JP2019072719A - 液体材料塗布装置および液体材料塗布方法 - Google Patents
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Abstract
Description
ディスペンサーを用いた塗布作業は、所定の塗布パターンに従ってディスペンサーとワークテーブルとを相対移動させながら、ディスペンサーから液体材料を吐出することにより行われるが、コーナー部を有する塗布パターンにおいて線引塗布を行う場合には、コーナー部においてディスペンサーとワークテーブルとの相対移動速度に変化が生じ、描画形成した塗布線の線幅に乱れが生じる問題があった(たとえば、図10(A)に示すように、コーナー部においても直線部と同様の太さの線が塗布されることが望ましい場合でも、コーナー部においてディスペンサーとワークテーブルとの相対移動速度に変化が生じると、図10(B)に示すように、直線部に対してコーナー部の線が太くなる場合があった。)。
すなわち、まず、塗布パターンに従ってディスペンサーとワークテーブルと相対移動させるための相対移動指令をプログラミングする必要がある。次に、塗布パターン上の各塗布位置における吐出量を制御する吐出量制御指令をプログラミングする必要がある。吐出量制御指令は、例えば、吐出のためのエア圧力を弱めたり、吐出口と連通する環状弁座と弁体との距離を近めたり、吐出推進力を与えるスクリューの回転速度を弱めたりする命令である。また、コーナー部などの相対移動速度が変化する場所については、コーナー部での線引きの軌跡を複数に分割し、分割された各軌跡に対する相対移動速度と吐出圧とをそれぞれプログラミングする必要がある。
たとえば、特許文献1には、液体吐出装置本体の線形移動速度が大きい場合にはバルブロッドを開いて吐出流量を増加させ、逆に、液体吐出装置本体の線形移動速度が小さい場合にはバルブロッドを閉じて吐出流量を減少させて、対象物上の塗布量が一定となるように制御する点が開示されている。
また、特許文献2には、変換部が、ディスペンスヘッドの移動速度と吐出量制御装置の制御量の関係を表す関係式または変換テーブルを有しており、関係式または変換テーブルに移動速度を適用し、設定された線幅を実現するための制御量を算出する点が開示されている。
さらに、従来技術では、ディスペンサーを停止させて点形状の塗布を行うこともできないという問題もあった。
上記液体材料塗布装置において、前記吐出ヘッドは、進出移動する前記プランジャーの先端を弁座に接触させて液滴を形成するようにしてもよい。
上記液体材料塗布装置において、前記吐出ヘッドは、進出移動する前記プランジャーの先端を弁座に接触させずに液滴を形成するようにしてもよい。
上記液体材料塗布装置において、前記第1モードの吐出制御では、前記進退アクチュエーターの単位時間当たりの進退回数を制御することによって前記単位時間当たりの吐出量を制御するようにしてもよい。
上記液体材料塗布装置において、前記移動制御部は、前記ロボットに内蔵されており、前記吐出制御部は、前記ロボットと接続解除可能に設けられているようにしてもよい。
上記液体材料塗布装置において、前記移動制御部は、前記塗布プログラムを記憶しており、前記吐出制御部は、前記吐出ヘッドと前記ワークとの相対移動速度と前記進退アクチュエーターの単位時間当たりの進退回数を制御するための吐出制御量との関係が設定されているようにしてもよい。
上記液体材料塗布装置において、前記第1モードの吐出制御では、前記塗布プログラムに基づいて、単位長さ当たりの塗布量が一定の塗布線を塗布する線引塗布をするようにしてもよい。
上記液体材料塗布装置において、前記吐出制御部は、前記相対移動速度とは関係なく前記吐出ヘッドに予め定められた単位時間当たりの吐出量で吐出させる第2モードの吐出制御を前記第1モードの吐出制御と切り替えて実行可能に構成されるようにしてもよい。
上記液体材料塗布方法において、前記吐出ヘッドは、進出移動する前記プランジャーの先端を弁座に接触させて液滴を形成するようにしてもよい。
上記液体材料塗布方法において、前記吐出ヘッドは、進出移動する前記プランジャーの先端を弁座に接触させずに液滴を形成するようにしてもよい。
上記液体材料塗布方法において、前記第1モードの吐出制御では、前記進退アクチュエーターの単位時間当たりの進退回数を制御することによって前記単位時間当たりの吐出量を制御するようにしてもよい。
上記液体材料塗布方法において、前記移動制御部は、前記ロボットに内蔵されており、前記吐出制御部は、前記ロボットと接続解除可能に設けられているようにしてもよい。
上記液体材料塗布方法において、前記移動制御部は、前記塗布プログラムを記憶しており、前記吐出制御部は、前記吐出ヘッドと前記ワークとの相対移動速度と前記進退アクチュエーターの単位時間当たりの進退回数を制御するための吐出制御量との関係が設定されているようにしてもよい。
上記液体材料塗布方法において、前記第1モードの吐出制御では、前記塗布プログラムに基づいて、単位長さ当たりの塗布量が一定の塗布線を塗布する線引塗布をするようにしてもよい。
上記液体材料塗布方法において、前記吐出制御部は、前記相対移動速度とは関係なく前記吐出ヘッドに予め定められた単位時間当たりの吐出量で吐出させる第2モードの吐出制御を前記第1モードの吐出制御と切り替えて実行するようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布装置において、前記速度信号は、複数の移動軸の速度を合成して得られたスカラー量の速度信号であって、その周期が速度の大きさを表すパルス信号であるようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布装置において、前記ロボットと前記吐出制御部とはケーブルにて接続され、前記ケーブルを介して前記移動制御部から前記吐出制御部への速度信号が送信されるようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布装置において、前記相対移動速度は、前記塗布パターンで前記液体材料を塗布するために前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度、および、前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度を補足するために前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度に基づいて自動で算出された相対移動速度を含むようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布装置において、前記吐出制御部は、前記相対移動速度に基づいて前記吐出ヘッドの単位時間当たりの吐出量を変更する第1モードの吐出制御を実行可能に構成されるようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布装置において、前記第1モードでは、単位長さ当たりの塗布量が一定の塗布線を線引塗布するように、前記吐出ヘッドの単位時間当たりの吐出量を変更するようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布装置において、前記吐出制御部は、前記相対移動速度とは関係なく前記吐出ヘッドに予め定められた単位時間当たりの吐出量で吐出させる第2モードの吐出制御を前記第1モードの吐出制御と切り替えて実行可能に構成されるようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布装置において、前記吐出制御部は、前記塗布プログラムに基づく移動制御部からの信号の受信により、前記第1モードの吐出制御と前記第2モードの吐出制御とを切り替えるように構成されるようにしてもよい。
上記液体材料塗布装置において、前記複数の異なる吐出方式には、スクリュー方式、ジェット方式、プランジャー方式およびエア方式から選択された二以上の吐出方式が含まれるようにしてもよい。
上記液体材料塗布方法において、前記速度信号は、複数の移動軸の速度を合成して得られたスカラー量の速度信号であって、その周期が速度の大きさを表すパルス信号であるようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布方法において、前記ロボットと前記吐出制御部とはケーブルにて接続され、前記ケーブルを介して前記移動制御部から前記吐出制御部への速度信号が送信されるようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布方法において、前記相対移動速度は、前記塗布パターンで前記液体材料を塗布するために、前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度に加えて、前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度を補足するために、前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度に基づいて自動で算出された相対移動速度を含むようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布方法において、前記吐出制御部が、前記相対移動速度に基づいて前記吐出ヘッドの単位時間当たりの吐出量を変更する第1モードの吐出制御を実行するようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布方法において、前記第1モードでは、単位長さ当たりの塗布量が一定の塗布線を線引塗布するように、前記吐出ヘッドの単位時間当たりの吐出量を変更するようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布方法において、前記吐出制御部が、前記相対移動速度とは関係なく前記吐出ヘッドに予め定められた単位時間当たりの吐出量で吐出させる第2モードの吐出制御を前記第1モードの吐出制御と切り替えて実行するようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布方法において、前記吐出制御部が、前記塗布プログラムに基づく移動制御部からの信号の受信により、前記第1モードの吐出制御と前記第2モードの吐出制御とを切り替えるようにしてもよい。
上記第2の観点の液体材料塗布方法において、前記複数の異なる吐出方式には、スクリュー方式、ジェット方式、プランジャー方式およびエア方式から選択された二以上の吐出方式が含まれるようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布装置において、前記第1モードの吐出制御では、前記塗布プログラムに基づいて、単位長さ当たりの塗布量が一定の塗布線を塗布する線引塗布を実行するようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布装置において、前記第1モードの吐出制御では、前記塗布プログラムに基づいて、線幅が一定の塗布線を塗布する線引塗布を実行するようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布装置において、前記第2モードの吐出制御では、前記塗布プログラムに基づいて、線引塗布、捨て打ち塗布、試し打ち塗布、および点塗布のうち少なくとも1つの塗布を実行することが可能であるようにしてもよく、さらには、線引塗布、捨て打ち塗布、試し打ち塗布、および点塗布のうち少なくとも2つの塗布を実行することが可能であるようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布装置において、前記吐出制御部は、前記塗布プログラムに基づく移動制御部からの信号の受信により、前記第1モードの吐出制御と前記第2モードの吐出制御とを切り替えるようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布装置において、前記吐出制御部は、前記相対移動速度と単位時間当たりの吐出量との関係が互いに異なる複数の前記第1モードの吐出制御、または、予め定められた単位時間当たりの吐出量が互いに異なる複数の第2モードの吐出制御を設定することが可能であり、前記複数の第1モードの吐出制御、または、前記複数の第2モードの吐出制御の中から1の吐出制御を選択して実行できるようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布装置において、前記吐出制御部は、第1の相対移動速度および第1の相対移動速度に対応する第1の単位時間当たりの吐出量と、第2の相対移動速度および第2の相対移動速度に対応する第2の単位時間当たりの吐出量とに基づき、第3の相対移動速度に対応する第3の単位時間当たりの吐出量を自動算出する機能を備え、前記第1モードの吐出制御において、前記吐出ヘッドを前記第1ないし第3のいずれかの相対移動速度で移動させながら当該相対移動速度に対応する単位時間当たりの吐出量の液体材料を前記吐出ヘッドから吐出するようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布装置において、前記相対移動速度は、前記塗布パターンで前記液体材料を塗布するために、前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度に加えて、前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度を補足するために、前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度に基づいて自動で算出された相対移動速度を含むようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布方法において、前記第1モードの吐出制御では、前記塗布プログラムに基づいて、単位長さ当たりの塗布量が一定の塗布線を塗布する線引塗布を実行するようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布方法において、前記第1モードの吐出制御では、前記塗布プログラムに基づいて、線幅が一定の塗布線を塗布する線引塗布を実行するようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布方法において、前記第2モードの吐出制御では、前記塗布プログラムに基づいて、線引塗布、捨て打ち塗布、試し打ち塗布、および点塗布のうち少なくとも1つの塗布を実行するようにしてもよく、さらには、線引塗布、捨て打ち塗布、試し打ち塗布、および点塗布のうち少なくとも2つの塗布を実行するようにしてもようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布方法において、前記吐出制御部は、前記塗布プログラムに基づく移動制御部からの信号の受信により、前記第1モードの吐出制御と前記第2モードの吐出制御とを切り替えるようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布方法において、前記吐出制御部は、前記相対移動速度と単位時間当たりの吐出量との関係が互いに異なる複数の前記第1モードの吐出制御、または、予め定められた単位時間当たりの吐出量が互いに異なる複数の第2モードの吐出制御が設定されており、前記複数の第1モードの吐出制御、または、前記複数の第2モードの吐出制御の中から1の吐出制御を選択して実行できるようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布方法において、前記吐出制御部は、第1の相対移動速度および第1の相対移動速度に対応する第1の単位時間当たりの吐出量と、第2の相対移動速度および第2の相対移動速度に対応する第2の単位時間当たりの吐出量とに基づき、第3の相対移動速度に対応する第3の単位時間当たりの吐出量を自動算出する機能を備え、前記第1モードの吐出制御において、前記吐出ヘッドを前記第1ないし第3のいずれかの相対移動速度で移動させながら当該相対移動速度に対応する単位時間当たりの吐出量の液体材料を前記吐出ヘッドから吐出するようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布方法において、前記相対移動速度は、前記塗布パターンで前記液体材料を塗布するために、前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度に加えて、前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度を補足するために、前記塗布プログラムに予め入力された相対移動速度に基づいて自動で算出された相対移動速度を含むようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布方法において、前記塗布パターンに応じて前記相対移動速度が変わる線引塗布を行う場合には、前記第1モードの吐出制御を実行し、一定の相対移動速度で線引塗布を行う場合には、前記第2モードの吐出制御を実行するようにしてもよい。
上記第3の観点の液体材料塗布方法において、前記ワークが、1個もしくは複数個の半導体チップ、1個の半導体チップが搭載された1枚もしくは複数枚の基板、または、複数個の半導体チップが搭載された1枚もしくは複数枚の基板であるようにしてもよい。
なお、実施形態では、単位長さ当たりの塗布量が一定である塗布線の一例として、塗布線を上方から見た際の線幅の均一性を実現するための吐出制御を開示対象にしているが、本発明の技術思想は線幅の均一性への適用に限られない。単位長さ当たりの塗布量を一定とするための吐出制御を実現するためには、例えば、塗布線の高さの均一性、線幅と高さの両方の均一性、または、塗布線の断面積の均一性を吐出制御の対象としてもよい。
図1は、本発明の塗布装置の外観を示す斜視図である。また、図2は、制御部および関連要素を示すブロック図である。図1に示すように、本発明に係る塗布装置1は、ディスペンサー10と、ロボット20とを主要な構成要素とする。また、ディスペンサー10は、ディスペンスヘッド50と、ディスペンスコントローラ40とを有している。図1に示すように、ロボット20とディスペンスコントローラ40とはケーブルA1,A2を介して電気的に接続されており、ディスペンスヘッド50とディスペンスコントローラ40とはケーブルBを介して電気的に接続されている。
ロボット20は、X軸移動装置21と、Y軸移動装置22と、ロボットヘッド23と、架台24と、ロボットコントローラ30とを備えた卓上型の装置である。
X軸移動装置21は二本の支柱に支えられた装置であり、X軸駆動源61を駆動源とする。X軸移動装置21にはロボットヘッド23が配設されており、ロボットヘッド23はX方向の任意の座標に移動することが可能である。
Y軸移動装置22は架台24上に敷設されており、Y軸駆動源62を駆動源とする。Y軸移動装置22にはワーク保持装置としてワークテーブル25が配設されており、ワークテーブル25はY方向の任意の座標に移動することが可能である。ワークテーブル25上の載置面にはワーク26が着脱自在に保持される。
各駆動源61〜63は、特に限定されず、たとえばステッピングモータ、サーボモータ、またはリニアモータにより構成することができる。
さらに、本実施形態では、ケーブルA1,A2をそれぞれ1本ずつのケーブルとする構成を例示したが、ケーブルA1,A2をまとめて1本のケーブルとしてもよいし、3本以上のケーブルに分けて構成してもよい。
ディスペンスヘッド50は、図2に示すように、吐出部53と、ノズル54と、吐出駆動装置64とを有する。吐出部53内にはノズル54から吐出させるための液体材料が貯留される。吐出駆動装置64は、詳細は後述するが、吐出部53に貯留された液体材料を吐出させるための駆動装置(たとえば、吐出部53内に設けられたスクリューやプランジャーを駆動するアクチュエーターや、吐出部53内のエア圧力を調整するエア供給装置)であり、当該駆動装置の駆動量が制御可能となっている。吐出駆動装置64は、図2に示すように、ケーブルBを介して、ディスペンスコントローラ40と接続しており、ディスペンスコントローラ40から吐出駆動装置64の駆動量に応じた吐出制御量Dを受信する。吐出制御量Dは、作業者がプログラム可能となっており、吐出駆動装置64は、受信した吐出制御量Dに応じて駆動することで、作業者が所望する単位時間当たりの吐出量の液体材料を、ノズル54の吐出口55から吐出させることができる。
ディスペンスコントローラ40は、ディスペンスヘッド50から吐出する液体材料の吐出量を制御する吐出制御プログラムを記憶した記憶装置と、吐出制御プログラムを実行する演算装置とを備える。ディスペンスコントローラ40は、ディスペンスヘッド50およびロボットコントローラ30とそれぞれ着脱可能に接続されている。具体的には、ディスペンスコントローラ40は、ケーブルA1,A2を介してロボットコントローラ30と電気的に接続しており、ケーブルBを介しディスペンスヘッド50と電気的に接続している。
図5(a)は、スクリュー方式のディスペンスヘッド50の要部断面図である。スクリュー方式のディスペンスヘッド50では、吐出部53の流路内に、スクリュー56が設けられている。そして、このスクリュー56が回転することで、液体材料がノズル54まで送られ、ノズル54の吐出口55から連続的に液体材料を吐出させることができるようになっている。スクリュー方式のディスペンスヘッド50には、スクリュー56を2軸以上有するものや、1条ネジの軸が2条ネジのスリーブ内を偏心しながら回転するモーノ式または一軸偏心ねじポンプと呼ばれるものなど、流路の内壁やスクリュー56に特殊な加工を施したものも含まれる。
図5(b)は、ジェット方式のディスペンスヘッド50の要部断面図である。ジェット方式のディスペンスヘッド50では、ノズル54の吐出口55に連通する液室内に、液室の側壁と非接触または一部接触するが液材の流動を妨げない、プランジャー57が設けられている。そして、このプランジャー57を高速で進退させることで、液材に慣性力を与え、ノズル54の吐出口55から液滴の状態で液体材料を飛滴吐出させることができる。ジェット方式のディスペンスヘッド50には、進出移動するプランジャー57の先端を弁座に接触させて液滴を形成する方式(着座方式)のものと、進出移動するプランジャー57の先端を弁座に接触させずに液滴を形成する方式(非着座方式)のものとがある。
図5(c)は、プランジャー方式のディスペンスヘッド50の要部断面図である。プランジャー方式のディスペンスヘッド50では、ノズル54と連通する計量部内に、液室の側壁と摺動するプランジャー58が設けられている。そして、このプランジャー58を前進させることで、液体材料をノズル54の吐出口55から吐出させることができる。また、必要に応じてプランジャー58を有する計量部を液室と吐出口55との間で切り換えるバルブ59を設けることもできる。このバルブ59は図示しないバルブ用のアクチュエーターで切り換えることができる。
図5(d)は、エア方式のディスペンスヘッド50の要部断面図である。エア方式のディスペンスヘッド50は、ノズル54に連通する液室内の液材に加圧エアを供給することで、液体材料を吐出口55から吐出させることができる。液体材料とエアの間にプランジャーと呼ばれる仲介部材(フロート)を介在させることもできる。エア方式のディスペンスヘッド50の単位時間当たりの吐出量はエア供給装置のエア供給圧力により制御することができる。そのため、作業者は、所望する単位時間当たりの吐出量の液体材料をディスペンスヘッド50から吐出させるために、エア供給装置のエア供給圧力を直接的・間接的に制御する吐出制御量Dを記述した吐出制御プログラムを、エア方式用のディスペンスコントローラ40に設定することとなる。
第1モードの吐出制御を行うために、ディスペンスコントローラ40は、相対移動速度Vと吐出駆動装置64の吐出制御量Dとの関係を表す関係式または変換テーブルを有している。相対移動速度Vと吐出駆動装置64の吐出制御量Dとの関係を表す関係式または変換テーブルは、作業者が所望する線幅の塗布線を線引塗布できるように、相対移動速度Vと吐出駆動装置64の吐出制御量Dとの関係が予め設定されている。ディスペンスコントローラ40は、第1モードの吐出制御を行う場合には、ケーブルA2を介して、ロボットコントローラ30から、ディスペンスヘッド50とワークテーブル25との相対移動速度Vに応じた速度信号を受信する。そして、ディスペンスコントローラ40は、受信した速度信号に基づいて相対移動速度Vを算出し、関係式または変換テーブルに算出した相対移動速度Vを適用することで、作業者が所望する線幅の塗布線を塗布するための吐出制御量Dを算出する。さらに、ディスペンスコントローラ40は、算出した吐出制御量Dを含む吐出量制御指令を吐出駆動装置64に出力することで、吐出制御量Dに応じた分だけ吐出駆動装置64を駆動させ、これにより、作業者が所望する単位時間当たりの塗布量の液体材料をディスペンスヘッド50から吐出させることができる。なお、相対移動速度Vは、ディスペンスヘッド50とワークテーブル25との相対移動速度のスカラー量である。
第2モードの吐出制御は、ディスペンスヘッド50とワークテーブル25との相対移動速度Vとは関係なく、ディスペンスヘッド50に、予め定められた単位時間当たりの吐出量の液体材料を吐出させる吐出制御モードである。作業者は、第2モードの吐出制御において所望する単位時間当たりの吐出量に応じた吐出制御量Dを、実験などにより予め求め、吐出制御プログラムに設定することができる。ディスペンスコントローラ40は、第2モードの吐出制御が設定されている場合には、吐出制御プログラムに基づいて、吐出駆動装置64を第2モードの吐出制御における吐出制御量Dだけ駆動させることで、作業者が第2モードの吐出制御において所望する単位時間当たりの吐出量で液体材料を吐出させることができる。
塗布装置1は、予め設定された塗布プログラムを実行することで、一連の塗布作業を自動かつ連続して実行する。以下に、塗布装置1が実行する一連の塗布作業の一例として、図6に示すようなコーナー部を有する所定の塗布パターンの線引塗布と、捨て打ち塗布とを交互に行う一連の塗布作業について説明する。この塗布作業では、最初に、捨て打ちエリア27に所定量の液体材料を捨て打ちする捨て打ち塗布を行い、次いで、所定の塗布パターンに従って線引塗布を行い、その後は、捨て打ち塗布と、所定の塗布パターンに基づく線引吐出とを連続的に繰り返す。例示の塗布プログラムには、捨て打ち塗布と線引塗布との組み合わせからなる一連の塗布作業が記述されている。なお、図6は、コーナー部を有する塗布パターンの線引塗布と、捨て打ち塗布とを交互に行う一連の塗布作業における塗布動作を説明するための図である。
まず、図6に示す一連の塗布作業について説明する。図6に示す一連の塗布作業では、ワーク26に対する所定の塗布パターンの線引塗布と、捨て打ちエリア27に対する捨て打ち塗布とが交互に行われる。本塗布作業を開始する前に、作業者は、まず、図6に示す四角形状の塗布パターンにおける単位時間当たりの吐出量と、捨て打ちエリア27における単位時間当たりの吐出量とを、ディスペンスコントローラ40に設定(プログラム)する。
続いて図7に示す一連の塗布作業における塗布装置1の動作について説明する。図7に示す一連の塗布作業では、図7に示す四角形状の塗布パターンのうち、直線部JKの線幅が他の部分よりも太く塗布される。また、図7に示す一連の塗布作業では、捨て打ち塗布は行われず、図7に示す四角形上の塗布パターンの塗布動作が連続して繰り返される。以下においては、図7に示す一連の塗布作業を、図6に示す一連の塗布作業とは異なる点を中心に説明する。
続いて、図8に示す一連の塗布作業について説明する。図8に示す一連の塗布作業では、捨て打ち塗布は行われず、四角形状の塗布パターンの線引塗布と、3つ点からなる点形状の点塗布とが交互に行われる。
続いて、図9に示す一連の塗布作業における塗布装置1の塗布動作について説明する。図9に示す一連の塗布作業では、捨て打ち塗布、第1塗布パターンP1の線引塗布、捨て打ち塗布、第2塗布パターンP2の線引塗布、が順に繰り返し行われる。なお、図9に示すように、塗布パターンP1,P2はともにコーナー部を有する塗布パターンであるが、第2塗布パターンP2の塗布線の線幅は、第1塗布パターンP1の塗布線の線幅よりも太い
10:ディスペンサー
20:ロボット
21:X軸移動装置
22:Y軸移動装置
23:ヘッド(Z軸移動装置)
24:架台
25:ワーク保持装置(ワークテーブル)
26:ワーク
27:捨て打ちエリア(調整塗布エリア)
28:移動部材
30:ロボットコントローラ
31:記憶装置
32:演算装置
40:ディスペンスコントローラ
50:ディスペンスヘッド
53:吐出部
54:ノズル
55:吐出口
56:スクリュー
57:プランジャー
58:プランジャー
59:バルブ
61:X軸駆動源
62:Y軸駆動源
63:Z軸駆動源
64:吐出駆動装置
81,A1,A2,B:ケーブル
Claims (16)
- 液体材料を吐出する吐出ヘッドと、
前記吐出ヘッドをワークに対し相対移動させるロボットと、
塗布プログラムに基づいて、前記吐出ヘッドと前記ワークとの相対移動を制御する移動制御部と、
前記吐出ヘッドからの前記液体材料の吐出動作を制御する吐出制御部と、を備え、
前記移動制御部と前記吐出制御部とが協働し、前記液体材料を所定の塗布パターンで前記ワークに塗布作業を行う液体材料塗布装置であって、
前記吐出制御部は、前記吐出ヘッドと前記ワークとの相対移動速度に基づいて前記吐出ヘッドが前記液体材料を吐出する単位時間当たりの吐出量を変更する第1モードの吐出制御を実行可能であり、
前記吐出ヘッドが、吐出口に連通する液室と、液室内に設けられたプランジャーと、プランジャーを進退する進退アクチュエーターと、を備え、前記プランジャーを進退させることで前記液体材料に慣性力を与え、前記吐出口から液滴の状態で前記液体材料を吐出するジェット方式の吐出ヘッドである液体材料塗布装置。 - 前記吐出ヘッドは、進出移動する前記プランジャーの先端を弁座に接触させて液滴を形成する請求項1に記載の液体材料塗布装置。
- 前記吐出ヘッドは、進出移動する前記プランジャーの先端を弁座に接触させずに液滴を形成する請求項1に記載の液体材料塗布装置。
- 前記第1モードの吐出制御では、前記進退アクチュエーターの単位時間当たりの進退回数を制御することによって前記単位時間当たりの吐出量を制御する請求項1ないし3のいずれかに記載の液体材料塗布装置。
- 前記移動制御部は、前記ロボットに内蔵されており、
前記吐出制御部は、前記ロボットと接続解除可能に設けられている請求項4に記載の液体材料塗布装置。 - 前記移動制御部は、前記塗布プログラムを記憶しており、
前記吐出制御部は、前記吐出ヘッドと前記ワークとの相対移動速度と前記進退アクチュエーターの単位時間当たりの進退回数を制御するための吐出制御量との関係が設定されている請求項5に記載の液体材料塗布装置。 - 前記第1モードの吐出制御では、前記塗布プログラムに基づいて、単位長さ当たりの塗布量が一定の塗布線を塗布する線引塗布をする請求項1に記載の液体材料塗布装置。
- 前記吐出制御部は、前記相対移動速度とは関係なく前記吐出ヘッドに予め定められた単位時間当たりの吐出量で吐出させる第2モードの吐出制御を前記第1モードの吐出制御と切り替えて実行可能に構成される請求項1ないし7のいずれかに記載の液体材料塗布装置。
- 液体材料を吐出する吐出ヘッドと、
前記吐出ヘッドをワークに対し相対移動させるロボットと、
塗布プログラムに基づいて、前記吐出ヘッドと前記ワークとの相対移動を制御する移動制御部と、
前記吐出ヘッドからの前記液体材料の吐出動作を制御する吐出制御部と、を備え、
前記移動制御部と前記吐出制御部とが協働し、前記液体材料を所定の塗布パターンで前記ワークに塗布作業を行う液体材料塗布装置を用いた液体材料塗布方法であって、
前記吐出ヘッドが、吐出口に連通する液室と、液室内に設けられたプランジャーと、プランジャーを進退する進退アクチュエーターと、を備え、前記プランジャーを進退させることで前記液体材料に慣性力を与え、前記吐出口から液滴の状態で前記液体材料を吐出するジェット方式の吐出ヘッドであり、
前記吐出ヘッドと前記ワークとの相対移動速度に基づいて前記吐出ヘッドが前記液体材料を吐出する単位時間当たりの吐出量を変更する第1モードの吐出制御を実行する液体材料塗布方法。 - 前記吐出ヘッドは、進出移動する前記プランジャーの先端を弁座に接触させて液滴を形成する請求項9に記載の液体材料塗布方法。
- 前記吐出ヘッドは、進出移動する前記プランジャーの先端を弁座に接触させずに液滴を形成する請求項9に記載の液体材料塗布方法。
- 前記第1モードの吐出制御では、前記進退アクチュエーターの単位時間当たりの進退回数を制御することによって前記単位時間当たりの吐出量を制御する請求項9ないし11のいずれかに記載の液体材料塗布方法。
- 前記移動制御部は、前記ロボットに内蔵されており、
前記吐出制御部は、前記ロボットと接続解除可能に設けられている請求項12に記載の液体材料塗布方法。 - 前記移動制御部は、前記塗布プログラムを記憶しており、
前記吐出制御部は、前記吐出ヘッドと前記ワークとの相対移動速度と前記進退アクチュエーターの単位時間当たりの進退回数を制御するための吐出制御量との関係が設定されている請求項13に記載の液体材料塗布方法。 - 前記第1モードの吐出制御では、前記塗布プログラムに基づいて、単位長さ当たりの塗布量が一定の塗布線を塗布する線引塗布をする請求項14に記載の液体材料塗布方法。
- 前記吐出制御部は、前記相対移動速度とは関係なく前記吐出ヘッドに予め定められた単位時間当たりの吐出量で吐出させる第2モードの吐出制御を前記第1モードの吐出制御と切り替えて実行する請求項9ないし15のいずれかに記載の液体材料塗布方法。
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