JP2015018623A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2015018623A
JP2015018623A JP2013143411A JP2013143411A JP2015018623A JP 2015018623 A JP2015018623 A JP 2015018623A JP 2013143411 A JP2013143411 A JP 2013143411A JP 2013143411 A JP2013143411 A JP 2013143411A JP 2015018623 A JP2015018623 A JP 2015018623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
receptacle
connector
contact
insulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013143411A
Other languages
English (en)
Inventor
弘久 高野
Hirohisa Takano
弘久 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Connector Products Corp
Original Assignee
Kyocera Connector Products Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Connector Products Corp filed Critical Kyocera Connector Products Corp
Priority to JP2013143411A priority Critical patent/JP2015018623A/ja
Publication of JP2015018623A publication Critical patent/JP2015018623A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】リセプタクルコネクタとプラグコネクタの接続可能方向が複数であり、しかもプラグコネクタとリセプタクルコネクタの相対位置や姿勢を正確に把握できない環境下においてもプラグコネクタとリセプタクルコネクタの着脱作業を比較的容易に行うことが可能なコネクタを提供する。【解決手段】リセプタクルインシュレータとプラグインシュレータの着脱方向が、リセプタクルコンタクト27及びプラグコンタクト59、63の並び方向である一方向に対して直交する第一着脱方向、上記一方向及び第一着脱方向に対して直交する第二着脱方向、並びに第一着脱方向を中心とする回転方向のいずれの方向であっても、リセプタクルインシュレータ16とプラグインシュレータ46を接続方向に移動案内することが可能な案内手段20、21、47、50を備える。【選択図】図17

Description

本発明はリセプタクルコネクタとプラグコネクタを有するコネクタに関する。
回路基板同士を接続するコネクタの一例として、特許文献1に開示されたものがある。
このコネクタは、回路基板に実装したリセプタクルコネクタと、該回路基板とは別の回路基板に実装したプラグコネクタと、を具備している。
このリセプタクルコネクタは、リセプタクルインシュレータと、リセプタクルインシュレータに一方向に直線的に並べて支持した複数のリセプタクルコンタクト、を有しており、各リセプタクルコンタクトが上記回路基板に対して実装してある。各リセプタクルコンタクトは上記一方向に対する直交方向に延びており、各リセプタクルコンタクトの先端部には、上記直交方向に延びつつ二股状に分岐する接続部が形成してある。即ち、この接続部は上記一方向に離間した一対の挟持片を有している。
一方、特許文献1のプラグコネクタは、リセプタクルインシュレータに対して着脱可能なプラグインシュレータと、プラグインシュレータに上記一方向に並べて支持した複数のプラグコンタクトと、を有しており、各プラグコンタクトが上記別の回路基板に対して実装してある。リセプタクルインシュレータに対してプラグインシュレータを接続すると、各リセプタクルコンタクトの一対の挟持片の間に各プラグコンタクトが進入して、各プラグコンタクトが対応する接続部(一対の挟持片)に接触し、上記回路基板と上記別の回路基板が互いに電気的に導通可能となる。
リセプタクルコンタクトの接続部が二股状に形成してあるので、特許文献1のリセプタクルコネクタとプラグコネクタの接続可能方向は二方向である。即ち、リセプタクルインシュレータとプラグインシュレータを上記直交方向に接近させる場合だけでなく、リセプタクルインシュレータとプラグインシュレータを上記一方向及び上記直交方向に対して直交する方向に接近させる場合も、リセプタクルコネクタに対してプラグコネクタを接続する(リセプタクルコンタクトの一対の挟持片の間にプラグコンタクトを進入させる)ことが可能である。
そのためリセプタクルコネクタとプラグコネクタの接続可能方向が一つの方向に限定されているコネクタと比べて、リセプタクルコネクタとプラグコネクタの接続作業が容易である。
特開2000−195624号公報
特許文献1のコネクタは、各種の機器(例えば制御機器やMFP(Multi Function Printer))に内蔵した2枚の回路基板どうしを接続するためのコネクタとして利用可能である。
一般的に機器の筐体には蓋等により開閉可能な孔が形成してある。そのため、例えばプラグコネクタを実装した回路基板が故障したり、又は、この回路基板に実装した(プラグコネクタ以外の)電子部品が故障した場合は、作業者がこの孔から手を筐体内に入れてプラグコネクタをリセプタクルコネクタから分離し、プラグコネクタと回路基板の一体物を筐体の外側に取り出す。そして新しい回路基板とプラグコネクタ(及び電子部品)の一体物を上記孔を通して筐体の内部に挿入し、筐体の内部においてプラグコネクタをリセプタクルコネクタに接続する。
しかし、筐体内におけるプラグコネクタ(及び、回路基板、電子部品)の取付空間が狭い場合や、作業者が上記孔を通してこの取付空間を視認するのが難しい場合がある。そのため作業者は、プラグコネクタとリセプタクルコネクタの相対位置や姿勢を正確に把握できない状況下で、プラグコネクタのリセプタクルコネクタに対する着脱作業を行わざるを得ないことがある。
上記したように特許文献1のコネクタはリセプタクルコネクタとプラグコネクタの接続可能方向が二方向であるものの、このような状況下ではプラグコネクタのリセプタクルコネクタに対する着脱作業は容易でない。
またプラグコネクタとリセプタクルコネクタの構造(リセプタクルインシュレータやプラグインシュレータの形状など)を工夫することにより、リセプタクルコネクタとプラグコネクタを相対回転させながら接続可能なものに設計変更することが可能である。
このような設計変更を行うと、リセプタクルコネクタとプラグコネクタの接続可能方向がさらに増えるので、一般的にリセプタクルコネクタとプラグコネクタの着脱作業は容易になる。
しかし機器の筐体内のような環境下では、このタイプのコネクタであってもプラグコネクタのリセプタクルコネクタに対する着脱作業は容易でない。
本発明は、リセプタクルコネクタとプラグコネクタの接続可能方向が複数であり、しかもプラグコネクタとリセプタクルコネクタの相対位置や姿勢を正確に把握できない環境下においてもプラグコネクタとリセプタクルコネクタの着脱作業を比較的容易に行うことが可能なコネクタを提供するものである。
本発明のコネクタは、リセプタクルインシュレータ、及び該リセプタクルインシュレータに一方向に直線的に並べて支持した複数のリセプタクルコンタクト、を有するリセプタクルコネクタと、上記リセプタクルインシュレータに対して着脱可能なプラグインシュレータ、及び該プラグインシュレータに上記一方向に並べて支持し、かつ上記リセプタクルインシュレータに対して上記プラグインシュレータを接続したときに上記リセプタクルコンタクトとそれぞれ接触する複数のプラグコンタクト、を有するプラグコネクタと、を備えるコネクタにおいて、上記リセプタクルインシュレータと上記プラグインシュレータの着脱方向が、上記一方向に対して直交する第一着脱方向、上記一方向及び上記第一着脱方向に対して直交する第二着脱方向、並びに上記第一着脱方向を中心とする回転方向のいずれの方向であっても、上記リセプタクルインシュレータと上記プラグインシュレータを接続方向に移動案内することが可能な案内手段を備えることを特徴としている。
上記案内手段が、上記リセプタクルインシュレータに形成したリセプタクル側案内部と、上記プラグインシュレータに形成した、上記リセプタクルインシュレータと上記プラグインシュレータが接近しながら接続するときに上記リセプタクル側案内部と係合するプラグ側案内部と、を備え、上記プラグ側案内部に、上記リセプタクル側案内部と係脱可能で上記第一着脱方向に見たときに円弧形をなす曲面からなる係合面を形成してもよい。
この場合、上記リセプタクル側案内部に、上記プラグ側案内部の上記係合面と係脱可能で上記第一着脱方向に見たときに円弧形をなす曲面からなる係合面を形成してもよい。
上記プラグコネクタが、上記リセプタクルコンタクトと接触する上記プラグコンタクトを備える第一プラグコネクタと、上記リセプタクルコンタクトと接触する上記プラグコンタクトを備え、自身の上記プラグコンタクトが上記リセプタクルコンタクトと接触したときに上記第一プラグコネクタと上記第二着脱方向に並ぶ第二プラグコネクタと、を備えてもよい。
上記プラグコネクタが、上記リセプタクルコンタクトと接触可能な第一プラグコンタクトを有し、かつ該第一プラグコンタクトが平板状の第一回路基板に実装可能な第一プラグコネクタと、上記リセプタクルコンタクトと接触可能な第二プラグコンタクトを有し、かつ該第二プラグコンタクトが平板状の第二回路基板に実装可能であり、上記リセプタクルコンタクトと上記第二プラグコンタクトが接触したときに上記第二回路基板が上記第一回路基板と同一平面上に位置する第二プラグコネクタと、を備えてもよい。
上記リセプタクルコンタクトの先端部に、両者の間に上記プラグコンタクトが進入して接続する一対の挟持片を形成してもよい。
上記リセプタクルコンタクトが上記第二着脱方向に延びる部材であり、上記リセプタクルコンタクトの両端部に上記一対の挟持片をそれぞれ形成してもよい。
本発明のコネクタは、リセプタクルインシュレータとプラグインシュレータを、一方向(リセプタクルコンタクトの並び方向)に対して直交する第一着脱方向、一方向及び第一着脱方向に対して直交する第二着脱方向、並びに第一着脱方向を中心とする回転方向のいずれの方向に接近させる場合であっても、リセプタクルインシュレータとプラグインシュレータを接続する(リセプタクルコンタクトに対してプラグコンタクトを接触させる)ことが可能である。そのため、リセプタクルコネクタとプラグコネクタの接続可能方向が一つの方向に限定されているコネクタと比べて、リセプタクルコネクタとプラグコネクタを容易に接続させることが可能である。
しかもリセプタクルインシュレータとプラグインシュレータを接続するときの接近方向が第一着脱方向、第二着脱方向、及び回転方向のいずれの方向であっても、リセプタクルインシュレータとプラグインシュレータを接続方向に移動案内することが可能な案内手段を備えている。
そのためプラグコネクタとリセプタクルコネクタの相対位置や姿勢を正確に把握できない環境下においても、プラグコネクタとリセプタクルコネクタの着脱作業を比較的容易に行うことが可能である。しかも、プラグコネクタとリセプタクルコネクタの着脱作業時に各コネクタに無理な力が掛からないので、各コネクタが破損するおそれは小さい。
本発明の一実施形態のリセプタクルコネクタと固定用板材の前方から見た斜視図である。 リセプタクルコネクタの後方から見た斜視図である。 リセプタクルコネクタの正面図である。 図3のIV−IV矢線に沿う断面図である。 図3のV−V矢線に沿う断面図である。 リセプタクルコネクタの後方から見た分解斜視図である。 リセプタクルコンタクトの斜視図である。 第一プラグコネクタと第一回路基板の前方から見た斜視図である。 第一プラグコネクタと第一回路基板の後方から見た斜視図である。 第一プラグコネクタの後方から見た斜視図である。 第一プラグコネクタの正面図である。 図11のXII−XII矢線に沿う断面図である。 図11のXIII−XIII矢線に沿う断面図である。 第一プラグコネクタの後方から見た分解斜視図である。 図14に示す分離状態の第一プラグコネクタの図12に相当する断面図である。 リセプタクルコネクタ及び固定用板材の一体物(並びに第二プラグコネクタ及び第二回路基板の一体物)と、当該一体物から左方に離間した第一プラグコネクタ及び第一回路基板の一体物の分離状態の正面図である。 第一プラグコネクタの一方の係合凹部をリセプタクルコネクタの一方のプラグ側案内部に係合させたときの図16と同様の正面図である。 図17の状態から第一プラグコネクタ及び第一回路基板の一体物をリセプタクルコネクタに対して相対回転させて、第一プラグコネクタをリセプタクルコネクタに対して接続したときの図16と同様の正面図である。 コネクタ、第一回路基板、第二回路基板、及び機器の外形を示す下方から見た斜視図である。 図18のXX−XX矢線に沿う断面図である。 リセプタクルコネクタ及び固定用板材の一体物(及び第二プラグコネクタと第二回路基板の一体物)と、当該一体物から左斜め前方に離間した第一プラグコネクタ及び第一回路基板の一体物の斜視図である。 リセプタクルコネクタ及び固定用板材の一体物(及び第二プラグコネクタと第二回路基板の一体物)と、第一プラグコネクタ及び第一回路基板の一体物の図21と同じ位置関係にあるときの底面図である。 リセプタクルコネクタ及び固定用板材の一体物(及び第二プラグコネクタと第二回路基板の一体物)と、当該一体物から左方に離間した第一プラグコネクタ及び第一回路基板の一体物の斜視図である。 リセプタクルコネクタ及び固定用板材の一体物(並びに第二プラグコネクタ及び第二回路基板の一体物)と、第一プラグコネクタ及び第一回路基板の一体物の図23と同じ位置関係にあるときの底面図である。 リセプタクルコネクタ及び固定用板材の一体物(及び第二プラグコネクタと第二回路基板の一体物)と、当該一体物から左斜め前方に離間した第一プラグコネクタ及び第一回路基板の一体物の斜視図である。 リセプタクルコネクタ及び固定用板材の一体物(並びに第二プラグコネクタ及び第二回路基板の一体物)と、第一プラグコネクタ及び第一回路基板の一体物の図25と同じ位置関係にあるときの底面図である。 リセプタクルコネクタ及び固定用板材の一体物(及び第二プラグコネクタと第二回路基板の一体物)と、当該一体物から左斜め前方に離間した第一プラグコネクタ及び第一回路基板の一体物の斜視図である。 リセプタクルコネクタ及び固定用板材の一体物(並びに第二プラグコネクタ及び第二回路基板の一体物)と、第一プラグコネクタ及び第一回路基板の一体物の図27と同じ位置関係にあるときの底面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明中の前後、左右、及び上下の方向は、図中の矢印方向を基準としている。
本実施形態のコネクタ10は、リセプタクルコネクタ15と、第一プラグコネクタ45(プラグコネクタ)と、第二プラグコネクタ71(プラグコネクタ)とを具備している。
まずはリセプタクルコネクタ15の詳しい構造について主に図1〜図7を参照しながら説明する。
リセプタクルコネクタ15は大きな構成要素としてリセプタクルインシュレータ16と、多数のリセプタクルコンタクト27と、を具備している。
リセプタクルインシュレータ16は絶縁性かつ耐熱性の合成樹脂料を射出成形した上下方向に延びる部材である。リセプタクルインシュレータ16の前面の左右両側部には、リセプタクルインシュレータ16の長手方向に沿って延びる接続用凹部17がそれぞれ形成してある。さらにリセプタクルインシュレータ16の前部には、上下方向に直線的に延びる仕切突条18が形成してある。図4等に示すように仕切突条18の前部を構成する誘い込み部18aの断面形状は略半円形である。図示するように仕切突条18は左右の接続用凹部17を仕切っている。またリセプタクルインシュレータ16の左右両側面の上下両端部を除く部分には、上下方向に延びる側面凹部19が凹設してある。
さらにリセプタクルインシュレータ16の上下両端部の前部には、仕切突条18の上下両端部にそれぞれ接続するリセプタクル側案内部20、21(案内手段)がそれぞれ形成してある。図示するようにリセプタクル側案内部20、21の正面形状は略T字形である。リセプタクル側案内部20の左右両側部の下面及びリセプタクル側案内部21の左右両側部の上面は正面視円弧形状(略円弧形状も含む)の曲面からなる係合面22により構成してある。各係合面22は仕切突条18の後部(誘い込み部18aを除く部分)の左右両面とそれぞれ接続している(図1、図5等を参照)。リセプタクル側案内部20の前面と左右の係合面22を接続する部位及びリセプタクル側案内部21の前面と左右の係合面22を接続する部位は正面視円弧形(略円弧形状も含む)の誘い込み面23により構成してある。図5等に示すように、各誘い込み面23は仕切突条18の誘い込み部18aの上下両端と接続しており、各誘い込み面23断面形状は誘い込み部18aと同じ形状(断面略円弧形または略円弧形)である。
リセプタクルインシュレータ16の後部(仕切突条18とリセプタクル側案内部20、21より後方に位置する部位)には、多数のコンタクト支持孔25が上下方向に等間隔で並べて形成してある。各コンタクト支持孔25の後端部はリセプタクルインシュレータ16の後面において開口している(図2、図4、図6等を参照)。各コンタクト支持孔25の左側部は、リセプタクルインシュレータ16の後部の左側部の前面(左側の接続用凹部17の底面)及びリセプタクルインシュレータ16の左側面に跨る態様で開口している(図4を参照)。一方、各コンタクト支持孔25の右側部は、リセプタクルインシュレータ16の後部の右側部の前面(右側の接続用凹部17の底面)及びリセプタクルインシュレータ16の右側面に跨る態様で開口している(図1、図2、図3、図4、図5、図6等を参照)。
コンタクト支持孔25と同数のリセプタクルコンタクト27は、ばね弾性を備えた銅合金(例えばリン青銅、ベリリウム銅、チタン銅)やコルソン系銅合金の薄板を図示形状となるようにスタンピング成形したものであり、表面には金や錫などによってメッキを施してある。リセプタクルコンタクト27は、左右方向に延びるベース片28と、ベース片28の上縁部から前方に向かって延びる第一支持片30と、ベース片28の下縁部から前方に向かって延びる第二支持片35と、を備えている。ベース片28の左右両端部は共にテール片29を構成している。ベース片28全体の左右寸法はコンタクト支持孔25の後端開口より長く、ベース片28のテール片29を除いた部分の左右寸法はコンタクト支持孔25の後端開口より僅かに短い。第一支持片30の左右両端部には、第一支持片30よりも左右寸法が短い第一挟持片31が突設してある。第一挟持片31の側面形状(断面形状)は略V字形である。即ち、第一挟持片31の長手方向の中央部には第一屈曲部32が形成してある。第一挟持片31は、第一支持片30側の端部から第一屈曲部32までは前斜め下方に向かって延びており、第一屈曲部32より先端側は前斜め上方に向かって延びる第一誘い込み片33となっている。第二支持片35の左右両端部には第一挟持片31と上下対称形状の第二挟持片36がそれぞれ突設してある。即ち、第二挟持片36は第二支持片35側の端部から第二屈曲部37までは前斜め上方に向かって延びており、第二屈曲部37より先端側は前斜め下方に向かって延びる第二誘い込み片38となっている。また第一支持片30と第二支持片35の中央部には、係止部31aと係止部35aが前向きに突設してある。
各リセプタクルコンタクト27は対応するコンタクト支持孔25に対して、コンタクト支持孔25の後端開口(リセプタクルインシュレータ16の後面側)から挿入する。リセプタクルコンタクト27をコンタクト支持孔25に挿入すると、第一支持片30、第一挟持片31、第二支持片35、及び第二挟持片36がコンタクト支持孔25の内部に進入する。また、左右のテール片29の一部(第一支持片30、第二支持片35側の端部)がリセプタクルインシュレータ16の後面に当接し(図4参照。当接せずに僅かに離間してもよい)、左右のテール片29の先端部が左右の側面凹部19と対応する箇所に位置する(図1、図3参照)。さらに、係止部31aと係止部35aがコンタクト支持孔25に圧入し(係止部31aと係止部35aがコンタクト支持孔25に対して抜け止めされ)、図5に示すように、第一挟持片31及び第二挟持片36はコンタクト支持孔25の内面に対して非接触になる。このとき第一屈曲部32と第二屈曲部37の間には隙間が形成される。
以上構成のリセプタクルコネクタ15は図1等に示す固定用部材40に実装(固定)する。固定用部材40の前面には多数(テール片29と同数)の固定用金属部(図示略)が一体的に形成してある。リセプタクルコネクタ15は、固定用部材40の各固定用金属部に対して各リセプタクルコンタクト27のテール片29をそれぞれはんだ付けすることにより固定用部材40に対して実装する。
続いて、第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71について主に図8〜図15を参照しながら説明する。
まずは第一プラグコネクタ45の詳しい構造について説明する。
第一プラグコネクタ45は大きな構成要素としてプラグインシュレータ46と、広幅プラグコンタクト59(プラグコンタクト、第一プラグコンタクト)と、狭幅プラグコンタクト63(プラグコンタクト、第一プラグコンタクト)と、を具備している。
プラグインシュレータ46は絶縁性かつ耐熱性の合成樹脂料を射出成形した上下方向に延びる部材である。プラグインシュレータ46の上下両端部には貫通孔46aが形成してある。プラグインシュレータ46の右側面の上下2カ所には係合凹部47(案内手段)が形成してある。プラグインシュレータ46の上下の係合凹部47の間に位置する部位は上下方向に延びる接続用凸部48を構成している。図示するように接続用凸部48はプラグインシュレータ46の右側縁部の前半部を構成しており、接続用凸部48の厚み(前後寸法)はプラグインシュレータ46の厚みの約半分である。接続用凸部48の上下両端部を除く部分の右側面と後面とを接続する直線部(稜線部)は断面円弧形(断面略円弧形を含む。図12、図15参照)の誘い込み部49を構成している。
接続用凸部48の上下両端部はそれぞれプラグ側案内部50(案内手段)を構成している。各プラグ側案内部50の角部の側面は正面視円弧形(略円弧形を含む)の曲面からなる係合面51により構成してある。さらに各プラグ側案内部50の側面と後面とを接続する部分は誘い込み面52により構成してある。図14等に示すように、各誘い込み面52は接続用凸部48の誘い込み部49の上下両端と接続しており、各誘い込み面52の断面形状は誘い込み部49と同じ形状(断面円弧形または断面略円弧形)である。
プラグインシュレータ46の右側部の後半部には接続用凸部48の直後に位置する嵌合凸部54が形成してある。嵌合凸部54の正面形状は上下方向に長い矩形形状である。図示するように嵌合凸部54の右側面は接続用凸部48の右側面より左方に位置している。
プラグインシュレータ46には、多数(コンタクト支持孔57とコンタクト支持孔58の合計数がコンタクト支持孔25と同数)のコンタクト支持孔57、58が上下方向に等間隔で並べて形成してある。コンタクト支持孔57は広幅プラグコンタクト59用の孔であり、コンタクト支持孔58は狭幅プラグコンタクト63用の孔である。コンタクト支持孔57とコンタクト支持孔58は1個おきに形成してあり、各コンタクト支持孔57、58の左端部はプラグインシュレータ46の左側面において開口している(図15を参照)。各コンタクト支持孔57、58の右側部は、接続用凸部48の後面及び嵌合凸部54の右側面に跨る態様で開口している(図12、図14参照)。
広幅プラグコンタクト59及び狭幅プラグコンタクト63の合計数量はリセプタクルコンタクト27(コンタクト支持孔57、58)と同数である。広幅プラグコンタクト59及び狭幅プラグコンタクト63は、銅合金(例えばリン青銅、ベリリウム銅、チタン銅)やコルソン系銅合金の薄板を図示形状となるようにスタンピング成形したものであり、表面には金や錫などによってメッキを施してある。また、広幅プラグコンタクト59及び狭幅プラグコンタクト63はばね弾性を備えていても良い。
広幅プラグコンタクト59は、左右方向に長い矩形形状の広幅接触片60と、広幅接触片60の角部から左側に突出するテール片61と、を有している。
狭幅プラグコンタクト63は、左右方向に長い矩形形状の狭幅接触片64と、狭幅接触片64の角部から左側に突出するテール片66と、を有している。図12、図15に示すように狭幅接触片64の後縁部には左右方向に延びる切り欠き65が形成してある。そのため狭幅接触片64の切り欠き65が形成された部分の前後幅は広幅接触片60の前後幅より短い。
各広幅プラグコンタクト59はコンタクト支持孔57に対して、コンタクト支持孔57の左端開口(プラグインシュレータ46の左側面側)から挿入し、各狭幅プラグコンタクト63はコンタクト支持孔58に対して、コンタクト支持孔58の左端開口から挿入する。広幅プラグコンタクト59と狭幅プラグコンタクト63をコンタクト支持孔57、58に挿入すると、広幅接触片60と狭幅接触片64がコンタクト支持孔57、58の内部に進入し、広幅接触片60と狭幅接触片64が対応するコンタクト支持孔57、58に対して固定される。また、広幅接触片60及び狭幅接触片64の右半部が対応するコンタクト支持孔57、58の右側開口(接続用凸部48の後面及び嵌合凸部54の右側面に跨る開口)を通って接続用凸部48と嵌合凸部54の間に形成された空間に突出する。さらに図12に示すように、狭幅接触片64の切り欠き65が形成された部分の後縁部が、広幅プラグコンタクト59の広幅接触片60の後縁部より一段前方に位置する。
以上構成の第一プラグコネクタ45は図8、図9、図19等に示す(図19に示す形状が正確な形状)平板状の第一回路基板68に実装(固定)する。第一回路基板68は平面視矩形であり、その左右幅及び上下長はいずれも固定用部材40より大きい。ただし第一回路基板68の板厚は固定用部材40と同一である(同一でなくてもよい)。第一回路基板68の右側縁部の上下両端部を除く部分には平面視矩形の逃げ用凹部69が凹設してある。第一回路基板68の前面には図示を省略した回路パターンが一体的に形成してある。第一プラグコネクタ45は、第一回路基板68の回路パターンに対して各広幅プラグコンタクト59のテール片61と各狭幅プラグコンタクト63のテール片66をそれぞれはんだ付けすることにより第一回路基板68に対して実装する。このようにして第一プラグコネクタ45を第一回路基板68に実装すると、図9等に示すように、上下の係合凹部47、接続用凸部48、嵌合凸部54、広幅接触片60、及び狭幅接触片64が逃げ用凹部69を通して第一回路基板68の後方に露出する。
さらに第一プラグコネクタ45のプラグインシュレータ46の上下の貫通孔46aにはネジ(図示略)が挿入してあり、これら各ネジは第一回路基板68に形成した雌ネジ孔(図示略)にそれぞれ螺合してある。
第二プラグコネクタ71は第一プラグコネクタ45と左右対称をなす構造物であり、プラグインシュレータ46と、広幅プラグコンタクト59(プラグコンタクト、第二プラグコンタクト)と、狭幅プラグコンタクト63(プラグコンタクト、第二プラグコンタクト)と、を具備している。第二プラグコネクタ71は、第一回路基板68と左右対称な平板状の第二回路基板73の前面(回路パターン)に対して実装(固定)してある。
また第二プラグコネクタ71のプラグインシュレータ46の各貫通孔46aにもネジ(図示略)が挿入してあり、これら各ネジは第二回路基板73に形成した雌ネジ孔(図示略)にそれぞれ螺合している。
続いてリセプタクルコネクタ15に対して第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71を、固定用板材40、第一回路基板68、及び第二回路基板73が同一平面上に位置する態様で接続する要領について説明する。
図19はコネクタ10の使用例の一例であり、この使用例ではコネクタ10を機器100(例えばMFP(Multi Function Printer)のような電子機器や電気機器)の内部に取り付けている。
機器の外形を構成する筐体101の前面には蓋等により開閉可能な孔(図示略)が形成してある。また筐体101内に設けた固定部材(図示略)にはリセプタクルコネクタ15と一体化した固定用部材40がビス等によって固定してある。
このリセプタクルコネクタ15に対して第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71を接続するには、作業者が手で第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71を掴んだ上で、筐体101の上記孔を通して第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71を筐体101内に挿入する。しかし筐体101内におけるコネクタ10の取付空間(上記固定部材の周辺空間)が狭い場合や、作業者が上記孔を通してこの取付空間を視認するのが難しい場合がある。この場合、作業者はリセプタクルコネクタ15、第一プラグコネクタ45、及び第二プラグコネクタ71の相対位置や姿勢を正確に把握できない状況下で、リセプタクルコネクタ15に対して第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71を接続しなければならない。
このような場合、作業者はリセプタクルコネクタ15、第一プラグコネクタ45、及び第二プラグコネクタ71の大まかな相対位置や姿勢を把握した上で、リセプタクルインシュレータ16のリセプタクル側案内部20、21やプラグインシュレータ46のプラグ側案内部50等を頼りにリセプタクルコネクタ15に対する第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71の接続作業を行う。
リセプタクルインシュレータ16のリセプタクル側案内部20、21やプラグインシュレータ46のプラグ側案内部50等を利用した接続要領はいくつかあるので、以下、これらの接続要領を順次説明する。
(第一プラグコネクタ45や第二プラグコネクタ71を回転させながらリセプタクルコネクタ15に接続する場合)
図16〜図18は、第一プラグコネクタ45(第二プラグコネクタ71)を回転させながら第一プラグコネクタ45に対して接続する様子を示している。
この場合はまず、固定用部材40と一体化したリセプタクルコネクタ15の前方から第一回路基板68と一体化した第一プラグコネクタ45を筐体101内の上記取付空間においてリセプタクルコネクタ15に接近させる。そして、図16に示すように第一プラグコネクタ45をリセプタクルコネクタ15に対して傾斜させながら、一方(図16、図17では下方)の係合凹部47をリセプタクル側案内部21の左半部に対して接近させる。そして、下方の係合凹部47をリセプタクル側案内部21の左半部に係合させて、リセプタクル側案内部21の左側の係合面22に対して下方のプラグ側案内部50側の係合面51を係合させる(図17参照)。すると第一回路基板68が固定用部材40と同一平面上に位置する。このとき、例えば下方のプラグ側案内部50の後面がリセプタクル側案内部21の前面に当接して、リセプタクル側案内部21の左半部に対して下方の係合凹部47が円滑に係合しない(リセプタクル側案内部21の左側の係合面22に対して下方のプラグ側案内部50側の係合面51が円滑に係合しない)場合は、リセプタクル側案内部21の左側の誘い込み面23に対して下方のプラグ側案内部50側の誘い込み面52を当接させながら、第一プラグコネクタ45をリセプタクルコネクタ15に対して前方に相対移動させる。すると誘い込み面23と誘い込み面52の案内作用によって、リセプタクル側案内部21の左半部に対して下方の係合凹部47が円滑に係合する(リセプタクル側案内部21の左側の係合面22に対して下方のプラグ側案内部50側の係合面51が円滑に係合する)。
次いで、リセプタクル側案内部21の左側の係合面22とプラグ側案内部50側の係合面51の接触部位を支点にして第一プラグコネクタ45全体を図17の時計方向に回転させることにより、上方の係合凹部47をリセプタクル側案内部20の左半部に対して接近させる。すると、リセプタクル側案内部20の左半部に対して上方の係合凹部47が円滑に係合し、リセプタクル側案内部20の左側の係合面22に対して上方のプラグ側案内部50側の係合面51が円滑に係合する(図18参照)。さらに、プラグインシュレータ46の接続用凸部48がリセプタクルインシュレータ16の左側の接続用凹部17に遊嵌し、プラグインシュレータ46の嵌合凸部54がリセプタクルインシュレータ16の左側の側面凹部19に対して遊嵌し、第一回路基板68の逃げ用凹部69の間に固定用部材40の左半部が遊嵌する。
そして第一プラグコネクタ45が図17の位置から図18の位置まで回転する間に、第一プラグコネクタ45の各広幅プラグコンタクト59及び各狭幅プラグコンタクト63が下側に位置するものから順に対応するコンタクト支持孔25に対してコンタクト支持孔25の左端開口から進入する。そして広幅接触片60と狭幅接触片64の右端部がリセプタクルコンタクト27の第一誘い込み片33と第二誘い込み片38の対向面に接触しながら、第一誘い込み片33と第二誘い込み片38が互いに離れる方向に第一挟持片31と第二挟持片36を弾性変形させ、広幅接触片60と狭幅接触片64の上下両面が第一屈曲部32と第二屈曲部37に対して接触する(第一屈曲部32と第二屈曲部37によって挟持される。図20参照)。第一プラグコネクタ45の回転位置が図18の位置に近づくにつれて、各広幅プラグコンタクト59及び各狭幅プラグコンタクト63の上下方向の中央部に位置するもの、さらに上部に位置するものが、対応するコンタクト支持孔25に対して順々に進入していき、これらの広幅プラグコンタクト59(広幅接触片60)及び狭幅プラグコンタクト63(狭幅接触片64)が対応するリセプタクルコンタクト27に接触する(第一屈曲部32と第二屈曲部37によって挟持される)。このように各広幅プラグコンタクト59及び各狭幅プラグコンタクト63が各リセプタクルコンタクト27に対して順々に接触するので、すべての広幅プラグコンタクト59及び狭幅プラグコンタクト63が各リセプタクルコンタクト27に対して同時に接触する場合と比べて、第一プラグコネクタ45をリセプタクルコネクタ15に対して小さい力で接続することが可能である。
第二回路基板73と一体化した第二プラグコネクタ71も、下方のプラグ側案内部50(係合凹部47、係合面51)をリセプタクル側案内部21の右半部に係合させながら(リセプタクル側案内部21の右側の係合面22に対して下方のプラグ側案内部50側の係合面51を係合させながら)、リセプタクル側案内部21の右側の係合面22とプラグ側案内部50側の係合面51の接触部位を支点にして第二プラグコネクタ71全体を図17の反時計方向に回転させることにより、第二回路基板73が固定用部材40及び第一回路基板68と同一平面上に位置する(第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71が左右方向に並ぶ)態様でリセプタクルコネクタ15に対して接続することが可能である。
そして第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71をリセプタクルコネクタ15に接続したら、第一回路基板68と第二回路基板73をビス等によって上記固定部材に固定する。
このようにしてコネクタ10を組み立てると、リセプタクルコネクタ15のリセプタクルコンタクト27と、第一プラグコネクタ45の広幅プラグコンタクト59及び狭幅プラグコンタクト63と、第二プラグコネクタ71の広幅プラグコンタクト59及び狭幅プラグコンタクト63とを介して、第一回路基板68と第二回路基板73が電気的に導通する。
さらに、例えば、第一回路基板68に実装した第一プラグコネクタ45や(第一プラグコネクタ45以外の)電子部品、又は第二回路基板73に実装した第二プラグコネクタ71や(第二プラグコネクタ71以外の)電子部品が故障した場合は、上記と逆の手順によって第一プラグコネクタ45と第一回路基板68の一体物や第二プラグコネクタ71と第二回路基板73の一体物をリセプタクルコネクタ15から簡単に取り外し、新しいものと交換することが可能である。
(第一プラグコネクタ45や第二プラグコネクタ71を後方に直線的に移動させながらリセプタクルコネクタ15に接続する場合)
図21及び図22は、第一プラグコネクタ45(第二プラグコネクタ71)を後方に直線的に移動させながらリセプタクルコネクタ15に対して接続する様子を示している。
この場合はまず、第一回路基板68と一体化した第一プラグコネクタ45を固定用部材40と一体化したリセプタクルコネクタ15の前方に位置させ、上方の係合凹部47とリセプタクル側案内部20の左側部の左右位置及び上下位置をおおまかに合わせ、さらに下方の係合凹部47とリセプタクル側案内部21の左側部の左右位置及び上下位置をおおまかに合わせる。
次いで、第一プラグコネクタ45全体を後方(図22の矢線方向)に直線移動させて、第一プラグコネクタ45をリセプタクルコネクタ15に対して接近させる。すると、リセプタクル側案内部20の左半部に対して上方の係合凹部47が係合し、リセプタクル側案内部21の左半部に対して下方の係合凹部47が係合するので、この係合関係を維持したまま、第一回路基板68が固定用部材40と同一平面上に位置するまで第一プラグコネクタ45をさらに後方に移動させる。その結果、プラグインシュレータ46の接続用凸部48がリセプタクルインシュレータ16の左側の接続用凹部17に遊嵌し、プラグインシュレータ46の嵌合凸部54がリセプタクルインシュレータ16の左側の側面凹部19に対して遊嵌し、第一回路基板68の逃げ用凹部69に固定用部材40の左半部が遊嵌する。
そして、各広幅プラグコンタクト59(広幅接触片60)及び各狭幅プラグコンタクト63(狭幅接触片64)が対応するコンタクト支持孔25に対してコンタクト支持孔25の前端開口から進入し、第一屈曲部32と第二屈曲部37の隙間に対して前方から進入して、第一屈曲部32と第二屈曲部37が互いに離れる方向に第一挟持片31と第二挟持片36を弾性変形させながらリセプタクルコンタクト27に接触する(第一屈曲部32と第二屈曲部37によって挟持される)。このとき、まずは各広幅プラグコンタクト59の広幅接触片60(の後部)が対応するリセプタクルコンタクト27に対して接触し(第一屈曲部32と第二屈曲部37によって挟持され)、その後に、広幅プラグコンタクト59の広幅接触片60の後縁部より一段前方に位置する狭幅接触片64の後縁部が対応するリセプタクルコンタクト27に対して接触する(第一屈曲部32と第二屈曲部37によって挟持される)。このように各広幅プラグコンタクト59のリセプタクルコンタクト27に対する接触動作と、各狭幅プラグコンタクト63のリセプタクルコンタクト27に対する接触動作が時間差をもって行われるので、すべての広幅プラグコンタクト59及び狭幅プラグコンタクト63が各リセプタクルコンタクト27に対して同時に接触する場合と比べて、第一プラグコネクタ45をリセプタクルコネクタ15に対して小さい力で接続することが可能である。
なお、第一プラグコネクタ45全体を後方に直線移動させたときに、例えば下方のプラグ側案内部50がリセプタクル側案内部21の前面に当接して(或いは、上方のプラグ側案内部50がリセプタクル側案内部20の前面に当接して)、リセプタクル側案内部20、21の左半部に対して上下の係合凹部47が円滑に係合しない場合は、リセプタクル側案内部21の左側の誘い込み面23に対して下方のプラグ側案内部50側の誘い込み面52を当接させながら(或いはリセプタクル側案内部20の左側の誘い込み面23に対して上方のプラグ側案内部50側の誘い込み面52を当接させながら)、第一プラグコネクタ45をリセプタクルコネクタ15に対して後方に直線移動させる。すると誘い込み面23と誘い込み面52の案内作用によって、リセプタクル側案内部21の左半部に対して下方の係合凹部47が円滑に係合し、かつ、リセプタクル側案内部20の左半部に対して上方の係合凹部47が円滑に係合する。また、仮に接続用凸部48の右側縁部の後面が仕切突条18の前部に当接することにより、接続用凸部48が左側の接続用凹部17に対して円滑に遊嵌できない(その結果、リセプタクル側案内部20、21の左半部に対して上下の係合凹部47が係合しない)場合は、プラグインシュレータ46の誘い込み部49を仕切突条18の誘い込み部18aに当接させながら、第一プラグコネクタ45をリセプタクルコネクタ15に対して後方に直線移動させる。すると誘い込み部49と誘い込み部18aの案内作用によって、接続用凸部48が左側の接続用凹部17に対して円滑に遊嵌する(その結果、上下の係合凹部47に対してリセプタクル側案内部20、21の左半部が係合する)。
第二プラグコネクタ71も第一プラグコネクタ45と同じ要領によってリセプタクルコネクタ15に対して接続することが可能である。
そして第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71をリセプタクルコネクタ15に接続したら、第一回路基板68と第二回路基板73をビス等によって上記固定部材に固定する。
また、リセプタクルコネクタ15に対して接続した第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71は、上記と逆の手順によってリセプタクルコネクタ15から簡単に取り外すことが可能である。
(第一プラグコネクタ45や第二プラグコネクタ71を左右方向に直線的に移動させながらリセプタクルコネクタ15に接続する場合)
図23及び図24は、第一プラグコネクタ45(第二プラグコネクタ71)を左右方向に直線的に移動させながらリセプタクルコネクタ15に対して接続する様子を示している。
この場合はまず、第一回路基板68と一体化した第一プラグコネクタ45を固定用部材40と一体化したリセプタクルコネクタ15の左方に位置させ、上方の係合凹部47とリセプタクル側案内部20の左側部の前後位置及び上下位置をおおまかに合わせ、さらに下方の係合凹部47とリセプタクル側案内部21の左側部の前後位置及び上下位置をおおまかに合わせる。
次いで、第一プラグコネクタ45全体を右方(図24の矢線方向)に直線移動させて、第一プラグコネクタ45をリセプタクルコネクタ15に対して接近させる。すると、リセプタクル側案内部20の左半部に対して上方の係合凹部47が係合し、リセプタクル側案内部21の左半部に対して下方の係合凹部47が係合するので、上下の係合凹部47がリセプタクル側案内部20とリセプタクル側案内部21に対して完全に遊嵌するまで第一プラグコネクタ45をさらに右方へ移動させる。その結果、プラグインシュレータ46の接続用凸部48がリセプタクルインシュレータ16の接続用凹部17に遊嵌し、プラグインシュレータ46の嵌合凸部54がリセプタクルインシュレータ16の左側の側面凹部19に対して遊嵌し、第一回路基板68の逃げ用凹部69に固定用部材40の左半部が遊嵌する。そして、各広幅プラグコンタクト59(広幅接触片60)及び各狭幅プラグコンタクト63(狭幅接触片64)が対応するコンタクト支持孔25に対してコンタクト支持孔25の左端開口からに進入して対応するリセプタクルコンタクト27に接触する(第一屈曲部32と第二屈曲部37によって挟持される)。
なお、第一プラグコネクタ45全体を右方に直線移動させたときに、例えば下方のプラグ側案内部50がリセプタクル側案内部21の左端部に当接して(又は上方のプラグ側案内部50がリセプタクル側案内部20の左端部に当接して)、リセプタクル側案内部20、21の左半部に対して上下の係合凹部47が円滑に係合しない場合は、下方の係合面51をリセプタクル側案内部21の左端部に当接させながら(或いは上方の係合面51をリセプタクル側案内部20の左端部に当接させながら)、第一プラグコネクタ45をリセプタクルコネクタ15に対して右方に直線移動させる。すると係合面51の案内作用によって係合面51と係合面22が係合し、さらに係合面51と係合面22の案内作用によって、リセプタクル側案内部21の左半部に対して下方の係合凹部47が円滑に係合し、かつ、リセプタクル側案内部20の左半部に対して上方の係合凹部47が円滑に係合する。
第二プラグコネクタ71も第一プラグコネクタ45と同じ要領によって(リセプタクルコネクタ15に対して左方に直線的に移動させることにより)リセプタクルコネクタ15に対して接続することが可能である。
そして第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71をリセプタクルコネクタ15に接続したら、第一回路基板68と第二回路基板73をビス等によって上記固定部材に固定する。
また、リセプタクルコネクタ15に対して接続した第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71は、上記と逆の手順によってリセプタクルコネクタ15から簡単に取り外すことが可能である。
(第一プラグコネクタ45や第二プラグコネクタ71をリセプタクルコネクタ15に対して傾斜させた上で斜め後方に移動させながらリセプタクルコネクタ15に接続する場合)
図25及び図26は、第一プラグコネクタ45(第二プラグコネクタ71)をリセプタクルコネクタ15に対して傾斜させた上で斜め後方に移動させながらリセプタクルコネクタ15に対して接続する様子を示している。
この場合はまず、第一プラグコネクタ45と第一回路基板68の一体物を第一プラグコネクタ45側(右側)が第一回路基板68の左側部に対して前方に位置する態様で傾斜させた上で、第一プラグコネクタ45と第一回路基板68の一体物を固定用部材40と一体化したリセプタクルコネクタ15の前方に位置させ、上方の係合凹部47とリセプタクル側案内部20の左側部の左右位置及び上下位置をおおまかに合わせ、さらに下方の係合凹部47とリセプタクル側案内部21の左側部の左右位置及び上下位置をおおまかに合わせる。
次いで、第一プラグコネクタ45全体を斜め後方(図26の矢線方向に)移動させながらリセプタクルコネクタ15に対して接近させる。すると、リセプタクル側案内部20の左半部に対して上方の係合凹部47が中間位置まで係合し、リセプタクル側案内部21の左半部に対して下方の係合凹部47が中間位置まで係合する。さらに、プラグインシュレータ46の接続用凸部48がリセプタクルインシュレータ16の左側の接続用凹部17に中間位置まで遊嵌し、プラグインシュレータ46の嵌合凸部54がリセプタクルインシュレータ16の左側の側面凹部19に対して中間位置まで遊嵌し、第一回路基板68の逃げ用凹部69に固定用部材40の左半部が中間位置まで遊嵌する。その結果、各広幅プラグコンタクト59(広幅接触片60)及び各狭幅プラグコンタクト63(狭幅接触片64)が対応するコンタクト支持孔25に対してコンタクト支持孔25の前端開口から進入し、各広幅プラグコンタクト59(広幅接触片60)及び各狭幅プラグコンタクト63(狭幅接触片64)が傾斜した状態で対応するリセプタクルコンタクト27と接触する。このときも、まずは各広幅プラグコンタクト59の広幅接触片60が対応するリセプタクルコンタクト27に対して接触し(第一屈曲部32と第二屈曲部37によって挟持され)、その後に狭幅接触片64が対応するリセプタクルコンタクト27に対して接触する(第一屈曲部32と第二屈曲部37によって挟持される)。
さらに第一回路基板68が固定用部材40と同一平面上に位置するまで第一プラグコネクタ45と第一回路基板68の一体物を後方に移動させると、リセプタクル側案内部20の左半部に対して上方の係合凹部47が完全に係合し、リセプタクル側案内部21の左半部に対して下方の係合凹部47が完全に係合する。さらに、プラグインシュレータ46の接続用凸部48がリセプタクルインシュレータ16の左側の接続用凹部17に完全に遊嵌し、プラグインシュレータ46の嵌合凸部54がリセプタクルインシュレータ16の左側の側面凹部19に対して完全に遊嵌し、第一回路基板68の逃げ用凹部69に固定用部材40の左半部が完全に遊嵌する。その結果、各広幅プラグコンタクト59の広幅接触片60及び各狭幅プラグコンタクト63の狭幅接触片64がリセプタクルコンタクト27と完全な状態(図20の状態)で接触する。
第二プラグコネクタ71も第一プラグコネクタ45と同じ要領によって(第二プラグコネクタ71と第二回路基板73の一体物を第二プラグコネクタ71側(左側)が第二回路基板73の右側部に対して前方に位置する態様で傾斜させた上で、図26中の上記矢印と左右対称な方向に移動させることにより)リセプタクルコネクタ15に対して接続することが可能である。
そして第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71をリセプタクルコネクタ15に接続したら、第一回路基板68と第二回路基板73をビス等によって上記固定部材に固定する。
また、リセプタクルコネクタ15に対して接続した第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71は、上記と逆の手順によってリセプタクルコネクタ15から簡単に取り外すことが可能である。
(第一プラグコネクタ45や第二プラグコネクタ71を図25、図26とは異なる態様でリセプタクルコネクタ15に対して傾斜させた上で斜め後方に移動させながらリセプタクルコネクタ15に接続する場合)
図27及び図28は、第一プラグコネクタ45(第二プラグコネクタ71)をリセプタクルコネクタ15に対して図25、図26とは異なる態様で傾斜させた上で斜め後方に移動させながらリセプタクルコネクタ15に対して接続する様子を示している。
この場合はまず、第一プラグコネクタ45と第一回路基板68の一体物を第一プラグコネクタ45側(右側)が第一回路基板68の左側部に対して後方に位置する態様で傾斜させた上で、第一プラグコネクタ45と第一回路基板68の一体物を固定用部材40と一体化したリセプタクルコネクタ15の前方に位置させ、上方の係合凹部47とリセプタクル側案内部20の左側部の左右位置及び上下位置をおおまかに合わせ、さらに下方の係合凹部47とリセプタクル側案内部21の左側部の左右位置及び上下位置をおおまかに合わせる。
次いで、第一プラグコネクタ45全体を斜め後方(図28の矢線方向に)移動させながらリセプタクルコネクタ15に対して接近させる。すると、リセプタクル側案内部20の左半部に対して上方の係合凹部47が中間位置まで係合し、リセプタクル側案内部21の左半部に対して下方の係合凹部47が中間位置まで係合する。さらに、プラグインシュレータ46の接続用凸部48がリセプタクルインシュレータ16の左側の接続用凹部17に中間位置まで遊嵌し、プラグインシュレータ46の嵌合凸部54がリセプタクルインシュレータ16の左側の側面凹部19に対して中間位置まで遊嵌し、第一回路基板68の逃げ用凹部69に固定用部材40の左半部が中間位置まで遊嵌する。その結果、各広幅プラグコンタクト59(広幅接触片60)及び各狭幅プラグコンタクト63(狭幅接触片64)が対応するコンタクト支持孔25に対してコンタクト支持孔25の前端開口から進入し、各広幅プラグコンタクト59(広幅接触片60)及び各狭幅プラグコンタクト63(狭幅接触片64)が傾斜した状態で対応するリセプタクルコンタクト27と接触する。このときも、まずは各広幅プラグコンタクト59の広幅接触片60が対応するリセプタクルコンタクト27に対して接触し(第一屈曲部32と第二屈曲部37によって挟持され)、その後に狭幅接触片64が対応するリセプタクルコンタクト27に対して接触する(第一屈曲部32と第二屈曲部37によって挟持される)。
そして、この後に第一回路基板68が固定用部材40と同一平面上に位置するまで第一プラグコネクタ45と第一回路基板68の一体物を後方に移動させれば、図25、図26の場合と同様に、各広幅プラグコンタクト59の広幅接触片60及び各狭幅プラグコンタクト63の狭幅接触片64がリセプタクルコンタクト27と完全な状態(図20の状態)で接触する。
第二プラグコネクタ71も第一プラグコネクタ45と同じ要領によって(第二プラグコネクタ71と第二回路基板73の一体物を第二プラグコネクタ71側(左側)が第二回路基板73の右側部に対して後方に位置する態様で傾斜させた上で、図28中の上記矢印と左右対称な方向に移動させることにより)リセプタクルコネクタ15に対して接続することが可能である。
そして第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71をリセプタクルコネクタ15に接続したら、第一回路基板68と第二回路基板73をビス等によって上記固定部材に固定する。
また、リセプタクルコネクタ15に対して接続した第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71は、上記と逆の手順によってリセプタクルコネクタ15から簡単に取り外すことが可能である。
以上説明した本実施形態のコネクタ10は、リセプタクルコネクタ15に対して第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71を、一方向(リセプタクルコンタクト27の並び方向)に対して直交する第一着脱方向(前後方向:図21、図22、図25〜図28の接続要領)、一方向及び第一着脱方向に対して直交する第二着脱方向(左右方向:図23、図24の接続要領)、並びに第一着脱方向を中心とする回転方向(図16〜図18の接続要領)のいずれの方向に接近させる場合であっても、リセプタクルコネクタ15に対して第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71を接続する(リセプタクルコンタクト27に対して広幅プラグコンタクト59と狭幅プラグコンタクト63を接触させる)ことが可能である。そのため、リセプタクルコネクタ15に対する第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71の接続可能方向が一つの方向に限定されているコネクタと比べて、リセプタクルコネクタ15に対して第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71を容易に接続させることが可能である。
しかも、リセプタクルコネクタ15に対して第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71を接続するときの接近方向が第一着脱方向、第二着脱方向、及び回転方向のいずれの方向であっても、リセプタクルインシュレータ16とプラグインシュレータ46を接続方向に移動案内することが可能な案内手段(リセプタクル側案内部20、リセプタクル側案内部21、係合凹部47、プラグ側案内部50)をコネクタ10が備えている。
そのためリセプタクルコネクタ15に対する第一プラグコネクタ45や第二プラグコネクタ71の相対位置や姿勢を正確に把握できない環境下においても、リセプタクルコネクタ15に対する第一プラグコネクタ45や第二プラグコネクタ71の着脱作業を比較的容易に行うことが可能である。
しかも、リセプタクルコネクタ15に対する第一プラグコネクタ45や第二プラグコネクタ71の着脱作業時にリセプタクルコネクタ15、第一プラグコネクタ45、及び第二プラグコネクタ71に無理な力が掛からないので、リセプタクルコネクタ15、第一プラグコネクタ45、及び第二プラグコネクタ71が破損するおそれは小さい。
また、プラグインシュレータ46の上下の係合凹部47がリセプタクル側案内部20とリセプタクル側案内部21に対して係合するので、仮に第一回路基板68と第二回路基板73を上記固定部材に固定するためのビスが脱落したとしても、第一プラグコネクタ45や第二プラグコネクタ71のプラグインシュレータ46がリセプタクルコネクタ15のリセプタクルインシュレータ16に対して下方に脱落するおそれは小さい。
さらに、第一回路基板68と第二回路基板73を前後方向に対向させて配置した場合(第一プラグコネクタと第二プラグコネクタを前後に並べて、両者の間に位置するリセプタクルコネクタに第一プラグコネクタと第二プラグコネクタを接続する場合)に、後方に位置する回路基板と一体化したプラグコネクタをリセプタクルコネクタに対して着脱する場合は、前方に位置する回路基板(及びプラグコネクタ)が後方に位置するプラグコネクタの着脱作業の障害になるので、着脱作業は困難になるおそれが高い。
これに対して本実施形態では第一回路基板68と第二回路基板73を前後方向に対して直交する一平面上に位置させているので、第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71のリセプタクルコネクタ15に対する着脱作業を容易に行うことが可能である。
以上、本発明を上記各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形を施しながら実施可能である。
例えば、コネクタ10から第一プラグコネクタ45と第二プラグコネクタ71の一方を省略してもよい。
またプラグコンタクトとして広幅プラグコンタクト59と狭幅プラグコンタクト63の一方のみを利用してもよい。
10 コネクタ
15 リセプタクルコネクタ
16 リセプタクルインシュレータ
17 接続用凹部
18 仕切突条
18a 誘い込み部
19 側面凹部
20 21 リセプタクル側案内部(案内手段)
22 係合面
23 誘い込み面
25 コンタクト支持孔
27 リセプタクルコンタクト
28 ベース片
29 テール片
30 第一支持片
31 第一挟持片
31a 係止部
32 第一屈曲部
33 第一誘い込み片
35 第二支持片
35a 係止部
36 第二挟持片
37 第二屈曲部
38 第二誘い込み片
40 固定用板材
45 第一プラグコネクタ(プラグコネクタ)
46 プラグインシュレータ
46a 貫通孔
47 係合凹部(案内手段)
48 接続用凸部
49 誘い込み部
50 プラグ側案内部(案内手段)
51 係合面
52 誘い込み面
54 嵌合凸部
57 58 コンタクト支持孔
59 広幅プラグコンタクト(プラグコンタクト)
60 第一接触片
61 第一テール片
63 狭幅プラグコンタクト(プラグコンタクト)
64 第二接触片
65 切り欠き
66 第二テール片
68 第一回路基板
69 逃げ用凹部
71 第二プラグコネクタ(プラグコネクタ)
73 第二回路基板
100 機器
101 筐体

Claims (7)

  1. リセプタクルインシレータ、及び該リセプタクルインシュレータに一方向に直線的に並べて支持した複数のリセプタクルコンタクト、を有するリセプタクルコネクタと、
    上記リセプタクルインシュレータに対して着脱可能なプラグインシュレータ、及び該プラグインシュレータに上記一方向に並べて支持し、かつ上記リセプタクルインシュレータに対して上記プラグインシュレータを接続したときに上記リセプタクルコンタクトとそれぞれ接触する複数のプラグコンタクト、を有するプラグコネクタと、
    を備えるコネクタにおいて、
    上記リセプタクルインシュレータと上記プラグインシュレータの着脱方向が、上記一方向に対して直交する第一着脱方向、上記一方向及び上記第一着脱方向に対して直交する第二着脱方向、並びに上記第一着脱方向を中心とする回転方向のいずれの方向であっても、上記リセプタクルインシュレータと上記プラグインシュレータを接続方向に移動案内することが可能な案内手段を備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    上記案内手段が、
    上記リセプタクルインシュレータに形成したリセプタクル側案内部と、
    上記プラグインシュレータに形成した、上記リセプタクルインシュレータと上記プラグインシュレータが接近しながら接続するときに上記リセプタクル側案内部と係合するプラグ側案内部と、
    を備え、
    上記プラグ側案内部に、上記リセプタクル側案内部と係脱可能で上記第一着脱方向に見たときに円弧形をなす曲面からなる係合面を形成したコネクタ。
  3. 請求項2記載のコネクタにおいて、
    上記リセプタクル側案内部に、
    上記プラグ側案内部の上記係合面と係脱可能で上記第一着脱方向に見たときに円弧形をなす曲面からなる係合面を形成したコネクタ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のコネクタにおいて、
    上記プラグコネクタが、
    上記リセプタクルコンタクトと接触する上記プラグコンタクトを備える第一プラグコネクタと、
    上記リセプタクルコンタクトと接触する上記プラグコンタクトを備え、自身の上記プラグコンタクトが上記リセプタクルコンタクトと接触したときに上記第一プラグコネクタと上記第二着脱方向に並ぶ第二プラグコネクタと、
    を備えるコネクタ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のコネクタにおいて、
    上記プラグコネクタが、
    上記リセプタクルコンタクトと接触可能な第一プラグコンタクトを有し、かつ該第一プラグコンタクトが平板状の第一回路基板に実装可能な第一プラグコネクタと、
    上記リセプタクルコンタクトと接触可能な第二プラグコンタクトを有し、かつ該第二プラグコンタクトが平板状の第二回路基板に実装可能であり、上記リセプタクルコンタクトと上記第二プラグコンタクトが接触したときに上記第二回路基板が上記第一回路基板と同一平面上に位置する第二プラグコネクタと、
    を備えるコネクタ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載のコネクタにおいて、
    上記リセプタクルコンタクトの先端部に、両者の間に上記プラグコンタクトが進入して接続する一対の挟持片を形成したコネクタ。
  7. 請求項5に従属する請求項6記載のコネクタにおいて、
    上記リセプタクルコンタクトが上記第二着脱方向に延びる部材であり、
    上記リセプタクルコンタクトの両端部に上記一対の挟持片をそれぞれ形成したコネクタ。
JP2013143411A 2013-07-09 2013-07-09 コネクタ Pending JP2015018623A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013143411A JP2015018623A (ja) 2013-07-09 2013-07-09 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013143411A JP2015018623A (ja) 2013-07-09 2013-07-09 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015018623A true JP2015018623A (ja) 2015-01-29

Family

ID=52439473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013143411A Pending JP2015018623A (ja) 2013-07-09 2013-07-09 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015018623A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015208036A1 (de) 2014-05-02 2015-11-05 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Formungsvorrichtung, Formungsverfahren und geformte Produkte

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015208036A1 (de) 2014-05-02 2015-11-05 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Formungsvorrichtung, Formungsverfahren und geformte Produkte
DE102015208037A1 (de) 2014-05-02 2015-11-05 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Formungsvorrichtung, Formungsverfahren und geformte Produkte

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6282565B2 (ja) ケーブル用コネクタ
US9590327B2 (en) Reinforcing metal fitting and a connector having the reinforcing metal fitting
US8308492B2 (en) Board-to-board connector
US8342875B2 (en) Board-to-board connector having a sidewall portion with a sloped guide surface with cut out
US20150318639A1 (en) Lever-type connector
JP6441777B2 (ja) コネクタ
TWI525939B (zh) 連接器
CN110061375A (zh) 连接器、对接连接器以及连接器组件
JP2016177955A (ja) 電気コネクタ
JP2018097975A (ja) 電気コネクタ
KR101326395B1 (ko) 커넥터 및 커넥터 장치
US20090081900A1 (en) Electric connector
KR101674792B1 (ko) Usb 리셉터클
JP2015018623A (ja) コネクタ
JP2019024023A (ja) コネクタ
US9196987B2 (en) Connector
US10236606B2 (en) Socket with removable retainer attached to deflectable fixing seat
JP7294871B2 (ja) コネクタ及び電気コネクタ
JP6464292B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP2019046703A (ja) ハーネス側コネクタ及びカードエッジコネクタ
JP2018037265A (ja) 相互係合コネクタ装置
JP2017168309A (ja) コネクタ
JP2017010836A (ja) コネクタ用のキャップ
JP6552313B2 (ja) コネクタ
JP2021501441A (ja) コネクタ用ターミナル及びそれを含むコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150130