JP2019073933A - 真木あり瓦棒屋根における雪止め具の取付装置 - Google Patents

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【課題】 本発明は、真木あり瓦棒屋根における雪止め具の取付装置に関するものである。【解決手段】 真木の一側面部に対して固定する取付具1に設けた垂直面部2の上辺部から水平に曲折した下水平面部4の一部に真木への釘孔3を設け、前記取付具の下水平面部に立設する直立部5からさらに上水平面部6を形成し、この上水平面部と下水平面部との間に前記直立部をはさんで空間部7を形成し、前記上水平面部の一端部内側に下向き発条材9を設け、前記上水平面部の一端部には垂直片部12を形成して通口13を設け、前記下水平面部と垂直部と上水平面部とによって構成した取付具の空間部内に前記下向き発条材を介してL形材を嵌挿するように成るものである。【選択図】 図1

Description

本発明は、真木あり瓦棒屋根における雪止め具の取付装置に関するものである。
わが国の建築物の屋根において、真木を有する瓦棒葺屋根への雪止め具の取付け施工をすることは、雪止め具と真木との間に隙間が生ずることから、この欠点を解消することが業界の課題となっていた。
そこで、この課題を解決するためには、いかなる改良技術が公知になっていたかについて調査すると、次のような公報が発行されていた。
特許第4227940号公報 登録実用新案第2503285号公報 特開平7−279334号公報 実公平5−38185号公報 実開平2−74423号公報 特許第3352991号公報 意匠登録第767973号公報
これら公知技術の要旨は、それぞれ次のとおりである。
特許文献1は、屋根用雪止め金具であり、L形材を差し入れる嵌入部に、押圧する板バネと、板バネの挟持位置の変化を調整できる押圧ネジを備えていることが開示されている。
特許文献2は、屋根に一端側が釘止めされる屋根用雪止め金具であり、長溝状嵌入部によるL形材止着部を備えるとともに、その嵌入部内にバネ板を設け、ここにL形材を嵌入することにより挟持保持することが記載されている。
特許文献3は、雪滑り止め金具であり、L形材の装着溝を有するL形材止着部を有し、その側方に屋根面に釘止め固定される屋根面止着部を設けた構造で、さらにL形材止着部にL形材離脱抑止突起を設けたことが記載されている。
特許文献4は、折版屋根用雪止め金具であり、一端に設けたボルト孔により屋根側にボルト止めされるとともに他端側に長溝状のL形材挟持部を有し、これにL形材が差し込まれることによって挟持されることが記載されている。
特許文献5は、屋根に固定し雪の荷重が一定を超える場合、雪止め杆を回動させて雪を滑落することが可能な雪止め具を屋根面に固定することが開示されている。
特許文献6は、屋根板材に固定される止め金具であり、屋根板材本体部側の起立した被係合部に係合する折返し部の片側に位置する固定部を屋根側に釘等で固定する構造などが記載されているが、雪止め具としての作用を有するものではない。
特許文献7は、本件出願人がかつて創作した真木あり屋根用羽根板型雪止め具の意匠である。
しかし、(1)真木に対し片側方から寄せて釘打ちし取付金具との間隙を生じさせないこと、(2)通口部にTVアンテナ等の固定用ワイヤーを固着すること、(3)雪止めL形材の設置をワンタッチで行うこと、の全部の要件を具備する技術は、これらの関係公報中には認められないのである。
そこで、本発明は、前記3要件を具備した雪止め具の取付装置を、特に真木あり瓦棒屋根用に提供することを目的とするものである。
本発明は、真木の一側面部に対して固定する取付具に設けた垂直面部の上辺部から水平に曲折した下水平面部の一部に真木への釘孔を設け、前記取付具の下水平面部に立設する直立部からさらに上水平面部を形成し、この上水平面部と下水平面部との間に前記直立部をはさんで空間部を形成し、前記上水平面部の一端部内側に下向き発条材を設け、前記上水平面部の一端部には垂直片部を形成して通口を設け、前記下水平面部と垂直部と上水平面部とによって構成した取付具の空間部内に前記下向き発条材を介してL形材を嵌挿するように成るものである。
真木を有する瓦棒屋根面において構成した取付具の狭い空間部に雪止め用のL形材を簡単かつ確実に配置することができるから、取付装置として長期間にわたり安全に維持することができ、またTVアンテナ等の固定用ワイヤーの取付け張設を安全かつ確実に行うことができる。
取付具の正面図 取付具の平面図 取付具の左側面図 真木に対する取付具との関係図 真木の一部に取付ける取付具の状態図 真木の一部に固着した取付具の状態図 真木上の取付具に取付けるL形材の状態図
真木ありの瓦棒屋根における真木に本取付具を固着することは、取付具の垂直面部を釘打ちすることによって確実に固定することができる。
また、取付具における上水平面部に形成した垂直片部に設けた通孔は、TVアンテナ等のワイヤ取付けのために使用することができる。
また、長尺のL形材を雪止め用に取付ける作業を短時間のうちに確実に行うことができる。
aは真木であり、本発明の内容は、真木を有する瓦棒葺屋根面への取付けを想定しているものである。
1は四角形に成る真木aの一側面部に対して釘着固定する取付具で、この取付具の垂直面部2には釘孔3・・を設け、釘3’・・を打ち込む。
4は前記取付具1の垂直面部2の上辺部から水平に曲折した下水平面部で、下水平面部から直立部5を立設し、この直立部からさらに上水平面部6を形成し、この上水平面部6と下水平面部4との間には直立部5をはさんで空間部7を形成する。
8は前記上水平面部6の一端部内側に設けた下向き発条材で、この下向き発条材の突出部は後記L形材bの一面部を圧接するようになる。
9は前記取付具1の上水平面部6に形成した補強凸部であり、また取付具1の上水平面部6と垂直面部2と下水平面部4との間には補強凹部10,10を形成する。
11は前記下向き発条材8の一側部の固定子であり、この下向き発条の他側部は固定されず開放されている。
12は前記取付具1の上水平面部6の一端部に形成した垂直片部で、この垂直片部には通口13を設け、TVアンテナ等の固定用ワイヤーを取付ける。
14は前記取付具1の垂直片部12の下側部延長線上に形成した細巾部で、この細巾部は前記上水平面6と平行に形成する。
bは前記下水平面部4と垂直部2と上水平面部6とによって構成する取付具1の空間部7内に前記下向き発条材8に当接しながら嵌挿する雪止め用L形材である。
1 取付具
2 垂直面部
3・・ 釘孔
3’・・ 釘
4 下水平面部
5 直立部
6 上水平面部
7 空間部
8 下向き発条材
9 補強凸部
10,10 補強凹部
11 固定子
12 垂直片部
13 通口
14 細巾部
a 真木
b 雪止め用L形材

Claims (1)

  1. 真木の一側面部に対して固定する取付具に設けた垂直面部の上辺部から水平に曲折した下水平面部の一部に真木への釘孔を設け、前記取付具の下水平面部に立設する直立部からさらに上水平面部を形成し、この上水平面部と下水平面部との間に前記直立部をはさんで空間部を形成し、前記上水平面部の一端部内側に下向き発条材を設け、前記上水平面部の一端部には垂直片部を形成して通口を設け、前記下水平面部と垂直部と上水平面部とによって構成した取付具の空間部内に前記下向き発条材を介してL形材を嵌挿して成ることを特徴とする真木あり瓦棒屋根における雪止め具の取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008280734A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Tsuneichi Kidoguchi 屋根の融雪装置
JP2016145511A (ja) * 2015-01-29 2016-08-12 三ツ星ベルト株式会社 雪止め支持金具、及び、雪止め構造を伴った屋根の防水構造

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