JP2019076552A5 - - Google Patents

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特開2013−039302号公報
しかしながら、特許文献1に記載された遊技機では、演出の興趣が不十分であった。
そこで、本発明は、遊技興趣を向上させることができる遊技機を提供することを目的とする。
(手段A)本発明による遊技機は、遊技を行うことが可能な遊技機であって、遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、遊技制御手段からの情報にもとづいて演出を制御する演出制御手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ200)と、を備え、遊技制御手段は、始動領域に遊技媒体が進入したことにもとづいて第1識別情報の可変表示を実行し(例えば、打球が第1始動入賞口13に入賞したことにもとづいて第1特別図柄表示器(特別図柄表示装置)8aにおいて識別情報としての特別図柄を可変表示する)、可変手段に遊技媒体が進入したことにもとづいて第2識別情報の可変表示を実行する(例えば、打球が可変入賞球装置15内にある第2始動入賞口14に入賞したことにもとづいて第2特別図柄表示器(特別図柄表示装置)8bにおいて識別情報としての特別図柄を可変表示する)可変表示実行手段と、可変手段を進入容易状態に制御しやすい特別状態に制御可能(例えば、小当りが発生しやすい状態に制御されるとともに高ベース状態に制御されて可変入賞球装置15の開放時間が長くなるKT状態に制御する)な特別状態制御手段と、演出制御手段に情報を出力する情報出力手段と、を含み、情報出力手段は、特別状態に制御されているか否かに対応する情報(例えば、背景指定コマンド)を演出制御手段に出力可能であり(段落0505、段落0506参照)、特別状態制御手段は、特別状態として、第1特別状態(例えば、小当りが発生しやすく特殊可変入賞球装置22が開状態となりやすいものの、上流側の可変入賞球装置15の開放時間が極めて長く、小当りが発生しても下流側の特殊可変入賞球装置22に遊技球が入賞するケースが極めて少ない第1KT状態)と、該第1特別状態と比較して特殊状態(例えば、小当り遊技状態)の制御によって遊技価値を付与しやすい第2特別状態(例えば、上流側の可変入賞球装置15の開放時間が短く、小当りが発生した場合に下流側の特殊可変入賞球装置22に遊技球が入賞しやすい第2KT状態)と、に制御可能であり、演出制御手段は、第2特別状態において特殊状態に制御されているときに特別領域(例えば、特殊可変入賞球装置22内にある特殊入賞口24)に遊技媒体が進入したことにもとづいて進入演出を実行可能(例えば、第2KT状態であれば、演出制御用CPU201は、演出表示装置9において賞球加算表示(例えば、「+10」などの文字表示)を表示させる(ステップS671)、段落0366参照)な演出実行手段を含み、第1特別状態において特殊状態に制御されているときに特別領域に遊技媒体が進入した場合に進入演出が実行されず(例えば、特殊入賞口24に遊技球が入賞しても第2KT状態でなければ、賞球加算表示の表示、入賞音の出力、および特殊入賞口ランプ24aの点灯表示は行われない、段落0368参照)、演出実行手段は、進入演出として、第2特別状態中に特別領域に遊技媒体が進入したことにもとづいて付与された遊技価値に対応する対応表示を表示するとともに、第2特別状態中に特別領域に遊技媒体が進入したことを示す演出を実行する(第2KT状態中に特殊入賞口24に遊技球が入賞したことにもとづいて、賞球加算表示の表示、入賞音の出力、および特殊入賞口ランプ24aの点灯表示が行われる、段落0368参照)ことを特徴とする。そのような構成によれば、遊技興趣を向上させることができる。
(手段1)他の遊技機は、技を行うことが可能な遊技機であって、遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、遊技制御手段からの情報にもとづいて演出を制御する演出制御手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ200)とを備え、遊技制御手段は、所定条件(例えば、大当り図柄を導出表示したこと)が成立した後、特定領域(例えば、ゲート32)を遊技媒体(例えば、遊技球)が通過したことにもとづいて、遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能な有利状態制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS306〜S308,S356〜S358を実行する部分)と、特定領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、普通識別情報(例えば、普通図柄)の可変表示を実行可能な普通可変表示実行手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS5100〜S5102を実行する部分)と、普通識別情報の可変表示の表示結果が所定表示結果(例えば、当り図柄)となったことにもとづいて、可変装置(例えば、可変入賞球装置15)を進入容易状態(例えば、開放状態)に制御する可変装置制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS5103〜S5104を実行する部分)と、演出制御手段に情報を出力する情報出力手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS5113,S5114を実行する部分)とを含み、情報出力手段は、特定領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、状態に応じて異なる特定通過情報(例えば、ゲート通過A指定コマンド、ゲート通過B指定コマンド)を出力する(例えば、変形例2において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲート通過待ち状態以外のときであればゲート通過A指定コマンドを送信し、ゲート通過待ち状態であればゲート通過B指定コマンドを送信する。また、例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、非KT状態中であればゲート通過1指定コマンドを送信し、KT状態中であればゲート通過2指定コマンドを送信するものであってもよい。)ことを特徴とする。そのような構成によれば、演出制御手段側で適切に状態を把握することができ、適切に情報を出力することができる。

Claims (1)

  1. 遊技を行うことが可能な遊技機であって、
    遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
    前記遊技制御手段からの情報にもとづいて演出を制御する演出制御手段とを備え、
    前記遊技制御手段は、
    始動領域に遊技媒体が進入したことにもとづいて第1識別情報の可変表示を実行し、可変手段に遊技媒体が進入したことにもとづいて第2識別情報の可変表示を実行する可変表示実行手段と、
    前記可変手段を進入容易状態に制御しやすい特別状態に制御可能な特別状態制御手段と、
    前記演出制御手段に情報を出力する情報出力手段とを含み、
    前記情報出力手段は、前記特別状態に制御されているか否かに対応する情報を前記演出制御手段に出力可能であり、
    前記特別状態制御手段は、前記特別状態として、第1特別状態と、該第1特別状態と比較して特殊状態の制御によって遊技価値を付与しやすい第2特別状態と、に制御可能であり、
    前記演出制御手段は、前記第2特別状態において前記特殊状態に制御されているときに特別領域に遊技媒体が進入したことにもとづいて進入演出を実行可能な演出実行手段を含み、
    前記第1特別状態において前記特殊状態に制御されているときに前記特別領域に遊技媒体が進入した場合に前記進入演出が実行されず、
    前記演出実行手段は、前記進入演出として、前記第2特別状態中に前記特別領域に遊技媒体が進入したことにもとづいて付与された遊技価値に対応する対応表示を表示するとともに、前記第2特別状態中に前記特別領域に遊技媒体が進入したことを示す演出を実行する
    ことを特徴とする遊技機。
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