JP2019081188A - エアブローノズル - Google Patents

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真治 井上
Shinji Inoue
真治 井上
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Abstract

【課題】コストを低減したエアブローノズルを提供する。【解決手段】中子2に挿入してエアーを吹き付けることにより、中子2の砂出しを行うエアブローノズルであって、本体部11と、本体部11の先端に設けられた挿入部12と、本体部11の軸方向に対する側面に開口する噴出口13と、を備え、挿入部12の一部は、本体部11の噴出口13が設けられた箇所より広径となるように形成されている。これにより、中子2にエアブローノズル1を挿入した際に、中子2とエアブローノズル1との間のクリアランスを確保する。【選択図】図2

Description

本発明は、中子に挿入し、砂出しを行うためのエアブローノズルに関する。
無機バインダーを使用した中子鋳造が知られている。この中子は、その特性のため、表面は固く内部は中空となり、粗材上で中子が露出している部分において、エアブローによる砂落としが困難になることがある。
従来、このような分野の技術として、特開平09−164471号公報がある。この公報に記載されたエアブローノズルは、ノズルを振動させるバイブレーター機構を有し、ノズルで中子を割りながらエアブローを行うことで砂出しを行う。
特開平09−164471号公報
しかしながら、前述した従来のエアブローノズルでは、バイブレーター機構をノズルに設ける必要が有り、またバイブレーターが装置に影響を与えないようにダンパー機構を儲け、弾性体とのスペースを確保し、可動フレームを支持することを行っている。そのため、エアブローノズルに対して、バイブレーター機構等を設けるためのコストが必要となる。中子を割ることはできても、割った後のノズルと中子の表面部との隙間が少ない場合に、砂の排出が困難となることがある。
本発明は、コストを低減したエアブローノズルを提供するものである。
本発明にかかるエアブローノズルは、中子に挿入してエアーを吹き付けることにより、中子の砂出しを行うエアブローノズルであって、本体部と、前記本体部の先端に設けられた挿入部と、前記本体部の軸方向に対する側面に開口する噴出口と、を備え、前記挿入部の一部は、前記本体部の前記噴出口が設けられた箇所より広径となるように形成されている。
これにより、中子とノズルとの間のクリアランスを確保することができる。
これにより、コストを低減したエアブローノズルを提供することができる。
鋳物中子に挿入される前のエアブローノズルを示した図である。 鋳物中子に挿入された後のエアブローノズルとエアーの流れを示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、エアブローノズル1は、筒状の本体部11と、本体部11の先端に連結された挿入部12と、本体部11の側面に設けられエアーを噴出する複数の噴出口13と、を備える。エアブローノズル1の下方には鋳物中子2が配置されているものとして説明する。なお図1に示すように、鋳物中子2は、製品上に配置された状態である。
鋳物中子2は、無機バインダーを使用したものであって、特性上表面は固く内部は中空である。鋳物中子2は、例えばアクチュエータ(図示せず)によって、上方からエアブローノズル1の挿入部12が挿入可能である。ここで鋳物中子2は、上方から挿入部12が挿入されるだけでは、中空の中子の表面に穴があくだけであり、表面が十分に割れないものであるとして説明する。
エアブローノズル1の本体部11は、上下方向に伸びる略円筒状である。本体部11の下方の先端側には、挿入部12が連結されている。また、本体部11の側面には複数の噴出口13が設けられており、本体部11内に設けられた空気流路内に注入されたエアーが、噴出口13から噴出する。なお、本体部11内に注入されたエアーの噴出口13からの噴出は、図2に示すように、挿入部12を鋳物中子2に挿入した後に行われる。
挿入部12は、下方に配置される先端12aを頂点とする略円錐状である。挿入部12の底12bは、本体部11の下端に連結されている。また、挿入部12の後端側に設けられた底12bの径は、本体部11の径より広径となるように形成されている。言い換えると、エアブローノズル1の本体部11より先端側に配置された挿入部12の一部は、本体部11の噴出口13が設けられている箇所より広径に形成されている。
複数の噴出口13は、本体部11の軸方向に対して側面に開口している。典型的には、複数の噴出口13が、本体部11の周方向に沿って連続するように設けられている。さらに複数の噴出口13は、略円柱状の本体部11の高さ方向に連続するように設けられていても良い。なお噴出口13の形状や、噴出口13の大きさは適宜変更することができる。
次に、エアブローノズル1を用いて、鋳物中子2の内部の砂とエアーを排出する動作について説明する。
最初に、図1に示すように、エアブローノズル1の挿入部12の先端12aを、鋳物中子2の上方に配置した状態で、下降させる。これにより、図2に示すように、挿入部12の先端12aが接触した鋳物中子2の表面部には穴が設けられ、挿入部12は鋳物中子2の内部に侵入する。
ここで、挿入部12の底12bは本体部11の径より広径である。したがって、挿入部12が鋳物中子2内部に完全に入り込んだ状態となったときに、鋳物中子2の穴を形成している壁面と、側面に噴出口13が設けられている本体部11の側面との間には、クリアランスが生じた状態となる。
その後、本体部11の噴出口13からエアーの噴出を行う。このとき、挿入部12が完全に挿入されていることによって、本体部11の側面の噴出口13が設けられた箇所が鋳物中子2の内部に入り込む。そして、図2において矢印で示すようにエアーが流れ、噴出口13からのエアーの噴出により、鋳物中子2内部では砂とエアーが混合したサンドショット状態となる。これにより、内部から鋳物中子2を崩壊させる力が発生する。
またこのとき、噴出口13からのエアーの噴出により、エアーが鋳物中子2の穴を形成している壁面と本体部11の側面の間のクリアランスを通る状態となるように、鋳物中子2内側から外側へのエアーの流れができる。これにより、鋳物中子2からの砂出しを行うことができる。
ここで、製品に鋳ぐるまれた中子が、薄いバリによって拘束されて割れずに砂残り要因となるような場合であっても、中子内に侵入させたエアブローノズル1の本体部11の噴出口13からのエアブローを用いて、砂を剥離させることができる。したがって、このエアブローにより、剥離した砂を用いて内部から鋳物中子2を崩壊させながら、鋳物中子2内から砂を排出することができる。
したがって、バイブレーター機構などを設けることなく、中子の内部を効率よく崩壊させることが可能となると同時に、砂とエアーの逃げ道である排出口を確保することができる。そのため、中子の崩壊と砂出しのために余分な機構を設ける必要がなく、エアブローノズルにかかるコストを低減することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、挿入部12の形状は下方が頂点である略円錐状であるものとしたが、角錐状であっても良い。すなわち、挿入部12により設けられた鋳物中子2の表面と、本体部11との間のクリアランスが十分に確保できるのであれば、挿入部12の形状は問わない。
1 エアブローノズル
2 鋳物中子
11 本体部
12 挿入部
12a 先端
12b 底
13 噴出口

Claims (1)

  1. 中子に挿入してエアーを吹き付けることにより、中子の砂出しを行うエアブローノズルであって、
    本体部と、
    前記本体部の先端に設けられた挿入部と、
    前記本体部の軸方向に対する側面に開口する噴出口と、を備え、
    前記挿入部の一部は、前記本体部の前記噴出口が設けられた箇所より広径となるように形成されている、
    エアブローノズル。
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