JP2019046703A - ハーネス側コネクタ及びカードエッジコネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
そして、上記の接触端子は、大きい接触力(所望の接触力)で基板端子と接触でき、安定した電気的接続が得られるものの、基板の端部側の表裏面が弾性接触片及び外部接触片に当接した状態で押し込まれて摩耗するため、基板の着脱を繰り返すと、挿入されてくる基板に設けられた基板端子や接触端子の接触部が摩耗により痛んで損傷する虞があるという別の課題を有している。なお、上記の接触端子の構成は、基板の着脱を繰り返すと、接触部に施されたメッキが損傷する虞もある。
また、本発明は、ベースコンタクトの弾性接触片の第1接触部(押上凸部により上方に付勢されている弾性接触片の第1接触部)と、アウタコンタクトの外部接触片の第2接触部とにより、挿入されてくる基板に設けられた基板端子を表裏面から挟持するため、大きい接触力(所望の接触力)で基板端子と接触でき、安定した電気的接続が得られる。
すなわち、本発明のカードエッジコネクタは、大きい接触力(所望の接触力)で基板端子と接触でき、安定した電気的接続が得られる構成であると共に、さらに、基板端子及び基板端子に接続する接触端子の接触部の損傷を防止できる構成になっている。
すなわち、本発明によれば、ハーネス側コネクタから基板インサートモールドを取り外す工程においても、基板端子が設けられた基板の表裏面が弾性接触片及び外部接触片に当接した状態で引き抜かれて摩耗することがなく、基板端子及び接触端子の損傷が防止される。
また、このとき、基板係止片の凸部が基板の係止部に係止されると共に、基板係止片の外側面が前記開動作制限片に当接しながら前記第2位置まで移動するようになっている。この構成により、基板が傾いたりすることなく、所望している向きを維持した状態で基板をハーネス側コネクタの内部に導くことができる。
この構成によれば、基板インサートモールドが装着されているハーネス側コネクタから基板インサートモールドを取り外すために、基板インサートモールドを引き抜く場合に、基板インサートモールドと共にスライドハウジングを第1位置まで戻すことができる。また、スライドハウジングが第1位置まで移動してくると、スライドハウジングと基板インサートモールドとの係止が外れるため、ハーネス側コネクタから基板インサートモールドを取り外すことができる。
最初に、本実施形態のカードエッジコネクタの概略構成について図1〜図3を参照しながら説明する。なお、図1、2は、本実施形態のカードエッジコネクタを示した模式図である。図3は、本実施形態のカードエッジコネクタの断面を示した模式図である。
そして、ハーネス側コネクタHに基板インサートモールドPを挿入し嵌合させると、基板170に設けられた基板端子の表裏面が、ハーネス側コネクタHに設けられた「ベースコンタクト1及びアウタコンクト2」により挟持され、基板端子と接触端子(ベースコンタクト1及びアウタコンクト2により構成される接触端子)との電気的接続がなされるようになっている。
この凸部161は、基板インサートモールドPをハーネス側コネクタHに押し込んで嵌合させる際、或いは、ハーネス側コネクタHに嵌合されている基板インサートモールドPをハーネス側コネクタHから取り外す際に用いられるものであり、ハーネス側コネクタHのレバー部150に設けられたガイド溝151に着脱自在に挿入される大きさ寸法に形成されている。
上記の基板170は、基板端子及び係止部171が設けられている一端側を、基板ハウジング160の前端から突出させた状態で基板ハウジング160の内部に支持されている。なお、基板170に設けられる基板端子の数は、ハーネス側コネクタHに収容されている接触端子(ベースコンタクト1及びアウタコンクト2により構成される接触端子)の数と同じである。
なお、本実施形態では、係止部171が凹部により構成されているが、これは一例に過ぎない。例えば、上記の係止部171が、後述する「基板係止片112bの凸部112b1」に着脱可能に係止される穴部により構成されていてもよい。
なお、ベースハウジング100、スライドハウジング110及び電線ハウジング130は、例えば、合成樹脂等により形成されている。
具体的には、レバー部150は、ベースハウジング100の上面及び下面を挟持するように配置された一対の回転板部150a(図2参照)と、一対の回転板部150aを接続している接続部153と、一方の回転板部150aに設けられた把持部150bとを有している。また、一対の回転板部150aは、回転軸152を介して、ベースハウジング100の上面及び下面に対して回転自在に取り付けられている。また、回転板部150aには、基板インサートモールドPに設けられた凸部161が挿入されるガイド溝151が設けられている。
なお、図4は、本実施形態のハーネス側コネクタを構成するベースハウジングの内部の構成を示した模式図である。図5は、本実施形態のハーネス側コネクタを構成するスライドハウジングを示した模式図であり、(a)がスライドハウジングを斜め上方から見た模式図であり、(b)がスライドハウジングを横方向に切断した状態を示した模式図である。
また、ベースコンタクト収容部101の左右両側であって、且つストッパ片105よりも横方向・外側の位置に、台座部103と、台座部103から、本体部100aの前端に向けて(図中のY2方向))に延びる開動作制限片104(一対の開動作制限片104)とが設けられている。
上記のスリット部111cには、基板インサートモールドPの基板ハウジング160から突出する基板170の前端部側が挿通されるようになっている。
また、基板係止片112bは、その内側面に、基板170に設けられた係止部171に係止する形状の凸部112b1が設けられている。なお、凸部112b1は、基板係止片112bの前端側に設けられている。
具体的には、スライドハウジング110の基板係止片112bの凸部112b1がストッパ片105の前端部の凸部105aに係止されている。また、基板係止部112の基端部112aは、ベースハウジング100の台座部103よりも、奥行方向(Y方向)・前端側に配置され、台座部103と離間している。
また、オフポジションのスライドハウジング110では、基板係止部112の外側面の一部(基端部112a及びその近傍部の基板係止片12b)だけがベースハウジング100の開動作制限片104に当接しており、基板係止片112bの外側面の大部分が空隙に配置された状態になっている。この構成により、オフポジションのスライドハウジング110では、基板係止片112bが、外側に開く方向に動作できる。
なお、スライドハウジング110の内部のアウタコンタクト2は、スライドハウジングと共に「オンポジション」の位置まで移動して、ベースハウジング100に収容されているベースコンタクト1と共に、基板170の基板端子がある部位を表裏面から挟持するが、このときの、アウタコンタクト2及びベースコンタクト1の動作については、後述するため、ここでの説明は省略する。
また、本実施形態では、基板インサートモールドPが装着されていないハーネス側コネクタHに対して、基板インサートモールドPを装着したときには、スライドハウジング110は、ベースハウジング100の「オフポジション」から「オンポジション」の位置まで移動する。
なお、図9は、本実施形態のカードエッジコネクタを構成するハーネス側コネクタに設けられるベースコンタクトを斜め上方から見た模式図である。図10は、本実施形態のカードエッジコネクタを構成するハーネス側コネクタに設けられるベースコンタクトの断面を示した模式図である。
具体的には、図10に示すように、弾性接触片15は、底壁11の他端部(後端部)側に取り付けられている板状の基部15aと、基部15aの前端部から上方に延設された起立部15bと、起立部15bの上端部から底壁11の一端部(前端部)に向けて延設されている「逆への字状」の下方弾性部15cと、下方弾性部15cの前端部から底壁の他端部(後端部)側に向けてU字状に折曲し且つ下方弾性部15cの後端部近傍まで延設されている「への字状」の上方弾性部15dとを有している。また、上方弾性部15dには、凸状の頂部を中心にしてその前後方向に所定寸法・延びる厚肉部(第1接触部)15d1が形成されている。
なお、図11は、本実施形態のカードエッジコネクタを構成するハーネス側コネクタに設けられるアウタコンタクトを示した模式図である。
具体的には、外筒部20は、底壁(外側底壁)21と、底壁21の両側から上方に向けて略直角に延びる左右両側壁(外側側壁)22と、開口部23(前端部から長さ方向の中間部よりも所定寸法だけ後端部の領域に亘って形成された開口部23)が形成された上壁24(外側上壁24)とを備えており、前後両端が貫通した中空角筒状になっている。
なお、外筒部20の他端部(後端部)がベースコンタクト1のボックス部10を挿入される挿入口28(図11(b)参照)になっている。
なお、本実施形態では、平行片25bの下端部側に凸部(第2接触部)25b1が設けられているが、これは一例に過ぎない。平行片25bが、その下端部側に凸部25b1が設けられていない形状(ストレート形状)に形成されていても良い。この場合、平行片25bのストレート形状の下端部が基板160に接触する接触部(第2接触部)になる。
このように、本実施形態では、上壁24が、一対の構成部(第1上壁24a、第2上壁24b)により構成されているが特にこれに限定されるものではない。例えば、上壁24が、一方の側壁22の後端部側の上端部から他方の側壁22の他端部側の上端部まで延設された構成であっても良い。
このように、本実施形態では、外部接触片25は、一対の構成部(第1外部接触片251、第2外部接触片252)により構成されているが特にこれに限定されるものではない。例えば、外部接触片25が、上壁24から立設する「1つの構成部品」で構成されていても良い。
すなわち、スライドハウジング110が「オフポジション」に配置されている場合、アウタコンタクト2の押上凸部27は、ベースコンタクト1のボックス部10の筒内(内部)に挿入されておらずボックス部10の外部に配置され、ベースコンタクト1の弾性接触片15がボックス部10の内部に収容された状態になっている。
また、スリット部111cに挿入された基板170の前端側の部分は、アウタコンタクト2の外部接触片25の下端と、ベースコンタクト1のボックス部10の上壁13との間に空隙部に進入してきて、基板170の前端が、スライドハウジング110のなかの、外部接触片25の垂直片25を覆っている部分に衝突する。
そして、スライドハウジング110は、挿入されてくる基板ハウジング160及び基板170の前端から奥行き方向(Y1方向)の荷重を受けて、奥行き方向に移動していき、図12(b)に示す状態になる。
なお、図12(b)では、押上凸部27は、弾性接触片15を押し上げる位置まで移動していないため、弾性接触片15がボックス部10の内部に収容された状態になっている。また、弾性接触片15の接触部15d1と共に基板端子を挟持する外部接触片25の凸部(第2接触部)25b1についても、弾性接触片15の接触部(第1接触部)15d1と相対向する位置まで移動してきていない。
また、ボックス部10の上壁13の孔部13aから厚肉部(接触部)15d1が突出するタイミングで、「基板170の基板端子」及び「外部接触片25の凸部25b1」が、弾性接触片15の厚肉部(接触部)15d1と相対向する位置まで移動するようになっており、図13に示すように、基板170の基板端子がある部位が、弾性接触片15の厚肉部(第1接触部)15d1及び外部接触片25の凸部(第2接触部)25b1により挟持されるようになる。なお、図13は、スライドハウジング110が「オンポジション」の位置に配置されている場合における、アウタコンタクト2と、ベースコンタクト1との位置関係を示している。
すなわち、本実施形態では、基板170の基板端子が、ボックス部10の上壁13の孔部13aの位置まで押し込まれるタイミングで、孔部13aから厚肉部(接触部)15d1が突出すると共に、「外部接触片25の凸部25b1」が、弾性接触片15の厚肉部(接触部)15d1と相対向する位置まで移動してくるように、各寸法が設計されている。
そして、アウタコンタクト2の押上凸部27がベースコンタクト10のボックス10の内部から外部の位置に移動することで、弾性接触片15にかかる上方への荷重がなくなり、押上凸部27からの付勢から開放された弾性接触片15が下方向けて下がり、ボックス部10の上壁13の孔部13aから突出している厚肉部(第1接触部)15d1がボックス部10の内部に引っ込む。
また、アウタコンタクト2の外筒部20は、ベースコンタクト1のボックス部10の外周部を摺動しながら前端方向(Y2方向)に移動していき、ベースコンタクト1の上方にある孔部13aが外筒部20の上壁24に覆われていくと共に、外部接触片25の凸部(第2接触部)25b1も前端方向(Y2方向)に移動していく。
すなわち、ベースコンタクト1及びアウタコンタクト2は、「図13→図12(b)→図12(a)」の順に遷移していくようになる。
そして、基板インサートモールドPが装着されていないハーネス側コネクタHに対して、基板インサートモールドPを挿入口100a1に挿入して、基板170の基板端子が、ボックス部10の上壁13の孔部13aの位置まで押し込まれてくると、そのタイミングで、ベースコンタクト1のボックス部10の内部に収容されている弾性接触片15の厚肉部(第1接触部)15d1がボックス部10から突出すると共に、アウタコンタクト2の外部接触片25の凸部(第2接触部)25b1が、ボックス部10から突出する厚肉部(第1接触部)15d1と相対向する位置まで移動してきて、挿入されてきた基板の基板端子の表裏面が、ベースコンタクトの弾性接触片の厚肉部(第1接触部)15d1と、アウタコンタクト2の外部接触片25の凸部(第2接触部)25b1とにより挟持されるようになっている。
すなわち、本実施形態によれば、ハーネス側コネクタHから基板インサートモールドPを取り外す工程においても、基板端子が設けられた基板170の表裏面が「ベースコンタクト1の弾性接触片15」及び「アウタコンタクト2の外部接触片25」に当接した状態で引き抜かれて摩耗することがないため、「ベースコンタクト1の弾性接触片15」、「アウタコンタクト2の外部接触片25」及び「基板1170の基板端子」の損傷が防止される。
P…基板インサートモールド
160…基板ハウジング
161…凸部(基板ハウジング)
170…基板
171…係止部(基板)
H…ハーネス側コネクタ
1…ベースコンタクト
10…ボックス部(ベースコンタクト)
11…底壁(ベースコンタクト)
11a…係止孔(ベースコンタクト)
12…側壁(ベースコンタクト)
13…上壁(ベースコンタクト)
13a…孔部(ベースコンタクト)
14a…開口部(ベースコンタクト)
14b…前壁(ベースコンタクト)
15…弾性接触片(ベースコンタクト)
15a…基部(ベースコンタクト)
15b…起立部(ベースコンタクト)
15c…下方弾性部(ベースコンタクト)
15d…上方弾性部(ベースコンタクト)
15d1…厚肉部(ベースコンタクト)
30…電線接続部(ベースコンタクト)
40…電線
2…アウタコンタクト
20…外筒部(アウタコンタクト)
21…底壁(アウタコンタクト)
22…側壁(アウタコンタクト)
23…開口部(アウタコンタクト)
24…上壁(アウタコンタクト)
24a…第1上壁(アウタコンタクト)
24b…第2上壁(アウタコンタクト)
25…外部接触片(アウタコンタクト)
25a…垂直片(アウタコンタクト)
25b…平行片(アウタコンタクト)
25b1…凸部(アウタコンタクト)
251…第1外部接触片(アウタコンタクト)
252…第2外部接触片(アウタコンタクト)
27…押上凸部(アウタコンタクト)
28…挿入口(アウタコンタクト)
100…ベースハウジング
100a…本体部(ベースハウジング)
100a1…挿入口(ベースハウジング)
101…ベースコンタクト収容部(ベースハウジング)
101a…係止片(ベースハウジング)
103…台座部(ベースハウジング)
104…開動作制限片(ベースハウジング)
105…ストッパ片(ベースハウジング)
105a…凸部(ベースハウジング)
S…シール材
110…スライドハウジング
111…アウタコンタクト収容部(スライドハウジング)
111a…下側収容部(スライドハウジング)
111b…上側収容部(スライドハウジング)
111c…スリット部(スライドハウジング)
112…基板係止部(スライドハウジング)
112a…基端部(スライドハウジング)
112b…基板係止片(スライドハウジング)
112b1…凸部(スライドハウジング)
130…電線ハウジング
40…電線
150…レバー部
150a…回転板部
150b…把持部
151…ガイド溝
152…回転軸
153…接続部
Claims (5)
- 基板端子が設けられた基板の前端部側を突出させた状態で該基板を保持している基板インサートモールドに着脱自在に接続されるハーネス側コネクタであって、
ベースコンタクト及びアウタコンタクトにより構成される接触端子と、
前端部に前記基板インサートモールドが挿入される挿入口が形成されていると共に、後端部側に前記ベースコンタクトが収容されているベースハウジングと、
前記ベースハウジングの内部において、該ベースハウジングの前後方向に対して移動自在に収容されたスライドハウジングとを有し、
前記スライドハウジングは、内部に前記アウタコンタクトを収容している共に、その前端部に、前記基板の前端部側が挿入されるスリットが形成されており、
前記ベースコンタクトは、一端部側に筒状のボックス部が形成され、
前記ボックス部は、その前端部に開口が形成され、その上壁に孔部が形成されている共に、その内部に前記基板端子に接触するための第1接触部が形成されている弾性接触片が収容されており、
前記アウタコンタクトは、前記ベースコンタクトのボックス部の外周部に摺動自在に嵌合している外筒部と、該外筒部から突設した第2接触部が形成された外部接触片と、該外筒部・内部の底壁に設けられた押上凸部とを有し、
前記基板インサートモールドが装着されていない状態の場合、前記アウタコンタクトは、前記押上凸部が前記ベースコンタクトのボックス部の外部の位置に配置された状態になっており、且つ前記ベースコンタクトは、前記ボックス部の内部に弾性接触片が収容された状態になっており、
前記基板インサートモールドが装着されていない状態において、前記基板の前端部を先頭にして前記基板インサートモールドを前記挿入口に挿入して押し込むと、前記基板の前端部側が前記スライドハウジングのスリットに挿入されると共に、前記スライドハウジングを前記ベースハウジングの後端方向に押し込み移動させ、前記スライドハウジングと共に移動する前記アウタコンタクトの前記押上凸部が前記ボックス部の開口を通って該ボックス部の内部に挿入されると共に、該押上凸部が前記弾性接触片の下方に当接しながら該弾性接触片を上方に付勢して押し上げて該ボックス部の上壁の孔部から弾性接触片の第1接触部を突出させると共に、前記アウタコンタクトの外部接触片の第2接触部が、該ボックス部から突出する第1接触部と相対向する位置まで移動してきて、挿入されてきた基板の基板端子が、該弾性接触片の第1接触部及び前記外部接触片の第2接触部とにより挟持されるようになっていることを特徴とするハーネス側コネクタ。 - 前記基板インサートモールドが装着されている状態において、前記基板インサートモールドを前記ベースコンタクトの前端方向に移動させて前記挿入口から取り出すと、前記スライドハウジングが前記基板インサートモールドと共に、該ベースハウジングの前端方向に移動していくようになっており、このとき、前記スライドハウジング共に移動する前記アウタコンタクトの押上凸部が前記弾性接触片から離間して前記ボックスの内部から外部の位置に移動し、該押上凸部からの付勢から開放された該弾性接触片が下方に下がり、該ボックス部の上壁の孔部から突出している前記第1接触部が前記基板端子から離れてボックス部の内部に引っ込み、該弾性接触片が前記ボックス部に収容された状態になることを特徴とする請求項1に記載のハーネス側コネクタ。
- 請求項1又は2に記載のハーネス側コネクタと、前記基板インサートモールドとを有する基板エッジコネクタであって、
前記基板の前端部側の左右両側には、それぞれ、凹部或いは穴部により構成された係止部が設けられており、
前記ベースハウジングは、横長の箱状に形成された本体部を有し、
前記本体部は、前端部に前記挿入口が形成されていると共に、その内部・後端側に複数のベースコンタクトを収容する横長状のベースコンタクト収容部が形成され、
前記ベースコンタクト収容部の横方向・両側には、前記本体部の前端部に向けて延びる開動作制限片が形成されていると共に、前記開動作制限片よりも横方向の内側に、本体部の前端部に向けて延びるストッパ片が形成され、
前記スライドハウジングは、横長のブロック状に形成され且つその内部に複数の前記アウタコンタクトが収容されているアウタコンタクト収容部を備え、
前記アウタコンタクト収容部は、その後端側が、前記ベースコンタクト収容部の前端側に摺動自在に挿入されており、
前記アウタコンタクト収容部の後端部側の左右両側には、該アウタコンタクト収容部の前端側に向けて延びる基板係止片が設けられ、該基板係止片の前端側には、前記基板に設けられた前記係止部に着脱自在に係止される凸部が設けられていることを特徴とする基板エッジコネクタ。 - 前記基板インサートモールドが装着されていない状態の場合、前記スライドハウジングがベースハウジングの第1位置に配置され、前記基板インサートモールドが装着された状態の場合、前記スライドハウジングがベースハウジングの前記第1位置よりも後端側に押し込まれた第2位置に配置されるようになっており、
前記第1位置に配置された前記スライドハウジングは、前記基板係止片の凸部が、前記ベースハウジングのストッパ片の先端部に係止され、該内部に収容された前記アウタコンタクトは、前記押上凸部が前記ベースコンタクトのボックス部の外部の位置に配置された状態になっており、
前記基板インサートモールドが装着されていない前記ハーネス側コネクタの前記挿入口に、前記基板の前端部を先頭にして前記基板インサートモールドを挿入すると、前記第1位置に配置された前記スライドハウジングは、前記アウタコンタクト収容部の前端部が、挿入されてきた前記基板インサートモールドに当接して後端部に向けて荷重を受け、このとき、前記基板係止片が該スライドハウジングの横方向・外側に開く方向に動作し、該基板係止片の凸部が前記ストッパ片の先端部の係止から外れて後端方向に押し込まれると共に、該基板係止片の凸部が前記基板の係止部に係止され且つ該基板係止片の外側面が前記開動作制限片に当接しながら前記第2位置まで移動するようになっており、
前記スライドハウジングが前記第2位置まで移動すると、前記スライドハウジングと共に移動する前記アウタコンタクトの前記押上凸部が前記ボックス部の内部に挿入されて前記弾性接触片を上方に押し上げるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の基板エッジコネクタ。 - 前記開動作制限片は、前記スライドハウジングが前記第1位置に配置されるまで、前記基板係止片が外側に開く開動作を制限するようになっており、
前記基板インサートモールドが装着されているハーネス側コネクタに対して、前記基板インサートモールドを前記ベースハウジングの前端方向に移動させて前記挿入口から取り出す場合、前記第2位置に配置された前記スライドハウジングは、前記第1位置に移動するまで、前記開動作制限片により前記基板係止片の開動作の制限を受けながら、該基板係止片の凸部を係止している前記基板に保持されながら前端方向移動し、前記第1位置まで移動してくると、前記基板係止片が外側に開いて該基板係止片の凸部が前記基板の係止部の係止から外れ、該基板係止片の凸部がストッパ片の先端部に係止されて、スライドハウジングが第1位置に位置決めされるようになっていることを特徴とする請求項4に記載の基板エッジコネクタ。
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