JP2019069692A - 車載機器操作支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】操作者の操作感を向上させること。【解決手段】車載機器100を動作又は停止させる際の接触操作形態が少なくとも1つ割り当てられた操作面であり、操作者が手指で接触操作形態に応じた接触操作を行う接触操作面41a、及び、その接触操作に応じた出力信号を出力する操作検出部12を備えた車載機器操作装置10と、階層画面及び階層画面上の操作関連情報を表示させることが可能な表示装置20と、接触操作面に対する接触操作が当該接触操作面に割り当てられた接触操作形態か否かを操作検出部の出力信号に基づいて判定し、判定された接触操作形態に応じて表示装置における階層画面又は操作関連情報を遷移させる制御装置30と、を備え、制御装置は、接触操作の判定に用いた操作検出部の出力信号に基づいて、判定された接触操作形態で接触操作面が接触操作されたときの表示装置における階層画面又は操作関連情報の遷移時間を制御すること。【選択図】図1
Description
本発明は、車載機器操作支援システムに関する。
従来、車両には、各種機器(以下、「車載機器」という。)が搭載されており、その車載機器に対する操作者の操作を簡便なものとするべく、車載機器操作支援システムが設けられている。例えば、操作装置(以下、「車載機器操作装置」という。)には、タッチパッド等のように手指で触れる接触操作面を有するものがあり、その接触操作面に対して多種多様な接触操作形態(タッチ操作やスライド操作等)が設定されている。車載機器操作支援システムは、例えば、操作者の接触操作面に対する接触時間と手指の移動量とに基づいて接触操作形態を判定し、その接触操作形態に応じて、車載機器の動作又は停止を制御したり、その操作に関連する情報(以下、「操作関連情報」という。)を表示装置に表示したりする。下記の特許文献1から3には、この種の車載機器操作支援システムについて開示されている。
ところで、車載機器操作装置においては、接触操作面に対する接触時間や移動量が操作者毎にばらついてしまう。よって、従来の車載機器操作支援システムにおいては、様々な操作者に適応させるべく、接触時間や移動量に幅を持たせて如何様な接触操作形態で接触操作が為されたのかを判定している。一方、従来の車載機器操作支援システムは、判定された接触操作形態に応じた操作関連情報の遷移を行う際に、その接触操作を行ったときの接触時間や移動量に拘わらず、予め設定されている遷移時間で操作関連情報を遷移させる。故に、操作者は、自らが行った接触操作に対する操作関連情報の遷移動作に違和感を覚えてしまう可能性がある。従って、従来の車載機器操作支援システムは、操作者の操作感を改善させる余地がある。
そこで、本発明は、操作者の操作感を向上させることが可能な車載機器操作支援システムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、車両に搭載された車載機器を動作又は停止させる際の接触操作形態が少なくとも1つ割り当てられた操作面であり、操作者が手指で前記接触操作形態に応じた接触操作を行う接触操作面、及び、操作者の前記接触操作面に対する接触操作に応じた出力信号を出力する操作検出部を備えた車載機器操作装置と、階層画面及び前記階層画面における操作者の前記接触操作面に対する接触操作に関連する操作関連情報を表示させることが可能な表示装置と、前記接触操作面に対する接触操作が当該接触操作面に割り当てられた前記接触操作形態か否かを前記操作検出部の前記出力信号に基づいて判定し、判定された前記接触操作形態に応じて前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報を遷移させる制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記接触操作の判定に用いた前記操作検出部の前記出力信号に基づいて、判定された前記接触操作形態で前記接触操作面が接触操作されたときの前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報の遷移時間を制御することを特徴としている。
ここで、前記制御装置は、前記接触操作の判定に用いた前記操作検出部の前記出力信号に基づいて前記接触操作面に対する手指の接触時間を検出し、判定された前記接触操作形態で前記接触操作面が接触操作されたときの前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報の遷移時間を前記接触時間に基づいて制御することが望ましい。
また、前記制御装置は、判定された前記接触操作形態に紐付けして前記接触時間を記憶装置に記憶させ、判定された前記接触操作形態で前記接触操作面が接触操作されたときの前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報の遷移時間をこれと同種の前記接触操作形態における複数回分の前記接触時間の平均値に基づいて制御することが望ましい。
また、前記制御装置は、前記接触操作の判定に用いた前記操作検出部の前記出力信号に基づいて前記接触操作面に対する手指の接触時間と前記接触操作面に対する手指の移動量とを検出し、判定された前記接触操作形態で前記接触操作面が接触操作されたときの前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報の遷移時間を前記接触時間と前記移動量とに基づいて制御することが望ましい。
また、前記制御装置は、判定された前記接触操作形態に紐付けして前記接触時間と前記移動量とを記憶装置に記憶させ、判定された前記接触操作形態で前記接触操作面が接触操作されたときの前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報の遷移時間をこれと同種の前記接触操作形態における複数回分の前記接触時間の平均値と複数回分の前記移動量の平均値とに基づいて制御することが望ましい。
また、前記接触操作面は、ステアリングホイールよりも車両前側で且つ操作者が前記ステアリングホイールから手を離すことなく操作可能な位置に配置することが望ましい。
本発明に係る車載機器操作支援システムは、操作者による接触操作の動きを考慮して階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を変更するので、自らの接触操作に対応させた違和感の無い階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移動作を行うことができる。従って、この車載機器操作支援システムは、操作者の操作感を向上させることができる。
以下に、本発明に係る車載機器操作支援システムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る車載機器操作支援システムの実施形態の1つを図1から図13に基づいて説明する。
本発明に係る車載機器操作支援システムの実施形態の1つを図1から図13に基づいて説明する。
図1及び図2の符号1は、本実施形態の車載機器操作支援システムを示す。この車載機器操作支援システム1は、操作者(車両の運転者等)の操作を受けて、車両に搭載された機器(車載機器)100を動作又は停止させるものである。また、この車載機器操作支援システム1は、車載機器100に対しての操作を操作者が行う際に、その操作に関連する情報(操作関連情報)を少なくとも視認し得るものとして提示することによって、車載機器100を操作する操作者を支援するものでもある。
本実施形態の車載機器操作支援システム1は、車載機器100を操作するための操作装置(車載機器操作装置)10と、階層画面及び階層画面における操作関連情報を表示させることが可能な表示装置20と、車載機器100の制御並びに階層画面及び操作関連情報の表示装置20への表示制御を行うことが可能な制御装置30と、を備える。
車載機器操作装置10は、車載機器100を動作又は停止させる際に、操作者に手指で操作される。この車載機器操作装置10は、操作者の手指で操作される少なくとも1つの操作部11と、操作者の操作部11に対する操作に応じた出力信号を出力する操作検出部12と、を備える(図1から図4)。操作部11は、操作者に操作させる専用の操作部材であってもよく、その操作とは別の機能を備えた部材の一部分に割り当てられたものであってもよい。操作検出部12とは、操作者の操作部11に対する操作を検出することが可能な検出器(エンコーダ、センサ等)やスイッチなどのことである。制御装置30は、操作検出部12の出力信号に基づいて、車載機器100の動作や停止の制御を実行する。また、この制御装置30は、その出力信号に基づいて、表示装置20に階層画面及び操作関連情報を表示する。
この車載機器操作装置10においては、車室内で操作者が操作し得る位置に操作部11を配置する。例えば、操作部11は、車室内のセンタコンソールやインスツルメントパネル等に配置してもよい。この例示では、ステアリングホイール201よりも車両前側(つまり、ステアリングホイール201の裏側)で、かつ、操作者がステアリングホイール201から手を離すことなく操作可能な位置に操作部11を配置する。その位置とは、操作者がステアリングホイール201を握ったままで手指(例えば、中指や人差し指)の指先を届かせることのできる場所のことである。この位置は、ステアリングホイール201のリムの近傍であれば何れの場所でもよいが、一般的な操作者によるステアリングホイール201の保舵位置の近傍に設けることが望ましい。例えば、この車載機器操作装置10の操作部11は、ステアリングホイール201の中央部分から見て車幅方向における左側(車両左側)と右側(車両右側)の内の少なくとも一方に配置する。図1及び図2の例示では、車両左側と車両右側に同等の車載機器操作装置10を1つずつ設けている(車載機器操作装置10L,10R)。車両左側の車載機器操作装置10Lの場合には、ステアリングホイール201の車幅方向における左端部に対して、車両前側へと左手の指先が届く範囲内で間隔を空けた位置に操作部11を配置する。これと同様に、車両右側の車載機器操作装置10Rの場合には、ステアリングホイール201の車幅方向における右端部に対して、車両前側へと右手の指先が届く範囲内で間隔を空けた位置に操作部11を配置する。それぞれの車載機器操作装置10L,10Rは、ステアリングホイール201の中央部分から見て左右対称に構成する。このため、以下においては、必要に応じて、車両右側の車載機器操作装置10Rを代表して例に挙げて車載機器操作装置10の説明を行う。
ここで、車載機器100とは、車室の内外を問わず、車両における何れかの場所に搭載されている機器のことであり、車載機器操作装置10の操作部11に対する操作者の操作に応じて動作する機能を少なくとも1つ有している。この車載機器100は、その操作者の操作に伴う操作コマンドに応じて、その機能を動作させたり(動作状態の変更も含む)停止させたりする。例えば、車室内の車載機器100としては、オーディオ類やラジオ等の音響機器、空気調和機(所謂エアーコンディショナー)、カーナビゲーションシステムなどが該当する。また、この車室内の車載機器100としては、車両に予め取り付けられているものではないが、車室内への持ち込みによって車両に搭載されることになった機器(例えば、携帯電話等の通信機器や携帯音楽プレーヤーなど)についても該当する。一方、車室外の車載機器100としては、車両の灯火機器(前照灯や尾灯等)、方向指示器やワイパーなどが該当する。制御装置30は、この車載機器100の動作や停止の制御が行えるものであってもよい。
階層画面とは、表示装置20に表示させる階層毎の画面のことであり、操作関連情報等の各種情報が含まれている。制御装置30は、複数層に亘る階層画面の内の1つを表示装置20に表示させ、車載機器操作装置10の操作部11に対する操作者の操作に伴って、他の階層の階層画面に遷移させる。
操作関連情報とは、車載機器操作装置10の操作部11に対する操作者の操作に関連している情報のことである。この操作関連情報としては、操作者が車載機器操作装置10の操作部11を操作するに際しての補助となる情報(以下、「操作補助情報」という。)、操作者が車載機器操作装置10の操作部11を操作した際の操作結果を表す情報(以下、「操作結果情報」という。)、車載機器100の状態を表した情報(以下、「機器情報」という。)等が考えられる。例えば、制御装置30は、その操作補助情報と操作結果情報と機器情報の内の少なくとも1つを操作関連情報として表示装置20に表示させる。ここでは、その操作関連情報を階層画面に含ませる情報として、この階層画面上に表示させる。
操作補助情報としては、例えば、操作部11に対する操作によって操作者が選択可能な複数の選択候補情報が該当する。この場合には、その複数の選択候補情報と、この複数の選択候補情報の中から所望のものを選択する際の操作部11に対する操作形態を表した情報と、が操作補助情報として表示装置20に表示される。
具体的に、選択候補情報とは、複数の車載機器100や車載機器群(同種の複数の車載機器100を一纏めに分類したもの)の中から操作の対象とするものを選択するための情報のことである。例えば、この選択候補情報とは、複数の車載機器100や車載機器群を個別に表した選択アイコンである。また、選択候補情報とは、車載機器100が持つ複数の機能の中から所望のものを選択するための情報、車載機器100の機能に割り当てられた複数の選択条件の中から所望のものを選択するための情報のことでもある。例えば、車載機器100が音響機器の場合には、選曲や音量調整の機能の中から所望のものを選択するための機能毎の選択アイコン、音量調整機能での選択条件となる音量の段階毎の数値情報等が選択候補情報となる。
操作結果情報としては、複数の選択候補情報の中で現状での選択候補となっている現状選択候補情報、現状選択候補情報を選択対象として確定した選択確定情報等が該当する。この場合には、その現状選択候補情報や選択確定情報が操作結果情報として表示装置20に表示される。例えば、現状選択候補情報や選択確定情報は、アイコンや文字情報で表示される。
機器情報は、車載機器操作装置10の操作部11が操作された際の車載機器100の動作状態又は停止状態に関する情報のみならず、その操作部11が操作されていないときの車載機器100の動作状態又は停止状態に関する情報を含めてもよい。この機器情報としては、例えば、車載機器100が音響機器の場合、音量調整後の音量を表した情報等が該当する。
尚、操作関連情報は、このような操作者の視覚を刺激する情報のみならず、音や音声等の操作者の聴覚を刺激する情報であってもよい。
以下に、車載機器操作装置10の具体例を説明する。
本実施形態の車載機器操作装置10は、操作部11及び操作検出部12が設けられた操作入力検出体40を備える(図5及び図6)。
操作入力検出体40には、少なくとも1つの接触操作面41aが操作部11として設けられている(図5及び図6)。接触操作面41aとは、車両に搭載された車載機器100を動作又は停止させる際の接触操作形態が少なくとも1つ割り当てられた操作面のことである。操作者は、この接触操作面41aに対して、接触操作形態に応じた接触操作を手指で行う。例えば、複数の接触操作面41aを備える場合には、それぞれの接触操作面41aに1つ又は複数の接触操作形態を割り当てる。また、接触操作面41aが1つの場合には、その接触操作面41aに複数の接触操作形態を割り当てる。ここでは、1つの接触操作面41aに複数の接触操作形態が割り当てられている。この例示の接触操作面41aには、指先で接触操作面41aをなぞるスライド操作と、指先で接触操作面41aを一定の方向にはらうフリック操作と、指先で接触操作面41aに触れるタッチ操作とが、接触操作形態として割り当てられている。
この接触操作面41aでは、複数の方向のスライド操作を行うことができる。この例示の接触操作面41aには、車両上方(図1の矢印Au)へのスライド操作と、車両下方(図1の矢印Ad)へのスライド操作と、車両前方(図2及び図3の矢印Bf)へのスライド操作と、車両後方(図2及び図3の矢印Br)へのスライド操作と、が設定されている。そのスライド操作には、例えば、複数の車載機器100や車載機器群の中から所望のものを選択するための装置選択操作、車載機器100の複数の機能の中から所望のものを選択するための機能選択操作、或る機能が持つ複数の選択条件の中から所望のものを選択するための条件選択操作等の選択操作機能(つまり、車載機器100の操作に関わる情報)を割り当てることができる。その装置選択操作や機能選択操作は、所謂メニュー選択操作といえる。機能選択操作とは、例えば、車載機器100が音響機器の場合、メディア選択機能、音量選択機能、トラック選択機能等の中から所望の機能を選択する操作のことである。条件選択操作とは、例えば、音量選択機能が選択された場合に、所望の音量を選択する操作のことである。
また、この接触操作面41aでは、複数の方向のフリック操作を行うことができる。この例示の接触操作面41aには、車両上方(図1の矢印Au)へのフリック操作と、車両下方(図1の矢印Ad)へのフリック操作と、車両前方(図2及び図3の矢印Bf)へのフリック操作と、車両後方(図2及び図3の矢印Br)へのフリック操作と、が設定されている。そのフリック操作には、例えば、スライド操作と同様の選択操作機能を割り当てることができる。このフリック操作では、スライド操作と比較して、選択肢を素早く切り替えることができる。
タッチ操作とは、図4の矢印Cの方向に手指を往復移動させることによって、その手指で接触操作面41aに触れる操作のことである。このタッチ操作には、例えば、その接触時間(手指が接触操作面41aに触れている時間)Tに応じて、スライド操作又はフリック操作によって選択された機能や選択条件を決定する際に行う決定操作機能、1つ上の階層画面又は1つ下の階層画面への遷移操作機能、最上位の階層画面たるホーム画面に即座に戻るための戻り操作機能等を割り当てることができる。このタッチ操作としては、1回のタッチ操作や複数回の連打操作を設定することができる。また、タッチ操作としては、接触操作面41aに触れている時間の長い長押し操作を設定することができる。
操作検出部12は、操作者の接触操作面41aに対する接触操作に応じた出力信号を出力する。例えば、この操作検出部12は、手指が接触操作面41aに触れているときに、その接触操作面41aに対する手指の接触点の情報(接触位置の情報)を出力信号として出力する。その出力信号は、制御装置30に入力される。制御装置30においては、その出力信号に基づいて、接触操作面41aに対する接触操作が当該接触操作面41aに割り当てられた接触操作形態か否かを判定する。制御装置30は、操作検出部12の出力信号が入力され続けている時間を計数し、その時間を接触時間Tとして検出する。また、制御装置30は、操作検出部12の出力信号(接触位置の情報)に変化がある場合、その変化に基づいて、接触操作面41aに対する手指の移動量Dと移動方向とを検出する。制御装置30は、その検出した接触時間Tと移動量Dと移動方向とに基づいて、接触操作面41aに対する接触操作が当該接触操作面41aに割り当てられた接触操作形態か否かを判定する。
操作検出部12は、接触操作形態がスライド操作であれば、そのスライド操作を示す出力信号を出力し、接触操作形態がフリック操作であれば、そのフリック操作を示す出力信号を出力し、接触操作形態がタッチ操作であれば、そのタッチ操作を示す出力信号を出力する。
この例示の操作入力検出体40は、静電容量式のタッチセンサとして構成されたものであり、絶縁層40aと導電層40bと基板層40cの積層体として収容部材50に内包されている(図6)。接触操作面41aは、絶縁層40aに設ける。一方、操作検出部12は、導電層40bと基板層40cとで構成する。
この操作入力検出体40には、相互容量方式を用いることができる。このため、この操作入力検出体40は、接触操作面41aを有する絶縁性の接触操作部材41を備えており(図5及び図6)、この接触操作部材41で絶縁層40aを形成している(図6)。この例示の接触操作部材41は、ガラスや合成樹脂等の絶縁性材料で円板状に成形されている。この接触操作部材41においては、2つの円形の平面の内の一方を接触操作面41aとして用いる(図5及び図6)。この例示の接触操作面41aは、操作者の手指の指先で覆い隠される大きさになっている。また、この操作入力検出体40は、送信電極と受信電極とを交互に格子状に並べたパターン電極42を備えており、このパターン電極42で導電層40bを形成している(図6)。また、この操作入力検出体40は、演算処理用の集積回路(図示略)を有する基板43を備えており、この基板43で基板層40cを形成している(図6)。その集積回路は、パターン電極42と電気的に接続されており、送信電極と受信電極との間の電界の変化を検出する。この集積回路は、その検出結果(つまり、接触操作形態を示す電界の変化)を制御装置30に有線又は無線で送信する。
本実施形態の車載機器操作装置10は、この操作入力検出体40を収容し且つ保持する収容部材50を備える(図1から図6)。その収容部材50は、円形の開口51を成す円筒状の周壁部52を有している(図5及び図6)。この収容部材50は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。この例示では、開口51から接触操作面41aを露出させるように、操作入力検出体40が収容されている。
この例示の車載機器操作装置10は、ステアリングコラム202における車幅方向の左端と右端の内の少なくとも一方から突出させ且つ延在させた長手部材15を備える(図1から図6)。ここでは、左右それぞれの車載機器操作装置10L,10R毎に長手部材15を備えている。長手部材15は、接触操作面41aとして設けた操作部11とステアリングコラム202とを繋ぐ部材であり、自らの突出方向における先端に操作部11を設ける。この長手部材15は、操作部11とステアリングコラム202との間で延在するものであれば、ストレート形状に成形されたものでもよく、経路の途中に曲げ部を設けたものでもよい。この長手部材15は、例えば、円筒状に成形し、その先端における内方の空間に収容部材50を嵌合固定することによって、操作部11を先端に配置する。
例えば、制御装置30は、操作検出部12の出力信号に基づき検出した接触時間Tが閾値T1以上(T≧T1)で、かつ、検出した移動量Dが閾値D1以上(D≧D1)の場合、接触操作面41aに対する接触操作がスライド操作であると判定する。また、制御装置30は、検出した接触時間Tが閾値T2以上で閾値T1よりも短く(T2≦T<T1)、かつ、検出した移動量Dが閾値D2以上で閾値D1よりも短い(D2≦D<D1)場合、接触操作面41aに対する接触操作がフリック操作であると判定する。制御装置30は、スライド操作又はフリック操作であると判定する際に、検出した移動方向が所定方向(この例示では、車両上下方向、車両前後方向)であれば、接触操作面41aに対する接触操作が当該接触操作面41aに割り当てられた接触操作形態であると判定する。制御装置30は、検出した移動方向が車両上方であれば、接触操作形態が車両上方へのスライド操作又はフリック操作であると判定し、検出した移動方向が車両下方であれば、接触操作形態が車両下方へのスライド操作又はフリック操作であると判定する。また、制御装置30は、検出した移動方向が車両前方であれば、接触操作形態が車両前方へのスライド操作又はフリック操作であると判定し、検出した移動方向が車両後方であれば、接触操作形態が車両後方へのスライド操作又はフリック操作であると判定する。
また、制御装置30は、検出した接触時間Tが閾値T3(≪T2)以上で閾値T4(≪T2)以下(T3≦T≦T4)であり、かつ、検出した移動量Dが閾値D3(≒0)以上で閾値D4(≒0)以下(D3≦D≦D4)である場合、接触操作面41aに対する接触操作が1回のタッチ操作又は複数回の連打操作であると判定する。制御装置30は、その判定に際して、その接触時間Tと移動量Dに関わる操作検出部12の出力信号を受信しなくなってからの出力信号の未受信時間T0が閾値T5を越えた場合(T0≧T5)、接触操作形態が1回のタッチ操作であると判定する。一方、制御装置30は、出力信号の未受信時間T0が閾値T6(≒0)以下(T0≦T6)であり、再び操作検出部12の出力信号を受信した場合、接触操作形態が複数回の連打操作であると判定する。連打操作との判定に際しては、その出力信号の受信と未受信との繰り返し回数に応じて連打の回数が判定される。また、制御装置30は、検出した接触時間Tが閾値T7(≫T4)以上(T≧T7)であり、かつ、検出した移動量Dが閾値D3(≒0)以上で閾値D4(≒0)以下(D3≦D≦D4)である場合、接触操作面41aに対する接触操作が長押し操作であると判定する。
制御装置30は、スライド操作とそのスライド操作方向を検出した際に、そのスライド操作に応じた制御を実行する。また、制御装置30は、フリック操作とそのフリック操作方向を検出した際に、そのフリック操作に応じた制御を実行する。また、制御装置30は、タッチ操作を検出した際に、そのタッチ操作に応じた制御を実行する。例えば、制御装置30は、接触操作面41aに対する接触操作形態に応じた操作関連情報の表示装置20への表示制御を行う。図7及び図8には、表示装置20に表示されたホーム画面SC1の一例を示している。制御装置30は、そのホーム画面SC1を表示させる際に、ホーム画面アイコン71と、このホーム画面アイコン71を第1階層画面としてのホーム画面SC1に関連付けるための文字情報72と、を操作関連情報としてホーム画面SC1に表示させる。
ホーム画面アイコン71とは、現状の階層画面(つまり、表示装置20に表示されている階層画面)がホーム画面SC1であることを指し示すためのアイコンである。このホーム画面アイコン71は、ホーム画面SC1の所定の位置に表示することによって、現状の階層画面がホーム画面SC1であることを操作者に認識させる。
文字情報72は、ホーム画面アイコン71と対になって表示することによって、現状の階層画面がホーム画面SC1であることを明示するものである。ここでは、「HOME」の文言を文字情報72として表示している。この文字情報72は、ホーム画面アイコン71に隣接させている。
この例示のホーム画面SC1には、複数の車載機器100や車載機器群毎の選択アイコン73と、その複数の選択アイコン73の中から所望のものを選択する際の接触操作形態を表した選択操作形態アイコン74と、選択した選択アイコン73で決定する際の接触操作形態を表した決定操作形態アイコン75と、が操作関連情報として表示されている。
選択アイコン73とは、先に示した選択候補情報を示すためのアイコンのことである。ここでは、この選択アイコン73として、選択候補としての序列が現状で最も高い高位の選択候補アイコン73Aと、この選択候補アイコン73Aよりも選択候補としての序列が現状で低い低位の選択候補アイコン73B,73Cと、が表示されている。例えば、図7においては、低位の一方の選択候補アイコン73Bが音響機器群を選択するための音響機器群アイコンとなり、低位の他方の選択候補アイコン73Cが電話を選択するための電話アイコンとなる。この例示における高位の選択候補アイコン73Aは、選択中であることを強調するために、背景をホーム画面SC1の背景とは別の色で塗りつぶし、機能表示のマークを白抜きで表している。これに対して、この例示における低位の選択候補アイコン73B,73Cは、高位の選択候補アイコン73Aよりも目立たないように、輪郭線の内側の背景をホーム画面SC1の背景と同色にし、機能表示のマークをホーム画面SC1の背景と同色又は別の色で塗りつぶしている。
この例示の選択アイコン73では、高位の選択候補アイコン73Aをホーム画面SC1における手前側で最も大きく表示し、奥に行くほど低位の選択候補アイコン73B,73Cを小さくしているので、奥行き感を持たせることができる。よって、この例示の選択アイコン73は、例えば表示装置20がグラデーションを施すことの難しいHUD(ヘッドアップディスプレイ)の場合に有用なものとなる。また、この例示の選択アイコン73は、下記の弧状の選択操作形態アイコン74に沿って弧状に並べて配置しているので、ホーム画面SC1上で動かす際の方向を把握し易い。よって、この例示の選択アイコン73は、接触操作形態が覚え易く、かつ、その接触操作形態に慣れ易いものとなっているので、誤操作の軽減に寄与する。
また、ここでは、接触操作面41aに対する矢印Bf,Br(図3)のスライド操作方向又はフリック操作方向を模した選択操作形態アイコン74と、接触操作面41aに対する矢印C(図4)のタッチ操作を模した決定操作形態アイコン75と、が表示されている。その選択操作形態アイコン74と決定操作形態アイコン75は、車両右側の車載機器操作装置10Rの接触操作面41aに対応させたものである。従って、選択操作形態アイコン74は、車両右側に向けて凸の弧状を成している。また、決定操作形態アイコン75は、車両右側から車両左側に向けたタッチ操作で決定させるべく、車両左側を頂点とする三角形のマークとし、高位の選択候補アイコン73Aの車両右側に隣接させている。このように、選択操作形態アイコン74と決定操作形態アイコン75は、接触操作形態が覚え易く、かつ、その接触操作形態に慣れ易いものとなっているので、誤操作の軽減に寄与する。更に、この例示の選択操作形態アイコン74は、奥に行くほど線の幅が細くなる破線とし、奥行き感を持たせているので、例えば表示装置20がHUDの場合に有用なものとなる。また、この例示では、破線を成す選択操作形態アイコン74の1つ1つの線に対応させて選択アイコン73を配置しているので、選択アイコン73の数(つまり、選択肢の数量)が把握し易いものとなっている。
制御装置30は、判定された接触操作形態に応じて表示装置20における階層画面又は階層画面上の操作関連情報を遷移させる。例えば、図7のホーム画面SC1で音響機器群(選択候補アイコン73Bとしての音響機器群アイコン)を選択候補としての序列の最高位に上げたい場合には、操作者が接触操作面41aに対するスライド操作やフリック操作を実施すればよい。そのスライド操作やフリック操作は、音響機器群アイコンをホーム画面SC1の手前側に移動させるように行う。制御装置30は、判定されたスライド操作又はフリック操作に応じて、図7のホーム画面SC1のそれぞれの選択アイコン73を遷移させることによって、図7のホーム画面SC1から図8のホーム画面SC1に切り替える。これにより、音響機器群アイコンは、ホーム画面SC1の最も手前側で高位の選択候補アイコン73Aとして表示される(図8)。このように、ここでは、スライド操作方向又はフリック操作方向に合わせて選択アイコン73を遷移させるので、接触操作形態が覚え易く、かつ、その接触操作形態に慣れ易いものとなっている。
図8のホーム画面SC1では、選択候補アイコン(音響機器群アイコン)73Aで決定するときに、操作者が接触操作面41aに対する1回のタッチ操作を実施する。制御装置30は、判定された1回のタッチ操作に応じて、図8のホーム画面SC1から図9の下位の階層画面(第2階層画面SC2)に遷移させる。その第2階層画面SC2は、音響機器群における下位の階層画面である。このように、ここでは、操作者から見た接触操作面41aの位置と接触操作面41aに対するタッチ操作方向とを関連付けているので、接触操作形態が覚え易く、かつ、その接触操作形態に慣れ易いものとなっている。
その第2階層画面SC2には、現在の階層が何たるかを示す階層アイコン81と文字情報82とが操作関連情報として表示されている。ここでは、音響機器群を表した階層アイコン81を表示し、かつ、この階層アイコン81に隣接させて、音響機器群であることを示す「Audio」の文言を文字情報82として表示している。この階層アイコン81と文字情報82は、ホーム画面アイコン71及び文字情報72と入れ替わるが如く表示される。
また、この第2階層画面SC2には、複数の音響機器毎の選択アイコン83と、その複数の選択アイコン83の中から所望のものを選択する際の操作形態を表した選択操作形態アイコン84と、複数の選択アイコン83の中で現状での選択候補となっている現状選択候補アイコン85と、現状選択候補アイコン85で決定する際の操作形態を表した決定操作形態アイコン86と、が操作関連情報として表示されている。
選択アイコン83とは、先に示した選択候補情報を示すためのアイコンのことである。ここでは、この選択アイコン83として、AMラジオアイコン83AやFMラジオアイコン83B等が表示されている。この第2階層画面SC2では、AMラジオアイコン83Aが高位の選択候補アイコンとなり、FMラジオアイコン83BがAMラジオアイコン83Aよりも低位の選択候補アイコンとなる。また、選択操作形態アイコン84は、ホーム画面SC1の選択操作形態アイコン74と同等のものである。また、現状選択候補アイコン85とは、先に示した現状選択候補情報のことである。ここでは、この現状選択候補アイコン85として、AMラジオアイコン85Aが表示されている。また、決定操作形態アイコン86は、ホーム画面SC1の決定操作形態アイコン75と同等のものである。この決定操作形態アイコン86は、現状選択候補アイコン85(AMラジオアイコン85A)の車両右側に隣接させている。
ところで、制御装置30は、表示装置20に操作関連情報が表示されているときに、その表示されている操作関連情報に関わる接触操作面41aへの接触操作を受け付けて、その接触操作に応じた車載機器100の制御と操作関連情報の遷移とを実行させるように構成する。つまり、表示装置20に操作関連情報が表示されているときには、先に行った接触操作から長い時間が経過したとしても、接触操作面41aへの接触操作が行われることで、制御装置30に車載機器100の制御と操作関連情報の遷移とを直ぐに実行させる。これにより、制御装置30は、例えば、先に行った接触操作から長い時間が経過したとしても、新たな接触操作の実施に伴って、応答性良く車載機器100の制御と操作関連情報の遷移とを実行することができる。従って、ここでは、先に行った接触操作から所定時間が経過したときに機能停止することがないので、長押し操作で再起動させるなどの煩わしさから解放される。また、ここでは、先に行った接触操作から所定時間が経過したときに機能停止することがないので、使用中に即座に動作させたい車載機器100の機能(例えば、音響機器の音量調整機能、空気調和機の温度調整機能等)に関わる接触操作形態を接触操作面41aに割り当て易い。よって、この例示では、車室内の別の場所に配置されている音量調整釦や温度調整釦等のスイッチ類を接触操作面41aに集約し、車室内でのスイッチ類の数量を減らすことができる。
ここで、制御装置30には、表示装置20における階層画面や階層画面上の操作関連情報の遷移が操作者にとって違和感無きものとなるように、その階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を制御させる。この制御装置30は、接触操作の判定に用いた操作検出部12の出力信号に基づいて、判定された接触操作形態で接触操作面41aが接触操作されたときの表示装置20における階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を制御する。
例えば、制御装置30には、先に示したが如く検出した接触時間Tに基づいて、表示装置20における操作関連情報の遷移時間を制御させる。
具体的に、制御装置30は、接触操作の判定に用いた操作検出部12の出力信号に基づいて接触操作面41aに対する手指の接触時間Tを検出する。そして、この制御装置30は、その接触時間Tに基づいて、判定された接触操作形態で接触操作面41aが接触操作されたときの表示装置20における階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を制御する。
制御装置30は、その接触時間Tに基づいて遷移時間を演算する。例えば、制御装置30は、その接触時間Tと同等の長さの遷移時間に演算することで、操作者に違和感を覚えさせないようにする。これに替えて、制御装置30は、例えば、その接触時間Tに所定の係数αを乗算し、接触操作を終えた直後に階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移を完了させるように遷移時間を演算することで、操作者に違和感を覚えさせないようにしてもよい。これらの場合の制御装置30は、その遷移時間の演算結果に基づいて、今回の接触操作に伴う階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移を実行する。また、制御装置30は、その遷移時間の演算結果を今回の接触操作形態に紐付けして記憶装置31(図1及び図2)に記憶させ、次に今回と同種の接触操作形態で接触操作されたときに、その記憶装置31から読み込んだ遷移時間の演算結果に基づいて、階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移を実行してもよい。
更に、制御装置30には、接触時間Tを検出した際に、今回判定された接触操作形態に紐付けして接触時間Tを記憶装置31に記憶させてもよい。この場合、制御装置30は、判定された接触操作形態で接触操作面41aが接触操作されたときの表示装置20における階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を、これと同種の接触操作形態における複数回分の接触時間Tの平均値Tavgに基づいて制御する。
この場合の制御装置30は、その接触時間Tの平均値Tavgに基づいて遷移時間を演算する。例えば、制御装置30は、その接触時間Tの平均値Tavgと同等の長さの遷移時間に演算することで、操作者に違和感を覚えさせないようにする。これに替えて、制御装置30は、例えば、その接触時間Tの平均値Tavgに所定の係数αを乗算し、接触操作を終えた直後に階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移を完了させるように遷移時間を演算することで、操作者に違和感を覚えさせないようにしてもよい。これらの場合の制御装置30は、その遷移時間の演算結果を接触操作形態に紐付けして記憶装置31に記憶させ、次に今回と同種の接触操作形態で接触操作されたときに、その記憶装置31から読み込んだ遷移時間の演算結果に基づいて、階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移を実行する。
また、例えば、制御装置30には、接触時間Tの他に、先に示したが如く検出した移動量Dをも考慮に入れさせた上で、表示装置20における階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を制御させてもよい。
具体的に、制御装置30は、接触操作の判定に用いた操作検出部12の出力信号に基づいて接触操作面41aに対する手指の接触時間Tと接触操作面41aに対する手指の移動量Dとを検出する。そして、この制御装置30は、その接触時間Tと移動量Dとに基づいて、判定された接触操作形態で接触操作面41aが接触操作されたときの表示装置20における階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を制御する。
制御装置30は、接触時間Tと移動量Dとに基づいて遷移時間を演算する。例えば、制御装置30は、その接触時間Tと同等の長さの遷移時間を基準値とし、操作者に違和感を覚えさせないように、その遷移時間の基準値を移動量Dに応じて調整する。例えば、制御装置30は、移動量Dが大きければ、遷移時間を基準値よりも長くし、移動量Dが小さければ、遷移時間を基準値よりも短くする。制御装置30は、その遷移時間の演算結果に基づいて、今回の接触操作に伴う階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移を実行する。また、制御装置30は、その遷移時間の演算結果を今回の接触操作形態に紐付けして記憶装置31に記憶させ、次に今回と同種の接触操作形態で接触操作されたときに、その記憶装置31から読み込んだ遷移時間の演算結果に基づいて、階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移を実行してもよい。
更に、制御装置30には、接触時間Tと移動量Dとを検出した際に、今回判定された接触操作形態に紐付けして接触時間Tと移動量Dとを記憶装置31に記憶させてもよい。この場合、制御装置30は、判定された接触操作形態で接触操作面41aが接触操作されたときの表示装置20における階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を、これと同種の接触操作形態における複数回分の接触時間Tの平均値Tavgと複数回分の移動量Dの平均値Davgとに基づいて制御する。
この場合の制御装置30は、その接触時間Tの平均値Tavgと移動量Dの平均値Davgとに基づいて遷移時間を演算する。例えば、制御装置30は、その接触時間Tの平均値Tavgと同等の長さの遷移時間を基準値とし、操作者に違和感を覚えさせないように、その遷移時間の基準値を移動量Dの平均値Davgに応じて調整する。例えば、制御装置30は、移動量Dの平均値Davgが大きければ、遷移時間を基準値よりも長くし、移動量Dの平均値Davgが少なければ、遷移時間を基準値よりも短くする。制御装置30は、その遷移時間の演算結果を今回の接触操作形態に紐付けして記憶装置31に記憶させ、次に今回と同種の接触操作形態で接触操作されたときに、その記憶装置31から読み込んだ遷移時間の演算結果に基づいて、階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移を実行する。
この制御装置30の一例を図10のフローチャートに基づき説明する。ここでは、記憶装置31に、操作関連情報の遷移時間の初期値を接触操作形態毎に記憶させている。また、この演算処理は、例えば、イグニッションがオンとなった後で待機状態となる。
本実施形態の制御装置30は、操作検出部12の出力信号に基づき接触操作面41aに対する接触操作を検知したときに(ステップST1)、その出力信号に基づいて、その接触操作に関わる情報(接触操作情報)を検出する(ステップST2)。その接触操作情報とは、先に示した接触時間Tと移動量Dのことである。
続いて、制御装置30は、接触操作面41aに対する接触操作が完了したのか否かを判定する(ステップST3)。例えば、制御装置30は、操作検出部12の出力信号の未受信時間T0が閾値T5を越えたときに、接触操作が完了したと判定する。一方、制御装置30は、操作検出部12の出力信号の未受信時間T0が閾値T5を越えていなければ、連打操作が行われる可能性があるので、接触操作が完了していないと判定する。制御装置30は、接触操作が完了していないと判定した場合、ステップST2に戻り、接触操作情報の検出を続ける。
制御装置30は、接触操作が完了したと判定した場合、今回の接触操作形態に紐付けして接触操作情報を記憶装置31に記憶させる(ステップST4)。
制御装置30は、今回の接触操作形態に該当する所定回数分(例えば、直近の数回分)の接触操作情報が記憶装置31に格納されているのか否かを判定する(ステップST5)。
制御装置30は、所定回数分の接触操作情報が記憶装置31に格納されていなければ、今回の接触操作形態に該当する操作関連情報の遷移時間の初期値を記憶装置31から読み込んで(ステップST6)、その遷移時間の初期値に応じた操作関連情報の遷移を現在の階層画面上で実行する(ステップST7)。
一方、制御装置30は、所定回数分の接触操作情報が記憶装置31に格納されている場合、その所定回数分の接触操作情報を記憶装置31から読み込んで(ステップST8)、その所定回数分の接触時間Tの平均値Tavgと移動量Dの平均値Davgとを演算する(ステップST9)。そして、制御装置30は、その接触時間Tの平均値Tavgと移動量Dの平均値Davgとに基づいて、今回の接触操作形態に該当する操作関連情報の遷移時間を演算する(ステップST10)。制御装置30は、今回の接触操作形態に該当する記憶装置31の操作関連情報の遷移時間をステップST10の遷移時間の演算結果に置き換えて、接触操作形態に該当する記憶装置31の操作関連情報の遷移時間を更新する(ステップST11)。制御装置30は、ステップST7に進み、その更新された遷移時間に基づいて、現在の階層画面上の操作関連情報の遷移を実行する。
この図10の演算処理については、イグニッションがオンとなった後で接触操作を検知する度に、又は、イグニッションがオンとなった後の接触操作の検知が所定回数行われるまで実施する。後者の場合、制御装置30は、所定回数の演算処理を終えた後、最後に更新された記憶装置31の操作関連情報の遷移時間に基づいて、イグニッションがオフとなるまでの次回以降の接触操作に伴う階層画面上の操作関連情報の遷移を実行する。更に、イグニッションキーに記憶させている操作者情報や生体認証等で車両側が操作者を識別できる場合、制御装置30は、演算した操作関連情報の遷移時間に操作者を対応付けて記憶装置31に記憶させてもよい。
以上示したように、本実施形態の車載機器操作支援システム1は、操作者による接触操作の動きを考慮して階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を変更するので、自らの接触操作に対応させた違和感の無い階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移動作を行うことができる。従って、この車載機器操作支援システム1は、操作者の操作感を向上させることができる。更に、本実施形態の車載機器操作支援システム1は、接触操作面41aを長手部材15の先端に設けており、この接触操作面41aの面積が指先で覆うことができる程度の小ささである。故に、この車載機器操作支援システム1は、接触操作面41aに振動を付与したり、接触操作面41aに突起を設けたりして、操作感を向上させることが難しい。しかしながら、この車載機器操作支援システム1は、そのような振動等の策を採らずとも、操作者の操作感を向上させることができる。
ところで、殊にスライド操作やフリック操作では、接触操作面41aに対しての手指の接触位置が時々刻々と変化するので、その接触位置毎に接触操作面41aに沿わせる手指の加速度が異なる場合がある。そこで、制御装置30は、先の例示で演算された階層画面又は階層画面上の遷移時間で操作関連情報を遷移させる際に、接触位置毎の加加速度を考慮に入れてもよい。接触位置毎の加加速度は、それぞれの接触位置での操作検出部12の出力信号に基づいて演算することができる。
例えば、制御装置30は、接触操作の判定に用いた操作検出部12の出力信号に基づいて接触操作面41aに対する手指の接触時間Tと接触操作面41aに対する手指の移動量Dと接触操作面41aを移動する手指の接触位置毎の加加速度jとを検出する。そして、制御装置30は、判定された接触操作形態で接触操作面41aが接触操作されたときの表示装置20における階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を接触時間Tと移動量Dと接触位置毎の加加速度jとに基づいて制御する。また、制御装置30は、接触時間Tと移動量Dと接触位置毎の加加速度jとを検出した際に、今回判定された接触操作形態に紐付けして接触時間Tと移動量Dと接触位置毎の加加速度jとを記憶装置31に記憶させてもよい。この場合、制御装置30は、判定された接触操作形態で接触操作面41aが接触操作されたときの表示装置20における階層画面又は階層画面上の操作関連情報の遷移時間を、これと同種の接触操作形態における複数回分の接触時間Tの平均値Tavgと複数回分の移動量Dの平均値Davgと接触位置毎の加加速度jの平均値javgに基づいて制御する。これらにより、制御装置30は、演算された遷移時間で階層画面又は階層画面上の操作関連情報を遷移させる際に、接触位置毎の加加速度j又は加加速度jの平均値javgに応じた加速度の変化を遷移中の階層画面又は階層画面上の操作関連情報に付与することができる。よって、この場合の車載機器操作支援システム1は、操作者の操作感を更に向上させることができる。
ここで、本実施形態の車載機器操作支援システム1は、次のような下位の階層画面SC3(図11)にも適用することができる。その階層画面SC3には、複数の選択アイコン91と、その複数の選択アイコン91の中から所望のものを選択する際の接触操作形態を表した選択操作ガイダンス92と、選択した選択アイコン91で決定する際の接触操作形態を表した決定操作ガイダンス93と、1つ上の階層画面に戻るための接触操作形態を表したリターン操作ガイダンス94と、が操作関連情報として表示されている。
この例示の選択アイコン91は、矩形の輪郭線の内側に機能表示のマークを表している。ここでは、この選択アイコン91として、高位の選択候補アイコン91Aと、この選択候補アイコン91Aよりも低位の選択候補アイコン91B,91Cと、が表示されている。この例示における高位の選択候補アイコン91Aは、選択中であることを強調するために、背景を階層画面SC3の背景とは別の色で塗りつぶし、機能表示のマークを白抜きで表している。これに対して、この例示における低位の選択候補アイコン91B,91Cは、高位の選択候補アイコン91Aよりも目立たないように、輪郭線の内側の背景を階層画面SC3の背景と同色にし、機能表示のマークを階層画面SC3の背景と同色又は別の色で塗りつぶしている。
ここで、車載機器操作装置10においては、先の平面状の接触操作面41aに替えて、図12に示す凹み形状の接触操作面41bを適用してもよい。その接触操作面41bは、ステアリングコラム202側に凹ませた曲面状に形成している。そして、それぞれの選択アイコン91において、少なくとも高位の選択候補アイコン91Aは、操作者から見た接触操作面41bの配置に対応する側の輪郭線の一辺を機能表示のマーク側に凹ませた弧状に形成している。ここでは、接触操作面41bが車載機器操作装置10Rに設けられているので、輪郭線の右辺を弧状の辺部91aとして形成している(図11)。このように、この例示では、曲面を成す接触操作面41bの配置及び形状に合わせて、少なくとも高位の選択候補アイコン91Aの輪郭線を凹ませており、その相互間に一体感を持たせている。よって、この例示では、接触操作面41bに対する矢印C(図4)のタッチ操作を操作者に対して直感的に認識させることができる。従って、この例示の選択アイコン91は、接触操作形態が覚え易く、かつ、その接触操作形態に慣れ易いものとなっているので、誤操作の軽減に寄与する。
選択操作ガイダンス92は、先に示した選択操作形態アイコン74と同等の機能を持たせたものである。この例示の選択操作ガイダンス92は、複数の選択アイコン91の中から所望のものを選択する際の接触操作形態を表した矢印及び手指のマークと、その接触操作形態での接触操作に伴い如何様な機能が為されるのかを示す文字情報「Select」と、を有する。また、決定操作ガイダンス93は、先に示した決定操作形態アイコン75と同等の機能を持たせたものである。この例示の決定操作ガイダンス93は、現状での高位の選択候補アイコン91Aで決定する際の接触操作形態を表した円形及び手指のマークと、その接触操作形態での接触操作に伴い如何様な機能が為されるのかを示す文字情報「Enter」と、を有する。その円形のマークは、接触操作面41bの円形の外郭形状に合わせた図形にしている。また、リターン操作ガイダンス94は、1つ上の階層画面に戻るための接触操作形態を表した矢印及び手指のマークと、その接触操作形態での接触操作に伴い如何様な機能が為されるのかを示す文字情報「Return」と、を有する。
これら選択操作ガイダンス92と決定操作ガイダンス93とリターン操作ガイダンス94は、高位の選択候補アイコン91Aの辺部毎に各々隣接させて配置している。ここでは、選択操作ガイダンス92を辺部91bに隣接させ、決定操作ガイダンス93を辺部91aに隣接させ、リターン操作ガイダンス94を辺部91cに隣接させている。このように、この例示では、高位の選択候補アイコン91Aの周囲にガイダンス機能情報(選択操作ガイダンス92と決定操作ガイダンス93とリターン操作ガイダンス94)を集約しているので、操作者の視線移動を減らすことができ、かつ、如何様な接触操作によって如何様に動作するのかを操作者に直感的に認識させることができる。よって、この例示のガイダンス機能情報(選択操作ガイダンス92と決定操作ガイダンス93とリターン操作ガイダンス94)は、接触操作形態が覚え易く、かつ、その接触操作形態に慣れ易いものとなっているので、誤操作の軽減に寄与する。
車載機器操作装置10は、接触操作面41a,41bとは別の操作部11を備えたものであってもよい。例えば、図13に示す車載機器操作支援システム1は、先に示した長手部材15を操作レバーとして設けており、この場合でも先の例示と同様の効果を得ることができる。操作レバーは、ステアリングコラム202側の端部を支点にした傾倒動作が可能なものであり、車載機器100を操作するために用いられる。例えば、この操作レバーとしては、ウインカレバー等が知られている。この長手部材15は、ステアリングコラム202の内部に固定された支持部211によって傾倒自在に支持される。支持部211は、長手部材15のステアリングコラム202側の端部を支点にした傾倒動作が自在に行えるように構成する。この例示の長手部材15は、中立位置を基点にして、車両上方(図13の矢印Au)に向けた傾倒動作と、車両下方(図13の矢印Ad)に向けた傾倒動作と、車両前方(図2及び図3の矢印Bf)に向けた傾倒動作と、車両後方(図2及び図3の矢印Br)に向けた傾倒動作と、を行うことができる。この長手部材15のそれぞれの操作方向には、少なくとも1つの車載機器100と共に、この車載機器100における少なくとも1つの機能が割り当てられている。
ここで、支持部211は、長手部材15を中立位置から或る操作方向に傾倒させた後でバネ力等によって中立位置へと復帰するように構成したものであってもよく、長手部材15を中立位置から或る操作方向に傾倒させた後、操作者自らの手で長手部材15を中立位置まで復帰させるように構成したものであってもよい。後者の場合、支持部211は、少なくとも1段階の長手部材15の傾倒動作が行えるように構成する。この場合の長手部材15においては、自らの突出方向における先端部分が傾倒動作のための操作部11となる。
この場合の車載機器操作装置10は、操作検出部12として、長手部材15の傾倒動作の傾倒方向を検出するレバー操作検出部212を備える(図13)。レバー操作検出部212は、長手部材15の傾倒方向に応じた出力信号を制御装置30に送信する。制御装置30は、その出力信号に基づいて、操作者の行った長手部材15の操作方向を検出することができる。この制御装置30は、その操作方向に応じて車載機器100の制御を実施する。
1 車載機器操作支援システム
10,10L,10R 車載機器操作装置
12 操作検出部
20 表示装置
30 制御装置
31 記憶装置
41a,41b 接触操作面
100 車載機器
201 ステアリングホイール
D 移動量
Davg 移動量の平均値
T 接触時間
Tavg 接触時間の平均値
10,10L,10R 車載機器操作装置
12 操作検出部
20 表示装置
30 制御装置
31 記憶装置
41a,41b 接触操作面
100 車載機器
201 ステアリングホイール
D 移動量
Davg 移動量の平均値
T 接触時間
Tavg 接触時間の平均値
Claims (6)
- 車両に搭載された車載機器を動作又は停止させる際の接触操作形態が少なくとも1つ割り当てられた操作面であり、操作者が手指で前記接触操作形態に応じた接触操作を行う接触操作面、及び、操作者の前記接触操作面に対する接触操作に応じた出力信号を出力する操作検出部を備えた車載機器操作装置と、
階層画面及び前記階層画面における操作者の前記接触操作面に対する接触操作に関連する操作関連情報を表示させることが可能な表示装置と、
前記接触操作面に対する接触操作が当該接触操作面に割り当てられた前記接触操作形態か否かを前記操作検出部の前記出力信号に基づいて判定し、判定された前記接触操作形態に応じて前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報を遷移させる制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記接触操作の判定に用いた前記操作検出部の前記出力信号に基づいて、判定された前記接触操作形態で前記接触操作面が接触操作されたときの前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報の遷移時間を制御することを特徴とした車載機器操作支援システム。 - 前記制御装置は、前記接触操作の判定に用いた前記操作検出部の前記出力信号に基づいて前記接触操作面に対する手指の接触時間を検出し、判定された前記接触操作形態で前記接触操作面が接触操作されたときの前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報の遷移時間を前記接触時間に基づいて制御することを特徴とした請求項1に記載の車載機器操作支援システム。
- 前記制御装置は、判定された前記接触操作形態に紐付けして前記接触時間を記憶装置に記憶させ、判定された前記接触操作形態で前記接触操作面が接触操作されたときの前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報の遷移時間をこれと同種の前記接触操作形態における複数回分の前記接触時間の平均値に基づいて制御することを特徴とした請求項2に記載の車載機器操作支援システム。
- 前記制御装置は、前記接触操作の判定に用いた前記操作検出部の前記出力信号に基づいて前記接触操作面に対する手指の接触時間と前記接触操作面に対する手指の移動量とを検出し、判定された前記接触操作形態で前記接触操作面が接触操作されたときの前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報の遷移時間を前記接触時間と前記移動量とに基づいて制御することを特徴とした請求項1に記載の車載機器操作支援システム。
- 前記制御装置は、判定された前記接触操作形態に紐付けして前記接触時間と前記移動量とを記憶装置に記憶させ、判定された前記接触操作形態で前記接触操作面が接触操作されたときの前記表示装置における前記階層画面又は前記階層画面上の前記操作関連情報の遷移時間をこれと同種の前記接触操作形態における複数回分の前記接触時間の平均値と複数回分の前記移動量の平均値とに基づいて制御することを特徴とした請求項4に記載の車載機器操作支援システム。
- 前記接触操作面は、ステアリングホイールよりも車両前側で且つ操作者が前記ステアリングホイールから手を離すことなく操作可能な位置に配置することを特徴とした請求項1から5の内の何れか1つに記載の車載機器操作支援システム。
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JP2017196753A Pending JP2019069692A (ja) | 2017-10-10 | 2017-10-10 | 車載機器操作支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019069692A (ja) |
-
2017
- 2017-10-10 JP JP2017196753A patent/JP2019069692A/ja active Pending
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