JP2019046537A - 蓄電池セルの製造方法、蓄電池セル、蓄電池モジュールおよび蓄電池ユニット - Google Patents

蓄電池セルの製造方法、蓄電池セル、蓄電池モジュールおよび蓄電池ユニット Download PDF

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和司 松島
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Abstract

【課題】電極同士の位置ズレを防止して、複数の電極を高い接続信頼性で接続し得る蓄電池セルの製造方法、および信頼性の高い蓄電池セル、蓄電池モジュールおよび蓄電池ユニットを提供する。【解決手段】蓄電池セルの製造方法は、平板状の電極本体と、電極本体の厚さ方向と直交する方向に電極本体から突出し、幅が電極本体から離れるに従って減少する突出部とをそれぞれ有する複数の電極と、複数のセパレータとを用意する第1の工程と、複数の電極と複数のセパレータとを交互に積層して電極積層体を得る第2の工程であって、複数の電極のうちの少なくとも一部を、それらの突出部をガイド部に沿わせつつ積層する第2の工程と、電極積層体とともに電解質を外装体内に封入する第3の工程とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、蓄電池セルの製造方法、蓄電池セル、蓄電池モジュールおよび蓄電池ユニットに関する。
リチウムイオン二次電池は、鉛蓄電池やニッケル水素電池に比べてエネルギー密度および起電力が高いという特徴を有する。このため、リチウムイオン二次電池は、小型化および軽量化が要求される各種の携帯機器やノートパソコン等の電源として広く使用されている。
このようなリチウムイオン二次電池は、通常、次のようにして製造される。まず、正極活物質が正極集電体に塗布された正極と、負極活物質が負極集電体に塗布された負極との間に、セパレータおよび電解質を介在させた電極積層体を作製する。次に、正極端子用タブ同士および負極端子用タブ同士を接続し、その後、電極積層体を外装体内に密封する(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、電極積層体を作製する際に、正極同士および負極同士が位置ズレすると、正極端子用タブ同士および負極端子用タブ同士を確実に接続することが難しくなることがある。特に、正極および負極の設置数を多くした場合、これらの位置ズレが生じると、最下部の端子用タブと最上部の端子用タブとの位置ズレが極めて大きくなり、それらを完全に接続することができなくなる事態も生じる。
特開2017−69207号公報
本発明の目的は、電極同士の位置ズレを防止して、複数の電極を高い接続信頼性で接続し得る蓄電池セルの製造方法、および信頼性の高い蓄電池セル、蓄電池モジュールおよび蓄電池ユニットを提供することにある。
このような目的は、下記の(1)〜(11)の本発明により達成される。
(1) 平板状の電極本体と、該電極本体の厚さ方向と直交する方向に前記電極本体から突出し、幅が前記電極本体から離れるに従って減少する突出部とをそれぞれ有する複数の電極と、複数のセパレータとを用意する第1の工程と、
前記複数の電極と前記複数のセパレータとを交互に積層して電極積層体を得る第2の工程であって、前記複数の電極のうちの少なくとも一部を、それらの前記突出部をガイド部に沿わせつつ積層する第2の工程と、
前記電極積層体とともに電解質を外装体内に封入する第3の工程とを備えることを特徴とする蓄電池セルの製造方法。
(2) 前記第2の工程において、前記セパレータを介して位置する2つの前記電極を、それらの前記突出部が互いに反対側に向くように配置する上記(1)に記載の蓄電池セルの製造方法。
(3) 前記第2の工程において、前記2つの電極のうちの一方の前記電極を、それらの前記突出部を前記ガイド部に沿わせつつ積層する上記(2)に記載の蓄電池セルの製造方法。
(4) 前記第2の工程において、他方の前記電極も、それらの前記突出部を他のガイド部に沿わせつつ積層する上記(2)または(3)に記載の蓄電池セルの製造方法。
(5) 前記一方の電極の前記突出部の前記電極本体側の幅は、前記他方の電極の前記突出部の前記電極本体側の幅より小さい上記(2)ないし(4)のいずれかに記載の蓄電池セルの製造方法。
(6) 前記第3の工程に先立って、平面視において重なり合う前記電極の前記突出部同士を互いに接合する工程を有する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の蓄電池セルの製造方法。
(7) 各前記電極は、前記突出部を有する電極集電体と、前記電極集電体の少なくとも一方の面に前記突出部が露出するように設けられた活物質層とを備える上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の蓄電池セルの製造方法。
(8) 平板状の電極本体と、該電極本体の厚さ方向と直交する方向に前記電極本体から突出し、幅が前記電極本体から離れるに従って減少する突出部とをそれぞれ有する複数の電極と、複数のセパレータとが互いに積層された電極積層体と、
電解質と、
前記突出部を外部に突出させつつ、内部に前記電極積層体および前記電解質を封入する外装体とを有することを特徴とする蓄電池セル。
(9) 積層された複数の上記(8)に記載の蓄電池セルを有することを特徴とする蓄電池モジュール。
(10) 少なくとも1つの上記(9)に記載の蓄電池モジュールと、
該蓄電池モジュールを収納する筐体とを有することを特徴とする蓄電池ユニット。
(11) 前記蓄電池モジュールを制御する制御モジュールを有する上記(10)に記載の蓄電池ユニット。
本発明によれば、複数の電極の位置決めが正確になされるので、蓄電池モジュールの生産性が向上するとともに、接続すべき複数の電極同士を高い接続信頼性で接続することができる。
本発明の蓄電池ユニットを示す分解斜視図である。 本発明の蓄電池モジュールの斜視図である。 図2に示す蓄電池モジュールが備える積層部の分解斜視図である。 本発明の蓄電池セルが有する電極積層体の断面図である。 図4に示す電極積層体の作製工程を示す斜視図である。 他の構成の電極積層体の作製工程を示す斜視図である。
以下、本発明の蓄電池セルの製造方法、蓄電池セル、蓄電池モジュールおよび蓄電池ユニットについて、添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の蓄電池ユニットを示す分解斜視図、図2は、本発明の蓄電池モジュールの斜視図、図3は、図2に示す蓄電池モジュールが備える積層部の分解斜視図、図4は、本発明の蓄電池セルが有する電極積層体の断面図である。
なお、各図では、その特徴を判り易くするために、便宜上、特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率等は、実際とは異なる場合がある。また、以下に例示される材料、寸法等は一例であって、本発明は、それらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
以下では、説明の都合上、図1〜図5中の右側を「前側」または「前方」と、左側を「後側」または「後方」と言う。また、図1〜図5中の上側を「上側」または「上方」と、上側を「下側」または「下方」と言う。
図1に示す蓄電池ユニット100は、複数の蓄電池モジュール1と、複数の蓄電池モジュール1を制御する制御モジュール10と、複数の蓄電池モジュール1および制御モジュール10を積み重ねた状態で収納可能な筐体20とを有している。
各蓄電池モジュール1は、図2に示すように、積層部2と電気接続部3とを備える蓄電池本体4と、蓄電池本体4の側部に設けられた一対のブラケット部材5とを有しており、2つのハンドル6が一対のブラケット部材5に着脱自在に取付可能となっている。
図3に示すように、積層部2は、積層された複数のシート状の蓄電池セル21を備えている。各蓄電池セル21は、例えば、リチウムイオン二次電池で構成することができる。
また、積層部2は、その最上部に配置された天板23と、最下部に配置された底板24とを備えている。
すなわち、本実施形態の積層部2は、底板24、複数の蓄電池セル21および天板23が、この順で積層されて構成されている。なお、積層部2は、所定の数の蓄電池セル21毎に収納および支持する樹脂製の支持体を有していてもよい。
天板23および底板24は、それぞれ比較的硬質の樹脂材料で構成されている。かかる樹脂材料としては、特に限定されないが、例えば、ポリカーボネート、ABS等が挙げられる。
また、積層部2を構成する各部の主要部の平面視形状は、図5に示すように、長方形状をなしており、積層部2および蓄電池本体4の外形は、直方体状をなしている。
図2に示すように、天板23の上面には、その長手方向に沿って並ぶ複数の円環状の凸部(第1の係合部)231が形成され、一方、底板24の下面には、図示しないが、凸部231に対応して、その長手方向に沿って並ぶ複数の円環状の凸部(第2の係合部)が形成されている。これらの凸部は、複数の蓄電池モジュール1を積み重ねた際に、一方の凸部が対応する凸部の内側に挿入され、これらが係合する。これにより、上下2つの蓄電池モジュール1が位置決めされる。
また、この状態で、上下2つの蓄電池モジュール1の間には隙間が形成される。このため、蓄電池本体4(蓄電池セル21)が発熱しても、その熱が蓄電池モジュール1同士の間に滞留することなく、これらの間の隙間を介して効率よく排出される。これにより、蓄電池モジュール1が蓄熱し、誤作動すること等を防止することができる。
なお、前述した天板23および底板24に形成されている凸部(第1、第2の係合部)の形状は、円環状に限らず、例えば、楕円環状、三角環状、四角環状、六角環状、星環状等であってもよく、また、これらの凸部の形状は、互いに同じ(相似形)であってもよいが、互いに異なっていてもよい。
また、第1の係合部と第2の係合部とは、それぞれ1つのみ設けるようにしてもよいが、複数個設けることにより、蓄電池モジュール1同士の前後および左右の位置決めをより正確に行うことができる。
なお、これらの凸部(第1、第2の係合部)は、必要に応じて設ければよく、省略することができ、この場合、例えば、ネジ止め等により蓄電池モジュール1同士の位置決め(固定)を行えばよい。また、蓄電池モジュール1同士の間に隙間を形成する目的のみであれば、これらの凸部同士が係合していなくてもよいし、第1、第2の係合部のうちのいずれか一方を省略してもよいし、第1、第2係合部の双方を省略し、蓄電池モジュール1同士の間に天板23および底板24とは別体のスペーサーを配置してもよい。
各蓄電池セル21は、図3および図4に示すように、正極211と、負極212と、これの間に介挿されたセパレータ213とを備える電極積層体210と、電解液214と、内部に電極積層体210および電解液214を封入するシート状の外装体215とを備えている。
電極積層体210は、さらに、正極211と一体的に形成された正極端子用タブ(突出部)211aと、負極212と一体的に形成された負極端子用タブ(突出部)212aとを備えている。これらの端子用タブ211a、212aは、図3に示すように、電極積層体210を外装体215内に封入した状態で、外装体215から突出している。
本実施形態では、正極端子用タブ211aと、負極端子用タブ212aとは、電極積層体210の反対側の端部、すなわち蓄電池セル21の反対側の端部から互いに反対側に突出している。
正極211は、アルミニウム箔で構成された正極集電体2111と、正極集電体2111の両面にそれぞれ設けられた正極活物質層2112とを有している。蓄電池セル21の充電時には、正極集電体2111が電気を集電して、正極活物質層2112に供給する。
正極集電体2111の一部は、正極活物質層2112から露出しており、この露出部が正極端子用タブ211aを構成している。したがって、本実施形態の正極211は、正極集電体2111と正極活物質層2112とで構成される平板状の正極本体(電極本体)211bと、この正極本体211bの厚さ方向と直交する方向に正極本体211bから突出する正極端子用タブ(突出部)211aとを備えている。なお、正極活物質層2112は、正極集電体2111の一方の面にのみ設けられてもよい。
また、図5に示すように、正極端子用タブ211aの幅が、正極本体211bから離れるに従って減少しており、平面視において三角形状をなしている。かかる構成により、正極集電体2111において、応力が集中し易い正極端子用タブ211aと正極本体211bとの境界部の幅が大きくなるため、不要な外力が蓄電池セル21に付与されても、正極端子用タブ211aが破損することを好適に防止することができる。
なお、正極端子用タブ211aは、その幅が正極本体211bから離れるに従って減少していればよく、正極本体211bと反対側の端部が尖っていなくてもよい。すなわち、正極端子用タブ211aは、その正極本体211bと反対側の端部が若干の幅を有し、平面視において台形状をなしていてもよい。
また、正極端子用タブ211aの幅の変化率が一定でなく、途中で変化してもよい。
正極活物質層2112は、例えば、正極活物質と、導電助剤と、結着剤とを含む正極用スラリーを、正極集電体2111に塗工することにより形成することができる。
正極活物質としては、例えば、コバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)、マンガン酸リチウム(LiMn)等が挙げられる。また、正極活物質には、類似の組成であるオリビン型リン酸鉄リチウム(LiFePO)を用いることもできる。
導電助剤としては、例えば、アセチレンブラック等が用いられ、結着剤としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン等が用いられる。
一方、負極212は、図示しないが、銅箔で構成された負極集電体2121と、負極集電体2121の両面にそれぞれ設けられた負極活物質層2122とを有している。蓄電池セル21の放電時に、負極集電体2121は、負極活物質層2122で発生した電子を効率よく取り出し外部機器に供給する。
負極集電体2121の一部は、負極活物質層2122から露出しており、この露出部が負極端子用タブ212aを構成している。したがって、本実施形態の負極212は、負極集電体2121と負極活物質層2122とで構成される平板状の負極本体(電極本体)212bと、この負極本体212bの厚さ方向と直交する方向に負極本体212bから突出する負極端子用タブ(突出部)212aとを備えている。なお、負極活物質層2122は、負極集電体2121の一方の面にのみ設けられてもよい。
また、負極端子用タブ212aの幅が、負極本体212bから離れるに従って減少しており、平面視において三角形状をなしている。かかる構成により、負極集電体2121において、応力が集中し易い負極端子用タブ212aと負極本体212bとの境界部の幅が大きくなるため、不要な外力が蓄電池セル21に付与されても、負極端子用タブ211aが破損することを好適に防止することができる。
なお、負極端子用タブ212aは、その幅が負極本体212bから離れるに従って減少していればよく、負極本体212bと反対側の端部が尖っていなくてもよい。すなわち、負極端子用タブ212aは、その負極本体212bと反対側の端部が若干の幅を有し、平面視において台形状をなしていてもよい。
また、負極端子用タブ212aの幅の変化率が一定でなく、途中で変化してもよい。
さらに、本実施形態では、図5に示すように、正極端子用タブ211aの正極本体211b側の幅は、負端子用タブ212aの負極本体212b側の幅より小さくなっている。これにより、正極端子用タブ211aと負極端子用タブ212aとを容易に判別(区別)することができる。このため、後述するように、複数の正極211、複数の負極212およびセパレータ213を積層して電極積層体210を作製する際に、正極211と負極212とを取り違えることが防止される。
負極活物質層2122は、例えば、負極活物質と、結着剤と、必要に応じて導電助剤とを含む負極用スラリーを、負極集電体2121に塗工することにより形成することができる。
負極活物質としては、特に限定されないが、例えば、炭素粉末、黒鉛粉末のような炭素材料、チタン酸リチウムのような金属酸化物等を用いることができる。
また、結着剤としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン等を用いることができ、導電助剤としては、例えば、アセチレンブラック、カーボンナノチューブ等を用いることができる。
なお、図4に示す構成では、正極211および負極212の設置数は、それぞれ3つで同一であるが、異なっていてもよい。
また、正極211および負極212の設置数も、特に限定されず、2〜150程度であることが好ましく、3〜100程度であることがより好ましい。特に、本発明によれば、電極集電体210の作製時に、正極211および負極212の位置ズレを確実に防止し得る。このため、本発明は、比較的多数の正極211および負極212を備える電極積層体210を作製する際に好適に用いられる。
正極211と負極212との間には、セパレータ213が介挿されている。このセパレータ213は、絶縁性を有し、正極211と負極212との短絡を防止する機能および電解液214を保持する機能を有する。
セパレータ213は、電解液214を保持または通過させることが可能であれば、特に限定されず、多孔質膜(粒子集合物)、不織布等で構成することができる。
セパレータ213の構成材料(絶縁材料)としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなオレフィン系樹脂、セルロース系樹脂等が挙げられる。
このようなセパレータ213を介して位置する2つの電極(すなわち、正極211および負極212)は、正極端子用タブ211aおよび負極端子用タブ212aが互いに反対側に向くように配置されている。
そして、平面視において重なり合う正極端子用タブ211a同士および負極端子用タブ212a同士がそれぞれ互いに接合されている。なお、端子用タブ211a、212a同士は、例えば、溶接等の方法により接合される。
セパレータ213は、図4に示す構成では、電極積層体210の双方の最外層に配置されているが、一方の最外層のみに配置されてもよく、双方の最外層に配置されなくてもよい。また、セパレータ213の設置数も、特に限定されず、1〜150程度であることが好ましく、2〜100程度であることがより好ましい。
以上のような電極積層体210は、電解液214とともに外装体215内に封入されている。
電解液214は、電解質を溶媒に溶解してなる液体である。蓄電池セル21の充放電時には、この電解液214中をイオンが伝導する。
溶媒には、水分を実質的に含まない(例えば、100ppm未満)非水系溶媒が好適に用いられる。非水系溶媒としては、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジメトキシエタン、γ−ブチロラクトン、酢酸メチル、蟻酸メチル、トルエン、ヘキサン等が挙げられ、これらのうちの1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
電解質としては、例えば、六フッ化リン酸リチウム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸リチウムのようなリチウム塩等を好適に使用することができる。
電解液214中の電解質の濃度は、特に限定されないが、0.01〜1M程度であることが好ましく、0.05〜0.75M程度であることがより好ましく、0.1〜0.5M程度であることがさらに好ましい。
なお、電解液214は、ゲル化剤の添加によりゲル状をなしていてもよい。ゲル化剤としては、例えば、アセトニトリルのようなニトリル系化合物、テトラヒドロフランのようなエーテル系化合物、ジメチルホルムアミドのようなアミド系化合物等が挙げられ、これらのうちの1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
外装体215は、例えば、1枚の可撓性を有するシート材を折り曲げ、その外周部をシールすることで形成されている。このシート材は、例えば、基材層と、基材層の一方の面に設けられた樹脂層と、基材層の他方の面(樹脂層と反対側の面)に設けられた保護層とを備える積層シートで構成されている。
基材層は、シート材に強度を付与する機能および電解液214やガスの透過を阻止する機能を有する。基材層の構成材料としては、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金、ステンレス鋼等が挙げられる。
樹脂層は、融着されることにより外装体215を封止する機能を有する。樹脂層の構成材料(融着可能な材料)としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、ポリメチルペンテン等が挙げられ、これらのうちの1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
保護層は、外装体215の最外層を構成し、基材層を保護する機能および蓄電池セル21の機械的構造特性を確保する機能を有する。保護層の構成材料には、比較的硬質な樹脂材料が用いられる。かかる硬質な樹脂材料としては、例えば、ポリアミド(ナイロン)、アクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられ、これらのうちの1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
このような蓄電池セル21を複数積層してなる積層部2の前方端部および後方端部には、複数の端子用タブ211a、212aに電気的に接続されるように、電気接続部3が設けられている。また、前方の電気接続部3の前面には、ケーブルを接続するための2つのコネクタ31、32が設けられている。
このような蓄電池本体4の長手方向に沿って延びている両側部には、一対のブラケット部材5が設けられている。すなわち、一対のブラケット部材5は、蓄電池本体4を介して対向配置されている。この状態で、コネクタ31、32は、一対のブラケット部材5同士の間で、前方に突出している。
図2に示すように、各ブラケット部材5は、蓄電池本体4の側面、上面縁部、下面縁部、前面縁部および後面縁部を覆う枠状の本体部51と、本体部51の前方側の端部の上下から内側に突出する一対の板片52と、本体部51の後方側の端部の上下から内側に突出する一対の板片53とを備えている。
各板片52、53は、蓄電池本体4(本実施形態では、電気接続部3)に対してネジ止めされている。これにより、1対のブラケット部材5および蓄電池本体4が互いに固定され、蓄電池本体4が分解するのを阻止することができる。すなわち、積層部2と電気接続部3とが互いに分離することや、蓄電池セル21、天板23および底板24が互いに分離することを阻止することができる。
なお、蓄電池本体4を構成する各部を、例えば、接着剤による接着、ネジ止め等してもよいが、一対のブラケット部材5により、蓄電池本体4の各部を一括して固定すれば、蓄電池モジュール1の構成の簡素化を図るとともに、製造コストを低減することもできる。また、蓄電池モジュール1のメンテナンスの際に、蓄電池本体4を分解することも容易になる。
このようなブラケット部材5は、所定の形状に加工された一枚の板材を折り曲げることにより作製することができる。ブラケット部材5の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金、ステンレス鋼、鉄等が挙げられる。かかる材料でブラケット部材5を構成することにより、ブラケット部材5を介した放熱効果も期待できる。
さらに、各ブラケット部材5(本体部51)の蓄電池本体4の上面縁部を覆う部分には、その長手方向に沿って長孔(第1の貫通孔)513と、この長孔513の近傍に小孔514とが形成されている。各ブラケット部材5では、長孔513と小孔514との組が前後2組設けられている。なお、前側の組と後側の組とでは、長孔513と小孔514との位置関係が逆転している。
これらの長孔513および小孔514が、ブラケット部材5にハンドル6を着脱自在に取り付けるための取付部を構成している。
各ハンドル6は、図2に示すように、手を掛ける帯状の把持部61と、把持部61の両端から下方に延びる一対の脚部62と、下端部(把持部61と反対側の端部)に設けられたU字状をなすフック部63とを備えている。
このようなハンドル6は、所定の形状に加工された一枚の板材を折り曲げることにより作製することができる。ハンドル6の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金、ステンレス鋼、鉄等が挙げられる。
ブラケット部材5の長孔513は、ハンドル6のフック部63を通過可能な大きさを有している。また、小孔514は、フック部63の先端を挿入して係止可能な大きさを有している。
このため、ハンドル6の各フック部63を一対のブラケット部材5の対応する長孔513に挿通し、ハンドル6を蓄電池モジュール1に対して前方または後方に若干スライドさせた後、各フック部63の先端が小孔514に挿入されるように、ハンドル6を蓄電池モジュール1から離間させることにより、ハンドル6の一端部が一方のブラケット部材5に、その他端部が他方のブラケット部材5に取り付けられる。これにより、図2の前方に示すように、蓄電池モジュール1は、ハンドル6を取り付けた取付状態となる。
このように、ハンドル6を蓄電池モジュール1に取り付けることにより、蓄電池モジュール1の移動作業や設置作業を、特に狭小スペースであっても、人手により容易に行うことができる。また、ハンドル6は、蓄電池モジュール1から取り外すこともできるため、複数の蓄電池モジュール1を積み重ねて設置する場合でも、蓄電池ユニット100の大きさが増大することを防止することもできる。また、ハンドル6は、ブラケット部材5に対する姿勢が変更可能であり、筐体20内のデッドスペースを有効利用して筐体20内に収めることができる。
以上説明したような蓄電池モジュール1が複数個積み重ねられた状態で、筐体20に収納される。このため、蓄電池モジュール1の設置数を変更することにより、蓄電池ユニット100の電池容量を調節することができる。
なお、図1に示す構成では、筐体20の紙面手前側に2段、紙面奥側に3段で、蓄電池モジュール1を積み重ねて配置するようになっている。
筐体20は、図1に示すように、上部開口201aを備える本体部201と、上部開口201aを塞ぐようにして本体部201に着脱自在に固定される蓋部202とを備えている。
また、筐体20の底部内面には、前述した蓄電池モジュール1の下面に形成された図示しない凸部(第2の係合部)が挿入されることにより係合可能な凹部(第3の係合部)2012が設けられている。これにより、最も下側に位置する蓄電池モジュール1を、筐体20(本体部201)に対して位置決めすることができる。
なお、凹部2012(第3の係合部)の形状および大きさは、蓄電池モジュール1の下面に形成された図示しない凸部(第2の係合部)の形状および大きさに応じて決められるものであり、図示の形状および大きさに限定されず、例えば、第3の係合部は、凹部2012に代えて、凸部231と同様の構成の円環状の凸部や、下面に形成された凸部の内側に挿入可能(係合可能)な円柱状の凸部で構成することもできる。
積み重ねられた複数の蓄電池モジュール1の上には、図1に示すように、固定プレート30が配置され、固定プレート30が、図中矢印で示すネジにより、本体部201にネジ止めされる。これにより、複数の蓄電池モジュール1も本体部201に固定される。
かかる構成によれば、蓄電池モジュール1同士をネジ止めすることなく、一括して本体部201(筐体20)に固定することができるため、部品点数の削減を図ることができるとともに、蓄電池ユニット100の設置作業をより簡略化することができる。また、固定プレート30は、筐体20を補強する機能も有する。
このような固定プレート30には、蓄電池モジュール1の凸部231が挿入されることにより係合可能な貫通孔(第4の係合部)301が設けられている。これにより、積み重ねられた複数の蓄電池モジュール1をより確実に筐体20に固定することができる。
なお、貫通孔301(第4の係合部)の形状および大きさは、凸部231の形状および大きさに応じて決められるものであり、図示の形状および大きさに限定されず、例えば、第4の係合部は、貫通孔301に代えて、下面に形成された凸部と同様の構成の円環状の凸部や、凸部231の内側に挿入可能(係合可能)な円柱状の凸部で構成することもできる。
また、固定プレート30上には、制御モジュール10が配置され、図中矢印で示すネジにより、固定プレート30にネジ止めされる。
制御モジュール10は、各蓄電池モジュール1に電気的に接続されており、例えば、交流電流と直流電流との電力変換を行う機能、蓄電池モジュールの異常の有無をモニターする機能、蓄電池モジュール1の充電量をモニターする機能、異常時の電力遮断機能、外部機器との通信機能等を有している。
本体部201内に、複数の蓄電池モジュール1および制御モジュール10を収納した状態で、本体部201の上部開口201aを塞ぐように、本体部201に蓋部202が装着される。
蓋部202は、長方形状(上部開口201aに対応した形状)の平板で構成され、四つの角部にそれぞれ貫通孔2021が形成されている。図中矢印で示すネジを貫通孔2021に挿通し、枠体2011のネジ穴に螺合する。これにより、蓋部202が本体部201に固定される。
筐体20および固定プレート30の構成材料としては、それぞれ、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金、ステンレス鋼、鉄等が挙げられる。かかる材料で筐体20および固定プレート30を構成することにより、これらを介した放熱効果も期待できる。
次に、本発明の蓄電池セル21の製造方法について説明する。
図5は、図4に示す電極積層体の作製工程を示す斜視図である。
[1] まず、前述したような正極211、負極212およびセパレータ213を用意する(第1の工程)。
[2] 次に、図5に示すように、ガイド部7を作業台(図示せず)上に配置する。ガイド部7は、一対のガイド柱71を備えている。各ガイド柱71は、三角柱で構成され、斜面711が負極端子用タブ212aをガイドするガイド面を構成する。
まず、図示の構成では、作業台上に、1つ目のセパレータ213、1つ目の正極211および2つ目のセパレータ213を順次積層する。次いで、ガイド部7の斜面711に負極端子用タブ212aを沿わせて、1つ目の負極212を2つ目のセパレータ213上に配置する。
同様にして、2つ目以降の正極211および2つ目の負極212を、セパレータ213が介在するように積層していく(第2の工程)。すなわち、複数の電極(正極211および負極212)と複数のセパレータ213とを交互に積層していく。
このとき、負極端子用タブ212aをガイド部7の斜面711に沿わせて、負極212を移動させるため、複数の負極212が互いにズレるのを防止すること、すなわち互いに位置決めすることができる。
複数の負極212の位置ズレを防止することで、複数の正極の位置ズレも防止することができるか、仮に複数の正極211に位置ズレが生じても、そのズレ量を低減することができる。
また、図5に点線で示すように、正極端子用タブ211aをガイドするガイド部8を配置するようにしてもよい。ガイド部8も、ガイド部7と同様に構成することができる。このようなガイド部8を設けることにより、複数の正極211の位置決めをより正確に行うことができる。
なお、ガイド部7を省略してガイド部8のみを配置してよいことは言うまでもない。
次に、正極端子用タブ211a同士および負極端子用タブ212a同士(平面視において重なり合う電極の突出部同士)を互いに接合する。これにより、図4に示す電極積層体210が得られる。
[3] 次に、電極積層体210とともに電解質を外装体215内に封入する。
以上のようにして、図3に示す蓄電池セル21を作製することができる。
このように、本発明によれば、複数の正極211および複数の負極212を正確に位置決めすることができる。このため、電極積層体210、ひいては蓄電池セル21の生産性を向上することができるとともに、複数の正極211同士および複数の負極212同士を高い接続信頼性で接続することができる。したがって、信頼性に優れる蓄電池セル21を得ることができる。
なお、セパレータ213の一方または双方の端部に、端子用タブ211a、212aの平面視におけるサイズより小さく、ガイド部7、8に係合可能な突出部を設けるようにしてもよい。これにより、電極積層体210を作製する際に、セパレータ213の位置決めも正確に行うことができる。
また、平面視において、セパレータ213に設けられる突出部が、端子用タブ211a、212aから露出するため、端子用タブ211a、212a同士を接合することを妨げない。
また、正極211および負極212は、図6に示すように構成することもできる。
図6に示す構成では、正極端子用タブ211aおよび負極端子用タブ212aの双方が同じ側に向くように配置される。また、正極端子用タブ211aと負極端子用タブ212aとは、平面視において、互いにズレた位置で正極本体211bおよび負極本体212bから突出している。
したがって、正極端子用タブ211aと負極端子用タブ212aとは、電極積層体210の同じ側の端部、すなわち蓄電池セル21の同じ側の端部から互いに同じ側に突出している。
かかる構成においても、図5に示す構成と同様の作用・効果を得ることができる。
なお、正極端子用タブ211aと負極端子用タブ212aとは、平面視において、互いに90°をなす位置で正極本体211bおよび負極本体212bから突出していてもよい。
また、以上の実施形態では、正極端子用タブ211aおよび負極端子用タブ212a(端子用タブ)の双方の幅が、正極本体211bおよび負極本体212b(電極本体)から離れるに従って減少しているが、一方の端子用タブ211a、212a(突出部)のみの幅が、電極本体211b、212bから離れるに従って減少していてもよい。
以上、蓄電池セルの製造方法、蓄電池セル、蓄電池モジュールおよび蓄電池ユニットについて説明したが、本発明は、前述した実施形態の構成に限定されるものではない。
例えば、本発明の蓄電池セル、蓄電池モジュールおよび蓄電池ユニットは、それぞれ、前述した実施形態に構成において、他の任意の構成を追加して有していてもよいし、同様の機能を発揮する任意の構成と置換されていてよい。また、蓄電池セルの製造方法は、任意の目的の1つ以上の工程を追加することができる。
1 蓄電池モジュール
2 積層部
3 電気接続部
4 蓄電池本体
5 ブラケット部材
6 ハンドル
7 ガイド部
71 ガイド柱
711 斜面
8 ガイド部
10 制御モジュール
20 筐体
21 蓄電池セル
23 天板
24 底板
30 固定プレート
31 コネクタ
32 コネクタ
51 本体部
52 板片
53 板片
61 把持部
62 脚部
63 フック部
100 蓄電池ユニット
201 本体部
201a 上部開口
202 蓋部
210 電極積層体
211 正極
211a 正極端子用タブ
211b 正極本体
2111 正極集電体
2112 正極活物質層
212 負極
212a 負極端子用タブ
212b 負極本体
2121 負極集電体
2122 負極活物質層
213 セパレータ
214 電解液
215 外装体
231 凸部
301 貫通孔
513 長孔
514 小孔
2011 枠体
2012 凹部
2021 貫通孔

Claims (11)

  1. 平板状の電極本体と、該電極本体の厚さ方向と直交する方向に前記電極本体から突出し、幅が前記電極本体から離れるに従って減少する突出部とをそれぞれ有する複数の電極と、複数のセパレータとを用意する第1の工程と、
    前記複数の電極と前記複数のセパレータとを交互に積層して電極積層体を得る第2の工程であって、前記複数の電極のうちの少なくとも一部を、それらの前記突出部をガイド部に沿わせつつ積層する第2の工程と、
    前記電極積層体とともに電解質を外装体内に封入する第3の工程とを備えることを特徴とする蓄電池セルの製造方法。
  2. 前記第2の工程において、前記セパレータを介して位置する2つの前記電極を、それらの前記突出部が互いに反対側に向くように配置する請求項1に記載の蓄電池セルの製造方法。
  3. 前記第2の工程において、前記2つの電極のうちの一方の前記電極を、それらの前記突出部を前記ガイド部に沿わせつつ積層する請求項2に記載の蓄電池セルの製造方法。
  4. 前記第2の工程において、他方の前記電極も、それらの前記突出部を他のガイド部に沿わせつつ積層する請求項2または3に記載の蓄電池セルの製造方法。
  5. 前記一方の電極の前記突出部の前記電極本体側の幅は、前記他方の電極の前記突出部の前記電極本体側の幅より小さい請求項2ないし4のいずれかに記載の蓄電池セルの製造方法。
  6. 前記第3の工程に先立って、平面視において重なり合う前記電極の前記突出部同士を互いに接合する工程を有する請求項1ないし5のいずれかに記載の蓄電池セルの製造方法。
  7. 各前記電極は、前記突出部を有する電極集電体と、前記電極集電体の少なくとも一方の面に前記突出部が露出するように設けられた活物質層とを備える請求項1ないし6のいずれかに記載の蓄電池セルの製造方法。
  8. 平板状の電極本体と、該電極本体の厚さ方向と直交する方向に前記電極本体から突出し、幅が前記電極本体から離れるに従って減少する突出部とをそれぞれ有する複数の電極と、複数のセパレータとが互いに積層された電極積層体と、
    電解質と、
    前記突出部を外部に突出させつつ、内部に前記電極積層体および前記電解質を封入する外装体とを有することを特徴とする蓄電池セル。
  9. 積層された複数の請求項8に記載の蓄電池セルを有することを特徴とする蓄電池モジュール。
  10. 少なくとも1つの請求項9に記載の蓄電池モジュールと、
    該蓄電池モジュールを収納する筐体とを有することを特徴とする蓄電池ユニット。
  11. 前記蓄電池モジュールを制御する制御モジュールを有する請求項10に記載の蓄電池ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114142139A (zh) * 2021-10-18 2022-03-04 上汽大众汽车有限公司 一种复合型双极电池模组及电池包

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