JP2019080598A - 機械電気変換装置、及び椅子 - Google Patents

機械電気変換装置、及び椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP2019080598A
JP2019080598A JP2017208317A JP2017208317A JP2019080598A JP 2019080598 A JP2019080598 A JP 2019080598A JP 2017208317 A JP2017208317 A JP 2017208317A JP 2017208317 A JP2017208317 A JP 2017208317A JP 2019080598 A JP2019080598 A JP 2019080598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mechanical
support
piston rod
electromechanical transducer
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017208317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6926949B2 (ja
Inventor
杉山 浩朗
Hiroo Sugiyama
浩朗 杉山
阪本 斉士
Seishi Sakamoto
斉士 阪本
零 浅井
Rei Asai
零 浅井
宗治 宮腰
Muneharu Miyakoshi
宗治 宮腰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2017208317A priority Critical patent/JP6926949B2/ja
Publication of JP2019080598A publication Critical patent/JP2019080598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6926949B2 publication Critical patent/JP6926949B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

【課題】椅子などに設けられるセンサなどの負荷に電力を供給するために、電源を確保するための配線またはバッテリの交換などの作業の負担を緩和させる。【解決手段】機械電気変換装置は、座部と、座部を保持する支柱と、支柱を支柱の軸方向に移動可能に支持する支持部とを備える椅子に設けられる。機械電気変換装置は、機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する機械電気変換部を備えてよい。機械電気変換装置は、支柱の座部側の端部と反対側の端部に連結され、支柱の移動による機械的エネルギーを機械電気変換部に伝達する伝達部を備えてよい。【選択図】図7

Description

本発明は、機械電気変換装置、及び椅子に関する。
特許文献1には、着席検知センサと専用コード信号を発する送信機を有する椅子が開示されている。特許文献2には、使用者の離席を検出する圧力センサを設けた椅子が開示されている。
特許文献1 特開平2−170297号公報
特許文献2 特開2007−179422号公報
上記のような椅子などに設けられるセンサなどの負荷を駆動するためには電力が必要になる。負荷に電力を供給するためには、電源を確保するための配線またはバッテリの交換などの作業が発生する場合がある。
本発明の一態様に係る機械電気変換装置は、座部と、座部を保持する支柱と、支柱を支柱の軸方向に移動可能に支持する支持部とを備える椅子に設けられる。機械電気変換装置は、機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する機械電気変換部を備えてよい。機械電気変換装置は、支柱の座部側の端部と反対側の端部に連結され、支柱の移動による機械的エネルギーを機械電気変換部に伝達する伝達部を備えてよい。
支柱は、ピストンロッドと、ガスが充填されピストンロッドを移動可能に保持するシリンダとを含むガスシリンダ機構を有してよい。支持部は、ピストンロッドをピストンロッドの軸方向に移動可能に支持してよい。伝達部は、ピストンロッドの座部側の端部と反対側の端部に連結されてよい。
支持部は、ピストンロッドの端部が貫通する第1貫通孔を有してよい。支持部は、ピストンロッドを軸方向に付勢する弾性体を有してよい。伝達部は、第1貫通孔を介して支持部から露出するピストンロッドの端部に連結されてよい。
ピストンロッドは、シリンダから露出する外周面の一部に外周に沿ってフランジを有してよい。弾性体は、ピストンロッドのフランジと支持部の第1貫通孔の周縁部との間に配置されてよい。
機械電気変換装置は、機械電気変換部を収容する筐体を備えてよい。筐体は、支持部を保持してよい。
機械電気変換装置は、筐体内に固定され、機械電気変換部と支持部との間に配置される中間板を備えてよい。中間板は、伝達部が軸方向に移動する第2貫通孔を有してよい。
伝達部は、ピストンロッドの端部に連結される部分にフランジを有してよい。フランジが、中間板の第2貫通孔の周縁部に接触することで、伝達部が軸方向の機械電気変換部側へ移動する限界位置を規定してよい。
伝達部は、機械電気変換部に向けて突出する突出部を有してよい。突出部が、支柱の移動による機械的エネルギーを機械電気変換部に伝達してよい。
機械電気変換装置は、機械電気変換部からの電気的エネルギーを利用して動作する動作モジュールを備えてよい。
動作モジュールは、支柱が機械電気変換部に近づく方向に移動することによる機械的エネルギーを、機械電気変換部が変換した電気的エネルギーを利用して、第1信号を出力してよい。動作モジュールは、支柱が機械電気変換部から遠ざかる方向に移動することによる機械的エネルギーを、機械電気変換部が変換した電気的エネルギーを利用して、第2信号を出力してよい。
動作モジュールは、第1信号及び第2信号を無線で外部に出力する無線モジュールでよい。
本発明の一態様に係る椅子は、上記機械電気変換装置を備えてよい。椅子は、座部を備えてよい。椅子は、支柱を備えてよい。椅子は、支持部を備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
ガスシリンダ機構を有する椅子の外観斜視図の一例を示す図である。 図1に示す椅子を裏側から見た外観斜視図の一例である。 本実施形態に係る椅子の外観斜視図の一例を示す図である。 外側カバーを取り外した状態の支柱と、上ケースを取り外した状態の機械電気変換装置との外観斜視図の一例を示す図である。 図4に示す支柱及び機械電気変換装置を真上から見た図である。 図5に示すA−A断面を示す図である。 図4に示す支柱及び機械電気変換装置の分解斜視図を示す図である。 支持部を裏側から見た外観斜視図の一例を示す図である。 発電モジュール及び無線モジュールの回路構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、ガスシリンダ機構を有する椅子の外観斜視図の一例である。図2は、図1に示す椅子を裏側から見た外観斜視図の一例である。椅子10は、座部12、背もたれ部14、支柱20、及び脚部16を備える。支柱20は、座部12の高さを調整するガスシリンダ機構を含む。ガスシリンダ機構は、ピスントンロッド、ガスが充電されピストンロッドを移動可能に支持するシリンダを含む。図2に示すように、ピスントンロッドの端部18は、支柱20の底面から露出している。ピストンロッドが脚部16に対して、ピストンロッドの軸方向に移動可能に支持されている。
上記のように、椅子の座部を保持するピストンロッドなどの支柱が支柱の軸方向に移動することで、ユーザが椅子に座る際の衝撃を緩和できる。本実施形態では、このような支柱の軸方向への移動による機械的エネルギーを利用して、圧電素子などを有する機械電気変換部により電気的エネルギーを発生させる。
図3は、本実施形態に係る椅子100の外観斜視図の一例を示す図である。椅子100は、座部110、背もたれ部112、支柱120、脚部180、及び機械電気変換装置200を備える。座部110は、椅子100に座るユーザの臀部を支持する。背もたれ部112は、座部110に連結され、椅子100に座るユーザの背部を支持する。支柱120は、座部110を保持する。脚部180は、支柱120の座部110と連結される端部と反対側の端部側に設けられ、支柱120を支持する。脚部180は、椅子100を移動可能にするキャスタを有してよい。機械電気変換装置200は、支柱120の座部110と連結される端部と反対側の端部側に設けられる。機械電気変換装置200は、筐体を構成する下ケース201と上ケース202とを有する。
図4は、外側カバーを取り外した状態の支柱120と、上ケース202を取り外した状態の機械電気変換装置200との外観斜視図の一例である。図5は、図4に示す支柱120及び機械電気変換装置200を真上から見た図である。図6は、図5に示すA−A断面を示す図である。図7は、図4に示す支柱120及び機械電気変換装置200の分解斜視図を示す図である。
支柱120は、ガスシリンダ機構130と、支持部140とを有する。ガスシリンダ機構130は、ピストンロッド132とシリンダ134とを有する。シリンダ134は、ガスが充填されピストンロッド132を移動可能に保持する。支持部140は、ピストンロッド132をピストンロッド132の軸方向に移動可能に支持する。支持部140は、図8に示すように、底部にピストンロッド132が軸方向に移動可能に貫通する貫通孔142を有する。ピストンロッド132は、シリンダ134から露出する外周面の一部に外周に沿ってリング状のフランジ136を有する。支持部140は、フランジ136と支持部140の底部との間にバネ138を有する。バネ138は、フランジ136と支持部140の貫通孔142の周縁部との間に配置される。バネ138は、ピストンロッド132を軸方向に付勢する弾性体の一例である。ユーザが座部110に座り、支柱120に軸方向下向き、すなわち鉛直方向に力が加わると、その力でピストンロッド132は、軸方向下向きに移動する。ピストンロッド132の移動により、バネ138はフランジ136を介して収縮する。バネ138は、ユーザが座部110に座る際の衝撃を吸収するクッションとして機能する。ユーザが座部110から離れると、支柱120に軸方向下向きに加わっていた力が弱まり、バネ138が伸長する。バネ138の伸長による復元力がフランジ136を介してピストンロッド132に伝達され、ピストンロッド132は、軸方向上向きに移動する。
機械電気変換装置200は、伝達部230、中間板144、及び複数の発電モジュール30を備える。伝達部230は、ピストンロッド132の座部110側の端部と反対側の端部、すなわち、支持部140の貫通孔142から露出する端部に連結されている。ピストンロッド132は、ピストンロッド132の座部110側の端部と反対側の端部にネジ穴133を有する。伝達部230は、ネジ穴133を介してボルトでピストンロッド132に固定されてよい。伝達部230は、複数の発電モジュール30のそれぞれに向けて突出する複数の突出部232を有する。複数の突出部232が、ピストンロッド132の移動による機械的エネルギーを複数の発電モジュール30に伝達する。
中間板144は、発電モジュール30と、支持部140との間に配置され、下ケース201内に固定される。中間板144は、伝達部230が軸方向に移動する貫通孔146を有する。伝達部230は、ピストンロッド132の端部と連結される部分にフランジ233を有する。中間板144の貫通孔146が、伝達部230が軸方向に移動するのをガイドする。
下ケース201は、内部に複数の発電モジュール30を収容する。発電モジュール30は、機械電気変換部の一例である。複数の発電モジュール30は、下ケース201の底部に配置されてよい。発電モジュール30は、圧電素子を含む。圧電素子は、変形を生じさせる機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する。圧電素子は、例えば、チタン酸バリウム、ジルコニアなどの圧電セラミックス、タンタル酸リチウム(LiTaO)などの圧電単結晶からなる。発電モジュール30は、圧電素子以外の機械電気変換素子を備えてもよい。発電モジュール30は、歪み、屈曲、圧縮、伸長などの変形を生じさせる機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換することが可能な任意の機械電気変換素子を備えてよい。発電モジュール30は、例えば、イオン導電性高分子の膜の両面に金(Au)などの金属をメッキしたイオン高分子金属複合材料(IPMC)、イオン導電性高分子ゲル膜(ICPF)、またはIPMCもしくはICPFを用いた人工筋肉を、機械電気変換素子として備えてよい。
発電モジュール30は、図6及び図7に示すように、受圧部32をさらに有する。受圧部32は、伝達部230の突出部232から力を受ける。受圧部32は、突出部232を介して受けた力を圧電素子に伝達する。受圧部32から伝達される力が変化することで、圧電素子は変形する。圧電素子は、変形を生じさせる機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する。すなわち、圧電素子は、変形により電力を発生させる。伝達部230が貫通孔146にガイドされることで、伝達部230がピストンロッド132の軸を中心に回転してずれることを防止している。これにより、複数の突出部232のそれぞれが、複数の発電モジュール30のそれぞれの受圧部32を押下できなくなるのを防止できる。
機械電気変換装置200は、配線基板50及び無線モジュール40をさらに備える。配線基板50及び無線モジュール40は、下ケース201の内部に収容される。配線基板50は、発電モジュール30で発生した電気的エネルギーを無線モジュール40に提供する配線を有する。発電モジュール30で発生した電力は、配線基板50を介して無線モジュール40に供給される。無線モジュール40は、発電モジュール30からの電力を受けて、予め定められた動作を実行する。無線モジュール40は、発電モジュール30からの電力を受けて予め定められた信号を無線で出力する。無線モジュール40は、動作モジュールの一例である。無線モジュール40は、受圧部32に加えられる力が増加することで、圧電素子で発生した電力を利用して第1信号を外部に出力する。無線モジュール40は、受圧部32に加えられている力が減少することで、圧電素子で発生した電力を利用して第2信号を無線で外部に出力する。
ユーザが座部110に座ることでピストンロッド132が軸方向下向きに押下され、伝達部230が軸方向下向きに移動する。伝達部230が軸方向下向きに移動することで、受圧部32に加えられる力が増加する。無線モジュール40は、受圧部32に加えられる力が増加することにより圧電素子で発生した電力を利用して第1信号を外部に出力してよい。
座部110に座っていたユーザが離席することで、バネ138を収縮させていた力が減少し、バネ138が伸長する。バネ138の伸長による復元力でピストンロッド132が軸方向上向きに移動する。これにより、伝達部230から受圧部32に加えられている力が減少する。無線モジュール40は、受圧部32に加えられる力が減少することにより圧電素子で発生した電力を利用して第2信号を無線で外部に出力してよい。無線モジュール40は、Bluetooth(登録商標)などの予め定められた通信規格に従って外部の端末と無線通信してよい。
以上のように構成された機械電気変換装置200によれば、椅子100の座部を保持するピストンロッド132などの支柱が支柱の軸方向に移動することで生じる機械的エネルギーを利用して、圧電素子などを有する発電モジュール30により電気的エネルギーを発生させることができる。機械電気変換装置200は、図1に示すような軸方向に移動する支柱を有する任意の椅子に設けられる。機械電気変換装置200は、既存の椅子を改造することなく、椅子の支柱部分に設けられる。
図9は、発電モジュール30及び無線モジュール40の回路構成の一例である。発電モジュール30aは、ブリッジダイオード310aを介して無線モジュール40に接続される。発電モジュール30bは、ブリッジダイオード310bを介して無線モジュール40に接続される。無線モジュール40は、マイクロコンピュータでよい。無線モジュール40は、複数のポートを有する。無線モジュール40は、Vccポート411、GNDポート412、第1入力ポート413、及び第2入力ポート414を含む。発電モジュール30aは、出力端子33a及び出力端子35aを有する。発電モジュール30bは、出力端子33b及び出力端子35bを有する。
ブリッジダイオード310aは、4つのダイオードD1、D2、D3、D4がブリッジ接続されている。ダイオードD1のカソードと、ダイオードD2のアノードとが接続される。ダイオードD2のカソードと、ダイオードD4のカソードとが接続される。ダイオードD1のアノードと、ダイオードD3のアノードとが接続される。さらに、ダイオードD3のカソードと、ダイオードD4のアノードとが接続される。ダイオードD1のカソードと、ダイオードD2のアノードとの接続点が、ブリッジダイオード310aの入力端子311aである。また、ダイオードD3のカソードと、ダイオードD4のアノードとの接続点が、ブリッジダイオード310aの入力端子312aである。ダイオードD2のカソードと、ダイオードD4のカソードとの接続点が、ブリッジダイオード310aの出力端子313aである。さらに、ダイオードD1のアノードと、ダイオードD3のアノードとの接続点が、ブリッジダイオード310aの出力端子314aである。
ブリッジダイオード310bは、4つのダイオードD7、D8、D9、D10がブリッジ接続されている。ダイオードD7のカソードと、ダイオードD8のアノードとが接続される。ダイオードD8のカソードと、ダイオードD10のカソードとが接続される。ダイオードD7のアノードと、ダイオードD9のアノードとが接続される。さらに、ダイオードD9のカソードと、ダイオードD10のアノードとが接続される。ダイオードD7のカソードと、ダイオードD8のアノードとの接続点が、ブリッジダイオード310bの入力端子311bである。また、ダイオードD9のカソードと、ダイオードD10のアノードとの接続点が、ブリッジダイオード310bの入力端子312bである。ダイオードD8のカソードと、ダイオードD10のカソードとの接続点が、ブリッジダイオード310bの出力端子313bである。さらに、ダイオードD7のアノードと、ダイオードD9のアノードとの接続点が、ブリッジダイオード310bの出力端子314bである。
発電モジュール30aの出力端子33aは、ブリッジダイオード310aの入力端子311aに接続される。発電モジュール30aの出力端子33aは、ダイオードD5及び抵抗R1を介して無線モジュール40の第1入力ポート413にも接続される。発電モジュール30aの出力端子35aは、ブリッジダイオード310aの入力端子312aに接続される。発電モジュール30aの出力端子35aは、ダイオードD6及び抵抗R2を介して無線モジュール40の第2入力ポート414にも接続される。
発電モジュール30bの出力端子33bは、ブリッジダイオード310bの入力端子311bに接続される。発電モジュール30bの出力端子33bは、ダイオードD11及び抵抗R1を介して無線モジュール40の第1入力ポート413にも接続される。発電モジュール30bの出力端子35bは、ブリッジダイオード310bの入力端子312bに接続される。発電モジュール30bの出力端子35bは、ダイオードD12及び抵抗R2を介して無線モジュール40の第2入力ポート414にも接続される。
例えば、座部110の上にユーザが座り、発電モジュール30a及び発電モジュール30bが発電すると、発電モジュール30aの出力端子33a及び発電モジュール30bの出力端子33bからの電流が無線モジュール40のVccポートに入力される。さらに、無線モジュール40の第1入力ポート413に発電モジュール30aの出力端子33a及び発電モジュール30bの出力端子33bからの電流が入力される。
一方、座部110の上に座っていたユーザが立つことで、発電モジュール30a及び発電モジュール30bが発電すると、発電モジュール30aの出力端子35a及び発電モジュール30bの出力端子35bからの電流が無線モジュール40のVccポートに入力される。さらに、無線モジュール40の第2入力ポート414に発電モジュール30aの出力端子35a及び発電モジュール30bの出力端子35bからの電流が入力される。
無線モジュール40は、Vccポート411に電流が入力され、かつ第1入力ポート413に電流が入力された場合には、発電モジュール30が押下されたことで発電したことを示す第1信号を無線で外部に出力する。一方、無線モジュール40は、Vccポート411に電流が入力され、かつ第2入力ポート414に電流が入力された場合には、発電モジュール30を押下していた力が解除されたことで発電したことを示す第2信号を無線で外部に出力する。
第1信号及び第2信号を受信する受信端末は、例えば、第1信号及び第2信号に基づいて、ユーザが着座したか離席したかを検出することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 椅子
12 座部
20 支柱
14 背もたれ部
16 脚部
18 端部
30,30a,30b 発電モジュール
32 受圧部
33a,33b,35a,35b 出力端子
40 無線モジュール
50 配線基板
100 椅子
110 座部
112 背もたれ部
120 支柱
130 ガスシリンダ機構
132 ピストンロッド
134 シリンダ
136 フランジ
138 バネ
140 支持部
142 貫通孔
144 中間板
146 貫通孔
180 脚部
200 機械電気変換装置
201 下ケース
202 上ケース
230 伝達部
232 突出部
233 フランジ
310a,310b ブリッジダイオード
311a,311b,312a,312b 入力端子
313a,313b,314a,314b 出力端子
411 Vccポート
412 GNDポート
413 第1入力ポート
414 第2入力ポート

Claims (10)

  1. 座部と、前記座部を保持する支柱と、前記支柱を支柱の軸方向に移動可能に支持する支持部とを備える椅子に設けられる機械電気変換装置であって、
    機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する機械電気変換部と、
    前記支柱の前記座部側の端部と反対側の端部に連結され、前記支柱の移動による機械的エネルギーを前記機械電気変換部に伝達する伝達部と
    を備える機械電気変換装置。
  2. 前記支柱は、ピストンロッドと、ガスが充填され前記ピストンロッドを移動可能に保持するシリンダとを含むガスシリンダ機構を有し、
    前記支持部は、前記ピストンロッドを前記ピストンロッドの軸方向に移動可能に支持し、
    前記伝達部は、前記ピストンロッドの前記座部側の端部と反対側の端部に連結される、請求項1に記載の機械電気変換装置。
  3. 前記支持部は、前記ピストンロッドの前記端部が貫通する第1貫通孔と、前記ピストンロッドを前記軸方向に付勢する弾性体とを有し、
    前記伝達部は、前記第1貫通孔を介して前記支持部から露出する前記ピストンロッドの前記端部に連結される、請求項2に記載の機械電気変換装置。
  4. 前記ピストンロッドは、前記シリンダから露出する外周面の一部に外周に沿ってフランジを有し、
    前記弾性体は、前記ピストンロッドの前記フランジと前記支持部の前記第1貫通孔の周縁部との間に配置される、請求項3に記載の機械電気変換装置。
  5. 前記機械電気変換部を収容する筐体と、
    前記筐体内に固定され、前記機械電気変換部と前記支持部との間に配置される中間板と
    をさらに備え、
    前記中間板は、前記伝達部が前記軸方向に移動する第2貫通孔を有する、請求項4に記載の機械電気変換装置。
  6. 前記伝達部は、前記機械電気変換部に向けて突出する突出部を有し、
    前記突出部が、前記支柱の移動による前記機械的エネルギーを前記機械電気変換部に伝達する、請求項1から5の何れか1つに記載の機械電気変換装置。
  7. 前記機械電気変換部からの電気的エネルギーを利用して動作する動作モジュールをさらに備える、請求項1から6の何れか1つに記載の機械電気変換装置。
  8. 前記動作モジュールは、
    前記支柱が前記機械電気変換部に近づく方向に移動することによる機械的エネルギーを、前記機械電気変換部が変換した電気的エネルギーを利用して、第1信号を出力し、
    前記支柱が前記機械電気変換部から遠ざかる方向に移動することによる機械的エネルギーを、前記機械電気変換部が変換した電気的エネルギーを利用して、第2信号を出力する、請求項7に記載の機械電気変換装置。
  9. 前記動作モジュールは、前記第1信号及び前記第2信号を無線で外部に出力する無線モジュールである、請求項8に記載の機械電気変換装置。
  10. 請求項1から9の何れか1つに記載の機械電気変換装置と、
    前記座部と、
    前記支柱と、
    前記支持部と
    を備える椅子。
JP2017208317A 2017-10-27 2017-10-27 機械電気変換装置、及び椅子 Active JP6926949B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017208317A JP6926949B2 (ja) 2017-10-27 2017-10-27 機械電気変換装置、及び椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017208317A JP6926949B2 (ja) 2017-10-27 2017-10-27 機械電気変換装置、及び椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019080598A true JP2019080598A (ja) 2019-05-30
JP6926949B2 JP6926949B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=66669299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017208317A Active JP6926949B2 (ja) 2017-10-27 2017-10-27 機械電気変換装置、及び椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6926949B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61136424U (ja) * 1985-02-15 1986-08-25
JP2006237911A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Saxa Inc 動作情報無線送信装置
KR101025452B1 (ko) * 2009-05-12 2011-03-29 장건영 발전 가능한 의자와 방석
US20110260469A1 (en) * 2010-04-23 2011-10-27 Access Business Group International Llc Energy harvesting seating
CN105996543A (zh) * 2016-07-28 2016-10-12 苏州市职业大学 一种人体能量收集座椅
JP2017074354A (ja) * 2015-05-04 2017-04-20 スタビラス ゲ—エムベーハー 椅子用電気機械式制御アセンブリ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61136424U (ja) * 1985-02-15 1986-08-25
JP2006237911A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Saxa Inc 動作情報無線送信装置
KR101025452B1 (ko) * 2009-05-12 2011-03-29 장건영 발전 가능한 의자와 방석
US20110260469A1 (en) * 2010-04-23 2011-10-27 Access Business Group International Llc Energy harvesting seating
JP2017074354A (ja) * 2015-05-04 2017-04-20 スタビラス ゲ—エムベーハー 椅子用電気機械式制御アセンブリ
CN105996543A (zh) * 2016-07-28 2016-10-12 苏州市职业大学 一种人体能量收集座椅

Also Published As

Publication number Publication date
JP6926949B2 (ja) 2021-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2209201B1 (en) Power generation unit
US7245062B2 (en) Device for converting mechanical energy into electrical energy
JP5257454B2 (ja) 圧電発電装置
US8282087B2 (en) Oscillation decoupling device
EP1880808A3 (en) Electrical power tool having vibration control mechanism
CN112445329A (zh) 触控反馈模组及触控装置
KR20200006105A (ko) 밸브장치
KR101425050B1 (ko) 압전 하베스팅을 이용한 자가발전 온열시트 의자
JP6673489B2 (ja) 圧電発電装置、圧電発電モジュールおよび送信機
JP2019080598A (ja) 機械電気変換装置、及び椅子
KR101364352B1 (ko) 이동수단의 손잡이에 응용되는 압전 하베스팅 시스템
CN102918478A (zh) 按压输入装置
JP6922642B2 (ja) クッション
JP6848804B2 (ja) 機械電気変換装置、椅子、及びクッション
JP2011250520A (ja) 多段式発電ユニット
JPWO2020080114A1 (ja) 入力装置
JP2012043299A (ja) 入力装置
WO2015198465A1 (ja) 発電装置
CN109936302A (zh) 按压式压电发电装置
JP6658900B2 (ja) 圧電発電装置、圧電発電モジュールおよび送信機
CN210201747U (zh) 一种基于压电陶瓷的振动发电装置
JP4557599B2 (ja) ポインティングデバイス及び端末装置
CN108615635B (zh) 一种压电传感器的按压控制模块
CN109936303A (zh) 无线发射系统
JP7378519B2 (ja) 出力装置及びトレーニング用具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6926949

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150