JP2019082963A - 情報提供システム、情報提供装置、情報分析装置、及び情報提供方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1の実施形態による情報提供システム1の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、情報提供システム1は、ユーザ端末装置10と、管理サーバ20と、情報分析サーバ30と、情報提供サーバ40とを備えている。なお、ユーザ端末装置10と、管理サーバ20と、情報分析サーバ30と、情報提供サーバ40とは、ネットワークNW1を介して接続されている。
情報提供システム1は、例えば、カスタマサポートやヘルプデスクのQ&A処理(質問・回答処理)のように、ユーザとシステムとが対話的に入出力を繰り返す対話処理を行い、回答(最終応答)を提供するシステムである。なお、ここでの対話処理には、例えば、チャットボットのようなプログラム処理の他に、対話的処理による業務などの処理を含むものとする。
表示部13(出力部の一例)は、例えば、液晶ディスプレイ装置などであり、各種情報を表示する。表示部13は、例えば、情報提供サーバ40から提供される選択肢や回答情報や、質問及び選択肢を選択する際の操作画面などを表示する。
サーバ記憶部22は、管理サーバ20が利用する各種情報を記憶する。サーバ記憶部22は、例えば、対話情報記憶部221と、遷移履歴記憶部222とを備えている。
この図において、「子選択肢」は、対話処理において、選択肢(選択先)としてユーザに提供する提供情報を示し、「親選択肢」は、Q&Aの対話処理の階層構造において、親の提供情報(選択元)を示している。また、「回答」は、回答に相当する提供情報を示している。なお、本実施形態において、「子選択肢」、「親選択肢」、及び「回答」は、提供情報に含まれる。
この図において、「処理NO」は、例えば、Q&A処理などの処理番号であり、「遷移情報」は、対話処理の回数(ステップ数)示す情報である。また、「入力情報」は、入力部12によって入力された質問、及び、選択した情報などのユーザの入力情報を示している。また、「評価情報」は、満足(Good)、不満足(NG)などの回答に対して満足したか否かを示す情報であり、「ユーザID」は、ユーザの識別を識別する識別情報を示す。
登録処理部232は、システム運用者などの管理者の指示に基づいて、対話情報記憶部221が記憶する対話情報の登録、更新、削除などのメンテナンス処理を実行する。
サーバ記憶部32は、情報分析サーバ30が利用する各種情報を記憶する。サーバ記憶部32は、例えば、分析結果記憶部321を備えている。
図4に示す例は、分析処理部332が、遷移履歴情報における各状態の遷移を集計した分析結果を示している。この図に示すように、分析処理部332は、遷移履歴情報から各状態遷移の回数を集計する。また、分析処理部332は、図4に示すような集計結果からランダムウォークによる遷移確率を算出する。
分析処理部332は、例えば、図4に示す「応答1」における遷移確率を下記の式(1)により算出する。
また、情報提供サーバ40は、NW通信部41と、サーバ記憶部42と、サーバ制御部43とを備えている。
候補記憶部421は、情報分析サーバ30による分析結果に基づいて推定した回答候補を記憶する。
また、サーバ制御部43は、対話制御部431と、候補推定部432とを備えている。
図5において、表示画面G1は、ユーザ端末装置10の表示部13に表示されたヘルプデスクにおける初期画面を示している。表示画面G1には、初期画面の選択肢が表示されており、選択領域W1により、入力部12から選択肢を選択可能になっている。表示画面G1には、質問や検索内容を入力可能な入力領域W2が表示されており、入力部12によって、質問や検索内容を入力することが可能である。なお、ユーザ端末装置10は、選択領域W1の選択肢の選択情報や入力領域W2の入力情報を、ユーザの入力情報として、情報提供サーバ40に送信する。
また、候補推定部432は、上述したユーザ満足度を考慮して、下記の式(4)のように、到達確率にユーザ満足度を積算した優先指標を算出して、当該優先指標に基づいて、回答候補を推定してもよい。
また、候補推定部432は、式(5)に示す優先指標に基づいて、回答候補を推定した場合には、ユーザの満足度が高いが、到達し難い回答を優先して回答候補に推定する。
図6は、本実施形態による情報提供システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図6では、情報提供システム1の遷移履歴の分析処理及び回答候補をユーザに提示する処理について説明する。なお、管理サーバ20の遷移履歴記憶部222には、図3に示すような過去の遷移履歴情報が蓄積されているものとする。
具体的に、候補推定部432は、上述した式(3)にしますような到達確率を各回答に対して算出し、当該到達確率が高い回答候補を推定する。なお、候補推定部432は、上述した式(4)又は式(5)のような優先指標に基づいて、回答候補を推定するようにしてもよい。
図7において、表示画面G2は、選択肢を表示している状態で、ユーザにより、“DTS”という入力情報が入力された画面を示している。情報提供サーバ40は、“DTS”という入力情報に対して、上述した図6に示す処理により回答候補を推定し、表示領域W3に示すような回答候補を、ユーザ端末装置10の表示部13に表示させる。
図8は、本実施形態における遷移履歴情報の分析結果の変形例を示す図である。
図8に示す例は、分析処理部332が、遷移履歴情報における各状態の遷移を、遷移経路を考慮して集計した分析結果の変形例を示している。この図において、「頻度」は、遷移経路ごとに回答に到達した回数を示している。
なお、本実施形態による情報提供システム1は、データの数に応じて、上述した図6に示す処理と、図9に示す処理とを切り替えて実行してもよい。すなわち、情報提供サーバ40は、データの数に応じて、新たな情報提供の状態に至るまでの遷移情報に基づいて、回答候補を推定するか否かを切り替えるようにしてもよい。ここで、データの数には、トランザクション数(回答に達した処理数)、ユーザ数、遷移履歴情報の数などが含まれる。
これにより、本実施形態による情報提供システム1は、到達確率を生成することで定量的に回答候補を推定することが可能になり、簡易な手法により、回答にたどり着くまでの時間を短縮することができる。
これにより、本実施形態による情報提供システム1は、ユーザの満足度を考慮して、回答候補を適切に推定することができる。
これにより、本実施形態による情報提供システム1は、例えば、ユーザの満足度が高いが、到達し難い回答を優先して回答候補に推定することができる。この場合、到達し難い回答は、到達するまでに時間を要するため、本実施形態による情報提供システム1は、回答にたどり着くまでの時間を大幅に短縮することができる。
これにより、本実施形態による情報提供システム1は、ランダムウォークによる遷移確率を利用することで、さらに簡易な手法により、回答候補を推定することができる。
これにより、本実施形態による情報提供システム1は、遷移経路を考慮した最適な回答候補を推定することが可能になる。また、本実施形態による情報提供システム1は、例えば、ユーザの意図理解の促進や,抑えるべき途中状態を意図的に経由するような応答の提示が可能となる。
これにより、本実施形態による情報提供システム1は、例えば、トランザクション数(回答に達した処理数)が多く蓄積された場合に、表示状態に至るまでの遷移情報を考慮しるなど、データの数に応じて、適切な手法を切り替えることができる。よって、本実施形態による情報提供システム1は、回答候補をさらに適切に推定することができる。
これにより、本実施形態による情報提供サーバ40は、上述した情報提供システム1と同様の効果を奏し、多様な状況に対応させつつ、最終応答(回答)にたどり着くまでの時間を短縮することができる。
これにより、本実施形態による情報分析サーバ30は、情報提供サーバ40に分析結果を出力することで、最終応答の候補(回答候補)を適切に推定させることができる。よって、本実施形態による情報分析サーバ30は、上述した情報提供システム1と同様の効果を奏し、多様な状況に対応させつつ、最終応答(回答)にたどり着くまでの時間を短縮することができる。
これにより、本実施形態による情報提供方法は、上述した情報提供システム1と同様の効果を奏し、多様な状況に対応させつつ、最終応答(回答)にたどり着くまでの時間を短縮することができる。
次に、図面を参照して、第2の実施形態による情報提供システム1aについて説明する。
図10は、本実施形態による情報提供システム1aの一例を示すブロック図である。
図10に示すように、情報提供システム1aは、ユーザ端末装置10と、管理サーバ20aと、情報分析サーバ30aと、情報提供サーバ40と、管理者端末装置50とを備えている。なお、ユーザ端末装置10と、管理サーバ20aと、情報分析サーバ30aと、情報提供サーバ40と、管理者端末装置50とは、ネットワークNW1を介して接続されている。
なお、図10において、図1と同一の構成は、同一の符号を付与して、その説明を省略する。
本実施形態では、管理サーバ20a及び情報分析サーバ30aの処理が異なる点と、管理者端末装置50を備える点が、第1の実施形態と異なる。
分析結果記憶部321aは、情報分析サーバ30aが、過去の遷移履歴情報を統計的に分析した分析結果を記憶する。分析結果記憶部321aは、上述した第1の実施形態の分析結果記憶部321と同様の分析結果に加えて、回答ごとの満足度及び検索容易度を記憶する。なお、満足度及び検索容易度の詳細については、後述する。
また、分析処理部332aは、履歴取得部331が取得した過去の遷移履歴情報に基づいて、下記の式(7)により、検索容易度を算出する。
また、分析処理部332aは、生成した回答ごとの満足度及び検索容易度と、分析結果とを、分析結果記憶部321aに記憶させる。なお、分析処理部332aは、情報提供サーバ40の要求に応じて、分析結果記憶部321aに記憶させた分析結果を、NW通信部31を介して、情報提供サーバ40に送信する。また、分析処理部332aは、管理サーバ20aの要求に応じて、分析結果記憶部321aに記憶させた回答ごとの満足度及び検索容易度を、NW通信部31を介して、管理サーバ20aに送信する。
図11に示す4象限マトリックスは、横軸が「探し易さ」を示す検索容易度であり、縦軸が「ユーザ満足度」を示す満足度である2軸グラフである。この4象限マトリックスに記載された各点が、各回答に対応する。管理サーバ20aは、このような4象限マトリックスを、システム運用者などの管理者に提示する。
4象限図記憶部223は、上述した図11に示すような4象限マトリックスを記憶する。
本実施形態による情報提供システム1aの遷移履歴の分析処理及び回答候補をユーザに提示する処理については、第1の実施形態と同様であるため、ここではその説明を省略する。
図13は、本実施形態による情報提供システム1aの変形例の動作を示すフローチャートである。この図では、情報提供サーバ40が、4象限マトリックスとともに、クラスタリングにより分類したグループにより、共通する特徴を抽出した特徴情報を提示する変形例について説明する。
ステップS404において、統計処理部233は、クラスタリング処理を実行する。統計処理部233は、4象限マトリックス上の各回答をクラスタリングによりグループに分類する。
ここで、ユーザの属性には、例えば、営業職、技術職、所属部署、年齢、性別、職業などの情報が含まれる。また、所定の期間には、年度の開始時期、年末時期などの期間情報が含まれる。
また、管理サーバ20aは、抽出した特徴情報に基づいて、対話情報記憶部221が記憶する対話情報の改善案又は改良案を立案し、立案した改善案又は改良案を管理者に提示するようにしてもよい。
これにより、本実施形態による情報提供システム1aは、簡易な処理により、満足度及び検索容易度を適切に生成することができる。
これにより、本実施形態による情報提供システム1aは、満足度及び検索容易度を可視化することが可能であり、管理者は、回答などの応答や選択肢などの具体的な改善案(改良案)を把握し易くなる。例えば、低い満足度、且つ、高い検索容易度の回答である場合に、管理者は、回答文を修正することで改善が可能であり、高い満足度、且つ、低い検索容易度の回答である場合に、管理者は、回答の配置場所を修正することで改善が可能である。
また、本実施形態による情報提供システム1aでは、4象限マトリックスにより可視化することにより、例えば、改善前と改善後の4象限マトリックスを比較することにより、改善効果を視覚的に確認することができる。
これにより、本実施形態による情報提供システム1aでは、回答に共通する特徴を抽出した特徴情報を把握することで、回答などの応答や選択肢などをさらに適切に改善することができる。本実施形態による情報提供システム1aでは、例えば、良い回答及び悪い回答の典型的なパターン(例えば、ベスト/ワーストプラクティス)を把握することができ,回答などの応答や選択肢などの改善に役立てることができる。
これにより、本実施形態による情報提供システム1aでは、回答などの応答や選択肢などの問題点を正確に把握することが可能になり、さらに適切に改善することができる。
これにより、本実施形態による情報提供システム1aでは、管理者は、ユーザの属性ごと、所定の期間ごと、又は提供情報の階層ごとの4象限マトリックス又は特徴情報を把握することができるため、ユーザの属性ごと、所定の期間ごと、又は提供情報の階層ごとに適切な改善を行うことができる。
これにより、本実施形態による管理サーバ20aは、上述した情報提供システム1aと同様の効果を奏し、最終応答(回答)などの応答や選択肢、対話処理のフローなどを適切に改善することができる。
これにより、本実施形態による管理方法は、上述した情報提供システム1aと同様の効果を奏し、最終応答(回答)などの応答や選択肢、対話処理のフローなどを適切に改善することができる。
図14は、本実施形態による情報提供システム1aの変形例を示すブロック図である。
図14に示すように、変形例による情報提供システム1bは、ユーザ端末装置10と、管理サーバ20bと、情報分析サーバ30bと、情報提供サーバ40と、管理者端末装置50とを備えている。なお、ユーザ端末装置10と、管理サーバ20bと、情報分析サーバ30bと、情報提供サーバ40と、管理者端末装置50とは、ネットワークNW1を介して接続されている。
本変形例では、上述した図10に示す管理サーバ20aが備えていた、統計処理部233及び4象限図記憶部223と同様の構成を、情報分析サーバ30bが備える点が異なる。
4象限図記憶部323は、上述した図10に示す4象限図記憶部223と同様に、図11に示すような4象限マトリックスを記憶する。
なお、本変形例では、情報提供部234は、NW通信部21を介して、情報分析サーバ30bから4象限マトリックス及び特徴情報を取得し、当該4象限マトリックス及び特徴情報を、NW通信部21を介して、管理者端末装置50に送信する。
これにより、情報提供システム1b及び情報分析サーバ30bは、上述した情報提供システム1aと同様の効果を奏し、最終応答(回答)などの応答や選択肢、対話処理のフローなどを適切に改善することができる。
例えば、上記の各実施形態において、最終応答の一例として回答を用いる例を説明したが、これに限定されるものではなく、最終的な問いかけなどの応答であってもよい。また、上記の各実施形態は、最終応答の代わりに、途中結果を含む出力結果に対して適用してもよい。ここでの出力結果には、最終応答だけではなく、途中結果の応答結果を含まれる。
また、上述した第2の実施形態において、ユーザ端末装置10と、管理者端末装置50とを異なる装置で構成する例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ユーザ端末装置10が、管理者端末装置50の機能を備え、1つの装置で構成するようにしてもよい。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
10 ユーザ端末装置
11、21、31、41、51 NW通信部
12、52 入力部
13、53 表示部
14、54 端末制御部
20、20a、20b 管理サーバ
22、22a、32、32a、32b、42 サーバ記憶部
23、23a、23b、33、33a、33b、43 サーバ制御部
30、30a 情報分析サーバ
40 情報提供サーバ
50 管理者端末装置
221 対話情報記憶部
222 遷移履歴記憶部
223、323 4象限図記憶部
231 履歴記録部
232 登録処理部
233、333 統計処理部
234 情報提供部
321、321a 分析結果記憶部
331 履歴取得部
332、332a 分析処理部
421 候補記憶部
431 対話制御部
432 候補推定部
NW1 ネットワーク
Claims (10)
- 情報提供の状態と、当該情報提供の状態に対するユーザの入力情報と、前記入力情報に対して提供された提供情報とを含み、対話処理により最終的に提供された最終応答に至る過去の遷移履歴情報を、統計的に分析した分析結果を生成する情報分析装置と、
前記情報分析装置が生成した前記分析結果と、新たな前記情報提供の状態と、当該情報提供の状態に対するユーザの入力情報とに基づいて、前記最終応答の候補を推定し、推定した前記最終応答の候補を前記ユーザに提供する情報提供装置と
を備えることを特徴とする情報提供システム。 - 前記情報提供装置は、前記分析結果と、新たな前記情報提供の状態と、当該情報提供の状態に対するユーザの入力情報とに基づいて、過去に提供した前記最終応答への到達確率を生成し、生成した当該到達確率に基づいて、前記最終応答の候補を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。 - 前記遷移履歴情報には、前記最終応答に対する評価情報が含まれ、
前記情報分析装置は、前記評価情報を含む前記遷移履歴情報を統計的に分析し、前記評価情報に基づくユーザ満足度を含む前記分析結果を生成し、
前記情報提供装置は、前記到達確率及び前記ユーザ満足度に基づいて、前記最終応答の候補を推定する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報提供システム。 - 前記情報提供装置は、前記到達確率と、前記ユーザ満足度と、過去に提供した前記最終応答までの前記対話処理の平均回数を示す平均処理回数とに基づいて、前記最終応答の候補を推定する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報提供システム。 - 前記情報分析装置は、ランダムウォークによる遷移確率を算出して、前記過去の遷移履歴情報を統計的に分析し、
前記情報提供装置は、前記遷移確率に基づく前記到達確率により、前記最終応答の候補を推定する
ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の情報提供システム。 - 前記情報提供装置は、前記分析結果と、新たな前記情報提供の状態と、当該情報提供の状態に対するユーザの入力情報と、前記新たな前記情報提供の状態に至るまでの遷移情報とに基づいて、前記最終応答の候補を推定する
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報提供システム。 - 前記情報提供装置は、データの数に応じて、前記新たな前記情報提供の状態に至るまでの遷移情報に基づいて、前記最終応答の候補を推定するか否かを切り替える
ことを特徴とする請求項6に記載の情報提供システム。 - 情報提供の状態と、当該情報提供の状態に対するユーザの入力情報と、前記入力情報に対して提供された提供情報とを含み、対話処理により最終的に提供された最終応答に至る過去の遷移履歴情報を、統計的に分析して生成された分析結果と、新たな前記情報提供の状態と、当該情報提供の状態に対するユーザの入力情報とに基づいて、前記最終応答の候補を推定する候補推定部と、
前記候補推定部が推定した前記最終応答の候補を前記ユーザに提供する情報提供部と
を備えることを特徴とする情報提供装置。 - 情報提供の状態と、当該情報提供の状態に対するユーザの入力情報と、前記入力情報に対して提供された提供情報とを含み、対話処理により最終的に提供された最終応答に至る過去の遷移履歴情報を取得する履歴取得部と、
前記履歴取得部が取得した前記過去の遷移履歴情報を統計的に分析した分析結果を生成し、生成した当該分析結果を、前記最終応答の候補を前記ユーザに提供する情報提供装置に出力する分析処理部と
を備えることを特徴とする情報分析装置。 - 情報分析装置が、情報提供の状態と、当該情報提供の状態に対するユーザの入力情報と、前記入力情報に対して提供された提供情報とを含み、対話処理により最終的に提供された最終応答に至る過去の遷移履歴情報を、統計的に分析した分析結果を生成する分析ステップと、
情報提供装置が、前記分析ステップによって生成された前記分析結果と、新たな前記情報提供の状態と、当該情報提供の状態に対するユーザの入力情報とに基づいて、前記最終応答の候補を推定し、推定した前記最終応答の候補を前記ユーザに提供する提供ステップと
を含むことを特徴とする情報提供方法。
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