JP2019052023A - Track travelling type machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、軌道走行式機械に関するものである。 The present invention relates to a track traveling machine.
図5は一般的な軌道走行式機械としてのコンテナクレーンの一例を示すものであって、1はコンテナクレーン、2はコンテナクレーン1が配備される港湾、3は港湾2における岸壁、4は岸壁3に図5の紙面と直交する方向へ延びるよう敷設されたレールであり、コンテナクレーン1のクレーン本体5の支持脚6には、レール4に沿って転動自在な走行車輪7を有する走行装置8が取り付けられている。
FIG. 5 shows an example of a container crane as a general track-traveling machine, where 1 is a container crane, 2 is a port where the
前記コンテナクレーン1は、荷役作業中に強風に煽られると、運転者の意に反して走行が止まらず、逸走してしまい、隣接する機械や近接構造物への衝突や倒壊に至る虞がある。
If the
このため、前述の如き軌道走行式機械の逸走を防止する装置として、従来、例えば、特許文献1に開示されているようなクランプ装置がある。該クランプ装置は、先端部に挟み部が形成された一対の接触子をその略中間部が軸を中心として回動自在となるよう連結した挟み機構と、該挟み機構における前記接触子の基端部に設けられ且つ該接触子の基端部間を狭めて前記挟み部が常時レールを挟む閉方向へ前記接触子を回動させるようにしたばね機構と、前記一対の接触子の基端部に形成されたカム受部をその内側から押し開く方向へ駆動して前記挟み部によるレールの挟み付けを解放するための回転カムとを備えている。
For this reason, as a device for preventing the track traveling machine as described above from running away, there is a conventional clamping device as disclosed in
しかしながら、特許文献1に開示されたクランプ装置では、レールを両側から挟み付ける方式を採用しているため、レール面との摩擦係数を高めるためにクランプ装置側の接触面にギザギザの歯を付けたり、或いは接触面を硬化させてヤスリのようにしたりしている場合、レールの側面に傷を付けてしまう可能性があった。又、レールの側面の精度が低く、その幅方向における中心線から側面までの寸法に左右でばらつきが生じているような場合、若しくはレールの腐食等が生じている場合、前記挟み部による挟み付けが均一に行われずに締付力が大きく低下してしまい、充分な保持力が得られなくなる可能性もあった。
However, since the clamp device disclosed in
こうした不具合を解消するため、レールの走行車輪転動面に対し直交する方向へブレーキパッドを押付・離反自在な油圧シリンダ等の流体圧シリンダを備えた制動装置が開発されている(例えば、特許文献2参照)。 In order to solve such problems, a braking device having a fluid pressure cylinder such as a hydraulic cylinder capable of pressing and releasing a brake pad in a direction perpendicular to the rolling surface of the traveling wheel of the rail has been developed (for example, Patent Documents). 2).
ところで、前記レール4の接続部には段差が生じていることがある。
Incidentally, there may be a step in the connecting portion of the
しかしながら、従来の流体圧シリンダによってブレーキパッドを作動させる制動装置の場合、レール4の走行車輪転動面からブレーキパッドを離反させても、該ブレーキパッドとレール4の走行車輪転動面との間隔は狭く、走行時にブレーキパッドがレール4の接続部における段差に接触し、制動装置が変形したり破損したりする虞があった。
However, in the case of a braking device in which a brake pad is operated by a conventional fluid pressure cylinder, the distance between the brake pad and the traveling wheel rolling surface of the
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、レールの接続部における段差へのブレーキパッドの接触を回避し得、運転の円滑化を図り得る軌道走行式機械を提供しようとするものである。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and an attempt is made to provide a track traveling machine that can avoid contact of a brake pad with a step at a rail connecting portion and can facilitate driving. Is.
上記目的を達成するために、本発明の軌道走行式機械は、レールに沿って転動自在な走行車輪が配設された走行装置と、
前記レールの走行車輪転動面に対し該レールと直交する方向へブレーキパッドを押付・離反自在な制動装置と
を備えた軌道走行式機械において、
前記制動装置の走行方向前後位置に配設され且つ前記レールの接続部における段差を乗り越える補助スライド機構を備えることができる。
In order to achieve the above object, a track traveling machine according to the present invention includes a traveling device provided with traveling wheels that can roll along a rail,
In a track traveling machine equipped with a braking device capable of pressing and releasing a brake pad in a direction perpendicular to the rail with respect to a rolling wheel rolling surface of the rail,
An auxiliary slide mechanism may be provided that is disposed at a front-rear position in the traveling direction of the braking device and that climbs over a step at a connection portion of the rail.
前記軌道走行式機械において、前記補助スライド機構は、前記レール上を転動するガイドローラとすることができる。 In the track traveling machine, the auxiliary slide mechanism may be a guide roller that rolls on the rail.
又、前記軌道走行式機械において、前記補助スライド機構は、前記レール上を摺動するガイドプレートとすることができる。 In the track traveling machine, the auxiliary slide mechanism may be a guide plate that slides on the rail.
前記ガイドプレートは、前記レールの走行車輪転動面と平行な平坦部と、該平坦部の両端側から立ち上がるように湾曲して段差に乗り上げ自在な湾曲部とを備えることができる。 The guide plate may include a flat portion parallel to the traveling wheel rolling surface of the rail, and a curved portion that curves to rise from both end sides of the flat portion and rides on a step.
本発明の軌道走行式機械によれば、レールの接続部における段差へのブレーキパッドの接触を回避し得、運転の円滑化を図り得るという優れた効果を奏し得る。 According to the track traveling machine of the present invention, it is possible to avoid contact of a brake pad with a step at a rail connecting portion, and to achieve an excellent effect of facilitating driving.
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1〜図3は本発明の軌道走行式機械の実施例であって、図中、図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。 1 to 3 show an embodiment of a track traveling machine according to the present invention. In the figure, the same reference numerals as those in FIG. 5 denote the same components.
図1に示す軌道走行式機械としてのコンテナクレーン1では、クレーン本体5の支持脚6間に、該支持脚6をつなぐようレール4に沿って延びる下部フレーム6aが設けられ、該下部フレーム6aの底面側に、複数(図1の例では二基)の走行装置8が設けられている。
In the
前記走行装置8は、上部イコライザビーム9aと、中間部イコライザビーム9bと、下部イコライザビーム9cと、走行車輪7とを備えている。
The
前記上部イコライザビーム9aは、前記下部フレーム6aの底面側に、走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピン10aにより中間部が支持されて揺動自在に配設されている。前記中間部イコライザビーム9bは、前記上部イコライザビーム9aの走行方向両端部に走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピン10bにより中間部が支持されて揺動自在に配設されている。前記下部イコライザビーム9cは、前記中間部イコライザビーム9bの走行方向両端部に走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピン10cにより中間部が支持されて揺動自在に配設されている。
The
前記走行車輪7は、前記下部イコライザビーム9cの走行方向両端部にレール4に沿って転動自在となるよう配設されている。
The traveling
尚、図1に示す例では、上部イコライザビーム9aと中間部イコライザビーム9bとからなるイコライザ装置9Aと、中間部イコライザビーム9bと下部イコライザビーム9cとからなるイコライザ装置9Bとが上下二段に形成されている。因みに、上段の前記イコライザ装置9Aにおける上部イコライザビーム9aは上側イコライザビームとなり、中間部イコライザビーム9bは下側イコライザビームとなる。又、下段の前記イコライザ装置9Bにおける中間部イコライザビーム9bは相対的に上側イコライザビームとなり、下部イコライザビーム9cは下側イコライザビームとなる。但し、前記軌道走行式機械としてのコンテナクレーン1の規模に応じて、前記イコライザ装置9Aを一段だけ形成して、下側イコライザビーム(この場合は中間部イコライザビーム9b)に走行車輪7を配設しても良い。又、前記イコライザ装置を上下三段以上形成して、最下段のイコライザ装置における下側イコライザビームの走行方向両端部にレール4に沿って転動自在な走行車輪7を配設しても良い。
In the example shown in FIG. 1, an
前記下部フレーム6aの底面側にテンションロッド50によって保持されるブレーキブラケット51には、制動装置40が配置されている。
A
そして、本実施例の場合、前記制動装置40の走行方向前後位置に、図2に示す如く、前記レール4の接続部4bにおける段差4cを乗り越える補助スライド機構60を配設した点を特徴としている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 2, an
前記補助スライド機構60は、前記レール4上を転動するガイドローラ61としてある。該ガイドローラ61は、前記ブレーキブラケット51の下部に設けられたアウタケース52の外面から張り出す補助ブラケット62に対し、前記レール4と直交する水平方向へ延びる補助ピン63を介して回転自在に取り付けられている。
The
因みに、前記制動装置40は、図3に示す如く、流体圧アクチュエータを構成する流体圧シリンダ13と、流体圧ユニット14とを備えている。
Incidentally, as shown in FIG. 3, the
前記流体圧アクチュエータの流体圧シリンダ13は、流体圧シリンダ本体13aと、該流体圧シリンダ本体13aの内部に摺動自在に嵌入される流体圧ピストン13bと、該流体圧ピストン13bから延出されるピストンロッド13cと、前記流体圧シリンダ本体13aの内部に前記流体圧ピストン13bによって画成されるキャップ側室13d(ピストンロッド13cが突出していない側の室)と、ロッド側室13e(ピストンロッド13cが突出している側の室)とを有し、前記ブレーキブラケット51の下部に設けられたアウタケース52の内部に前記流体圧シリンダ本体13aが下向きに取り付けられている。前記流体圧シリンダ13のピストンロッド13cの下端には、ブレーキパッド12が、前記レール4の走行車輪転動面4aに対し該レール4と直交する方向へ押付・離反自在となるよう連結されている。
The
前記流体圧ユニット14は、作動流体が貯留されたタンク15から延びる圧送ライン16と、前記流体圧シリンダ13のキャップ側室13dに接続されるキャップ側ライン17と、前記流体圧シリンダ13のロッド側室13eに接続されるロッド側ライン18と、前記タンク15へ通じる戻しライン19とを備えている。前記圧送ライン16途中には、モータ20にて駆動されるポンプ21と、該ポンプ21にて圧送される作動流体の逆流を阻止する逆止弁22とが設けられている。前記圧送ライン16及び戻しライン19と、前記キャップ側ライン17及びロッド側ライン18とは、ソレノイドバルブ23を介して接続され、前記逆止弁22とソレノイドバルブ23との間における圧送ライン16途中から分岐させた蓄圧ライン24には、アキュムレータ25が接続されている。
The
前記ソレノイドバルブ23は、ブレーキ作動ポジション23Aとブレーキ解除ポジション23Bとを有している。前記ブレーキ作動ポジション23Aは、前記圧送ライン16とキャップ側ライン17とを連通させることにより、前記ポンプ21によって圧送される作動流体を流体圧シリンダ13のキャップ側室13dへ導入しつつ、前記ロッド側ライン18と戻しライン19とを連通させることにより、前記流体圧シリンダ13のロッド側室13eの作動流体をタンク15へ排出するポジションである。前記ブレーキ解除ポジション23Bは、前記圧送ライン16とロッド側ライン18とを連通させることにより、前記ポンプ21によって圧送される作動流体を前記流体圧シリンダ13のロッド側室13eへ導入しつつ、前記キャップ側ライン17と戻しライン19とを連通させることにより、前記流体圧シリンダ13のキャップ側室13dの作動流体をタンク15へ排出するポジションである。尚、前記ソレノイドバルブ23は、非常停止時(緊急を要する意図的な電源遮断時)及び停電時にはソレノイドへの通電が停止されてバネ力により機械的に前記ブレーキ作動ポジション23Aに切り換わるようになっている。
The
前記ポンプ21と逆止弁22との間における圧送ライン16途中には、前記タンク15へ通じるリリーフライン26が分岐接続され、該リリーフライン26途中には、前記圧送ライン16における作動流体の圧力が設定圧以上となった際に開いて作動流体をタンク15へ戻すリリーフ弁27が設けられている。
A
前記蓄圧ライン24途中には、該蓄圧ライン24における作動流体の圧力が高位設定圧に達した際に作動する高位圧力スイッチ28Hと、前記蓄圧ライン24における作動流体の圧力が低位設定圧に達した際に作動する低位圧力スイッチ28Lと、常時開(ノーマルオープン)で且つ前記高位圧力スイッチ28Hの作動時に閉となるシャットオフ弁28Vとが設けられている。これにより、前記蓄圧ライン24における作動流体の圧力が前記アキュムレータ25の設定圧に達した際には高位圧力スイッチ28Hが作動して前記ポンプ21のモータ20に対し、図示していない制御装置から停止指令が出力されると共に前記シャットオフ弁28Vが閉じる一方、前記圧力が前記アキュムレータ25の設定圧以下に低下した際には低位圧力スイッチ28Lが作動して前記ポンプ21のモータ20に対し、前記制御装置から駆動指令が出力されると共に前記シャットオフ弁28Vが開くようになっている。
In the middle of the
尚、前記蓄圧ライン24途中には、メンテナンス時等に前記アキュムレータ25の作動流体をタンク15に抜くためのドレンライン29が接続され、該ドレンライン29には、作業者によって開閉される手動開閉弁30が設けられている。
A
次に、上記実施例の作用を説明する。 Next, the operation of the above embodiment will be described.
図3に示す如く、流体圧ユニット14のソレノイドバルブ23をブレーキ作動ポジション23Aに切り換えた状態にすると、圧送ライン16とキャップ側ライン17とが連通することにより、ポンプ21によって圧送される作動流体が流体圧シリンダ13のキャップ側室13dへ導入されつつ、ロッド側ライン18と戻しライン19とが連通することにより、前記流体圧シリンダ13のロッド側室13eの作動流体がタンク15へ排出される。これにより、流体圧ピストン13bが駆動されピストンロッド13cが流体圧シリンダ13から突出する方向へ移動し、ブレーキパッド12がレール4の走行車輪転動面4aに押し付けられて制動が行われる。
As shown in FIG. 3, when the
一方、図3に示す状態から、流体圧ユニット14のソレノイドバルブ23をブレーキ解除ポジション23Bに切り換えると、圧送ライン16とロッド側ライン18とが連通することにより、ポンプ21によって圧送される作動流体が流体圧シリンダ13のロッド側室13eへ導入されつつ、キャップ側ライン17と戻しライン19とが連通することにより、流体圧シリンダ13のキャップ側室13dの作動流体がタンク15へ排出される。これにより、流体圧ピストン13bが駆動されピストンロッド13cが流体圧シリンダ13の内部に収縮する方向へ移動し、ブレーキパッド12がレール4の走行車輪転動面4aから離反して制動が解除され、コンテナクレーン1を走行させることが可能となる。
On the other hand, when the
又、前記蓄圧ライン24における作動流体の圧力が前記アキュムレータ25の高位設定圧に達した際には高位圧力スイッチ28Hが作動して、前記ポンプ21のモータ20に対し、図示していない制御装置から停止指令が出力されると共にシャットオフ弁28Vが閉じる。一方、前記圧力が前記アキュムレータ25の低位設定圧以下に低下した際には低位圧力スイッチ28Lが作動して、前記ポンプ21のモータ20に対し、前記制御装置から駆動指令が出力されると共に前記シャットオフ弁28Vが開く。これにより、前記アキュムレータ25は常時、高位設定圧と低位設定圧との間の圧力に蓄圧される。しかも、前記ソレノイドバルブ23は、非常停止時及び停電時にはソレノイドへの通電が停止されてバネ力により機械的に前記ブレーキ作動ポジション23Aに切り換わる。又、前記シャットオフ弁28Vは、常時開(ノーマルオープン)であって非常停止時及び停電時には開いている。このため、非常停止時及び停電時には、前記アキュムレータ25に蓄圧された作動流体が蓄圧ライン24からキャップ側ライン17を介し前記流体圧シリンダ13のキャップ側室13dへ導かれて流体圧ピストン13bが駆動されピストンロッド13cが突出する方向へ移動し、前記ブレーキパッド12がレール4の走行車輪転動面4aに押し付けられる。この結果、非常停止時及び停電時にたとえポンプ21が停止したとしても、ブレーキを作動させることが可能となる。
Further, when the pressure of the working fluid in the
そして、本実施例の場合、前記ブレーキパッド12がレール4の走行車輪転動面4aから離反して制動が解除された状態で前記コンテナクレーン1を走行させる際、図2(a)に示す如く、レール4の接続部4bにおける段差4cに補助スライド機構60の一方のガイドローラ61が差し掛かると、該ガイドローラ61は前記段差4cを乗り越え、図2(b)に示す状態となる。
In the case of the present embodiment, when the
前記コンテナクレーン1を更に走行させると、他方のガイドローラ61も前記段差4cを乗り越え、図2(c)に示す状態となる。
When the
これにより、レール4の走行車輪転動面4aからブレーキパッド12を離反させた際の間隔が狭くても、走行時にブレーキパッド12がレール4の接続部4bにおける段差4cに接触することが補助スライド機構60のガイドローラ61によって避けられ、制動装置40が変形したり破損したりすることがなくなる。
As a result, even if the distance when the
こうして、レール4の接続部4bにおける段差4cへのブレーキパッド12の接触を回避し得、運転の円滑化を図り得る。
In this way, the contact of the
図1及び図2には前記補助スライド機構60としてガイドローラ61を用いた例を示したが、図4に示す如く、前記補助スライド機構60としてガイドプレート64を用いることもできる。
1 and 2 show an example in which a
前記ガイドプレート64は、レール4の走行車輪転動面4aと平行な平坦部64aと、該平坦部64aの両端側から立ち上がるように湾曲して段差4cに乗り上げ自在な湾曲部64bとを備え、補助ブラケット62の端部に補助ピン63を介して傾動自在に取り付けられている。
The
そして、前記補助スライド機構60としてガイドプレート64を用いた場合、前記ブレーキパッド12がレール4の走行車輪転動面4aから離反して制動が解除された状態で前記コンテナクレーン1を走行させる際、図4(a)に示す如く、レール4の接続部4bにおける段差4cに補助スライド機構60の一方のガイドプレート64の湾曲部64bが差し掛かると、該ガイドプレート64の湾曲部64b及び平坦部64aは前記段差4cを乗り越え、図4(b)に示す状態となる。
When the
前記コンテナクレーン1を更に走行させると、他方のガイドプレート64の湾曲部64b及び平坦部64aも前記段差4cを乗り越え、図4(c)に示す状態となる。
When the
これにより、レール4の走行車輪転動面4aからブレーキパッド12を離反させた際の間隔が狭くても、走行時にブレーキパッド12がレール4の接続部4bにおける段差4cに接触することが補助スライド機構60のガイドプレート64の湾曲部64b及び平坦部64aによって避けられ、制動装置40が変形したり破損したりすることがなくなる。
As a result, even if the distance when the
こうして、前記補助スライド機構60としてガイドプレート64を用いても、レール4の接続部4bにおける段差4cへのブレーキパッド12の接触を回避し得、運転の円滑化を図り得る。
Thus, even when the
尚、本発明の軌道走行式機械は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。 The track traveling machine of the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various changes can be made without departing from the scope of the present invention.
1 コンテナクレーン(軌道走行式機械)
4 レール
4a 走行車輪転動面
4b 接続部
4c 段差
7 走行車輪
8 走行装置
12 ブレーキパッド
40 制動装置
60 補助スライド機構
61 ガイドローラ
64 ガイドプレート
64a 平坦部
64b 湾曲部
1 Container crane (orbital traveling machine)
4
Claims (4)
前記レールの走行車輪転動面に対し該レールと直交する方向へブレーキパッドを押付・離反自在な制動装置と
を備えた軌道走行式機械において、
前記制動装置の走行方向前後位置に配設され且つ前記レールの接続部における段差を乗り越える補助スライド機構を備えた軌道走行式機械。 A traveling device provided with traveling wheels that can roll along the rail;
In a track traveling machine equipped with a braking device capable of pressing and releasing a brake pad in a direction perpendicular to the rail with respect to a rolling wheel rolling surface of the rail,
A track traveling machine provided with an auxiliary slide mechanism that is disposed at a front and rear position in the traveling direction of the braking device and that climbs over a step at a connecting portion of the rail.
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