JP2019077092A - 印刷制御装置、印刷制御装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
印刷制御装置、印刷制御装置の制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】印刷ジョブで指定された複数の給紙段の中に、印刷ジョブで指定された用紙を給紙できない給紙段がある場合に、ユーザーが望まない印刷を防止すること。【解決手段】第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置であって、前記第1の部の印刷に用いる用紙が前記第1の給紙段に格納されていないこと、または、前記第2の部の印刷に用いる用紙が前記第2の給紙段に格納されていないことに基づき、前記特定の印刷データに基づく処理を開始しない制御手段を備える。【選択図】図13
Description
本発明は、部ごとに給紙段を切り替えて印刷を行う印刷制御に関する。
従来、印刷物を複数の部数印刷する場合において、部ごとに給紙段を切り替えるカーボンコピー機能が知られている(特許文献1参照)。カーボンコピー機能においては、例えば、印刷ジョブの中で、本番用の部を給紙する給紙段と、控用の部を給紙する給紙段と、をそれぞれ設定することができる。この印刷ジョブを受信した印刷装置は、部の切れ目で給紙段を切り替えて印刷を実行する。このようにして、同一内容の印刷物を、異なる給紙段を用いて、複数の部数生成することができる。例えば、本番用の部を上質紙で印刷し、控用の部を裏紙で印刷する、といった形態を、1回の印刷ジョブを通じて実現することができる。
カーボンコピー機能を実行する印刷ジョブにおいては、給紙段の設定は部ごとに異ならせることができるが、他の設定は部ごとに共通となる。例えば、印刷ジョブに含まれる出力用紙サイズは、印刷ジョブ全体の中で一意に設定されている。
このため、印刷ジョブの中で指定されている給紙段の中に、印刷ジョブで指定された用紙を給紙できない給紙段がある場合、ユーザーが望まない印刷が行われてしまう場合がある。例えば、印刷ジョブで指定された出力用紙サイズの用紙が、2部目以降に給紙段として指定された給紙段から給紙できない場合には、1部目の本番用の部の印刷が終了した状態で、ジョブが継続できずにジョブがキャンセルされる。その結果、本番用の部のみが出力された中途半端な印刷物が出力されてしまう。
本発明は、印刷ジョブで指定された複数の給紙段の中に、印刷ジョブで指定された用紙を給紙できない給紙段がある場合に、ユーザーが望まない印刷を防止することを目的とする。
本発明の一態様にかかる印刷制御装置は、第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置であって、前記第1の部の印刷に用いる用紙が前記第1の給紙段に格納されていないこと、または、前記第2の部の印刷に用いる用紙が前記第2の給紙段に格納されていないことに基づき、前記特定の印刷データに基づく処理を開始しない制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷ジョブで指定された複数の給紙段の中に、印刷ジョブで指定された用紙を給紙できない給紙段がある場合に、ユーザーが望まない印刷を防止することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
<<実施形態1>>
<MFP(Multi Function Peripheral)の説明>
図1は、本実施形態において画像処理装置として用いられるMFP100を説明する図である。MFP100は、印刷機能を実行する印刷装置でもある。また、印刷の制御を行う印刷制御装置でもある。すなわち、MFP100は、第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置である。図1(a)は、MFP100を含む印刷システムのブロック図である。MFP100は、制御部110、スキャナ130、プリンタ140、および操作部150を備える。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)111、RAM(Random Access Memory)112、ROM(Read Only Memory)113を備える。また、記憶部114、ネットワークI/F(InterFace)115、デバイスI/F116、操作部I/F117、画像処理部118、および画像メモリ119を備える。
<MFP(Multi Function Peripheral)の説明>
図1は、本実施形態において画像処理装置として用いられるMFP100を説明する図である。MFP100は、印刷機能を実行する印刷装置でもある。また、印刷の制御を行う印刷制御装置でもある。すなわち、MFP100は、第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置である。図1(a)は、MFP100を含む印刷システムのブロック図である。MFP100は、制御部110、スキャナ130、プリンタ140、および操作部150を備える。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)111、RAM(Random Access Memory)112、ROM(Read Only Memory)113を備える。また、記憶部114、ネットワークI/F(InterFace)115、デバイスI/F116、操作部I/F117、画像処理部118、および画像メモリ119を備える。
制御部110は、画像入力デバイスであるスキャナ130や画像出力デバイスであるプリンタ140と接続されており、画像情報の入出力を制御する。また、制御部110は、LAN(Local Area Network)に接続され、LANを経由してPDL(Page Description Language)データを含む印刷ジョブの受信などを行う。また、制御部110は、PDLデータを解析して、画像形成の制御を行う。例えばPDLデータにおいて指定されている給紙段に、PDLデータにおいて指定されている用紙が格納されていない場合、制御部110は、画像形成を行わない制御をする。あるいは、PDLデータにおいて指定されている給紙段には、PDLデータにおいて指定されている用紙が格納できない場合、制御部110は、画像形成を行わない制御をする。画像形成を行わない場合、制御部110は、警告を表示させたり、印刷ジョブをキャンセルしたり、印刷設定の変更を許可したりすることができる。PDLデータの詳細や、これらの制御の詳細については、後述する。
CPU111は、MFP100の動作を制御するものであり、RAM112に格納されたプログラムに基づいて動作する。ROM113は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。記憶部114は、システムソフトウェア、画像データ、およびMFP100の動作を制御するためのプログラム等を格納する。記憶部114に格納されたプログラムは、RAM112にロードされる。CPU111は、RAM112にロードされたプログラムに基づいてMFP100の動作を制御する。ネットワークI/F115は、LANに接続され、ネットワーク経由でPC(Personal Computer)160などの外部装置と通信を行い、各種情報の入出力を司る。
デバイスI/F116は、画像入力デバイスであるスキャナ130および画像出力デバイスであるプリンタ140と制御部110とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。操作部I/F117は、操作部150と制御部110とを接続するインターフェースであり、操作部150に表示するための画像データを操作部150に出力する。また、操作部I/F117は、操作部150からユーザーが入力した情報をCPU111に伝達する。操作部150は、各種の情報の入出力を行う入出力部を有するユーザーインターフェース部である。操作部150は、表示部を有し、表示部と入出力部とが一体となったユーザーインターフェース部を有してよい。
画像処理部118は、LAN経由で受信した印刷データに対して画像処理を行ったり、デバイスI/F116から入出力される画像データに対して画像処理を行ったりする。画像メモリ119は、画像処理部118によって処理される画像データを一時的に展開するためのメモリである。
図1(b)は、MFP100の外観図である。MFP100では、プリンタ140の上部にスキャナ130を配置している。プリンタ140には、一つの段に数百枚の用紙を保持できる複数のカセット141と、用紙を容易に置き換えることができる手差しトレイ142との2種類の用紙保持部が備えられている。カセット141および手差しトレイ142に載置されている用紙のサイズや種類は、図示しない操作画面を介してユーザーによって指定されることで設定され、各カセットやトレイに対応付けられてROM113に記憶されている。なお、カセット141および手差しトレイ142に載置されている用紙のサイズや種類を自動的に検知してもよく、検知結果を設定できるようにしてもよい。これらのカセット141および手差しトレイ142のそれぞれのことを給紙段ともいう。
<PCの説明>
図2は、PC160を説明する図である。PC160は、MFP100に印刷用のデータを送信する情報処理装置である。また、MFP100の印刷の制御を行う印刷制御装置でもある。
図2は、PC160を説明する図である。PC160は、MFP100に印刷用のデータを送信する情報処理装置である。また、MFP100の印刷の制御を行う印刷制御装置でもある。
図2(a)は、PC160のハードウェア構成を示した図である。PC160は、CPU201、記憶部202、RAM203、Input/Outputインターフェース205、およびNIC(Network Interface Card)206を備える。CPU201は、各種プログラムを実行し、様々な機能を実現するユニットである。記憶部202は、各種プログラムおよび設定データ等を記憶するユニットである。CPU201は、記憶部202に記憶されているプログラムをRAM203にロードしプログラムを実行する。また、RAM203は、CPU201の一時的な作業記憶領域としても利用されるユニットである。Input/Outputインターフェース205は、各種装置およびPC160に接続されているディスプレイ210にデータを送信する他、ポインティングデバイス(不図示)からデータを受信するインターフェースユニットである。NIC206は、PC160をネットワークに接続するためのユニットである。以上説明してきたユニットは、バス307を介してデータの送受信を行うことが可能である。
図2(b)は、PC160上で動作するソフトウェア構成を示す図である。具体的には、MFP100の印刷制御を行うプリンタドライバ250の構成を示す図である。プリンタドライバ250を実現するソフトウェアのプログラムは、記憶部202に格納される。プリンタドライバ250は、図示しないアプリケーションからの要求に応じて、MFP100と通信し、PC160上で生成したPDLデータを含む印刷ジョブをMFP100へ送信する機能を有する。
プリンタドライバ250は、UI(User Interface)部251、PDLデータ生成部252、通信部253、および印刷設定管理部254を備える。UI部251は、プリンタドライバ250の印刷設定に係るユーザーインターフェースを提供する。例えばUI部251は、ディスプレイ210にユーザーインターフェースの画面を表示する。PDLデータ生成部252は、指定された印刷設定に応じて、PDLデータを生成する。通信部253は、NIC206を使用して、MFP100とネットワーク通信を行う。印刷設定管理部254は、UI部251を介して、印刷設定画面をユーザーに提示し、印刷実行に係る印刷設定情報を管理する。印刷設定情報は、記憶部202に格納される。
<プリンタドライバの印刷設定時のUI画面>
図3は、給紙する給紙段(給紙部、給紙トレイ、または用紙供給元と呼んでもよい)を部ごとに切り替えるための設定を行うプリンタドライバ250のUI画面例を示す図である。図3(a)は、部数を設定し、部ごとに給紙段を選択していく場合のUI画面例である。図3(b)は、本番用と控用とを区別し、本番用と控用とで給紙段を切り替える場合のUI画面例である。本実施形態では、部ごとの給紙段が、図3(a)および図3(b)のいずれの形態で設定されてもよい。以下では、印刷対象のドキュメントが印刷されるまとまりのことを「部」という。印刷対象のドキュメントが印刷されるまとまりのことを、「セット」と呼んでもよい。例えば、ドキュメントを2部印刷する場合、2セット印刷する、と表記してもよい。また、各部を具体的に特定する場合、1部目、2部目・・・のように、X部目(Xは自然数)と表記する。1セット目、2セット目・・・のようにXセット目と表記してもよい。
図3は、給紙する給紙段(給紙部、給紙トレイ、または用紙供給元と呼んでもよい)を部ごとに切り替えるための設定を行うプリンタドライバ250のUI画面例を示す図である。図3(a)は、部数を設定し、部ごとに給紙段を選択していく場合のUI画面例である。図3(b)は、本番用と控用とを区別し、本番用と控用とで給紙段を切り替える場合のUI画面例である。本実施形態では、部ごとの給紙段が、図3(a)および図3(b)のいずれの形態で設定されてもよい。以下では、印刷対象のドキュメントが印刷されるまとまりのことを「部」という。印刷対象のドキュメントが印刷されるまとまりのことを、「セット」と呼んでもよい。例えば、ドキュメントを2部印刷する場合、2セット印刷する、と表記してもよい。また、各部を具体的に特定する場合、1部目、2部目・・・のように、X部目(Xは自然数)と表記する。1セット目、2セット目・・・のようにXセット目と表記してもよい。
図3(a)に示すUI画面300は、部目選択欄301、給紙段の選択欄302、給紙段の設定リスト303、OKボタン304、およびキャンセルボタン305を含む。不図示のUI画面を通じて、3部印刷すること、および、部ごとに給紙段を切り替えることが指定された場合、UI画面300が表示される。ユーザーは、UI画面300を通じて、給紙段を切り替える設定を行うことができる、部目選択欄301は、給紙段を選択したい部を選択する欄である。UI画面300では、3部目の設定を行うことが選択されている例を示している。給紙段の選択欄302は、部目選択欄301で選択された部を印刷する際に、どの給紙段から用紙を給紙するかを選択する欄である。給紙段の選択欄302には、印刷処理の実行対象のMFP100に備えられている給紙部が、一覧として示されている。ユーザーは、所望する給紙段を、UI画面300を通じて選択することができる。給紙段の設定リスト303は、部目選択欄301と給紙段の選択欄302とを通じて設定された、部ごとの給紙段の設定をリスト形式で表示する領域である。給紙段設定リスト303に項目が設定された状態でユーザーによってOKボタン504が押下されると、プリンタドライバ250は、設定情報を保存する。キャンセルボタン505が押下されると、プリンタドライバ250は、設定情報を破棄する。なお、不図示のUI画面を通じて指定された部数設定部により設定された印刷部数よりも、UI画面300を通じて設定された給紙段の数が少ない場合、リストの最後に設定された給紙段を、残りの部の給紙段として設定してもよい。
図3(b)のUI画面310は、本番用の給紙段の選択欄311、控用の給紙段の選択欄312、OKボタン313、およびキャンセルボタン314を含む。不図示のUI画面を通じて、部ごとに給紙段を切り替えることが指定された場合、UI画面310が表示される。本番用の給紙段の選択欄311は、本番用の部に使用する給紙段を選択する欄である。控用の給紙段の選択欄312は、控用の部に使用する給紙段を選択する欄である。本番用の給紙段の選択欄311で選択された給紙段は、控用の給紙段の選択欄312では選択できない。控用の給紙段の選択欄312は、複数選択が可能であってもよい。それぞれの給紙段が選択された状態でOKボタン504が押下されると、プリンタドライバ250は設定情報を保存する。キャンセルボタン505が押下されると、プリンタドライバ250は、設定情報を破棄する。
<PDLデータの説明>
図4は、PDLデータ400の構成を説明するための概念図である。PDLデータ400は、印刷ジョブとしてプリンタドライバ250で生成され、MFP100に送信される。図3で説明した部ごとの給紙段の情報は、PDLデータ400に含まれてMFP100に送信されることになる。
図4は、PDLデータ400の構成を説明するための概念図である。PDLデータ400は、印刷ジョブとしてプリンタドライバ250で生成され、MFP100に送信される。図3で説明した部ごとの給紙段の情報は、PDLデータ400に含まれてMFP100に送信されることになる。
図4に示すように、PDLデータ400には、属性データ411とページデータ420とが含まれる。属性データ411は、データ名412、部数413、給紙段414、用紙サイズ415、用紙向き416、および用紙種類417の各情報を含む。データ名412は、PDLデータ400を識別するための名称であり、PDLデータ400の元となるアプリケーションデータのファイル名等に基づいて付与される情報である。部数413は、印刷部数を示す情報である。給紙段414は、印刷に使用する用紙の供給元を示す情報である。給紙段としてユーザーが特定の給紙段を指定した場合は、給紙段414の情報は、カセット141または手差しトレイ142のいずれかを示すことになる。なお、給紙段の指定は任意の項目とすることができ、ユーザーが給紙段を指定しない場合は、給紙段414の情報として「自動選択」を示す情報が格納される。また、上述したように、部ごとに給紙する給紙段を切り替える場合、給紙段414の情報として部ごとの給紙段が格納されることになる。
用紙サイズ415は、ユーザーによって指定された用紙サイズを示す情報である。用紙サイズは、1つの印刷ジョブに共通の情報が設定される。用紙向き416は、ユーザーによって指定された用紙向きを示す情報である。ユーザーが用紙向きを指定しなかった場合は用紙向き416の情報は省略される。用紙種類417は、ユーザーによって指定された用紙種類を示す情報である。なお、用紙種類の指定は任意の項目とすることができ、ユーザーが用紙種類を指定しなかった場合は用紙種類417の情報は省略される。ページデータ420には、各ページの画像データが含まれる。
図5は、部ごとに給紙する給紙段を切り替える場合の別のPDLデータ500の例を示す図である。属性データ511のうち、データ名512、部数513、給紙段514、用紙サイズ515、用紙向き516、および用紙種類517は、図4を用いて説明した内容と同じである。PDLデータ500には、部ごとの給紙段切り替え設定518が含まれている。この部ごとの給紙段切り替え設定518は、プリンタドライバ250から部ごとの給紙段切り替えを指示されたかをMFP100が判定するために用いられる情報である。MFP100は、部ごとの給紙段切り替え設定518を参照して、部ごとの給紙段切り替え処理を行うかを決定してもよい。PDLデータ500に含まれるページデータ520は、図4を用いて説明したものと同様である。
図6は、PDLデータの具体的な例を示す図である。図6は、図4で示す形態のPDLデータの具体例を示している。PDLデータ600では、属性データ611のデータ名612としてtest.txtが、部数613として3部が、それぞれ設定されている。給紙段614として、1部目615には手差しが、2部目616にはカセット1が、3部目617にはカセット1が、それぞれ設定されている。このようにPDLデータ600において給紙段614の情報が複数含まれているので、MFP100では、部ごとの給紙段を切り替える処理が動作することになる。用紙サイズ618にはA4が、用紙向き619には縦が、それぞれ設定されている。PDLデータ600では、用紙種類が設定されていない。ページデータ621には、5ページ分のデータが含まれている。
<印刷システムの参考処理のシーケンス>
図7は、一般的に、部ごとの給紙段の変更の設定を行った場合に印刷システムにおいて行われる印刷処理を説明するためのシーケンスを示す図である。理解を容易にするために、まず、一般的な印刷システムに関する参考処理のシーケンスを説明する。また、一般的にMFPで行われる参考処理についても説明する。その後に、本実施形態に関する処理を説明することにする。図7は、ユーザー700が、PC160上でプリンタドライバ250を操作し、MFP100で印刷が完了するまでのシーケンス図である。
図7は、一般的に、部ごとの給紙段の変更の設定を行った場合に印刷システムにおいて行われる印刷処理を説明するためのシーケンスを示す図である。理解を容易にするために、まず、一般的な印刷システムに関する参考処理のシーケンスを説明する。また、一般的にMFPで行われる参考処理についても説明する。その後に、本実施形態に関する処理を説明することにする。図7は、ユーザー700が、PC160上でプリンタドライバ250を操作し、MFP100で印刷が完了するまでのシーケンス図である。
ステップS701においてユーザー700は、PC160でプリンタドライバ250を起動させる。そして、ユーザー700は、各種の印刷設定を行う。ユーザー700が行う印刷設定には、例えば用紙サイズの指定および用紙種類の指定が含まれてよい。ステップS702においてユーザー700は、不図示のUI画面を通じて部ごとの給紙段の設定を指定する。すると、例えば図3(a)に示すようなプリンタドライバ250のUI画面300が表示される。ステップS703からステップS705において、ユーザー700は、部ごとに、給紙段を指定し、プリンタドライバ250が、その設定を保存する。ステップS706においてユーザー700は、MFP100において印刷を実行させる指示を、PC160のプリンタドライバ250に入力する。
ステップS707においてプリンタドライバ250は、ユーザーによって指定された印刷設定に基づいて、例えば図6に示すようなPDLデータ600を生成する。ステップS708においてプリンタドライバ250は、生成したPDLデータ600をMFP100に送信する。
ステップS709においてMFP100は、PDLデータを受信すると、受信したPDLデータを解析する。ステップS710においてMFP100は、MFP100は解析したPDLデータに基づいて印刷制御を行う。すなわち、MFP100は、PDLデータにおいて設定されている1部目の給紙段から給紙を行い、1部目の印刷を実行する。ステップS711、S712に示すように、MFP100は、PDLデータに設定された部数分印刷を繰り返し実行する。MFP100は、全部数印刷が完了したら、ステップS713においてPC160に印刷終了を通知する。
<MFPの参考処理のフローチャート>
図8は、一般的にMFPで行われる参考処理を説明するためのフローチャートである。図8は、図7のステップS709からS712の詳細を示すフローチャートである。以下では、図6のPDLデータ600(印刷ジョブ)をMFP100が受信する場合を例に挙げて説明する。図8は、部ごとに給紙段を切り替える印刷ジョブの実行に関するフローチャートであり、制御部110が、ROM113に格納されているプログラムをCPU111に実行させることによって実現される。
図8は、一般的にMFPで行われる参考処理を説明するためのフローチャートである。図8は、図7のステップS709からS712の詳細を示すフローチャートである。以下では、図6のPDLデータ600(印刷ジョブ)をMFP100が受信する場合を例に挙げて説明する。図8は、部ごとに給紙段を切り替える印刷ジョブの実行に関するフローチャートであり、制御部110が、ROM113に格納されているプログラムをCPU111に実行させることによって実現される。
ステップS801において制御部110は、PDLデータ600を受信したか否かを判定する。PDLデータ600を受信した場合はステップS802に進む。PDLデータ600を受信していない場合、PDLデータ600を受信するまでステップS802以降の処理は行わない。ステップS802において制御部110は、受信したPDLデータ600を解析する。そして、制御部110は、PDLデータ600の属性データ611から、例えば給紙段614、用紙サイズ618、用紙向き619、および用紙種類の各情報を取得する。
ステップS803において制御部110は、部ごとの給紙段の変更設定があるかを判定する。変更設定があった場合は、ステップS804へ進む。変更設定がないと判定した場合は、ステップS809へ進む。ステップS803の判定処理は、受信したPDLデータ600に含まれる給紙段614の項目として、複数の給紙段の設定情報が格納されているか否かで判定することができる。すなわち、給紙段614の項目に複数の給紙段の設定情報が格納されている場合、制御部110は、部ごとの給紙段の変更設定があると判定する。給紙段614の項目に複数の給紙段の設定情報が格納されていない場合、制御部110は、部ごとの給紙段の変更設定がないと判定する。なお、図5のPDLデータ500のように、部ごとの給紙段切り替え設定518の属性が含まれている場合、その属性に設定されている値に応じて判定をしてもよい。
ステップS804において制御部110は、部数のカウンタNを1で初期化する。ステップS805において制御部110は、N部目の給紙段614の情報を取得する。ステップS806において制御部110は、N部目に指定されている給紙段から給紙を行い、PDLデータ600に含まれているページデータ621(画像データ)を用いた印刷処理を行う。例えば、用紙向きに応じた画像回転処理の実施や、用紙種類に応じた定着条件の切り替えなどを行い、用紙に画像を印刷する。
ステップS807において制御部110は、PDLデータ600で設定された部数613とカウンタNとを比較し、全部数の印刷が完了したかを判定する。全部数の印刷が完了した場合は、処理を終了する。全部数の印刷が完了していない場合、ステップS808へ進む。ステップS808において制御部110は、Nに1を加算し、ステップS805へ進み、処理を繰り返す。
部ごとの給紙段の変更設定がない場合、ステップS809に進み、制御部110は、給紙段614の情報を取得する。ステップS810において制御部110は、給紙段614に設定された給紙段から給紙を行い、画像の印刷処理を行う。
以上説明した図7および図8の処理は、図3(a)で示すように、部ごとの給紙段の指定がされているPDLデータに基づく処理である。図3(b)で示すように、本番用と控用とを区別する用途種類の指定がされたPDLデータにおいても同様の処理が行われる。例えば、用途種別ごとに給紙する給紙段を切り替える場合、給紙段614の情報として、各給紙段に用途種別の属性が付加される。制御部110は、ステップS803において、用途種別の属性の有無に応じて、部ごとの給紙段変更の設定があるかを判定してよい。また、PDLデータ500のように、給紙段変更のON/OFFを設定する属性を追加して、その設定に基づいて判定してもよい。また、制御部110は、本番用を1部目として用い、控用をそれ以降の部数目として用いてよい。また、制御部110は、用途種別と部数目とが対応付けられた情報がPDLデータに含まれている場合、その情報に基づいて本番用を印刷する部数目と控用を印刷する部数目とを決定してよい。
以上説明したように、一般的にMFPで行われる参考処理においては、部ごとの給紙段変更の設定がある場合、PDLデータに含まれる部数の処理が、順次行われることになる。このような順次の印刷処理が行われる場合、次の事態が生じる場合がある。すなわち、例えば本番用の処理(例えば1部目の処理)の印刷処理が完了し、控用(例えば2部目の処理)の印刷処理を行う場合に、2部目として指定されている給紙段に、PDLデータに含まれる用紙サイズ618と異なる用紙が格納されている場合がある。この場合、MFP100は、2部目の印刷が行われる時点でユーザーにエラーを通知したり、印刷ジョブのキャンセルを行ったりすることになる。このため、本番用(1部目)で印刷が完了した印刷物のみが出力された中途半端な印刷物が出力されてしまうことになる。つまり、ユーザーとしては、部ごとに印刷が行われることを所望しているにも関わらず、一部の部のみが中途半端に印刷された状態でユーザーにエラー等が知らされることになる。従って、ユーザーが所望しない印刷物が提供されてしまうことがある。
以降で説明する実施形態では、本番用(1部目)の印刷が開始される前に、所望の用紙が給紙段に格納されていない、あるいは格納できない場合に、ユーザーが望まない印刷を防止する形態を説明する
<本実施形態の印刷システムの処理シーケンス>
図9は、本実施形態に係る、部ごとの給紙段の変更の設定を行った場合に印刷システムにおいて行われる印刷処理を説明するためのシーケンスを示す図である。
図9は、本実施形態に係る、部ごとの給紙段の変更の設定を行った場合に印刷システムにおいて行われる印刷処理を説明するためのシーケンスを示す図である。
ステップS901からステップS906までは、図7のステップS701からS706で示した処理と同様である。ステップS907においてプリンタドライバ250は、MFP100から給紙能力情報を取得する。給紙能力情報とは、MFP100における給紙の能力を示す情報である。例えば、給紙可能な用紙サイズ、用紙種類などが給紙段ごとに規定された情報である。プリンタドライバ250は、所定のコマンドをMFP100に送信することで、MFP100から給紙能力情報を取得できる。なお、図9の例では、プリンタドライバ250は、印刷実行の指示をユーザー700から受け付けたことに応じて給紙能力情報を取得する処理を行っているが、これに限られない。ステップS902でプリンタドライバ250が起動された後の任意のタイミングで、プリンタドライバ250は、給紙能力情報を取得することができる。
図10は、MFP100で保持されている給紙能力情報1000の一例を示す図である。給紙段1001は、MFP100の各給紙段の名称である。用紙サイズ1002は、給紙段で格納されている用紙サイズを示している。用紙種類1003は、給紙段で格納されている用紙種類を示している。用紙サイズ1002および用紙種類1003は、不図示の操作画面を介してユーザーによって指定されることで設定されてもよいし、カセット141および手差しトレイ142に載置されている用紙のサイズや種類を自動的に検知した結果が設定されてもよい。格納可能サイズ1004は、給紙段で格納可能なサイズが設定されている。例えば、図10のカセット2は、格納可能なサイズは「A3」であるものの、実際に格納されている用紙は、「A4」サイズの用紙が格納されている。逆に言えば、図10のカセット2は、現在格納されている用紙サイズが「A4」であるものの、「A3」サイズの用紙まで格納することが可能であることが示されている。一方、例えば図10のカセット1は、格納可能サイズが「A4」である。このため、図10のカセット1には、A4よりもサイズが大きい「A3」サイズの用紙を格納することができないことが、実質的に示されている。
図9に戻り、説明を続ける。ステップS908においてプリンタドライバ250は、取得した給紙能力情報を参照して、指定された用紙サイズが、指定された部ごとの給紙段の全てで使用できるかを判定する。指定された用紙サイズが、指定された部ごとの給紙段の全てで使用できる場合、図7で説明したように、PDLデータを生成して、PDLデータを送信する。一方、指定された用紙サイズが、指定された部ごとの給紙段の全てで使用できない場合、PDLデータをMFP100に送信せず、ステップS909でプリンタドライバ250は、警告表示を行う。なお、図9の例では、指定された用紙サイズが、指定された部ごとの給紙段の全てで使用できる場合、PDLデータを生成する例を示しているが、これに限られるものではない。PDLデータを生成した後に、ステップS909の判定処理を行ってもよい。
図11は、ステップS909でプリンタドライバ250が行う警告表示の一例を示す図である。図11(a)は、図3(a)のUI画面に対応し、図11(b)は、図3(b)のUI画面に対応する。図11(a)では、用紙サイズとして「A3」が指定されている。そして、給紙段設定リスト303で設定されている給紙段に、「A3」サイズの用紙が給紙できない給紙段が含まれている場合、プリンタドライバ250は、警告画面(警告メッセージウィンドウ)1102を表示し、ジョブ投入を禁止する。警告画面1102はOKボタン1103を押下することで閉じる。
図11(b)では、現状指定されている用紙種類が「厚紙5(221〜256g/m2)」である場合を想定している。ここで本番用の給紙段の選択欄311および控用の給紙段の選択欄312に設定された給紙段に「厚紙5(221〜256g/m2)」用紙が給紙できない給紙段が含まれている場合、プリンタドライバ250は、警告画面1112を表示する。また、プリンタドライバ250は、ジョブ投入を禁止する。警告画面1112はOKボタン1113を押下することで閉じる。
なお、図11(a)では、用紙サイズのエラーの例を示し、図11(b)では用紙種類がエラーの例を示している。しかしながら、図11(a)のUI画面1101で用紙種類のエラーを表示したり、図11(b)のUI画面1211で用紙サイズのエラーを表示したりしてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、プリンタドライバ250がMFP100から給紙能力情報を取得できる場合、その給紙能力情報を用いた処理を行う。すなわち、指定された部ごとの給紙段において、指定された用紙を給紙できない給紙段が含まれている場合、プリンタドライバ250において警告画面を出力し、MFP100に印刷ジョブ(PDLデータ)を送信しない。このように制御することで、ユーザーが望まない印刷を防止することができる。
<<実施形態2>>
実施形態1では、プリンタドライバ250がMFP100から給紙能力情報を取得し、給紙能力情報を参照して、部ごとの給紙段での印刷が可能な否かを判定する形態を例に挙げて説明した。本実施形態では、プリンタドライバ250が給紙能力情報の取得に失敗した場合、あるいは、プリンタドライバ250が実施形態1で説明したような、給紙能力情報に基づく処理を行わないような場合、MFP100において印刷制御を行う形態を説明する。
実施形態1では、プリンタドライバ250がMFP100から給紙能力情報を取得し、給紙能力情報を参照して、部ごとの給紙段での印刷が可能な否かを判定する形態を例に挙げて説明した。本実施形態では、プリンタドライバ250が給紙能力情報の取得に失敗した場合、あるいは、プリンタドライバ250が実施形態1で説明したような、給紙能力情報に基づく処理を行わないような場合、MFP100において印刷制御を行う形態を説明する。
<本実施形態の印刷システムの処理シーケンス>
図12は、本実施形態に係る、部ごとの給紙段の変更の設定を行った場合に印刷システムにおいて行われる印刷処理を説明するためのシーケンスを示す図である。ステップS1201からステップS1206までの処理は、図9のステップS901からS906までと同様である。
図12は、本実施形態に係る、部ごとの給紙段の変更の設定を行った場合に印刷システムにおいて行われる印刷処理を説明するためのシーケンスを示す図である。ステップS1201からステップS1206までの処理は、図9のステップS901からS906までと同様である。
本実施形態では、ステップS1207においてプリンタドライバ250は、MFP100から給紙能力情報の取得に失敗する。例えば、プリンタドライバのバージョンが古い場合や、ネットワークエラーなどにより、給紙能力情報の取得に失敗することがある。給紙能力情報が取得できない場合、ステップS1208においてプリンタドライバ250は、PDLデータを生成する。ステップS1209においてプリンタドライバ250は、生成したPDLデータをMFP100に送信する。
ステップS1210において、MFP100は、自身の給紙能力情報を確認し、受信したPDLデータにおいて指定されている用紙(用紙サイズまたは用紙種類)が、部ごとに指定されている給紙段の全てで給紙可能であるかを判定する。そして、給紙不可能な場合、ステップS1211においてMFP100は、印刷ジョブをキャンセルし、PC160にキャンセルした旨を通知する。
このように、MFP100側においても給紙可能か否かを判定して、給紙不可能な場合には印刷処理を行わずに印刷ジョブをキャンセルする。このように制御することで、プリンタドライバ250がMFP100から給紙能力情報を取得できない場合においても、ユーザーが望まない印刷を防止することができる。
<<実施形態3>>
以上説明した実施形態では、部ごとに指定されている給紙段の全てで給紙不可能な場合、印刷ジョブをキャンセルすることで、ユーザーが望まない印刷を防止する形態を説明した。本実施形態では、直ちに印刷ジョブをキャンセルせずに、印刷設定の変更または給紙段に格納されている用紙の変更をユーザーに促す。そして、ユーザーが印刷設定の変更または給紙段に格納されている用紙の交換をすることで、ユーザーが望む印刷を可能にする形態を説明する。
以上説明した実施形態では、部ごとに指定されている給紙段の全てで給紙不可能な場合、印刷ジョブをキャンセルすることで、ユーザーが望まない印刷を防止する形態を説明した。本実施形態では、直ちに印刷ジョブをキャンセルせずに、印刷設定の変更または給紙段に格納されている用紙の変更をユーザーに促す。そして、ユーザーが印刷設定の変更または給紙段に格納されている用紙の交換をすることで、ユーザーが望む印刷を可能にする形態を説明する。
図13は、本実施形態に係るMFP100のフローチャートの一例を示す図である。本実施形態では、図12のステップS1209からS1211に関連する処理の詳細を説明するものである。図13では、用紙サイズが適切か否かを説明する処理を例に挙げて説明する。なお、図13のステップS1301からS1305、S1320、S1321は、図8のステップS801からS805、S809、S810と、それぞれ同様の処理であるので、ここでの説明は省略する。本実施形態では、ステップS1304で部数のカウンタNを1で初期化し、ステップS1305でN部数目の給紙段の情報を取得する。しかしながら、図8の処理と異なり、ステップS1305でN部数目の給紙段の情報を取得した後に、印刷処理に先立って所定の処理が行われる。以下、詳細に説明する。
ステップS1306において制御部110は、N部目(すなわち、1部目)の給紙段として指定されている給紙段に格納されている用紙の用紙サイズは、PDLデータで指定されている用紙サイズに適合するかを判定する。適合する場合、ステップS1310に処理が進み、適合しない場合、ステップS1307に処理が進む。1部目として指定されている部は、本番用である可能性が高い。また、1部目は、基本的に重要度が高いと推認できる。つまり、1部目が、部ごとに給紙段を変更して印刷する場合のベースとなる部であると考えられる。従って、本実施形態では、1部目の給紙段として指定されている給紙段に格納されている用紙サイズが、PDLデータで指定されている用紙サイズに適合するかを判定している。
適合しないと判定された場合、ステップS1307において制御部110は、操作部150に、用紙交換・用紙サイズ変更画面を表示し、ユーザーからの操作を待機する。
図14は、ステップS1307でMFP100の操作部150に表示される用紙交換・用紙サイズ変更画面1400の一例を示す図である。この例では、1部目の給紙段としてカセット1が指定されている。そして、カセット1に格納されている用紙は、「A3」サイズの用紙である。一方、PDLデータにおいて指定されている用紙サイズは、「A4」である。このため、ステップS1306の判定において、適合しないと判定されている。メッセージ1401は、プリントに必要な用紙が「A4、普通紙」であることを示している。給紙段リスト1412では、現在の部(1部目)で指定されているカセット1が強調されて表示されている。網掛けは選択できないボタンであることを表す。この例では現在の部数としてカセット1が給紙段として指定されており、指定された給紙段以外は選択ができない状態となっている。ユーザーは、カセット1に格納されているA3の用紙を取り除き、A4の用紙をカセット1に格納し直すことで、カセット1に格納されている用紙を交換することができる。ユーザーにより用紙の交換が行われた場合、すなわち、カセット1に格納されている用紙のサイズがA4に変更されたことが検知された場合、OKボタン1405が押下できるようになる。一方、キャンセルボタン1304が押下されると印刷ジョブがキャンセルされる。
あるいは、PDLデータで指定されている用紙サイズが異なっていても、そのままの印刷を行なってもよいとユーザーが考える場合もある。この場合、ユーザーは、そのまま給紙ボタン1404を押下することで、そのままカセット1に格納されているA3の用紙で給紙をMFP100に行わせることができる。
図13のフローチャートに戻り説明を続ける。ステップS1308において制御部110は、ユーザーからの操作が用紙交換である場合、すなわち、用紙交換があったことを検知した場合、ステップS1306に戻る。一方、ユーザーからの操作が、格納されている用紙サイズに変更する指示であった場合(図14でそのまま給紙ボタン1404が押下された場合)、ステップS1309に進む。ステップS1309において制御部110は、PDLデータで指定された用紙サイズを変更する。すなわち、N部目(1部目)に指定された給紙段において現在格納されている用紙の用紙サイズに、PDLデータで指定された用紙サイズを変更する。これにより、各部の全てにおいて印刷される用紙サイズが変更されることになる。なお、ステップS1309のような処理を行う理由は、前述したように、1部目が、部ごとに給紙段を変更して印刷する場合のベースとなる部であると考えられるからである。例えば、本番用として用いられる1部目の用紙サイズを変更したのであれば、控用の他の部の用紙サイズも同様に変更することをユーザーが所望していると考えられる。従って、1部目の用紙サイズの変更に追従してPDLデータで指定された用紙サイズを変更することで、他の部で用いる用紙サイズも、1部目と同様に変更されることになる。このように制御することで、部ごとに給紙段を変更しつつ、同じ印刷設定での印刷が可能となる。
なお、ここでは1部目が、部ごとに給紙段を変更して印刷する場合のベースとなる部であるという前提で、ステップS1306からステップS1309の処理を説明したが、これに限られるものではない。例えば、本番用の部が2部目以降として指定されている場合などにおいては、ステップS1305では、その部の給紙段の情報を取得して、同様の処理を行えばよい。
以上の処理により、1部目の給紙段と用紙サイズとの適合処理が完了する。続いて、2部目以降の給紙段との適合を判定する処理が行われる。
ステップS1311において制御部110は、部ごとの給紙段の変更設定がされている全ての給紙段の給紙能力情報を参照する。そして、指定されている全ての給紙段で、PDLデータにおいて指定されている用紙サイズが給紙可能であるかを判定する。給紙可能である場合は、ステップS1317に進む。給紙可能でない場合、ステップS1312に進む。
ステップS1312において制御部110は、給紙能力情報を参照して、給紙可能でない給紙段の代わりに給紙可能な他の給紙段があるかを判定する。代わりに給紙可能な他の給紙段がある場合、ステップS1314に進む。代わりに給紙可能な他の給紙段がない場合、ステップS1313に進み、制御部110は、印刷ジョブをキャンセルする。
ステップS1314において制御部110は、他の給紙段指定画面を表示する。図15は、変更可能な他の給紙段を選択可能に表示する、他の給紙段指定画面1501の一例を示す図である。図15では、各部の給紙段設定リスト1503が表示されている。給紙段設定リスト1503では、現在指定されている用紙サイズを給紙できない給紙段が強調表示されている。この例では、2部目と3部目とがカセット1で給紙するようにPDLデータで指定されているが、カセット1では、指定された用紙サイズを給紙できないことを示している。一方、給紙段リスト1502では、指定されている用紙サイズを給紙できない給紙段が選択不能に(無効なものとして)表示されている。ユーザーは、給紙段設定リスト1503で強調表示されている給紙段を選択し、給紙段リスト1502の中で選択可能に表示されている給紙段の中から任意の給紙段を選択して、OKボタン1504を押下する。一方、キャンセルボタン1505が押下されると、印刷ジョブはキャンセルされる。
図13のフローチャートに戻り説明を続ける。ステップS1315において制御部110は、変更の指示を受け付けた場合、給紙不可能と判定された給紙段を、指示を受けた他の給紙段に変更し、ステップS1316に進む。変更の指示を受け付けない場合、ステップS1313に進み、制御部110は、印刷ジョブをキャンセルする。給紙不可能と判定された給紙段が複数ある場合には、それぞれの給紙段の変更の指示を受け付けた場合、ステップS1316に進む。なお、給紙不可能と判定された給紙段が複数ある場合には、このように個々に給紙段を指定してもよいし、一括して変更する形態を用いてもよい。
ステップS1316以降では、用紙サイズと給紙段とが確定した状態である。このように、印刷可能な状態の用紙サイズと給紙段とが確定した状態で、本実施形態では、実際の印刷処理が開始されることになる。ステップS1316からステップS1319の処理は、図8のステップ805からステップS808の処理と同様であるので説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態においては、指定された給紙段において、指定された用紙が給紙できない場合、ユーザーに印刷設定の変更または給紙段の変更を促す。すなわち、用紙サイズの変更または給紙段の変更を促す。そして、変更があった場合、その変更結果を反映して、印刷処理を行う。換言すれば、用紙サイズと給紙段とが確定していない状態においては、MFP100は、印刷処理を開始しない。このような処理によれば、ユーザーが望まない印刷を防止することができる。
なお、指定された用紙が給紙できない場合とは、指定された用紙サイズの用紙が、給紙段に格納されていない場合、および、給紙段に格納できない場合を含むものである。給紙段に格納されていない場合とは、例えば給紙段Xが、「A3」サイズの用紙を格納可能であるものの実際に格納されている用紙が「A4」である場合において、PDLデータにおいて指定された用紙サイズが「A3」である場合のことである。すなわち、用紙を交換すれば、その給紙段Xで給紙することが可能な場合を指す。一方、給紙段に格納できない場合とは、上記の例とは逆に、例えば給紙段Yが、「A4」サイズまでの用紙を格納可能であり、PDLデータにおいて指定された用紙サイズが「A3」である場合のことである。すなわち、用紙を交換しても、その給紙段Yで給紙することができない場合を指す。
<<その他の実施形態>>
実施形態3においては、1部目(本番用)の印刷設定の確定処理(S1305からS1309)と、その他の部(控用)の印刷設定の確定処理(S1311からS1315)とを、別個に行う形態を説明した。しかしながら、この例に限られるものではない。全ての部において共通の印刷設定の確定処理を行ってもよい。例えば、図13のステップS1305からS1309の処理をスキップし、ステップS1304の後にステップS1310の処理が行われてもよい。
実施形態3においては、1部目(本番用)の印刷設定の確定処理(S1305からS1309)と、その他の部(控用)の印刷設定の確定処理(S1311からS1315)とを、別個に行う形態を説明した。しかしながら、この例に限られるものではない。全ての部において共通の印刷設定の確定処理を行ってもよい。例えば、図13のステップS1305からS1309の処理をスキップし、ステップS1304の後にステップS1310の処理が行われてもよい。
実施形態3においては、用紙サイズを例に説明したが、ジョブに用紙種類が指定されていた場合には、指定されている用紙種類が、指定されている給紙段で給紙できるかを判定すればよい。
また、実施形態3は、MFP100での印刷制御の形態を例に挙げて説明したが、同様の処理をプリンタドライバ250で行なってもよい。例えば、図14の用紙交換・用紙サイズ変更画面1400および図15の他の給紙段指定画面1501を、プリンタドライバ250のUI部251で表示してもよい。すなわち、MFP100の制御部110は、図13に示すフローチャートの処理を行い、図13のステップS1307およびステップS1314では、該当する画面に対応する情報をプリンタドライバ250に送信する。この情報の送信に応じて、プリンタドライバ250が、図14の用紙交換・用紙サイズ変更画面1400および図15の他の給紙段指定画面1501を表示する形態でもよい。あるいは、図13に示すフローチャートの処理をプリンタドライバ250で行ってもよい。すなわち、実施形態1では、プリンタドライバ250は、印刷ジョブのキャンセルを行う形態を説明したが、取得した給紙能力情報を参照して、図13に示す処理と同等の処理を、プリンタドライバ250で行なってもよい。この場合、図13においてPDLデータを解析して行う処理を、ユーザーから指定された印刷設定に基づく処理として行えばよく、ステップS1316以降の処理の代わりに、図7のステップS707のPDLデータの生成処理を適用すればよい。
また、上記の実施形態では、印刷設定の変更または給紙段の変更を促すメッセージをUI画面に表示することでユーザーに通知する形態を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。音声を通じてユーザーに通知する形態を採用してもよいし、所定の警告灯を点灯させることで印刷設定の変更または給紙段の変更を促すメッセージをユーザーに通知する形態を採用してもよい。その他、電子メール等でPC160にメッセージを送信する形態でもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (19)
- 第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置であって、
前記第1の部の印刷に用いる用紙が前記第1の給紙段に格納されていないこと、または、前記第2の部の印刷に用いる用紙が前記第2の給紙段に格納されていないことに基づき、前記特定の印刷データに基づく処理を開始しない制御手段を備えることを特徴とする印刷制御装置。 - 第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置であって、
前記第1の部の印刷に用いる用紙が前記第1の給紙段に格納できないこと、または、前記第2の部の印刷に用いる用紙が前記第2の給紙段に格納できないことに基づき、前記特定の印刷データに基づく処理を開始しない制御手段を備えることを特徴とする印刷制御装置。 - 前記制御手段は、前記印刷データを、印刷を実行する印刷装置に出力しないことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置。
- 前記制御手段は、前記印刷データに基づく画像形成をしないことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置。
- 前記制御手段は、前記印刷データを用いた印刷をするための印刷ジョブをキャンセルすることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置。
- 前記制御手段は、前記印刷データで指定された印刷設定の変更を受け付けることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置。
- 前記制御手段は、前記印刷設定の変更を受け付ける画面を表示手段に表示させることを特徴とする請求項6に記載の印刷制御装置。
- 前記制御手段は、用紙サイズまた用紙種類の変更を受け付けることを特徴とする請求項6または7に記載の印刷制御装置。
- 前記用紙サイズまたは前記用紙種類は、前記印刷データにおいて、前記複数部の印刷において共通して設定されていることを特徴とする請求項8に記載の印刷制御装置。
- 前記制御手段は、給紙段の変更を受け付けることを特徴とする請求項6または7に記載の印刷制御装置。
- 前記制御手段は、変更可能な給紙段を表示手段に選択可能に表示させることを特徴とする請求項10に記載の印刷制御装置。
- 少なくとも前記第1の給紙段および前記第2の給紙段の能力を示す給紙能力情報を取得する取得手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記給紙能力情報に基づいて制御を行うことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の印刷制御装置。 - 第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置であって、
前記第1の部の印刷に用いる用紙が前記第1の給紙段に格納されていないこと、または、前記第2の部の印刷に用いる用紙が前記第2の給紙段に格納されていないことに基づき、給紙段の変更または印刷設定の変更を促す通知をする通知手段を備えることを特徴とする印刷制御装置。 - 第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置であって、
前記第1の部の印刷に用いる用紙が前記第1の給紙段に格納できないこと、または、前記第2の部の印刷に用いる用紙が前記第2の給紙段に格納できないことに基づき、給紙段の変更または印刷設定の変更を促す通知をする通知手段を備えることを特徴とする印刷制御装置。 - 第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置の制御方法であって、
前記特定の印刷データに基づく処理を行うステップを有し、
前記ステップは、前記第1の部の印刷に用いる用紙が前記第1の給紙段に格納されていないこと、または、前記第2の部の印刷に用いる用紙が前記第2の給紙段に格納されていないことに基づき、前記処理を開始しないことを特徴とする印刷制御装置の制御方法。 - 第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置の制御方法であって、
前記特定の印刷データに基づく処理を行うステップを有し、
前記ステップは、前記第1の部の印刷に用いる用紙が前記第1の給紙段に格納できないこと、または、前記第2の部の印刷に用いる用紙が前記第2の給紙段に格納できないことに基づき、前記処理を開始しないことを特徴とする印刷制御装置の制御方法。 - 第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置の制御方法であって、
前記第1の部の印刷に用いる用紙が前記第1の給紙段に格納されていないこと、または、前記第2の部の印刷に用いる用紙が前記第2の給紙段に格納されていないことに基づき、給紙段の変更または印刷設定の変更を促す通知をするステップを有することを特徴とする印刷制御装置の制御方法。 - 第1の給紙段の用紙を用いて印刷する第1の部と第2の給紙段の用紙を用いて印刷する第2の部とを少なくとも含む複数部の印刷をするための特定の印刷データを処理可能な印刷制御装置の制御方法であって、
前記第1の部の印刷に用いる用紙が前記第1の給紙段に格納できないこと、または、前記第2の部の印刷に用いる用紙が前記第2の給紙段に格納できないことに基づき、給紙段の変更または印刷設定の変更を促す通知をするステップを有することを特徴とする印刷制御装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1から14のいずれか一項に記載の印刷制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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