JP2019076880A - ゴミの煤煙処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、ゴミを熱分解し発生する煤煙より有害物質や悪臭の除去を簡潔容易に行うことができるゴミの煤煙処理装置を提供すること。【解決手段】 本発明のゴミの煤煙処理装置10は、投入されたセラミック粉末27と火種26とに重ねられたゴミ25の熱分解を行うゴミの焼却装置20よりの煤煙Kを送入し、煤煙Kを通過させる高温に加熱した円柱型のセラミック部12を備えることとし、円柱型のセラミック部12は、円芯に沿って明けられ煤煙Kが通過する貫通穴12aを設けることとした。【選択図】図1
Description
本発明は、有機物などの廃棄物であるゴミを熱分解し、発生する煤煙より有害物質や悪臭の除去を簡潔容易に行うことができるゴミの煤煙処理装置に関する。
従来のゴミの煤煙処理装置には、有機物などの廃棄物であるゴミを熱分解し、発生する煤煙より有害物質や悪臭を除去するものがある(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、従来のゴミの煤煙処理装置は、有機物などの廃棄物であるゴミを熱分解し焼却することはできるが、煤煙より有害物質や悪臭の除去は酸化物質混入水のシャワーリングや活性炭層の通過により行はれるため、発生する煤煙より有害物質や悪臭の除去が簡潔容易に行われていないと云う問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、有機物などの廃棄物であるゴミを熱分解し、発生する煤煙より有害物質や悪臭の除去を簡潔容易に行うことができるゴミの煤煙処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、有機物などの廃棄物であるゴミを熱分解し、発生する煤煙より有害物質や悪臭の除去を簡潔容易に行うことができるゴミの煤煙処理装置を提供することを目的とする。
本発明のゴミの煤煙処理装置は、投入されたセラミック粉末と火種とに重ねられたゴミの熱分解を行うゴミの焼却装置よりの煤煙を送入し、前記煤煙を通過させる高温に加熱した円柱型のセラミック部を備えることとした。
また、前記煤煙を通過させる高温に加熱した円柱型のセラミック部は、円芯に沿って明けられ、前記煤煙が通過する貫通穴を設けることとした。
さらに、前記円柱型のセラミック部は、高温加熱器よりのバーナーにより加熱されることとした。
また、前記煤煙を通過させる高温に加熱した円柱型のセラミック部は、円芯に沿って明けられ、前記煤煙が通過する貫通穴を設けることとした。
さらに、前記円柱型のセラミック部は、高温加熱器よりのバーナーにより加熱されることとした。
本発明のゴミの煤煙処理装置は、投入されたセラミック粉末と火種とに重ねられたゴミの熱分解を行うゴミの焼却装置よりの煤煙を送入し、前記煤煙を通過させる高温に加熱した円柱型のセラミック部を備えることとしたため、有害物質や悪臭を確実容易に除去することができる。
また、前記煤煙を通過させる高温に加熱した円柱型のセラミック部は、円芯に沿って明けられ、前記煤煙が通過する貫通穴を設けることとしたため、有害物質や悪臭をより確実容易に除去することができる。
さらに、前記円柱型のセラミック部は、高温加熱器よりのバーナーにより加熱されることとしたため、確実に所定の高温に加熱することができる。
また、前記煤煙を通過させる高温に加熱した円柱型のセラミック部は、円芯に沿って明けられ、前記煤煙が通過する貫通穴を設けることとしたため、有害物質や悪臭をより確実容易に除去することができる。
さらに、前記円柱型のセラミック部は、高温加熱器よりのバーナーにより加熱されることとしたため、確実に所定の高温に加熱することができる。
以下、本発明の実施形態のゴミの煤煙処理装置につき説明する。
図1は、本発明の実施形態のゴミの煤煙処理装置の側面図を示す。
図1に示すように、本発明のゴミの煤煙処理装置10は、有機物などの廃棄物であるゴミの熱分解が行はれ、ゴミの熱分解後の煤煙を送出するゴミの焼却装置20に接続し、ゴミの焼却装置20よりの煤煙を排出部19より送入し、煤煙より有害物質や悪臭の除去を行うことができる。
図1に示すように、本発明のゴミの煤煙処理装置10は、有機物などの廃棄物であるゴミの熱分解が行はれ、ゴミの熱分解後の煤煙を送出するゴミの焼却装置20に接続し、ゴミの焼却装置20よりの煤煙を排出部19より送入し、煤煙より有害物質や悪臭の除去を行うことができる。
ゴミの焼却装置20は、外側の円筒形状の外周部21にセラミック粉末と炭やコークスなどの火種を投入する投入扉21aが設けられ、また開閉蓋22が明けられゴミがセラミック粉末と火種とに重ねられて投入され、外部よりの空気も送入されてゴミの焼却が行はれる。
図2は、本発明の実施形態のゴミの煤煙処理装置が接続するゴミの焼却装置の断面図を示す。
図2に示すように、本発明のゴミの煤煙処理装置10に接続するゴミの焼却装置20は、セラミック粉末27と炭やコークスなどの火種26とが投入され、また開閉蓋22が明けられゴミ25がセラミック粉末27と炭やコークスなどの火種26とに重ねられて投入される。
ゴミ25と火種26とは、外側の円筒形状の外周部21に明けられた空気送入口23より燃焼用の空気Bが送入して酸素が消費され燃焼し煤煙Kを発生する。発生した煤煙Kは上昇しゴミの煤煙処理装置10に接続する排出部29に送出する。
煤煙Kには可燃性ガスが混在するが、ゴミの煤煙処理装置10で焼却する。
図2に示すように、本発明のゴミの煤煙処理装置10に接続するゴミの焼却装置20は、セラミック粉末27と炭やコークスなどの火種26とが投入され、また開閉蓋22が明けられゴミ25がセラミック粉末27と炭やコークスなどの火種26とに重ねられて投入される。
ゴミ25と火種26とは、外側の円筒形状の外周部21に明けられた空気送入口23より燃焼用の空気Bが送入して酸素が消費され燃焼し煤煙Kを発生する。発生した煤煙Kは上昇しゴミの煤煙処理装置10に接続する排出部29に送出する。
煤煙Kには可燃性ガスが混在するが、ゴミの煤煙処理装置10で焼却する。
ゴミの焼却装置20は、コイル形の加熱器24が円筒形状の外周部21の内側に垂直に設けられている。
コイル形の加熱器24は、下側に形成された加熱送入管24aに送風ファン28よりの加熱用の空気Aが送出管28aを通り送入し、上側に形成された加熱送出管24bより加熱された加熱空気AEも排出部29に送出する。
排出部29は、コイル型の加熱器24より送入の加熱空気AEが煤煙Kを吸引し、煤煙Kと加熱空気AEを共に排出する。
そのため、煤煙Kは、送付ファンを特に設けることもなく円滑に送出する。
コイル形の加熱器24は、下側に形成された加熱送入管24aに送風ファン28よりの加熱用の空気Aが送出管28aを通り送入し、上側に形成された加熱送出管24bより加熱された加熱空気AEも排出部29に送出する。
排出部29は、コイル型の加熱器24より送入の加熱空気AEが煤煙Kを吸引し、煤煙Kと加熱空気AEを共に排出する。
そのため、煤煙Kは、送付ファンを特に設けることもなく円滑に送出する。
発生した煤煙Kは、コイル形の加熱器24により加熱され排出部29に送出するが、ゴミ25の燃焼のとき発生する蒸気も加熱され、水滴になることなく排出する。
従って、ゴミの焼却装置20は、容易にゴミ25を焼却処理することができ、コイル形の加熱器24により煤煙処理が確実容易できるように煤煙を排出することができる。また、コイル形の加熱器24を設けているため、煤煙Kを円滑に送出すると共に、ゴミ25の燃焼のとき発生する蒸気が水滴になることも、タールなどの発生も防止することができる。
なを、極めて簡潔構造でゴミの焼却を行うことを優先する場合にはコイル形の加熱器24を削除し、送風ファン28よりの空気または加熱空気を排出部29に送出するようにすることもできる。
なを、極めて簡潔構造でゴミの焼却を行うことを優先する場合にはコイル形の加熱器24を削除し、送風ファン28よりの空気または加熱空気を排出部29に送出するようにすることもできる。
図3は、本発明の実施形態のゴミの煤煙処理装置の断面図を示す。
図3に示すように、本発明のゴミの煤煙処理装置10は、煤煙Kと加熱空気AEが排出する排出部29に接続し、煤煙Kと空気Eが高温に加熱される円柱型のセラミック部12と、円柱型のセラミック部12で加熱後の空気Pが送出する送出管13とが設けられている。
円柱型のセラミック部12は、極めて高温の500°C以上に高温加熱器15よりのバーナー15aにより加熱され、円芯に沿って明けられた図4に示す貫通穴12aを煤煙Kと加熱空気AEとが通過する。
図3に示すように、本発明のゴミの煤煙処理装置10は、煤煙Kと加熱空気AEが排出する排出部29に接続し、煤煙Kと空気Eが高温に加熱される円柱型のセラミック部12と、円柱型のセラミック部12で加熱後の空気Pが送出する送出管13とが設けられている。
円柱型のセラミック部12は、極めて高温の500°C以上に高温加熱器15よりのバーナー15aにより加熱され、円芯に沿って明けられた図4に示す貫通穴12aを煤煙Kと加熱空気AEとが通過する。
排出部29は、図2に示すコイル型の加熱器24よりの加熱空気AEが送出するノズル29aが円筒形状の中芯に沿って設けられている。ノズル29aは、送入する加熱空気AEを加速して送出し、加熱空気AEがノズル29aの外周に送入する煤煙Kを吸引し、加熱空気AEと煤煙Kとが混合し排出する。
図4は、本発明の実施形態のゴミの煤煙処理装置で使用する円柱型のセラミック部の断面図を示す
図4に示すように、円柱型のセラミック部12は、円芯に沿って明けられた貫通穴12aが設けられている。
図4に示すように、円柱型のセラミック部12は、円芯に沿って明けられた貫通穴12aが設けられている。
ゴミの煤煙処理装置10は、送入した煤煙Kと加熱空気AEとが極めて高温の500°C以上に加熱された円柱型のセラミック部12を通過し、有害物質や悪臭が除去される。
以上述べたように、ゴミの煤煙処理装置10は、ゴミの焼却装置20で発生する煤煙Kより有害物質や悪臭の除去を簡潔容易に行うことができる。
なお、円柱型のセラミック部12より送出の気体Pは高温であり、暖房機やボイラーなどに利用することもできる。
なお、円柱型のセラミック部12より送出の気体Pは高温であり、暖房機やボイラーなどに利用することもできる。
本発明のゴミの煤煙処理装置は、家庭や工場などで使用するゴミの焼却装置で発生する煤煙の処理に幅広く利用することができる。
10 ゴミの煤煙処理装置
12 セラミック部
15 高温加熱器
20 ゴミの焼却装置
24 コイル形の加熱器
25 ゴミ
26 火種
27 セラミック粉末
28 送風ファン
12 セラミック部
15 高温加熱器
20 ゴミの焼却装置
24 コイル形の加熱器
25 ゴミ
26 火種
27 セラミック粉末
28 送風ファン
Claims (3)
- 投入されたセラミック粉末と火種とに重ねられたゴミの熱分解を行うゴミの焼却装置よりの煤煙を送入し、前記煤煙を通過させる高温に加熱した円柱型のセラミック部を備えることを特徴とするゴミの煤煙処理装置。
- 前記煤煙を通過させる高温に加熱した円柱型のセラミック部は、円芯に沿って明けられ、前記煤煙が通過する貫通穴を設けることとしたことを特徴とする請求項1に記載のゴミの煤煙処理装置。
- 前記円柱型のセラミック部は、高温加熱器よりのバーナーにより加熱されることとしたことを特徴とする請求項1に記載のゴミの煤煙処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017219491A JP2019076880A (ja) | 2017-10-26 | 2017-10-26 | ゴミの煤煙処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017219491A JP2019076880A (ja) | 2017-10-26 | 2017-10-26 | ゴミの煤煙処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019076880A true JP2019076880A (ja) | 2019-05-23 |
Family
ID=66627050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017219491A Pending JP2019076880A (ja) | 2017-10-26 | 2017-10-26 | ゴミの煤煙処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019076880A (ja) |
-
2017
- 2017-10-26 JP JP2017219491A patent/JP2019076880A/ja active Pending
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