JP2019075911A - 電力供給装置および電力供給方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電力供給時の損失を削減し、出力電圧の負荷変動に対する応答性を改善できる電力供給装置を提供する。【解決手段】電力供給装置7は、電源9からの電力を第1の負荷ブロック2aに供給する第1の電源手段7aと、電源9からの電力を第2の負荷ブロック2cに供給する第2の電源手段7cと、第1の負荷ブロック2aが第1の負荷状態であると判定された場合、第2の電源手段7cから第2の負荷ブロック2cに電力を供給する動作を第1の動作に切り替え、第1の負荷ブロック2aが第1の負荷状態よりも消費電力が低い第2の負荷状態であると判定された場合、第2の電源手段7cから第2の負荷ブロック2cに電力を供給する動作を第1の動作から、第1の動作よりも消費電力が低い第2の動作に切り替える制御手段93と、を有する。【選択図】図2A
Description
本発明は、電子機器に搭載される電力供給装置および電力供給方法に関する。
電子機器に搭載される電力供給装置は、複数の電源電圧を高効率で電子機器の構成要素に供給するために複数のDC/DCコンバータを有する。
近年、電子機器に搭載されるCPUの性能向上と低消費電力化への要求に伴い、CPUが必要とする電源の低電圧大電流化が進んでいる。また、電池で駆動する電子機器では、電池駆動時間の向上が重要な課題であり、搭載される電力供給装置には高精度で高効率な電力供給能力が要求される。DC/DCコンバータは出力電圧を安定化するためにPWM(Pulse Width Modulation)動作を行っている。したがって電力供給先回路が軽負荷時でも固定周期でのスイッチング動作による損失が発生するため軽負荷時に効率が悪化するという特性がある。
また、スイッチング損失を削減するために、スイッチング回数を削減してスイッチング周期を変化させながら出力電圧を安定化するPFM(Pulse Frequency Modulation)動作が行われる。DC/DCコンバータのPWM動作とPFM動作を活用して、重負荷状態ではPWM動作を行い、軽負荷状態ではPFM動作を行うことにより広い負荷範囲で高い効率を実現できる。特許文献1には、電子機器の消費電流に応じてDC/DCコンバータの動作モードを切り替えて低消費電力化を図る方法が記載されている。
しかしながら、特許文献1では、電子機器が消費電力の小さいスタンバイ状態から消費電力の大きい動作状態へ切り替わることで生じる負荷電流の増加に対して後追い的にPFM動作からPWM動作に切り替えている。
PFM動作はPWM動作と比較してスイッチング周期が長くなるため、PWM動作よりも電流供給能力が低下する。このため、PFM動作中は負荷電流の過渡的な変動に対する応答性が悪化する。またPFM動作を行っている状態からPWM動作に移行させて、負荷電流の増加に追従するまでの時間がPWM動作を行っている場合よりも余分に必要となり応答時間がさらに増加する。その結果、PFM動作中の過渡的な負荷電流増加時に出力電圧の低下が生じて、供給先回路が動作上要求する電源電圧精度を満足できない場合がある。
そこで、本発明は、電力供給時の損失を削減し、出力電圧の負荷変動に対する応答性を改善できるようにすることを目的とする。
本発明に係る電力供給装置は、電源からの電力を第1の負荷ブロックに供給する第1の電源手段と、前記電源からの電力を第2の負荷ブロックに供給する第2の電源手段と、前記第1の負荷ブロックが第1の負荷状態であるか、前記第1の負荷状態よりも消費電力が低い第2の負荷状態であるかを示す第1の負荷検出信号を出力する第1の負荷検出手段と、前記第1の負荷検出手段から出力される前記第1の負荷検出信号に基づいて、前記第1の負荷ブロックが前記第1の負荷状態であると判定された場合、前記第2の電源手段から前記第2の負荷ブロックに電力を供給する動作を第1の動作に切り替え、前記第1の負荷ブロックが前記第2の負荷状態であると判定された場合、前記第2の電源手段から前記第2の負荷ブロックに電力を供給する動作を前記第1の動作から、前記第1の動作よりも消費電力が低い第2の動作に切り替える制御手段とを有する。
本発明に係る電力供給方法は、電源からの電力を第1の負荷ブロックに供給する第1の電源手段と、前記電源からの電力を第2の負荷ブロックに供給する第2の電源手段と、前記第1の負荷ブロックが第1の負荷状態であるか、前記第1の負荷状態よりも消費電力が低い第2の負荷状態であるかを示す第1の負荷検出信号を出力する第1の負荷検出手段とを有する電力供給装置における電力供給方法であって、前記第1の負荷検出手段から出力される前記第1の負荷検出信号に基づいて、前記第1の負荷ブロックが前記第1の負荷状態であると判定された場合、前記第2の電源手段から前記第2の負荷ブロックに電力を供給する動作を第1の動作に切り替え、前記第1の負荷ブロックが前記第2の負荷状態であると判定された場合、前記第2の電源手段から前記第2の負荷ブロックに電力を供給する動作を前記第1の動作から、前記第1の動作よりも消費電力が低い第2の動作に切り替える。
本発明によれば、電力供給時の損失を削減し、出力電圧の負荷変動に対する応答性を改善することができる
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
<実施形態1>
図1は、実施形態1〜3における電子機器1の構成要素を説明するためのブロック図である。電子機器1は、携帯可能な装置であり、撮像装置(例:デジタルカメラ)および携帯電話(例:スマートフォン)の少なくとも一つとして動作可能な装置である。
図1は、実施形態1〜3における電子機器1の構成要素を説明するためのブロック図である。電子機器1は、携帯可能な装置であり、撮像装置(例:デジタルカメラ)および携帯電話(例:スマートフォン)の少なくとも一つとして動作可能な装置である。
電子機器1は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)2、撮像センサ3、表示ドライバ4、表示部5、記録部6、電力供給部7、無線通信部8、バッテリ9を有する。撮像センサ3、表示部5、記録部6、電力供給部7、無線通信部8は、CPU2の周辺デバイスを構成する。
撮像センサ3は、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像素子、撮像素子から出力される電気信号をデジタル化された画像データに変換するA/D変換器等などを有する。これにより、撮像センサ3は、撮像画像(静止画または動画)に対応する画像データを生成することができる。
表示ドライバ4は、CPU2から出力される表示用画像データに対応する画像を表示するように表示部5を制御する。表示部5は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどの表示デバイスを有する。
記録部6は、メモリカードなどの記憶媒体である。記録部6は、電子機器1から取り外し可能な記憶媒体であっても、電子機器1から容易に取り外せない位置に配置された記憶媒体であってもよい。記録部6は、CPU2において処理された画像データを記憶する。また、記録部6には、電子機器1の各構成要素を制御するためのプログラムが記憶されている。
無線通信部8は、外部装置と無線通信を行うインターフェースモジュールである。無線通信方式は、無線LAN、Bluethooth(登録商標)などが用いられる。
バッテリ9は、充電可能な電池(例:リチウムイオン電池)である。バッテリ9は、電子機器1から取り外し可能な電池であっても、電子機器1から容易に取り外せない位置に配置された電池であってもよい。
CPU2は、電子機器1の各構成要素全体を制御するハードウェアプロセッサである。上述した周辺デバイスとの間で入出力(IO)ポートの制御および通信によるデータの授受、画像データなどの演算処理を行う。これらの機能を実現するために、CPU2は、図2Aから2Cで後述する、演算処理を高速に行う論理回路などからなるコアブロック2a、演算処理が行われるデータを一時的に保持するメモリ部11に対してアクセス制御を行うメモリブロック2cを有する。また、CPU2は、IOポートの制御および通信などを行うIOブロックを有する。
コアブロック2aは、演算処理の高速化のために1V以下の低電圧で大電流の電力供給が必要となる。メモリブロック2cは、メモリ規格等から1.2Vなどの電力供給が必要となる。IOブロックは、周辺デバイスとの接続のために一般的な1.8Vなどの電力供給が必要となる。また、1.8VはCPU以外の表示ドライバ4や無線通信部8などの周辺デバイスの電源としても使用されるため、要求される電力は比較的大きい。このような要求電圧の違いにより、異なる電源回路からの電力供給が必要になる。
電力供給部7は、上述した複数の電源回路として、コアブロック電源部7a、IOブロック電源部7bおよびメモリブロック電源部7cを含む。電力供給部7は、後述する電圧変換用のインダクションコイルと、インダクションコイルにエネルギーを蓄積するための複数のスイッチ回路とを有するスイッチング方式のDC/DCコンバータである。電力供給部7は、バッテリ9から供給される電圧または電流を所定の電圧または電流に変換してCPU2の各構成要素に供給する。
CPU2は、制御部10、メモリ部11、撮像センサ駆動部12、画像補正部13、画像圧縮部14、画像変換部15を有し、撮像センサ3から出力される画像データに対して所定の演算処理(画像処理を含む)を行う。
制御部10は、CPU2の各部に処理を指示する。メモリ部11は、周辺デバイスから入力されたデータを一時的に保持するキャッシュメモリである。撮像センサ駆動部12は、制御部10の指示に基づき撮像センサ3の撮像動作を制御する。撮像センサ3により生成された画像データは、CPU2のメモリ部11に一時的に保持される。
スルー画像を表示するスタンバイ状態(ライブビュー状態)の場合、制御部10は撮像センサ駆動部12に間引き撮影指示を出し、撮像センサ駆動部12が撮像センサ3の撮像動作を制御する。撮像センサ3により生成された画像データはメモリ部11に一時的に格納される。メモリ部11に格納された画像データは、画像補正部13に読み出されて画素補間、リサイズ処理および色変換処理などが行われた後、画像変換部15で表示用のデータに変換されて表示ドライバ4に出力される。表示ドライバ4は、表示用のデータに対応する画像を表示するように表示部5を制御する。
上記スタンバイ状態においてユーザによりレリーズボタンが押下されると、CPU2は静止画撮影処理を行う。制御部10は撮像センサ駆動部12に静止画撮影指示を出し、撮像センサ駆動部12が撮像センサ3の撮像動作を制御する。撮像センサ3により生成された画像データはメモリ部11に一時的に格納される。メモリ部11に格納された画像データは、画像補正部13に読み出されて画素補間、リサイズ処理および色変換処理などが行われた後、画像圧縮部14で所定のフォーマット(例:JPEG)に基づき圧縮符号化されて記録部6に出力される。記録部6は、画像圧縮部14により生成された静止画ファイルを記録する。
上記スタンバイ状態においてユーザにより録画ボタンが押下されると、CPU2は動画撮影処理を行う。制御部10は撮像センサ駆動部12に動画撮影指示を出し、撮像センサ駆動部12が撮像センサ3の撮像動作を制御する。撮像センサ3により生成された画像データは所定のフレームレートで読み出されてメモリ部11に一時的に格納される。メモリ部11に格納された画像データは、画像補正部13に読み出されて画素補間、リサイズ処理および色変換処理などが行われた後、画像圧縮部14で所定のフォーマット(例:MPEG)に基づき圧縮符号化されて記録部6に出力される。記録部6は、画像圧縮部14により生成された動画ファイルを記録する。
なお、説明の簡略化のため、図1には示していないが、電子機器1は、静止画撮影時のシャッタユニット、シャッタ制御用のモータ、モータ駆動用のモータドライバや、ユーザ操作を受け付け可能な操作部などを有する。
図2Aは、実施形態1における電力供給部7の構成要素を説明するためのブロック図である。なお、図2Aでは、CPU2のコアブロック2aに電力を供給するコアブロック電源部7aと、メモリブロック2cに電力を供給するメモリブロック電源部7cのみを記載している。
ここで、電力供給部7におけるコアブロック電源部7a、IOブロック電源部7bおよびメモリブロック電源部7cから接続先のデバイスへ流れる電流の時系列的な変化について説明する。CPU2のコアブロック2aとメモリブロック2cによってデータ処理を行う場合、メモリブロック2cのアクセス制御はCPU2のコアブロック2aが行う。例えば、電子機器1がデジタルカメラである場合、スタンバイ状態(ライブビュー状態)から動画記録を開始した場合は、ライブビュー時には動作していなかった画像圧縮部14が動作する。この場合、コアブロック2aがメモリブロック2cのアクセス制御を行って画像データのやり取りをしながら圧縮符号化が行われる。したがって、コアブロック電源部7aから流れる電流が増加した後にメモリブロック電源部7cから流れる電流が増加し、メモリブロック電源部7cから流れる電流が減少した後にコアブロック電源部7aから流れる電流が減少するという関係になる。
実施形態1では、スタンバイ状態(ライブビュー状態)から動画記録を開始した場合について説明する。この場合、上述したように、コアブロック電源部7aから流れる電流が増加した後にメモリブロック電源部7cから流れる電流が増加し、メモリブロック電源部7cから流れる電流が減少した後にコアブロック電源部7aから流れる電流が減少する。
実施形態1のコアブロック電源部7aおよびメモリブロック電源部7cは、上述したスタンバイ状態(ライブビュー状態)から動画記録を開始した場合における電力供給時のスイッチング損失と出力電圧の負荷変動に対する応答性を改善する回路構成を有する。
次に、図2Aを参照して、コアブロック電源部7aの構成要素を説明する。
図2Aにおいて、コアブロック電源部7aは、電流モード制御の同期整流型の降圧式電源回路として動作する。出力電圧VOを一定に保持するためのフィードバック機構は、PWMコンパレータ24で電圧ループ信号と電流ループ信号を比較することで実現する。電圧ループ信号は、出力電圧VOを出力設定抵抗30で分圧した信号と基準電源38の固定の基準電圧とをエラーアンプ23で比較増幅することで得られる。また、電流ループ信号はハイサイド側のスイッチ回路であるPチャネルFET(ハイサイドFET20)に流れる電流にスロープ補償部37で不安定動作を防ぐスロープ補償を加えることで得られる。ハイサイドFET20に流れる電流は、ハイサイドカレントミラーFET33によってミラーリングされた電流をハイサイド電流検出抵抗34に流し、その両端の電圧を電流検出アンプ29によって差動増幅することで検出する。さらに、ハイサイド電流検出抵抗34の両端の電位差とILIM基準電源31の電圧とを比較するコアブロック電流コンパレータ35によって、ハイサイドFET20の電流が最大電流閾値ILIMを超えたか否かを判定する。後段のR−Sフリップフロップ25のリセット入力にはPWMコンパレータ24とコアブロック電流コンパレータ35の論理和(OR)の出力が、セット入力にはPWMデューティ制御の基準クロックであるOSC39の信号が接続される。R−Sフリップフロップ25の出力に対し、ハイサイドFET20とローサイド側のスイッチ回路であるNチャネルFET(ローサイドFET21)が同時にオンとならないためのデッドタイムをPWMコントローラ26で付加する。PWMコントローラ26からの駆動信号によって、ハイサイドFETプリドライバ27とローサイドFETプリドライバ28がハイサイドFET20とローサイドFET21をオンオフ制御する。ハイサイドFET20とローサイドFET21がオンオフ制御されることで、インダクションコイル22を流れるインダクタ電流が制御され、コンデンサ36で平滑化されることで一定の出力電圧VOが得られる。負荷変動などによって出力電圧VOが低下した場合は、エラーアンプ23の出力が上昇し、PWMコンパレータ24の出力がHighになるまでの時間が長くなる。これにより、ハイサイドFET20のオンデューティが大きくなり、出力電圧VOを上げる方向に制御される。入力電圧が低くハイサイドFET20の電流の傾きが小さい場合も同様である。反対に、出力電圧VOが高い場合や入力電圧が高い場合はPWMコンパレータ24がHigh信号を出力するまでの時間が短くなる。これにより、ハイサイドFET20のオンデューティが小さくなり、出力電圧VOを下げる方向に制御される。このようにして出力電圧VOを常に一定に保つように制御されている。また、負荷ブロックのショートなどの異常時には、急激にインダクタ電流が上昇し、ハイサイド電流検出抵抗34の両端の電位圧がILIM基準電源31の電圧を超える。これによって、コアブロック電流コンパレータ35の出力がHighになってR−Sフリップフロップ25が即時リセットされ、ハイサイドFET20がオフ制御される。この動作により、スイッチングサイクル単位の電流保護が可能となっている。
次に、図2Aを参照して、メモリブロック電源部7cの構成要素について説明する。
図2Aにおいて、メモリブロック電源部7cはPWM(Pulse Width Modulation)動作と、PWM動作時よりも低消費電力のPFM(Pulse Frequency Modulation)動作を切り替えることが可能である。切り替え動作はPWM/PFMコントローラ66が行う。PWM動作における基本的な動作はコアブロック電源部7aと同じである。ハイサイドFET60、ローサイドFET61、エラーアンプ63、PWMコンパレータ64、R−Sフリップフロップ65などの役割も同じである。電流モード制御のための電流アンプ69、ILIM基準電源71、ハイサイドカレントミラーFET73、ハイサイド電流検出抵抗74、およびメモリブロック電流コンパレータ75も同様に有する。
PWM動作は、比較的高速な固定の周波数で毎サイクル必ずオン動作を行ってオン時間とオフ時間のデューティ比を可変することで安定化する。このPWM動作と異なり、PFM動作はオン時間を固定とし、オン動作の周波数を可変にすることで安定化する。
PFM電圧コンパレータ78は、所定のオン動作を行った後、メモリブロック電源部7cの出力電圧VOをPFM基準電源79の基準電圧VPFMと比較し、メモリブロック電源部7cの出力電圧VOが基準電圧VPFMを下回るまで次のオン動作を行わない。これにより、負荷電流が少ない時ほど次のオン動作までの時間が長くなることでスイッチングの頻度が下がり、軽負荷時の損失の主要因であるスイッチング損失を減らすことができる。
通常は、ハイサイド電流検出抵抗74の両端に、メモリブロック電流コンパレータ75とは異なる閾値を持つコンパレータを設け、ハイサイドFET60に流れる電流検出結果を用いてメモリブロック電源部7cのPFM動作とPWM動作の切り替えを行う。これに対して、実施形態1においてはメモリブロック電源部7cではなく、別の電源回路(本例ではコアブロック電源部7a)の電流量を用いてPFM動作とPWM動作の切り替えを行う。ここで、コアブロック電源部7aの電流量の検出について説明する。
ハイサイド電流検出抵抗34の両端には、コアブロック電流コンパレータ35とは異なる閾値を持つハイサイドPFM電流コンパレータ85が設けられている。ハイサイドPFM電流コンパレータ85は、コアブロック電流コンパレータ35と同様に、ハイサイド電流検出抵抗34の両端に発生する電位差と、PFM判定閾値に相当するIPFM基準電源86の電圧とを比較する。コアブロック電流コンパレータ35は電流モード制御における最大電流量を規定するために設けられているため比較的高い閾値を持つ。これに対し、ハイサイドPFM電流コンパレータ85はIOブロック電源部7bをPFM動作に移行させるか否かを判定するために設けられているため、比較的低い閾値(例えば、最大電流閾値ILIM=3.0A、PFM判定閾値IPFM=0.5Aなど)を持つ。
選択部93は、ハイサイドPFM電流コンパレータ85から出力されるコアブロック電源部7aの負荷検出信号に基づいて、メモリブロック電源部7cのPFM動作とPWM動作を切り替えるための選択信号をPWM/PFMコントローラ66に出力する。CPU2のコアブロック2aが軽負荷状態から重負荷状態に移行する場合は、例えば、スタンバイ状態(ライブビュー状態)から動画記録が開始される場合である。この場合、ハイサイドPFM電流コンパレータ85が、コアブロック電源部7aからコアブロック2aに流れる電流が所定のPFM判定閾値を超えたことを示す負荷検出信号を選択部93に出力する。選択部93は、コアブロック電源部7aのハイサイドPFM電流コンパレータ85からの負荷検出信号に基づいてメモリブロック電源部7cをPFM動作からPWM動作へ切り替えるための選択信号をPWM/PFMコントローラ66に出力する。
また、CPU2のコアブロック2aが重負荷状態から軽負荷状態に移行する場合は、例えば、動画記録が終了してスタンバイ状態に戻る場合である。この場合、ハイサイドPFM電流コンパレータ85が、コアブロック電源部7aからコアブロック2aに流れる電流が所定のPFM判定閾値を下回ったことを示す負荷検出信号を選択部93に出力する。選択部93は、コアブロック電源部7aのハイサイドPFM電流コンパレータ85からの負荷検出信号に基づいてメモリブロック電源部7cをPWM動作からPFM動作へ切り替えるための選択信号をPWM/PFMコントローラ66に出力する。
このように、実施形態1によれば、CPU2のコアブロック2aが軽負荷状態から重負荷状態に移行する際には、メモリブロック電源部7cをPFM動作からPWM動作へ切り替える。また、CPU2のコアブロック2aが重負荷状態から軽負荷状態に移行する際には、メモリブロック電源部7cをPWM動作からPFM動作へ切り替える。このようにして、メモリブロック電源部7cにおける電力供給時のスイッチング損失と出力電圧の負荷変動に対する応答性を改善することができる。
<実施形態2>
図2Bは、実施形態2における電力供給部7の構成要素を説明するためのブロック図である。なお、図2Bでは、CPU2のコアブロック2aに電力を供給するコアブロック電源部7aと、メモリブロック2cに電力を供給するメモリブロック電源部7cのみを記載している。また、図2Bにおけるメモリブロック電源部7cの構成要素は図2Aと同様であるため、説明を省略する。
図2Bは、実施形態2における電力供給部7の構成要素を説明するためのブロック図である。なお、図2Bでは、CPU2のコアブロック2aに電力を供給するコアブロック電源部7aと、メモリブロック2cに電力を供給するメモリブロック電源部7cのみを記載している。また、図2Bにおけるメモリブロック電源部7cの構成要素は図2Aと同様であるため、説明を省略する。
実施形態1では、コアブロック電源部7aのハイサイドPFM電流コンパレータ85がハイサイド電流検出抵抗34の両端に発生する電位差とIPFM基準電源86の電圧とを比較して得られる負荷検出信号を選択部93に出力する構成を説明した。これに対して、実施形態2では、コアブロック電源部7aのローサイドFET21に流れる電流とPFM判定閾値IPFMとを比較するためのローサイドPFM電流コンパレータ89が設けられている。
図2Bにおいて、ローサイドPFM電流コンパレータ89は、コアブロック電源部7aのローサイドFET21に流れる電流とPFM判定閾値IPFMとを比較する。ローサイドFET21に流れる電流は、ローサイドカレントミラーFET87によってミラーリングされた電流をローサイド電流検出抵抗88によって電流電圧変換することで検出される。このように、ローサイド電流検出抵抗88の両端に発生する電位差と、PFM判定閾値に相当するIPFM基準電源86の電圧とを比較することで、ローサイドFET21に流れる電流がPFM判定閾値よりも低いか否かを判定することができる。
選択部93は、ローサイドPFM電流コンパレータ89から出力されるコアブロック電源部7aの負荷検出信号に基づいて、メモリブロック電源部7cのPFM動作とPWM動作を切り替えるための選択信号をPWM/PFMコントローラ46に出力する。CPU2のコアブロック2aが軽負荷状態から重負荷状態に移行する場合は、例えば、スタンバイ状態(ライブビュー状態)から動画記録が開始される場合である。この場合、ローサイドPFM電流コンパレータ89が、コアブロック電源部7aからコアブロック2aに流れる電流が所定のPFM判定閾値を超えたことを示す負荷検出信号を選択部93に出力する。選択部93は、コアブロック電源部7aのローサイドPFM電流コンパレータ89からの負荷検出信号に基づいてメモリブロック電源部7cをPFM動作からPWM動作へ切り替えるための選択信号をPWM/PFMコントローラ66に出力する。
また、CPU2のコアブロック2aが重負荷状態から軽負荷状態に移行する場合は、例えば、動画記録が終了してスタンバイ状態に戻る場合のように、CPU2のコアブロック2aが重負荷状態から軽負荷状態に移行する場合である。この場合、ローサイドPFM電流コンパレータ89が、コアブロック電源部7aからコアブロック2aに流れる電流が所定のPFM判定閾値を下回ったことを示す負荷検出信号を選択部93に出力する。選択部93は、コアブロック電源部7aのローサイドPFM電流コンパレータ89からの負荷検出信号に基づいてメモリブロック電源部7cをPWM動作からPFM動作へ切り替えるための選択信号をPWM/PFMコントローラ66に出力する。
このように、実施形態2によれば、実施形態1と同様に、メモリブロック電源部7cにおける電力供給時のスイッチング損失と出力電圧の負荷変動に対する応答性を改善することができる。
<実施形態3>
図2Cは、実施形態2における電力供給部7の構成要素を説明するためのブロック図である。なお、図2Cでは、CPU2のコアブロック2aに電力を供給するコアブロック電源部7aと、メモリブロック2cに電力を供給するメモリブロック電源部7cのみを記載している。また、図2Cにおけるメモリブロック電源部7cの構成要素は図2Aと同様であるため、説明を省略する。
図2Cは、実施形態2における電力供給部7の構成要素を説明するためのブロック図である。なお、図2Cでは、CPU2のコアブロック2aに電力を供給するコアブロック電源部7aと、メモリブロック2cに電力を供給するメモリブロック電源部7cのみを記載している。また、図2Cにおけるメモリブロック電源部7cの構成要素は図2Aと同様であるため、説明を省略する。
実施形態2では、ローサイドPFM電流コンパレータ89によりローサイドFET21に流れる電流とPFM判定閾値とを比較して得られる負荷検出信号を選択部93に出力する構成を説明した。これに対して、実施形態3は、コアブロック電源部7aのスイッチングノード32の電位を検出するためのゼロクロスコンパレータ84が設けられている。
図2Cにおいて、ゼロクロスコンパレータ84は、コアブロック電源部7aのスイッチングノード32の電位がゼロ以上であるか否かを検出する。コンパレータの反転入力端子はGNDに接続され、非反転入力端子はコアブロック電源部7aのスイッチングノード32に接続されている。これにより、スイッチングノード32の電位がゼロ以上の場合にゼロクロスコンパレータ84の出力はHighとなる。また、スイッチングノード32の電位がゼロ以下の場合はゼロクロスコンパレータ84の出力はLowとなる。ハイサイドFET20のオン期間ではスイッチングノード32の電位は常にゼロ以上であるが、ある程度負荷電流が流れている状態ではローサイドFET21のオン期間においてスイッチングノード32の電位がゼロ以上になることはない。ローサイドFET21のオン期間においてスイッチングノード32の電位がゼロ以上になる状態は、インダクションコイル22からローサイドFET21を通ってGNDに電流が逆流するほど負荷電流が少ない状態であることを意味している。このように、ローサイドFET21のオン期間におけるゼロクロスコンパレータ84の出力を監視することによってコアブロック電源部7aの負荷電流が少ない状態であるか否かを判定することができる。
選択部93は、ゼロクロスコンパレータ84から出力されるコアブロック電源部7aの負荷検出信号に基づいて、メモリブロック電源部7cのPFM動作とPWM動作を切り替えるための選択信号をPWM/PFMコントローラ46に出力する。CPU2のコアブロック2aが軽負荷状態から重負荷状態に移行する場合は、例えば、スタンバイ状態(ライブビュー状態)から動画記録が開始される場合である。この場合、ゼロクロスコンパレータ84が、コアブロック電源部7aからコアブロック2aに流れる電流が所定のPFM判定閾値を超えたことを示す負荷検出信号を選択部93に出力する。選択部93は、コアブロック電源部7aのゼロクロスコンパレータ84からの負荷検出信号に基づいてメモリブロック電源部7cをPFM動作からPWM動作へ切り替えるための選択信号をPWM/PFMコントローラ66に出力する。
また、CPU2のコアブロック2aが重負荷状態から軽負荷状態に移行する場合は、例えば、動画記録が終了してスタンバイ状態に戻る場合である。この場合、ゼロクロスコンパレータ84が、コアブロック電源部7aからコアブロック2aに流れる電流が所定のPFM判定閾値を下回ったことを示す負荷検出信号を選択部93に出力する。選択部93は、コアブロック電源部7aのゼロクロスコンパレータ84からの負荷検出信号に基づいてメモリブロック電源部7cをPWM動作からPFM動作へ切り替えるための選択信号をPWM/PFMコントローラ66に出力する。
[状態遷移の説明]
次に、図3を参照して、メモリブロック電源部7cの状態遷移を説明する。
次に、図3を参照して、メモリブロック電源部7cの状態遷移を説明する。
スタンバイ状態(S301)から電子機器1が起動すると、まずPWMモード(S302)に遷移する。PWMモード(S302)において、コアブロック電源部7aの電流がPFM判定閾値(IPFM1)よりも小さいと判定された場合は、PFMモード(S303)に移行する。PFMモード(S303)において、コアブロック電源部7aの電流がPFM判定閾値(IPFM1)以上になった場合には、PWMモード(S302)に戻る。また、PWMモードとPFMモードのいずれの状態においても、電子機器1が停止するとスタンバイモード(S301)に移行する。
このように、実施形態3によれば、実施形態1および2と同様に、メモリブロック電源部7cにおける電力供給時のスイッチング損失と出力電圧の負荷変動に対する応答性を改善することができる。
<実施形態4>
本発明の実施形態は上述の実施形態1、2または3に限定されるものではない。発明の要旨を逸脱しない範囲で変更または修正された実施形態1、2または3も本発明の実施形態に含まれる。
本発明の実施形態は上述の実施形態1、2または3に限定されるものではない。発明の要旨を逸脱しない範囲で変更または修正された実施形態1、2または3も本発明の実施形態に含まれる。
例えば、上述の実施形態1〜3では、各FETの電流検出をカレントミラー構成でミラーリングしたFETの電流を電流検出抵抗に流すことで検出したが、FET自身のドレイン−ソース間のオン抵抗による電位差を差動アンプで増幅して検出してもよい。
また、上述の実施形態1〜3では、電力供給部7が降圧電源回路の例を説明したが、昇圧電源回路にも適用可能である。
<実施形態5>
実施形態1〜4で説明した様々な機能、処理または方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(central processing unit)、プロセッサなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態5では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(central processing unit)、プロセッサなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態5では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1〜4で説明した様々な機能、処理または方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1〜4で説明した様々な機能、処理または方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(central processing unit)、プロセッサなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態5では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(central processing unit)、プロセッサなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態5では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1〜4で説明した様々な機能、処理または方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1〜4で説明した様々な機能、処理または方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態5におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどの少なくとも1つを含む。実施形態5におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitoryな記憶媒体である。
1…電子機器、2…CPU、2a…コアブロック、2c…メモリブロック、7…電力供給部、7a…コアブロック電源部、7b…IOブロック電源部、7c…メモリブロック電源部、9…バッテリ
Claims (8)
- 電源からの電力を第1の負荷ブロックに供給する第1の電源手段と、
前記電源からの電力を第2の負荷ブロックに供給する第2の電源手段と、
前記第1の負荷ブロックが第1の負荷状態であるか、前記第1の負荷状態よりも消費電力が低い第2の負荷状態であるかを示す第1の負荷検出信号を出力する第1の負荷検出手段と、
前記第1の負荷検出手段から出力される前記第1の負荷検出信号に基づいて、前記第1の負荷ブロックが前記第1の負荷状態であると判定された場合、前記第2の電源手段から前記第2の負荷ブロックに電力を供給する動作を第1の動作に切り替え、
前記第1の負荷ブロックが前記第2の負荷状態であると判定された場合、前記第2の電源手段から前記第2の負荷ブロックに電力を供給する動作を前記第1の動作から、前記第1の動作よりも消費電力が低い第2の動作に切り替える制御手段と
を有することを特徴とする電力供給装置。 - 前記第1の負荷検出手段から出力される前記第1の負荷検出信号が入力され、前記第2の電源手段の動作として前記第1の動作または前記第2の動作を選択する選択手段を更に有し、
前記制御手段は、前記第2の電源手段の動作を前記選択手段により選択された前記第1の動作または前記第2の動作に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電力供給装置。 - 前記第1の電源手段は、電圧変換用のコイルと、前記コイルにエネルギーを蓄積するためのハイサイド側の第1のスイッチ回路およびローサイド側の第2のスイッチ回路とを有し、
前記第1の負荷検出手段は、前記第1のスイッチ回路に流れる電流に基づいて、前記第1の負荷検出信号を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の電力供給装置。 - 前記第1の電源手段は、電圧変換用のコイルと、前記コイルにエネルギーを蓄積するためのハイサイド側の第1のスイッチ回路およびローサイド側の第2のスイッチ回路とを有し、
前記第1の負荷検出手段は、前記第2のスイッチ回路に流れる電流に基づいて、前記第1の負荷検出信号を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の電力供給装置。 - 前記第1の電源手段は、電圧変換用のコイルと、前記コイルにエネルギーを蓄積するためのハイサイド側の第1のスイッチ回路およびローサイド側の第2のスイッチ回路とを有し、
前記第1の負荷検出手段は、前記コイルと前記第1および第2のスイッチ回路が接続されるスイッチングノードの電圧に基づいて、前記第1の負荷検出信号を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の電力供給装置。 - 前記第1の負荷ブロックはCPUのコアブロックであり、前記第2の負荷ブロックはCPUのメモリブロックであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電力供給装置。
- 前記第1の動作はPWM動作であり、前記第2の動作はPFM動作であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電力供給装置。
- 電源からの電力を第1の負荷ブロックに供給する第1の電源手段と、
前記電源からの電力を第2の負荷ブロックに供給する第2の電源手段と、
前記第1の負荷ブロックが第1の負荷状態であるか、前記第1の負荷状態よりも消費電力が低い第2の負荷状態であるかを示す第1の負荷検出信号を出力する第1の負荷検出手段と
を有する電力供給装置における電力供給方法であって、
前記第1の負荷検出手段から出力される前記第1の負荷検出信号に基づいて、前記第1の負荷ブロックが前記第1の負荷状態であると判定された場合、前記第2の電源手段から前記第2の負荷ブロックに電力を供給する動作を第1の動作に切り替え、
前記第1の負荷ブロックが前記第2の負荷状態であると判定された場合、前記第2の電源手段から前記第2の負荷ブロックに電力を供給する動作を前記第1の動作から、前記第1の動作よりも消費電力が低い第2の動作に切り替えることを特徴とする電力供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017201245A JP2019075911A (ja) | 2017-10-17 | 2017-10-17 | 電力供給装置および電力供給方法 |
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JP2019075911A true JP2019075911A (ja) | 2019-05-16 |
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ID=66543396
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JP (1) | JP2019075911A (ja) |
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JP2021175318A (ja) * | 2020-04-28 | 2021-11-01 | 日立Astemo株式会社 | 電源回路及び電子制御装置 |
-
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- 2017-10-17 JP JP2017201245A patent/JP2019075911A/ja active Pending
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