JP2019047188A - 分析管理システムおよび分析管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】分析対象となるデータの変動要因を適宜に踏まえて、分析システムの効率的な運用を図る。【解決手段】分析管理システム100において、所定のデータ発信源から得たデータと前記データの分析対象としての良否の判定基準をそれぞれ定めた複数種類のテンプレートを保持する記憶装置203と、前記データを所定テンプレートに照合して、前記データの分析対象としての良否判定を実行し、前記データの分布が前記所定テンプレートの判定基準からずれている場合、当該ずれが前記データ発信源の故障に起因するものか否か所定アルゴリズムで判断し、前記判断の結果、前記ずれが前記故障に起因するものでなかった場合、前記複数種類のテンプレートにおける前記所定テンプレート以外のテンプレートのうち、その判定基準が、前記データ発信源から得ている所定世代分のデータの分布とより適合する切替対象テンプレートを特定し、前記良否判定に用いるテンプレートを前記所定テンプレートから前記切替対象テンプレートに切り替える演算装置201を含む構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、分析管理システムおよび分析管理方法に関するものであり、具体的には、分析対象となるデータの変動要因を適宜に踏まえて、分析システムの効率的な運用を図る技術に関する。
いわゆるIoT技術の発展により、様々なモノがインターネットに接続され、そこから発信された膨大なデータによってビッグデータの形成がなされている。また、こうしたビッグデータを人工知能等で分析した結果を用い、新たなビジネスチャンスにつなげる動きも加速する現状にある。
このようなデータ分析に関する従来技術としては、例えば、各種業務の分析を行う業務分析・経営支援管理装置において、各種業務において収集された業務分析の対象となりうる業務分析データ、前記業務分析データから抽出された業務分析を行う分析対象データ、前記分析対象データの業務分析により得られた分析結果、及び業務分析の実行・分析結果の配信の規則を記憶保持する記憶手段と、前記業務分析データから業務分析を行う前記分析対象データを抽出し、前記規則に従って前記分析対象データの業務分析を実行し、前記分析結果を出力する業務分析処理手段と、前記業務分析の実行・分析結果の配信の規則を生成するシナリオマネージャ手段とを有することを特徴とする業務分析・経営支援管理装置(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2006−215798号公報
従来技術においては、対象となるデータの分析によってその特徴点を抽出し、それが所定の閾値を超えたものについてはアラームを表示するといった運用が可能となる。
ところが、そうした特徴点が生じた状況を踏まえ、それ以降の分析システムの運用動向を管理することはできていない。
特徴点の発生原因は、データ送信元機器の故障あるいは経年劣化や、外部環境の変動など様々であり、それが分析システムの運用停止理由に相当するケースや、逆に、特段の措置をとることなく運用継続して問題ないケースに結びつくなど、分析システムの運用に大きく影響する。
そのため、場合によっては、特徴点の発生に過度に反応して無用な運用停止を行い、分析システムの稼働効率を低下させたり、あるいは、不適切なデータを取得・分析し続けて精度不良の分析結果を生成する、といった事態につながりかねない。
そこで本発明の目的は、分析対象となるデータの変動要因を適宜に踏まえて、分析システムの効率的な運用を図る技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の分析管理システムは、所定のデータ発信源から得たデータ
と、前記データの分析対象としての良否の判定基準をそれぞれ定めた複数種類のテンプレートと、を保持する記憶装置と、前記データを所定テンプレートに照合して、前記データの分析対象としての良否判定を実行し、前記データの分布が前記所定テンプレートの判定基準からずれている場合、当該ずれが前記データ発信源の故障に起因するものか否か所定アルゴリズムで判断する処理と、前記判断の結果、前記ずれが前記故障に起因するものでなかった場合、前記複数種類のテンプレートにおける前記所定テンプレート以外のテンプレートのうち、その判定基準が、前記データ発信源から得ている所定世代分のデータの分布とより適合する切替対象テンプレートを特定する処理と、前記良否判定に用いるテンプレートを前記所定テンプレートから前記切替対象テンプレートに切り替える処理と、を実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の分析管理方法は、所定のデータ発信源から得たデータと、前記データの分析対象としての良否の判定基準をそれぞれ定めた複数種類のテンプレートと、を保持する記憶装置を備えた情報処理システムが、前記データを所定テンプレートに照合して、前記データの分析対象としての良否判定を実行し、前記データの分布が前記所定テンプレートの判定基準からずれている場合、当該ずれが前記データ発信源の故障に起因するものか否か所定アルゴリズムで判断する処理と、前記判断の結果、前記ずれが前記故障に起因するものでなかった場合、前記複数種類のテンプレートにおける前記所定テンプレート以外のテンプレートのうち、その判定基準が、前記データ発信源から得ている所定世代分のデータの分布とより適合する切替対象テンプレートを特定する処理と、前記良否判定に用いるテンプレートを前記所定テンプレートから前記切替対象テンプレートに切り替える処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、分析対象となるデータの変動要因を適宜に踏まえて、分析システムの効率的な運用を図ることが可能となる。
本実施形態における分析管理システムを含むネットワーク構成例を示す図。 本実施形態におけるデータ記憶フォルダの構成例を示す図である。 本実施形態におけるサーバのハードウェア構成を示す図である。 本実施形態におけるデータ抽出サーバの構成例を示す図である。 本実施形態におけるテンプレート記憶フォルダの構成例を示す図である。 本実施形態における複数種類のテンプレート構成例を示す図である。 本実施形態におけるテンプレートのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における分析管理方法のフロー例1を示す図である 本実施形態における分析管理方法のフロー例2を示す図である 本実施形態における分析管理方法のフロー例3を示す図である 本実施形態における分析管理方法のフロー例4を示す図である 本実施形態における分析管理方法のフロー例5を示す図である 本実施形態における分析管理方法のフロー例6を示す図である
−−−ネットワーク構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の分析管理システム100を含むネットワーク構成例を示す図である。図1に示す分析管理システム100は、分析対象となるデータの変動要因を適宜に踏まえて、分析システムの効率的な運用を図るコンピュータシステムである。
本実施形態の分析管理システム100は、各種の機械や構造物など様々なモノに設置さ
れたセンサーが当該モノに関して観測したデータを取得し、そのデータが分析対象として好ましいものとなるよう管理し続けるシステムとなる。こうした分析管理システム100は、必要な機能を実装した各種のサーバから構成されている。
また、分析管理システム100は、インターネットなどの適宜なネットワーク10を介し、データ発信端末1と通信可能に結ばれている。
このうちデータ発信端末1は、上述のセンサーと一体になった通信装置であり、当該センサーが観測したデータを、ネットワーク10を経由して分析管理システム100に送信する装置となる。またユーザ端末105は、分析管理システム100による処理結果をネットワーク11を介して取得し、これを表示する端末である。
また、分析管理システム100を構成する各種のサーバとは、データ受信サーバ101、データ格納サーバ102、データ抽出サーバ103、および、データ分析サーバ104を含んでいる。なお、これらのサーバは、LANなどのネットワーク11を介して互いに通信可能に結ばれている。
このうちデータ受信サーバ101は、上述のデータ発信端末1から発信されたデータを、ネットワーク10を介して受信し、これをデータ格納サーバ102に渡すサーバ装置である。
また、データ格納サーバ102は、データ受信サーバ101から上述のデータを得て、これを所定の記憶装置に格納するサーバ装置である。このデータ格納サーバ102は、データ受信サーバ101を通じてデータ発信端末1から得たデータを、データ記憶フォルダ1101に格納している。このデータ記憶フォルダ1101は、図2に例示するように、データ発信端末1から所定期間ごとに得た、すなわち世代ごとのデータ1102を、ファイル形式で格納している。
また、データ抽出サーバ103は、上述のデータ格納サーバ10から格納データ、すなわちデータ1102を抽出してデータ分析サーバ104に配信するサーバ装置である。このデータ抽出サーバ103は、分析管理システム100の主たる機能を実装するサーバ装置となる。そのため、テンプレートを格納するテンプレート記憶フォルダ1001を、その記憶装置において保持している。
上述のテンプレートとは、データ発信端末1から得たデータ1102に関して、分析対象としての良否の判定基準を定めたテーブルで、具体的には、データ分布の範囲に関して判定基準を定めたものである。なお、上述のテンプレートや、テンプレート記憶フォルダ1001におけるテンプレートの格納形態の詳細については後述(図5、図6、図7)する。
また、データ分析サーバ104は、上述のデータ抽出サーバ103が抽出したデータ1102を得て、これに対して、観測対象の機械や設備等における故障発生予測や稼働効率改善要因の特定、などといった種々の目的に応じた分析を行うサーバ装置である。
本実施形態では、分析管理システム100として、データ受信サーバ101、データ格納サーバ102、データ抽出サーバ103、および、データ分析サーバ104を含む構成を例示したが、最小構成としてデータ抽出サーバ103のみを想定してもよい。
また、データ受信サーバ101、データ格納サーバ102、データ抽出サーバ103、および、データ分析サーバ104の各機能を、例えばデータ抽出サーバ103など単体の
サーバ装置が実装する構成としてもよい。
−−−ハードウェア構成−−−
また、本実施形態の分析管理システム100を構成する各サーバのハードウェア構成は、図3に示す如くものとなる。ただしここでは、データ抽出サーバ103について説明する(以下同様)。
すなわち、データ抽出サーバ103は、CPU201、メモリ202、補助記憶装置203、通信インターフェイス204、入力インターフェイス205、および、出力インターフェイス208で構成されている。
このうちCPU201は、補助記憶装置203に格納されているプログラム2031をメモリ202に読み出して実行し、必要な機能を実装する演算装置である。
また、メモリ202は、RAMなど揮発性記憶素子で構成される記憶装置である。また、補助記憶装置203は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置である。
また、通信インターフェイス204は、ネットワーク11を介して、少なくともデータ格納サーバ102およびデータ分析サーバ104との間で通信を行う通信装置である。
また、入力インターフェイス205は、キーボード206やマウス207におけるユーザからのデータ入力を受け付るインターフェイスである。
また、出力インターフェイス208は、CPU201による処理結果をディスプレイ209に出力するインタフェースである。
こうしたハードウェア構成を備えたデータ抽出サーバ103は、図4に例示するように、検出ロジック記憶部210、テンプレート記憶部211、データ格納I/F機能部212、データ分析I/F機能部213、データ抽出機能部214、および、故障モード判定記憶部215、を機能部および記憶部として含んでいる。これらのうち機能部は、上述のハードウェア構成で述べた、CPU201がプログラム2031を実行することで実装される。また、記憶部は、メモリ202および補助記憶装置203のいずれかの記憶領域において実装される。
上述の機能部、記憶部のうち、検出ロジック記憶部210は、上述のデータ発信端末1から得たデータ1102の分布に関して、所定の基準からのずれが発生しているか判定するロジック2101(アルゴリズム)を格納する記憶部である。
このロジック2101は、上述のデータ発信端末1から得られたデータ、すなわちデータ格納サーバ102から渡されたデータ1102に対して、現在使用中のテンプレート2111(テンプレート記憶部211から呼び出して使用)を適用して、当該データ1102の分布が当該テンプレート2111で規定したデータ分布の基準からずれているか判定するロジックである。このロジック2101による処理の詳細については後述する。
また、テンプレート記憶部211は、テンプレート2111を記憶する記憶部である。このテンプレート2111は、データ発信端末1から得たデータ1102に関して、分析対象としての良否の判定基準を定めたテンプレートで、具体的には、上述のように、データ分布の範囲に関して判定基準を定めたものである。
なお、こうしたテンプレート2111は、図6で例示するように、テンプレート記憶フォルダ1001において、「温度」や「湿度」などといったデータ1102の属性ごと、すなわち、データ発信端末106に接続されたセンサでの観測対象の事象ごとに、複数種類が格納されているものとする。
図6の例では、温度データに対するテンプレート1201、湿度データに対するテンプレート1202、照度データに関するテンプレート1203、および、気圧データに関するテンプレート1204を示している。
すなわち、データ抽出サーバ103は、データ格納サーバ102を通じてデータ発信端末106から得た温度データに対しては温度データに対するテンプレート1201を、また、湿度データに対しては湿度データに対するテンプレート1202を、また、照度データに対しては照度データに対するテンプレート1203を、また、気圧データに対しては気圧データに対するテンプレート1204をそれぞれ適用することとなる。
テンプレート記憶フォルダ1001は、上述の事象のデータ1102に関して現在適用中である1つの運用中テンプレート21112(図中では、文字列“RUN”をファイル名先頭に付与したもの)と、現在適用中ではない、すなわち切り替え候補となる、複数の切替候補テンプレート21113とを格納した構成となっている。
図2でも示したように、本実施形態では、データ発信端末1から発信されるデータ1102として温度データが含まれることを想定している。よって、テンプレート記憶フォルダ1001においても、温度に関するテンプレートが複数格納されているケースを例示している。
なお、テンプレート2111のデータ構成としては、図7に例示するものが想定できる。こうしたテンプレート211は、仕様限界(上限)908、仕様限界(下限)909、管理限界(上限)910、管理限界(下限)911、検出ロジックファイルアドレス912、スナップショットアドレス913、および、スナップショット計算数914の各値を含む構成となっている。
このうち、仕様限界(上限)908および仕様限界(下限)909は、該当事象のデータ1102としてデータ発信端末1ないしそのセンサがとりうる仕様上の限界範囲を規定した値である。また、管理限界(上限)910および管理限界(下限)911は、該当事象のデータ1102として分析管理システム100として管理しうる限界範囲を規定した値である。
データ発信端末1から発信されるデータ1102が温度データであれば、上述の仕様限界(上限)908、仕様限界(下限)909、管理限界(上限)910、管理限界(下限)911、の各値は、温度の上限、下限の閾値となる。同様に、上述のデータ1102が湿度データであれば、仕様限界(上限)908、仕様限界(下限)909、管理限界(上限)910、管理限界(下限)911、の各値は、湿度の上限、下限の閾値となる。また、上述のデータ1102が照度データであれば、仕様限界(上限)908、仕様限界(下限)909、管理限界(上限)910、管理限界(下限)911、の各値は、照度の上限、下限の閾値となる。また、上述のデータ1102が気圧データであれば、仕様限界(上限)908、仕様限界(下限)909、管理限界(上限)910、管理限界(下限)911、の各値は、気圧の上限、下限の閾値となる。
また、検出ロジックファイルアドレス912は、データ発信端末106から得られたデータ1102の分布に関して、上述の仕様限界(上限)908、仕様限界(下限)909
、管理限界(上限)910、管理限界(下限)911、の各値が定める範囲からのずれの検出を行うロジック2101の格納先を規定した値である。具体的には、データ抽出サーバ103の検出ロジック記憶部210でのロジック2101の格納先のアドレスとなる。
本実施形態のように、テンプレート2111にてデータ1102の上限・下限を規定している場合、上述のロジック2101としては、分析対象であるデータ1102の分布を示す標準偏差が、上述の上限・下限の範囲に収まっているか判定するロジックが想定できる。なお、分析対象のデータ1102の内容に応じて、他のロジックを適宜に採用とするとしてよい。
なお、データ格納サーバ102に記憶されているデータ1102は、データ発信端末1が発信した加工されていない生データである場合が多い。このような場合、データ分析サーバ104ですべてのデータ1102を入力データとして扱うのではなく、データ分析者によるデータクレンジングが行われ、分析に必要なデータのみ抽出することが一般的である。データクレンジングの結果、データ分析サーバ104へ入力するデータとして有用なデータのみを抽出することとなる。このデータ抽出に使用するものが本実施形態におけるテンプレート2111となる。
ここで、図4におけるデータ抽出サーバ103の説明に戻る。データ抽出サーバ103の備えるデータ格納I/F機能部212は、データ格納サーバ102との間でデータ1102の送受信を行う機能部である。また、データ分析I/F機能部213は、データ分析サーバ104との間でデータ1102の送受信を行う機能部である。
また、データ抽出機能部214は、データ抽出サーバ103における処理を実行する機能部で、プログラム2031の実行で実装される主たる機能となる。このデータ抽出機能部214は、テンプレート記憶部211の運用中テンプレート21112に、データ格納サーバ102から得たデータ1102を照合し、運用中テンプレート2112にて規定した範囲に収まるデータを、分析対象データとして分析サーバ104へ送信する。
また、故障モード判定記憶部215は、上述のロジック2101による処理で、データ1102の分布がテンプレート2111の判定基準からずれている場合、当該ずれがデータ発信端末1の故障に起因するものか否か判断するロジック、を格納する記憶部である。
−−−フロー例1−−−
以下、本実施形態における分析管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する分析管理方法に対応する各種動作は、分析管理システム100を構成するサーバがメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図8は、本実施形態における分析管理方法のフロー例1を示す図であり、具体的には、データ発信端末1から得たデータ1102に関して、テンプレート2111で規定する範囲からのずれを検出するフロー例である。ここでのデータ1102としては、一例として温度データを想定する。
まず、データ抽出サーバ103のデータ抽出機能部214が、上述の温度データに関して運用中(或いは運用予定)のテンプレート2111、すなわち運用中テンプレート21112の検出ロジックファイルアドレス905に基づいて、検出ロジック記憶部210の該当フォルダからロジック2101を読み込む(S301)。このロジック2101は、データ分析者が予め設定したものとなる。
次に、データ抽出サーバ103のデータ抽出機能部214が、データ格納I/F機能部212を介して、データ格納サーバ102のデータ記憶フォルダ1101から、例えば、直近でデータ発信端末106から得られたデータ1102を読み込み、これを、上述のS301で読み込んだロジック2101に適用し、運用中テンプレート21112で規定されている仕様限界および管理限界の上限、下限の範囲からのずれについて判定を実施する(S302)。
こうしたずれの判定は、既に述べたように、仕様限界(上限)908、仕様限界(下限)909、管理限界(上限)910、管理限界(下限)911、の各値が定める範囲と、判定対象となる複数のデータ1102の分布とを照合し、当該データ1102の分布を示す標準偏差が、上述の仕様限界および管理限界の少なくともいずれかの各上限・下限の範囲に収まっているか判定するといった形態を想定できる。
上述の判定の結果、ずれが検出されなかった場合(S302:NO)、データ抽出機能部214は、判定対象となったデータ1102を分析対象のデータとして、データ分析サーバ104に配信し(S3021)、処理をS301に戻す。
他方、上述の判定の結果、ずれが検出された場合(S302:YES)、データ抽出機能部214は、故障モード判定記憶部215から故障モード判定ロジックを読み込む(S303)。
この故障モード判定ロジックは、例えば、データ分析者が、分析システム運用前の試行において、データ発信端末106ないしそれに接続されたセンサーにて故障が発生している事象を検知可能なロジックを設定するものとする。具体的には、データの符号誤りを用いて故障を検知するロジックを想定できる。センサーとして一般的な温度センサーでは、温度データをケルビン温度で計測する機能が備わっていることが多い。この温度センサーで計測されたケルビン温度の温度データは、データ発信端末106からデータ受信サーバ101に配信された際、データ受信サーバ101にて摂氏へ変換する。このとき、ケルビン温度として取り得る温度データの値は正の整数であるが、負の整数となった場合、故障が発生している可能性がある。つまり、この場合の故障モード判定ロジックは、データ1102である温度データの値の正負判定を行うことで、センサー(ないしデータ発信端末106)が故障状態(以降、故障モード)となっているか否か、判定するものとなる。
一般に、データの分析システムにおいては、当該分析システムの運用前に、分析対象であるデータの価値化と試行が実施されるケースが多い。このような試行の段階で、故障モードとして判定するロジックがデータ分析者等によって検討されうる。
次に、データ抽出機能部214は、上述のS303で読み込んだ故障モード判定ロジックに、上述のデータ1102を適用して、センサー等が故障モードにあるか否か判定する(S304)。
上述の判定の結果、センサー等が故障モードにあることが判明した場合(S304:YES)、データ抽出機能部214は、ディスプレイ209またはデータ分析管表示端末105に対して、該当センサー等における故障発生の恐れについて示すメッセージ等を通知する、故障表示処理を行い(S305)、処理を終了する。こうした故障表示処理を行わない場合、該当センサー等から得たデータを用いて分析を行えば、以降の分析結果の正常性が疑われる事態となる。
他方、上述の判定の結果、センサー等が故障モードにないことが判明した場合(S304:NO)、データ抽出機能部214は、切替候補テンプレート21113の選択処理を
実行し(S306)、処理を終了する。
この切替候補テンプレート21113は、当該センサーから得られたデータ1102における、運用中テンプレート21112で規定の上限・下限の範囲からのずれを許容可能とするテンプレートとなる。すなわち、データ発信端末1から発信されるデータ1102の変動すなわちずれは、センサーの故障に起因するものではなく、例えば、ハードウェアの経年劣化や環境変動によるデータの変動に起因する許容しうるものとするテンプレートである。よって、この切替候補テンプレート21113を適用した場合、当該データ1102は、分析対象として、データ抽出サーバ103からデータ分析サーバ104に配信されることとなる。
−−−フロー例2−−−
続いて、上述のフロー例1における切替候補テンプレート21113の選択処理(S306)の詳細について説明する。図9は、本実施形態における分析管理方法のフロー例2を示す図であり、具体的には、切替候補テンプレート21113の選択処理の詳細フローを示す図である
この場合、データ抽出サーバ103のデータ抽出機能部214は、運用中テンプレート21112とは異なるテンプレート、すなわち切替候補テンプレート21113の1つずつに関して評価処理を実行する(S401)。切替候補テンプレート21113の評価処理の詳細は図10で説明するが、データ格納サーバ102で保持している過去のデータ1102を用いて、切替候補として選択すべきテンプレートについて定量的な判断を行うための数値を算出する処理となる。
なお、データ抽出機能部214は、上述の切替候補テンプレート21113の評価処理を、複数の切替候補テンプレート21113のそれぞれについて実行するまで、すなわち、評価処理を未実行の切替候補テンプレート21113が無くなるまで繰り返すこととする(S402:YES→S401)。
続いて、データ抽出機能部214は、上述の切替候補テンプレート21113の評価処理(S401)で得た値を用いて、運用中テンプレート21112を切替候補テンプレート21113に切り替えるか判定する(S403)。この、切替候補テンプレート21113への切り替え判定の目的は、データ1102に関してずれを検出した運用中テンプレート21112から移行先の候補とした切替候補テンプレート21113への変更が有効であるかをチェックするためである。この切替候補テンプレート21113に関する切り替え判定処理の詳細は、図12における基づき後述する。
次に、データ抽出機能部214は、上述の切替候補テンプレート21113の切り替え判定処理(S403)において当該切り替えが分析システムの継続運用に有効と判定したことに応じて、運用中テンプレート21112から切替候補テンプレート21113(のうちの切替先テンプレート)への移行を実行し(S404)、処理を終了する。この移行処理の詳細は、図13に基づき後述する。
−−−フロー例3−−−
続いて、上述のフロー例2における切替候補テンプレート21113の評価処理(S401)の詳細について説明する。図10は、本実施形態における分析管理方法のフロー例3を示す図である
切替候補テンプレート21113の評価には、データ格納サーバ102に記憶されている過去のデータ1102を使用する。なお、この過去のデータ1102を本実施形態ではスナップショットと称する。また、評価に使用すべきスナップショットは、運用中テンプレート21112で規定されているスナップショットアドレス913(スナップショット
が格納されているパス:図7参照)にて、その格納先が指定されている。また、スナップショットすなわち過去のデータ1102のうち、直近から何世代前までのデータ1102を評価に用いるかについては、運用中テンプレート21112のスナップショット計算数907の値として規定されている。
この場合、データ抽出サーバ103のデータ抽出機能部214は、運用中テンプレート21112におけるスナップショットアドレス906の値に基づいて、データ記憶フォルダ1101から、上述の評価に使用する過去のデータ1102を抽出し、これを評価データとして取得する(S501)。なお、この時、データ抽出機能部214は、スナップショット計算数907の値を、メモリ202で保持しておく。
次に、データ抽出機能部214は、上述のS501で取得した評価データをもとに、評価ポイントの計算を行う(S502)。この評価ポイントの計算処理の詳細は図11に基づき後述する。
また、データ抽出機能部214は、上述のS502の実行に伴い、メモリ202で保持しているスナップショット計算数の値を、1つ減算する(S503)。
続いて、データ抽出機能部214は、S503で減算したスナップショット計算数の値が0であるか判定する(S504)。
上述の判定の結果、メモリ202で保持するスナップショット計算数の値が、0ではないことが判明した場合(S504:NO)、データ抽出機能部214は、残りの世代分の過去のデータ1102に関しても評価ポイントの計算を行うべく、処理をS501に戻す。
他方、上述の判定の結果、メモリ202で保持するスナップショット計算数の値が0であることが判明した場合(S504:YES)、データ抽出機能部214は、運用中テンプレート21112で規定の世代分の過去のデータ1102に関して評価ポイントの計算を完了した判断し、処理を終了する。
−−−フロー例4−−−
次に、上述のフロー例3における評価ポイントの計算(S502)に関して説明する。図11は、本実施形態における分析管理方法のフロー例4を示す図である。ここでは、図7に関して既に述べたように、テンプレート2111に規定された仕様限界(上限、下限)、管理限界(上限、下限)のそれぞれの範囲に存在するデータ1102の数量に係数を乗算し、各上限・下限に関して重みづけを考慮しつつ、評価ポイントの計算を行う形態を一例として示すものとする。
この場合、データ抽出サーバ103のデータ抽出機能部214は、運用中テンプレート21112で規定された管理限界の上限・下限903、904の各値を用いて、当該上限・下限の範囲内に存在するデータ1102の個数をカウントする(S601)。例えば、或る世代のデータ1102として、55.2℃、56.8℃、51.3℃、61.0℃、53.2℃、という5つのデータが存在し、また、管理限界の上限が60℃、下限が50℃であった場合、該当範囲に存在するデータ1102の数は、“61.0℃”を除いた4つ、とカウントされることとなる。
続いて、データ抽出機能部214は、上述のS601でカウントしたデータ個数に対して、所定の係数を乗算する(S602)。上述の例において、係数が“1.5”であれば、データ個数の“4”に“1.5”を乗算して、評価ポイントを“6.0”と算出できる
係数を乗算する目的は、管理限界範囲内のデータとしてカウントされたデータ個数に対する重みづけを付与するためである。この係数は、例えば、後述する仕様限界の範囲内のデータ個数に乗算する係数より大きい値を想定できる。一般的に仕様限界より管理限界の範囲が小さいケースが想定され、この管理限界の範囲内にデータ1102が集まっていることは、当該データ1102のばらつきが小さい好適な状況を意味するゆえである。
また、データ抽出機能部214は、上述のS602で計算した値を、当該切替候補テンプレート21113に関する評価ポイント(当該フローの実行前は0)に加算する(S603)。この切替候補テンプレート21113それぞれに関する評価ポイントの値は、データ抽出サーバ103のメモリ202もしくは補助記憶装置203に記憶しておくことを想定している。
続いて、データ抽出機能部214は、運用中テンプレート21112で規定された仕様限界の上限・下限901、902の各値を用いて、当該上限・下限の範囲内に存在するデータ1102の個数をカウントする(S604)。このカウントの形態事態は、S601と同様である。
また、データ抽出機能部214は、上述のS604でカウントしたデータ個数に対して、所定の係数を乗算する(S605)。例えば、仕様限界の範囲内に存在するデータ個数が“5”で、係数が“0.6”であれば、評価ポイントを“3.0”と算出できる。
次に、データ抽出機能部214は、上述のS605で計算した値を、当該切替候補テンプレート21113に関してメモリ202等で保持する評価ポイントに加算し(S606)、処理を終了する。
このように、上述のS601〜S606の処理を行うことで、スナップショットごとの評価ポイントを計算する。評価データとして複数世代のスナップショットが存在する場合、その都度、図11のフローチャートに従い評価ポイントを加算することとなる。
−−−フロー例5−−−
続いて、上述のフロー例2における、切替候補テンプレート21113への切り替え判定(S403)の詳細について説明する。図12は、本実施形態における分析管理方法のフロー例5を示す図である。なお、切り替え対象となりうる切替候補テンプレート21113の評価ポイントの判定基準とするのは、例えば、運用開始前にデータ分析者が予め設定した切り替え閾値である。
この場合、データ抽出サーバ103のデータ抽出機能部214は、切替候補テンプレート21113の数が1以上か判定する(S701)。このフローの開始時点における切替候補テンプレート21113の数は、テンプレート記憶フォルダ1101における、運用中テンプレート21112を除く他のテンプレートの数、すなわち切替候補テンプレート21113の数となる。また、このフローの開始時点における切替候補テンプレート21113の数は、メモリ202または補助記憶装置203にて保持するものとする。
こうした判定の目的は、複数の切替候補テンプレート21113があった場合に、すべての切替候補テンプレート21113の評価ポイントに対する判定処理を実行させるためである。
このフローの初回実行時には、(テンプレート記憶フォルダ1101において、運用中
テンプレート21112以外のテンプレートが存在する場合)切替候補テンプレート21113の数は1つ以上であるから、必ずS702へ処理が遷移する。また、切替候補テンプレート21113が元々1つしか存在しない場合、当該フローの初回実行時に後述するS703での処理を経て再びこの判定を行えば、本フローチャートの処理が完了することとなる。
続いて、データ抽出機能部214は、上述のS701の判定の結果、切替候補テンプレート21113の数が1以上でないと判定した場合(S701:NO)、処理を終了する。
他方、上述のS701の判定の結果、切替候補テンプレート21113の数が1以上と判定した場合(S701:YES)、フロー例4で得ている切替候補テンプレート21113の評価ポイントの値をメモリ202等から取得する(S702)。
次に、データ抽出機能部214は、メモリ202等で保持する切替候補テンプレート21113の数を1つ減算する(S703)。減算したテンプレート数は、上述のS701の判定を再び実行する際に使用する数値となる。
また、データ抽出機能部214は、S702で取得した評価ポイントと、上述の切り替え閾値とを比較し、運用中テンプレート21112を切替候補テンプレート21113に切り替えるか判定する(S704)。
上述の判定の結果、評価ポイントが切り替え閾値より小さいことが判明した場合(S704:NO)、データ抽出機能部214は、当該切替候補テンプレート21113を切り替え対象とせず、次の切替候補テンプレート21113の有無を確認すべくフローをS701に戻す。
他方、上述の判定の結果、評価ポイントが切り替え閾値以上であることが判明した場合(S704:YES)、データ抽出機能部214は、当該切替候補テンプレート21113の情報を切替先テンプレートとしてメモリ202ないし補助記憶装置203にて設定し(S705)、処理を終了する。評価ポイントが切り替え閾値以上の切替候補テンプレート21113を複数特定できた場合、切替先テンプレートとしては、評価ポイントが最も高いものを選定すればよい。こうした処理を実行することにより、複数の切替候補テンプレート21113から1つのテンプレートを切替先テンプレートして確定することが可能となる。
−−−フロー例6−−−
次に、上述のフロー例2における、運用中テンプレート21112から切替先テンプレート21113への移行処理(S404)の詳細について図13に基づき後述する。
図13は、図12のフローチャートにて移行先テンプレートの候補が設定されたあとに、テンプレートを切り替える処理を示すフローチャートである。図13のフローチャートに従い説明する。
この場合、データ抽出サーバ103のデータ抽出機能部214は、上述の切替先テンプレート設定(S705)でメモリ202等に設定しておいた切替先テンプレートの情報に基づいて、テンプレート記憶フォルダ1101から当該切替先テンプレートを取得する(S801)。
また、データ抽出機能部214は、運用中テンプレート21112の退避処理を実行す
る(S802)。この退避処理は、例えば、テンプレート記憶フォルダ1101における運用中テンプレート21112のファイル名から運用中を示す“RUN”の文字を削除する処理を想定できる。
続いて、データ抽出機能部214は、切替先テンプレートを運用中テンプレート21112として設定し(S803)、処理を終了する。この設定は、例えば、テンプレート記憶フォルダ1101における該当テンプレート2111のファイル名の先頭に運用中を示す“RUN”の文字を付与する処理を想定できる。こうしてS801からS803の処理を行うことで、運用中テンプレート21112から切替先テンプレートへの変更を実現する。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、分析対象となるデータの変動要因を適宜に踏まえて、分析システムの効率的な運用を図ることが可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の分析管理システムにおいて、前記演算装置は、前記候補テンプレートを特定するに際し、前記所定テンプレートで規定する所定世代分のデータを前記記憶装置から読み出し、前記複数種類のテンプレートにおける前記所定テンプレート以外のテンプレートのうち、その判定基準が前記読み出した所定世代分のデータの分布とより適合する候補テンプレートを特定するものである、としてもよい。
これによれば、例えば、分析対象の各事象に関して適宜な知見を有する者が予め決定した、または、機械学習によって予め決定した世代分のデータに関して、各テンプレートの判定基準との適合度合いをみることとなり、データ発信源の置かれた状況によりマッチしたテンプレートを効率よく特定し、以降利用することができる。ひいては、分析対象となるデータの変動要因を適宜に踏まえて、分析システムのさらに効率的な運用を図ることが可能となる。
また、本発明の分析管理方法において、前記情報処理システムが、前記候補テンプレートを特定するに際し、前記所定テンプレートで規定する所定世代分のデータを前記記憶装置から読み出し、前記複数種類のテンプレートにおける前記所定テンプレート以外のテンプレートのうち、その判定基準が前記読み出した所定世代分のデータの分布とより適合する候補テンプレートを特定する、としてもよい。
1 データ発信端末(データ発信源)
10、11 ネットワーク
100 分析管理システム
101 データ受信サーバ
102 データ格納サーバ
103 データ抽出サーバ
104 データ分析サーバ
105 ユーザ端末
201 CPU(演算装置)
202 メモリ
203 補助記憶装置
2031 プログラム
204 通信I/F
205 入力I/F
206 キーボード
207 マウス
208 出力I/F
209 ディスプレイ
210 検出ロジック記憶部
2101 ロジック
211 テンプレート記憶部
2111 テンプレート
21112 運用中テンプレート
21113 切替候補テンプレート
212 データ格納I/F機能部
213 データ分析I/F機能部
214 データ抽出機能部
215 故障モード判定記憶部
908 仕様限界(上限)
909 仕様限界(下限)
910 管理限界(上限)
911 管理限界(下限)
912 検出ロジックファイルアドレス
913 スナップショットアドレス
914 スナップショット計算数
1001 テンプレート記憶フォルダ
1101 データ記憶フォルダ
1102 (分析対象である)データ
1201 温度データに対するテンプレート
1202 湿度データに対するテンプレート
1203 照度データに対するテンプレート
1204 気圧データに対するテンプレート

Claims (4)

  1. 所定のデータ発信源から得たデータと、前記データの分析対象としての良否の判定基準をそれぞれ定めた複数種類のテンプレートと、を保持する記憶装置と、
    前記データを所定テンプレートに照合して、前記データの分析対象としての良否判定を実行し、前記データの分布が前記所定テンプレートの判定基準からずれている場合、当該ずれが前記データ発信源の故障に起因するものか否か所定アルゴリズムで判断する処理と、前記判断の結果、前記ずれが前記故障に起因するものでなかった場合、前記複数種類のテンプレートにおける前記所定テンプレート以外のテンプレートのうち、その判定基準が、前記データ発信源から得ている所定世代分のデータの分布とより適合する切替対象テンプレートを特定する処理と、前記良否判定に用いるテンプレートを前記所定テンプレートから前記切替対象テンプレートに切り替える処理と、を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする分析管理システム。
  2. 前記演算装置は、
    前記切替対象テンプレートを特定するに際し、前記所定テンプレートで規定する所定世代分のデータを前記記憶装置から読み出し、前記複数種類のテンプレートにおける前記所定テンプレート以外のテンプレートのうち、その判定基準が前記読み出した所定世代分のデータの分布とより適合するテンプレートを特定するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の分析管理システム。
  3. 所定のデータ発信源から得たデータと、前記データの分析対象としての良否の判定基準をそれぞれ定めた複数種類のテンプレートと、を保持する記憶装置を備えた情報処理システムが、
    前記データを所定テンプレートに照合して、前記データの分析対象としての良否判定を実行し、前記データの分布が前記所定テンプレートの判定基準からずれている場合、当該ずれが前記データ発信源の故障に起因するものか否か所定アルゴリズムで判断する処理と、
    前記判断の結果、前記ずれが前記故障に起因するものでなかった場合、前記複数種類のテンプレートにおける前記所定テンプレート以外のテンプレートのうち、その判定基準が、前記データ発信源から得ている所定世代分のデータの分布とより適合する切替対象テンプレートを特定する処理と、
    前記良否判定に用いるテンプレートを前記所定テンプレートから前記切替対象テンプレートに切り替える処理と、
    を実行することを特徴とする分析管理方法。
  4. 前記情報処理システムが、
    前記切替対象テンプレートを特定するに際し、前記所定テンプレートで規定する所定世代分のデータを前記記憶装置から読み出し、前記複数種類のテンプレートにおける前記所定テンプレート以外のテンプレートのうち、その判定基準が前記読み出した所定世代分のデータの分布とより適合するテンプレートを特定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の分析管理方法。
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