JP2019049184A - 排水ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】床下に配置された排水管の入口部の位置に依らず、部材の一部を共通化させた排水ソケットを提供することを目的とする。【解決手段】屈曲管部材63は、排水ソケット50A,Dにおいては、その出口部63bが水平方向に向けて開口した状態となる第1接続状態となるように下降管部材61に接続可能であり、排水ソケット50B,Cにおいては、その出口部63bが鉛直方向下方に向けて開口した状態となる第2接続状態となるように下降管部材61に接続可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、排水ソケットに係り、特に、水洗大便器の便器本体の排出口と床下に設けられた床下排水管の入口部とを連結する排水ソケットに関する。
一般的に、水洗大便器の便器本体の排出口とトイレ室内の床下に設けられた床下排水管の入口部とを接続する排水ソケットが知られている。
床下の排水管の入口部の位置は建物毎に決まった位置にあるため、水洗大便器を新しいものに交換してリフォームを行う際、リフォームに採用する便器本体の排出口の配置を変更するような便器の設計変更を行ったり、トイレ室床下の排水管の配置を変更したりするような配管工事を行ったりしなければならず、これらのリフォームに関する作業は非常に手間やコストがかかるという問題があった。
そこで、上述した特許文献1に記載されている排水ソケットは、水洗大便器の便器本体の排出口とトイレ室内の床下に設けられた床下排水管の入口部とを連結するリフォーム用の排水ソケットを採用することにより、トイレ室内のリフォームを行う際に、便器本体の設計変更を行ったり、床下排水管の配置を変更したりすることなく、便器の取り換えを容易に行うことができるようになっている。
具体的には、特許文献1に記載されている排水ソケットは、上流側から下流側の順に、排出側接続管、連結管、排水側接続管がそれぞれ接続されており、便器本体の排出口と排水管の入口部との相対位置に応じて連結管を切断して長さを調整することにより、さまざまな施工現場に対応させることができる。
特開平8−49281号公報
しかしながら、施工現場によっては、トイレ室の床下の排水管の入口部が便器本体の排出口のほぼ真下に位置する場合もあり、そういった場合には、特許文献1のように連結管を必要としないこともある。この場合、特許文献1とは全く異なる排水ソケットを準備しなければならなかった。
特に、排水配管の入口部は、水洗大便器が施工されている状態においては便器本体の外郭を形成する袴に隠蔽されているため、水洗大便器を新しいものに交換するときに、現場に設置されている便器本体を外すことで初めて排水配管の入口部の位置が確認されることとなる。そのため、施工者は、どちらのパターンにも対応できるように、予め多くの種類の排水ソケットを用意しておく必要があった。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、床下に配置された排水管の入口部の位置に依らず、部材の一部を共通化させた排水ソケットを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る排水ソケットは、水洗大便器の便器本体の排出口と便器本体内の下方領域の床に設けられた床下排水管の入口部とを連結する排水ソケットであって、上記便器本体の排出口に接続される便器側接続管部材と、この便器側接続管部材の出口部と上記床下排水管の入口部とを接続する床下側接続管部材と、を備えており、上記便器側接続管部材は、鉛直方向下方に延びてその出口部が斜め下方に向けて開口する下降管部材と、上記下降管部材の出口部に接続されて屈曲する屈曲管部材と、を有し、上記屈曲管部材は、その出口部が水平方向に向けて開口した状態となる第1接続状態、もしくは、その出口部が鉛直方向下方に向けて開口した状態となる第2接続状態のいずれかの状態で上記下降管部材に接続可能である。
この構成によれば、屈曲管部材は、その出口部が水平方向に向けて開口した状態となる第1接続状態、もしくは、その出口部が鉛直方向下方に向けて開口した状態となる第2接続状態のいずれかの状態で下降管部材に接続可能であるため、対応可能な排水心がそれぞれ異なる排水ソケットにおいて、排水ソケットを構成する部材の一部である便器側接続管部材を共通化させることができる。
本発明の一態様に係る排水ソケットにおいて、好ましくは、上記屈曲管部材は、その屈曲角度が30〜60度である。
この構成によれば、対応可能な排水心がそれぞれ異なる排水ソケットにおいて、屈曲角度が30〜60度である屈曲管部材を含め、排水ソケットを構成する部材の一部である便器側接続管部材を共通化させることができる。
本発明の一態様に係る排水ソケットにおいて、好ましくは、上記床下側接続管部材は、上記屈曲管部材が上記第1接続状態であるとき、上記屈曲管部材の出口部に接続される横引管部材と、上記横引管部材の出口部と上記床下排水管の入口部とを接続する排出管部材と、を有し、上記横引管部材は、その長さが調節可能である。
この構成によれば、横引管部材の長さを調整することで、排水ソケットを様々な排水心の現場に対応させることができる。
本発明の一態様に係る排水ソケットにおいて、好ましくは、上記下降管部材は、自身の外周面において上下方向に延びるリブを有し、上記リブは、上方から荷重が掛かったときに上記屈曲管部材の少なくとも一部に当接する。
この構成によれば、下降管部材と屈曲管部材との接続部のガタつきが生じてしまうのを抑制することができるとともに、排水ソケットの破損が生じてしまうことを抑制することができる。
本発明の排水ソケットによれば、床下に配置された排水管の入口部の位置に依らず、部材の一部を共通化させることができる。
本発明の一実施形態による排水ソケットが適用された水洗大便器を示す平面図である。 図1のII−II線に沿って見た断面図である。 本発明の一実施形態による排水ソケットAの接続状態を示す図である。 本発明の一実施形態による排水ソケットBの接続状態を示す図である。 本発明の一実施形態による排水ソケットCの接続状態を示す図である。 本発明の一実施形態による排水ソケットDの接続状態を示す図である。 本発明の変形例による排水ソケットの屈曲管部材が第1接続状態であるときの(A)前方斜視図、および(B)後方斜視図である。 本発明の変形例による排水ソケットの屈曲管部材が第2接続状態であるときの(A)前方斜視図、および(B)後方斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
<水洗大便器の構成>
まず、図1及び図2により、本発明の一実施形態による排水ソケットが適用される水洗大便器について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による排水ソケットが適用された水洗大便器を示す平面図である。図2は、図1のII−II線に沿って見た断面図である。
本発明の一実施形態による排水ソケット50が適用された水洗大便器1は、床に設置された床下排水管100に後述する排水トラップ管路が接続される床排水タイプの水洗大便器である。
図1及び図2に示すように、水洗大便器1は、便器本体2と、この便器本体2に洗浄水を供給する給水装置4を備えている。便器本体2は、表面に釉薬層が形成された陶器製であり、下部にスカート部7が形成され、上半分のうち前方にボウル部8が形成され、後方上部にはその上流端が給水装置4に連通する共通通水路10が形成され、さらに、後方下部に汚物を排出するための排水路12が形成されている。
上述した給水装置4は、洗浄水が貯水される貯水タンク5を備えている。なお。本発明は、貯水タンクを持たず水道から直接洗浄水が供給される直圧式水洗大便器や、フラッシュバルブにより洗浄水が供給されるタイプの水洗大便器等にも適用できる。
ボウル部8は、ボウル形状の汚物受け面16と、上縁に位置するリム部18と、汚物受け面16の下方に形成された凹部20と、を備えている。ここで、リム部18の内周面22は、図2等に示すように、ボウル部8の内側空間に露出し且つ内側空間に向かって上方に延びる形状、具体的に言えば、内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。
ボウル部8のリム部18の内周面22の前方から見て左側の中央部の少し後方側に、洗浄水を吐水する第1リム吐水口24が形成され、前方から見て右側後方側に、第2リム吐水口26が形成されている。これらの第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26は、同一方向(図1では反時計回りの方向)に旋回し、旋回流を形成するようになっている。
また、上述した水洗大便器1の後方上部に形成された共通通水路10は、便器前方に向かって、第1通水路28及び第2通水路30に分岐している。第1通水路28は、第1リム吐水口24に洗浄水を供給するためのものであり、第2通水路30は、第2リム吐水口26に洗浄水を供給するためのものである。
上述した水洗大便器1においては、第1リム吐水口24、第1通水路28及び第2リム吐水口26、第2通水路30は、陶器製の便器本体2と一体に形成されているが、本実施形態による水洗大便器は、この形態に限られず、第1リム吐水口、第1通水路及び第2リム吐水口、第2通水路を便器本体とは別体のディストリビユータ等により形成するようにしても良い。
排水路12は、凹部20の底面と接続しほぼ同一径(ほぼ同一断面形状)を有し且つ後方下方へ延びる導入管路32と、この導水管路32と接続し上方へ延びる排水トラップ管路34と、を備えている。この導水管路32は、入口32aを除く部分で、ほぼ同一径(ほぼ同一断面形状)を有し、管路内が同じ断面積となっている。また、排水トラップ管路34は、上昇路34aと下降路34bとから構成されている。
この導水管路32は、凹部20の底面と滑らかな連続湾曲面として繋がっており、凹部20から導入管路32に流入した洗浄水が導入管路32内をスムーズに流れるようになっている。
便器本体2の排水路12における下降路34bの排出口34cには、詳細は後述する排水ソケット50が接続されている。また、この排水ソケット50の下流側端部は、便器本体2が配置されている床Fの領域の下方に配置されて上下方向に延びる床下排水管100の上端で開口している入口部110に接続されている。
なお、図2における排水ソケット50は、後述する排水ソケット50Aを一例として図示している。
<排水ソケットの構成>
次に、図3〜6により、本発明の一実施形態による排水ソケットが適用される水洗大便器について説明する。
図3〜6は、本発明の一実施形態による排水ソケットA〜Dの接続状態を示す図である。
<排水心300mmの場合>
まず、図3では、排水心が300mm(ここでいう「排水心」とは、トイレルームの後壁Wと床下排水管100の入口部110の中心軸Yとの離間距離を指す)の現場に対応させた排水ソケット50Aの接続状態を示している。
図3に示すように、排水ソケット50Aは、便器本体2の排出口34cに接続される便器側接続管部材60と、この便器側接続管部材60の出口部63bと床下排水管100の入口部110とを接続する床下側接続管部材70と、を備えている。
便器側接続管部材60は、便器本体2の排出口34cに接続される入口部61aを有する下降管部材61と、この下降管部材61の出口部61bに接続される入口部63aを有する屈曲管部材63と、によって構成される。
下降管部材61は、入口部61aから鉛直方向下方に延びて、その出口部61bが斜め前方へ下方に向けて開口している。屈曲管部材63は、その入口部63aが下降管部材61の出口部61bの内側に嵌り込むように接続されており、入口部63aから出口部63bにかけて流路が屈曲するように形成されている。
屈曲管部材63の屈曲角度は、好ましくは30〜60度であり、さらに好ましくは略45度である。具体的に、この屈曲管部材63の屈曲角度とは、入口部63aの中心軸X1と出口部63bの中心軸X2との交わる角度αを指す。
図3に示す排水ソケット50Aの屈曲管部材63は、その出口部63bが水平方向に向けて開口した状態(第1接続状態)である。
図3に示す排水ソケット50Aの床下側接続管部材70は、水平方向に向けて開口した屈曲管部材63の出口部63bに接続される横引管部材71と、横引管部材71の出口部71bと床下排水管100の入口部110とを接続する排出管部材73と、を有する。
なお、横引管部材71は、その入口部71aが屈曲管部材63の出口部63bの内側に嵌り込むように接続され、切断することによってその長さが調整可能である。つまり、横引管部材71を切断して長さを調整することで、排水心が300mm未満の現場にも対応させることができる。
排出管部材73は、その入口部73aの内側に横引管部材71の出口部71bが嵌り込むように接続され、流路が略90度屈曲して床下排水管100の入口部110に出口部73bが接続される。
<排水心200mmの場合>
次に、図4では、排水心が200mmの現場に対応させた排水ソケット50Bの接続状態を示している。
図4に示すように、排水ソケット50Bは、便器本体2の排出口34cに接続される便器側接続管部材60と、この便器側接続管部材60の出口部63bと床下排水管100の入口部110とを接続する床下側接続管部材80と、を備えている。
図4に示す便器側接続管部材60は、図3に示すものと部材自体は共通のものであり、便器本体2の排出口34cに接続される入口部61aを有する下降管部材61と、この下降管部材61の出口部61bに接続される入口部63aを有する屈曲管部材63と、によって構成される。
ただし、図4に示す排水ソケット50Bの屈曲管部材63は、図3に示す排水ソケットAの屈曲管部材63とは接続状態が異なり、その出口部63bが鉛直方向下方に向けて開口した状態(第2接続状態)である。
排水ソケット50Bの床下側接続管部材80は、屈曲管部材の出口部63bが接続される入口部80aから床下排水管100の入口部110に接続される出口部80bに向けて鉛直方向下方に延びている。
<排水心200mm未満の場合>
次に、図5では、排水心が200mm未満の現場に対応させた排水ソケット50Cの接続状態を示している。
図5に示すように、排水ソケット50Cは、排水ソケット50Bと同じ部材によって構成されており、屈曲管部材63の接続状態は、排水ソケット50Bと同様にその出口部63bが鉛直方向下方に向けて開口した第2接続状態である。
ただし、図5に示すように、排水ソケット50C自体の接続状態は、排水ソケット50Bに対して前後方向に反転した状態で接続されている。具体的には、下降管部材61は、その出口部61bが斜め後方へ下方に向けて開口した状態で接続されている。
<排水心255mmの場合>
次に、図6では、排水心が255mmの現場に対応させた排水ソケット50Dの接続状態を示している。
図6に示すように、排水ソケット50Dは、横引管部材71を除いて排水ソケット50Aと同じ部材によって構成されており、屈曲管部材63の接続状態は、排水ソケット50Aと同様にその出口部63bが水平方向に向けて開口した第1接続状態である。
なお、屈曲管部材63の出口部63bには、排出管部材73の入口部73aが接続されている。
上述したように、排水ソケットA〜Dにおいて、便器側接続管部材60を全て同じ部材によって構成することが可能となっている。
<作用効果>
つぎに、上述した本発明の一実施形態による排水ソケット50における作用効果について説明する。
まず、本発明の一実施形態による排水ソケット50によれば、屈曲管部材63は、排水ソケット50A,Dにおいては、その出口部63bが水平方向に向けて開口した状態となる第1接続状態となるように下降管部材61に接続可能であり、排水ソケット50B,Cにおいては、その出口部63bが鉛直方向下方に向けて開口した状態となる第2接続状態となるように下降管部材61に接続可能である。これにより、対応可能な排水心がそれぞれ異なる排水ソケット50A〜Dにおいて、排水ソケットを構成する部材の一部である便器側接続管部材60を共通化させることができる。
また、屈曲管部材63は、その屈曲角度(角度α)が好ましくは30〜60度である。これにより、排水ソケット50A〜Dにおいて、屈曲角度(角度α)が30〜60度の屈曲管部材63を共通化することができる。
また、床下側接続管部材70は、屈曲管部材63が第1接続状態であるとき、水平方向に向けて開口した屈曲管部材63の出口部63bに接続される横引管部材71と、横引管部材71の出口部71bと床下排水管100の入口部110とを接続する排出管部材73と、を有し、横引管部材71は、その入口部71aが屈曲管部材63の出口部63bの内側に嵌り込むように接続され、切断することによってその長さが調整可能である。これにより、横引管部材71を切断して長さを調整することで、排水ソケットを様々な排水心の現場に対応させることができる。
上述した実施形態においては、複数の部材を接続して組み合わせることにより排水ソケット50が構成されているため、各部材同士の接続部にガタつきが生じると排水ソケット50の流入口および流出口に位置ずれが生じてしまうおそれがある。また、下降管部材の出口部61bと屈曲管部材の入口部63aとは斜め方向に接続されているため、水洗大便器1の排出口34cが排水ソケット50に挿し込まれて排水ソケット50に上方から強い荷重が掛かると、排水ソケット50に破損が生じるおそれがある。
これに対し、図7,8に示す変形例の排水ソケット150においては、下降管部材161に第1リブ165および第2リブ167を設けている。
図7に示すように、屈曲管部材163が第1接続状態である排水ソケット150において、水洗大便器1の排出口34cが下降管部材161の入口部161aに挿し込まれる等して排水ソケット150に上方からの荷重がかかると、第1リブ165の切り欠き部165aが床下側接続管部材180の上端に当接し、第2リブ167の切り欠き部167aが屈曲管部材163の脚部163cの上端に当接する。これにより、上方からの荷重によって下降管部材の出口部161bと屈曲管部材の入口部163aとの接続部にガタつきが生じてしまうことを抑制するとともに、接続部にかかる荷重を分散させることで排水ソケット150の破損が生じてしまうことを抑制することができる。
また、図8に示すように、屈曲管部材163が第2接続状態である排水ソケット150において、水洗大便器1の排出口34cが下降管部材161の入口部161aに挿し込まれる等して排水ソケット150に上方からの荷重がかかると、第2リブ167の下端が屈曲管部材163に当接し、第1リブ165の下端が屈曲管部材163の脚部163cに当接する。これにより、上方からの荷重によって下降管部材の出口部161bと屈曲管部材の入口部163aとの接続部にガタつきが生じてしまうことを抑制するとともに、接続部にかかる荷重を分散させることで排水ソケット150の破損が生じてしまうことを抑制することができる。
つまり、下降管部材161に第1リブ165および第2リブ167を設けることで、屈曲管部材163が第1接続状態もしくは第2接続状態のどちらであったとしても、接続部にガタつきが生じてしまうことを抑制するとともに、排水ソケット150の破損が生じてしまうことを抑制することができる。
前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 水洗大便器
2 便器本体
4 給水装置
5 貯水タンク
7 スカート部
8 ボウル部
10 共通通水路
12 排水路
16 汚物受け面
18 リム部
20 凹部
22 リム部の内周面
24 第1リム吐水口
26 第2リム吐水口
28 第1通水路
30 第2通水路
32 導入管路
32a 導入管路の入口部
34 排水トラップ管路
34a 上昇路
34b 下降路
34c 排出口
50 排水ソケット
50A 排水ソケット
50B 排水ソケット
50C 排水ソケット
50D 排水ソケット
60 便器側接続管部材
61 下降管部材
61a 下降管部材の入口部
61b 下降管部材の出口部
63 屈曲管部材
63a 屈曲管部材の入口部
63b 屈曲管部材の出口部
70 床下側接続管部材
71 横引管部材
71a 横引管部材の入口部
71b 横引管部材の出口部
73 排出管部材
73a 排出管部材の入口部
73b 排出管部材の出口部
80 床下側接続管部材
80a 床下側接続管部材の入口部
80b 床下側接続管部材の出口部
100 床下排水管
110 床下排水管の入口部
150 排水ソケット
161 下降管部材
163 屈曲管部材
163c 屈曲管部材の脚部
165 第1リブ
165a 第1リブの切り欠き部
167 第2リブ
167a 第2リブの切り欠き部
170 床下側接続管部材
180 床下側接続管部材
F 床
W トイレルームの後壁
X1 屈曲管部材の入口部の中心軸
X2 屈曲管部材の出口部の中心軸

Claims (4)

  1. 水洗大便器の便器本体の排出口と便器本体内の下方領域の床に設けられた床下排水管の入口部とを連結する排水ソケットであって、
    上記便器本体の排出口に接続される便器側接続管部材と、
    この便器側接続管部材の出口部と上記床下排水管の入口部とを接続する床下側接続管部材と、を備えており、
    上記便器側接続管部材は、鉛直方向下方に延びてその出口部が斜め下方に向けて開口する下降管部材と、上記下降管部材の出口部に接続されて屈曲する屈曲管部材と、を有し、
    上記屈曲管部材は、その出口部が水平方向に向けて開口した状態となる第1接続状態、もしくは、その出口部が鉛直方向下方に向けて開口した状態となる第2接続状態のいずれかの状態で上記下降管部材に接続可能である排水ソケット。
  2. 上記屈曲管部材は、その屈曲角度が30〜60度である請求項1に記載の排水ソケット。
  3. 上記床下側接続管部材は、上記屈曲管部材が上記第1接続状態であるとき、上記屈曲管部材の出口部に接続される横引管部材と、上記横引管部材の出口部と上記床下排水管の入口部とを接続する排出管部材と、を有し、
    上記横引管部材は、その長さが調節可能である請求項1又は2に記載の排水ソケット。
  4. 上記下降管部材は、自身の外周面において上下方向に延びるリブを有し、
    上記リブは、上方から荷重が掛かったときに上記屈曲管部材の少なくとも一部に当接する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の排水ソケット。
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