JP2019068335A - 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】防水性、小型化及び照明機能内蔵を並立しえる構造を有し、鮮明な画像を取得可能とする撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置であって、照明手段と、被写体を撮像し画像を生成する撮像手段と、前記撮像手段へ前記照明手段の照明光が直接に入り込むのを妨げる遮光手段であって、前記撮像手段に対する入射光を透過するカバーを有し、前記照明手段と熱的に接続された遮光手段と、前記遮光手段と前記撮像装置の放熱部材とを熱的に接続する伝熱部材とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラムに関する。
画像を遠隔的にモニタリングできる監視カメラとして利用される撮像装置について、屋外設置を目的とした機種においては防水性が求められている。さらに、設置場所との親和性向上や被監視者に対する威圧感低減のための小型化や、照明機能の内蔵も従来から監視カメラに求められており、これら機能を並立することが求められている。
防水性を目的として密閉性の高めた監視カメラについては、外気温とカメラ内部の温度差により窓部等に結露が生じることにより、取得できる画像の鮮明度が落ちるという問題がある。これに対し、窓部に発生した結露を早期に解消することを目的として、特許文献1では、前窓部に温風を送る為にノズルとファン、ヒータを備える構成を提案している。この構成では、結露部へ温風を当てることで、撮影範囲に入る前窓の結露を素早く解消することができる。
この特許文献1の提案技術ではヒータなどを別途配置しなくてはならず、構造の複雑化や、カメラ本体の大型化を招く。そこで、特許文献2では、カメラ本体内部の電気基板などの発熱を、ヒータの熱源の代用として利用する方式を提案している。
特開2005-215463公報 特開2007-103998公報
しかしながら、結露解消のためにファンで空気を送る構造では、依然として目的箇所に風を送るための風路を設ける必要があり、構造が大型化や複雑化するおそれがある。
そこで、本発明は、防水性、小型化及び照明機能内蔵を並立しえる構造を有し、鮮明な画像を取得可能とする撮像装置を提供する。
上記課題を解決するための発明は、撮像装置であって、
照明手段と、
被写体を撮像し画像を生成する撮像手段と、
前記撮像手段へ前記照明手段の照明光が直接に入り込むのを妨げる遮光手段であって、前記撮像手段に対する入射光を透過するカバーを有し、前記照明手段と熱的に接続された遮光手段と、
前記遮光手段と前記撮像装置の放熱部材とを熱的に接続する伝熱部材と、
を備え、
前記伝熱部材は、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を、前記照明手段が発生する熱を前記遮光手段から前記放熱部材へ伝熱する第1の接続状態と、前記照明手段が発生する熱を前記遮光手段から前記放熱部材へ伝熱する第2の接続状態であって、前記伝熱の程度を前記第1の接続状態よりも低いものとする第2の接続状態とで、切替え可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、防水性、小型化及び照明機能内蔵を並立しえる構造を有し、鮮明な画像を取得可能とする撮像装置を提供することができる。
発明の実施形態に対応する、監視カメラ10の機能構成の一例を示す図。 発明の実施形態に対応する、監視カメラ10の本体1の外観図及び分解斜視図。 発明の実施形態に対応する、監視カメラ10の本体1における伝熱部材19を説明するための分解斜視図 発明の実施形態1に対応する、メインケース12と遮光部材14とを伝熱部材19が熱的に接続する場合、及び、当該熱的な接続が伝熱部材19により遮断される場合の、伝熱部材19付近の断面図。 発明の実施形態1に対応する、監視カメラ10の動作の一例に対応するフローチャート。 発明の実施形態2に対応する、メインケース12と遮光部材14とを伝熱部材19が熱的に接続する場合の伝熱部材19付近の断面図。 発明の実施形態2に対応する、監視カメラ10の動作の一例に対応するフローチャート。 発明の実施形態3に対応する、監視カメラ10の動作の一例に対応するフローチャート。
[実施形態1]
以下に、発明の実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、発明の実施形態に対応する撮像装置としての監視カメラの機能構成の一例を示すブロック図である。監視カメラ10は、撮像部100、制御部110、本体内部温度センサ120、設置環境温度センサ130、電源供給部140を含む。撮像部100は、制御部110の制御対象として光学系101、撮像素子102、照明部103、伝熱構造体104を含んで構成される。光学系101は、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されるレンズ群、絞り装置、シャッター装置を備えている。この光学系101は、撮像素子102に到達する被写体像の倍率やピント位置、あるいは光量を調整している。光学系101は、レンズを移動させるためのモータ等の所定の駆動機構を含み、当該駆動機構は制御部110からの指示に応じて動作が制御される。
撮像素子102は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の光電変換素子であり、被写体像を電気信号に変換して画像信号を生成する。撮像素子102における撮像動作は、制御部110からの指示に応じて実行される。照明部103は、撮像素子102による撮像時の照明を提供するための発光素子(LED等)で構成される。照明部103は、制御部110からの指示に応じて発光及び消光が制御される。
伝熱構造体104は、照明部103における発光素子の発光時に発生する熱を監視カメラ10内の所定の放熱部材に伝達するための熱伝導性を有する部材を含んで構成される。伝熱構造体104は、制御部110からの指示に応じて、照明部103において発生した熱の監視カメラ10の放熱部材への伝熱を制御する。
制御部110は、本実施形態に対応する監視カメラ10を構成する各ブロックにおける動作を制御し、監視カメラ10の動作を統括する。例えば、撮像部100で生成された画像の解析処理、本体内部温度センサ120、設置環境温度センサ130で検出された装置内部の温度及び装置外部温度に基づく判定処理を行う。また、当該処理結果に基づき、光学系101、照明部103及び伝熱構造体104の動作制御も行う。制御部110は専用ロジック回路やメモリを用いてハードウェア的に構成されてもよい。或いは、メモリに記憶されている処理プログラムをCPU等のコンピュータが実行することにより、ソフトウェア的に構成されてもよい。
本体内部温度センサ120は、監視カメラ10の本体内部の温度を検知するための温度センサであって、例えば、監視カメラ10の制御基板上に設けることができる。設置環境温度センサ130は、監視カメラ10が設置されている環境における温度(外気温)を検知するための温度センサであって、例えば監視カメラ10の外装部に配置することができる。電源供給部140は、監視カメラ10が動作するための電源を供給する。
なお、図1に示した監視カメラ10の機能構成は、発明の実施形態を説明するための最小限の構成として例示したものに過ぎない。よって、図1に示す以外の他の構成要素(例えば、画像処理部、通信部、操作部、表示部等)を含むように監視カメラ10を構成可能であることは当業者には自明である。
次に、図2を参照して、発明の実施形態に対応する監視カメラ10の本体の外観構成を説明する。図2(A)は、発明の実施形態にかかわる監視カメラ10の本体1の外観を示す図である。監視カメラ10は、本体1と、当該本体1を外部からの飛来物や風雨、加力や直射日光から保護するための不図示の外装部とで構成することができる。ケーブル2は本体1の内部に配置された不図示の制御基板へつながり、電源供給やデータ通信を行う。本体1の外装は、主に筐体としてのメインケース12とフロントケース16とにより構成される。
図2(B)は本体1の分解斜視図である。図1に示した光学系101としてのレンズユニット11及び不図示の制御基板は、メインケース12の内部に配置されている。メインケース12には図示しない小孔に機体内部の水分を機体外へ排出するための機構が設けられている。本実施形態では水分透過シートを例として挙げるが、もちろん除湿素子のような電気式の手段を用いてもよい。
レンズユニット11の前方には、図1の照明部103としてのLEDユニット13が配置されている。また、レンズユニット11の前方には、LEDユニット13から照射される照明光がレンズユニット11に直接に入り込むのを防止する遮光手段として、伝熱部材で構成された遮光部材14が配置される。また、遮光部材14は、本実施形態ではいわゆる筒状の部材として構成され、照明光の遮光機能と同時に、撮像を行うために撮像素子102への入射光を通過させて、レンズユニット11を介して撮像素子102上に被写体像を結像させる機能を実現するための貫通光を有する。
LEDユニット13は遮光部材14と熱的に接続するように配置されており、LEDユニット13の照明時に発生する熱は遮光部材14から、本体1における放熱部材としてのメインケース12へ排熱される。LEDユニット13を連続照明する場合、発熱量が大きいためにLEDユニット13は温度が上昇し、許容温度を超えて破壊に至る為、メインケース12へ排熱する必要がある。本実施形態では、メインケース12を、LEDユニット13からの熱を放熱する放熱部材として利用しているが、メインケース12以外の他の構造体を放熱部材として利用してもよい。例えば、メインケース12の内側に設けられる所定のフレーム、枠、或いは特定の構造体を放熱部材として利用してもよい。また、これらの構造体を介してメインケース12に熱を伝達し、当該構造体とメインケース12とで放熱を行うようにしてもよい。
レンズユニット11と遮光部材14の間には図示しない断熱材が配置されており、レンズユニット11に対しては、LEDユニット13が発する熱がその機能に影響を及ぼすような伝熱はされない。遮光部材14の貫通孔の前方側(本体1の外に向く側)の開口には、光透過性の透明平板である第1のカバー15が遮光部材14と熱的に接続するように配置されている。この為、LEDユニット13の照明時の発熱は、遮光部材14を通して第1のカバー15に伝熱される。メインケース12の前方には、フロントケース16が配置されており、LEDユニット13の前に配置される光透過性の透明平板である第2のカバー17とゴムなどの弾性部材で構成された図示しないカバー受けを固定部材18と挟み込む事で固定している。
また、メインケース12には、メインケース12と遮光部材14とを熱的に接続するために、図1の伝熱構造体104としての、伝熱部材19と回転支持部材20とが配置されている。
次に、図3及び図4を参照して、LEDユニット13の照明時の発熱の伝熱について説明する。図3は伝熱について説明するための本体1の斜視図である。伝熱部材19がメインケース12と遮光部材14とを熱的に接続する位置にある場合、LEDユニット13の照明時の発熱は、遮光部材14から伝熱部材19を通してメインケース12に伝熱される。また、伝熱部材19がメインケース12と遮光部材14とを熱的に接続しない位置にある場合は、LEDユニット13の照明時の発熱は、メインケース12に伝熱されない。
伝熱部材19は、一方の端部(第1の端部)において遮光部材14と接触し、該第1の端部と対向する第2の端部において回転支持部材20により、メインケース12に対して回転可能に接続されている。当該構造により、伝熱部材19は回転支持部材20を基準として回転することができ、伝熱部材19の第1の端部における遮光部材14との接続状態(或いは、接触状態と呼んでもよい。)を解除することができる。回転支持部材20は、接続状態を解除する方向への回転を妨げ、伝熱部材19の第1の端部を遮光部材14に押し付けるようにバネなどにより付勢されていてもよい。これにより伝熱部材19と遮光部材14との接続状態が維持され、LEDユニット13からの熱をメインケース12を介して放熱可能にする状態を通常状態とすることができる。
また、本実施形態では、メインケース12側に回転支持部材20を配置する構成を説明しているが、回転支持部材20は遮光部材14側に配置してもよい。この場合、上述の伝熱部材19の第1の端部において回転支持部材20により遮光部材14に対して回転可能に接続され、第2の端部においてメインケース12と接触することとなる。
図4(A)は、伝熱部材19がメインケース12と遮光部材14とを熱的に接続する位置にある場合の伝熱部材19付近の断面図である。本実施形態では、伝熱部材19は、回転支持部材20によりメインケース12に対して回転可能に配置される。このとき、回転支持部材20のバネにより、伝熱部材19はメインケース12と遮光部材14を熱的に接続する位置に押し付けられている。このため、LEDユニット13の照明時の発熱は、遮光部材14を通して第1のカバー15と、伝熱部材19を通してメインケース12に伝熱される。このとき、メインケース12が放熱部材として機能するため、LEDユニット13からの熱はメインケース12を介して放熱され、遮光部材14と第1のカバー15の温度は所定のレベルに維持される。
図4(B)は、伝熱部材19がメインケース12と遮光部材14とを熱的に接続しない位置にある場合の、伝熱部材19付近の断面図である。本実施形態では、レンズユニット11に配置されるズームレンズユニット21に押圧部22が設けられている。ズームレンズユニット21は駆動源であるモータ23により図面の上下方向に移動可能に構成されており、これによりズームレンズ24が移動可能となっている。本実施形態では送りねじ機構の例を示しているが、もちろんズームレンズユニット21を移動させることが可能であれば他の手段を用いてもよい。
制御部110は、モータ23を制御し駆動させることによりズームレンズユニット21を移動させ、押圧部22を伝熱部材19へ押圧させる。押圧部22が伝熱部材19を押圧すると伝熱部材19は回転支持部材20を回転中心として回転移動する。このとき伝熱部材19と遮光部材14との接続状態が解除され、伝熱部材19は遮光部材14から離れて熱的な接触が無くなる(非接続状態、或いは、非接触状態と呼んでもよい。)。これにより、LEDユニット13の照明時の発熱は、遮光部材14から伝熱部材19を通してメインケース12に伝熱されることがなくなり、遮光部材14を通して第1のカバー15にのみ伝熱されるので、第1のカバー15を集中的に加熱して温度を短時間で上昇させることができる。
このように本実施形態では、モータ23を駆動させてズームレンズユニット21を移動させ、伝熱部材19の接続状態と非接続状態とを切替えることができる。このとき、撮影時のズームレンズの可動範囲(撮像範囲)内において押圧部22が伝熱部材19を押圧することになると、ズームレンズが所定位置に来れば必ず伝熱部材19が押圧されて接続状態が解除されてしまうことになり、通常の撮影状態においてLEDユニット13からの発熱をメインケース12で放熱できなくなる。そこで、押圧部22の大きさは、撮影時のズームレンズの可動範囲を超えて撮像範囲外にズームレンズを移動させた場合に伝熱部材19を押圧可能な大きさとする。
このとき、制御部110は、レンズユニット11が有する不図示のフォーカスレンズの位置を第1のカバー15に合焦する位置へ移動し、レンズユニット11から取得できる画像を連続的に取得することで、前窓の結露解消を連続して観察可能な構成をとることも可能である。
次に、図5のフローチャートを参照して、本実施形態に係る撮影と結露解消のシーケンスを説明する。該フローチャートに対応する処理は、例えば、制御部110として機能する1以上のプロセッサが対応するプログラム(メモリ等に格納)を実行することにより実現することができる。
撮影開始されると、S501において、制御部110は撮像部100を制御して、画像の取得動作を行う。例えば、光学系101を制御して合焦動作を行い、撮像素子102を駆動して画像を生成し、取得する。次に、S502において、制御部110は、S501において取得した画像を解析して、第1のカバー15における入射光の透過状態を判定することで、監視カメラ10に結露が生じているかどうかを判定する。ここで、制御部110は、結露が発生していない場合に相当する第1の透過状態と、結露が発生し入射光の透過の度合いが低下した第2の透過状態とを判別することができる。
より具体的に、画像に基づき判定する場合、画像の所定の特徴量の結露の影響による変化を検出し、その検出結果に基づいて判定することができる。例えば、第1のカバー15に結露が生じている場合、光学系101を通過して撮像素子102に入射する光の透過率が低下するので、光量の検出結果に基づき透過状態を判別してもよい。また、結露が生じている場合には被写体像がかすむため、通常であれば検出できるはずの被写体の輪郭やエッジ成分、或いは、高周波成分の検出精度が低くなる。そこで、エッジ検出結果や高周波成分の検出に基づいて透過状態を判別してもよい。さらには、上記のようにフォーカスレンズの位置を第1のカバー15に合焦する位置へ移動し、直接に第1のカバーの画像を取得して結露の有無を判定し、透過状態を判別してもよい。その他、公知の任意の方法により透過状態を判別することができる。S502において制御部110が結露が生じていると判定した場合、処理はS503に進む。一方、制御部110が結露を生じていないと判定した場合、S501で取得した画像を保存して撮影を終了する。
制御部110はS503において、結露解消モードを開始する。まず、S504において、照明部103が点灯しているか否かを判定する。制御部110が点灯していないと判定した場合、処理はS505に進み、点灯していると判定した場合処理はS506に進む。S505において制御部110は照明部103を点灯させる。その後、処理はS506に進む。S506において制御部110は、光学系101内においてズームレンズを撮像範囲外の位置にまで移動させ、ズームレンズユニット21の押圧部22により伝熱部材19を押圧し、伝熱部材19を遮光部材14から離間させて両者の接続状態を解除して、非接続状態とする。続くS507において制御部110は、撮像部100を制御して撮像を行い画像の取得を行う。続くS508において制御部110は、S507で取得した画像を解析して、結露が発生しているかどうかを再度判定する。ここでの判定手法はS502において記載した方法と同様である。判定の結果、結露が発生していないと判定された場合、処理はS509に進む。一方、判定の結果、依然として結露が発生していると判定された場合、処理はS507に戻る。そして、結露が発生していないと判定されるまで、S507における画像の取得と、S508における結露判定とを繰り返す。
S509において制御部110は、結露状態が解消されたのでズームレンズユニット21を撮像範囲内の位置に戻し、伝熱部材19を遮光部材14と再び接触させて両者の接続状態を復活させる。これにより、メインケース12を利用した放熱が再び可能となる。続くS510において撮像部100を制御して通常撮影を行う。撮影により取得した画像は所定の記憶装置に保存されるか、ケーブル2を介して外部装置に出力される。
このように、本実施形態では、発光時に熱を生ずるLEDユニット13が、伝熱性の部材で構成され、かつ、撮像素子102への入射光が通過する第1のカバー15を有する遮光部材14に配置されているので、発生した熱が効率よく遮光部材14を通して第1のカバー15へ伝熱される。また、結露解消時には、遮光部材14から本体1のメインケース12への伝熱経路を遮断して、遮光部材14を通して第1のカバー15のみを集中的に加熱することで、短時間で効率的に結露解消が可能となる。
また、本実施形態では、取得した画像を周期的に解析し、結露状態が確認された場合には図5の処理を実行することで自動的に結露状態を解消することができる。さらに、上記実施形態では、結露解消の場合について説明したが、監視カメラが屋外で使用される場合に第1のカバー上に雪や水滴が付着していたり、着霜していたりすることもあり得る。これらのケースでも、例えば水滴や雪が付着すれば第1のカバー15の入射光の透過の度合いが低下することになるので、雪や水滴の付着の有無や着霜の有無を、それぞれ第1の透過状態、第2の透過状態に対応するものとみなすことができる。また、第1のカバー15の透過状態を低下させるこれらの要因も、熱により取り除くことができるので、上述の実施形態に対応する発明を第1のカバー上に付着した雪、水滴、着霜等を除去するために利用することができる。
また、上述の実施形態では、伝熱部材19を1枚の平板として構成する例を示したが、伝熱部材19は複数枚の平板に分割されていてもよく、そのうちの一部に回転支持部材20が設けられ、回転可能に構成されていてもよい。例えば、伝熱部材19を3分割して3枚の平板から構成する場合、中央の1枚に回転支持部材20を設けて回転可能に構成し、残りの2枚は回転せず、遮光部材14とメインケース12との熱的な接続状態が維持されるようにしてもよい。この場合、結露解消時であっても、遮光部材14から本体1のメインケース12への伝熱経路が完全に遮断されることにはならない。しかし、遮光部材14から本体1のメインケース12への伝熱の程度が低くなるので、第1のカバー15に対する加熱の度合いを高めて結露を解消することができる。それとともに、この場合はメインケース12を介した放熱も継続されるため、遮光部材14が加熱され過ぎることを防ぐことができる。
[実施形態2]
次に、実施形態2について説明する。上述の実施形態1では、撮像部100で取得した画像から、制御部110が第1のカバー15に結露(或いは、水滴、雪の付着、や着霜)が実際に発生し、透過状態が低下しているかどうかを判断し、その上で結露解消動作を実行する場合を説明した。ここで、結露が発生するタイミングとしては、設置環境温度と本体温度に、設置環境湿度から算出できる所定以上の温度差が発生した場合に発生することが分かっている。そこで、本実施形態2では、設置環境温度と本体温度とを取得し、取得した温度に基づいて結露発生の条件を判定し、結露発生の初期の段階で、または未然に結露の発生を防止すべく第1のカバー15を加熱することで結露発生を防ぐ構成を提供する。
以下、本実施形態に対応する監視カメラの動作ついて、実施形態1との差分を中心に説明する。本実施形態に対応する監視カメラ10の機能構成及び外観構成は図1、図2(A)、図2(B)及び図3に示したものと同様である。
図6は、本実施形態に対応する監視カメラ10において、伝熱部材19がメインケース12と遮光部材14とを熱的に接続する位置にある場合の伝熱部材19付近の断面図である。本実施形態においても、伝熱部材19がメインケース12と遮光部材14を熱的に接続する位置にある場合、LEDユニット13の照明時の発熱は、遮光部材14と伝熱部材19を通して、放熱部材としてのメインケース12に伝熱される。また、伝熱部材19がメインケース12と遮光部材14を熱的に接続しない位置にある場合、LEDユニット13の照明時の発熱は、メインケース12に伝熱されず、遮光部材14を介して第1のカバー15が集中的に加熱される。
ここで、実施形態1では伝熱部材19がズームレンズユニット21に配置された押圧部22により押圧されて回転していた。これに対し実施形態2では、ズームレンズユニット21は押圧部22を備えておらず、その代わりに伝熱構造体104は、伝熱部材19に回転力を与える所定の伝熱部材駆動機構を更に備えることができる。伝熱部材駆動機構は、例えば、伝熱部材19とメインケース12との接続部分の回転支持部材20に配置された回転モータを含んだギヤボックスでもよいし、メインケース12に配置されたソレノイドを利用した構造でもよい。もちろん、伝熱部材19の接続部分に回転力を与えることにより伝熱部材19を回転駆動可能であれば、駆動方法は上記に限定されない。但し、図6に示す伝熱部材駆動機構を用いる構成は、実施形態2に特有の構成ではなく、実施形態1においても採用することができる。それとは逆に、実施形態2において、実施形態1に示した伝熱部材19がズームレンズユニット21に配置された押圧部22により押圧されて回転する構成を採用することもできる。
次に、図7のフローチャートを参照して、本実施形態に係る撮影と結露解消のシーケンスを説明する。該フローチャートに対応する処理は、例えば、制御部110として機能する1以上のプロセッサが対応するプログラム(メモリ等に格納)を実行することにより実現することができる。図7において、図5に示したステップと同様の処理を行うステップについては対応する参照番号を付しており、当該各ステップにおける処理の説明は、図5との関連で記載した説明と同様となるのでここでは記載を省略する。
まず、S701において制御部110は、本体内部温度センサ120、設置環境温度センサ130から、それぞれ本体内部の温度及び装置環境の温度(外気温)をそれぞれ取得する。続くS702において制御部110は、S701で取得した本体内部の温度と、装置環境の温度との差分値に基づき、監視カメラ10が結露を発生する状態にあるかどうかを判定する。具体的には、当該差分値と所定値(閾値)とを比較し、差分値が所定値より大きいか否かを判定する。ここで、外気温と監視カメラ10の本体内部との温度差が所定値よりも大きい場合には、当該温度差により外気にさらされている第1のカバー15に結露が発生する可能性が高いので、結露を発生する状態にあると判定することができる。ここで差分値が所定値より大きい場合、処理はS503に進む。一方、差分値が所定値以下である場合はS510に進み、取得した画像を保存して撮影を終了する。続くS503からS505までの処理は図5と同様である。S505において制御部110が照明を点灯させた後、処理はS703に進む。
制御部110は、S703において伝熱構造体104の動作を制御し、伝熱部材駆動機構により伝熱部材19を回転させて、該伝熱部材19を遮光部材14から離間させて両者の接続状態を解除する。この動作により第1のカバー15が集中的に加熱され、結露状態を解消することが可能となる。
次に、S704ではS703における伝熱部材19の移動から一定時間が経過したか否かを判定する。S703における処理により第1のカバー15が集中的に過熱される状態となり、この状態が一定時間継続すれば結露状態が解消されることが推定される。そこで、伝熱部材19の移動から一定時間が経過した場合には結露状態が解消されたものとして処理はS705に進む。ここで一定時間の長さは固定値であってもよいが、例えば、上記差分値の大きさや、外気温に応じた値を設定してもよい。いずれの場合においても、本実施形態では、結露発生の初期の段階で第1のカバー15を集中的に加熱することができるので、加熱時間を短くすることができる。
続くS705において制御部110は、伝熱構造体104の動作を制御し、伝熱部材駆動機構により伝熱部材19を逆方向に回転させて、該伝熱部材19を遮光部材14と再び接触させて両者の接続状態を復活させる。これにより、メインケース12を利用した放熱が再び可能となる。その後、S510に進み、取得した画像を保存して撮影を終了する。
上記の実施形態では、結露状態が解消されたか否かをS704において時間の経過に従って判定する場合を説明した。S704の処理は、これ以外の方法を含むことができる。例えば、実施形態1と同様に、撮像部100で取得した画像を解析し、解析結果に基づいて判定してもよい。ここで、フォーカスレンズの位置を第1のカバー15に合焦する位置へ移動し、直接に第1のカバーの画像を取得し、結露の有無を判定し、結露状態が解消されたか否かを判定することができる。
本実施形態においては、装置の内外の温度差に基づき、結露の発生初期段階において遮光部材14から本体のメインケース12への伝熱経路を遮断して、遮光部材14を通して第1のカバー15のみが集中的に加熱されるようにすることで、短時間で効率的に結露解消が可能となる。また、定期的に装置内部の温度と、外気温をモニターして、温度差が所定値より大きくなったら図7の処理を実行することで、結露が発生しない状態を維持することができる。さらに、本実施形態においても、実施形態1で示した伝熱部材19の分割構成を採用することができる。
[実施形態3]
次に、実施形態3について説明する。実施形態1及び実施形態2では、画像取得中に実行される結露解消シーケンスについて説明した。しかし、実際のネットワークカメラの運用を考慮すると、設置直後や電源投入直後において結露が発生するほど設置環境温度と本体温度の温度差が発生する場合もある。具体的には、冬の屋外に設置されていたカメラの電源が投入された場合、カメラ本体の起動に伴う発熱で本体が加熱されるが、画像取得するまでに時間がかかるため、実施形態1や実施形態2のシーケンスに入る前に結露してしまうことが懸念される。そこで、本実施形態3では、電源投入により装置が起動された状態を結露が発生する状態とみなして、起動後直ちに結露解消モードへ移行して第1のカバー15を加熱する場合について説明する。
以下、本実施形態に対応する監視カメラの動作ついて、実施形態1及び2との差分を中心に説明する。本実施形態に対応する監視カメラ10の機能構成、本体1の構成は図1から図4及び図6に示したものと同様であり、実施形態1及び実施形態2のいずれの構成を採用してもよい。
次に、図8のフローチャートを参照して、本実施形態に係る結露解消のシーケンスを説明する。該フローチャートに対応する処理は、例えば、制御部110として機能する1以上のプロセッサが対応するプログラム(メモリ等に格納)を実行することにより実現することができる。
まず、S801において制御部110は、電源供給部140により電源が投入され装置の動作が開始されたことを検知する。続くS802において制御部110は、結露解消モードを開始する。まず、S803において、制御部110は照明部103を点灯させ、続くS804において伝熱構造体104の動作を制御し、伝熱部材19を回転させて、該伝熱部材19を遮光部材14から離間させて両者の接続状態を解除する。このときの動作制御は実施形態1及び2のいずれの方法であってもよい。
続くS805では、制御部110はS804における伝熱部材19の移動から一定時間が経過したか否かを判定する。S804における処理により第1のカバー15が集中的に過熱される状態となり、この状態が一定時間継続すれば結露状態が解消されることが推定される。そこで、実施形態2と同様、伝熱部材19の移動から一定時間が経過した場合には結露状態が解消されたものとしてS806に処理が進む。本実施形態における一定時間は、実施形態2における値とは異なっていてもよいし、同一であってもよい。いずれの場合においても、本実施形態では、電源投入直後の段階で第1のカバー15を集中的に加熱するので、当該一定時間も短時間とすることができる。
続くS806において制御部110は、伝熱構造体104の動作を制御し、伝熱部材19を逆方向に回転させて、該伝熱部材19を遮光部材14と再び接触させて両者の接続状態を復活させる。これにより、メインケース12を利用した放熱が再び可能となる。その後、本処理を終了する。
本実施形態によれば、監視カメラ10の電源投入直後における撮像部100や各温度センサが駆動しておらず、画像取得や温度検出ができない期間に発生する可能性のある結露を防止することが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10:監視カメラ、100:撮像部、101:光学系、102:撮像素子、103:照明部、104:伝熱構造体、110:制御部、120:本体内部温度センサ、130:設置環境温度センサ、140:電源供給部、1:本体、2:ケーブル、11:レンズユニット、12:メインケース、13:LEDユニット、14:遮光部材、15:第1のカバー、16:フロントケース、17:第2のカバー、18:固定部材、19:伝熱部材、20:回転支持部材、21:ズームレンズユニット、22:押圧部、23:モータ

Claims (18)

  1. 撮像装置であって、
    照明手段と、
    被写体を撮像し画像を生成する撮像手段と、
    前記撮像手段へ前記照明手段の照明光が直接に入り込むのを妨げる遮光手段であって、前記撮像手段に対する入射光を透過するカバーを有し、前記照明手段と熱的に接続された遮光手段と、
    前記遮光手段と前記撮像装置の放熱部材とを熱的に接続する伝熱部材と、
    を備え、
    前記伝熱部材は、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を、前記照明手段が発生する熱を前記遮光手段から前記放熱部材へ伝熱する第1の接続状態と、前記照明手段が発生する熱を前記遮光手段から前記放熱部材へ伝熱する第2の接続状態であって、前記伝熱の程度を前記第1の接続状態よりも低いものとする第2の接続状態とで、切替え可能に構成されていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2の接続状態は、前記照明手段が発生する熱の前記遮光手段から前記放熱部材への伝熱が遮断される状態を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記伝熱部材は、前記伝熱部材の第1の端部において前記放熱部材と回転可能に接続され、
    前記第1の接続状態は、前記伝熱部材の前記第1の端部とは異なる第2の端部が前記遮光手段と接触した状態であって、
    前記第2の接続状態は、前記伝熱部材を回転させることにより、前記伝熱部材の少なくとも一部が前記第2の端部が前記遮光手段から離間した状態である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記伝熱部材を回転させるための駆動手段を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像手段は、複数のレンズを含む光学系を含み、
    前記駆動手段は、前記光学系に含まれるレンズユニットを移動させる手段であって、前記レンズユニットを移動させ、前記レンズユニットの端部により前記伝熱部材を押圧することにより、前記伝熱部材を回転させることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記レンズユニットは、ズームレンズユニットであって、
    前記ズームレンズユニットが前記撮像手段の撮像範囲外まで移動する場合に、前記端部により前記伝熱部材が押圧されて回転することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記駆動手段は、前記伝熱部材の第1の端部の前記放熱部材との接続部分に回転力を与えて前記伝熱部材を回転させることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  8. 前記カバーにおける前記入射光の透過状態を判定し、前記判定の結果に基づき前記伝熱部材の接続を制御する制御手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記カバーの透過状態が第1の透過状態であると判定した場合に、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を、前記第1の接続状態とし、
    前記カバーの透過状態が第2の透過状態であると判定した場合に、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を、前記第2の接続状態とする
    ように前記伝熱部材の接続を制御し、
    前記第2の透過状態は、前記第1の透過状態よりも、前記入射光の透過の度合いが低いことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記第1の透過状態は、前記カバーに結露が生じていない状態を含み、
    前記第2の透過状態は、前記カバーに結露が生じている状態を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記制御手段は、前記撮像手段が撮像した前記画像に基づいて、前記カバーの透過状態が前記第1の透過状態と前記第2の透過状態とのいずれかであるかを判定することを特徴とする請求項8または9に記載の撮像装置。
  11. 前記カバーに結露が発生する状態であるか否かを判定し、前記判定の結果に基づき前記伝熱部材の接続を制御する制御手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記カバーに結露が発生する状態であると判定した場合に、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を、前記第2の接続状態とし、
    前記カバーに結露が発生する状態ではないと判定した場合に、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を、前記第1の接続状態とする
    ように前記伝熱部材の接続を制御することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記制御手段は、前記撮像装置の内部の温度と、前記撮像装置の外部の温度との差分が所定値よりも大きい場合に前記カバーに結露が発生する状態であると判定することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記制御手段は、前記撮像装置が起動された直後である場合に、前記カバーに結露が発生する状態であると判定することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  14. 前記制御手段は、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続が前記第2の接続状態とされてから一定時間が経過した場合に、前記カバーに結露が発生する状態ではないと判定することを特徴とする請求項12または13に記載の撮像装置。
  15. 前記制御手段は、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を前記第2の接続状態とする場合に前記照明手段が点灯していない場合、前記照明手段を点灯させることを更に特徴とする請求項8から14のいずれか1項に記載の撮像装置。
  16. 請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置は、前記カバーにおける前記入射光の透過状態を判定し、前記判定の結果に基づき前記伝熱部材の接続を制御する制御手段を更に備え、
    前記制御方法は、前記制御手段が、
    前記カバーにおける前記入射光の透過状態を判定する工程と、
    前記カバーの透過状態が第1の透過状態であると判定した場合に、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を、前記第1の接続状態とする工程と、
    前記カバーの透過状態が第2の透過状態であると判定した場合に、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を、前記第2の接続状態とする工程と
    を含み、
    前記第2の透過状態は、前記第1の透過状態よりも、前記入射光の透過の度合いが低いことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  17. 請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置は、前記カバーに結露が発生する状態であるか否かを判定し、前記判定の結果に基づき前記伝熱部材の接続を制御する制御手段を更に備え、
    前記制御方法は、前記制御手段が、
    前記カバーに結露が発生する状態であるか否かを判定する工程と、
    前記カバーに結露が発生する状態であると判定した場合に、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を、前記第2の接続状態とする工程と、
    前記カバーに結露が発生する状態でないと判定した場合に、前記遮光手段と前記放熱部材との間の接続を、前記第1の接続状態とする工程と、
    を含むことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  18. コンピュータを請求項8から15のいずれか1項に記載の撮像装置の制御手段として機能させるためのプログラム。
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