JP2019049138A - 自由勾配側溝の敷設方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)安心かつ安全に働ける職場環境の構築と整備、つまり労働災害の防止を図る必要がある。
(2)構造物の費用対効果、つまり安価で耐久性のある構造物を作る為に、従来の施工方法が最善か、また改善、改良の余地が無いのかを考える必要がある(コスト削減)。
(3)利便性と利用者の安全を優先した構造物を作る必要がある。
(4)構造物を作る場合、工事時に起こる騒音、交通規制等により近隣住民、また道路を通行される方に大きな支障が出る。この支障となる工事期間を出来る限り短縮を図る必要がある。
(5)道路、河川、砂防施設等の構造物(公共施設)を作る場合には、狭い国土の中では出来る限り用地を有効的に利用する必要がある。
(6)設計された構造物を出来る限り、指示図面の寸法に従い正確に作る必要がある。
ここで、従来工法の一例を図2(b)及び図9に示す。
従来工法は、[基礎砕石面敷設工程]→[基礎型枠設置工程]→[基礎コンクリート打設工程]→[表面仕上げ工程]→[基礎コンクリート養生工程]→[基礎型枠撤去工程]→[レイタンス除去工程]→[自由勾配側溝の据付工程]→[インバートコンクリート打設工程]→[インバートコンクリート養生工程]→[埋め戻し・転圧工程]の各工程によって構成されている。
側溝を設置する前の作業として、施工面を掘削し、砕石を裏込め、転圧して基礎砕石面100を敷設する(図2(b)S1−S2、図9(a))。
すなわち、床堀を最初に行い、その後、基礎となる砕石を人力と機械で敷均し、タンパ−等の転圧機械を用いてしっかりと転圧を行う。
[基礎型枠設置工程][基礎コンクリート打設工程]
転圧が終わると、基礎型枠200を設置し、基礎型枠200で囲まれた領域内に生コンクリ−トを流し込み、バイブレ−タ−を使い締め固め、基礎コンクリ−ト300を作る(図2(b)S3−S4、図9(b)(c))。
[表面仕上げ工程]
基礎コンクリート部の上面部を丁寧かつ正確に仕上げないと、次の工程で自由勾配側溝(コンクリート二次製品)の据付けが困難となる。
従って、熟練したコンクリート仕上げ工と言われる職人により左官仕上げ(表面仕上げ)が行なわれる(図2(b)S5)。
[基礎コンクリート養生工程][基礎型枠撤去工程]
その後、養生を行い、所定の強度が発現してから、基礎型枠200を取り外し、側溝の基礎(基礎コンクリート300)が完成する(図2(b)S6−S7)。
[レイタンス除去工程]
基礎コンクリート部の養生後、新しくインバートコンクリートを打継ぐ前に、レイタンス(コンクリートの不純物)を除去する(図2(b)S8)。
[自由勾配側溝の据付工程]
次に、上記工程によって完成した基礎コンクリート300上に自由勾配側溝(コンクリート製品)400を設置する。このとき、自由勾配側溝400の高さ調整を図る(図2(b)S9、図9(d))。
[インバートコンクリート打設工程]
次に、基礎コンクリート300の上面と側溝400の側壁401によって囲まれた領域にインバートコンクリート500を打設する(図2(b)S10、図9(b))。
[インバートコンクリート養生工程]
その後、養生を行い、側溝400の底面、すなわち、水路底が完成する(図2(b)S11、図9(f))。
[埋め戻し・転圧工程]
そしてその後、埋め戻しを行い、しっかりと転圧を行い水路が完成する(図2(b)S12、図9(g))。
このように、従来の敷設方法によって自由勾配側溝を敷設するには、上述の通りS1〜S12に示す多工程にわたる作業が必要であった。
しかし、このように工程が多く必要であると、必然的に工期が長引くばかりか掛かるコストも高騰してしまうという課題があった。
また、このような自由勾配側溝は、コンクリ−ト二次製品工場で作られた製品を施工現場にて敷設するのが一般的である。
コンクリ−ト二次製品工場で製作される自由勾配側溝は、セメント、骨材、水で練り混ぜた生コンクリ−トを鋼製型枠に流し込み、養生を行い、脱型枠を行い二次製品になる。
この為、二次製品(1個あたり長さ50cm〜200cm程度を考える)に許容誤差として、余裕を持たせてある。
また、毎回の型枠の組立による誤差もあり、型枠拘束面は、長さ方向と幅方向で±5mm、打ち込み面は深さ方向で±5mmから±7mmの余裕を持たせてある。
また上部に蓋を掛けて利用する場合には、段差が出来てしまうこともあり、この段差によって歩行時に躓いて転倒したり、車の走行時に異常な振動と蓋部分のガタガタ音が発生し、さらに破損の原因となってしまったりなどの問題も生じている。
この様に、苦労しながら側溝を設置されていくものであるが、技術者の経験、力量により、仕上がりに差がでてくるのが現状である。
例えば、国土交通省中国地方整備局管内における土木工事では、国土交通省中国地方整備局監修の小構造物標準設計図集を基に自由勾配側溝などの構造物を設計するように決められている。
自由勾配側溝の基礎コンクリート部は、水路の大きさにより、構造物の重量に耐えるよう、最低厚さ5cm以上が考えられている。
従って、従来は、熟練したコンクリート仕上げ工と言われる職人により左官仕上げが行なわれているのが現状であった。そして、その後、決められたコンクリートの強度が出るまで養生を行わなければならない。
しかし、熟練した高度な技術者を確保する必要があるという課題とともに、仕上げ及び養生工程に多大な時間を要する必要があるという課題をも抱えていた。また、土木工事標準仕様書(案)によれば、硬化に必要な温度および湿潤状態に保ち、有害な作用の影響を受けないように、養生しなければならない、と記載されているため、養生工程においても十分な管理が求められ、管理手間が多大であった。
すなわち、レイタンスを除去しないで新しく打継ぎコンクリート(新コンクリート)を打設した場合には、始めに打設したコンクリート(旧コンクリート)と打継ぎ面との間で剥離が起こり、構造物としての耐久性に問題が生じるとともに、剥離部から漏水が生じ、不良、不適格な工事となる虞がある。
従って、従来は、このように不良、不適格な工事とならないようにするため、側溝の狭い空間を利用し、苦渋な体勢と粉塵を受け、苦労しながら、レイタンスを除去しているのが現状であり、大変な作業を強いられると共に作業環境も好ましいものではなかった。
前記基礎砕石面の上面所定位置に、高さ調整部材を介してコンクリート製品を配設するとともに、前記高さ調整部材により前記コンクリート製品の施工基準面高さを調整し、前記基礎砕石面と前記コンクリート製品の下端との間に所定の空間を形成して前記コンクリート製品を据付るコンクリート製品据付工程と、
前記基礎砕石面と前記コンクリート製品との間の空間に生コンクリートを流し込むコンクリート打設工程と、を含み、
前記コンクリート製品は、正面視形状で略門型を有する自由勾配側溝であって、
前記高さ調整部材は、逆ネジの第一の雌ネジ部と第二の雌ねじ部を内面に設けたナット部と、前記ナット部の第一の雌ねじ部に螺合して進退可能に配される第一の伸縮部材と、前記ナット部の第二の雌ねじ部に螺合して進退可能に配される第二の伸縮部材と、で構成され、ナット部の左右方向の回転作動によって第一の伸縮部材と第二の伸縮部材とが、同時に同一の進退動作を行うものであて、
前記コンクリート打設工程は、前記空間にて基礎砕石面上に一体成形される基礎コンクリート部と、前記基礎コンクリート部上に一体成形されて所定勾配の水路底面を成形するインバートコンクリート部と、を同時に打設することを特徴とする自由勾配側溝の敷設方法としたことである。
前記高さ調整部材は、少なくとも基礎砕石面上に据付る前には、前記インサート部材に、前記第二の伸縮部材の遊端側を螺合して前記コンクリート製品の下端に一体に吊り下げ保持されていることを特徴とする自由勾配側溝の敷設方法としたことである。
なお、本実施形態は、本発明の一実施形態にすぎず、何等これに限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
本実施形態にて用いられる自由勾配側溝(コンクリート製品)1は、例えば、図1に示す正面視形状で略門型の標準タイプが想定される。
自由勾配側溝1は、上壁2と、上壁2の両側からそれぞれ垂設される側壁3,3とで構成されており、上壁2には、側溝蓋を配設するための図示しない開口が設けられている。
本実施形態では、それぞれの下端面3bの前後位置に一つずつ、計4個埋設されている。
本発明の敷設方法において用いることが可能な自由勾配側溝は特に図示形態に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内において適宜最適なものが用いられる。
基礎砕石面敷設工程は、従来技術と同じく、施工面を掘削し、砕石を裏込め、転圧して基礎砕石面5を敷設する(図1(a)、図2(a)S1−S2)。
基礎砕石面5の上面所定位置に、高さ調整部材6を介してコンクリート製品である自由勾配側溝1を配設する(図1(b)、図2(a)S3)。
そして、高さ調整部材6により自由勾配側溝1の施工基準面高さを調整し、基礎砕石面5と自由勾配側溝1の側壁3の下端面3aとの間に所定の空間10を形成して自由勾配側溝1を据付ける(仮置きする)。
また、コンクリート製品据付工程は、自由勾配側溝(コンクリート製品)1と基礎砕石面5との間の空間10に、まずは所定のジャッキ(図示せず)を配し、該ジャッキによって自由勾配側溝(コンクリート製品)1の施工基準面高さを調整し、その後、高さ調整部材6で、基礎砕石面5の上面に据え置きした自由勾配側溝(コンクリート製品)1の施工基準面高さを調整するとともにその高さ位置を固定し、その後、ジャッキを取り外す工程を採用することも本発明の範囲内である。
次に、型枠7を配設するとともに、基礎砕石面5と自由勾配側溝1との間の空間10に生コンクリートを流し込む(図1(c)(d)、図2(a)S4−S5)。
この生コンクリートの打設工程では、空間10にて基礎砕石面5上に一体成形される基礎コンクリート部8aと、基礎コンクリート部8a上に一体成形されて所定勾配の水路11の底面11aを成形するインバートコンクリート部8bと、を同時に打設する。すなわち、本実施形態によれば、従来別工程によって打設していた基礎コンクリート部8aとインバートコンクリート部8bとが同時に一つの作業で打設し得るため、作業時間の短縮化が図れる。
その後、養生を行い、型枠を撤去すると、側溝の底面、すなわち、水路11の底面11aが完成する(図1(d)、図2(a)S6−S7)。
そしてその後、埋め戻しを行い、しっかりと転圧を行い水路11が完成する(図1(e)、図2(a)S8)。
本実施形態では、外側立ち上り壁8cの頂面高さレベルと、水路11を構成する底面11aの高さレベルとが、略同一の高さとなるように設定されている。
なお、外側立ち上り壁8cの高さは水路11の底面11aよりも高く設定されるものであってもよく本発明の範囲内で設計変更可能である。
すなわち、本実施形態の第一の伸縮部材6bは、一端側がナット部6aの第一の雌ねじ部6a1に螺合されるとともに、他端側は、基礎砕石面5の上面に当接する接地面部6b2が一体に形成されている。接地面部6b2は、本実施形態では所定厚みを有する円板状に形成されている。なお、接地面部6b2は、円板状に限定されない。又接地面部6b2を有していない形態であっても本発明の範囲内である。
すなわち、本実施形態の第二の伸縮部材6cは、一端側がナット部6aの第二の雌ねじ部6a2に螺合されるとともに、他端側は、自由勾配側溝1の側壁3の下端面3bに埋設されているインサート部材9の雌ねじ部9aに螺合される。
従って、実際に水路が完成しても、求める勾配が得られず、水路を流れる水が滞ってしまったりするといった問題も生じず、また上部に蓋を掛けて利用する場合であっても段差が生じないため、段差によって歩行時に躓いて転倒したり、車の走行時に異常な振動と蓋部分のガタガタ音が発生し、さらに破損の原因となってしまったりなどの問題も生じない。
高さ調整部材6を、自由勾配側溝1の下端面3bに一体に吊り下げ保持させるのは、施工現場に運搬する以前であってもよく、あるいは、施工現場にて一体に吊り下げ保持させるものであってもよく、本発明の範囲内で適宜最適な方法を選択可能である。
すなわち、自由勾配側溝1を基礎砕石面5上に置く際に、誤って落下させてしまったような場合であっても、この高さ調整部材6によって基礎砕石面5との間で空間10を形成することができるため指等を挟んでしまう虞も少なく安全面での向上が図れる。特に、建築業界も高齢化・素人化が進む中、このような安全面に考慮した構成は大変有用である。
本実施形態によれば、高さ調整部材6によって、自由勾配側溝1と基礎砕石5の上面との間に、隙間が(自由勾配側溝の大きさにより)5cm以上確保出来るため、この水糸を水の流れる方向に設置する際、技術者は目で確認しながら施工計画通りに水糸の設置が簡単、確実に行える。
しかし、本実施形態のように高さ調整部材6を採用していれば、自由勾配側溝1の上に大型トラックや大型の積載車等の重量物が乗った場合でも、基礎コンクリート部8aと一体となって支えることができるため、耐荷重が大幅に上昇し、自由勾配側溝1の破損を招く虞もない。
図4では、その一例を示し、第二の伸縮部材6cである全ネジボルトを、図3に示す全ネジボルト形態と比して長尺のものに交換している。
また、第二の伸縮部材6cのみを、長尺の全ネジボルトや短尺の全ネジボルトなどに適宜交換するだけで空間10の広狭に簡単に対応可能であるため、各空間高さに応じた高さ調整部材を揃えることと比しても大変コスト減となる。特に、全ネジボルトであり、かつ第二の伸縮部材6cが正ネジであるため部品単価も安価である。また管理手間もなく大変使用勝手が良い。
図5乃至図7は本発明の第二実施形態を示す。
なお、本実施形態で採用される自由勾配側溝1は標準型であるが、側壁3,3間にわたって鋼製のアングル12が架け渡されているタイプである。
本実施形態では、第一実施形態と同様、[基礎砕石面敷設工程]→[コンクリート製品(自由勾配側溝)据付(仮置き)工程]→[型枠組み立て工程]→[コンクリート打設工程]→「コンクリート養生工程」→[型枠撤去工程]→「埋め戻し・転圧工程」によって構成されている。
本実施形態の敷設方法は、第一実施形態と同様であって、図2(a)のフロー図を援用し、詳細な説明は省略する。
そして、それぞれの高さ調整部材6の第二の伸縮部材6cの上端の接地面6c2に、アングル12の下面が当接するように、自由勾配側溝1を配設する。
なお、自由勾配側溝1の下端面3bに高さ調整部材6の第二の伸縮部材6cの上端の接地面6c2が当接するように配設するものであってもよく本発明の範囲内である。
本実施形態では、自由勾配側溝1を載置したときの安定性から第二の伸縮部材6cにも平頭ボルトを採用しているが、第二の伸縮部材6cを、第一実施形態と同じく全ネジボルトで構成するものであってもよい。また、第一の伸縮部材6bを全ネジボルトで構成することも可能である。
なお、第一実施形態で採用されている高さ調整部材6を、アングルに取り付けることも可能であって本発明の範囲内である。すなわち、インサート部材9に代えて、アングル12の所定位置に雌ねじ部を形成しておけば、高さ調整部材6の第二の伸縮部材6cが螺合して高さ調整部材1が吊り下げ保持される。
図8は本発明の第三実施形態を示す。
本実施形態は、本発明の敷設方法に用いられる自由勾配側溝の他の形態を概略図示したものであって、いわゆる土留用の自由勾配側溝の一形態である。
本実施形態の場合、第二実施形態で採用されている高さ調整部材6が採用されているが、第一実施形態で採用された高さ調整部材6を採用することも可能であって本発明の範囲内である。本実施形態では、高さ調整部材6を図8に示すように、自由勾配側溝1の下端面の前後両端にそれぞれ3個ずつ、計6個置くようにしている。高さ調整部材6の配設箇所や個数などは本発明の範囲内で設計変更可能である。
具体的な敷設方法は第一実施形態と第二実施形態と同様であるためその詳細な説明は省略する。
2 上壁
3 側壁
5 基礎砕石面
6 高さ調整部材
6a ナット部
6a1 第一の雌ネジ部
6a2 第二の雌ねじ部
6b 第一の伸縮部材
6c 第二の伸縮部材
8a 基礎コンクリート部
8b インバートコンクリート部
9 インサート部材
10 空間
11 水路
11a 底面
S1,S2 基礎砕石面敷設工程
S3 コンクリート製品(自由勾配側溝)据付工程
S4 コンクリート打設工程
S5 コンクリート養生工程
Claims (4)
- 施工面を掘削し、砕石を裏込め、転圧して基礎砕石面を敷設する基礎砕石面敷設工程と、
前記基礎砕石面の上面所定位置に、高さ調整部材を介してコンクリート製品を配設するとともに、前記高さ調整部材により前記コンクリート製品の施工基準面高さを調整し、前記基礎砕石面と前記コンクリート製品の下端との間に所定の空間を形成して前記コンクリート製品を据付るコンクリート製品据付工程と、
前記基礎砕石面と前記コンクリート製品との間の空間に生コンクリートを流し込むコンクリート打設工程と、を含み、
前記コンクリート製品は、正面視形状で略門型を有する自由勾配側溝であって、
前記高さ調整部材は、逆ネジの第一の雌ネジ部と第二の雌ねじ部を内面に設けたナット部と、前記ナット部の第一の雌ねじ部に螺合して進退可能に配される第一の伸縮部材と、前記ナット部の第二の雌ねじ部に螺合して進退可能に配される第二の伸縮部材と、で構成され、ナット部の左右方向の回転作動によって第一の伸縮部材と第二の伸縮部材とが、同時に同一の進退動作を行うものであって、
前記コンクリート打設工程は、前記空間にて基礎砕石面上に一体成形される基礎コンクリート部と、前記基礎コンクリート部上に一体成形されて所定勾配の水路底面を成形するインバートコンクリート部と、を同時に打設することを特徴とする自由勾配側溝の敷設方法。 - 前記コンクリート製品の下端には、連結口を開放してコンクリート製品内に埋設されたインサート部材が備えられており、
前記高さ調整部材は、少なくとも基礎砕石面上に据付る前には、前記インサート部材に、前記第二の伸縮部材の遊端側を螺合して前記コンクリート製品の下端に一体に吊り下げ保持されていることを特徴とする請求項1に記載の自由勾配側溝の敷設方法。 - 前記高さ調整部材は、前記コンクリート製品の下端と前記基礎砕石面との間に配設されることを特徴とする請求項1に記載の自由勾配側溝の敷設方法。
- 前記高さ調整部材は、第二の伸縮部材が長短交換可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の自由勾配側溝の敷設方法。
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