JP2019061410A - 設置端末、方法、プログラムおよび情報処理システム - Google Patents

設置端末、方法、プログラムおよび情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】同一の取引についての複数のユーザによる選択操作を実現する。【解決手段】自立型の設置端末であって、第1の取引のためのオブジェクトの選択画面を表示する表示部と、ユーザ操作を検出する操作部と、前記第1の取引に関連付けられた携帯端末において前記選択画面に対応する画面から選択された第1のオブジェクトを示す情報を受信する通信部と、前記操作部により検出された前記ユーザ操作で選択された第2のオブジェクトに対応する表示、および前記第1のオブジェクトに対応する表示を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える、設置端末。【選択図】図3

Description

本発明は、設置端末、方法、プログラムおよび情報処理システムに関する。
近年、多様な場所に自立型の設置端末が設置されている。例えば、レストランの設置端末は、食事のメニュー画面を表示し、ユーザにより選択されたメニューの料金を表示し、決済を実行し、食券を発券する。また、映画館の設置端末は、座席の選択画面を表示し、ユーザにより選択された座席の料金を表示し、決済を実行し、チケットを発券する。
画面操作に関連して、特許文献1には、複数の情報端末を接続し、複数の情報端末で同一の画像を共有する技術が開示されている。特許文献2には、スマートフォンをサイネージまたは照明などの送信装置に翳すことで、送信装置からパスワード、商品の在庫数、およびサーバへアクセスするためのURLなどを取得する技術が開示されている。
国際公開第2015/122080号 特開2015−119459号公報
上述した自立型の設置端末の操作は、設置端末の前に立つユーザによってのみ行われている。このため、複数のユーザを代表する1人の代表ユーザが設置端末の前に移動して他のユーザのための選択操作も代理で行う場合がある。しかし、代表ユーザが他のユーザの希望を把握することは代表ユーザにとって手間であるし、在庫状況の変化により他のユーザが希望する対象を選択できない場合には改めて他のユーザの希望を例えば電話を通じてヒアリングする手間が生じ得る。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、同一の取引についての複数のユーザによる選択操作を実現することが可能な、新規かつ改良された設置端末、方法、プログラムおよび情報処理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、自立型の設置端末であって、第1の取引のためのオブジェクトの選択画面を表示する表示部と、ユーザ操作を検出する操作部と、前記第1の取引に関連付けられた携帯端末において前記選択画面に対応する画面から選択された第1のオブジェクトを示す情報を受信する通信部と、前記操作部により検出された前記ユーザ操作で選択された第2のオブジェクトに対応する表示、および前記第1のオブジェクトに対応する表示を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える、設置端末が提供される。
前記表示制御部は、前記第1のオブジェクトに対応する料金および前記第2のオブジェクトに対応する料金の合計金額を前記表示部に表示させてもよい。
前記設置端末は、携帯端末に前記第1の取引に対応する共有用情報を出力する情報出力部をさらに備え、前記通信部は、接続管理サーバから前記情報を受信し、前記接続管理サーバに前記共有用情報を送信した携帯端末が前記第1の取引に関連付けられてもよい。
前記情報出力部は、前記共有用情報を非接触通信により送信してもよい。
前記通信部は、前記ユーザ操作で選択された前記第2のオブジェクトを示す情報を前記接続管理サーバへ送信してもよい。
前記表示制御部は、前記操作部により保留操作が検出されたことに基づき、前記第1の取引において選択されたオブジェクトを示す表示を前記表示部に消去させてもよい。
前記設置端末は、携帯端末から前記共有用情報を取得する情報取得部をさらに備え、
前記表示制御部は、前記情報取得部により取得された前記共有用情報に対応する取引において選択されたオブジェクトを示す表示を前記表示部に表示させてもよい。
前記情報取得部は、前記共有用情報を表現する情報コードを読み取ることにより前記共有用情報を取得してもよい。
前記設置端末は、前記第1のオブジェクトおよび前記第2のオブジェクトの決済のための媒体を処理する媒体処理部をさらに備えてもよい。
前記設置端末は、キオスク端末であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、自立型の設置端末により実行される方法であって、第1の取引のためのオブジェクトの選択画面を表示することと、ユーザ操作を検出することと、前記第1の取引に関連付けられた携帯端末において前記選択画面に対応する画面から選択された第1のオブジェクトを示す情報を受信することと、前記ユーザ操作で選択された第2のオブジェクトに対応する表示、および前記第1のオブジェクトに対応する表示を表示することと、を含む、方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、第1の取引のためのオブジェクトの選択画面を表示する表示部と、ユーザ操作を検出する操作部と、前記第1の取引に関連付けられた携帯端末において前記選択画面に対応する画面から選択された第1のオブジェクトを示す情報を受信する通信部と、前記操作部により検出された前記ユーザ操作で選択された第2のオブジェクトに対応する表示、および前記第1のオブジェクトに対応する表示を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える自立型の設置端末として機能させるための、プログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、自立型の設置端末、および前記設置端末と携帯端末との接続を管理する接続管理サーバを有する情報処理システムであって、前記設置端末は、第1の取引のためのオブジェクトの選択画面を表示する表示部と、ユーザ操作を検出する操作部と、前記携帯端末において前記選択画面に対応する画面から選択された第1のオブジェクトを示す情報を前記接続管理サーバから受信する通信部と、前記操作部により検出された前記ユーザ操作で選択された第2のオブジェクトに対応する表示、および前記第1のオブジェクトに対応する表示を前記表示部に表示させる表示制御部と、を有し、前記接続管理サーバは、前記第1のオブジェクトを示す情報を前記設置端末から受信し、前記第1のオブジェクトを示す情報を前記携帯端末に送信する、情報処理システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、同一の取引についての複数のユーザによる選択操作を実現することが可能である。
本発明の実施形態による情報処理システムの構成を示す説明図である。 チケット発券端末の外観構成を示す説明図である。 チケット発券端末の機能を示すブロック図である。 操作表示部が表示するメニュー画面を示す説明図である。 携帯端末に表示される共有用情報の具体例を示す説明図である。 販売システムログイン画面の具体例を示す説明図である。 チケット発券端末と携帯端末とが画面共有状態にある場合に操作表示部128に表示されるメニュー画面の具体例を示す説明図である。 チケット発券端末と携帯端末とが画面共有状態にある場合に操作表示部128に表示されるメニュー画面の具体例を示す説明図である。 画面共有状態において携帯端末において表示される画面の具体例を示す説明図である。 チケット発券端末と携帯端末が画面共有状態に至るまでの動作を示す説明図である。 チケット発券端末と携帯端末が画面共有状態に至るまでの動作を示す説明図である。 チケット発券端末と携帯端末が画面共有状態に至った後の動作を示す説明図である。 チケット発券端末と携帯端末が画面共有状態に至った後の動作を示す説明図である。 画面共有状態の保留のための動作を示す説明図である。 画面共有状態への復帰のための動作を示す説明図である。 変形例による情報処理システムの構成を示す説明図である。 変形例による情報処理システムの動作を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成または論理的意義を有する複数の構成を、必要に応じて携帯端末20A、20Bおよび20Cのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。例えば、携帯端末20A、20Bおよび20Cを特に区別する必要が無い場合には、各携帯端末を単に携帯端末20と称する。
<1.情報処理システムの構成>
本発明の実施形態は、ユーザにチケットを発券するための情報処理システムに関する。以下、図1を参照し、本発明の実施形態による情報処理システムの概要を説明する。
図1は、本発明の実施形態による情報処理システムの構成を示す説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による情報処理システムは、チケット発券端末10、アクセスポイント14、携帯端末20および接続管理サーバ30を備える。接続管理サーバ30は、システム内ネットワーク12を介してチケット発券端末10およびアクセスポイント14に接続されている。
チケット発券端末10は、自立型の設置端末の一例である。チケット発券端末10は、ユーザによる操作に応じてチケットを発券する。図1に示した例では、チケット発券端末10はAAAレストランに設置された設置端末である。図1に示したチケット発券端末10は、食事のメニューをオブジェクトとして含むメニュー画面を表示し、ユーザにより選択されたメニューに対応するチケット(食券)を発券する。以下では、チケット発券端末10がメニュー画面を表示する例を主に説明するが、チケット発券端末10が表示する選択画面はメニュー画面に限定されない。例えば、選択画面は、映画、演劇、またはコンサートの座席選択画面であってもよい。いずれにしろ、本発明の実施形態は、在庫状況が変化する対象に関するチケットの選択に好適に適用される。なお、チケット発券端末10はキオスク端末であってもよい。
アクセスポイント14は、無線LAN(Local Area Network)の基地局である。図1に示した例では、アクセスポイント14はチケット発券端末10と同じAAAレストランに設置されており、AAAレストラン内に存在する携帯端末20Aおよび携帯端末20Bと通信可能である。アクセスポイント14は、後述する画面共有のために専用のアクセスポイントであってもよいし、公衆に利用されるアクセスポイントであってもよい。
携帯端末20は、ユーザによって利用される情報処理装置の一例である。携帯端末20は、表示機能、ユーザによる操作を検出する機能、および無線通信機能を有する。図1に示した例では、携帯端末20Aおよび携帯端末20Bは、AAAレストラン内に存在しており、AAAレストラン内に設置されたアクセスポイント14を介して接続管理サーバ30と通信することが可能である。
接続管理サーバ30は、チケット発券端末10と携帯端末20との間で、選択画面の共有を実現する。具体的には、接続管理サーバ30は、チケット発券端末10で表示される選択画面に対応する画面を携帯端末20に表示させ、チケット発券端末10または携帯端末20のいずれか一方の端末で行われた選択操作が他方の端末の画面に反映されるようにチケット発券端末10および携帯端末20との接続を管理する。かかる構成によれば、チケット発券端末10の前に立つユーザと、チケット発券端末10から離れた場所に位置するユーザとが同時に選択画面を操作することが可能となる。以下、このような本発明の実施形態が創作された背景を説明する。
チケット発券端末10のような自立型の設置端末の操作は、これまで、設置端末の前に立つユーザによってのみ行われていた。このため、複数のユーザを代表する1人の代表ユーザが設置端末の前に移動して他のユーザのための選択操作も代理で行う場合がある。しかし、代表ユーザが他のユーザの希望を把握することは代表ユーザにとって手間であるし、在庫状況の変化により他のユーザが希望する対象を選択できない場合には改めて他のユーザの希望を例えば電話を通じてヒアリングする手間が生じ得る。
例えば、ショッピングモールのフードコートに2人組のXおよびYがいたとする。Yの要望(ラーメン)を聞いて、Xだけが設置端末の前に移動し、Yが要望するラーメンを選択しようとしたが、ラーメンが売り切れていた。そこで、XはYに他のどのメニューがよいかを携帯端末のチャット機能または電話機能で問い合わせることを考えるが、他のメニューの情報をYに細かく伝えることは難しく、時間もかかる。
また、映画館に2人組のXおよびYがいたとする。Yの要望(右端の席)を聞いて、Xだけが設置端末の前に移動し、Yが要望する右端の席を選択しようとしたが、右端の席が空いていなかった。XはYに他の席でよいかを携帯端末のチャット機能または電話機能で問い合わせることを考えるが、他の空いている席をYに細かく伝えることは難しく、時間もかかる。
本発明の実施形態による情報処理システムは、チケット発券端末10と携帯端末20との間で画面共有を実現することにより、上述したような不便を解決することが可能である。以下、このような本発明の実施形態の構成をより詳細に説明する。
<チケット発券端末の構成>
図2は、チケット発券端末10の外観構成を示す説明図である。図3は、チケット発券端末10の機能を示すブロック図である。図2および図3に示したように、チケット発券端末10は、取引媒体口132と、発券口136と、非接触リーダライタ140と、情報コードリーダ142と、通信部144と、媒体処理部152と、チケット発券部156と、を有する。
操作表示部128は、ユーザによる操作の誘導画面を表示する表示部およびユーザが操作入力を行うための操作部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、操作部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、図2においては表示部および操作部の機能がチケット発券端末10において一体的に構成される例を示しているが、表示部および操作部の機能は分離して構成されてもよい。
本実施形態において、操作表示部128は、各取引のためのオブジェクトの選択画面を表示する。ここで、図4を参照して選択画面の具体例を説明する。
図4は、操作表示部128が表示するメニュー画面を示す説明図である。図4に示したように、メニュー画面は、各メニューを選択するための表示ボタン51〜57、購入確定ボタン58、画面共有開始ボタン60および画面共有復帰ボタン62を含む。画面共有開始ボタン60は、チケット発券端末10と携帯端末20との画面共有を開始し、複数のユーザによる同時操作を可能とするために押下されるボタンである。画面共有復帰ボタン62は、画面共有が保留された後に、画面共有状態への復帰のために押下されるボタンである。
取引媒体口132は、チケット発券のための決済に利用される取引媒体が授受される開口部である。取引媒体としては、クレジットカードまたは現金が挙げられる。媒体処理部152は、取引媒体口132で授受される取引媒体を処理する。例えば、取引媒体がクレジットカードである場合、媒体処理部152は、取引媒体口132から挿入されたクレジットカードに記録された情報を読み取る。また、取引媒体が現金である場合、媒体処理部152は、現金の搬送路、現金カセットおよび現金の正当性を鑑別する鑑別部などを有する。入金時に取引媒体口132に投入された現金は、搬送路を介して鑑別部へ搬送され、鑑別部により正常な鑑別結果が得られた場合、金種に応じた現金カセットに搬送される。また、出金時には、現金カセットから現金が繰り出され、鑑別部が繰り出された紙幣を鑑別し、正常な鑑別結果が得られた場合に取引媒体口132に現金が搬送される。なお、電子マネーおよび仮想通貨を取引媒体として利用可能であり、この場合、取引媒体口132および媒体処理部152はチケット発券端末10に設けられなくてもよい。
発券口136は、チケットを排出するための開口である。チケット発券部156は、ユーザにより選択されたメニューに対応する情報を紙状媒体に印刷し、メニューに対応する情報が印刷された紙状媒体であるチケットを発券口136から排出する。
非接触リーダライタ140は、非接触通信により他の端末と通信する非接触通信部である。本実施形態において、非接触リーダライタ140は、メニュー画面において画面共有開始ボタン60が選択されたことに基づき、チケット発券端末10と携帯端末20との画面共有のための共有用情報を非接触通信により携帯端末20に送信する情報出力部として機能する。非接触リーダライタ140から携帯端末20に送信された共有用情報は、携帯端末20に表示される。
図5は、携帯端末20に表示される共有用情報の具体例を示す説明図である。図5に示すように、共有情用情報は、共有ID72、PW(パスワード)74、および情報コード76を含む。共有ID72およびPW74は、チケット発券端末10において進行中の取引に関連付けて発行される。情報コード76は、共有ID72およびPW74の情報が埋め込まれているコードである。なお、図5には情報コード76として二次元コードを示しているが、情報コード76は二次元コードに限定されず、バーコードであってもよい。
例えば、チケット発券端末10の前に立つユーザAが利用する携帯端末20Aが上記の共有用情報を受信すると、ユーザ操作により、携帯端末20Aがチケット発券端末10から離れた場所にいるユーザBが利用する携帯端末20Bに当該共有用情報を送信する。携帯端末20Aは、メールまたは通信用アプリを用いて共有用情報を携帯端末20Bに送信可能である。ユーザBがAAAレストランの販売システムログイン画面で上記の共有用情報を入力することにより、画面共有が開始される。
図6は、AAAレストランの販売システムログイン画面の具体例を示す説明図である。共有ID入力欄82は共有IDが入力される領域であり、PW入力欄84はパスワードが入力される領域であり、ログインボタン86は入力情報の確定のために押下されるボタンであり、クリアボタン88は入力情報のクリアのために押下されるボタンである。
ここで、図3を参照してチケット発券端末10の構成の説明に戻ると、情報コードリーダ142は、携帯端末20に表示された情報コードから情報を読み取る情報取得部として機能する。特に、情報コードリーダ142は、画面共有状態への復帰のために、携帯端末20に表示された情報コードから共有用情報を読み取る。
通信部144は、システム内ネットワーク12を介して接続管理サーバ30と各種情報を通信する。例えば、通信部144は、操作表示部128への操作によりユーザにより選択されたメニュー(第1のオブジェクト)を示す情報を接続管理サーバ30に送信する。また、通信部144は、チケット発券端末10と画面共有状態にある携帯端末20において選択されたメニュー(第2のオブジェクト)を示す情報を接続管理サーバ30から受信する。
制御部160は、チケット発券端末10の動作全般を制御する。例えば、制御部160は、非接触リーダライタ140、情報コードリーダ142、通信部144、媒体処理部152およびチケット発券部156の各々の動作を制御する。特に、本実施形態による制御部160は、操作表示部128に表示される選択画面の表示を制御する表示制御部としての機能を有する。例えば、制御部160は、図4に示したメニュー画面を操作表示部128に表示させる。また、制御部160は、チケット発券端末10と携帯端末20とが画面共有状態になった場合、メニュー画面の表示態様を変化させる。以下、図7および図8を参照し、チケット発券端末10と携帯端末20Bとが画面共有状態にある場合に操作表示部128に表示されるメニュー画面の具体例を説明する。
図7および図8は、チケット発券端末10と携帯端末20Bとが画面共有状態にある場合に操作表示部128に表示されるメニュー画面の具体例を示す説明図である。図7に示したように、画面共有状態において表示されるメニュー画面は、各メニューを選択するための表示ボタン51〜57および購入確定ボタン58に加えて、画面共有表示63、選択状況表示64、合計料金表示65および画面共有保留ボタン66を含む。
画面共有表示63は、チケット発券端末10と携帯端末20Bが画面共有状態にあること、およびチケット発券端末10と何台の携帯端末20が画面共有状態にあるかを示す。図7に示した「共有台数:1台」は、チケット発券端末10と1台の携帯端末20Bが画面共有状態にあることを示す。
選択状況表示64は、チケット発券端末10および携帯端末20Bの各々で選択されたメニューを示す。図7に示した例では、チケット発券端末10および携帯端末20Bのいずれにおいてもメニューが選択されていないので、選択状況表示64は「選択無し」となっている。
合計料金表示65は、チケット発券端末10および携帯端末20Bで選択されたメニューの合計料金を示す。図7に示した例では、チケット発券端末10および携帯端末20Bのいずれにおいてもメニューが選択されていないので、合計料金として「0円」が示されている。
画面共有保留ボタン66は、チケット発券端末10と携帯端末20Bとの画面共有を保留するために押下されるボタンである。例えば、チケット発券端末10を操作するユーザの後に並んでいる人にユーザが一度順番を譲る際に、ユーザは画面共有保留ボタン66を選択して画面共有を保留にする。
図7に示したメニュー画面が表示された後、チケット発券端末10および携帯端末20Bにおいてメニューが選択されると、メニュー画面が更新される。具体的には、図8に示したように、選択状況表示64にチケット発券端末10および携帯端末20Bで選択されたメニューが分けて示され、合計料金表示65にチケット発券端末10および携帯端末20Bで選択されたメニューの合計料金として「1200円」が示される。
なお、携帯端末20Bにおいても、図9に示すように、操作表示部128に表示されるメニュー画面に対応する画面が表示される。
図9は、画面共有状態において携帯端末20Bにおいて表示される画面の具体例を示す説明図である。図9に示したように、携帯端末20Bにおいて表示される画面は、各メニューを選択するための表示ボタン51〜57、画面共有表示93、選択状況表示94、合計料金表示95および選択終了ボタン96を含む。
画面共有表示93は、携帯端末20Bがチケット発券端末10と画面共有状態にあることを示す。選択状況表示94は、チケット発券端末10で選択されたメニューを示す表示(第1のオブジェクトに対応する表示)、および携帯端末20Bで選択されたメニューを示す表示(第2のオブジェクトに対応する表示)。図9に示した例では、図8に示したチケット発券端末10に表示されるメニュー画面と同様に、選択状況表示94は「牛丼×1」および「ラーメン×1」を含む。合計料金表示95は、チケット発券端末10および携帯端末20Bで選択されたメニューの合計料金を示す。選択終了ボタン96は、携帯端末20Bのユーザがメニューの選択を終了した際に押下されるボタンである。
<動作>
以上、本実施形態によるチケット発券端末10の構成を説明した。続いて、図10〜図15を参照して、チケット発券端末10を含む情報処理システムの動作を説明する。
(画面共有状態に至るまでの動作)
図10および図11は、チケット発券端末10と携帯端末20Bが画面共有状態に至るまでの動作を示す説明図である。図10に示したように、まず、チケット発券端末10の前に立つユーザがメニュー画面において画面共有開始ボタン60を押下げると(S304)、チケット発券端末10が接続管理サーバ30に共有用情報を要求する(S308)。そして、接続管理サーバ30はチケット発券端末10において進行中の取引(第1の取引)と関連付けて共有用情報を発行および記憶し(S312)、共有用情報をチケット発券端末10に送信する(S316)。
チケット発券端末10の通信部144により共有用情報が受信されると、制御部160は、非接触リーダライタ140への携帯端末20の近接を誘導する近接誘導画面を操作表示部128に表示させる(S320)。当該近接誘導画面を見たユーザが携帯端末20Aをチケット発券端末10の非接触リーダライタ140へ近接させると、非接触リーダライタ140が共有用情報を携帯端末20に送信する(S324)。共有用情報の受信に成功した携帯端末20Aは、送信結果および機種固有IDをチケット発券端末10に送信し(S328)、チケット発券端末10の操作表示部128が、共有用情報の送信が完了した旨を示す完了通知画面を表示する(S332)。そして、携帯端末20Aが、携帯端末20Aのユーザが行う操作に従い、携帯端末20Bに共有用情報を送信する(S336)。
その後、図11に示したように、携帯端末20Bがアクセスポイント14に接続要求を送信し(S344)、アクセスポイント14への接続が成功すると、携帯端末20Bは、アクセスポイント14からAAAレストランの販売システムログイン画面を受信する(S348)。そして、携帯端末20Bは、図6を参照して説明したように販売システムログイン画面を表示する(S348)。携帯端末20Bのユーザが販売システムログイン画面において共有用情報を入力すると、携帯端末20Bは入力された共有用情報を接続管理サーバ30に送信する(S356)。接続管理サーバ30は、携帯端末20Bから受信した共有用情報の認証を行い、認証に成功すると、ログイン完了通知および図9を参照して説明した画面共有表示93および選択状況表示94などを含む画面(以下、説明の便宜上、メニュー画面と称する。)を携帯端末20Bに送信する(S360)。
また、接続管理サーバ30は、図7を参照して説明した画面共有表示63および選択状況表示64などを含むメニュー画面をチケット発券端末10に送信する(S364)。チケット発券端末10は当該メニュー画面を表示すると、表示完了通知を接続管理サーバ30に送信する(S372)。接続管理サーバ30が表示完了通知を受信すると、チケット発券端末10のステータスを画面共有状態に更新し(S376)、チケット発券端末10と携帯端末20Bが画面共有状態に至る。
なお、チケット発券端末10は、チケット発券端末10が管理するメニューの在庫状況に基づき、在庫のあるメニューを含む(在庫のあるメニューの選択ボタンが有効化された)メニュー画面を生成し、当該メニュー画面をチケット発券端末10および携帯端末20に送信してもよい。
また、本明細書においては、チケット発券端末10および携帯端末20において表示される画面を接続管理サーバ30が生成および送信する例を説明するが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、接続管理サーバ30は、チケット発券端末10または携帯端末20が画面を生成するために用いられる情報要素をチケット発券端末10または携帯端末20に送信してもよい。
(画面共有状態に至った後の動作)
図12および図13は、チケット発券端末10と携帯端末20Bが画面共有状態に至った後の動作を示す説明図である。
図12に示したように、携帯端末20Bのユーザが携帯端末20Bに表示されるメニュー画面においてメニューの選択操作を行うと(S404)、携帯端末20Bはユーザにより選択されたメニューを示すメニュー情報を接続管理サーバ30に送信する(S408)。接続管理サーバ30は、携帯端末20Bから受信したメニュー情報に基づいてメニュー画面を更新する(S412)。具体的には、携帯端末20B用のメニュー画面の選択状況表示94、およびチケット発券端末10用のメニュー画面の選択状況表示64に、携帯端末20Bから受信したメニュー情報が示すメニューを追加する。
そして、接続管理サーバ30が更新後のメニュー画面を携帯端末20Bに送信すると(S416)、携帯端末20Bは、メニュー画面を更新し(S420)、更新完了通知を接続管理サーバ30に送信する(S424)。
続いて、接続管理サーバ30が更新後のメニュー画面(携帯端末20Bにおいて選択されたメニューを示す情報を含む。)をチケット発券端末10に送信すると(S428)、チケット発券端末10は、メニュー画面を更新し(S432)、更新完了通知を接続管理サーバ30に送信する(S436)。
同様に、図13に示したように、チケット発券端末10の前に立つユーザがチケット発券端末10に表示されるメニュー画面においてメニューの選択操作を行うと(S444)、チケット発券端末10はユーザにより選択されたメニューを示すメニュー情報を接続管理サーバ30に送信する(S448)。接続管理サーバ30は、チケット発券端末10から受信したメニュー情報に基づいてメニュー画面を更新する(S452)。具体的には、携帯端末20B用のメニュー画面の選択状況表示94、およびチケット発券端末10用のメニュー画面の選択状況表示64に、チケット発券端末10から受信したメニュー情報が示すメニューを追加する。
そして、接続管理サーバ30が更新後のメニュー画面をチケット発券端末10に送信すると(S456)、チケット発券端末10は、メニュー画面を更新し(S460)、更新完了通知を接続管理サーバ30に送信する(S464)。
続いて、接続管理サーバ30が更新後のメニュー画面(チケット発券端末10において選択されたメニューを示す情報を含む。)を携帯端末20Bに送信すると(S468)、携帯端末20Bは、メニュー画面を更新し(S472)、更新完了通知を接続管理サーバ30に送信する(S476)。
このように、本実施形態によれば、チケット発券端末10と携帯端末20とでメニュー画面が共有されるので、チケット発券端末10の前に立つユーザと携帯端末20とのユーザとが、同一の取引において別々にメニューの選択操作を行うことが可能である。このため、チケット発券端末10の前に立つユーザが携帯端末20のユーザの要望を聞く必要が無くなるので、チケットの選択のための手間および操作時間を低減することが可能である。
なお、図7に示したチケット発券端末10に表示されるメニュー画面における購入確定ボタン58の押下げにより、チケット発券端末10および携帯端末20で選択されたメニューの購入画面が表示される。この購入確定ボタン58は、携帯端末20において選択終了ボタン96が押下げされた後に有効化されてもよい。かかる構成により、携帯端末20のユーザがメニューの選択を終了する前に購入手続きが進められることを防止することが可能である。
(画面共有状態の保留)
図14は、画面共有状態の保留のための動作を示す説明図である。図14に示したように、チケット発券端末10の前に立つユーザがメニュー画面に含まれる画面共有保留ボタン66を押下げると(S504)、チケット発券端末10が接続管理サーバ30に保留要求を送信する(S508)。
そして、接続管理サーバ30は、チケット発券端末10と携帯端末20Bとのステータスを画面共有保留状態に更新する(S512)。その後、接続管理サーバ30は、画面共有表示93が保留状態を示す表示に変更されたメニュー画面を携帯端末20Bに送信する(S516)。携帯端末20Bは、接続管理サーバ30から受信されたメニュー画面に表示を更新し(S520)、更新完了通知を接続管理サーバ30に送信する(S524)。その後、接続管理サーバ30はチケット発券端末10に保留完了通知を送信する(S528)。チケット発券端末10は、保留完了通知に基づき、選択状況表示64および合計料金表示65などを削除し、操作待ち画面を表示する。
(画面共有状態への復帰)
図15は、画面共有状態への復帰のための動作を示す説明図である。図15に示したように、チケット発券端末10の前に立つユーザが図4に示したメニュー画面において画面共有復帰ボタン62を押下げすると(S532)、チケット発券端末10の操作表示部128が、共有用情報が埋め込まれた情報コード76を情報コードリーダ142に翳すことを誘導する情報コード誘導画面を表示する(S536)。当該情報コード誘導画面を見た携帯端末20Aのユーザが携帯端末20Aに情報コード76を表示させ(S540)、携帯端末20Aをチケット発券端末10の情報コードリーダ142に翳すと、情報コードリーダ142が情報コード76を読み取り(S544)、情報コード76から共有用情報を取得する(S548)。
続いて、チケット発券端末10はS548において取得した共有用情報を接続管理サーバ30に送信する(S552)。接続管理サーバ30は、チケット発券端末10から受信した共有用情報に対応する取引を特定し、当該取引において選択中のメニューを抽出する(S556)。さらに、接続管理サーバ30は、メニューの在庫データを参照して、メニュー画面を生成する(S560)。具体的には、在庫のあるメニューの選択ボタン、選択中のメニューを示す選択状況表示64などを含む、チケット発券端末10用のメニュー画面を生成する。
その後、接続管理サーバ30がS560で生成したメニュー画面をチケット発券端末10に送信し(S564)、チケット発券端末10が当該メニュー画面を表示すると(S568)、チケット発券端末10が表示完了通知を接続管理サーバ30に送信する(S572)。
接続管理サーバ30は、チケット発券端末10からの表示完了通知の受信に応じて、チケット発券端末10のステータスを画面共有状態に更新する(S576)。そして、接続管理サーバ30は、チケット発券端末10と携帯端末20Bとが画面共有状態に復帰したことを示す画面共有表示93を含むメニュー画面を携帯端末20Bに送信する(S580)。携帯端末20Bは、接続管理サーバ30から受信したメニュー画面に表示を更新し(S584)、更新完了通知を接続管理サーバ30に送信する(S584)。
このように、本実施形態によれば、チケット発券端末10でメニューを選択中のユーザが画面共有を保留にしてチケット発券端末10を離れても、その後、保留前に選択されたメニューが反映された状態からメニューの選択を再開することが可能である。従って、チケット発券端末10を利用中のユーザは、例えばメニューの選択に時間がかかりそうな場合、後に並んでいる人に気軽に順番を譲ることができる。結果、混雑の緩和、および顧客満足度の向上の実現が期待される。
<変形例>
以上、食事のメニューに対応するチケットの発券に本発明の実施形態が適用される例を説明した。以下、変形例として、映画の観賞チケットの発券に本発明の実施形態が適用される例を説明する。
(構成)
図16は、変形例による情報処理システムの構成を示す説明図である。図16に示したように、変形例による情報処理システムは、チケット発券端末10、アクセスポイント14、携帯端末20、接続管理サーバ30および既存ホストサーバ40を備える。接続管理サーバ30は、システム内ネットワーク12を介してチケット発券端末10、アクセスポイント14および既存ホストサーバ40に接続されている。
図16に示した例では、チケット発券端末10、アクセスポイント14、携帯端末20Aおよび20BがAAA映画館に存在している。変形例によるチケット発券端末10および携帯端末20は、上記の実施形態で説明した食事のメニュー画面に代えて、映画の座席の選択画面などを表示する。チケット発券端末10および携帯端末20の他の機能は上記の実施形態で説明した通りである。
接続管理サーバ30は、チケット発券端末10と携帯端末20との間で、選択画面の共有を実現する。その際、接続管理サーバ30は、映画の座席の空き状況を示す座席管理情報(在庫データ)を既存ホストサーバ40に問い合わせ、既存ホストサーバ40から座席管理情報を取得する。接続管理サーバ30は、当該座席の空き状況に基づき、チケット発券端末10および携帯端末20に表示される座席選択画面を生成する。
既存ホストサーバ40は、上述した座席管理情報を管理する。既存ホストサーバ40は、接続管理サーバ30からの問い合わせに応じて、座席管理情報を接続管理サーバ30に送信する。
(動作)
以上、変形例による情報処理システムの構成を説明した。続いて、図17を参照して、変形例による情報処理システムの動作を説明する。
図17は、変形例による情報処理システムの動作を示す説明図である。図17に示したように、チケット発券端末10と画面共有状態にある携帯端末20Bにおいてユーザにより座席の選択操作が行われると(S604)、携帯端末20Bは選択された座席を示す座席情報を接続管理サーバ30に送信する(S608)。
続いて、接続管理サーバ30は、携帯端末20Bから受信された座席情報を含む、座席管理情報の更新依頼を既存ホストサーバ40に送信する(S612)。既存ホストサーバ40は、座席管理情報の更新依頼に基づき、座席管理情報の更新依頼に含まれる座席情報が示す座席のステータスを「空き」から「予約済み」に変更することで、座席管理情報を更新する(S616)。そして、既存ホストサーバ40は、更新後の座席管理情報を接続管理サーバ30に送信する(S620)。
接続管理サーバ30は、既存ホストサーバ40から受信された座席管理情報に基づき座席選択画面を更新し(S624)、更新後の座席選択画面をチケット発券端末10に送信する(S628)。チケット発券端末10は、接続管理サーバ30から受信された座席選択画面に表示を更新し(S632)、更新完了通知を接続管理サーバ30に送信する(S636)。
同様に、接続管理サーバ30は、更新後の座席選択画面を携帯端末20Bに送信する(S40)。携帯端末20Bは、接続管理サーバ30から受信された座席選択画面に表示を更新し(S644)、更新完了通知を接続管理サーバ30に送信する(S648)。
このように、接続管理サーバ30は、座席管理情報のような在庫データを管理する既存ホストサーバ40と連携することによっても、リアルタイムの在庫データが反映された選択画面をチケット発券端末10と携帯端末20とで共有させることが可能である。
<むすび>
以上説明したように、本実施形態によれば、チケット発券端末10と携帯端末20とで食事のメニューや座席などのオブジェクトの選択画面が共有されるので、チケット発券端末10の前に立つユーザと携帯端末20とのユーザとが、同一の取引において別々にオブジェクトの選択操作を行うことが可能である。このため、チケット発券端末10の前に立つユーザが携帯端末20のユーザの要望を聞く必要が無くなるので、オブジェクトの選択のための手間および操作時間を低減することが可能である。
また、本実施形態によれば、チケット発券端末10でオブジェクトを選択中のユーザが画面共有を保留にしてチケット発券端末10を離れても、その後、保留前に選択されたオブジェクトが反映された状態からオブジェクトの選択を再開することが可能である。従って、チケット発券端末10を利用中のユーザは、例えばオブジェクトの選択に時間がかかりそうな場合、後に並んでいる人に気軽に順番を譲ることができる。結果、混雑の緩和、および顧客満足度の向上の実現が期待される。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書の情報処理システムの処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、情報処理システムの処理における各ステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、チケット発券端末10、携帯端末20および接続管理サーバ30に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述したチケット発券端末10、携帯端末20および接続管理サーバ30の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
10 チケット発券端末
12 システム内ネットワーク
14 アクセスポイント
20 携帯端末
30 接続管理サーバ
40 既存ホストサーバ
128 操作表示部
132 取引媒体口
136 発券口
140 非接触リーダライタ
142 情報コードリーダ
144 通信部
152 媒体処理部
156 チケット発券部
160 制御部

Claims (13)

  1. 自立型の設置端末であって、
    第1の取引のためのオブジェクトの選択画面を表示する表示部と、
    ユーザ操作を検出する操作部と、
    前記第1の取引に関連付けられた携帯端末において前記選択画面に対応する画面から選択された第1のオブジェクトを示す情報を受信する通信部と、
    前記操作部により検出された前記ユーザ操作で選択された第2のオブジェクトに対応する表示、および前記第1のオブジェクトに対応する表示を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備える、設置端末。
  2. 前記表示制御部は、前記第1のオブジェクトに対応する料金および前記第2のオブジェクトに対応する料金の合計金額を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の設置端末。
  3. 前記設置端末は、携帯端末に前記第1の取引に対応する共有用情報を出力する情報出力部をさらに備え、
    前記通信部は、接続管理サーバから前記情報を受信し、
    前記接続管理サーバに前記共有用情報を送信した携帯端末が前記第1の取引に関連付けられる、請求項1または2に記載の設置端末。
  4. 前記情報出力部は、前記共有用情報を非接触通信により送信する、請求項3に記載の設置端末。
  5. 前記通信部は、前記ユーザ操作で選択された前記第2のオブジェクトを示す情報を前記接続管理サーバへ送信する、請求項3または4に記載の設置端末。
  6. 前記表示制御部は、前記操作部により保留操作が検出されたことに基づき、前記第1の取引において選択されたオブジェクトを示す表示を前記表示部に消去させる、請求項3〜5のいずれか一項に記載の設置端末。
  7. 前記設置端末は、携帯端末から前記共有用情報を取得する情報取得部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記情報取得部により取得された前記共有用情報に対応する取引において選択されたオブジェクトを示す表示を前記表示部に表示させる、請求項6に記載の設置端末。
  8. 前記情報取得部は、前記共有用情報を表現する情報コードを読み取ることにより前記共有用情報を取得する、請求項7に記載の設置端末。
  9. 前記設置端末は、前記第1のオブジェクトおよび前記第2のオブジェクトの決済のための媒体を処理する媒体処理部をさらに備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載の設置端末。
  10. 前記設置端末は、キオスク端末である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の設置端末。
  11. 自立型の設置端末により実行される方法であって、
    第1の取引のためのオブジェクトの選択画面を表示することと、
    ユーザ操作を検出することと、
    前記第1の取引に関連付けられた携帯端末において前記選択画面に対応する画面から選択された第1のオブジェクトを示す情報を受信することと、
    前記ユーザ操作で選択された第2のオブジェクトに対応する表示、および前記第1のオブジェクトに対応する表示を表示することと、
    を含む、方法。
  12. コンピュータを、
    第1の取引のためのオブジェクトの選択画面を表示する表示部と、
    ユーザ操作を検出する操作部と、
    前記第1の取引に関連付けられた携帯端末において前記選択画面に対応する画面から選択された第1のオブジェクトを示す情報を受信する通信部と、
    前記操作部により検出された前記ユーザ操作で選択された第2のオブジェクトに対応する表示、および前記第1のオブジェクトに対応する表示を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備える自立型の設置端末として機能させるための、プログラム。
  13. 自立型の設置端末、および前記設置端末と携帯端末との接続を管理する接続管理サーバを有する情報処理システムであって、
    前記設置端末は、
    第1の取引のためのオブジェクトの選択画面を表示する表示部と、
    ユーザ操作を検出する操作部と、
    前記携帯端末において前記選択画面に対応する画面から選択された第1のオブジェクトを示す情報を前記接続管理サーバから受信する通信部と、
    前記操作部により検出された前記ユーザ操作で選択された第2のオブジェクトに対応する表示、および前記第1のオブジェクトに対応する表示を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を有し、
    前記接続管理サーバは、前記第1のオブジェクトを示す情報を前記設置端末から受信し、前記第1のオブジェクトを示す情報を前記携帯端末に送信する、情報処理システム。
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