JP2019086906A - 監視装置、システム、方法およびプログラム - Google Patents

監視装置、システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商業施設やテーマパークなどで来場者を探す場合、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することを可能にする監視装置、システム、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】監視装置100は、キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける顔画像入力部11と、複数の人物の顔画像および顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する画像検索部101とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、施設への来場者を監視する、監視装置、システム、方法およびプログラムに関する。
商業施設やテーマパークなどで迷子やその保護者などの捜索対象者を捜す場合、一般的には、捜索対象者を放送で呼び出すことが多い。しかし、この方法では、捜索対象者の発見/再会までに時間を要する可能性が高い。
来場者に電子タグやGPS(Global Positioning System)装置を貸し出し、捜索対象者の所持する電子タグやGPS装置を捜索する方法もあるが、来場者にとっては荷物が増えるため邪魔である。また、貸出装置の紛失や破損等のリスクもある。
これに対し、特許文献1に記載の方法では、まず、来場者の操作により、登録装置がグループメンバの顔画像を各グループメンバの携帯端末に登録する。捜索の際には、捜索者(捜索する人)は、携帯端末に登録されている顔画像を監視端末に読み込ませ、捜索対象者(捜索される人)の顔画像を選択する。そして、サーバ装置が施設内の監視カメラの撮像画像と捜索対象者の顔画像とを照合することで捜索対象者の居場所を確認し、監視端末が捜索結果を表示する。これにより、捜索者は捜索対象者の最新の居場所を監視端末で確認することが可能になるため、発見/再開までに要する時間を短縮できる可能性を向上できる。
特開2004−177997号公報 特開2013−196423号公報
しかし、特許文献1に記載の方法では、グループメンバの顔画像を携帯端末に登録するため、各来場者が携帯端末を保持する必要がある。そのため、来場者が携帯端末を所有していない場合には、来場者へ携帯端末を貸し出す必要があるため、来場者にとっては荷物が増加する。また、貸出端末の紛失や破損等のリスクもある。
本発明の目的は、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することを可能にする、監視装置、システム、方法およびプログラムを提供することにある。
上述の問題を解決するために、本発明の監視装置は、キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける顔画像入力部と、複数の人物の前記顔画像および前記顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する画像検索部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の監視方法は、キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付け、複数の人物の前記顔画像および前記顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力することを特徴とする。
また、本発明の監視プログラムは、コンピュータに、キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける顔画像入力機能と、複数の人物の前記顔画像および前記顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する画像検索機能とを実現させることを特徴とする。
本発明の監視装置、システム、方法およびプログラムにより、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
本発明の第一の実施形態の監視装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の監視装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の監視装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の監視装置の動作例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の監視システムの構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の監視装置および対応情報記憶装置の構成例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の監視装置の構成例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の監視装置の動作例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の監視装置の動作例を示す図である。 本発明の第六の実施形態の監視装置の構成例を示す図である。 本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態の監視装置100の構成例を示す。
本実施形態の監視装置10は、顔画像入力部11、画像検索部101および対応情報記憶部12により構成される。
顔画像入力部11は、キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける部分である。画像検索部101は、複数の人物の顔画像および顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する部分である。
このように監視装置100を構成することによって、監視装置100は、複数の人物の顔画像および顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する。これにより、監視装置100の利用者は、キーとなる人物に対応付けられた人物がいるかどうかを知ることが可能になる。たとえば、施設のスタッフが一人でいる子どもを発見した場合に、その子どもが特定の機器を保持していなくても、その子どもと一緒に来場した人物がいるかを知り、声掛けや保護等の対応を行うことが可能になる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
次に、図2に本実施形態の監視装置100の動作の例を示す。
顔画像入力部11は、キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける(ステップS401)。次に、画像検索部101は、複数の人物の顔画像および顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する(ステップS402)。
このように動作することによって、監視装置100は、複数の人物の顔画像および顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する。これにより、監視装置100の利用者は、キーとなる人物に対応付けられた人物がいるかどうかを知ることが可能になる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、監視装置100は、複数の人物の顔画像および顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する。これにより、監視装置100の利用者は、キーとなる人物に対応付けられた人物がいるかどうかを知ることが可能になる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。
図3に本実施形態の監視装置10の構成例を示す。
本実施形態の監視装置10は、顔画像入力部11、画像検索部101、対応情報記憶部12、対応画像取得部13、監視画像記憶部14、監視画像特定部15および位置情報出力部16により構成される。
顔画像入力部11は、キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける部分である。画像検索部101は、複数の人物の顔画像および顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているか検索する部分である。対応画像取得部13は、対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているとき、対応情報記憶部12から、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像を対応画像として取得する部分である。監視画像特定部15は、監視カメラが撮影した監視画像を記憶する監視画像記憶部14の監視画像の中から、対応画像の人物が撮影されている監視画像を特定する部分である。位置情報出力部16は、特定された監視画像を撮影した監視カメラの位置情報を出力する部分である。
このように監視装置10を構成することによって、監視装置10は、キー画像の入力を受け付け、対応情報記憶部12から、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像を対応画像として取得する。そして、監視画像の中から、対応画像の人物が撮影されている監視画像を特定し、特定された監視画像を撮影した監視カメラの位置情報を出力する。これにより、監視装置10の利用者は、捜索対象者に対応する人物の顔画像を監視装置10に入力することにより、その人物に対応する捜索対象者が監視カメラに撮影された位置を知ることが可能になる。つまり、施設のスタッフが迷子を発見した場合、その保護者が特定の機器を保持していなくても、迷子の顔画像を監視装置10に入力することにより、その保護者の位置を知ることが可能になる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
次に、図4に本実施形態の監視装置10の動作の例を示す。
顔画像入力部11は、キー画像の入力を受け付ける(ステップS101)。画像検索部101は、対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているか検索する。対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているとき、対応画像取得部13は、対応情報記憶部12から、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像を対応画像として取得する(ステップS102)。監視画像特定部15は、監視画像記憶部14の監視画像の中から、対応画像の人物が撮影されている監視画像を特定する(ステップS103)。位置情報出力部16は、特定された監視画像を撮影した監視カメラの位置情報を出力する(ステップS104)。
このように動作することによって、監視装置10は、キー画像の入力を受け付け、対応情報記憶部12から、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像を対応画像として取得する。そして、監視画像の中から、対応画像の人物が撮影されている監視画像を特定し、特定された監視画像を撮影した監視カメラの位置情報を出力する。これにより、監視装置10の利用者は、捜索対象者に対応する人物の顔画像を監視装置10に入力することにより、その人物に対応する捜索対象者が監視カメラに撮影された位置を知ることが可能になる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、監視装置10は、キー画像の入力を受け付け、対応情報記憶部12から、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像を対応画像として取得する。そして、監視画像の中から、対応画像の人物が撮影されている監視画像を特定し、特定された監視画像を撮影した監視カメラの位置情報を出力する。これにより、監視装置10の利用者は、捜索対象者に対応する人物の顔画像を監視装置10に入力することにより、その人物に対応する捜索対象者が監視カメラに撮影された位置を知ることが可能になる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
[第三の実施形態]
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。本実施形態では、監視装置20について、より具体的な例を用いて説明する。
まず、図5に本実施形態の監視システムの構成例を示す。本実施形態の送受信システムは、監視装置20、監視端末50、対応情報記憶装置60、対応情報登録端末70、監視カメラ80(80−1〜80−n(nは1以上の整数))により構成される。なお、監視装置20は、対応情報記憶装置60の機能を備えていても良い。また、監視端末50は、対応情報登録端末70の機能を備えていても良い。
次に、図6に本実施形態の監視装置20および対応情報記憶装置60の構成例を示す。
本実施形態の対応情報記憶装置60は、第二の実施形態の監視装置10の対応情報記憶部12を備える。対応情報記憶部12は、複数の人物の顔画像および顔画像の対応関係を記憶する部分である。利用者は、対応情報登録端末70を用いて対応情報記憶部12に顔画像および顔画像の対応関係を登録する。
たとえば、保護者と子どもが施設へ入場する際に、施設のスタッフが、二人が同時に写った写真を、対応情報登録端末70を用いて撮影する。そして、対応情報登録端末70は、撮影した写真を対応情報記憶装置60に記憶させる。これにより、保護者と子どもの顔画像が対応付けられて対応情報記憶部12に記憶される。
なお、対応情報登録端末70は、通信機能を備えるカメラや、カメラ機能を備える通信端末等である。あるいは、対応情報登録端末70は入場ゲートに備えられ、来場者を自動で撮影しても良い。また、対応情報登録端末70は、顔画像を一人ずつ撮影し、撮影された顔画像を対応付けて対応情報記憶装置60に記憶させても良い。また、一つの顔画像には、一つ以上の顔画像を対応付けることが可能である。
本実施形態の監視装置20は、第二の実施形態の監視装置10から、対応情報記憶部12を除いた構成である。
顔画像入力部11は、キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける部分である。利用者は、監視端末50を用いて対応情報記憶装置60の顔画像入力部11にキー画像を入力する。
たとえば、施設のスタッフが、迷子を見つけたとき、監視端末50を用いて迷子を撮影する。そして、監視端末50が顔画像入力部11に迷子の顔画像を入力する。この場合は子どもの顔画像がキー画像である。あるいは、子どもがいないことに気付いた保護者がスタッフに声掛けした際などに、スタッフが、監視端末50を用いて保護者を撮影する。この場合は保護者の顔画像がキー画像である。
画像検索部101は、対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているか検索する部分である。対応画像取得部13は、対応情報記憶部12にキー画像と同一人物の顔画像が記憶されているとき、対応情報記憶部12から、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像を対応画像として取得する部分である。ここで対応画像取得部13が取得する対応画像は、捜索対象者の顔画像である。
たとえば、子どもの顔画像がキー画像である場合、画像検索部101は、キー画像(子どもの顔画像)と同一人物と判断される顔画像を対応情報記憶部12に登録された顔画像の中から検索する。そして、対応画像取得部13は、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像(保護者の顔画像)を対応情報記憶部12から取得する。同様に、保護者の顔画像がキー画像である場合は、対応画像取得部13は、その保護者に対応する子どもの顔画像を取得する。
監視画像記憶部14は、監視カメラ80(80−1〜80−n)が撮影した監視画像を記憶する部分である。本実施形態では、監視画像記憶部14は、過去所定時間に撮影された監視画像を、撮影時刻の情報および撮影した監視カメラ80の位置情報とあわせて記憶しているものとする。
監視画像特定部15は、監視画像記憶部14の監視画像の中から、対応画像の人物が撮影されている監視画像を特定する部分である。つまり、監視画像特定部15は、捜索対象者が撮影されている監視画像を特定する。なお、キー画像の人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像が複数あり、対応画像取得部13が対応画像を複数取得した場合、監視画像特定部15は、対応画像のすべてについて監視画像を特定しても良いし、所定の対応画像について監視画像を特定しても良い。また、監視画像特定部15は対応画像の人物が撮影されている監視画像をすべて特定しても良いし、最新の監視画像など所定の条件を満たす監視画像のみを特定しても良い。
位置情報出力部16は、監視画像特定部15が特定した監視画像を撮影した監視カメラ80の位置情報を出力する部分である。本実施形態では、位置情報出力部16は、監視端末50へ位置情報を出力し、監視端末50がその位置情報を表示するものとする。このようにすることで、監視カメラ80に捜索対象者が撮影された位置を、監視端末50が表示する。
なお、位置情報出力部16が、位置情報とあわせて、対応画像、特定された監視画像、監視画像の撮影時刻の情報等を出力し、監視端末50がそれらの情報を表示しても良い。
このように監視装置20を構成することによって、監視装置20は、キー画像の入力を受け付け、対応情報記憶部12から、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像を対応画像として取得する。そして、監視画像の中から、対応画像の人物が撮影されている監視画像を特定し、特定された監視画像を撮影した監視カメラの位置情報を出力する。これにより、監視装置20の利用者は、捜索対象者に対応する人物の顔画像を監視装置20に入力することにより、その人物に対応する捜索対象者が監視カメラに撮影された位置を知ることが可能になる。つまり、施設のスタッフが迷子を発見した場合、その保護者が特定の機器を保持していなくても、迷子の顔画像を監視装置20に入力することにより、その保護者の位置を知ることが可能になる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
次に、図4を用いて本実施形態の監視システムの動作例について説明する。ここでは、スタッフが迷子を発見したときの動作について説明する。
まず、来場者が施設に入場する際、スタッフが対応情報登録端末70を用いて、来場者の写真、たとえば、保護者と子どもが一緒に写っている写真を撮影する。そして、対応情報登録端末70は、その写真を対応情報記憶装置60に登録する。これにより、保護者の顔画像と子どもの顔画像とそれらが対応していることが対応情報記憶部12に登録される。
次に、スタッフは、迷子を発見したとき、迷子の写真を、監視端末50を用いて撮影する。そして、監視端末50が迷子の写真(キー画像)を監視装置20に入力することによって、監視装置20はキー画像の入力を受け付ける(ステップS101)。
次に、監視装置20は、対応情報記憶部12から、キー画像と同一人物(迷子)の顔画像を検索し、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像(保護者の顔画像)を対応画像として取得する(ステップS102)。
次に、監視画像特定部15は、監視画像記憶部14の監視画像の中から、対応画像の人物(保護者)が撮影されている監視画像を特定する(ステップS103)。
そして、位置情報出力部16は、監視画像特定部15が特定した監視画像を撮影した監視カメラ80の位置情報を出力する(ステップS104)。
このように動作することによって、監視装置20は、キー画像の入力を受け付け、対応情報記憶部12から、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像を対応画像として取得する。そして、監視画像の中から、対応画像の人物が撮影されている監視画像を特定し、特定された監視画像を撮影した監視カメラの位置情報を出力する。これにより、監視装置20の利用者は、捜索対象者に対応する人物の顔画像を監視装置20に入力することにより、その人物に対応する捜索対象者が監視カメラに撮影された位置を知ることが可能になる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第三の実施形態では、監視装置20は、キー画像の入力を受け付け、対応情報記憶部12から、キー画像と同一人物の顔画像に対応する顔画像を対応画像として取得する。そして、監視画像の中から、対応画像の人物が撮影されている監視画像を特定し、特定された監視画像を撮影した監視カメラの位置情報を出力する。これにより、監視装置20の利用者は、捜索対象者に対応する人物の顔画像を監視装置20に入力することにより、その人物に対応する捜索対象者が監視カメラに撮影された位置を知ることが可能になる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
[第四の実施形態]
次に、本発明の第四の実施の形態について説明する。
第三の実施形態の監視装置20は、捜索対象者が施設内にいる場合には、捜索対象者を捜索することができる。しかし、捜索対象者が施設外に出ている場合には、捜索対象者を捜索することができない。
そのため、本実施形態の監視装置30は、対応情報記憶部12に顔画像が記憶されている人物が単独で施設から退場しようとしている場合に、施設スタッフが所持する監視端末50に通知する。
対応情報記憶部12に顔画像が記憶されている人物は、誰かと一緒に施設へ来場した人物である。そのため、対応情報記憶部12に顔画像が記憶されている人物が単独で施設から退場しようとしている場合は、正常な退場ではない可能性が高い。本実施形態の監視装置30は、このような場合に、監視端末50へ通知を行う。
まず、図7に本実施形態の監視装置30の構成例を示す。
監視装置30(図7)は、第二の実施形態の監視装置10(図3)に対して、監視画像入力部37、対応関係判定部38および通知部39を追加した構成である。なお、対応情報記憶部12および監視画像記憶部14は、監視装置30とは異なる装置上にあっても良い。
なお、顔画像入力部11、画像検索部101、対応情報記憶部12、対応画像取得部13、監視画像記憶部14、監視画像特定部15および位置情報出力部16については、第三の実施形態と同様のため、説明を省略する。
監視画像入力部37は、所定の監視カメラ80(第二の監視カメラ)から監視画像(第二の監視画像)を逐次受信する部分である。本実施形態では、監視画像入力部37は、退場ゲートにある監視カメラ80が撮影した監視画像を受信するものとするが、他の監視カメラ80の監視画像を受信しても良い。
対応関係判定部38は、第二の監視画像(第二の監視カメラで撮影された監視画像)で撮影されている被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する部分である。
対応情報記憶部12に被写人物と同一人物の顔画像が記憶されている場合、被写人物と被写人物に対応する人物は、同時に退場する可能性が高い。そのため、対応情報記憶部12に被写人物と同一人物の顔画像が記憶されていて、被写人物が一人で退場しようとしている場合には、迷子が退場しようとしているなど、異常な状態である可能性が高いと考えられる。したがって、本実施形態の対応情報記憶部12は、被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する。
まず、対応関係判定部38は、被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されているかどうか確認し、被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されているときに、被写人物が一人でいるかどうかを判定する。たとえば、対応関係判定部38は、以下の条件の一つ以上を組み合わせた条件を満たすとき(たとえば、以下の条件を三つとも満たすとき)に、被写人物が退場ゲートから単独で退場していると判定する。
・被写人物と手をつないだ人物がいない。
・被写人物が会話している人物がいない。
・被写人物から所定距離内に他の人物がいない。
通知部39は、被写人物が一人でいると判定したときに通知を行う部分である。たとえば、通知部39は、通知を監視端末50へ出力する。この通知を監視端末50が受け取った際、施設スタッフが退場しようとしている被写人物に対して声掛け等の対応を行うことにより、子どもが単独で施設の外に出てしまうことを未然に防ぐことが可能になる。
さらに、対応関係判定部38は、被写人物が一人でいると判定したときに、被写人物の顔画像を顔画像入力部11に入力しても良い。このようにすると、対応画像取得部13は、退場ゲートでの被写人物に対応する人物(たとえば、子どもの保護者)の顔画像を対応情報記憶部12から取得し、位置情報出力部16が、その人物の居場所を監視端末50や監視装置30の表示部に出力する。これにより、施設のスタッフは、単独で退場しようとしていた子どもの保護者を捜して声掛けをすることが可能になる。
なお、対応情報記憶部12に対応関係を記憶させる際に、各顔画像に大人/子ども等の属性を付与しておくことで、大人の単独退場や大人だけで構成されるグループに関しては通知を行わないようにすることも可能である。
このように監視装置30を構成することによって、監視装置30は、第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する。そして、被写人物が一人でいると判定したとき、通知を出力する。これにより、迷子等の単独退場を未然に防ぎ、迷子の保護者が迷子を捜すまでの時間を短縮することができる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
施設からの退場を監視する方法として、特許文献2に記載の方法では、監視対象者の顔画像を照合して、監視対象者が施設から出ようとしている場合に通知を行う。しかし、この方法は、正常な状態では監視対象者が施設を退場しないことを前提としているため、正常な退場を行う人物が多くいる場合には適用することができない。
これに対し、本実施形態の監視装置30は、誰かと一緒に来場した人物が単独で退場しようとしているときに通知を行う。これにより、正常な退場でもアラームが通知されてしまう可能性を抑制することが可能になる。
次に、図8に本実施形態の監視装置30の動作例を示す。
まず、来場者が施設へ入場した際に、スタッフが対応情報登録端末70を用いて、来場者の写真、ここでは、保護者と子どもが一緒に写っている写真を撮影する。そして、対応情報登録端末70は、その写真を対応情報記憶装置60に登録する。これにより、保護者の顔画像と子どもの顔画像とそれらが対応していることが対応情報記憶部12に登録される。
監視装置30は、所定の監視カメラ80から監視画像(第二の監視画像)を逐次受信する(ステップS201)。次に、監視装置30は、第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されているか確認する。次に、監視装置30は、被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されているとき(ステップS202でYES)、被写人物が一人でいるかどうか判定する。そして、被写人物が一人でいると判定したとき(ステップS203でYES)、監視装置30は、その旨を監視端末50等へ通知する(ステップS204)。
また、被写人物が一人でいると判定したとき、監視装置30は、被写人物の顔画像をキー画像として顔画像入力部11に入力することで、被写人物に対応する人物の居場所を監視端末50等へ出力することが可能である。このときの動作例については、第三の実施形態(図4)と同様のため、説明を省略する。
なお、監視装置30は、ステップS202で被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像を取得し、被写人物が一人でいると判定したとき、取得した顔画像を対応画像として監視画像特定部15へ入力しても良い。このようにすることでも被写人物に対応する人物の居場所を監視端末50等へ出力することができる。
このように動作することによって、監視装置30は、第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する。そして、被写人物が一人でいると判定したとき、通知を出力する。これにより、迷子等の単独退場を未然に防ぎ、迷子の保護者が迷子を捜すまでの時間を短縮することができる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第四の実施形態では、監視装置30は、第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する。そして、被写人物が一人でいると判定したとき、通知を出力する。これにより、迷子等の単独退場を未然に防ぎ、迷子の保護者が迷子を捜すまでの時間を短縮することができる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
[第五の実施形態]
次に、本発明の第五の実施の形態について説明する。本実施形態は、対応情報記憶部12に顔画像が記憶されている人物が、対応関係にない人物と一緒に施設を退場しようとしているときに施設スタッフに通知する形態である。
本実施形態の監視装置30の構成例は、図7と同様である。また、監視画像入力部37については、第四の実施形態と同様である。
本実施形態では、対応関係判定部38が、被写人物が一人でいないと判定したとき、さらに、被写人物と一緒にいる人物が、被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物かどうか判定する。そして、通知部39は、被写人物と一緒にいる人物が被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物と異なる場合に、監視端末50等への通知を行う。
なお、対応情報記憶部12が記憶する顔画像には二人以上の人物を対応付けることが可能である。しかし、本実施形態のように退場者の対応関係を判定する場合は、保護者一人に対応付ける子どもの数は一人とすることが望ましい。このようにすると、子ども同士で退場しようとしている場合にも、監視装置30が監視端末50へ通知し、子どもを施設スタッフが保護することが可能になる。
また、被写人物が正しい対応関係の人物と退場している場合には、監視装置30は、対応情報記憶部12に記憶された被写人物の顔画像に退場済みを記録しても良い。また、対応関係にある人物が全員退場した場合には、それらの人物の顔画像を対応情報記憶部12から削除しても良い。
このように監視装置30を構成することによって、監視装置30は、第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する。また、被写人物が一人でないとき、さらに、被写人物と一緒にいる人物が、被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物かどうか判定する。そして、被写人物と一緒にいる人物が被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物と異なる場合に、通知を行う。これにより、迷子が保護者以外の人物と退場することを未然に防ぎ、迷子の保護者が迷子を捜すまでの時間を短縮することができる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
次に、図9に本実施形態の監視装置30の動作例を示す。
ステップS201からステップS202までは、第四の実施形態と同様のため、説明を省略する。
ステップS203で被写人物が一人でないと判定したとき(ステップS203でNO)、対応関係判定部38は、さらに、被写人物と一緒にいる人物が、被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物かどうか判定する。そして、通知部39は、被写人物と一緒にいる人物が、被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物と異なる場合(ステップS305でNO)、監視端末50等へ通知する(ステップS306)。
このように動作することによって、監視装置30は、第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する。また、被写人物が一人でないとき、さらに、被写人物と一緒にいる人物が、被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物かどうか判定する。そして、被写人物と一緒にいる人物が被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物と異なる場合に、通知を行う。これにより、迷子が保護者以外の人物と退場することを未然に防ぎ、迷子の保護者が迷子を捜すまでの時間を短縮することができる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第五の実施形態では、監視装置30は、第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する。また、被写人物が一人でないとき、さらに、被写人物と一緒にいる人物が、被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物かどうか判定する。そして、被写人物と一緒にいる人物が被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物と異なる場合に、通知を行う。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
[第六の実施形態]
次に、本発明の第六の実施の形態について説明する。本実施形態は、第四あるいは第五の実施形態の監視装置30(図7)から、退場監視機能を独立させた形態である。
まず、図10に本実施形態の監視装置40の構成例を示す。本実施形態の監視装置40は、監視画像入力部37、顔画像入力部41、画像検索部101、対応情報記憶部12、対応関係判定部48および通知部39により構成される。
顔画像入力部41は、キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける部分である。
監視画像入力部37は、所定の監視カメラから監視画像を逐次受信し、監視画像で撮影されている被写人物の顔画像をキー画像として顔画像入力部41へ入力する部分である。
対応情報記憶部12は、複数の人物の顔画像および顔画像の対応関係を記憶する部分である。
画像検索部101は、対応情報記憶部12にキー画像(本実施形態の場合、被写人物の顔画像)と同一人物の顔画像が記憶されているか検索する部分である。
対応関係判定部48は、被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する部分である。また、対応関係判定部48は、さらに、被写人物が一人ではないと判定したとき、被写人物と一緒にいる人物が被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物かどうか判定しても良い。
通知部39は、被写人物が一人でいると判定したときに通知を行う部分である。また、通知部39は、さらに、被写人物と一緒にいる人物が被写人物と同一人物の顔画像に対応する顔画像の人物と異なる場合に通知を行っても良い。
このように監視装置40を構成することによって、監視装置40は、監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する。そして、被写人物が一人でいると判定したとき、通知を出力する。これにより、迷子等の単独退場を未然に防ぎ、迷子の保護者が迷子を捜すまでの時間を短縮することができる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
なお、本実施形態の監視装置40の動作例は、第四あるいは第五の実施形態の監視装置30の退場監視機能の動作例(図8あるいは図9)と同様のため、説明を省略する。
以上で説明したように、本発明の第六の実施形態では、監視装置40は、監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の顔画像が対応情報記憶部12に記憶されている場合、被写人物が一人でいるかどうかを判定する。そして、被写人物が一人でいると判定したとき、通知を出力する。これにより、迷子等の単独退場を未然に防ぎ、迷子の保護者が迷子を捜すまでの時間を短縮することができる。そのため、来場者が特定の機器を保持しなくても、来場者の捜索に要する時間を短縮できる可能性を向上することが可能になる。
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態における監視装置(10、20、30、40、100)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、監視装置は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、監視装置は、専用の装置として実現してもよい。また、監視装置の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。
図11は、本発明の各実施形態の監視装置を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94、不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を備える。
通信インタフェース91は、各実施形態の監視装置が、有線あるいは/および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、監視装置を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、たとえば、図11に例示した情報処理装置90により監視装置を構成し、この監視装置に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、監視装置に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、監視装置のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、監視装置の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用して監視装置内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける顔画像入力部と、
複数の人物の前記顔画像および前記顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する画像検索部と
を備えることを特徴とする監視装置。
(付記2)
前記対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているとき、前記対応情報記憶部から、前記キー画像と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像を対応画像として取得する対応画像取得部と、
監視カメラが撮影した監視画像を記憶する監視画像記憶部の前記監視画像の中から、前記対応画像の人物が撮影されている前記監視画像を特定する監視画像特定部と、
前記特定された前記監視画像を撮影した前記監視カメラの位置情報を出力する位置情報出力部と、
をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の監視装置。
(付記3)
前記位置情報出力部は、前記位置情報とともに、前記特定された前記監視画像の撮影時刻の情報、前記特定された前記監視画像、前記対応画像のいずれか一つ以上を出力する
ことを特徴とする付記2に記載の監視装置。
(付記4)
所定の第二の監視カメラから第二の監視画像を逐次受信する監視画像入力部と、
前記第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の前記顔画像が前記対応情報記憶部に記憶されている場合、前記被写人物が一人でいるかどうかを判定する対応関係判定部と、
前記被写人物が一人でいると判定したときに通知を行う通知部と、
をさらに備えることを特徴とする付記2あるいは付記3に記載の監視装置。
(付記5)
前記対応関係判定部は、前記被写人物から所定距離内に他の人物がいない、前記被写人物と手をつないだ人物がいない、前記被写人物と会話している人物がいない、の一つ以上を組み合わせた条件を満たすとき、前記被写人物が一人でいると判定する
ことを特徴とする付記4に記載の監視装置。
(付記6)
前記顔画像入力部は、前記被写人物が一人でいると判定されたとき、前記被写人物の前記顔画像を前記キー画像として受け付ける
ことを特徴とする付記4あるいは付記5に記載の監視装置。
(付記7)
前記対応関係判定部は、前記被写人物が一人ではないと判定したとき、さらに、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物かどうか判定し、
前記通知部は、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なる場合に前記通知を行う
ことを特徴とする付記4から付記6のいずれかに記載の監視装置。
(付記8)
前記顔画像入力部は、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なると判定されたとき、前記被写人物の前記顔画像を前記キー画像として受け付ける
ことを特徴とする付記7に記載の監視装置。
(付記9)
所定の監視カメラから監視画像を逐次受信し、前記監視画像で撮影されている被写人物の前記顔画像を前記キー画像として前記顔画像入力部へ入力する監視画像入力部と、
前記被写人物と同一人物の前記顔画像が前記対応情報記憶部に記憶されている場合、前記被写人物が一人でいるかどうかを判定する対応関係判定部と、
前記被写人物が一人でいると判定したときに通知を行う通知部と、
を備えることを特徴とする付記1に記載の監視装置。
(付記10)
前記対応関係判定部は、前記被写人物から所定距離内に他の人物がいない、前記被写人物と手をつないだ人物がいない、前記被写人物と会話している人物がいない、の一つ以上を組み合わせた条件を満たすとき、前記被写人物が一人でいると判定する
ことを特徴とする付記9に記載の監視装置。
(付記11)
前記対応関係判定部は、前記被写人物が一人ではないと判定したとき、さらに、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物かどうか判定し、
前記通知部は、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なる場合に前記通知を行う
ことを特徴とする付記9あるいは付記10に記載の監視装置。
(付記12)
付記2から付記11のいずれかに記載の監視装置と、
前記監視カメラと
を備えることを特徴とする監視システム。
(付記13)
キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付け、
複数の人物の前記顔画像および前記顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する
ことを特徴とする監視方法。
(付記14)
前記対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているとき、前記対応情報記憶部から、前記キー画像と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像を対応画像として取得し、
監視カメラが撮影した監視画像を記憶する監視画像記憶部の前記監視画像の中から、前記対応画像の人物が撮影されている前記監視画像を特定し、
前記特定された前記監視画像を撮影した前記監視カメラの位置情報を出力する
ことを特徴とする付記13に記載の監視方法。
(付記15)
前記位置情報とともに、前記特定された前記監視画像の撮影時刻の情報、前記特定された前記監視画像、前記対応画像のいずれか一つ以上を出力する
ことを特徴とする付記14に記載の監視方法。
(付記16)
所定の第二の監視カメラから第二の監視画像を逐次受信し、
前記第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の前記顔画像が前記対応情報記憶部に記憶されている場合、前記被写人物が一人でいるかどうかを判定し、
前記被写人物が一人でいると判定したときに通知を行う
ことを特徴とする付記14あるいは付記15に記載の監視方法。
(付記17)
前記被写人物から所定距離内に他の人物がいない、前記被写人物と手をつないだ人物がいない、前記被写人物と会話している人物がいない、の一つ以上を組み合わせた条件を満たすとき、前記被写人物が一人でいると判定する
ことを特徴とする付記16に記載の監視方法。
(付記18)
前記被写人物が一人でいると判定されたとき、前記被写人物の前記顔画像を前記キー画像として受け付ける
ことを特徴とする付記16あるいは付記17に記載の監視方法。
(付記19)
前記被写人物が一人ではないと判定したとき、さらに、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物かどうか判定し、
前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なる場合に前記通知を行う
ことを特徴とする付記16から付記18のいずれかに記載の監視方法。
(付記20)
前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なると判定されたとき、前記被写人物の前記顔画像を前記キー画像として受け付ける
ことを特徴とする付記19に記載の監視方法。
(付記21)
所定の監視カメラから監視画像を逐次受信し、前記監視画像で撮影されている被写人物の前記顔画像を前記キー画像とし、
前記被写人物と同一人物の前記顔画像が前記対応情報記憶部に記憶されている場合、前記被写人物が一人でいるかどうかを判定し、
前記被写人物が一人でいると判定したときに通知を行う
ことを特徴とする付記13に記載の監視方法。
(付記22)
前記被写人物から所定距離内に他の人物がいない、前記被写人物と手をつないだ人物がいない、前記被写人物と会話している人物がいない、の一つ以上を組み合わせた条件を満たすとき、前記被写人物が一人でいると判定する
ことを特徴とする付記21に記載の監視方法。
(付記23)
前記被写人物が一人ではないと判定したとき、さらに、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物かどうか判定し、
前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なる場合に前記通知を行う
ことを特徴とする付記21あるいは付記22に記載の監視方法。
(付記24)
コンピュータに、
キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける顔画像入力機能と、
複数の人物の前記顔画像および前記顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する画像検索機能と
を実現させることを特徴とする監視プログラム。
(付記25)
前記対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているとき、前記対応情報記憶部から、前記キー画像と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像を対応画像として取得する対応画像取得機能と、
監視カメラが撮影した監視画像を記憶する監視画像記憶部の前記監視画像の中から、前記対応画像の人物が撮影されている前記監視画像を特定する監視画像特定機能と、
前記特定された前記監視画像を撮影した前記監視カメラの位置情報を出力する位置情報出力機能と、
をさらに実現させることを特徴とする付記24に記載の監視プログラム。
(付記26)
前記位置情報出力機能は、前記位置情報とともに、前記特定された前記監視画像の撮影時刻の情報、前記特定された前記監視画像、前記対応画像のいずれか一つ以上を出力する
ことを特徴とする付記25に記載の監視プログラム。
(付記27)
所定の第二の監視カメラから第二の監視画像を逐次受信する監視画像入力機能と、
前記第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の前記顔画像が前記対応情報記憶部に記憶されている場合、前記被写人物が一人でいるかどうかを判定する対応関係判定機能と、
前記被写人物が一人でいると判定したときに通知を行う通知機能と、
をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記25あるいは付記26に記載の監視プログラム。
(付記28)
前記対応関係判定機能は、前記被写人物から所定距離内に他の人物がいない、前記被写人物と手をつないだ人物がいない、前記被写人物と会話している人物がいない、の一つ以上を組み合わせた条件を満たすとき、前記被写人物が一人でいると判定する
ことを特徴とする付記27に記載の監視プログラム。
(付記29)
前記顔画像入力機能は、前記被写人物が一人でいると判定されたとき、前記被写人物の前記顔画像を前記キー画像として受け付ける
ことを特徴とする付記27あるいは付記28に記載の監視プログラム。
(付記30)
前記対応関係判定機能は、前記被写人物が一人ではないと判定したとき、さらに、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物かどうか判定し、
前記通知機能は、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なる場合に前記通知を行う
ことを特徴とする付記27から付記29のいずれかに記載の監視プログラム。
(付記31)
前記顔画像入力機能は、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なると判定されたとき、前記被写人物の前記顔画像を前記キー画像として受け付ける
ことを特徴とする付記30に記載の監視プログラム。
(付記32)
コンピュータに、
所定の監視カメラから監視画像を逐次受信し、前記監視画像で撮影されている被写人物の前記顔画像を前記キー画像とする監視画像入力機能と、
前記被写人物と同一人物の前記顔画像が前記対応情報記憶部に記憶されている場合、前記被写人物が一人でいるかどうかを判定する対応関係判定機能と、
前記被写人物が一人でいると判定したときに通知を行う通知機能と、
を実現させることを特徴とする付記24に記載の監視プログラム。
(付記33)
前記対応関係判定機能は、前記被写人物から所定距離内に他の人物がいない、前記被写人物と手をつないだ人物がいない、前記被写人物と会話している人物がいない、の一つ以上を組み合わせた条件を満たすとき、前記被写人物が一人でいると判定する
ことを特徴とする付記32に記載の監視プログラム。
(付記34)
前記対応関係判定機能は、前記被写人物が一人ではないと判定したとき、さらに、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物かどうか判定し、
前記通知機能は、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なる場合に前記通知を行う
ことを特徴とする付記32あるいは付記33に記載の監視プログラム。
10、20、30、40、100 監視装置
101 画像検索部
11、41 顔画像入力部
12 対応情報記憶部
13 対応画像取得部
14 監視画像記憶部
15 監視画像特定部
16 位置情報出力部
37 監視画像入力部
38、48 対応関係判定部
39 通知部
50 監視端末
60 対応情報記憶装置
70 対応情報登録端末
80 監視カメラ
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体

Claims (10)

  1. キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付ける顔画像入力部と、
    複数の人物の前記顔画像および前記顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する画像検索部と
    を備えることを特徴とする監視装置。
  2. 前記対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているとき、前記対応情報記憶部から、前記キー画像と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像を対応画像として取得する対応画像取得部と、
    監視カメラが撮影した監視画像を記憶する監視画像記憶部の前記監視画像の中から、前記対応画像の人物が撮影されている前記監視画像を特定する監視画像特定部と、
    前記特定された前記監視画像を撮影した前記監視カメラの位置情報を出力する位置情報出力部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 所定の第二の監視カメラから第二の監視画像を逐次受信する監視画像入力部と、
    前記第二の監視画像で撮影されている被写人物と同一人物の前記顔画像が前記対応情報記憶部に記憶されている場合、前記被写人物が一人でいるかどうかを判定する対応関係判定部と、
    前記被写人物が一人でいると判定したときに通知を行う通知部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記対応関係判定部は、前記被写人物から所定距離内に他の人物がいない、前記被写人物と手をつないだ人物がいない、前記被写人物と会話している人物がいない、の一つ以上を組み合わせた条件を満たすとき、前記被写人物が一人でいると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の監視装置。
  5. 前記顔画像入力部は、前記被写人物が一人でいると判定されたとき、前記被写人物の前記顔画像を前記キー画像として受け付ける
    ことを特徴とする請求項3あるいは請求項4に記載の監視装置。
  6. 前記対応関係判定部は、前記被写人物が一人ではないと判定したとき、さらに、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物かどうか判定し、
    前記通知部は、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なる場合に前記通知を行う
    ことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の監視装置。
  7. 前記顔画像入力部は、前記被写人物と一緒にいる人物が前記被写人物と同一人物の前記顔画像に対応する前記顔画像の人物と異なると判定されたとき、前記被写人物の前記顔画像を前記キー画像として受け付ける
    ことを特徴とする請求項6に記載の監視装置。
  8. 所定の監視カメラから監視画像を逐次受信し、前記監視画像で撮影されている被写人物の前記顔画像を前記キー画像として前記顔画像入力部へ入力する監視画像入力部と、
    前記被写人物と同一人物の前記顔画像が前記対応情報記憶部に記憶されている場合、前記被写人物が一人でいるかどうかを判定する対応関係判定部と、
    前記被写人物が一人でいると判定したときに通知を行う通知部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  9. 請求項2から請求項8のいずれかに記載の監視装置と、
    前記監視カメラと
    を備えることを特徴とする監視システム。
  10. キーとなる人物の顔画像であるキー画像の入力を受け付け、
    複数の人物の前記顔画像および前記顔画像の対応関係を記憶する対応情報記憶部に前記キー画像と同一人物の前記顔画像が記憶されているか検索して、結果を出力する
    ことを特徴とする監視方法。
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