JP2004208113A - 画像撮影装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影者に対して撮影の補助案内を行う場合、撮影予定しているターゲット毎に、そのターゲット画像を登録しておくだけで、各登録ターゲットの撮影状況に応じた案内を作成出力できるようにする。
【解決手段】CPU1は、撮影予定しているターゲット毎に、その人物画像を登録画像ファイルとして登録すると共に、記憶部2内の登録テーブルにその人物に関する情報として、「撮影予定枚数」等を登録しておき、この登録人物画像に基づいて撮影画像を解析した結果、撮影画像内に登録人物が含まれているか否かに基づいて登録人物毎にその撮影状況を認識し、この登録人物毎の撮影状況に応じた案内情報として、「撮影予定枚数」、「撮影実枚数」、「残枚数」を含む現状リストを作成表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、撮影者に対して撮影の補助案内を行う画像撮影装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮影者に対して撮影の補助案内を行う画像撮影装置としては、例えば、工事現場等において、取り直しができないような撮影忘れを防止する為に、予め撮影場所、撮影目的をメモリカードに記憶しておき、撮影時にメモリカードから撮影場所、撮影目的を読み出してガイダンス表示するようにした撮影方法および撮影装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−165786号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように撮影時において、その撮影場所、撮影目的をガイダンス表示するものにあっては、このガイダンス内容を確認するだけで撮影場所、撮影目的を知り得たとしても、予め入力しておいた情報を読み出してガイダンス表示するというメモ機能を単に搭載しているだけにすぎず、メモ機能以上の効果を期待するまでには至らなかった。
ところで、結婚式会場やパーティ会場等において、その撮影者は、出席者全員あるいは関係者全員を満遍なく撮影する為に、誰をどれだけ撮影し、誰を撮影していないか等を考慮しながら撮影を行うようにしているが、専門家はともかく、素人の撮影者にあっては、何回もの撮影を繰り返しているうちに、偏った撮影を行ったり、特別な来賓者を撮影せず、後で問題となるケースも多かった。また、観光旅行や行事等において、誰を何時、何処で撮影すれば、より一層効果的であるかを分かっている場合でも、撮影時にそのことを忘れてしまったり、勘違いによって、そのタイミング(シャッターチャンス)を逃してしまうことも多かった。
このことは、人物を撮影する場合に限らず、人物以外の自動車、動物、建物、景色等を撮影する場合においても、上述と同様、偏った撮影を行ったり、撮影忘れやシャッターチャンスを逃す等の問題が起きる。
【0005】
第1の発明の課題は、撮影者に対して撮影の補助案内を行う場合に、撮影予定しているターゲット毎に、そのターゲット画像を登録しておくだけで、各登録ターゲットの撮影状況に応じた案内を出力できるようにすることである。
第2の発明の課題は、撮影者に対して撮影の補助案内を行う場合に、撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、その撮影スケジュール情報を登録しておくだけで、登録ターゲットをそのスケジュール通りに撮影すべきことの案内を出力できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明(第1の発明)は、撮影者に対して撮影の補助案内を行う画像撮影装置であって、撮影予定しているターゲット毎に、そのターゲット画像を登録する登録手段と、この登録手段によって登録されたターゲット画像に基づいて撮影画像を解析する画像解析手段と、この画像解析手段によって画像解析を行った結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているか否かに基づいて登録ターゲット毎にその撮影状況を認識する認識手段と、この認識手段によって認識された登録ターゲット毎の撮影状況に応じた案内情報を作成出力する撮影補助手段とを具備するものである。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)。
【0007】
したがって、請求項1、10記載の発明は、撮影予定しているターゲット毎に、そのターゲット画像を登録しておき、この登録ターゲット画像に基づいて撮影画像を解析した結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているか否かに基づいて登録ターゲット毎にその撮影状況を認識し、この登録ターゲット毎の撮影状況に応じた案内情報を作成出力するようにしたから、撮影を予定している全てのターゲット(例えば、関係者全員)を満遍なく撮影する為に何をどれだけ撮影し、何を撮影していないか等を案内することができ、偏りのない、撮り忘れのない適切な撮影補助を実現することが可能となる。
【0008】
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記登録手段は、撮影予定しているターゲット毎に、そのターゲット画像を登録すると共に、その予定撮影量を登録し、前記認識手段は、登録ターゲット毎に、現時点までに実際に撮影された実撮影量を認識し、前記撮影補助手段は、登録ターゲット対応の前記予定撮影量と前記実撮影量とに関する案内情報を作成出力する(請求項2記載の発明)。
したがって、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、予め登録ターゲット毎の予定撮影量と現時点までに実際に撮影された実撮影量とに関する案内情報を出力するようにしたから、登録ターゲット毎の撮影状況を具体的に知ることができ、その予定量分の撮影を正確に遂行することができる。
【0009】
外部から任意に入力供給された画像あるいは撮影画像の中から任意に選択指定された画像をターゲット画像として登録するようにすれば(請求項8記載の発明)、外部から任意に入力供給された画像をターゲット画像として登録するか、過去に撮影した画像を利用してターゲット画像として登録するかを選択することができ、その登録作業を容易に行うことが可能となる。
【0010】
請求項3記載の発明(第2の発明)は、撮影者に対して撮影の補助案内を行う画像撮影装置であって、予め撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、その撮影スケジュール情報を登録する登録手段と、この登録手段によって登録されたターゲット画像に基づいて撮影画像を解析する画像解析手段と、この画像解析手段によって画像解析を行った結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているかを認識すると共に、登録ターゲットがその撮影スケジュール通りに撮影されたかを認識する認識手段と、この認識手段による認識結果に基づいて登録ターゲットをそのスケジュール通りに撮影すべきことを案内する為の案内情報を作成出力する撮影補助手段とを具備するものである。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項3記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項11記載の発明)。
【0011】
したがって、請求項3、11記載の発明は、撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、その撮影スケジュール情報を登録しておき、この登録ターゲット画像に基づいて撮影画像を順次解析した結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているかを認識すると共に、登録ターゲットがその撮影スケジュール通りに撮影されたかを認識することによって、登録ターゲットをそのスケジュール通りに撮影すべきことを案内出力するようにしたから、撮影時において何をどのように撮影すべきかの具体的な撮影補助案内が可能となり、シャッターチャンスを逃すことなく、より効果的な撮影が可能となると共に、撮影忘れの防止が可能となる。
【0012】
なお、請求項3記載の発明は次のようなものであってもよい。
現在の位置情報を取得する取得手段を設け、前記登録手段は、撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、そのターゲットを撮影する場所を撮影スケジュールとして登録し、前記認識手段は、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているかを認識すると共に、前記取得手段によって取得した現在の位置情報と登録ターゲットに対応して登録されている撮影場所とを比較し、前記撮影補助手段は、この認識手段による認識結果に基づいて登録ターゲットをその撮影場所で撮影すべきことを案内する為の案内情報を作成出力する(請求項4記載の発明)。
したがって、請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様の効果を有する他に、撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、そのターゲットを撮影する場所を撮影スケジュールとして登録しておき、登録ターゲットをその撮影場所で撮影すべきことを案内するようにしたから、何を何処で撮影すべきかを具体的に案内することが可能となる。
【0013】
この場合、撮影スケジュールとして登録されている撮影場所と現在の位置情報とを比較した結果、現在地が登録場所である場合に、その場所での撮影予定を案内するようにすれば(請求項5記載の発明)、特別な操作を行うことなく、常に、タイムリーな案内が可能となり、現在の撮影予定をその場で知ることができる。
【0014】
現在の計時情報を取得する取得手段を設け、前記登録手段は、撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、そのターゲットを撮影する時間帯を撮影スケジュールとして登録し、前記認識手段は、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているかを認識すると共に、前記取得手段によって取得した現在の計時情報と登録ターゲットに対応して登録されている撮影時間帯とを比較し、前記撮影補助手段は、この認識手段による認識結果に基づいて登録ターゲットをその撮影時間帯で撮影すべきことを案内する為の案内情報を作成出力する(請求項6記載の発明)。
したがって、請求項6記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様の効果を有する他に、撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、そのターゲットを撮影する時間帯を撮影スケジュールとして登録しておき、登録ターゲットをその撮影時間帯で撮影すべきことを案内するようにしたから、何を何時撮影すべきかを具体的に案内することが可能となる。
【0015】
この場合、撮影スケジュールとして登録されている撮影時間帯と現在の時刻情報とを比較した結果、現在時が登録時間帯である場合に、その時間帯での撮影予定を案内するようにすれば(請求項7記載の発明)、特別な操作を行うことなく、常に、タイムリーな案内が可能となり、現在の撮影予定をその場で知ることができる。
【0016】
なお、撮影予定のターゲットを撮影する時間帯と共にその撮影場所を登録しておけば、何を何処で何時撮影するかの案内が可能となり、更に、具体的なものとなる。また、複数のターゲットに対応してそのターゲット画像を登録すると共に、ターゲット毎に、その撮影スケジュールを登録しておけば、登録ターゲット毎に、そのスケジュール通りに撮影すべきことを案内することができ、複雑な撮影を行う場合に有効なものとなる。
【0017】
前記認識手段によって登録ターゲットがその撮影スケジュール通りに撮影されていないことが認識された場合に、前記撮影補助手段は、登録ターゲットをそのスケジュール通りに撮影すべきことを促す為に、その未撮影ターゲットを案内する案内情報を作成出力する(請求項8記載の発明)。
したがって、請求項8記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様の効果を有する他に、登録ターゲットをその撮影スケジュール通りに撮影されていない場合には、その未撮影ターゲットを案内出力するようにしたから、何を撮影していないかを知ることができ、撮影忘れを防止することが可能となる。
【0018】
また、外部から任意に入力供給された画像あるいは撮影画像の中から任意に選択指定された画像をターゲット画像として登録するようにすれば(請求項9記載の発明)、外部から任意に入力供給された画像をターゲット画像として登録するか、過去に撮影した画像を利用してターゲット画像として登録するかを選択することができ、その登録作業を容易に行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、図1〜図3を参照してこの発明の第1実施形態を説明する。
図1は、この実施形態におけるデジタルスチールカメラ装置の基本的構成要素を示したブロック図である。
このデジタルスチールカメラ装置は、ハンディタイプのカメラ(パーソナルカメラ)であり、固体撮像素子を通してカラー撮影された撮影画像を記録媒体内に保存する機能と共に、この保存画像を読み出して再生出力する機能を有している。
特に、この実施形態におけるスチールカメラ装置は、撮影予定しているターゲット(人物)毎に、そのターゲット画像(人物画像)を登録しておき、この登録ターゲット画像に基づいて撮影画像を解析した結果、撮影画像内に登録ターゲット(撮影予定者)が含まれているか否かに基づいて登録ターゲット毎にその撮影状況を認識すると共に、この登録ターゲット毎の撮影状況に応じた案内情報を作成して表示出力するようにしたものである。
【0020】
ここで、登録ターゲットの撮影状況とは、登録ターゲット毎に予め登録しておいた「撮影予定枚数」に対し、この登録ターゲットを現時点までに実際に撮影した「撮影実枚数」を示すと共に、この「撮影予定枚数」から「撮影実枚数」を引いた「残枚数」を示している。この登録ターゲット毎の撮影状況を案内出力する際には、登録ターゲット毎に「撮影予定枚数」、「撮影実枚数」、「残枚数」を示した“現況リスト”を作成するようにしている。
なお、この実施形態の特徴部分を詳述する前に、この実施形態のハードウェア上の構成について以下、説明しておく。
【0021】
CPU1は、記憶部2内のオペレーティングシステムや各種アプリケーションソフトにしたがってこのスチールカメラ装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部2は、プログラム記憶領域とデータ記憶領域とを有し、磁気的、光学的、半導体メモリ等やその駆動系によって構成されている。この記録部2はハードディスク等の固定的なメモリの他、CD−ROM、DVD等の着脱自在な記憶媒体を装着可能な構成であってもよい。
撮影画像を記録保存する記録媒体3は、CD−ROM、DVD等によって構成された着脱自在なもので、撮影ボタンが操作される毎に撮影された撮影画像が記録保存される。
【0022】
一方、CPU1にはその入出力周辺デバイスであるキー入力部4、表示部5、カメラ撮影部6がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムにしたがってCPU1はそれらの動作を制御する。
キー入力部4はキーボードやタッチパネル(タッチスクリーン)を構成する操作部であり、撮影ボタン、再生ボタン等の各種のボタンを有し、各種コマンドや文字列情報を入力する。表示部5は、フルカラー表示を行う液晶表示部であり、ファインダ画面、画像再生画面、タッチスクリーンとして利用される。
カメラ撮影部6は、光学系を通して取り込んだ被写体像を受光するエリアセンサ(固体撮像素子)、アナログ/デジタル変換部、オートフォーカス部等の各種電子部品を備えた通常の構成となっている。なお、カメラ本体には、図示していないが、画像処理装置等に接続される外部接続用端子が設けられており、外部供給された画像情報の取り込みを可能としている。
【0023】
図2(A)は、記憶部2内に設けられている登録テーブル21の内容を示した図である。
この登録テーブル21は、撮影予定しているターゲット(人物)毎に、登録されたターゲットに関する情報を記憶管理するもので、撮影予定者であるターゲット毎に、その「登録ID」、「人物名」、「撮影予定枚数」、「撮影実枚数」の各項目を記憶する構成となっている。
「登録ID」は、撮影予定者としての人物を識別する為に、人物登録時に自動生成された一連番号である。「人物名」、「撮影予定枚数」は、例えば、結婚式会場やパーティ会場等で撮影を行う場合に、その撮影者が撮影を予定している出席者毎に、出席者に関する情報としてキー操作によって入力した情報であり、この「人物名」、「撮影予定枚数」を登録する際には、予めその人物を撮影した「人物画像」も合わせて登録するようにしている。
【0024】
この「人物画像」は、例えば、その人物の顔画像(顔を中心として撮影された画像)であり、記憶部2内の登録画像ファイル22に格納される。図2(B)は、登録画像ファイル22を示し、この登録画像ファイル22は、1人物1ファイル形式で人物画像を記憶するもので、この登録画像ファイル22には、その人物対応の「登録ID」が付加されている。ここで、「人物画像」の登録時において、CPU1は、例えば、外部から任意に入力供給された画像を「人物画像」として登録したり、記録媒体3内に保存されている撮影画像の中から任意に選択指定された画像を「人物画像」として登録するようにしている。
【0025】
「撮影実枚数」は、登録人物(登録ターゲット)を現時点までに実際に撮影した撮影枚数を示している。ここで、CPU1は、撮影ボタンが操作される毎に、その撮影画像を記録媒体3内に撮影画像ファイル31として記録保存する他(図2(C)参照)、この撮影画像ファイル31と各登録画像ファイル22との画像比較によって、この撮影画像の中に何れかの登録人物が含まれているか否かをチェックする画像解析を行い、登録人物が含まれていることを認識した場合には、その人物対応の「撮影実枚数」を更新するようにしている。
なお、この「撮影実枚数」の更新処理は、所定の動作モード(チェックモード)にセットされていることを条件に行われるが、この「チェックモード」は、ターゲット登録を行った後に自動的にセットされる動作モードであり、撮影画像の中に何れかの登録人物が含まれているかをチェックする動作モードを指定する。
【0026】
次に、この第1実施形態におけるスチールカメラ装置の動作概念を図3に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたがった動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
【0027】
図3は、電源オンに伴って実行開始されるスチールカメラ装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、電源オンに伴って操作有無を監視しており(ステップA1)、何らかの操作が行われた場合には、ターゲット登録が指示されたかをチェックする(ステップA2)。いま、結婚式会場やパーティ会場等で撮影を開始する前に、その関係者を撮影ターゲットとして登録する為に、登録ボタンが操作された場合には、登録対象の人物に関する情報の入力を受け付けて、その登録処理を行う(ステップA3〜A7)。
【0028】
ここで、CPU1は、外部から任意の画像が「人物画像」として入力供給されたり、記録媒体3内に保存されている撮影画像の中から任意に選択された画像が「人物画像」として入力指定された場合には(ステップA3)、入力された「人物画像」を取り込むと共に、「登録ID」を生成し、この「登録ID」付きの「人物画像」を登録画像ファイル22に記憶しておく(ステップA4)。
ここで、その「人物名」および「撮影予定枚数」が入力されると(ステップA5)、「登録ID」と共に、「人物名」、「撮影予定枚数」を登録テーブル21に書き込んでその登録を行う(ステップA6)。この結果、「登録ID」を介して登録画像ファイル22と登録テーブル21の内容とが関連付けられる。
このようにして1ターゲット分の登録が終了した後に、他のターゲットの登録が指示されたかをチェックし(ステップA7)、他の登録指示を受けた場合には、ステップA3に戻り、以下、上述の登録処理を繰り返すが(ステップA3〜A7)、登録終了が指示された場合には(ステップA7)、それを条件に「チェックモード」にセットしておく(ステップA8)。
【0029】
このようにしてターゲット登録を行った後において、撮影を開始する為に撮影ボタンが操作された場合には(ステップA9)、その時の撮影画像を取り込んで記録媒体3内に撮影画像ファイル31として記録保存する(ステップA10)。そして、「チェックモード」にセットされているかを調べ(ステップA11)、「チェックモード」が解除されている場合には、つまり、ターゲットの未登録状態であれば、最初のステップA1に戻って操作待ち状態となるが、ターゲット登録後であれば、「チェックモード」にセットされているので、以下のチェック処理が実行開始される。
【0030】
すなわち、今回の撮影保存画像(撮影画像ファイル31)から人物像を抽出すると共に(ステップA12)、登録テーブル21の先頭から読み出した1人分の「登録ID」に基づいて登録画像ファイル22をアクセスし(ステップA13)、撮影画像ファイル31内に含まれている人物像と、この登録画像ファイル22とを比較して(ステップA14)、撮影画像内の人物像は、登録人物かをチェックする(ステップA15)。この場合、人物像の特徴比較を行うが、その際、顔の向き、大きさ等を補正した後に、顔の輪郭、目、口、鼻、額等の形、位置、大きさ等を比較する。なお、その他にも、性別、顔、眼鏡の有無、身長、体型、髪型、色を総合的に比較して人物認識を行うようにしてもよい。
【0031】
ここで、撮影画像内の人物像が登録人物に該当することを認識した場合には(ステップA15でYES)、その人物の「登録ID」に対応付けられている登録テーブル21内の「撮影実枚数」に“1”を加算する更新処理を行い、その値をカウントアップする(ステップA16)。このようにして登録人物1人り当たりの処理が終了すると、登録テーブル21内に他の人物が登録されているをチェックし(ステップA17)、未処理の登録人物が残っていれば、ステップA13に戻り、次の未処理分の登録人物を指定した後、以下、上述の動作を繰り返す(ステップA13〜A17)。
このように撮影ボタンが操作されて、その撮影画像が保存される毎に、その中に写っている登録人物を特定し、この人物対応の「撮影実枚数」を更新する処理を行う。なお、複数の登録人物を同時に撮影した場合には、各人の「撮影実枚数」が更新される。そして、全ての登録人物に対する処理が終わると(ステップA17)、最初の操作待ち状態に戻る(ステップA1)。
【0032】
いま、結婚式会場やパーティ会場等での撮影途中において、例えば、その関係者全員を満遍なく撮影したかを確認する為に、ガイドボタンが操作された場合(ステップA18)、CPU1は、登録テーブル21をアクセスして、登録人物毎に、「人物名」、「撮影予定枚数」、「撮影実枚数」を読み出すと共に、「撮影予定枚数」から「撮影実枚数」を減算し、その結果を「残枚数」として取得する(ステップA19)。そして、登録人物毎に、その「人物名」、「撮影予定枚数」、「撮影実枚数」、「残枚数」を配置した一覧表を作成し、この一覧表を各登録人物の撮影状況を示す“現況リスト”としてガイダンス表示する(ステップA20)。
このような案内表示は、ガイドボタンが操作される毎に何回でも作成されて案内出力される為、撮影者は、現在の撮影状況を何時でも自由に確認することができる。
【0033】
以上のように、この第1実施形態におけるスチールカメラ装置において、CPU1は、撮影予定しているターゲット毎に、その人物画像を登録画像ファイル22として登録すると共に、登録テーブル21内にその人物に関する情報を登録しておき、この登録人物画像に基づいて撮影画像を解析した結果、撮影画像内に登録人物が含まれているか否かに基づいて登録人物毎にその撮影状況を認識し、この登録人物毎の撮影状況に応じた案内情報を作成出力するようにしたから、撮影を予定している全ての人物(例えば、関係者全員)を満遍なく撮影する為に誰をどれだけ撮影し、誰を撮影していないか等を案内することができ、偏りのない、撮り忘れのない適切な撮影補助を実現することが可能となり、実用効果の高いものとなる。
【0034】
この場合、登録人物毎に、予め設定した「撮影予定枚数」と、現時点までに実際に撮影された「撮影実枚数」と、「撮影予定枚数」から「撮影実枚数」を減算することによって算出された「残枚数」とを含む現状リストを作成して案内表示するようにしたから、登録人物毎に、その撮影状況を具体的に知ることができ、その予定量分の撮影を正確に遂行することができる。
また、外部から任意に入力供給された画像を人物画像として登録するか、過去に撮影した画像を利用して人物画像として登録するかを選択することができ、その登録作業を容易に行うことが可能となる。
【0035】
なお、上述した第1実施形態においては、ガイドボタンの操作に応答して現状リストを案内表示するようにしたが、例えば、予め任意に設定した設定時間毎に、現状リストを自動作成して案内表示するようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態においては、登録人物毎に、「撮影予定枚数」、「撮影実枚数」、「残枚数」を含む現状リストを作成して案内表示するようにしたが、「残枚数」のみを案内出力するようにしてもよく、また、「残枚数」が“1”以上の登録人物を検出し、その「人物名」と共に、「残枚数」を案内出力するようにしてもよい。
【0036】
また、第1実施形態においては、撮影予定しているターゲットとして人物を例示したが、人物以外の自動車、建物、動物等を撮影ターゲットとして登録するようにしてもよい。また、上述した第1実施形態は、デジタルスチールカメラ適用した場合を例示したが、静止画に限らず、勿論、ビデオカメラにも基本的には同様に適用可能である。この場合、「撮影予定枚数」、「撮影実枚数」、「残枚数」は、撮影時間(秒・分単位)や撮影記録量(バイト単位)を示す「撮影予定量」、「撮影実量」、「残枚量」となる。更に、ハンディタイプのカメラに限らず、設置型の監視カメラ等にも適用可能である。
【0037】
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フロッピィデスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。
すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、撮影予定しているターゲット毎に、そのターゲット画像を登録する機能と、登録されたターゲット画像に基づいて撮影画像を解析する機能と、画像解析を行った結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているか否かに基づいて登録ターゲット毎にその撮影状況を認識する機能と、認識された登録ターゲット毎の撮影状況に応じた案内情報を作成出力する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
【0038】
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図4〜図9を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、撮影予定している人物毎に、その人物画像を登録しておくだけで、各登録人物の撮影状況に応じた案内情報を作成出力するようにしたが、この第2実施形態においては、撮影予定の人物画像を登録すると共に、その撮影スケジュール情報を登録しておくだけで、観光旅行や行事等において、登録人物をそのスケジュール通りに撮影すべきことの案内情報を作成出力するようにしたものである。つまり、撮影予定の人物画像を登録しておき、この人物画像に基づいて撮影画像を解析する点においては、両実施形態とも同様であるが、この第2実施形態においては、登録人物をそのスケジュール通りに撮影すべきことを案内出力する撮影補助を行うようにしたものである。
ここで、両実施形態において基本的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略する他、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
【0039】
図4は、この第2実施形態におけるデジタルスチールカメラ装置の基本的構成要素を示したブロック図である。
このスチールカメラ装置の基本的構成要素としては、上述の第1実施形態(図1)で示したCPU11、記憶部12、記録媒体13、キー入力部14、表示部15、カメラ撮影部16を有しているが、この第2実施形態においては、更に、時計部17、位置検知部18を有し、その他は、上述の第1実施形態と同様の構成となっている。時計部17、位置検知部18は、特に、撮影スケジュール監視用として設けられたもので、時計部17は、現在日時を計時するものであり、位置検知部18は、地上系/衛星系の移動体通信サービスを利用して現在位置(カメラ位置)を取得するもので、移動体通信サービス網に接続されている。
【0040】
図5(A)は、第2実施形態における登録テーブル21の内容を示した図である。
この登録テーブル21は、撮影予定である撮影スケジュールを示す「場所」、「時間帯」毎に、複数人数分の撮影予定者を特定する為の「登録ID」と、「撮影済みフラグ」とを記憶する構成となっている。なお、図中、“ID1”〜“ID4”は、4人分の撮影予定者を特定する「登録ID」を示し、この「登録ID」に対応付けられている各“f”は、「撮影済みフラグ」を示している。なお、撮影予定者数は、4人に限らず、勿論、任意である。ここで、例えば、観光旅行や行事等において、誰を何時、何処で撮影を行えば、より一層効果的であるかを分かっている場合に、その撮影者は予め「場所」、「時間帯」、「登録ID」の登録を行うが、この実施形態においては、「場所」、「時間帯」のうち、少なくとも、その一方を登録するようにしており、誰を何処で撮影すべきかの撮影予定を登録する場合には、「場所」に対応付けて撮影予定者の登録を行い、誰を何時撮影すべきかの撮影予定を登録する場合には、「時間帯」に対応付けて撮影予定者の登録を行い、誰を何時、何処で撮影すべきかの撮影予定を登録する場合には、「場所」および「時間帯」に対応付けて撮影予定者の登録を行うようにしている。
【0041】
撮影スケジュールとしての「場所」および「時間帯」は、撮影者が事前にキー操作によって入力した情報であり、「場所」は、“地名”、“施設名”等を具体的に示したものであり、CPU1は、位置検知部18から取得した現在の位置情報(場所情報)と撮影スケジュールとしての場所情報とを比較して、現在地は撮影予定地かの判別を行う。「登録ID」は、撮影予定者としての人物を識別する為に、その人物画像が登録される毎に自動生成された一連番号であり、撮影予定者の登録時には、この「登録ID」付きの「人物画像」も合わせて登録するようにしている。「撮影済みフラグ」は、登録人物をそのスケジュール通りに撮影した場合にセットされるフラグである。
【0042】
「人物画像」は、その人物の顔画像(顔を中心として撮影された画像)であり、記憶部2内の登録画像ファイル22に格納される。図5(B)は、登録画像ファイル22を示し、この登録画像ファイル22は、1人物1ファイル形式で人物画像を記憶するもので、この登録画像ファイル22には、その人物対応の「登録ID」の他、「人物名」が付加されている。ここで、「人物画像」の登録時において、CPU1は、例えば、外部から任意に入力供給された画像を「人物画像」として登録したり、記録媒体3内に保存されている撮影画像の中から任意に選択指定された画像を「人物画像」として登録するようにしている。
【0043】
この登録テーブル21内に所望の撮影スケジュールが登録されている状態において、CPU1は、登録テーブル21内に登録されている「場所」、「時間帯」と、時計部17、位置検知部18から取得した現在の時刻情報、位置情報とを比較することによって現在地は、登録場所(撮影予定地)であるか否か、現在時は、登録時間帯(撮影予定時刻)であるか否かを常時監視しており、撮影予定している「場所」、「時間帯」であれば、その場所、時間帯において撮影予定している人物を特定し、この撮影予定者のリストを作成して案内表示するようにしている。
【0044】
また、撮影ボタンが操作される毎に、CPU1は、その時の撮影画像を記録媒体3内に撮影画像ファイル31として記録保存する他に(図5(C)参照)、この撮影画像ファイル31から抽出した人物画像と、各登録画像ファイル22とを画像比較することによって、この撮影画像の中に写されている人物が何れかの登録人物に該当するかをチェックする画像解析を行い、登録人物が含まれていることを認識した場合、つまり、登録人物が撮影されたことを認識した場合には、その登録人物対応の「撮影済みフラグ」をセットする他、登録人物対応の「撮影済みフラグ」を参照して未撮影者を特定することによって未撮影者リストを作成し、この未撮影者リストを案内表示するようにしている。
【0045】
次に、この第2実施形態におけるスチールカメラ装置の動作概念を図6〜図9に示すフローチャートを参照して説明する。
図6〜図9は、電源オンに伴って実行開始されるスチールカメラ装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、操作待ち状態において(図6のステップB1)、何らかの操作が行われた場合に、それが登録ボタンであれば(ステップB2)、人物画像等を登録する為の登録処理に移る(ステップB3〜B15)。ここで、登録処理の開始に伴ってチェックモード選択リスト画面が表示される(ステップB3)。
【0046】
チェックモード選択リスト画面は、予め任意に選択されたスケジュールの種類に応じたスケジュール監視を「チェックモード」時に実行させる為に、その選択候補をリスト表示する画面であり、このリスト画面内には、「1:場所優先」、「2:時間帯優先」、「3:場所・時間帯」の各項目が選択候補として表示されている。「1:場所優先」の項目は、撮影スケジュールとして、場所情報のみを登録する場合、「2:時間帯優先」の項目は、時間帯情報のみ登録する場合、「3:場所・時間帯」の項目は、場所情報および時間帯情報を共に登録する場合に選択される項目である。
この選択リスト画面の中から任意の項目がスケジュール監視モードとして選択されると(ステップB4)、この選択項目に基づいて対応するスケジュール監視モードがセットされる(ステップB5)。すなわち、「1:場所優先」が選択された場合には、「場所監視モード」がセットされ、「2:時間帯優先」が選択された場合には、「時間帯監視モード」がセットされ、「3:場所・時間帯」が選択された場合には、「場所・時間帯監視モード」がセットされる。
【0047】
このように選択リスト画面の中から任意の項目を選択することによって所望するスケジュール監視モードに設定した後において、CPU1は、その選択モードを判別し(ステップB6)、それに対応する入力処理を行い、場所情報、時間帯情報の入力を受け付ける(ステップB7〜B9)。つまり、選択モードが「場所監視モード」であれば、場所情報の入力を受け付け(ステップB7)、「時間帯監視モード」であれば、時間帯情報の入力を受け付け(ステップB8)、「場所・時間帯監視モード」であれば、場所情報および時間帯情報の入力を受け付ける(ステップB9)。なお、場所情報、時間帯情報の入力時には、キー操作による直接的な入力の他に、予め用意されている選択候補をリスト表示し、その中から所望の候補を選択指定する入力形式も合わせて採用されている。
【0048】
次に、CPU1は、登録対象の人物に関する情報の入力を受け付けて、その登録処理を行う。すなわち、外部から任意の画像が「人物画像」として入力供給されたり、記録媒体3内に保存されている撮影画像の中から任意に選択された画像が「人物画像」として入力指定された場合には(ステップB10)、その「人物名」の入力を受け付けた後に(ステップB11)、入力された「人物画像」、「人物名」を取り込むと共に、「登録ID」を生成し、この「登録ID」、「人物名」付きの「人物画像」を登録画像ファイル22として記憶する(ステップB12)。そして、選択モード(スケジュール監視モード)に応じて入力された場所情報/時間帯情報または場所情報・時間帯情報と、自動生成した「登録ID」を登録テーブル21に書き込んでその登録を行う(ステップB13)。
【0049】
このようにして1ターゲット分の登録が終了した後は、他のターゲットの登録が指示されたかをチェックし(ステップB14)、他の登録指示を受けた場合には、ステップB10に戻り、以下、上述の登録処理を繰り返すこれによって複数人分の登録が可能となり、登録テーブル21には、1レコード分の情報が書き込まれる(ステップB10〜B15)。ここで、登録終了が指示されなければ(ステップB15でNO)、引き続いて他のレコード分の登録を行う為に、ステップB6に戻り、以下、上述の動作を繰り返す(ステップB6〜B15)。これによって撮影予定分の全ての登録が終了した場合には、その終了指示に応答してステップB16に移り、「チェックモード」にセットした後、後述する「ガイダンス済みフラグ」をリセットする(ステップB17)。なお、このようなターゲットの登録が終了すると、最初の操作待ち状態に戻る(ステップB1)。
【0050】
一方、操作待ち状態においては、図7のステップB18に移り、「チェックモード」にセットされているか否かを調べ、「チェックモード」が解除されている場合には、つまり、ターゲットの未登録状態であれば、最初のステップB1に戻って操作待ち状態となるが、ターゲット登録後であれば、「チェックモード」にセットされているので、ステップB19に移って、更に、「ガイダンス済みフラグ」がセットされているか否かを調べる。この「ガイダンス済みフラグ」は、撮影スケジュールに応じて撮影予定者リストや未撮影者リストを案内するガイダンス表示を行った場合にセットされるフラグであり、ガイダンス済み(フラグのセット状態)であれば、ステップB1に戻って操作待ち状態となるが、最初のターゲット登録時には、「ガイダンス済みフラグ」がリセットされている為、以降、撮影予定者のガイダンス処理が行われる。
【0051】
先ず、現在選択されている選択モード(スケジュール監視モード)を判別し(ステップB20)、この選択モードが「場所監視モード」であれば、位置検知部18から現在の位置情報を取得した後に(ステップB22)、登録テーブル21をアクセスし、登録されている各「場所」を読み出して位置比較を行い、現在地は、何れかの登録場所に一致するかをチェックする(ステップB23)。
いま、現在地が何れの登録場所にも一致しない場合には(ステップB23でNO)、最初のステップB1に移って操作待ち状態となる。同様に、「時間帯監視モード」に選択されている場合には(ステップB21)、時計部17から現在の日時情報を取得した後、登録テーブル21内に登録されている各「時間帯」を読み出し、現在日時は、何れかの登録時間帯に属するか(一致するか)をチェックする(ステップB24)。ここで、何れの登録時間帯にも一致しない場合には、操作待ち状態となる(ステップB1)。
【0052】
また、「場所・時間帯監視モード」に選択されている場合には(ステップB25)、時計部17から日時情報を取得する他に、位置検知部18から現在の位置情報を取得した後(ステップB25)、登録テーブル21内に登録されている各「場所」を読み出し、現在地は、何れの登録場所に一致しているかをチェックし、現在地が何れの登録場所に一致する場合には、更に、その登録場所に対応付けらている「時間帯」を登録テーブル21から読み出し、現在日時は、その登録時間帯に一致するかをチェックする(ステップB26)。ここで、現在地が何れの登録場所にも一致しない場合あるいは場所は一致するが、現在日時がその登録時間帯に一致しない場合には(ステップB26でNO)、ステップB1に移って操作待ち状態となる。
【0053】
このような選択モードに応じたスケジュール監視によってそのスケジュール内容との一致が検出された場合、つまり、ステップB23、B24、B26の何れかでYESと判断された場合には、この選択モードの条件(スケジュール内容)に対応付けられている「登録ID」を登録テーブル21から全て読み出すと共に(ステップB27)、この各「登録ID」に基づいて登録画像ファイル22をアクセスし、該当する「人物画像」と「人物名」を読み出す(ステップB28)。そして、この各「登録ID」対応の「人物画像」、「人物名」に基づいて撮影予定者リストを作成する(ステップB29)。
この撮影予定者リストは、撮影すべき現在の場所や時間帯を案内する他、その場所や時間帯で撮影予定している人物毎に、その「人物画像」、「人物名」を案内する一覧表である。そして、この作成リストをガイダンス表示させると共に(ステップB30)、「ガイダンス済みフラグ」をセットした後(ステップB31)、操作待ち状態に戻る(ステップB1)。
【0054】
この撮影予定者リストを確認した撮影者は、そのリスト内容にしたがって撮影を開始する。いま、操作待ち状態において(ステップB1)、何らかの操作が行われ、それが撮影ボタンであれば(図8のステップB32)、その時の撮影画像を取り込んで記録媒体3内に撮影画像ファイル31として記録保存する(ステップB33)。この場合、「チェックモード」にセットされているかを調べ(ステップB34)、「チェックモード」にセットされていなければ、操作待ち状態に戻るが(ステップB1)、「チェックモード」にセットされている場合には、以降、未撮影者のガイダンス処理が行われる。
【0055】
この場合においても、現在選択されている選択モード(スケジュール監視モード)を判別し(ステップB35)、その選択モードに応じて上述した図7のステップB21〜B26と基本的に同様なスケジュール監視を行う(ステップB36〜B42)。つまり、選択モードが「場所監視モード」であれば、現在位置を取得した後に(ステップB38)、現在地が登録場所と一致するかをチェックし(ステップB39)、また、「時間帯監視モード」であれば、現在日時が登録時間帯に一致するかをチェックし(ステップB40)、また、「場所・時間帯監視モード」であれば、現在位置を取得した後に(ステップB41)、現在地が何れかの登録場所と一致する他に、現在日時がその登録場所に対応付けられている登録時間帯にも一致するかをチェックする(ステップB42)。
【0056】
このような選択モードに応じたスケジュール監視によって、そのスケジュール内容との一致が検出された場合には、ステップB43に移り、今回撮影した画像(撮影画像ファイル31)を解析し、撮影画像の中に人物が写っている場合には、その人物画像の抽出を行う。この場合、撮影画像内に複数の人物が写っている時には、その全ての人物画像を抽出しておく。
そして、選択モードの条件(スケジュール内容)に対応付けられている「登録ID」を登録テーブル21から全て読み出すと共に、この各「登録ID」に基づいて登録画像ファイル22をアクセスし、該当する全ての「登録人物画像」を読み出し、今回の撮影画像から抽出した「撮影抽出画像」と比較する(ステップB44)。
【0057】
ここで、「登録人物画像」と「撮影抽出画像」との画像比較を行う場合に、撮影画像内に複数の人物が写っている時には、その一人分の人物に着目し、この人物の「撮影抽出画像」と「登録人物画像」との画像比較を行い、この「撮影抽出画像」は何れかの「登録人物画像」に該当するか否かをチェックする(図9のステップB45)。つまり、今回撮影した画像の中に撮影予定者が含まれているかを調べる。
いま、その何れの「登録人物画像」にも該当せずに、撮影予定者が写っていないことを認識した場合には(ステップB45でNO)、他の抽出人物が有るか、つまり、撮影画像内に他の人物が写っているかを調べ(ステップB48)、他の人物が写っている場合には、それを条件に、更に、その人物の「撮影抽出画像」と「登録人物画像」との画像比較を行い、この「撮影抽出画像」は何れかの「登録人物画像」に該当するか否かをチェックする(ステップB45)。
【0058】
このように「撮影抽出画像」と「登録人物画像」との画像比較を行った結果、この「撮影抽出画像」が何れかの「登録人物画像」に該当する場合には、つまり、今回撮影した画像の中に撮影予定者が写っている場合には(ステップB45でYES)、その人物(登録ID)に対応付けられている登録テーブル21内の「撮影済みフラグ」を参照して、それがセットされているか否かを判別し(ステップB46)、その人物の撮影が済んでいなければ、この登録ID対応の「撮影済みフラグ」をセットする(ステップB47)。以下、撮影画像内に複数の人物が写っている場合には、その人物を一人ずつ着目しながら、上述の動作を繰り返す(ステップB45〜B48)。
【0059】
その後、登録テーブル21をアクセスして、選択モードの条件(スケジュール内容)に対応付けられている各「登録ID」の中で、「撮影済みフラグ」がリセットされている「登録ID」を検索することによって、選択モードの条件に該当する各撮影予定者のうち、現時点で撮影を行っていない未撮影者の検索を行う(ステップB49)。ここで、未撮影者が一人もいなければ(ステップB50でNO)、全ての撮影予定者を正常に撮影し終わった場合であるから、それ以降は、ガイダンス表示が不要となる為に、当該「登録ID」に対応する全ての「ガイダンス済みフラグ」をセットする(ステップB54)。
【0060】
一方、未撮影者が一人でもいれば、この人物の「登録ID」に基づいて登録画像ファイル22をアクセスし、該当する「人物画像」とその「人物名」を読み出して(ステップB51)、この「人物画像」、「人物名」に基づいて未撮影者リストを作成し(ステップB52)、この未撮影者リストをガイダンス表示させる(ステップB53)。この未撮影者リストは、撮影すべき現在の場所や時間帯を案内する他に、その場所や時間帯で撮影を行っていない未撮影者毎に、その「人物画像」、「人物名」を案内する一覧表である。その後、図6のステップB1に戻って操作待ち状態となる。
【0061】
以上のように、この第2実施形態におけるスチールカメラ装置において、CPU1は、撮影予定しているターゲット毎に、その人物画像を登録画像ファイル22として登録すると共に、そのその撮影スケジュール情報を登録テーブル21内に登録しておき、この登録人物画像に基づいて撮影画像を解析した結果、撮影画像内に登録人物が含まれているか否かにを認識すると共に、登録人物がその撮影スケジュール通りに撮影されたかを認識することによって、登録人物をそのスケジュール通りに撮影すべきことを案内出力するようにしたから、撮影時において誰をどのように撮影すべきかの具体的な撮影補助案内が可能となり、シャッターチャンスを逃すことなく、より効果的な撮影が可能となると共に、撮影忘れの防止が可能となり、実用効果の高いものとなる。
【0062】
この場合、撮影予定の人物画像とその人物を撮影する場所を登録しておき、登録人物をその撮影場所で撮影すべきことを案内するようにしたから、誰を何処で撮影すべきかを具体的に案内することが可能となる。
また、撮影予定の人物画像とその人物を撮影する時間帯を登録しておき、登録人物をその撮影時間帯で撮影すべきことを案内するようにしたから、誰を何時撮影すべきかを具体的に案内することが可能となる。
更に、撮影予定の人物を撮影する時間帯と共にその撮影場所を登録しておけば、誰を何処で何時撮影するかの案内が可能となる。
【0063】
また、撮影場所、撮影時間帯と現在の位置、日時とを比較した結果、現在時が登録場所、登録時間帯である場合に、その場所、時間帯での撮影予定を案内するようにしたから、特別な操作を行うことなく、常に、タイムリーな案内が可能となり、現在の撮影予定をその場で知ることができる。
更に、登録人物をその撮影スケジュール通りに撮影されていない場合には、その未撮影者リストを作成して案内表示するようにしたから、そのリスト内容を確認するだけで撮影予定者のうち、誰を撮影していないかを知ることができ、撮影忘れを防止することが可能となる。
また、複数のターゲットに対応してそのターゲット画像を登録すると共に、ターゲット毎に、その撮影スケジュールを登録するようにしたから、登録ターゲット毎に、そのスケジュール通りに撮影すべきことを案内することができ、複雑な撮影を行う場合に有効なものとなる。
【0064】
なお、上述した第2実施形態は、「撮影予定者リスト」、「未撮影者リスト」をガイダンス表示するようにしたが、このガイダンス表示の他、登録場所、登録時間帯に達した際に、その内容を音声メッセージによって案内するようにしてもよい。
また、撮影スケジュールとして、撮影予定者毎に、その撮影予定枚数を登録しておくと共に、実際に撮影した撮影実枚数を計数し、撮影予定枚数から撮影実枚数を減算した残枚数を求めて案内出力するようにすれば、誰を何時、何処で何枚撮影すべきかの撮影補助案内が可能となる。
【0065】
また、第2実施形態においては、撮影予定のターゲットとして人物を例示したが、人物以外の自動車、建物、動物等をターゲットとして登録するようにしてもよく、また、第2実施形態は、デジタルスチールカメラ適用した場合を例示したが、静止画に限らず、勿論、ビデオカメラにも基本的には同様に適用可能である。更に、ハンディタイプのカメラに限らず、設置型の監視カメラ等にも適用可能である。
【0066】
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フロッピィデスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。
すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、その撮影スケジュール情報を登録する機能と、登録されたターゲット画像に基づいて撮影画像を解析する機能と、画像解析を行った結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているかを認識すると共に、登録ターゲットがその撮影スケジュール通りに撮影されたかを認識する機能と、この認識結果に基づいて登録ターゲットをそのスケジュール通りに撮影すべきことを案内する為の案内情報を作成出力する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】
第1の発明(請求項1記載の発明)によれば、撮影予定しているターゲット毎に、そのターゲット画像を登録しておき、この登録ターゲット画像に基づいて撮影画像を解析した結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているか否かに基づいて登録ターゲット毎にその撮影状況を認識し、この登録ターゲット毎の撮影状況に応じた案内情報を作成出力するようにしたから、撮影を予定している全てのターゲット(例えば、関係者全員)を満遍なく撮影する為に何をどれだけ撮影し、何を撮影していないか等を案内することができ、偏りのない、撮り忘れのない適切な撮影補助を実現することが可能となる。
第2の発明(請求項3記載の発明)によれば、撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、その撮影スケジュール情報を登録しておき、この登録ターゲット画像に基づいて撮影画像を順次解析した結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているかを認識すると共に、登録ターゲットがその撮影スケジュール通りに撮影されたかを認識することによって、登録ターゲットをそのスケジュール通りに撮影すべきことを案内出力するようにしたから、撮影時において何をどのように撮影すべきかの具体的な撮影補助案内が可能となり、シャッターチャンスを逃すことなく、より効果的な撮影が可能となると共に、撮影忘れの防止が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルスチールカメラ装置の基本的構成要素を示したブロック図。
【図2】(A)は、記憶部2内に設けられている登録テーブル21の内容を示した図、(B)は、登録画像ファイル22を示した図、(C)は、記録媒体3内の撮影画像ファイル31を示した図。
【図3】電源オンに伴って実行開始されるスチールカメラ装置の全体動作を示したフローチャート。
【図4】第2実施形態におけるデジタルスチールカメラ装置の基本的構成要素を示したブロック図。
【図5】第2実施形態において、(A)は、記憶部2内に設けられている登録テーブル21の内容を示した図、(B)は、登録画像ファイル22を示した図、(C)は、記録媒体3内の撮影画像ファイル31を示した図。
【図6】第2実施形態において、電源オンに伴って実行開始されるスチールカメラ装置の全体動作を示したフローチャート。
【図7】図6に続く、スチールカメラ装置の全体動作を示したフローチャート。
【図8】図6、図7に続く、スチールカメラ装置の全体動作を示したフローチャート。
【図9】図6、図8に続く、スチールカメラ装置の全体動作を示したフローチャート。
【符号の説明】
1、11 CPU
2、12 記憶部
3、13 記録媒体
4、14 キー入力部
5、15 表示部
6、16 カメラ撮影部
17 時計部
18 位置検知部
21 登録テーブル
22 登録画像ファイル
31 撮影画像ファイル

Claims (11)

  1. 撮影者に対して撮影の補助案内を行う画像撮影装置であって、
    撮影予定しているターゲット毎に、そのターゲット画像を登録する登録手段と、
    この登録手段によって登録されたターゲット画像に基づいて撮影画像を解析する画像解析手段と、
    この画像解析手段によって画像解析を行った結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているか否かに基づいて登録ターゲット毎にその撮影状況を認識する認識手段と、
    この認識手段によって認識された登録ターゲット毎の撮影状況に応じた案内情報を作成出力する撮影補助手段と、
    を具備したことを特徴とする画像撮影装置。
  2. 前記登録手段は、撮影予定しているターゲット毎に、そのターゲット画像を登録すると共に、その予定撮影量を登録し、
    前記認識手段は、登録ターゲット毎に、現時点までに実際に撮影された実撮影量を認識し、
    前記撮影補助手段は、登録ターゲット対応の前記予定撮影量と前記実撮影量とに関する案内情報を作成出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像撮影装置。
  3. 撮影者に対して撮影の補助案内を行う画像撮影装置であって、
    撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、その撮影スケジュール情報を登録する登録手段と、
    この登録手段によって登録されたターゲット画像に基づいて撮影画像を解析する画像解析手段と、
    この画像解析手段によって画像解析を行った結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているかを認識すると共に、登録ターゲットがその撮影スケジュール通りに撮影されたかを認識する認識手段と、
    この認識手段による認識結果に基づいて登録ターゲットをそのスケジュール通りに撮影すべきことを案内する為の案内情報を作成出力する撮影補助手段と、
    を具備したことを特徴とする画像撮影装置。
  4. 現在の位置情報を取得する取得手段を設け、
    前記登録手段は、撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、そのターゲットを撮影する場所を撮影スケジュールとして登録し、
    前記認識手段は、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているかを認識すると共に、前記取得手段によって取得した現在の位置情報と登録ターゲットに対応して登録されている撮影場所とを比較し、
    前記撮影補助手段は、この認識手段による認識結果に基づいて登録ターゲットをその撮影場所で撮影すべきことを案内する為の案内情報を作成出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の画像撮影装置。
  5. 撮影スケジュールとして登録されている撮影場所と現在の位置情報とを比較した結果、現在地が登録場所である場合に、前記撮影補助手段は、その場所での撮影予定を案内する、
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載の画像撮影装置。
  6. 現在の計時情報を取得する取得手段を設け、
    前記登録手段は、撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、そのターゲットを撮影する時間帯を撮影スケジュールとして登録し、
    前記認識手段は、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているかを認識すると共に、前記取得手段によって取得した現在の計時情報と登録ターゲットに対応して登録されている撮影時間帯とを比較し、
    前記撮影補助手段は、この認識手段による認識結果に基づいて登録ターゲットをその撮影時間帯で撮影すべきことを案内する為の案内情報を作成出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3あるいは4記載の画像撮影装置。
  7. 撮影スケジュールとして登録されている撮影時間帯と現在の時刻情報とを比較した結果、現在時が登録時間帯である場合に、前記撮影補助手段は、その時間帯での撮影予定を案内する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の画像撮影装置。
  8. 前記認識手段によって登録ターゲットがその撮影スケジュール通りに撮影されていないことが認識された場合に、前記撮影補助手段は、登録ターゲットをそのスケジュール通りに撮影すべきことを促す為に、その未撮影ターゲットを案内する案内情報を作成出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3乃至7何れか記載の画像撮影装置。
  9. 前記登録手段は、外部から任意に入力供給された画像あるいは撮影画像の中から任意に選択指定された画像をターゲット画像として登録する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは3記載の画像撮影装置。
  10. コンピュータに対して、
    撮影予定しているターゲット毎に、そのターゲット画像を登録する機能と、
    登録されたターゲット画像に基づいて撮影画像を解析する機能と、
    画像解析を行った結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているか否かに基づいて登録ターゲット毎にその撮影状況を認識する機能と、
    認識された登録ターゲット毎の撮影状況に応じた案内情報を作成出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  11. コンピュータに対して、
    撮影予定のターゲット画像を登録すると共に、その撮影スケジュール情報を登録する機能と、
    登録されたターゲット画像に基づいて撮影画像を解析する機能と、
    画像解析を行った結果、撮影画像内に登録ターゲットが含まれているかを認識すると共に、登録ターゲットがその撮影スケジュール通りに撮影されたかを認識する機能と、
    この認識結果に基づいて登録ターゲットをそのスケジュール通りに撮影すべきことを案内する為の案内情報を作成出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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