JP2019082129A - 送風機 - Google Patents

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【課題】電動送風機にて空気流れの剥離が生じることを抑制する。【解決手段】電動送風機は、軸線方向の一方側から複数の翼21を支える側板23と、軸線方向他方側から複数の翼21を支える主板22とを備える羽根車20と、入口開口部11内に羽根車20を収納してなるファンケース10とを備える。羽根車20の主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aは、複数の翼21のうち隣り合う2つの翼の間を流れる空気流を軸線方向の他方側に転向させる。したがって、ファンケース10内において主板22に沿って流れる空気流が主板湾曲部22a側から剥離することを抑える。【選択図】図2

Description

本発明は、送風機に関するものである。
従来、チューブラ送風機では、遠心ファンとこの遠心ファンを収納する送風ケースとを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
このものにおいて、遠心ファンは、その回転に伴って軸線方向一方側から空気流を吸い込んでこの吸い込んだ空気流(以下、吸い込み空気流という)を軸線方向に交差する方向に吹き出す。軸線方向とは、遠心ファンの軸線方向である。送風ケースには、吸い込み空気流を、吸い込み空気流の主流方向に平行である方向に転向させる空気流路が形成されている。
特開平7−133800号公報
上記チューブラ送風機では、遠心ファンから吹き出される空気流を、吸い込み空気流の主流方向に平行である方向に転向させるために、小さな曲率半径によって空気流を曲げる湾曲内壁部22cを送風ケース10A(図5参照)に設ける必要がある。
湾曲内壁部22cの内周部においては、遠心ファン20Aから吹き出される空気流が、
内周部に沿って流れる前に、矢印Rの如く、小さな曲率半径によって曲げられる。このため、湾曲内壁部22cの内周部から矢印hの如く、剥離する空気流が発生しやすい。その空気流の剥離の影響でその空気流れ下流側においても空気流れが不均一となり、送風機としての静音性能等に悪影響を及ぼすという問題が生じている。
本発明は上記点に鑑みて、空気流れの剥離が生じることを抑制するようにした送風機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、軸線(S)を中心とする周方向に並べられている複数の翼(21)と、軸線方向の一方側から複数の翼を支える側板(23)と、軸線方向の他方側から複数の翼を支える主板(22)とを備える羽根車(20)と、
軸線方向の一方側に開口する入口開口部(11)を形成し、入口開口部内に羽根車を収納してなるファンケース(10)と、を備え、
羽根車が軸線を中心として回転することにより、軸線方向の一方側から吸い込んだ空気流を軸線を中心とする径方向外側に吹き出し、
ファンケースは、羽根車から吹き出される空気流を軸線を中心とする径方向に交差する交差方向に転向させる空気流路(13)を形成するケース湾曲部(14)と、空気流路内の空気流を吹き出す吹出口(12)とを形成し、
主板は、ケース湾曲部に沿って湾曲状に形成されている主板湾曲部(22a)を備え、
側板は、ケース湾曲部に沿って湾曲状に形成されている側板湾曲部(23a)を備え、
主板湾曲部および側板湾曲部は、複数の翼のうち隣り合う2つの翼の間を流れる空気流を交差方向に転向させる。
したがって、主板湾曲部および側板湾曲部がファンケースのケース湾曲部の内周側から空気流が剥離することを抑えることができる。したがって、送風機において、空気流れの剥離が生じることを抑制することができる。これにより、送風機において、高効率化や低騒音化を図ることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における電動送風機の断面構成を示す図である。 図1中軸線Sよりも下側の範囲Qを拡大した断面図である。 本発明の第2実施形態における電動送風機の部分断面を示す図であって、図2に対応する断面図である。 本発明の第3実施形態において主板湾曲部を示す断面図である。 第3実施形態の対比例において主板湾曲部を示す断面図である。 対比例の送風機において課題を説明するための断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
次に、本発明の送風機が適用された車載空調装置用の電動送風機の第1実施形態について図1、図2を参照して説明する。
本実施形態の電動送風機は、ファンケース10、羽根車20、およびモータアッセンブリ30を備えるチューブラ送風機である。
ファンケース10は、ベルマウス部15を有する略筒状に形成されて、入口開口部11を形成する。入口開口部11は、ベルマウス部15の中央側において、軸線方向一方側に開口されている。軸線方向は、ファンケース10の軸線Sが延びる方向である。
ベルマウス部15は、ファンケース10内において、軸線Sを中心とする環状に形成されている。ベルマウス部15は、軸線方向一方側から入口開口部11に円滑に空気流が流れるように空気流を案内する。ファンケース10は、モータアッセンブリ30のモータハウジング33とともに、吹出口12、空気流路13、およびケース湾曲部14を形成している。
モータハウジング33は、ファンケース10内に配置されている。モータハウジング33は、略円筒状に形成されている。モータハウジング33は、その軸線がファンケース10の軸線に一致するように形成されている。モータハウジング33は、電動モータ32を支える。
吹出口12は、軸線方向他方側に開口されている。換言すれば、吹出口12は、軸線Sを中心とする径方向に対して交差(具体的には、直交)する方向に開口されている。つまり、吹出口12は、羽根車20に流入される吸い込み主流方向に平行となる方向である。径方向とは、軸線方向に直交する方向である。吹出口12は、軸線Sを中心とする環状に形成されている。
空気流路13は、入口開口部11からの空気流を吹出口12に導くように形成されている。具体的には、空気流路13は、軸線Sを中心とする径方向外側で、かつ軸線方向一方側に凸となる湾曲状に形成されている。軸線方向は、羽根車20の軸線Sが延びる方向である。
ここで、空気流路13内には、ファンケース10とモータアッセンブリ30とを繋ぐ複数の連結部35が配置されている。
ケース湾曲部14は、軸線方向を中心とする径方向外側で、かつ軸線方向一方側に凸となる湾曲状に形成されている。ケース湾曲部14は、羽根車20を通過する空気流を軸線方向他方側(すなわち、吸い込み主流方向に平行となる方向)に転向させるように空気流路13を形成する。
羽根車20は、ファンケース10の入口開口部11内に収納されている。羽根車20は、複数枚の翼21、主板22、および側板23を備える遠心ファンである。
複数枚の翼21は、それぞれ、軸線Sから間隔を開けて配置されている。複数枚の翼21は、それぞれ、軸線Sを中心とする周方向に間隔を開けて並べられている。主板22は、複数枚の翼21に対して軸線方向他方側に配置されて、複数枚の翼21のそれぞれを軸線方向他方側から支持する。
本実施形態の主板22は、軸線方向を中心とする径方向外側(すなわち、内周側)に配置されて、かつ軸線方向一方側に凸となる湾曲状に形成されている主板湾曲部22aを備える。
側板23は、複数枚の翼21に対して軸線方向一方側(すなわち、外周側)に配置されて、複数枚の翼21のそれぞれを軸線方向一方側から支持する。本実施形態の側板23は、軸線方向を中心とする径方向外側で、かつ軸線方向一方側に凸となる湾曲状に形成されている側板湾曲部23aを備える。
主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aは、複数枚の翼21よりも径方向外側に位置する。主板湾曲部22aは、ケース湾曲部14に沿って湾曲状に形成されている。側板湾曲部23aは、ケース湾曲部14に沿って湾曲状に形成されている。
本実施形態の主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aは、複数枚の翼21のうち隣り合う2つの翼21の間から吹き出される空気流を吹出口12を案内する役割を果たす。ファンケース10および羽根車20は、樹脂材料或いは金属材料等によって形成されている。
モータアッセンブリ30は、モータハウジング33とともに、回転軸31から回転力を出力する電動モータ32を備える。回転軸31は、その軸線が羽根車20の軸線に一致するように配置されている。回転軸31の軸線および羽根車20の軸線は、ファンケース10の軸線に一致している。
ここで、回転軸31のうち軸線方向一方側には、羽根車20の主板22が固定されている。本実施形態の電動モータ32としては、直流モータやブラシレスモータ等の各種の電動モータが用いられる。
次に、本実施形態の電動送風機の作動について説明する。
まず、電源から電動モータ32に電力が供給されると、電動モータ32が回転軸31から羽根車20に回転力を出力する。このため、羽根車20が回転軸31とともに、軸線Sを中心として回転する。
これに伴い、矢印F1の如く、空気流が軸線方向一方側から入口開口部11内に流入し、この流入された空気流は、主板22および側板23の間において複数枚の翼21のうち隣り合う2枚の翼21の間を流れる。
このことにより、軸線方向一方側から入口開口部11内に流入された空気流は、軸線Sを中心とする径方向外側に流れることになる。その後、空気流は、主板22および側板23の間において、複数枚の翼21のうち隣り合う2枚の翼21の間を通過して空気流路13を流れる。
この際に、主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aが空気流を軸線方向他方側に転向させる。
その後、空気流は、主板22および側板23の間を通過する。この通過した空気流は吹出口12から矢印F2の如く軸線方向他方側に吹き出される。つまり、吹出口12から吹出される空気流の主流方向(すなわち、吹出主流方向)は、羽根車20に流入される吸い込み主流方向とほぼ平行(すなわち、並行)になっている。
以上説明した本実施形態によれば、電動送風機1は、軸線Sを中心とする周方向に並べられている複数の翼21と、軸線方向一方側から複数の翼21を支える側板23と、軸線方向他方側から複数の翼21を支える主板22とを備える羽根車20と、軸線方向一方側に開口する入口開口部11を形成し、入口開口部11内に羽根車20を収納してなるファンケース10とを備える。
電動送風機1は、羽根車20が軸線Sを中心として回転することにより、軸線方向一方側から吸い込んだ空気流を軸線Sを中心とする径方向外側に吹き出し、ファンケース10は、モータハウジング33とともに、羽根車20から吹き出される空気流を軸線Sを中心とする径方向に交差する軸線方向他方側に転向させる空気流路13と空気流路13内の空気流を吹き出す吹出口12とを形成する。モータハウジング33は、ケース湾曲部14を有する略円筒状に形成されている。
主板22は、ケース湾曲部14に沿って湾曲状に形成されている主板湾曲部22aを備える。側板23は、ケース湾曲部14に沿って湾曲状に形成されている側板湾曲部23aを備える。主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aは、複数の翼21のうち隣り合う2つの翼21の間を流れる空気流を軸線方向他方側に転向させる。つまり、主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aによって囲まれた空間で空気流を転向させることになる。
したがって、ファンケース10内において空気流がケース湾曲部14の内周側から剥離することを抑えることができる。よって、空気流の剥離が起因してその後流側(すなわち、下流側)にて不均一な空気流の流れが発生することを未然に抑えることができる。よって、電動送風機において、高効率化・低騒音化を図ることができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、複数の翼21のうち径方向外側端部が主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aに対して径方向内側に配置されている例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、複数の翼21が主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aに沿って湾曲するように形成されている例について図3を参照して説明する。
本実施形態の電動送風機と上記第1実施形態の電動送風機とは、羽根車20の複数の翼21が相違するだけで、その他の構成は、同一である。そこで、以下、本実施形態の電動送風機の羽根車20の複数の翼21について説明し、その他の構成の説明を省略する。図3において、図1、図2と同一の符号は同一のものを示している。
本実施形態の羽根車20の複数の翼21は、それぞれ、軸線Sを中心とする径方向外側で、かつ軸線方向一方側に凸となる湾曲状で、かつ主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aに沿うように形成されている。
具体的には、複数の翼21は、それぞれ、翼本体21a、湾曲翼部21b、および翼後端部21cを備える。翼本体21aは、軸線Sを中心とする径方向に拡がるように形成されている。
湾曲翼部21bは、翼本体21aに対して径方向外側に配置されている。湾曲翼部21bは、軸線Sを中心とする径方向外側で、かつ軸線方向一方側に凸となる湾曲状に形成されている。湾曲翼部21bは、主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aに沿うように形成されている。翼後端部21cは、湾曲翼部21bから軸線方向他方側に拡がるように形成されている。
このことにより、本実施形態の複数の翼21は、それぞれ、軸線S側から径方向外側に空気流を吹き出してから、その空気流を軸線方向他方側に転向させる部位まで形成されていることになる。
このため、羽根車20の回転に伴って複数の翼21のうち隣り合う2枚の翼21の間を流れる空気流は、複数の翼21、主板湾曲部22a、および側板湾曲部23aに沿って流れる。
このことにより、複数の翼21、主板湾曲部22a、および側板湾曲部23aによって軸線Sを中心とする径方向に交差する軸線方向の他方側に空気流を転向させることになる。したがって、ファンケース10内において主板22に沿って流れる空気流が主板湾曲部22a側から剥離することをより一層抑えることができる。
本実施形態の複数の翼21は、それぞれ、湾曲翼部21bから軸線方向他方側に拡がる翼後端部21cを備える。このため、空気流の静圧の回復や高効率化・低騒音化を図ることができる。
(第3実施形態)
本第3実施形態の電動送風機では、上記第1実施形態の電動送風機の主板22の主板湾曲部22aに凹部22bを設けた例について図4A、図4Bを参照して説明する。
本実施形態の電動送風機の主板湾曲部22aの凹部22bは、空気流路13に開口する凹状に形成されている。すなわち、凹部22bは、主板湾曲部22aの外周側に開口されている。
このため、羽根車20の回転に伴って複数の翼21のうち隣り合う2枚の翼21の間から吹き出される空気流が矢印F3の如く主板湾曲部22aに沿って流れる際に、凹部22b内には空気流の渦流が発生する。
この渦流が主板湾曲部22aの内周側から空気流が剥離することをより一層抑えることができる。したがって、図4Bの対比例の如く、主板湾曲部22aに凹部22bが設けられていない場合に比べてより一層、空気流の剥離を抑制することができる。このため、電動送風機において、更なる高効率化・低騒音化を図ることができる。なお、図4B中F4は、空気流路13を流れる空気流を示している。
(他の実施形態)
(1)上記第1〜第3実施形態では、本発明の送風機を車載空調装置に適用した例について説明したが、これに代えて、本発明の送風機を車載空調装置以外の他の装置(例えば、家庭用空調装置等)に適用してもよい。
(2)上記第1〜第3実施形態では、本発明の送風機を電動送風機とした例について説明したが、これに代えて、本発明の送風機を、電動モータ以外の駆動源により駆動される送風機としてもよい。
(3)上記第1〜第3実施形態では、主板湾曲部22aおよび側板湾曲部23aは、複数の翼21のうち隣り合う2つの翼の間を流れる空気流を軸線Sを中心とする径方向に直交する軸線方向の他方側に転向させる例について説明した。
しかし、これに限らず、複数の翼21のうち隣り合う2つの翼の間を流れる空気流を軸線Sを中心とする径方向に交差する方向に転向させるのであれば、軸線方向の他方側以外の方向に転向させてもよい。
(4)なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記第1〜第3実施形態、および他の実施形態の一部または全部に記載された第1の観点によれば、送風機は、軸線を中心とする周方向に並べられている複数の翼と、軸線方向の一方側から複数の翼を支える側板と、軸線方向の他方側から複数の翼を支える主板とを備える羽根車と、軸線方向の一方側に開口する入口開口部を形成し、入口開口部内に羽根車を収納してなるファンケースとを備える。
羽根車が軸線を中心として回転することにより、軸線方向の一方側から吸い込んだ空気流を軸線を中心とする径方向外側に吹き出す。ファンケースは、羽根車から吹き出される空気流を軸線を中心とする径方向に交差する交差方向に転向させる空気流路を形成するケース湾曲部と、空気流路内の空気流を吹き出す吹出口とを形成する。
主板は、ケース湾曲部に沿って湾曲状に形成されている主板湾曲部を備える。側板は、ケース湾曲部に沿って湾曲状に形成されている側板湾曲部を備える。主板湾曲部および側板湾曲部は、複数の翼のうち隣り合う2つの翼の間を流れる空気流を交差方向に転向させる。
第2の観点によれば、複数の翼は、それぞれ、主板湾曲部および側板湾曲部に沿うように湾曲状に形成されている翼湾曲部を備える。
第3の観点によれば、主板湾曲部には、空気流路内に開口する凹部が形成されている。
したがって、凹部に空気流の渦流を発生させ、この渦流によって空気流の剥離をより一層抑えることができる。
10 ファンケース
11 入口開口部
12 吹出口
20 羽根車
21 翼
22 主板
22a 主板湾曲部
23 側板
23a 側板湾曲部
30 電動モータ

Claims (3)

  1. 軸線(S)を中心とする周方向に並べられている複数の翼(21)と、軸線方向の一方側から前記複数の翼を支える側板(23)と、前記軸線方向の他方側から前記複数の翼を支える主板(22)とを備える羽根車(20)と、
    前記軸線方向の一方側に開口する入口開口部(11)を形成し、前記入口開口部内に前記羽根車を収納してなるファンケース(10)と、を備え、
    前記羽根車が前記軸線を中心として回転することにより、前記軸線方向の一方側から吸い込んだ空気流を前記軸線を中心とする径方向外側に吹き出し、
    前記ファンケースは、前記羽根車から吹き出される空気流を前記軸線を中心とする径方向に交差する交差方向に転向させる空気流路(13)を形成するケース湾曲部(14)と、前記空気流路内の空気流を吹き出す吹出口(12)とを形成し、
    前記主板は、前記ケース湾曲部に沿って湾曲状に形成されている主板湾曲部(22a)を備え、
    前記側板は、前記ケース湾曲部に沿って湾曲状に形成されている側板湾曲部(23a)を備え、
    前記主板湾曲部および前記側板湾曲部は、前記複数の翼のうち隣り合う2つの翼の間を流れる空気流を前記交差方向に転向させる送風機。
  2. 前記複数の翼は、それぞれ、前記主板湾曲部および前記側板湾曲部に沿うように湾曲状に形成されている翼湾曲部(21b)を備える請求項1に記載の送風機。
  3. 前記主板湾曲部には、前記空気流路内に開口する凹部(22b)が形成されている請求項1または2に記載の送風機。
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