JP2019069207A - 眠気算出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検者の現在の活動及び、過去の活動をも考慮して高精度に眠気の算出をすることができる眠気算出装置を提供する。【解決手段】スマートフォン1において、I/F18が心拍センサ19で測定された被検者の心拍数及び測定時刻を取得し、状態判別部11で被検者の活動状態を判別してサーバ2に送信する。次に、サーバ2において、補正部24でスマートフォン1から送信された活動状態に応じて被検者の眠気基準心拍数が活動状態毎に格納されている眠気基準心拍テーブル21から眠気基準心拍数を取得する。次に、補正部24で取得した眠気基準心拍数を疲労度、睡眠時間、食事の状況に基づいて補正する。そして、補正した眠気基準心拍数(補正眠気基準心拍数)をスマートフォン1に送信し、スマートフォン1の眠気度算出部16で補正眠気基準心拍数及びI/F18が取得した心拍数に基づいて被検者の眠気度を算出する。【選択図】図6

Description

本発明は、被検者の眠気を算出する眠気算出装置に関する。
例えば自動車の居眠り運転を検出するために、運転者の心拍数から居眠り状態を検出することが提案されている(例えば、特許文献1、2を参照)。
特許文献1には、覚醒時に心拍センサによって検出された心拍のRRI(R-R Interval)値の平均値並びに平均値を超えるRRI値の積分値の所定倍を閾値とし、平均値を超えるRRI値を積分して閾値を超える場合は居眠りであると判定することが記載されている。
特許文献2には、センサが測定した安静状態の被検者の心拍波形に基づいてRRIを時系列化した心拍間隔データを求める。次に、心拍間隔データを周波数解析して、ある時間における周波数に対するパワースペクトル密度(PSD)及び自律神経のトータルパワー(TP)を含む、心拍揺らぎの周波数解析結果を求める。次に、周波数解析結果を初期状態として設定し、初期状態に含まれる推定された眠気の位置及び推定された覚醒の位置に基づいて、眠気の位置の原点と覚醒の位置の原点が設定された眠気スケールを決定する。そして、その眠気スケールに基づいて被検者の眠気を判定することが記載されている。
特許3252586号公報 特開2014−12042号公報
特許文献1に記載された方法の場合、初期覚醒時のデータをリファレンスにしている。しかしながら、初期状態は人により違いがあり、初期状態の覚醒度によってはRRI値の平均値等が適切に設定できないことがあった。従って、人による初期状態の差に対応できないという問題があった。
特許文献2に記載された方法の場合は次のような問題がある。心拍情報と眠気スケールの対応は、様々な要因で変化する。安静状態をベースにしても、日による変化、時間帯による変化がある。例えば眠気が強くなる時間は早朝の3時から4時、日中は午後3時から4時であることが知られている。従って、心拍情報だけで精度良く眠気を推定することは困難である。また、運転はある種のストレス負荷状態であり、道路状態(市街地か、高速道路か)でも心拍数のベースラインが異なる。さらに、計測開始当初の状態が一定でないので、初めから眠い場合、初めは眠くない場合などの変化に対応できなかった。
また、眠気を判定するためには、特許文献1、2のように、何らかの基準となる心拍数等を設定する必要がある。しかしながら、心拍数は、個人差があるだけでなく、時刻や活動状態によって変動する。更に眠気は、睡眠の状態(前の日よく眠れたか等)や食事の状態(食事を摂ったか否か等)或いは疲労の状態(疲れているか否か)等の過去の行動(活動)によっても左右される。
特許文献1、2に記載された方法では、被検者の活動については何ら考慮されていないので、被検者の活動によっては、正確な眠気の検出ができないことがある。
そこで、本発明は、上述した問題に鑑み、例えば、被検者の現在の活動及び、過去の活動をも考慮して高精度に眠気の算出をすることができる眠気算出装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、被検者の心拍に関する生体情報を取得する生体情報取得部と、前記被検者の疲労度に関する疲労度情報を取得する疲労度情報取得部と、前記生体情報及び前記疲労度情報に基づいて、前記被検者の現在の眠気に関する情報を算出する眠気度算出部と、を備えることを特徴とする眠気算出装置である。
本発明の第1の実施例にかかる眠気算出装置の概略構成図である。 図1に示されたスマートフォンの概略構成図である。 図1に示されたサーバの概略構成図である。 図2に示された状態判別部における活動状態の判別例を示した表である。 図2に示されたパラメータテーブルの例を示した表である。 図2に示された眠気表示部の表示例の説明図である。 図3に示された眠気基準心拍数テーブルの例を示した表である。 眠気基準心拍数テーブルを算出設定する他の構成例である。 眠気基準心拍数テーブルの補間についての説明図である。 疲労レベルに対応する補正値の表である。 被検者が疲労度を入力する画面例である。 被検者が睡眠状態を入力する画面例である。 食後からの経過時間に対応する補正値の表である。 位置情報から食後を判定するフローチャートである。 疲労レベルと睡眠レベルに対応する補正値の表である。 図1に示された眠気算出装置の動作のフローチャートである。 図16の示された眠気基準心拍数を補正する動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施例にかかる眠気算出装置の目的地に対応する補正値の表である。 目的地までの距離に対応する補正値の表である。 道路形状に対応する補正値の表である。 本発明の第3の実施例にかかる眠気算出装置の眠気表示部の主観評価前の表示例の説明図である。 本発明の第3の実施例にかかる眠気算出装置の眠気表示部の主観評価後の表示例の説明図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる眠気算出装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる眠気算出装置は、生体情報取得部で被検者の心拍に関する生体情報を取得し、活動状態取得部で被検者の現在の活動状態である現在活動状態を取得し、活動履歴取得部で被検者の過去の活動状態に関する情報を取得する。次に、眠気基準心拍数取得部で活動状態取得部が取得した活動状態に応じて被検者の眠気基準心拍数が活動状態毎に格納されている眠気基準心拍数格納部から眠気基準心拍数を取得する。次に、補正部で眠気基準心拍数取得部が取得した眠気基準心拍数を、活動履歴取得部が取得した過去の活動状態に関する情報に基づいて補正する。そして、眠気度算出部で補正部が補正した眠気基準心拍数及び生体情報取得部が取得した生体情報に基づいて被検者の眠気に関する情報を算出する。このようにすることにより、被検者の過去の活動状態に基づいて眠気基準心拍数を補正することができるので、現在の活動だけでなく過去の活動も考慮して高精度に眠気の算出をすることができる。
また、活動履歴取得部は、被検者の過去の睡眠情報、過去の食事情報、過去の活動に伴う疲労情報のうち少なくとも1つを取得してもよい。このようにすることにより、被検者の過去の睡眠情報、過去の食事情報、過去の活動に伴う疲労情報を考慮して眠気基準心拍数を補正することができる。したがって、これらの要素を加味した眠気度の算出をすることができる。
また、活動履歴取得部は、検者の特定地点における過去の滞在履歴を取得してもよい。このようにすることにより、被検者が過去に滞在したレストランや温泉等の特定地点に基づいて過去の活動を推定し、眠気基準心拍数を補正することができる。
また、被検者の活動を予測する活動予測部を更に備え、補正部は、眠気基準心拍数取得部が取得した眠気基準心拍数を、活動予測部が予測した活動に基づいて更に補正してもよい。このようにすることにより、過去の活動に加えて、例えばこれから遊びに行く等の今後の予定も考慮して眠気基準心拍数を補正することができる。
また、被検者の目的地に関する情報を取得する目的地情報取得部を更に備え、活動予測部は、目的地に関する情報に基づいて被検者の活動を予測してもよい。このようにすることにより、目的地自体が自宅であるか旅行であるか等といった今後の予定を予測することができる。
また、被検者の現在地に関する情報を取得する現在地情報取得部を更に備え、補正部は、活動状態取得部が取得した現在活動状態が車両を運転している場合、眠気基準心拍数取得部が取得した眠気基準心拍数を、現在地情報取得部が取得した現在地に関する情報に基づいて補正してもよい。このようにすることにより、被検者が車両を運転している際に、現在走行している道路等の状況に応じて眠気基準心拍数を補正することができる。
また、生体情報取得部は、取得した生体情報の測定時刻を取得し、眠気基準心拍数取得部は、被検者の眠気基準心拍数が時刻及び活動状態毎に格納された眠気基準心拍数格納部から測定時刻及び活動状態に応じて眠気基準心拍数を取得してもよい。このようにすることにより、活動状態に加えて時刻も考慮して眠気基準心拍数を選択することができる。従って、さらに精度良く眠気を算出することができる。
また、眠気度算出部は、活動状態毎に予め設定された眠気予測パラメータに基づいて、被検者の眠気に関する情報を算出してもよい。このようにすることにより、心拍に関する生体情報に含まれる複数の要素を活動状態に応じて重み付けすることができる。
また、眠気に関する情報を被検者に表示する表示部と、表示部に表示された眠気に関する情報に対する被検者の評価が入力される入力部と、を備えている。そして、眠気度算出部は、入力部により入力された評価に基づいて、眠気基準心拍数格納部に格納されている前記眠気基準心拍数を更新し、眠気に関する情報を算出するようにしてもよい。このようにすることにより、眠気度算出部が算出した眠気に関する情報を被検者が主観評価することができる。そして、その主観評価結果をフィードバックして再度眠気度算出部が眠気に関する情報を算出することができる。従って、被検者個人の感覚に合わせて眠気に関する情報をより精度良く算出することができる。
また、本発明の一の実施形態にかかる情報処理装置は、活動状態取得部で被検者の活動状態を取得し、活動履歴取得部で被検者の過去の活動状態に関する情報を取得する。そして、補正部で活動状態取得部が取得した活動状態に応じて被検者の眠気基準心拍数が活動状態毎に格納されている眠気基準心拍数格納部から選択した眠気基準心拍数を、活動履歴取得部が取得した過去の活動状態に関する情報に基づいて補正する。このようにすることにより、被検者の過去の活動状態に基づいて眠気基準心拍数を補正することができる。
また、本発明の他の実施形態にかかる眠気算出装置は、生体情報取得部で被検者の心拍に関する生体情報を取得し、活動状態取得部で被検者の現在の活動状態である現在活動状態を取得する。次に、活動予測部で被検者の活動状態を予測する。次に、眠気基準心拍数取得部で現在活動状態に応じて被検者の眠気基準心拍数が活動状態毎に格納されている眠気基準心拍数格納部から眠気基準心拍数を取得する。次に、補正部で眠気基準心拍数取得部が取得した眠気基準心拍数を、活動予測部が予測した活動状態に基づいて補正する。そして、眠気度算出部で補正部が補正した眠気基準心拍数及び生体情報取得部が取得した生体情報に基づいて被検者の眠気に関する情報を算出する。このようにすることにより、被検者の今後の予定を考慮して眠気基準心拍数を補正することができるので、現在の活動だけでなく将来の活動を考慮して高精度に眠気の算出をすることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる眠気算出方法は、生体情報取得工程が被検者の心拍に関する生体情報を取得し、活動状態取得工程が被検者の現在の活動状態である現在活動状態を取得し、活動履歴取得工程が被検者の過去の活動状態に関する情報を取得する。次に、眠気基準心拍数取得工程が現在活動状態に応じて被検者の眠気基準心拍数が活動状態毎に格納されている眠気基準心拍数格納部から眠気基準心拍数を取得する。次に、補正工程が眠気基準心拍数取得工程で取得した眠気基準心拍数を、活動履歴取得工程で取得した過去の活動状態に関する情報に基づいて補正する。そして、眠気度算出工程が補正工程で補正した眠気基準心拍数及び生体情報取得工程で取得した生体情報に基づいて被検者の眠気に関する情報を算出する。このようにすることにより、被検者の過去の活動状態に基づいて眠気基準心拍数を補正することができるので、現在の活動だけでなく過去の活動も考慮して高精度に眠気の算出をすることができる。
また、上述した眠気算出方法をコンピュータにより実行させる眠気算出プログラムとしてもよい。このようにすることにより、コンピュータを用いて、被検者の過去の活動状態に基づいて眠気基準心拍数を補正することができるので、現在の活動だけでなく過去の活動も考慮して高精度に眠気の算出をすることができる。
また、上述した眠気算出プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、当該プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の第1の実施例にかかる眠気算出装置を図1乃至図13を参照して説明する。本実施例にかかる眠気算出装置50は、図1に示したように、スマートフォン1と、情報処理装置としてのサーバ2と、を備えている。また、サーバ2は、据え置き型測定器3とも通信可能に構成されている。据え置き型測定器3は、例えば屋内に設置され、被検者の心拍数や血糖値の測定が可能であり、これらの測定があった場合は、測定結果を被検者に表示するとともにサーバ2に送信する。サーバ2は備え置き型測定器3の測定結果も蓄積する。
スマートフォン1は、図2に示したように、活動状態取得部としての状態判別部11と、GPS受信機12と、Gセンサ13と、パラメータテーブル14と、通信部15と、眠気度算出部16と、表示部としての眠気度表示部17と、生体情報取得部としてのI/F18、を備えている。そして、スマートフォン1は、心拍センサ19が接続されている。
図2に示したスマートフォン1の構成は、例えばアプリケーションプログラム(アプリ)として構成すればよい。また、スマートフォン1が心拍センサ19を備える構成であってもよい。
なお、本実施例ではスマートフォン1で説明するが、スマートフォン1に限らないことはいうまでもなく、携帯電話やタブレット型の端末等であってもよいし、腕時計型等であってもよい。或いはカーナビゲーションシステム等の車載機器であってもよい。
心拍センサ19は、心拍に関する生体情報として少なくとも心拍数を取得することができるセンサであれば、周知のものを用いることができる。例えば、腕時計型等、種々の形態のものを利用することができる。また、心拍センサ19は、1種類に限らず、後述する活動状態に応じて複数種類を使い分けてもよい。
上述した構成のスマートフォン1においては、状態判別部11及び眠気度算出部16はCPU(Central Processing Unit)等の演算装置が機能する。また、パラメータテーブル14はフラッシュメモリなどの記憶媒体が機能する。また、眠気度表示部17は、液晶ディスプレイ等の表示装置が機能する。I/F18は、心拍センサ19等と通信する通信制御部等が機能する。また、GPS受信機12やGセンサ13は、スマートフォン1が内蔵するものを利用することができる。
状態判別部11は、GPS受信機12やGセンサ13から入力されるスマートフォン1の現在地情報及び加速度情報(被検者の位置する現在地及び加速度)に基づいて安静、運転中、作業中、睡眠等といった被検者の現在の活動状態(現在活動状態)を判別する。即ち、状態判別部11は、被検者の現在の活動状態を取得する。
GPS受信機12は、周知のように複数のGPS(Global Positioning System)衛星から発信される電波を受信して、現在地情報(緯度、経度)を求めて状態判別部11に出力する。
Gセンサ13は、所謂加速度センサであり、例えば3軸加速度センサであれば、XYZ軸の3方向の加速度を測定できる。Gセンサ13は、測定された加速度を状態判別部11に出力する。
状態判別部11における活動状態の判別の例を図4に示す。図4は、活動状態を判別するテーブルの例である。図4のテーブルにおいて、状態sta1の内容は安静、状態sta2の内容は運転中、状態sta3の内容は作業中、状態sta4の内容は睡眠、の活動状態を示している。勿論活動状態は、エクササイズや重労働等、図示した項目以外が含まれていてもよい。
図4のテーブルでは、位置情報がリビングで、加速度情報が小さく、速度が小さく、デバイスが腕時計である場合に状態sta1(安静)と判別する。ここで、速度は、例えば現在地情報の変化から算出すればよい。デバイスは心拍センサ19の種類や設置されている場所を示しており、心拍センサ19から取得してもよいし、別途被検者等が設定してもよい。
また、現在地情報が車両で、加速度情報が中、速度が大きく、デバイスが運転席である場合に状態sta2(運転中)と判別する。現在地情報が事務所で、加速度情報が大きい、速度が中、デバイスが椅子である場合に状態sta3(作業中)と判別する。現在地情報がベッドで、加速度情報が小さい、速度が小さい、デバイスがベッドである場合に状態sta4(睡眠)と判別する。また、特に加速度情報、速度については、一例であり具体的な数値等は適宜設定上で任意に変更することができる。
なお、図4のテーブルでは、現在地情報、加速度情報、速度情報、デバイス情報で判別していたが、いずれか1項目のみで判定してもよいし2項目又は3項目のみであってもよい。また、心拍センサ19で測定した心拍数で判別してもよい。例えば、心拍数の変化が少ない場合は安静状態か睡眠、心拍数が低いが変動がある場合は運転か作業中など、大まかな判別は可能である。
パラメータテーブル14は、後述する眠気予測パラメータが活動状態毎に設定されているテーブルを備えている。そして、状態判別部11の判別結果に基づいて、その活動状態に対応する眠気予測パラメータを眠気度算出部16に出力する。テーブルの例を図5に示す。
眠気予測パラメータは図5に示したようにa、bの2種類が設定される。図5の例では、状態sta1(安静)の場合、眠気予測パラメータaは0.2、眠気予測パラメータbは0.2とし、状態sta2(運転中)の場合、眠気予測パラメータaは0.5、眠気予測パラメータbは0としている。また、状態sta3(作業中)の場合、眠気予測パラメータaは0.1、眠気予測パラメータbは0.2とし、状態sta4(睡眠)の場合、眠気予測パラメータaは0.2、眠気予測パラメータbは0.2としている。図5のテーブルから明らかなように、眠気予測パラメータa、bは0〜1の範囲の値が設定される。
通信部15は、サーバ2と通信する。通信部15は、心拍センサ19で測定された心拍数(心拍揺らぎも含めてもよい)と測定時刻、状態判別部11で判別された活動状態をサーバ2に送信する。通信部15は、サーバ2から送信された補正眠気基準心拍数を受信する。補正眠気基準心拍数とは後述する補正を行った眠気基準心拍数であり、眠気基準心拍数については後述する。
眠気度算出部16は、心拍センサ19で測定された心拍数と、パラメータテーブル14から出力された眠気予測パラメータと、通信部15がサーバ2から受信した補正眠気基準心拍数と、に基づいて眠気度(眠気に関する情報)を算出する。
眠気度とは、現在の心拍数が眠気基準心拍数よりも低いときの、現在の心拍数と眠気基準心拍数との差分であり、現在の心拍数が眠気基準心拍数より下がる割合に応じて眠気も強くなるように算出される。
ここで、眠気度を算出する前提について説明する。心拍変動から自律神経のバランスを推定するために、心拍変動についての時系列データから、呼吸変動に対応する高周波変動成分(HF成分)と血圧変動であるメイヤー波(Mayer wave)に対応する低周波成分(LF成分)を抽出し、両者の大きさを比較する。呼吸変動を反映するHF成分は、副交感神経が緊張(活性化)している場合のみに心拍変動に現れる。一方、LF成分は、交感神経が緊張しているとき、及び副交感神経が緊張しているときにも心拍変動に現れる。
HF成分は、パワースペクトルのHF成分の領域(0.15Hzから0.40Hzまで)の強度を合計した値に平方根を用いるのが一般的である。HF成分(HFS)は、個人差が大きく、個人ごとに正規化を行い1から5の値に変換する。
HFS=β×√(HF)・・・(1)
ここで、HFSの平均値が2となるようにβの値は決定される。HFSの値が1より小さいものは1とし、5より大きいものは5とする。その結果、HFSは1から5までの値となる。
眠気度算出部16では、眠気予測パラメータをa及びb、現在の心拍数HRから得られるRR間隔(R-R Interval)をRR、基準心拍数HR_refから得られる基準RR間隔をRR_ref、心拍揺らぎをHFとすると、次の(2)式により眠気度Dを算出する。
D=a×(RR−RR_ref)+b×HFS・・・(1)
ここで、心拍数HRは1分間当たりの心拍の数であるので、RR間隔は、心拍数HRから次の(3)式で算出される。
RR=60000/HR(ミリ秒)・・・(3)
同様に、RR_refは次の(4)式で算出される。
RR_ref=60000/HR_ref(ミリ秒)・・・(4)
本実施例では、HFSは眠気度算出部16で心拍数から求めているが、心拍センサ19から取得するようにしてもよい。その場合は、I/F18が取得する生体情報としては、心拍数と心拍揺らぎの高周波成分となる。
ここで、眠気予測パラメータa及びbをそれぞれ設定することについて説明する。例えば運転中の眠気は単調な運転時(高速道路等)で起こりやすく、眠気を伴った機能低下が起こる。このような機能低下は、生理機能上は心拍数、血圧などが沈静して、眼球運動と脳波の異常などが動揺しながら出現する。自覚症状、疲労感が眠気とだるさ、四肢の疲れを中心に大きく増大し、集中低下も強く感じられる。行動能力、反応時間の大きな延長とばらつきが増大、正確さの低下があり、閉眼、まどろみによる危険状態にも至る。
眠気の状態は自律神経の機能により下記のように分類される。
<1.眠気のない場合>
交感神経が亢進し、副交感神経が抑制している状態である。心拍数HRが大きく、心拍揺らぎの高周波成分HFが小さい。
<2.眠気の兆候がある場合>
単調な運転や疲労などにより、心理的に眠気の自覚は少ないが生理的にその兆候が現れる。交感神経活動が亢進状態から抑制状態に変わるので、心拍数が下がる。
<3.眠気が生じる場合>
交感神経は抑制したままであるが、副交感神経活動が亢進状態に変わるので、心拍数HRが下がり、心拍揺らぎの高周波成分HFが上がる。
<4.眠気に抗した葛藤状態>
危険を感じ、眠気に抗するために、緊張状態を生じる。ヒヤッとしたときなどに、交感神経活動が断続的に亢進し、心拍揺らぎの高周波成分HFが減少する。
<5.眠気に抗しきれない状態>
緊張が消失し、居眠りが始まる。交感神経活動が抑制されるので心拍数HRは下がる。
上記の分類で、通常の居眠り運転では1の状態(眠気のない場合)から2の状態(眠気の兆候がある場合)に変化し、さらに4の状態(眠気に抗した葛藤状態)に至ることが多い。一方、安静状態では、1の状態から2の状態になり、3の状態(眠気が生じる場合)になり、そして、眠ってしまうと5の状態(眠気に抗しきれない状態)に至る。
そこで、(2)式では、図4に示したように、運転中では心拍揺らぎの眠気予測パラメータbを0にして計算する。つまり、運転状態では、心拍数変化の眠気予測パラメータaを大きくし、心拍揺らぎの眠気予測パラメータbを小さくする。一方、安静状態では、心拍数変化の要素の眠気予測パラメータaを小さくし、心拍揺らぎの眠気予測パラメータbを大きくする。
即ち、眠気予測パラメータa及びbは、RR間隔及び心拍揺らぎのそれぞれに対する重み付けをするための係数である。上述したようにRR間隔と心拍揺らぎは、活動状態によって眠気への寄与が異なるため、それぞれに重み付けをすることで、眠気度の精度を高めている。
そして、(2)式により算出された眠気度は1〜5の数値の範囲となる。この眠気度は1が眠気が小さく5が眠気が大きい。また、眠気度Dは現在の心拍数が眠気基準心拍数よりも低いときの、現在の心拍数と眠気基準心拍数との差分であるので、RR<RR_re f(HR>HR_ref)の場合眠気度は1とする。
即ち、眠気予測パラメータは活動状態によって変化するので、眠気度算出部16は、心拍数(生体情報)、活動状態、眠気基準心拍数に基づいて眠気度を算出していることとなる。
眠気度表示部17は、眠気度算出部16で算出された眠気度を表示する。眠気度は、単にその時の数値のみを表示してもよいし、時系列の変化が分かるように棒グラフ或いは折れ線グラフ等で表示するようにしてもよい。
眠気度表示部17の表示例を図6に示す。図6(a)は、時刻毎の心拍数と眠気基準心拍数と算出された眠気度を示した表である。図6(b)は、図6(a)を棒グラフにしたものである。即ち、図6(a)のように心拍数が測定された場合は、図6(b)のように被検者に対して表示する。
I/F18は、心拍センサ19が接続されるインタフェース(I/F)である。I/F18は、心拍センサ19が有線接続の場合は有線接続に対応するインタフェース、無線接続の場合は無線接続に対応するインタフェースとなる。即ち、I/F18は、被検者において測定された該被検者の心拍に関する生体情報(心拍数やその測定時刻等)を取得する。
サーバ2は、図3に示したように、眠気基準心拍数格納部としての眠気基準心拍数テーブル21と、端末通信部22と、外部通信部23と、補正部24と、個人別履歴データ格納部25と、を備えている。
サーバ2は、周知のように、事業所等に設置されて、インターネット等のネットワーク経由で複数のスマートフォン1等の端末と通信が可能となっている。また、サーバ2は、上述したように、据え置き型測定器3とも通信が可能となっている。上述した構成のサーバ2においては、眠気基準心拍数テーブル21及び個人別履歴データ格納部25は、ハードディスク等の記憶媒体が機能する。また、端末通信部22及び外部通信部23は、ネットワーク制御用の基板や半導体回路等が機能する。また、補正部24は、CPU等の演算装置が機能する。
眠気基準心拍数テーブル21は、被検者の眠気基準心拍数が時刻及び活動状態毎に格納されているテーブルを備えている。そして、スマートフォン1から受信した状態判別部11の判別結果に基づいて、その活動状態に対応する眠気基準心拍数を補正部24に出力する。テーブルの例を図7に示す。
ここで、眠気基準心拍数とは、眠気発生時の心拍数である。つまり、この心拍数以下では人が眠気を感じる心拍数である。眠気基準心拍数の算出方法としては、例えば運転中等のある活動状態における心拍の最低心拍数と標準偏差を求め、最低心拍数に標準偏差を加えることで算出する。
図7の例の場合、時刻t1〜t4の1時間間隔で各状態sta1〜sta3毎に眠気基準心拍数を設定している。時刻t1〜t4は、例えば午後0時や、午後1時などの時刻を示している。
眠気基準心拍数は、心拍センサ19から取得した心拍数等の情報に基づいて算出された標準偏差等に基づいて算出される。例えば午後0時の基準心拍数を算出する場合は、午後0時近傍の所定期間の心拍数を取得し、上述したように最低心拍数と標準偏差を求め、最低心拍数に標準偏差を加えることで算出すればよい。そして、その時の活動状態をスマートフォン1の状態判別部11から取得し、その活動状態の午後0時の眠気基準心拍数としてテーブルに設定する。
また、眠気基準心拍数は、図1に示したスマートフォン1で算出し設定してもよいし、サーバ2に心拍数等の情報を送信してサーバ2で算出してもよいが、図8に示すような構成で別途算出、設定し、サーバ2の眠気基準心拍数テーブル21に転送するようにしてもよい。初期校正部31は、上述した方法で眠気基準心拍数を算出する。
また、人は1日に様々な活動を行うので、24時間心拍数を測定しても、眠気基準心拍数テーブル21の全ての時刻と活動状態を埋めるのは困難である(図9(a))。そこで、空白となった部分はその前後のデータに基づいて滑らかになるようにデータを補間するようにしてもよい(図9(b))。
また、初期状態で補間により埋めた部分は、その後の測定によって眠気基準心拍数が算出された場合はその算出値に更新(追加)してもよい。更に、その更新(追加)に基づいて他の補間値を更新してもよい。このようにすることで、眠気基準心拍数の精度を向上させることができる。即ち、眠気基準心拍数テーブル21は、心拍数の測定時刻及び状態判別部11(活動状態取得部)が検出した被検者の活動状態に基づいて眠気基準心拍数を追加又は更新する眠気基準心拍数設定部としても機能する。
端末通信部22は、スマートフォン1から心拍数(心拍揺らぎも含む)と測定時刻、状態判別部11が判別した活動状態を受信する。受信した心拍数と測定時刻、活動状態は補正部24で利用されるとともに、個人別履歴データ格納部25に格納される。また、端末通信部22は、スマートフォン1へ補正部24が補正した補正眠気基準心拍数を送信する。即ち、端末通信部22は、サーバ2における活動状態取得部として機能している。
外部通信部23は、据え置き型測定器3から心拍数や血糖値の情報を取得する(測定時刻も含む)。取得した心拍数や血糖値の除法は個人別履歴データ格納部25に格納して蓄積される。
補正部24は、現在時刻及び状態判別部11が判別した活動状態に基づいて眠気基準心拍数テーブル21から眠気基準心拍数を読み出して取得する。そして、読み出した眠気基準心拍数を個人別履歴データ格納部25に格納されている心拍数、活動状態、血糖値等から過去の活動に関する情報を取得して、その情報に基づいて眠気基準心拍数を補正する。現在時刻は、サーバ2に内蔵する時計機能から参照してもよいし、外部のNTP(Network Time Protocol)サーバ等から取得してもよい。即ち、補正部24は、眠気基準心拍数取得部、日時取得部としても機能する。
ここで、補正部24が過去の活動に関する情報を取得(算出)する方法について説明する。本実施例において眠気基準心拍数を補正する過去の活動の関する情報としては、疲労度、睡眠時間、食事の状況(食後か否か)が挙げられる。
まず、疲労度について説明する。疲労度は、過去の活動による現在の疲労の程度(過去の活動に伴う疲労情報)を示す。疲労度の大きさによって眠くなりやすいので、疲労度により眠気基準心拍数を補正することで、眠気度の算出の精度を向上させることができる。疲労度は上述した心拍揺らぎの高周波成分HFと、心拍揺らぎの低周波成分LFと、により算出することが可能である。低周波成分LFは、高周波成分HFと同様にRR間隔を周波数解析することにより求めることができる。RR間隔は、(3)式に示したように心拍数の逆数であるので、個人別履歴データ格納部25に蓄積されている心拍数から算出可能である。疲労度は次の(5)式により算出される。
疲労度HRV=LF/HF・・・・(5)
そして、疲労度HRVの平均値をavとすると、
HRV>avの場合、全く疲れていない、
av≧HRV>0.75×avの場合、少し疲れている、
0.75×av≧HRV>0.5×avの場合、疲れている、
0.5×av≧HRV>0.25×avの場合、かなり疲れている、
0.25×av≧HRVの場合、非常に疲れている、
と5段階に分類できる。
そして、上記の分類を、「全く疲れていない」をレベル0、「少し疲れている」をレベル1、「疲れている」をレベル2、「かなり疲れている」をレベル3、「非常に疲れている」をレベル4として、図10に示すように疲労レベルに応じて眠気基準心拍数を補正する。図10の例の場合、疲労レベルが4の場合は、読み出した眠気基準心拍数に10を加算する。この加算された値が補正眠気基準心拍数となる。加算された補正値は一例であって、適宜設定により変更することも可能である。
また、疲労度は、図示しない活動量計(活動量センサ)等の結果からも算出することができる。活動量計は、0.01G以上で2〜3Hzの周波数の体動による加速度変化を検出するものである。このような活動量計による測定では覚醒時の平均活動量は200回/分程度であることが知られている。そこで、現在の活動量を次のように分類する。
活動量>400の場合、全く疲れていない、
400≧活動量>350の場合、少し疲れている、
350≧活動量>250の場合、疲れている、
250≧活動量>200の場合、かなり疲れている、
200≧活動量の場合、非常に疲れている。
このように分類すれば、図10を用いて眠気基準心拍数を補正することができる。従って、活動量計の測定結果を定期的にサーバ2に送信し、個人別履歴データ格納部25に蓄積する方法でも疲労度を算出することができる。
或いは、図11に示したような画面をスマートフォン1に表示して被検者に選択させるようにしてもよい。
次に、睡眠時間について説明する。睡眠時間は、前の夜によく眠れたか否かを示す。即ち、過去の睡眠情報を示している。よく眠れない場合は、その後眠くなりやすいので、睡眠時間により眠気基準心拍数を補正することで、眠気度の算出の精度を向上させることができる。睡眠時間は、睡眠時には心拍数が低下するため、個人別履歴データ格納部25に蓄積されている心拍数から睡眠時間を推定することができる。そして、その睡眠時間を次のように分類する。
睡眠時間>8時間の場合、よく眠れた、
8時間≧睡眠時間>6時間の場合、普通に眠れた、
6時間≧睡眠時間>2時間の場合、あまり眠れなかった、
2時間≧睡眠時間>0時間の場合、眠れなかった、
0時間=睡眠時間の場合、全く眠れなかった。
そして、上記の分類を、疲労度と同様に、「よく眠れた」をレベル0、「普通に眠れた」をレベル1、「あまり眠れなかった」をレベル2、「眠れなかった」をレベル3、「全く眠れなかった」をレベル4として、図10と同様に睡眠レベルに応じて眠気基準心拍数を補正する。勿論補正値は図10の例とは異なる値であってもよい。
また、睡眠についても、図12に示したような画面をスマートフォン1に表示して被検者に選択させるようにしてもよい。
次に、食事の状況について説明する。食事の状況は、直近に食事をしたか否かの状況(満腹度等)を示す。即ち、過去の食事情報を示している。これは、血糖値の上昇を検出することで食事をしたか否かを判定することができる。血糖値は個人別履歴データ格納部25に蓄積されているので、そのデータから判定する。
そして、食後からの経過時間に応じて図13に示すように補正値を加算する。例えば食後1時間以内であれば、読み出した眠気基準心拍数に3を加算する。補正値については、一例であって、適宜設定により変更することも可能である。
また、食事の状況は、被検者の位置情報から判定してもよい。例えば、レストラン等の特定地点の近く(一定範囲内)に一定時間以上滞在した場合、かつ、心拍数が上昇した場合は食事をしていると判定する。被検者の位置情報は、スマートフォン1のGPS受信機12の情報を取得することにより判定可能である。つまり、この場合、個人別履歴データ格納部25には被検者の過去の位置情報(滞在履歴)も格納されている。
食事判定のフローチャートについて、図14を参照して説明する。図14のフローチャートはサーバ2の補正部が行ってもよいが、スマートフォン1で行って結果のみを送信するようにしてもよい。サーバ2が実行する場合は、地図情報や地点情報等を自身が備えるか外部から取得する。スマートフォン1で実行する場合、地図アプリやナビゲーションのアプリ(ナビアプリ)がインストールされている必要がある。
まず、図14のステップS11において、現在地を取得する。次に、ステップS12において、一定範囲内に食事をする施設があるか否かを判断して、ある場合(YESの場合)はステップS13で滞在時間を取得する。一方、一定範囲内に食事をする施設がない場合(NOの場合)はステップS11に戻る(食事をしていないと判定する)。
次に、ステップS14において、一定時間以上滞在していたか否かを判断して、一定時間以上滞在していた場合(YESの場合)はステップS15で心拍数を取得する。そして、ステップS16で心拍数が上昇したか否かを判断して、上昇した場合(YESの場合)は食事をしたと判定する。一方、ステップS14で一定時間以上滞在しない場合(NOの場合)やステップS16で心拍数が上昇しない場合(NOの場合)はステップS11に戻る(食事をしていないと判定する)。即ち、食事をする施設(特定地点)に一定時間以上滞在していたことが過去の滞在履歴となる。
また、複数の過去の活動に関する情報に基づいて補正をしてもよい。例えば、疲労度と睡眠時間の双方の状態によって図15に示すような値を加算して補正してもよい。図15の場合、疲労レベルが4で睡眠レベルが4の場合は10を加算する。
さらに、食事の状況も組み合わせてもよい。例えば、図15で疲労度と睡眠の状況の補正値を求め、次に食事の状況の補正値を求めて、双方の補正値を加算するようにしてもよい。
個人別履歴データ格納部25は、端末通信部22が受信した心拍数、測定時刻、活動状態等、及び、据え置き型測定器3から送信された心拍数、血糖値、測定時刻等の履歴データが個人別に格納されている。サーバ2は、個人別履歴データ格納部25に格納された履歴データに基づいて眠気基準心拍数テーブル21を作成又は更新してもよい。
図16に上述した構成の眠気算出装置50における動作のフローチャートを示す。まず、ステップS21において、スマートフォン1からユーザ毎に割り振られているユーザIDとパスワードをサーバ2に通信部15から送信する。サーバ2では、ステップS31でスマートフォン1から送信されたユーザIDとパスワードでユーザ認証を行う。
次に、スマートフォン1から状態判別部11が判別した活動状態をサーバ2に通信部15から送信する。サーバ2では、ステップS32でスマートフォン1から送信された活動状態を受信する。即ち、本ステップが活動状態取得工程として機能する。
次に、サーバ2は、ステップS33で個人別履歴データ格納部25に蓄積されている履歴データ(心拍数、血糖値等)を取得する(読み出す)。そして、ステップS34で、補正部24で眠気基準心拍数テーブル21から活動状態と現在時刻から眠気基準心拍数を読み出して、読み出した眠気基準心拍数を上述した疲労度等に基づいて補正し、補正眠気基準心拍数としてスマートフォン1に送信する。即ち、ステップS34が眠気基準心拍数取得工程、活動履歴取得工程、補正工程として機能する。
次に、スマートフォン1では、ステップS23でサーバ2から補正眠気基準心拍数を受信する。続いてステップS24で眠気度算出部16が眠気度を算出し、眠気度表示部17に表示する。即ち、ステップS24が眠気度算出工程として機能する。そして、ステップS25で履歴データ(心拍数、測定時刻等)をサーバ2に送信する。即ち、本ステップが生体情報取得工程として機能する。なお、履歴データはステップS22で活動状態を送信する際に送信してもよい。
次に、ステップS35でサーバ2では、受信した履歴データを個人別履歴データ格納部25に格納する。
図17に、図16のステップS34(眠気基準心拍数を補正し送信)の動作のフローチャートを示す。まず、ステップS41で、疲労度と睡眠時間を算出し、ステップS42で疲労度と睡眠時間から図15に示した表に基づいて補正値を算出する。
次に、ステップS43で上述したような血糖値や、位置情報から食後か否かを判断する。食後である場合はステップS43で算出した補正値に図13に示した表に基づく補正値を更に加算し(+α)、ステップS45でステップS44において算出された補正値による補正を行った眠気基準心拍数を補正眠気基準心拍数として算出し、送信する。一方、食後でない場合はステップS45でステップS42において算出された補正値による補正を行った眠気基準心拍数を補正眠気基準心拍数として算出し、送信する。
なお、図17のフローチャートでは、眠気基準心拍数をその都度補正していたが、疲労度や睡眠時間については、当日の朝に補正値を決定し、その補正値に基づく眠気基準心拍テーブルを生成するようにしてもよい。そして、その生成された眠気基準心拍テーブルから活動状態と現在時刻に基づいて眠気基準心拍数を読み出すようにしてもよい。食事については、その生成された眠気基準心拍テーブルの値を補正すればよい。
本実施例によれば、スマートフォン1において、I/F18が心拍センサ19で測定された被検者の心拍数及び測定時刻を取得し、状態判別部11で被検者の活動状態を判別してサーバ2に送信する。次に、サーバ2において、補正部24でスマートフォン1から送信された活動状態に応じて被検者の眠気基準心拍数が活動状態毎に格納されている眠気基準心拍数テーブル21から眠気基準心拍数を取得する。次に、補正部24で取得した眠気基準心拍数を、個人別履歴データ格納部25から読み出した履歴データから算出した疲労度、睡眠時間、食事の状況に基づいて補正する。そして、補正した眠気基準心拍数(補正眠気基準心拍数)をスマートフォン1に送信し、スマートフォン1の眠気度算出部16で補正眠気基準心拍数及びI/F18が取得した心拍数に基づいて被検者の眠気度を算出する。このようにすることにより、被検者の過去の活動状態に基づいて眠気基準心拍数を補正することができるので、現在の活動だけでなく過去の活動も考慮して高精度に眠気の算出をすることができる。
また、補正部24は、被検者の過去の活動状態に関する情報として疲労度、睡眠時間、食事の状況情報を取得している。このようにすることにより、被検者の疲労度、睡眠時間、食事の状況情報を考慮して眠気基準心拍数を補正することができる。したがって、これらの要素を加味した眠気度の算出をすることができる。
また、サーバ2は、心拍数が測定された時刻及び状態判別部11が判別した被検者の活動状態に基づいて眠気基準心拍数テーブル21に格納される眠気基準心拍数を追加又は更新している。このようにすることにより、被検者の日常生活による活動状態の時刻毎の眠気基準心拍数の変化を随時更新又は追加することができる。
また、眠気度算出部16は、活動状態毎に予め設定された眠気予測パラメータに基づいて被検者の眠気度を算出している。このようにすることにより、心拍数と心拍揺らぎを活動状態に応じて重み付けすることができる。
また、眠気度表示部17を備えているので、被検者は、自身の眠気を具体的に知覚することができ、表示された眠気度に基づいて例えば休憩や運動等の対応を行うことができる。
なお、被検者の疲労度、睡眠時間、食事の状況情報の3つとも取得することに限らず、いずれか1つのみであってもよい。
また、食後か否かを判断する際に位置情報を利用することを説明したが、食後の判断に限らない。例えば温泉等のリラクゼーション施設に滞在した後は緊張がほぐれるので眠くなりやすい。そこで、リラクゼーション施設に一定時間以上滞在した場合には眠気基準心拍数を補正するようにしてもよい。なお、リラクゼーション施設に滞在したか否かは図14のフローチャートと同様にして判定することができる。即ち、リラクゼーション施設(特定地点)に一定時間以上滞在していたことが過去の滞在履歴となる。
また、上述した実施例において活動状態と測定時刻とに基づいて眠気予測パラメータや眠気基準心拍数を選択していたが、活動状態のみに基づいて眠気予測パラメータや眠気基準心拍数を選択してもよい。但し、測定時刻も考慮した方が、適切な眠気予測パラメータや眠気基準心拍数を選択できるので好ましい。
また、眠気度表示部17に加えて音声で眠気度を通知するようにしてもよい。或いは、一定以上の眠気度の場合に音声による通知を行ってもよい。
また、パラメータテーブル14や眠気度算出部16の両方又は一方をサーバ2が備えてもよいし、眠気基準心拍数テーブル21や補正部24の両方又は一方をスマートフォン1が備えてもよい。また、サーバ2を用いず、全てスマートフォン1が備える構成であってもよい。
次に、本実施例の第2の実施例にかかる眠気算出装置を図18乃至図20を参照して説明する。なお、前述した第1の実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
第1の実施例では過去の活動に関する情報に基づいて眠気基準心拍数を補正していたが、本実施例では、それに加えて今後の活動を予測して、その分の補正を行う。構成は、図1乃至図3に示した構成と同様である。即ち、補正部24が活動予測部として機能する。なお、本実施例では、スマートフォン1で説明するが、以下の説明から明らかなように、カーナビゲーションシステムであってもよい。
例えば被検者が自動車等の車両を運転して自宅に帰る場合は、今後、休憩や睡眠といった比較的落ち着いたリラックスする活動が多くなると予測され、緊張がほぐれ眠くなり易い。一方旅行等で行楽地に行く場合は、今後、買い物や散策といった比較的行動的な活動が多くなると予測され、気分が高揚していることが多く眠くなりにくいと考えられる。
そこで、スマートフォン1のナビアプリ等に目的地が設定された場合は、その情報をサーバ2に送信する。そして、目的地に基づいて、第1の実施例で補正した補正眠気基準心拍数に、例えば図18に示したような補正値をさらに加算する補正を行う。なお、スマートフォン1からは目的地の情報ではなく、「自宅」又は「行楽地」という情報を送信してもよい。即ち、端末通信部22が、被検者が向かう目的地に関する情報を取得する目的地情報取得部として機能し、補正部24が、目的地に関する情報に基づいて被検者の活動を予測している。
また、行楽地に向かう場合でも、出発時は眠気を感じることは少ないが、その中間地点では眠くなることがあるので、図18の補正に加えて図19に示したように中間地点から目的地の距離に応じて補正するようにしてもよい。図19の距離は、0%が出発地で100%が目的地となる。また、距離に限らず、出発地から目的地までにかかる所要時間に対して、中間地点から目的地までの所要時間の割合に応じて補正するようにしてもよい。その場合、図19の距離を所要時間に変更しても同様に補正することができる。
本実施例によれば、補正部24が被検者の活動を予測し、眠気基準心拍数テーブル21から読み出した眠気基準心拍数を、予測した活動に基づいて補正している。このようにすることにより、過去の活動に加えて、例えばこれから遊びに行く等の今後の予定も考慮して眠気基準心拍数を補正することができる。
また、サーバ2は、被検者が向かう目的地に関する情報をスマートフォン1から端末通信部22で取得し、補正部24は、その目的地に関する情報に基づいて被検者の活動を予測している。このようにすることにより、目的地自体が自宅なのか旅行等なのかといった今後の予定を予測することができる。
なお、上述した説明では、第1の実施例で説明した過去の活動状況に加えて補正をしたが、本実施例で説明した将来の予測のみの補正をしてもよい。
また、車両を運転する場合は、現在の走行している道路が単調な道だと眠くなりやすく、複雑な道だと集中するので目が冴えるので、過去や将来の予測による補正に加えて、図20に示したように、現在走行している道路の形状に基づいて補正をしてもよい。
即ち、端末通信部22が被検者の位置する現在地に関する情報を取得する。次に、補正部24は、端末通信部22が取得した被検者の現在の活動状態が車両を運転している場合に、その活動状態に応じて取得した眠気基準心拍数を、現在地に関する情報に基づいて補正する。なお、車両を運転していることは、上述したように、状態判別部11による判別可能である。
また、スマートフォン1で算出された眠気度に基づいてナビアプリ等で案内する経路を変更するようにしてもよい。即ち、予め設定した目的地までの経路を探索して案内を行う案内部(ナビアプリ)を更に備え、案内部は、眠気度算出部16が算出した眠気度に基づいて、目的地までの経路を探索してもよい。
次に、本実施例の第3の実施例にかかる眠気算出装置を図21及び図22を参照して説明する。なお、前述した第1、第2の実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施例は、基本的な構成は第1の実施例(図1乃至図3)と同様である。第1の実施例で示した眠気度は、心拍センサ19で測定された心拍数等に基づいて算出されているが、その算出値と被検者の感覚がずれる場合もある。そこで、本実施例では、眠気度表示部17に表示された眠気度を被検者が主観で評価し、その評価に基づいて眠気基準心拍数を修正(更新)する。
具体例を図21及び図22を参照して説明する。図21及び図22は眠気度表示部17の表示例であり、心拍数の変化と眠気基準心拍数のグラフ171と眠気度のグラフ172と眠気度レベルとを示している。この眠気度レベルは、表示された数値をタッチすることで被検者の評価を入力することができる。つまり、図17及び図18の例では、眠気度表示部17はタッチパネルとなっている。
図21の場合は、眠気基準心拍数が74となっている。そして、現在の眠気度は眠気度算出部16の算出結果から4となっている。このとき、被検者が現在の眠気度を主観評価する。
主観評価の結果被検者は、眠気度は2であると評価した場合、図21に示すように、入力部9の眠気レベルの2を選択操作する。すると、その主観評価に合わせて眠気基準心拍数修正部10で眠気基準心拍数が修正される。図21の場合は72に修正される。そして、修正された眠気基準心拍数に基づいて眠気度が再算出され眠気度のグラフ6bも修正される(図22)。
次に、眠気基準心拍数修正部10における眠気基準心拍数の修正について説明する。第1の実施例で説明した(2)式を変形すると次の(6)式となる。
RR_ref=RR−(D−b×HFS)/a・・・(6)
従って、(6)式のDに主観評価値を代入することで、修正されたRR_refが算出できる。そして、修正されたRR_refに基づいて(2)式により眠気度を再算出する。なお、RR_refと眠気基準心拍数HR_refとは、第1の実施例で説明した(4)式に示した関係にあるので、眠気基準心拍数HR_refは(4)式を変形することで容易に算出することができる。
修正された眠気基準心拍数HR_refは、心拍数の変化と眠気基準心拍数のグラフ6aの表示に用いる他、サーバ2へ送信され、眠気基準心拍数テーブル21の該当する活動状態と時刻における眠気基準心拍数の修正も行われる。また、眠気基準心拍数に限らず、各種補正値を修正してもよい。第1、第2の実施例で説明した補正値も個人差がある場合があるので、主観評価の結果をフィードバックするとよい。
本実施例によれば、眠気度表示部17に提示された眠気度に対する被検者の主観評価が入力されるにタッチパネルと、を備えている。そして、眠気度算出部16は、タッチパネルにより入力された主観評価に基づいて、眠気基準心拍数を修正し、その修正された眠気基準心拍数に基づいて再度眠気度を算出している。このようにすることにより、眠気度算出部16が算出した眠気度を被検者が主観評価することができる。そして、その主観評価結果をフィードバックして再度眠気度算出部16が眠気度を算出することができる。従って、被検者個人に合わせた眠気に関する情報をより精度良く算出することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の眠気算出装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 スマートフォン
2 サーバ(情報処理装置)
3 据え置き型測定器
11 状態判別部(活動状態取得部)
12 GPS受信機(現在地情報取得部)
13 Gセンサ
14 パラメータテーブル
15 通信部
16 眠気度算出部
17 眠気度表示部(表示部、目的地情報取得部、入力部)
18 I/F(生体情報取得部)
19 心拍センサ
21 眠気度基準心拍数テーブル(眠気基準心拍数格納部)
22 端末通信部(生体情報取得部、活動状態取得部、現在地情報取得部、目的地情報取得部)
23 外部通信部
24 補正部(眠気基準心拍数取得部、活動履歴取得部、活動予測部)
25 個人別履歴データ格納部
50 眠気算出装置
S25 履歴データ受信(生体情報取得工程)
S22 活動状態取得(活動状態取得工程)
S23 履歴データ取得(活動履歴取得工程)
S24 基準心拍数を補正し送信(眠気基準心拍数取得工程、補正工程)
S14 眠気度算出(眠気度算出工程)

Claims (1)

  1. 被検者の心拍に関する生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記被検者の疲労度に関する疲労度情報を取得する疲労度情報取得部と、
    前記生体情報及び前記疲労度情報に基づいて、前記被検者の現在の眠気に関する情報を算出する眠気度算出部と、
    を備えることを特徴とする眠気算出装置。
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