JP2019066674A - 蛍光板、光源装置及び投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蛍光板の反射層の黒化を防止する蛍光板、光源装置及び投影装置を提供すること。【解決手段】蛍光板310は、基材311上に、銀を含む反射層312、透光性を有する絶縁層313、反射層312と同電位の透光性を有する導体層314、及び励起光の照射により蛍光光を出射する蛍光体層315を、順に積層した蛍光発光領域A1を有する。また、導体層314は、蛍光板310を収容するケースに接地され又はケースを介して大地に接地される。【選択図】 図4

Description

本発明は、蛍光板並びにこの蛍光板を備える光源装置及び投影装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、メモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置として、データプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から出射された光を、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
プロジェクタは、パーソナルコンピュータやDVDプレーヤーなどの映像機器の普及に伴って、業務用プレゼンテーションから家庭用に至るまで、用途が拡大している。このようなプロジェクタにおいて、従来は高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、近年、光源として複数のレーザダイオード等の半導体発光素子を用いるとともに、この半導体発光素子を励起光源とする蛍光板を利用した投影装置が種々開発されている。
特許文献1に開示される投影装置は、励起光源と、光源制御手段と、蛍光板とを有する。蛍光板には、蛍光体層が設けられた蛍光発光領域と、拡散角度が異なる複数の拡散板が隣接して形成される拡散透過領域とが設けられる。蛍光発光領域には、励起光源からの出射光が励起光として照射される。拡散透過領域は、励起光源からの出射光を拡散透過させる。
特開2015−232677号公報
蛍光板と青色波長帯域光を用いる反射型プロジェクタシステムでは、蛍光板上の蛍光体層の裏に、励起光を反射させるための銀の反射層が設けられる。しかしながら、プロジェクタを長時間駆動させていると、蛍光体層に含まれるシリコンが光電効果によって電子を放出することで正孔を発生させ、蛍光体層と銀の反射層との間に電位差を生じさせる。そのため、反射層では銀の凝集やイオンマイグレーションが発生することがある。この凝集やイオンマイグレーションを起こした箇所は硫化等により黒く変色するいわゆる黒化を起こすため、励起光が照射された反射層の部分は、反射率の低下によって蛍光光の輝度が低下したり、発熱量が増加するという課題がある。
本発明は、以上の点に鑑み、蛍光板の反射層の黒化を防止する蛍光板、光源装置及び投影装置を提供することを目的とする。
本発明に係る蛍光板は、基材上に、銀を含む反射層、透光性を有する絶縁層、前記反射層と同電位の透光性を有する導体層、及び励起光の照射により蛍光光を出射する蛍光体層を、順に積層した蛍光発光領域を有することを特徴とする。
本発明に係る光源装置は、上記の蛍光板と、前記蛍光体層を励起して蛍光光を出射させる励起光照射装置と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る投影装置は、上記の光源装置と、前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記表示素子と前記光源装置を制御する投影装置制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、蛍光板の反射層の黒化を防止する蛍光板、光源装置及び投影装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態1に係る固定蛍光板を示す図であり、(a)は平面模式図を示し、(b)は図4(a)のIVb−IVb断面の中央部を拡大して示す拡大図である。 本発明の実施形態2に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態2に係る蛍光ホイールを示す図であり、(a)は平面模式図を示し、(b)は図6(a)のVIb−VIb断面図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1を図に基づいて説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10の投影方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10は、図1に示すように、略直方体形状をしており、上ケース5と下ケース6により内部を覆うように構成される。上ケース5と下ケース6とが嵌合されて形成される正面パネル12には、略中央に投影側光学系220の出射口が配置され、右側パネル14近傍に吸気孔18が形成されている。
上ケース5の上面板11には、キー/インジケータ部37が設けられる。このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン又はオフを切りかえる投影スイッチキー、及び、光源ユニット、表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
また、図示はしないが、投影装置10の後方や側方に位置する上ケース5と下ケース6とが嵌合されて形成される背面パネル13や右側パネル14には、USB端子や電源アダプタプラグ、メモリカードの挿入口等の各種端子が設けられている。
次に、投影装置10の投影装置制御部について図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
この制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、演算装置としてのCPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換され、表示エンコーダ24に出力される。
表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上で、このビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御手段として機能する。表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜のフレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。
そして、光源装置60から出射された光線束が光源側光学系170を介して表示素子51に照射されることにより、表示素子51の反射光で光像が形成され、投影側光学系220を介して図示しないスクリーンに画像が投影表示される。
なお、この投影側光学系220の可動レンズ群は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
画像圧縮/伸長部31は、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行なう。画像圧縮/伸長部31は、再生時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力する。
キー/インジケータ部37からの操作信号は、直接に制御部38に送出される。制御部38は、システムバス(SB)を介して音声処理部47と接続される。音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
制御部38は、光源制御回路41を制御している。光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定の波長帯域の光源光が光源装置60から出射されるように、後述する励起光照射装置70、赤色光源装置120及び青色光源装置130の発光を個別に制御する。
制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させる。
次に、この投影装置10の内部構造について述べる。図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、中央部分に光源装置60を備える。なお、図示しないが、光源装置60はケースに収容される。投影装置10は、光源装置60の左側方に投影側光学系220が収容されるレンズ鏡筒を備える。投影側光学系220の左側パネル15側には電源55が設けられる。電源55としては、2次電池を使用することができる。
投影装置10は、電源55の近傍に、表示素子51を備える。本実施形態の表示素子51はDMDである。また、投影装置10は、光源装置60の下方に主制御回路基板241を備え、投影側光学系220と電源55との間に電源制御回路基板242を備える。
また、光源装置60と右側パネル14との間には、背面パネル13側から順に、ヒートシンク190、青色レーザダイオード71及び青色光源131で発生する熱をヒートシンク190へ伝達するヒートパイプ192、並びに冷却ファン191を備える。
光源装置60は、緑色光源装置としての励起光照射装置70及び蛍光発光装置300と、赤色光源装置120と、青色光源装置130と、導光光学系140とを備える。
励起光照射装置70は、正面パネル12の近傍に配置される。蛍光発光装置300は、背面パネル13の近傍に配置される。赤色光源装置120は、励起光照射装置70と蛍光発光装置300との間に配置される。また、青色光源装置130は、励起光照射装置70と投影側光学系220との間に配置される。
導光光学系140は、励起光照射装置70及び青色光源装置130の後方に配置され、蛍光発光装置300、赤色光源装置120、及び、青色光源装置130から出射される緑色波長帯域光、赤色波長帯域光及び青色波長帯域光を光源側光学系170まで導光する。
励起光照射装置70は、光軸が左側パネル15と略平行な2個の青色レーザダイオード71と、各青色レーザダイオード71の光軸上に配置された2個のコリメータレンズ73とを備える。
青色レーザダイオード71は、蛍光板310に向けて青色波長帯域のレーザ光を出射する。また、青色レーザダイオード71は、青色レーザダイオード71用の基板と接続されるヒートパイプ192と接触しており、このヒートパイプ192を介してヒートシンク190により冷却される。
蛍光発光装置300の蛍光板310は、青色レーザダイオード71から出射されたレーザ光を励起光として受けて、緑色の蛍光光を出射する。蛍光発光装置300から出射された緑色波長帯域光は、集光レンズ群117で集光されて、第一ダイクロイックミラー141に入射する。蛍光発光装置300の詳細については後述する。
赤色光源装置120は、光軸が正面パネル12と平行な赤色光源121と、この赤色光源121の前方に配置される集光レンズ群125とを備える。赤色光源121は、赤色発光ダイオードであり、ヒートシンク190によって冷却される。
また、青色光源装置130は、光軸が青色レーザダイオード71と平行な青色光源131と、この青色光源131の前方に配置される集光レンズ135とを備える。青色光源131は、青色発光ダイオードであり、ヒートパイプ192を介してヒートシンク190によって冷却される。
導光光学系140は、第一ダイクロイックミラー141と第二ダイクロイックミラー142を備える。第一ダイクロイックミラー141は、励起光照射装置70の光軸と赤色光源装置120の光軸とが交差する位置に配置される。第一ダイクロイックミラー141は、励起光照射装置70及び赤色光源装置120からの出射光を透過し、蛍光板310から出射された蛍光光を反射する。第二ダイクロイックミラー142は、赤色光源装置120の光軸と青色光源装置130の光軸とが交差する位置に配置される。第二ダイクロイックミラー142は、赤色光源装置120からの赤色波長帯域光、及び、蛍光板310から出射される緑色波長帯域光を反射し、青色光源装置130からの青色波長帯域光を透過する。
投影装置10は、光源側光学系170を備える。光源側光学系170は、光源装置60からの出射光を表示素子51に導光する。光源側光学系170は、マイクロレンズアレイ171と、マイクロレンズアレイ171から出射された光を集光する集光レンズ172と、集光レンズ172からの出射光の光軸を表示素子51に向かって変換する光軸変換ミラー181と、光軸変換ミラー181で変換された光軸上に位置する集光レンズ174と、プリズム194と、を備える。
マイクロレンズアレイ171は、光源装置60から出射された光源光を、表示素子51の形状に合わせた複数の長方形断面の光線束に変換する。また、マイクロレンズアレイ171及び集光レンズ172は、表示素子51上で各色の光線束の中心位置が重なるように集光することで、光源光をミキシングし、均一な強度分布の光線束に変換する。集光レンズ172で集光された光は、光軸変換ミラー181で反射され、集光レンズ174を介してプリズム194に入射する。
プリズム194は、表示素子51に光源光を照射するコンデンサレンズとして機能する。また、プリズム194は、表示素子51で生成された投影光を、投影側光学系220の光軸と一致させるように、光軸を変換する。
投影側光学系220は、固定レンズ群や可動レンズ群により構成されており、図2に示したレンズモータ45を制御することにより、可動レンズ群のレンズを光軸方向に稼働させることで、ズーム機能やフォーカス機能を実現している。
このように投影装置10を構成することで、励起光照射装置70、赤色光源装置120及び青色光源装置130から異なるタイミングで光を出射させると、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光が導光光学系140及び光源側光学系170を介して表示素子51に入射される。そのため、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、図4(a)及び図4(b)を参照して蛍光発光装置300について説明する。図4(a)は蛍光発光装置300の平面模式図であり、図4(b)は図4(a)の蛍光発光装置300のIVb−IVb断面の中央部を拡大して示す拡大図である。
本実施形態の蛍光発光装置300は、固定された蛍光板310により形成される。蛍光板310は、基材311の上に、反射層312、絶縁層313、導体層314、及び蛍光体層315を、順に積層させた蛍光発光領域A1を有する。
基材311は、アルミニウム(Al)を含み、略矩形状に形成される。基材311は、蛍光板310を収容する光源装置60のケースに固定するための固定孔311aを有する。なお、ケースは、図示から省略している。反射層312は、銀(Ag)を含み、基材311の上に形成される。絶縁層313は、酸化チタン(TiO)を含み、反射層312の上に形成される。絶縁層313は透光性を有する。導体層314は、絶縁層313の上に形成される。導体層314は、金属、樹脂等により形成され、導電性及び透光性を有する。透光性を有する導体層314として、酸化インジウムスズ(ITO、Indium Tin Oxide)、酸化亜鉛(ZnO),二酸化スズ(SnO)等を使用することができる。このように、導体層314は、反射層312と異なる材料により形成することができる。蛍光体層315は、導体層314の上に形成される。蛍光体層315には、バインダとしてシリコン(Si)が含まれる。
反射層312と基材311とは、それぞれ導電性を有し、互いに接している。蛍光板310の基材311は、図3及び図4には示していないが、光源装置60のケースの内部に設けられた支持部に対し、固定孔311aを介して金属螺子等により固定支持される。そのため、基材311と光源装置60のケースとは、電気的に接続される。
導体層314は、図4(b)に示すように、その端部314aにおいて基材311まで延設される短絡経路C1により、反射層312と電気的に接続される。そのため、導体層314、反射層312及び基材311は略同電位となり、光源装置60のケースに対し接地される。
以上、実施形態1では、導体層314と反射層312を蛍光板310上で短絡経路C1により接続することで、略同電位とし、導体層314を接地する構成とした。青色レーザダイオード71からの励起光が蛍光体層315に照射されると、蛍光体層315のシリコンは光電効果により正孔が発生して正の極性に傾く。短絡された導体層314を設けない構成の場合では、蛍光体層315と反射層312との間に電位差が生じる。すると、反射層312に含まれる銀は、イオン化して、蛍光体層315側へ向かうようにイオンマイグレーションや凝集を進行させる。これにより、反射層312の平滑度が失われて反射特性を低下させることがある。また、イオン化した銀は、容易に他の元素と結びつくことができる。例えば、正の銀イオンは、空気中に微量に含まれる硫黄と反応して硫化銀が生じ、反射層312を黒く変色させる。硫黄の発生源としては、元々空気中に微量に含まれる二酸化硫黄(SO)または硫化水素(HS)等がある。更には、筐体内の部品で使用されるエンジニアリングプラスチックとして、ポリフェニレンサルファイド(PPS、Poly Phenylene Sulfide)樹脂を用いていることが理由として挙げられる。PPS樹脂は、分子式(CS)で表される通り、ベンゼン環と硫黄原子が交互に結合した直鎖状の化学構造を持つポリマー(重合体)の合成樹脂である。従って、投影装置10の電源がオンされ投影している間は、筐体内部の温度が可也上昇するため、PPS樹脂も高温になり、ポリマー自身の分解により発生したガスの硫黄成分が銀イオンと結合することが考えられる。これにより、反射層312では、反射特性が低下したり、励起光の吸収熱量が増加する。
しかし、本実施形態の蛍光体層315は、導体層314と接しており、導体層314はさらに光源装置60のケースに接地されている。そのため、蛍光体層315は、電子の供給を受けて光源装置60のケースと略同電位となる。よって、蛍光体層315の極性変動を防止することができる。なお、図示しないが、蛍光体層315と反射層312とは、一部が接することにより電気的に接続される構成であっても良い。この場合においても、蛍光体層315と反射層312とは略同電位となり、反射層312に含まれる銀のイオン化を防止し、電位差に起因する銀の凝集やイオンマイグレーションによる黒化の発生を防ぐことができる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。図5は、本実施形態の投影装置10Aの内部構造を示す平面模式図である。なお、制御に関する機能ブロックについては、図2と同様の構成を用い、光源装置60の代わりに光源装置60Aが、投影側光学系220の代わりに投影側光学系220Aが、適用される。また、投影装置10Aの説明において、実施形態10に示した投影装置10の内部構造と同様の構成については、その説明を省略し又は簡略化する。
投影装置10Aは、右側パネル14の近傍に主制御回路基板241を備える。この主制御回路基板241は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備える。また、投影装置10Aは、投影装置10Aの略中央部分に光源装置60Aを備える。光源装置60Aと左側パネル15との間には、光源側光学系170Aや投影側光学系220Aが配置される。
光源装置60Aは、赤色光源装置120A、緑色光源装置80及び励起光照射装置70Aを備える。赤色光源装置120Aは赤色波長帯域光の光源である。緑色光源装置80は緑色波長帯域光の光源である。励起光照射装置70Aは青色波長帯域光の光源であると共に励起光源でもある。緑色光源装置80は、励起光照射装置70Aと、蛍光発光装置300Aとにより構成される。そして、光源装置60Aは、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光の光線束に赤色波長帯域光の光線束を合わせて各色波長帯域の光線束を同一光路上に導光して同一方向に向かわせる導光光学系140Aを備える。
励起光照射装置70Aは、背面パネル13と光軸が平行になるよう配置された複数の半導体発光素子を備える。本実施形態の半導体発光素子は、青色波長帯域光を出射する青色レーザダイオード71である。各青色レーザダイオード71の光軸上には、コリメータレンズ73が配置されている。コリメータレンズ73は、青色レーザダイオード71からの出射光の指向性を高めて各々平行光に変換する。青色レーザダイオード71及びコリメータレンズ73は、固定ホルダ75に固定される。
また、励起光照射装置70Aは、各青色レーザダイオード71からの出射光の光軸を正面パネル12方向に90度変換する反射ミラー76と、反射ミラー76で反射した各青色レーザダイオード71からの出射光を集光するコリメータレンズ73と、ヒートシンク81とを備える。青色レーザダイオード71は、冷却ファン261とヒートシンク81とによって冷却される。
赤色光源装置120Aは、青色レーザダイオード71と光軸が平行となるように配置された赤色光源121と、赤色光源121からの出射光を集光する集光レンズ群125と、を備える。この赤色光源121は、赤色波長帯域の光を出射する半導体発光素子である赤色発光ダイオードである。赤色光源装置120Aは、赤色光源装置120Aが出射する赤色波長帯域光の光軸が、蛍光板320から出射される緑色波長帯域光の光軸と交差するように配置される。また、赤色光源装置120Aは、ヒートシンク122を備える。赤色光源121は、冷却ファン261及びヒートシンク122によって冷却される。
緑色光源装置80を構成する蛍光発光装置300Aは、蛍光板320、モータ110、集光レンズ群117、集光レンズ115を備える。蛍光板320は、励起光照射装置70Aからの出射光の光軸と直交するように配置される。モータ110は、蛍光板320を回転駆動させる。集光レンズ群117は、励起光照射装置70Aから出射される励起光の光線束を蛍光板320に集光する。集光レンズ115は、蛍光板320から正面パネル12方向に出射される光線束を集光する。蛍光発光装置300Aは、この冷却ファン261によって冷却される。
導光光学系140Aは、第一ダイクロイックミラー141、集光レンズ149、第二ダイクロイックミラー148、第一反射ミラー143、集光レンズ146、第二反射ミラー145、集光レンズ147を有する。第一ダイクロイックミラー141は、励起光照射装置70Aから出射される青色波長帯域光及び蛍光板320から出射される緑色波長帯域光と、赤色光源装置120Aから出射される赤色波長帯域光とが交差する位置に配置される。第一ダイクロイックミラー141は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光を透過し、緑色波長帯域光を反射する。よって、蛍光板320から出射された緑色波長帯域光の光軸は、第一ダイクロイックミラー141により左側パネル15方向に90度変換される。
第一ダイクロイックミラー141の左側パネル15側には、集光レンズ149が配置される。さらに、集光レンズ149の左側パネル15側であって、集光レンズ147の背面パネル13側には、第二ダイクロイックミラー148が配置される。第二ダイクロイックミラー148は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射し、青色波長帯域光を透過させる。第二ダイクロイックミラー148の背面パネル13側には、集光レンズ173が配置されている。
第一ダイクロイックミラー141を透過した赤色波長帯域光の光軸は、第一ダイクロイックミラー141により反射された緑色波長帯域光の光軸と一致する。第一ダイクロイックミラー141を透過した赤色波長帯域光及び第一ダイクロイックミラー141により反射された緑色波長帯域光は、集光レンズ149に入射する。集光レンズ149を透過した赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148により反射され、集光レンズ173に入射する。
また、第一反射ミラー143は、蛍光板320を透過した青色波長帯域光の光軸上であって、集光レンズ115と正面パネル12との間に配置される。第一反射ミラー143は、青色波長帯域光を反射して、この青色波長帯域光の光軸を左側パネル15方向に90度変換する。第一反射ミラー143の左側パネル15側には、集光レンズ146が配置される。さらに、この集光レンズ146の左側パネル15側には、第二反射ミラー145が配置される。
集光レンズ147は、第二反射ミラー145の背面パネル13側に配置される。第二反射ミラー145は、第一反射ミラー143により反射され、集光レンズ146を介して入射される青色波長帯域光の光軸を、背面パネル13側に90度変換する。第二反射ミラー145により反射された青色波長帯域光は、集光レンズ147を介して第二ダイクロイックミラー148を透過し、集光レンズ173に入射する。
このように、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光の光線束は、導光光学系140により同一光路上に導光される。導光光学系140により導光された各色波長帯域光は、光源側光学系170に入射する。
光源側光学系170Aは、集光レンズ173、ライトトンネル175、集光レンズ178、光軸変換ミラー181、集光レンズ183、照射ミラー185及びコンデンサレンズ195を備える。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を投影側光学系220Aに向けて出射するので、投影側光学系220Aの一部ともされている。
各波長帯域の光線束は、ライトトンネル175の入射口に入射される。ライトトンネル175に入射された光線束は、均一な強度分布の光線束となる。
光軸変換ミラー181は、ライトトンネル175の背面パネル13側の光軸上に配置される。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー181により、左側パネル15側に光軸を変換される。
光軸変換ミラー181で反射した光線束は、集光レンズ183により集光され、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。なお、背面パネル13側にはヒートシンク150が設けられており、DMDである表示素子51はこのヒートシンク150により冷却される。
光源側光学系170Aにより表示素子51の画像形成面に照射された光源光は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220Aを介してスクリーンに投影される。投影側光学系220Aは、コンデンサレンズ195、可動レンズ群235、固定レンズ群225を備える。固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。可動レンズ群235は、可動鏡筒に内蔵され、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整を可能としている。
このように投影装置10Aを構成することで、蛍光板320を回転させるとともに励起光照射装置70A及び赤色光源装置120Aから異なるタイミングで光を出射させると、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光が導光光学系140A及び光源側光学系170Aを介して表示素子51に入射される。そのため、投影装置10Aの表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
ここで、蛍光板320について説明する。図6(a)は、蛍光板320の平面模式図である。図6(b)は、図6(a)の蛍光板320のVIb−VIb断面図である。蛍光板320は、円盤状に形成された蛍光ホイールである。蛍光板320は、回転軸326により回転可能に支持され、回転軸326を中心としてモータ110の駆動により回転することができる。蛍光板320には、蛍光発光領域B1と拡散透過領域B2とが周方向に並設される。蛍光発光領域B1及び拡散透過領域B2は、径方向に略一定の幅で形成される。蛍光発光領域B1は、青色レーザダイオード71から出射された青色波長帯域光を励起光として受けて、緑色波長帯域の蛍光光を出射する。
蛍光板320の蛍光発光領域B1は、基材321の上に、反射層322、絶縁層323、導体層324、及び蛍光体層325を、順に積層させることにより形成される。
実施形態1の蛍光発光装置300と同様に、基材321は、アルミニウム(Al)を含み、略円盤状に形成される。基材321は、中央に回転軸326を挿通させるための貫通孔320aを有する。反射層322は、銀(Ag)を含み、基材321の上に形成される。反射層322は、図6(b)においては、基材321上に設けられた溝の内部に形成されているが、基材321を平坦状に形成してその表面に積層させるように形成してもよい。絶縁層323は、酸化チタン(TiO)を含み、反射層322の上に形成される。また、絶縁層323は透光性を有する。導体層324は、絶縁層323の上に形成される。導体層324は、金属、樹脂等により形成され、導電性及び透光性を有する。導体層324は、反射層322と異なる材料により形成することができる。蛍光体層325は、導体層324の上に形成される。蛍光体層325には、バインダとしてシリコン(Si)が含まれる。
導体層324は、図6(b)に示すように、蛍光板320の内縁側の端部324aにおいて基材321まで延設される短絡経路C2により、基材321と電気的に接続される。反射層322と基材321とは、それぞれ導電性を有し、互いに接している。そのため、導体層324、反射層322及び基材321は、略同電位である。また、基材321は、モータ110の回転軸326と電気的に接続される。基材321は、図示はしないが、回転軸326がブラシ、ベアリング又は導電性樹脂スリーブ等を介してモータの筐体と接続される。
モータ110は、図5及び図6には示していないが、光源装置60Aのケースの内部に設けられた支持部により、光源装置60Aに固定支持される。そのため、導体層324は光源装置60Aのケースに対し、電気的に接続されて接地される。
拡散透過領域B2は、青色レーザダイオード71からの出射光を拡散透過する。拡散透過した出射光は、図5の集光レンズ115側へ出射され、その後、光源装置60の青色波長帯域光として出射される。
以上、実施形態2では、導体層324と反射層322を蛍光板320上で短絡経路C2により接続することで、略同電位とし、導体層324を接地する構成とした。そのため、蛍光体層325と反射層322とを略同電位とすることができ、電位差に起因する銀の凝集やイオンマイグレーションを防ぐことができる。
なお、実施形態1及び実施形態2で示した光源装置60,60A又は投影装置10,10Aのケースは、アースされる場合があり、導体層314,324は大地に対し接地される構成としてもよい。
また、蛍光板310,320は、蛍光体層315,325と導体層314,324との電位差を小さくするか略同電位とする構成とすればよい。例えば、導体層314は反射層312と同じ場所に接地させれば良い。或いは、導体層314,324と反射層312,322とを蛍光板310,320上で短絡せずに、導体層314,324と反射層312,322とは異なる経路を介して、個別に光源装置60,60A又は投影装置10,10Aのケースに接地させてもよい。
以上、各実施形態で説明したように、蛍光板310,320は、基材311,321上に、銀を含む反射層312,322、透光性のある絶縁層313,323、反射層312,322と同電位の導体層314,324、及び励起光の照射により蛍光光を出射する蛍光体層315,325を、順に積層した蛍光発光領域A1,B1を有する。そのため、蛍光体層315,325と反射層312,322の電位差を無くすことができ、反射層312,322に含まれる銀の凝集やイオンマイグレーションに起因する反射層312,322の黒化を防ぐことができる。よって、蛍光板310,320の蛍光光の輝度の低下や発熱量の増加を低減することができる。
また、導体層314,324が接地される蛍光板310,320は、励起光の照射により蛍光体層315,325に発生する反射層312,322との電位差の発生を低減することができる。
また、導体層314,324が蛍光板310,320を収容するケースに接地され又はそのケースを介して大地に接地される光源装置60,60Aは、導体層314,324を介することにより、蛍光体層315,325及び反射層312,322と、光源装置60,60Aのケース又は大地とを、略同電位とすることができる。そのため、反射層312,322は、周囲の部材に対する電位差が生じにくい構成とすることができる。
また、蛍光板310がケースの支持部により固定支持されることにより、導体層314がケースと電気的に接続される光源装置60は、蛍光光を光源光として出射させるための蛍光板310の構成を簡易にすることができる。
また、蛍光板320がモータ110の回転軸326により回転可能に支持され、モータ110がケースの支持部により固定支持され、回転軸326がモータ110と接続されることにより、導体層324がケースと電気的に接続される光源装置60Aは、蛍光光を光源光として出射させるために回転駆動する蛍光板320を利用した場合であっても、蛍光体層325及び反射層322を同電位としながら、光源装置60Aのケース又は大地を同電位とすることができる。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 基材上に、銀を含む反射層、透光性を有する絶縁層、前記反射層と同電位の透光性を有する導体層、及び励起光の照射により蛍光光を出射する蛍光体層を、順に積層した蛍光発光領域を有することを特徴とする蛍光板。
[2] 前記導体層は、接地されることを特徴とする上記[1]に記載の蛍光板。
[3] 前記導体層は、酸化インジウムスズ、酸化亜鉛、二酸化スズの何れかを含むことを特徴とする上記[1]又は上記[2]に記載の蛍光板。
[4] 上記[1]乃至上記[3]の何れかに記載の蛍光板と、
前記蛍光体層を励起して蛍光光を出射させる励起光照射装置と、
を備えることを特徴とする光源装置。
[5] 前記導体層は、前記蛍光板を収容するケースに接地される、又は前記ケースを介して大地に接地されることを特徴とする上記[4]に記載の光源装置。
[6] 前記導体層は、前記蛍光板が前記ケースの支持部により固定支持されることにより、前記ケースと電気的に接続されることを特徴とする上記[5]に記載の光源装置。
[7] 前記蛍光板は、モータの回転軸により回転可能に支持され、
前記モータは、前記ケースの支持部により固定支持され、
前記導体層は、前記回転軸が前記モータと接続されることにより、前記ケースと電気的に接続される、
ことを特徴とする上記[5]に記載の光源装置。
[8] 上記[4]乃至上記[7]の何れかに記載の光源装置と、
前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記表示素子と前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
を有することを特徴とする投影装置。
5 上ケース 6 下ケース
10 投影装置 10A 投影装置
11 上面板 12 正面パネル
13 背面パネル 14 右側パネル
15 左側パネル 18 吸気孔
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮/伸長部 32 メモリカード
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 光源制御回路 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ 51 表示素子
55 電源 60 光源装置
60A 光源装置 70 励起光照射装置
70A 励起光照射装置 71 青色レーザダイオード
73 コリメータレンズ 75 固定ホルダ
76 反射ミラー 80 緑色光源装置
81 ヒートシンク
110 モータ 115 集光レンズ
117 集光レンズ群 120 赤色光源装置
120A 赤色光源装置 121 赤色光源
122 ヒートシンク 125 集光レンズ群
130 青色光源装置 131 青色光源
135 集光レンズ 140 導光光学系
140A 導光光学系 141 第一ダイクロイックミラー
142 第二ダイクロイックミラー 143 第一反射ミラー
145 第二反射ミラー 146 集光レンズ
147 集光レンズ 148 第二ダイクロイックミラー
149 集光レンズ 150 ヒートシンク
170 光源側光学系 170A 光源側光学系
171 マイクロレンズアレイ 172 集光レンズ
173 集光レンズ 174 集光レンズ
175 ライトトンネル 178 集光レンズ
181 光軸変換ミラー 183 集光レンズ
185 照射ミラー 190 ヒートシンク
191 冷却ファン 192 ヒートパイプ
194 プリズム 195 コンデンサレンズ
220 投影側光学系 220A 投影側光学系
225 固定レンズ群 235 可動レンズ群
241 主制御回路基板 242 電源制御回路基板
261 冷却ファン 300 蛍光発光装置
300A 蛍光発光装置 310 蛍光板
311 基材 311a 固定孔
312 反射層 313 絶縁層
314 導体層 314a 端部
315 蛍光体層 320 蛍光板
320a 貫通孔 321 基材
322 反射層 323 絶縁層
324 導体層 324a 端部
325 蛍光体層 326 回転軸
A1 蛍光発光領域 B1 蛍光発光領域
B2 拡散透過領域 C1 短絡経路
C2 短絡経路

Claims (8)

  1. 基材上に、銀を含む反射層、透光性を有する絶縁層、前記反射層と同電位の透光性を有する導体層、及び励起光の照射により蛍光光を出射する蛍光体層を、順に積層した蛍光発光領域を有することを特徴とする蛍光板。
  2. 前記導体層は、接地されることを特徴とする請求項1に記載の蛍光板。
  3. 前記導体層は、酸化インジウムスズ、酸化亜鉛、二酸化スズの何れかを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蛍光板。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の蛍光板と、
    前記蛍光体層を励起して蛍光光を出射させる励起光照射装置と、
    を備えることを特徴とする光源装置。
  5. 前記導体層は、前記蛍光板を収容するケースに接地される、又は前記ケースを介して大地に接地されることを特徴とする請求項4に記載の光源装置。
  6. 前記導体層は、前記蛍光板が前記ケースの支持部により固定支持されることにより、前記ケースと電気的に接続されることを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記蛍光板は、モータの回転軸により回転可能に支持され、
    前記モータは、前記ケースの支持部により固定支持され、
    前記導体層は、前記回転軸が前記モータと接続されることにより、前記ケースと電気的に接続される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  8. 請求項4乃至請求項7の何れかに記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
    前記表示素子と前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
    を有することを特徴とする投影装置。
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