JP2019057002A - 情報端末及び情報端末制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末利用者にとって必要十分な安全対策を施すことができる情報端末を提供する。【解決手段】本発明の情報端末は、端末を利用する利用者を検出対象とする第1のセンサが検出した利用者の画像情報に基づいて、利用者の視線状態を解析する視線検出部と、端末を検出対象とする第2のセンサが検出した端末の移動情報を含む情報に基づいて端末の移動状態を解析する移動状態検出部と、コンテンツの分類に応じて、コンテンツを出力する表示部及びコンテンツに対する所定の操作を受け付ける操作部への入力を、全部又は一部制限する入出力制限部と、利用者の視線が表示部と表示部以外の場所に所定回数以上視線移動していた場合には、利用者を端末制限対象者と判断し、さらに、移動状態検出部により、端末が移動中状態と判断された場合には、入出力制限部による制御を行う制御部とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、情報端末及び情報端末制御プログラムに関し、例えば、スマートフォン、車載器に適用し得るものである。
近年、歩きながら又は運転しながら機器を操作する行為が社会的な問題になっている。特に、歩きながらスマートフォンを操作する行為は「ながらスマホ」等と呼ばれている。
上記問題に対処するために、スマートフォンや車載器(カーナビ)等の一部製品には、例えば、主に速度・加速度のセンサ情報を用いて、歩行中や運転中の状態を検出し、その状態でのコンテンツや端末操作を制限しているものも存在する(特許文献1)。
再表2015/122406号公報 特開2012−065719号公報 特開2012−187178号公報 特開2012−210257号公報
しかしながら、主に端末の速度・加速度の状態を基に、端末利用者の歩行中・運転中といった状態を判断する従来の方法では、実際の端末利用者が置かれている状況と合致しないケースもある。一例として、速度センサにより移動中に操作を制限するカーナビが存在するが、助手席の端末利用者からの操作まで制限してしまい、利便性を低下させてしまう。
そのため、端末利用者の状態(視線状態)、端末の状態(移動状態)及び機器で利用されているコンテンツの内容等の情報を総合的に判断し、端末利用者にとって必要十分な安全対策を施すことができる情報端末及び情報端末制御プログラムが望まれている。
第1の本発明は、情報端末であって、(1)前記情報端末を利用する利用者を検出対象とする第1のセンサが検出した前記利用者の画像情報に基づいて、前記利用者の視線状態を解析する視線検出部と、(2)前記情報端末を検出対象とする第2のセンサが検出した前記情報端末の移動情報を含む情報に基づいて前記情報端末の移動状態を解析する移動状態検出部と、(3)コンテンツの分類に応じて、コンテンツを出力する表示部及びコンテンツに対する所定の操作を受け付ける操作部への入力を、全部又は一部制限する入出力制限部と、(4)前記利用者の視線が前記表示部と前記表示部以外の場所に所定回数以上視線移動していた場合には、前記利用者を端末制限対象者と判断し、さらに、前記移動状態検出部により、前記情報端末が移動中状態と判断された場合には、前記入出力制限部による制御を行う制御部とを有することを特徴とする。
第2の本発明の情報端末制御プログラムは、情報端末に搭載されるコンピュータを、(1)前記情報端末を利用する利用者を検出対象とする第1のセンサが検出した前記利用者の画像情報に基づいて、前記利用者の視線状態を解析する視線検出部と、(2)前記情報端末を検出対象とする第2のセンサが検出した前記情報端末の移動情報を含む情報に基づいて前記情報端末の移動状態を解析する移動状態検出部と、(3)コンテンツの分類に応じて、コンテンツを出力する表示部及びコンテンツに対する所定の操作を受け付ける操作部への入力を、全部又は一部制限する入出力制限部と、(4)前記利用者の視線が前記表示部と前記表示部以外の場所に所定回数以上視線移動していた場合には、前記利用者を端末制限対象者と判断し、さらに、前記移動状態検出部により、前記情報端末が移動中状態と判断された場合には、前記入出力制限部による制御を行う制御部として機能させることを特徴とする。
第3の本発明は、情報端末であって、(1)前記情報端末を利用する利用者を検出対象とする第1のセンサが検出した前記利用者の画像情報に基づいて、前記利用者の視線状態を解析する視線検出部と、(2)前記情報端末を検出対象とする第2のセンサが検出した前記情報端末の移動情報を含む情報に基づいて前記情報端末の移動状態を解析する移動状態検出部と、(3)前記情報端末の移動状態と、表示部に前記利用者の視線が連続して注視していた時間である連続画面注視時間と、所定時間内の前記表示部に前記利用者の視線が注視していた割合を示す画面注視割合とに基づいて、前記利用者による前記情報端末の使用状況の危険性の有無を判断する危険使用状態検出部と、(4)前記情報端末の使用状況の危険性の有無に応じて、前記利用者に対して所定の注意喚起処理を行う通知・操作制御部とを有することを特徴とする。
第4の本発明の情報端末制御プログラムは、情報端末に搭載されるコンピュータを、(1)前記情報端末を利用する利用者を検出対象とする第1のセンサが検出した前記利用者の画像情報に基づいて、前記利用者の視線状態を解析する視線検出部と、(2)前記情報端末を検出対象とする第2のセンサが検出した前記情報端末の移動情報を含む情報に基づいて前記情報端末の移動状態を解析する移動状態検出部と、(3)前記情報端末の移動状態と、表示部に前記利用者の視線が連続して注視していた時間である連続画面注視時間と、所定時間内の前記表示部に前記利用者の視線が注視していた割合を示す画面注視割合とに基づいて、前記利用者による前記情報端末の使用状況の危険性の有無を判断する危険使用状態検出部と、(4)前記情報端末の使用状況の危険性の有無に応じて、前記利用者に対して所定の注意喚起処理を行う通知・操作制御部として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、端末利用者の状態(視線状態)、端末の状態(移動状態)及び機器で利用されているコンテンツの内容等の情報を総合的に判断し、端末利用者にとって必要十分な安全対策を施すことができる。
第1の実施形態に係る情報端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る制限非対象者及び制限非対象者のイメージを示す図である。 第1の実施形態に係る制限対象者判断処理の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るコンテンツ分類に応じた制限処理の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るコンテンツ分類に応じたコンテンツ制限の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る情報端末の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る危険使用状態検出処理の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る移動速度と連続画面注視時間/累積画面注視時間により危険判断閾値が変化するイメージを示す図である。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明に係る情報端末の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
(A−1−1)情報端末1の構成
図1は、第1の実施形態に係る情報端末の構成を示すブロック図である。図1において、情報端末1は、コンテンツ制御部10、第1のセンサとしてのカメラ20、第2のセンサとしてのセンサ30、コンテンツ40、表示部50、及び操作部60を有する。
情報端末1のハードウェア構成は、図示しないが、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、入出力インターフェース部等を有する回路装置であり、CPUが、ROMに格納される処理プログラム(情報端末制御プログラム)を実行することにより、情報端末1としての機能が実現される。
情報端末1は、移動体(人、乗用車、自転車等)と共に移動可能な情報処理端末であり、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、車載器(カーナビ)等を適用することができる。また、情報端末1は、乗用車等の車両と一体化して組み込まれていても良く、例えば、車両と一体化した情報表示盤等に適用しても良い。以下、情報端末1を単に「端末」とも呼ぶこともある。
コンテンツ制御部10は、端末利用者の位置や視線の情報、及び各センサ30から得られる端末の情報を基に、コンテンツの表示及び操作を制御する。コンテンツ制御部10は、視線検出部11、端末利用者検出部12、移動状態検出部13、及び入出力制限部14を有する。
視線検出部11は、カメラ20からの情報(画像情報)を基に、端末利用者の視線(視線がどの方向に向いているか)を検出(解析)する。視線検出部11(及び後述する端末利用者検出部12)が用いる視線検出技術として、例えば、特許文献2〜4に記載の技術を適用することができる。
端末利用者検出部12は、カメラ20からの画像情報を基に、情報端末1に対して端末利用者が存在する方向や距離を解析する。また、端末利用者検出部12は、カメラ20で撮像される画像中の端末利用者の人数を解析するものでもある。
移動状態検出部13は、センサ30から通知される、速度・加速度等のセンサ情報を基に、情報端末1が移動中状態か否か検出(判断)する。
入出力制限部14は、端末の移動状態、端末利用者の状態(視線)及びコンテンツ40の内容に応じて、動的に入出力(操作部60の操作や表示部50の表示)を制限する。
カメラ20は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを搭載する撮像デバイスである。カメラ20は、画像情報(端末利用者の視線や、方向および位置を検出するための情報)をコンテンツ制御部10に出力する。なお、変形例として、イメージセンサを搭載する他のデバイスをカメラ20の代わりに適用しても良い。
表示部50は、コンテンツ40を含む各種情報を表示するためのデバイスであり、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等によって実現される。なお、表示部50は、例えば、タッチパネルディスプレイで実現して、操作部60の機能を包含しても良い。
操作部60は、端末利用者に対して情報端末への操作(音量の調節等)を提供するデバイスである。当該操作部60及び先述の表示部50は、端末利用者と端末間のインターフェースである。
センサ30は、情報端末1の移動情報(例えば、情報端末1の速度・加速度、方向、傾き、位置等)をセンシングして、コンテンツ制御部10に移動情報を出力する。
コンテンツ40は、端末利用者へ提供するコンテンツの元情報である。コンテンツ40は、例えば、地図情報、テレビの映像、ゲーム画面等の情報である。この実施形態では、コンテンツ40は、コンテンツの内容に応じて複数の種類に分類される。例えば、コンテンツ40は、運転補助コンテンツ、映像コンテンツ、対話型コンテンツ等に分類されるコンテンツである。なお、図1では、図示はしていなが、例えば、テレビ映像をコンテンツ40として利用する場合には、情報端末1はテレビチューナー等を内蔵している事を前提とする。
(A−1−2)コンテンツ制御部10の詳細
この実施形態の情報端末1(コンテンツ制御部10)は、端末利用者の歩行中や運転中の視線移動を利用して、現在利用中(又は利用しようとする)コンテンツ40の制限(表示制限、操作制限)を行う。一般的に、端末利用者は、歩行中や運転中の場合、情報端末1の表示部50を注視することは無く、定期的に進行方向への視線移動が発生する。コンテンツ制御部10は、この視線移動(視線の頻度)に応じて、コンテンツ制限を実施する端末利用者を判断する。
即ち、コンテンツ制御部10は、視線検出部11及び端末利用者検出部12を用いて、ある端末利用者に対して、情報端末1の表示部50、及び端末上ではない進行方向への頻繁な視線移動を検出した場合には、その端末利用者を「制限対象者」とみなす。「制限対象者」とは、歩行中や運転中といった、進行方向から視線を外して端末を操作するには危険が伴う状態である端末利用者を意味する。
一方、コンテンツ制御部10は、頻繁な視線移動を検出しない場合には、その端末利用者を「制限非対象者」とする。「制限非対象者」とは、情報端末1の表示部50とそれ以外の場所(進行方向)への頻繁な視線移動が無い者であって、端末を操作するには危険が少ない端末利用者を意味する。
図2は、第1の実施形態に係る制限非対象者及び制限非対象者のイメージを示す図である。図2(A)は歩行中状態の端末利用者のイメージを示している。図2(A)では、端末利用者は、情報端末1の表示部50と進行方向に対して、頻繁に視線移動を生じているので、制限対象者となる。
図2(B)は、乗用車中の運転席に存在する端末利用者(運転者)と助手席に存在する端末利用者のイメージを示している。図2(B)では、運転席の端末利用者は、情報端末1の表示部50と進行方向に対して、頻繁に視線移動を生じているので、制限対象者となる。一方、助手席の端末利用者は、情報端末1の表示部50のみ注視しているので(頻繁に視線移動を生じていないので)、制限非対象者となる。
次に、コンテンツ制御部10は、端末が移動中である場合、制限対象者の端末利用者に対しては、コンテンツの分類に応じて、操作部60による端末操作や表示部50の画面表示を制限する。なお、ここでの制限は、端末操作を一切させない、又は画面表示を一切しないという全禁止の制限方法だけではなく、端末操作では音量調整や画面拡大縮小のみ許容したり、画面表示では警告文の表示や警告音を鳴動させるといったように、一部を許容するような制限方法も含むものである。
この実施形態では、コンテンツ制御部10は、コンテンツの分類に応じて、柔軟に各部を制限可能とする。例えば、コンテンツ制御部10は、映像コンテンツの場合には操作、及び画面表示の制限を実施するが、音声コンテンツの場合には操作の制限のみ実施し画面表示は特に制限をしないといった制御ができる。
例えば、先述の図2(B)の場合、コンテンツ制御部10は、運転席の端末利用者(制限対象者)に対しては、運転の補助となるようなコンテンツのみ提供し、娯楽要素の強いコンテンツの表示や操作を制限する。一方、コンテンツ制御部10は、助手席の端末利用者(制限非対象者)に対しては、特に制限を実施しない。
なお、図2(B)では、情報端末1の表示部50は、いわゆるデュアルビューディスプレイ液晶等の1つのディスプレイ装置によって、見る角度により内容の異なる2種類の画像を同時に表示可能なものである。このようなデュアルビューディスプレイ液晶によって、運転席の端末利用者と助手席の端末利用者の各々に対して、コンテンツ制御が可能となる。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態に係る情報端末1の動作を、図面を参照しながら、詳細に説明する。第1の実施形態に係る情報端末1の特徴動作は、制限対象者判断処理とコンテンツ分類に応じた制限処理の2つ存在するために、以下では各処理について各々述べる。なお、情報端末1は、制限対象者判断処理の処理を行った後に、コンテンツ分類に応じた制限処理を実行する。
(A−2−1)制限対象者判断処理
図3は、第1の実施形態に係る制限対象者判断処理の動作を示すフローチャートである。
図3の処理は、端末利用者の数に応じて実施される(S101)。例えば、視線検出部11及び端末利用者検出部12がカメラ20からの画像情報を基に、端末利用者の数を推定する。
コンテンツ制御部10は、視線検出部11及び端末利用者検出部12により、ある端末利用者の視線移動(端末上の表示部50とそれ以外の場所(例えば、進行方向)への視線移動)が頻繁に存在するか否か判定する(S102)。コンテンツ制御部10は、視線移動が頻繁であると判断した場合には、次のステップS103の処理を行う。一方、コンテンツ制御部10は、視線移動が頻繁で無いと判断した場合には、後述するステップS104の処理に移行する。
なお、ここでの視線移動が頻繁に存在するかの判定は、直近の所定時間内に、所定回数以上、視線の移動がある場合に視線移動が頻繁に存在すると判定する。
コンテンツ制御部10は、先述のステップS102の処理により、視線移動が頻繁に存在すると判断した場合には、当該利用者を「制限対象者」と判断する(S103)。
一方、コンテンツ制御部10は、先述のステップS102の処理により、視線移動が頻繁に存在しないと判断した場合には、当該利用者を「制限非対象者」と判断する(S104)。
(A−2−2)コンテンツ分類に応じた制限処理
図4は、第1の実施形態に係るコンテンツ分類に応じた制限処理の動作を示すフローチャートである。図4の処理は、先述の制限対象者判断処理により、制限対象者又は制限非対象者と判断された端末利用者のデータが存在する事を前提に実行されるものである。以下のステップS201〜S204の処理は、端末利用者の数に応じて実行される。
コンテンツ制御部10は、移動状態検出部13により、情報端末1が前方(進行方向)への移動中状態であるか否か判断する(S201)。コンテンツ制御部10は、情報端末1が前方(進行方向)への移動中状態であると判断した場合には、次のステップS202の処理を行う。一方、コンテンツ制御部10は、情報端末1が前方(進行方向)への移動中状態で無いと判断した場合には、後述するステップS204の処理に移行する。
コンテンツ制御部10は、端末利用者が制限対象者であるか否か判断する(S202)。コンテンツ制御部10は、端末利用者が制限対象者であると判断した場合には、次のステップS203の処理を行う。一方、コンテンツ制御部10は、端末利用者が制限対象者で無いと判断した場合には、後述するステップS204の処理に移行する。
コンテンツ制御部10は、現在実行中のコンテンツ40の分類に応じたコンテンツの制限を実施する(S203)。
一方、コンテンツ制御部10は、先述のステップS201の処理により情報端末1が前方(進行方向)への移動中状態で無いと判断された場合(又は先述のステップS202の処理により、当該利用者は制限対象者で無いと判断された場合)には、特にコンテンツの分類に応じた制限処理を行わない(S204)。
(A−2−3)コンテンツ40の分類に応じたコンテンツの制限処理(S203)の詳細
図5は、第1の実施形態に係るコンテンツ分類に応じたコンテンツ制限の一例を示す図である。図5において、コンテンツ制限表Tは、コンテンツ40の分類を示す「コンテンツ分類」と、分類されたコンテンツ40の例を示す「コンテンツ例」と、移動中の制限対象者に対して、情報端末1の操作部60の操作制限を示す「移動中の制限対象者に対する入力制限」と、移動中の制限対象者に対して、情報端末1の表示部50の表示制限を示す「移動中の制限対象者に対する出力制限」とを要素として有する。なお、コンテンツ制限表Tにおけるコンテンツの分類は一例であって、他のコンテンツの分類を追加しても良いし、一部を削除しても良い。
図5では、コンテンツ制限表Tは、コンテンツの分類の応じた5つのデータ(運転補助コンテンツは2種類)が示されている。例えば、コンテンツ制限表Tの1行目のデータはコンテンツの分類が映像コンテンツのデータである。映像コンテンツに分類されるコンテンツ40としては、テレビ、映画等のコンテンツが該当する。コンテンツ制御部10は、コンテンツ分類が映像コンテンツのコンテンツ40については、利用には危険性が高いと判断して、表示部50の出力(表示)と、操作部60の入力(操作)を制限する。
コンテンツ制限表Tの2行目のデータはコンテンツの分類が音声コンテンツのデータである。音声コンテンツに分類されるコンテンツ40としては、ラジオ、オーディオ等が該当する。コンテンツ制御部10は、コンテンツ分類が音声コンテンツのコンテンツ40については、操作部60の入力を制限する。コンテンツ制御部10は、音声コンテンツについては、映像コンテンツと異なり、表示部50の出力は制限しない。通常、音声コンテンツについては、音声を聴く事がメインのコンテンツであるため、端末利用者が表示部50を注視する事は少ない。例えば、ラジオの場合、表示部50には、現在聴いているラジオ局に関する情報(周波数等)が表示されているのみである。ただし、操作部60の入力は制限する。例えば、ラジオ局を変更するためのプリセットボタンの押下等の操作は制限する。これらの操作は、移動中には進行方向への注意力が低下して、危険性が増すためである。また、コンテンツ制御部10は、変形例として、音声のボリューム変更の操作については制限しなくても良い。
コンテンツ制限表Tの3行目のデータはコンテンツの分類が対話型コンテンツのデータである。対話型コンテンツに分類されるコンテンツ40としては、ゲーム、設定画面(情報端末1の各種設定を受け付ける画面)等が該当する。対話型コンテンツも映像コンテンツと共に、表示、操作共に危険を伴う。そのため、コンテンツ制御部10は、表示部50への表示と、操作部60の入力を制限する。
コンテンツ制限表Tの4行目のデータはコンテンツの分類が運転補助コンテンツ1のデータである。運転補助コンテンツ1に分類されるコンテンツ40としては、カーナビ、車載センサ情報(センサ30がセンシングしたデータをコンテンツ40として提供するもの)、道路交通情報のコンテンツが該当する。コンテンツ制御部10は、コンテンツ分類が運転補助コンテンツ1のコンテンツ40については、操作部60の入力を制限する。また、コンテンツ制御部10は、視線検出部11を利用して表示部50への画面注意時間を測定して、閾値を超える場合には、表示部50の出力を制限する。例えば、カーナビの場合、表示部50に地図を含むナビ情報を表示しなければ、カーナビとしての機能を十分に発揮することができない。一方、表示部50への注視時間が長ければ、前方不注意となり、危険性が増加する。そのため、コンテンツ制御部10は、危険性が少ない程の画面注意時間内ではコンテンツの表示部50への出力を特に制限せず、危険性が増す程の画面注意時間ではコンテンツの表示部50のへの出力制限を行う事とした。
コンテンツ制限表Tの5行目のデータはコンテンツの分類が運転補助コンテンツ2のデータである。運転補助コンテンツ2に分類されるコンテンツ40としては、バックモニタ(車両後方カメラからの映像)が該当する。コンテンツ制御部10は、コンテンツ分類が運転補助コンテンツ2のコンテンツ40については、表示部50の出力や操作部60の入力を制限しない。駐車や切り返しのための車両後進時に、車両後方を確認する場面での利用が想定され、安全確認のための機能であることから、映像の注視やカメラ操作を制限する必要はない。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、コンテンツ制御部10は、表示部50への視線の頻度に応じて、端末利用者を制限対象者又は制限非対象者として判断し、移動中の場合、制限対象者については、現在利用中のコンテンツ40の分類に応じて、表示部50の出力及び操作部60の入力の制限を行う事とした。これにより、コンテンツ制御部10は、コンテンツの中身に応じたデバイスの柔軟な制御が可能となり、端末利用者対して必要十分な安全対策が可能となった。
(B)第2の実施形態
次に、本発明に係る情報端末及び情報端末制御プログラムの第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
(B−1−1)情報端末1Aの構成
図6は、第2の実施形態に係る情報端末の構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一符号を付して示している。以下では、図1とは異なる構成のみを説明する。
図6において、情報端末1Aは、通知・操作制御部70、カメラ20、センサ30、表示部50、操作部60、及びスピーカ80を有する。
情報端末1Aのハードウェア構成は、図示しないが、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、入出力インターフェース部等を有する回路装置であり、CPUが、ROMに格納される処理プログラム(情報端末制御プログラム)を実行することにより、情報端末1Aとしての機能が実現される。
情報端末1Aは、第1の実施形態の情報端末1と同様に、移動体(人、乗用車、自転車等)と共に移動可能な情報処理端末であり、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、車載器(カーナビ)等を適用することができる。
通知・操作制御部70は、端末利用者の位置や視線の情報、及び各センサ30から得られる端末の情報を基に、端末利用者に通知及び操作制限を行う。通知・操作制御部70は、視線検出部11、移動状態検出部13、及び危険使用状態検出部71を有する。
危険使用状態検出部71は、視線検出部11及び移動状態検出部13の解析情報を基に、端末利用者の端末の使用が危険な使用状況か安全な使用状況かを検出(判断)する。
スピーカ80は、音声を出力するデバイスである。例えば、スピーカ80は、通知・操作制御部70からの情報により、表示部50への表示内容の変更、操作部60の操作制限と共に、端末の使用状況に応じて警告音を出力する。
(B−1−2)通知・操作制御部70(危険使用状態検出部71)の詳細
危険使用状態検出部71は、視線検出部11により検出した視線情報を基に、端末利用者の端末の使用が危険な使用状況か安全な使用状況かを判断する。移動中は、視線が画面(表示部50)を注視している時間と画面から外れている時間を測定し、画面を注視している時間、及び画面から視線が外れる頻度を判断基準とする。視線が画面に向いている時間が長いほど危険な使用状況であり、視線が画面からはずれる時間が長いほど安全な使用状況であると判断する。判断する際には移動速度を考慮し、早く移動しているほど画面を注視している時間が短くても危険と判断する。
通知・操作制御部70は、危険な使用状況の場合には、端末利用者に危険を通知するために、例えば、表示部50に警告画面(ポップアップを含む)を表示する(スピーカ80から警告音を所定時間出力しても良い)。また、通知・操作制御部70は、操作部60の入力を制限する。
一方、通知・操作制御部70は、危険な使用状況から安全な使用状況に切り替わった場合には、表示部50への警告画面を取り消し、操作部60の入力制限を解除する。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、第2の実施形態に係る情報端末1Aの動作を、図面を参照しながら、詳細に説明する。
(B−2−1)危険使用状態検出処理
図7は、第2の実施形態に係る危険使用状態検出処理の動作を示すフローチャートである。
通知・操作制御部70(危険使用状態検出部71)は、移動状態検出部13により移動状態を検出した際に、カメラ20を起動し視線の検出を行う(S301)。後述するステップS302〜S319の処理はループ処理であり、端末利用者の情報端末1の使用状況が「危険な使用状況」か「安全な使用状況」かが判断される。
移動状態検出部13は、情報端末1(端末利用者)が移動中状態であるか否か判定する(S302)。危険使用状態検出部71は、移動状態検出部13による判定結果が、移動中状態と判定された場合には次のステップS303の処理を行う。一方、危険使用状態検出部71は、移動状態検出部13による判定結果が、停止中状態と判定された場合には後述するステップS314の処理を行う。
危険使用状態検出部71は、先述のステップS302の処理により、端末が移動中状態と判定された場合には、端末が連続して停止した時間を測定する連続停止時間を初期化(クリア)する(S303)。
視線検出部11は、端末利用者の視線(目線)が端末上の表示部50に存在するか否か判定する(S304)。危険使用状態検出部71は、移動状態検出部13による判定結果が、視線が表示部50に存在すると判定された場合には次のステップS305の処理を行う。一方、危険使用状態検出部71は、移動状態検出部13による判定結果が、視線が表示部50に存在しない(画面外)と判定された場合には後述するステップS309の処理を行う。
危険使用状態検出部71は、先述のステップS304の処理により、視線が表示部50に存在すると判定された場合には、端末利用者が連続して表示部50を注視した時間を測定する連続画面注視時間を加算する(S305)。続いて、危険使用状態検出部71は、端末利用者が表示部50を注視した時間を測定する累積画面注視時間を加算する(S306)。
危険使用状態検出部71は、連続画面注視時間と閾値との比較判定を行う(S307)。危険使用状態検出部71は、連続画面注視時間が閾値以上と判定された場合には次のステップS308の処理を行う。一方、危険使用状態検出部71は、連続画面注視時間が閾値未満と判定された場合には、後述するS311の処理を行う。
危険使用状態検出部71は、先述のステップS308の処理より連続画面注視時間が閾値以上と判定された場合には、端末利用者の情報端末1の使用状況が危険な使用状況と判断する。
また、危険使用状態検出部71は、先述のステップS304の処理により、視線が表示部50に存在しないと判定された場合には、連続画面注視時間をリセットする(S309)。続いて、危険使用状態検出部71は、端末利用者が表示部50から視線を外したした時間を測定する画面外時間を加算する(S310)。
危険使用状態検出部71は、画面注視割合と閾値との比較判定を行う(S311)。画面注視割合は、例えば、下記の(1)式により算出される。
画面注視割合 = 累積画面注視時間 ÷ (累積画面注視時間 + 画面外時間) …(1)
危険使用状態検出部71は、画面注視割合が閾値以上と判定された場合には次のステップS312の処理を行う。一方、危険使用状態検出部71は、画面注視割合が閾値未満と判定された場合には、後述するS313の処理を行う。
危険使用状態検出部71は、先述のステップS311の処理より画面注視割合が閾値以上と判定された場合には、端末利用者の情報端末1の使用状況が危険な使用状況と判断する(S312)。
また、危険使用状態検出部71は、先述のステップS311の処理より画面注視割合が閾値未満と判定された場合には、端末利用者の情報端末1の使用状況が安全な使用状況と判断する(S313)。
一方、危険使用状態検出部71は、先述のステップS302の処理により、端末(端末利用者)が停止中状態と判定された場合には、連続停止時間を加算する(S314)。
危険使用状態検出部71は、連続停止時間と閾値との比較判定を行う(S315)。危険使用状態検出部71は、連続停止時間が閾値以上と判定された場合には次のステップS316以下の処理を行う。一方、危険使用状態検出部71は、連続停止時間が閾値未満と判定された場合には、後述するステップS319の処理を行う。
危険使用状態検出部71は、先述のステップS315の処理より連続停止時間が閾値以上と判定された場合には、連続画面注視時間、累積画面注視時間、及び画面外時間をリセットする(S316〜S318)。
危険使用状態検出部71は、先述のステップS315の処理より連続停止時間が閾値未満と判定された場合(又は先述のステップS318の処理の後)には、端末利用者の情報端末1の使用状況が安全な使用状況と判断する(S319)。
(B−2−2)ステップS307及びステップS311の処理の補足説明
ステップS307及びステップS311の処理では、危険使用状態検出部71は、連続画面注視時間(画面注視割合)と閾値とを比較判定していた。ここでの閾値(危険な使用状況と安全な使用状況の境界)は、例えば、図8に示すように、移動速度に応じて定めて良い(移動速度が速いほど、閾値は低く設定する)。例えば、移動状態が歩行の場合には、閾値は、数秒〜数十秒とする。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、危険使用状態検出部71は、画面注視割合等に応じて、端末利用者の情報端末1の使用状況が危険な使用状況か安全な使用状況かを判断した。これらの判断には、例えば、統計的なデータである画面注視割合と移動速度に応じた閾値とが比較して判断されるため、従来に比べてより正確な危険性の判断が可能となった。
そして、端末利用者が運転中で危険な使用状況の場合には、例えば、表示部50に、道路交通法に規定されている「運転者が走行中に画面を注視してはいけない」という内容を表示して、注意を喚起することができる。また、地図アプリを利用し歩きながら目的地を探している場合など、同様に、警告画面を表示する等により、従来よりも安全に地図アプリを使用することができる。
以上により、第2の実施形態も第1の実施形態と同様に、端末利用者対して必要十分な安全対策を行うことが可能となる。
(C)他の実施形態
上述した各実施形態においても、種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態も適用できる。
(C−1)上述した各実施形態では、説明を容易にするために、歩行中や乗用車を運転している場合を例に出して説明したが、これに限らず、例えば、自転車を運転している場合等についても本発明を適用することができる。
(C−2)変形例として、第2の実施形態のデバイス(表示部50、操作部60、スピーカ80)の制御について、第1の実施形態のコンテンツ分類に応じた制限処理の一部を利用しても良い。例えば、図7の危険使用状態検出処理により、端末利用者の情報端末1の使用状況が危険な使用状況と判断した場合には、通知・操作制御部70は、コンテンツの分類に応じたデバイスの制御処理(先述のステップS203の処理)を行っても良い。
1、1A:情報端末、2:運転補助コンテンツ、10:コンテンツ制御部、11:視線検出部、12:端末利用者検出部、13:移動状態検出部、14:入出力制限部、20:カメラ、30:センサ、40:コンテンツ、50:表示部、60:操作部、70:通知・操作制御部、71:危険使用状態検出部、80:スピーカ、T:コンテンツ制限表。

Claims (8)

  1. 情報端末であって、
    前記情報端末を利用する利用者を検出対象とする第1のセンサが検出した前記利用者の画像情報に基づいて、前記利用者の視線状態を解析する視線検出部と、
    前記情報端末を検出対象とする第2のセンサが検出した前記情報端末の移動情報を含む情報に基づいて前記情報端末の移動状態を解析する移動状態検出部と、
    コンテンツの分類に応じて、コンテンツを出力する表示部及びコンテンツに対する所定の操作を受け付ける操作部への入力を、全部又は一部制限する入出力制限部と、
    前記利用者の視線が前記表示部と前記表示部以外の場所に所定回数以上視線移動していた場合には、前記利用者を端末制限対象者と判断し、さらに、前記移動状態検出部により、前記情報端末が移動中状態と判断された場合には、前記入出力制限部による制御を行う制御部と
    を有することを特徴とする情報端末。
  2. 前記コンテンツの分類は、少なくとも映像コンテンツ、音声コンテンツ、対話型コンテンツ及び運転補助コンテンツを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  3. 情報端末に搭載されるコンピュータを、
    前記情報端末を利用する利用者を検出対象とする第1のセンサが検出した前記利用者の画像情報に基づいて、前記利用者の視線状態を解析する視線検出部と、
    前記情報端末を検出対象とする第2のセンサが検出した前記情報端末の移動情報を含む情報に基づいて前記情報端末の移動状態を解析する移動状態検出部と、
    コンテンツの分類に応じて、コンテンツを出力する表示部及びコンテンツに対する所定の操作を受け付ける操作部への入力を、全部又は一部制限する入出力制限部と、
    前記利用者の視線が前記表示部と前記表示部以外の場所に所定回数以上視線移動していた場合には、前記利用者を端末制限対象者と判断し、さらに、前記移動状態検出部により、前記情報端末が移動中状態と判断された場合には、前記入出力制限部による制御を行う制御部と
    して機能させることを特徴とする情報端末制御プログラム。
  4. 情報端末であって、
    前記情報端末を利用する利用者を検出対象とする第1のセンサが検出した前記利用者の画像情報に基づいて、前記利用者の視線状態を解析する視線検出部と、
    前記情報端末を検出対象とする第2のセンサが検出した前記情報端末の移動情報を含む情報に基づいて前記情報端末の移動状態を解析する移動状態検出部と、
    前記情報端末の移動状態と、表示部に前記利用者の視線が連続して注視していた時間である連続画面注視時間と、所定時間内の前記表示部に前記利用者の視線が注視していた割合を示す画面注視割合とに基づいて、前記利用者による前記情報端末の使用状況の危険性の有無を判断する危険使用状態検出部と、
    前記情報端末の使用状況の危険性の有無に応じて、前記利用者に対して所定の注意喚起処理を行う通知・操作制御部と
    を有することを特徴とする情報端末。
  5. 前記危険使用状態検出部は、前記情報端末が移動中状態であって、連続画面注視時間が第1の閾値以上の場合には、前記情報端末の使用状況が危険な使用状況と判断することを特徴とする請求項4に記載の情報端末。
  6. 前記危険使用状態検出部は、前記情報端末が移動中状態であって、画面注視割合が第2の閾値以上の場合には、前記情報端末の使用状況が危険な使用状況と判断することを特徴とする請求項4又は5に記載の情報端末。
  7. 前記第1の閾値及び前記第2の閾値は、前記情報端末の移動速度に応じて定まることを特徴とする請求項5又は6に記載の情報端末。
  8. 情報端末に搭載されるコンピュータを、
    前記情報端末を利用する利用者を検出対象とする第1のセンサが検出した前記利用者の画像情報に基づいて、前記利用者の視線状態を解析する視線検出部と、
    前記情報端末を検出対象とする第2のセンサが検出した前記情報端末の移動情報を含む情報に基づいて前記情報端末の移動状態を解析する移動状態検出部と、
    前記情報端末の移動状態と、表示部に前記利用者の視線が連続して注視していた時間である連続画面注視時間と、所定時間内の前記表示部に前記利用者の視線が注視していた割合を示す画面注視割合とに基づいて、前記利用者による前記情報端末の使用状況の危険性の有無を判断する危険使用状態検出部と、
    前記情報端末の使用状況の危険性の有無に応じて、前記利用者に対して所定の注意喚起処理を行う通知・操作制御部と
    して機能させることを特徴とする情報端末制御プログラム。
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