JP2019049184A - 排水ソケット - Google Patents
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Abstract
Description
具体的には、特許文献1に記載されている排水ソケットは、上流側から下流側の順に、排出側接続管、連結管、排水側接続管がそれぞれ接続されており、便器本体の排出口と排水管の入口部との相対位置に応じて連結管を切断して長さを調整することにより、さまざまな施工現場に対応させることができる。
特に、排水配管の入口部は、水洗大便器が施工されている状態においては便器本体の外郭を形成する袴に隠蔽されているため、水洗大便器を新しいものに交換するときに、現場に設置されている便器本体を外すことで初めて排水配管の入口部の位置が確認されることとなる。そのため、施工者は、どちらのパターンにも対応できるように、予め多くの種類の排水ソケットを用意しておく必要があった。
まず、図1及び図2により、本発明の一実施形態による排水ソケットが適用される水洗大便器について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による排水ソケットが適用された水洗大便器を示す平面図である。図2は、図1のII−II線に沿って見た断面図である。
図1及び図2に示すように、水洗大便器1は、便器本体2と、この便器本体2に洗浄水を供給する給水装置4を備えている。便器本体2は、表面に釉薬層が形成された陶器製であり、下部にスカート部7が形成され、上半分のうち前方にボウル部8が形成され、後方上部にはその上流端が給水装置4に連通する共通通水路10が形成され、さらに、後方下部に汚物を排出するための排水路12が形成されている。
上述した水洗大便器1においては、第1リム吐水口24、第1通水路28及び第2リム吐水口26、第2通水路30は、陶器製の便器本体2と一体に形成されているが、本実施形態による水洗大便器は、この形態に限られず、第1リム吐水口、第1通水路及び第2リム吐水口、第2通水路を便器本体とは別体のディストリビユータ等により形成するようにしても良い。
この導水管路32は、凹部20の底面と滑らかな連続湾曲面として繋がっており、凹部20から導入管路32に流入した洗浄水が導入管路32内をスムーズに流れるようになっている。
なお、図2における排水ソケット50は、後述する排水ソケット50Aを一例として図示している。
次に、図3〜6により、本発明の一実施形態による排水ソケットが適用される水洗大便器について説明する。
図3〜6は、本発明の一実施形態による排水ソケットA〜Dの接続状態を示す図である。
まず、図3では、排水心が300mm(ここでいう「排水心」とは、トイレルームの後壁Wと床下排水管100の入口部110の中心軸Yとの離間距離を指す)の現場に対応させた排水ソケット50Aの接続状態を示している。
下降管部材61は、入口部61aから鉛直方向下方に延びて、その出口部61bが斜め前方へ下方に向けて開口している。屈曲管部材63は、その入口部63aが下降管部材61の出口部61bの内側に嵌り込むように接続されており、入口部63aから出口部63bにかけて流路が屈曲するように形成されている。
図3に示す排水ソケット50Aの床下側接続管部材70は、水平方向に向けて開口した屈曲管部材63の出口部63bに接続される横引管部材71と、横引管部材71の出口部71bと床下排水管100の入口部110とを接続する排出管部材73と、を有する。
排出管部材73は、その入口部73aの内側に横引管部材71の出口部71bが嵌り込むように接続され、流路が略90度屈曲して床下排水管100の入口部110に出口部73bが接続される。
次に、図4では、排水心が200mmの現場に対応させた排水ソケット50Bの接続状態を示している。
ただし、図4に示す排水ソケット50Bの屈曲管部材63は、図3に示す排水ソケットAの屈曲管部材63とは接続状態が異なり、その出口部63bが鉛直方向下方に向けて開口した状態(第2接続状態)である。
次に、図5では、排水心が200mm未満の現場に対応させた排水ソケット50Cの接続状態を示している。
ただし、図5に示すように、排水ソケット50C自体の接続状態は、排水ソケット50Bに対して前後方向に反転した状態で接続されている。具体的には、下降管部材61は、その出口部61bが斜め後方へ下方に向けて開口した状態で接続されている。
次に、図6では、排水心が255mmの現場に対応させた排水ソケット50Dの接続状態を示している。
なお、屈曲管部材63の出口部63bには、排出管部材73の入口部73aが接続されている。
つぎに、上述した本発明の一実施形態による排水ソケット50における作用効果について説明する。
これに対し、図7,8に示す変形例の排水ソケット150においては、下降管部材161に第1リブ165および第2リブ167を設けている。
つまり、下降管部材161に第1リブ165および第2リブ167を設けることで、屈曲管部材163が第1接続状態もしくは第2接続状態のどちらであったとしても、接続部にガタつきが生じてしまうことを抑制するとともに、排水ソケット150の破損が生じてしまうことを抑制することができる。
2 便器本体
4 給水装置
5 貯水タンク
7 スカート部
8 ボウル部
10 共通通水路
12 排水路
16 汚物受け面
18 リム部
20 凹部
22 リム部の内周面
24 第1リム吐水口
26 第2リム吐水口
28 第1通水路
30 第2通水路
32 導入管路
32a 導入管路の入口部
34 排水トラップ管路
34a 上昇路
34b 下降路
34c 排出口
50 排水ソケット
50A 排水ソケット
50B 排水ソケット
50C 排水ソケット
50D 排水ソケット
60 便器側接続管部材
61 下降管部材
61a 下降管部材の入口部
61b 下降管部材の出口部
63 屈曲管部材
63a 屈曲管部材の入口部
63b 屈曲管部材の出口部
70 床下側接続管部材
71 横引管部材
71a 横引管部材の入口部
71b 横引管部材の出口部
73 排出管部材
73a 排出管部材の入口部
73b 排出管部材の出口部
80 床下側接続管部材
80a 床下側接続管部材の入口部
80b 床下側接続管部材の出口部
100 床下排水管
110 床下排水管の入口部
150 排水ソケット
161 下降管部材
163 屈曲管部材
163c 屈曲管部材の脚部
165 第1リブ
165a 第1リブの切り欠き部
167 第2リブ
167a 第2リブの切り欠き部
170 床下側接続管部材
180 床下側接続管部材
F 床
W トイレルームの後壁
X1 屈曲管部材の入口部の中心軸
X2 屈曲管部材の出口部の中心軸
Claims (4)
- 水洗大便器の便器本体の排出口と便器本体内の下方領域の床に設けられた床下排水管の入口部とを連結する排水ソケットであって、
上記便器本体の排出口に接続される便器側接続管部材と、
この便器側接続管部材の出口部と上記床下排水管の入口部とを接続する床下側接続管部材と、を備えており、
上記便器側接続管部材は、鉛直方向下方に延びてその出口部が斜め下方に向けて開口する下降管部材と、上記下降管部材の出口部に接続されて屈曲する屈曲管部材と、を有し、
上記屈曲管部材は、その出口部が水平方向に向けて開口した状態となる第1接続状態、もしくは、その出口部が鉛直方向下方に向けて開口した状態となる第2接続状態のいずれかの状態で上記下降管部材に接続可能である排水ソケット。 - 上記屈曲管部材は、その屈曲角度が30〜60度である請求項1に記載の排水ソケット。
- 上記床下側接続管部材は、上記屈曲管部材が上記第1接続状態であるとき、上記屈曲管部材の出口部に接続される横引管部材と、上記横引管部材の出口部と上記床下排水管の入口部とを接続する排出管部材と、を有し、
上記横引管部材は、その長さが調節可能である請求項1又は2に記載の排水ソケット。 - 上記下降管部材は、自身の外周面において上下方向に延びるリブを有し、
上記リブは、上方から荷重が掛かったときに上記屈曲管部材の少なくとも一部に当接する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の排水ソケット。
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