JP2019076877A - 鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法 - Google Patents
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Abstract
Description
青函トンネルは常時海水および淡水が湧水しており、浸水を防ぐため、トンネルの壁の各所に排水口を設け、湧水を作業抗の排水溝に受け、作業坑から先進導坑を通り、北海道側の吉岡および青森県側の竜飛付近に集め、ポンプで排出している。排水口は数メートルおきに設置しているが、湧水が壁からしみ出している箇所も多い。このような排水口から排水溝にかけて、淡黄色もしくは黒色のマット様のスラリーがトンネル内の各所に形成されており、特に最深部に多く見られる。スラリーは、水の流れに沿って形成されており、排出口付近では厚さ数センチから10センチメートルに及ぶ。排水は海水と淡水が混合しているため、塩分濃度は2.5%であった。
これまでに、多くの鉄バクテリアの知見があるが、レプトスリックス属のうち、鞘直径が約1μm、長さ20〜100μmであること、富栄養あるいは貧栄養条件下ともに生育が遅いこと、鞘の分岐が見られないことなどからレプトスリックス・オクラセア(Leptothrix ochracea)の一種であると思われる。
また、原子力発電所が自己もしくは災害によって破壊され、半減期の長い放射性物質(例えばセシウム‐137)が環境中に飛散し、大規模な汚染を引き起こす事態が想定されるし、実際に国内でも発生があった。これらの汚染も例えばゼオライトのような無機物に吸着させ、除去する方法が一般に採られているが、吸着ゼオライトの容積、重量が膨大になり、より効率よく濃縮する技術が望まれている。一方で、汚染物質が広範囲の土壌を汚染しており、微細土壌に固く結着しており、水に不溶なことが示されている。これらの除染はこれまで不可能であったため、汚染土壌は掘削して除くこと以外の方法がなかった。
さらにトンネル掘削工事に伴う掘削土には、天然由来の重金属が含有される場合があり、堆積された掘削土から重金属が地中に流れ出し、地下水を汚染するなどの現状が報告されている。岩石に含まれていた間には溶出しなかった重金属が、掘削により粉砕され、表面積が大きくなったことでこのような汚染を引き起こす事態となったものであり、この対策も現状では解決されていない。
本発明は、この知見に基づいて、
1.繊維状の鉄バクテリアを、水溶液中に懸濁し、ここに繊維状の素材を入れて線維同士を絡ませ、当該バクテリアの固定化を行ない、これを重金属汚染水または汚染土壌に直接添加して重金属を除去させ、除去後に固定化した繊維状のバクテリアを、荒いメッシュまたは棒などで絡め取ることで選択除去することを特徴とする、鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法、
2.繊維状の鉄バクテリアが、繊維状で繋がった細胞と、細胞外部に鞘を持ち、スラリーを形成する形態的特徴を持ち、水溶液中で金属カチオンの種類を問わず、吸収し、酸化することでエネルギーを獲得し、酸化した金属を鞘表面に固定化する種類、好ましくはレプトスリックス属であることを特徴とする、1に記載の鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法、
3.繊維状の素材が、木綿、麻などに代表される植物繊維、ウール、シルクなどに代表される動物繊維、ポリエステル、アクリルなどの代表される合成繊維、レーヨンなどに代表される半合成繊維、グラスウール、PAN系またはピッチ系炭素繊維、もしくは羽毛を指し、鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法
4.固定化された鉄バクテリアを、重金属カチオンを含む汚水もしくは汚染土壌の懸濁液に直接添加し、重金属の種類によって1〜96時間、混合、撹拌し、汚水中もしくは汚染土壌の懸濁液から重金属を除去することを特徴とする、1〜3のそれぞれに記載の鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法、
5.汚水または汚染土壌から重金属を除去した固定化鉄バクテリアは、2x2mm〜4x4mmのメッシュ、もしくは突起のあるヘアーブラシのようなもので絡め取るか、かけ流す方法で回収することを特徴とする、1〜4のそれぞれに記載の鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法、
を提供する。
(実験1)
[鉄バクテリアの同定]
採取されたバクテリアを用い、光学顕微鏡的な形態の観察、および走査電子顕微鏡による鞘の観察、および染色による方法により同定を行なった。
グラム染色を行なうと、陰性であったので、本バクテリアはグラム陰性菌と同定された。
形態学的な観察では、ほとんどが単一な細胞ではなく、数珠繋がりの糸状の細胞集団が見出され、繊維状であった。走査電子顕微鏡観察では、細胞外部に鞘が認められ、その構成成分はケイ素および鉄またはマンガンであることが判った。これらバクテリアはLeptothrix属に属する鉄バクテリアであり、細胞の形態および鞘の特徴からLeptothrix ochraceaの一種であると特定された。但し、本バクテリアは淡水性ではなく、海水性であり、新種の可能性がある。
湿重量で20gの鉄バクテリアを、500mLの水を入れてある1Lのビーカーに入れ、撹拌し、十分懸濁した。ここに繊維が固まらないようにほぐした5gの脱脂綿を入れ、さらに撹拌を続けた。約10分撹拌するとバクテリアのほとんどが脱脂綿に絡まり、水溶液中に浮遊細胞は目視されなくなり、固定化された。これを2x2mmのステンレス製のメッシュで濾過した。濾液はやや濁っており、鉄バクテリアが残っていると思われたので、これを光学顕微鏡で観察したが、ほとんどが単体かもしくは数個の細胞が繋がったものであり、繊維状のものは見いだせなかった。このことより、繊維状の鉄バクテリアは脱脂綿に固定化されたと判断した。以下の実施例では、このように脱脂綿に固定化した鉄バクテリアを用いた。
[図1]
[図2]
純水100mLに固定化鉄バクテリアの湿重量0.2g相当量と、5mg/Lの各金属すなわち硫酸第一鉄、塩化第一マンガン、硫酸銅、塩化コバルト・6水和物、クロム酸カリウム(六価クロム)、塩化ニッケル・6水和物、亜砒酸、塩化セシウム、塩化第二水銀、硝酸で溶解したセレン、または塩化カドミウムを添加し、経時的に試水中の金属イオン濃度を測定した。反応溶液のpHは、金属イオンを添加後、海水と同じpH8.2になるように、塩酸もしくは水酸化ナトリウムで調整した。結果を図3に示す。
鉄、マンガン、銅、ヒ素は素早く消化するが、クロム、セレン、セシウムはそれらの約4倍の時間がかかり、水銀、ニッケル、コバルト、カドミウム、はさらに消化が遅いなど、金属によってその消化速度は大きく異なることが判明した。しかし、用いた金属は全て消化され、本固定化バクテリアが金属イオン除去一般に利用出来ることが示された。
[図3]
採取した土壌をよく混合し、均一にした後、1x1mmメッシュの篩かけて、草木の根や小石を取り除いた。この100gを1Lのビーカーに採り、純水を500ml加え、スターラーで一夜撹拌した。これを遠心し、上清と沈殿に分離した。上清は汚染水として、沈殿は汚染微細土壌として除染試料とした。汚染水の放射活性は、セシウムー137が7067Bq/L、汚染土壌では8,119Bq/Lであった。
放射性セシウムの測定は、多機能放射線測定器(ジャパンブランド社製JB5000PLUS‐S)を用い、付属の測定用チャンバーであるマリネリ容器に試料を入れて90分測定を行なった。
汚染水500mLに、あらかじめ用意した実施例1で示した固定化鉄バクテリアを1g相当量加え、室温で一夜撹拌を行なった。バクテリアの除去は、ビーカーの内容物全てをステンレス製の網(目のサイズが2x2mm)で漉し、網に残った固定化バクテリアの水を十分に切って行なった。固定化バクテリアの放射活性は、セシウム‐137が6,322Bq/Lであり、汚染水は559Bq/kgとなり、始めの汚染水の放射性セシウムのうち89.4%が取り除かれ、バクテリアに移行したことが判った。したがって、固定化鉄バクテリアによって放射性セシウムを除去できることが実証された。
実施例5で分離した汚染土壌に純水500mLを加え、実施例1で調整した固定化鉄バクテリアを1g相当量添加し、室温で4日間に渡り撹拌を行なった。
測定は実施例5と同様に行なった。結果は図4に示してある。図に示す通り、菌体外と菌体内のセシウム‐137の量は、菌体外で減少、菌体内で増加しており、本方法で汚染土壌に対しても有効に作用することが判明した。
汚染水溶液と異なり、土壌からの除染には時間が掛かることが判明したが、これは土壌からセシウムを剥がし取るための何らかの過程があることを示唆している。鉄バクテリアは原始的なバクテリアの一種であり、火山活動によって地中から吹き出た火成岩中に含まれる鉄分などを、酵素的あるいはそのほかの方法で摂取するように適応したとの仮説があるが、現在のところまだ機構は判明していない。本実験によっても、明らかに土壌から放射性セシウムが除去されていることが示された。
[図4]
Claims (5)
- 繊維状の鉄バクテリアを、水溶液中に懸濁し、ここに繊維状の素材を入れて線維同士を絡ませ、当該バクテリアの固定化を行ない、これを重金属汚染水または汚染土壌に直接添加して重金属を除去させ、除去後に固定化した繊維状のバクテリアを、荒いメッシュまたは棒などで絡め取ることで選択除去することを特徴とする、鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法。
- 繊維状の鉄バクテリアが、繊維状で繋がった細胞と、細胞外部に鞘を持ち、スラリーを形成する形態的特徴を持ち、水溶液中で金属カチオンの種類を問わず、吸収し、酸化することでエネルギーを獲得し、酸化した金属を鞘表面に固定化する種類、好ましくはレプトスリックス属であることを特徴とする、請求項1に記載の、鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法。
- 繊維状の素材が、木綿、麻などに代表される植物繊維、ウール、シルクなどに代表される動物繊維、ポリエステル、アクリルなどに代表される合成繊維、レーヨンなどに代表される半合成繊維、グラスウール、PAN系またはピッチ系炭素繊維、もしくは羽毛を指し、請求項1および2のそれぞれに記載の、鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法。
- 固定化された鉄バクテリアを、重金属カチオンを含む汚水もしくは汚染土壌の懸濁液に直接添加し、重金属の種類によって1〜96時間、混合、撹拌し、汚水中もしくは汚染土壌の懸濁液から重金属を除去することを特徴とする、請求項1〜3のそれぞれに記載の、鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法。
- 汚水または汚染土壌から重金属を除去した固定化鉄バクテリアは、2x2mm〜4x4mmのメッシュ、もしくは突起のあるヘアーブラシのようなもので絡め取るか、かけ流す方法で回収することを特徴とする、請求項1〜4のそれぞれに記載の、鉄バクテリアの固定化および固定化鉄バクテリアによる重金属の除去方法。
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