JP2019058605A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率良く、省エネで衣類の除菌、消臭及び仕上げができる洗濯機を提供する。【解決手段】除菌・消臭コースの最終すすぎ工程において、給水弁4、金属イオン発生手段7を作動させて、回転ドラム3内に、金属イオンと布量に応じた第二の設定水位よりも低い第一の設定水位までの水を投入させた後、所定時間だけ回転ドラム3を回転させながら循環ポンプ8を作動させるとともに、その後、給水弁4を作動させて、回転ドラム3内に、柔軟剤と第二の設定水位までの水を投入させた後、所定時間だけ回転ドラム3を回転させながら循環ポンプ8を作動させる構成とすることにより、最終すすぎ時に、先に金属イオンを均一に洗濯物に付着させた後に、濃度の高い柔軟剤を付着させることで、金属イオンと柔軟剤の効果を両立させることができるとともに、電気、水、時間を必要以上に多く消費することを防止することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、除菌、消臭作用を有する金属イオンや柔軟剤などの仕上剤を用いて洗濯物の仕上げを行うことができる洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機として、洗濯物を清潔に仕上げるために、洗濯を行う際の洗濯水やすすぎ水の給水時に、銀イオンなどの金属イオンを溶出させ、除菌、消臭作用を衣類に与える構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
除菌、抗菌機能を有する金属イオンは、陽イオンであるため、最終すすぎ時に投入すると、同じ陽イオンの柔軟剤とすすぎ液中で反発し合い、柔軟剤が先に洗濯物に付着した場合、金属イオンの洗濯物への付着が阻害され、除菌、抗菌効果が均一に発揮できない。
特許文献1に記載された洗濯機は、この問題を解決するために、金属イオンと柔軟剤を別々のすすぎ工程で投入し、かつ金属イオンは、より先行するすすぎ工程で投入する構成を採用している。
図3は、特許文献1に記載された従来の洗濯機で、金属イオン及び仕上剤の投入シーケンスのフローチャートを示す。洗濯行程の洗い行程を省略してすすぎ行程と脱水行程の一部のみを取り出して示している。図4は、同洗濯機の金属イオンすすぎ行程のフローチャート、図5は、同洗濯機の仕上剤すすぎ行程のフローチャートである。
図3、図4、図5において、1回目のすすぎ行程(ステップS400−1)の後、ステップS407にて金属イオン投入が選択される(ステップS407のYES)と、ステップS400Aの金属イオンすすぎ行程へ移行する。
金属イオンすすぎ行程では、最初にステップS500の脱水行程を行なう。脱水後、ステップS401Aにて給水弁(図示せず)を開いて、イオン溶出ユニット(図示せず)に所定流量の水を流し、その水に金属イオンが溶出され、金属イオンが添加された水が洗濯物を収容するドラム(図示せず)内に投入される。
所定量の金属イオンが溶出した水が投入され、引き続き設定水位まで給水されると、なじませタンブリング(ステップS402)を行った後、ステップS405Aにて、金属イオンを洗濯物に均等に付着させるための攪拌(タンブリング)を行う。その後、脱水に備えてドラム内で洗濯物のバランスを整える(ステップS406)。
その後、ステップS408にて仕上剤投入が選択される(ステップS408のYES)と、ステップS40OBの仕上剤すすぎ行程へ移行する。
仕上剤すすぎ行程では、最初にステップS500の脱水行程を行なう。脱水後、ステップS401Bにて給水弁(図示せず)を開いて、仕上剤室(図示せず)に水を流す。そして、仕上剤は、水と共にドラム内へ投入される。
仕上剤が投入され、設定水位まで給水されると、なじませタンブリング(ステップS402)を行った後、ステップS405Bにて、仕上剤を洗濯物に均等に付着させるための攪拌(タンブリング)を行う。その後、脱水に備えてドラム内で洗濯物のバランスを整える(ステップS406)。その後、脱水行程(ステップS204)へ移行する。
特開2004−215817号公報
しかしながら、前記従来の構成では、金属イオンと柔軟剤などの仕上剤を衣類に効果的に付着させるために、2回目のすすぎ行程に金属イオンを投入し、3回目のすすぎ行程に柔軟剤を投入するため、すすぎ動作を3回行っている。
すすぎ性能を確保するためには、すすぎ動作は、通常2回行われるのに対して、3回行う従来の構成は、電気や水のエネルギーを必要以上に多く消費し、さらには、時間も必要以上に多く消費するという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、除菌、消臭機能を有する金属イオンと柔軟剤をお互いの効果を阻害することなく投入することにより、金属イオンと柔軟剤の効果を両立させることができるとともに、電気、水、時間を必要以上に多く消費することのない洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、本体と、前記本体内に揺動自在に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転自在に内包された回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記本体に設けられ複数の水路を開閉可能な多方弁構成を有する給水弁と、前記本体に設けられ洗剤投入部と柔軟剤投入部を有する洗剤ケースと、運転コースなどを入力設定する入力設定部とその設定内容などを表示する表示部とを有する操作表示部と、前記給水弁と前記洗剤ケース間に接続された第一の給水経路および第二の給水経路と、前記給水弁に接続された金属イオンを発生させる金属イオン発生手段と、前記外槽内の洗濯水を前記回転ドラム内に噴出させる循環ポンプと、前記外槽内の水位を検出する水位検出手段と、前記給水弁、金属イオン発生手段、循環ポンプなどを制御し、洗い、すすぎ、脱水あるいは除菌・消臭などの一連の行程を制御する制御装置とを備え、前記制御手段は、除菌・消臭コースの最終すすぎ行程において、前記給水弁、および前記金属イオン発生手段を作動させて、前記回転ドラム内に、金属イオンと布量に応じた第二の設定水位よりも低い第一の設定水位まで水を注水し、所定時間だけ前記回転ドラムを回転させながら前記循環ポンプを作動させるとともに、前記給水弁を作動して、前記回転ドラム内に、柔軟剤と第二の設定水位までの水を注水し、所定時間だけ前記回転ドラムを回転させながら前記循環ポンプを作動させるものである。
本発明の洗濯機は、最終すすぎ行程において、低濃度の金属イオンを先に衣類に付着させ、高濃度の柔軟剤を後から衣類へ付着させることにより、お互いの効果を阻害することなく両立させ、電気、水、時間を必要以上に多く消費することがない。
本発明の実施の形態における洗濯機の縦断面図 同洗濯機の除菌・消臭コースのフローチャート 従来の洗濯機の金属イオン及び仕上剤の投入シーケンスのフローチャート 同洗濯機の金属イオンすすぎ行程のフローチャート 同洗濯機の仕上剤すすぎ行程のフローチャート
第1の発明は、本体と、前記本体内に揺動自在に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転自在に内包された回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記本体に設けられ複数の水路を開閉可能な多方弁構成を有する給水弁と、前記本体に設けられ洗剤投入部と柔軟剤投入部を有する洗剤ケースと、運転コースなどを入力設定する入力設定部とその設定内容などを表示する表示部とを有する操作表示部と、前記給水弁と前記洗剤ケース間に接続された第一の給水経路および第二の給水経路と、前記給水弁に接続された金属イオンを発生させる金属イオン発生手段と、前記外槽内の洗濯水を前記回転ドラム内に噴出させる循環ポンプと、前記外槽内の水位を検出する水位検出手段と、前記給水弁、金属イオン発生手段、循環ポンプなどを制御し、洗い、すすぎ、脱水あるいは除菌・消臭などの一連の行程を制御する制御装置とを備え、前記制御手段は、除菌・消臭コースの最終すすぎ行程において、前記給水弁、および前記金属イオン発生手段を作動させて、前記回転ドラム内に、金属イオンと布量に応じた第二の設定水位よりも低い第一の設定水位まで水を注水し、所定時間だけ前記回転ドラムを回転させながら前記循環ポンプを作動させるとともに、前記給水弁を作動して、前記回転ドラム内に、柔軟剤と第二の設定水位までの水を注水し、所定時間だけ前記回転ドラムを回転させながら前記循環ポンプを作動させるものである。
金属イオンを投入する第一の給水経路と柔軟剤を投入する第二の給水経路を有し、金属イオンと柔軟剤を別々に投入することができる。最終すすぎ時の水位は、金属イオン投入時の第一の設定水位と柔軟剤投入時の第二の設定水位を設定している。金属イオンは、水とともに第一の設定水位まで洗濯槽に投入する。金属イオンを含む水を循環ポンプにより洗濯物に噴きかけ、洗濯物に金属イオンを付着させる。次に、柔軟剤と水を第二の設定水位まで洗濯槽に投入し、循環ポンプにより洗濯物にかけ、柔軟剤を洗濯物に付着させる。金属イオン濃度に比べ、柔軟剤の濃度は非常に高いため、先に金属イオンが均一に洗濯物に付着していても、柔軟剤の効果が失われることはなく、洗濯物に除菌、抗菌効果と柔軟効果の両方を付与することができる。
これによって、最終すすぎ時に金属イオンと柔軟剤の効果を両立させながら投入することが可能となり、無駄な電気・水・時間を浪費することのない洗濯機が実現できる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御装置は、除菌・消臭コースの最終すすぎ工程において、第一の設定水位まで給水後に循環ポンプを作動させる時間を、給水された水量が1回循環できるだけの時間以上に設定したものである。
これにより、洗濯槽に給水された金属イオン水が少なくとも1回は洗濯物に噴きかけられるように制御することができる。これにより、洗濯物と1回も接触しない無駄な金属イオンをなくすことができ、効率よい除菌、抗菌機能が付与できる。
(実施の形態1)
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態における洗濯機の縦断面図である。
図1に示すように、本体1内には、サスペンション(図示せず)によって外槽2が揺動自在に弾性支持されている。外槽2内には、有底円筒状に形成された回転ドラム3が、軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて回転自在に支持されている。
外槽2の正面側には、回転ドラム3の開口端に通じる衣類出入口13が形成され、本体
1の正面側の上向き傾斜面に設けられた開口部を開閉可能に閉じる扉15を開くことにより、衣類出入口13を通じて回転ドラム3内に洗濯物を出し入れすることができる。
回転ドラム3には、周面に外槽2内に通じる多数の透孔6が形成され、内周面の複数位置に衣類攪拌用の攪拌突起(図示せず)が設けられている。回転ドラム3は、外槽2の背面側に取り付けられたモータ14によって、正転及び逆転方向に回転駆動される。
モータ14の背面には、モータ14の回転を検知するための回転検知部19が設けられており、モータ14の回転数検知を行なうことにより、布量検知制御や回転ドラム3の回転数制御を行なっている。本体1の前部内面には、洗濯機の動作を制御する制御装置20が設けられている。
本体1内の後方上部には、2個以上の水路が開閉可能な多方弁構成を有する給水弁4が配設されており、洗い時には、第一の給水経路22から引き出し自在な洗剤ケース21の洗剤投入部(図示せず)を経由し、注水管路17を介して外槽2に給水され、すすぎ時には、第二の給水経路6から洗剤ケース21の柔軟剤投入部(図示せず)を経由し、注水管路17を介して外槽2に給水される。
給水弁4には、洗濯物の除菌、消臭を行うための銀イオンなどの金属イオンを発生させる金属イオン発生手段7が接続されており、最終すすぎ時に、給水弁4から金属イオン発生手段7、第三の給水経路5を介して、外槽2内に金属イオンと水を供給する。
外槽2には、外槽2内の水位を検知する水位検知手段(図示せず)が接続されている。
外槽2下部には、排水管路18が配管接続され、排水弁(図示せず)の制御によって外槽2から機外へ排水される。
外槽2下部には、循環ポンプ8が接続され、循環ポンプ8によって、必要に応じて外槽2内の洗濯水を、循環ホース23を介して外槽2上部より外槽2内へ循環させる。
本体1の前面上部には、操作表示部16が設けられ、操作表示部16から使用者が入力設定部(図示せず)へ入力して運転コース等のモードや各種機能の選択を行い、入力情報は、操作表示部16の表示部(図示せず)により表示して使用者に知らせる。
基本的な洗濯動作は、扉15を開いて回転ドラム3内に洗濯物を投入し、洗剤ケース21の洗剤投入部に洗剤を投入すると共に、柔軟剤投入部に柔軟剤を投入する。操作表示部16を操作することにより運転を開始させると、給水弁4が開き、第一の給水経路22から注水管路17を介して外槽2内に所定量の注水と洗剤投入がなされ、モータ14により回転ドラム3が回転駆動されて、洗い行程が開始される。
回転ドラム3内に収容された洗濯物は、回転ドラム3の回転により、回転ドラム3の内周壁に設けられた攪拌突起によって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する攪拌動作が繰り返されるので、洗濯物には叩き洗いの作用が及んで洗いがされる。
所要の洗い時間の後、汚れた洗濯液は、排水管路18から排出され、回転ドラム3を高速回転させる脱水動作により洗濯物に含まれた洗濯液を脱水する。その後、外槽2内に第一の給水経路22、注水管路17から注水して、すすぎ行程が実施される。回転ドラム3内に収容された洗濯物は、すすぎ行程においても回転ドラム3の回転により、攪拌突起により持ち上げられて落下する攪拌動作が繰り返されて、すすぎ洗いが実施される。すすぎ
行程が終了すると、排水され、回転ドラム3を高速回転させる脱水動作により洗濯物の水分を脱水し、洗濯を終了する。洗濯動作については、図2を用いて詳述する。
本実施の形態の洗濯機には、回転ドラム3内に収容した洗濯物を乾燥する乾燥機能が設けられている。乾燥は、外槽2内の空気を循環送風経路11により排気し、除湿して加熱し、乾燥させた空気を再び外槽2内に送風する。循環送風経路11の途中には、圧縮機、放熱器などの加熱手段、減圧器、蒸発器などの除湿手段を配管で連結したヒートポンプユニット12、及び送風手段である送風ファン9が設けられている。
乾燥機能を利用した乾燥行程では、循環送風経路11を循環される空気中に、主として衣類などの洗濯物から発生する糸くずなどの異物が混じって循環する。循環空気中の異物は、フィルター10によって除去される。フィルター10による異物の除去により、異物による、蒸発器や凝縮器の目詰まり、送風ファン9の回転部への噛み込み、送風ファン9の内面への堆積といった支障を抑制することができる。
以上のように構成した洗濯機について、以下に動作、作用を説明する。
図2は、本発明の実施の形態における洗濯機の除菌・消臭コースのフローチャートである。なお、図2のフローチャートは、最終すすぎ行程を中心に記載している。
図2において、使用者が扉15を開いて回転ドラム3内に洗濯物を投入し、洗剤ケース21の洗剤投入部に洗剤を投入すると共に、柔軟剤投入部に柔軟剤を投入する。操作表示部16の操作により除菌・消臭コースを選択して運転をスタートさせる。
ステップS1にて、給水弁4が動作して給水を開始し、第一の給水経路22から洗剤ケース21の洗剤投入部を経由して、注水管路17を介して洗剤と水を外槽2に投入する(ステップS2)。外槽2内の水位が洗濯量に応じて設定された第二の設定水位P1に到達すると、洗い行程を始める(ステップS3)。
洗い行程では、前述のように、回転ドラム3の回転により、攪拌動作が繰り返され、洗濯物には、叩き洗いの作用が及んで洗いがなされる。
洗い行程が終了すると、ステップS4のすすぎ行程へ移行する。すすぎ行程では、汚れた洗濯液を排水管路18から外部へ排出した後、回転ドラム3を高速回転させて脱水を行う。脱水終了後、給水弁4を開き、第一の給水経路22を介して外槽2に給水し、すすぎ1回目のすすぎ攪拌を実施する。すすぎ攪拌においても、回転ドラム3内に収容された洗濯物は回転ドラム3の回転により、攪拌突起にて持ち上げられて落下する動作が繰り返されて、すすぎを実施する。
次に、最終すすぎ行程へ移行して、1回目のすすぎ行程と同様に、排水、脱水を行う(ステップS5)。
最終すすぎ行程の後、ステップS6にて、給水弁4を開き、金属イオン発生手段7を動作させて、水と金属イオンを第三の給水経路5から外槽2に投入する。
外槽2内の水位が、第二の設定水位P1より低い第一の設定水位P0に到達する(ステップS7のYes)と、給水と金属イオン投入を停止(ステップS8)する。モータ14と循環ポンプ8を駆動して、回転ドラム3をゆっくり回転させながら、金属イオンが溶出した洗濯水を外槽2の上部から回転ドラム3内の洗濯物に噴きかける(ステップS9)。
金属イオンの溶けた洗濯水を洗濯物に噴きかける動作は、金属イオンが洗濯物に均一に付着するのに十分な時間継続される。例えば、第一の設定水位P0までに給水された給水量が15Lで、循環ポンプ8の循環流量が10L/分とした場合に、金属イオンを含んだ水が少なくとも1回は洗濯物に噴きかけられるように、循環ポンプ8の作動時間は、1.5分以上に設定している。
そして、所定時間T0が経過する(ステップS10のYes)と、モータ14を停止して回転ドラム3の回転を停止し、循環ポンプ8を停止する(ステップS11)。
その後、給水弁4を開き、第二の給水経路6から洗剤ケース21の柔軟剤投入部を経由し、注水管路17を介して柔軟剤と水を回転ドラム3に投入する(ステップS12)。
そして、水位が第二の設定水位P1に到達する(ステップS13のYes)と、給水を停止し(ステップS14)、モータ14と循環ポンプ8を駆動して、回転ドラム3をゆっくり回転させながら、柔軟剤を含んだ洗濯水を外槽2の上部から回転ドラム3内の洗濯物に噴きかける(ステップS15)。
なお、柔軟剤の溶けた洗濯水を洗濯物に噴きかける動作は、柔軟剤が洗濯物に均一に付着する十分な時間継続される。例えば、第二の設定水位P1まで給水された追加の給水量が15Lで、循環ポンプ8の循環流量が10L/分とした場合には、柔軟剤を含んだ水が少なくとも1回は洗濯物に噴きかけられるように、循環ポンプ8の作動時間は、1.5分以上に設定している。
そして、所定時間T1が経過する(ステップS16のYes)と、モータ14を停止して回転ドラム3の回転を停止し、循環ポンプ8を停止する(ステップS17)。
その後、ステップS18に移行し、回転ドラム3内に収容された洗濯物が回転ドラム3の回転により、攪拌突起にて持ち上げられて落下する動作が繰り返されるすすぎ攪拌が行われた後、次行程の最終脱水行程(ステップS19)へ移行し、最終脱水行程が終了すると、運転を終了する。
以上のように、本実施の形態においては、除菌・消臭コースの最終すすぎ行程において、給水弁4、金属イオン発生手段7を作動させて、回転ドラム3内に、金属イオンと布量に応じた第二の設定水位よりも低い第一の設定水位までの水を投入した後、所定時間だけ回転ドラム3を回転させながら循環ポンプ8を作動させる。その後、給水弁4を作動して、回転ドラム3内に、柔軟剤と第二の設定水位までの水を投入させ、所定時間、回転ドラム3を回転させながら循環ポンプ8を作動させる構成とする。
これにより、同じ陽イオンで反発する金属イオンと柔軟剤について、最終すすぎ時に、先に金属イオンを均一に洗濯物に付着させ、その後に、濃度の高い柔軟剤を付着させることで、金属イオンと柔軟剤の効果を両立させることができる。また、電気、水、時間を必要以上に多く消費することを防止することができる。
また、第一の設定水位まで給水後に循環ポンプ8を作動させる時間を、給水された水量が1回循環できるだけの時間以上とした構成とする。これにより、給水された金属イオンを含む洗濯水が少なくとも1回は洗濯物に噴きかけられるようにすることができるので、効率良く除菌、消臭することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、最終すすぎ時に、先に金属イオンを均一に洗
濯物に付着させた後に、濃度の高い柔軟剤を付着させることで、金属イオンと柔軟剤の効果を両立させることができるとともに、電気、水、時間を必要以上に多く消費することを防止することができるので、除菌・消臭機能を有する他の洗濯機の用途に適用できる。
1 本体
2 外槽
3 回転ドラム
4 給水弁
6 第二の給水経路
7 金属イオン発生手段
8 循環ポンプ
14 モータ
16 操作表示部
20 制御装置
21 洗剤ケース
22 第一の給水経路

Claims (2)

  1. 本体と、前記本体内に揺動自在に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転自在に内包された回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記本体に設けられ複数の水路を開閉可能な多方弁構成を有する給水弁と、前記本体に設けられ洗剤投入部と柔軟剤投入部を有する洗剤ケースと、運転コースなどを入力設定する入力設定部とその設定内容などを表示する表示部とを有する操作表示部と、前記給水弁と前記洗剤ケース間に接続された第一の給水経路および第二の給水経路と、前記給水弁に接続された金属イオンを発生させる金属イオン発生手段と、前記外槽内の洗濯水を前記回転ドラム内に噴出させる循環ポンプと、前記外槽内の水位を検出する水位検出手段と、前記給水弁、金属イオン発生手段、循環ポンプなどを制御し、洗い、すすぎ、脱水あるいは除菌・消臭などの一連の行程を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、除菌・消臭コースの最終すすぎ行程において、前記給水弁、および前記金属イオン発生手段を作動させて、前記回転ドラム内に、金属イオンと布量に応じた第二の設定水位よりも低い第一の設定水位まで水を注水し、所定時間だけ前記回転ドラムを回転させながら前記循環ポンプを作動させるとともに、前記給水弁を作動して、前記回転ドラム内に、柔軟剤と第二の設定水位までの水を注水し、所定時間だけ前記回転ドラムを回転させながら前記循環ポンプを作動させる洗濯機。
  2. 制御装置は、除菌・消臭コースの最終すすぎ工程において、第一の設定水位まで給水後に循環ポンプを作動させる時間を、給水された水量が1回循環できるだけの時間以上に設定した請求項1に記載の洗濯機。
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