JP2019053513A - 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】OSを起動することなくハードウェアの設定を行うことができる情報処理システムを提供する。【解決手段】ファームウェアによってハードウェアの設定に関する情報を取得可能な第1および第2の情報処理装置を有する情報処理システムであって、第1の情報処理装置は、第1の情報処理装置のハードウェアの設定を記録する第1のファームウェアを記憶する第1の記憶部と、第1のファームウェアを実行する第1の実行部と、記録された設定を示す設定情報を含むデータを作成するデータ作成部とを有し、第2の情報処理装置は、作成されたデータに含まれる設定情報に基づいて設定を再現して第2の情報処理装置のハードウェアの設定を行う第2のファームウェアを記憶する第2の記憶部と、第2のファームウェアを実行する第2の実行部とを有する情報処理システムを提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置およびプログラムに関する。
サーバなどの情報処理装置に対して、出荷前に情報処理装置に搭載されている拡張カードなどのハードウェアの各種設定が行われることがある。また、情報処理装置で実行されるOperating System(OS)上で当該設定を行うためのプログラムが実行されることがある。そして、プログラム内で行われた設定内容を情報処理装置に搭載されている記憶媒体に記憶しておき、記憶した設定内容を用いてハードウェアの設定を実行する技術が提案されている(たとえば特許文献1、2参照)。
特開平7−6114号公報 特開2003−337641号公報
しかし、ハードウェアの設定を行うためのプログラムはOS上で実行されるため、情報処理装置において使用するOSのライセンス費用が発生したり、OSの起動に伴う処理時間が設定作業のボトルネックになったりする可能性がある。
上記の事情に鑑みて、1つの側面では、OSを起動することなくハードウェアの設定を行うことができる情報処理システムを提供することを目的とする。
本件開示の技術の一側面によれば、情報処理システムは、ファームウェアによってハードウェアの設定に関する情報を取得可能な第1および第2の情報処理装置を有する情報処理システムであって、第1の情報処理装置は、第1の情報処理装置のハードウェアの設定を記録する第1のファームウェアを記憶する第1の記憶部と、第1のファームウェアを実行する第1の実行部と、記録された設定を示す設定情報を含むデータを作成するデータ作成部とを有し、第2の情報処理装置は、作成されたデータに含まれる設定情報に基づいて設定を再現して第2の情報処理装置のハードウェアの設定を行う第2のファームウェアを記憶する第2の記憶部と、第2のファームウェアを実行する第2の実行部とを有する。
本件開示の技術によれば、OSを起動することなくハードウェアの設定を行うことができる情報処理システムを提供することができる。
図1は、一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、一実施形態に係るBIOSおよびBMCの構成の一例を示す図である。 図3は、一実施形態に係る設定ファイルの構成の一例を示す図である。 図4は、一実施形態に係る情報処理システムにおいて実行される処理フローの一例を示す図である。 図5は、一実施形態に係るBIOS画面に表示される文字列と文字列IDとの対応関係の一例を示す図である。 図6は、一実施形態に係るサーバにおいて作成される設定ファイルの一例を示す図である。 図7は、一実施形態に係る情報処理システムにおいて図3の処理の後に実行される処理フローの一例を示す図である。 図8は、一実施形態に係るサーバによって表示されるBIOS画面の一例を示す図である。 図9は、一実施形態に係るサーバによって表示される別のBIOS画面の一例を示す図である。 図10は、一実施形態に係るサーバにおいて作成される図6の設定ファイルの別の状態の一例を示す図である。 図11は、一実施形態に係るサーバにおいて作成される図6の設定ファイルのさらに別の状態の一例を示す図である。 図12は、一実施形態に係る情報処理システムにおいて図7の処理の後に実行される処理フローの一例を示す図である。 図13は、別の実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図14は、さらに別の実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
以下、本件開示の技術に係る実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の詳細な説明は例示的なものであり、実施形態の構成を限定するものではない。
図1に、一実施形態における情報処理システム1の構成の一例を示す。情報処理システム1は、サーバ10、20、ネットワーク15、ファイルサーバ30を有する。なお、サーバ10、20が情報処理装置の一例である。また、ファイルサーバ30が、データを保存する保存装置の一例である。サーバ10は、Central Processing Unit(CPU)10
1、Random Access Memory(RAM)102、Hard Disk Drive(HDD)103、Read-Only Memory(ROM)104、Baseboard Management Controller(BMC)105、拡張カード106を有する。さらに、サーバ10は、GPU107、入力インタフェース108、通信インタフェース109を有する。
また、サーバ20は、CPU201、RAM202、HDD203、ROM204、BMC205、拡張カード206、GPU207、入力インタフェース208、通信インタフェース209を有する。なお、サーバ20の各部はサーバ10の各部に対応しているため、以下の説明ではサーバ10の各部について説明し、サーバ20の各部の説明は省略する。
サーバ10は、ROM104上にBIOS111を保持し、HDD103上にOperating System(OS)110を保持する。なお、ROM104が、第1のファームウェアを記憶する第1の記憶部の一例であり、ROM204が、第2のファームウェアを記憶する第2の記憶部の一例である。また、CPU101が、第1のファームウェアを実行する第1の実行部の一例であり、CPU201が、第2のファームウェアを実行する第2の実行部の一例である。GPU107は、図示しないモニタに接続されている。また、入力インタフェース108は図示しない入力装置に接続されている。また、通信インタフェース109はネットワーク15に接続されている。ユーザは、入力装置を操作してサーバ10における種々の操作を行う。また、サーバ10における処理結果はモニタに表示される。
本実施形態では、BIOS111は、Unified Extensible Firmware Interface(UE
FI)仕様に準拠している。UEFI仕様は、OSとファームウェアとの間のソフトウェアインターフェイスを定義する仕様である。UEFI仕様では、サーバ10内のハードウェアを設定するための設定メニューがBIOS11に提供される。また、BIOS111は、設定メニューにおいて設定格納な項目に関する情報をハードウェアから取得する。これにより、BIOS111が起動されると、ユーザはBIOS111のBIOS画面で拡張カード106の設定を行うことができる。また、BIOS111は、ユーザが行った拡張カード106の設定に関する情報をBMC105に送信することができる。なお、BIOS111が、ハードウェアの設定に関する情報を取得可能な第1のファームウェアの一例である。
サーバ10は、起動されると、BIOS111により各部を初期化する。また、BMC105は、Intelligent Platform Management Interface(IPMI)仕様に基づいて、
サーバ10のリモート電源の制御やサーバ10内のハードウェアの監視を実行する。BMC105は、サーバ10とは別にCPUおよびメモリを有し、OS110とは別のOSで動作している。また、BMC105は、IPMIに準拠したインタフェースの規定に従ってサーバ10の各部と通信する。
例えば、BMC105は、Keyboard Controller Style(KCS)インタフェースを有
し、サーバ10のInput/Output(I/O)デバイスを介してCPU101と通信する。また、サーバ10は、IPMIに準拠したインタフェースの規格に従ってサーバ10内のハードウェアの各部を管理する。IPMIは、標準化されたメッセージベースのハードウェア管理インタフェースである。サーバ10は、BIOS111およびIPMIドライバ経由でBMC105の情報を取得する。したがって、サーバ10は、OS110またはBIOS111に従って、KCS、System Management Interface Chip(SMIC)、Block Transfer(BT)などのインタフェースを経由してIPMIコマンドでBMC105と通信する。
BMC105は管理コントローラの一例であり、サーバ10内のハードウェア各部との間で、例えばManagement Component Transport Protocol(MCTP)で通信する。管理
コントローラは、MCTPによって、サーバ10の状態の管理や統計情報の取得を行い、管理パラメータを保持する。管理パラメータの一例として、サーバ10の処理速度、電力状態、CPU使用率、伝送路のリンク状態、ハードウェア各部のエラーカウントなどが挙げられる。したがって、管理コントローラは、MCTPによって、1つまたは複数の監視対象装置からの管理パラメータを集約する。そして、管理コントローラは、ローカルおよびリモートの情報処理装置や他の管理コントローラが上記の管理パラメータにアクセスすることを可能にする。
図2に、サーバ10におけるBIOS111とBMC105の処理を実行する各処理部の構成の一例を示す。BIOS111は、ROM104に格納されたファームウェアであり、CPU101が図2に示す各処理部としてBIOSに含まれるプログラムを実行する。図2に示すように、BIOS111は、ユーザインタフェース(IF)部111a、制御部111b、情報取得部111c、手順記録部111d、手順再現部111eを有する。
ユーザインタフェース部111aは、BIOS画面をモニタに表示したり、ユーザからの入力を受け付ける。制御部111bは、BMC105との間での拡張カード106の設定に使用される設定ファイルの受け渡しやユーザからの入力などを制御する。なお、制御部111bが、データを取得する取得部の一例である。情報取得部111cは、サーバ10内のハードウェアの構成情報や拡張カード106の現在の設定情報を取得する。手順記録部111dは、ユーザがBIOS画面で行った操作を記録する。なお、手順記録部11
1dが、情報処理装置のハードウェアの設定の内容と手順を記録する記録部の一例である。手順再現部111eは、手順記録部111dによって記録されたユーザの操作を、BIOS画面上で再現して拡張カード106のファームウェアの設定を行う。なお、手順再現部11eが、取得されたデータに含まれる設定情報に基づいて手順に従って内容を再現して情報処理装置のハードウェアの設定を行う再現部の一例である。
また、BMC105は、図示しないCPUとメモリを有し、BMC105のCPUが図3に示す各処理部としてBMC105のメモリに実行可能に展開されたプログラムを実行する。図3に示すように、BMC105は、ファイル送受信部105a、制御部105b、データ加工部105c、データ保持部105dを有する。
ファイル送受信部105aは、BIOS111やファイルサーバ30との間で設定ファイルの送受信を行う。制御部105bは、BIOS111やファイルサーバ30との間の設定ファイルの受け渡しやユーザからの入力などを制御する。データ加工部105cは、BIOS111から拡張カード106の設定情報を取得し、設定ファイルを作成する。なお、データ加工部105cが、記録されたハードウェアの設定の内容と手順を示す設定情報を含むデータを作成するデータ作成部の一例である。データ保持部105dは、データ加工部105cによって作成された設定ファイルを保持する。また、ファイルサーバ30は、設定ファイルを記憶するHDD301を有する。
図3に、本実施形態において作成される設定ファイルの情報の一例を示す。図3に示すように、設定ファイルには、検索用ヘッダ情報、変更前設定情報、変更後設定情報の3種類の情報が含まれる。検索用ヘッダ情報は、拡張カード106の種類や製造元など、拡張カードを特定する情報である。検索用ヘッダ情報には、設定ファイルのファイル名、設定ファイルの作成日時、拡張カード106の特定に使用される情報などが含まれる。なお、検索用ヘッダ情報が、ハードウェアの識別情報の一例である。また、以下、検索用ヘッダ情報に含まれる情報を、拡張カード106の「構成情報」と言う。
また、変更前設定情報は、拡張カード106のファームウェアの現在の設定情報を含む情報であり、他の拡張カードのファームウェアに適用できるか否かの判定に使用される。変更前設定情報には、BIOS画面における各設定画面を識別するための画面IDや画面の名称が含まれる。BIOS111は、画面IDによって設定画面を特定する。また、BIOS111は、特定した設定画面に対応する画面の名称をBIOS画面に表示する。また、変更前設定情報には、BIOS画面において設定される各設定項目を識別するための項目ID、設定項目の名称、設定値などが含まれる。BIOS111は、項目IDによって設定項目を特定する。また、BIOS111は、特定した設定項目に対応する設定項目の名称をBIOS画面に表示する。また、BIOS111は、設定値に従って当該設定項目の設定を行う。なお、変更前設定情報が、記録部がハードウェアの設定の内容と手順を記録する前の情報処理装置のハードウェアの設定を示す記録前情報の一例である。
また、変更後設定情報は、ユーザがBIOS111において拡張カード106のファームウェアに対して行う設定変更およびその変更手順を含む情報である。BIOS111の手順再現部108eは、変更後設定情報を使用してファームウェアの設定を再現する。変更後設定情報には、BIOS画面でユーザが設定を変更した各設定画面の画面IDや名称、各設定項目の項目IDや名称および設定値、ユーザが設定を変更する際に行った操作の内容、ユーザが設定を変更したときに画面に表示されたメッセージを示す情報が含まれる。なお、以下、ユーザがBIOS111において行うハードウェアの設定に関する情報を「設定情報」と言う。また、変更前設定情報に含まれる情報が、拡張カード106の設定変更前における設定情報の一例である。また、変更後設定情報に含まれる情報が、拡張カード106の設定変更後における設定情報の一例である。
(実施例1)
次に、本実施形態の実施例1において、ユーザが拡張カード106の設定を行う場合にサーバ10において実行される処理について説明する。本実施形態では、一例としてユーザが、BIOS111によって、拡張カード106のファームウェアに対してRedundant Arrays of Inexpensive Disks(RAID)設定を行う場合を想定する。また、実施例1
では、ネットワーク15にサーバ10、20、ファイルサーバ30が接続されていると想定する。さらに、拡張カード106と拡張カード206の一方に適用される設定が他方にも適用可能であると想定する。
また、本実施例では、ユーザが拡張カード106の設定を行うと、設定内容を示す情報を含む設定ファイルがBMC105によって作成される。そして、ユーザが拡張カード206の設定を行う際に、BMC105によって作成された設定ファイルが使用される。設定ファイルに含まれる設定内容が自動的に拡張カード206に適用されるため、ユーザは拡張カード106に対して行った設定を手動で繰り返すことなく拡張カード206の設定を行うことができる。なお、本実施例では、サーバ10において拡張カード106用の設定ファイルが作成されていないと想定する。
図4に、拡張カード106用の設定ファイルが作成されていない場合に、情報処理システム1において実行される処理フローの一例を示す。まず、サーバ10のユーザが、サーバ10の設置を行い、サーバ10の使用環境を準備する(図中「1」)。サーバ10の使用環境の準備が完了すると、ユーザは、サーバ10の電源を投入する(図中「2」)。サーバ10の電源が投入されると、BIOS111が起動される。そして、BIOS111は、サーバ10内のハードウェアである拡張カード106から構成情報を取得する(図中「2.1」および「2.1.1」)。なお、2.1、2.1.1においてBIOS111が取得する構成情報は、上記の検索ヘッダ用情報に含まれる情報である。
次に、BIOS111は、拡張カード106のハードウェアの設定情報を取得する(図中「2.2」および「2.3」)。なお、2.2、2.3においてBIOS111が取得する設定情報は、上記の変更前設定情報に含まれる情報である。また、BIOS111は、2.2、2.3において、BIOS画面において表示される文字列と文字列を識別する文字列IDの対応関係に関する情報も拡張カード106から取得する。
図5に、BIOS画面において表示される文字列と文字列IDの対応関係を示す情報の一例を示す。図5に示すように、BIOS画面において表示される文字列ごとに文字列IDが対応付けられており、BIOS111は、設定ファイル内の文字列IDと上記の対応関係とからBIOS画面において表示する文字列を特定する。
次に、BIOS111は、2.1〜2.3において取得した構成情報および設定情報をBMC105に送信する(図中「2.4」)。そして、BMC105は、BIOS111から受信した拡張カード106の構成情報および設定情報を用いて設定ファイルを作成する(図中「2.4.1」)。BMC105は、受信した拡張カード106の構成情報を、拡張カード106用の設定ファイルの「検索用ヘッダ情報」として保存する。また、BMC105は、受信した拡張カード106の設定情報を、当該設定ファイルの「変更前設定情報」として保存する。よって、2.4.1においてBMC105によって作成される設定ファイルは、図6に例示するように、「検索用ヘッダ情報」と「変更前設定情報」には、それぞれ構成情報と設定情報が格納され、「変更後設定情報」には情報が格納されていない。
図6に例示する拡張カード106用の設定ファイルにおいて、「検索用ヘッダ情報」の
ファイル情報(図中「FILE INFO」)の項目「NAME」の情報は、設定ファイルの識別に使
用される識別名である。項目「NAME」の情報には、設定ファイルが作成されたサーバのサーバ名と作成日時が含まれる。また、「検索用ヘッダ情報」のファイル情報の項目「Date」の情報は、設定ファイルの更新日時である。設定ファイル内の情報が更新されると項目「Date」の日時が更新される。
「検索用ヘッダ情報」の拡張カード情報(図中「CARD INFO」)の項目「VENDER」の情
報は、拡張カード106の製造元の識別に使用される識別名である。項目「TYPE」の情報は、拡張カード106のカードの種類の識別に使用される識別名である。項目「DISK」の情報は、拡張カード106の制御対象である物理ディスクの情報である。
また、「変更前設定情報」の項目「MENU ID」の情報は、BIOS111における拡張
カード106の設定メニューの識別に使用される識別名である。項目「MENU NAME」の情
報は、項目「MENU ID」が示す設定メニューのBIOS画面において表示されるメニュー
名である。さらに、メニュー情報(図中「MENU INFO」)は、当該メニューにおいてユー
ザが設定を行うことができる項目を示す。図6に示す例では、メニュー情報には、BIOS画面における表示名(図中「1 : RAID SETTING」、「2 : CREATE VIRTUAL DISK」)や
設定内容(図中「4 : DISK1 : 0」、「5 : DISK2 : 0」、「6 : DISK3 : 0」、「7 : DISK4 : 0」、「8 : DISK5 : 0」、「9 : DISK6 : 0」)が含まれる。例えば、「4 : DISK1 : 0」の「4」は文字列ID、「DISK1」は文字列IDに対応する文字列、「0」は現在の値を示す。現在の値には「0」または「1」が格納される。「0」はRAIDに使用される論
理ディスクとして選択されていないことを意味し、「1」はRAIDに使用される論理デ
ィスクとして選択されていることを意味する。したがって、図6に示す例では、論理ディスク「DISK1」〜「DISK9」はいずれもRAIDに使用される論理ディスクとして選択されていないことがわかる。
次に、図4に示す処理の後に、ユーザがサーバ10のBIOS111を起動して拡張カード106の設定を変更する。図7に、ユーザがBIOS111によって拡張カード106の設定を変更する場合に、情報処理システム1において実行される処理フローの一例を示す。ユーザは、サーバ10に接続された入力装置を操作してBIOSに拡張カード106の設定指示を行う。BIOS111は、ユーザIF部111aを経由してユーザから設定指示の操作を受け付け、指示に従ってBIOS画面に拡張カード106の設定メニューを表示する(図中「3」)。図8に、BIOS画面における拡張カード106の設定メニューの表示例を示す。ユーザはBIOS画面に表示される各項目の設定を行うことで、拡張カード106の設定を行うことができる。図8に示すように、BIOS画面においてユーザは4つの項目「CREATE VIRTUAL DISK」、「SELECT VIRTUAL DISK」、「RAID LEVEL」、「PHYSICAL DISKS」を選択することができる。
項目「CREATE VIRTUAL DISK」は、サーバ10内の物理ディスクのうちRAIDに使用
する物理ディスクを選択するための項目である。ユーザは、項目「CREATE VIRTUAL DISK
」を選択し、物理ディスクを選択することで、選択された物理ディスクが抽象化された論理ディスクが作成される。項目「SELECT VIRTUAL DISK」は、作成済みの論理ディスクの
うち設定を行う論理ディスクを選択するための項目である。項目「RAID LEVEL」は、項目「SELECT VIRTUAL DISK」において選択された論理ディスクのRAIDレベルを選択する
ための項目である。「PHYSICAL DISKS」は、拡張カード106によって制御される物理ディスクの使用状況を示す項目である。
次に、ユーザは、BIOS画面の設定メニューを操作して拡張カード106の設定を変更する。一例として、ユーザが以下に説明する操作を行う。まず、ユーザは、「RAID SETTING」画面(図8)に移動し、項目「CREATE VIRTUAL DISK」を選択する。そして、ユー
ザは、使用する物理ディスクとして「DISK1」と「DISK2」を選択する。これにより、物理ディスクを抽象化した論理ディスク(「VIRTUAL1」とする)が作成される。ユーザは、「RAID SETTING」画面に戻り、項目「SELECT VIRTUAL DISK」を選択して作成した論理ディ
スク(「Virtual1」)を選択し、項目「RAID LEVEL」で「RAID1」を選択し、行った設定
内容を保存する。図9に、上記の設定を行った場合に表示される「RAID SETTING」画面の一例を示す。
本実施例では、上記のユーザ操作中、BIOS111の手順記録部111dが、ユーザがBIOS画面で行った拡張カード106の設定変更に関する操作を記録する(図7中「3.1」)。ユーザが行う操作を示す情報は、手順記録部111dから制御部111bに渡される(図7中「3.1.1」)。そして、制御部111bは、ユーザが行った操作に従って拡張カード106を設定する(図7中「3.1.1.1」)。
ユーザが、設定変更を行って変更した設定内容の保存処理を実行すると(図7中「3.2」)、手順記録部111dが、ユーザに対して、今回の設定変更に対する名前(「検索用ヘッダ情報」の項目「NAME」の識別名)の入力を求める(図7中「3.2.1」)。なお、3.2においてユーザが入力した名前が設定ファイルのファイル名となる。ユーザが入力した名前によって設定ファイルの「検索用ヘッダ情報」の項目「NAME」の識別名が更新される。ユーザが名前の入力を行わない場合は、BIOS111は、サーバ10の名前と設定を保存した日時などを用いて名前を作成し、作成した名前で項目「NAME」の識別名を更新する(図7中「3.2.1.1」)。
さらに、BIOS111の手順記録部111dが、情報取得部111cに拡張カード106から変更後の設定情報を取得するよう指示する(図7中「3.2.1.1.1)。情報取得部111cは、拡張カード106の変更後の設定情報を取得して手順記録部111dに送信する(図7中「3.2.1.1.1.1」)。そして、手順記録部111dは、「3.1」において記録されたユーザの操作に関する情報と「3.2.1.1.1.1」において情報取得部111cから取得した変更後の設定内容、すなわち現在の設定内容を示す情報とを、BMC105に送信する(図7中「3.2.1.1.2」)。
次に、BMC105の制御部105bは、BIOS111から受信した情報をBMC105のデータ保持部105dが保持している、図4の処理で作成された拡張カード106用の設定ファイルに追加するようデータ加工部105cに指示する(図7中「3.2.1.1.2.1」)。データ加工部105cは、制御部105bの指示に従って、設定ファイルの処理を行い、設定ファイルを制御部105bに送信する(図7中「3.2.1.1.2.1.1」)。そして、制御部105bは、ファイル送受信部105aを経由して、拡張カード106用の設定ファイルをファイルサーバ30に送信する(図7中「3.2.1.1.2.2」および「3.2.1.1.2.2.1」)。また、制御部105bは、送信する設定ファイルをデータ保持部105dにも記憶する(図7中「3.2.1.1.2.3」)。ファイルサーバ30は、受信した拡張カード106用の設定ファイルをHDD301に記憶する。
図10に、上記の「3.2.1.1.2.1」の処理によって作成される拡張カード106用の設定ファイルの一例を示す。なお、図10に示す設定ファイルの「検索用ヘッダ情報」と「変更前設定情報」の情報は、図6に示す情報と同じである。上記の「4」処理によって、設定ファイルの「変更後設定情報」に、変更後の設定内容を示す情報と記録されたユーザの操作に関する情報とが追加される。「変更後設定情報」の項目「MENU ID」
の情報は、BIOS111における拡張カード106の設定メニューの識別に使用される識別名である。項目「MENU NAME」の情報は、項目「MENU ID」が示す設定メニューのBIOS画面において表示されるメニュー名である。また、項目「MENU INFO」には、変更後
の設定内容に関する情報が含まれる。さらに、項目「OPERATION」には、記憶されたユー
ザの操作を示す情報が含まれる。また、項目「OPERATION」には、ユーザの操作が上から
順に時系列に示される。
図10に示す例の場合、最初にユーザは「2 : CREATE VIRTUAL DISK」が示す操作、す
なわち「CREATE VIRTUAL DISK」画面(画面IDが「2」)に移動する。次に、ユーザは
、「4 : DISK1 : 1」が示す操作、すなわち項目「DISK1」(文字列IDが「4」)を選択する。次に、ユーザは「5 : DISK2 : 1」が示す操作、すなわち項目「DISK2」(文字列IDが「5」)を選択する。続いて、ユーザは、「1 : RAID SETTING」が示す操作、すなわち「RAID SETTING」画面(画面IDが「1」)に移動する。次に、ユーザは「10 : SELECT VIRTUAL DISK : VIRTUAL-1」が示す操作、すなわち項目「SELECT VIRTUAL DISK」(文字
列IDが「10」)で「VIRTUAL-1」を選択する。そして、ユーザは「11 : RAID LEVEL :
RAID-1」が示す操作、すなわち項目「RAID LEVEL」(文字列IDが「11」)で、「RAID-1」を選択する。
ユーザがBIOS111を起動して行った拡張カード106の設定変更を再現する際に、変更後の設定内容だけでは、当該設定内容についてユーザが行った操作の順序が不明であるため、変更後の設定内容を正しく再現されない可能性がある。そこで、本実施形態では、設定ファイルの項目「OPERATION」にユーザが行った操作が時系列で記憶される。こ
れにより、設定ファイルを使用して他の拡張カードが設定される場合に、設定ファイルに記憶された変更後の設定内容が適切に再現される。
BIOS111の制御部111bは、設定ファイルをファイルサーバ30に送信した後、設定ファイルの「変更後設定情報」の情報で「変更前設定情報」の情報を上書きし(図7中「6」)、「変更後設定情報」の情報を削除する(図7中「7」)。図11に、設定ファイルが図10に示す内容である場合に「6」に示す処理が実行された後の設定ファイルの状態を示す。これにより、再度ユーザがBIOS111によって設定変更を行った場合でも、上記の処理が繰り返されることで、新たな変更に係る設定内容が「変更後設定情報」に記憶される。
次に、図7に示す処理の後に、ユーザが上記の処理によってファイルサーバ30に保存した設定ファイルを使用して、サーバ20の拡張カード206の設定を行う。図12に、ユーザが拡張カード206の設定を実行する場合に、情報処理システム1において実行される処理フローの一例を示す。なお、ここでは、サーバ20において、図4に示す処理が実行されて拡張カード206の設定ファイルが作成済みであり、作成された設定ファイルがデータ保持部205dに記憶されていると想定する。
ユーザは、サーバ20の入力インタフェースに接続されている入力装置を操作してBMC205にアクセスする(図12中「4」)。ユーザは、BMC205に対して、拡張カード206の設定を行うよう指示する操作を行う。BMC205の制御部205bは、データ保持部205dに記憶されている設定ファイルをデータ保持部205dから取得する(図12中「4.1」)。そして、制御部205bは、ファイル送受信部205aを経由して、ファイルサーバ30に対して、「4.1」において取得した設定ファイルの「検索用ヘッダ情報」が示すカード情報および「変更前設定情報」が示す設定内容を有する設定ファイルがHDD301に存在するか否かを問い合わせる(図12中「4.2」、「4.2.1」)。ファイルサーバ30は、制御部205bからの問い合わせに従って設定ファイルを検索し、該当する設定ファイルに関する情報をファイル送受信部205aに送信する。なお、HDD301に該当する設定ファイルが複数存在する場合は、ファイルサーバ30は該当する設定ファイルごとに設定ファイルに関する情報をファイル送受信部205aに送信する。制御部205bは、ファイル送受信部205aを経由したファイルサーバ
30から設定ファイルに関する情報を受信する。ここで、設定ファイルに関する情報とは、以下の4.3において表示されるリストの作成に使用される情報である。リストの作成にどのような情報を使用するかについては適宜決定できる。
制御部205bは、ファイルサーバ30から受信した設定ファイルのリストを作成し、GPU207に接続されているモニタにリストを表示する(図12中「4.3」)。ユーザは、モニタに表示されたリストを確認し、拡張カード206の設定に使用する設定ファイルを選択する(図12中「4.3.1」)。制御部205bは、ユーザによって選択された設定ファイルをファイル送受信部205aを経由してファイルサーバ30から取得する。そして、制御部205bは取得した設定ファイルの「変更後設定情報」に含まれる設定内容(図10の例では項目「MENU INFO」の情報)および設定手順(図10の例では項
目「OPERATION」の情報)をBIOS211の手順再現部211eに送信する(図12中
「4.3.1.1」)。なお、BIOS211が、第2のファームウェアの一例である。
手順再現部211eは、制御部205bから受信した設定内容および設定手順に従って拡張カード206の設定を実行するよう制御部211bに指示する(図12中「4.3.1.1.1」)。制御部211bは、手順再現部211eからの指示に従って拡張カード206の設定を実行する(図12中「4.3.1.1.1」)。制御部211bは、拡張カード206の設定が完了すると、設定処理が完了したことをBMC205の制御部205bに通知する。制御部205bは、拡張カード206の設定が完了したことを通知するメッセージをモニタに表示する。
このように、本実施例によれば、情報処理システム内の複数のサーバにそれぞれ拡張カードが搭載されている場合に、いずれかのサーバの拡張カードの設定を行うと設定内容を示す設定ファイルが作成される。そして、残りのサーバの拡張カードの設定は、作成された設定ファイルを使用して設定を再現することで適用できる。これにより、各サーバの拡張カードを手動で設定する場合に比べて設定に伴う作業負荷の軽減が期待できる。また、サーバにおいてOSを起動せず、BIOSによって、ユーザが拡張カードに対して行った設定に関する設定ファイルが作成され、設定ファイルが示す設定が別の拡張カードに適用される。これにより、設定対象の拡張カードを備えるサーバにおいてOS環境を構築しなくとも拡張カードの設定を行うことができる。このため、本実施例では、サーバにおけるOS環境の構築の手間やOSのライセンスに係るコストの懸念なくハードウェアの設定が可能である。
さらに、設定ファイルには、検索用ヘッダ情報が含まれる。これにより、情報処理システム内で複数の設定ファイルが作成された場合でも、設定ファイルに含まれるハードウェアの設定の内容が、設定対象のハードウェアに適用可能か否かを精度よく判定することができる。さらに、設定ファイルには、変更前設定情報が含まれるため、検索用ヘッダ情報と変更前設定情報とを用いることで上記の判定の精度をさらに高めることができる。また、設定ファイルがサーバとは別のファイルサーバに保存されることで、情報処理システム内で設定ファイルを一元的に管理することができるため、設定ファイルを用いた各ハードウェアの設定処理をより円滑に行えることが期待できる。
(実施例2)
次に、実施例2について図13を参照しながら説明する。実施例2では、情報処理システム2内に4つのサーバA400、サーバB500、サーバC600、サーバD700とファイルサーバ800が設けられている。サーバA400、サーバB500、サーバC600、サーバD700は、上記のサーバ10、20と同じ構成要素を含み、それぞれ拡張カード#1を有する。なお、サーバA400、サーバB500、サーバC600、サーバD700の拡張カード#1のファームウェアは、いずれも同じであると想定する。また、
実施例2では、ユーザが、2つのサーバの拡張カード#1それぞれに対して異なる設定を行う。
まず、ユーザがサーバA400の拡張カード#1に対して第1の設定を行う。拡張カード#1の設定において情報処理システム2で実行される処理は実施例1と同じであるため、ここでは詳細な説明は省略する。ユーザが第1の設定を行った結果、第1の設定に係る設定ファイル(図中「設定ファイル1」)がファイルサーバ800のHDDに記憶される
。次に、ユーザがサーバB500の拡張カード#1に対して第2の設定を行う。第1の設定が行われる場合と同様、第2の設定に係る設定ファイル(図中「設定ファイル2」)がファイルサーバ800のHDDに記憶される。この結果、ファイルサーバ800には、拡張カード#1に関する設定ファイルが2つ存在する状態になる。
そして、ユーザは、第1または第2の設定を残りのサーバC600とサーバD700に適用すると想定する。この場合、ユーザが設定を適用しようとするサーバC600またはサーバD700のBMCにアクセスすると、上記の実施例1の処理に従って、適用可能な設定ファイルのリストに2つの設定ファイル(「設定ファイル#1」および「設定ファイル#2」)が表示される。そして、ユーザは、サーバC600とサーバD700のそれぞれの拡張カード#1に対して、設定ファイル#1または設定ファイル#2を選択して、設定を行うことができる。
このように、本実施形態では、2つの拡張カード#1に対してユーザが異なる設定を行った場合でも、別の拡張カード#1を設定する場合に、ユーザはいずれの設定を適用するかを選択することができる。
(実施例3)
次に、実施例3について図14を参照しながら説明する。実施例3では、情報処理システム3内に4つのサーバA410、サーバB510、サーバC610、サーバD710とファイルサーバ810が設けられている。サーバA410、サーバB510、サーバC610、サーバD710は、上記のサーバ10、20と同じ構成要素を含む。また、サーバA410とサーバB510は拡張カード#1を有し、サーバC610とサーバD710は拡張カード#2を有する。なお、サーバA410とサーバB510の拡張カード#1のファームウェアは互いに同じであり、サーバC610とサーバD710の拡張カード#2のファームウェアは互いに同じであると想定する。
まず、ユーザがサーバA410の拡張カード#1に対して第1の設定を行う。拡張カード#1の設定において情報処理システム3で実行される処理は実施例1と同じであるため、ここでは詳細な説明は省略する。ユーザが第1の設定を行った結果、第1の設定に係る設定ファイル(図中「設定ファイル1」)がファイルサーバ810のHDDに記憶される
。次に、ユーザがサーバC610の拡張カード#2に対して第2の設定を行う。第1の設定が行われる場合と同様、第2の設定に係る設定ファイル(図中「設定ファイル2」)がファイルサーバ810のHDDに記憶される。この結果、ファイルサーバ800には、拡張カード#1に関する設定ファイル#1と拡張カード#2に関する設定ファイル#2が存在する状態になる。
そして、ユーザは、サーバB510の拡張カード#1に対して設定を行うと想定する。この場合、ユーザがサーバB510のBMCにアクセスすると、上記の実施例1の処理に従って、適用可能な設定ファイルのリストに拡張カード#1用の設定ファイル(「設定ファイル#1」)を示すリストがモニタに表示される。なお、このとき拡張カード#2用の設定ファイル(「設定ファイル#2」)はリストには含まれない。これは、リストに含まれる設定ファイルは、「検索用ヘッダ情報」と「変更前設定情報」に基づいて決定される
ためである。すなわち、拡張カード#1の設定を行う場合は、拡張カード#2の設定ファイルはリストに含める設定ファイルとして選択されない。逆も同じである。そして、ユーザは、サーバB510の拡張カード#1に対して、設定ファイル#1を選択して設定を行うことができる。
次に、ユーザは、サーバD710の拡張カード#2に対して設定を行うと想定する。この場合、ユーザがサーバD710のBMCにアクセスすると、上記の実施例1の処理に従って、適用可能な設定ファイルのリストに拡張カード#2用の設定ファイル(「設定ファイル#2」)を示すリストがモニタに表示される。なお、このとき拡張カード#1用の設定ファイル(「設定ファイル#1」)はリストには含まれない。そして、ユーザは、サーバD710の拡張カード#2に対して、設定ファイル#2を選択して設定を行うことができる。
このように、本実施形態では、2つの異なる拡張カード#1、#2に対してユーザがそれぞれ設定を行った場合でも、別の拡張カード#1、#2を設定する場合に、ユーザは各拡張カードに適切な設定ファイルを選択することができる。
以上が本実施形態に関する説明であるが、上記のサーバなどの構成や処理は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想と同一性を失わない範囲内において種々の変更が可能である。例えば、実施例1では、サーバ20のBMC205は、ファイルサーバ30から拡張カード106用の設定ファイルを取得する代わりに、サーバ10のBMC105のデータ保持部105dから設定ファイルを取得してもよい。
また、上記の実施形態において、上記の少なくとも一部の処理は、CPU以外のプロセッサ、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Processing Unit(GPU)、数値演算プロセッサ、ベクトルプロセッサ、画像処理プロセッサ等の専用プロセッサで行われてもよい。また、上記の少なくとも一部の処理は、集積回路(IC)、その他のディジタル回路であってもよい。また、上記各部の少なくとも一部にアナログ回路が含まれてもよい。集積回路は、Large-scale Integration(LSI)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)を含む。PLDは、例えば、Field-Programmable Gate Array(FPGA)を含む。上記各部は、
プロセッサと集積回路との組み合わせであってもよい。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラ(MCU)、System-on-a-Chip(SoC)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
<コンピュータが読み取り可能な記録媒体>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記サーバの設定を行うための管理ツール、OSその他を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリ等のメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
ファームウェアによってハードウェアの設定に関する情報を取得可能な第1および第2の情報処理装置を有する情報処理システムであって、
前記第1の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置のハードウェアの設定を記録する第1のファームウェアを記憶する第1の記憶部と、前記第1のファームウェアを実行する第1の実行部と、前記記録された設定を示す設定情報を含むデータを作成するデータ作成部とを有し、
前記第2の情報処理装置は、前記作成されたデータに含まれる前記設定情報に基づいて前記設定を再現して前記第2の情報処理装置のハードウェアの設定を行う第2のファームウェアを記憶する第2の記憶部と、前記第2のファームウェアを実行する第2の実行部とを有する
ことを特徴とする情報処理システム。
(付記2)
前記作成されたデータは、前記第1のファームウェアによって取得された前記第1の情報処理装置の前記ハードウェアの識別情報をさらに含み、
前記第2のファームウェアは、前記第2の実行部に、前記作成されたデータに含まれる前記識別情報に基づいて前記作成されたデータに含まれる前記設定情報が前記第2の情報処理装置の前記ハードウェアに適用可能か否かを判定させ、
前記第2のファームウェアは、前記第2の実行部に、前記作成されたデータに含まれる前記設定情報が前記第2の情報処理装置の前記ハードウェアに適用可能である場合に、前記作成されたデータに含まれる前記設定情報に基づいて前記設定を再現させる
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記作成されたデータは、前記第1のファームウェアが前記設定を記録する前の前記第1の情報処理装置の前記ハードウェアの設定を示す記録前情報をさらに含み、
前記第2のファームウェアは、前記第2の実行部に、前記作成されたデータに含まれる前記識別情報と前記記憶前情報とに基づいて前記作成されたデータに含まれる前記設定情報が前記第2の情報処理装置の前記ハードウェアに適用可能か否かを判定させる
ことを特徴とする付記2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記情報処理システムは、前記作成されたデータを保存する保存装置をさらに有し、
前記第2のファームウェアは、前記第2の実行部に、前記保存装置から前記作成されたデータを取得させる
ことを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の情報処理システム。
(付記5)
前記記憶されるハードウェアの設定には、前記ハードウェアの設定の内容と手順とが含まれ、
前記第2のファームウェアは、前記第2の実行部に、前記作成されたデータに含まれる前記設定情報に基づいて前記手順に従って前記内容を再現して前記第2の情報処理装置のハードウェアの設定を行わせる
ことを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の情報処理システム。
(付記6)
ファームウェアによってハードウェアの設定に関する情報を取得可能な情報処理装置であって、
前記情報処理装置のハードウェアの設定を記録するファームウェアを記憶する記憶部と、
前記ファームウェアを実行する実行部と、
前記記録された設定を示す設定情報を含むデータを作成するデータ作成部と
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記7)
前記作成されたデータは、前記ファームウェアによって取得された前記情報処理装置の前記ハードウェアの識別情報をさらに含む、ことを特徴とする付記6に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記作成されたデータは、前記ファームウェアが前記設定を記録する前の前記情報処理装置の前記ハードウェアの設定を示す記録前情報をさらに含む、ことを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記記憶されるハードウェアの設定には、前記ハードウェアの設定の内容と手順とが含まれる、ことを特徴とする付記6から8のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記10)
ファームウェアによってハードウェアの設定に関する情報を取得可能なコンピュータに、
前記ファームウェアによって、前記コンピュータのハードウェアの設定を記録し、
前記コンピュータのデータ作成部によって、前記記録された設定を示す設定情報を含むデータを作成する
処理を実行させるためのプログラム。
(付記11)
前記作成されたデータは、前記ファームウェアによって取得された前記コンピュータの前記ハードウェアの識別情報をさらに含む、ことを特徴とする付記10に記載のプログラム。
(付記12)
前記作成されたデータは、前記ファームウェアが前記設定を記録する前の前記コンピュータの前記ハードウェアの設定を示す記録前情報をさらに含む、ことを特徴とする付記11に記載のプログラム。
(付記13)
前記記憶されるハードウェアの設定には、前記ハードウェアの設定の内容と手順とが含まれる、ことを特徴とする付記10から12のいずれかに記載のプログラム。
1 情報処理システム
10、20、400、410、500、510、600、610、700、710 サーバ
30、800、810 ファイルサーバ
111、211 BIOS
105、205 BMC
106、206 拡張カード
111c、211c 情報取得部
111d、211d 手順記録部
111e、211e 手順再現部
105c、205c データ加工部
105d、205d データ保持部

Claims (7)

  1. ファームウェアによってハードウェアの設定に関する情報を取得可能な第1および第2の情報処理装置を有する情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置のハードウェアの設定を記録する第1のファームウェアを記憶する第1の記憶部と、前記第1のファームウェアを実行する第1の実行部と、前記記録された設定を示す設定情報を含むデータを作成するデータ作成部とを有し、
    前記第2の情報処理装置は、前記作成されたデータに含まれる前記設定情報に基づいて前記設定を再現して前記第2の情報処理装置のハードウェアの設定を行う第2のファームウェアを記憶する第2の記憶部と、前記第2のファームウェアを実行する第2の実行部とを有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記作成されたデータは、前記第1のファームウェアによって取得された前記第1の情報処理装置の前記ハードウェアの識別情報をさらに含み、
    前記第2のファームウェアは、前記第2の実行部に、前記作成されたデータに含まれる前記識別情報に基づいて前記作成されたデータに含まれる前記設定情報が前記第2の情報処理装置の前記ハードウェアに適用可能か否かを判定させ、
    前記第2のファームウェアは、前記第2の実行部に、前記作成されたデータに含まれる前記設定情報が前記第2の情報処理装置の前記ハードウェアに適用可能である場合に、前記作成されたデータに含まれる前記設定情報に基づいて前記設定を再現させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記作成されたデータは、前記第1のファームウェアが前記設定を記録する前の前記第1の情報処理装置の前記ハードウェアの設定を示す記録前情報をさらに含み、
    前記第2のファームウェアは、前記第2の実行部に、前記作成されたデータに含まれる前記識別情報と前記記憶前情報とに基づいて前記作成されたデータに含まれる前記設定情報が前記第2の情報処理装置の前記ハードウェアに適用可能か否かを判定させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理システムは、前記作成されたデータを保存する保存装置をさらに有し、
    前記第2のファームウェアは、前記第2の実行部に、前記保存装置から前記作成されたデータを取得させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記記憶されるハードウェアの設定には、前記ハードウェアの設定の内容と手順とが含まれ、
    前記第2のファームウェアは、前記第2の実行部に、前記作成されたデータに含まれる前記設定情報に基づいて前記手順に従って前記内容を再現して前記第2の情報処理装置のハードウェアの設定を行わせる、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. ファームウェアによってハードウェアの設定に関する情報を取得可能な情報処理装置であって、
    前記情報処理装置のハードウェアの設定を記録するファームウェアを記憶する記憶部と、
    前記ファームウェアを実行する実行部と、
    前記記録された設定を示す設定情報を含むデータを作成するデータ作成部と
    を有する、ことを特徴とする情報処理装置。
  7. ファームウェアによってハードウェアの設定に関する情報を取得可能なコンピュータに、
    前記ファームウェアによって、前記コンピュータのハードウェアの設定を記録し、
    前記コンピュータのデータ作成部によって、前記記録された設定を示す設定情報を含むデータを作成する
    処理を実行させるためのプログラム。
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