JP2019062510A - 管理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

管理装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】エッジサーバ(MECシステム)上で動作するエッジアプリケーション(MECアプリケーション)に高負荷がかかることを未然に防ぐ技術を提供する。【解決手段】管理システム30は、第1時刻における各UEの位置情報及びアプリケーション情報に基づいて、その後の第2時刻におけるMECアプリケーションを利用するUEの数を予測する。管理システム30は、更に、予測したUE数に基づいて、第2時刻においてMECアプリケーションによって使用される、MECシステム21〜23のコンピューティングリソースの逼迫度を予測する。管理システム30は、コンピューティングリソースの逼迫度の予測結果に基づいて、MECアプリケーションを利用中の一部のUEの接続先を、MECアプリケーションからクラウドアプリケーションに切り替えさせる切替処理を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、モバイルネットワークにおけるエッジコンピューティングのための管理装置、及びその制御方法、並びにプログラムに関するものである。
European Telecommunications Standards Institute(ETSI)では、マルチアクセス・エッジコンピューティング(MEC:Multi-access Edge Computing)の標準化が進められており(例えば、非特許文献1)、モバイルネットワーク、Wi−Fiネットワーク及び固定ネットワーク等を含む多様なアクセスネットワークに対するエッジコンピューティング技術の適用が検討されている。MECでは、ユーザ装置(UE:User Equipment)に近い場所(エッジ)に配置したコンピューティングリソース(CPU、メモリ及びストレージ等)を利用してITサービスを提供する。このため、クラウドコンピューティングに比べて、ユーザに低遅延でサービスを提供する効果や、上位ネットワークに流れるトラフィックを抑制する効果を期待できる。
MECがモバイルネットワークに適用される場合、例えば、モバイル基地局、ベースバンドユニット(BBU:Base Band Unit)収容局、又はグループセンター(GC:Group Center)局等に、MECシステム(MECサーバ)が配置される。特許文献1では、無線アクセスネットワーク(RAN)内に配置されたMECサーバが、MECに関係するUEの無線リソース要件(遅延、スループット、プライオリティ又はモビリティ要件)を、無線リソース管理のためにモバイル基地局(eNodeB)に通知する技術が提案されている。特許文献1には、MECサーバから通知された無線リソース要件に基づいて、モバイル基地局が無線リソース管理を行うことにより、MECサーバ上で動作するアプリケーションが提供するサービスの低遅延化を実現できることが記載されている。
特開2017−17656号公報
ETSI GS MEC 002 V1.1.1(URL: http://www.etsi.org/deliver/etsi_gs/MEC/001_099/002/01.01.01_60/gs_MEC002v010101p.pdf)
しかしながら、モバイル基地局等の地域局においては、一般的に電力やスペースが限られており、更には、統計多重効果を得にくいことから需要変動に対応する設備投資の判断が難しい。このため、MECシステムでは、クラウドシステム(クラウドサーバ)に比べて、使用可能なコンピューティングリソースに限りがある。これは、MECアプリケーション(エッジアプリケーション)を利用するUEが増加してMECアプリケーションに高負荷がかかると、コンピューティングリソースが逼迫しやすいことを意味する。MECアプリケーションに提供されるコンピューティングリソースが十分ではない場合、MECアプリケーションによる処理に遅延が生じる。
MECの利点である低遅延性は、ネットワークにおける伝送遅延だけでなく、MECアプリケーションの処理時間にも依存する。MECアプリケーションの処理時間が増加すると、MECの低遅延性を維持できなくなり、MECアプリケーションが提供するサービスの品質が劣化する可能性がある。即ち、MECの利点をユーザが満足に享受できなくなる可能性がある。上述の特許文献1では、ネットワークにおける低遅延の通信を実現できたとしても、このようなアプリケーションの処理時間に起因する遅延には対処できない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、エッジサーバ(MECシステム)上で動作するエッジアプリケーション(MECアプリケーション)に高負荷がかかることを未然に防ぐ技術を提供することを目的としている。
本発明の一態様の係る管理装置は、クラウドアプリケーションを動作させるクラウドサーバと、無線アクセスネットワーク内の1つ以上のセルと接続され、当該1つ以上のセル内の無線端末が利用可能なエッジアプリケーションを動作させるエッジサーバと、を管理する管理装置であって、第1時刻における、各無線端末の位置を示す位置情報、及び各無線端末が利用中のアプリケーションを示すアプリケーション情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記位置情報及び前記アプリケーション情報に基づいて、前記第1時刻より後の第2時刻における、前記エッジアプリケーションを利用する無線端末の数を予測する第1予測手段と、前記第1予測手段によって予測された無線端末の数に基づいて、前記第2時刻において前記エッジアプリケーションによって使用される前記エッジサーバのコンピューティングリソースの逼迫度を予測する第2予測手段と、前記第2予測手段による予測結果に基づいて、前記エッジアプリケーションを利用中の一部の無線端末の接続先を、前記エッジアプリケーションから前記クラウドアプリケーションに切り替えさせる第1切替処理を行う処理手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、エッジサーバ(MECシステム)上で動作するエッジアプリケーション(MECアプリケーション)に高負荷がかかることを未然に防ぐことが可能になる。それにより、エッジアプリケーションが提供するサービスの品質の劣化を未然に防ぐことが可能になる。
MECシステム及びクラウドシステムを含むネットワーク構成例を示す図 通信システムの構成例を示す図 管理システム及びMECシステムのハードウェア構成例を示すブロック図 管理システムの機能構成例を示すブロック図 管理システムによって実行される処理の手順を示すフローチャート UEのセル間の移動に関連する状態遷移モデルの例を示す図 UE数に対するコンピューティングリソース使用量の変化の例を示す図
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<ネットワーク構成>
図1は、本発明の実施形態に係るMECシステム及びクラウドシステムを含むネットワーク構成例を示す図であり、モバイルネットワークへのエッジコンピューティング(MEC)の適用例を示す。本例では、無線アクセスネットワークに、エッジコンピューティングのためのMECシステム21,22が配置されている。また、コアネットワークより上位の外部ネットワーク(例えば、パケットデータネットワーク(PDN)又はインターネット)に、クラウドシステム10が配置されている。
なお、図1の構成例では、2つのMECシステム21,22及び1つのクラウドシステム10のみが存在しているが、任意の数のMECシステムを無線アクセスネットワークに配置可能であり、また、任意の数のクラウドシステムを外部ネットワークに配置可能である。また、LTE(Long Term Evolution)/LTE−Advancedのモバイルネットワークへの適用を想定した場合、基地局20a〜20cはeNodeB、無線アクセスネットワークはE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)、コアネットワークはEPC(Evolved Packet Core)に相当する。
MECシステム21は、コアネットワークを介さずに基地局20a,20bと通信可能であり、基地局20a,20bによって形成されるセル内のUE(無線端末)に対してサービスを提供する。MECシステム22は、コアネットワークを介さずに基地局20cと通信可能であり、基地局20cによって形成されるセル内のUEに対してサービスを提供する。クラウドシステム10は、コアネットワーク及び無線アクセスネットワークを介して、UEに対してサービスを提供する。
MECシステム21,22は、MECプラットフォームと、エッジサーバ上で動作するエッジアプリケーションであるMECアプリケーションとで構成される。MECプラットフォームは、名前解決、ルーティング及びパケットフィルタ処理等の、種々の処理を行う。MECプラットフォームは、単一又は複数のハードウェア群と、当該ハードウェア群上で仮想化技術を用いて提供される仮想化基盤と、MECサービスとを含む。MECサービスは、例えば、無線品質情報の取得、UEの位置情報の取得、帯域制御、認証等を可能にするサービスである。MECアプリケーション又は外部システム(例えば、図2の管理システム30)は、MECサービスを利用して、上記の情報の取得、及び命令を行うことが可能である。
MECアプリケーションは、MECプラットフォーム上で動作し、対応する基地局によって形成されたセル内のUEにサービスを提供する。UEは、基地局20a又は20bを介してMECシステム21に接続(アクセス)することにより、MECシステム21のMECアプリケーションを利用できる。また、UEは、基地局20cを介してMECシステム22に接続することにより、MECシステム22のMECアプリケーションを利用できる。
UEは、時々刻々と移動するため、仮想マシン(VM:Virtual Machine)やコンテナ等の仮想化技術によって、MECアプリケーションの可搬性を担保する必要がある(非特許文献1)。また、仮想化技術により、MECアプリケーションに柔軟にコンピューティングリソースを割り当てることが可能である。上述のように、MECアプリケーションは、MECプラットフォームが提供するMECサービスにより、UEの位置情報及び無線品質情報を取得できる。MECアプリケーションは、MECサービスを利用して取得した情報に基づいて、UEに提供するサービスを制御することが可能である。このような制御により、ユーザへの体験品質(QoE:Quality of Experience)の向上が期待される。
クラウドシステム10は、クラウドプラットフォームとクラウドアプリケーションとで構成される。クラウドプラットフォームは、MECプラットフォームに比べ、潤沢なコンピューティングリソースを有する。クラウドアプリケーションは、クラウドプラットフォーム上で動作し、UEにサービスを提供する。UEは、無線アクセスネットワーク及びコアネットワークを介して、外部ネットワーク上のクラウドシステム10に接続し、クラウドアプリケーションを利用できる。クラウドアプリケーションは、MECアプリケーションと同様の機能を有する。このため、UEは、MECアプリケーション及びクラウドアプリケーションのいずれを利用しても、アプリケーションによるサービスを受けることが可能である。
UEは、クラウドアプリケーションではなくMECアプリケーションを利用することによって、低遅延でサービスの提供を受けることができ、MECの利点を享受できる。また、上位ネットワークに流れるトラフィックを低減することができる。しかし、上述のように、MECシステムでは、クラウドシステムに比べて使用可能なコンピューティングリソースに限りがある。コンピューティングリソースの逼迫により、MECアプリケーションの処理時間が増加すると、MECの低遅延性を維持できなくなり、MECアプリケーションが提供するサービスの品質の劣化につながる。
そこで、本実施形態では、MECアプリケーションを利用するUEの数を予測し、当該予測したUE数に基づいて、MECシステムにおけるコンピューティングリソースの逼迫度を予測する。MECプラットフォームのコンピューティングリソースが逼迫することが予測された場合に、MECアプリケーションを利用中の一部のUEについて、クラウドアプリケーションを利用するよう、接続先のアプリケーションを変更させる(即ち、クラウドアプリケーションにオフロードする)。これにより、MECアプリケーションを利用するUE数の増加に起因してMECアプリケーションに高負荷がかかることを未然に防ぐ。即ち、コンピューティングリソースが逼迫することを未然に防ぎ、MECアプリケーションが提供するサービスの品質を維持することを可能にする。
以下では、このような処理を実現するための通信システムの構成例、当該通信システムを構成する各装置(システム)の構成例、並びに、具体的な処理手順の例について説明する。
<システム構成>
図2は、本実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。図2の通信システムは、1つ以上のクラウドシステム(本例では1つのクラウドシステム10)と、1つ以上のMECシステム(本例では3つのMECシステム21〜23)と、管理システム30とで構成される。本実施形態において、クラウドシステム10は、クラウドアプリケーションを動作させるクラウドサーバの一例であり、MECシステム21〜23は、無線アクセスネットワーク内の1つ以上のセルと接続され、当該1つ以上のセル内の無線端末が利用可能なエッジアプリケーションを動作させるエッジサーバの一例である。また、管理システム30は、クラウドシステム10(クラウドサーバ)及びMECシステム21(エッジサーバ)を管理する管理装置の一例である。
図2の例では、セルA及びBに接続しているMECシステム21と、セルCに接続しているMECシステム22と、セルDに接続しているMECシステム23とが存在する。なお、セルA〜Dは、それぞれ、基地局20a〜20dによって形成されるセルである。各セル内に存在するUEは、各セルを形成する基地局に無線接続し、接続した基地局を介して、当該基地局(セル)と接続されているMECシステムにアクセスできる。なお、各セル内には、任意の数のUEが存在しうる。UEは、セル間を移動しながらMECアプリケーション又はクラウドアプリケーションを利用することが可能である。UEは、それぞれ異なるMECシステムと接続されたセル間を移動した場合、利用するMECアプリケーションを、移動先のセルに接続されたMECシステム上で動作するMECアプリケーションに切り替えることが可能である。
管理システム30は、クラウドシステム10及びMECシステム21〜23と通信可能である。なお、管理システム30は、無線アクセスネットワーク、コアネットワーク及び外部ネットワークのいずれに接続されていてもよい。管理システム30は、クラウドシステム10及びMECシステム21〜23上でそれぞれ動作するアプリケーション(MECアプリケーション又はクラウドアプリケーション)の起動及び停止を制御する。また、管理システム30は、クラウドシステム10及びMECシステム21〜23におけるアプリケーションへのコンピューティングリソースの割り当てを制御する。
管理システム30は、各MECシステムのMECプラットフォームによるMECサービスを利用して、通信システム内の各UEの位置情報及びアプリケーション情報を取得できる。アプリケーション情報は、UEが利用しているアプリケーションを示す情報であり、例えば、利用しているアプリケーションの種類(MECアプリケーション又はクラウドアプリケーション)を示す情報を含む。管理システム30は、位置情報及びアプリケーション情報に基づいて、各MECシステムのMECアプリケーションを利用しているUEを識別することができる。また、管理システム30は、各MECシステムのMECプラットフォームが適用するトラフィックルールを制御することができる。
<装置構成>
図3は、本実施形態に係る管理システム30のハードウェア構成例を示すブロック図である。本実施形態では、MECシステム21〜23も、図3のハードウェア構成を有している。なお、クラウドシステム10も、図3のハードウェア構成を有していてもよい。管理システム30は、CPU31、ROM32、RAM33、外部記憶装置34、及び通信装置35を有する。
管理システム30では、例えばROM32、RAM33及び外部記憶装置34のいずれかに格納された、管理システム30の各機能を実現するプログラムがCPU31によって実行される。なお、CPU31は、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)等の1つ以上のプロセッサによって置き換えられてもよい。管理システム30は、例えばCPU31により通信装置35を制御して、MECシステム21〜23及びクラウドシステム10との間の通信を行う。
なお、管理システム30は、各機能を実行する専用のハードウェアを備えてもよいし、一部をハードウェアで実行し、プログラムを動作させるコンピュータでその他の部分を実行してもよい。また、全機能がコンピュータとプログラムにより実行されてもよい。
図4は、本実施形態に係る管理システム30の機能構成例を示すブロック図である。管理システム30の各機能は、例えば図3のハードウェアによって実現される論理的な機能であり、CPU31がROM32等に格納されたプログラムを実行することによって実現されうる。本実施形態では、管理システム30は、通信部41、情報取得部42、UE数予測部43、リソース使用予測部44、及び切替処理部45を有する。
通信部41は、通信装置35を使用して、MECシステム21〜23及びクラウドシステム10等の外部装置との通信を行う。情報取得部42は、第1時刻(時刻t)における、通信システム内の各UEの位置情報及びアプリケーション情報を、通信部41を介して外部装置から取得する。UE数予測部43は、情報取得部42によって取得された位置情報及びアプリケーション情報に基づいて、第1時刻より後の第2時刻(時刻t+1)における、MECアプリケーションを利用するUEの数を予測する。
リソース使用予測部44は、UE数予測部43によって予測されたUE数に基づいて、第2時刻においてMECアプリケーションによって使用されるMECシステムのコンピューティングリソースの逼迫度を予測する。具体的には、リソース使用予測部44は、
UE数予測部43によって予測されたUE数に対応する、コンピューティングリソースの逼迫度を示す指標値を決定する。本実施形態では、逼迫度を示す指標値として、コンピューティングリソースの使用量を用いている。ただし、逼迫度を示す指標値として、MECアプリケーションのHTTP応答時間、又はMECアプリケーションによるアクセス処理時間等の、コンピューティングリソースの使用量以外の指標値を用いることも可能である。
切替処理部45は、リソース使用予測部44によるコンピューティングリソースの逼迫度の予測結果に基づいて、MECアプリケーションを利用中の一部のUEの接続先を、MECアプリケーションからクラウドアプリケーションに切り替えさせる切替処理を行う。切替処理部45は、コンピューティングリソースが逼迫すると予測される場合に、一部のUEの接続先をMECアプリケーションからクラウドアプリケーションに切替させることによって、MECアプリケーションに高負荷がかかることを未然に防止する。これにより、コンピューティングリソースの逼迫を回避できるため、MECアプリケーションが提供するサービスの品質の劣化を未然に防ぐことが可能になる。
更に、切替処理部45は、MECシステムのコンピューティングリソースに余裕が生じると判断した場合、クラウドアプリケーションにオフロードさせているUEの接続先を、MECアプリケーションに戻す切替処理を行ってもよい。これにより、アプリケーション(クラウドアプリケーション又はMECアプリケーション)を利用するUEのうち、MECの利点を享受できるUEの数を増やすことができる。
<管理システムの処理手順>
図5は、管理システム30によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。管理システム30は、管理対象のMECシステム21〜23のそれぞれについて、図5の手順による処理を繰り返し(例えば、一定時間間隔で)実行する。ここでは、MECシステム21についての処理について説明するが、管理システム30は、MECシステム22,23についても同様の処理を実行する。
まずS1で、情報取得部42は、時刻t(第1時刻)における、各UEの位置情報及びアプリケーション情報を取得する。位置情報は、UEが位置する緯度、経度及び高度を示す情報、又はUEが属しているセルを示す情報を含む。位置情報は、MECシステム21〜23から取得されてもよいし、UEの位置情報を管理する外部システム(図示せず)から取得されてもよい。また、アプリケーション情報は、時刻tにおいてUEが利用中のアプリケーションの種類(MECアプリケーション又はクラウドアプリケーション)を示す情報を少なくとも含む。
次にS2で、UE数予測部43は、S1で取得された位置情報及びアプリケーション情報に基づいて、時刻tより後の時刻t+1(第2時刻)における、MECアプリケーションを利用するUEの数を予測する。具体的には、このUE数は、MECシステム21(MECアプリケーション)を利用可能なUE数を予測し(第1ステップ)、当該全UE数に対してアプリケーション利用率を乗じる(第2ステップ)ことによって算出される。なお、アプリケーション利用率は、MECシステム21を利用可能なUE数に対する、MECアプリケーションを利用するUE数の割合を表す。
MECシステム21を利用可能なUE数は、MECシステム21と接続されたセル(セルA及びセルB)内のUE数に相当し、図6に示すような、UEのセル間の移動に関連する状態遷移モデルによって予測できる。図6において、qX(t)は、時刻tにおけるセルX内のUE数を示し、pX,Y(t)は、時刻t+1においてUEがセル間を(セルXからセルYへ)移動する移動確率を示す。例えば、qA(t)は、時刻tにおけるセルA内のUE数を示し、pA,B(t)は、時刻t+1におけるセルAからセルBへのUEの移動確率を示す。以下では、上述の第1及び第2ステップについて説明する。
(第1ステップ)
UE数予測部43は、時刻t+1における、MECシステム21に対応するセルA及びB内のUE数qA(t+1),qB(t+1)を予測する。時刻tにおける各セル内のUE数qX(t)は、S1において取得されたUEの位置情報に基づいて決定される。また、移動確率pX,Y(t)は、時刻t以前におけるUEの統計的な移動情報に基づいて取得される。UE数予測部43は、これらの情報と、図6に示される状態遷移モデルとを用いて、例えば、時刻t+1におけるセルA内のUE数qA(t+1)を次式によって予測できる。
Figure 2019062510
また、UE数予測部43は、時刻t+1におけるセルB内のUE数qB(t+1)についても同様に予測できる。
(第2ステップ)
UE数予測部43は、時刻t+1においてMECシステム21のMECアプリケーションを利用すると予測されるUEの数を算出する。このUE数は、第1ステップで算出したUE数qX(t+1)と、時刻t+1におけるアプリケーション利用率rX(t+1)とに基づいて算出される。MECアプリケーションを利用すると予測されるセルX内のUEの数は、qX(t+1)にrX(t+1)を乗じることによって算出できる。このため、UE数予測部43は、例えば、セルA及びセルBに対応するMECシステム21のMECアプリケーションを利用すると予測されるUEの数を、次式によって算出できる。
Figure 2019062510
ここで、アプリケーション利用率rX(t+1)として、時刻tにおけるアプリケーション利用率rX(t)が用いられてもよい。この場合、S1において取得されたアプリケーション情報に基づいて、アプリケーション利用率を決定できる。あるいは、rX(t+1)として、統計的な算術結果(例えば、加重平均値)が用いられてもよいし、近傍MECシステム(MECシステム22又は23)についてのアプリケーション利用率を用いた算術結果が用いられてもよいし、固定値が用いられてもよい。
次にS3で、リソース使用予測部44は、UE数予測部43によって予測されたUE数に基づいて、時刻t+1においてMECアプリケーションによって使用(消費)される、MECシステム21のコンピューティングリソースの使用量を予測する。これにより、リソース使用予測部44は、時刻t+1においてMECアプリケーションによって使用されるコンピューティングリソースの逼迫度を予測する。リソース使用予測部44は、例えば、図7に示されるような、線形回帰等の統計処理を用いて、UE数に対応する、コンピューティングリソースの使用量の予測値を決定する。図7の例では、時刻t以前に計測された、UE数に対するコンピューティングリソースの使用量に基づいて、線形回帰が行われている。
その後、S4で、切替処理部45は、リソース使用予測部44による予測結果に基づいて、MECシステム21においてコンピューティングリソースが逼迫するか否かを判定(評価)する。本例では、切替処理部45は、コンピューティングリソース使用量の予測値が閾値を上回っていれば、コンピューティングリソースが逼迫すると判定し、予測値が閾値を上回っていなければ、コンピューティングリソースが逼迫しないと判定する。なお、この閾値には、予め定められた固定値が使用されてもよいし、他のアプリケーションによるコンピューティングリソースの使用量に応じて変動する値が使用されてもよい。切替処理部45は、コンピューティングリソースが逼迫すると判定した場合には、S5へ処理を進め、逼迫しないと判定した場合には、S6へ処理を進める。
S5で、切替処理部45は、MECアプリケーションを利用中の一部のUEの接続先を、MECアプリケーションからクラウドアプリケーションに切り替えさせる切替処理(第1切替処理)を行う。まず、切替処理部45は、MECシステム21においてコンピューティングリソースが逼迫しない(逼迫を回避する)ためにMECアプリケーションからクラウドアプリケーションに接続先を切り替える必要があるUEの数を決定する。
例えば、切替処理部45は、予測されるコンピューティングリソースの逼迫度に応じて、クラウドアプリケーションに接続先を切り替えるUEの数を決定してもよい。具体的には、切替処理部45は、コンピューティングリソース使用量の予測値に応じて、クラウドアプリケーションに接続先を切り替えるUEの数を決定してもよい。この場合、切替処理部45は、コンピューティングリソースの使用量の予測値が高いほど(即ち、逼迫度が高いほど)、クラウドアプリケーションに接続先を切り替えるUEの数を多くしてもよい。なお、コンピューティングリソースの使用量の予測値に対応付けて、クラウドアプリケーションに接続先を切り替えるUEの数が予め定められていてもよい。
更に、切替処理部45は、上述のようにして決定した数のUEの接続先を、MECアプリケーションからクラウドアプリケーションに切り替えさせる。切替処理部45は、接続先の切り替えの対象となるUEを示す情報を、MECシステム21に通知してもよい。その場合、MECシステム21は、基地局20a,20bを介して、対応するセルA及びB内に存在する対象UEに対して、接続先のアプリケーションの切り替えを指示してもよい。
本例では、切替処理部45は、接続先の切り替えの対象とするUEを、各UEに対して定められる優先度に応じて決定する。一例として、この優先度は、
(1)UEによるアプリケーション(MECアプリケーション又はクラウドアプリケーション)の利用の開始時間、
(2)UEによるアプリケーションの利用の継続時間、
(3)MECアプリケーションへの接続の継続時間、及び
(4)所定期間におけるセル間ハンドオーバ回数
の少なくとも1つに応じて決定される。なお、上記(1)〜(3)の時間は、S1で取得されたアプリケーション情報に基づいて特定することが可能である。また、上記(4)のハンドオーバ回数は、S1で取得された位置情報に基づいて特定することが可能である。
例えば、切替処理部45は、上記(1)の場合、アプリケーションの利用の開始時間が早い(又は遅い)UEを優先して、クラウドアプリケーションへの接続先の切り替えを行わせてもよい。上記(2)の場合、アプリケーションの利用の継続時間が長い(又は短い)UEを優先して、クラウドアプリケーションへの接続先の切り替えを行わせてもよい。上記(3)の場合、MECアプリケーションへの接続の継続時間が長い(又は短い)UEを優先して、クラウドアプリケーションへの接続先の切り替えを行ってもよい。上記(4)の場合、ハンドオーバ回数が多い(又は少ない)UEを優先して、クラウドアプリケーションへの接続先の切り替えを行ってもよい。
S5における切替処理が完了すると、管理システム30は、処理を終了する。一方、S4からS6へ処理を進めた場合(コンピューティングリソースが逼迫しないと判定した場合)、切替処理部45はS5の切替処理を行わない。この場合、S6で、切替処理部45は、クラウドアプリケーションを利用中のUEが存在するか否かを判定し、存在しない場合には、処理を終了し、存在する場合には、S7へ処理を進める。
S7で、切替処理部45は、クラウドアプリケーションを利用中のUEの接続先を、クラウドアプリケーションからMECアプリケーションに切り替えさせる切替処理(第2切替処理)を行う。これにより、MECシステム21においてコンピューティングリソースが逼迫しないことが予測される場合に、MECアプリケーションを利用するUEの数を増やすことできる。即ち、MECの利点を享受できるUEの数を増やすことができる。
具体的には、切替処理部45は、コンピューティングリソースの使用量の予測値に基づいて、MECシステム21においてコンピューティングリソースが逼迫しない範囲内で、MECアプリケーションに接続先を切り替えることが可能なUEの数を決定する。更に、切替処理部45は、決定した数のUEの接続先を、クラウドアプリケーションからMECアプリケーションに切り替えさせる。
本例では、切替処理部45は、S5における切替処理と同様、接続先の切り替えの対象とするUEを、各UEに対して定められる優先度に応じて決定する。一例として、この優先度は、
(1)UEによるアプリケーション(MECアプリケーション又はクラウドアプリケーション)の利用の開始時間、
(2)UEによるアプリケーションの利用の継続時間、
(3)クラウドアプリケーションへの接続の継続時間、及び
(4)所定期間におけるセル間ハンドオーバ回数
の少なくとも1つに応じて決定される。なお、上記(1)〜(3)の時間は、S1で取得されたアプリケーション情報に基づいて特定することが可能である。また、上記(4)のハンドオーバ回数は、S1で取得された位置情報に基づいて特定することが可能である。
例えば、切替処理部45は、上記(1)の場合、アプリケーションの利用の開始時間が早い(又は遅い)UEを優先して、MECアプリケーションへの接続先の切り替えを行わせてもよい。上記(2)の場合、アプリケーションの利用の継続時間が長い(又は短い)UEを優先して、MECアプリケーションへの接続先の切り替えを行わせてもよい。上記(3)の場合、クラウドアプリケーションへの接続の継続時間が長い(又は短い)UEを優先して、MECアプリケーションへの接続先の切り替えを行ってもよい。上記(4)の場合、ハンドオーバ回数が多い(又は少ない)UEを優先して、MECアプリケーションへの接続先の切り替えを行ってもよい。S7における切替処理が完了すると、管理システム30は、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の管理システム30は、第1時刻における各UEの位置情報及びアプリケーション情報に基づいて、その後の第2時刻におけるMECアプリケーションを利用するUEの数を予測する。管理システム30は、更に、予測したUE数に基づいて、第2時刻においてMECアプリケーションによって使用される、MECシステム21〜23のコンピューティングリソースの逼迫度を予測する。管理システム30は、コンピューティングリソースの逼迫度の予測結果に基づいて、MECアプリケーションを利用中の一部のUEの接続先を、MECアプリケーションからクラウドアプリケーションに切り替えさせる切替処理を行う。これにより、MECシステム21〜23(エッジサーバ)上で動作するMECアプリケーション(エッジアプリケーション)に高負荷がかかることを未然に防ぐことが可能になる。その結果、MECアプリケーションが提供するサービスの品質の劣化を未然に防ぐことが可能になる。
また、本実施形態では、コンピューティングリソースの使用量を逐次計測し、その計測結果に基づいて、MECアプリケーションにかかる負荷を低減するのではなく、コンピューティングリソースの逼迫度の予測結果に基づいて、MECアプリケーションにかかる負荷を未然に低減する。これにより、MECアプリケーションを使用するUEが急激に増加するような状況にも未然に対処することが可能である。
上述の実施形態は種々の変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、MECシステム上で単一のMECアプリケーションが動作する場合を例に説明したが、MECシステム上で複数のMECアプリケーションが動作する場合にも、上述の実施形態における処理を同様に適用可能である。
なお、本実施形態に係る管理システム(管理装置)は、コンピュータを管理装置として機能させるためのコンピュータプログラムにより実現することができる。当該コンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されて配布が可能なもの、又は、ネットワーク経由で配布が可能なものである。
10:クラウドシステム
20a,20b,20c:基地局
21〜23:MECシステム
30:管理システム
41:通信部、42:情報取得部、43:UE数予測部
44:リソース使用予測部、45:切替処理部

Claims (15)

  1. クラウドアプリケーションを動作させるクラウドサーバと、無線アクセスネットワーク内の1つ以上のセルと接続され、当該1つ以上のセル内の無線端末が利用可能なエッジアプリケーションを動作させるエッジサーバと、を管理する管理装置であって、
    第1時刻における、各無線端末の位置を示す位置情報、及び各無線端末が利用中のアプリケーションを示すアプリケーション情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記位置情報及び前記アプリケーション情報に基づいて、前記第1時刻より後の第2時刻における、前記エッジアプリケーションを利用する無線端末の数を予測する第1予測手段と、
    前記第1予測手段によって予測された無線端末の数に基づいて、前記第2時刻において前記エッジアプリケーションによって使用される前記エッジサーバのコンピューティングリソースの逼迫度を予測する第2予測手段と、
    前記第2予測手段による予測結果に基づいて、前記エッジアプリケーションを利用中の一部の無線端末の接続先を、前記エッジアプリケーションから前記クラウドアプリケーションに切り替えさせる第1切替処理を行う処理手段と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
  2. 前記第2予測手段は、前記予測された無線端末の数に対応する、前記逼迫度を示す指標値を決定し、
    前記処理手段は、前記指標値に基づいて、前記第1切替処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記指標値は、前記コンピューティングリソースの使用量、前記エッジアプリケーションの応答時間、又は前記エッジアプリケーションによるアクセス処理時間である
    ことを特徴とする請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記処理手段は、
    前記第2予測手段による予測結果に基づいて、前記コンピューティングリソースが逼迫するか否かを判定し、
    前記コンピューティングリソースが逼迫しないと判定した場合には、前記第1切替処理を行わず、前記コンピューティングリソースが逼迫すると判定した場合には、前記第1切替処理を行う
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記処理手段は、前記コンピューティングリソースが逼迫すると判定した場合、前記コンピューティングリソースが逼迫しないために前記エッジアプリケーションから前記クラウドアプリケーションに接続先を切り替える必要がある無線端末の数を決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記処理手段は、前記第2予測手段によって予測された前記逼迫度に応じて、前記エッジアプリケーションから前記クラウドアプリケーションに接続先を切り替える無線端末の数を決定する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 前記処理手段は、前記逼迫度が高いほど、前記エッジアプリケーションから前記クラウドアプリケーションに接続先を切り替える無線端末の数を多くする
    ことを特徴とする請求項6に記載の管理装置。
  8. 前記処理手段は、前記第1切替処理において、各無線端末に対して定められる優先度に応じて、前記エッジアプリケーションから前記クラウドアプリケーションに接続先を切り替える無線端末を決定する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の管理装置。
  9. 前記優先度は、端末装置による、アプリケーションの利用の開始時間、アプリケーションの利用の継続時間、前記エッジアプリケーションへの接続の継続時間、及び所定期間におけるセル間のハンドオーバ回数、の少なくとも1つに応じて決定される
    ことを特徴とする請求項8に記載の管理装置。
  10. 前記処理手段は、前記コンピューティングリソースが逼迫しないと判定した場合、前記クラウドアプリケーションを利用中の無線端末の接続先を、前記クラウドアプリケーションから前記エッジアプリケーションに切り替えさせる第2切替処理を行う
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の管理装置。
  11. 前記処理手段は、前記第2切替処理において、各無線端末に対して定められる優先度に応じて、前記クラウドアプリケーションから前記エッジアプリケーションに接続先を切り替える無線端末を決定する
    ことを特徴とする請求項10に記載の管理装置。
  12. 前記優先度は、端末装置による、アプリケーションの利用の開始時間、アプリケーションの利用の継続時間、前記クラウドアプリケーションへの接続の継続時間、及び所定期間におけるセル間のハンドオーバ回数、の少なくとも1つに応じて決定される
    ことを特徴とする請求項11に記載の管理装置。
  13. 前記第1予測手段は、
    前記位置情報に基づいて、前記第1時刻における各セル内の無線端末の数を決定し、
    前記アプリケーション情報に基づいて、前記第1時刻における前記エッジアプリケーションの利用率を決定し、
    前記決定した各セル内の無線端末の数と、無線端末がセル間を移動する移動確率とに基づいて、前記第2時刻における前記1つ以上のセル内の無線端末の数を算出し、
    前記算出した無線端末の数と、前記決定した利用率とに基づいて、前記エッジアプリケーションを利用すると予測される無線端末の数を算出する
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の管理装置。
  14. クラウドアプリケーションを動作させるクラウドサーバと、無線アクセスネットワーク内の1つ以上のセルと接続され、当該1つ以上のセル内の無線端末が利用可能なエッジアプリケーションを動作させるエッジサーバと、を管理する管理装置の制御方法であって、
    第1時刻における、各無線端末の位置を示す位置情報、及び各無線端末が利用中のアプリケーションを示すアプリケーション情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記位置情報及び前記アプリケーション情報に基づいて、前記第1時刻より後の第2時刻における、前記エッジアプリケーションを利用する無線端末の数を予測する第1予測工程と、
    前記第1予測工程において予測された無線端末の数に基づいて、前記第2時刻において前記エッジアプリケーションによって使用される前記エッジサーバのコンピューティングリソースの逼迫度を予測する第2予測工程と、
    前記第2予測工程における予測結果に基づいて、前記エッジアプリケーションを利用中の一部の無線端末の接続先を、前記エッジアプリケーションから前記クラウドアプリケーションに切り替えさせる第1切替処理を行う処理工程と、
    を含むことを特徴とする管理装置の制御方法。
  15. 請求項14に記載の管理装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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