JP2019067972A - 部品実装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】代替用フィーダーの使用を必要最小限に留め、部品管理をしやすくする。【解決手段】本実施形態の部品実装機10は、複数の部品が一定のピッチでテープに保持されたテープ部品21を有し、テープに保持された部品を順次供給するフィーダー20と、部品を吸着する吸着ノズル31を有し、吸着ノズル31に吸着された部品をテープから基板130上に移載するヘッド部30と、短冊テープ部品22を有し、フィーダー20に代わって短冊テープ部品22に保持された部品を順次供給する代替用フィーダー40と、を備え、短冊テープ部品22のテープ長さ、もしくは短冊テープ部品22の部品数を指示する構成とした。【選択図】図2

Description

本明細書によって開示される技術は、部品実装機に関する。
従来、基板搬送装置と、部品供給部と、部品移載装置とを備えた電子部品実装機として、特許第4386752号公報(下記特許文献1)に記載の電子部品実装機が知られている。部品供給部は、電子部品を搭載したカセット式フィーダがそれぞれセットされた複数のスロットと、1つの共用スペアスロットとを備えている。また、電子部品実装機の運転を統括して制御するホストコンピュータは、制御部を備えていて、制御部には表示部が接続されている。表示部は、部品切れの予告表示や、その電子部品がセットされているスロットの位置、新しいカセット式フィーダをセットすべき共用スペアスロットの位置などを表示する。
いずれかのスロットで部品切れが近づくと、部品切れとなる電子部品を搭載した新しいカセット式フィーダを共用スペアスロットにセットすることを促す予告表示が行われ、新しいカセット式フィーダが共用スペアスロットにセットされると、予告表示が消去される。部品切れが予告されたカセット式フィーダから電子部品の採取を続け、部品切れにより電子部品の採取ができなくなれば、制御部からの指令に基づき自動的に部品採取先を共用スペアスロットにセットされたカセット式フィーダに切り替えて実装を続行する。
その後、制御部は部品切れのカセット式フィーダを離脱すべき旨の案内表示を行い、この案内表示に基づき、作業者が部品切れのカセット式フィーダをスロットから離脱すると、このスロットを新たな共用スペアスロットとして認識する。このようにすると、スロットにセットしたカセット式フィーダの電子部品に部品切れが発生しても、共用スペアスロットにセットされている同一部品種のカセットフィーダから引き続き電子部品が供給され、電子部品実装機の作動が停止されることはないので、生産性を高めることができる。しかも共用スペアスロットは1個でありスロットの全数に対し少数であるので、部品供給部が大きくなることはない。
特許第4386752号公報
しかしながら、カセット式フィーダがセットされるスロットの位置はそのスロットに搭載された電子部品が実装される位置までの移動距離や、同時に採取する部品が取り付けられたカセット式フィーダがセットされたスロットとの位置関係などを考慮して最適化されており、部品切れが発生する度にスロットの位置が変更されてしまうことは逆に生産性を低下させてしまう場合がある。この対策として、部品切れとなってカセット式フィーダを新しいカセット式フィーダに交換する間だけ、共用スペアスロットを使用する方法も考えられるが、このようにすると、共用スペアスロットにセットされたカセット式フィーダに使いかけの電子部品が発生し、部品管理の面からも好ましくない。したがって、共用スペアスロットの使用は必要最小限に留めることが望ましいといえる。
本明細書によって開示される部品実装機は、複数の部品が一定のピッチでテープに保持されたテープ部品を有し、前記テープに保持された前記部品を順次供給するフィーダーと、前記部品を吸着する吸着ノズルを有し、前記吸着ノズルに吸着された前記部品を前記テープから基板上に移載するヘッド部と、短冊テープ部品を有し、前記フィーダーに代わって前記短冊テープ部品に保持された前記部品を順次供給する代替用フィーダーと、を備え、前記短冊テープ部品のテープ長さ、もしくは前記短冊テープ部品の部品数を指示する構成とした。
このような構成によると、部品実装機によって指示されたテープ長さ、もしくは部品数に基づいて短冊テープ部品を予め作成し、この短冊テープ部品を代替用フィーダーに装着する。テープ部品の部品がなくなったら、短冊テープ部品から部品を吸着すればよいため、部品の吸着動作を停止させることなく部品供給を行うことができる。その際、短冊テープ部品のテープ長さをできるだけ短くすることにより、代替用フィーダーの使用を必要最小限に留めることができる。
ここで、短冊テープ部品はテープ部品の一部であるが、例えば、次にセットされるテープ部品の一部を切り離すことで短冊テープ部品を作成し、短冊テープ部品が切り取られた残りのテープ部品をフィーダーにセットすると、全体部品数の把握が容易になる等のメリットがある。
本明細書によって開示される部品実装機は、以下の構成としてもよい。
前記フィーダーが、前記テープ部品のローディングを自動で行うオートローディングフィーダーであって、前記テープ部品の前記部品が全てなくなってから、プリセットされたテープ部品の前記部品が前記ヘッド部により吸着可能になるまでの時間をローディング時間とした場合に、前記ローディング時間内で前記部品を前記基板に移載可能な最大部品数と前記部品のピッチとに基づいて前記短冊テープ部品のテープ長さを算出してもよい。
ここで、ローディングとは、部品切れとなったフィーダーに新たな部品を供給して使用可能な状態にすることをいう。
このような構成によると、短冊テープ部品のテープ長さを最短にできるため、代替用フィーダーの使用を必要最小限に留めることができる。
1枚の前記基板に使用される前記部品の使用部品数と前記部品のピッチとに基づいて前記短冊テープ部品のテープ長さを算出する構成としてもよい。
このような構成によると、代替用フィーダーによって基板1枚分の部品を供給することができる。また、フィーダーのテープ部品のローディングを手動で行う場合でも、余裕をもって取り替え作業を行うことができる。
前記フィーダーが、前記テープ部品のローディングを手動で行う通常のフィーダーである場合に、あらかじめ設定した部品交換時間内で前記部品を前記基板に移載可能な最大部品数と前記部品のピッチとに基づいて前記短冊テープ部品のテープ長さを算出してもよい。
このような構成によると、フィーダーのテープ部品のローディングを行う場合に代替用フィーダーの使用を必要最小限に留めることができる。ただし、フィーダーのテープ部品のローディングが作業者により行われる場合は部品交換時間が不確定な時間となる。
また、本明細書によって開示される部品実装機は、複数の部品が一定のピッチでテープに保持されたテープ部品を有し、前記テープに保持された前記部品を順次供給するフィーダーと、前記部品を吸着する吸着ノズルを有し、前記吸着ノズルに吸着された前記部品を前記テープから基板上に移載するヘッド部と、短冊テープ部品を有し、前記フィーダーに代わって前記短冊テープ部品に保持された前記部品を順次供給する代替用フィーダーと、を備え、前記代替用フィーダーが、前記短冊テープ部品のローディングを自動で行うオートローディングフィーダーであって、前記代替用フィーダーを共用スロットで部品IDによらず共通使用する構成としてもよい。
このような構成によると、部品IDによらず代替用フィーダーを共用スロットにセットすればよいため、あらかじめセット位置を決めておかなくてもよくなり、セット位置の有効活用が可能になる。
同一の前記代替用フィーダーに2種類の前記短冊テープ部品が取り付けられており、前記同一の前記代替用フィーダーは、時間差をつけて前記2種類の前記短冊テープ部品のローディングを行う構成としてもよい。
このような構成によると、同一の代替用フィーダーで2種の短冊テープ部品を供給することができるため、短冊テープ部品の種類毎に異なる代替用フィーダーを用意する必要がなく、代替用フィーダーの取替作業が不要になるとともに、代替用フィーダーの数が1つでもよい。したがって、生産性向上や生産コスト低下を実現できる。
第1の前記短冊テープ部品の生産可能枚数と第2の前記短冊テープ部品の生産可能枚数とに1枚以上の差、あるいは必要量以上の差があることを条件に、同一の前記代替用フィーダーに、時間差をつけて2種類の前記短冊テープ部品のローディングをさせる構成としてもよい。
ここで、必要量とは、短冊テープ部品の長さによって実装可能となりうる生産可能枚数などである。
このような構成によると、生産可能枚数に1枚以上の差、あるいは必要量以上の差があるから、第1の短冊テープ部品がなくなった後、第2の短冊テープ部品のローディングを開始させることができる。
前記短冊テープ部品のテープ長さ、もしくは前記短冊テープ部品の部品数を指示する構成としてもよい。
このような構成によると、代替用フィーダーの使用を必要最小限に留めることができる。
前記短冊テープ部品を前記代替用フィーダーに取り付けた時に前記短冊テープ部品を代替部品として使用するか使用しないかを選択出来るようにする構成としてもよい。
このような構成によると、代替部品として使えそうな部品があれば、代替部品として使用することを選択すればよく、部品の使いかけをなくし、部品の管理を容易にすることができる。
本明細書によって開示される部品実装機によれば、代替用フィーダーの使用を必要最小限に留めることができ、部品管理がしやすくなる。
実施形態1において部品Cの残数が少なくなった状態を示した部品実装機の平面図 次のテープ部品の一部を切り離すことで短冊テープ部品を作成した状態を示した部品実装機の平面図 短冊テープ部品を代替用フィーダーにプリセットし、残りのテープ部品をフィーダーにプリセットした状態を示した部品実装機の平面図 1枚の基板に実装される全部品を各吸着ノズルによって同時に吸着される1列の部品群ごとに上下に並べて配置した図 部品Cの部品切れが発生した際の動作を示したフローチャート 実施形態2において1つの代替用フィーダーに対して部品Bと部品Dの残数が少なくなった状態を示した部品実装機の平面図 Kスロットの代替用フィーダーに対して部品Bの短冊テープ部品をプリセットする様子を示した平面図 Lスロットの代替用フィーダーに対して部品Dの短冊テープ部品をプリセットする様子を示した平面図 実施形態3においてKスロットの代替用フィーダーに対して部品Bの短冊テープ部品をセットして使用可能な状態とした後、Kスロットの代替用フィーダーに対して部品Dの短冊テープ部品をプリセットする様子を示した平面図 実施形態4においてKスロットの代替用フィーダーに対して部品Bの短冊テープ部品をセットして使用可能な状態とし、Lスロットの代替用フィーダーに対して部品Dの短冊テープ部品をセットして使用可能な状態とする様子を示した平面図 部品とフィーダーの紐付けを行う動作を示したフローチャート 部品実装機の構成を示したブロック図 オートローディングフィーダーにおけるフィーダーの側面を示す側面図 フィーダーにおける後側送出部を側面からみた拡大側面図 クランプ部材の脱着に伴う部品供給テープの支持態様(1)を示す斜視図 クランプ部材の脱着に伴う部品供給テープの支持態様(2)を示す斜視図 クランプ部材の脱着に伴う部品供給テープの支持態様(3)を示す斜視図 クランプ部材の取り付け態様(4)を示す斜視図
<実施形態1>
実施形態1を図1から図5、図11〜図18の図面を参照しながら説明する。部品実装機100は、図1と図12に示すように、複数の(例えば10個の)フィーダー20からなるフィーダー群10と、複数の(例えば10個の)吸着ノズル31を有するヘッド部30と、代替用フィーダー40と、を備えている。コントローラ50によって部品供給動作、部品実装動作等が制御されている。さらに部品実装機100は、基台110と、基台110上に設置された一対の搬送レール120と、複数のフィーダー20および代替用フィーダー40が装着された図示しない複数のスロットと、を備えて構成されている。ヘッド部30の各吸着ノズル31は、各フィーダー20から供給される部品を同時に吸着した後、一対の搬送レール120によって搬送される基板130に対して各部品を順次移載するものとされている。
吸着ノズル31は、図12に示すZ軸モーター30ZによってZ軸方向に移動可能とされ、R軸モーター30Rによって回動可能とされている。ヘッド部30は、図12に示すX軸モーター30XによってX軸方向に移動可能とされ、Y軸モーター30YによってY軸方向に移動可能とされている。X軸モーター30XとY軸モーター30YとZ軸モーター30ZとR軸モーター30Rとは、モーター制御部53からの信号に基づいて移動動作が制御されている。これにより、フィーダー20の部品は吸着ノズル31によって吸着されてX軸方向上側に上昇し、基板130上の所定の位置に向けてX軸方向およびY軸方向に移動した後、Z軸方向下側に下降して基板130に載置される。
各フィーダー20は、複数の部品が一定のピッチでテープに保持されたテープ部品21を有している。図12に示す駆動軸モーター551によってテープ部品21が前方に送られ、テープに保持された複数の部品が順次供給される。また、プリセットされた交換用のテープ部品21は、保持されたテープ部品21が部品切れと判断された場合に、ローディング軸モーター552によってローディングされる。駆動軸モーター551とローディング軸モーター552は、ALF制御部550からの信号に基づいて動作が制御されている。
本実施形態のフィーダー20と代替用フィーダー40は、ローディングを自動で行うオートローディングフィーダー(以下、「ALF」という場合がある)とされている。フィーダー20と代替用フィーダー40は、同じ構成とされているため、以下においては、フィーダー20を代表として説明する。
フィーダー20は、図13に示すように、前後方向(図示左右方向)に長い形状をなす本体部251と、本体部251の前側部分に設けられた前側送出部252と、本体部251の後側部分に設けられた後側送出部254と、本体部251内に設けられたテープ通路256と、テープガイド257と、テープセンサ258と、ALF制御部550と、本体部251の後端側に着脱可能に配されるクランプ部材270とを備えている。本体部251は、例えばアルミダイキャスト製とされる。
フィーダー20の前側送出部252は、駆動軸モーター551と、複数枚のギヤからなる前側ギヤ群252Bと、本体部251の前端上部に配された前側スプロケット253とから構成される。前側ギヤ群252Bは、駆動軸モーター551の動力を伝達して前側スプロケット253を回転させる。前側スプロケット253の外周には、テープ部品21の係合孔に係合される歯253Aが等間隔で形成されている。前側送出部252は、前側スプロケット253の歯253Aがテープ部品21の係合孔に係合した状態で前側スプロケット253を回転させることで、テープ部品21を後側送出部254からフィーダー20の前端部の部品供給位置S1に送出する。
フィーダー20の後側送出部254は、ローディング軸モーター552と、複数枚のギヤからなる後側ギヤ群254Bと、本体部251の後端上部に配された後側スプロケット255とから構成される。後側ギヤ群254Bは、ローディング軸モーター552の動力を伝達して後側スプロケット255を回転させる。後側スプロケット255の外周には、テープ部品21の係合孔に係合される歯255Aが等間隔で形成されている。
テープ通路256は、テープ部品21を通すための通路である。テープ通路256は、本体部251の略後側部分を前後方向に貫通しており、本体部251の後端部から本体部251の前側に向かって斜め上方に延びる形で設けられている。図14に示すように、テープ通路256は、その前側部分が細長い前側通路部256Aとなっており、その後側部分が前側通路部256Aとの境界部から本体部251の後端部に向かって上下方向に広がる形とされた後側通路部256Bとなっている。各フィーダー20では、リールから引き回されたテープ部品21が本体部251の後端部からテープ通路256に入り、本体部251の前側においてテープ通路256から抜け、本体部251の上面に露出するようになっている。
次に、ALFによる部品供給方法を説明する。まず準備作業として、作業者は、フィーダー20の本体部251にクランプ部材70を取り付けるとともに、図7に示すように、リールから引き回した先行するテープ部品21の先端部を後側スプロケット255と係合させる。その後、後側スプロケット255を回転させることで、テープ部品21の先端部をフィーダー20の前側まで送出して前側スプロケット253と係合させておく。
部品供給作業は、上記準備作業が終了した状態で、実装プログラムに従ってコントローラ50及びALF制御部550が実行する。部品供給作業では、ALF制御部550は、駆動軸モーター551を駆動することで前側スプロケット253を回転させ、テープ部品21を部品供給位置S1まで送出する。なお、後側スプロケット255は空転するように構成されており、このときローディング軸モーター552を駆動させなくても、前側スプロケット253を回転させるのみで先行するテープ部品21を送出することができる。
次に、先行するテープ部品21を部品供給位置S1まで送出し続けている状態で、作業者は、本体部251からクランプ部材270を取り外す。その結果、図8に示すように、先行するテープ部品21のうちクランプ部材70によって支持されていた部位はその自重によって落下し、後側スプロケット255から離れる。このとき、先行するテープ部品21は前側スプロケット253と既に係合しているので、先行するテープ部品21が後側スプロケット255から離れても、前側スプロケット253を回転させることで先行するテープ部品21を部品供給位置S1まで送出し続けることができる。
次に、図17に示すように、クランプ部材70をフィーダー20の本体部251に再び取り付け、図18に示すように、後続のテープ部品21の先端部をクランプ部材70と後側スプロケット255との間に配置して後側スプロケット255と係合させる。このようにして、先行するテープ部品21の部品切れが発生していない状態で、後続のテープ部品21を本体部251にプリセットすることができる。
その後、先行するテープ部品21の末端部がテープ通路256の前側通路部256Aを通過して、前側通路部256A内に先行するテープ部品21がないことをテープセンサ258が検出すると、その検出信号を取り込んだALF制御部550は、ローディング軸モーター552を駆動し、後側スプロケット255を回転させる。これにより、後続のテープ部品21の先端部がフィーダー20前側まで送出されて前側スプロケット253と係合される。以上のようにして、フィーダー20の取り外し等を行うことなく、先行するテープ部品21から後続のテープ部品21に移行される。つまり、後続のテープ部品21のローディングを自動で行うことができる。
ALFについての説明は以上であって、続いて部品実装機100の電気的構成について簡単に説明する。コントローラ50は、図12に示すように、演算処理部51、実装プログラム記憶手段52、搬送系データ記憶手段、設備固有データ記憶手段、モーター制御部53、外部入出力部54、画像処理部、サーバ通信手段、フィーダー通信制御部55などによって構成されている。後述する短冊テープ部品22のテープ長さ、もしくは短冊テープ部品22の部品数は、演算処理部51によって算出される。演算処理部51には、表示ユニット60が接続されている。
外部入出力部54には、センサー類540、ストッパ等、テープカッターなどが接続されている。センサー類540の一例としては、部品IDやフィーダーIDなどを読み取るリーダーが挙げられる。フィーダー通信制御部55には、ALF制御部550が接続され、フィーダー20に装着されているテープ部品21の部品残数等の情報がALF制御部550からフィーダー通信制御部55に送信される。
各フィーダー20の部品は、ヘッド部30の各吸着ノズル31によって同時に吸着される。各フィーダー20の部品種類は、そのフィーダー20から実装位置までの移動距離や、同時に採取する部品が取り付けられたカセット式フィーダーがセットされたスロットとの位置関係などを勘案して最も生産効率が高くなるように決定されている。いずれかのフィーダー20で部品切れが発生しそうな場合、予め代替用フィーダー40に予備の部品を装着しておくことで、フィーダー20のテープ部品21を次のテープ部品21に取り替える間、部品供給の停止を防ぐことができる。
しかしながら、代替用フィーダー40を用いると、ヘッド部30が各フィーダー20で9つの部品を同時吸着した後、代替用フィーダー40に移動してから残り1つの部品を吸着する必要があるため、ヘッド部30の移動時間が長くなり、生産効率が低下してしまう。このため、生産効率の低下を抑制するには代替用フィーダー40の使用は必要最小限に留めることが必要である。
そこで、本実施形態では代替用フィーダー40の使用を必要最小限に留めるため、代替用フィーダー40に装着するテープ部品21の長さをコントローラ50の演算処理部51で算出し、算出された長さを表示ユニット60に表示して指示するようにしている。作業者は、表示ユニット60によって指示された長さの分だけ、次のテープ部品21の一部を切り出して代替用フィーダー40に装着し、残りのテープ部品21をフィーダー20に装着することになる。以下、図1から図4を参照しながら具体的に説明する。
図1におけるAからKはスロットの位置を示している。図1においては、Cスロットに装着されたフィーダー20のテープ部品21がなくなりかけていることを示している。なお、各フィーダー20および代替用フィーダー40は、ALF(オートローディングフィーダー)である。ALFとは、上記で詳述したように、現在供給中のテープ部品21がなくなる前に、新しいテープ部品21を予めフィーダーにプリセットしておくことで、現在供給中のテープ部品21がなくなると同時に新しいテープ部品21が自動的にローディングされるようにしたフィーダーのことである。また、Kスロットを共用スロットに設定しておき、代替用フィーダー40を共用スロットで部品IDによらず共通使用する構成としてもよい。
現在供給中のテープ部品21がなくなると、新しいテープ部品21を供給可能となるまでの間、当該フィーダー20での部品供給は停止され、代替用フィーダー40から部品供給が行われることになる。なお、ALF以外のプリセットやローディング機構がないフィーダーの場合は、テープ部品21が無くなってから、装置よりフィーダーを取り外し、新しいテープ部品21を手作業で取り付けることになる。その間、代替用フィーダー40から部品供給が行われる点は上記と同様である。
図2に示すように、Cスロットに装着されたフィーダー20のテープ部品21の残数が少なくなると、表示ユニット60に新しいテープ部品21の補給を促す警告が行われる。作業者は、表示ユニット60の補給警告を見て、Cスロットに装着される新しいテープ部品21を準備する。表示ユニット60には、補給警告の他、準備すべき短冊テープ部品22のテープ長さを表示する。作業者は、テープ部品21の一部を切り離すことで指示されたテープ長さの短冊テープ部品22を作成する。図3に示すように、短冊テープ部品22を代替用フィーダー40に装着してローディングを行い、代替用フィーダー40から短冊テープ部品22を供給可能な状態とし、残りのテープ部品21をCスロットのフィーダー20にプリセットしておく。
なお、代替用フィーダーがALFでない通常のフィーダーの場合には、一旦装置より代替用フィーダー40を取り外し、短冊テープ部品22を装着後、Kスロットに取り付けることとなる。あるいは、他の空きフィーダー20に短冊テープ部品22を取り付けてKスロットに取り付けてもよい。この場合、新たに取り付けられたフィーダー20が代替用フィーダー40となる。
また、Cスロットに取り付けられているカセット式フィーダー20がALFでない場合、使用中のテープ部品21がなくなってから、フィーダー20をCスロットから取り外し、残りのテープを手作業でフィーダー20から除去し、新しいテープ部品21をフィーダー20に取り付けることになる。
このようにすると、短冊テープ部品22の部品数と残りのテープ部品21の部品数との和が元のテープ部品21の部品数と等しくなるため、部品数の管理がしやすくなる。また、短冊テープ部品22は必要最小限の部品しか持たないため、短冊テープ部品22の部品が余ることはなく、使いかけの部品が発生することを回避できる。
現在供給中のテープ部品21がなくなると、ヘッド部30は、代替用フィーダー40に装着された短冊テープ部品22の吸着を行う。これと併行して、残りのテープ部品21がCスロットのフィーダー20にローディングされる。そして、Cスロットのフィーダー20にローディングされたテープ部品21の供給が可能になると、短冊テープ部品22の部品がなくなり、ヘッド部30は、Cスロットのフィーダー20のテープ部品21の部品吸着を再開することになる。なお、ALF以外のプリセットやローディング機構がないフィーダーの場合は、テープ部品21が無くなってから、装置よりフィーダーを取り外し、新しいテープ部品21を手作業で取り付けることになる。
このように、テープ部品21のローディング中にヘッド部30による部品吸着位置がCスロットのフィーダー20から代替用フィーダー40に一時的に切り替わるため、部品の供給停止や供給待ちが発生することなく生産を継続することができる。
次に、表示ユニット60によって指示される短冊テープ部品22のテープ長さの算出方法について説明する。短冊テープ部品22のテープ長さはコントローラ50によって算出される。図4に示す表は、1枚の基板に使用される部品の種類と数を示したものであり、アルファベットのAからHは部品の種類を示している。また、左側に記載された数字の行番号は、ヘッド部30の全ての吸着ノズル31によって吸着可能な部品の種類と数を示している。本実施形態では1つのヘッド部30に10本の吸着ノズル31が設けられており、例えば1行目では、7本の吸着ノズル31によって部品Aが吸着され、3本の吸着ノズル31によって部品Bが吸着されることを意味している。すなわち、列の数は吸着ノズル31の本数に対応し、行の数は吸着ノズル31の吸着回数に対応している。
また、右側に記載された5つの10sとは、1つのフィーダー20にテープ部品21をローディングするのに必要となるローディング時間を示している。10sの範囲としては、1行目から6行目、2行目から7行目、3行目から8行目、4行目から9行目、5行目から10行目などが考えられる。この中では、1番左側に記載された10sの場合に、部品Aの消費数と部品Bの消費数とがいずれも最大になることがわかる。したがって、部品Aの最大消費数が42個、部品Bの最大消費数が18個となる。なお、上記においてローディングにかかる時間として挙げた10sは一例である。
また、部品Aのピッチと部品Bのピッチとがいずれも2mmとした場合には、部品Aの必要長さが84mm、部品Bの必要長さが36mmとなる。しかしながら、ALFに装着するのに必要となる最低長さが50mmとした場合には、部品Bについても指示長さを50mmにする必要がある。したがって、最終的には、部品Aの指示長さが84mm、部品Bの指示長さが50mmとなる。なお、上記において短冊テープ部品22の最低長さとして挙げた50mmは一例である。
上記の方法によると、各部品について必要最小限の指示長さを指定することが可能になるが、10sの範囲を複数設定してその中から最大消費数となる範囲を決定する必要があるため、算出方法が複雑になる。そこで、単純に1枚の基板に使用される全部品数を算出することにより、算出方法を簡素化することも可能である。例えば、部品Aの使用数が49個、部品Bの使用数が40個であるから、部品Aの必要長さが98mm、部品Bの必要長さが80mmとなる。なお、部品Eのピッチが8mmとした場合に、部品Eの使用数が6個であるから、部品Eの必要長さが48mmとなるところ、ALFでの最低長さを50mmとした場合には、部品Eについても指示長さを50mmにする必要がある。
次に、部品交換の手順について図5のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。ここでは、Cスロットに装着されたテープ部品21(以下「部品C]という)の部品切れが発生しそうな場合について説明する。部品実装機100ではコントローラ50により部品残数管理が行われており、部品Cが一番最初になくなることがわかる。例えば、生産可能な基板の枚数が3枚となった場合に、表示ユニット60に警告画面を表示し、オペレータコールを行うなどして補給警告を行う。警告画面もしくは補給ナビ等の画面に短冊テープ部品22の長さを表示させる。
作業者は、指示に従い短冊テープ部品22を作成し、リーダーを補給部品(短冊テープ部品22が切り取られた後のテープ部品21)の識別部にかざして補給部品のIDを読み取り、続けてリーダーを代替用フィーダー40の識別部にかざして代替用フィーダー40のIDを読み取り、コントローラ50が補給部品のIDと代替用フィーダー40のIDとの紐付けを行う。この後、補給部品としての短冊テープ部品22が代替用フィーダー40にセットされると、コントローラ50は、短冊テープ部品22が代替用フィーダー40に取り付けられたことを認識し、代替用フィーダー40がALFである場合には、短冊テープ部品22のローディングを開始する。
この後、作業者は、リーダーを補給部品(短冊テープ部品22が切り取られた後のテープ部品21)の識別部に再度かざして補給部品のIDを読み取り、Cスロットに装着されたフィーダー20の識別部にリーダーをかざしてフィーダー20のIDを読み取り、コントローラ50が補給部品のIDとフィーダー20のIDとの紐付けを行う。この後、補給部品としてのテープ部品21がCスロットのフィーダー20にプリセットされる。
次に、Cスロットのフィーダー20に装着されているテープ部品21において部品Cの部品切れが発生すると、図5に示すように、フィーダー20がALFであるか否かを判断し、ALFである場合には(ステップS10でY)、テープ部品21がプリセット済みであるか否かを判断し、プリセット済みである場合には(ステップS11でY)、テープ部品21のローディングを開始する(ステップS12)。ここで、ローディングとは、ALFにおいて、テープ部品21をプリセット位置からヘッド部30が吸着可能な位置(図13の部品供給位置S1)まで送り出すことをいう。
一方、フィーダー20がALFでない場合には(ステップS10でN)、テープ部品21をフィーダー20にセットしてフィーダー群10のスロットにフィーダー20を取り付ける。テープ部品21は、作業者がテープ部品21をフィーダー20に取り付ける際に、ヘッド部30が部品を吸着可能な位置にセットされる。また、フィーダー20がALFであるにもかかわらずテープ部品21がプリセットされていないと判断された場合には(ステップS11でN)、最終的にエラー停止することになる。
次に、コントローラ50は、他に吸着可能な代替部品Cが存在するか否かを判断する。代替部品Cが存在すれば、その代替部品Cを吸着し、運転再開となる。この間もローディングは継続しており、代替部品Cがなくなれば、ステップS10に戻って、上記と同じフローが開始される。一方、代替部品Cがない場合(ステップS13でN)、ローディング中であれば(ステップS14でY)、そのローディングが完了するまでエラー停止せずに待つ(ステップS15でN)。
もし代替部品Cがない場合は(ステップS13でN)、元々のフィーダー20のローディングが完了するのを待つ。なお、例えば次の補給部品であるテープ部品21がプリセットされていない、あるいはテープ部品21がローディングの途中で詰まるなどしてローディング中でないと判断した場合には(ステップS14でN)、エラー停止を行う。
次に、代替部品の設定モード(以下「代替モード」という)の種類について説明する。代替モードは以下に示すAからCの3つが用意されており、使用状況に応じていずれか1つのモードが選択されるようになっている。
代替モードA.プログラムにおいてあらかじめ代替部品とそのセット位置を決めておき、そのセット位置に代替部品をセットするだけのモード。代替部品は、フィーダーID、セット位置、部品IDが紐付けられているプログラムで使用中のフィーダーに対してセットされる。部品切れ時はリーダーでフィーダーIDをスキャンすることにより、必要な部品IDを要求することができる。また、部品IDをスキャンした際に、指定された部品IDと異なる場合には、部品の掛け間違いであることがわかる。なお、代替モードAではセット位置と部品種が決められているので、IDスキャンを省略した運用も可能である。
代替モードB.部品ID取得時に、その部品を代替部品として使用するか否かを入力するモード。例えば、フィーダーID、セット位置は紐付けられているが、部品IDは紐付けられていないフィーダーがある場合(この場合、セット位置が紐付けられているということは、装置に装着されているということで、ALFとなる)、部品IDとの紐付けを行うことで部品IDが取得される。また、何も紐付きのないフィーダーである場合(この場合、装置に装着されていない状態なので、ALFでも通常のフィーダーでもありえる)、部品IDとフィーダーIDの紐付けを行い、フィーダーを空きスロットにセットすることで、フィーダーID、セット位置、部品IDが紐付けられ、部品IDが取得される。
代替モードC.代替部品の情報は持たず、使える部品があれば代替部品として使用するモード。
次に、部品IDとフィーダーIDとの紐付け、及び追加部品IDとフィーダーIDとの紐付けを行う手順について図11のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。ここで、追加部品とは、部品IDとフィーダーIDとの紐付けを行った後、2つ目の部品としてフィーダーIDとの紐付けが追加で行われる部品であって、最初に部品切れとなる部品の次に部品切れになることが予めわかっている部品のことである。部品IDに紐付けられるフィーダIDと追加部品IDに紐付けられるフィーダーIDとは、同じものでもよいし、異なるものでもよい。
まず、部品が取り付けられていないフィーダーが装置にセットされていることを前提として説明する。部品とフィーダーをリーダーでそれぞれスキャンして部品IDとフィーダーIDをそれぞれ取得する(ステップS20)。次に、プログラムを参照し、フィーダーがセットされているセット位置がプログラムで指定のあるセット位置であるか否かを判断し(ステップS21)、プログラムで指定されたセット位置である場合には(ステップS21でY)、部品IDがこのプログラムで使用するものであるか否かを判断する(ステップS22)。
部品IDがこのプログラムで使用するものである場合には(ステップS22でY)、リーダーでスキャンされた部品IDとリーダーでスキャンされたフィーダーIDとの紐付けを完了し、部品をフィーダーに取り付けてそのまま生産で使用される。一方、部品IDがこのプログラムで使用するものではない場合には(ステップS22でN)、部品の掛け間違い等の不具合が発生したことが想定されるため、段取りエラーとして処理される。
フィーダーがセットされているセット位置がプログラムで指定のあるセット位置ではなく、部品IDもこのプログラムで使用するものではなく、代替モードAが設定されている場合には(ステップS23でY)、リーダーでスキャンされた部品IDとリーダーでスキャンされたフィーダーIDとの紐付けを完了するものの、現在のプログラムにおいて使用されない部品として扱う。このフローは、例えば次のプログラムで使用する部品などを前もって段取りするような場合に使用される。
代替モードAが設定されておらず(ステップS23でN)、追加部品IDとフィーダーIDとが紐付いていない場合には(ステップS24でY)、代替モードBが設定されているか否かを判断する(ステップS25)。代替モードBが設定されている場合には(ステップS25でY)、追加部品IDが代替可能部品であるか否かを判断する(ステップS26)。
追加部品IDが現在のプログラムで使用するものであり、代替可能部品である場合には(ステップS26でY)、追加部品を代替部品に設定するか否かを確認するダイアログボックスを表示ユニットに表示させる(ステップS27)。作業者が「設定する」のボタンを押して入力が行われると、代替部品に設定され(ステップS28でY)、追加部品IDとフィーダーIDとの紐付けを完了する。一方、作業者が「設定しない」のボタンを押して入力が行われると、代替部品に設定されず(ステップS28でN)、追加部品IDとフィーダーIDとの紐付けを完了するものの、現在のプログラムにおいて使用されない部品として扱う。なお、ステップS25で代替モードBが設定されていない場合には(ステップS25でN)、代替モードCにより紐付けを完了させる。
次に、すでに代替部品としての追加部品とセット位置との紐付けが済んでいるものに、さらに別の部品を代替部品として紐付ける場合について説明する。すでにセットされた追加部品のIDとフィーダーIDとがすでに紐付いている場合には(ステップS24でN)、すでにセットされた追加部品が代替可能部品であるか否かを判断する(ステップS29)。代替可能部品でない場合には(ステップS29でN)、紐付け不可と判断し、代替可能部品である場合には(ステップS29でY)、次にセットされる追加部品が代替可能部品であるか否かを判断する(ステップS30)。代替可能部品でない場合には(ステップS30でN)、紐付け不可と判断し、代替可能部品である場合には(ステップS30でY)、生産可能枚数に1枚以上差があるか否かを判断する(ステップS31)。
生産可能枚数に1枚以上差がない場合には(ステップS31でN)、追加部品IDの紐付けを行わず、1枚以上差がある場合には(ステップS31でY)、代替モードBが設定されているか否かを判断する(ステップS32)。代替モードBが設定されている場合には(ステップS32でY)、次にセットされる追加部品を代替部品に設定するか否かを確認するダイアログボックスを表示ユニットに表示させる(ステップS33)。作業者が「設定する」のボタンを押して入力が行われると、代替部品に設定され(ステップS34でY)、追加部品IDとフィーダーIDとの紐付けを完了する。一方、作業者が「設定しない」のボタンを押して入力が行われると、代替部品に設定されず(ステップS34でN)、紐付け不可と判断する。なお、ステップS32で代替モードBが設定されていない場合には(ステップS32でN)、代替モードCにより紐付けを完了させる。
以上のように本実施形態によって開示される部品実装機100は、複数の部品が一定のピッチでテープに保持されたテープ部品21を有し、テープに保持された部品を順次供給するフィーダー20と、部品を吸着する吸着ノズル31を有し、吸着ノズル31に吸着された部品をテープから基板130上に移載するヘッド部30と、短冊テープ部品22を有し、フィーダー20に代わって短冊テープ部品22に保持された部品を順次供給する代替用フィーダー40と、を備え、短冊テープ部品22のテープ長さ、もしくは短冊テープ部品22の部品数を指示する構成とした。
このような構成によると、部品実装機100によって指示されたテープ長さ、もしくは部品数に基づいて短冊テープ部品22を予め作成し、この短冊テープ部品22を代替用フィーダー20に装着する。テープ部品21の部品がなくなったら、短冊テープ部品22から部品を吸着すればよいため、部品の吸着動作を停止させることなく部品供給を行うことができる。その際、短冊テープ部品22のテープ長さをできるだけ短くすることにより、代替用フィーダー40の使用を必要最小限に留めることができる。
ここで、短冊テープ部品22はテープ部品21の一部であるが、例えば、次にセットされるテープ部品21の一部を切り離すことで短冊テープ部品22を作成し、短冊テープ部品22が切り取られた残りのテープ部品21をフィーダー20にセットすると、全体部品数の把握が容易になる等のメリットがある。
フィーダー20が、テープ部品21のローディングを自動で行うオートローディングフィーダーであって、テープ部品21の部品が全てなくなってから、プリセットされたテープ部品21の部品がヘッド部30により吸着可能になるまでの時間をローディング時間とした場合に、ローディング時間内で部品を基板130に移載可能な最大部品数と部品のピッチとに基づいて短冊テープ部品22のテープ長さを算出してもよい。
ここで、ローディングとは、部品切れとなったフィーダーに新たな部品を供給して使用可能な状態にすることをいう。
このような構成によると、短冊テープ部品22のテープ長さを最短にできるため、代替用フィーダー40の使用を必要最小限に留めることができる。
1枚の基板に使用される部品の使用部品数と部品のピッチとに基づいて短冊テープ部品22のテープ長さを算出する構成としてもよい。
このような構成によると、代替用フィーダー40によって基板1枚分の部品を供給することができる。また、フィーダー20のテープ部品21のローディングを手動で行う場合でも、余裕をもって取り替え作業を行うことができる。
フィーダー20が、テープ部品21のローディングを手動で行う通常のフィーダーである場合に、あらかじめ設定した部品交換時間内で部品を基板130に移載可能な最大部品数と部品のピッチとに基づいて短冊テープ部品22のテープ長さを算出してもよい。
このような構成によると、フィーダー20のテープ部品21のローディングを行う場合に代替用フィーダー40の使用を必要最小限に留めることができる。ただし、フィーダー20のテープ部品21のローディングが作業者により行われる場合は部品交換時間が不確定な時間となる。
また、本明細書によって開示される部品実装機100は、複数の部品が一定のピッチでテープに保持されたテープ部品21を有し、テープに保持された部品を順次供給するフィーダー20と、部品を吸着する吸着ノズル31を有し、吸着ノズル31に吸着された部品をテープから基板130上に移載するヘッド部30と、短冊テープ部品22を有し、フィーダー20に代わって短冊テープ部品22に保持された部品を順次供給する代替用フィーダー40と、を備え、代替用フィーダー40が、短冊テープ部品22のローディングを自動で行うオートローディングフィーダーであって、代替用フィーダー40を共用スロットで部品IDによらず共通使用する構成としてもよい。
このような構成によると、部品IDによらず代替用フィーダー40を共用スロットにセットすればよいため、あらかじめセット位置を決めておかなくてもよくなり、セット位置の有効活用が可能になる。
同一の代替用フィーダー40に2種類の短冊テープ部品22が取り付けられており、同一の代替用フィーダー40は、時間差をつけて2種類の短冊テープ部品22のローディングを行う構成としてもよい。
このような構成によると、同一の代替用フィーダー40で2種の短冊テープ部品22を供給することができるため、短冊テープ部品22の種類毎に異なる代替用フィーダー40を用意する必要がなく、代替用フィーダー40の取替作業が不要になるとともに、代替用フィーダー40の数が1つでもよい。したがって、生産性向上や生産コスト低下を実現できる。
第1の短冊テープ部品22の生産可能枚数と第2の短冊テープ部品22の生産可能枚数とに1枚以上の差、あるいは必要量以上の差があることを条件に、同一の代替用フィーダー40に、時間差をつけて2種類の短冊テープ部品22のローディングをさせる構成としてもよい。
ここで、必要量とは、短冊テープ部品22の長さによって実装可能となりうる生産可能枚数などである。
このような構成によると、生産可能枚数に1枚以上の差、あるいは必要量以上の差があるから、第1の短冊テープ部品22がなくなった後、第2の短冊テープ部品22のローディングを開始させることができる。
短冊テープ部品22のテープ長さ、もしくは短冊テープ部品22の部品数を指示する構成としてもよい。
このような構成によると、代替用フィーダー40の使用を必要最小限に留めることができる。
短冊テープ部品22を代替用フィーダー40に取り付けた時に短冊テープ部品22を代替部品として使用するか使用しないかを選択出来るようにする構成としてもよい。
このような構成によると、代替部品として使えそうな部品があれば、代替部品として使用することを選択すればよく、部品の使いかけをなくし、部品の管理を容易にすることができる。
<実施形態2>
実施形態2を図6から図8の図面を参照しながら説明する。実施形態2では2部品切れの場合について説明する。図6に示すように、代替用フィーダー40は最初Kスロットだけに装着されているものの、後述するLスロットに、もう一つの代替用フィーダー40が装着されるようになっている。部品残数管理により、Bスロットに装着されたフィーダー20のテープ部品21(以下「部品B」という)とDスロットに装着されたテープ部品21(以下「部品D」という)がなくなりかけていることを示している。なお、各フィーダー20および代替用フィーダー40は、ALFである。
部品Bの残数は2枚の基板130を生産可能な個数とされ、部品Dの残数は4枚の基板130を生産可能な個数とされている。この場合、最初に部品切れが発生するのは部品Bであり、次に部品切れが発生するのは部品Dである。部品Bと部品Dの残数が少なくなると、表示ユニット60に新しいテープ部品21の補給を促す警告が行われる。
図7に示すように、作業者は、表示ユニット60の補給警告を見て、まず、Bスロットに装着される新しいテープ部品21を準備する。表示ユニット60には、補給警告の他、準備すべき短冊テープ部品22のテープ長さを表示する。作業者は、テープ部品21の一部を切り離すことで指示されたテープ長さの短冊テープ部品22を作成する。次に、作業者は、リーダーを補給部品(短冊テープ部品22が切り取られた後のテープ部品21)の識別部にかざして補給部品のIDを読み取り、続けてリーダーを代替用フィーダー40の識別部にかざして代替用フィーダー40のIDを読み取り、コントローラ50が補給部品のIDと代替用フィーダー40のIDとの紐付けを行う。この後、補給部品としての短冊テープ部品22が代替用フィーダー40にセットされると、コントローラ50は、部品Bの短冊テープ部品22が代替用フィーダー40に取り付けられたことを認識し、短冊テープ部品22のローディングを開始する。
この後、作業者は、リーダーを補給部品(短冊テープ部品22が切り取られた後のテープ部品21)の識別部に再度かざして補給部品のIDを読み取り、Bスロットに装着されたフィーダー20の識別部にリーダーをかざしてフィーダー20のIDを読み取り、コントローラ50が補給部品のIDとフィーダー20のIDとの紐付けを行う。この後、テープ部品21が補給部品としてBスロットのフィーダー20にプリセットされる。Bスロットのテープ部品21がなくなり次第、プリセットされたテープ部品21のローディングが開始される。
続いて、部品Dについても準備を行う。部品Bの準備が完了した時点では、Kスロットに部品Bの代替用フィーダー40が装着されているため、新たな代替用フィーダー40を準備する必要がある。ここで、現時点で代替用フィーダー40に設定されていないフィーダー20を準備し、未使用のLスロットに装着する。これにより、フィーダー20のIDとセット位置(Lスロット)との紐付けが行われ、フィーダー20がLスロットに装着されたことがコントローラ50によって認識される。
次に、部品Bと同様にして、部品Dについても短冊テープ部品22を作成する。作業者は、リーダーを補給部品(短冊テープ部品22が切り取られた後のテープ部品21)の識別部にかざして補給部品のIDを読み取り、リーダーをフィーダー20の識別部にかざしてフィーダー20のIDを読み取る。すると、コントローラ50によって補給部品のIDとフィーダー20のIDとの紐付けが行われ、続いて、このフィーダー20を第2の代替用フィーダー40に設定するか否かの確認が行われる。このような確認作業は、表示ユニット60に表示されたダイアログボックスなどによって行われる。作業者が「設定する」のボタンを押して入力が行われると、フィーダー20が第2の代替用フィーダー40として設定される。これにより、部品Dの短冊テープ部品22がLスロットで第2の代替用フィーダー40に取り付けられたことがコントローラ50によって認識され、短冊テープ部品22のローディングを開始する。
以上のように本実施形態では、第1の代替用フィーダー40と第1の短冊テープ部品22とが紐付けられている場合に、いずれかのフィーダー20と第2の短冊テープ部品22との紐付けを行うことでいずれかのフィーダー20を第2の代替用フィーダー40に設定する構成としたから、例えば複数のフィーダー20のいずれか1つを代替用フィーダー40に変更することができ、2つの代替用フィーダー40で異なる2つの部品を供給することができる。
<実施形態3>
実施形態3を図9を参照しながら説明する。実施形態3では、実施形態2と同様、2部品切れの場合について説明する。図9に示すように、代替用フィーダー40はKスロットに装着されている。部品残数管理がされていないものの、Bスロットに装着されたフィーダー20のテープ部品21(以下「部品B」という)とDスロットに装着されたテープ部品21(以下「部品D」という)がなくなりかけていることを示している。なお、各フィーダー20および代替用フィーダー40は、ALFである。
部品Bの残数は2枚の基板130を生産可能な個数とされ、部品Dの残数は4枚の基板130を生産可能な個数とされている。この場合、最初に部品切れが発生するのは部品Bであり、次に部品切れが発生するのは部品Dである。部品Bと部品Dの残数が少なくなると、表示ユニット60に新しいテープ部品21の補給を促す警告が行われる。
図9に示すように、作業者は、表示ユニット60の補給警告を見て、まず、Bスロットに装着される新しいテープ部品21を準備する。表示ユニット60には、補給警告の他、準備すべき短冊テープ部品22のテープ長さを表示する。作業者は、テープ部品21の一部を切り離すことで指示されたテープ長さの短冊テープ部品22を作成する。次に、作業者は、リーダーを補給部品(短冊テープ部品22が切り取られた後のテープ部品21)の識別部にかざして補給部品のIDを読み取り、続けてリーダーを代替用フィーダー40の識別部にかざして代替用フィーダー40のIDを読み取り、コントローラ50が補給部品のIDと代替用フィーダー40のIDとの紐付けを行う。この後、補給部品としての短冊テープ部品22が代替用フィーダー40にセットされると、コントローラ50は、部品Bの短冊テープ部品22が代替用フィーダー40に取り付けられたことを認識し、短冊テープ部品22のローディングを開始する。
この後、作業者は、リーダーを補給部品(短冊テープ部品22が切り取られた後のテープ部品21)の識別部に再度かざして補給部品のIDを読み取り、Bスロットに装着されたフィーダー20の識別部にリーダーをかざしてフィーダー20のIDを読み取り、コントローラ50が補給部品のIDとフィーダー20のIDとの紐付けを行う。この後、テープ部品21が補給部品としてBスロットのフィーダー20にプリセットされる。Bスロットのテープ部品21がなくなり次第、プリセットされたテープ部品21のローディングが開始される。
続いて、部品Dについても準備を行う。本実施形態では、新たな代替用フィーダー40を準備するのではなく、Kスロットの代替用フィーダー40に部品Dの短冊テープ部品22を装着する。ただし、部品Bの生産可能枚数と部品Dの生産可能枚数との差を1枚以上とし、部品Bの短冊テープ部品22のテープ長さを、基板1枚以上生産できる長さにしないようにすることを条件とする。
次に、部品Bと同様にして、部品Dについても短冊テープ部品22を作成する。作業者は、リーダーを補給部品(短冊テープ部品22が切り取られた後のテープ部品21)の識別部にかざして補給部品のIDを読み取り、リーダーを代替用フィーダー40の識別部にかざして代替用フィーダー40のIDを読み取る。すると、コントローラ50によって補給部品のIDと代替用フィーダー40のIDとの紐付けが行われる。
続いて、部品Bの生産可能枚数と部品Dの生産可能枚数との差が1枚以上あるか否かの確認が行われる。このような確認作業は、表示ユニット60に表示されたダイアログボックスなどによって行われる。作業者が「1枚以上ある」のボタンを押して入力が行われると、続けて、部品Bの短冊テープ部品22のテープ長さが、基板1枚以上生産できる長さか否かの確認が行われる。同様に、作業者が「基板1枚以上生産できる長さではない」のボタンを押して入力が行われると、部品Bの短冊テープ部品22の供給完了後に部品Dの供給が開始される。これにより、部品Dの短冊テープ部品22が代替用フィーダー40に取り付けられたことがコントローラ50によって認識され、部品Bの短冊テープ部品22の部品供給完了後に、部品Dの短冊テープ部品22のローディングを開始する。
以上のように本実施形態では、第1の短冊テープ部品22の生産可能枚数と第2の短冊テープ部品22の生産可能枚数とに1枚以上の差があることを条件に、同じ代替用フィーダー40に第1の短冊テープ部品22と第2の短冊テープ部品22とが装着される構成としたから、同じ代替用フィーダー40で異なる2つの部品を供給することができる。また、生産可能枚数に1枚以上の差があるから、第1の短冊テープ部品22の部品供給が完了した後、第2の短冊テープ部品22の部品供給を開始させることができる。
<実施形態4>
実施形態4を図10を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態2と同様、2部品切れの場合について説明する。図10に示すように、Kスロットに装着された代替用フィーダー40と、Lスロットに装着された代替用フィーダー40とが予め設定されている。部品残数管理はされていないものの、Bスロットに装着されたフィーダー20のテープ部品21(以下「部品B」という)とDスロットに装着されたテープ部品21(以下「部品D」という)がなくなりかけていることを発見したものとする。なお、各フィーダー20および各代替用フィーダー40は、ALFである。以下においては、代替モードがAである場合とBである場合とに分けて説明する。
1.代替モードA
Aモードでは予め代替部品の情報がプログラムに記録されているため、セット位置で部品の種類(本実施形態では部品Bと部品Dであること)が特定され、リーダーで部品IDを読み取る必要はない。部品の残数はわからないが、もうすぐ部品切れになりそうな部品Bと部品Dを発見したとする。あくまで目視ではあるが、部品Bのほうが部品Dよりも先に部品切れになりそうであることがわかったとする。
まず、部品Bのテープ部品21をBスロットのフィーダー20にプリセットすると、表示ユニット60に補給ナビが表示され、短冊テープ部品22のテープ長さが指示される。テープ部品21から指示されたテープ長さの短冊テープ部品22を切り取ってKスロットの代替用フィーダー40にプリセットする。次に、部品Dのテープ部品21をDスロットのフィーダー20にプリセットすると、表示ユニット60に補給ナビが表示され、短冊テープ部品22のテープ長さが指示される。テープ部品21から指示されたテープ長さの短冊テープ部品22を切り取ってLスロットの代替用フィーダー40にプリセットする。
これにより、部品Bのテープ部品21のローディング中にヘッド部30による部品吸着位置がBスロットのフィーダー20からKスロットの代替用フィーダー40に切り替わるため、部品の供給停止や供給待ちが発生することなく生産を継続することができる。また、部品Dのテープ部品21のローディング中にヘッド部30による部品吸着位置がDスロットのフィーダー20からLスロットの代替用フィーダー40に切り替わるため、部品の供給停止や供給待ちが発生することなく生産を継続することができる。
2.代替モードB
Bモードでは代替部品の情報がプログラムに記録されていないため、運転中に代替用フィーダー40の対象部品を変更することができる。図10の場合、KスロットとLスロットに代替用フィーダー40が装着されていることはわかるが、どんな部品が装着されているかがわからないことを示している。しかし、セット位置で部品の種類(本実施形態では部品Bと部品Dであること)が特定され、リーダーで部品IDを読み取る必要はない。部品の残数はわからないが、もうすぐ部品切れになりそうな部品Bと部品Dを発見したとする。あくまで目視ではあるが、部品Bのほうが部品Dよりも先に部品切れになりそうであることがわかったとする。その後の動作については、代替モードAと同じであるため、説明を省略する。
このようにすれば、Kスロットに装着される代替用フィーダー40とLスロットに装着される代替用フィーダー40とを代替部品供給用のALFに指定しておき、KスロットとLスロットを代替部品専用の共用スロットに指定しておくことにより、部品IDによらず共通使用することができる。したがって、より効率的かつ柔軟な部品補給を行うことができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では短冊テープ部品22のテープ長さを指示するようにしていたものの、短冊テープ部品22の部品数を指示してもよい。また、短冊テープ部品22のテープ長さを表示ユニット60に表示して指示していたものの、表示ユニット60以外の伝達手段(音声、メール連絡等)によってテープ長さを指示してもよい。
(2)上記実施形態ではフィーダー20および代替用フィーダー40がいずれもALFであるものとして説明したが、ALFではない手動のフィーダーおよび手動の代替用フィーダーでも実施可能である。
(3)上記実施形態1では部品のIDとフィーダー20のIDとの紐付けが行われた時に部品を代替部品に設定するか否かの選択画面を表示ユニット60に表示させているものの、選択画面を表示させることなく、補給ナビ等で補給が指示された部品については代替部品に設定するものとしてもよい。
(4)上記実施形態3では1つの代替用フィーダー40に2つの短冊テープ部品22を装着しているものの、3つ以上の短冊テープ部品22を1つの代替用フィーダー40に装着してもよい。
(5)上記実施形態4では予め2つの代替用フィーダー40が設定されているものの、3つ以上の代替用フィーダー40を予め設定してもよい。
(6)上記実施形態では次のテープ部品21の一部を切り出して代替用フィーダー40に装着し、残りのテープ部品21をフィーダー20に装着しているものの、次のテープ部品21の一部でなくてもよく、あらかじめ用意しておいた予備部品を代替用フィーダー40に装着してもよい。
10…フィーダー群
20…フィーダー
21…テープ部品
22…短冊テープ部品
30…ヘッド部
31…吸着ノズル
40…代替用フィーダー
100…部品実装機
130…基板

Claims (9)

  1. 複数の部品が一定のピッチでテープに保持されたテープ部品を有し、前記テープに保持された前記部品を順次供給するフィーダーと、
    前記部品を吸着する吸着ノズルを有し、前記吸着ノズルに吸着された前記部品を前記テープから基板上に移載するヘッド部と、
    短冊テープ部品を有し、前記フィーダーに代わって前記短冊テープ部品に保持された前記部品を順次供給する代替用フィーダーと、を備え、
    前記短冊テープ部品のテープ長さ、もしくは前記短冊テープ部品の部品数を指示する部品実装機。
  2. 前記フィーダーが、前記テープ部品のローディングを自動で行うオートローディングフィーダーであって、前記テープ部品の前記部品が全てなくなってから、プリセットされたテープ部品の前記部品が前記ヘッド部により吸着可能になるまでの時間をローディング時間とした場合に、前記ローディング時間内で前記部品を前記基板に移載可能な最大部品数と前記部品のピッチとに基づいて前記短冊テープ部品のテープ長さを算出する請求項1に記載の部品実装機。
  3. 1枚の前記基板に使用される前記部品の使用部品数と前記部品のピッチとに基づいて前記短冊テープ部品のテープ長さを算出する請求項1に記載の部品実装機。
  4. 前記フィーダーが、前記テープ部品のローディングを手動で行う通常のフィーダーである場合に、あらかじめ設定した部品交換時間内で前記部品を前記基板に移載可能な最大部品数と前記部品のピッチとに基づいて前記短冊テープ部品のテープ長さを算出する請求項1に記載の部品実装機。
  5. 複数の部品が一定のピッチでテープに保持されたテープ部品を有し、前記テープに保持された前記部品を順次供給するフィーダーと、
    前記部品を吸着する吸着ノズルを有し、前記吸着ノズルに吸着された前記部品を前記テープから基板上に移載するヘッド部と、
    短冊テープ部品を有し、前記フィーダーに代わって前記短冊テープ部品に保持された前記部品を順次供給する代替用フィーダーと、を備え、
    前記代替用フィーダーが、前記短冊テープ部品のローディングを自動で行うオートローディングフィーダーであって、前記代替用フィーダーを共用スロットで部品IDによらず共通使用する部品実装機。
  6. 同一の前記代替用フィーダーに2種類の前記短冊テープ部品が取り付けられており、前記同一の前記代替用フィーダーは、時間差をつけて前記2種類の前記短冊テープ部品のローディングを行う請求項5に記載の部品実装機。
  7. 第1の前記短冊テープ部品の生産可能枚数と第2の前記短冊テープ部品の生産可能枚数とに1枚以上の差、あるいは必要量以上の差があることを条件に、同一の前記代替用フィーダーに、時間差をつけて2種類の前記短冊テープ部品の代替動作をさせる請求項6に記載の部品実装機。
  8. 前記短冊テープ部品のテープ長さ、もしくは前記短冊テープ部品の部品数を指示する請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の部品実装機。
  9. 前記短冊テープ部品を前記代替用フィーダーに取り付けた時に前記短冊テープ部品を代替部品として使用するか使用しないかを選択出来るようにする請求項5から請求項8のいずれか一項に記載の部品実装機。
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