JP2019043609A - 中皿上昇式吐出容器 - Google Patents
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Abstract
Description
また、帯押えは、底部の係止リブによって上昇移動が規制されているため、渦巻部が持ち上げられて帯押えが上昇することが抑制される。これにより、帯押えによって、まだ持ち上げられるべきではない渦巻部の部分を好適に押さえることができる。
この構成によれば、窓孔部を介して帯体の一部を視認することができ、内容物の残量を認識することができる。
この構成によれば、使用者は、透明部を介して帯体の一部を視認することができ、内容物の残量を認識することができる。
この構成によれば、使用者は、渦巻部における穴部が形成された所定部分に対して、突出部の周方向位置を合わせて配置することが容易である。
以下の説明においては、容器体2の中心軸線を容器軸Oと呼び、容器軸Oに沿う方向を上下方向と呼ぶ。容器体2を基準として上下方向に沿ってポンプ3が装着される側を上側と呼び、逆側を下側と呼ぶ。また、上下方向から視た平面視において、容器軸Oに直交する方向を径方向と呼び、容器軸Oを中心に周回する方向を周方向と呼ぶ。
胴部5には、内容物Wが収容される。胴部5は、外周面に雄ネジが形成された口部9と、口部9の下端に接続され口部9よりも大径の胴部本体10と、を備える。胴部5は、例えば、光を遮断可能な不透明な部材である。これにより、容器体2の外部から光が内容物Wに照射されることを抑制でき、内容物Wが劣化することを抑制できる。
底壁部12aは、図4に示すように、容器軸Oと同軸に配置された円板状である。底壁部12aの上面には、図2に示すように、帯体30が配置されている。底壁部12aの外周端の上面は、胴部5の下端、すなわち胴部本体10の下端と接触している。底壁部12aには、底壁部12aを上下方向に貫通する貫通孔12cが形成されている。貫通孔12cは、図3および図4に示すように、周方向に沿って延びている。貫通孔12cは、周方向に沿って等間隔に複数形成されている。本実施形態において貫通孔12cは、例えば、6つ形成されている。
本実施形態において底壁部12aには、底壁部12aを上下方向に貫通する窓孔部12hが形成されている。窓孔部12hの底面視形状は、径方向に長い略長方形状である。窓孔部12hは、帯体30と上下方向に重なる位置に形成されている。
本実施形態において底部12は、単一の部材として形成されている。底部12は、不透明に着色されている。
押下ヘッド11は、下方に向けて押込み可能である。押下ヘッド11は、容器軸Oと同軸に配置された有頂筒状に形成されている。押下ヘッド11には、内容物Wの吐出孔11aが形成されている。吐出孔11aは、押下ヘッド11から径方向外側に突出したノズル部11bの先端に形成されている。ノズル部11bは、押下ヘッド11の下降移動時に、先端に設けられた吐出孔11aを介して内容物Wを吐出する。なお、図1においては、押下ヘッド11が押し下げられた際のノズル部11bの位置を二点鎖線で示している。
ピストン20は、シリンダ14内に上下摺動可能に嵌合されている。
ピストンガイド16は、ピストン20が上下摺動可能に外嵌される筒状である。ピストンガイド16には、ピストンガイド16内とシリンダ14内とを連通する連絡孔16aが形成されている。図1の状態においては、連絡孔16aは、ピストン20によって閉塞されている。
付勢部材21は、シリンダ14内に配設されている。付勢部材21は、ピストンガイド16の下端に下側から接触し、ピストンガイド16を上側に向けて付勢している。図1では、付勢部材21は、圧縮バネである。
図1から図4においては、内容物Wが吐出されておらず、中皿7が最も下方に位置する状態を示している。図5においては、図1から図4の状態における帯体30を示している。図6および図7においては、内容物Wがある程度吐出されて減少し、中皿7がある程度上昇した場合を示している。以下の説明においては、図1から図4に示す状態を、未使用状態と呼ぶ。
連結周壁部26の内径は、シリンダ14の下端が下壁部27に当接するまでシリンダ14が連結周壁部26内に進入可能な大きさとなっている。
中皿7の下面、より詳細には下壁部27の下面には、下方に突出する係合爪部29が配置されている。係合爪部29の下端部には、径方向内側に突出する爪部29aが設けられている。係合爪部29は、例えば、容器軸Oと同軸に配置された筒状である。なお、係合爪部29は、周方向に沿って複数設けられていてもよい。
円環部31は、容器軸Oと同軸に配置された略円環板状である。円環部31の径方向外端は、図2に示すように、底部12の係止リブ12eと上下方向に重なっている。円環部31の内周縁は、図5に示されるような上面視において、一方の周端縁および他方の周端縁が、径方向の位置を互いに異ならせて、同じ周方向の位置に位置し、これらの両周端縁同士が、径方向に延びる不連続部31bを介して接続された形状となっている。一方の周端縁は、他方の周端縁より径方向の外側に位置し、円環部31の内周縁は、周方向に沿って一方の周端縁側から他方の周端縁側に向かうに従い漸次縮径している。図示の例では、円環部31の内周縁は、一方の周端縁側から他方の周端縁側に向けて、上面視において容器軸Oを中心に時計回りに延びている。
なお、本明細書において、残量認識部において、帯体に設けられた視認部を視認可能とは、中皿上昇式吐出容器が未使用状態から内容物Wが空になる状態までの間のいずれかのタイミングにおいて、視認部が視認可能であることを含む。すなわち、中皿上昇式吐出容器における内容物Wの残量次第では、残量認識部において、視認部が視認できない状態となる場合を含んでいてもよい。また、視認部が視認できる状態と視認部が視認できない状態とは、中皿上昇式吐出容器が未使用状態から内容物Wが空になる状態までの間において、いずれのタイミングにおいて設けられてもよい。
まず、オーバーキャップ8を外す。
次に、押下ヘッド11を押下してステム15をシリンダ14に対して下降移動させる。これにより、ピストンガイド16に形成された連絡孔16aが開放され、かつシリンダ14の下端開口部14aが閉塞された状態で、ピストン20がシリンダ14内を下降移動する。その結果、シリンダ14内の内容物Wが加圧されて移送され、シリンダ14内の内容物Wが連絡孔16a、ピストンガイド16内、およびステム15内を通じて押下ヘッド11の吐出孔11aから吐出される。
なお、本実施形態では、底壁部12aに貫通孔12cが形成され、貫通孔12cを通じて胴部5内の下側空間5Bが容器体2の外部と連通しているため、中皿7が上昇移動して下側空間5Bの容積が大きくなっても、下側空間5B内が負圧化することを抑制できる。
渦巻部32が持ち上げられる際、内側周端部32bから外側周端部32a側に向けて3巻程度までの渦巻部32の内周部は、通過孔50における突出部41よりも径方向内側の部分と上下方向に重なっているため、通過孔50を通って順次、帯押え40よりも上方に持ち上げられる。
また、帯押え40は、底部12の係止リブ12eによって上昇移動が規制されているため、渦巻部32が持ち上げられて帯押え40が上昇することが抑制される。これにより、帯押え40によって、まだ持ち上げられるべきではない渦巻部32の部分を好適に押さえることができる。
また、本実施形態によれば、残量認識部60は、窓孔部12hを備えているため、窓孔部12hを介して着色部31aを視認することができ、内容物Wの残量を認識することができる。
また、本実施形態によれば、突出部41は、周方向に沿って複数設けられている。そのため、渦巻部32における穴部32cが形成された所定部分に対して、突出部41の周方向位置を合わせて配置することが容易である。
渦巻部32における各一巻は、隣り合う一巻と接触していなくてもよい。突出部41の数は、特に限定されない。突出部41は、1つのみ設けられてもよい。また、底部12は、底壁部12aと筒部12bとが別部材であってもよい。
また、例えば、帯体30が回転した場合に、帯体30が残量認識部60から視認できなくなってもよい。この場合、帯体30が回転する前に残量認識部60から視認できていた帯体30の部位が視認部に相当する。この場合、使用者は、帯体30が残量認識部60から視認できなくなった場合に、内容物Wの残量が所定の残量以下になったことを認識できる。また、帯体30が回転する前においては帯体30が残量認識部60から視認できず、帯体30が回転することで帯体30の一部が残量認識部60から視認できる構成であってもよい。この場合、使用者は、帯体30が残量認識部60から視認できるようになった場合に、内容物Wの残量が所定の残量以下になったことを認識できる。
なお、本明細書において、ある部材が可視光を透過させるとは、可視光の少なくとも一部が、ある部材を透過し、ある部材を隔てて配置された他の部材の少なくとも一部を視認可能であることを含む。
また、中皿7の摺動筒4は、容器体2内に摺動可能に嵌合されるものであれば、上記実各施形態に示したものに限られるものではなく、例えば、摺動筒4の外周面全体が胴部5の内周面に当接したり、摺動筒4の外周面の一部のみに全周にわたる当接部を形成したりしてもよい。
さらに、中皿7の仕切り壁6は、摺動筒4の内側を塞ぎ、胴部5内を上側の液室5Aと下側の下側空間5Bとに仕切るものであれば、上記各実施形態に示したものに限られるものではなく、例えば、摺動筒4の内側を塞ぐ円板状体であってもよい。
また、上記説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
Claims (4)
- 内容物が収容される胴部、および前記胴部の下端部内に嵌合されて固定された底部を有する容器体と、
上方付勢状態で下方移動可能に支持されたステム、および前記ステムの上端に装着され、前記内容物の吐出孔が形成された押下ヘッドを有し、前記胴部の上部に装着されたポンプと、
前記胴部内に摺動可能に嵌合され、前記内容物の吐出時に前記胴部内を上昇する中皿と、
を備え、
前記中皿の下面に、下方に突出する係合爪部が配置され、
前記底部に、上面視で渦巻状を呈するように巻回された渦巻部と、前記渦巻部の内側周端部に上方に向けて突設され、前記係合爪部に係合されて前記中皿と連結された連結部と、を備える帯体が配置され、
前記帯体上に、上昇移動が規制された状態で回転自在に配置された帯押えが配置され、
前記底部は、
上面に前記帯体が配置された底壁部と、
前記底壁部の外周縁部から前記帯押えよりも上方に突出し前記胴部の下端部内に嵌合された筒部と、
前記筒部において前記帯押えよりも上方に位置する部分から径方向内側に突出する複数の係止リブと、
前記底壁部から上方に突出する回転規制リブと、
を備え、
前記複数の係止リブは、周方向に沿って等間隔に配置され、かつ前記帯押えを上方から係止して前記帯押えの上昇移動を規制し、
前記帯押えには、前記中皿の上昇移動に伴い、前記帯体が順次通過して上方に繰出される通過孔と、前記通過孔の内周縁部から径方向内側に突出する突出部と、が形成され、
前記渦巻部のうち前記通過孔を介して上方に繰出される所定部分には、穴部が形成され、
前記所定部分が前記通過孔を介して上方に繰出される前の状態において、前記穴部の内側には前記回転規制リブが係合されて、前記帯体の周方向の回転が規制され、
前記底壁部に、前記帯体に設けられた視認部を視認可能なことによって、前記内容物の残量を認識可能な残量認識部が設けられていることを特徴とする中皿上昇式吐出容器。 - 前記残量認識部は、前記底壁部を上下方向に貫通する窓孔部を備えることを特徴とする請求項1に記載の中皿上昇式吐出容器。
- 前記残量認識部は、可視光を上下方向に透過させる透明部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の中皿上昇式吐出容器。
- 前記突出部は、周方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の中皿上昇式吐出容器。
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