JP2019045981A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】連続撮影して得られた複数画像を用いて行われるノイズ低減処理において、出力画像に発生するエッジのがたつきを抑制することができる。【解決手段】同一被写体を撮影して得られる複数の画像のうち、一の画像を基準画像とし、該一の画像以外の画像を参照画像とし、基準画像に参照画像を合成して基準画像に含まれるノイズを低減する第1のノイズ低減処理を実行する第1のノイズ低減手段と、基準画像の各画素がエッジ領域に属するか非エッジ領域に属するかを判定する領域判定手段と、基準画像のエッジ領域に対応する合成画像内の画素に対して非等方フィルタを適用し、基準画像の非エッジ領域に対応する合成画像内の画素に対して等方フィルタを適用することで、合成画像に含まれるノイズを低減する第2のノイズ低減処理を行う第2のノイズ低減手段と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、画像データに含まれるノイズを低減する画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置では、撮像素子や回路の特性により暗電流ノイズ、熱雑音、ショットノイズなどが発生し、撮像により得られる画像データにランダムなノイズ(ランダムノイズ)が混入する。近年、撮像素子の小型化や高画素化に伴い画素ピッチが極小化されているため、ノイズが目立ちやすくなっている。特に、高感度で撮影して得られる画像データにはショットノイズが顕著に発生し、画質劣化の大きな要因になっている。そこで、ランダムノイズを低減することで、高画質化を実現するための様々な方法が提案されている。
ショットノイズ除去の最も原理的な方法として、同一被写体を同じ撮影条件で連続撮影して得られた複数枚の画像データを平均する方法がある。この方法に基づき、連続撮影して得られた画像データにおける基準点に対して、他の画像の学習領域に含まれる複数点を参照し、基準点を含むウィンドウとの類似度に応じて複数点を加重平均してノイズを除去する方法が提案されている(特許文献1参照)。また、連続撮影して得られた複数枚の画像データを類似画素同士で合成することでショットノイズを低減し、そのノイズ低減量を利用して合成画像データに対してさらにノイズ低減処理を行う方法が提案されている(特許文献2参照)。
特表2007−536662号公報 特開2014−236226号公報
特許文献1に記載の方法によれば、テクスチャの構造を残したまま、ノイズを低減させることができる。しかし、エッジのがたつきもテクスチャの構造の一つとして扱われてしまうため、特許文献1に記載の方法では、エッジのがたつきが残ってしまう可能性がある。また、特許文献2に記載の方法では、合成画像データ全体のノイズ低減量を一様にできるものの、エッジのがたつきについては考慮されていないため、結果としてエッジのがたつきを残してしまう。
そこで本発明は、連続撮影して得られた複数画像を用いて行われるノイズ低減処理において、出力画像に発生するエッジのがたつきを抑制することを目的とする。
本発明による画像処理装置は、同一被写体を撮影して得られる複数の画像のうち、一の画像を基準画像とし、該一の画像以外の画像を参照画像とし、基準画像に参照画像を合成して基準画像に含まれるノイズを低減する第1のノイズ低減処理を実行する第1のノイズ低減手段と、基準画像の各画素がエッジ領域に属するか非エッジ領域に属するかを判定する領域判定手段と、基準画像のエッジ領域に対応する合成画像内の画素に対して非等方フィルタを適用し、基準画像の非エッジ領域に対応する合成画像内の画素に対して等方フィルタを適用することで、合成画像に含まれるノイズを低減する第2のノイズ低減処理を行う第2のノイズ低減手段と、を備えることを特徴とする。
本発明により、連続撮影して得られた複数画像を用いて行われるノイズ低減処理において、出力画像に発生するエッジのがたつきを抑制することができる。
第1実施形態における画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態における画像処理装置の論理構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る画像処理装置が実行する画像処理の流れを示すフローチャートである。 ベイヤ配列のカラーフィルタを説明するための図である。 ステップS302の合成処理を示すフローチャートである。 ステップS302の合成処理を説明するための図である。 ステップS303の領域判定処理を示すフローチャートである。 領域判定処理の処理単位である局所領域を説明するための図である。 ステップS304の領域別ノイズ低減処理を示すフローチャートである。 エッジ方向判定に用いるフィルタを説明するための図である。 領域別ノイズ低減処理に用いられる非等方フィルタを説明するための図である。 第1実施形態の効果を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成要素は、本発明の例としての形態を示すものであり、この発明の範囲をそれらのみに必ずしも限定するものではない。
[実施形態1]
本実施形態に係る画像処理装置の構成について、図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態における画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像処理装置100は、CPU101、RAM102、HDD103、汎用インターフェース(I/F)104、モニタ108、及びメインバス109を備える。汎用I/F104は、カメラなどの撮像装置105や、マウス、キーボードなどの入力装置106、及びメモリーカードなどの外部メモリ107をメインバス109に接続する。
CPU101は、HDD103に格納された各種ソフトウェア(コンピュータプログラム)をRAM102に展開して実行することで、各種処理を実現する。本実施形態では、コンピュータプログラムの一つとして、画像処理アプリケーション(以下、単に画像処理アプリと呼ぶ。)がRAM102に展開される。CPU101によって画像処理アプリが起動されると、モニタ108に画像処理アプリのユーザインターフェース(UI)画面が表示される。
RAM102には、HDD103や外部メモリ107に格納されている各種データや、入力装置106からの指示などが転送される。また、RAM102には、撮像装置105で撮影された画像データが転送される。なお、ここでは、画像データとしてRAW画像データが転送されるものとする。また、HDD103や外部メモリ107に格納されているRAW画像データがRAM102に転送されてもよい。また、不図示のネットワークを介してサーバ装置から受信したRAW画像データをRAM102に転送するようにしてもよい。以降の説明において、画像データを単に画像と呼ぶ場合がある。RAM102に格納された画像データ等は、画像処理アプリの処理に従って、CPU101からの指令に基づき各種演算される。演算結果はモニタ108に表示されたり、HDD103または外部メモリ107に格納されたりする。
上記の構成において本実施形態では、CPU101からの指令に基づき、画像処理アプリに複数の画像データを入力し、ノイズを低減した画像データを生成して出力する。
図2は、本実施形態に係る画像処理装置100の論理構成を示す図である。図2に示すように、画像処理装置100は、入力部201、記憶部202、処理部203、及び出力部204を備える。処理部203は、合成処理部205、領域判定処理部206、ノイズ低減処理部207、及び現像処理部208を含む。
入力部201は、複数の画像データ、画像処理パラメータ、ISO感度別のノイズ特性を示す情報(以下、ノイズ特性情報と呼ぶ)などのデータを入力する。CPU101からの指示に基づき、処理部203で処理された画像データや記憶部202に記憶された画像データなどをモニタ108やHDD103などに出力する。複数の画像データは、ノイズ低減対象である基準画像データと、基準画像データと同一被写体を連続撮影した1以上の参照画像データとを含む。画像処理パラメータは、後述する合成処理、領域判定処理、及びノイズ低減処理において用いられるパラメータである。ノイズ特性情報は、予めISO感度別に算出したノイズ分散値である。入力部201は、これらのデータをCPU101からの指示に基づいて、撮像装置105や、HDD103、外部メモリ107などから入力する。また、撮像装置105で撮影された画像データを、撮像装置105から入力部201に直接入力するようにしてもよい。なお、画像処理パラメータやノイズ特性情報をユーザが設定可能なようにしてもよい。例えば、それらの情報を設定するためのUI画面をモニタ108に表示させて、該UI画面を介してユーザが設定した値をHDD103や外部メモリ107に記憶させておくようにしてもよい。
記憶部202は、CPU101からの指示に基づき、入力部201が入力した複数の画像データ、画像処理パラメータ、及び画像処理後の画像データなどをRAM102、HDD103、または外部メモリ107などに記憶する。
処理部203は、CPU101からの指示に基づき、入力部201から画像データや、画像処理パラメータ、ノイズ特性情報などを取得し、該画像データに対して画像処理を行う。なお、処理部203は、それらのデータを記憶部202から読み込むようにしてもよい。処理部203は、画像処理後の画像データを記憶部202や出力部204に出力する。処理部203における画像処理の詳細は後述する。
出力部204は、CPU101からの指示に基づき、処理部203で処理された画像データや記憶部202に記憶された画像データなどをモニタ108やHDD103などに出力する。なお、データの出力先はこれらに限られず、例えば、汎用I/F104に接続された外部メモリ107や不図示のサーバ装置やプリンタに、データが出力されてもよい。
(メイン処理フロー)
次いで、画像処理装置100の各処理の詳細について、図3のフローチャートを参照して説明する。図3は、第1実施形態に係る画像処理装置100が実行する画像処理の流れを示すフローチャートである。なお、図3に示す処理は、CPU101がHDD103に格納されたプログラム(画像処理アプリ)をRAM102に展開して実行することによって、実現される。勿論、図2に示す構成要素の一部または全部の役割を果たす専用の処理回路などを設けて、図2に示す構成要素の一部または全部をハードウェアにより実現してもよい。
ステップS301において、入力部201は、複数の画像データ、画像処理パラメータ、ノイズ特性情報、及びエッジ方向判定に用いるフィルタ(以下、エッジ方向判定フィルタと呼ぶ)を入力して、記憶部202に記憶する。なお、本実施形態では、入力部201が入力する画像データは、ベイヤ配列のカラーフィルタを有する撮像装置で撮影されたRAW画像データであるものとする。ベイヤ配列のカラーフィルタは、図4に示すように、緑(G)の画素と赤(R)の画素とが交互に繰り返される行と、青(B)の画素と緑(G)の画素とが交互に繰り返される行とが交互に配列されたフィルタである。但し、本実施形態の適用範囲は、ベイヤ配列のカラーフィルタを有する撮像装置で撮影された画像データに限られない。RAW画像データからカラー画像データを生成する際に、ノイズ低減処理及び画素補間が可能な画像データであれば、任意のカラーフィルタを有する撮像装置で撮影された画像データに対して適用可能である。入力する画像データは、ノイズ低減対象である基準画像データと、基準画像データと同じ被写体を連続撮影した1以上の参照画像データである。なお、以下では、連続撮影して得られた画像データの内、1枚目を基準画像データ、それ以外を参照画像データとする。また、入力部201が入力する複数のRAW画像データの各々の大きさは幅X画素、高さY画素であり、入力部201はN枚の参照画像データを入力するものとする。また、各画像データにおいて、左上の画素の座標(画素位置)を基準(すなわち(0,0))とし、各画素の座標を(x,y)とする。但し、x,yは0≦x<X,0≦y<Yを満たす整数である。
ステップS302において、合成処理部205は、ステップS301で入力部201が入力した基準画像データと全ての参照画像データとを合成して、合成画像データを生成する合成処理(第1のノイズ低減処理)を行う。合成処理の詳細は後述する。
ステップS303において、領域判定処理部206は、ステップS301で入力部201が入力した基準画像データと全ての参照画像データとを用いて、基準画像データに対して領域判定処理を行う。領域判定処理の詳細は後述する。
ステップS304において、ノイズ低減処理部207は、ステップS303の領域判定処理の結果に基づいて、ステップS302で生成された合成画像データに対して領域別ノイズ低減処理(第2のノイズ低減処理)を行う。領域別ノイズ低減処理の詳細は後述する。
ステップS305において、現像処理部208は、ステップS304でノイズ低減処理された合成画像データに対して現像処理を行う。現像処理された画像データは、記憶部202に記憶される。ここで、現像処理は、出力画像が好適に見えるように補正する補正処理全般を含む。例えば、画素を補間するデモザイク処理、メリハリを増すためのエッジ強調や、明るさを補正するγ補正、鮮やかさを増すための色補正が含まれる。なお、補正処理の詳細は本実施形態の主眼ではないため説明は省略する。ステップS306において、出力部204は、ステップS305で現像処理された画像データを記憶部202から読み出して出力する。
以下、ステップS302における合成処理、ステップS303における領域判定処理、及びステップS304における領域別ノイズ低減処理について説明する。
(合成処理)
図5は、ステップS302の合成処理を示すフローチャートである。なお、図5には、基準画像データの1つの着目画素に対して行われる合成処理が示されている。したがって、基準画像データの全画素ついて合成処理を行う場合には、図5に示す処理(より具体的には、ステップS502〜S514の処理)を全画素について繰り返し実行すればよい。
ステップS501において、合成処理部205は、合成の候補となる画素を記録するための合成候補画素リストの初期化と、着目ブロックサイズS1、参照ブロックサイズS2、及び閾値th1、合成画素数Numなどの画像処理パラメータを入力する。本実施形態では、合成画素数Numとして、連続撮影により取得した複数の参照画像データの数Nが設定される。
ステップS502において、合成処理部205は、着目画素を中心とする着目ブロックを決定する。ここでは、着目画素をRとする。図6(a)には、基準画像データ601が示されている。例えばサイズS1=5の場合、着目画素602を中心とする5×5の矩形領域が着目ブロック603として設定される。
ステップS503において、合成処理部205は、複数の参照画像データから処理対象とする参照画像データを1つ選択する。
ステップS504において、合成処理部205は、ステップS503で選択した処理対象の参照画像データから、探索領域を決定する。探索領域のサイズは、参照ブロックサイズS2と同じである。また、参照ブロックサイズS2は、着目ブロックサイズS1と同じである。図6(b)には、参照画像データ604が示されていて、例えばサイズS2=5である場合、着目画素602と同座標の画素605を中心とする5×5の矩形領域が探索領域606として設定される。
ステップS505において、合成処理部205は、ステップS504で決定した探索領域の中から、着目画素と同色の画素(図6(b)において斜線で示される画素)を参照画素として1つ選択する。
ステップS506において、合成処理部205は、ステップS505で選択した参照画素を中心とする参照ブロックを決定する。例えばサイズS2=5の場合であって、参照画素として画素607が選択されている場合には、図6(c)に示すように参照画素607を中心とする5×5の矩形領域が参照ブロック608として設定される。
ステップS507において、合成処理部205は、ステップS502で決定した着目ブロックとステップS506で決定した参照ブロックとについて、画素毎の画素値の差分絶対値の和(SAD)を算出する。なお、SADは、Sum of Absoluted Differenceの略である。
ステップS508において、合成処理部205は、ステップS507で算出したSADとステップS501で入力した閾値th1とを比較する。SAD<th1である場合は(ステップS508のYES)、合成処理部205は、ステップS505で選択した参照画素を合成候補画素リストに追加する(ステップS509)。SAD<th1でない場合は(ステップS508のNO)、処理はステップS510に進む。ステップS510において、合成処理部205は、参照ブロック内の全参照画素を選択し終えたか否か、すなわち参照ブロック内の全参照画素について処理が完了しているか否かを判定する(ステップS510)。
参照ブロック内の全参照画素について処理が完了していない場合は(ステップS510のNO)、処理はステップS505に戻る。一方、参照ブロック内の全参照画素について処理が完了している場合は(ステップS510のYES)、合成処理部205は、全参照画像データを選択し終えたか、すなわち全参照画像データについて処理が完了しているかを判定する(ステップS511)。
全参照画像データについて処理が完了しない場合は(ステップS511のNO)、処理はステップS503に戻る。一方、全参照画像データについて処理が完了している場合は(ステップS511のYES)、処理はステップS512に進む。
ステップS512において、合成処理部205は、合成候補画素リストをSADが小さい順にソートする。そして、ステップS513において、合成処理部205は、ステップS512でソートした画素の内、SADが小さい方からNum番目までの画素を選択する。さらに、ステップS514において、合成処理部205は、着目画素とステップS513で選択したNum個の画素の平均値を以下の式(1)にて算出する。
ここで、I0は着目画素の画素値、Iiはi番目の画素の画素値(iはステップS513で選択された順番を示す)である。ステップS502〜S514の処理を基準画像データの全画素ついて行うことで、上記式(1)で導出された画素値が各画素に設定された合成画像データが生成される。
なお、上記のような単純な平均ではなく、例えば、選択した各画素のSADの逆数を重みとして、式(2)にて加重平均して平均値を算出してもよい。
ここで、wiはi番目画素の重みでwi=1/SADiである。
なお、本実施形態では、合成候補画素を決定するために、差分絶対値和(SAD)を用いたが、これに限らず着目画素との類似度が高い画素を見つけることが出来る方法であればどのような方法でもよい。例えば、着目ブロックと参照ブロックの平均値の差分絶対値や差分率が所定の閾値以下になる場合を合成候補画素として決定してもよい。または、SADと平均値の差分絶対値を組み合わせて用いてもよい。
また、ステップS509で合成候補画素リストに追加された参照画素の個数がNum個に満たない場合には、ステップS513の処理をスキップするようにしてもよい。そして、ステップS514において、合成候補画素リストに追加されている全参照画素について式(1)を適用するようにしてもよい。また、合成候補画素リストに追加された参照画素の個数がNum個に満たない場合、特に参照画素の個数が0である場合には、th1の値を大きくしてから、再度ステップS302の処理(合成処理)を実行するようにしてもよい。
(領域判定処理)
次に、図7を参照して、ステップS303における領域判定処理を説明する。図7は、ステップS303の領域判定処理を示すフローチャートである。
ステップS701において、領域判定処理部206は、領域判定した結果を記憶する領域判定マップの初期化と、領域判定に用いる局所領域のサイズS3、閾値th2,th3などの画像処理パラメータ、及びノイズ特性情報を入力する。なお、領域判定マップは基準画像データと同サイズである。また、ここでは、ノイズ特性情報として、撮影時のISO感度に応じたノイズ分散σ2が入力される。
ステップS702において、領域判定処理部206は、基準画像データから、処理対象とする着目画素を選択する。そして、ステップS703において、領域判定処理部206は、ステップS702で選択した着目画素のエッジ強度Eを導出する。以下、エッジ強度Eの導出方法について説明する。
まず、領域判定処理部206は、着目画素と周辺画素とから成る局所領域を決定する。局所領域のサイズS3はステップS301で入力したパラメータに基づいて決定される。ここではS3=5とし、局所領域が5×5画素である場合を例に図8を参照して説明する。図8(a)において、黒色の画素801は着目画素を表し、網掛けされた画素802は周辺画素を表し、太線で囲われた領域803は局所領域を表している。局所領域の形状は、図8(a)に示す形状に限らず任意の形状でよく、例えば図8(b)に示すような形状であってもよい。
次に、領域判定処理部206は、局所領域における分散値VをRGB毎に式(3)を用いて算出する。
ここで、Mは局所領域に含まれる画素数を示していて、r,g,bはそれぞれRGB値を示している。
は局所領域に含まれる画素値の平均値を示している。iは局所領域における各画素を識別するためのインデックス番号であり、0≦i≦M−1を満たす整数である。領域判定処理部206は、これらの分散値Vを、ステップS701で入力した撮影時のISO感度に応じたノイズ分散値σ2で割ることで分散値の比率を算出し、これをエッジ強度Eとする。具体的には、式(4)によりエッジ強度Eが算出される。エッジ強度Eは値が大きいほど、鮮鋭度が高く、逆に小さいほど鮮鋭度が低いことを示す指標である。
領域判定処理部206は、算出したエッジ強度ER、EG、EBの内の最大値を、エッジ強度Eとして取得する。
ステップS704において、領域判定処理部206は、ステップS703で導出したエッジ強度Eと、ステップS701で入力した閾値(第1の判定値)th2とを比較する。エッジ強度Eが第1の判定値より小さい場合は(ステップS704のNO)、処理はステップS711に進む。エッジ強度Eが第1の判定値以上である場合は(ステップS704のYES)、領域判定処理部206は、複数の参照画像データから処理対象とする参照画像データを1つ選択する。そして、領域判定処理部206は、選択した参照画像データから、ステップS702で選択した着目画素と同座標にある画素を参照画素として選択する。そして、領域判定処理部206は、基準画像データにおける、着目画素を中心とする局所領域と、処理対象の参照画像データにおける、参照画素を中心とする局所領域との両領域について、SADを算出する。SAD算出時の局所領域のサイズは、エッジ強度算出時と同サイズ、すなわち5×5画素であるとする。
ステップS707において、領域判定処理部206は、ステップS706で2つの局所領域について算出したSADと、ステップS701で入力した閾値(第2の判定値)th3とを比較する。SADが第2の判定値以上である場合は(ステップS707のNO)、領域判定処理部206は、2つの局所領域が類似していないと判断する。そして、処理はステップS710に進む。SADが第2の判定値より小さい場合は(ステップS707のYES)、領域判定処理部206は、2つの局所領域が類似していると判断し、全参照画像データの参照画素について処理が完了したか否かを判定する(ステップS708)。全参照画像データの参照画素について処理が完了していない場合は(ステップS708のNO)、処理はステップS705に戻る。全参照画像データの参照画素について処理が完了している場合は(ステップS708のYES)、処理はステップS709に進む。
ステップS709において、領域判定処理部206は、ステップS702で選択した着目画素が非動体エッジに対応するエッジ領域(以下、非動体エッジ領域と呼ぶ)に属する画素であると判定し、領域判定マップの着目画素と同座標の画素に「1」を出力する。ステップS710において、領域判定処理部206は、ステップS702で選択した着目画素が動体エッジに対応するエッジ領域(以下、動体エッジ領域と呼ぶ)に属する画素であると判定し、領域判定マップの着目画素と同座標の画素に「2」を出力する。ステップS711において、領域判定処理部206は、ステップS702で選択した着目画素がエッジ領域以外の領域(平坦領域または非エッジ領域と呼ぶ)に属する画素であると判定し、領域判定マップの着目画素と同座標の画素に「0」を出力する。
ステップS712において、領域判定処理部206は、基準画像データの全画素についてステップS703〜S711の処理を完了したか否かを判定する。基準画像データの全画素について処理が完了していない場合は(ステップS712のNO)、処理はステップS702に戻る。基準画像データの全画素について処理が完了している場合は(ステップS712のYES)、領域判定処理部206は、領域判定処理を終了する。
なお、本実施形態では、エッジ強度Eの算出に分散の比率を用いたが、これに限らずソーベルフィルタやラプラシアンフィルタなどを用いるようにしてもよい。すなわち、エッジ強度Eの算出方法は、エッジ強度に相当する値が算出できればいずれの算出方法であっても構わない。
(領域別ノイズ低減処理)
次に、図9を参照して、ステップS304における領域別ノイズ低減処理を説明する。図9は、ステップS304の領域別ノイズ低減処理を示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS901において、ノイズ低減処理部207は、ステップS303で生成した領域判定マップ、ノイズ低減処理に用いるフィルタのサイズS4,S5などの画像処理パラメータ、及びエッジ方向判定フィルタを入力する。
ステップS902において、ノイズ低減処理部207は、ステップS301で入力した基準画像データから、処理対象とする着目画素を選択する。ステップS903において、ノイズ低減処理部207は、ステップS901で入力した領域判定マップに基づいて、着目画素が非動体エッジ(=「1」)であるか、すなわち着目画素が非動体エッジ領域に属する画素であるかを判定する。非動体エッジである場合は(ステップS903のYES)、処理はステップS905に進む。非動体エッジでない場合は(ステップS903のNO)、ノイズ低減処理部207は、ステップS901で入力した領域判定マップに基づいて、着目画素が動体エッジ(=「2」)であるか、すなわち着目画素が動体エッジ領域に属する画素であるかを判定する。動体エッジである場合は(ステップS904のYES)、処理はステップS906に進み、動体エッジでない場合は(ステップS904のNO)、処理はステップS907に進む。
ステップS905において、ノイズ低減処理部207は、着目画素に対してエッジの方向を判定して、該エッジの方向に沿った非等方フィルタを着目画素に適用する。具体的には、まず、ノイズ低減処理部207は、予め用意された複数のエッジ方向判定フィルタ(例えば、図10(a)〜(d)に示されるようなフィルタ)を1つずつ着目画素に適用する。図10において黒く塗りつぶされた画素は着目画素を示していて、丸が描かれた画素と三角が描かれた画素はそれぞれ、エッジの方向を判定するための画素を示している。次に、ノイズ低減処理部207は、エッジ方向判定フィルタの丸が描かれた画素と空間的に対応する、基準画像データにおける画素の画素値の和を算出する。同様に、ノイズ低減処理部207は、エッジ方向判定フィルタの三角が描かれた画素と空間的に対応する、基準画像データにおける画素の画素値の和を算出する。そして、ノイズ低減処理部207は、算出した画素値の和のそれぞれの差分を算出することで、直線上の輝度差を求める。そして、ノイズ低減処理部207は、輝度差が最も大きいエッジ方向判定フィルタの丸が描かれた画素方向(または、三角が描かれた画素方向)をエッジの方向とする。最後に、ノイズ低減処理部207は、エッジの方向に伸びた、サイズS3である非等方フィルタを着目画素に適用する。図11(a)には、エッジ方向判定フィルタ1101によって示される方向(図において太線矢印で示される右斜め上方向)が、着目画素1102(ここでは、R)におけるエッジの方向として判定されたときの様子が示されている。図11(b)には、このとき適用される非等方フィルタが示されている。ここで、画像データ1103は、ステップS302で基準画像データと全ての参照画像データとを合成して得られた合成画像データである。図11(b)に示すように、着目画素1102に対応する、合成画像データ1103上の着目画素1104には、図11(a)の太線矢印と同じ方向(右斜め上方向)に伸びた非等方フィルタ1105が適用される。なお、非等方フィルタは、R,G,Bのそれぞれについて用意される。図11(b)に示す非等方フィルタ1105はR用の非等方フィルタであり、非等方フィルタ1105を着目画素1102に適用することで、図中の破線枠内のR画素の画素値が平滑化される。また、非等方フィルタに設定される係数については、エッジの方向について画素値を平滑化する値であればどのような値が設定されても構わない。
ステップS906において、ノイズ低減処理部207は、ステップS905と同様に着目画素に対してエッジの方向を判定して、該エッジの方向に沿った非等方フィルタを適用する。ステップS906で適用される非等方フィルタ(以下、第2の非等方フィルタと呼ぶ)は、ステップS905で適用される非等方フィルタ(以下、第1の非等方フィルタと呼ぶ)とサイズのみ異なる。より具体的には、第2の非等方フィルタは、第1の非等方フィルタとエッジ方向のサイズのみ異なる。なお、第2の非等方フィルタのサイズS5>第1の非等方フィルタのサイズS4である。これは、動体エッジは、非動体エッジに比べて画像データ間で類似画素が見つかり難いため、エッジのがたつきが残りやすい。そのため、動体エッジ領域に適用される非等方フィルタのサイズS5を大きく設定する。その際、動体エッジ領域に適用されるエッジ方向判定フィルタのサイズも、動体エッジ領域に適用される非等方フィルタのサイズ拡大後の大きさに合わせて大きく設定される。図11(c)には、着目画素1106に対応する領域判定マップの画素値が「2(動体エッジ)」であって、該着目画素におけるエッジ方向が水平方向(図において左右方向)であると判定された場合における第2の非等方フィルタの一例が示されている。なお、図11(c)には、図11(b)と同様に、着目画素がRである場合に適用される非等方フィルタが示されている。図11(c)に示されるように、動体エッジ領域に適用される第2の非等方フィルタは、図11(b)に示す非動体エッジ領域に適用される第1の非等方フィルタよりもエッジ方向のサイズが大きく設定されている。なお、第2の非等方フィルタの一部分が第1の非等方フィルタとして用いられてもよいし、第2の非等方フィルタと第1の非等方フィルタとで全く異なるフィルタ係数が設定されてもよい。
ステップS907において、ノイズ低減処理部207は、着目画素に対して等方フィルタを適用する。この処理は、エッジ領域に非等方フィルタをかけることによりエッジ領域と平坦領域との境界で発生し得るSN段差を抑制するために行う。但し、ステップS302の合成処理において平坦領域のノイズはすでに低減されているため、等方フィルタによるノイズ低減効果はエッジ領域より弱くなるように設定される。なお、本実施形態では、等方フィルタとしてガウスフィルタを用いる。
ステップS908において、ノイズ低減処理部207は、全画素についてステップS903〜S907の処理を完了したか否かを判定する。全画素について処理が完了している場合は(ステップS908のYES)、ノイズ低減処理部207は、領域別ノイズ低減処理を終了する。全画素について処理が完了していない場合は(ステップS908のNO)、処理はステップS902に戻る。
以上のように、本実施形態では、第2のノイズ低減処理(領域別ノイズ低減処理)において、第1のノイズ低減処理(合成処理)で得られた合成画像に対してフィルタ処理を行う際に、エッジ領域と平坦領域とのそれぞれに対して異なるフィルタを適用する。特に、本実施形態では、合成画像内のエッジ領域に対して非等方フィルタを適用するようにしている。したがって、本実施形態によれば、複数の画像を用いて行われるノイズ低減処理において、出力画像に発生するエッジのがたつきを抑制することが可能となる。また、本実施形態では、着目画像のエッジ領域について、該エッジ領域に対応する参照画像内の領域とのSADを導出し、導出したSADに基づいてエッジ領域を動体エッジ領域と非動体エッジ領域とにさらに分類している。そして、動体エッジ領域と非動体エッジ領域とで異なるサイズの非等方フィルタを適用するようにしている。それにより、エッジのがたつきをさらに抑制することが可能となる。図12は、本実施形態の効果を説明するための図である。図12には、入力画像(図12(a))に対して、エッジのがたつきを考慮しない従来のノイズ低減処理を適用した画像(図12(b))と、本実施形態によるノイズ低減処理を適用した画像(図12(c))とが示されている。図中の破線の楕円で囲われた部分に注目すると、従来のノイズ低減処理を適用した画像ではエッジにがたつきが残っているのが分かる。一方、本実施形態によるノイズ低減処理を適用した画像ではエッジにがたつきが見られず、エッジのがたづきが抑制されているのが分かる。
なお、本実施形態では、連続撮影により得られた画像の数と、合成画素数Numとが同じである場合について説明したが、任意の合成画素数を設定し、該合成画素数を満足するように合成処理が行われれば、合成画素数は上述したものに限定されない。
また、本実施形態では、連続撮影により得られた画像の内、最初に得られた画像を基準画像としたが、最初に得られた画像以外の画像を基準画像としてもよい。例えば主被写体を最も捉えた画像を基準画像としても構わない。
また、本実施形態では、合成候補画素リストに含まれる画素の内、着目画素と参照画素とのSADが小さい順にNum個の画素を合成したが、これに限定されるものではない。例えば、合成候補画素リストからランダムにNum個の画素を選択して合成しても構わない。
また、本実施形態では、参照画像から着目画素と同座標の画素を参照画像として選択したが、これに限定されない。例えば、手持ち撮影により得られた画像では大きく位置ずれが発生する場合がある。したがって、手持ち撮影により得られた画像を入力部201が入力する場合には、ステップS301で各参照画像を基準画像に位置合わせしてからステップS302〜S306の処理を行うようにしてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (9)

  1. 同一被写体を撮影して得られる複数の画像のうち、一の画像を基準画像とし、該一の画像以外の画像を参照画像とし、前記基準画像に前記参照画像を合成して前記基準画像に含まれるノイズを低減する第1のノイズ低減処理を実行する第1のノイズ低減手段と、
    前記基準画像の各画素がエッジ領域に属するか非エッジ領域に属するかを判定する領域判定手段と、
    前記基準画像の前記エッジ領域に対応する前記合成画像内の画素に対して非等方フィルタを適用し、前記基準画像の前記非エッジ領域に対応する前記合成画像内の画素に対して等方フィルタを適用することで、前記合成画像に含まれるノイズを低減する第2のノイズ低減処理を行う第2のノイズ低減手段と、を備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記領域判定手段は、
    前記基準画像について、着目画素と該着目画素の周辺画素とから成る局所領域ごとにエッジ強度を導出し、
    導出した前記エッジ強度が第1の判定値以上である、前記基準画像の前記局所領域における着目画素を、前記エッジ領域に属する画素であると判定し、前記エッジ強度が前記第1の判定値より小さい、前記基準画像の前記局所領域における着目画素を、前記非エッジ領域に属する画素であると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記領域判定手段は、
    前記エッジ強度が前記第1の判定値以上である、前記基準画像の各局所領域のそれぞれが、該各局所領域のそれぞれに対応する前記参照画像内の領域と類似しているか否かを判定し、
    類似していると判定された前記局所領域における着目画素を、非動体エッジ領域に属する画素であると判定し、類似していないと判定された前記局所領域における着目画素を、動体エッジ領域に属する画素であると判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記領域判定手段は、
    前記エッジ強度が前記第1の判定値以上である、前記基準画像の前記局所領域と、該局所領域に対応する前記参照画像内の領域との両領域の差分絶対値和を導出し、
    導出した前記差分絶対値和が第2の判定値より小さい場合に、両領域が類似していると判定し、前記差分絶対値和が前記第2の判定値以上である場合に、両領域が類似していないと判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記基準画像の前記動体エッジ領域に対応する前記合成画像内の画素に対して適用される非等方フィルタは、前記基準画像の前記非動体エッジ領域に対応する前記合成画像内の画素に対して適用される非等方フィルタよりも、エッジ方向におけるサイズが大きい
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記領域判定手段は、
    前記基準画像の前記エッジ領域に属する各画素についてエッジ方向を判定し、
    前記エッジ領域に属する各画素に対して、該各画素について判定した前記エッジ方向の非等方フィルタを適用する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記第1のノイズ低減手段は、
    各参照画像内の、前記基準画像の一の画素に対応する画素と該画素の周辺画素とから成るブロックから、該一の画素に適用する合成候補画素を選択し、
    前記基準画像の各画素について選択された前記合成候補画素を用いて、前記合成画像の各画素の画素値を決定し、
    前記合成候補画素は、前記一の画素との類似度が高い順に、前記各参照画像内の前記ブロックから選択される所定の数の画素である
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 同一被写体を撮影して得られる複数の画像のうち、一の画像を基準画像とし、該一の画像以外の画像を参照画像とし、前記基準画像に前記参照画像を合成して前記基準画像に含まれるノイズを低減する第1のノイズ低減処理を実行する第1のノイズ低減ステップと、
    前記基準画像の各画素がエッジ領域に属するか非エッジ領域に属するかを判定する領域判定ステップと、
    前記基準画像の前記エッジ領域に対応する前記合成画像内の画素に対して非等方フィルタを適用し、前記基準画像の前記非エッジ領域に対応する前記合成画像内の画素に対して等方フィルタを適用することで、前記合成画像に含まれるノイズを低減する第2のノイズ低減処理を行う第2のノイズ低減ステップと、を含む
    ことを特徴とする画像処理方法。
  9. コンピュータを、請求項1から請求項7のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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