JP2019080388A - 高圧受電設備用フレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 高圧母線を支持する碍子の取り付け位置を容易に変更可能とした高圧受電設備用フレームを提供する。【解決手段】 高圧受電設備を収容するための箱形フレームを、棒状のアングル材5を連結して形成した四角形の底枠2及び天枠3に対して4隅同士を縦配置された棒状のアングル材5で連結して形成し、この箱形フレーム1に高圧母線Kを支持するための3個の碍子13を取り付けた一対の碍子支持部材14がアングル材5に取り付けられて成り、碍子支持部材14の取付位置を、縦配置されたアングル材5と天枠3を構成するアングル材との間で変更可能とした。【選択図】 図1

Description

本発明は、室内に高圧受電設備を収容する際に設備機器を組み付けて収容するための高圧受電設備用フレームに関する。
従来より、集合住宅等の電力需要の大きな建物では、高圧一括受電して低圧に変換した電力を個々の住戸に供給している。その場合、建屋の1室を電気室にして高圧受電設備を収容しているが、棒状のアングル鋼で箱状に作製した箱形フレームの中に設備機器を組み付けて収容することで、狭いスペースでの高圧受電設備の収容を可能とした。
例えば、特許文献1では、箱形フレームを重ねて2段に配置し、それぞれの内部に変圧器や遮断器を収容した。
特開2016−96699号公報(図10)
箱形フレーム内に設備機器を収容する構成は、狭いスペースに高圧受電設備を収容するのに有効であった。
一方で、電気室には高圧母線が外部から引き込まれて配設されており、この電気室に配設された高圧母線が箱形フレームに対して引き込まれる。そのため、箱形フレームには予め高圧母線を引き込むための碍子が取り付けられているが、電気室に引き込まれた高圧母線の位置は個々の電気室で異なるため、それに対応できるよう碍子の取り付け位置を変えた複数種類の箱形フレームが用意された。
しかしながら、具体的な配設状況は、接続する段階にならないと判明しない場合も多く、運び入れた箱形フレームの碍子の取付位置が場合によっては都合が悪く、実際の電気室の高圧母線の位置に合わせて変更しなければならない場合があった。そのような場合、碍子の位置を変更するのは容易ではなく、箱形フレームに碍子取付のための孔を開ける等面倒であった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、高圧母線を支持する碍子の取り付け位置の変更を容易とした高圧受電設備用フレームを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、棒状鋼材を連結して四角形の底枠と天枠を形成し、この底枠と天枠の4隅同士を縦配置された棒状鋼材で連結して箱形フレームを形成し、当該箱形フレーム内に高圧受電設備の組み付けを可能とした高圧受電設備用フレームであって、高圧母線を支持するための複数の碍子が、共通する碍子支持部材を介して棒状鋼材に取り付けられて成り、碍子支持部材の取付位置が、縦配置された棒状鋼材と天枠を構成する棒状鋼材との間で変更可能であることを特徴とする。
この構成によれば、碍子支持部材の取り付け位置を、天枠を構成する鋼材と縦配置された鋼材との間で変更できるため、箱形フレームの設置環境に応じて碍子の配設位置を選択できる。そして、変更する部材は碍子の数より少ない碍子支持部材の位置を変更すれば良いため、容易に変更できるし、高圧母線の配設位置を変えた複数種類の箱形フレームを用意する必要がない。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、碍子支持部材は、平行配置された2本の棒状鋼材のそれぞれに取り付けられる一対の板体であり、一対の板体は互いに対向するように配置されて、双方の板体に複数の碍子が対峙するよう取り付けられている一方、板体の端部には棒状鋼材に連結する連結辺が設けられており、連結手段を用いて棒状鋼材に連結されて成り、一対の板体に対峙するように取り付けられた碍子の間に、高圧母線が掛け渡されることを特徴とする。
この構成によれば、碍子支持部材は平行する2本の鋼材にそれぞれ取り付けられた2枚の板体で構成されるため、取り付ける鋼材の間隔が限定されない。そのため、大きさの異なる複数種類の箱形フレームに対して1種類の碍子支持部材で対応でき、複数種類の碍子支持部材を用意する必要がない。
本発明によれば、碍子支持部材の取り付け位置を、天枠を構成する鋼材と縦配置された鋼材との間で変更できるため、箱形フレームの設置環境に応じて碍子の配設位置を選択できる。そして、変更する部材は碍子の数より少ない碍子支持部材の位置を変更すれば良いため、容易に変更できる。よって、高圧母線の配設位置を変えた複数種類の箱形フレームを用意する必要がない。
本発明に係る高圧受電設備用フレームの一例を示す斜視図であり、箱形フレームを2段配置した状態を示している。 図1の右側面図である。 碍子支持部材の斜視図である。 碍子支持部材の取付部位を変更した高圧受電設備用フレームの斜視図である。 図4の右側面図である。 図4の要部を斜め下から見た斜視図である。 碍子支持部材の取付位置を変更した高圧受電設備用フレームの斜視図で、上段の箱形フレームのみ示している。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1,2は本発明に係る高圧受電設備用フレームの一例を示し、図1は斜視図、図2は右側面図である。高圧受電設備は、通常この図1,2に示すように2つの箱形フレーム1(1a,1b)を積み重ねて収容される。
上段の箱形フレーム1a及び下段の箱形フレーム1bは、底枠2及び天枠3の形状は同一であるが、高さは収容する機器の大きさに合わせて変更され、2段に重ねた状態で電気室に収まるよう作製される。
また、この箱形フレーム1を基本構造として機器組み付けのための部材が取り付けられたり、補強部材の装着やパネルの追加等必要な部材が取り付けられて使用される。具体的に、下段の箱形フレーム1bの底枠2が補強枠7で補強されて変圧器10が収容され、前面には計器が取り付けられた計器板11が取り付けられている。
一方、上段の箱形フレーム1aには高圧交流負荷開閉器12が取り付けられ、高圧母線配設のための碍子13が取り付けられている。尚、前面には保護板17が取り付けられている。そして、この箱形フレーム1aの後部には、高圧母線Kを引き込んで配設するための碍子13が取り付けられている。
尚、下段の箱形フレーム1bは、変圧器10を収容するために高さが上段の箱形フレーム1aより高く形成されている。
以下、碍子13が取り付けられた上段の箱形フレーム1(1a)について説明する。
箱形フレーム1は、棒状鋼材である断面L字状のアングル材5を連結して形成されている。具体的に、アングル材5を四角形に連結して底枠2と天枠3が形成され、この底枠2と天枠3の隅部同士を縦配置した4本のアングル材5で連結して形成されている。各隅部は、コーナー金具6が使用されてボルト止めされて連結されている。
碍子13は、3個1組で鋼板で形成された碍子支持部材14に取り付けられ、この碍子支持部材14が箱形フレーム1に取り付けられている。碍子13は底部がネジ或いはボルトで碍子支持部材14に固定されている。
高圧母線Kは三相3線で配設されるため、3個の碍子13が1組となって碍子支持部材14に取り付けられている。
図3は碍子支持部材14の斜視図を示している。図3に示すように、碍子支持部材14は四角形の板体であり、箱形フレーム1に取り付けられる1辺が直角に折り曲げられて帯状の連結辺15を成し、この連結辺15をアングル材5の内側に配置し、L字形状部同士を合わせることで連結状態が安定するよう構成されている。14a、14bは碍子取付孔、14cは箱形フレーム1に取り付けるためのフレーム取付孔である。
3個の碍子13は2組の碍子取付孔14a,14bの一方にネジ止めされ、連結辺15に平行に配置、即ち取り付けられるアングル材5に平行に配置される。
この碍子支持部材14に碍子13を取り付けて、後部に縦配置されたアングル材5に取り付けた構成が図1であり、図1に示すように一対の碍子支持部材14が対向するように配置されることで、3個の碍子13が対峙するように取り付けられる。また、碍子支持部材14の連結辺15がアングル材5に密着配置されて、フレーム取付孔14cとアングル材5に予め穿設されている連結孔5aとの間で連結手段としてのネジにより固定される。但し、図面上では連結孔5aを示し、ネジは省略している。
尚、取付対象のアングル材5には、碍子支持部材14のフレーム取付孔14cの位置に合わせて連結孔5aが予め穿設されている。
そして、このフレーム取付孔14cに合致する連結孔5aは、天枠3の左右辺を構成するアングル材5にも設けられており、図4〜6は天枠3に碍子支持部材14を取り付けた状態を示している。図4は箱形フレーム1を2段配置した上記図1に対応した斜視図、図5は同様に上記図2に対応した右側面図、図6は斜め下から見た上段の箱形フレーム1aの斜視図である。
このように、2枚の碍子支持部材14の取り付け位置を移動するだけで。6個の碍子13を移動でき、縦配置されたアングル材5から天枠3のアングル材5へ容易に変更できる。
図7は、碍子支持部材14の取り付け位置を上記図4の状態のまま変更せず、碍子13の配置のみ変更した構成を示している。碍子支持部材14は、鋼板にネジ止めのための碍子取付孔14a,14bを設けただけであり、碍子13の取付面を図4に示す箱形フレーム1の天枠3の下側から、天枠3の上側へ容易に変更できる。そのため、天枠3に碍子を取り付ける場合、天枠3上に突出するように碍子13を取り付ける変更も容易に実施でき、この場合箱形フレーム1内を広く使用できる。
このように、碍子支持部材14の取り付け位置を、天枠3を構成するアングル材5と縦配置されたアングル材5との間で変更できるため、箱形フレーム1の設置環境に応じて碍子13の配設位置を選択できる。そして、変更する部材は碍子13の数より少ない碍子支持部材14の位置を変更すれば良いため、容易に変更できるし、高圧母線Kの配設位置を変えた複数種類の箱形フレーム1を用意する必要がない。
また、碍子13が取り付けられた2枚の板体で碍子支持部材14が構成され、平行する2本のアングル材5にそれぞれ取り付けられるため、取り付けるアングル材5の間隔が限定されず、大きさの異なる複数種類の箱形フレーム1に対して1種類の碍子支持部材14を適用でき、複数種類の碍子支持部材14を用意する必要がない。
尚、上記実施形態では、碍子支持部材14を2枚使用してそれぞれに碍子13を取り付けて構成しているが、1枚の板のみとして3本から成る高圧母線を平行に配設する6個の碍子13を取り付けてもよい。
また、2段に重ねた箱形フレーム1のうちの上段の箱形フレーム1(1a)について説明したが、この箱形フレーム1aの4隅に縦配置したアングル材5を伸ばして、重ねず1段で使用してもよい。
1・・箱形フレーム、2・・底枠、3・・天枠、5・・アングル材(棒状鋼材)、13・・碍子、14・・碍子支持部材、15・・連結辺、K・・高圧母線。

Claims (2)

  1. 棒状鋼材を連結して四角形の底枠と天枠を形成し、この底枠と天枠の4隅同士を縦配置された棒状鋼材で連結して箱形フレームを形成し、当該箱形フレーム内に高圧受電設備の組み付けを可能とした高圧受電設備用フレームであって、
    高圧母線を支持するための複数の碍子が、共通する碍子支持部材を介して前記棒状鋼材に取り付けられて成り、
    前記碍子支持部材の取付位置が、前記縦配置された前記棒状鋼材と前記天枠を構成する前記棒状鋼材との間で変更可能であることを特徴とする高圧受電設備用フレーム。
  2. 前記碍子支持部材は、平行配置された2本の前記棒状鋼材のそれぞれに取り付けられる一対の板体であり、前記一対の板体は互いに対向するように配置されて、双方の前記板体に複数の前記碍子が対峙するよう取り付けられている一方、
    前記板体の端部には前記棒状鋼材に連結する連結辺が設けられており、連結手段を用いて前記棒状鋼材に連結されて成り、
    前記一対の板体に対峙するように取り付けられた前記碍子の間に、高圧母線が掛け渡されることを特徴とする請求項1記載の高圧受電設備用フレーム。
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