JP2019048587A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動駆動源と、電動駆動源の作動に応じて回転する回転部材を構成要素の一部とするとともに回転部材の回転に応じてパーキングブレーキ状態および非パーキングブレーキ状態を切替え可能としたパーキング駆動機構と、パーキング駆動機構のうち少なくとも回転部材および電動駆動源が収容されるアクチュエータケースとで構成される電動アクチュエータを備える車両用ブレーキ装置において、パーキングブレーキ状態で電動駆動源側で何らかの故障が生じても、パーキングブレーキ状態を手動で容易に解除可能とする。【解決手段】アクチュエータケース39Aが、当該アクチュエータケース39Aの外部での手動操作による回転部材62の回転駆動を可能とした手動操作工具84を貫通させることを可能として構成される。【選択図】 図8

Description

本発明は、電動駆動源と、当該電動駆動源の作動に応じて回転する回転部材を構成要素の一部とするとともに当該回転部材の回転に応じてパーキングブレーキ状態および非パーキングブレーキ状態を切替え可能としたパーキング駆動機構と、当該パーキング駆動機構のうち少なくとも前記回転部材および前記電動駆動源が収容されるアクチュエータケースとで構成される電動アクチュエータを備える車両用ブレーキ装置に関する。
パーキングブレーキ力を得るために作動する電動アクチュエータのアクチュエータケースが、ドラムブレーキのバックプレートに取付けられるようにした車両用ブレーキ装置が、特許文献1で知られている。
特開2003−28215号公報
ところで、電動アクチュエータの作動によってパーキングブレーキ状態となっているときに、たとえば車載バッテリのバッテリ上がり等によって電動駆動源側で何らかの故障が生じた場合に、車両の移動を可能とするためにはパーキングブレーキ状態を何らかの手法で解除する必要があるが、上記特許文献1には、そのような対策が開示されていない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、パーキングブレーキ状態で電動駆動源側で何らかの故障が生じても、パーキングブレーキ状態を手動で容易に解除することを可能とした車両用ブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、電動駆動源と、当該電動駆動源の作動に応じて回転する回転部材を構成要素の一部とするとともに当該回転部材の回転に応じてパーキングブレーキ状態および非パーキングブレーキ状態を切替え可能としたパーキング駆動機構と、当該パーキング駆動機構のうち少なくとも前記回転部材および前記電動駆動源が収容されるアクチュエータケースとで構成される電動アクチュエータを備える車両用ブレーキ装置において、前記アクチュエータケースが、当該アクチュエータケースの外部での手動操作による前記回転部材の回転駆動を可能とした手動操作工具を貫通させることを可能として構成されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記電動駆動源が電動モータであり、前記回転部材が、前記電動モータのモータ軸に固定されるピニオンであることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記アクチュエータケース内に挿入された前記手動操作工具を係合、保持する保持孔が、前記ピニオンに設けられることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、合成樹脂から成る前記アクチュエータケースに指示筒部が一体に突設され、前記アクチュエータケースのうち前記指示筒部で囲まれる部分を突き破ることで前記手動操作工具を貫通させるアクセス孔を形成することを可能として、前記指示筒部が前記アクチュエータケースのうち前記回転部材に対応した位置に配置されることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記アクチュエータケースに、前記手動操作工具を貫通させるアクセス孔が形成されるとともに、当該アクセス孔を塞ぐ蓋部材が着脱可能に取付けられることを第5の特徴とする。
さらに本発明は、第4または第5の特徴の構成に加えて、車両の後輪に設けられるドラムブレーキのバックプレートに前記アクチュエータケースが直接取付けられ、前記アクセス孔が、前記バックプレートへの前記アクチュエータケースの取付け状態で、車両前後方向後方に指向するように配置されることを第6の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、アクチュエータケースを貫通させた手動操作工具の手動操作によって、パーキング駆動機構の回転部材を回転することができるので、パーキングブレーキ状態で電動駆動源側で何らかの故障が生じても、パーキングブレーキ状態を手動で容易に解除することが可能となる。
また本発明の第2の特徴によれば、電動モータのモータ軸に固定されるピニオンをアクセス孔から手動操作で回転駆動することが可能であり、電動モータのモータ軸を回転駆動することでパーキングブレーキ状態の解除が容易となる。
本発明の第3の特徴によれば、ピニオンの保持孔に手動操作工具を係合、保持することができるので、手動操作工具によるパーキングブレーキ状態の解除がより容易となる。
本発明の第4の特徴によれば、アクチュエータケースのうち指示筒部で囲まれる部分を突き破ることでアクセス孔が形成されるので、アクセス孔を前記回転部材に対応した正確な位置に形成することが可能となり、アクセス孔を形成しない通常時にはアクチュエータケース内に異物が侵入することを防止することができる。
本発明の第5の特徴によれば、アクセス孔を蓋部材で塞ぐことにより、アクチュエータケース内にアクセス孔から異物が侵入することを防止することができる。
さらに本発明の第6の特徴によれば、車両の後輪に設けられるドラムブレーキのバックプレートに直接取り付けられるアクチュエータケースに形成されるアクセス孔が、車両前後方向後方に指向して配置されるので、車両の前後方向後方からのアクセス孔へのアクセスが容易となり、作業性を高めることができる。
第1の実施の形態の四輪車両の左側面図である。 左後輪に設けられるドラムブレーキの正面図である。 図2の3−3線断面図である。 図2の4矢視方向から見た斜視図である。 ブレーキケーブルを緩めた状態での図4の5−5線断面図である。 ブレーキケーブルを牽引した状態での図5に対応した断面図である。 電動アクチュエータの斜視図である。 パーキングブレーキ状態を手動操作で解除する状態での図6の要部拡大図である。 図1の9矢視方向から見た斜視図である。 第2の実施の形態の図8に対応した断面図である。
本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図9を参照しながら説明すると、先ず図1において、四輪車両の左右の後輪Wにはドラムブレーキ11が設けられており、それらのドラムブレーキ11には、パーキングブレーキ状態を得るために前記ドラムブレーキ11を作動させる状態と、非パーキングブレーキ状態とするために前記ドラムブレーキ11を非作動状態とする状態を切り替えるる動力を発揮する電動アクチュエータ36Aが付設される。
図2〜図4において、左側の後輪Wに設けられるドラムブレーキ11は、当該後輪Wの車軸10を貫通させる貫通孔12を中央部に有する固定のバックプレート13と、前記後輪Wとともに回転するブレーキドラム14の内周に摺接することを可能として前記バックプレート13内に配置される第1および第2のブレーキシュー15,16と、第1および第2のブレーキシュー15,16が拡張作動する力を発揮するようにして前記バックプレート13の上部に固定されるホイールシリンダ17と、第1および第2のブレーキシュー15,16および前記ブレーキドラム14間の間隙を自動的に調整する制動間隙自動調整手段(所謂オートアジャスタ)18と、第1および第2のブレーキシュー15,16間に設けられるリターンスプリング19とを備える。
第1および第2のブレーキシュー15,16は、前記ブレーキドラム14の内周に沿うようにして弓形に形成されるウエブ15a,16aと、そのウエブ15a,16aの外周に直交するように連設されるリム15b,16bと、該リム15b,16bの外周に貼着されるライニング15c,16cとから成る。
前記ホイールシリンダ17が備える一対のピストン20の外端部は、第1および第2のブレーキシュー15,16の上端部で前記ウエブ15a,16aに対向するように配置される。また前記バックプレート13の下部には、第1および第2のブレーキシュー15,16の拡張、収縮時の支点となるアンカーブロック21が、第1および第2のブレーキシュー15,16の一端部(この実施の形態では下端部)を支持するようにして固設されており、前記ホイールシリンダ17は、ブレーキペダルで操作されるマスタシリンダ(図示せず)の出力液圧によって作動して、前記アンカーブロック21を支点として第1および第2のブレーキシュー15,16を拡張する側に駆動する力を発揮する。
第1および第2のブレーキシュー15,16における前記ウエブ15a,16aの下端部間には、それらのウエブ15a,16aの下端部を前記アンカーブロック21側に付勢するコイルスプリング22が設けられ、第1および第2のブレーキシュー15,16における前記ウエブ15a,16aの上端部間には、第1および第2のブレーキシュー15,16を収縮方向に付勢する前記リターンスプリング19が設けられる。
前記制動間隙自動調整手段18は、第1および第2のブレーキシュー15,16のウエブ15a,16a間に設けられるとともにアジャストギヤ23の回動によって伸長し得る収縮位置規制ストラット24と、前記アジャストギヤ23に係合する送り爪25aを有して第1および第2のブレーキシュー15,16のうち一方のブレーキシューである第2のブレーキシュー16の前記ウエブ16aに回動可能に支持されるアジャストレバー25と、前記収縮位置規制ストラット24を伸長させる方向に前記アジャストギヤ23を回動させる側に前記アジャストレバー25を回動付勢するアジャストスプリング26とで構成される。
前記収縮位置規制ストラット24は、第1および第2のブレーキシュー15,16の収縮位置を規制するものであり、第1および第2のブレーキシュー15,16のうち第1のブレーキシュー15が備える前記ウエブ15aの上部に係合する第1係合部27aを有する第1ロッド27と、第2のブレーキシュー16が備えるウエブ16aの上部に係合する第2係合部28aを有して第1ロッド27と同軸に配置される第2ロッド28と、第1ロッド27に一端部が軸方向相対移動可能に挿入されるとともに第2ロッド28に他端部が同軸に螺合されるアジャストボルト29とを有しており、前記アジャストギヤ23は、第1および第2ロッド27,28間に配置されて前記アジャストボルト29の外周に形成される。
第1のブレーキシュー15における前記ウエブ15aの上部には第1係合部27aを係合させる第1係止凹部30が設けられ、また第2のブレーキシュー16における前記ウエブ16aの上部には第2係合部28aを係合させる第2係止凹部31が設けられる。
前記アジャストギヤ23に係合する送り爪25aを有するアジャストレバー25は、第2のブレーキシュー16の前記ウエブ16aに支軸32を介して回動可能に支持され、第2のブレーキシュー16の前記ウエブ16aおよび前記アジャストレバー25間に前記アジャストスプリング26が設けられる。しかも前記アジャストスプリング26のばね力は、前記リターンスプリング19のばね力よりも小さく設定される。
このような制動間隙自動調整手段18によれば、第1および第2のブレーキシュー15,16が前記ホイールシリンダ17の作動によって拡張作動する際に前記ライニング15c,16cの摩耗に起因して一定値以上拡張した場合には、前記アジャストスプリング26のばね力によって前記アジャストレバー25が前記支軸32の軸線まわりに回動し、それによって前記アジャストギヤ23が回動するのに応じて前記収縮位置規制ストラット24の有効長さが増加補正される。
ところでドラムブレーキ11は、第1および第2のブレーキシュー15,16のうち第1のブレーキシュー15における前記ウエブ15aに一端部が回動可能に軸支されるとともに前記収縮位置規制ストラット24の一端部に係合されるパーキングブレーキレバー34を備える。
前記パーキングブレーキレバー34は、第1のブレーキシュ−15における前記ウエブ15aに正面視で一部が重なるようにして上下に延びるものであり、このパーキングブレーキレバー34の上端部は、第1のブレーキシュ−15における前記ウエブ15aの上部にピン35を介して連結され、また該パーキングブレーキレバー34の上部には、前記収縮位置規制ストラット24が有する第1係合部27aが係合される。
車両のパーキングブレーキ作動時には、前記パーキングブレーキレバー34が前記ピン35を支点として図1の反時計方向に回動、駆動されるものであり、このパーキングブレーキレバー34の回動によって、第2のブレーキシュー16に、当該ブレーキシュー16が有する前記ライニング16cを前記ブレーキドラム14の内周に圧接させる方向の力が前記収縮位置規制ストラット24を介して作用する。さらに前記パーキングブレーキレバー34が図1の反時計方向に続けて回動、駆動されると、前記パーキングブレーキレバー34が前記収縮位置規制ストラット24の第1係合部27aとの係合点を支点として回動し、今度は、前記ピン35を介して第1のブレーキシュー16が拡張作動し、第1のブレーキシュー15の前記ライニング15cが前記ブレーキドラム14の内周に圧接することになる。すなわち前記パーキングブレーキレバー34は、第1および第2のブレーキシュー15,16の前記ライニング15c,16cが前記ブレーキドラム14の内周に圧接するようにした作動位置に作動し、この状態でパーキングブレーキ状態が得られることになる。
前記パーキングブレーキレバー34に対する回動駆動力の付与を停止したときには、前記ブレーキドラム14の内周から離反する方向に前記リターンスプリング19のばね力によって作動する第1および第2のブレーキシュー15,16とともに前記パーキングブレーキレバー34は非作動位置に戻ることになり、パーキングブレーキレバー34は非作動位置側に向けて付勢されている。
前記パーキングブレーキレバー34は、電動アクチュエータ36Aが発揮する動力で回動駆動されるものであり、前記電動アクチュエータ36Aで牽引されるブレーキケーブル37が、該ブレーキケーブル37の牽引によって第2のブレーキシュー15の前記ウエブ15aに前記収縮位置規制ストラット24を押しつけるように前記パーキングブレーキレバー34を回動駆動してパーキングブレーキ状態を得ることを可能として、前記パーキングブレーキレバー34の下部に接続される。
図5および図6を併せて参照して、前記電動アクチュエータ36Aは、正逆作動を自在とした電動駆動源としての電動モータ40と、当該電動モータ40の作動に応じて作動に応じて回転する回転部材としてのピニオン62を構成要素の一部とするとともに当該ピニオン62の回転に応じてパーキングブレーキ状態および非パーキングブレーキ状態を切替え可能としたパーキング駆動機構41と、当該パーキング駆動機構41のうち少なくとも前記ピニオン62および前記電動モータ40が収容されるアクチュエータケース39Aとで構成される。
図7を併せて参照して、前記アクチュエータケース39Aは、第1および第2の収容筒部45,46を一体に有するケース主体47と、第1の収容筒部45の開口端に結合される第1のカバー部材48と、第1のカバー部材48と反対側から前記ケース主体47に結合される第2のカバー部材49Aとを備え、前記ケース主体47、前記第1のカバー部材48および前記第2のカバー部材49Aは合成樹脂から成る。
前記第1の収容筒部45は、一端部に第1の端壁部45aが設けられるようにして有底円筒状に形成され、前記第1の端壁部45aの中央部には、嵌合孔50が同軸に形成される。第2の収容筒部46は、前記第1の収容筒部45の側方に配置され、一端部を開放するとともに前記第1の収容筒部45の長手方向中間部に配置される第2の端壁部46aで他端部が閉じられるようにして有底円筒状に形成され、第2の端壁部46aの中央部には円筒状の支持筒部46bが一体に突設される。
前記電動モータ40のモータケース53の軸方向一端部には、モータ軸54を回転自在に支持する円筒状の第1軸受部53aが突設され、前記モータ軸54の一端部は前記第1軸受部53aを貫通して前記モータケース53の一端部から突出され、前記モータケース53の軸方向他端部には前記モータ軸54の他端部を回転自在に支持する有底円筒状の第2軸受部53bが突設される。
この電動モータ40は、前記第1軸受部53aを前記ケース主体47の前記嵌合孔50に嵌合するようにしつつ前記モータケース53の一端部を前記第1の端壁部45aに当接させるようにして第1の収容筒部45に収容されるものであり、前記第2軸受部53bが設けられる側の前記モータケース53の他端部を外部に臨ませるようにして、前記電動モータ40が第1の収容筒部45に収容される。
前記第1のカバー部材48は、前記第1の収容筒部45に収容される前記電動モータ40のうち第1の収容筒部45から外部に臨む部分を覆って第1の収容筒部45の開口端に結合される蓋部48aと、前記電動モータ40に連なる端子55(図4参照)が配設されるようにして前記蓋部48aから側方に張り出すとともに前記第1の収容筒部45の側方に配置されるコネクタ部48bとを一体に有し、前記電動モータ40の前記第2軸受部53bおよび前記蓋部48a間にはウエーブワッシャ56が介設される。
しかも第1のカバー部材48は、前記第1の収容筒部45に対する前記コネクタ部48bの周方向相対位置を前記第1の収容筒部45の軸線まわりの少なくとも複数箇所で任意で選択することを可能として前記第1の収容筒部45に結合されるものであり、前記第1の収容筒部45および前記蓋部48aの結合部57が、円形もしくは正多角形の横断面形状を有するように形成され、接着もしくは溶着で結合される。
前記蓋部48aは、前記第1の収容筒部45側に開放した皿状に形成されており、この蓋部48aの開放端に、円形の横断面形状を有する第1の収容筒部45と同軸である環状凹部58が形成される。一方、前記第1の収容筒部45の開口端部には前記環状凹部58に嵌合するリング状の嵌合突部59が突設されており、前記結合部57は、前記環状凹部58に前記嵌合突部59が嵌合された状態で前記蓋部48aおよび前記第1の収容筒部45が接着されて成り、円形の横断面形状を有する。
第2のカバー部材49Aは、前記ケース主体47との間にギヤ室60を形成するようにして前記ケース主体47に結合される。この結合にあたって第2のカバー部材49Aが接着もしくは溶着で前記ケース主体47に結合されるようにしてもよい。
前記パーキング駆動機構41は、前記ブレーキケーブル37に連結されるねじ軸38と、当該ねじ軸38に螺合されるナット61と、前記電動モータ40の前記モータ軸54に設けられる前記ピニオン62と、そのピニオン62に噛合する中間大径ギヤ63と、その中間大径ギヤ63とともに回転する中間小径ギヤ64と、前記ナット61と一体に形成されて前記中間小径ギヤ64に噛合する被動ギヤ65とを備え、このパーキング駆動機構41の前記ねじ軸38の一部を除く大部分が前記ギヤ室60に収容される。
前記中間大径ギヤ63および前記中間小径ギヤ64は一体に形成されており、前記モータ軸54および前記ねじ軸38と平行な支軸66で回転自在に支持される。また前記支軸66の両端部は、前記ケース主体47および前記第2のカバー部材49Aで支持される。
前記ねじ軸38は、前記ケース主体47における前記支持筒部46bを貫通するように配置される。前記ねじ軸38の前記ブレーキケーブル37側の端部には有底の連結孔42が同軸に設けられており、前記ブレーキケーブル37の前記電動アクチュエータ36A側の端部は、前記連結孔42に挿入される。しかも前記連結孔42の開口端寄りで前記ねじ軸38の外周には環状溝43が形成されており、前記ブレーキケーブル37が前記連結孔42に挿入された状態で前記ねじ軸38の一部が前記ブレーキケーブル37に食い込むように前記環状溝43をかしめることで、前記ブレーキケーブル37に前記ねじ軸38が連結される。
前記ブレーキケーブル37は、前記バックプレート13に取付けられた前記電動アクチュエータ36Aから前記バックプレート13内に引き出され、このブレーキケーブル37の他端部に固着される係合片44が、前記パーキングブレーキレバー34の下端部に係合される。
前記ナット61は、前記第2の収容筒部46内に回転自在に収容される大径円筒部61aと、大径円筒部61aの前記第2のカバー部材49Aとは反対側の端部から半径方向内方に張り出す内向き鍔部61bと、この内向き鍔部61bの内周縁に連なって前記第2のカバー部材49Aとは反対側に延びるとともに前記ねじ軸38を貫通させる小径円筒部61cと、前記大径円筒部61aの前記第2のカバー部材49A側の端部から半径方向外方に張り出す外向き鍔部61dとを一体に有するように形成される。前記小径円筒部61cの内周に前記ねじ軸38に螺合する雌ねじ67が刻設され、前記外向き鍔部61dの外周に前記被動ギヤ65が形成される。また前記小径円筒部61cと、前記第2の収容筒部46の前記第2の端壁部46a側の端部との間にはボールベアリング68が介装される。
前記ブレーキケーブル37とは反対側で前記ねじ軸38の端部には半径方向外方に向かって突出するフランジ部38aが設けられる。一方、前記ナット61には、当該ナット61の前記大径円筒部61aおよび前記内向き鍔部61bで規定される凹部70が、前記フランジ部38a側に向かって開放するようにして形成される。
ところで前記ねじ軸38は、前記パーキングブレーキレバー34を作動位置側に駆動すべく前記ブレーキケーブル37を牽引する際には前記フランジ部38aが図6で示すように前記ナット61から離反する側に移動し、前記パーキングブレーキレバー34を前記作動位置から前記非作動位置側に戻すべく前記ブレーキケーブル37を緩める際には前記フランジ部38aが図5で示すように前記ナット61に近接する側に移動するものであり、前記ブレーキケーブル37を緩める方向に前記ねじ軸38が移動する際に前記フランジ部38aおよび前記ナット61間に介在して前記フランジ部38aを前記ナット61から離反させる側に付勢する弾発力を発揮する複数個の皿ばね71が、前記凹部70に収容される。
前記凹部70には、複数個の前記皿ばね71と、それらの皿ばね71を前記ナット61の前記内向き鍔部61bとの間に挟む円板状のリテーナ72とが収容される。
前記フランジ部38aは、前記ねじ軸38の一直径線上に沿う方向で当該ねじ軸38から半径方向両外方に突出するように形成される。一方、前記アクチュエータケース39Aの第2のカバー部材49Aには、前記ねじ軸38を囲繞する有底円筒状のガイド筒部49aが一体に形成されており、このガイド筒部49aの内面には、前記ねじ軸38の軸線に沿う方向に延びて前記フランジ部38aをスライド可能に係合させる一対の係止溝73が形成される。
前記ガイド筒部49aの開口端部および前記ナット61間には、ナット61からのスラスト荷重を受ける軸受部材74が介装されており、この軸受部材74は、前記凹部70内に突入される短円筒部74aを一体に有する。
ここで図6で示すように、前記パーキングブレーキレバー34を前記非作動位置から前記作動位置側に駆動すべく前記ブレーキケーブル37を牽引する際には、前記リテーナ72の外周部が、前記軸受部材74における前記短円筒部74aに接触することで前記皿ばね71の前記凹部70からの離脱が阻止される。また図5で示すように、前記ブレーキケーブル37を緩めるように前記ねじ軸38が移動する際には、前記フランジ部38aに前記リテーナ72を介して前記皿ばね71の弾性力が作用する。
ところで左側の後輪Wに装着される前記ドラムブレーキ11の前記バックプレート13には、車両前後方向後方かつ車幅方向内向きに延びる取付け筒部77が一体に突設される。この取付け筒部77には、一端を前記後方かつ車幅方向内向きに開放した大径筒部77aと、その大径筒部77aの他端との間に段部77bを介在させて前記大径筒部77aに同軸に連なる小径筒部77cとが設けられており、前記電動アクチュエータ36Aのアクチュエータケース39Aにおける第1のカバー部材48が有する第2の収容筒部46が、前記大径筒部77a内に挿入され、大径筒部77aの内周に形成された係止溝78に、前記第2の収容筒部46の外周に装着されたC形の止め輪79が係合することで、前記アクチュエータケース39Aが前記取付け筒部77に直接取付けられる。
上述のように前記アクチュエータケース39Aが前記バックプレート13の前記取付け筒部77に取付けられることで、アクチュエータケース39Aは、前記バックプレート13の車両前後方向後側に取付けられることになり、前記コネクタ部48bは、車両前後方向後方側に向けられることになる。また前記第2の収容筒部46の小径筒部46bの外周および前記ねじ軸38の一端部外周間には、前記ねじ軸38の前記第2の収容筒部46からの突出部を覆う蛇腹状のブーツ80が設けられる。
図8を併せて参照して、前記アクチュエータケース39Aは、当該アクチュエータケース39Aの外部での手動操作による前記ピニオン62の回転駆動を可能とした手動操作工具84を貫通させることを可能として構成されるものであり、この第1の実施の形態では、合成樹脂から成る前記アクチュエータケース39Aにおける前記第2のカバー部材49Aには、指示筒部49bが外方に突出するようにして一体に突設される。
そしてパーキングブレーキ状態で電動モータ40側で何らかの故障が生じたことに伴ってパーキングブレーキ状態を手動で解除する必要が生じたときには、前記第2のカバー部材49Aのうち前記指示筒部49bで囲まれる部分49cを突き破ることで、前記手動操作工具84を貫通させるアクセス孔81Aが前記アクチュエータケース39Aに形成されるものであり、前記指示筒部49bは前記第2のカバー部材49Aのうち前記ピニオン62に対応した位置に配置される。
一方、前記ピニオン62には、前記アクセス孔81Aから前記アクチュエータケース39A内に挿入された前記手動操作工具84を係合、保持する有底の保持孔82が設けられ、この保持孔82は、たとえば前記手動操作工具84が六角形の横断面形状を有するのに対応して六角形の横断面形状を有するように形成される。
図9を併せて参照して、前記アクチュエータケース39Aは、車両の後輪Wに設けられるドラムブレーキ11のバックプレート13に、当該後輪Wのホイール85内に配置されるようにして直接取付けられるものであり、前記指示筒部49bおよび前記アクセス孔81Aは、前記アクチュエータケース39Aが前記バックプレート13に取付けられた状態で、車両前後方向後方に指向するように配置される。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、ドラムブレーキ11は、パーキングブレーキレバー34に連結されるブレーキケーブル37を電動アクチュエータ36Aによって牽引することでパーキングブレーキ状態を得ることが可能であり、電動アクチュエータ36Aにより、パーキングブレーキの作動および解除を良好に制御することができる。
また電動アクチュエータ36Aのアクチュエータケース39Aが、当該アクチュエータケース39Aの外部での手動操作による前記ピニオン62の回転駆動を可能とした手動操作工具84を貫通させることを可能として構成されるので、アクチュエータケース39Aを貫通させた手動操作工具84の手動操作によってパーキング駆動機構41の前記ピニオン62を回転することができ、パーキングブレーキ状態で電動モータ40側で何らかの故障が生じても、パーキングブレーキ状態を手動で容易に解除することが可能となる。
またピニオン62が電動モータ40のモータ軸54に固定されるものであるので、前記ピニオン62をアクセス孔81Aから手動操作で回転駆動することが可能であり、電動モータ40のモータ軸54を回転駆動することでパーキングブレーキ状態の解除が容易となる。
また前記ピニオン62に、前記アクセス孔81Aから前記アクチュエータケース39A内に挿入された手動操作工具84を係合、保持する保持孔82が設けられるので、手動操作工具84によるパーキングブレーキ状態の解除がより容易となる。
また合成樹脂から成る前記アクチュエータケース39Aに指示筒部49bが一体に突設され、前記アクチュエータケース39Aのうち前記指示筒部49bで囲まれる部分49cを突き破ることで前記手動操作工具84を貫通させるアクセス孔81Aを形成することを可能として、前記指示筒部49bが前記アクチュエータケース39Aの第2のカバー部材49Aのうち前記ピニオン62に対応した位置に配置されるので、アクセス孔81Aを前記ピニオン62に対応した正確な位置に形成することが可能となり、アクセス孔81Aを形成しない通常時にはアクチュエータケース39A内に異物が侵入することを防止することができる。
さらに車両の後輪Wに設けられるドラムブレーキ11のバックプレート13に前記アクチュエータケース39Aが直接取付けられ、前記アクセス孔81Aが、前記バックプレート13への前記アクチュエータケース39Aの取付け状態で、車両前後方向後方に指向するように配置されるので、車両の前後方向後方からの前記アクセス孔81Aへのアクセスが容易となり、作業性を高めることができる。
本発明の第2の実施の形態について図10を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
電動アクチュエータ36Bのアクチュエータアクチュエータケース39Bは、ケース主体47と、第1のカバー部材48と、第1のカバー部材48と反対側から前記ケース主体47に結合される第2のカバー部材49Bとを備え、このアクチュエータケース39B内に、電動モータ40(第1の実施の形態参照)が収容されるとともに、ピニオン62を有するパーキング駆動機構41のうちねじ軸38の一部を除く大部分が収容される。
しかも前記アクチュエータケース39Bの第2のカバー部材49Bには、前記ピニオン62に対応した位置で当該ピニオン62と同軸に配置されるアクセス孔81Bが、手動操作工具84を貫通させることを可能として形成される。
また前記アクチュエータケース39Bの前記第2のカバー部材49Bには、前記アクセス孔81Bを塞ぐ蓋部材が着脱可能に取付けられるものであり、この第2の実施の形態では、前記アクセス孔81Bがねじ孔であり、前記蓋部材は、前記アクセス孔81Bに螺合されるボルト83である
さらに前記アクチュエータケース39Bは第1の実施の形態と同様にドラムブレーキ11(第1の実施の形態参照)のバックプレート13(第1の実施の形態参照)に直接取付けられ、前記アクセス孔81Bは、前記バックプレート13への前記アクチュエータケース39Bの取付け状態で、車両前後方向後方に指向するように配置される。
この第2の実施の形態によっても上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができ、特に、アクセス孔81Bがボルト83で塞がれるので、アクチュエータケース39B内にアクセス孔81Bから異物が侵入することを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態では電動モータ40を電動駆動源として用いる場合について説明したが、ソレノイドを電動駆動源として用いることも可能である。
11・・・ドラムブレーキ
13・・・バックプレート
36A,36B・・・電動アクチュエータ
39A,39B・・・アクチュエータケース
40・・・電動駆動源である電動モータ
41・・・パーキング駆動機構
49b・・・指示筒部
49c・・・指示筒部で囲まれる部分
54・・・モータ軸
62・・・回転部材であるピニオン
81A,81B・・・アクセス孔
82・・・保持孔
83・・・蓋部材であるボルト
84・・・手動操作工具
W・・・後輪

Claims (6)

  1. 電動駆動源(40)と、当該電動駆動源(40)の作動に応じて回転する回転部材(62)を構成要素の一部とするとともに当該回転部材(62)の回転に応じてパーキングブレーキ状態および非パーキングブレーキ状態を切替え可能としたパーキング駆動機構(41)と、当該パーキング駆動機構(41)のうち少なくとも前記回転部材(62)および前記電動駆動源(40)が収容されるアクチュエータケース(39A,39B)とで構成される電動アクチュエータ(36A,36B)を備える車両用ブレーキ装置において、前記アクチュエータケース(39A,39B)が、当該アクチュエータケース(39A,39B)の外部での手動操作による前記回転部材(62)の回転駆動を可能とした手動操作工具(84)を貫通させることを可能として構成されることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 前記電動駆動源が電動モータ(40)であり、前記回転部材が、前記電動モータ(40)のモータ軸(54)に固定されるピニオン(62)であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
  3. 前記アクチュエータケース(39A,39B)内に挿入された前記手動操作工具(84)を係合、保持する保持孔(82)が、前記ピニオン(62)に設けられることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレーキ装置。
  4. 合成樹脂から成る前記アクチュエータケース(39A)に指示筒部(49b)が一体に突設され、前記アクチュエータケース(39A)のうち前記指示筒部(49b)で囲まれる部分(49c)を突き破ることで前記手動操作工具(84)を貫通させるアクセス孔(81A)を形成することを可能として、前記指示筒部(49b)が前記アクチュエータケース(39A)のうち前記回転部材(62)に対応した位置に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ブレーキ装置。
  5. 前記アクチュエータケース(39B)に、前記手動操作工具(84)を貫通させるアクセス孔(81B)が形成されるとともに、当該アクセス孔(81B)を塞ぐ蓋部材(83)が着脱可能に取付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ブレーキ装置。
  6. 車両の後輪(W)に設けられるドラムブレーキ(11)のバックプレート(13)に前記アクチュエータケース(39A,39B)が直接取付けられ、前記アクセス孔(81A,81B)が、前記バックプレート(13)への前記アクチュエータケース(39A,39B)の取付け状態で、車両前後方向後方に指向するように配置されることを特徴とする請求項4または5に記載の車両用ブレーキ装置。
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