JP2019047611A - 非接触充電装置、及び、非接触充電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電の意思が働いている場合には、車両が移動している状況であっても、非接触充電を開始する。【解決手段】車両5を移動させて、走行中に送電効率が開始効率になった際に、充電が許可されて充電が開始され(ステップS7)、送電効率が所定の効率以上になった際に(例えば、80%以上になった際に:ステップS8)、車両5を停車させて充電が継続して実施される(ステップS9)。【選択図】図3

Description

本発明は、電動車両の非接触充電装置、及び、非接触充電方法に関する。
近年、走行用モータで駆動輪を駆動させる車両(EV)や、走行用モータとエンジンとを組み合わせて車両の駆動力を得るようにしたハイブリッド車両が開発され、実用化が進んでいる。ハイブリッド車両としては、発電機をエンジンにより駆動させて発電し、走行用モータに給電を行うバッテリを充電する車両(HEV)だけでなく、バッテリを外部の商用電源でも充電可能な車両(PHEV)の開発、実用化が進んでいる。
電動車両(EVやHEV、PHEV)の充電装置としては、充電ケーブルを車両に接続して駐車中に充電を行う装置が一般的に用いられている。一方、給電場所の給電コイル(一次コイル)と車両の受電コイル(二次コイル)を用い、電磁誘導、もしくは、共鳴の原理を用いて非接触で車両に電力供給(充電)を行う装置が考えられてきている(例えば、特許文献1)。
充電ケーブルを車両に接続して充電を行う装置では、充電ケーブルを介在させているため、車両が停車していることを充電開始の条件にしている。非接触で車両に電力供給(充電)を行う装置においても、走行中の車両と充電を求める車両との区別を行うために、車両が停車していることを充電開始の条件にしていることが一般的になっている。ただし、通信システムの起動は、所定の車速以下の移動中に許可されている場合もある。
上述したように、非接触で車両に電力供給(充電)を行う従来から提案されている非接触充電装置では、充電場所に車両を移動させ、車両が停車したことを判断してから充電が開始されるため、充電場所に車両が移動してから充電が開始されるまでに、ある程度時間を要してしまい、かつ、一旦停車しなくてはならないために操作が増え、スムーズに非接触充電が開始されないのが現状であった。
特開2016−131457号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、充電の意思が働いている場合には、車両が移動している状況であっても、一次コイルから二次コイルへの充電電力の供給を開始することができる非接触充電装置、及び、非接触充電方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の非接触充電装置は、車両に搭載され、地上側の一次コイルからの電力が非接触で給電される二次コイルと、充電を開始する条件の下で、前記車両が走行中に、前記一次コイルに対する前記車両の位置が所定の範囲になった際に、前記一次コイルから前記二次コイルへの充電電力の供給を開始する充電制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、充電の意思が働いている場合に、車両の位置が所定の範囲になった際に(所定の車速以下になった際に)、即ち、一次コイルから二次コイルへの充電電力の供給ができる場合に、車両が移動中であっても(所定の車速以下で)充電を開始することができる。これにより、停車を条件にせずに充電を開始することができ、非接触充電を速やかに開始することができる。
因みに、特許文献1には、所定の車速以下での充電に関して記載されているが、これは、所定の車速以下で充電のための通信機器を起動する技術であり、充電を開始する技術とは内容が相違している。
このため、充電の意思が働いている場合には、車両が移動している状況であっても、一次コイルから二次コイルへの充電電力の供給を開始することが可能になる。
そして、請求項2に係る本発明の非接触充電装置は、請求項1に記載の非接触充電装置において、前記充電制御手段は、前記二次コイルが受ける電力が所定の効率になった際に、前記二次コイルへの充電電力の供給を開始することを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、車両の位置が所定の範囲になって(所定の車速以下になって)、一次コイルから二次コイルへの充電電力の供給ができる場合に、所定の送電効率以上の場合に充電を開始することができる。このため、効率良く充電を開始することができる。
また、請求項3に係る本発明の非接触充電装置は、請求項2に記載の非接触充電装置において、前記充電制御手段は、前記二次コイルが受ける電力の効率を導出する効率判断機能を有し、前記効率判断機能は、前記車両を移動させながら、前記二次コイルが受ける電力の効率が高くなる位置を導出することを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、車両を移動させながら送電効率が高い位置を探し、送電効率が高い位置で(所望の送電効率の位置で)充電を開始することができる。
また、請求項4に係る本発明の非接触充電装置は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の非接触充電装置において、前記二次コイルに給電された電力が蓄えられるバッテリを有し、前記充電制御手段は、前記バッテリの状態に応じて前記二次コイルへの充電電力の供給の許可を判断することを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、バッテリの状態に応じて、例えば、バッテリ電圧、バッテリ電流、バッテリ温度により、二次コイルへの充電電力の供給の許可を判断することができ、的確な充電を実施することができる。
また、請求項5に係る本発明の非接触充電装置は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の非接触充電装置において、前記充電制御手段には、前記車両のシフト位置が入力され、前記充電制御手段は、前記シフト位置が、パーキング及びニュートラル以外にあることが検出された際でも、前記一次コイルから前記二次コイルへの充電電力の供給を開始することを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、シフト位置が、パーキング及びニュートラル以外にあることが検出された際でも、所定の車速以下で充電の意思が確実に働いているとし、一次コイルから二次コイルへの充電電力の供給を開始する。
上記目的を達成するための請求項6に係る本発明の非接触充電方法は、地上側の一次コイルからの電力を非接触で車両の二次コイルに給電する非接触充電方法において、充電を開始する意思が確認された際に、前記二次コイルへの充電電力の供給を開始し、前記二次コイルが受ける電力の効率に応じて前記車両を移動させながら前記一次コイルから前記二次コイルへの充電電力の供給を実施し、前記二次コイルが受ける電力が所定の効率となる位置で前記車両を停車させることを特徴とする。
請求項6に係る本発明では、充電を開始する意思が確認された際に、二次コイルへの充電電力の供給を開始し(充電を開始し)、充電効率が良い場所に車両を移動させながら充電を行い、二次コイルが受ける電力の効率が最大、もしくは、所定の効率以上となる位置を適宜選択して車両を停車させる。
このため、充電の意思が働いている場合には、車両が移動している状況であっても、一次コイルから二次コイルへの充電電力の供給を開始することが可能になる。
本発明の非接触充電装置、及び、非接触充電方法は、充電の意思が働いている場合には、車両が移動している状況であっても、一次コイルから二次コイルへの充電電力の供給を開始することが可能になる。
本発明の一実施例に係る非接触充電方法を実施する非接触充電装置の全体を説明する概念図である。 本発明の一実施例に係る非接触充電装置のブロック構成図である。 本発明の一実施例に係る非接触充電装置の処理の流れを説明する図である。 充電効率を説明する概念図である。
図1には本発明の一実施例に係る非接触充電方法を実施する非接触充電装置の全体の状況を説明する概念を示してある。
図に示すように、非接触で電力を伝送する非接触充電装置としての非接触充電システム(WPTシステム)1には、充電制御手段としてのWPT制御ユニット2(後述する地上側WPT制御ユニット2a、車両側WPT制御ユニット2b:図2参照)が備えられ、地上側には一次コイル3(送電側のコイル)が平面状に設置されている。
車両5には二次コイル6(受電側のコイル)が備えられ(搭載され)、車両5が一次コイル3に対して所定範囲に存在し、充電の条件が成立した際に、WPT制御ユニット2の指令により、一次コイル3から二次コイル6に非接触で電力が伝送される。二次コイル6に給電された電力は、車載のバッテリ7(後述する図4参照)に充電される(蓄えられる:充電電力)。
WPT制御ユニット2a及び2bでは、充電を開始する条件の下で(充電の意思が働いている場合等)、一次コイル3に対して車両5が所定の範囲になった際に、即ち、車両5が移動して所定の範囲の位置に車両5が移動した際に、走行中であっても(所定の車速以下で)、一次コイル3から二次コイル6への非接触での電力の供給が開始される。これにより、停車を条件にせずに充電を開始することができ、非接触充電を速やかに開始することができる。
本実施例では、充電の意思が働いている場合に、車両5の位置が所定の範囲になった際に(所定の車速以下になった際に)、即ち、一次コイル3から二次コイル6への充電電力の供給ができる場合に、車両5が移動中であっても充電を開始することができる。このため、充電の意思が働いている場合には、車両5が移動している状況であっても、一次コイル3から二次コイル6への充電電力の供給を開始することが可能になる。
図2に基づいて非接触充電装置の構成を具体的に説明する。図2にはWPTシステム1の具体的な構成要素を説明するためのブロック構成を示してある。
図1を参照し、図2に示すように、地上側WPT制御ユニット2aには一次コイル3が接続され(電気的に)、地上側WPT制御ユニット2aは充電制御手段として地上側WPT制御機能11aを有している。地上側WPT制御ユニット2aには商用電源が接続され、一次コイル3の電圧を検出する一次コイル電圧センサー28a、一次コイル3の電流を検出する一次コイル電流センサー29aが備えられている。一次コイル電圧センサー28a、一次コイル電流センサー29aの検出情報は地上側WPT制御ユニット2aに送られる。地上側WPT制御ユニット2aは、車両5側からの情報、及び、一次コイル3側の状況に基づいて、非接触で電力を伝送する非接触充電の許可信号を一次コイル3側に出力する。
車両側WPT制御ユニット2bには二次コイル6が設けられ、車両側WPT制御ユニット2bは充電制御手段として車両側WPT制御機能11bを有している。二次コイル6の電圧を検出する二次コイル電圧センサー28b、二次コイル6の電流を検出する二次コイル電流センサー29bが備えられている。二次コイル電圧センサー28b、二次コイル電流センサー29bの検出情報は車両側WPT制御ユニット2bに送られる。
車両5側には、バッテリ7の情報を管理するバッテリ制御ユニット12が備えられている。車両5には、バッテリ7の電圧を検出するバッテリ電圧センサー15、バッテリ7の電流を検出するバッテリ電流センサー16、バッテリ7の温度を検出するバッテリ温度センサー17が備えられている。
バッテリ電圧センサー15、バッテリ電流センサー16、バッテリ温度センサー17の検出情報(バッテリの状態)は、バッテリ制御ユニット12に送られ、バッテリの状態の情報は、バッテリ情報としてバッテリ制御ユニット12から車両側WPT制御ユニット2bに送られる。即ち、使用環境に応じたバッテリ7の充電容量等の状態が車両側WPT制御ユニット2bで把握される。
つまり、バッテリ7の状態に応じて二次コイル6への充電電力の供給の許可が判断されるようになっている。これにより、バッテリ7の状態(バッテリ電圧、バッテリ電流、バッテリ温度)に応じて、二次コイル6への充電電力の供給の許可を判断することができ、的確な充電が実施できる。
また、車両5側には、車両5の運転情報(運動情報)を管理する車両制御ユニット21が備えられている。車両5には、車両5の走行速度(車速)を検出する車速センサー25、車両5のシフト位置(R段、1速段、2速段・・、N速段)を検出するシフト位置センサー26が備えられている。
車速センサー25、シフト位置センサー26の検出情報は、車両制御ユニット21に送られ、車速の情報、シフト位置の情報は、運動情報(走行状況の情報)として車両制御ユニット21から車両側WPT制御ユニット2bに送られる。即ち、車両5の回生力がどの程度かをシフト位置で把握され(回生力が強い変速段:低速段であるかが把握され)、車両5の速度が充電可能な速度であるかが把握される。
また、車両5側には、乗員が非接触充電の要求の意思を示すWPT要求スイッチ27が備えられ、WPT要求スイッチ27の情報は車両側WPT制御ユニット2bに送られる。即ち、乗員が非接触充電を要求しているか(WPT要求信号が出力されているか)が把握される。
更に、車両5側には、前述したように、二次コイル6の電圧を検出する二次コイル電圧センサー28b、二次コイル6の電流を検出する二次コイル電流センサー29bが備えられている。二次コイル電圧センサー28b、二次コイル電流センサー29bの検出情報は受電情報として車両側WPT制御ユニット2bに送られる。即ち、非接触充電時における、二次コイル6の受電状況が車両側WPT制御ユニット2bで把握される。
上述した非接触充電システム1では、車両側WPT制御ユニット2bは、二次コイル6が受ける電力が所定の効率になった際に(例えば、75%以上)、地上側WPT制御ユニット2aとの通信により、二次コイル6への充電電力の供給を開始するように充電制御を行う。車両5の位置が所定の範囲になって(所定の車速以下になって)、一次コイル3から二次コイル6への充電電力の供給ができる場合に、所定の送電効率以上の場合に充電を開始するので、効率良く充電を開始することができる。
そして、車両側WPT制御ユニット2bは、二次コイル6が受ける電力の効率を導出する(所定の効率になったか否かを判断する機能)効率判断機能を有し、効率判断機能は、車両5を移動させながら、二次コイル6が受ける電力の効率が高くなる位置を導き出すようにしている。車両5を移動させながら送電効率が高い位置を探し、送電効率が高い位置で(所望の送電効率の位置で:例えば、送電効率が75%以上の位置で)充電を開始することができる。
また、車両側WPT制御ユニット2bは、シフト位置が、パーキング及びニュートラル以外にあることが検出された際でも、地上側WPT制御ユニット2aとの通信により、一次コイル3から二次コイル6への充電電力の供給を開始する。このため、シフト位置を検出することにより、所定の車速以下で充電の意思が確実に働いていると判断し、一次コイル3から二次コイル6への充電電力の供給を開始することができる。
つまり、上述した非接触充電システム1は、地上側の一次コイル3からの電力を非接触で車両5の二次コイル6に給電する際に、充電を開始する意思が確認された際に、所定の車速以下で走行中であっても、所望の送電効率(例えは、75%)の位置で、二次コイル6への充電電力の供給を開始し、二次コイル6が受ける電力の効率に応じて車両5を移動させながら一次コイル3から二次コイル6への充電電力の供給を実施する。そして、二次コイル6が受ける電力が所定の効率(例えば、80%)となる位置で、車両5を停車させ、充電を継続する。
これにより、充電を開始する意思が確認された際に、二次コイル6への充電電力の供給を開始し(充電を開始し)、充電効率が良い場所に車両を移動させながら充電を行い、二次コイル6が受ける電力の効率が最大、もしくは、所定の効率以上(例えば、80%以上)となる位置を適宜選択して車両を停車させることができる。このため、充電の意思が働いている場合には、車両が移動している状況であっても、一次コイル3から二次コイル6への充電電力の供給を開始することが可能になり、充電を速やかに開始することができる。
図3、図4に基づいて上述した非接触充電装置の動作の一例を具体的に説明する。
図3にはWPTシステム1の処理を説明するためのフローチャートを示してある。そして、図4には充電効率を考慮して車両5を移動させる状況を説明する概念を示してあり、図4(a)はコイルと磁場強度(送電効率の高低)の側面視の状況、図4(b)は給電範囲の平面視の状況を表している。
図3に示すように、ステップS1で走行が認識され、乗員によりWPT要求スイッチ27が押されることで、WPTが要求される。ステップS2でユーザーのWPT要求があるか否かが判断され、ステップS2でユーザーのWPT要求があると判断された場合、ステップS3で現在の車速が非接触で充電できるWPT準備車速である所定車速以下であるか否かが判断され、ステップS3で車速が所定車速以下であると判断された場合、ステップS4でペアリングが完了しているか否かが判断される。
ペアリングは、例えば、一次コイルと3と二次コイル6が一対に認証し合い、他のコイルとのペアリングができない状態になったことで完了する。
ステップS2でユーザーのWPT要求がないと判断された場合、WPT要求があるまで判断を繰り返し、ステップS3で車速が所定車速を越えると判断された場合、車速が所定車速以下になるまで判断を繰り返し、ステップS4でペアリングが完了していないと判断された場合、ペアリングが完了するまで判断を繰り返す。尚、上記のWPT要求の判断、所定車速の判断、ペアリング完了の判断は、例えば、所定の条件が成立した場合、判断が否となっていても判断の繰り返しがクリアされ、例えば、充電の処理が終了となる。
ステップS4でペアリングが完了していると判断された場合、ステップS5で非接触充電のモードであるWPTが開始される。ステップS6で車両5の位置合せが実行され、送電効率が高い位置に車両5を移動させる。送電効率が開始の効率(例えば、75%)になると、走行中であってもステップS7で開始の効率で充電が許可され、ステップS8で送電効率が所定の効率(例えば、80%以上)であるか否かが判断される。
ステップS8で送電効率が所定の効率(例えば、80%以上)であると判断された場合、ステップS9で車両を停車させて通常の充電を許可し、バッテリ7が所定の容量になるまで充電が継続されて処理が終了となる。ステップS8で送電効率が所定の効率(例えば、80%以上)ではないと判断された場合、ステップS6に移行して位置合せが継続される。
図4(a)(b)に示すように、一次コイル3の中央部をX0とすると、発生磁場はX0から離れるほど減少し、送電効率が低下する。例えば、X1とX2の間、及び、X3とX4の間で、送電効率がY1(例えば、75%)以上となり、X2からX3の間では、送電効率がY2(例えば、80%)以上となる。送電効率の良し悪しは、コイルに発生する起電電流値に基づいて判断することができる。
上述した非接触充電装置では、車両5を移動させて、走行中にX1とX2の間、もしくは、X3とX4の間に二次コイル6(基準位置)が位置した際に、開始の効率で充電が許可されて充電が開始される(ステップS8)。そして、更に車両5を移動させて、X2からX3の間に位置した際に、通常の充電が許可されて車両5を停車させ、バッテリ7が所定の容量になるまで充電が実施される。
尚、二次コイル6が受ける電力の効率が所定の効率以上となった場合、即ち、一次コイル3の送電効率がY2(例えば、80%)以上になった場合に、車両を停車させて通常の充電を許可しているが、二次コイル6が受ける電力の効率が最大になった場合(例えば、ほぼ100%)、通常の充電を許可して車両を停車させることが可能である。また、停車の送電効率は、乗員の設定状態や車両5の速度に応じて、複数の送電効率で適宜選択することも可能である。
従って、充電の意思が働いている場合に、車両5の位置が所定の範囲になった際に、即ち、一次コイル3から二次コイル6への充電電力の供給ができる場合に(送電効率がY1以上となった場合に)、車両5が移動中であっても充電を開始することができる。そして、送電効率がY2(例えば、80%)以上となった場合に、車両5を停車させて充電が実施される。
このため、充電の意思が働いている場合には、車両5が移動している状況であっても、一次コイル3から二次コイル6への充電電力の供給を開始することが可能になり、停車を条件にせずに充電を開始することができ、非接触充電を速やかに開始することができる。
本発明は、電動車両の非接触充電装置、及び、非接触充電方法の産業分野で利用することができる。
1 非接触充電システム(WPTシステム)
2 WPT制御ユニット
2a 地上側WPT制御ユニット
2b 車両側WPT制御ユニット
3 一次コイル
5 車両
6 二次コイル
7 バッテリ
11a 地上側WPT制御機能
11b 車両側WPT制御機能
12 バッテリ制御ユニット
15 バッテリ電圧センサー
16 バッテリ電流センサー
17 バッテリ温度センサー
21 車両制御ユニット
25 車速センサー
26 シフト位置センサー
27 WPT要求スイッチ
28a 一次コイル電圧センサー
29a 一次コイル電流センサー
28b 二次コイル電圧センサー
29b 二次コイル電流センサー

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、地上側の一次コイルからの電力が非接触で給電される二次コイルと、
    充電を開始する条件の下で、前記車両が走行中に、前記一次コイルに対する前記車両の位置が所定の範囲になった際に、前記一次コイルから前記二次コイルへの充電電力の供給を開始する充電制御手段とを備えた
    ことを特徴とする非接触充電装置。
  2. 請求項1に記載の非接触充電装置において、
    前記充電制御手段は、
    前記二次コイルが受ける電力が所定の効率になった際に、前記二次コイルへの充電電力の供給を開始する
    ことを特徴とする非接触充電装置。
  3. 請求項2に記載の非接触充電装置において、
    前記充電制御手段は、
    前記二次コイルが受ける電力の効率を導出する効率判断機能を有し、
    前記効率判断機能は、
    前記車両を移動させながら、前記二次コイルが受ける電力の効率が高くなる位置を導出する
    ことを特徴とする非接触充電装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の非接触充電装置において、
    前記二次コイルに給電された電力が蓄えられるバッテリを有し、
    前記充電制御手段は、
    前記バッテリの状態に応じて前記二次コイルへの充電電力の供給の許可を判断する
    ことを特徴とする非接触充電装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の非接触充電装置において、
    前記充電制御手段には、
    前記車両のシフト位置が入力され、
    前記充電制御手段は、
    前記シフト位置が、パーキング及びニュートラル以外にあることが検出された際でも、前記一次コイルから前記二次コイルへの充電電力の供給を開始する
    ことを特徴とする非接触充電装置。
  6. 地上側の一次コイルからの電力を非接触で車両の二次コイルに給電する非接触充電方法において、
    充電を開始する意思が確認された際に、前記二次コイルへの充電電力の供給を開始し、前記二次コイルが受ける電力の効率に応じて前記車両を移動させながら前記一次コイルから前記二次コイルへの充電電力の供給を実施し、前記二次コイルが受ける電力が所定の効率となる位置で前記車両を停車させる
    ことを特徴とする非接触充電方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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