでいてもよい。また、水準器5は、第1水準器本体51と第2水準器本体52とに加えて、別の水準器本体を含んでいてもよい。
Further, the
また、第1水準器本体51として、第2水準器本体52と同じ形状の水準器本体を、水準器本体の軸方向が回転軸A1と直交する方向に沿うように設けてもよい。
In addition, as the first level
また、第2水準器本体52として、第1水準器本体51と同じ形状の水準器本体を、水準器本体の軸方向が回転軸A1と直交する方向に沿うように設けてもよい。あるいは、第2水準器本体52として、第1水準器本体51と同じ形状の2つの水準器本体を、2つの水準器本体の軸方向が互いに交差し、かつ、2つの水準器本体の軸方向が回転軸A1と直交する方向に沿うように設けてもよい。
Further, as the second level
また、水準器5は、気泡管を有する気泡管型水準器に限定されない。例えば、水準器5は、おもりが取り付けられた指針を有し、地球の重力に従って指針が差す方向を鉛直方向として検出する、指針型水準器であってもよい。あるいは、水準器5は、1又は複数の加速度センサを有し、1又は複数の加速度センサで地球の重力の向きを検出することにより水平方向を検出する水準器であってもよい。あるいは、水準器5は、デジタル式の水準器であってもよい。
Further, the
また、水準器5は、回転軸A1が水平方向に沿っているか否かと、回転軸A1が鉛直方向に沿っているか否かとを検出することに限定されない。例えば、実施形態の第1気泡管511の軸方向が、回転軸A1と直交する平面に対して所定の角度(例えば60°)をなすように、第1水準器本体51を固定部6に固定してもよい。この場合に、第1水準器本体51の気泡513の中心C1が領域F1の中心に位置するように、電動工具1の向きが調整されると、回転軸A1は、水平面に対して所定の角度をなす。したがって、ユーザは、電動工具1により、深さ方向が水平面に対して所定の角度をなす穴を穴あけ対象100にあけることができる。
Further, the
また、水準器5が深さゲージ65を軸として回転することを抑制する構成を設けてもよい。例えば、水準器5のハウジング53に、C字状のクランプ形の部位を設けてもよい。そして、クランプ形の部位は、例えば、ねじ締めされることにより、深さゲージ65を締め付ける。つまり、このとき、ハウジング53の一部が深さゲージ65を締め付けることにより、深さゲージ65を軸とする水準器5の回転が抑制される。
Further, a configuration may be provided in which rotation of the
また、実施形態では、電動工具1の電源にリチウムイオン電池を用いるが、電池は、1次電池でもよいし、リチウムイオン電池以外の2次電池でもよい。また、電動工具1の電源に商用電源等の外部電源を用いてもよい。
In the embodiment, a lithium ion battery is used as a power source of the
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係る電動工具1は、ホルダH1と、胴部3と、グリップ部4と、水準器5と、固定部6と、を備える。ホルダH1は、先端工具T1が回転軸A1を中心に回転できるように先端工具T1を固定する。胴部3には、ホルダH1が固定されている。グリップ部4は、胴部3から突出する。固定部6は、胴部3に取り付けられ、水準器5を固定する。固定部6は、水準器5と一緒に、回転軸A1と直交する平面に沿って胴部3の周りを先端工具T1の回転方向R1に回転可能である。
(Summary)
As described above, the
上記の構成によれば、ユーザは、水準器5を用いることにより、先端工具T1の回転軸A1が所定の方向(例えば、水平方向又は鉛直方向)に沿うように電動工具1の向きを調整することができる。また、水準器5は、固定部6と一緒に、回転軸A1と直交する平面に沿って胴部3の周りを先端工具T1の回転方向R1に回転可能である。したがって、ユーザは、水準器5が見易い状態となるよう水準器5を回転させることができる。例えば、ユーザは、先端工具T1と水準器5とが重ならずに見えるよう水準器5を回転させることができる。
According to the above configuration, the user uses the
また、第2の態様に係る電動工具1は、第1の態様において、補助ハンドル7を更に備える。補助ハンドル7は、固定部6につながっている。補助ハンドル7は、固定部6及び水準器5と一緒に、胴部3の周りを回転方向R1に回転可能である。
Moreover, the
上記の構成によれば、ユーザは、補助ハンドル7に胴部3の周りを回転させるという簡単な操作により、水準器5に胴部3の周りを回転させることができる。
According to the above configuration, the user can rotate the
また、第3の態様に係る電動工具1では、第2の態様において、補助ハンドル7は、棒状部70を有する。棒状部70は、固定部6につながっている。棒状部70は、棒状部70の長手方向において胴部3に向かい合う。固定部6は、棒状部70の長手方向において棒状部70と水準器5との間に胴部3が位置するように水準器5を固定する。
Further, in the
上記の構成によれば、棒状部70側から見て、先端工具T1と水準器5とが重なりにくい。
According to the above configuration, the tip tool T1 and the
また、第4の態様に係る電動工具1では、第3の態様において、固定部6は、棒状部70の長手方向における棒状部70の延長線上から、胴部3を中心として回転方向R1にずれた位置に水準器5を固定する。
Further, in the
もし、棒状部70の長手方向における延長線上に水準器5が設けられていると、棒状部70側から見て、水準器5が胴部3に隠れて見えないことがある。それに対して、上記の構成によれば、棒状部70の長手方向における延長線上からずれた位置に水準器5が固定されているので、水準器5が胴部3に隠れる可能性を低減でき、水準器5が見えやすい。
If the
また、第5の態様に係る電動工具1は、第1〜4の態様のいずれか1つにおいて、操作部Op1を更に備える。操作部Op1は、先端工具T1を回転させるための操作を受け付ける。グリップ部4には、操作部Op1が固定される。固定部6は、水準器5と、胴部3のうち回転軸A1に沿った一の方向においてグリップ部4及びホルダH1の間の位置にある部位P1とが隣り合うように、水準器5を固定する。
Moreover, the
上記の構成によれば、水準器5と、胴部3のうち一の方向においてグリップ部4及びホルダH1の間の位置にある部位P1とが隣り合う。つまり、水準器5と、胴部3のうち一の方向においてグリップ部4と同じ位置にある部位P2(図2参照)とが隣り合う場合と比較して、水準器5が先端工具T1の近くに位置する。したがって、ユーザは、先端工具T1と水準器5との両方を見やすい。
According to the above configuration, the
また、第6の態様に係る電動工具1では、第1〜5の態様のいずれか1つにおいて、固定部6は、棒状の深さゲージ65を含む。深さゲージ65は、先端工具T1が穴あけ対象100に穴110を形成するドリルビットであるときに、穴110の深さが指定した深さに達したときに穴あけ対象100に接触することで、穴110が指定した深さよりも深くなることを抑制する。水準器5には、挿入孔530が形成されている。挿入孔530には、深さゲージ65が挿入されている。水準器5は、挿入孔530に深さゲージ65が挿入されることにより、深さゲージ65に固定されている。
Moreover, in the
上記の構成によれば、固定部6は深さゲージ65を含み、水準器5は深さゲージ65に固定されているので、固定部6と深さゲージ65とを個別に設ける場合と比較して、部材の数を減らすことができる。
According to the above configuration, the fixed
また、第7の態様に係る電動工具1は、第1〜6の態様のいずれか1つにおいて、ロック機構8を更に備える。ロック機構8は、水準器5が胴部3の周りを回転方向R1に回転する動作をロック及びロック解除する。
Moreover, the
上記の構成によれば、水準器5の回転をロック機構8がロックすることにより、ユーザは、水準器5を用いて、水平状態を安定的に検出することができる。
According to the above configuration, when the
また、第8の態様に係る電動工具1では、第1〜7の態様のいずれか1つにおいて、水準器5は、固定部6に対して回転方向R1に回転可能である。
Moreover, in the
上記の構成によれば、水準器5は、固定部6と一緒に胴部3の周りを回転することと、固定部6に対して回転することとが可能である。したがって、水準器5が胴部3の周りを回転するだけの場合と比較して、水準器5の位置を細かく調整できる。
According to the above configuration, the
また、第9の態様に係る電動工具1では、第1〜8の態様のいずれか1つにおいて、水準器5は、固定部6に着脱可能である。
Moreover, in the
上記の構成によれば、水準器5の交換が可能である。
According to the above configuration, the
また、第10の態様に係る電動工具1では、第1〜9の態様のいずれか1つにおいて、水準器5は、第1水準器本体51と、第2水準器本体52と、を含む。第1水準器本体51は、回転軸A1が水平方向に沿っているときに水平状態を検出する。第2水準器本体52は、回転軸A1が鉛直方向に沿っているときに水平状態を検出する。
Further, in the
上記の構成によれば、ユーザは、第1水準器本体51により先端工具T1の回転軸A1が水平方向に沿うように電動工具1の向きを調整することも、第2水準器本体52により先端工具T1の回転軸A1が鉛直方向に沿うように電動工具1の向きを調整することもできる。
According to the above configuration, the user can adjust the direction of the
また、第11の態様に係る水準器5は、第1〜10の態様のいずれか1つに係る電動工具1に備えられる。
Moreover, the
上記の構成によれば、ユーザは、水準器5を用いることにより、先端工具T1の回転軸A1が所定の方向(例えば、水平方向又は鉛直方向)に沿うように電動工具1の向きを調整することができる。また、ユーザは、水準器5が見易い状態となるよう水準器5に胴部3の周りを回転させることができる。
According to the above configuration, the user uses the
また、第12の態様に係る補助ハンドルブロックB1は、ホルダH1と、胴部3と、グリップ部4と、水準器5と、固定部6と、補助ハンドル7と、を備える電動工具1の水準器5、固定部6及び補助ハンドル7を備える。ホルダH1は、先端工具T1が回転軸A1を中心に回転できるように先端工具T1を固定する。胴部3には、ホルダH1が固定されている。グリップ部4は、胴部3から突出する。固定部6は、胴部3に取り付けられ、水準器5を固定する。補助ハンドル7は、固定部6につながっている。固定部6は、水準器5と一緒に、回転軸A1と直交する平面に沿って胴部3の周りを先端工具T1の回転方向R1に回転可能である。補助ハンドル7は、固定部6及び水準器5と一緒に、胴部3の周りを回転方向R1に回転可能である。
In addition, the auxiliary handle block B1 according to the twelfth aspect includes the holder H1, the
上記の構成によれば、ユーザは、水準器5を用いることにより、先端工具T1の回転軸A1が所定の方向(例えば、水平方向又は鉛直方向)に沿うように電動工具1の向きを調整することができる。また、ユーザは、水準器5が見易い状態となるよう水準器5に胴部3の周りを回転させることができる。さらに、ユーザは、補助ハンドル7に胴部3の周りを回転させるという簡単な操作により、水準器5に胴部3の周りを回転させることができる。
According to the above configuration, the user uses the
第2〜10の態様に係る構成については、電動工具1に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
About the structure which concerns on a 2nd-10 aspect, it is not an essential structure for the
1 電動工具
H1 ホルダ
3 胴部
4 グリップ部
5 水準器
6 固定部
T1 先端工具
A1 回転軸
R1 回転方向
7 補助ハンドル
70 棒状部
Op1 操作部
P1 部位
65 深さゲージ
100 穴あけ対象
110 穴
530 挿入孔
8 ロック機構
B1 補助ハンドルブロック
51 第1水準器本体
52 第2水準器本体
DESCRIPTION OF
Claims (12)
前記ホルダが固定された胴部と、
前記胴部から突出するグリップ部と、
水準器と、
前記胴部に取り付けられ、前記水準器を固定する固定部と、を備え、
前記固定部は、前記水準器と一緒に、前記回転軸と直交する平面に沿って前記胴部の周りを前記先端工具の回転方向に回転可能である
ことを特徴とする電動工具。 A holder for fixing the tip tool so that the tip tool can rotate around a rotation axis;
A body to which the holder is fixed;
A grip that protrudes from the body;
With a spirit level,
And a fixing portion attached to the body and fixing the level.
The power tool according to claim 1, wherein the fixing portion is rotatable with the spirit level around the body along a plane orthogonal to the rotation axis in the rotation direction of the tip tool.
前記補助ハンドルは、前記固定部及び前記水準器と一緒に、前記胴部の周りを前記回転方向に回転可能である
ことを特徴とする請求項1記載の電動工具。 It further comprises an auxiliary handle connected to the fixed part,
The power tool according to claim 1, wherein the auxiliary handle is rotatable in the rotational direction around the body together with the fixing portion and the spirit level.
前記棒状部は、前記棒状部の長手方向において前記胴部に向かい合い、
前記固定部は、前記長手方向において前記棒状部と前記水準器との間に前記胴部が位置するように前記水準器を固定する
ことを特徴とする請求項2記載の電動工具。 The auxiliary handle has a rod-like portion connected to the fixing portion,
The rod-shaped portion faces the body portion in the longitudinal direction of the rod-shaped portion,
The power tool according to claim 2, wherein the fixing portion fixes the level so that the body portion is positioned between the bar portion and the level in the longitudinal direction.
ことを特徴とする請求項3記載の電動工具。 The electric power tool according to claim 3, wherein the fixing portion fixes the spirit level at a position shifted in the rotational direction centering on the barrel from an extension of the rod-like portion in the longitudinal direction.
前記グリップ部には、前記操作部が固定され、
前記固定部は、前記水準器と、前記胴部のうち前記回転軸に沿った一の方向において前記グリップ部及び前記ホルダの間の位置にある部位とが隣り合うように、前記水準器を固定する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電動工具。 It further comprises an operation unit that receives an operation for rotating the tip tool,
The operation portion is fixed to the grip portion,
The fixing portion fixes the spirit level so that the spirit level and a portion of the body portion located between the grip portion and the holder in one direction along the rotation axis are adjacent to each other. The electric power tool according to any one of claims 1 to 4, characterized in that:
前記深さゲージは、前記先端工具が穴あけ対象に穴を形成するドリルビットであるときに、前記穴の深さが指定した深さに達したときに前記穴あけ対象に接触することで、前記穴が前記指定した深さよりも深くなることを抑制し、
前記水準器には、前記深さゲージが挿入されている挿入孔が形成されており、
前記水準器は、前記挿入孔に前記深さゲージが挿入されることにより、前記深さゲージに固定されている
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電動工具。 The fixed part includes a rod-like depth gauge,
When the depth tool is a drill bit for forming a hole in a drilling target, the depth gauge contacts the drilling target when the depth of the hole reaches a specified depth, thereby the hole Suppress the depth from becoming deeper than the specified depth,
The level has an insertion hole into which the depth gauge is inserted,
The power tool according to any one of claims 1 to 5, wherein the level is fixed to the depth gauge by inserting the depth gauge into the insertion hole.
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電動工具。 The power tool according to any one of claims 1 to 6, further comprising a lock mechanism that locks and unlocks the movement of the level in the rotational direction around the barrel.
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の電動工具。 The power tool according to any one of claims 1 to 7, wherein the level is rotatable in the rotational direction with respect to the fixed portion.
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の電動工具。 The power tool according to any one of claims 1 to 8, wherein the level is removable from the fixing portion.
前記回転軸が水平方向に沿っているときに水平状態を検出する第1水準器本体と、
前記回転軸が鉛直方向に沿っているときに水平状態を検出する第2水準器本体と、を含む
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の電動工具。 The level is
A first level main body detecting a horizontal state when the rotation axis is in the horizontal direction;
The electric power tool according to any one of claims 1 to 9, further comprising: a second level main body which detects a horizontal state when the rotation axis is along the vertical direction.
ことを特徴とする水準器。 A level provided in the power tool according to any one of claims 1 to 10.
前記ホルダが固定された胴部と、
前記胴部から突出するグリップ部と、
水準器と、
前記胴部に取り付けられ、前記水準器を固定する固定部と、
前記固定部につながっている補助ハンドルと、を備える電動工具の前記水準器、前記固定部及び前記補助ハンドルを備え、
前記固定部は、前記水準器と一緒に、前記回転軸と直交する平面に沿って前記胴部の周りを前記先端工具の回転方向に回転可能であり、
前記補助ハンドルは、前記固定部及び前記水準器と一緒に、前記胴部の周りを前記回転方向に回転可能である
ことを特徴とする補助ハンドルブロック。 A holder for fixing the tip tool so that the tip tool can rotate around a rotation axis;
A body to which the holder is fixed;
A grip that protrudes from the body;
With a spirit level,
A fixing part attached to the body part and fixing the level;
An auxiliary handle connected to the fixed portion, the level of the power tool, the fixed portion, and the auxiliary handle.
The fixing portion is rotatable in the rotation direction of the tip tool around the barrel along a plane orthogonal to the rotation axis together with the spirit level,
The auxiliary handle block is characterized in that the auxiliary handle is rotatable in the rotational direction around the body together with the fixed portion and the spirit level.
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