以下、図面を用いて、本発明の実施形態1に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<<実施形態1>>
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、表示領域R1を有する装飾図柄表示装置208を配設している。なお、表示領域R1は装飾図柄表示装置208の表示領域の全体でもよいが、本実施形態では一部の領域である。遊技盤200の右下の領域には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。表示領域R1は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示することができる。
さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、例えば7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、例えば7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が、大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
遊技領域124には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、メータ増加用進入口227と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口231および232と、可変入賞口234および235を配設している。本実施形態の場合、第1特図始動口230と第2特図始動口231とは、始動口ユニットU1に設けられている。始動口ユニットU1は、上部から進入した遊技球を第1特図始動口230または第2特図始動口231に振り分ける通路ユニットを構成している。また、本実施形態の場合、可変入賞口234および235は、可変入賞口ユニットU2に設けられている。なお、本実施形態に係るメータ増加用進入口227の数や位置等は、本例に限定されるものではなく、例えば、メータ増加用進入口227を、2つ以上備えていてもよいし、遊技領域124における他の場所に配置してもよいし、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234、235)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口231、232)にメータ増加用進入口227と同じ機能を持たせてもよい。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の右側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施形態では普図始動口228の下方に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。
第2特図始動口231または232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口231または232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234および235は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれる。可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。可変入賞口235も開閉自在な機構を備え、閉鎖中は球の入球が不可能であり、例えば小当り図柄を停止表示した場合に一定時間開放して(例えば0.3秒)閉鎖する。これにより、V入賞する場合がある。
さらに、遊技領域124には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234、235)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口231、232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
<制御部>
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
<主制御部>
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を導出する乱数値生成回路318(この回路には2つの乱数値生成回路を内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を乱数値生成回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば第2特図始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。
乱数値生成回路318は、基本回路302で使用する乱数値を生成する。この乱数値生成回路318における乱数の生成には、大別するとカウンタモードと乱数モードとの2種類の方法がある。カウンタモードでは、所定の時間間隔でカウントアップ(ダウン)する数値を取得して、その数値を乱数として導出する。乱数モードには、さらに2つの方法がある。乱数モードにおける一つ目の方法は、乱数の種を用いて所定関数(例えばモジュラス関数)による演算を行い、この演算結果を乱数として導出する。二つ目の方法は、0〜65535の範囲の数値がランダムに配列された乱数テーブルから数値を読み出し、その読み出した数値を乱数として導出する。乱数値生成回路318では、各種センサ320からセンサ回路322に入力される信号に重畳しているホワイトノイズを利用して不規則な値を取得する。乱数値生成回路318は、こうして取得した値を、カウンタモードでカウントアップ(ダウン)させるカウンタの初期値として用いたり、乱数の種として用いたり、あるいは乱数テーブルの読み出し開始位置を決定する際に用いる。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口230に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、第1特図始動口230に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、第2特図始動口232に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
<副制御部>
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第1副制御部400の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、各種演出データ等が記憶されたROM406が接続されている。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426と、遮蔽装置センサ430やチャンスボタン検出センサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP434(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)と、を接続している。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えており、この基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が設けられている。
また、基本回路502には、演出可動体224の駆動制御を行うための駆動回路516と、演出可動体224の現在位置を検出する演出可動体センサ424と、演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530と遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
<払出制御部、発射制御部、電源制御部>
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。
払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
<図柄の種類>
次に、図5(a)〜(c)を用いて、パチンコ機100の第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。同図(a)は特図の停止図柄態様の一例を示したものである。
第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特別図柄表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特別図柄表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」を行う。これらの「特図1の変動表示」および「特図2の変動表示」が本発明にいう図柄の変動表示の一例に相当する。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間(本発明にいう変動時間が相当)が経過すると、第1特別図柄表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間(これも本発明にいう変動時間が相当)が経過すると、第2特別図柄表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまで、あるいは「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでが本発明にいう図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。後述するように、図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。同図(a)には、図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図J」までの10種類の特図が示されている。同図(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
「特図A」は15ラウンド(15R)特別大当たり図柄であり、「特図B」は15R大当たり図柄である。本実施形態のパチンコ機100では、後述するように、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと特別大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、15R特別大当たり遊技終了後および15R大当たり遊技終了後はいずれも時短状態に移行する。時短については詳しくは後述するが、時短状態に移行する状態のことを普図高確率状態と称し、時短状態に移行しない状態のことを普図低確率状態と称する。15R特別大当たり図柄である「特図A」は、特図高確率普図高確率状態であり、15R大当たり図柄である「特図B」は、特図低確率普図高確率状態である。これらの「特図A」および「特図B」は、遊技者に付与する利益量が相対的に大きな利益量になる図柄である。
「特図C」は突然確変と称される2R大当たり図柄であり、特図高確率普図高確率状態である。すなわち、15Rである「特図A」と比べて、「特図C」は2Rである点が異なる。「特図D」は突然時短と称される2R大当たり図柄であり、特図低確率普図高確率状態である。すなわち、15Rである「特図B」と比べて、「特図D」は2Rである点が異なる。
「特図E」は隠れ確変と称される2R大当たり図柄であり、特図高確率普図低確率状態である。「特図F」は突然通常と称される2R大当たり図柄であり、特図低確率普図低確率状態である。これら「特図E」および「特図F」はいずれも、2Rであるとともに、時短状態に移行しない状態である。
「特図G」は第1小当たり図柄であり、「特図H」は第2小当たり図柄であり、何れも特図低確率普図低確率状態である。ここにいう小当たりは、2R時短無し大当たりと同じものに相当する。すなわち、この「特図G」、「特図H」は「特図F」と同じ状態であるが、両者では装飾図柄表示装置208に表示される演出が異なり、あえて、同じ状態でも「特図G」、「特図H」と「特図F」を設けておくことで、遊技の興趣を高めている。
また、「特図I」は第1はずれ図柄であり、「特図J」は第2はずれ図柄であり、遊技者に付与する利益量が相対的に小さな利益量になる図柄である。なお、本実施形態のパチンコ機100には、15R特別大当たり図柄として「特図A」以外の図柄も用意されており、15R大当たり図柄等の他の図柄についても同様である。
図5(b)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。第1特図始動口230または第2特図始動口232に球が入賞したこと、すなわち、第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。そして、「特図B」の15R大当たりを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに15R大当たりに対応する、同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。「特図A」の15R特別大当たりを報知する場合には、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示する。
また、「特図E」の隠れ確変と称される2R大当たり、「特図F」の突然通常と称される2R大当たり、あるいは「特図G」の第1小当たり、「特図H」の第2小当たりを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾3」を停止表示する。さらに、「特図C」の突然確変と称される2R大当たり、あるいは「特図D」の突然時短と称される2R大当たりを報知する場合には、「装飾1−装飾3−装飾5」を停止表示する。一方、「特図I」の第1はずれ、「特図J」の第2はずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同図(b)に示す図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。
同図(c)は本実施形態の普図の停止表示態様には、当たり図柄である「普図A」と、外れ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普通図柄表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」を停止表示し、普図変動遊技の外れを報知する場合には「普図B」を停止表示する。この同図(c)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
<主制御部メイン処理>
次に、図6を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップSA01では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップSA03では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップSA05では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップSA03に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップSA07に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップSA03に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップSA05は繰り返し実行される。
ステップSA07では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップSA09では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップSA13)に進む。
具体的には、最初に、電源基板に設けたRWMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップSA13に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップSA13に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップSA11に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップSA13に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップSA13に進む。
ステップSA11では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップSA15内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図4に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップSA11では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップSB33において、第1副制御部400へ送信される。
ステップSA13では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップSA13)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップSB33において、第1副制御部400へ送信される。
ステップSA15では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、および特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための2つの初期値生成用乱数カウンタと、普図タイマ乱数値、および特図タイマ乱数値それぞれを生成するための2つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図タイマ乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図タイマ乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。なお、初期値生成用乱数カウンタは、後述するステップSB07でも更新する。
主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、ステップSA15の処理を繰り返し実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップSB01では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。ステップSB03では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップSB05では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、上述の前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサ、各種の球検出センサを含む各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップSB05では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップSB05では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップSB05では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップSB07およびステップSB09では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップSA15で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値、特図1乱数値、および特図2乱数値をそれぞれ生成するための2つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。なお、本実施形態では特図1の乱数値を取得するためのカウンタと特図2の乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けたが、同一のカウンタを用いてもよい。
ステップSB11では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップSB13では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特別図柄表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップSB15では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234や始動口230、232、228に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップSB17では、入賞受付処理を行う。この入賞受付処理では、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228および可変入賞口234への入賞があったか否かを判定する。ここでは、ステップSB03における入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。第1特図始動口230へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、乱数値生成回路318の、第1特図始動口230に対応した乱数値記憶用レジスタから値を取得し、加工した値(例えば、取得した値+Rレジスタの値+1)を特図1当選乱数値として取得するとともに特図1乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、加工した値(例えば、取得した値+Rレジスタの値+1)を特図1乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。第2特図始動口232へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、乱数値生成回路318の、第1特図始動口230に対応した乱数値カウンタ値記憶用レジスタから値を取得し、加工した値(例えば、取得した値+Rレジスタの値+1)を特図2当選乱数値として取得するとともに特図2乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、加工した値(例えば、取得した値+Rレジスタの値+1)を特図2乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。
ステップSB19では、払出要求数送信処理を行う。なお、払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は、例えば1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップSB21では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当たり図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、外れ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)および外れ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材232aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材232aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、普図外れフラグがオンされる。この普図外れフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップSB23に移行するようにしている。
ステップSB23では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップSB25)。この特図2状態更新処理は、特図2の状態に応じて、次の8つの処理のうちの1つの処理を行う。例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、第2特別図柄表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、第2特別図柄表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。
また、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、2R大当たりフラグ、第1小当たりフラグ、第2小当たりフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグそれぞれのフラグが用意されている。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図A、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図B、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には特図C、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図D、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグはオンの場合には特図E、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグもオフの場合には特図F、第1小当たりフラグがオンの場合には特図G、第2小当たりフラグがオンの場合には特図H、第1はずれフラグがオンの場合には特図I、第2はずれフラグがオンの場合には特図Iそれぞれの態様となるように、第2特別図柄表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、第2特別図柄表示装置214は、15R特別大当たり図柄(特図A)、15R大当たり図柄(特図B)、突然確変図柄(特図C)、突然時短図柄(特図D)、隠れ確変図柄(特図E)、突然通常図柄(特図F)、第1小当たり図柄(特図G)、第2小当たり図柄(特図H)、第1はずれ図柄(特図I)、および第2はずれ図柄(特図J)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)その表示を維持するためにRAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中(詳細は後述)でなければ、時短フラグをオフする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフする。
また、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、後述するように、大当りフラグがオンされる。この大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するためにRAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、扉部材234aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、扉部材234aを閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、この扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本実施例では15ラウンドか2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するためにRAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当たり遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数100回をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンすることもない。ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。この時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に大当りする可能性が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間および特図変動遊技の変動時間は短くなる。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、第2特別始動口232の一対の羽根部材232aの1回の開放における開放時間が長くなりやすい。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材232aは多く開きやすい。また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当たり遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当たり遊技中に普図高確率状態であると、大当たり遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に第2特図始動口232に多くの遊技球が入球し、大当たり中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。さらに、特図2変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、はずれフラグがオンされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップSB27に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップSB27)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップSB25およびステップSB27における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップSB29)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップSB31)。これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の大当り判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、第2特図始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、第1特図始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。
ステップSB33では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオン、オフするようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、15R大当りフラグや2R大当たりフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止コマンドの場合であれば、15R大当りフラグや2R大当たりフラグの値、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、第1特図始動口230への入賞の有無、第2特図始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当たりフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当たりフラグの値、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。また、このステップSB33では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップSB35では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップSB37では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップSB05において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視し、前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して第2特図始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、表示回路324、326、330を介して普通図柄表示装置210、第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップSB19)で設定した出力予定情報を出力ポート(I/O310)を介して第1副制御部400に出力する。
ステップSB39では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップSB43に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップSB41に進む。
ステップSB41では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップSB01で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップSB43では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、上述の主制御部メイン処理に復帰する。
<第1副制御部400の処理>
次に、図8を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。なお、同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第1副制御部400のタイマ割込処理のフローチャートである。同図(d)は、第1副制御部400の画像制御処理のフローチャートである。
まず、同図(a)のステップSC01では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップSC01で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップSC03では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップSC05の処理に移行する。ステップSC05では、タイマ変数に0を代入する。ステップSC07では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。ステップSC09では、演出制御処理を行う。例えば、ステップSC07で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップSC11では、チャンスボタンの押下を検出していた場合、ステップSC09で更新した演出データをチャンスボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行う。ステップSC13では、ステップSC09で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する(詳細は後述)。
ステップSC15では、ステップSC09で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。ステップSC17では、ステップSC09で読み出した演出データの中に各種ランプ418への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。
ステップSC19では、ステップSC09で読み出した演出データの中に遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路432に出力する。ステップSC21では、ステップSC09で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行い、ステップSC03へ戻る。
次に、同図(b)を用いて、第1副制御部400のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が、主制御部300が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップSD01では、主制御部300が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、同図(c)を用いて、第1副制御部400のCPU404によって実行する第1副制御部タイマ割込処理について説明する。第1副制御部400は、所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。
第1副制御部タイマ割込処理のステップSE01では、第1副制御部メイン処理におけるステップSC03において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップSC03において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。第1副制御部タイマ割込処理のステップSE03では、ステップSC19で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、同図(d)を用いて、第1副制御部400のメイン処理におけるステップSC13の画像制御処理について説明する。同図は、画像制御処理の流れを示すフローチャートを示した図である。
ステップSF01では、画像データの転送指示を行う。ここでは、CPU404は、まず、VRAM436の表示領域Aと表示領域Bの描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていない表示領域に記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU404は、VDP434のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM406の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM436の転送先アドレス)などを設定した後、ROM406からVRAM436への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP434は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM406からVRAM436に転送する。その後、VDP436は、転送終了割込信号をCPU404に対して出力する。
ステップSF03では、VDP434からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合はステップSF05に進み、そうでない場合は転送終了割込信号が入力されるのを待つ。ステップSF05では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU404は、ステップSF01でVRAM436に転送した画像データに基づいてVRAM436の表示領域AまたはBに表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM436の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP434に指示する。VDP434はアトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップSF07では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する。VDP434は、CPU404の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップSF09では、画像の描画終了に基づくVDP434からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合はステップSF11に進み、そうでない場合は生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。ステップSF11では、RAM408の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
<第2副制御部500の処理>
次に、図9を用いて、第2副制御部500の処理について説明する。なお、同図(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第2副制御部500のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第2副制御部500のタイマ割込処理のフローチャートである。
まず、同図(a)のステップSG01では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップSG01で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM508内の記憶領域の初期化処理等を行う。ステップSG03では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップSG05の処理に移行する。ステップSG05では、タイマ変数に0を代入する。
ステップSG07では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPU504は、第1副制御部400のCPU404からコマンドを受信したか否かを判別する。ステップSG09では、演出制御処理を行う。例えば、ステップSG07で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM506から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップSG11では、第1副制御部400からの遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542への命令がある場合には、この命令をシリアル通信制御回路520に出力する。ステップSG13では、第1副制御部400からの演出可動体224への命令がある場合には、この命令を駆動回路516に出力し、ステップSG03に戻る。
次に、同図(b)を用いて、第2副制御部500のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が、第1副制御部400が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップSH01では、第1副制御部400が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM508に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、同図(c)を用いて、第2副制御部500のCPU504によって実行する第2副制御部タイマ割込処理について説明する。第2副制御部500は、所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。
第2副制御部タイマ割込処理のステップSI01では、図8(a)に示す第2副制御部メイン処理におけるステップSG03において説明したRAM508のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップSG03において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。第2副制御部タイマ割込処理のステップSI03では、演出用乱数値の更新処理等を行う。
<アイテムの種類>
次に、図10を用いて、本実施形態に係るパチンコ機100が有するアイテムの種類について説明する。図10は、アイテムの一例を示した図である。
ここで、アイテムとは、パチンコ機100が遊技者に付与することが可能な特典、装備、機能等の総称であり、本実施形態に係るアイテムは、カスタムアイテムと非カスタムアイテムの2種類に大別することができる。カスタムアイテムは、遊技者が自らの好みに応じて、パチンコ機の表示、音声、機能、各種確率等を改造(カスタマイズ)することができるアイテムである。また、非カスタムアイテムは、パチンコ機100の表示、音声、機能、各種確率等を改造(カスタマイズ)することはできないが、遊技者に所定の利益が付与されるアイテムである。
パチンコ機100は、アイテムごとに設定されたアイテム付与条件が成立した場合に、当該アイテムを遊技者に付与するように構成されている。カスタムアイテムが付与された場合には、遊技者は、後述する演出カスタマイズ画面(図19(q)等参照)を用いて、付与されたカスタムアイテムの設定操作を行うことで、パチンコ機100の表示、音声、機能、各種確率等を自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。また、非カスタムアイテムが付与された場合には、遊技者は、アイテムを通じて所定の利益(例えば、予告、先読み予告、チュートリアル表示等の遊技者にとって有利な利益)を得ることが可能である。
図10に示す例では、例えば、アイテムA(通常BGMカスタム1)、アイテムB(通常BGMカスタム2)、または、アイテムC(通常BGMカスタム3)のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、パチンコ機100における通常遊技中の背景音(BGM)を自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。また、アイテムD(保留台座カスタム1)、アイテムE(保留台座カスタム2)、または、アイテムF(保留台座カスタム3)のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、パチンコ機100における保留アイコン(保留表示)の表示の一部(本例では、保留アイコンの下に表示される台座の画像)を、自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。
また、「熱」のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、当該変動の結果が「熱い(期待度が高い)」ことを示す予告1が行われることで、遊技者は、当該変動の当選結果に関する情報(例えば、当該特図変動遊技の当選結果が当りであること、または、当りの可能性が高いこと等の情報)を得ることができる。また、「激熱」のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、当該変動の結果が「激熱なこと(期待度が極めて高いこと)」を示す予告2が行われることで、遊技者は、当該変動の当選結果に関する情報(例えば、当該特図変動遊技の当選結果が大当りであること、または、大当りの可能性が高いこと等の情報)を得ることができる。
<メータ増加演出とアイテム付与演出>
次に、メータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。ここで、メータ増加演出とは、図3を用いて説明したメータ増加用進入口227に球が進入したことに関連して実行される演出であり、本実施形態では、所定数(本例では、10個)のゲージ(目盛り)を有するメータを表示し、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ消灯する(減らす)表示を行う(詳細は後述)。
このようなメータ増加演出を実行することで、遊技者は、メータ増加用進入口227に進入した球の数や、メータのゲージが満タンになったか否か(メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入したか否か)を把握することが可能となる。なお、メータ増加演出の態様は本例に限定されず、例えば、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ点灯する(増やす)表示を行ってもよい。
また、アイテム付与演出とは、アイテムの付与に関連して実行される演出であり、本実施形態では、メータのゲージが満タンになった場合(メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入した場合)にアイテム付与条件が成立したと判定し、装飾図柄表示装置208を用いて、アイテムが付与されたことや、当該アイテムの種類等を報知する表示等を行う(詳細は後述)。このようなアイテム付与演出を実行することで、遊技者は、アイテムが付与されたことや、当該アイテムの種類等を把握することが可能となる。なお、アイテム付与条件や、アイテム付与演出の態様は本例に限定されず、例えば、すでに獲得済みのアイテムの数や種類を表示してもよいし、アイテムが特別であること(レアなアイテムであること)を表示してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例1>
次に、図11を用いて、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図11は、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例1は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図11(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行している状態(図柄変動中)である。また、本例では、保留されている特図変動遊技があり、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3、特図2変動遊技の保留数が3、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、6個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が6であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような図柄変動中において、図11(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図11(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図11(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図11(e)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図11(e)〜同図(g)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図11(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図11(i)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明IT(本例では、アイテムAの説明(図において内容は省略))の表示を行う。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
続く図11(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。本例では、アイテム付与演出においてアイテムに関する情報(本例では、アイテム名とアイテムの説明)を表示したことを契機として、図11(j)〜同図(m)に示す期間に亘って、ボタン演出を行う。
なお、本例では、ボタン演出に関連する表示を、アイテム付与演出に関する表示や装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、ボタン演出に関連する表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示や装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、ボタン演出の視認性が阻害されることがないため、操作手段による操作やその有効時間を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示やアイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
このボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右キーの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右キー)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図11(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図11(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示することで、「はい」の選択が確定したこと(獲得したアイテムをセットする選択がなされたこと)を報知する。
続く図11(n)に示す状態は、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開した状態である。再開後のアイテム付与演出では、ボタン演出において複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットする選択)がされたことを契機として、図11(n)〜同図(p)に示す期間に亘って、アイテム名を含む画像を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムAが設定されたことが示されている。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例2>
次に、図12を用いて、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図12は、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例2は、SP(スーパー)リーチ変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。本実施例2では、図12(a)〜同図(b)に示す期間に亘って、特図の変動遊技が、通常の図柄変動からSPリーチ変動に発展し、続く図12(c)〜同図(r)に示す期間に亘って、SPリーチ変動に加えてSPリーチ演出を実行している。
このようなSPリーチ変動中において、図12(d)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図12(e)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図12(f)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、SPリーチ変動中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図12において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図12(h)〜同図(q)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関する表示を、SPリーチ演出に関する表示やメータよりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部を、SPリーチ演出に関する表示やメータの少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、SPリーチ演出やメータの視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、図12(k)〜同図(o)に示す期間に亘って、装飾図柄の変動表示を、アイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、装飾図柄の変動表示の視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
さらに、続く図12(l)〜同図(o)に示す期間に亘って、ボタン演出に関連する表示と装飾図柄の変動表示を、SPリーチ演出やアイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、ボタン演出に関連する表示と装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を、SPリーチ演出やアイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、装飾図柄の変動表示やボタン演出の視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過や操作手段による操作やその有効時間を遊技者に的確に知らせることができる上に、SPリーチ演出やアイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例3>
次に、図13を用いて、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図13は、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例3は、非図柄変動中(図柄の停止表示中)にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図13(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行していない状態(非図柄変動中)である。本例では、保留されている特図変動遊技が無く、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が0、特図2変動遊技の保留数が0、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、保留アイコンPIを表示しないことにより、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が0であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような非図柄変動中において、図13(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図13(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図13(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、SPリーチ変動中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図13において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図13(j)〜同図(m)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の停止表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の停止表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動停止の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例4>
次に、図14を用いて、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図14は、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例4は、非図柄変動中(図柄の停止表示中)にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいて、図柄変動中にアイテム付与演出を開始する例である。図14(a)に示す非図柄変動中において、図14(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入し、続く図14(c)では、点灯していた2つのゲージのうちの1つを消灯するメータ増加演出を実行している。続いて、図14(c)に示す非図柄変動中において、図14(d)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球したことに基づいて、続く図14(e)では、図柄変動表示を開始している。
このような図柄変動中において、図14(f)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図14(g)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図14(h)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図14(e)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図14(i)〜同図(k)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図14(l)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図14(m)に示すように、「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示を行う。このアイテム画像IGは、非カスタムアイテムである「熱」のアイテム付与条件が成立し、当該特図変動遊技の結果が「熱い(期待度が高い)」こと(当該特図変動遊技の当選結果が当りであること、または、当りの可能性が高いこと)を示している。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
続く図14(n)に示す状態では、アイテム付与演出を終了するとともに、SPリーチを開始している。このように、SPリーチの開始前にアイテム付与演出に関連する表示を消去するように構成すれば、SPリーチの視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過を遊技者に的確に知らせることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例5>
次に、図15を用いて、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図15は、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例5は、保留数が満タンの状態における図柄変動中にメータ増加用進入口227に球が進入したことに基づいて増加モード(2倍モード)に移行した後、アイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。
図15(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行している状態(図柄変動中)である。本例では、保留されている特図変動遊技があり、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3、特図2変動遊技の保留数が4、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、7個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が7であることが示されているとともに、6個のゲージが消灯され、4個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に6個の球が進入したこと(あと4個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような図柄変動中において、図15(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図15(c)に示すように、点灯していた4つのゲージのうちの1つを消灯するメータ増加演出を実行している。続いて、図15(c)に示す図柄変動中において、図15(d)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球し、続く図15(e)に示すように、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3から4に増加したことが数字で示されているとともに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、8個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が7から8に増加して満タンになったことが示されている。
本例では、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が満タン(本例では8)になった場合に、メータ増加演出が増加モードに移行するように構成している。ここで、メータ増加演出の増加モードとは、メータ増加用進入口227に1個の球が進入するたびに、メータのゲージをN倍(Nは2以上の正の整数)で進行させるモードのことであり、本例では、Nを2に設定し、2倍モードと称している。
図15(f)に示す状態は、メータ増加演出が増加モード(2倍モード)に移行した状態である。この増加モードに置いて、図15(g)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図15(h)に示すように、点灯していた3つのゲージのうちの2つを消灯するメータ増加演出を実行する。また、図15(i)に示すように、さらに、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図15(j)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行するとともに、もう1つのゲージを消去する権利を次遊技以降に持ち越すことができるように構成している。以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、メータ増加演出が増加モード(2倍モード)であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図15において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
なお、本例では、保留数が満タンの状態における図柄変動中にメータ増加用進入口227に球が進入したことに基づいて増加モード(2倍モード)に移行する例を示したが、他の条件が成立した場合に増加モードに移行するように構成してもよいし、増加モードは、2倍モードに限定されるものではない。また、アイテム付与条件が成立した場合(メータのゲージが満タンになった場合)には、メータのゲージを消去する権利を次遊技以降に持ち越せるように構成したが、持ち越せないように構成してもよいし、持ち越しができる遊技数を可変にしてもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例6>
次に、図16を用いて、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図16は、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例6は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始し、このアイテム付与演出において複数のアイテム(本例では、2種類のカスタムアイテム)を付与する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、アイテム付与演出において複数のアイテムを付与することを除いて上記実施例1と同じであるため、図16において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例に係るアイテム付与演出では、図16(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部から2種類のアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図16(i)に示すように、2種類のアイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA、アイテムB)IN1、IN2の表示とアイテムの説明(本例では、アイテムAとアイテムBの説明(図において内容は省略))IT1、IT2の表示を行う。なお、アイテム付与演出において付与するアイテムは3種類以上であってもよい。
続く図16(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。本例に係るボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムAまたはアイテムBをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右キーの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右キー)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において「アイテムA」の選択肢が仮選択された状態で、図16(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図16(m)に示すように、「アイテムA」の選択肢をハイライト表示することで、「アイテムA」の選択が確定したこと(獲得したアイテムAとアイテムBのうち、アイテムAをセットする選択がなされたこと)を報知する。
続く図16(n)に示す状態は、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開した状態である。再開後のアイテム付与演出では、ボタン演出において複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムAとアイテムBのうち、アイテムAをセットする選択)がされたことを契機として、図16(n)〜同図(p)に示す期間に亘って、アイテム名をを含む画像を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムAが設定されたことが示されている。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例7>
次に、図17を用いて、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図17は、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例7は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始し、このアイテム付与演出において複数のアイテム(本例では、カスタムアイテムと非カスタムアイテム)を付与する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、アイテム付与演出において複数のアイテムを付与することを除いて上記実施例1と同じであるため、図17において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例に係るアイテム付与演出では、図17(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部から2種類のアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図17(i)に示すように、2種類のアイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明(本例では、アイテムAの説明(内容は省略))IT1の表示と、「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示を行う。なお、アイテム付与演出において付与する非カスタムアイテムは、図10を用いて説明した他の非カスタムアイテム(例えば、保留変化、機種説明1〜3、ハズレ等)であってもよい。
続く図17(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。以降のアイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、上記実施例1と同じであるため、図17において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
<デモ画面>
次に、図18〜図20を用いて、パチンコ機100におけるデモ画面について説明する。図18は、パチンコ機100における画面の遷移の一例を示した遷移図であり、図19は、画面遷移の一例を時系列で示した図であり、図20は、メニュー画面において各種メニューが選択された場合の画面遷移の一例を示した図である。
本実施形態に係るパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208を用いて、図18(a)に示すような、デモ画面、メニュー画面、音量調整画面、輝度調整画面、図柄変動表示、が少なくとも表示可能に構成されている。デモ画面は、非図柄変動中において所定の時間(例えば、30秒)の経過を検出した場合等に表示が開始される画面であり、本例では、メニュー画面、音量調整画面、または、輝度調整画面に遷移することが可能なトップメニュー画面を表示する。このデモ画面の表示中に第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けた場合には、各種メニューの選択が可能なメニュー画面の表示を開始する。
また、デモ画面(または、輝度調整画面)の表示中に第二の操作手段(本例では、右キー)または第三の操作手段(本例では、左キー)の操作を受け付けた場合には、スピーカ120等の音量の調整が可能な音量調整画面の表示を開始し、デモ画面(または、音量調整画面)の表示中に第四の操作手段(本例では、上キー)または第五の操作手段(本例では、下キー)の操作を受け付けた場合には、各種ランプ418や装飾図柄表示装置208等の輝度の調整が可能な輝度調整画面の表示を開始する。
また、音量調整画面の表示中に第二の操作手段(本例では、右キー)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階上げるとともに音量が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行し、音量調整画面の表示中に第三の操作手段(本例では、左キー)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階下げるとともに音量が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行する。輝度調整画面の表示中に第四の操作手段(本例では、上キー)の操作を受け付けた場合には、輝度を1段階上げるとともに輝度が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行し、輝度調整画面の表示中に第五の操作手段(本例では、下キー)の操作を受け付けた場合には、輝度を1段階下げるとともに輝度が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行する。
さらに、これらのメニュー画面、音量調整画面、または、輝度調整画面の表示中において所定の時間(例えば、30秒)の経過を検出した場合等にはデモ画面の表示を開始し、図柄変動表示の開始条件が成立した場合等には図柄変動表示を開始する。
<デモ画面/メニュー画面>
図18(b)は、メニュー画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係るメニュー画面は、演出カスタマイズ、携帯端末連動サービス、初期化、デモ画面に戻る、の4つのメニューで構成されており、それぞれのメニューが選択された場合に、演出カスタマイズ画面、携帯端末連動サービス画面、初期化確認画面、デモ画面に遷移するように構成されている。
例えば、図19に示す例では、図19(a)に示す非図柄変動中において所定の時間(30秒)の経過を検出したことから、図19(b)に示すデモ画面(トップメニュー画面)の表示を開始し、このデモ画面の表示中に、図19(c)に示すように、第五の操作手段(本例では、下キー161d)の操作を受け付けたことから、図19(d)に示す輝度調整画面の表示を開始している。
続けて、この輝度調整画面の表示中に、図19(e)に示すように、第五の操作手段(本例では、下キー161d)の操作を受け付けたことから、図19(f)に示すように、輝度を1段階下げるとともに輝度が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行し、続く図19(g)に示すように、第四の操作手段(本例では、上キー161c)の操作を受け付けたことから、図19(h)に示すように、輝度を1段階上げるとともに輝度が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行している。
続けて、この輝度調整画面の表示中に、図19(i)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、輝度調整画面に代えて、図19(j)に示す音量調整画面の表示を開始している。また、この音量調整画面の表示中に、図19(k)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、図19(l)に示すように、音量を1段階上げるとともに音量が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行している。
続けて、図19(l)に示す音量調整画面の表示中において所定の時間(30秒)の経過を検出したことから、図19(m)に示すデモ画面(トップメニュー画面)の表示を開始し、このデモ画面の表示中に、図19(n)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、図19(o)に示すメニュー画面の表示を開始している。
続けて、このメニュー画面において演出カスタマイズのメニューが仮選択された状態で、図19(p)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、演出カスタマイズ画面の表示を開始している。また、図19(q)に示す演出カスタマイズ画面の表示中に、図19(r)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、ハイライト表示を、次に選択が可能なアイテム(本例では、アイテムP)に移動する表示を行い、アイテムPが仮選択された状態で、図19(t)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、アイテムPに対応するカスタマイズを有効にするとともに、装飾図柄表示装置208の下方の表示領域において「アイテムP設定中」の文字表示を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムPが設定されたことが示されている。
<デモ画面/メニュー画面/携帯端末連動サービス画面>
図18(c)は、携帯端末連動サービス画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係る携帯端末連動サービス画面は、お試しプレイ、パスワード入力、データ保存、データクリア、クイックスタート、メニュー画面に戻る、の6つのメニューで構成されている。
例えば、図20(b)に示すメニュー画面において、携帯端末連動サービスのメニューが選択された場合には、図20(b1)に示す携帯端末連動サービス画面の表示を開始し、この携帯端末連動サービス画面において、お試しプレイのメニューが選択された場合には、図20(b1−1)に示す、お試しプレイ画面の表示を開始した後、このお試しプレイ画面において新規登録が選択された場合には、図20(b1−2)に示す新規登録画面の表示を開始する。
また、図20(b2)に示す携帯端末連動サービス画面において、パスワード入力のメニューが選択された場合には、図20(b2−1),同図(b2−1−1)に示すようなパスワード入力画面の表示を開始し、このパスワード入力画面において、誤ったパスワードが入力された場合には、図20(b2−1−2)に示すような、パスワードの入力ミスを報知する画面の表示を開始する一方、正しいパスワードが入力された場合には、図20(b2−1−3)に示すような、パスワードの入力完了を報知する画面の表示を開始する。
また、図20(b3)に示す携帯端末連動サービス画面において、データ保存のメニューが選択された場合には、図20(b3−1)に示すような確認画面の表示を開始し、この確認画面において「はい」が選択された場合には、図20(b3−2)に示すような二次元コード表示画面の表示を開始し、この二次元コード表示画面の表示中に「終了」が選択された場合には、図20(b3−2−1)に示すような確認画面の表示を開始する。
また、図20(b4)に示す携帯端末連動サービス画面において、データクリアのメニューが選択された場合には、図20(b4−1)に示すような確認画面の表示を開始し、この確認画面において「はい」が選択された場合には、図20(b4−1−1)に示すような完了画面の表示を開始する。また、図20(b5)に示す携帯端末連動サービス画面において、クイックスタートのメニューが選択された場合には、図20(b5−1)に示すような開始画面の表示を開始し、図20(b6)に示す携帯端末連動サービス画面において、メニュー画面に戻る、のメニューが選択された場合には、トップメニューの表示を開始する。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例8>
次に、図21を用いて、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図21は、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例8は、デモ画面(トップメニュー画面)の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図21(a)に示す遊技状態は、非図柄変動中にデモ画面(トップメニュー画面)を表示している状態である。また、本例では、保留されている特図変動遊技が無く、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が0、特図2変動遊技の保留数が0、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、保留アイコンPIを表示しないことにより、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が0であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このようなデモ画面(トップメニュー画面)の表示中において、図21(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図21(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図21(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、デモ画面(トップメニュー画面)の表示中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図21において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図21(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、デモ画面(トップメニュー画面)に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、デモ演出に(トップメニュー画面)関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、デモ画面(トップメニュー画面)の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図21(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、デモ画面(トップメニュー画面)に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図21(l)に示すタイミング(ボタン演出がデモ画面(トップメニュー画面)よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図21(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらずデモ画面(トップメニュー画面)が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図21(l)に示すタイミング(ボタン演出がデモ画面(トップメニュー画面)よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例9>
次に、図22を用いて、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図22は、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例9は、図18や図19を用いて説明したメニュー画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、メニュー画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図22において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図22(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、メニュー画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、メニュー画面に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、メニュー画面の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図22(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、メニュー画面に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図22(l)に示すタイミング(ボタン演出がメニュー画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図22(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらずメニュー画面が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図22(l)に示すタイミング(ボタン演出がメニュー画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例10>
次に、図23を用いて、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図23は、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例10は、図18や図19を用いて説明した音量調整画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、音量調整の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図23において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図23(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、音量調整に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、音量調整に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、音量調整の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図23(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、音量調整に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図23(l)に示すタイミング(ボタン演出が音量調整よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図23(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず音量調整が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図23(l)に示すタイミング(ボタン演出が音量調整よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、音量調整に関する操作(本例では、音量調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例11>
次に、図24を用いて、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図24は、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例11は、図20を用いて説明した二次元コード表示画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、二次元コード表示画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図24において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図24(g)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、二次元コード表示画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、二次元コードの少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、二次元コードの視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図24(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、二次元コードよりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図24(l)に示すタイミング(ボタン演出が二次元コードよりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図24(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず二次元コードが表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図24(l)に示すタイミング(ボタン演出が二次元コード表示画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例12>
次に、図25を用いて、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図25は、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例12は、図18や図19を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面を用いてアイテムを設定する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、演出カスタマイズ画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図25において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図25(e)〜同図(o)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、演出カスタマイズ画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、演出カスタマイズ画面の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図25(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、演出カスタマイズ画面よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図25(l)に示すタイミング(ボタン演出が演出カスタマイズ画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図25(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず演出カスタマイズ画面が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図25(l)に示すタイミング(ボタン演出が演出カスタマイズ画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
また、本例では、ボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図25(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付け、図25(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示した場合であっても、獲得したアイテムを即座にセットする処理は行わず、図25(q)〜同図(u)に示すように、改めてメニュー画面において携帯端末連動サービス画面が選択され、図25(v)に示すように、演出カスタマイズ画面が表示された場合に、アイテム付与演出において獲得したアイテム(本例では、アイテムA)が設定可能になるように構成している。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例13>
次に、図26を用いて、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図26は、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例13は、図18や図19を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、ボタン演出における操作によって即座にアイテムを設定する例である。
メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、上記実施例12と同じであるため、図26において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図26(j)〜同図(k)に示すボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図26(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図26(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示することで、「はい」の選択が確定したこと(獲得したアイテムAをセットする選択がなされたこと)を報知する。演出カスタマイズ画面を表示中にアイテムを獲得した場合は、図26(i)に示すように、表示中の演出カスタマイズ画面において、選択可能なアイテムとして、アイテムAを追加表示する。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例14>
次に、図27を用いて、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図27は、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例14は、図18や図19を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面を用いてアイテムを設定する点は、図25を用いて説明した実施例12と同じであるが、本例では、演出カスタマイズ画面を、アイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部(本例では、メータの全てのゲージ)にオーバーラップさせている。
このような構成とすれば、演出カスタマイズ演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。なお、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせないように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例15>
次に、図28を用いて、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図28は、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例15は、図18や図19を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面の表示中に図柄変動表示が開始された場合であってもアイテム付与演出を継続する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、演出カスタマイズ画面の表示中であることを除いて上記実施例12と同じであるため、図28において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例では、図28(k)に示すアイテム付与演出中において、図28(l)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球したことから、続く図28(m)では、図柄変動表示を開始しているが、アイテム付与演出を継続している。このような構成とすれば、アイテム付与演出が遊技者の予期しないタイミングで中止されてしまうことがなく、遊技者の遊技意欲を阻害することがない。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例16>
次に、図29を用いて、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図29は、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例16は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図11を用いて説明した実施例1と同じであるが、本例では、当該変動と次回の変動の2回の変動に跨ってアイテムを表示している。
具体的には、図29(k)に示すアイテム付与演出の実行中に当該変動が終了し、図柄の停止表示を行った後、続く図29(l)に示すように、特図2の保留に基づいて新たな変動遊技を開始している。そして、アイテム付与条件が成立した図柄変動に続く次の図柄変動においてもボタン演出を継続し、図29(m)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けたことに基づいて、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開し、遊技者が獲得したアイテムを表示している。本例のように、複数の図柄変動に跨ってアイテムの表示を可能とすれば、図柄変動の停止や開始に伴ってアイテム付与演出が中断されてしまうようなことがなく、遊技者の遊技意欲を持続できる場合がある。なお、アイテムの表示を継続する図柄変動は2回に限定されず、3回以上であってもよいし、連続した図柄変動でなくてもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例17>
次に、図30を用いて、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図30は、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例17は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図11を用いて説明した実施例1と同じであるが、本例では、アイテム付与演出の実行中にもメータ増加用進入口227への球の進入を検出可能であり、球の進入を検出した場合にメータ増加演出を実行している。
具体的には、図29(j)に示すアイテム付与演出の実行中に、図29(k)に示すように、メータ増加用進入口227への球の進入を検出したため、続く図29(l)に示すように、アイテム付与演出によるアイテムの表示中に、メータのゲージを進行させるメータ増加演出を開始している。本例のように、アイテムの表示中にメータの増加を可能とすれば、遊技者の遊技意欲をさらに高めることができる場合がある。なお、アイテムの表示中のメータの増加を可能とすることに加えて、アイテム付与条件の成立が可能であってもよく(メータのゲージが満タンになることが可能であってもよく)、この場合、アイテム付与の権利を次遊技以降に持ち越しできるように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例18>
次に、図31を用いて、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図31は、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例18は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてミニゲームを実行し、当該ミニゲームが終了した後にアイテム付与演出を開始する。図31(e)はミニゲームを開始した状態である。本例では、メータのゲージを表示する表示領域を拡大し、拡大後の表示領域において、あみだくじを実行するように構成している。なお、ミニゲームは、他の種類のゲームであってもよいことは言うまでもない。
本例のあみだくじにおけるキャラのスタート位置は、予め定めた位置であってもよいし、抽選によって決定してもよいし、遊技者の選択操作に基づいて決定してもよく、遊技者の選択操作に関わらず結果が予め定められていてもよい。また、あみだくじの結果の「×」の符号は、はずれ、カプセルを模した画像は、アイテムの獲得、Eの文字は、アイテムEを獲得することを意味しており、Eの文字に到達する場合は獲得するアイテムを予告するように構成している。なお、カプセルを模した画像の柄や色が通常とは異なる場合は、特定のアイテムの出現率が高くてもよいし、ミニゲームの種類は複数あってもよく、ミニゲームの種類によってアイテムの獲得のし易さや特定アイテムの出現率が異なっていてもよい。
本例では、ミニゲーム(あみだくじ)の結果がカプセルを模した画像であったことから、当該画像を用いたアイテム付与演出を開始し、遊技者が獲得したアイテムを表示している。本例のような構成とすれば、アイテム付与条件が成立してからアイテムが表示されるまでの期間について遊技者を飽きさせることなく、楽しませることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例1>
次に、図32を用いて、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図32は、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
上記実施形態では、「メータ増加用進入口227への球の進入」をメータ増加演出の契機としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、「メータ増加用進入口227への球の進入」以外の条件をメータ増加演出の契機としてもよい。したがって、例えば、図32(a)〜同図(b)に示すように、非図柄変動中に始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図32(c)〜同図(e)に示すように、図柄変動中に始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
また、図32(e)〜同図(g)に示すように、変動遊技の先読み結果に基づいて、第一の表示態様の保留アイコンPI1を第二の表示態様の保留アイコンPI2に変化させた場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図32(i)〜同図(l)に示すように、疑似連を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
また、図32(m)〜同図(o)に示すように、ボタン演出の実行中に操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作を受け付けた場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図32(p)に示すように、リーチを実行した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図32(q)に示すように、SPリーチやSPリーチ演出を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図32(r)に示すように、予告表示(本例では、姫のキャラクタ画像の表示)を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例2>
次に、図33を用いて、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図33は、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
図18や図19を用いて説明した音量調整画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図23を用いて説明した実施例10と同じであるが、本例では、ボタン演出に関する表示よりも、音量調整に関する表示を手前に表示させている場合であっても、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
具体的には、図33(c)に示す音量調整画面の表示中において、図33(d)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図33(e)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図33(f)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図33(g)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図33(g)〜同図(i)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図33(j)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図33(k)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明IT(本例では、アイテムAの説明(内容は省略))の表示を行う。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、音量調画面の表示よりも奥側に表示することで、音量調画面の表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、音量調整画面の視認性が阻害されることがないため、音量調整に関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、ボタン演出に関する表示よりも、音量調整に関する表示を手前に表示させているが、図33(n)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階上げる処理を実行することなく、ボタン演出中において「はい」と「いいえ」の仮選択を切り替える表示を実行し、第三の操作手段(本例では、左キー161b)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階下げる処理を実行することなく、ボタン演出中において「はい」と「いいえ」の仮選択を切り替える表示を実行する。
また、ボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図33(r)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、ボタン演出を終了した後、図33(s)〜同図(u)に示す期間に亘って、アイテム名を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行う。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例3>
次に、図34を用いて、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図34は、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
上記実施形態では、「メータ増加用進入口227への球の進入」をアイテム付与の成立条件としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、「メータ増加用進入口227への球の進入」以外の条件をアイテム付与の成立条件としてもよい。したがって、例えば、図34(a)〜同図(c)に示すように、可変入賞口234に進入した球の累積数(例えば、大当り遊技中における累計獲得球数)が所定数(本例では、10000球)を超えた場合にアイテムを付与してもよいし、図34(d)〜同図(h)に示すように、操作手段によって特定の操作を受け付けた場合(本例では、上キー161c→右キー161a→下キー161d→左キー161bの順番で操作を受け付けた場合)にアイテムを付与してもよい。
<設定反映表示(実施例1)>
次に、図35を用いて、実施例1に係る設定反映表示について説明する。図35は、実施例1に係る設定反映表示を含む各種表示を時系列で示した図である。なお、以降の説明に用いる図35〜図41では、各種表示を、アルファベット順((a),(b),(c),…)に時系列で並べて示しているが、各種表示間の時間間隔は一定ではない。
本例は、第一の遊技状態において演出カスタマイズ画面CDを表示している期間中に、アイテム付与条件が成立してアイテムが遊技者に付与された後、表示切り替え後(画面遷移後)の演出カスタマイズ画面CDにおいて、新たに設定が可能となったアイテムを示す設定反映表示HDを表示することで、設定が確実に反映されたこと(遊技台によって新たな設定が受け付けられたこと)を遊技者に報知する例である。
ここで、「第一の遊技状態」としては、遊技台がパチンコ機である場合には、通常状態、デモ演出中、非電サポ中、非時短中、非確変状態、非大当り状態等が挙げられ、遊技台がスロットマシンの場合には、通常状態、デモ演出中、非AT中、非BB中、非RB中、非RT中、非CT中、低確率状態等が挙げられる。本例は、遊技台がパチンコ機であり、非時短中に設定反映表示HDを表示する例である。なお、第一の遊技状態よりも遊技者にとって有利な第二の遊技状態(詳細は、<設定反映表示(実施例2)>で後述)において、本例と同様の設定反映表示HDを行ってもよい。
また、「アイテム付与条件」としては、図35(b)に示すようなメータ増加用進入口227に球が進入したことにより、メータのゲージGGが満タンになったことや、他の条件の成立により、メータのゲージGGが満タンになったことや、予め定められた特別な演出が規定回数、実行されたことや、予め定められたミッション(例えば、ダブルリーチ、トリプルリーチ、ミニゲームの勝利等)を達成したことや、複数種類のアイテム付与条件のうちの一つ、複数、または、全てが成立したことや、乱数値を用いた抽選に当選したことや、遊技球や遊技メダルの払出数が予め定められた数に到達したことや、遊技台がスロットマシンの場合には、特定の図柄組合せが揃ったことや特定の役に内部当選(または、入賞)したこと等が挙げられる(以降の実施例も同様)。本例では、遊技台がパチンコ機であり、メータ増加用進入口227に球が進入したことにより、メータのゲージGGが満タンになったことを契機として、アイテムが遊技者に付与される。
本例をより具体的に説明すると、図35(a)〜同図(d)に示す期間では、メータ増加演出を行う。このメータ増加演出では、メータ増加用進入口227に球が入球する毎にゲージGGを1つずつ消灯する演出を行う。
また、続く図35(e)〜同図(g)に示す期間では、アイテム付与条件が成立した(メータのゲージGGが満タンになった)ことに基づいて、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行った後、同図(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、同図(i)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムJ)の表示INとアイテムの説明(本例では、アイテムJの説明(図において内容は省略))の表示ITを行う。
また、続く図35(j)〜同図(m)に示す期間では、ボタン演出を行う。このボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右ボタンの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右ボタン)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において、例えば、図35(k)に示すように、右ボタン161aの押下操作を受け付けた場合、「いいえ」の選択肢が仮選択される。また、この仮選択の状態で、図35(l)に示すように、決定ボタン(本例では、チャンスボタン136)の押下操作を受け付けた場合、同図(m)に示すように、「いいえ」の選択肢をハイライト表示(強調表示)することで、「いいえ」の選択が確定したこと(付与されたアイテムを設定(セット)しない選択がなされたこと)を報知する。
続く図35(n)〜同図(p)に示す期間では、決定ボタン(チャンスボタン136)の押下操作を受け付けたことに基づいてボタン演出を終了した後、同図(o)に示すように、右ボタン161aの押下操作を2回受け付けた場合、演出カスタマイズ画面CDの表示切り替え(画面遷移)を行う。このとき、図35(p)に示すように、表示切り替え後(画面遷移後)の演出カスタマイズ画面CDにおいて、新たに設定が可能となったアイテム(本例では、アイテムJ)を示す設定反映表示HD(本例では、「アイテムJ」というアイテム名の表示と、「NEW」という文字列の表示)を表示することで、設定が確実に反映され(遊技台によって新たな設定が受け付けられ)、設定可能なアイテムが増加したことを遊技者に報知する。
本例のように、演出カスタマイズ画面CDに反映されたアイテム名の表示INの設定に対応する部位(設定反映表示HD)は、演出カスタマイズ画面CDが遷移表示された後に表示されるように構成すれば、設定が反映されたことを遷移表示された後に確認することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。
なお、設定反映表示HDの表示態様は、本例に限定されず、例えば、図35(p´)に示すように、アイテム名の表示をエフェクト画像で囲うことで設定反映表示を装飾してもよいし、同図(p´´)に示すように、アイテム名に網掛けをすることで設定反映表示を装飾してもよい。
<設定反映表示(実施例2)>
次に、図36を用いて、実施例2に係る設定反映表示について説明する。図36は、実施例2に係る設定反映表示を含む各種表示を時系列で示した図である。
本例は、上述の第一の遊技状態よりも遊技者にとって有利な第二の遊技状態において演出カスタマイズ画面CDを表示している期間中に、アイテム付与条件が成立してアイテムが遊技者に付与された後、複数回の図柄変動表示に亘って、新たに設定が可能となったアイテムを示す設定反映表示HDを表示することで、設定が確実に反映されたこと(遊技台によって新たな設定が受け付けられたこと)を遊技者に報知する例である。
なお、本例では、「複数回の図柄変動表示に亘って」設定反映表示を表示する例について説明するが、「大当り遊技中の複数ラウンドに亘って」設定反映表示を表示してもよいし、遊技台がスロットマシンの場合には、例えば、「複数ゲームに亘って」設定反映表示を表示してもよい。また、「複数回の図柄変動表示に亘って」設定反映表示を表示する場合であっても、設定反映表示を表示しない期間(例えば、SPリーチ演出の実行期間)があってもよい。
ここで、「第二の遊技状態」としては、遊技台がパチンコ機である場合には、電サポ中、時短中、確変状態、大当り状態等が挙げられ、遊技台がスロットマシンの場合には、AT中、BB中、RB中、RT中、CT中、高確率状態等が挙げられる。本例は、遊技台がパチンコ機であり、時短中において設定反映表示HDを表示する例である。なお、第二の遊技状態よりも遊技者にとって不利な第一の遊技状態において、本例と同様の設定反映表示HDを行ってもよい。
本例では、図36(a)〜同図(l)に示す第二の遊技状態の全期間において、遊技者によって設定が可能な楽曲を選択可能とする演出カスタマイズ画面CDを表示する。この演出カスタマイズ画面CDの表示中に、上ボタン161cまたは下ボタン161dの押下操作を受け付けた場合には、楽曲の切り替えを行うことが可能で、遊技者は、設定が可能な複数種類の楽曲から好みの曲を選択することができる。なお、第二の遊技状態において特別な演出(例えば、SPリーチ演出)や表示(例えば、エラー表示)を行う場合には、演出カスタマイズ画面CDを一時的に非表示にしてもよい。また、遊技者が設定可能な楽曲の数は複数曲に限定されず、1曲だけでもよいし、遊技状態に応じて特定の曲だけ選択可能としてよい。
図36(a)に示す状態は、遊技者によって楽曲Bが選択され、楽曲Bに対応するBGMがスピーカから出力されている状態である。この状態において、例えば、図36(b)に示すように、下ボタン161dの押下操作を受け付けた場合、図36(c)に示すように、楽曲Bの下方に表示されている次の楽曲Cが選択されてハイライト表示され、楽曲Cに対応するBGMがスピーカから出力される。なお、下ボタン161dの押下操作を受け付けた場合、楽曲Bの表示を直ちに楽曲Cの表示に切り替えてもよいし、楽曲Bの表示を上方に移動させる移動アニメーションを行った後に、楽曲Cの表示に切り替えてもよい。
続く図36(d)〜同図(e)に示す期間では、演出カスタマイズ画面CDの表示中に予め定められたミッション(ダブルリーチ)を達成したことから、ミッション達成を知らせる表示MC(本例では、「ダブルリーチ達成」の文字列を含む画像の表示)と、付与するアイテム名の表示IN(本例では、「楽曲D」の文字列を含む画像の表示)を行うとともに、アイテム(本例では、楽曲D)を遊技者に付与する。
続く図36(f)〜同図(g)に示す期間ではアイテム名の表示INを段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央の表示領域から、右下の演出カスタマイズ画面CDまで移動させるアニメーション表示を行った後、同図(g)に示すように、演出カスタマイズ画面CDにおいて、楽曲Aの表示に替えて、新たに設定が可能となった楽曲Dを示す設定反映表示HD(本例では、「楽曲D」という楽曲の表示と、「NEW」という文字列の表示)を表示することで、設定が確実に反映され(遊技台によって新たな設定が受け付けられ)、設定可能なアイテムが増加したことを遊技者に報知する。
本例のように、通常状態よりも有利な或る状態において、演出カスタマイズ画面CDが表示される場合があれば、或る状態における演出設定をカスタマイズ可能にして或る状態の演出を遊技者の意図した演出とすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。また、設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。
なお、本例では、楽曲Aの表示を、新たに設定が可能となった楽曲Dの表示に切り替えることで設定反映表示を行う例を示したが、楽曲Aの表示を徐々に消去するアニメーションと、楽曲Dの表示を装飾図柄表示装置208の中央の表示領域から演出カスタマイズ画面CDまで移動させる移動アニメーションを同時に行ってもよい。このようなアニメーションを行えば、設定が反映されたことを遊技者が確認し易くすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
図36(i)は、図柄変動表示が停止され、続く同図(j)は、次回の図柄変動表示が開始された状態である。本例では、複数回の図柄変動表示を跨いで演出カスタマイズ画面CDの表示を行うとともに、例えば、同図(k)に示すように、下ボタン161dの押下操作を受け付けた場合、楽曲Cの下方に表示されている次の楽曲Dが選択されてハイライト表示され、楽曲Dに対応するBGMがスピーカから出力される。
本例のように、連続した複数の変動表示に亘って演出カスタマイズ画面CDを表示すれば、複数の変動に亘って演出設定をカスタマイズ可能にして利便性を向上でき、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
<設定反映表示(実施例2の変形例)>
次に、図37を用いて、実施例2の変形例に係る設定反映表示について説明する。図37は、実施例2の変形例に係る設定反映表示を含む各種表示を時系列で示した図である。
本例は、遊技者によって選択(設定)ができない楽曲があることを示す設定不可表示(本例では、「?」の記号)を表示する点が、図36を用いて説明した実施例2と異なっている。なお、「設定不可表示」は、本例に限定されず、例えば、「×」、「***」等の記号であってもよいし、「楽曲*」等の文字列と記号の組合せであってもよい。
具体的には、図37(a)に示す状態は、遊技者によって楽曲Bが選択され、楽曲Bに対応するBGMがスピーカから出力されている状態である。この状態において、例えば、図37(b)に示すように、下ボタン161dの押下操作を受け付けた場合、演出カスタマイズ画面CDにおいて楽曲Bの下方に表示されている、設定不可表示(「?」の記号を含む表示)が選択されてハイライト表示されるが、設定不可の楽曲が選択されたことから、楽曲は変更されず、直前の楽曲Bに対応するBGMがスピーカから継続して出力される。
続く図37(d)〜同図(e)に示す期間では、演出カスタマイズ画面CDの表示中に予め定められたミッション(ダブルリーチ)を達成したことから、ミッション達成を知らせる表示MC(本例では、「ダブルリーチ達成」の文字列を含む画像の表示)と、付与するアイテム名の表示IN(本例では、「楽曲D」の文字列を含む画像の表示)を行うとともに、アイテム(本例では、楽曲D)を遊技者に付与する。
アイテム(楽曲D)が付与された結果、図37(g)に示すように、演出カスタマイズ画面CDにおいて、「?」の記号を含む表示に替えて、新たに設定が可能となった楽曲Dを示す設定反映表示HD(本例では、「楽曲D」という楽曲の表示と、「NEW」という文字列の表示)を表示することで、設定が確実に反映され(遊技台によって新たな設定が受け付けられ)、設定可能なアイテムが増加したことを遊技者に報知する。
本例のように、通常状態よりも有利な或る状態において、演出カスタマイズ画面CDが表示される場合があれば、或る状態における演出設定をカスタマイズ可能にして或る状態の演出を遊技者の意図した演出とすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。また、設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。
図37(i)は、図柄変動表示が停止され、続く同図(j)は、次回の図柄変動表示が開始された状態である。本例では、複数回の図柄変動表示を跨いで演出カスタマイズ画面CDの表示を行うとともに、例えば、同図(k)に示すように、下ボタン161dの押下操作を受け付けた場合、「?」の記号を含む表示の下方に表示されている次の楽曲Dが選択されてハイライト表示され、楽曲Dに対応するBGMがスピーカから出力される。
本例のように、連続した複数の変動表示に亘って演出カスタマイズ画面CDを表示すれば、複数の変動に亘って演出設定をカスタマイズ可能にして利便性を向上でき、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。また、連続した複数の変動表示に亘って設定不可表示を表示すれば、設定状態を常に確認することができ、遊技者の利便性を高めることができる場合がある。
<設定反映表示(実施例3)>
次に、図38を用いて、実施例3に係る設定反映表示について説明する。図38は、実施例3に係る設定反映表示を含む各種表示を時系列で示した図である。
本例は、遊技者によって選択(設定)ができない楽曲があることを示す設定不可表示(本例では、「?」の記号)を表示する点は、図37を用いて説明した実施例2の変形例と同じであるが、アイテム付与条件の成立(本例では、ミッション達成)により付与された楽曲が、アイテム付与時にハイライト表示されている楽曲と一致している場合に、付与された楽曲を、新たに設定された楽曲として表示する設定反映表示HDを行う点が異なっている。
具体的には、図38(a)に示す状態は、遊技者によって楽曲Bが選択され、楽曲Bに対応するBGMがスピーカから出力されている状態である。この状態において、例えば、図38(b)に示すように、下ボタン161dの押下操作を受け付けた場合、演出カスタマイズ画面CDにおいて楽曲Bの下方に表示されている、設定不可表示(「?」の記号を含む表示)が選択されてハイライト表示されるが、設定不可の楽曲が選択されたことから、楽曲は変更されず、直前の楽曲Bに対応するBGMがスピーカから継続して出力される。
続く図38(d)〜同図(e)に示す期間では、演出カスタマイズ画面CDの表示中に予め定められたミッション(トリプルリーチ)を達成したことから、ミッション達成を知らせる表示MC(本例では、「トリプルリーチ達成」の文字列を含む画像の表示)と、付与するアイテム名の表示IN(本例では、「楽曲C」の文字列を含む画像の表示)を行うとともに、アイテム(本例では、楽曲C)を遊技者に付与する。
アイテム(楽曲C)が付与された結果、図38(g)に示すように、演出カスタマイズ画面CDにおいて、ハイライト表示された楽曲の表示(本例では、「?」の記号を含む設定不可表示)に替えて、新たに設定が可能となった楽曲Cを示す設定反映表示HD(本例では、「楽曲C」という楽曲の表示と、「NEW」という文字列の表示)を表示することで、設定が確実に反映され(遊技台によって新たな設定が受け付けられ)、設定可能なアイテムが増加したことを遊技者に報知するとともに、楽曲Cに対応するBGMをスピーカから出力する。
本例のように、演出カスタマイズ画面CDにおいて、ハイライト表示された楽曲の表示が、反映されたことを示す設定反映表示HDとなれば、設定が反映されたことを遊技者が確認し易くすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。また、設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。
<設定反映表示(実施例4)>
次に、図39を用いて、実施例4に係る設定反映表示について説明する。図39は、実施例4に係る設定反映表示を含む各種表示を時系列で示した図である。
本例は、第二の遊技状態において演出カスタマイズ画面CDを表示している期間中に、アイテム付与条件が成立してアイテムが遊技者に付与された後、複数回の図柄変動表示に亘って、演出カスタマイズ画面CDを表示する点は、図36を用いて説明した実施例2と同じであるが、表示切り替え後(画面遷移後)の演出カスタマイズ画面CDにおいて、新たに設定が可能となったアイテムを示す設定反映表示HDを表示する点が異なっている。
図39(a)に示す状態は、遊技者によって楽曲Bが選択され、楽曲Bに対応するBGMがスピーカから出力されている状態である。この状態において、例えば、図39(b)に示すように、下ボタン161dの押下操作を受け付けた場合、図39(c)に示すように、楽曲Bの下方に表示されている次の楽曲Cが選択されてハイライト表示され、楽曲Cに対応するBGMがスピーカから出力される。
続く図39(d)〜同図(e)に示す期間では、演出カスタマイズ画面CDの表示中に予め定められたミッション(SPリーチ)を達成したことから、ミッション達成を知らせる表示MC(本例では、「SPリーチ達成」の文字列を含む画像の表示)と、付与するアイテム名の表示IN(本例では、「楽曲E」の文字列を含む画像の表示)を行うとともに、アイテム(本例では、楽曲E)を遊技者に付与する。
続く図39(f)〜同図(g)に示す期間ではアイテム名の表示INを段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央の表示領域から、右下の演出カスタマイズ画面CDまで移動させるアニメーション表示を行うが、ここでは、同図(h)に示すように、演出カスタマイズ画面CDにおいて、新たに設定が可能となった楽曲Eを示す設定反映表示を表示しないように構成している。
続く図39(i)は、図柄変動表示が停止され、同図(j)は、次回の図柄変動表示が開始された状態である。本例では、複数回の図柄変動表示を跨いで演出カスタマイズ画面CDの表示を行うとともに、例えば、同図(k)に示すように、下ボタン161dの押下操作を受け付けた場合、同図(l)に示すように、楽曲Cの下方に表示されている設定不可表示(「?」の記号を含む表示)が選択されてハイライト表示されるとともに、設定不可表示(「?」の記号を含む表示)の下方に、新たに設定が可能となった楽曲Eを示す設定反映表示HD(本例では、「楽曲E」という楽曲の表示と、「NEW」という文字列の表示)を表示することで、設定が確実に反映され(遊技台によって新たな設定が受け付けられ)、設定可能なアイテムが増加したことを遊技者に報知する。
本例のように、演出カスタマイズ画面CDに反映されたアイテム名の表示INの設定に対応する部位(設定反映表示HD)は、演出カスタマイズ画面CDが遷移表示された後に表示されるように構成すれば、設定が反映されたことを遷移表示された後に確認することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。
また、本例では、図39(m)に示すように、さらに下ボタン161dの押下操作を受け付けた場合、同図(n)に示すように、「?」の記号を含む設定不可表示の下方に表示されている次の楽曲Eが選択され、新たに設定が可能となった楽曲Eを示す設定反映表示HD(本例では、「楽曲E」という楽曲の表示と、「NEW」という文字列の表示)がハイライト表示されるとともに、楽曲Eに対応するBGMがスピーカから出力される。
<設定反映表示(実施例5)>
次に、図40を用いて、実施例5に係る設定反映表示について説明する。図40は、実施例5に係る設定反映表示を含む各種表示を時系列で示した図である。
本例は、第二の遊技状態において演出カスタマイズ画面CDを表示している期間中に、アイテム付与条件が成立してアイテムが遊技者に付与された後、新たに設定が可能となったアイテムを示す設定反映表示HDを表示する点は、図36を用いて説明した実施例2と同じであるが、メイン液晶(第一の表示手段)209aとサブ液晶(第二の表示手段)209bを備え、メイン液晶(第一の表示手段)209aにおいて、ミッション達成を知らせる表示MCと、付与するアイテム名の表示INを行うとともに、サブ液晶(第二の表示手段)209bに表示された演出カスタマイズ画面CDにおいて、新たに設定が可能となったアイテムを示す設定反映表示HDを表示する点が異なっている。
図40(a)に示す状態は、サブ液晶(第二の表示手段)209bに表示された演出カスタマイズ画面CDを用いて、遊技者によって楽曲Bが選択され、楽曲Bに対応するBGMがスピーカから出力されている状態である。続く図40(b)〜同図(c)に示す期間では、演出カスタマイズ画面CDの表示中に予め定められたミッション(ダブルリーチ)を達成したことから、メイン液晶(第一の表示手段)209aにおいて、ミッション達成を知らせる表示MC(本例では、「ダブルリーチ達成」の文字列を含む画像の表示)と、付与するアイテム名の表示IN(本例では、「楽曲D」の文字列を含む画像の表示)を行うとともに、アイテム(本例では、楽曲D)を遊技者に付与する。
続く図40(d)〜同図(e)に示す期間では、アイテム名の表示INを段階的に縮小表示しながら、メイン液晶(第一の表示手段)209aの表示領域からサブ液晶(第二の表示手段)209bの表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、同図(e)〜同図(g)に示すように、サブ液晶(第二の表示手段)209bに表示された演出カスタマイズ画面CDにおいて、新たに設定が可能となった楽曲Dを示す設定反映表示(本例では、「楽曲D」という楽曲の表示と、「NEW」という文字列の表示)を表示することで、設定が確実に反映され(遊技台によって新たな設定が受け付けられ)、設定可能なアイテムが増加したことを遊技者に報知する。
本例のように、メイン液晶(第一の表示手段)209aとサブ液晶(第二の表示手段)209bの少なくとも一方で演出カスタマイズ画面CDが表示されれば、2つのディスプレイのうちの一方で演出設定表示が表示されることで演出設定表示を見易くして設定をし易くすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
なお、アイテム名の表示INを移動させるアニメーションにおいては、図40(d)に示すように、アイテム名の表示INが、メイン液晶(第一の表示手段)209aの表示領域とサブ液晶(第二の表示手段)209bの表示領域を跨るような表示を行うことで、遊技者を設定反映表示により注目させることができる。
<設定反映表示(実施例5の変形例)>
次に、図41を用いて、実施例5の変形例に係る設定反映表示について説明する。図41は、実施例5の変形例に係る設定反映表示を含む各種表示を時系列で示した図である。
本例は、メイン液晶(第一の表示手段)209aとサブ液晶(第二の表示手段)209bを備える点は、図40を用いて説明した実施例5と同じであるが、サブ液晶(第二の表示手段)209bに表示された演出カスタマイズ画面CDにおいて、ミッション達成を知らせる表示MCと、付与するアイテム名の表示INを行うとともに、新たに設定が可能となったアイテムを示す設定反映表示を表示する点が異なっている。
具体的には、図41(b)〜同図(c)に示す期間では、演出カスタマイズ画面CDの表示中に予め定められたミッション(ダブルリーチ)を達成したことから、サブ液晶(第二の表示手段)209bに表示された演出カスタマイズ画面CDにおいて、ミッション達成を知らせる表示MC(本例では、「ダブルリーチ達成」の文字列を含む画像の表示)と、付与するアイテム名の表示IN(本例では、「楽曲D」の文字列を含む画像の表示)を行うとともに、アイテム(本例では、楽曲D)を遊技者に付与する。
続く図40(d)〜同図(e)に示す期間では、サブ液晶(第二の表示手段)209bに表示された演出カスタマイズ画面CDにおいて、アイテム名の表示INを段階的に縮小表示させるアニメーション表示を行った後、同図(e)〜同図(g)に示すように、新たに設定が可能となった楽曲Dを示す設定反映表示(本例では、「楽曲D」という楽曲の表示と、「NEW」という文字列の表示)を表示することで、設定可能なアイテムが増加したことを遊技者に報知する。
本例のように、メイン液晶(第一の表示手段)209aとサブ液晶(第二の表示手段)209bの少なくとも一方で演出カスタマイズ画面CDが表示されれば、2つのディスプレイのうちの一方で演出設定表示が表示されることで演出設定表示を見易くして設定をし易くすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、図41(d)〜同図(e)に示すように、演出カスタマイズ画面CDにおいて、アイテム名の表示INにオーバーラップされた部位が、反映されたことを示す設定反映表示HDとなれば、設定が反映されたことを遊技者が確認し易くすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。また、設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。
<本願発明1>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100や、スロットマシン)は、表示手段(例えば、図3に示す装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の演出設定表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の演出設定表示を表示可能な手段であり、前記第一の演出設定表示とは、1または複数の設定を含む表示(例えば、図36や図37に示す演出カスタマイズ画面CD)のことであり、前記第二の演出設定表示とは、1の設定を含む表示(例えば、図36(e)や図37(e)に示す、アイテムが付与されたことを示すアイテム名の表示IN(楽曲D))のことであり、前記第二の演出設定表示が表示された場合に、前記第一の演出設定表示に該第二の演出設定表示の設定が反映され(例えば、図36(g)や図37(g)に示すように、新たに設定が可能となった楽曲Dを示す設定反映表示HDが表示され)、通常状態(例えば、遊技台がパチンコ機である場合には、デモ演出中、非電サポ中、非時短中、非確変状態、非大当り状態等、遊技台がスロットマシンの場合には、デモ演出中、非AT中、非BB中、非RB中、非RT中、非CT中、低確率状態等)よりも有利な或る状態(例えば、遊技台がパチンコ機である場合には、電サポ中、時短中、確変状態、大当り状態等、遊技台がスロットマシンの場合には、AT中、BB中、RB中、RT中、CT中、高確率状態等)において、前記第一の演出設定表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台(以下、「本願発明1」という場合がある)である。
本願発明1に係る遊技台によれば、第一の演出設定表示に第二の演出設定表示の設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。また、或る状態における演出設定をカスタマイズ可能にして或る状態の演出を遊技者の意図した演出とすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の演出設定表示の設定は、前記或る状態において選択可能な設定(例えば、時短中において選択可能なBGM)であってもよい。このような構成とすれば、遊技者は或る状態において特別感を味わうことができ、遊技者の興趣をさらに向上させることができる場合がある。
<本願発明2>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100や、スロットマシン)は、表示手段(例えば、図3に示す装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の演出設定表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の演出設定表示を表示可能な手段であり、前記第一の演出設定表示とは、1または複数の設定を含む表示(例えば、図36や図37に示す演出カスタマイズ画面CD)のことであり、前記第二の演出設定表示とは、1の設定を含む表示(例えば、図36(e)や図37(e)に示す、アイテムが付与されたことを示すアイテム名の表示IN(楽曲D))のことであり、前記第二の演出設定表示が表示された場合に、前記第一の演出設定表示に該第二の演出設定表示の設定が反映され(例えば、図36(g)や図37(g)に示すように、新たに設定が可能となった楽曲Dを示す設定反映表示HDが表示され)、連続した複数の変動表示に亘って、前記第一の演出設定表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台(以下、「本願発明2」という場合がある)である。
本願発明2に係る遊技台によれば、第一の演出設定表示に第二の演出設定表示の設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。また、複数の変動に亘って演出設定をカスタマイズ可能にして利便性を向上でき、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の演出設定表示に反映された前記第二の演出設定表示の設定は、次回以降の変動表示において選択可能な設定であってもよい。このような構成とすれば、当該変動表示以降の遊技に期待感を持たせることができ、遊技者の興趣をさらに向上させることができる場合がある。
<本願発明3>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100や、スロットマシン)は、表示手段(例えば、図3に示す装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の演出設定表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の演出設定表示を表示可能な手段であり、前記第一の演出設定表示とは、1または複数の設定を含む表示(例えば、図40や図41に示す演出カスタマイズ画面CD)のことであり、前記第二の演出設定表示とは、1の設定を含む表示(例えば、図40(c)や図41(c)に示す、アイテムが付与されたことを示すアイテム名の表示IN(楽曲D))のことであり、前記第二の演出設定表示が表示された場合に、前記第一の演出設定表示に該第二の演出設定表示の設定が反映され(例えば、図40(e)や図41(e)に示すように、新たに設定が可能となった楽曲Dを示す設定反映表示HDが表示され)、前記表示手段は、第一のディスプレイ(例えば、図40や図41に示すメイン液晶(第一の表示手段)209a)と第二のディスプレイ(例えば、図40や図41に示すサブ液晶(第二の表示手段)209b)を少なくとも含み、前記第一のディスプレイと前記第二のディスプレイの少なくとも一方で前記第一の演出設定表示が表示される、ことを特徴とする遊技台(以下、「本願発明3」という場合がある)である。
本願発明3に係る遊技台によれば、第一の演出設定表示に第二の演出設定表示の設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。また、2つのディスプレイのうちの一方で第一の演出設定表示が表示されることで第一の演出設定表示を見易くして設定をし易くすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第一のディスプレイと前記第二のディスプレイの一方から他方に前記第二の演出設定表示が移動表示されてもよい。このような構成とすれば、第二の演出設定表示に遊技者を注目させることで、設定が反映されたことを遊技者が確認し易くすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
<本願発明4>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100や、スロットマシン)は、表示手段(例えば、図3に示す装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の演出設定表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の演出設定表示を表示可能な手段であり、前記第一の演出設定表示とは、1または複数の設定を含む表示(例えば、図35や図39に示す演出カスタマイズ画面CD)のことであり、前記第二の演出設定表示とは、1の設定を含む表示(例えば、図35(i)や図39(e)に示す、アイテムが付与されたことを示すアイテム名の表示IN(アイテムJや楽曲E))のことであり、前記第二の演出設定表示が表示された場合に、前記第一の演出設定表示に該第二の演出設定表示の設定が反映され(例えば、図35(p)に示すように、新たに設定が可能となったアイテムJを示す設定反映表示HDが表示され、または、図37(l)や同図(n)に示すように、新たに設定が可能となった楽曲Eを示す設定反映表示HDが表示され)、前記第一の演出設定表示に反映された前記第二の演出設定表示の設定に対応する部位は、該第一の演出設定表示が遷移表示された後に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台(以下、「本願発明4」という場合がある)である。
本願発明4に係る遊技台によれば、第一の演出設定表示に第二の演出設定表示の設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。また、設定が反映されたことを遷移表示された後に確認することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の演出設定表示に反映された前記第二の演出設定表示の設定に対応する部位は、該第二の演出設定表示の設定が新たに反映されたことが識別可能な表示態様(例えば、図35(p)に示す、「アイテムJ」というアイテムの表示と、「NEW」という文字列の表示)で表示されるものであってもよい。このような構成とすれば、第一の演出設定表示の遷移表示の後であっても、新たに反映された設定を直ぐに把握することができ、遊技者の利便性を高めることができる場合がある。
<本願発明5>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100や、スロットマシン)は、表示手段(例えば、図3に示す装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の演出設定表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の演出設定表示を表示可能な手段であり、前記第一の演出設定表示とは、1または複数の設定を含む表示(例えば、図35や図41に示す演出カスタマイズ画面CD)のことであり、前記第二の演出設定表示とは、1の設定を含む表示(例えば、図35(i)や図41(e)に示す、アイテムが付与されたことを示すアイテム名の表示IN(アイテムJや楽曲D))のことであり、前記第二の演出設定表示が表示された場合に、前記第一の演出設定表示に該第二の演出設定表示の設定が反映され(例えば、図35(p)に示すように、新たに設定が可能となったアイテムJを示す設定反映表示HDが表示され、または、図41(e)に示すように、新たに設定が可能となった楽曲Dを示す設定反映表示HDが表示され)、前記第一の演出設定表示に反映された前記第二の演出設定表示の設定に対応する部位が、反映されたことを示す表示(例えば、図35(p)や図41(e)に示す、「NEW」という文字列の表示を含む表示)となる場合がある、ことを特徴とする遊技台(以下、「本願発明5」という場合がある)である。
本願発明5に係る遊技台によれば、第一の演出設定表示に第二の演出設定表示の設定が反映されることで、設定が確実に反映されたことを遊技者に報知することができ、遊技者に安心感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。また、設定が反映されたことを遊技者が確認し易くすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、図41(d)〜同図(e)に示すように、前記第二の演出設定表示にオーバーラップされた前記第一の演出設定表示の一部が、前記第二の演出設定表示の設定に対応する部位に変化するものであってもよい。このような構成とすれば、設定が反映されたことを遊技者が確認し易くすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
なお、本願発明1〜5に係る「設定」は、アイテムや楽曲に関する設定に限定されず、各種演出に関する設定であればよい。従って、例えば、音量、光量、輝度、効果音の種類、可動体の動き、各種表示の表示/非表示の切り替え、各種音声の出力/非出力の切り替え、オート操作の有無の切り替え等であってもよい。
また、本願発明1〜5のいずれか一つ、複数、または、全ての発明特定事項を組み合わせて新たな発明を構成してもよい。また、以下に説明する変形例の発明特定事項の一つ、複数、または、全てを組み合わせて下位概念の発明を構成してもよく、例えば、前記第一の演出設定表示の表示中に、前記第二の演出設定表示が表示される場合があってもよい。このような構成とすれば、第二の演出設定表示が含む設定の数が増加することを遊技者に分かりやすく報知することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、数または量が増加または減少する表示を表示可能なカウント表示手段(例えば、図11(a)や図35に示すメータのゲージGG)を備え、前記カウント表示手段の表示が或るカウント表示(以下、「第一のカウント表示」という。例えば、図11(c)や図35(c)に示す、10個の全てのゲージが消灯する表示や、図11(d)等に示す「満タン」の文字表示CD2)となった場合に、前記第二の演出設定表示が前記表示手段に表示される場合があり、前記カウント表示手段による表示は、非図柄変動表示の期間に変化可能な表示であってもよい。このような構成とすれば、非図柄変動表示中にカウント表示手段の表示が変化するので遊技者を飽きさせることなく遊技させることができる場合がある。また、変動遊技の保留が無くなっても遊技者を興醒めさせない場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、予告表示(例えば、図14(m)等に示す「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示)が前記表示手段に表示される場合があってもよい。このような構成とすれば、演出設定表示以外の表示が表示されることにより、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、ミニゲーム(例えば、図31に示すミニゲーム)が実行された後に前記第二の演出設定表示が前記表示手段に表示されてもよい。このような構成とすれば、第二の演出設定表示が表示されるまでの期間について遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、操作手段(例えば、図11(l)や図35(l)に示すチャンスボタン136)を備え、前記表示手段は、前記第二の演出設定表示の表示中に、前記操作手段に関する表示(以下、「第一の操作表示」という。例えば、図11(j)や図35(j)に示すボタン演出)を表示可能な手段であり、前記第一の操作表示とは、前記操作手段の有効期間表示(例えば、メータ表示からなる操作有効期間表示TG)を含む表示であってもよい。このような構成とすれば、第二の演出設定表示の表示中も遊技者が操作手段を操作して参加でき、遊技者の介入度合いを高めることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第二の演出設定表示が前記表示手段に表示されると、該第二の演出設定表示が消去された後の前記第一の演出設定表示において選択可能な設定(例えば、図25に示すアイテムの設定)が増加するものであってもよい。このような構成とすれば、遊技者による選択肢を増やすことができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、前記第一の演出設定表示に前記第二の演出設定表示の設定が反映される様がアニメーション表示(例えば、図36(f)〜同図(g)に示す、アイテム名の表示INを段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央の表示領域から演出カスタマイズ画面CDまで移動させるアニメーション表示)で実行される場合があってもよい。このような構成とすれば、設定が反映されたことを遊技者が確認し易くすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100)は、表示手段(例えば、図3に示す装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、演出設定表示(例えば、図26に示す演出カスタマイズ画面、図23に示す音量調整画面、図19に示す輝度調整画面)を表示可能な手段であり、前記演出設定表示とは、1または複数の設定(例えば、図25に示すアイテムの設定、図22に示す音量の設定、図19に示す輝度の設定)を含む表示のことであり、前記演出設定表示の表示中において、表示中の該演出設定表示とは別に、1の設定(例えば、図26に示すアイテムAの設定)を含む表示(以下、「第一の表示」という。例えば、図26に示す、アイテムを付与したことを示唆する表示(アイテム名INの表示とアイテムの説明ITの表示))を前記表示手段に表示可能であり、前記第一の表示が前記表示手段に表示されると、表示中の前記演出設定表示において、該第一の表示に含まれる前記1の設定が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、1の設定が表示される場合がある演出設定表示の表示中において、該表示中の演出設定表示とは別に、1の設定を含む第一の表示を表示可能であるため、第一の表示が表示されることで演出設定表示が含む設定の数が増加することを遊技者に期待させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、数または量が増加または減少する表示を表示可能なカウント表示手段(例えば、図11(a)等に示すメータのゲージGG)を備え、前記カウント表示手段の表示が或るカウント表示(以下、「第一のカウント表示」という。例えば、図11(c)等に示す、10個の全てのゲージが消灯する表示や、図11(d)等に示す「満タン」の文字表示CD2)となった場合に、前記第一の表示が前記表示手段に表示される場合があり、前記カウント表示手段による表示は、非図柄変動表示の期間に変化可能な表示であってもよい。
このような構成とすれば、非図柄変動表示中にカウント表示手段の表示が変化するので遊技者を飽きさせることなく遊技させることができる場合がある。また、変動遊技の保留が無くなっても遊技者を興醒めさせない場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、前記第一の表示に替えて第二の表示が前記表示手段に表示される場合があり、前記第二の表示とは、予告を示す表示(例えば、図14(m)等に示す「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示)のことであってもよい。
このような構成とすれば、設定を含む表示以外の表示が表示されることにより、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、ミニゲーム(例えば、図31に示すミニゲーム)が実行された後に前記第一の表示が前記表示手段に表示されてもよい。
このような構成とすれば、第一の表示が表示されるまでの期間について遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、操作手段(例えば、図11(l)等に示すチャンスボタン136)を備え、前記表示手段は、前記第一の表示の表示中に、前記操作手段に関する表示(以下、「第一の操作表示」という。例えば、図11(j)等に示すボタン演出)を表示可能な手段であり、前記第一の操作表示とは、前記操作手段の有効期間表示(例えば、図11(j)等に示す操作有効期間表示TG)を含む表示であってもよい。
このような構成とすれば、第一の表示の表示中も遊技者が操作手段を操作して参加でき、遊技者の介入度合いを高めることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記演出設定表示と前記第一の表示の表示中に図柄変動表示が開始されると、該演出設定表示が消去されるものであってもよい。
このような構成とすれば、第一の表示を演出設定表示よりも長く表示して遊技者にアピールすることができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、前記第一の表示が前記表示手段に表示されると、該第一の表示が消去された後の前記演出設定表示において選択可能な設定(例えば、図25に示すアイテムの設定)が増加するものであってもよい。
このような構成とすれば、遊技者による選択肢を増やすことができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、図34(o)〜同図(r)に示すように、前記演出設定表示(例えば、演出カスタマイズ画面)の表示中において、所定の遊技領域に球が進入した場合(例えば、メータ増加用進入口に球が入球した場合、始動口や入賞口に球が入球した場合)に、該表示中の演出設定表示とは別に、前記第一の表示(例えば、遊技者がアイテムAを獲得したことを示唆する表示)を前記表示手段に表示可能であって、前記演出設定表示における1または複数の設定に、前記第一の表示に対応する設定(例えば、アイテムA)を追加して前記表示手段に表示可能なものであってもよい。
なお、本発明に係る遊技台の構成は、上記実施形態に係るパチンコ機100の構成に限定されるものではなく、例えば、非図柄変動中に出現したアイテムの表示中に、図柄変動が開始した場合であっても、該アイテムを消去しなくてもよい。また、カスタム表示とアイテムを表示中に、図柄の変動が開始した場合であっても、該アイテムを消去せずにカスタム表示のみを消去してもよい。また、カスタム表示の表示中はメータが視認し難い(または、視認不可能)であっても、メータが満タンになった場合にはアイテムを出現させてもよい。また、非図柄変動中にメータが満タンになった後にアイテムを出現させてもよい。
また、一部を非図柄変動中に貯めたメータが、図柄変動中に満タンになった後に信頼度を示すアイテムを出現させてもよい。また、信頼度を示すアイテム(熱、激熱など)は、非図柄変動時よりも図柄変動時に出現させ易くしてもよいし、非図柄変動時に出現させなくてもよい。また、非図柄変動中にボタン有効メータ(操作有効期間表示)を表示してもよい。また、デモ画面の表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよいし、メニュー表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよいし、二次元コードの表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよい。
また、球通過以外の契機でメータが貯まってもよい。また、メータの増加量が通常時よりも増加する増加モードがあってもよい。また、この場合、保留満タンまたは電サポ終了で増加モードに移行するように構成してもよい。また、メータ満タンでミニゲーム後にアイテムが出現させてもよい。また、SPリーチ中であってもアイテムが出現する演出を行ってもよい。また、リーチのボタン演出の期間とカスタマイズ可否のボタン演出の期間が重なってもよく、一方よりも他方の演出にボタンが有効となってもよい。また、出現するアイテムが遊技状態やステージ毎やタイミングによって変化してもよい。
また、カスタマイズ画面の表示中にアイテムを出現させた場合に、カスタマイズ画面における「?」の表示を変化(アイテムを追加表示)させてもよいし、変化させずにカスタマイズ画面を再表示させた場合に、カスタマイズ画面における「?」の表示を変化させていてもよい。また、出現するアイテムの予告を行ってもよく、メータの色が通常時と違うと特定のアイテムが出現し易くしてもよく、時間経過で色を変化させてもよい。また、アイテムが複数変動に跨がって表示されてもよいし、アイテムの表示中にメータが貯まってもよいし、1種類の契機でメータが満タンになるように構成してもよい。
また、装飾図柄表示装置208以外の他の表示デバイス(例えば、他の液晶表示装置、1または複数の単色またはフルカラーのLED、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、またはプロジェクタ)のみでメータ表示を行ってもよく、装飾図柄表示装置208と他の表示デバイスでそれぞれメータ表示を行ってもよく(例えば、メータ増加用進入口227へ球が進入すると装飾図柄表示装置208のメータ表示と他の表示デバイスのメータ表示が同じ増加量だけ増加する)、装飾図柄表示装置208と他の表示デバイスで1つのメータ表示を行うカウント表示手段としてもよい。
なお、本発明に係る遊技台は、パチンコ機に限定されるものではなく、例えば、複数種類の図柄が施された複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、を備えたスロットマシンなどにも好適である。
また、本発明に係る遊技台は、封入式遊技機に適用することもできる。ここで、「封入式遊技機」は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用するものである。また、主制御部、第1副制御部、および第2副制御部をワンチップで構成してもよいし、主制御部と第1副制御部で双方向の通信が可能に構成してもよい。また、主制御部と第1副制御部で双方向の通信を可能とする一方で、第1副制御部から第2副制御部への通信は一方向の通信としてもよい。
<<実施形態2>>
次に、図42〜図79を用いて、実施形態2に係る遊技台について説明する。以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。
図42〜図66は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図42〜図66では、装飾図柄表示装置208の他、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220については図示しているが、普図表示装置210及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。なお、図42〜図66では、第1特図表示装置212及び第2特図表示装置214において停止表示する特図の種類が図75(a)及び同図(b)に示す停止図柄態様とされている。また、図42〜図66では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図42は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の一例について段階的に示す図であり、図43は、図42に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図42(1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、背景は図示していないが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が不図示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されている。特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2は、図柄変動中(あるいは図柄停止中)か否かを報知するため図柄である。特図1第4図柄t1は、特図1の図柄停止中には、ハズレの結果に対応する「×」の図柄又は特図1における大当り図柄に対応する図柄が表示され、特図1の図柄変動中には、「−」の図柄が点滅表示される。特図2第4図柄t2は、特図2の図柄停止中には、ハズレの結果に対応する「×」の図柄又は特図2における大当り図柄に対応する図柄が表示され、特図2の図柄変動中には、「−」の図柄が点滅表示される。このように、第4図柄は、装飾図柄とは表示位置が異なるばかりでなく、表示態様(ここでは形状)も異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させることで、先読み予告や当該図柄変動表示に関する予告を行ってもよい。また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。
さらに、図42に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の右側に特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンを表示するようにしてもよい。
特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコンは、横並びに表示され、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図42(1)には、3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。一方、特図2の保留アイコンは1つも表示されていない。これは、上述のごとく、図42に示す制御状態(遊技状態)が非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが、変動アイコン表示領域280の右側に表示される。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図42(1)に示すように、特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンが非表示とされる。制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンが非表示とされる。
ここでは不図示であるが、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様も、丸形の無模様かつ白色の表示態様であるが、特図1の保留アイコンと表示位置を異ならせるようにしてもよいし、また、表示態様(ここでは形状)も異ならせるようにしてもよい。そうすることで、遊技者が一目見ただけで判別がつくようにすることができる場合がある。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→保留アイコンの移動アニメーション開始→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図42(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12及び第三の保留アイコンh13が、第一の保留アイコンh11の表示位置及び第二の保留アイコンh12の表示位置にそれぞれ移動して、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図42(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11が、デフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、保留予告が開始された様子が示されている。すなわち、サボハニの表示態様は、先読み予告の表示態様である。
図42(4)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図42(4)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、方形状の枠内におけるゲージが減少する態様で表示状態が変化する。このボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始してから演出ボタン136の操作受付可能な最大時間を示す表示である。ここで、ボタン画像136aは、装飾図柄の中図柄の前側で重なって(オーバーラップして)表示されているが、装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄により重畳される(オーバーラップされる)ようにして表示されてもよい。なお、図42(4)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図42(5)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図42(6)に示すように、ステップアップ予告が開始される。また、このとき、ボタン画像136aとともに、ボタン受付時間メータMTが消去される。ステップアップ予告は、複数段階のステップにより切換表示が行われる予告であり、ステップが進むにつれて、大当りの信頼度が高いことを示唆する予告である。この演出例におけるステップアップ予告は、当該図柄変動表示に関する予告演出であるが、先読み予告として実行される場合があってもよい。図42(6)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告におけるステップ1の表示SU1が表示されている。このステップ1の表示SU1は、番長のキャラクタの顔によって表されている表示である。この演出例では、ステップ1の表示SU1が表示された後、ステップ2の表示が行われた場合の方が、ステップ1の表示SU1が表示された後、ステップ2の表示が行われない場合よりも、大当りとなりやすい(大当り図柄が確定表示されやすい)ように構成されている。なお、ステップ1の表示SU1は、装飾図柄の中図柄の前側で重なって表示されているが、装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄により重畳されるようにして表示されてもよい。また、演出ボタン136が操作されてもステップアップ予告が開始されない場合があってもよい。
図42(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告は終了しており、ステップ1の表示SU1は消去されている。すなわち、今回のステップアップ予告では、ステップ1の表示SU1で終了している。
図42(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図42(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図42(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。
その後、図42(11)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域280に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図42(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始され、図42(4)に示して上述した要領でボタン画像136a及びボタン受付時間メータMTが表示されている。なお、図42(12)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、図42(13)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図42(14)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図42(15)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。ここでゲージの減少する速度は、演出ボタン136が操作される前に表示されていたゲージの減少する速度よりも速くてもよいし、同じであってもよいし、遅くてもよい。さらに、ボタン受付時間メータMTには、ゲージの残り表示部分に番長の顔からなる番長のミニキャラクタBCHが複数(図42(15)に示す装飾図柄表示装置208では、5つ)並べて配置されている。ボタン受付時間メータMTに表示される番長のミニキャラクタBCHの数は、ゲージの残量(操作有効期間が開始されてからの時間)に応じた数となっている。この演出例では、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示されることにより、大当りの信頼度が高いことを示唆する予告表示として機能している。なお、演出ボタン136の操作があった場合、ステップアップ予告の表示が開始された後でボタン受付時間メータMTにおける番長のミニキャラクタBCHの表示(ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示)が開始されるようにしてもよいし、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示が開始された後でステップアップ予告の表示が開始されるようにしてもよいし、ステップアップ予告の表示の開始とボタン受付時間メータMTを用いた予告表示の開始とが同じタイミングであってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。また、このボタン受付時間メータMTを用いた予告表示は、操作有効期間が開始してから、操作有効期間の最大の時間に対応する時間が経過するまで行われるが、それよりも早いタイミングで終了してもよいし、遅いタイミングで終了してもよい。なお、演出ボタン136が操作されてもボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示されない場合があってもよい。すなわち、この演出例では、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示された場合の方が、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示されなかった場合よりも大当りとなりやすいように構成されている。また、番長のミニキャラクタBCHとは別のミニキャラクタ(例えば、姫のミニキャラクタ)が表示される場合があってもよく、表示されたミニキャラクタによって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。また、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示された後、表示されるミニキャラクタが変化するステップアップ予告が行われてもよく、例えば、番長のミニキャラクタBCHの表示態様が変化するほど、大当りとなりやすくしてもよい。なお、この演出例では、番長のミニキャラクタBCHが表示された数に拘らず、大当りの信頼度は同じとなっているが、番長のミニキャラクタBCHが表示された数に応じて大当りの信頼度が異なるようにしてもよく、例えば、番長のミニキャラクタBCHが表示された数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。また、この演出例において、ボタン画像136aの表示態様がデフォルト以外の表示態様(例えば、デカボタンの表示態様やボタンが振動及び回転する表示態様等)で表示されてもよく、例えば、デカボタンの表示態様でボタン画像136aが表示された場合には、演出ボタン136が操作されると、ボタン受付時間メータMTに姫のミニキャラクタが出現しやすくしてもよく、出現したミニキャラクタに姫のミニキャラクタが含まれた場合には、番長のミニキャラクタBCHのみが出現した場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。
一方、デフォルトの表示態様でボタン画像163aが表示された場合には、番長のミニキャラクタBCHのみが出現しやすくしてもよい。また、この演出例では、操作有効期間が開始した後、演出ボタン136が操作されると、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラBCHが表示される態様で予告表示を行うようにしたが、ボタン受付時間メータMTのゲージの色が変化(例えば、青色から赤色に変化等)することにより予告表示を行うようにしてもよいし、ボタン受付時間メータMTの形状が変化することにより予告表示を行うようにしてもよい。また、この演出例において、操作有効期間が開始してから演出ボタン136が操作されたタイミングによって、ボタン受付時間メータMTにおける予告表示の種類が異なってもよく、例えば、操作有効期間が開始してから早いタイミングで演出ボタン136が操作された場合には、番長のミニキャラクタBCHが表示されやすく、操作有効期間が開始してから遅いタイミングで演出ボタン136が操作された場合には、タイマ表示による予告が行われるようにしてもよい。また、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示を装飾図柄表示装置208以外の表示手段(例えば、サブ表示装置や前面扉枠106や球貯留皿付扉108に設けられた表示装置等)において行うようにしてもよい。
その後、図42(16)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。このステップ2の表示SU2は、番長のキャラクタの全身によって表されている表示である。すなわち、この演出例では、ステップアップ予告においてステップ2の表示SU2が表示されたことにより、ステップ1の表示SU1で表示が終了するよりも大当りとなりやすいことが示唆されている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少し、図42(16)に示すタイミングでは、3つとなっている。
その後、図42(17)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3に変化している。このステップ3の表示SU3は、番長のキャラクタが服を破いている様子を示す表示である。さらに、ステップ3の表示SU3の表示とともに、「激アツだ」の文字がステップ3の表示SU3の上方に表示され、大当りの信頼度がきわめて高いことが示唆されている。すなわち、この演出例では、ステップアップ予告においてステップ3の表示SU3が表示されたことにより、ステップ2の表示SU2で表示が終了するよりも大当りとなりやすいことが示唆されている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少し、図42(17)に示すタイミングでは、1つとなっている。なお、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3に変化する前にボタン受付時間メータMTが消去される(すなわち、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示を終了)ようにしてもよいし、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3に変化するタイミングでボタン受付時間メータMTが消去されてもよい。また、この演出例では、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量がなくなった場合でも何らの演出を行わないが、ゲージの残量がなくなったときに、予告を行うようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタン受付時間メータMTに表示されたミニキャラクタと、ステップアップ予告において実行されるステップ数とに関連性はないが、例えば、ボタン受付時間メータMTに表示されたミニキャラクタに姫のミニキャラクタが含まれた場合には、ステップ3の表示SU3まで表示されやすいようにしてもよいし、逆に、ボタン受付時間メータMTに表示されたミニキャラクタが番長のミニキャラクタBCHのみから構成されている場合には、ステップ3の表示SU3が表示され難く、ステップ1の表示SU1やステップ2の表示SU2でステップアップ予告が終了されやすくしてもよい。また、この演出例において、ボタン画像136aの表示態様がデフォルトの表示態様以外の表示態様(例えば、デカボタンの表示態様や振動及び回転する表示態様等)であってもよく、例えば、ボタン画像136aの表示態様がデカボタンの表示態様であった場合には、デフォルトの表示態様であった場合よりもステップ3の表示SU3が表示されやすく、ボタン画像136aの表示態様がデフォルトの表示態様であった場合には、デカボタンの表示態様であった場合よりもステップ1の表示SU1やステップ2の表示SU2でステップアップ予告が終了されやすくしてもよい。
図42(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、このとき、ステップアップ予告は終了しており、ボタン受付時間メータMTも消去されている。ここで、ステップアップ予告は、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量がなくなるまで継続してもよいし、ゲージの残量がなくなるよりも前に終了してもよい。
図42(18)に続く図43(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「激アツだ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知されるとともに、このリーチにおける大当りの信頼度が高いことが示唆されている。なお、通常では、リーチ状態が形成された場合には、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことを報知するようにしている。すなわち、リーチ状態が形成されて「激アツだ」の表示が行われた場合は、「リーチ」の表示が行われた場合よりも大当りとなりやすいということができる。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図43(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、装飾図柄が左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図43(21)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図43(22)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図43(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数(例えば、9個)配されてなる強カットイン画像CI1aであり、弱カットイン画像CI1bが表示された場合よりも大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、強カットイン画像CI1aが表示された場合には、必ず大当りとなるように(最終的に大当り図柄が確定表示するように)してもよい。
その後、図43(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図43(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図43(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、「特図A」で大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、「特図A」の大当り図柄の態様で停止表示されている。
図44は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図44(1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されている。また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。さらに、図44に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。そのため、変動アイコン表示領域280の右側に特図1の保留アイコンが表示される。
図44(1)には、2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、そのうち、第一の保留アイコンh11は、サボハニ(先読み予告)の表示態様で表示されており、第二の保留アイコンh12はデフォルトの表示態様で表示されている。
図44(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図44(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図44(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。なお、図44(3)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、図44(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図44(5)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図44(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるとともに、ボタン受付時間メータMTに換えてタイマ予告表示TMが表示される。タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は、操作有効期間が開始されてからの時間(すなわち、演出ボタン136が操作されたときにおけるボタン受付時間メータMTのゲージの残量)に応じた時間が表示されており、図44(6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は、3.87秒を示す「03.87」が表示されている。すなわち、タイマ表示には、タイマ予告表示TMにおけるカウントダウンが完了したことにより行われる予告演出が実行されるタイミングが示されており、タイマ表示が表示開始された時点でのタイマ表示が示す時間は、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136が操作されるタイミングによって異なっている。すなわち、この演出例では、ボタン受付時間メータMTに換えて表示されるタイマ予告表示TMによるタイマ予告が行われているということができる。なお、この演出例では、演出ボタン136が操作されることによりタイマ予告表示TMを表示するようにしたが、タイマ予告表示TMが表示されない場合があってもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136が操作されなかった場合には、タイマ予告表示TMが表示されないようにしてもよいし、タイマ予告表示TMが表示される場合があってもよい。
その後、図44(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。一方、タイマ予告表示TMでは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、タイマ表示における時間がさらに減った態様で表示されており、図44(7)に示すタイミングでは2.49秒であることを示す「02.49」が表示されている。
その後、図44(8)に示すように、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が「00.00」となって、カウントダウンが完了すると、図44(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3に変化する。また、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は、赤色に表示色が変化するとともに、太字で表され、カウントダウンが完了したことによる予告が発生したことを報知している。このステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3への変化は、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示がカウントアップしたことにより行われる予告表示である。すなわち、この演出例では、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告に対し、タイマ予告が行われた結果によってステップアップ予告の信頼度をさらに高めているということができる。換言すれば、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告と、タイマ予告のカウントダウンの結果として行われる予告とが相互に関係しているということができる。別の観点で見れば、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告と、タイマ予告のカウントダウンの結果として行われる予告とが別個の予告であるということもできる。なお、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が示す残時間に応じてステップアップ予告の演出内容が変更される場合があり、例えば、タイマ予告が開始されたときのタイマ表示が示す残時間が多い場合(例えば、5秒)では、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2を経てステップ3の表示SU3が行われるが、タイマ予告が開始されたときのタイマ表示が示す残時間が少ない場合(例えば、1秒)では、ステップ1の表示SU1が表示された後、ステップ2の表示SU2の表示が間に合わないため、ステップ2の表示SU2の表示が行われることなく、ステップ3の表示SU3が表示される場合がある。あるいは、ステップ1の表示SU1及びステップ2の表示SU2の表示が行われることなく、ステップ3の表示SU3が表示される場合があってもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TMのけるタイマ表示を、操作有効期間に対応する時間(例えば、5秒)から操作有効期間が開始されてからの時間(例えば、1.13秒)を差し引いた残時間が3.87秒である場合に、これを示す「03.87」を表示するようにしたが、演出ボタン136が操作されたときにおけるボタン受付時間メータMTのゲージ残量に応じたタイマの初期値が表示されるようにし、表示されたタイマの初期値からタイマがカウントダウンして「00.00」となるタイミングに合わせてステップ3の表示SU3が表示されるようにしてもよい。具体的には、例えば、操作有効期間が開始されてから1秒以内の期間(第1期間)では、タイマの初期値として「04.00」が表示され、1秒を超えてから2秒以内の期間(第2期間)では、タイマの初期値として「03.00」が表示され・・・3秒を超えてから4秒以内の期間(第4期間)では、タイマの初期値として「01.00」が表示されるようにしてもよい。また、操作有効期間が開始されてからある期間を超過した場合には、タイマ予告が開始されないようにしてもよい。
その後、図44(10)〜同図(18)に示す演出が行われる。なお、図44(10)〜同図(18)に示す演出は、図42(18)〜図43(25)と同様であるため、説明を省略する。
図45は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図であり、図46は、図45に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図45(1)〜同図(5)に示す演出は、図44(1)〜同図(5)と同様であるため、説明を省略する。
図45(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図45(5)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図45(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。さらに、ボタン受付時間メータMTには、ゲージの残り表示部分に番長の顔からなる番長のミニキャラクタBCHが複数(図45(6)に示す装飾図柄表示装置208では、5つ)並べて配置されている。すなわち、番長のミニキャラクタBCHの表示による予告表示が行われている。また、図45(6)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部にタイマ予告表示TMが表示され、タイマ予告表示TMでは、演出ボタン136が操作されたタイミングに拘らず、所定の時間(例えば、30秒)を示すタイマ表示(図45(6)に示すタイマ予告表示TMでは、30秒を示す「30.00」の表示)が行われている。
このとき、操作有効期間が開始された時間に応じて、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンの速度が異ならせて、カウントダウンが終了するタイミングが同じになるようにしてもよいし、また、例えば、リーチ演出が開始されてノーマルリーチからスーパーリーチに移行する間の時間や、揺れ変動による仮停止表示を行う時間を可変することによりカウントダウンが終了するタイミングを調整するようにしてもよい。また、タイマ予告が開始されたときのタイマ予告表示TMに表示されるタイマ表示を、操作有効期間が開始されてからの時間に応じた時間が表示されるようにしてもよい。このように、この演出例では、ボタン受付時間メータMTにおける番長のミニキャラクタBCHの表示による予告とタイマ予告表示TMによるタイマ予告とが一体となった一つの予告表示ということができる。換言すれば、この演出例では、少なくとも操作有効期間として設定された時間のうちの演出ボタン136が操作された時点での残り時間をボタン受付時間メータMTで報知しながら、何らかの予告(番長のミニキャラクタBCHの表示とタイマ予告)を行っているということができる。
その後、図45(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少し、図45(7)に示すタイミングでは、3つとなっている。また、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は、タイマ予告が開始されてからの時間に応じてカウントダウンが進んでおり、図45(7)に示すタイミングでは、28.50秒を示す「28.50」が表示されている。
その後、図45(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3に変化している。さらに、ステップ3の表示SU3の表示とともに、「激アツだ」の文字がステップ3の表示SU3の上方に表示され、大当りの信頼度がきわめて高いことが示唆されている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少し、図45(8)に示すタイミングでは、1つとなっている。また、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は、タイマ予告が開始されてからの時間に応じてカウントダウンが進んでおり、図45(8)に示すタイミングでは、26.00秒を示す「26.00」が表示されている。なお、この演出例では、図44に示される演出例とは異なり、タイマ予告によるカウントダウンの結果、ステップアップ予告に対する影響を与えるものではなく、図45(8)においても未だカウントダウンが継続している。
図45(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、このとき、ステップアップ予告は終了し、ボタン受付時間メータMTも消去されているが、タイマ予告は継続して行われており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは進んでいる。すなわち、この演出例では、操作有効期間に対応する時間が経過し、ステップアップ予告が終了した後もタイマ予告が継続して行われている様子が示されている。また、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が表示される期間は、操作有効期間が開始されてボタン受付時間メータMTにおけるゲージが減少を開始してからのゲージの残量が0になるまでの期間よりも長い期間であるということもできる。その後、図45(10)〜同図(13)に示す演出が行われる。なお、図45(10)〜同図(13)に示す演出は、図43(19)〜図43(22)と同様であるため、説明を省略する。
図45(12)に示すように、ボタン予告演出が開始された後、図45(13)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図45(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が表示されていない弱カットイン画像CI1bであり、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当りの信頼度は低いが、カットイン画像が表示されなかった場合よりも大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、このときもタイマ予告は継続して行われており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは進んでいる。図45(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は残り10.50秒であることを示す、「10.50」が表示されている。
その後、図45(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。一方、このときもタイマ予告は継続して行われており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは進んでいる。図45(15)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は残り5.50秒であることを示す、「05.50」が表示されている。
その後、図45(16)〜同図(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる一方で、タイマ予告は継続して行われており、図45(17)に示すタイミングでタイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が「00.00」となって、カウントダウンが完了すると、図45(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタBCが後ろ向きで登場するとともに、タイマ予告表示TMでは、「復活」の文字が表示され、復活演出が行われることが報知されている。すなわち、大当り確定であることが報知されている。なお、復活演出において復活に失敗する演出が行われ、ハズレの結果が導出されるようにしてもよい。
すると、図45(18)に続く図46(19)に示す装飾図柄表示装置208では、後ろ向きであった番長のキャラクタBCが正面を向くとともに、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せが表示され、大当りとなることが報知される。また、タイマ予告表示TMでも、「おめでとう」の文字が表示され、大当りとなることを祝福している様子が示されている。
その後、図46(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図46(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。
図47は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図47(1)に示す演出は、図44(1)と同様なので、説明を省略する。
図47(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図47(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図47(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。この演出例では、ボタン受付時間メータMTの両端に番長のアイコンとパンダのアイコンが表示されている。そして、この演出例におけるボタン受付時間メータMTは、上述した態様とは異なっており、図47(3)〜同図(7)に示すように、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、漸次短くなるようにして表示態様が変化する。また、ボタン受付時間メータMTが短くなるに呼応して、ボタン受付時間メータMTに右端部に配置されたパンダのアイコンもボタン受付時間メータMTの右側端部に追従するように移動する。このとき、ボタン受付時間メータMTの左端部に配置された番長のアイコンは位置が固定されており移動していない。以下の説明において、ボタン受付時間メータMTの左端部に配置されてボタン受付時間メータMTの減少表示に拘らず位置が変化しないアイコンを固定用アイコンといい、ボタン受付時間メータMTの右端部に配置されてボタン受付時間メータMTの減少表示に応じて変位するアイコンを移動用アイコンということがある。そのため、時間の経過に応じて、パンダのアイコンが番長のアイコンに近づいていくように表示される。この演出例では、パンダが番長に噛みつくことで何かが起こることを予兆しており、すなわち、ボタン受付時間メータMTの表示自体が予告表示として機能しているということができる。
また、別の観点から見れば、ボタン受付時間メータMTが表示されることで、ボタン操作演出における演出ボタン136の操作が行われるよりも前に、ボタン受付時間メータMTによる予告表示が開始されているということもできる。なお、この演出例において、ボタン受付時間メータMTの両端に表示されたアイコンが操作有効期間が開始されてからの時間に応じて変化するステップアップ予告が行われてもよく、例えば、操作有効期間が開始したときにはボタン受付時間メータMTの両端に2つのパンダのアイコンが表示されており、時間が経過すると、パンダのアイコンが1つずつ番長のアイコンに変化し、アイコンが変化するほど大当りの信頼度の高い予告が表示されやすいようにしてもよいし、アイコンが変化するほど大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、ボタン受付時間メータMTにキャラクタのアイコンが表示される態様で予告表示を行うようにしたが、例えば、ボタン受付時間メータMTのゲージの色を変化させることにより予告表示を行うようにしてもよいし、ボタン受付時間メータMTの表示態様を変化させることにより予告表示を行うようにしてもよい。
図47(4)は、操作有効期間が開始された後、時間の経過に応じてボタン受付時間メータMTが短くなっている様子が示されている。
その後、図47(5)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図47(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ボタン受付時間メータMTが漸次短くなるように表示態様が変化する。なお、このとき、ボタン受付時間メータMTにミニキャラクタ(例えば、番長のミニキャラクタBCHや姫のミニキャラクタ等)が表示されて予告表示が行われるようにしてもよい。この場合、例えば、ボタン受付時間メータMTに付加されていた2つのアイコンが両方とも番長のアイコンである場合には、姫のミニキャラクタが表示されやすく、ボタン受付時間メータMTに付加されていた2つのアイコンが番長のアイコンとパンダのアイコンの組合せである場合には、番長のミニキャラクタBCHが表示されやすいようにしてもよい。
その後、図47(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてさらに短くなっており、図47(7)に示すタイミングでは、パンダのアイコンが番長のアイコンに近接し、「ガブッ」という文字を表示することにより、パンダが番長に噛みついている様子が示されている。これにより、遊技者に何かが起こることを期待させ、その結果、大当りに対する期待感を持たせることができる場合がある。なお、この演出例では、操作有効期間が開始されてから操作有効期間に対応する時間が経過するまでの期間の範囲内でボタン受付時間メータMTによる予告表示が行われている。
すると、図47(8)に示す装飾図柄表示装置208では、多数の星の図柄によりステップ2の表示SU2が視認困難な態様で覆われる。なお、このとき、装飾図柄は、左上隅に小さく表示される。この演出は、パンダが番長に噛みついたことにより行われる演出であり、すなわち、ボタン受付時間メータMTによる予告表示の結果が、ステップアップ予告(演出ボタン136の操作により開始される予告)に影響を与えるものであるということができる。これにより、ステップアップ予告に変化が生じることに期待を持たせることができる場合がある。また、ステップアップ予告が終わったかと見せかけておいて、さらにステップアップ予告を発展させるので、ステップアップ予告に意外性を持たせることができる場合がある。なお、この演出例では、操作有効期間が開始されてからボタン受付時間メータMTによる予告表示の結果の表示が開始されるまでの時間が決まっており、そのため、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136が操作されるまでのタイミングが早いほど、ステップアップ予告の実行時間も長くなる。また、この演出例では、操作有効期間において演出ボタンが操作されない場合には、ステップアップ予告は開始されず、また、ボタン受付時間メータMTによる予告表示の結果も表示されないようにしている。
そして、図47(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップ2の表示SU2に換えて、姫のキャラクタHMが「プレミアよ」の文字表示とともに表示され、大当り確定であることが報知されている様子が示されている。すなわち、ボタン受付時間メータMTによる予告表示の結果が、ステップアップ予告からプレミア予告に移行するものとなっている。なお、上述したボタン操作演出において演出ボタン136が操作されない場合にはステップアップ予告が開始されず、したがって、プレミア予告も行われないこととなるが、ステップアップ予告が行われなくてもプレミア予告は行われるようにしてもよい。
その後、図47(10)に示すように、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図47(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図47(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。
図48は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。この演出例では、ボタン操作演出における操作有効期間において演出ボタン136が操作されなかった場合に行われる演出の様子が示されている。なお、図48(1)〜同図(3)に示す演出は、図44(1)〜同図(3)と同様なので、説明を省略する。
図48(4)は、ボタン操作演出が開始され、操作有効期間が開始した後の様子が示されている。その後、図48(4)〜同図(6)に示すように、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、図48(7)に示すようにステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。この演出例では、操作有効期間において演出ボタン136が操作されなくても操作有効期間が経過した後でステップアップ予告が開始される様子が示されている。なお、この場合、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間の経過とともに消去されるので、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示が行われない。また、上述したオートボタンモードに設定されている場合には、操作有効期間が開始された後、所定時間(例えば、2秒)が経過したタイミングで演出ボタン136が疑似的に操作されたとして、ステップアップ予告が開始されるとともに、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示が行われてもよいし、ステップアップ予告のみが行われ、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示は行われなくてもよいし、ボタン受付時間メータMTを用いた予告のみが行われ、ステップアップ予告は行われなくてもよい。図48(7)に示すタイミングでステップアップ予告が開始された後は、図48(8)〜同図(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が発展する。
なお、この場合、ステップ3の表示SU3が表示されずにステップ2の表示SU2でステップアップ予告が終了する場合があってもよいし、ステップ2の表示SU2が表示されずにステップ1の表示SU1でステップアップ予告が終了する場合があってもよい。なお、図48(8)〜同図(9)に示す演出は、ボタン受付時間メータMTが表示されていないことを除き、図42(16)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。
図48(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図48(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「激アツだ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知されるとともに、このリーチにおける大当りの信頼度が高いことが示唆されている。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、上述したようなリーチ演出が行われた後、大当りとなる場合には、揺れ変動による仮停止表示が行われた後、図48(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。
図49は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される疑似連演出の一例について段階的に示す図であり、図50は、図49に示す具体的演出例の続きを示す図である。なお、図49(1)に示す演出は、図44(1)と同様なので、説明を省略する。
図49(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示画面の上部に、「3人集めたら疑似連だ」という文字表示が表示され、疑似連演出が行われることを予告している。
すると、図49(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始される。図49(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、疑似連演出の実行に関する予告演出である。この演出例におけるボタン受付時間メータMTは、図47(3)に示して上述したものと同様であり、時間の経過に応じてボタン受付時間メータMT自体が短くなることで表示態様が変化する。このボタン操作演出では、演出ボタン136を複数回(この演出例では、3回)操作して、所望の表示結果が表示(越後屋のキャラクタECG、殿様のキャラクタYSM、姫のキャラクタHMEの3人が表示)されることにより、疑似連が行われることが予告されるものである。疑似連が行われない場合には、3つのキャラクタが表示されないようになっている。
なお、この演出例では、1回操作毎に、キャラクタが1つずつ表示されるものとしたが、長押し操作の量によりキャラクタが1つずつ増加するようにしてもよいし、連打操作回数によりキャラクタが1つずつ増加するようにしてもよい。また、1回の操作で2つ以上のキャラクタが同時に表示されるようにしてもよい。また、操作有効期間が経過するまでに演出ボタン136の操作回数が所定回数(例えば、3回)に満たない場合には、疑似連が行われないようにしてもよいし、疑似連が行われてもよい。
その後、操作有効期間が開始され、図49(4)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図49(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に越後屋のキャラクタECGが表示される。そして、図49(5)に示すタイミングで2回目の演出ボタン136の操作が行われると、図49(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に殿様のキャラクタYSMが越後屋のキャラクタECGに並んで表示される。さらに、図49(6)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図49(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に姫のキャラクタHMEが殿様のキャラクタYSMに並んで表示され、所望の表示結果が表示される。
すると、図49(8)に示すように、ボタン受付時間メータMTに付随して表示されている番長のアイコンとパンダのアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「全員集合」の文字が表示され、疑似連が行われることが予告される。
その後、図49(9)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−リプレイ図柄−装飾7」の装飾図柄の組合せが表示されて揺れ変動表示による仮停止が行われている様子が示され、疑似連が行われることが報知される。すなわち、この演出例では、中図柄にリプレイ図柄を停止表示することにより、疑似連が行われることを報知している。なお、この演出例では、「装飾7−リプレイ図柄−装飾7」を同時に停止表示するようにしたが、左図柄>右図柄>中図柄の順に順次停止表示するようにしてもよい。
図49(10)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の上部には、「3人集めたら疑似連だ」という文字表示が表示され、2回目の疑似連演出が行われることを予告している。
すると、図49(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始される。図49(11)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出も、疑似連演出の実行に関する予告演出である。この演出例におけるボタン受付時間メータMTは、図47(3)に示して上述したものと同様であるが、図49(11)に示すボタン受付時間メータMTでは、両端部にそれぞれ番長のアイコンが表示されている。この演出例では、ボタン受付時間メータMTに番長のアイコンとパンダのアイコンが表示される場合よりも、番長のアイコンが2つ表示された場合の方が疑似連が発生しやすくなっており、番長のアイコンが2つ表示された場合には、疑似連が必ず行われるようにしてもよい。なお、ボタン受付時間メータMTに番長のアイコンが2つ表示される場合には、ボタン画像136aがデフォルト以外の表示態様(例えば、デカボタンの表示態様や振動及び回転している表示態様等)で表示されやすくなってもよいし、逆に、ボタン画像136aがデフォルトの表示態様以外の表示態様で表示される場合には、ボタン受付時間メータMTに番長のアイコンが2つ表示されやすくなってもよい。
その後、操作有効期間が開始され、図49(12)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図49(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に越後屋のキャラクタECGが表示される。そして、図49(13)に示すタイミングで2回目の演出ボタン136の操作が行われると、図49(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に殿様のキャラクタYSMが越後屋のキャラクタECGに並んで表示される。さらに、図49(14)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図49(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に姫のキャラクタHMEが殿様のキャラクタYSMに並んで表示され、所望の表示結果が表示される。
すると、図49(8)に示して上述した要領で、ボタン受付時間メータMTに付随して表示されている一対の番長のアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「全員集合」の文字が表示され、2回目の疑似連が行われることが予告される。
その後、図49(16)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−リプレイ図柄−装飾7」の装飾図柄の組合せが表示されて揺れ変動表示による仮停止が行われている様子が示され、2回目の疑似連が行われることが報知される。
図49(17)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による3回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により3回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×3」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の上部には、「3人集めたら激アツだ」という文字表示が表示され、大当りの信頼度の高い予告が行われることを予告している。
すると、図49(17)に続く図50(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始される。図50(18)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、ある予告演出が行われることに関する予告演出である。図50(18)に示すボタン受付時間メータMTでは、両端部にそれぞれ番長のアイコンが表示されている。この演出例では、ボタン受付時間メータMTに番長のアイコンとパンダのアイコンが表示される場合よりも、番長のアイコンが2つ表示された場合の方が信頼度の高い予告が発生しやすく、すなわち、番長のアイコンが2つ表示されることにより大当りとなりやすく(大当り図柄が確定表示されやすく)なっている。
その後、操作有効期間が開始され、図50(19)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図50(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に越後屋のキャラクタECGが表示される。そして、図50(20)に示すタイミングで2回目の演出ボタン136の操作が行われると、図50(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に殿様のキャラクタYSMが越後屋のキャラクタECGに並んで表示される。さらに、図50(21)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図50(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に姫のキャラクタHMEが殿様のキャラクタYSMに並んで表示され、所望の表示結果が表示される。
その後、図50(23)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が表示されてリーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、中図柄の前側に重なるように、越後屋のキャラクタECG、殿様のキャラクタTSM及び姫のキャラクタHMEが配置され、その下方に表示されたボタン受付時間メータMTでは、「激アツ」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことが示唆される。
その後、図50(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展する。なお、図50(24)〜同図(30)に示す演出は、リーチ状態を構成する装飾図柄が異なる他は、図43(20)〜同図(26)と同様であるため、説明を省略する。
図51は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される疑似連演出の他の例について段階的に示す図である。この演出例では、ボタン操作演出においてキャラクタが3人揃わず、疑似連が行われない様子が示されている。なお、図51(1)〜同図(6)に示す演出は、図49(1)〜同図(6)と同様なので、説明を省略する。
図51(6)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が行われており、演出ボタン136が2回押された結果、越後屋のキャラクタECG及び殿様のキャラクタYSMが表示されている様子が示されている。そして、図51(6)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図51(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタHMEが表示されず、姫のキャラクタHMEが出現しなかったことを示す「×」の表示が行われている。
すると、図51(8)に示すように、ボタン受付時間メータMTに付随して表示されている番長のアイコンとパンダのアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「残念」の文字が表示され、ボタン操作演出に失敗し、疑似連が行われないことが報知される。なお、キャラクタが3つ表示されず、「残念」の文字が表示されたにも拘らず、疑似連が行われる場合があってもよい。この場合、例えば、法則崩れのプレミアム演出として、大当り確定となるようにしてもよい。
その後、図51(9)〜同図(12)に示すように、左図柄>中図柄>右図柄の順に装飾図柄が停止し、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。なお、図51(9)〜同図(12)に示す演出は、図42(7)〜同図(10)と同様であるので、説明を省略する。このように、この演出例では、ボタン受付時間メータMTに付随して表示されるアイコンが番長のアイコンとパンダのアイコンであり、図49〜図50に示される演出例における2つの番長のアイコンが表示される場合よりも大当り図柄が確定表示されにくくなっている。
図52は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。この演出例では、ボタン操作演出における操作有効期間の終了に近いタイミングで演出ボタン136が操作された場合に行われる演出の様子が示されている。なお、図52(1)〜同図(4)に示す演出は、図42(10)〜同図(13)と同様であるので、説明を省略する。
図52(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図52(5)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図52(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。ここで、図52(5)に示すように、演出ボタン136が操作されたタイミングは、図42(14)に示すタイミングよりも遅いタイミングであり、操作有効期間が終了するよりも少し前のタイミングとなっている。そのため、図52(6)に示すように、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量は少なく、ゲージの残り表示部分に表示される番長のミニキャラクタBCHの数も1つだけとなっている。
その後、図52(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾5」が停止表示される。一方、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、ステップアップ予告は、左図柄が停止表示されるよりも前のタイミングで終了している。すなわち、ステップアップ予告が終了するタイミングは予め定められている(例えば、この演出例では、左図柄が停止表示されるよりも前のタイミング)ため、ステップアップ予告が実行可能な期間は、演出ボタン136が操作されたタイミングによって変動することとなる。そのため、演出ボタン136が操作されたタイミングが遅いほど、ステップアップ予告の実行時間も短くなる。この演出例では、操作有効期間が終了する少し前のタイミングで演出ボタン136が操作されたため、ステップアップ予告が開始されてステップ1の表示SU1の表示が開始された後、ステップ3の表示SU3まで発展する演出を行うのに十分な時間がなく、ステップ3の表示SU3まで表示する予定であったにもかかわらず、ステップ1の表示SU1でステップアップ予告が終了することとなる。なお、ステップアップ予告を実行可能な時間に応じて、表示を開始するステップアップの表示を決定するようにしてもよく、例えば、この演出例のように、ステップアップ予告の実行時間が短いような場合には、ステップ1の表示SU1及びステップ2の表示SU2の表示を行わず、ステップ3の表示SU3から表示を開始するようにしてもよい。
その後は、図52(8)〜同図(15)に示す演出が行われる。なお、図52(7)〜同図(15)に示す演出は、図42(18)〜図43(26)と同様であるので、説明を省略する。
図53は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の別の例について段階的に示す図である。なお、図53(1)〜同図(4)に示す演出は、図42(10)〜同図(13)と同様であるので、説明を省略する。
図53(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図53(5)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図53(6)に示すように、ステップアップ予告が開始される。この演出例では、ステップアップ予告が開始されると、ステップ1の表示SU1から表示が開始されず、ステップ2の表示SU2から表示が開始され、その後、図53(7)に示すように、ステップ3の表示SU3が表示される。これは、図53(5)に示すように、演出ボタン136が操作されたタイミングが、図42(14)に示すタイミングよりも遅いタイミングであり、そのため、ステップアップ予告の実行可能時間が、ステップアップ予告において実行する予定である演出の実行時間よりも短いため、ステップ1の表示SU1から表示を開始した場合には、ステップ2の表示SU2やステップ3の表示SU3を十分に表示することができない。そのため、この演出例では、演出ボタン136が操作されたタイミングからステップアップ予告において表示を開始するステップの表示を決定し、これに基づいてステップアップ予告が行われるようにされている。例えば、図53(5)に示すタイミングで演出ボタン136が操作された場合には、ステップ2の表示SU2から表示を開始するように決定し、ステップ3の表示SU3まで表示されるようにしている。これにより、例えば、ステップ3の表示SU3が表示される予定である場合には、演出ボタン136の操作が遅れたことにより見ることができなくなるようなことがなくなる場合がある。
なお、この演出例において、ボタン受付時間メータMTの両端に上述したキャラクタのアイコンが付加されてもよく、例えば、番長のアイコンとパンダのアイコンが表示された場合には、演出ボタン136が操作されると、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが出現しやすく、2つの番長のアイコンが表示された場合には、番長のミニキャラクタBCHよりも姫のミニキャラクタが出現しやすくなり、この姫のミニキャラクタの出現した場合には、番長のミニキャラクタBCHが出現した場合よりも大当りとなりやすい(大当り図柄が確定表示されやすい)ようにしてもよい。
その後は、図53(8)〜同図(16)に示す演出が行われる。なお、図53(8)〜同図(16)に示す演出は、図42(18)〜図43(26)と同様であるので、説明を省略する。
図54は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図54(1)に示す演出は、図44(1)と同様なので、説明を省略する。
図54(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。
図54(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図54(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示されるが、上述したようなボタン受付時間メータMTは表示されていない。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。
その後、図54(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始されると、操作有効期間の残り時間を示す「あと5.00秒」の表示が行われる。この残り時間の表示は、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてカウントダウンの方法により漸次数値が減少するように表示される。このカウントダウンの表示は、実際の時間の経過に対応してカウントダウンが進むようにしてもよいし、実際の時間の経過よりも速くカウントダウンが進むようにしてもよいし、実際の時間の経過よりも遅くカウントダウンが進むようにしてもよい。なお、この演出例では、操作有効期間が開始されるタイミングで残り時間の表示を開始したが、操作有効期間が開始した後のタイミングで残り時間の表示を開始してもよく、例えば、操作有効期間の最大時間が5秒である場合に、操作有効期間が開始した後、残り3秒となったタイミングで「あと3.00秒」と表示する等、残り時間の表示を開始するようにしてもよい。
その後、図54(5)に示すタイミング(例えば、この演出例では、操作有効期間が開始されてから2秒が経過し、残り時間の表示が「あと3.00秒」となっているタイミング)で、演出ボタン136が操作されると、図54(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aとともに、カウントダウンの表示も消去される。
その後、図54(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップ1の表示SU1の下方に、図47(3)に示して上述したボタン受付時間メータMTが表示される。このボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136が操作されるまでのタイミングに拘らず、同じ長さで表示が開始される。一方で、ステップアップ予告の実行期間は、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136が操作されるまでのタイミングに依存するため、ボタン受付時間メータMTが表示される期間も異なる。そのため、ボタン受付時間メータMTが短くなる速度は、演出ボタン136が操作されるタイミングによって異なっており、例えば、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136が早く操作されるほど、ボタン受付時間メータMTが短くなる速度は遅くなる。
その後、図54(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。一方、ボタン受付時間メータMTは、ボタン受付時間メータMTが表示開始してからの時間に応じて短くなっており、図54(8)に示すタイミングでは、パンダのアイコンが番長のアイコンに近接し、「ガブッ」という文字を表示することにより、パンダが番長に噛みついている様子が示されている。その後は、図54(9)〜同図(13)に示す演出が行われる。なお、図54〜同図(13)に示す演出は、図47(8)〜同図(12)と同様であるため、説明を省略する。このように、この演出例では、ボタン操作演出において、演出ボタン136の操作の前後で操作有効期間に関連する表示(残り時間の表示とボタン受付時間メータMTの表示)が変化する構成とされている。
図55は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図55(1)に示す演出は、図44(1)と同様なので、説明を省略する。
図55(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。
図55(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図55(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示されるが、上述したようなボタン受付時間メータMTは表示されていない。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。
その後、図55(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始されると、操作有効期間の残り時間を示す「あと5秒」の表示が行われる。この残り時間の表示は、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてカウントダウンの方法により数値が減少するように表示される。この演出例では、図54に示す演出例と比べると、1秒未満の表示がないため、残り時間の概略表示を行っているということができる。このカウントダウンの表示は、実際の時間の経過に対応してカウントダウンが進むようにしてもよいし、実際の時間の経過よりも速くカウントダウンが進むようにしてもよいし、実際の時間の経過よりも遅くカウントダウンが進むようにしてもよい。
その後、図55(5)に示すタイミング(例えば、この演出例では、操作有効期間が開始されてから1秒が経過し、残り時間の表示が「あと4秒」となっているタイミング)で、演出ボタン136が操作されると、図55(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、カウントダウンの表示は引き続き表示されており、カウントダウンも継続して行われている。また、このとき、カウントダウンの表示は「あと」の部分が消去されており、操作有効期間の残り時間の表示から、或る演出が行われるまでのタイマ予告としての表示に切り替わったことが示されている。
その後、図55(7)〜同図(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告としてのカウントダウンの表示が行われる。このとき、カウントダウンの表示の数値部分の表示が多色(例えば、7色)に変化し、大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、カウントダウンの表示の数値部分の表示が多色に変化した場合には、大当り確定であってもよい。また、カウントダウンの表示の数値部分を他の1色で表示するようにしてもよく、例えば、表示色により大当りの信頼度を異ならせるようにしてもよい。また、例えば、カウントダウンの表示の数値部分の書体を変更し、表示された書体によって大当りの信頼度を示唆するようにしてもよい。また、ステップアップ予告では、ステップ1からの発展は行われず、ステップ1の表示SU1のままとなっている。
その後、図55(10)に示すように、カウントダウンの表示が「0秒」となって、カウントダウンが完了すると、図55(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップ1の表示SU1からステップ3の表示SU3に変化する。また、カウントダウンの表示は消去されている。このステップ1の表示SU1からステップ3の表示SU3への変化は、タイマ予告としてのカウントダウンが完了したことにより行われる予告表示である。すなわち、この演出例では、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告に対し、タイマ予告が行われた結果によってステップアップ予告の信頼度をさらに高めているということができる。換言すれば、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告と、タイマ予告のカウントダウンの結果として行われる予告とが相互に関係しているということができる。別の観点で見れば、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告と、タイマ予告のカウントダウンの結果として行われる予告とが別個の予告であるということもできる。
その後、例えば、図42(18)〜同図(19)に示す要領で左図柄及び右図柄が停止表示してリーチ状態となった後、図55(12)〜同図(18)に示す演出が行われる。なお、図55(12)〜同図(18)に示す演出は、図43(20)〜同図(26)と同様であるため、説明を省略する。
図56は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図56(1)に示す演出は、図44(1)と同様なので、説明を省略する。
図56(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示画面の上部に、「3人集めたらチャンスだ」という文字表示が表示され、キャラクタが3人出現すれば大当りの信頼度が高いことが示唆されている。
すると、図56(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始される。図56(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。この演出例におけるボタン受付時間メータMTは、図47(3)に示して上述したものと同様であり、時間の経過に応じてボタン受付時間メータMT自体が短くなることで表示態様が変化する。このボタン操作演出では、演出ボタン136を複数回(この演出例では、3回)操作して、所望の表示結果が表示(越後屋のキャラクタECG、殿様のキャラクタYSM、姫のキャラクタHMEの3人が表示)されることにより、大当りの信頼度が高い予告が行われることを報知するものである。すなわち、3つのキャラクタの全てが表示された場合の方が、3つのキャラクタの全てが表示されない場合よりも予告が表示されやすくなっている。なお、この演出例では、1回操作毎に、キャラクタが1つずつ表示されるものとしたが、長押し操作の量によりキャラクタが1つずつ増加するようにしてもよいし、連打操作回数によりキャラクタが1つずつ増加するようにしてもよい。また、1回の操作で2つ以上のキャラクタが同時に表示されるようにしてもよい。
その後、操作有効期間が開始され、図56(4)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図56(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に越後屋のキャラクタECGが表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、操作有効期間は継続している。すなわち、演出ボタン136の操作を促す表示を行わない状態で演出ボタン136の操作を受け付ける隠しボタン演出が行われている様子が示されている。そして、図56(5)に示すタイミングで2回目の演出ボタン136の操作が行われると、図56(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に殿様のキャラクタYSMが越後屋のキャラクタECGに並んで表示される。すなわち、隠しボタン操作により殿様のキャラクタYSMが出現している様子が示されている。さらに、図56(6)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図56(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に姫のキャラクタHMEが殿様のキャラクタYSMに並んで表示され、所望の表示結果が表示される。すなわち、隠しボタン操作により姫のキャラクタHMEが出現している様子が示されている。このように、この演出例では、ボタン受付時間メータMTによる予告表示の実行中に隠しボタン演出が行われている様子が示されている。
すると、図56(8)に示すように、ボタン受付時間メータMTに付随して表示されている番長のアイコンとパンダのアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「全員集合」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことを示す予告表示がその後に行われることが報知される。
その後、図56(9)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が表示されてリーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、中図柄の前側に重なる(オーバーラップする)ように、越後屋のキャラクタECG、殿様のキャラクタYSM及び姫のキャラクタHMEが配置され、その下方に表示されたボタン受付時間メータMTでは、「チャンス」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことを示唆する予告表示が行われている。なお、ボタン操作演出において、演出ボタン136の操作回数が足りず3つのキャラクタが表示されなかった場合や、演出ボタン136が所定回数操作されたが、例えば、3つのキャラクタのうちのいずれか一つ以上のキャラクタが出現しなかった場合には、「チャンス」の文字に換えて、例えば、「残念」の表示を行い、大当りの信頼度が低いことを報知するようにしてもよい。また、特定の図柄(例えば、「装飾7」)でリーチとなった場合には、他の図柄でリーチとなった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。
続いて、図56(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した討伐リーチに発展している様子が示されている。
図56(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図56(12)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図56(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。
その後、図56(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図56(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図56(16)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。
図57は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図57(1)〜同図(3)に示す演出は、図44(1)〜同図(3)と同様なので、説明を省略する。
図57(3)に示すように、ボタン操作演出が開始された後、図57(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始されると、装飾図柄表示装置208の右下隅に「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作によりステップアップ予告においてステップが進むことが報知される。
その後、図57(5)に示すタイミングで、演出ボタン136の連打操作が開始されると、図57(6)に示すように、演出ボタン136の1回目の操作に応じて、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。また、このタイミングで、ボタン受付時間メータMTには、ゲージの残り表示部分に番長のミニキャラクタBCHが複数(図57(6)に示す装飾図柄表示装置208では、5つ)並べて配置されている。この演出例でも、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示されることにより、大当りの信頼度が高いことを示唆する予告表示として機能している。なお、図57(6)に示すタイミングでは、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている。この演出例では、演出ボタン136の1回の操作でステップアップ予告が開始するようにしたが、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136の所定回数の連打操作が行われた場合にステップアップ予告が開始されてもよい。このように、この演出例では、演出ボタン136による連打操作の演出の実行中において、ボタン受付時間メータMTによる予告表示が行われている様子が示されている。
その後、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われ、所定回数の演出ボタン136の操作が行われると、図57(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2にステップアップする。このように、この演出例では、演出ボタン136の連打操作が行われることを条件として、ステップアップ予告における表示のステップアップが行われる場合があり、換言すれば、演出ボタン136の操作回数が不足している場合には、ステップアップが行われないようになっている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少している。
その後、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われ、所定回数の演出ボタン136の操作が行われると、図57(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3にステップアップする。すなわち、この演出例では、ステップアップ予告においてステップ3の表示SU3が表示されたことにより、ステップ2の表示SU2で表示が終了するよりも大当りとなりやすいことが示唆されている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少している。
その後、例えば、図57(9)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図57(9)〜同図(17)に示す演出は、図42(18)〜図43(26)と同様であるため、説明を省略する。
図58は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン連打操作演出の一例について段階的に示す図である。なお、図58(1)に示す演出は、図44(1)と同様なので、説明を省略する。
図58(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。
図58(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン連打操作演出が開始されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の略中央に番長のキャラクタBC1が表示されるとともに「連打で番長を覚醒させろ」という文字が表示されている。すなわち、このボタン連打操作演出では、演出ボタン136を連打して所定時間内に番長の服が破ける態様の表示を行わせることを目的とするミッション演出ということができる。
図58(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン連打操作演出における操作有効期間が開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタBC1の右側に表示されていた「連打で番長を覚醒させろ」の文字表示が「連打開始」の文字表示に変更されるとともに、「連打開始」の文字表示の下方に、連打用ボタン受付時間メータRMTが表示されている。連打用ボタン受付時間メータRMTは、上述したボタン受付時間メータMTとは表示態様が異なっており、複数(図58(4)に示す演出例では、9つ)のブロックからなるインジケータによって構成されている。そして、連打用ボタン受付時間メータRMTは、操作有効期間が開始してからの時間に応じて右端のブロックから1つずつ消去される態様で表示態様が変化する。
その後、図58(5)〜同図(7)に示すように、演出ボタン136が連打操作されると、操作回数が多くなるにつれて番長のキャラクタBC1に重ねて表示される星の図柄の数が増加していく。
その後、予め定められた回数の演出ボタン136の操作が行われると、図58(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが服を破いている態様の表示(最終形態の番長のキャラクタBC2の表示)がなされるとともに、「覚醒」の文字が表示され、ボタン連打操作演出の目的(ミッション)が達成されたことが報知される。
このとき、連打用ボタン受付時間メータRMTは消去されず、表示されているブロックがそれぞれ多色(例えば、7色)に変化する態様で表示され、大当りの信頼度が高いことを示唆している。この演出例では、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示態様の変化により、予告表示を行っているということができる。なお、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示態様が変化せず、大当りの信頼度が低いことを示唆するようにしてもよいし、ミッションが達成されたときに連打用ボタン受付時間メータRMTが消去され、予告表示が行われない場合があってもよい。また、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示色を複数色のうちのいずれかの色に変化可能とし、変化した表示色によって大当りの信頼度を異ならせるようにしてもよい。このように、この演出例では、ボタン連打操作演出の目的が達成された後で、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示が行われていることが示されている。なお、ボタン連打操作演出において、ミッションが達成されないことが予め決定されている場合や、ミッションが達成されることが予め決定されているにも拘らず、操作有効期間において演出ボタン136の操作回数がミッションが達成されるのに必要な回数に満たなかった場合には、番長のキャラクタが最終形態の表示とならず(すなわち、最終形態の番長のキャラクタBC2が表示されず)、また、連打用ボタン受付時間メータRMTのブロックも全て消去されるので、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示も行われないこととなる。
なお、ミッションが達成されることが予め決定されている場合には、操作有効期間において演出ボタン136の操作回数がミッションが達成されるのに必要な回数に満たなかった場合でも番長のキャラクタBC1が最終形態の表示となるようにしてもよい。この場合でも、連打用ボタン受付時間メータRMTのブロックは全て消去されているので、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示は行われないこととなる。また、操作有効期間が開始した後、演出ボタン136の操作回数がミッションが達成されるのに必要な回数となったが、例えば、操作有効期間が開始してから所定期間が経過していないためミッション達成の条件を満たさないようにしている場合には、当該所定期間が経過するまで引き続き演出ボタン136を連打操作しない限りミッションが達成されないようにしてもよい。また、ボタン連打操作演出において、操作有効期間が開始した後、演出ボタン136の1回の操作でミッションが達成される場合があってもよい。
その後、図58(9)に示す装飾図柄表示装置208では、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてブロックが1つずつ消去され、残りのブロック数は4つとなっている様子が示されている。そして、図58(9)に示すタイミングでは、第1停止が行われ、左図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図58(10)に示す装飾図柄表示装置208では、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてブロックが1つずつ消去され、残りのブロック数は1つとなっている様子が示されている。そして、図58(10)に示すタイミングでは、第2停止が行われ、中図柄(通常の表示状態での右図柄に相当)に「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、右図柄(通常の表示状態での中図柄に相当)では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図58(11)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が通常の表示状態とされ、左図柄及び右図柄にそれぞれリーチ状態を形成する「装飾7」の装飾図柄がそれぞれ停止表示し、中図柄が変動表示される態様で表示されている様子が示されている。そして、最終形態の番長のキャラクタBC2が中図柄の前側で重なる位置に移動し、「SP」の文字が表示され、スーパーリーチに移行することが報知される。
その後、図58(12)〜同図(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に移行し、大当り図柄が確定表示される様子が示される。なお、図58(12)〜同図(18)に示す演出は、図50(24)〜同図(30)と同様であるため、説明を省略する。
図59は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン連打操作演出の一例について段階的に示す図である。なお、図59(1)〜同図(4)に示す演出は、図58(1)〜同図(4)と同様なので、説明を省略する。
図59(4)に示すように、ボタン連打操作演出における操作有効期間が開始された後、図59(5)〜同図(6)に示すように、演出ボタン136が連打操作されると、操作回数が多くなるにつれて番長のキャラクタBC1に重ねて表示される星の図柄の数が増加していく。
その後、予め定められた回数の演出ボタン136の操作が行われると、図59(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、最終形態の番長のキャラクタBC2の表示がなされるとともに、「覚醒」の文字が表示され、ミッションが達成されたことが報知される。このとき、連打用ボタン受付時間メータRMTは消去されず、表示されているブロックがそれぞれ多色(例えば、7色)に変化する態様で表示され、大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、この演出例では、図58に示す演出例と比較して、演出ボタン136の連打が速く、時間あたりの操作回数も多いので、連打用ボタン受付時間メータRMTのブロックの数も多く残った(7つ残った)状態でミッションが達成されている。その後は、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてブロックが1つずつ消去される。
図59(8)に示す装飾図柄表示装置208では、連打用ボタン受付時間メータRMTにおいてブロックが消去されたことにより形成された余白部分に殿様のミニキャラクタYMが表示されている様子が示されている。この殿様のミニキャラクタYMは、操作有効期間が開始されてからミッションが達成されるまでの時間が早い場合(予め定められた第一のミッション達成時間以内でミッションが達成された場合)に出現するものであり、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示態様の変化とともに、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示の一例ということができる。すなわち、操作有効期間が開始されてからミッションが達成されるまでの時間によって連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告の態様が異なるということができる。このように、連打用ボタン受付時間メータRMTにおけるブロックが消去されることにより形成された余白部分を用いて予告表示を行うことにより、演出効果が向上し、興趣が向上する場合がある。なお、この殿様のミニキャラクタYMは、ミッションが達成された場合には、操作有効期間が開始されてからミッションが達成されるまでの時間に拘らず、必ず表示されるようにしてもよいし、操作有効期間が開始されてからミッションが達成されるまでの時間が早い場合であっても表示されない場合があってもよい。また、この殿様のミニキャラクタYMが出現した場合には、大当り確定となるようにしてもよい。
図59(9)に示す装飾図柄表示装置208では、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてブロックがさらに2つ消去され、残りのブロック数が3つになっている様子が示されている。また、連打用ボタン受付時間メータRMTでは、ブロックが消去された余白部分が拡大するに応じて殿様のミニキャラクタYMが左側に移動している様子も示されている。さらに、図59(9)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のミニキャラクタYMに付随して「大盤」の文字が出現している様子が示されている。この演出例では、「大盤振舞」の文字が出現することにより、大当りが確定することが報知される。また、図59(9)に示すタイミングでは、第1停止が行われ、左図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図59(10)に示す装飾図柄表示装置208では、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてブロックが1つずつ消去され、残りのブロック数が1つとなっている様子が示されている。このとき、殿様のミニキャラクタYMに付随して表示されている「大盤振舞」の文字の表示が完全に表れている。なお、この演出例において、「大盤振舞」のうちの「大盤」のみが出現し、「振舞」の文字が出現しない場合があってもよく、この場合には、「大盤振舞」の文字の全体が出現した場合よりも大当り図柄が確定表示され難くするようにしてもよい。このようにすることで、殿様のキャラクタYMが完全に表示されるまで、大当りの信頼度が高い予告であるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。また、「振舞」とは異なる文字が出現するガセの表示が行われてもよい。一方、図59(10)に示すタイミングでは、第2停止が行われ、中図柄(通常の表示状態での右図柄に相当)に「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、右図柄(通常の表示状態での中図柄に相当)では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後は、図59(11)〜同図(18)に示す演出が行われる。なお、図59(11)〜同図(18)に示す演出は、図58(11)〜同図(18)と同様であるため、説明を省略する。
図60は、大当り遊技中に実行される保留連荘予告演出の一例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図60では、装飾図柄表示装置208、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220の他、演出可動体224の様子も図示されている。
図60(1)に示すように、第1特図表示装置212では、ハズレの図柄である「特図I」で停止表示しており、第2特図表示装置214では、大当り図柄である「特図a」で停止表示しており、この演出例では、特図2で大当りとなった様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208では、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されており、特図1第4図柄t1は、「特図I」でハズレとなったことを示す「×」の図柄で停止表示しており、特図2第4図柄t2は、「特図a」で大当りとなったことを示す「A」の図柄で停止表示している。
また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。さらに、図60に示す演出例では、電サポ状態で大当りになったことから、変動アイコン表示領域280の右側には特図2の保留アイコンが表示されている。図60(1)には、4つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24が表示されており、これら4つの特図2の保留アイコンh21〜h24はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。一方、特図1の保留数は0であり、特図1の保留アイコンは1つも表示されていない。なお、この演出例では、電サポ状態では、特図1の保留アイコンを表示しないようにしているが、特図1の保留数が1以上である場合に、保留アイコンを表示するようにしてもよい。
また、演出可動体224は、上腕部224a及び前腕部224bがいずれも初期位置とされており、すなわち、可動していない状態となっている。
図60(2)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技が開始され、大当り開始演出が行われている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、大当りとなったときに表示されていた「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せで表示された装飾図柄が表示画面の左上隅部に表示され、表示画面の中央では扇を持ったコパンダのキャラクタが大当りを祝福している様子が示されている。
図60(3)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が終了して1ラウンド目が開始された様子が示されている。なお、大当り遊技中の演出において、大当りの連荘回数や今回の大当り中に獲得した出玉数や連荘中に獲得した出玉数を表示するようにしてもよい。
図60(4)に示す装飾図柄表示装置208では、7ラウンド目が開始された様子が示されている。
その後、図60(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタの右側に、「ボタンで腕が出たら超激アツ」という文字が表示され、演出ボタン136を操作して演出可動体224が動作した場合には、保留されている図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれている可能性が高い(すなわち、保留連荘が発生する可能性が高い)ことが報知されることの説明が行われている。
その後、図60(6)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン演出は、大当り遊技中における先読み予告演出の一例ということができる。なお、図60(6)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図60(7)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図60(8)に示すように、演出可動体224の前腕部224bが動作し、装飾図柄表示装置208の表示画面の右端部分の前側に重なる位置まで移動する。また、このとき、装飾図柄表示装置208では、演出可動体224の動作に呼応して、星の図柄を複数表示し、前腕部224bが装飾図柄表示装置208に影響を与えているかような演出表示が行われている。
その後、図60(9)に示すように、演出可動体224の前腕部224bは、再び初期位置に戻り、装飾図柄表示装置208では、保留連荘が発生することが確定している旨を報知する「保留連荘確定」の表示が行われる。なお、この演出例では、演出可動体224が動作した場合には、保留連荘が必ず発生するようにしたが、演出可動体224が動作しても保留連荘が発生しない場合があってもよい。
図61は、大当り遊技中に実行される保留連荘予告演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図61(1)〜同図(6)に示す演出は、図60(1)〜同図(6)と同様なので、説明を省略する。
ボタン操作演出における演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図61(7)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図61(8)に示すように、演出可動体224による動作は行われず、装飾図柄表示装置208では、保留連荘が発生するか否かについて期待を持たせる「チャンス」の文字が表示される。一方、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。さらに、ボタン受付時間メータMTでは、ゲージの残り表示部分にパンダの顔からなるパンダのミニキャラクタPNDが複数(図61(8)に示す装飾図柄表示装置208では、5つ)並べて配置される。ボタン受付時間メータMTに表示されるパンダのミニキャラクタPNDの数は、ゲージの残量(操作有効期間が開始されてからの時間)に応じた数となっている。この演出例では、ボタン受付時間メータMTにパンダのミニキャラクタPNDが表示されることにより、保留連荘が発生する期待度がそれほど高くないことを示唆する予告表示として機能している。なお、演出ボタン136が操作されてもボタン受付時間メータMTにパンダのミニキャラクタPNDが表示されない場合があってもよい。すなわち、ボタン受付時間メータMTにパンダのミニキャラクタPNDが表示された場合の方が、ボタン受付時間メータMTにパンダのミニキャラクタPNDが表示されなかった場合よりも保留連荘が発生しやすいように構成されてもよい。また、パンダのミニキャラクタPNDとは別のミニキャラクタが表示される場合があってもよく、表示されたミニキャラクタによって保留連荘が発生する期待度が異なるようにしてもよい。また、複数種類のミニキャラクタが混在して表示される場合があってもよい。なお、この演出例では、パンダのミニキャラクタPNDが表示された数に拘らず、保留連荘が発生する期待度は同じとなっているが、パンダのミニキャラクタPNDが表示された数に応じて保留連荘が発生する期待度が異なるようにしてもよく、例えば、パンダのミニキャラクタPNDが表示された数が多いほど、保留連荘が発生する期待度が高くなるようにしてもよい。
また、操作有効期間が開始してからのタイミングにより、ボタン受付時間メータMTに表示されるミニキャラクタの種類が変化するようにしてもよく、例えば、演出ボタン136の操作のタイミングが、操作有効期間が開始してから早いタイミングであった場合には、パンダのミニキャラクタ以外のミニキャラクタ(例えば、番長のミニキャラクタ等)が表示されやすくなるようにしてもよい。また、この演出例では、演出ボタン136が操作されたことにより、「チャンス」の文字表示が表示され、その後、演出ボタン136の操作によらないでボタン受付時間メータMTにおけるパンダのミニキャラクタPNDの表示を行うようにしたが、例えば、「チャンス」の文字表示とボタン受付時間メータMTにおけるパンダのミニキャラクタPNDの表示とが、演出ボタン136の操作を契機として同時に行われるようにしてもよい。すなわち、この演出例では、演出ボタン136の操作により表示される対象が「チャンス」の表示であり、ボタン受付時間メータMTにおけるパンダのミニキャラクタPNDの表示は、演出ボタン136の操作により表示されるものではない例について示されている。
図61(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTが、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせてパンダのミニキャラクタPNDの表示数も減少し、図61(9)に示すタイミングでは、2つとなっている。
図61(10)は、8ラウンド目が開始された様子が示されている。また、図61(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量が0になった様子が示されている。すなわち、操作有効期間が開始されてから、操作有効期間に対応する時間が経過した様子が示されている。
すると、図61(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、星の図形が1つだけ表示される一方で、演出可動体224は動作せず、その後、図61(12)に示すように、「残念」の文字の表示が行われ、ボタン操作演出に失敗し、保留連荘が発生する可能性が低いことが報知される。なお、この演出例では、保留連荘が発生する予定である場合でも、ボタン操作演出に失敗する場合があってもよく、このように構成することにより、保留連荘に対する期待を損なうようなことを低減できる場合がある。
図62は、大当り遊技中に実行される保留連荘予告演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図62(1)〜同図(7)に示す演出は、図61(1)〜同図(7)と同様なので、説明を省略する。
ボタン操作演出における演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図62(7)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図62(8)に示すように、この演出例でも演出可動体224による動作は行われないが、装飾図柄表示装置208では、保留連荘が発生するか否かについて期待を持たせる「アツイ」の文字が表示される。この「アツイ」の文字が表示された場合は、「チャンス」の文字が表示された場合よりも演出可動体224が動作しやすい、すなわち、保留連荘が発生する可能性が高い。一方、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。さらに、この演出例では、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残り表示部分に番長の顔からなる番長のミニキャラクタBCHとパンダのミニキャラクタPNDとがそれぞれ複数(図62(8)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のミニキャラクタBCHが2つ、パンダのミニキャラクタPNDが3つ)並べて配置される。この演出例では、パンダのミニキャラクタPNDのみが表示される場合よりも、番長のミニキャラクタBCHが表示される場合の方が保留連荘が発生しやすい(保留されている図柄変動表示において、大当り図柄が確定表示されやすい)ようになっている。換言すれば、保留連荘が発生する予定である場合には、番長のミニキャラクタBCHが表示されやすくなっている。なお、番長のミニキャラクタBCHはパンダのミニキャラクタPNDよりも右側に配置され、ゲージの残量の減少に応じてパンダのミニキャラクタPNDよりも番長のミニキャラクタBCHの方が早く消去される。そのため、遊技者は、番長のミニキャラクタBCHを確認するために、ボタン受付時間メータMTの表示態様の変化に注目させることができる場合がある。
また、ボタン受付時間メータMTに表示されるミニキャラクタの数は、ゲージの残量(操作有効期間が開始されてからの時間)に応じた数となっているので、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136の操作のタイミングが遅く、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量が番長のミニキャラクタBCHを配置するためのスペースに満たない場合には、パンダのミニキャラクタPNDのみが表示され、番長のミニキャラクタBCHが表示されない場合がある。したがって、遊技者は、番長のミニキャラクタBCHを確認したく、演出ボタン136を早く押そうとする意欲を向上させることができる場合がある。なお、この演出例では、番長のミニキャラクタBCHが表示された数に拘らず、演出可動体224が動作する期待度は同じとなっているが、番長のミニキャラクタBCHが表示された数に応じて演出可動体224が動作する期待度が異なるようにしてもよく、例えば、番長のミニキャラクタBCHが表示された数が多いほど、演出可動体224が動作しやすくなるようにしてもよい。また、図62(6)において表示されるボタン画像136aがデカボタンの表示態様や振動及び回転している表示態様で表示される場合があってもよく、このような表示態様が表示された場合には、デフォルトの表示態様で表示される場合よりも、番長のミニキャラクタBCHが表示されやすいようにしてもよい。
図62(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTが、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHは全て消去され、パンダのミニキャラクタPNDのみが表示される。図62(9)に示すタイミングでは、パンダのミニキャラクタPNDが2つ表示されている。
図62(10)は、8ラウンド目が開始された様子が示されている。また、図62(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量が0になり、操作有効期間が開始されてから、操作有効期間に対応する時間が経過した様子が示されている。
すると、図62(11)に示すように、演出可動体224の前腕部224bが動作し、装飾図柄表示装置208の表示画面の右端部分の前側に重なる位置まで移動する。また、このとき、装飾図柄表示装置208では、演出可動体224の動作に呼応して、星の図柄が複数表示され、前腕部224bが装飾図柄表示装置208に影響を与えているかのような演出表示が行われている。このように、この演出例では、演出ボタン136が押されたことに応じて演出可動体224がすぐに動作せず、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量が0となった場合に初めて動作する演出例について示されている。
その後、図62(12)に示すように、演出可動体224の前腕部224bは、再び初期位置に戻り、装飾図柄表示装置208では、保留連荘が発生することが確定している旨を報知する「保留連荘確定」の表示が行われる。
図63は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図63(1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されている。また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。さらに、図63に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。そのため、変動アイコン表示領域280の右側に特図1の保留アイコンが表示される。
図63(1)の装飾図柄表示装置208では、3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様で表示されている。
図63(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12及び第三の保留アイコンh13が、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12の表示位置にそれぞれ移動して、第一の保留アイコンh11、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。
図63(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図63(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。この演出例におけるボタン受付時間メータMTの表示態様は、図47(3)に示して上述した態様であり、ボタン受付時間メータMTの両端に番長のアイコンとパンダのアイコンが表示されている。
図63(4)は、操作有効期間が開始された後、時間の経過に応じてボタン受付時間メータMTが短くなっている様子が示されている。
その後、図63(5)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図63(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ボタン受付時間メータMTが漸次短くなるように表示態様が変化する。
その後、図63(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてさらに短くなっており、図63(7)に示すタイミングでは、パンダのアイコンが番長のアイコンに近接し、「ガブッ」という文字を表示することにより、パンダが番長に噛みついている様子が示されている。これにより、遊技者に何かが起こることを期待させ、その結果、大当りに対する期待感を持たせることができる場合がある。
すると、図63(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTの左端部に表示されていた番長のアイコンがパンダのアイコンに変化した後、一対のパンダのアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「アイコン変化」の文字が表示され、保留アイコンあるいは変動アイコンの表示態様が変化することが報知される。一方、ステップアップ予告は、ステップ2の表示SU2のまま変化はない。
すると、図63(9)に示すように、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化して、当該図柄変動表示の予告が行われる。一方、ステップアップ予告は、ここでも、ステップ2の表示SU2のまま変化はない。このように、この演出例では、ステップアップ予告がステップ3の表示SU3とならない場合であっても、ボタン受付時間メータMTを用いた予告演出により、変動アイコンが予告の表示態様に変化することで、大当りに対する期待感を維持させることができる場合がある。なお、この演出において、ボタン受付時間メータMTの両端に表示されたキャラクタによって、ステップ3の表示SU3の表示されやすさが異なってもよく、例えば、ボタン受付時間メータの両端に表示されたアイコンが番長のアイコンとパンダのアイコンである場合には、ステップ3の表示SU3が表示され難く、ステップ1の表示SU1やステップ2の表示SU2の表示でステップアップ予告が終了されやすく、ボタン受付時間メータの両端に表示されたアイコンが2つの番長のアイコンである場合には、ステップ3の表示SU3が表示されやすいようにしてもよい。
その後、装飾図柄の第1停止及び第2停止が行われて左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾5」が停止表示してリーチ状態が形成されると、図63(10)に示す装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。
続いて、図63(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した討伐リーチに発展している様子が示されている。
図63(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図63(13)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図63(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。
その後、図63(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図63(16)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図63(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。
図64は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン連打操作演出の一例について段階的に示す図である。なお、図64(1)〜同図(6)に示す演出は、図63(1)〜同図(6)と同様なので、説明を省略する。
図64(5)に示すタイミングで演出ボタン136が操作され、図64(6)に示すように、ステップアップ予告が開始されてステップ1の表示SU1が表示されると、図64(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われるが、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化せず、ステップ1の表示SU1のままとなっている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてさらに短くなっており、図64(7)に示すタイミングでは、パンダのアイコンが番長のアイコンに近接し、パンダが番長に噛みつこうとするが、「返り討ち」という文字が表示され、図64(8)に示すように、パンダが番長に返り討ちに遭う様子が示されている。この演出例では、パンダが番長に返り討ちに遭う演出が行われた場合は、パンダが番長に噛みついた演出が行われた場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている(この演出例では、後述するように、保留されている図柄変動表示が大当りとなりやすくなっている)。
すると、図64(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTの右端部に表示されていたパンダのアイコンが番長のアイコンに変化した後、一対の番長のアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「アイコン変化」の文字が表示され、保留アイコンあるいは変動アイコンの表示態様が変化することが報知される。一方、ステップアップ予告は、ステップ1の表示SU1のまま変化はない。
すると、図64(10)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から殿様の表示態様に変化して保留予告が行われる。一方、ステップアップ予告は、ここでも、ステップ1の表示SU1のまま変化はない。このように、この演出例では、当該図柄変動表示においてステップアップ予告の結果が大当りに対する期待が持てないような結果となった場合でも、ボタン受付時間メータMTを用いた先読み予告が行われる場合があることで、保留されている図柄変動表示において大当りとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。また、この演出例では、同じ表示態様でボタン受付時間メータMTによる予告演出が行われた結果、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14のいずれかが変化するので、当該図柄変動表示の予告の演出と先読み予告の演出とで少なくとも一部の演出が同じ態様で行われているということができ、これにより、変動アイコンh0又は保留アイコンh11〜h14が変化するまで期待感を持続することができる場合がある。
図64(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図64(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図64(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図64(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。
図65は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図であり、図66は、図65に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図65(1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されている。また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。さらに、図65に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。そのため、変動アイコン表示領域280の右側に特図1の保留アイコンが表示される。
図65(1)の装飾図柄表示装置208では、2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様で表示されている。
図65(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。
図65(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図65(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。なお、図65(3)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図65(4)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図65(5)に示すように、ボタン画像136aが消去されるとともに、ボタン受付時間メータMTが拡大表示され、ミニゲームが開始される。具体的には、図65(5)に示す装飾図柄表示装置208では、「ストックチャンス」「タイミングよく押せ」の文字が表示されるとともに、拡大表示されたボタン受付時間メータMTでは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。このとき、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に移動している。また、ボタン受付時間メータMTには、ゲージの残り表示部分に宝箱が3つ(宝箱TR1,TR2,TR3)横列に並べて配置されており、時間の経過に応じて減少表示されるゲージの右端部が各宝箱の中心を通過するタイミングで演出ボタン136を操作することで何かが出現する旨が示唆されている。すなわち、タイミング押しのミニゲームが開始されることが報知されている。なお、この演出例において、ボタン受付時間メータMTによるミニゲームが行われず、上述したボタン受付時間メータMTを用いた予告演出が行われる場合があってもよい。また、演出ボタン136が操作されたときの操作有効期間が開始されてからの時間に応じて表示されるゲージの残量によって表示開始される宝箱の数が異なっていてもよく、例えば、演出ボタン136の操作のタイミングが操作有効期間が開始されてから早いほどゲージの残量が多いので、その分、宝箱の数を多くしてもよく、また、演出ボタン136の操作のタイミングが遅いほど、表示開始される宝箱の数が少なくなるようにしてもよい。
その後、図65(6)に示すように、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部が3つの宝箱のうちの一番右側に配置された宝箱TR1の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作されると、図65(7)に示すように、宝箱TR1が上方に移動するとともに、宝箱TR1が開放されて「変化」の文字が付加されたサボハニの予告アイコンI71が出現する場合がある。このサボハニの予告アイコンI71は、先読み予告の一態様であり、サボハニの予告アイコンI71がストックされると、変動アイコンあるいは保留アイコンが予告の表示態様に変化することが予告される。このように、この演出例では、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部がボタン受付時間メータMTに配置された宝箱の略中央となったときにタイミングよく演出ボタン136が操作されることにより、予告アイコンがストックされる場合がある。ここで、予告アイコンは、予告アイテムやミニアイテムという場合がある。なお、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部が宝箱TR1の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作された場合でも、予告アイコンが出現しない場合があってもよい。また、予告アイコン以外のものが出現してもよく、例えば、予告のキャラクタが出現して当該図柄変動表示の予告や先読み予告を行ったり、予告を伴わない単なる演出表示(例えば、説明表示等)を行うようにしてもよい。また、サボハニの予告アイコンI71がストックされても変動アイコンあるいは保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
図65(7)に示すように、宝箱TR1からサボハニの予告アイコンI71が出現すると、図65(8)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右上隅部に、出現したサボハニの予告アイコンI71が表示され、予告アイコンがストックされた様子が示されている。
その後、図65(9)に示すように、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部が残りの2つの宝箱(宝箱TR2,TR3)のうちの右側に配置された宝箱TR2の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作されると、図65(10)に示すように、宝箱TR2が上方に移動するとともに、宝箱TR2が開放されて「討伐」の文字が付加された殿様の予告アイコンI72が出現する場合がある。この殿様の予告アイコンI72は、先読み予告の一態様であり、殿様の予告アイコンI72がストックされることにより、保留されている図柄変動表示で実行される予定である討伐リーチにおいて強カットインCI1aが出現することが予告される。すなわち、殿様の予告アイコンI71がストックされることにより、保留されている図柄変動表示において討伐リーチが行われることの先読み予告と、強カットインCI1aが出現することの先読み予告とが行われているということができる。なお、殿様の予告アイコンI72がストックされても強カットインCI1aが出現しない場合があってもよいし、強カットインCI1aが必ず出現してもよい。
図65(10)に示すように、宝箱TRから殿様の予告アイコンI72が出現すると、図65(11)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右上隅部に、出現した殿様の予告アイコンI72が表示され、予告アイコンがストックされた様子が示されている。
その後、図65(12)に示すように、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部が残りの1つの宝箱TR3の略中央となるタイミングよりも大きく遅れたタイミングで演出ボタン136が操作されると、図65(13)に示すように、宝箱TR3は上方に移動するが開放されず、「失敗」の文字が表示され、タイミング押しに失敗した様子が示される。そのため、宝箱TR3の中身がどのようなものであったかについては表示されず、図65(14)に示すように、宝箱TR3はそのまま消去される。なお、タイミング押しに失敗した場合は、宝箱の中身は表示するが、宝箱の中身が予告アイコンであった場合にはストックしないようにしてもよい。また、この演出例において、演出ボタン136がオートボタンの機能が有効とされている場合には、演出ボタン136が操作されなくても、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部が各宝箱の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作されたものとして各宝箱が開放するようにしてもよいし、このタイミング押しのミニゲームでは、オートボタンの機能が無効とされるようにしてもよい。
図65(15)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTが消去されてボタン受付時間メータMTを用いたミニゲームが終了した様子が示されている。なお、サボハニの予告アイコンI71と殿様の予告アイコンI72は継続して表示されている。
その後、左図柄>右図柄>中図柄の順に装飾図柄が停止表示し、図65(16)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図65(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。また、この演出例では、予告アイコンが表示されている場合には、装飾図柄はデフォルトの表示態様ではなく、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部で小さく表示され、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示がその後の装飾図柄変動表示に対して影響を及ぼしている様子が示されている。
その後、図65(18)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。なお、サボハニの予告アイコンI71と殿様の予告アイコンI72は継続して表示されている。
図65(18)に続く図66(19)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。
その後、図66(20)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニの予告アイコンI71が拡大表示しながら表示画面の略中央に移動し、サボハニの予告アイコンI71が消化される様子が示されている。
すると、図66(21)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコン表示領域280に表示されているデフォルトの表示態様の変動アイコンh0が、サボハニの表示態様に変化し、変動アイコンh0による予告表示が行われている様子が示されている。なお、サボハニの予告アイコンI71が消化された場合に、保留アイコンの表示態様が変化してもよい。
図66(21)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が変化した後は、図66(22)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたサボハニの予告アイコンI71が消去され、その後、図66(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄がデフォルトの表示態様で変動表示される様子が示されている。
図66(24)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図66(25)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図66(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「激アツだ」の文字が表示され、リーチ状態となったことが報知されるとともに、このリーチにおける大当りの信頼度が高いことが示唆されている。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図66(27)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ演出が行われている様子が示されている。
その後、図66(28)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様の予告アイコンI72が拡大表示しながら表示画面の略中央に移動し、殿様の予告アイコンI72が消化される様子が示されている。
すると、図66(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、装飾図柄が左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図66(30)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図66(31)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図66(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。この強カットイン画像CI1aは、図66(28)に示すように、殿様の予告アイコンI72が消化されたことにより出現したものとなっている。なお、ボタン予告演出における演出ボタン136の操作有効期間において演出ボタン136が操作されなかった場合には、強カットイン画像CI1aが表示されなくてもよいし、操作有効期間において演出ボタン136が操作されなかった場合でも、当該操作有効期間の経過後に強カットイン画像CI1aが表示されてもよい。また、上述したミニゲームにおいて、殿様の予告アイコンI72が出現する予定であったが、演出ボタン136のタイミング押しに失敗して殿様の予告アイコンI72が出現しなかった場合は、強カットイン画像CI1aよりも弱カットイン画像CI1bの方が表示されやすいようにしてもよい。
その後、図66(33)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図66(34)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図66(35)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。
なお、この演出例において、ミニゲームの結果として、上述したボタン受付時間メータMTを使用した予告表示が行われるボタン操作演出が実行される旨の予告アイコンがストックされるようにしてもよい。すなわち、ボタン受付時間メータMTを使用した予告表示の先読み予告が行われてもよい。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図67〜図79を参照しながら説明する。なお、図68〜図79では、装飾図柄表示装置208の他、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220については図示しているが、普図表示装置210及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。なお、図68〜図79でも、第1特図表示装置212及び第2特図表示装置214において停止表示する特図の種類が図75(a)及び同図(b)に示す停止図柄態様とされている。また、図68〜図79では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。また、図68〜図79に示すボタン受付時間メータMTの表示態様については、図42〜図66に示すボタン受付時間メータMTの表示態様をそのままあるいは適宜変更して適用することができることはいうまでもない。
最初に、図67を用いて、装飾図柄表示装置208において停止表示する装飾図柄の種類について説明する。ここで、図67(a)は、装飾図柄の他の一例を示す図であり、同図(b)は、先読み予告のチャンス目となる図柄の組合せについて説明する図である。
図67(a)に示すように、本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類の装飾図柄の他、「特殊1」及び「特殊2」の2つの特殊装飾図柄も用意されている。「特殊1」の装飾図柄は、リプレイ図柄という場合があり、例えば、これを含む所定の表示態様(例えば、中図柄において「特殊1」が停止表示する態様や、全図柄において「特殊1」が停止表示する態様等)となった場合に、疑似連演出が行われることとなる装飾図柄である。「特殊2」の装飾図柄は、チャンスボタン図柄という場合があり、ボタンを簡略的に表した表示態様とされ、ボタン操作演出において表示される上述したようなボタン画像136aとは表示態様が異なっている。「特殊2」の装飾図柄は、例えば、これを含む所定の表示態様(例えば、中図柄において「特殊2」が停止表示する態様や、全図柄において「特殊2」が停止表示する態様等)となった場合に、ボタン操作演出が行われることとなる装飾図柄である。なお、「特殊1」及び「特殊2」は、装飾図柄の変動表示において常にこれらが含まれているわけではなく、必要に応じて出現するものであるが、装飾図柄の変動表示において常にこれらが含まれていてもよい。
また、「特殊1」及び「特殊2」は、これらを含んだ装飾図柄の組合せで確定表示されることはなく、その後に行われる演出の内容を予告する予告表示として機能するものである。なお、「特殊1」あるいは「特殊2」の装飾図柄を含んだ装飾図柄の組合せで確定表示し、「特殊1」あるいは「特殊2」に対応する演出が行われることの先読み予告として機能するようにしてもよい。また、疑似連演出に対応する図柄とボタン操作演出に対応する図柄をそれぞれ1種類ずつ用意したが、それぞれ2種類以上あってもよい。また、本実施形態では、疑似連演出に対応する「特殊1」の装飾図柄と、ボタン操作演出に関連する「特殊2」の装飾図柄を用意したが、これらの他にも、例えば、変動アイコンや保留アイコンの表示態様が予告の表示態様に変化する演出に対応する特殊装飾図柄や、その後に行われる演出の内容を具体的に示唆する特殊装飾図柄等を用意してもよい。この場合、これらの特殊装飾図柄の表示態様と、対応する演出が行われる際に表示される画像の表示態様の少なくとも一部が異なっていてもよいし、同じであってもよい。
図67(b)に示すように、本実施形態では、「装飾7」及び「装飾3」のみからなる装飾図柄の組合せであって、リーチを構成する組合せや大当りの装飾図柄の組合せを除くハズレの装飾図柄の組合せ(「チャンス目」という場合がある)で確定表示することによって先読み予告を表示可能に構成されている。具体的には、「装飾3−装飾3−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せ、「装飾3−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せ、「装飾7−装飾3−装飾3」のハズレの装飾図柄の組合せ、「装飾7−装飾7−装飾3」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示されることにより、保留されている図柄変動表示に大当りとなる可能性の高い図柄変動表示が含まれていることが報知される。
図68は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の一例について段階的に示す図であり、図69は、図68に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図68(1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾1−装飾6−装飾8」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、背景は図示していないが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されている。特図1第4図柄t1も特図2第4図柄t2も、ハズレの結果に対応する「×」の図柄が表示されている。
また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。
さらに、図68に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208では、変動アイコン表示領域280の右側に特図1の保留アイコンが表示される。特図1の保留アイコンは、その表示された数により特図1の保留数を表している。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコンは、横並びに表示され、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図68(1)には、2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは1つも表示されていない。これは、上述のごとく、図68に示す制御状態(遊技状態)が非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが、変動アイコン表示領域280の右側に表示される。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図68(1)に示すように、特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンが非表示とされる。制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンが非表示とされる。
ここでは不図示であるが、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様も、丸形の無模様かつ白色の表示態様であるが、特図1の保留アイコンと表示位置を異ならせるようにしてもよいし、また、表示態様(ここでは形状)も異ならせるようにしてもよい。そうすることで、遊技者が一目見ただけで判別がつくようにすることができる場合がある。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→保留アイコンの移動アニメーション開始→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図68(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図68(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図68(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図68(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が停止表示され、「装飾3−特殊2−装飾4」の装飾図柄の組合せで一旦停止表示(仮停止表示)される。すると、図68(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の操作を要求するボタン操作演出が開始される。すなわち、この演出例では、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が停止表示されることにより、ボタン操作演出が開始されることが報知される。具体的には、「特殊2」の装飾図柄が消去され、この「特殊2」の装飾図柄に換えて演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。また、ボタン画像136aの上方には、「チャンスボタンを押せ」の文字も表示され、演出ボタン136の操作を促進している。このとき、中図柄は、消去されたままであってもよいし、変動表示されていてもよい。また、ボタン画像136aが所定のアニメーション(例えば、ボタンが上下動するアニメーション等)により表示されてもよい。このように、「特殊2」の装飾図柄は、上述したように、ボタンを簡略表示した態様で表示されるものであるのに対し、ボタン画像136aは、演出ボタン136を模した表示態様とされるとともに、ボタン受付時間メータMTの表示を伴っており、これらは表示態様が異なっているということができる。なお、「特殊2」の装飾図柄は、少なくとも停止表示される場合にはアニメーションを行わないようにしているが、停止表示中にアニメーションを行うようにしてもよい。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図68(7)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図68(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTが消去されるとともに、中図柄と右図柄の前側を覆うように、複数の星の図柄が表示されて、これらに影響が与えられるような表示が行われる。
すると、図68(9)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄と右図柄が高速で変動表示する滑り変動表示が行われた後、図68(10)に示すように、中図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図68(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。上述したように、「装飾3−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せは、チャンス目であり、保留されている図柄変動表示において大当りとなる可能性の高い図柄変動表示が含まれていることを報知する先読み予告として機能している。すなわち、図68(11)に示す演出例では、特図1の1つ目の図柄変動表示の保留が大当りとなる可能性が高い図柄変動表示であることを予告している。なお、この演出例では、図68(10)に示すように、チャンス目で仮停止したときに、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上部に「Chance」の文字表示が行われ、チャンス目による先読み予告が行われたことを報知している。
その後、図68(12)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。すなわち、先読み予告の対象である図柄変動表示が開始されている。
図68(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、図68(13)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミニゲーム」「タイミングよく押せ」の文字が表示されるとともに、帯状のタイミングメータが表示され、このタイミングメータの略中央に宝箱TRが配置されている様子が示されている。このとき、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に移動している。このタイミングメータは、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。このミニゲームでは、時間の経過に応じて減少表示されるゲージの右端部が宝箱TRの中心を通過するタイミングで演出ボタン136を操作することで何かが出現する旨が示唆されている。
図68(14)は、ミニゲームが開始された後の様子が示されている。そして、図68(15)に示すように、タイミングメータのゲージの右端部が宝箱TRの略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作されると、図68(16)に示すように、宝箱TRが拡大表示してタイミングメータの上方に移動し、宝箱TRの中からリプレイのアイコンRPが出現する。このリプレイのアイコンRPには「続く」の文字にクエスチョンマークが付加された表示が表示されており、当該図柄変動表示において疑似連が行われる可能性があることを報知している。すなわち、リプレイのアイコンRPは、当該図柄変動表示における疑似連演出の予告として機能しているということができる。すなわち、この演出例では、リプレイのアイコンRPが出現した場合の方が、出現しなかった場合よりも疑似連が開始されやすいように構成されている。ここで、リプレイのアイコンRPが出現せず、例えば、ボタンのアイコンが出現してもよく、ボタンのアイコンが出現することにより、当該図柄変動表示において「特殊2」の装飾図柄が停止表示されて、ボタン操作演出が行われる可能性があることを報知するようにしてもよい。
ここで、ボタンのアイコンが出現した場合の方が、出現しなかった場合よりも「特殊2」の装飾図柄が表示されてボタン操作演出が開始されやすいように構成されてもよい。また、タイミングメータは引き続き表示され、ゲージの左右両端部に番長のアイコンが表示されている。右側に表示された番長のアイコンは、ゲージの減少表示に追従し、左側に表示された番長のアイコンに向かって移動表示する。なお、タイミングメータのゲージの右端部が宝箱TR1の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作された場合に、リプレイのアイコンRP以外のものが出現してもよく、例えば、ボタンのアイコンが出現することで、当該図柄変動表示においてボタン操作演出が行われる可能性があることを予告するようにしてもよい。すなわち、ボタンのアイコンが出現した場合の方が、出現しなかった場合よりもボタン操作演出が開始されやすいように構成されてもよい。また、タイミングメータのゲージの右端部が宝箱TR1の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作された場合でも、何も出現しない場合があってもよい。
その後、図68(17)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱TRが消去され、リプレイのアイコンRPが略中央に表示され、疑似連が行われるか否かの煽り演出が行われている。この煽り演出は、操作有効期間が開始されてから操作有効期間に対応する時間が経過するまで続けられる。それまで、タイミングメータでは、引き続きゲージの減少表示が行われる。
その後、操作有効期間が開始されてから操作有効期間に対応する時間が経過してタイミングメータにおけるゲージの残量が0になると、図68(18)に示す装飾図柄保表示装置208では、リプレイのアイコンRPにおけるクエスチョンマークの表示が、エクスクラメーションマークに変更されるとともに、タイミングメータには「まだまだ続くぞ」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知されている。このように、この演出例では、「特殊1」の装飾図柄が停止表示するよりも前に、疑似連演出に関するアイコン(リプレイのアイコンRP)が表示されることにより、疑似連演出が行われることに対する期待感を早い段階で持たせることができる場合がある。
図68(18)に続く図69(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが終了し、装飾図柄がデフォルト表示態様で変動表示している様子が示されている。
図69(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図69(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図69(22)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に「特殊1」の装飾図柄が出現して下方にスクロールした後、図69(23)に示すように、「特殊1」の装飾図柄が停止表示され、「装飾3−特殊1−装飾4」の装飾図柄の組合せで一旦停止表示(仮停止表示)される。この「特殊1」の装飾図柄は、月の模様があしらわれた略楕円形状の図形に「リプレイ」の文字が表示された図柄であり、ミニゲームの結果出現するリプレイのアイコンRPとは図形が同じである点で共通しているが、表示された文字が異なっている。
すると、図69(23)に示すように、中図柄に停止表示した「特殊1」の装飾図柄が拡大表示され、疑似連が行われることが報知される。この「特殊1」の装飾図柄の出現は、図68(13)〜同図(18)に示されるミニゲームが行われた結果、リプレイのアイコンRPが出現したことにより行われる演出であるということができる。なお、上述したミニゲームに失敗した場合には、疑似連が行われないようにしてもよいし、ミニゲームに失敗しても疑似連が行われるようにしてもよい。
図69(25)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図69(26)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図69(27)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾3」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図69(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、装飾図柄が左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、このとき、チャンス目が出現したことを報知する「Chance」の表示は消去される。
図69(29)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されている様子が示されている。このボタン予告演出では、デフォルトの態様のボタン画像136aに換えてデカボタン画像136aLが表示される。このデカボタン画像136aLは、演出ボタン136を模した画像であるが、デフォルトの態様のボタン画像136aよりも大きな表示態様とされている。また、デカボタン画像136aLの表示態様は、前回の図柄変動表示において表示された(すなわち、異なる装飾図柄変動表示において表示された)、図68(5)に示す「特殊2」の装飾図柄の表示態様とも異なっている。このように、この演出例では、ボタン操作演出において表示されるボタン画像として複数種類のボタン画像が用意されており、装飾図柄として表示されるボタン画像(「特殊2」の装飾図柄)の表示パターンよりも多くの表示パターンを有しているということができる。なお、デカボタン画像136aLに換えてデフォルトの態様のボタン画像136aが表示される場合があってもよい。この場合、デカボタン画像136aLが表示された場合の方が、デフォルトの態様のボタン画像136aが表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図69(30)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図69(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。
その後、図69(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾3」が表示され、「装飾3−装飾3−装飾3」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図69(33)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾3−装飾3」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図69(34)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾3−装飾3」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。なお、図69(33)に示すように、装飾図柄がデフォルトの表示態様となったときに、チャンス目が表示されたことを報知する「Chance」の文字の表示が再開されるが、表示しなくてもよい。
この演出例では、第3停止の装飾図柄が「特殊1」あるいは「特殊2」である場合に、ボタン操作演出や疑似連が行われるようにしたが、「特殊1」あるいは「特殊2」の装飾図柄が第2停止や第1停止で停止表示した場合にボタン操作演出や疑似連が行われるようにしてもよい。また、「特殊1」あるいは「特殊2」の装飾図柄が、3つの装飾図柄のうち2つ含まれた場合にボタン操作演出や疑似連が行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、1回の装飾図柄変動表示において「特殊2」の装飾図柄が表示されて実行されるボタン操作演出において表示されるボタン画像との対比において説明したが、1回の装飾図柄変動表示において表示される「特殊2」の装飾図柄と、この「特殊2」の装飾図柄の表示とは関係のないボタン操作演出において表示されるボタン画像との対比においても本発明に含まれる概念として適用することができる。
図70は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の例について段階的に示す図である。図70に示す演出例では、「特殊2」の装飾図柄が3つ揃った場合にボタン操作演出が行われるが、「特殊2」の装飾図柄が3つ揃わずにボタン操作演出が開始されないガセ演出が行われている様子が示されている。なお、図70(1)〜同図(2)に示す演出は、図68(1)〜同図(2)と同様なので、説明を省略する。
図70(2)に示すように、特図1の図柄変動表示が開始された後、図70(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「特殊2」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図70(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「特殊2」が停止表示される。ここで、左図柄に「特殊2」が停止表示した場合には、左図柄に「特殊2」が停止表示されなかった場合よりも、右図柄に「特殊2」が停止表示されやすいようにしてもよい。これにより、遊技者にボタン操作演出が開始されることについて早々に諦めさせにくくなり、ボタン操作演出が行われることに対する期待感を装飾図柄の第3停止が行われるギリギリのタイミングまで期待させることができる場合がある。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図70(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」の装飾図柄が停止表示され、「特殊2−装飾4−特殊2」の装飾図柄の組合せで仮停止表示され、「特殊2」が3つ揃わず、ボタン操作演出が開始されないことが報知される。すると、装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄が高速で変動表示した後、図70(6)に示すように、左図柄に「装飾4」が停止表示され、右図柄に「装飾3」が停止表示されて、「装飾4−装飾4−装飾3」のハズレの装飾図柄の組合せで、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図70(7)に示すように、「装飾4−装飾4−装飾3」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。
図71は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の例について段階的に示す図であり、図72は、図71に示す具体的演出例の続きを示す図であり、図73は、図72に示す具体的演出例の続きを示す図である。図71〜図73に示す演出例では、「特殊1」の装飾図柄が3つ揃った場合に疑似連演出が行われ、「特殊2」の装飾図柄が3つ揃った場合にボタン操作演出が行われる様子が示されている。なお、図71(1)〜同図(4)に示す演出は、図70(1)〜同図(4)と同様なので、説明を省略する。
図71(4)に示すように、第2停止が行われ、右図柄に「特殊2」が停止表示された後、図71(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が停止表示され、「特殊2」が3つ揃った態様で仮停止表示される。
すると、図71(6)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が再度変動表示を開始するとともに、ボタン操作演出が開始される。図71(6)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136が振動及び回転している様子を示す振動・回転ボタン画像136aVが表示され、この振動・回転ボタン画像136aVとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このとき、演出ボタン136も振動及び内部機構の回転動作が開始される。なお、演出ボタン136が振動及び内部機構の回転動作が行われた場合は、演出ボタン136が振動及び内部機構の回転動作が行われなかった場合よりも大当りとなりやすい(大当り図柄が確定表示されやすい)ように構成されている。このボタン操作演出は、当該図柄変動表示においてチャンス目が出現する予告演出であるということができるし、保留されている図柄変動表示において大当りとなる可能性が高いことを予告する先読み予告演出であるともいえる。なお、振動・回転ボタン画像136aVに換えて、上述したデフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示される場合があってもよい。この場合に、例えば、ボタン画像136aの表示色を変更したり、ボタン画像136aを点滅表示したり、ボタン画像136aを特別なアニメーションにより表示したりしてもよい。また、振動・回転ボタン画像136aVに換えて、他の表示態様(例えば、デカボタンの表示態様等)で表示してもよい。図71(6)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
このように、この演出例では、ボタン操作演出においては、演出ボタン136の状態(振動及び回転の少なくともいずれか一方)に対応するボタン画像の表示が可能であり、「特殊2」の表示態様とは異なる表示を行っているということができる。なお、この演出例において、演出ボタン136が振動のみを行い、これに対応して振動する様子が示されたボタン画像を表示するようにしてもよいし、演出ボタン136の内部機構の回転動作のみを行い、これに対応して回転する様子が示されたボタン画像を表示するようにしてもよい。また、演出ボタン136が振動及び回転動作のいずれも行われない通常の状態で、デフォルトの表示態様のボタン画像136aを表示してもよい。また、演出ボタン136の状態に対応するボタン画像以外のボタン画像が表示される場合があってもよく、例えば、演出ボタン136が振動及び回転している状態において、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示される場合があってもよい。また、反対に、振動・回転ボタン画像136aVが表示されるが、演出ボタン136は振動も回転動作もしていないデフォルトの状態を取る場合があってもよい。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図71(7)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図71(8)に示すように、装飾図柄がデフォルトの表示態様となって変動表示が行われるとともに、変動表示中の装飾図柄の前側に重なって大小合わせて複数の星の図柄が表示され、変動表示中の装飾図柄に影響が与えられるような表示が行われる。
すると、図71(9)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図71(10)に示すようにして確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。上述したように、「装飾3−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せは、チャンス目であり、保留されている図柄変動表示において大当りとなる可能性の高い図柄変動表示が含まれていることを報知する先読み予告として機能している。すなわち、図71(10)に示す演出例では、特図1の1つ目の図柄変動表示の保留が大当りとなる可能性が高い図柄変動表示であることを予告している。なお、この演出例では、図71(9)に示すように、チャンス目で仮停止したときに、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上部に「Chance」の文字表示が行われ、チャンス目による先読み予告が行われたことを報知している。
その後、図71(11)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。すなわち、先読み予告の対象である図柄変動表示が開始されている。
図71(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、図71(12)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミニゲーム」「タイミングよく押せ」の文字が表示されるとともに、帯状のタイミングメータが表示され、このタイミングメータの略中央に宝箱TRが配置されている様子が示されている。このとき、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に移動している。このタイミングメータは、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。このミニゲームでは、時間の経過に応じて減少表示されるゲージの右端部が宝箱TRの中心を通過するタイミングで演出ボタン136を操作することで何かが出現する旨が示唆されている。
図71(13)は、ミニゲームが開始された後の様子が示されている。そして、図71(14)に示すように、タイミングメータのゲージの右端部が宝箱TRの略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作されると、図71(15)に示すように、宝箱から番長の顔の図柄BFが出現する様子を示す表示に切り替わる。すると、図71(16)に示すように、「続行」の文字が表示された後、図71(17)に示すように、変動アイコンh0に「続」の文字が付加され、当該図柄変動表示において疑似連が行われることが予告報知される。この「続」の文字が付加された変動アイコンh0も、疑似連を行うことを報知するための演出用の図柄の表示態様の一例ということができる。このように、疑似連が行われることの報知態様が複数種類用意されてもよい。
図71(18)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが終了し、装飾図柄がデフォルト表示態様で変動表示している様子が示されている。
図71(18)に続く図72(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「特殊1」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図72(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「特殊1」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図72(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊1」の装飾図柄が停止表示され、「特殊1」が3つ揃った態様で一旦停止表示(仮停止表示)される。
すると、図72(22)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが出現し、「もう1回」の文字の表示が行われ、疑似連が行われることが報知される。このように、疑似連を行うことを報知するための装飾図柄は表示態様が1種類(「特殊1」の装飾図柄)としているが、疑似連を行うことを報知するための演出用の図柄の表示態様は複数種類用意されており、バリエーションが多くなっている。
図72(23)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図72(24)に示す装飾図柄表示装置208では、選択演出が開始されている様子が示されている。具体的には、図72(24)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのボックスBXL,BXRが左右に並んで配置されるとともに、その下方にボタン受付時間メータMTが示されている。ここで、左側に配置されたボックスを左ボックスBXLと称し、右側に配置されたボックスを右ボックスBXRと称する場合がある。また、2つのボックスBXL,BXRの上方には、操作キーユニット137を模式的に表す操作キー画像137pが、左右のボタン部分が強調表示された態様で表示されるとともに、操作キーユニット137の操作を促す旨の「選べ」の文字の表示が行われている。また、2つのボックスBXL,BXRのうちの左ボックスBXLがカーソルCSLに囲まれた態様で表示されている。すなわち、この演出例では、操作有効期間が開始してから操作有効期間が終了するまでの間において、操作キーユニット137の左ボタン137c及び右ボタン137dを操作してカーソルCSLを移動させ、2つのボックスBXL,BXRのいずれか一方を選択すると、選択したボックスに対応した演出が行われる様子が示されている。なお、操作キー画像137pは、選択演出が行われる場合にのみ表示される画像であり、選択演出が行われることを予告するための装飾図柄としては用意されていないものである。すなわち、操作演出が行われることを予告する特殊図柄は用意されていない。なお、操作演出が行われることを予告する特殊図柄として、操作キーユニット137を模した画像を別途用意してもよい。
その後、操作キーユニット137の操作受付期間が開始された後、図72(25)に示すタイミングで、操作キーユニット137の右キー137dが操作されると、図72(26)に示すように、左ボックスBXLを囲んでいたカーソルCSLが移動して右ボックスBXRを囲むようになる。
その後、図72(27)に示すように、操作受付期間が経過してボタン受付時間メータMTのゲージの残量がなくなると、図72(28)に示す装飾図柄表示装置208では、選択されなかった左ボックスBXLが消去されて、選択された右ボックスBXRのみが表示され、右ボックスBXRが開放されてその中からリプレイのアイコンRPがクエスチョンマークが近傍に付された態様で出現する。すなわち、このリプレイのアイコンRPは、クエスチョンマークが付加されている点で、「特殊1」の装飾図柄の表示態様とは異なっている。これにより、当該図柄変動表示において2回目の疑似連が行われる可能性があることが報知される。この演出例では、リプレイのアイコンRPにクエスチョンマークが付加されていることから、疑似連が必ず行われることを保証していない。そのため、疑似連が行われず、ガセで終わる場合もある。なお、クエスチョンマークが付されず、疑似連が必ず行われることを保証する態様で表示する場合があってもよいし、ボックスからリプレイのアイコンRPが出現した場合には、必ず疑似連が行われるようにしてもよい。
その後、図72(29)に示すように、変動アイコンh0に「続」の文字が付加されるとともに、リプレイのアイコンRPに付加されたクエスチョンマークの表示に対応して、変動アイコン表示領域280の上方にもクエスチョンマークが表示され、これによっても、当該図柄変動表示において疑似連が行われる可能性があることが報知される。
図72(30)に示す装飾図柄表示装置208では、選択演出が終了し、装飾図柄がデフォルト表示態様で変動表示している様子が示されている。
図72(31)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図72(32)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾3」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図72(33)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示された「特殊1」の装飾図柄が中図柄に停止表示される。このとき、リーチ演出が行われずに「特殊1」の装飾図柄が停止表示されてもよいし、リーチ演出を経て「特殊1」の装飾図柄が停止表示されてもよい。
すると、図72(34)に示すように、「特殊1」の装飾図柄の下方において「もう1回」の文字が表示されるとともに、変動アイコン表示領域280の上方に表示されていたクエスチョンマークがエクスクラメーションマークに変更され、疑似連が行われることが報知される。このように、この演出例では、リーチ状態となった後で「特殊1」の装飾図柄が停止表示して疑似連が開始される場合がある。なお、疑似連が行われない場合には、「特殊1」の装飾図柄が停止することなく下方にスクロールアウトした後、リーチ演出が行われてもよいし、リーチ演出が行われることなく、中図柄に特殊図柄以外のいずれかの装飾図柄が停止表示して、ハズレの装飾図柄の組合せ又は大当りの装飾図柄の組合せが導出されるようにしてもよい。
図72(35)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による3回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により3回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×3」の表示が行われている。
図72(36)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の前側で重なるように複数の星の図柄が表示され、変動アイコンh0に影響を与えているかのような表示が行われている様子が示されている。
すると、図72(36)に続く図73(37)に示すように、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化する。すなわち、変動アイコンh0の表示態様が予告の表示態様に変化している。なお、図72(36)〜図73(37)に示す演出例において、保留アイコンが表示されている場合に、変動アイコンh0ではなく、保留アイコンの表示態様が変化してもよい。
その後、図73(38)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図73(39)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾3」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「激アツ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知されるとともに、このリーチにおける大当りの信頼度が高いことが示唆されている。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図73(40)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、装飾図柄が左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図73(41)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されている。具体的には、図73(41)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aに換えて、演出ボタン136が上方に突出した態様を模式的に表す突出ボタン画像136aSが表示されており、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示された場合よりも大当りとなりやすい(すなわち、大当り図柄が確定表示されやすい)ことを示唆している。この突出ボタン画像136aSには、前面側に爺のキャラクタが付加されているとともに、その下方に「押すのじゃ」という文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。なお、この演出例では、演出ボタン136が上方に突出する機能を搭載していないので、演出ボタン136の状態が突出ボタン画像136aSの表示態様に対応していないものとなっているが、演出ボタン136が上方に突出可能な機能を搭載してもよく、この場合には、突出ボタン画像136aSの表示に合わせて演出ボタン136を上方に突出させるようにしてもよいし、突出させなくてもよい。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図73(42)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図73(43)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。
その後、図73(44)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾3」が表示され、「装飾3−装飾3−装飾3」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図73(45)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾3−装飾3」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図73(46)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾3−装飾3」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。
なお、この演出例では、図42(4)〜同図(6)に示すように、ボタン受付時間メータMTを用いた予告を行わない場合には、演出ボタン136が操作されるとボタン受付時間メータMTが消去されるようにしたが、例えば、演出ボタン136が操作されてもボタン受付時間メータMTが引き続き表示され、ゲージの残り表示部分を用いて演出表示を行うようにしてもよい。この演出表示が予告表示であってもよいし、予告表示でない演出表示であってもよい。
図74は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図74(1)〜同図(2)に示す演出は、図68(1)〜同図(2)と同様なので、説明を省略する。
図74(2)に示すように、特図1の図柄変動表示が開始された後、図74(3)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾3」が表示画面の上方からスクロールインし、下方に向かって移動している様子が示されている。このとき、「装飾3」は低速で移動している。なお、中図柄および右図柄では、高速による装飾図柄の変動表示が続いている。
すると、図74(4)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄の「装飾3」が、停止表示する直前において超低速で移動し、このとき、左図柄の「装飾3」の前面側に重なるように複数の星の図柄が表示され、左図柄の「装飾3」に影響を与えるかのような演出表示が行われている。
すると、図74(5)に示すように、左図柄の「装飾3」が「特殊2」の装飾図柄に変更された後、停止表示される。すなわち、この演出例では、装飾図柄が停止表示する直前で演出ボタン136を簡略的に表した「特殊2」の図柄に変更される様子が示されている。また、続いて、図74(6)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄に「装飾1」が表示画面の上方からスクロールインし、下方に向かって移動している様子が示されている。このとき、「装飾1」は低速で移動している。なお、中図柄では、高速による装飾図柄の変動表示が続いている。
すると、図74(7)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄の「装飾1」が、停止表示する直前において超低速で移動し、このとき、右図柄の「装飾1」の前面側に重なるように複数の星の図柄が表示され、右図柄の「装飾1」に影響を与えるかのような演出表示が行われている。
すると、図74(8)に示すように、右図柄の「装飾1」が「特殊2」の装飾図柄に変更された後、停止表示される。続いて、図74(9)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示画面の上方からスクロールインし、下方に向かって移動している様子が示されている。このとき、「装飾6」は低速で移動している。
すると、図74(10)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄の「装飾6」が、停止表示する直前において超低速で移動し、このとき、中図柄の「装飾6」の前面側に重なるように複数の星の図柄が表示され、中図柄の「装飾6」に影響を与えるかのような演出表示が行われている。
すると、図74(11)に示すように、中図柄の「装飾6」が「特殊2」の装飾図柄に変更された後、停止表示され、「特殊2」が3つ揃った態様で一旦停止表示(仮停止表示)される。
すると、図74(12)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が再度変動表示を開始するとともに、ボタン操作演出が開始される。図74(12)に示す演出は、図71(6)と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、装飾図柄が停止する直前で演出ボタン136を簡略的に模した「特殊2」の装飾図柄に変更して停止表示される様子が示されているが、例えば、装飾図柄が停止する直前で、装飾図柄の並び順に「特殊2」が割り込まれ、当該「特殊2」が停止表示される態様であってもよい。例えば、「装飾1」>「装飾2」>・・・>「装飾10」の順に装飾図柄の変動表示が行われている場合において、装飾図柄が停止表示する直前で、「装飾1」と「装飾2」の間に「特殊2」の装飾図柄が挿入され、「特殊2」が停止表示する態様であってもよい。
図75は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図75(1)〜同図(2)に示す演出は、図68(1)〜同図(2)と同様なので、説明を省略する。
図75(2)に示すように、特図1の図柄変動表示が開始された後、図75(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図75(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾1」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図75(5)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が出現して下方にスクロールしている様子が示されている。この「特殊2」の装飾図柄は、通常の表示態様よりもサイズが大きい特大サイズの表示態様とされている。その後、図75(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄及び右図柄が消去され、中図柄である「特殊2」の装飾図柄のみが停止表示(仮停止表示)されている様子が示されている。このように、この演出例では、3つの装飾図柄の組合せによる停止表示態様に換えて、1つの装飾図柄による停止表示態様で表示する場合がある。
すると、図75(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている様子が示されている。具体的には、図75(7)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊2」の装飾図柄を模した簡略ボタン画像136aXがボタン受付時間メータMTとともに表示されている。すなわち、簡略ボタン画像136aXは、ボタンの表示部分が表示態様が「特殊2」の装飾図柄と共通しているが、少なくともボタン受付時間メータMTとともに表示されている点で「特殊2」の装飾図柄とは表示態様が異なっているということがいえる。なお、簡略ボタン画像136aXの表示態様を、「特殊2」の装飾図柄の表示態様から「Chance」の文字表示を省略した形態としてもよく、この場合、ボタンの形状は共通するが、文字表示の有無により簡略ボタン画像136aXの表示態様と「特殊2」の装飾図柄の表示態様とが異なっているということができる。図75(7)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が表示されていないが、例えば、表示画面の左上隅部で小さく表示するようにしてもよい。
一方、図75(5)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が出現し、下方にスクロールしている様子が示されているが、ボタン操作演出が行われない場合には、例えば、「特殊2」の装飾図柄は停止表示を行わずに下方にスクロールアウトし、その後、図75(6´)に示すように、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾3−装飾6−装飾1」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示されるようにしてもよい。
図76は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される疑似連演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図76(1)〜同図(2)に示す演出は、図68(1)〜同図(2)と同様なので、説明を省略する。
図76(2)に示すように、特図1の図柄変動表示が開始された後、図76(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「特殊1」が停止表示される。この演出例における「特殊1」の装飾図柄には、疑似連の回数を報知する文字が付加されており、具体的には、図76(3)に示すように、「特殊1」の装飾図柄には、1回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×1」の文字が付加されている。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図76(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「特殊1」が停止表示される。この右図柄における「特殊1」についても1回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×1」の文字が付加されている。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図76(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊1」の装飾図柄が停止表示され、「特殊1」が3つ揃った態様で仮停止表示される。ここでも、中図柄における「特殊1」についても1回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×1」の文字が付加されている。
すると、図76(6)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊1」が3つ揃った装飾図柄が消去され、代わりに、特大サイズの表示態様である「特殊1」の装飾図柄停止表示されている様子が示されている。これにより、1回目の疑似連が行われることが報知される。このように、この演出例では、3つの装飾図柄の組合せによる停止表示態様に換えて、1つの装飾図柄による停止表示態様で表示する場合がある。
図76(7)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図76(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「特殊1」が停止表示される。図76(8)に示す「特殊1」の装飾図柄も、疑似連の回数を報知する文字が付加されており、2回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×2」の文字が付加されている。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図76(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「特殊1」が停止表示される。この右図柄における「特殊1」についても2回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×2」の文字が付加されている。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図76(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊1」の装飾図柄が停止表示され、「特殊1」が3つ揃った態様で仮停止表示される。ここでも、中図柄における「特殊1」についても2回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×2」の文字が付加されている。
すると、図76(11)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊1」が3つ揃った装飾図柄が消去され、代わりに、特大サイズの表示態様である「特殊1」の装飾図柄停止表示されている様子が示されている。これにより、2回目の疑似連が行われることが報知される。
図76(12)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による3回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により3回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×3」の表示が行われている。
このように、この演出例では、「特殊1」の装飾図柄に疑似連の回数を表示するようにしたが、「特殊1」の装飾図柄自体の表示態様を疑似連の回数に応じて変更するようにしてもよい。これにより、遊技者が疑似連の回数を容易に認識することができる場合がある。
図77は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図77(1)〜同図(2)に示す演出は、図68(1)〜同図(2)と同様なので、説明を省略する。
図77(2)に示すように、特図1の図柄変動表示が開始された後、図77(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「特殊2」が停止表示される。この演出例における「特殊2」の装飾図柄には、番長のミニキャラBCHが付加された態様で表示されている。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図77(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「特殊2」が停止表示される。この右図柄における「特殊2」の装飾図柄には、左図柄に停止表示された「特殊2」の装飾図柄と異なり、パンダのミニキャラクタPNDが付加された態様で表示されている。この演出例では、同じ「特殊2」の装飾図柄であっても、付加された図柄が異なっているので、リーチが発生したと誤認することを防止することができる場合がある。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図77(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が停止表示される。この中図柄における「特殊2」の装飾図柄には、左図柄に停止表示された「特殊2」の装飾図柄と同じ、番長のミニキャラクタBCHが付加された態様で表示されている。その結果、「特殊2」が3つ揃った態様で仮停止表示されるが、この演出例では、右図柄に停止表示された「特殊2」に付加されているミニキャラクタの種類が異なっている。すなわち、この演出例では、「特殊2」が3つ揃った場合でも、少なくともいずれか一つの「特殊2」の表示態様が他の「特殊2」の表示態様とは異なっているので、図柄が揃って大当りが発生したと誤認することを防止することができる場合がある。なお、この演出例では、右図柄に停止表示された「特殊2」の表示態様と中図柄に停止表示された「特殊2」の表示態様とで同じとしたが、3つの「特殊2」の表示態様の全てが異なるようにしてもよい。また、3つの「特殊2」にそれぞれ付加されているミニキャラクタの種類が全て同じである場合があってもよく(例えば、3つの「特殊2」のいずれにも番長のミニキャラBCHが付加されてもよい)、この場合は、3つの「特殊2」にそれぞれ付加されているミニキャラクタの種類が全て同じでない場合よりも、大当りの信頼度が高い(大当り図柄が確定表示されやすい)ようにしてもよい。
図77(6)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊2」の装飾図柄が3つ揃って停止表示したことによりボタン操作演出が開始されている様子が示されている。図77(6)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136が振動及び回転している様子を示す振動・回転ボタン画像136aVが表示され、この振動・回転ボタン画像136aVとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。さらに、この振動・回転ボタン画像136aVには、番長のミニキャラクタBCHが付加されており、この点において、上述した「特殊2」の装飾図柄と表示態様が共通しているということができる。このとき、演出ボタン136は、振動も回転も行われておらず、通常の状態とされているが、振動及び内部機構の回転動作が開始されてもよい。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。なお、振動・回転ボタン画像136aVに付加されるミニキャラクタが番長のミニキャラクタBCH以外のミニキャラクタ(例えば、パンダのミニキャラクタPND等)であってもよい。このとき、付加表示されたミニキャラクタの種類に応じて大当りの信頼度が異なるようにしてもよく、例えば、パンダのミニキャラクタPNDが表示された場合よりも、番長のミニキャラクタBCHが表示された場合の方が大当りの信頼度が高いようにしてもよい。また、図74(12)に示す演出例のように、ミニキャラクタが付加表示されない場合があってもよく、ミニキャラクタが付加表示された場合は、ミニキャラクタが付加表示されていない場合よりも大当りの信頼度が高い(大当り図柄が確定表示されやすい)ようにしてもよい。また、振動・回転ボタン画像136aVに換えて、上述したデフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示される場合があってもよい。このとき、ボタン画像136aに番長のミニキャラクタBCHやパンダのミニキャラクタPNDが付加されてもよい。図77(6)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図77(7)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図77(8)に示すように、「×1」の文字が付加された「特殊1」の装飾図柄が3つ揃った態様で停止表示され、1回目の疑似連が行われることが報知される。なお、「特殊1」の装飾図柄に上述したミニキャラクタが付加されて表示されてもよく、この場合、3つの「特殊1」の装飾図柄のうちの少なくとも1つのミニキャラクタが他の「特殊1」の装飾図柄のミニキャラクタと異なるようにして、大当りやリーチ状態に対する誤認を防止するようにしてもよい。
すると、図77(9)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊1」が3つ揃った装飾図柄が消去され、代わりに、特大サイズの表示態様である「特殊1」の装飾図柄停止表示されている様子が示されている。これにより、1回目の疑似連が行われることが報知される。
その後、図77(10)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図78は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図78(1)〜同図(7)に示す演出は、図68(1)〜同図(7)と同様なので、説明を省略する。
演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図78(7)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図78(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136a及びボタン受付時間メータMTが消去されるとともに、第二の保留アイコンh12を覆うように複数の星の図柄が表示されて、これらに影響が与えられるような表示が行われる。一方、中図柄では「装飾4」が表示画面の上方からスクロールインし、低速変動により中図柄の停止位置に向かって移動している様子が示されている。
その後、図78(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン予告の表示態様に変化している様子が示されている。すなわち、このボタン予告の表示態様は、先読み予告の表示態様である。このボタン予告の表示態様は、「特殊2」の装飾図柄の表示態様に対し、「Chance」の文字が表示されておらず、また、ボタン操作を促すアニメーションが表示されている点で異なっている。なお、中図柄は引き続き低速変動を行っている。
その後、図78(10)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾4」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図78(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。なお、ボタン画像に変化した第二の保留アイコンh12はまだ変化していない。
その後、図78(12)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。なお、ボタン予告の表示態様であった第二の保留アイコンh12は、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示された後も引き続きボタン予告の表示態様とされる。
その後、図78(13)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図78(14)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がボタン予告の表示態様からサボハニの表示態様に変更される。これにより、1つ目に保留されている図柄変動表示が大当りとなる可能性が高い図柄変動表示であることが示唆されている。
図79(A)は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について示す図であり、同図(B)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される疑似連演出の他の例について示す図である。
図79(A1)〜同図(A2)は、「特殊2」の装飾図柄によってボタン操作演出の内容を示唆している様子を示している。具体的には、図79(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、右図柄及び中図柄にそれぞれ「特殊2」の装飾図柄が停止表示している様子が示されている。この演出例では、中図柄に停止表示されている「特殊2」の表示態様が左図柄及び右図柄に停止表示されている「特殊2」の表示態様とは異なっており、演出ボタン136を模した態様とされている。そして、この中図柄の「特殊2」では、その上面に「保留変化」という文字が表示されており、ボタン操作演出において演出ボタン136が操作されることにより、保留アイコン(あるいは、変動アイコン)の表示態様が変化する場合があることが事前に報知されている。すなわち、中図柄の「特殊2」の装飾図柄は、ボタン保留による保留アイコンの変化予告が行われることを報知する専用表示態様ということができる。
その後、図79(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている様子が示されている。具体的には、ボタン操作演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、「特殊2」が3つ揃った装飾図柄が消去され、代わりに、特大サイズにで表したボタン画像136aが表示される様子が示されている。このボタン画像136aの上面には「保留変化」という文字が表示されており、ボタン保留による保留アイコンの変化予告が行われていることを報知している。このボタン画像136aは、専用表示態様の「特殊2」とは表示態様は共通しているものの、ボタン操作を促進するアニメーションが行われている点で異なっている。すなわち、図79(A2)に示すボタン画像136aと図79(A1)に示す専用表示態様の「特殊2」の装飾図柄とは、表示態様の一部が共通しているということができる。一方、第一の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化している。ボタン保留の表示態様の保留アイコンh11は、その上面に「押」の文字が表示されており、演出ボタン136の操作を促している。その後、演出ボタン136が操作されると、ボタン画像136aが消去され、ボタン保留の表示態様の保留アイコンh11は他の表示態様(例えば、サボハニの表示態様や、デフォルトの表示態様等)に変化する。
図79(B)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲーム等において獲得してストックされた疑似連の予告アイコンが表示画面の右上隅に表示されている。この疑似連の予告アイコンは、殿様のキャラクタに「疑似連」の文字が付加された態様で表示された予告アイコンであり、先読み予告と当該図柄変動表示における予告の両方で表示される場合があるが、先読み予告と当該図柄変動表示とで表示態様が異なるようにしてもよい。また、図79(B)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊1」の装飾図柄が3つ揃って疑似連が発生する様子が示されている。なお、図79(B)では、表示画面の右上隅に表示されている疑似連の予告アイコンと、「特殊1」の装飾図柄が3つ揃った態様の表示とは、関連性がないが、両者が関連するものであってもよい。ここで、疑似連の予告アイコンの表示態様と、「特殊1」の装飾図柄の表示態様とで表示態様が異なっており、遊技者が予告アイコンと装飾図柄とを明確に区別することができる場合がある。
なお、これまでに説明した実施形態において、画面のサイズが大きいメイン表示装置とメイン表示装置よりも画面のサイズが小さい1又は複数のサブ表示装置とを備えた構成としてもよく、この場合において、例えば、画面のサイズが大きいメイン表示装置に表示される図柄(装飾図柄、ボタン画像、各種アイコン、キャラクタ等)よりも、メイン表示装置よりも画面のサイズが小さいサブ表示装置に表示される図柄の方を大きく表示するようにしてもよい。
<<実施形態3>>
次に、図80〜図108を用いて、実施形態3に係る遊技台について説明する。図80は、タイマ予告演出の一例を段階的に示す図である。
図80では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図80(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図80(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図80(2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された時点でカウントダウンを開始しているが、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了してから(すなわち、図80(3)に示す表示となってから)カウントダウンを開始するようにしてもよい。
その後、図80(3)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図80(5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図80(6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示している。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図80(8)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図80(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図80(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去され、図80(11)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図80(12)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。本実施形態では、このようにして、疑似連図柄が停止表示されることにより、疑似連が実行されることを報知する。ここで、疑似連とは、装飾図柄の変動開始及び仮停止表示を1回の特図の変動表示において複数回実行する装飾図柄の変動表示態様である。本実施形態では、疑似連が実行される回数が多いほど大当りとなりやすいように構成されている。なお、疑似連図柄が停止表示することなく、下方にフレームアウトする場合があってもよく、疑似連図柄が下方にフレームアウトした場合には、疑似連が開始されず、そのままハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されてもよいし、リーチ状態となってリーチ演出が開始するようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ予告が行われることにより、カウントダウンが完了した後、疑似連が開始されることを予告している。
その後、図80(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始される。このとき、装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×2」が、第1装飾図柄にオーバーラップするようにして大きく表示される。
その後、図80(14)に示す装飾図柄表示装置208では、「×2」の表示が縮小されて第2装飾図柄の下方に移動している。
図80(3a)は、図80(2)に続く別の演出例を示している。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。
その後、所定時間(例えば、8秒)が経過すると、図80(10a)〜同図(11a)に示すように、1回目の疑似連が上述した要領で行われる。その後、図12(14a)に示すように、2回目の第1装飾図柄の変動表示が行われる。なお、図80(10a)、同図(11a)及び同図(14a)は、それぞれ図80(10)、同図(11)及び同図(14)に対応した演出である。
そして、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」、「装飾6」が停止表示した後、図80(15a)に示すように、タイマ予告演出が開始されてから20秒が経過して、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となると、図80(16a)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。また、このとき、右図柄が「装飾6」から「装飾7」に変化している。なお、右図柄が「装飾6」のまま変化しないようにしてもよい。すると、図80(16a)〜同図(17a)に示すように、2回目の疑似連が1回目の疑似連と同様の要領で行われる。このように、図80(3a)〜同図(17a)に示されるタイマ予告演出は、2回目の疑似連が開始されることを予告している。また、2回目の疑似連が開始されることを予告しているということは、1回目の疑似連の開始も予告しているということができ、つまり、この演出例では、タイマ予告演出により、1回目と2回目の疑似連の開始を予告しているということができる。なお、この演出例におけるタイマ予告では、2回目の疑似連の開始を予告するものであるが、他の種類の予告や演出の発生を予告するものであってもよい。
図80(7b)は、図80(6)に続く別の演出例を示している。なお、図80(7b)〜同図(11b)は、それぞれ図80(7)〜同図(11)に対応している。図80(7b)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すると、図80(8b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1における「注目」の文字表示に換えて、「いくぜ」という吹き出しセリフが付記された殿様のキャラクタの顔画像YMFが表示されている。そして、その後、図80(8b−2)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、タイマ予告表示TM1以外の表示によって予告への注目を促すようにしてもよい。なお、タイマ予告演出におけるカウントダウンが完了し、予告への注目を促す手段としては、表示に限らず、音声やランプによって行ってもよいし、表示、音声、ランプのうちの2以上を組み合わせて行うようにしてもよい。
その後、図80(9b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図80(10b)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連図柄の移動表示が継続して行われるとともに、殿様のキャラクタの顔画像YMFが消去され、図80(11b)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図80(12)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。
なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、これに対応する演出(疑似連)が開始するようにしたが、タイマ表示が「00:00」になっても、これに対応する演出が行われない場合があってもよい。
また、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示のカウントダウンが行われている間に、他の予告が行われるようにしてもよい。この場合、この予告がタイマ予告演出に関連する予告であってもよいし、タイマ予告演出とは関係のない予告であってもよい。
図81は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図81(a1)は、図80(7)に続く別の演出例を示している。タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図81(a1)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図81(a2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0の方を向いて刀を向ける表示が行われる。その後、図81(a3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去される。すると、図81(a4)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMが構えている刀から変動アイコンh0に向けてビームが発射される様子が表示され、その後、図81(a5)に示すように、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。なお、変動アイコンh0ではなく、保留アイコンの表示態様が変化して先読み予告表示が行われてもよい。その後、図81(a6)に示すように、ナビキャラクタYMがデフォルトの表示態様に戻った後、図81(a7)に示すように、「装飾7」によるリーチ状態が発生する。このように、この演出例におけるタイマ予告演出は、予告が行われることを予告する演出であるということができる。
図81(b1)は、タイマ予告演出が開始した後の様子が示されている。この演出例でのタイマ予告演出では、タイマ予告表示TM1に表示されるタイマ表示が「30:00」となって開始されており、すなわち、カウントダウンが開始されてから30秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆するものである。なお、図81(b1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1における表示は「29:69」となっている。このように、タイマ予告演出で行うカウントダウンの時間が複数種類用意されていてもよく、例えば、カウントダウンの時間が長いほど、大当りの信頼度が高いように構成されてもよいし、カウントダウンの時間が短いほど、大当りの信頼度が高いように構成されてもよいし、カウントダウンの時間に拘らず、大当りの信頼度は変わらないように構成されてもよい。
その後、図81(b2)に示す装飾図柄表示装置208では、カウントダウンが開始してからおよそ8秒が経過しており、第1装飾図柄では「装飾7」によるリーチ演出が開始している様子が示されている。
リーチ演出が開始されると、図81(b3)に示すように、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示画面の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンもフレームアウトされる。
その後、図81(b4)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図81(b4)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続いて、図81(b5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーション表示が開始される。この間も、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは継続して行われている。そして、図81(b5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図81(b6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図81(b7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。このように、この演出例では、装飾図柄の変動表示中においてタイマ予告演出が開始され、このタイマ予告演出がリーチ状態に移行した後も継続して行われている様子が示されている。
図81(b4´−2)は、図81(b4)に続く別の演出例を示している。図81(b4´−2)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が開始された後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「02:37」となっている様子が示されている。すなわち、タイマ予告演出によるカウントダウンが開始されてから、約27秒が経過したときの様子が示されている。また、図81(b4´−2)にしめす装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。なお、このボタン演出は、タイマ予告演出によって予告された演出とは異なる演出である。その後、図81(b5´)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図81(b6´)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図81(b7´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果行われた予告表示(あるいは、演出)がボタン演出の実行中に行われている様子が示されている。
上述の演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果行われる演出として、変動アイコンh0の表示態様の変化表示が行われる例について説明したが、これに限らず、他の演出が行われてもよく、例えば、図81(b7´´)に示すように、残時間表示メータMTのゲージの色が変化して予告を行うようにしてもよい。
図81(b6´´´)は、図81(b5)に続く別の演出例を示している。タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図81(b6´´´)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字表示が表示される。すると、図81(b6´´´−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示態様が変化して予告表示が行われるとともに、決闘シーンのアニメーション表示が大当りの信頼度がきわめて高いことを示すカットイン表示に切り換えられている様子が示されている。このカットイン表示では、姫のキャラクタが表示画面の右側に大きく表示されるとともに、大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆する「突アツ」の文字が表示されている。なお、このカットイン表示が大当りが確定する予告表示であってもよい。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、2以上の予告表示が行われている様子が示されている。なお、変動アイコンh0の表示態様は変化せず、カットイン表示のみ行われる場合があってもよい。
図81(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、レバー演出が開始する様子を示している。図81(c1)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示の実行中にタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となり、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」文字が表示されている様子が示されている。なお、この演出例におけるパチンコ機100では、演出用の操作手段としての演出ボタン136の他に、演出レバー136Vが設けられている。
その後、図81(c2)に示すように、演出レバー136Vを模したレバー画像136Vaと残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始されている様子が示されている。その後、図81(c3)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、レバー演出が開始する様子が示されているが、レバー演出に換えて、上述したボタン演出が行われてもよい。
なお、ボタン演出は、大当りへの期待度に応じて複数種類あってもよい(例えば、デフォルトの態様のボタン画像136a、デフォルトの態様とは色が異なる(例えば、赤色や金色等)ボタン画像136a、デフォルトの態様に文字表記(例えば、「激熱」や「期待大」等)やキャラクタを付加したボタン画像136a、デフォルトの態様とは大きさが異なるボタン画像136a(例えば、デカボタン演出やミニボタン演出)、デフォルトの態様よりも表示される数が多いボタン画像136a(例えば、ボタン画像136aが3つ表示されている場合、ボタン画像136aの数と同じ回数の操作(例えば、3回)をさせるようにしてもよく、ボタン画像136aの数と異なる回数の操作(例えば、1回又は2回、4回・・・)をさせるようにしてもよい。また、演出ボタン136の操作に応じた応答表示は、ボタン画像136aの数に対応した数が表示されてもよく、ボタン画像136aの数と異なる数が表示されてもよい。)等)。
図81(d1)〜同図(d4)に示す演出例は、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、演出可動体が動作する様子が示されている。図81(d1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄において「装飾7」でリーチとなり、リーチ演出が行われている様子が示されている。なお、第1UI部280では、変動アイコンh0を残し、下方にフレームアウトしており、第2UI部281に表示された保留アイコンも下方にフレームアウトしている。また、タイマ予告演出も行われており、図81(d1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となっている様子が示されている。その後、図81(d2)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図81(d3)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。その後、図81(d4)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、演出可動体としての第1大盤振舞役物Ga〜第4大盤振舞役物Gdが動作する様子が示されているが、家紋役物224Eや千両箱役物224Hが動作してもよく、また、第1大盤振舞役物Ga〜第4大盤振舞役物Gd、家紋役物224E及び千両箱役物224Hのうちの2つ以上が動作してもよい。
図82は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図82(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図82(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図82(1)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図82(1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。
その後、図82(2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、タイマ上乗せ演出が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出において行われるカウントダウンの時間が延長されることが報知される。なお、タイマ予告演出が開始されてからタイマ上乗せ演出が開始されるまでの間に、例えば、ボタン演出や、疑似連演出や、チャンスアップの予告や、先読み予告等の予告が行われてもよい。
続いて、図82(3)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しでは、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
すると、図82(4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が高速で変動表示するカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。なお、カウントアップアニメーション表示を行わなくてもよい。また、カウントアップアニメーションの表示に換えて、図82(4a)に示すように、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示の表示状態が視認困難な態様でエフェクト画像をオーバーラップさせるようにしてもよいし、図82(4a)に示すエフェクト画像を表示した後に、図82(4)に示すカウントアップアニメーションの表示が行われてもよい。
すると、図82(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1における表示態様がタイマを上乗せする演出により変化しているということができる。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図82(6)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去され、その後、所定時間(例えば、タイマ上乗せ演出が完了してから約3秒)が経過すると、1回目の疑似連演出が開始され、図82(7)に示すタイミングで疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることが報知される。
この演出例では、タイマ上乗せ演出が行われてタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合には、時間の上乗せが行われない場合よりも大当りとなりやすいようにしているが、大当りの信頼度に変化がなくてもよいし、大当りになりにくいようにしてもよい。
図82(1b)〜同図(6b)に示す演出例は、上述したナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出に換えて、会話予告によるタイマ上乗せ演出が行われている様子を示している。図82(1b)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図82(1b)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図82(1b)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図82(1b)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。また、図82(1b)では、会話予告が開始しており、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示されている。なお、タイマ予告演出が開始されるタイミングと会話予告が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、タイマ予告演出が開始された後で会話予告が開始されてもよいし、会話予告が開始された後でタイマ予告演出が開始されてもよい。また、殿様の会話画像CI1は、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも殿様の会話画像CI1の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が殿様の会話画像CI1にオーバーラップされてもよい。
その後、図82(2b)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、爺のキャラクタとともに、上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示が表示された爺の会話画像CI2が表示される。これにより、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示に10秒の時間が上乗せされることが報知される。なお、タイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンは継続して行われている。また、爺の会話画像CI2も、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも爺の会話画像CI2の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が爺の会話画像CI2にオーバーラップされてもよい。
すると、図82(4b)に示すように、上述したカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。
その後、殿様の会話画像CI1と爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了した後、図82(6b)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了し、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされる。なお、この演出例では、会話予告が終了した後でカウントアップアニメーション表示が終了するようにしたが、例えば、図82(4b´−1)〜同図(4b´−2)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了するまで会話予告が継続して行われてもよい。また、会話予告が終了するタイミングとカウントアップアニメーション表示が終了するタイミングが同じであってもよい。
図82(1c)〜同図(6c)に示す演出例は、会話予告によるタイマ上乗せ演出の別の例を示している。図82(1c)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図82(1c)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図82(1c)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図82(1c)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。また、図82(1c)では、会話予告が開始しており、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示されている。なお、殿様の会話画像CI1は、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも殿様の会話画像CI1の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が殿様の会話画像CI1にオーバーラップされてもよい。
その後、図82(2c−1)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、爺のキャラクタとともに上述した操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。なお、図82(2c−1)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。また、会話予告の実行中においてもタイマ予告演出によるカウントダウンは継続して行われている。
その後、図82(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。図82(2c−3)は、操作有効期間が開始されてから約1.5秒が経過した様子が示されており、残時間表示メータMTのゲージの長さが経過した時間に応じた長さまで減少している。その後、演出ボタン136の操作が行われることなく操作有効期間が経過すると、図82(2c−4)に示すように、残時間表示メータMTのゲージが消失し、遊技者にその旨が報知される。すると、図82(3c)に示すように、爺の会話画像CI2の表示が操作促進報知画像から上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示に変更され、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示に10秒の時間が上乗せされることが報知される。なお、操作有効期間において演出ボタン136が操作されなかった場合には、タイマ表示における時間の上乗せが行われないようにしてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136が操作された場合には、残時間表示メータMTにおけるゲージを一旦消失した後に、「10秒上乗せですぞ」の文字表示に変更するようにしてもよいし、残時間表示メータMTにおけるゲージが消失する表示を行うことなく、「10秒上乗せですぞ」の文字表示に変更するようにしてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136が操作されたことを条件に、操作有効期間が経過してから、「10秒上乗せですぞ」の文字表示が行われてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136が操作された場合には、演出ボタン136が操作されたタイミングにおいてタイマ表示が示す時間に対し10秒を上乗せするようにしてもよい。すなわち、演出ボタン136が押された時点の残り時間に対して10秒が上乗せされる表示が行われてもよい。
すると、図82(4c)に示すように、上述したカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。なお、この場合において、会話予告が終了した後でカウントアップアニメーション表示が終了するようにしてもよいし、カウントアップアニメーション表示が終了するまで会話予告が継続して行われてもよいし、会話予告が終了するタイミングとカウントアップアニメーション表示が終了するタイミングが同じであってもよい。
その後、殿様の会話画像CI1と爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了した後、図82(6c)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了し、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされる。なお、図82(6c)に示すタイミングでは、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた後、タイマ表示が「09:85」までカウントダウンした様子が示されている。
なお、この演出例では、図82(2c−2)〜同図(2c−4)に示すように、操作有効期間においてもタイマ予告演出におけるカウントダウンの表示を継続して行うようにしたが、例えば、図82(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始した後は、図82(2c−3´)に示すように、操作有効期間においてはタイマ予告演出におけるカウントダウンの更新表示を行わないで(タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を「06:00」のままにして)、内部において計時し、操作有効期間が経過したタイミングで、図82(2c−4´)に示すように、内部における計時結果(例えば、図82(2c−4´)に示すタイミングでは、残り2.00秒)をタイマ予告表示TM1のタイマ表示に反映させ、カウントダウンの更新表示を再開させるようにしてもよい。
また、例えば、図82(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始した後は、図82(2c−3´´)に示すように、操作有効期間においてはタイマ予告演出におけるカウントダウンの更新表示を行わないで(タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を「06:00」のままにして)、内部において計時し、図82(2c−4´´)に示すように、操作有効期間が経過しても内部における計時結果を反映させず、図82(3c´´)に示すように、爺の会話画像CI2の表示が操作促進報知画像から上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示に変更されたタイミングで、内部における計時結果(例えば、図82(3c´´)に示すタイミングでは、残り1.23秒)をタイマ予告表示TM1のタイマ表示に反映させ、カウントダウンの更新表示を再開させるようにしてもよい。
図83は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図83(1d)〜同図(2d)は、図82(1b)〜同図(2b)の別の演出例を示している。図83(1d)では、殿様の会話画像CI1において表示されている文字表示が「タイマ予告に注目」となっている。これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった結果行われる演出(予告)に注目させることができる場合がある。すなわち、図83(1d)における殿様の会話画像CI1の表示により、予告の予告が行われているということができる。
その後、図83(2d)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、図82(2b)において上述した爺の会話画像CI2が表示されている。このように、タイマ予告演出に注目させた後に、タイマ表示が変化することを報知するようにしてもよい。
図83(1e)は、図83(1d)の別の演出例を示している。図83(1e)では、殿様の会話画像CI1に換えて、タイマ予告表示TM1の上方に装飾図柄表示装置208の表示画面の右端から左端にかけてスクロールするスクロール表示SC1を行うことでタイマ表示が「00:00」となった結果行われる演出に注目させるようにしてもよい。すなわち、図83(1e)に示されるスクロール表示SC1では、「タイマ予告に注目」という文字が表示画面の右端から左端に向かってループしてスクロールしている。
図83(1f)〜同図(6f)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例であって、上乗せされた時間のカウントダウンが、タイマ予告表示TM1とは別の表示によって行われる様子を示している。図83(1f)は、図82(3)に続く演出例であり、ナビキャラクタYMの吹き出しによる上乗せ時間の報知が行われた後、上乗せタイマ表示TM2がタイマ予告表示TM1の下方において表示画面の右端からフレームインしている様子が示されている。この上乗せタイマ表示TM2では、上乗せされる時間を示す「10:00」が表示されている。ここで、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが行われている間も行われているが、カウントダウンが中断してもよい。なお、上乗せタイマ表示TM2は、ナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、上乗せタイマ表示TM2がナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップされてもよい。
図83(2f)は、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されている。ここで、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した後で、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されてもよいし、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去された後で、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了してもよいし、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了するタイミングと、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されるタイミングとが同じであってもよい。なお、図83(2f)では、タイマ予告表示TM1の下方に上乗せタイマ表示TM2を配置するようにしたが、タイマ予告表示TM1と上乗せタイマ表示TM2とを重ねて配置するようにしてもよく、例えば、図83(2f´)に示すように、上乗せタイマ表示TM2がタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるようにしてもよいし、図83(2f´´)に示すように、タイマ予告表示TM1が上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップされるようにしてもよい。
その後は、図83(2f)〜同図(4f)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが「00:00」となるまで継続して行われる。その後、図83(5f)に示す装飾図柄表示装置208では、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されるとともに、タイマ予告表示TM1が表示画面の右端へフレームアウトする様子が示されている。ここで、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始された後で、タイマ予告表示TM1のフレームアウトのアニメーションが開始してもよいし、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始するタイミングと、タイマ予告表示TM1のフレームアウトのアニメーションが開始するタイミングとが同じであってもよい。また、図83(5f)に示す演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合にタイマ予告表示TM1をフレームアウトするようにしたが、タイマ予告表示TM1をフレームアウトしないようにしてもよく、その際に、例えば、図83(5f´)に示すように、タイマ予告表示TM1に、予告への注目を促す旨の「注目」の文字表示が行われてもよい。
図83(6f)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応して、中図柄に疑似連図柄が出現し、疑似連が行われる場合があることを示唆しており、上乗せタイマ表示TM2は別の演出が行われるまでの時間をカウントダウンしている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの完了では疑似連図柄が出現せず、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合に疑似連図柄が出現するようにしてもよい。このように、この演出例では、上乗せされた時間がタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされず、タイマ予告表示TM1とは別の上乗せタイマ表示TM2に表示してカウントダウンが行われる様子が示されている。なお、上乗せされる時間の報知は、複数のタイマ予告表示の合算値の報知であってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1に3秒を上乗せした値を表示し、上乗せタイマ表示TM2に残りの7秒を上乗せした値を表示してもよい。ここでの上乗せタイマ表示TM2は、タイマの上乗せに伴い、新たに表示されるタイマ予告であってもよく、タイマの上乗せ前から元々表示されているタイマ予告であってもよい。
図83(3fa)〜同図(8fa)は、タイマ上乗せ演出のさらに別の例であって、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンと上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが同時に行われている様子を示している。図83(3fa)は、図83(2f)に続く演出例であり、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した後、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示がタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示とともにカウントダウンを開始している様子が示されている。すなわち、この演出例では、上乗せされる時間を10秒と報知するが、実質的には5秒の上乗せが行われている。なお、実質的に10秒の上乗せが行われるように、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示を、上乗せする時間である10秒にタイマ予告表示TM1のタイマ表示が示す時間を加えた時間としてもよく、例えば、図83(3fa)に示す場合であれば、上乗せタイマ表示TM2に「15:00」と表示するようにしてもよい。
その後、図83(3f)〜同図(6f)に示す要領でカウントダウンを続行し、図83(7fa)では、中図柄に疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることを報知している。
図83(8fa)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始され、1回目の疑似連が行われている様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×2」が、第2装飾図柄の下方に表示されている。また、図83(8fa)に示す装飾図柄表示装置208では、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示に換えて予告への注意を促す旨の「注目」の文字が表示されている。
すると、図83(9fa)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示し、2回目の疑似連が開始されることを報知している。あるいは、図83(9fa´)に示すように、中図柄にチャンス図柄としての松の図柄CCが停止表示し、予告が行われるようにしてもよい。また、松の図柄CCが停止表示した後に疑似連演出が行われるようにしてもよい。このように、タイマ予告演出によるカウントダウンの結果行われる演出として、疑似連の他にも予告演出や大当りとなることを示唆するようにしてもよい。ここで、リプレイ図柄RPや松の図柄CCは、上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップされているが、上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップするようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ表示の表示態様の変化の一態様として、タイマ表示の増加が行われることを示している。なお、タイマ表示が分裂するようにしてもよい。
図84は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図84(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図84(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が2となっており、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が2であることを示す「2」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図84(2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾4」が停止表示し、また、左図柄にオーバーラップして、時計の予告アイコンMI1が表示されている。この時計の予告アイコンMI1の表示は、先読み予告として機能する場合がある予告表示であり、タイマ予告演出において時間の上乗せが行われることを予告するものである。なお、タイマ予告演出が行われることを予告してもよい。ここで、左図柄が停止するタイミングと時計の予告アイコンMI1が表示されるタイミングとが同じであってもよいし、左図柄が停止した後で時計の予告アイコンMI1が表示されてもよいし、時計の予告アイコンMI1が表示された後で左図柄が停止してもよい。なお、ストックされる予告アイコンの表示タイミングは、装飾図柄に付随して時計の予告アイコンMI1が表示される場合に限らず、予告アイコン用図柄の仮停止や、ナビキャラ予告や会話予告等の各種演出による当該図柄変動表示における予告や保留等やナビキャラクタYM等の各種演出による先読み予告等あらゆるタイミングで行われる場合があってもよい。
その後、図84(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1UI部280において、ナビキャラクタYMが立っている台がせり上がり、予告アイコン表示領域285が形成される様子が示されている。この予告アイコン表示領域285は、例えば、5つの領域に区画されており、予告アイコンが表示される各領域が横列方向に並んで配置されている。なお、予告アイコン表示領域285において構成される領域の数は任意に設定することができる。
その後、図84(4)に示す装飾図柄表示装置208では、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に移動し、ストックされる様子が示されている。なお、第1装飾図柄では、右図柄に「装飾7」が停止表示している様子が示されている。ここで、右図柄が停止するタイミングと時計の予告アイコンMI1が移動を開始するタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止した後で予告アイコンMI1が移動を開始してもよいし、予告アイコンMI1が移動を開始した後で、右図柄が停止してもよい。
そして、図84(5)に示すように、時計の予告アイコンMI1が縮小表示され、予告アイコン表示領域285の一番左側の領域に格納され、時計の予告アイコンMI1がストックされた様子が示されている。なお、図84(5)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄が停止表示し、第1装飾図柄及び第2装飾図柄が「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示されている様子が示されている。なお、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納されるタイミングと、装飾図柄が確定表示されるタイミングとが同じであってもよいし、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納された後で、装飾図柄が確定表示されてもよいし、装飾図柄が確定表示された後で、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納されてもよい。
図84(6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留が1つ消化されて図柄変動表示が行われている様子が示されている。また、タイマ予告演出も開始しており、図84(6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1に表示されたタイマ表示が「09:69」となっており、カウントダウンが行われている。なお、ある演出の実行中(例えば、予告アイコンのストック演出等)にのみ、タイマ予告表示にオーバーラップする演出表示(例えば、ナビキャラクタYM等)があってもよい。また、逆に、ある演出の実行中にのみタイマ予告をオーバーラップさせる演出表示があってもよい。
その後、図84(7)に示すように、予告アイコン表示領域285に格納されている時計の予告アイコンMI1の周囲にエフェクトが表示され、時計の予告アイコンMI1が使用されることを予告している。なお、タイマ予告表示TM1では「07:31」が表示されている。
すると、図84(8)に示すように、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285から飛び出し、表示画面の略中央で拡大表示される。なお、予告アイコン表示領域285では、エフェクトが表示されたままとなっているが、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285から飛び出すタイミングで消去されてもよい。
その後、図84(9)に示すように、時計の予告アイコンMI1が消去され、カウントアップアニメーションの表示が開始される。なお、時計の予告アイコンMI1が消去されるタイミングとカウントアップアニメーションの表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、時計の予告アイコンMI1が消去された後でカウントアップアニメーションの表示が開始されてもよいし、カウントアップアニメーションの表示が開始された後で、時計の予告アイコンMI1が消去されてもよい。
その後、図84(10)に示すように、予告アイコン表示領域285が下方にフレームアウトする。
図85は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図85(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。図85(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図85(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図85(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。
図85(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了しており、タイマ表示は「00:00」となっている。
すると、図85(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。なお、「上乗せ」の文字表示が行われても、タイマ表示の時間の上乗せが行われない場合があってもよいし、他の演出が行われてもよい。ここで、例えば、図85(A3a−1)に示すように、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字を表示した後、図85(A3a−2)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しを表示し、その吹き出しに、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示を行って、上乗せされる時間を報知するようにしてもよい。この演出例では、「注目」の表示の対象となる演出が、予告表示ではなく、10秒の時間の上乗せとなっている。また、例えば、図85(A3b−1)に示すように、タイマ表示に換えて、タイマ予告演出が継続する旨の「まだまだ」の文字を表示した後、タイマ予告表示TM1の表示を、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示に切り替えて、上乗せされる時間を報知するようにしてもよい。あるいは、図85(A3b−1)に示すように、タイマ予告表示TM1に「まだまだ」の文字を表示した後、ナビキャラクタYMの吹き出しを表示し、その吹き出しに、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示を行うようにしてもよい。また、図85(A3)に示す表示を行った後に、図85(A3b−2)に示すような表示を行うようにしてもよい。
その後、図85(A4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒の時間が加算され、タイマ表示が「10:00」に更新され、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが再開される。一方、図85(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが行われて「00:00」となったことに応じて、中図柄に疑似連図柄が停止表示している様子が示されている。なお、タイマ表示が更新されるタイミングと、疑似連図柄が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、タイマ表示が更新された後で、疑似連図柄が停止表示してもよいし、疑似連図柄が停止表示した後でタイマ表示が更新されてもよい。
図85(B1)〜同図(B5)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマが短縮される演出例について示している。図85(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図85(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図85(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図85(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「減算」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の減算が行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出が行われる時間が所定時間だけ短縮されることが報知される。
その後、図85(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが継続しており、タイマ表示は「05:89」を示している。また、ナビキャラクタYMの吹き出しの表示が、「減算」の文字表示に換えて、短縮される時間を示す「−3秒」となっている。すなわち、タイマ予告演出が3秒短縮され、当初表示していた時間よりも、カウントダウンが完了するまでの期間が短くなることが認識される場合がある。
すると、図85(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が高速で変動表示する短縮アニメーションの表示によって時間が短縮される演出(タイマ短縮演出)が行われる。なお、短縮アニメーション表示を行わなくてもよい。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の表示状態が視認困難な態様でエフェクト画像をオーバーラップさせるようにしてもよい。
その後、図85(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「02:00」に更新され、タイマ表示における時間が3秒短縮(減算)された様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1における表示態様がタイマを短縮する演出により変化しているということができる。なお、タイマ短縮演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、図85(B5)に示すように、タイマ表示に換えて予告への注意を促す旨の「注目」の文字が表示され、その後、中図柄にチャンス図柄としての松の図柄CCが停止表示することにより予告表示が行われる。あるいは、図85(B5´)に示すように、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示し、疑似連が開始されることを報知してもよい。なお、タイマ予告表示TM1における「注目」の文字が表示開始されるタイミングと松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、「注目」の文字が表示開始した後で、松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示してもよいし、松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示した後で、「注目」の文字が表示開始してもよい。なお、タイマ予告演出においてタイマ表示が変化しない場合と変化した場合とで、カウントダウンが完了した際に行われる演出の内容の出現率が変化してもよく、例えば、タイマ予告演出の実行中にタイマ表示の変化がなかった場合には、疑似連図柄が停止して疑似連の報知が行われやすいが、タイマ予告演出の実行中にタイマ表示が変化した場合には、上述した松の図柄CC等の大当りの信頼度の高い予告が行われやすいようにしてもよい。また、タイマ短縮演出が行われた場合には、タイマ短縮演出が行われなかった場合よりも早く疑似連の報知を行うようにしてもよい。
図85(C1)〜同図(C2)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する別の演出例について示している。図85(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図85(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図85(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図85(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「タイマ予告レベルUP」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1についての大当りの信頼度が向上する可能性があることが示唆される。
すると、図85(C2)に示すように、タイマ予告表示TM1の枠の色が、例えば、白色から赤色に変化し、タイマ予告表示TM1についての大当りの信頼度が向上していることが報知されている。すなわち、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、実行される予告として信頼度のきわめて高い予告が行われる場合があることが報知される。
図85(D1)〜同図(D5)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが中断及び再開する演出例について示している。図85(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図85(D1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図85(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示されている。また、図85(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「ストップ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ表示のカウントダウンが中断されることが報知される。なお、「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始するタイミングとタイマ表示のカウントダウンが中断するタイミングとが同じであってもよいし、「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始した後で、タイマ表示のカウントダウンが中断してもよいし、タイマ表示のカウントダウンが中断した後で「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始されてもよい。
その後、図85(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることが報知されている様子が示されている。なお、図85(D2)に示されるタイミングでは、タイマ表示のカウントダウンは中断されており、タイマ予告表示TM1のタイマ表示は、「06:99」のままとなっている。
その後、図85(D3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。なお、第2装飾図柄の下方には、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」が表示されている。そして、図85(D3)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「再開」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ表示のカウントダウンが再開されることを報知している。
すると、図85(D4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが再開され、その後、図85(D5)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去される。このように、この演出例では、疑似連等の所定の演出が行われている間、タイマ表示のカウントダウンが中断し、当該演出が終了した後でカウントダウンが再開することが可能であることが示されている。
なお、タイマ予告表示TM1の表示態様の変化の一例として、変化前よりもタイマ予告表示TM1の数が変化(増加、減少)してもよい。例えば、変化前にタイマ予告表示TM1が1つ表示されていた場合に、タイマ予告表示TM1が変化することが報知されると、タイマ予告表示TM1が2以上に増加してもよく、逆にタイマ予告表示TM1が3つ表示されていた場合に、タイマ予告表示TM1が変化することが報知されると、タイマ予告表示TM1が2以下に減少してもよい。ここで、タイマ予告表示TM1の数が増加すると、タイマ予告表示TM1で報知される時間を、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1で報知していた時間を分けて表示してもよいし、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1をそのまま増加させるようにしてもよい(例えば、10秒を報知しているタイマタイマ予告表示TM1が1つあったとして、2つのタイマ予告表示TM1を増加させると、10秒を報知するタイマ予告表示TM1が2つになる)。また、タイマ予告表示TM1の数を減少させると、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1で報知されていた時間の合算値を表示するようにしてもよく、タイマ予告表示TM1をそのまま減少させるようにしてもよい(例えば、10秒を報知しているタイマ予告表示TM1が2つあったとして、1つに減少させると、10秒を報知するタイマ予告表示TM1が1つになる)。また、増加や減少等によって変化したタイマ予告表示TM1が複数ある場合、タイマ予告表示TM1のカウントダウンを同じタイミングで開始するようにしてもよいし、異なるタイミングで開始するようにしてもよい。
図86は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。なお、図86に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図86(A1)〜同図(A6)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。図86(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図86(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図86(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:89」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図86(A1)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されているナビキャラクタYMの近傍に「+10秒」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
すると、図86(A2)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動し、その右上隅部が装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップする。
すると、図86(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、図86(A4)に示すように、サブ表示装置208Sが下降し、初期位置に戻る。
その後、図86(A5)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が完了してタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図86(A6)に示すように、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去される。なお、この演出例では、タイマ上乗せ演出が行われる場合には、サブ表示装置208Sを上昇させる動作を行ったが、サブ表示装置208Sを上昇させる動作が行われてなくてもよい。
図86(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、サブ表示装置208Sを用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。図86(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図86(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図86(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:54」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図86(B2)に示すサブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンの表示が、「+10秒」の文字の表示に切り替わり、タイマよ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
その後、図86(B3)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップすると、タイマ予告表示TM1においてカウントアップアニメーション表示が開始されて時間が上乗せされる演出が行われる。なお、タイマ予告表示TM1は、少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置するタイミングと、カウントアップアニメーション表示が開始するタイミングとが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置した後で、カウントアップアニメーション表示が開始してもよいし、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置する前に、カウントアップアニメーション表示が開始してもよい。
その後、図86(B4)〜同図(B5)に示すように、サブ表示装置208Sでは、上乗せ時間のカウントダウン表示が行われる。より具体的には、サブ表示装置208Sにおいて表示されている上乗せ時間を1秒ずつ減少させ、その一方で、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を1秒ずつ上乗せする。なお、この演出例では、上乗せ時間のカウントダウン表示が行われている間は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンを中断したが、カウントダウンを中断せず、継続するようにしてもよい。
そして、図86(B5)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されている上乗せ時間が「0秒」となると、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の時間が更新して表示される。このとき、タイマ予告表示TM1の少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の時間が特定困難とされているが、特定可能に表示されるようにしてもよい。
その後、図86(B6)に示すように、サブ表示装置208Sでは、上乗せ時間の表示から、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが再開されることを示す「Restart」の表示に切り替わり、その後、サブ表示装置208Sは、初期位置に向かって下降を開始する。
図86(B7)では、サブ表示装置208Sが下降して初期位置に戻った状態を示している。また、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが再開されており、図86(B7)に示すタイミングでは、タイマ表示は、「14:23」となっている。その後、サブ表示装置208Sに表示されていた「Restart」の表示は、図86(B1)に示すような、元の表示(ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び予告アイコンの表示)に切り換えれられる。ここで、タイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングとサブ表示装置208Sが下降を開始するタイミングが同じであってもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開した後で、サブ表示装置208Sが下降を開始してもよいし、サブ表示装置208Sが下降を開始した後で、タイマ表示のカウントダウンが再開してもよい。また、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始されたタイミングと、タイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングとが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始された後で、タイマ表示のカウントダウンが再開されてもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開された後で、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始されてもよい。また、サブ表示装置208Sが初期位置に戻るタイミングとタイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sが初期位置に戻った後で、タイマ表示のカウントダウンが再開してもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開した後で、サブ表示装置208Sが初期位置に戻ってもよい。
図86(C1)〜同図(C6)に示す演出例は、サブ表示装置208Sを用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。図86(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図86(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図86(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:89」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図86(C1)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されているナビキャラクタYMの近傍に「+10秒」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。さらに、図86(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに表示されている吹き出しを吸い取る吸取りアニメーションの表示が開始されており、タイマ予告表示TM1から吸い取りをしている様子を示すエフェクト画像が表示されている。
すると、図86(C2)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動して、サブ表示装置208Sの表示領域の一部を装飾図柄表示装置208の表示領域の一部にオーバーラップさせるとともに、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されていた「+10秒」の文字の表示態様がタイマ予告表示TM1に向けて延伸し、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208に跨って表示される。ナビキャラクタYMは、その様子に驚いている表情となっている。
図86(C3)では、吸取りアニメーションの表示が引き続き行われている様子が示されている。具体的には、吸取りアニメーションによりタイマ予告表示TM1に吸い取られている「+10秒」の表示がタイマ予告表示TM1に向かってさらに移動し、この「+10秒」の表示は、引き続き、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208に跨って表示されている。また、タイマ予告表示TM1では、上述したカウントアップアニメーションの表示が開始している。
その後、図86(C4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1に吸い取られている「+10秒」の表示がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に完全に移動し、縮小しながらタイマ予告表示TM1に向かっている様子が示されている。なお、吸取りアニメーションの表示が行われている際に、ナビキャラクタYMは、吸取りアニメーションを見て驚くようなアニメーション(吸取りアニメーションに付随するアニメーション)を行っているが、特にアニメーションを行わなくてもよい。
その後、図86(C5)に示すように、「+10秒」の表示がタイマ予告表示TM1に完全に吸い取られると、吸取りアニメーション表示が完了し、その後、図86(C6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が完了してタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。なお、複数の装飾図柄表示装置が設けられている場合において、一の装飾図柄表示装置のみでタイマ予告演出が行われれるようにしてもよい。
図87は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図87(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。なお、図87(A1)〜同図(A4)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206を用いて説明するが、説明を容易にするため、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの一部について図示を省略して説明する。
図87(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図87(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図87(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図87(A2)に示すように、第2大盤振舞役物224Gb及び第4大盤振舞役物224Gdが動作し、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップする。これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。
すると、図87(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、カウントアップアニメーション表示が完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうち、作動する役物の数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの全部が作動した場合には、タイマ表示に20秒の上乗せが行われるようにしてもよい。また、この演出例では、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが1度だけ動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、動作回数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが3回動作した場合は、タイマ表示に30秒の上乗せが行われるようにしてもよい。
図87(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、家紋役物224Eを用いたタイマ上乗せ演出の例について示している。なお、図87(B1)〜同図(B4)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206を用いて説明するが、説明を容易にするため、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの図示を省略して説明する。
図87(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図87(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図87(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図87(B2)に示すように、家紋役物224Eが動作し、装飾図柄表示装置208の中央やや下方の前面側まで上昇して装飾図柄表示装置208にオーバーラップし、その位置で上下方向に動作する。また、装飾図柄表示装置208では、オーバーラップした家紋役物224Eの周囲に、タイマ表示に上乗せする時間を複数個に分けて表示されている様子が示されている。具体的には、1つの「+5秒」の表示、2つの「+2秒」の表示及び1つの「+1秒」の表示が家紋役物224Eを囲むようにして表示され、これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒の上乗せが行われることが報知される。
すると、図87(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、カウントアップアニメーション表示が完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、この演出例では、家紋役物224Eが1度だけ動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、動作回数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、家紋役物224Eが3回動作した場合は、タイマ表示に30秒の上乗せが行われるようにしてもよい。
図87(C1)〜同図(C6)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。ここで、図87(C1)〜同図(C6)に示す演出例では、図14(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図87(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図87(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、表示領域の下方左側に形成されている第2UI部281における保留表示領域に第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、表示領域の右上隅部に配置されている第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の下方右側には、第1UI部280が形成されており、この第1UI部280には、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMが表示されている。
また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ表示のカウントダウンが行われている。図87(C1)に示すタイミングでは、タイマ表示として「05:00」が表示されており、この演出例では、タイマ表示が「05:00」となるとカウントダウンが中断され、「05:00」の表示が維持される。なお、カウントダウンを中断せず、継続してカウントダウンが行われていてもよい。
また、第2装飾図柄表示装置208Mでは、「上乗せ10秒」の文字が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
その後、図87(C2)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する方向に移動し、図87(C3)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが最も近接する位置で停止する。このとき、第3装飾図柄表示装置208Nは、ナビキャラクタYMの一部にオーバーラップし、ナビキャラクタYMは、第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難となっている。
すると、図87(C4)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されていたタイマ表示が示す時間に10秒が上乗せされた時間を示す「15:00」の表示が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示される。
その後、図87(C5)に示すように、「15:00」の表示が第3装飾図柄表示装置208Nに表示され、第2装飾図柄表示装置208Mにタイマ表示が表示されていない状態で、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って初期位置への移動を開始する。第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示開始のタイミングと、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの移動開始のタイミングとが同じであってもよいし、第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示が開始された後で、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動を開始してもよいし、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動を開始した後で、第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示が開始されてもよい。
その後、図87(C6)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置まで戻った後、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、「15:00」の表示が第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示された状態(例えば、図87(C4)に示す状態)でタイマ表示のカウントダウンが再開されてもよい。複数の装飾図柄表示装置に跨ってタイマ表示が表示されている場合の方が、一の装飾図柄表示装置にタイマ表示が表示されている場合よりも大当りとなりやすいように構成されてもよいが、大当りのなりやすさは同じであってもよく、また、大当りとなりにくいように構成されてもよい。
図88は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図88(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。ここで、図88(A1)〜同図(A4)に示す演出例では、図14(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図88(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図88(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれタイマ予告演出が開始されており、タイマ表示のカウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われている。この演出例において、第2装飾図柄表示装置208Mで行われているタイマ予告演出を第1タイマ予告演出とし、第3装飾図柄表示装置208Nで行われているタイマ予告演出を第2タイマ予告演出として説明する。図88(A1)に示すタイミングでは、第2装飾図柄表示装置208Mにおけるタイマ表示として「05:89」が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示として「15:89」が表示されている。
その後、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する方向に移動する。この演出例では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動している場合もタイマ表示のカウントダウンは継続して行われるが、中断してもよい。そして、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが最も近接する位置で停止すると、図88(A2)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにそれぞれ表示されていたタイマ表示が示す時間が合算され、その結果を示す「20:00」の表示が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示される。このとき、タイマ表示のカウントダウンは中断されるが、中断されなくてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lにも第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって表示された「20:00」の表示に対応する位置に「20:00」のタイマ表示が行われるが、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとによってオーバーラップされており、視認困難とされている。その後、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って初期位置への移動を開始する。
図88(A3)は、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置に戻った様子が示されている。ここで、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示されていた「20:00」のタイマ表示は、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nの移動に応じて、表示されている座標を維持しながらそれぞれスクロール表示される。すなわち、第2装飾図柄表示装置208Mは、初期位置への移動に応じて「20:00」の表示を右方向にスクロールし、第3装飾図柄表示装置208Nは、初期位置への移動に応じて「20:00」の表示を左方向にスクロールする。この第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの移動の過程で「20:00」のタイマ表示は、第2装飾図柄表示装置208M、第1装飾図柄表示装置208L及び第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにおいて表示されていた「20:00」が完全にスクロールアウトされると、図88(A3)に示すように、「20:00」の表示は、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示されるようになる。
その後、図88(A4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた「20:00」のタイマ表示は消去され、第3装飾図柄表示装置208Nに表示される。その後、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、「20:00」の表示が第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示された状態(例えば、図88(A3)に示す状態)のままカウントダウンが開始されるようにしてもよい。ここで、タイマ表示が表示される装飾図柄表示装置によって大当りのなりやすさが異なってもよい(この演出例では、第1装飾図柄表示装置208Lにタイマ表示が表示された場合の方が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nに分けて表示されるよりも大当りとなりやすいが、大当りのなりやすさが同じであってもよいし、大当りとなりにくくてもよい)。
図88(B1)〜同図(B3)に示す演出例は、複数の表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の一例について示している。ここで、図88(B1)〜同図(B3)に示す演出例では、図14(a)に示す演出装置206を適用するが、この演出例では、家紋役物224Eに換えて、図15を参照して上述したPOVディスプレイ224Iが設けられている。なお、図88(B1)〜同図(B3)に示す演出例では、説明を容易にするため、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの一部について図示を省略して説明する。
図88(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図88(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図88(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:71」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図88(B1)では、POVディスプレイ224Iが一定の回転速度に到達しており定速回転している。そして、LEDアレイに設けられた複数のLEDの点灯制御により、簡易表示による「+10」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。なお、図88(B1)に示すように、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転により、第1装飾図柄及び変動アイコンh0の全部と、ナビキャラクタYM、保留アイコンh11及びタイマ予告表示TM1の一部が回転領域に重なっており、視認困難とされている。
その後、図88(B2)に示すように、POVディスプレイ224Iに表示されていた「+10」の文字が右下方向へ移動し、これまで、POVディスプレイ224Iだけに表示されていた「+10」の表示が装飾図柄表示装置208にも表示されるようになる。すなわち、「+10」の文字がPOVディスプレイ224Iと装飾図柄表示装置208とに跨って表示されるようになる。このとき、「+10」の文字は装飾された表示態様であってもよい。なお、装飾図柄表示装置208では、POVディスプレイ224Iにおける「+10」の文字の表示に整合させるように、「+10」の文字の表示が行われている。これにより、POVディスプレイ224Iにおける「+10」の表示と装飾図柄表示装置208に表示されている「+10」の文字の表示とで一体感を持たせた表示を行うことができる場合がある。なお、この演出例では、POVディスプレイ224Iに表示されている数字のフォントが、装飾図柄表示装置208に表示されている数字のフォントと異なっているが、同じであってもよい。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転速度が低下した後、図88(B3)に示すように、初期姿勢で停止する。このとき、第1装飾図柄表示装置208において表示されていた「+10」の文字の表示は、LEDアレイが回転している状態よりも視認容易となっている。この演出例では、その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒が上乗せされる。
図88(C1)〜同図(C5)に示す演出例は、複数の表示装置(装飾図柄表示装置208及びPOVディスプレイ224I)を用いたタイマ上乗せ演出の他の例について示している。ここで、図88(C1)〜同図(C5)に示す演出例における構成は、図88(B1)に示したのと同様である。
図88(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図88(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図88(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:87」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図88(C1)では、POVディスプレイ224Iが初期姿勢の状態で初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置まで上昇しており、回転はしていない。なお、変動アイコンh0の全部と第1装飾図柄及びタイマ予告表示TM1の一部がPOVディスプレイ224Iにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイが回転を開始し、一定の回転速度に到達して定速回転とされると、図88(C2)に示すように、装飾図柄表示装置208のタイマ予告表示TM1に表示されていたタイマ表示がPOVディスプレイ224Iに表示され、タイマ予告表示TM1は消去される。POVディスプレイ224Iに表示されているタイマ表示は「05:17」となっており、カウントダウンは継続している。また、このとき、LEDアレイの回転領域の周囲に、タイマ表示に上乗せする時間を複数個に分けて表示されている様子が示されている。具体的には、1つの「+5秒」の表示、2つの「+2秒」の表示及び1つの「+1秒」の表示が家紋役物224Eを囲むようにして表示され、これにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることが報知される。
その後、図88(C3)に示すPOVディスプレイ224Iでは、タイマ表示が破裂するエフェクトが表示され、その後、図88(C4)に示すように、上乗せされた後のタイマ表示である「15:00」が表示される。なお、この演出例では、「15:00」が表示されると、カウントダウンを中断するが、継続して行うようにしてもよい。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転速度の低下を開始するとともに、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が再び表示される。そして、、図88(C5)に示すように、初期姿勢で停止する。このとき、表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示は「15:00」となっており、その後、カウントダウンが再開される。なお、POVディスプレイ224Iでタイマ表示がそのまま表示された状態でカウントダウンが再開してもよい。ここで、POVディスプレイ224Iによってタイマ表示が表示されている場合の方が、装飾図柄表示装置208によってタイマ表示が表示されている場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよいが、大当りのなりやすさが同じであってもよいし、大当りとなりにくくしてもよい。
なお、これまでに説明したタイマ予告演出において、タイマ表示におけるタイマの上乗せ、短縮、中断等が行われる場合に、内部的には最初から変化前のカウントダウン開始から変化後のカウントダウンが終了するまでの合計の時間がカウントダウンされるようにしてもよい。また、内部的にも変化前は変化するまでの時間が、変化後は変化の時間がそれぞれカウントダウンされるようにしてもよい(例えば、カウントダウンを開始してから10秒後に変化するのであれば、10秒分をカウントダウンして、変化してから5秒後に「注目」を表示する場合には、さらに5秒分をカウントダウンする等)。また、カウントダウンの表示と内部的にカウントダウンする時間とが一致していてもよい。
図89は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示す図である。
図89では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。また、この演出例では、上述した演出レバー136Vがさらに設けられている。
図89(1)は、図17(25)に続く別の演出例を示している。図89(1)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図89(1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、続く図89(2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図89(2)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。チャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。なお、図89(2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始したときにチャンスアップメータCMTの表示を開始するようにしたが、図89(1)に示されるスーパーリーチに発展した様子の表示が開始されたタイミングで表示を開始してもよいし、リーチ状態となったときに表示を開始してもよいし、リーチ状態が発生するよりも前に表示を開始してもよいし、装飾図柄の変動表示が開始されたときに表示を開始してもよい。
図89(3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図89(4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現による予告が行われている様子が示されている。このボゥイのキャラクタBOYは、チャンスアップのキャラクタとして機能しているということができる。
すると、図89(5)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、ボゥイのキャラクタBOYが表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後でボゥイのキャラクタBOYが表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、ボゥイのキャラクタBOYの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図89(6)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。また、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに近づいたときに、チャンスアップメータCMTを拡大表示するようにしてもよい。この場合、チャンスアップメータCMTの全体を拡大表示してもよいし、関連するチェックポイントの部分だけ拡大表示してもよい。このことは、以下の説明においても適用可能である。
図89(7)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。
その後、図89(8)に示すタイミングで、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると、図89(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メーターMTが表示され、ボタン演出が開始される。その後、図89(10)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となる。ここで、サボハニのキャラクタSBHは、遊技者によるボタン操作が行われるか、操作有効期間が経過するまで第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。
図89(11)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図89(12)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136を押下している様子が示されている。演出ボタン136が上記操作有効期間内に押下されると、図89(13)に示すように、殿様のカットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。この演出例において、殿様のカットイン画像CI3は、金色の枠で囲まれるとともに、サングラスをかけ、葉巻を燻らせながら大型のバイクを乗り回す様子が示される特別の表示態様のカットイン画像とされており、大当りの信頼度が飛躍的に高いことを報知している。なお、図89(13)に示される殿様のカットイン画像CI3に換えて、当該殿様のカットイン画像CI3よりも信頼度の低い殿様のカットイン画像CI3(図17(32)参照)が表示されてもよい。図89(13)に示されるこの殿様のカットイン画像CI1は、演出ボタン136が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、図89(13)に示されるこの殿様のカットイン画像CI1は、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよい。
その後、図89(14)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示され、金色の枠で囲まれたカットイン画像の表示による予告が行われたことを報知している。なお、殿様のカットイン画像CI3が表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、殿様のカットイン画像CI3が表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後で殿様のカットイン画像CI3が表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、殿様のキャラクタ画像CI3が表示されている間も、第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。また、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達するタイミングとボタン演出が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達した後でボタン演出が開始されてもよいし、ボタン演出が開始されてからサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよい。
なお、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に殿様のカットイン画像CI3が表示されないように構成されている場合において、演出ボタン136が操作されなかった場合も、演出ボタン136が操作された場合と同じようにチャンスアップの予告が発生したことを報知するようにしてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを報知しなくてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを一部だけ報知(例えば、吹き出しは表示しないで、「UP」の文字表示だけ行う等)してもよい。
その後、図89(15)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
図89(16)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。
その後、図89(17)に示すタイミングで、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図89(18)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。その後、図89(19)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メーターMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
なお、「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しの表示中に演出レバー136Vの操作有効期間が開始されてもよい。なお、残時間表示メーターMTがチャンスアップメータCMTの一部(プラカード)をオーバーラップする場合があるが、全部をオーバーラップしてもよく、残時間表示メーターMTの表示中はチャンスアップメータCMTの一部又は全部にオーバーラップするようしてもよく、残時間表示メーターMTの表示中はチャンスアップメータCMTの一部又は全部をオーバーラップしないように表示されていてもよく、逆に、チャンスアップメータCMTが残時間表示メーターMTの一部又は全m部をオーバーラップする場合があってもよく、チャンスアップメータCMTの表示中は残時間表示メーターMTの一部又は全部をオーバーラップしてもよい。
その後、図89(20)に示すタイミングで、演出レバー136Vの操作有効期間が開始すると、遊技者による演出レバー136Vの操作を受付可能な状態となる。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。なお、遊技者によるレバー操作が行われるか、操作有効期間が経過するまでサボハニのキャラクタSBHを第3チェックポイントCP3で停止させるようにしてもよい。
図89(21)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図89(22)に示すタイミングで、遊技者が、演出レバー136Vを操作すると、図89(23)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像が表示される。すなわち、大当りとなることが報知される。このとき、チャンスアップメータCMTは、非表示となるが、表示してもよい。なお、図89(23)に示す演出レバー126Vを操作した際に行われる演出(第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像が表示される演出)と、図17(40)に示す演出ボタン136を操作した際に行われる演出は同じであるが、異なっていてもよい。その後、図89(24)に示すように、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。なお、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインに伴い、チャンスアップメータCMTもフェイドインするが、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了してからチャンスアップメータCMTが再表示されるようにしてもよい。なお、図89(23)〜同図(24)の動作は、例えば、図17(38)〜同図(44)に示して上述した要領で行われる。
図89(25)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了して再開された様子が示されている。具体的には、決闘シーンのアニメーション表示では、敵役の剣豪が悶絶する表情を見せ、今にも敗れるといった様相を呈している。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達し、プラカードは大当りとなることを示す「V」の文字を示している。
図89(26)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後、図89(27)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトし、図88(28)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、チャンスアップメータCMTは非表示とされているが、リーチ演出が終了した後も表示するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTの一部(例えば、サボハニのキャラクタSBH及びプラカード)のみを表示するようにしてもよい。
なお、上述したチャンスアップメータCMTを用いた演出において、チャンスアップメータCMTが表示された場合と表示されない場合とがあってもよい。この場合、チャンスアップメータCMTが表示された場合の方が、表示されない場合よりも大当りとなりやすくしてもよい。また、チャンスアップメータCMTが表示された場合と表示されない場合とで大当りの信頼度が異ならないものであってもよい。
また、チャンスアップメータCMTが表示された場合にのみ出現するチャンスアップの予告があってもよい。
また、チャンスアップメータCMTが表示されるか否かに拘らず出現するチャンスアップの予告があってもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出の実行中に、チェックポイントの位置が移動したり、チェックポイントが消去してもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出の実行中に、現在の位置を示すサボハニのキャラクタSBHが現在の位置よりも前の位置(過去を示す位置)に戻ったり、先の先の位置(未来を示す位置)に移動してもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出自体がミニゲームであってもよく、例えば、チェックポイントで示された位置で演出が行われると、チャンスアップするような演出が行われてもよい。また、例えば、チェックポイントに敵キャラクタが配置されており、味方キャラクタと戦って勝利するとチャンスアップするような演出が行われてもよい。
また、大当り遊技の実行中におけるチャンスアップ(例えば、ランクアップボーナス、確変昇格、より出玉の多い大当り遊技に昇格等)の演出として、チャンスアップメータCMTを用いた演出を行ってもよい。
また、電断復電で、チャンスアップメータCMT自体を非表示にしてもよい。また、チャンスアップメータCMT自体は表示を復帰してもよいが、チェックポイントのタイミングや電断前のチャンスアップの演出が発生したことの履歴が非表示になっていてもよい。
また、タイマ予告演出におけるカウント表示のカウントダウンが0になった後に表示される演出が、チャンスアップメータCMTにて報知されていなくてもよいし、されていてもよい。
図90は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図90(3a)は、図89(2)に続く別の演出例であり、図89(3)と同様の演出が行われている。
その後、図90(4a)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するが、何らの予告も行われない。すなわち、第1チェックポイントCP1にサボハニのキャラクタSBHが到達してもチャンスアップの予告が行われない様子が示されている。そのため、図90(5a)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図90(5a)〜同図(7a)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第1チェックポイントCP1をそのまま通過し、第1チェックポイントCP1におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。これにより、第1チェックポイントCP1では、予告の発生が不発に終わったことを認識することができる場合がある。なお、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップの予告が行われなかった場合には、例えば、図90(7a´)に示すように、第1チェックポイントCP1の表示を消去するようにしてもよいし、また、図90(7a´´)に示すように、第1チェックポイントCP1において表示される「UP」の文字に換えて、チャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示を行うようにしてもよい。また、実際にチャンスアップの予告が行われなかった場合であっても、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントを通過した後に、チャンスアップの予告が行われたものとして、チェックポイントにおけるマーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよく、例えば、一旦、チェックポイントにおけるマーキングや「UP」の文字の非表示を行った後、マーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよいし、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに戻ってチャンスアップの予告を行い、マーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよい。また、例えば、リーチ演出を最初まであるいは途中まで巻き戻す演出が行われ、その後、チェックポイントをサボハニのキャラクタSBHが通過したときに、チャンスアップの演出が行われて、マーキングや「UP」の文字の表示を行うようにしてもよい。
図90(17b)は、図89(16)に続く別の演出例であり、図89(17)と同様の演出が行われている。なお、チャンスアップメータCMTにおける最終地点GPでは、プラカードの表示がクエスチョンマークの表示となっており、最終地点GPにサボハニのキャラクタSBHが到達した場合に、何らかのイベントが発生する可能性があることが示唆されている。
その後、図90(18b)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、チャンスアップの予告としてのレバー演出が開始されなかった様子が示されている。そのため、図90(19b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図90(17b)〜同図(20b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第3チェックポイントCP3をそのまま通過し、第3チェックポイントCP3におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。なお、図90(19b)では、演出ボタン136の操作有効期間が開始し、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となった様子が示されている。
その後、図90(20b)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図90(21b)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136を操作すると、図90(22b)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタと敵役の剣豪が「外したか・・・」というセリフとともに、勝敗が決しない様子の表示が行われる。また、チャンスアップメータCMTでは、最終地点GPにおけるプラカードに「発展」という文字表示が行われ、リーチ演出が発展することが報知される。
その後、図90(23b)に示される殿様のキャラクタによるカットイン画像CI4の表示が行われた後、図90(24b)に示すように、剣豪リーチにおいてパンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが空飛ぶじゅうたんに乗って、開始地点SPに向かっていく様子が示されている。
その後、図90(25b)〜同図(29b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPに向かう途上で、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップさせながら、チャンスアップメータCMTを変更する表示を行う。そのため、サボハニのキャラクタSBHの移動により、例えば、図90(26b)〜同図(27b)に示すように、変更後のチャンスアップメータCMTの一部が出現して第5チェックポイントCP5が出現し、図90(28b)〜同図(29b)に示すように、第4チェックポイントCP4が出現する。
図90(29b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが再び開始地点SPに位置している様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第4チェックポイントCP4及び第5チェックポイントCP5が変化前の表示状態(赤色のマーキングが付されておらず、「UP」の文字表示も行われていない状態)となっている。そして、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの移動が開始される。
その後、図90(30b)に示す装飾図柄表示装置208では、SP剣豪リーチに発展した様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチが発展して移行するリーチであり、剣豪リーチからSP剣豪リーチに発展しない場合よりも大当りとなりやすいリーチ演出である。SP剣豪リーチでは、図90(30b)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する点では、発展前の剣豪リーチと同じであるが、主人公の殿様の助っ人としてパンダを従えている点と、背景に満月が表れている点で異なっている。さらに、図90(30b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第4チェックポイントCP4に到達するタイミングで、3匹のコパンダのキャラクタによって構成されるコパンダ応援団KPDが応援している様子を示す予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。このコパンダ応援団KPDは、チャンスアップのキャラクタとして機能しているということができる。なお、コパンダ応援団KPDは、SP剣豪リーチにおいて必ず出現するようにしてもよいし、出現しない場合があってもよい。
すると、図90(31b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ コパンダ応援団」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、コパンダ応援団KPDが表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、コパンダ応援団KPDが表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後でコパンダ応援団KPDが表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、コパンダ応援団KPDの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図90(32b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第5チェックポイントCP5に到達した様子が示されている。すると、チャンスアップ演出が行われる旨の「コラボ必殺」の表示が行われ、その後、図90(33b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「一撃」の表示とともにレバー画像136Vaが表示される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことが報知されている。ここで、チャンスアップ演出であるレバー演出が行われず、演出ボタン136を操作する演出であるボタン演出が行われる場合があってもよい。また、レバー演出が必ず行われるようにしてもよい。
その後、図90(34b)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メーターMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第5チェックポイントCP5が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。その後は、例えば、演出レバー136Vが操作されると、図89(24)〜同図(28)に示して上述した要領で演出が行われて、大当りとなることが報知される。
図90(23c)は、図89(22)に続く別の演出例であり、図89(18)〜同図(22)に示すレバー演出において、遊技者により演出レバー136Vが操作されたが、演出に失敗した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するが、プラカードはハズレとなることを示す「×」の文字が示され、サボハニのキャラクタSBHは、がっかりした表情となっている。
図90(5d)は、図89(5)に示す演出の変形例である。具体的には、図90(5d)に示す装飾図柄表示装置208では、多数のボゥイのキャラクタBOY(ボゥイ群)が表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイ群の出現による予告が行われている様子が示されている。このボゥイのキャラクタが群で出現した場合は、ボゥイのキャラクタBOYが単体で出現する場合よりも大当りとなりやすい。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY群」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。このように、同じチャンスアップポイントであっても、異なるチャンスアップ演出が行われてもよいし、同じチャンスアップポイントでは同じ演出が行われるようにしてもよい。
図91は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図91(7e)は、図89(6)に続く別の演出例であり、図89(7)と同様の演出が行われている。
その後、図91(8e)〜同図(9e)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2を飛び越して第3チェックポイントCP3の手前まで到達し、第3チェックポイントCP3に対応するチャンスアップの予告が行われるまでその場所で待機する。なお、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2を飛び越して第3チェックポイントCP3に到達する演出が行われている間に、第2チェックポイントCP2に対応する演出(例えば、図89(9)〜同図(15)に示して上述したボタン演出等)が行われてもよいし、当該演出自体が行われなくてもよい。あるいは、当該演出は行われないが、行われたものとして、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに「UP」の文字表示が行われてもよい。
図91(2f)は、図89(1)に続く別の演出例である。図91(2f)に示す演出例では、図89に示される演出例とはチャンスアップメータCMTの表示態様が異なっている。具体的には、チャンスアップメータCMTのゲージ部分が緑色の棒状に構成され、サボハニのキャラクタSBHに換えて、マーカーMRKの位置により現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知する。このとき、ゲージ部分におけるマーカーMRKの進行済み部分については、色が緑色から白色に変化する。また、マーカーMRKの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。また、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3の表示態様がクエスチョンマークで表されており、チャンスアップの予告が行われることに対する期待感を持たせるようにしている。また、開始地点と最終地点は、チャンスアップメータCMTのゲージ部分の始端と終端とによって示されている。
図91(2f)に続く図91(3f)では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。
その後、図91(4f)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の右側から出現し、左側に向かって移動する様子が示されている。
すると、図91(5f)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、図91(5f)〜同図(6f)に示すように、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機している。
その後、図91(7f−1)〜同図(7f−2)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが移動を開始した様子が示されている。このとき、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示に換えて、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がゲージ部分に重ねて表示される。なお、ボゥイのキャラクタBOYは、図91(7f−2)に示すタイミングで表示画面の右側からフレームアウトしている。
図91(4g´)は、図91(3f)に示す演出が行われた後、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達してもボゥイのキャラクタBOYが出現しなかった場合の演出例について示されている。具体的には、図91(4f)に示すタイミングでボゥイのキャラクタBOYが出現しなかった場合には、図91(4g´)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示に換えて、予告が出現しなかった旨の「×」の表示が行われる。あるいは、図91(4g´´)に示すように、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示を消去し、何らの表示も行わないようにしてもよい。あるいは、図91(4g´´´)に示すように、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示のまま表示態様を変化させないようにしてもよい。
図91(2h)は、図89(1)に続くさらに別の演出例である。図91(2h)に示す演出例では、図91(2f)に示されるチャンスアップメータCMTの表示態様と同様であるが、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が非表示とされている点で異なっている。そのため、チャンスアップの予告の開始タイミングが認識しにくくなっており、遊技者にいつチャンスアップの予告が開始されるのかについて期待感を持たせることができる場合がある。
図91(5h)に示すタイミングでは、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。このとき、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字の一部が出現している。
その後、図91(6h)〜同図(7h)に示すように、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現する。
図92は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図92(A1)〜同図(A11)に示す演出例は、疑似連演出の実行中においてチャンスアップメータCMTにより疑似連が発生するタイミングと疑似連の発生回数を報知する様子が示されている。
図92(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図92(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図92(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、「越後屋を確保しろ」という文字が表示されて、疑似連演出の一例としての追っかけ演出が開始される様子が示されている。
その後、図92(A3)では、追っかけ演出が開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追いかける演出表示が開始される。また、第2装飾図柄の下方には、図91(2f)に示して上述した態様のチャンスアップメータCMTが表示されている。図92(A3)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3では、疑似連が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、マーカーMRKが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、疑似連が発生する場合がある。また、最終地点に到達することにより、悪徳商人が捕縛され、高信頼度のリーチ演出に移行しやすくなることが示唆されている。この演出例では、疑似連が発生するほど、大当りとなりやすいように構成されている。なお、疑似連が4回発生すると(すなわち、最終地点に到達したときに疑似連が発生すると)、大当りが確定する。なお、疑似連の回数が4回以外の回数で大当り確定となってもよく、例えば、疑似連の回数が1回と4回の場合には大当り確定となるようにしてもよい。大当り確定となる疑似連回数は他の疑似連回数よりも発生し難くなっている。
図92(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。
その後、図92(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。
すると、図92(A6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、1回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。なお、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示されるタイミングと第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わるタイミングが同じであってもよいし、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示された後で、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わってもよいし、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わった後で、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示されてもよい。
図92(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達している様子が示されている。なお、図92(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と悪徳商人との距離が縮まっている様子が示されている。
その後、図92(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、2回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第2チェックポイントCP2の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
図92(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第3チェックポイントCP3に到達している様子が示されている。なお、主人公の殿様が悪徳商人を追い回している様子を示すアングルが変更されるとともに、今まで余裕であった悪徳商人の表情が焦った表情となっている。
その後、図92(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、3回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第3チェックポイントCP3の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
その後、図92(A11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「確保」の文字の表示とともに、主人公の殿様が悪徳商人を捕縛した様子が表示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが最終地点に到達したことで、今回の図柄変動表示において、合計で疑似連が3回行われたことが示されている。また、このとき、第1装飾図柄では、「装飾7」でリーチ状態となり、リーチ演出が開始されることとなる。
図92(B1)〜同図(B14)に示す演出例は、通常の装飾図柄の変動表示中にチャンスアップメータCMTが表示され、チャンスアップの予告が発生するタイミングを報知する様子が示されている。
図92(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図92(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図92(B2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2装飾図柄の下方に、図91(2f)に示して上述した態様のチャンスアップメータCMTが表示されている。図92(B2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2が配置されている。これら第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2では、チャンスアップの予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。
図92(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「好機」の文字が表示された吹き出しが表示され、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている。なお、この演出例では、ナビキャラクタYMの「好機」の文字の吹き出しによる予告は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、図92(B4)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。すると、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されている文字が「好機」から「否」に変更される。これを受けて、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 否」の文字が付記された吹き出しが表示され、ナビキャラクタYMによるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機しているが、待機せずに進行するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208では、会話予告も開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この殿様の会話画像CI1は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。また、殿様の会話画像CI1は、チャンスアップメータCMTにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1が視認困難とされている。なお、この殿様の会話画像CI1は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップ予告であってもよい。
その後、図92(B5)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現している様子が示されている。これにより、チャンスアップの予告が発生したことの履歴が示されている。また、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されている文字が「否」から「激熱」に変更されている。この演出例では、ナビキャラクタYMの「激熱」の文字の吹き出しによる予告は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。また、殿様の会話画像CI1は、縮小表示されて第2装飾図柄の下方に表示される。なお、殿様の会話画像CI1は、ここでもチャンスアップメータCMTにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
その後、図92(B6)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達している様子が示されている。すると、会話予告の続きとして、爺のキャラクタとともに、図16(10)に示して上述した操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。なお、この爺の会話画像CI2は、チャンスアップメータCMTには直接的には関係しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップ予告であってもよい。また、図92(B6)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われてない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によってオーバーラップされている。また、図92(B6)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、爺の会話画像CI2は、ナビキャラクタYMの吹き出しとチャンスアップメータCMTによって一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、第2チェックポイントCP2に到達したマーカーMRKは、待機状態となっている。
その後、図92(B7)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。遊技者は、図92(B7)に示すタイミング以降に演出ボタン136を操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。
図92(B8)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されている。なお、図92(B8)に示すタイミングでは、ナビキャラ予告は終了しており、ナビキャラクタYMの吹き出しは消去されている。その後、図92(B9)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136を押下すると、図92(B10)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。さらに、この演出例では、爺の会話画像CI2の外枠の表示態様が金色の太線で強調された表示態様となっており、通常の外枠の表示態様である場合よりもさらに大当りとなりやすいことを報知している。また、チャンスアップメータCMTでは、爺の会話画像CI2の外枠の表示態様が金色に変化したことを受けて、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 金枠」の文字が付記された吹き出しが表示され、会話予告におけるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機しているが、待機せずに進行するようにしてもよい。なお、操作有効期間内に演出ボタン136の操作がなかった場合は、爺の会話画像CI2が表示されてもよいし、表示されなくてもよい。爺の会話画像CI2が表示されない場合に、チャンスアップメータCMTにおいてチャンスアップの予告が発生していたことを報知しなくてもよいし、報知してもよいし、一部のみ報知してもよい(例えば、「UP」の文字だけを表示する等)。
図92(B11)に示すチャンスアップメータCMTでは、吹き出しの位置が変化した様子が示されている。このとき、吹き出しが爺の会話画像CI2にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、爺の会話画像CI2が視認困難とされている。なお、吹き出しの位置が図92(B10)に示す位置から変化しないようにしてもよいし、吹き出しの表示位置が最初から図92(B11)に示す位置であってもよい。
その後、図92(B12)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現している様子が示されている。これにより、チャンスアップの予告が発生したことの履歴が示されている。また、装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTにおいて表示されていた吹き出しの表示が消去され、会話予告も終了している。なお、吹き出しの表示は、会話予告が終了するタイミングで消去されてもよいし、会話予告が終了した後で消去されてもよい。また、吹き出しの表示が消去された後で会話予告が終了してもよい。
図92(B13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7」でリーチ状態となった様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTのマーカーMRKは、最終地点に到達し、チャンスアップメータCMTによる演出が完了したことが示されている。その後、図92(B14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が開始され、チャンスアップメータCMTは消去される。なお、リーチ演出が開始されるタイミングとチャンスアップメータCMTが消去されるタイミングとが同じであってもよいし、リーチ演出が開始された後でチャンスアップメータCMTが消去されてもよいし、チャンスアップメータCMTが消去された後でリーチ演出が開始されてもよい。
なお、この演出例におけるチャンスアップメータCMTによる演出は、リーチ状態となると終了するようにしたが、リーチ状態となっても演出が継続してもよく、また、スーパーリーチに移行しても継続するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されると、当該図柄変動表示が終了するまで継続して行われるようにしてもよい。このとき、例えば、スーパーリーチが開始すると、継続して実行中のチャンスアップメータCMTによる演出とは別のチャンスアップメータCMTによる演出が開始されてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出は、通常の図柄変動表示中に必ず開始してもよいし、開始しない場合があってもよい。さらに、通常の図柄変動表示では、チャンスアップメータCMTによる演出が開始する場合と開始しない場合とがあるが、リーチ演出においては必ずチャンスアップメータCMTによる演出が開始するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出が可能な状態となった場合に、演出ボタン136が操作されるとチャンスアップメータCMTによる演出が開始するようにしてもよい。この場合、例えば、その旨の表示を行い、遊技者に認識させるようにしてもよい。
図93は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図93では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図93(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されたが、途中で消去される様子が示されている。
図93(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図93(A1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GMまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図93(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっているが、図93(A1)に示すタイミングでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2にそれぞれ到達したが、これらに対応するチャンスアップの予告が発生しなかったので、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2の表示が消去されている。図93(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2から移動を開始している様子が示されている。
その後、図93(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、栄養ドリンクを持つ爺のキャラクタが「ファイト」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている。このカットインの表示は、例えば、実行中のスーパーリーチを昇格させる演出であり、このカットインが表示された場合には、表示されない場合よりも大当りとなりやすい。また、このカットインの表示がプレミア予告であってもよく、表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、このカットインの表示が行われるとき、チャンスアップメータCMTは消去される。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTに関係するチャンスアップの予告が行われるよりも大当りとなりやすい予告が行われたことにより、チャンスアップメータCMTによる演出が終了している様子が示されている。なお、このカットインの表示は、チャンスアップメータCMTには直接的に関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。このように、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するよりも前にチャンスアップメータCMTによる演出が終了する様子が示されている。また、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに到達する前にチャンスアップメータCMTによる演出が終了する様子も示されているということもできる。
なお、この演出例において、チャンスアップメータCMTが途中で必ず終了するようにしてもよいし、チャンスアップメータCMTが途中で終了する場合と終了しない場合とがあってもよい。このとき、例えば、チャンスアップメータCMTが途中で終了する場合と終了しない場合とで、その後に行われる演出の内容が異なるようにしてもよいし、同じ内容の演出が行われるようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合の方が、チャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合よりも大当りとなりやすくてもよい。また、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合の大当りの信頼度は、各チェックポイントの全てでチャンスアップの予告が発生した場合であってチャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合と同じであってもよい。あるいは、チャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合の方が、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合よりも大当りとなりやすくてもよい。
図93(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、「一撃」の文字表示とともに、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。このボタン演出もチャンスアップメータCMTに関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに関連するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、操作有効期間が開始され、遊技者により演出ボタン136が操作されるか、操作有効期間が経過すると、図93(A4)に示すように、中図柄に「装飾7」が表示され、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの組合せとなることが報知される。なお、ハズレとなる場合には、図93(A4´)に示すように、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなることが報知される。
その後、図93(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインし、主人公の殿様が敵役の剣豪を討伐した様子が示され、大当りとなることが報知されている。
図93(A2a)は、図93(A1)に続く演出の別の例を示している。具体的には、図93(A2a)に示す装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている。このカットインの表示は、例えば、当該図柄変動表示において行われたリーチ演出について、他の内容の演出が行われたものとすることにより、大当りの信頼度を向上させる予告である。このカットインの表示が行われるとき、チャンスアップメータCMTは消去される。なお、このカットインの表示も、チャンスアップメータCMTには直接的に関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。このように、この演出例でも、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するよりも前にチャンスアップメータCMTが消去される様子が示されている。また、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに到達する前にチャンスアップメータCMTが消去される様子も示されているということもできる。なお、図93(A2a)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0も消去されているが、消去されないようにしてもよい。
図93(A3a)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が書き換えられた後の様子が示されている。具体的には、図93(A3a)では、消去されたチャンスアップメータCMTが再び表示されるが、このチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2が出現し、それぞれ赤色でマーキングされるとともに、「UP」の文字が表示されている。すなわち、実際には、第1チェックポイントCP1に対応するチャンスアップの予告と第2チェックポイントCP2に対応するチャンスアップの予告は行われていなかったが、いずれも行われたものとして表され、大当りの信頼度が向上している様子が示されている。
図93(A3a´−1)は、図93(A2a)に続く別の演出例について示している。図93(A3a´−1)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチではなく、図90(30b)を参照して上述したSP剣豪リーチに変更されている様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチよりも大当りとなりやすいリーチ演出である。さらに、図93(A3a´−1)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達するタイミングで子パンダ応援団KPDが応援している様子を示すチャンスアップの予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。なお、子パンダ応援団KPDは、必ず出現するようにしてもよいし、出現しない場合があってもよい。また、図93(A3a´−1)では、消去されたチャンスアップメータCMTが再び表示されるが、その表示態様は、チャンスアップメータCMTが消去される前の表示態様と同じとなっている。
図93(A3a´−2)は、図93(A2a)に続く演出例であって、図93(A3a´−1)とは別の演出例を示している。図93(A3a´−2)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTの表示態様が図93(A3a´−1)とは異なっている。すなわち、図93(A3a´−2)に示すチャンスアップメータCMTは、姫のキャラクタのカットインが表示される前のチャンスアップメータCMTとは別のチャンスアップメータであり、具体的には、図90(30b)に示して上述したように、剣豪リーチからSP剣豪リーチに移行した際に表示されるチャンスアップメータCMTとなっている。すなわち、図93(A3a´−2)に示すチャンスアップメータCMTによれば、SP剣豪リーチに移行して通過した第4チェックポイントCP4において、コパンダ応援団KPDが出現したとが示されている。そのため、装飾図柄表示装置208では、コパンダ応援団KPDが表示され、チャンスアップの予告が行われていることが示されている。なお、チャンスアップメータCMTの表示が再開された場合に、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPに位置し、SP剣豪リーチが最初から開始するようにしてもよいし、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに位置し、SP剣豪リーチの終盤から開始するようにしてもよい。
図93(A3a´´)は、図93(A2a)に続く演出の別の例を示している。図93(A3a´´)に示す装飾図柄表示装置208では、全回転リーチが開始する様子が示されている。全回転リーチは、大当りが確定するリーチであり、遊技者にこれ以上の期待感を持たせる必要がないため、チャンスアップメータCMTの再度の表示は行われないが、図93(A3a´´´)に示すように、チャンスアップメータCMTが再度表示されてもよい。この場合、全回転リーチが開始した時点で大当りが確定することが報知されているということができるので、サボハニのキャラクタSBHを第5チェックポイントCP5を通過することなく最終地点GPに位置を変更し、プラカードには、大当りとなることを示す「V」の表示を行うようにしてもよい。なお、全回転リーチが開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達させるタイミングとが同じであってもよいし、全回転リーチが開始した後でサボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達してもよいし、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達した後で全回転リーチが開始してもよい。また、全回転リーチが開始するタイミングとチャンスアップメータCMTが再度表示するタイミングとが同じであってもよいし、全回転リーチが開始した後でチャンスアップメータCMTが再度表示するようにしてもよいし、チャンスアップメータCMTが再度表示してから全回転リーチが開始してもよい。
図93(A2b)〜同図(A3b)は、図93(A1)に続く別の演出例について示している。
図93(A2b)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTも消去される。その後、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする演出が終了した後に再度チャンスアップメータCMTが表示されてもよいし、再度チャンスアップメータCMTが表示されないようにしてもよい。
図93(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されたが、途中でハズレの結果が表示されたためチャンスアップメータCMTによる演出が終了となる様子が示されている。
図93(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図93(B1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GMまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図93(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっているが、図93(B1)に示すタイミングでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達したが、これに対応するチャンスアップの予告が発生しなかったので、第1チェックポイントCP1には赤色のマーキング及び「UP」の表示が行われていない。図93(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1から移動を開始している様子が示されている。
図93(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪のカットイン画像CI5が表示され、ハズレとなる可能性が高いことを報知している様子が示されている。その後、図93(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHがハズレとなって残念そうな表情を見せている表示がなされている。ここで、図93(B3´)に示すように、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知されたにもかかわらず、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに向かってそのまま進んでいく様子が表示されてもよい。その後、図93(B4)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が行われた後、停止表示される。
図94は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図94では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図94(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出の途中で一旦チャンスアップメータCMTが消去され、その後、再び表示される様子が示されている。
図94(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図94(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図94(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。サボハニのキャラクタSBHは、開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図94(A2)では、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。この導光板ILの発光は、第1チェックポイントCP1に対応するチャンスアップの予告となっている。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示を暗転させ、導光板IL上の模様をより見やすくしている。このとき、チャンスアップメータCMTも消去される。
その後、図94(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、暗転表示により表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開している様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTの表示も再開される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ イルミ発光」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、導光板ILの発光は引き続き行われている。
図94(A4)では、導光板ILの発光が終了し、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが継続している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。
図94(A5)では、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了した様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。
なお、この演出例では、リーチ演出におけるチャンスアップの予告として導光板ILの発光による演出を行ったが、上述したものに限らず、例えば、チャンスアップメータCMTにおける最終地点GPにサボハニのキャラクタSBHが到達し、大当りかハズレのいずれであるかを煽る演出において適用してもよい。また、大当りかハズレのいずれであるかを煽る演出の他、大当りとなるか、それ以外の何か(例えば、演出が発展したり、ハズレが表示される等)が起きるかについて煽る演出において適用してもよい。このような場合も、導光板ILの発光による演出中では、チャンスアップメータCMTが一時消去されるようにしてもよい。
図94(B1)〜同図(B6)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTを遊技者の操作により表示あるいは消去する様子が示されている。
図94(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図94(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図94(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。また、図94(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達し、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示され、チャンスアップの予告が行われている様子が示されている。さらに、この演出例では、表示画面の右下隅部に案内表示が行われている。具体的には、この案内表示では、操作キーユニット137の上キーと下キーを示すアイコンと、「矢印キー操作でメータ非表示」という文字が表示されており、遊技者が操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することにより、チャンスアップメータCMTを非表示にすることができることが表示されている。なお、この演出例では、剣豪リーチが開始するとチャンスアップメータCMTが表示されるが、剣豪リーチが開始された後、遊技者による表示操作により表示されるようにしてもよい。
図94(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。
そして、図94(B3)に示すタイミングで、操作キーユニット137の下キーが操作されると、図94(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTが消去される。その後、図94(B5)に示すタイミングで、操作キーユニット137の下キーが再度操作されると、図94(B6)に示すように、チャンスアップメータCMTが再び表示される。このとき、サボハニのキャラクタSBHは、チャンスアップメータCMTの表示が再開した時点で位置しているべき位置となっている。この場合、例えば、図94(B2)に示される吹き出しは表示されないなど、チャンスアップメータCMTにおける演出についてはキリがよいところから再開されるようにしてもよい。また、図94(B6´)に示すように、第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2までの間における演出を省略し、チャンスアップメータCMTの表示が再開した際には、サボハニのキャラクタSBHを第2チェックポイントCP2の手前に位置し、第2チェックポイントCP2に対応する予告が行われるタイミングとなるまでその位置で待機するようにしてもよい。なお、図94(B6)及び同図(B6´)に示されるチャンスアップメータCMTでは、ボゥイのキャラクタBOYが出現したことにより、第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、「UP」の文字がその上方に表示されている。図94(B6)に示すタイミングでは、「UP」の文字は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップしており、視認困難とされている。
図94(B1)〜同図(B6)に示される演出例では、遊技者の操作に応じて、チャンスアップメータCMTの表示/非表示を何度でも切り換えることができるが、チャンスアップメータCMTが表示された後、遊技者の操作により非表示とされた後は、次回のチャンスアップメータCMTによる演出が行われるまでチャンスアップメータCMTを表示することができないようにしてもよい。
また、この演出例では、最初にチャンスアップメータCMTが表示された状態となるように構成されているが、例えば、図94(B4)に示すように、最初にチャンスアップメータCMTが非表示とされた状態となるように構成されてもよい。
図95は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。図95では、複数のチャンスアップメータが表示される演出例が示されている。
図95では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図95(A1)〜同図(A2)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ同じ内容を表示する様子を示している。
図95(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図95(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。この演出例では、左側に配置されるチャンスアップメータを第1チャンスアップメータCMTaと称し、右側に配置されるチャンスアップメータを第2チャンスアップメータCMTbと称する。なお、これらのチャンスアップメータCMTa,CMTbは、図91(2f)に示して上述したものと同様の表示態様とされている。図95(A1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbでは、それぞれ第1チェックポイントCP1a,CP1b、第2チェックポイントCP2a,CP2b及び第3チェックポイントCP3a,CP3bが配置されている。これら第1チェックポイントCP1a(CP1b)〜第3チェックポイントCP3a(CP3b)は、クエスチョンマークで表されており、チャンスアップの予告が行われることに対する期待感を持たせるようにしている。ここで、第1チャンスアップメータCMTaで示されているチェックポイントと第2チャンスアップメータCMTbで示されているチェックポイントは、それぞれ同じチャンスアップの予告を対象としている。
なお、この演出例では、チャンスアップメータを2つ表示しているが、1つだけ表示される場合があってもよく、例えば、チャンスアップメータが1つだけ表示される場合よりも、2つ表示された場合の方が大当りとなりやすいようにしてもよいし、大当りのなりやすさ(信頼度)が同じであってもよい。また、チャンスアップメータによる演出が行われる場合には、チャンスアップメータが必ず2つ表示されるようにしてもよい。また、チャンスアップメータが3つ以上表示されてもよい。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの進行速度を同じにしているが、異ならせてもよく、例えば、第2のチャンスアップメータCMTbの進行速度の方が、第1チャンスアップメータCMTaの進行速度よりも速くしてもよい。
図95(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チェックポイントCP1a,CP1bに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
ここで、例えば、図95(A2´)に示すように、第1チャンスアップメータCMTaでは、吹き出しに「チャンスアップ BOY通過」の文字の表示を行い、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しに信頼度を示す表示を行い、ボゥイのキャラクタBOYの出現による大当りの信頼度を報知するようにしてもよい。
また、例えば、図95(A2´´)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYの出現とともに、レア予告としてボゥイのキャラクタBOYが鼻歌を歌っている様子の表示が行われた場合に、第1チャンスアップメータCMTaの吹き出しに「チャンスアップ BOY通過」の文字の表示を行い、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しに、レア予告が発生した旨の「チャンスアップ 鼻歌」の文字の表示を行うようにしてもよい。
なお、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとでマーカーMRKa,MRKbの進行速度が同じとなっているが、異なる速度で進行するようにしてもよい。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方で吹き出しの表示を行っているが、いずれか一方でのみ表示してもよい。
図95(A2a−1)〜同図(A2a−2)は、図95(A1)に続く別の演出例について示している。図95(A1)に続く図95(A2a−1)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チャンスアップメータCMTa,CMTbに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
すると、図95(A2a−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちから第1チャンスアップメータCMTaのみが消去され、第2チャンスアップメータCMTbのみが表示されている。このように、2つのチャンスアップメータを表示した後、いずれか一方を消去するようにしてもよく、例えば、2つのチャンスアップメータのうちのいずれか一方が消去された場合には、消去されない場合よりも大当りとなりやすくしてもよいし、消去されない場合の方が大当りとなりやすくしてもよい。また、消去されたチャンスアップメータによって信頼度が異なってもよい。また、2つのチャンスアップメータの両方が消去される場合があってもよい。
図95(A2b−1)〜同図(A2b−2)は、図95(A1)に続くさらに別の演出例について示している。図95(A1)に続く図95(A2b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チャンスアップメータCMTa,CMTbに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。このとき、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様が赤色の太線に変化しており、大当りの信頼度がさらに向上していることが報知されている。すなわち、第1チャンスアップメータCMTaの吹き出しの表示態様と第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様では、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様の方が大当りの信頼度の高い予告の表示態様ということができる。なお、吹き出しの表示態様の変化は、2つのチャンスアップメータのいずれか一方のみ行うようにしてもよいし、両方行う場合があってもよい。
すると、図95(A2b−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちから信頼度の低い吹き出しが表示されている第1チャンスアップメータCMTaのみが消去され、信頼度の高い吹き出しが表示されている第2チャンスアップメータCMTbのみが表示されている。このように、2つのチャンスアップメータを表示した後、信頼度の高い吹き出しが表示されているチャンスアップメータの表示を継続し、他方のチャンスアップメータの表示を消去するようにしてもよい。また、2つのチャンスアップメータを表示した後、信頼度の低い吹き出しが表示されているチャンスアップメータの表示を継続し、他方のチャンスアップメータの表示を消去するようにしてもよい。あるいは、2つのチャンスアップメータの両方を消去するようにしてもよい。
図95(B1)〜同図(B2)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ異なるチャンスアップの予告を表示する様子を示している。
図95(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図95(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。図95(B1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbのうち、第1チャンスアップメータCMTaでは、3つのチェックポイント(第1チェックポイントCP1a、第2チェックポイントCP2a、第3チェックポイントCP3a)が配置されている。一方、第2チャンスアップメータCMTbでは、2つのチェックポイント(第4チェックポイントCP4b、第5チェックポイントCP5b)が配置されており、第4チェックポイントCP4bと第5チェックポイントCP5bは、第1チェックポイントCP1a〜第3チェックポイントCP3aのいずれとも対応するチャンスアップの予告及び開始のタイミングが異なっている。この演出例では、第1チェックポイントCP1a、第2チェックポイントCP2a、第3チェックポイントCP3a、第4チェックポイントCP4b、第5チェックポイントCP5bのマーカーMRKa,MRKbの到達するタイミングを時系列的に並べると、第1チェックポイントCP1a、第4チェックポイントCP4b、第2チェックポイントCP2a、第5チェックポイントCP5b、第3チェックポイントCP3aの順序となっている。
図95(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaのマーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現した後、第2チャンスアップメータCMTbのマーカーMRKbが第4チェックポイントCP4bに到達し、ボゥイのキャラクタBOYが鼻歌を開始している様子が示されている。これを受けて、第2チャンスアップメータCMTbでは、マーカーMRKbの近傍に「チャンスアップ 鼻歌」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
なお、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方を表示したが、いずれか一方のみ表示する場合があってもよい。この場合、例えば、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちいずれか一方のチャンスアップメータが表示されない場合には、表示されないチャンスアップメータにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われないようにしてもよいし、表示されないチャンスアップメータにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われてもよい。また、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちいずれか一方のチャンスアップメータが表示されない場合に報知しないチェックポイントがあってもよいし、報知しているチェックポイントであってもよい。
図95(C1)〜同図(C4)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ異なるチャンスアップの予告を表示する様子を示している。
図95(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図95(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。図95(C1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbのうち、第2チャンスアップメータCMTaは、リーチ演出全体の進行状況を示すメータであって、1つのチェックポイント(発展ポイントCPA)が配置されている。この発展ポイントCPAは、リーチ演出が発展する可能性があるポイントを示している。一方、第1チャンスアップメータCMTaでは、第2チャンスアップメータCMTbにおける開始地点からチェックポイントまでの期間、チェックポイントからチェックポイントまでの期間、あるいは、チェックポイントから最終地点までの期間を示しており、第2チャンスアップメータCMTbにおける期間が変更されると第1チャンスアップメータCMTaも変更後の期間に対応する表示態様に変更する。この演出例では、第2チャンスアップメータCMTbにおける開始地点SPから発展ポイントCPAまでの期間を第1期間と称し、発展ポイントCPAから最終地点GPまでの期間を第2期間と称する。
また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの表示態様は異なっており、第1チャンスアップメータCMTaは、図91(2f)に示して上述したものと同様の表示態様とされ、第2チャンスアップメータCMTbは、図89(2)に示して上述したものと同様の表示態様とされている。また、図95(C1)に示すタイミングでは、第1チャンスアップメータCMTaは、第1期間に対応する表示態様とされており、3つのチェックポイント(第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2、第3チェックポイントCP3)が配置されており、各チェックポイントにマーカーMRKが到達したときにチャンスアップの予告が発生する可能性があることが示されている。また、第1チャンスアップメータCMTaにおけるマーカーMRKも第2チャンスアップメータCMTbにおけるサボハニのキャラクタSBHも開始地点となっている。
図95(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が行われている様子が示されている。図95(C2)に示すタイミングでは、残時間表示メータMTのゲージが減っており、操作有効期間が開始してから所定時間が経過している様子が示されている。また、第1チャンスアップメータCMTaでは、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップの予告が発生したことを示す「UP」の文字が表示され、また、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達した様子が示されている。第2チェックポイントCP2は、例えば、ボタン演出の結果出現するあるチャンスアップの予告に対応している。また、第2チャンスアップメータCMTbでは、サボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAに向かって進行している様子が示されている。
図95(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チェックポイントCP1においてマーカーMRKが最終地点に到達するとともに、第2チャンスアップメータCMTbにおいてサボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAに到達したことにより、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている様子が示されている。このとき、第1チャンスアップメータCMTaは消去されている。なお、第1チャンスアップメータCMTaにおけるマーカーMRKが最終地点に到達したときに、第1チャンスアップメータCMTaは消去されず、第2チャンスアップメータCMTbのみが消去されてもよいし、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方が消去されてもよい。
図95(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、パンダのカットイン画像が表示されてSP剣豪リーチに移行する様子が示されている。このとき、第1チャンスアップメータCMTaは、第2期間に対応する表示態様で表示されており、2つのチェックポイント(第4チェックポイントCP4、第5チェックポイントCP5)が配置されており、各チェックポイントにマーカーMRKが到達したときにチャンスアップの予告が発生する可能性があることが示されている。また、第2チャンスアップメータCMTbでは、サボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAから最終地点GPに向かって進んでいる様子が示されている。
図96は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図96(A1)〜同図(A7)に示す演出例は、疑似連演出の実行中においてチャンスアップメータCMTにより疑似連が発生するタイミングと疑似連の発生回数を報知する様子が示されている。
図96(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図92(A1)で示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図96(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、「越後屋を確保しろ」という文字が表示されて、疑似連演出の一例としての追っかけ演出が開始される様子が示されている。
図96(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、第2装飾図柄の下方には、チャンスアップメータCMTが表示されており、このチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されており、各チェックポイントで疑似連が発生する可能性があることが報知されている。そして、このチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。
すると、図96(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、1回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
図96(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、1回目の疑似連による第1装飾図柄の変動表示(すなわち、2回目の装飾図柄の変動表示)が行われている様子が示されている。
図96(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、悪徳商人は取り逃がしたが、千両箱を取り返したことにより、リーチに発展する様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達しており、また、第2チェックポイントCP2の表示がクエスチョンマークから、リーチ状態に移行したことを示す「R」の文字の表示に切り替わっている。これにより、疑似連演出は途中で終了とされ、図96(A6)に示すように、疑似連演出の表示がチャンスアップメータCMTとともにフェイドアウトする。
その後、図96(A7)に示すように、リーチ演出が開始されると、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11もフレームアウトされる。このとき、チャンスアップメータCMTは疑似連演出の表示のフェイドアウトの完了とともに消去されている。このように、チャンスアップメータCMTが最後まで到達できた方が途中のチェックポイントで終了した場合よりも大当りとなりやすいように構成されていてもよい。また、到達したチェックポイントによって大当りのなりやすさを異ならせるようにしてもよい。
また、チャンスアップメータCMTを非表示とする演出例として、図96(A6a−1)〜同図(A6a−2)に示す要領で行われてもよい。具体的には、図96(A5)において、疑似連演出が途中で終了された場合には、図96(A6a−1)〜同図(A6a−2)に示すように、チャンスアップメータCMTの表示画面外へのフレームアウトによりチャンスアップメータCMTを非表示にするようにしてもよい。
図96(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、リーチ演出が開始してからスーパーリーチに発展するまでの間にチャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。
図96(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7」でリーチとなって移行したリーチ演出が行われている様子が示されている。また、図96(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。そして、この演出例では、リーチ演出が開始すると、第2装飾図柄の下方にチャンスアップメータCMTが表示されて、チャンスアップメータCMTを用いた演出が行われる。このチャンスアップメータCMTを用いた演出は、スーパーリーチに移行するか、スーパーリーチに移行することなくハズレが表示されるまで行われる。また、この演出例では、図96(B1)に示すように、リーチ演出において、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2に到達したときに各チェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われており、その旨の「UP」の文字が表示されている。また、チャンスアップメータCMTは、第1装飾図柄の一部にオーバーラップしている。
図96(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11もフレームアウトされている様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第3チェックポイントCP3に到達している様子が示されている。なお、チャンスアップメータCMTは、移動後の第1装飾図柄の左図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも左図柄が視認困難とされている。
すると、図96(B3)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、この演出例では、チャンスアップメータCMTも第1大盤振舞役物224Gaによって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。
なお、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間もマーカーMRKは進行を続けているが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間はマーカーMRKの進行が停止してもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間は、チャンスアップメータCMTを非表示にするようにしてもよい。また、図96(B3)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 大盤振舞」の文字が付記された吹き出しが表示され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。
その後、図96(B4)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現される。このとき、チャンスアップメータCMTが導光板ILの発光部分にオーバーラップされている。
その後、図96(B5)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図96(B6)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。なお、導光板ILの発光が終了したタイミングで、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが最終地点に到達しているが、マーカーMRKが最終地点に到達した後で導光板ILの発光が終了してもよいし、導光板ILの発光が終了した後でマーカーMRKが最終地点に到達してもよい。また、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作した後で、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの前面側に配置され、第1装飾図柄の左図柄がチャンスアップメータCMTにオーバーラップするが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作する前では、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの前面側に配置され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作した後では、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの背面側に配置されて、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTにオーバーラップされるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作前後で第1装飾図柄とチャンスアップメータCMTの前後関係が変更されなくてもよい。チャンスアップメータCMTは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻った後で消去される。その後、図96(B7)に示すように、スーパーリーチに発展する。
図97は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図97(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にチャンスアップメータCMTとは関係のない他の演出がチャンスアップメータCMTにオーバーラップして行われる様子が示されている。ここで、他の演出がチャンスアップメータCMTの一部のみをオーバーラップしてもよいし、他の演出がチャンスアップメータCMTの全部をオーバーラップしてもよい。
図97(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図97(A1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図97(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図97(A1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図97(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。
その後、図97(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BXがチャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするように表示されている。そのため、宝箱BXがチャンスアップメータCMTにオーバーラップしていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。なお、宝箱BXは、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告とは関係のない予告演出である。また、宝箱BXの表示中もマーカーMRKは停止せず、継続して進行している。
図97(A3)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第2チェックポイントCP2ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。なお、宝箱BXは、依然としてチャンスアップメータCMTにオーバーラップしている。
その後、図97(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BXが開放し、中から「激熱」の文字が出現する様子が示されている。この「激熱」の文字表示も、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告とは関係のない予告演出である。なお、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、図97(A5)に示すように、チャンスアップメータCMTにオーバーラップして表示されていた宝箱BXは消去され、チャンスアップメータCMTが視認容易な状態となる。
図97(B1)は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にチャンスアップメータCMTとは関係のない他の演出がチャンスアップメータCMTにオーバーラップして行われる様子が示されている。具体的には、図97(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTを用いたチャンスアップメータ演出の実行中において、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするようにワイプ画面WPが配置され、このワイプ画面WPにおいて一斉演出が行われている様子が示されている。ここで、一斉演出とは、例えば、計時手段としてのRTC(Real Time Clock)や内蔵タイマを用いて、同一の遊技島に取り付けられた同一機種のパチンコ機100で、同一の演出内容を同一のタイミングで行う演出のことである。ワイプ画面WPは、例えば、一斉演出が開始するときに表示され、終了するときに消去される。また、ワイプ画面WPは、一斉演出以外の演出が行われる場合にも表示されるようにしてもよい。
図97(C1)〜同図(C2)は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にエラー表示が表示される様子が示されている。
図97(C1)に示す装飾図柄表示装置では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図97(C1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図97(C1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図97(C1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図97(C1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。
その後、例えば、トランシーバ等の無線機によって、パチンコ機100の信号電圧に変動をきたすような強力な電波が出力されていることを、例えば、パチンコ機100の主制御部300に設けられた電波検知手段によって検知した場合には、図97(C2)に示すように、その旨を示す「電波を検出しました」の文字表示によるエラー表示が行われる。図97(C2)に示す演出例では、このエラー表示はチャンスアップメータCMTにオーバーラップされておらず、チャンスアップメータCMTの視認性に影響を与えていない。このエラー表示は、他のエラーについて適用してもよく、例えば、下皿128(図1参照)が満タンとなったことが検出されると発生する玉抜きエラーや、前面枠扉106(図1参照)等の扉部材が開放されたことが検出されると発生する扉開放エラー等にも適用可能である。また、エラーの種類によってはエラー表示を行わないようにしてもよく、音声やランプでエラー報知を行うようにしてもよい。
図97(C2a)、同図(C2b)及び同図(C2c)は、エラー表示の他の表示例について示しており、例えば、図97(C2a)に示すように、エラー表示がチャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするように表示するようにしてもよい。また、図97(C2b)に示す例では、複数のエラー表示を同時に行うことができるように構成されており、エラーが発生すると、表示画面の左側上方から縦方向に並べて表示するものを示している。この場合、例えば、4つ目のエラー(エラーD)が発生した場合に、4つ目のエラー表示によってチャンスアップメータCMTにオーバーラップするように表示される。また、図97(C2c)に示す例では、表示画面全体でエラー表示が行われている様子が示されている。具体的には、パチンコ機100の遊技盤200(図1参照)に対して強い磁気が発せられていることを、例えば、パチンコ機100の主制御部300に設けられた磁力検知手段によって検知した場合には、図97(C2c)に示すように、その旨を示す「磁気を検出しました」の文字表示によるエラー表示が表示画面全体に亘って行われる。これにより、チャンスアップメータCMTは非表示とされ、他の演出も非表示とされる。このようなエラーを検知した場合には、例えば、大当り判定を行わないなど、電源が遮断されるまで主制御部300における処理の一部を行わないようにして遊技を進行させないようにしてもよい。なお、エラー表示が行われている状態で電源が遮断し、その後電源の供給が復旧した場合には、電源遮断時に実行中であった図柄変動表示の変動時間が経過して図柄変動停止コマンドが第1副制御部400に出力されるまで、例えば、「準備中」の表示を表示画面全体に亘って行うようにしてもよい。
図97(D1)〜同図(D2)は、チャンスアップメータCMTが他の表示装置にオーバーラップされる様子が示されている。なお、図97(D1)〜同図(D2)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。
図97(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方左側にはチャンスアップメータCMTが表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図97(D1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図97(D1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図97(D1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図97(D1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、剣豪リーチに発展したことを示す「vs剣豪」の文字が表示されるとともに、表示画面の右下隅部に変動アイコンh0が表示されている。
図97(D2)では、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の表示画面に沿って上方に移動し、装飾図柄表示装置208の前面側にサブ表示装置208Sがオーバーラップしている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされ、オーバーラップされていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sでは、「勝負じゃ」の文字が表示された吹き出しが付記された主人公の殿様のカットイン画像が表示されている。
なお、この演出例では、表示手段の一例としてのサブ表示装置208SによりチャンスアップメータCMTがオーバーラップされるようにしたが、他の表示手段によりチャンスアップメータCMTにオーバーラップするようにしてもよく、例えば、導光板IL、POVディスプレイ224I、7セグ、ドットマトリクス、ランプ等により構成された表示手段が適用可能である。
また、この演出例では、装飾図柄表示装置208にチャンスアップメータCMTを表示するようにしたが、例えば、図97(E1)に示すように、サブ表示装置208SにチャンスアップメータCMTを表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sに跨ってチャンスアップメータCMTを表示するようにしてもよい。
なお、この演出例では、チャンスアップメータCMTが他の表示にオーバーラップされる例について説明したが、チャンスアップメータCMTに換えてタイマ予告表示TM1が他の表示にオーバーラップされる場合についても適用することができる。
図98は、ボタン演出における残時間表示メータの変化の態様について説明する図である。
図98では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図98(A1)〜同図(A9)に示す演出例は、ナビキャラクタYMによって行われるボタン演出における残時間表示メータの変化速度と、会話予告において行われるボタン演出における残時間表示メータの変化速度が異なる様子が示されている。
図98(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図98(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図98(A1)に示すタイミングでは、ナビキャラクタYMによるボタン演出が開始されており、ナビキャラクタYMの近傍に、ボタン画像136a1と残時間表示メータMT1とを含む吹き出しが表示されている。その後、図98(A2)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となる。なお、このナビキャラクタYMによるボタン演出における操作有効期間は、例えば、10秒とされている。
その後、図98(A3)に示す残時間表示メータMT1では、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。また、図98(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるボタン演出が行われている間に、会話予告が開始されている様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
その後、図98(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像では、演出ボタン136aを模したボタン画像136a2と、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMT2とによって構成されている。なお、図98(A4)に示すタイミングでは、会話予告における操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。一方、ナビキャラクタYMによるボタン演出では、操作有効期間が開始されているので、演出ボタン136が操作されると、これに対応した演出が行われる場合がある。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図98(A4)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、爺の会話画像CI2は、ナビキャラクタYMの吹き出しの表示に一部がオーバーラップされている。
その後、図98(A5)に示すタイミングで会話予告における操作有効期間が開始される。遊技者は、図98(A5)に示すタイミング以降に演出ボタン136が操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。なお、この会話予告によるボタン演出の操作有効期間は、例えば、5秒とされており、ナビキャラクタYMによるボタン演出における操作有効期間よりも短い。そのため、図98(A5)〜同図(A7)に示すように、ナビキャラクタYMによるボタン演出における残時間表示メータMT1のゲージの減る速度よりも、会話予告によるボタン演出における残時間表示メータMT2のゲージの減る速度の方が大きい。換言すれば、ナビキャラクタYMによるボタン演出における残時間表示メータMT1のゲージよりも、会話予告によるボタン演出における残時間表示メータMT2のゲージの方が早く減っている。
その後、図98(A8)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136を操作すると、図98(A9)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。また、一方で、ボタン画像136a1と残時間表示メータMT1が表示されていたナビキャラクタYMの吹き出しの表示が「激熱」の文字表示に変化し、大当りの信頼度が相当程度高いことを報知している。すなわち、この演出例では、1回の演出ボタンの操作で、会話予告におけるボタン演出とナビキャラクタYMによるボタン演出の両方に対してボタンの操作結果に応じた演出が行われている様子が示されている。なお、爺の会話画像CI2に表示される「激熱ですぞ」の文字表示もナビキャラクタYMの吹き出しに表示される「激熱」の文字表示も、それぞれ操作有効期間が経過した場合にも表示されるが、表示されなくてもよい。
なお、図98(A8)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136が操作された場合に、例えば、図98(A9a−1)に示すように、先に開始されたボタン演出に対応する操作結果に応じた演出が行われるようにしてもよい。すなわち、この演出例では、会話予告におけるボタン演出よりも先にナビキャラクタYMによるボタン演出が開始されたので、図98(A9a−1)に示すように、ナビキャラクタYMによるボタン演出における演出ボタン136の操作に応じた演出(ナビキャラクタYMの吹き出しにおける「激熱」の文字表示)のみが行われ、会話予告によるボタン演出における演出ボタン136の操作に応じた演出(爺の会話画像CI2に表示される「激熱ですぞ」の文字表示)は行われない。
その後、図98(A9a−2)に示すように、遊技者により2回目の演出ボタン136の操作が行われると、図88(A9a−3)に示すように、後に開始されたボタン演出に対応する操作結果に応じた演出が行われる。すなわち、会話予告によるボタン演出における演出ボタン136の操作に応じた演出(爺の会話画像CI2おける「激熱ですぞ」の文字表示)が行われる。
なお、この演出例において、2つのボタン演出においてそれぞれ操作有効期間が開始されている場合に演出ボタン136が操作されたときには、残時間表示メータにおけるゲージの減る速度の大きいボタン演出を優先して演出ボタン136の操作に応じた演出が行われるようにしてもよいし、残時間表示メータにおけるゲージの減る速度の小さいボタン演出を優先して演出ボタン136の操作に応じた演出が行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、2つの残時間表示メータMT1,MT2の表示態様の変化速度が異なっているが、例えば、ある時間まで、爺の予告画像CI2における残時間表示メータMT2の表示態様の変化速度がナビキャラクタYMの吹き出しにおける残時間表示メータMT1の表示態様の変化速度と同じであり、ある時間となった場合に残時間表示メータMT2の表示態様の変化速度が変化するようにしてもよい。
また、この演出例では、爺の予告画像CI2に係る操作有効期間を5秒としたが、例えば、5秒の場合と10秒の場合とで用意し、それぞれに対応する速度で残時間表示メータMT2の表示態様を変化させるようにしてもよい。すなわち、操作有効期間が10秒である場合には、ナビキャラクタYMの吹き出しにおける残時間表示メータMT1の表示態様の変化速度を同じとなる。この場合、爺の予告画像CI2に係る操作有効期間が5秒に選択された場合の方が、10秒に選択される場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例において、先に演出が表示されたナビキャラクタYMの吹き出しにおいて「激熱」が表示された場合よりも、後に延出が開始された爺の会話画像CI2において「激熱ですぞ」が表示された場合の方が、大当りの信頼度が高いようにしており、これにより、後に表示された予告表示の方が大当りのときに表示されやすく、遅く表示された予告表示の方の注目度を相対的に下げている間に表示させることによって、遊技者を驚かせることができる場合がある。また、先に演出が表示されたナビキャラクタYMの吹き出しにおいて「激熱」が表示された場合よりも、後に延出が開始された爺の会話画像CI2において「激熱ですぞ」が表示された場合の方が、大当りの信頼度が低くてもよいし、大当りの信頼度が同じであってもよい。
図98(B1)〜同図(B11)に示す演出例は、タイマ予告演出とチャンスアップメータを用いた演出の両方が同時期に行われている様子を示している。
図98(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図98(B1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図98(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があることが示されており、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。
図98(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図98(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、タイマ予告表示TM1が表示され、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の開始がチャンスアップの予告として機能しているということができる。また、タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。
すると、図98(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ タイマ予告」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことを報知している。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われており、図98(B4)に示すタイミングでは、「09:17」が示されている。
その後、図98(B5)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図98(B5)に示すタイミングでは、「08:81」が示されている。
図98(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図98(B6)に示すタイミングでは、「08:31」が示されている。
図98(B7)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2から移動を開始した様子が示されている。なお、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することによりチャンスアップの予告(例えば、カットインの発生)が行われており、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされているとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示されている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図98(B7)に示すタイミングでは、「04:14」が示されている。
図98(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達した様子が示されている。一方、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「00:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すると、図98(B9)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。この演出例によれば、先に開始されたチャンスアップメータCMTによる表示態様の全体に対する変化の割合(速度)よりも、後で開始されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの速度の方が早いということができる。すなわち、先に開始されたチャンスアップメータCMTによるサボハニのキャラクタSBHの開始地点SPから最終地点GPまでにかかる時間よりも、後で開始されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの開始から終了までにかかる時間の方が早いということができる。
続いて、図98(B10)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。このレバー演出におけるレバー画像136Vaの表示は、第3チェックポイントCP3に到達したことに対応して表示されるチャンスアップの予告であると同時に、タイマ予告演出のカウントダウンが完了した結果行われる予告でもある。すなわち、チャンスアップメータCMTによる演出において示されているチャンスアップの予告の対象とタイマ予告演出の結果行われる予告の対象が同じであるということができる。あるいは、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達して行われるチャンスアップの予告と、タイマ予告表示TM1に示される「注目」の文字によって示される予告が同じであるということもできる。なお、チャンスアップメータCMTによる演出において示されているチャンスアップの予告の対象とタイマ予告演出の結果行われる予告の対象が異なっていてもよく、例えば、チャンスアップメータCMTによる演出において、第3チェックポイントCP3にサボハニのキャラクタSBHが到達して行われるチャンスアップの予告がレバー画像136Vaであり、タイマ予告演出の結果行われる予告が、出現したレバー画像136Vaの表示態様を信頼度のより高い表示態様に変化する(例えば、赤色から金色に変化する等)ものであってもよい。
その後、図98(B11)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メーターMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
図99は、ボタン演出の他の例を段階的に示す図である。
図99では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図99(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図99(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図99(2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始している様子が示されている。この演出例では、ボタン画像と残時間表示メータの組合せからなる操作促進報知画像が6セット表示されている。具体的には、第1のボタン画像136a1と第1の残時間表示メータMT1からなる第1の操作促進報知画像が表示画面の左上に配置され、第2のボタン画像136a2と第2の残時間表示メータMT2からなる第2の操作促進報知画像が表示画面の上部中央に配置され、第3のボタン画像136a3と第3の残時間表示メータMT3からなる第3の操作促進報知画像が表示画面の右上に配置され、第4のボタン画像136a4と第4の残時間表示メータMT4からなる第4の操作促進報知画像が表示画面の右下に配置され、第5のボタン画像136a5と第5の残時間表示メータMT5からなる第5の操作促進報知画像が表示画面の中央下部に配置され、第6のボタン画像136a6と第6の残時間表示メータMT6からなる第6の操作促進報知画像が表示画面の右下に配されている。その後、図99(3)に示すタイミングで、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のいずれについても演出ボタン136の操作有効期間が開始する。
図99(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1の残時間表示メータMT1〜第6の残時間表示メータMT6のいずれも、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうち、第1の操作促進報知画像についての操作有効期間の方が、他の操作促進報知画像についての操作有効期間よりも短く、早く操作有効期間が経過するようになっている。なお、この演出例では、第2の操作促進報知画像〜第6お操作促進報知画像はいずれも操作有効期間の長さが同じとなっている。そのため、第1の残時間表示メータMT1のゲージが、他の残時間表示メータMT2〜MT6のゲージよりも減りが速くなっている。
その後、図99(5)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図99(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1の操作促進報知画像がコパンダのキャラクタKPに変化し、予告が行われている様子が示されている。なお、第2の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像は変化していない。すなわち、この演出例では、演出ボタン136の1回の操作で、複数の操作促進報知画像のうちの1つの操作促進報知画像のみを変化させている。また、演出ボタン136が操作された場合には、第1の操作促進報知画像、第2の操作促進報知画像、第3の操作促進報知画像、第4の操作促進報知画像、第5の操作促進報知画像、第6の操作促進報知画像の順で優先して1つずつ表示態様を変化させるようにしている。なお、表示態様を変化させる操作促進報知画像の順序は上述したものに限定されず、適宜に設定することができる。また、1回の演出ボタン136の操作で2以上の操作促進報知画像の表示態様を変化させるようにしてもよい。
なお、この演出例では、第1の残時間表示メータMT1(演出ボタン136が操作された際に最も優先して表示態様が変化する第1の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが他の残時間表示メータMT2〜MT6よりも速いものとしたが、例えば、図99(4a)に示すように、第3の残時間表示メータMT3(演出ボタン136が操作された際に3番目に優先して表示態様が変化する第3の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが第1の残時間表示メータMT1を含めた他の残時間表示メータMT1,MT2,MT4,MT5,MT6よりも速いものとしてもよいし、遅いものとしてもよい。また、例えば、図99(4b)に示すように、第6の残時間表示メータMT6(演出ボタン136が操作された際に表示態様を変化させる優先順位が最下位である第6の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが他の残時間表示メータMT1〜MT5よりも速いものとしてもよいし、遅いものとしてもよい。また、ゲージの減りを早くする残時間表示メータとしては、上述したものに限定されず、適宜のものに設定することができる。
また、この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれもボタン画像136a1〜136a6をその構成としたが、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれか1つ又は2以上について、ボタン画像に換えて他の画像を表示するようにしてもよい。具体的には、例えば、図99(4c)に示すように、第6の操作促進報知画像を構成する画像として、第6のボタン画像136a6に換えて、演出レバー136Vの操作を促進する第6のレバー画像136Va6を表示するようにしてもよい。この場合、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のいずれの残時間表示メータもゲージの減る速度を同じにしてもよいし、図99(4c)に示すように、第6のレバー画像136Va6を構成する第6の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータMT6のゲージの減る速度を、他の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータMT1〜MT5よりも速くするようにしてもよいし、遅くするようにしてもよい。このように構成して、例えば、ボタン演出が開始されて図99(4c)に示すような表示が行うことにより、演出ボタン136を5回操作した後に演出レバー136Vを1回操作することを促進することができる場合がある。
また、この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれか1つにおける残時間表示メータのゲージの減る速度を他の操作促進報知画像における残時間表示メータと異ならせるようにしたが、例えば、図99(4d)に示すように、残時間表示メータのゲージの減る速度が異なるものが2以上あってもよい。具体的には、図99(4d)に示すように、第3の操作促進報知画像と第5の操作促進報知画像の残時間表示メータMT3,MT5のゲージの減る速度が、その他の操作促進報知画像の残時間メータMT1,MT2,MT4,MT6とは異なっており、第3の操作促進報知画像に対応する第3の残時間表示メータMT3よりも第5の操作促進報知画像に対応する第5の残時間表示メータMT5の方がゲージの減る速度が大きくしてもよい。
図100は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。
図100では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図100(A1)〜同図(A6)に示す演出例は、複数のタイマ予告演出が同時期に行われている様子を示している。
図100(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図100(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図100(A1)では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。具体的には、表示領域の右側からタイマ予告表示TM1,TM2がフレームインすることにより、タイマ予告演出がそれぞれ開始される。いずれのタイマ予告表示TM1,TM2も、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、後述するように、一方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度が他方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度よりも速いため、カウントダウンが完了するまでの時間が異なっている。この演出例において、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のうち、上方に表示されるものを第1のタイマ予告表示TM1といい、下方に表示されるものを第2のタイマ予告表示TM2という場合がある。
図100(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のフレームインが完了した様子が示されている。各タイマ予告表示TM1,TM2は、その後、それぞれタイマ表示のカウントダウンを開始する。
図100(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。この演出例では、第1のタイマ予告表示TM1よりも第2のタイマ予告表示TM2の方が、カウントダウンの速度が速くなっている。なお、第1のタイマ予告表示TM1は、実際の時間の経過に合わせてカウントダウンをしているが、第2のタイマ予告表示TM2は、それよりも速くなっている。図100(A3)に示すタイミングでは、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示は、「09:73」となっており、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示は、「06:73」となっている。なお、カウントダウンの速度については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができ、例えば、第2のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度を実際の時間の経過に合わせた速度とし、第1のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度を第2のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度よりも遅くしてもよい。
その後、図100(A4)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示が「00:00」となってカウントダウンが完了する様子が示されている。一方、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示は「06:00」となっている、すなわち、タイマ予告表示のカウントダウンが開始してから4秒が経過したときの様子が示されているということができる。
すると、図100(A5)に示すように、第2のタイマ予告表示TM2では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。一方、第1のタイマ予告表示TM1はカウントダウンが継続しており、図100(A5)に示すタイミングでは、タイマ表示が「05:87」となっている。その後は、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応する予告が行われる場合がある。なお、第2タイマ予告表示TM2は、カウントダウンが完了した後は、例えば、フレームアウトする等により消去される。
図100(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となってカウントダウンが完了する様子が示されている。その後は、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応する予告が行われる場合がある。その後、第1のタイマ予告表示TM1は、カウントダウンが完了した後は、例えば、フレームアウトする等により消去される。
この演出例では、2つのタイマ予告演出が同時に開始された場合について説明したが、2つのタイマ予告演出が異なるタイミングで開始されてもよく、この場合、例えば、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度が、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度よりも速いようにしてもよいし、遅いようにしてもよい。
図100(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、複数のタイマ予告演出が同時期に行われ、いずれか一方のタイマ予告演出についてカウントダウンが完了するまでの時間が加算される様子を示している。
図100(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図100(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図100(B1)では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。具体的には、表示領域の右側からタイマ予告表示(第1のタイマ予告表示TM1、第2のタイマ予告表示TM2)がフレームインすることにより、タイマ予告演出がそれぞれ開始される。いずれのタイマ予告表示TM1,TM2も、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度はいずれも同じである。
図100(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のフレームインが完了した様子が示されている。各タイマ予告表示TM1,TM2は、その後、それぞれタイマ表示のカウントダウンを開始する。
図100(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。なお、第1のタイマ予告表示TM1も第2のタイマ予告表示TM2も、実際の時間の経過に合わせてカウントダウンをしている。図100(B3)に示すタイミングでは、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示も第2のタイマ予告表示TM2も、「09:73」となっている。なお、カウントダウンの速度については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができ、例えば、実際の時間の経過よりも遅くてもよいし、速くてもよい。また、図100(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
すると、図100(B4)に示すように、第1のタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「19:00」に更新され、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。このとき、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示には上乗せが行われていないため、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示と第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示とで10秒の差が生じている。そのため、2つのタイマ予告演出が開始されたが、途中で一方のタイマ表示に対して時間が上乗せされたため、カウントダウンが終了するタイミングが異なることとなる。
なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示のうちのいずれか一方のタイマ表示に時間の上乗せを行ったが、時間の短縮(減算)を行ってもよいし、タイマ予告演出の実行中にいずれか一方のタイマ表示のカウントダウンを一時停止してカウントダウンが完了するまでの時間を異ならせるようにしてもよい。
また、この演出例では、2つのタイマ予告演出を同時に開始された場合について説明したが、2つのタイマ予告演出が異なるタイミングで開始されてもよく、この場合、例えば、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の上乗せを行い、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した後で、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するようにしてもよい。また、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の短縮を行い、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するよりも前に、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するようにしてもよい。
また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われているときに、タイマ上乗せ演出が行われた場合、いずれか一方のタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の上乗せを行ったが、いずれのタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対しても時間の上乗せ(あるいは、時間の短縮やカウントダウンの一時停止等)を行っていずれのタイマ予告表示の表示態様も変化させるようにしてもよい。
また、2つのタイマ予告演出が開始された後、それぞれのタイマ予告演出に対応する2つのタイマ上乗せ演出等(タイマ短縮、カウントダウン一時停止等)が行われ、これにより、タイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対する時間の上乗せ等がそれぞれについて行われるようにしてもよい。
また、2つのタイマ予告演出が開始された後、3つのタイマ上乗せ演出等(タイマ短縮、カウントダウン一時停止等)が行われ、例えば、2つのタイマ予告演出のうちの一方のタイマ予告演出に対して2つのタイマ上乗せ演出等によるタイマ表示の変化が行われ、他方のタイマ予告演出に対して残りの1つのタイマ上乗せ演出等によるタイマ表示の変化が行われるようにしてもよい。また、3つのタイマ上乗せ演出等が行われ、例えば、3つのうちの2つのタイマ上乗せ演出等のみによるタイマ表示の変化が行われてもよいし、3つのうちの1つのタイマ上乗せ演出等のみによるタイマ表示の変化が行われてもよいし、3つのいずれのタイマ上乗せ演出等によってもタイマ表示の変化が行われなくてもよい。
図100(C1)〜同図(C4)に示す演出例は、複数の操作手段のいずれかを操作することを促す演出において、複数の操作手段のそれぞれについて操作有効期間を示す残時間表示タイマーが表示されている様子が示されている。
図100(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図100(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図100(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLと右扉画像DRRとが左右に並んで表示されている。左扉画像DRLに対応して、操作キーユニット137を構成する左キーを模した左キー画像137aLが左扉画像DRLにオーバーラップして表示されており、また、左キー画像137aLの下方には、残時間表示メータMT1が表示されている。また、右扉画像DRRに対応して、操作キーユニット137を構成する右キーを模した右キー画像137aRが右扉画像DRRにオーバーラップして表示されており、また、右キー画像137aRの下方には、残時間表示メータMT2が表示されている。その後、操作キーユニット137の操作有効期間が開始され、遊技者による操作キーユニット137の操作を受付可能な状態となる。
図100(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLと右扉画像DRRにそれぞれ対応する残時間表示メータMT1,MT2のいずれも、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。この演出例では、右扉画像DRRに対応する右キーの操作有効期間の方が、左扉画像DRLに対応する左キーの操作有効期間の方よりも短く、早く操作有効期間が経過するようになっている。そのため、右扉画像DRRに対応する残時間表示メータMT2のゲージが、左扉画像DRLに対応する残時間表示メータMT1のゲージよりも減りが速くなっている。
図100(C3)は、遊技者によって左キーが操作されて左扉画像DRLが選択された様子が示されている。具体的には、左扉画像DRLが表示画面の中央に移動して拡大表示されるとともに、左キー画像137aLと残時間表示メータMT1が消去される。また、右扉画像DRRは、右キー画像137aR及び残時間表示メータMT2とともに消去されている。これにより、左扉画像DRLが選択されたことが報知されている。
その後、図100(C4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLの扉が開く様子が示されており、リプレイ図柄RPが出現する様子が示されている。これにより、例えば、疑似連が行われることを予告している。
一方、図100(C2)に示す場合において、右キーが操作されて右扉画像DRRが選択された場合には、図100(C4a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右扉画像DRRの扉が開き、松の図柄CCが出現する場合がある。この松の図柄CCには、「げきあつ」の文字が付加されており、大当りの信頼度が飛躍的に高くなっていることを示唆している。
このように、この演出例では、2つの残時間表示メータのうち、ゲージの減りが速い方が選択された場合には、信頼度のより高い予告表示が行われるようにされているが、いずれを選択しても、同じ表示が表示されるようにしてもよい。また、2つの残時間表示メータのうち、ゲージの減りが遅い方が選択された場合に、信頼度のより高い予告表示が行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、右扉画像DRRの操作有効期間よりも左扉画像DRLの操作有効期間の方が短いようにしているが、操作有効期間の長さがいずれも同じであってもよく、例えば、右扉画像DRRの残時間表示メータMT2のゲージが0となった場合でも、左扉画像DRLの残時間表示メータMT1のゲージが0となるまで、待機するとともに、右キーの操作を有効としてもよいし、待機中は、右キーの操作を無効としてもよい。
図101は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図101では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図101(A1)〜同図(A12)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図101(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図101(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1は、小サイズ(デフォルトの表示サイズ)で表示されており、タイマ予告演出が開始されてタイマ予告表示TM1が表示されるときは小サイズで表示される。ここで、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示が開始された際に、少なくとも小サイズであってもよく、この場合、カウントダウンの表示が開始されるよりも前にタイマ予告表示TM1が大サイズで表示されてもよいし、その他のサイズで表示されてもよいし、表示態様自体が異なっていてもよい。
図101(A2)に示すタイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図101(A2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図101(A3)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、第1装飾図柄が拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップするようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。また、タイマ予告表示TM1を拡大して表示する際に、タイマ表示部分の大きさは変化しないで、タイマ予告表示TM1の枠部分だけ拡大するようにしてもよい。また、この演出例では、タイマ表示が「03:00」となった場合に必ずタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるようにしたが、拡大しない場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が拡大して表示された場合には、拡大しない場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に表示位置を変更したが、表示位置が変更しない場合があってもよい。
その後は、図101(A4)〜同図(A7)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図101(A5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図101(A6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、その態様は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1によって視認困難とされている。なお、装飾図柄の停止表示が行われる場合に、停止図柄がタイマ予告表示TM1の前面側に配置されるようにしてもよい。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図101(A8)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。この「注目」の文字は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1に合わせて拡大して表示されている。なお、タイマ表示が「00:00」となった後、「注目」の文字表示が行われなくてもよいし、何らの演出も行われなくてもよい。
その後、図101(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。なお、タイマ予告表示TM1を縮小して表示することなくそのまま消去するようにしてもよい。
すると、図101(A10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図101(A11)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去され、図101(A12)に示すように、疑似連図柄が停止表示する。これにより、疑似連が実行されることが報知されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出において、タイマ表示が残り3秒を示す「03:00」となった場合に、タイマ予告表示TM1を拡大表示するようにしたが、タイマ予告表示TM1を縮小表示してもよいし、枠の色を変更してもよいし、タイマ表示(数字部分)の色を変更してもよいし、タイマ予告表示TM1の形状を変化させてもよいし、タイマ予告表示TM1の向きが変更(例えば、横向きから縦向きに変更)されてもよいし、タイマ予告表示TM1が回転してもよいし、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてもよいし、タイマ予告表示TM1にキャラクタや記号等の他の要素が付加されてもよいし、タイマ表示に対する時間の上乗せが行われてもよいし、タイマ表示に対する時間の短縮が行われてもよいし、タイマ表示のカウントダウンが停止するようにしてもよいし、タイマ表示のカウントダウンの速度が速くなってもよいし、タイマ表示がカウントアップ(巻き戻し)してもよいし、タイマ予告表示TM1が分裂して新たなタイマ予告表示が表示されてもよいし、複数のタイマ予告表示が表示されていた場合には、これらのタイマ予告表示が統合されて1つのタイマ予告表示に変更してもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のサイズを小サイズと大サイズの2つのサイズに変化するようにしたが、3つ以上のサイズに変化するようにしてもよく、例えば、タイマ表示や「注目」の文字表示を赤色で表示する場合には、タイマ予告表示TM1を中サイズで表示し、タイマ表示や「注目」の文字表示を金色で表示する場合には、タイマ予告表示TM1を大サイズで表示するようにしてもよい。これによって、例えば、大当りの信頼度に応じて表示態様を変化させることができる場合がある。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のサイズを小サイズから大サイズに変化するようにしたが、例えば、小サイズから中サイズを経て大サイズに変化するようにしてもよい。例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「05:00」となったときにタイマ予告表示TM1のサイズを小サイズから中サイズに変化し、「03:00」となったときに中サイズから大サイズに変化するようにしてもよい。また、小サイズから中サイズに変化するが、大サイズに変化しない場合があってもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のタイマ表示における残り時間が所定時間(例えば、3秒)となった場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしたが、例えば、タイマ表示における残り時間が「00:00」となった場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしてもよいし、「注目」の文字表示を行う場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1の枠や背景の色によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、金>赤>緑>青の順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1の大きさによって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、大サイズ>中サイズ>小サイズの順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1の形状によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
また、例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の色によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、金>赤>緑>青の順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の大きさによって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、大サイズ>中サイズ>小サイズの順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の形状によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化した場合に或る演出が出現しやすいようにしてもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が大サイズに変化した場合には、疑似連図柄が停止しやすいようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、ある特定の演出が行われるようにしたが、カウントダウンが完了しても何らの演出も行われない場合があるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化した場合には、カウントダウンが完了した場合に或る演出が行われやすく、大当りとなりやすくなるようにしてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始した時点では、タイマ予告表示TM1を小サイズの表示態様としているが、カウントダウンの開始時点あるいはタイマ予告表示TM1の表示開始時点で大サイズの表示態様としてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が大サイズに変化した場合には、タイマ表示も大サイズに変化するようにしたが、タイマ予告表示TM1の枠部分のみ大サイズに変化し、タイマ表示のサイズは変更しないようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを変更せず、タイマ予告表示TM1の枠部分のみ小サイズに変化するようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを大サイズに変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分のサイズは変更しないようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを小サイズに変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分のサイズは変更しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分や背景の色を変化させることによって表示態様を変化させるようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色が変化した場合には、タイマ表示の色も変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色は変化するが、タイマ表示の色は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示の色は変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色は変化しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状を変化させることによって表示態様を変化させるようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状が変化した場合には、タイマ表示の形状(フォント)も変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状は変化するが、タイマ表示の形状(フォント)は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示の形状(フォント)は変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状は変化しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化するようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化した場合には、タイマ表示もアニメーションにより形態が変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化するが、タイマ表示は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示はアニメーションにより形態が変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分は変化しないようにしてもよい。
図101(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される別の例が示されている。図101(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図101(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「00:31」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、第1装飾図柄では、左図柄に「装飾7」が停止表示されており、中図柄と右図柄は変動表示中である。
その後は、図101(B2)〜同図(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図101(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、タイマ予告表示TM1によってオーバーラップされている。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図101(B4)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。このとき、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。
この「注目」の文字は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1に合わせて拡大して表示されている。なお、タイマ表示が「00:00」となった後、「注目」の文字表示が行われなくてもよいし、何らの演出も行われなくてもよい。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。このように、タイマ表示のカウントダウン中に限らず、「注目」の文字表示が行われたときにタイマ予告表示TM1が拡大表示してもよい。また、タイマ表示が「00:00」となったときにタイマ予告表示TM1が拡大表示してもよい。
図102は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図102(A1)〜同図(A3)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するときに、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1を別の表示手段に表示する例について示している。なお、図102(A1)〜同図(A3)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。
図102(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示可能とされている。なお、図102(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図102(A1)に示すサブ表示装置208Sでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208の中央上部に配置されている。タイマ予告表示TM1ではタイマ表示として「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるカウントダウンの演出が開始された際は、タイマ予告表示TM1が小サイズでサブ表示装置208Sに表示されている。なお、タイマ予告表示TM1によるカウントダウンの演出が開始された際、タイマ予告表示TM1が小サイズで装飾図柄表示装置208に表示されてもよい。
図102(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、依然として装飾図柄の変動表示が行われている。また、サブ表示装置208Sでは、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図102(A2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図102(A3)に示すように、タイマ表示が残り3秒となった場合には、サブ表示装置208Sに表示されていたタイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208に移動し、さらに、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる移動及び拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208とに跨ってタイマ予告表示TM1が表示されるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に完全に移動してからタイマ予告表示TM1を拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に跨いで移動している間に拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208とに跨る前に拡大表示してもよい。なお、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、移動及び拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。
図102(B1)〜同図(B3)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するときに、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1を別の表示手段に表示する別の例について示している。
図102(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示可能とされている。なお、図102(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図102(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示として「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。
図102(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、依然として装飾図柄の変動表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図102(B2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。また、このとき、サブ表示装置208Sが動作しており、装飾図柄表示装置208の表示画面に沿って上昇し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置し、装飾図柄表示装置208に表示されている装飾図柄及びタイマ予告表示TM1にオーバーラップしており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sが上昇している間に、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMは消去されている。なお、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMは、サブ表示装置208Sが移動を開始する前に消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を完了した後で消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を開始するタイミングで消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を完了するタイミングで消去されてもよい。また、変動アイコンh0と保留アイコンh11のいずれか一方だけ消去されてもよい。また、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMを装飾図柄表示装置208に表示位置を変更するようにしてもよい。
そして、図102(B3)に示すように、タイマ表示が残り3秒となった場合には、装飾図柄表示装置208に表示されていたタイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに移動し、さらに、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される。なお、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる移動及び拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sととに跨ってタイマ予告表示TM1が表示されるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208からサブ表示装置208Sに完全に移動してからタイマ予告表示TM1を拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208からサブ表示装置208Sに跨いで移動している間に拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sとに跨る前に拡大表示してもよい。なお、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、移動及び拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1を拡大表示する場合に、タイマ予告表示TM1を装飾図柄表示装置208から消去してサブ表示装置208Sに表示させるようにしたが、装飾図柄表示装置208にも引き続きタイマ予告表示TM1を表示するようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1のサイズを小さくして表示するようにしてもよい。さらに、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sの両方にタイマ予告表示TM1を表示する場合、これらのタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を同期するようにしてもよいし、同期しないようにしてもよい。
図102(C1)〜同図(C9)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の変化後の表示態様の別の例について示している。図102(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図101(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図102(C2)に示すタイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図102(C2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図102(C3)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する。変化後のタイマ予告表示TM1aは、円形のメータの内部にタイマ表示が配置された態様となっている。この円形のメータ部は、図102(C3)〜同図(C6)に示すように、時間の経過に応じて12時の位置から時計方向にゲージが減っていく態様で表示状態が変化する。なお、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1aは、変動アイコンh0に一部がオーバーラップされているが、変動アイコンh0がタイマ予告表示TM1aにオーバーラップされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1aは、カウントダウンが完了するまで、同じ大きさとなっているが、例えば、残り時間によって大きさを変更してもよく、例えば、残り1秒になったら円形のメータ部を拡大表示するようにしてもよい。また、表示態様の変更後のタイマ予告表示TM1aを、円形のメータ部のみから構成され、タイマ表示を行わないようにしてもよい。また、第1装飾図柄は、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1aにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、第1装飾図柄が表示態様が変化したタイマ予告表示TM1aにオーバーラップするようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する際に、アニメーションによる変化表示を行うようにしてもよい。この場合、変化表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、変化表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示態様を変化して表示する際に、タイマ表示部分は変化しないで、タイマ予告表示TM1の枠部分だけ変化するようにしてもよい。
その後は、図102(C4)〜同図(C6)に示すように、タイマ予告表示TM1aおけるカウントダウン及びゲージの減少表示は、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。この演出例では、タイマ表示によるカウントダウンと円形のメータ部のゲージの減少表示との両方によってカウントダウンの演出が行われるようになっている。ここで、図102(C5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図102(C6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、その態様は、タイマ予告表示TM1aによって視認困難とされている。なお、装飾図柄の停止表示が行われる場合に、停止図柄がタイマ予告表示TM1aの前面側に配置されるようにしてもよい。
タイマ予告表示TM1aにおける表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図102(C7)に示すように、タイマ予告表示TM1aでは、タイマ表示に換えて疑似連演出が行われる旨の「継続」の文字が表示される。これにより、疑似連演出が行われることが報知される。なお、「継続」以外の文字表示が行われてもよく、例えば、タイマ表示のカウントダウンが完了した結果、SPリーチに移行するような場合には、「SPリーチ」等と表示してSPリーチに移行することを報知してもよい。また、上述した実施形態のように、予告の発生に注目させるために「注目」と表示するようにしてもよい。
その後、図102(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1a消去され、その後、図102(A9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、疑似連図柄が停止表示して疑似連が実行される。
この演出例では、タイマ予告表示TM1aにおいて「継続」の文字を表示して疑似連演出が行われることを報知したが、例えば、「継続」の文字にクエスチョンマークを付与するなどして、疑似連演出が行われない場合があるような表示を行ってもよい。また、このような場合に、例えば、疑似連演出が行われた場合には、大当りが確定するようにしてもよい。
また、この演出例において、複数のタイマ予告表示で同じ演出を対象としたタイマ表示をそれぞれ表示している場合において、一方のタイマ予告表示を大サイズで表示するようにしてもよいし、両方のタイマ予告表示を大サイズで表示するようにしてもよい。また、一方のタイマ予告表示には、「03:00」のタイマ表示を行い、他方のタイマ予告表示には、例えば、「あと3秒」といったように大まかに表示するというように異なる表示態様でカウントダウンの表示が行われてもよい。
図103は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図103では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図103(A1)〜同図(A8)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図103(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図103(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
その後、図103(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、タイマ上乗せ演出が開始されると、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出において行われるカウントダウンの時間が延長されることが報知される。
続いて、図103(A3)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しでは、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
その後、図103(A4)に示すように、タイマ表示が残り5秒であることを示す「05:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。なお、この演出例では、「05:00」になると、一旦、カウントダウンが中断されるが、カウントダウンが継続して行われていてもよい。ここで、この演出例では、タイマ表示の残り時間が所定時間であることによりタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるのではなく、タイマ表示に時間の上乗せが行われることによりタイマ予告表示TM1が拡大表示されるものである。なお、図103(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたタイマ予告表示TM1がナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップされているが、ナビキャラクタYMの吹き出しが拡大されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1が拡大表示される条件が、タイマ表示における時間の上乗せに限定されず、例えば、タイマ表示における時間の短縮や、カウントダウンの停止等の際など、タイマ表示が変化する際にタイマ予告表示TM1が拡大表示するようにしてもよい。
図103(A5)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーションの表示が行われ、タイマ表示における時間が上乗せされる演出が行われている。
すると、図103(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図103(A7)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去され、その後、図103(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置に変更される。その後、タイマ表示のカウントダウンが再開される。
図103(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ表示の時間が上乗せされる際にタイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図103(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、第1装飾図柄では、左図柄に「装飾7」が停止しており、右図柄に「装飾7」が停止している様子が示されている。また、図103(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウン表示が完了しており、「00:00」が表示されている。
すると、図103(B2)に示すように、タイマ予告表示TM1が、装飾図柄表示装置208の表示画面の略中央に移動するとともに、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。
その後、図103(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1が拡大表示されるととにタイマ表示が再び行われ、タイマ表示として「00:00」が表示される。一方、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタ表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が行われている。この疑似連図柄による疑似連演出は、図103(B3)〜同図(B7)まで継続して行われる。
その後、図103(B4)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーションの表示が行われ、タイマ表示における時間が上乗せされる演出が行われている。
すると、図103(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に15秒が上乗せされた様子が示されている。
その後、図103(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。タイマ予告表示TM1では、その後、タイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、タイマ予告表示TM1を縮小せず、そのままのサイズで表示するようにしてもよい。一方、第1装飾図柄では、中図柄に疑似連図柄が停止され、疑似連が行われることが報知される。
すると、図103(B7)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われ、その後、2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。なお、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われており、図103(B7)に示すタイミングでは、タイマ表示は「14:92」となっている。
図104は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図104では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図104(A1)〜同図(A8)に示す演出例は、タイマ予告表示の表示態様が変化して予告のランクがアップされる際にタイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図104(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図104(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図104(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図104(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図104(A2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図104(A3)は、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図104(A3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図104(A4)に示すように、タイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1が拡大して表示されるとともに、タイマ予告表示TM1の枠の色が白色から赤色に変更され、さらに大当りの信頼度が高くなったことを示す「LvUP」が付記される。そして、タイマ予告表示TM1の表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。すなわち、タイマ予告表示TM1がランクアップしたことが示されている。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続して行われるが、拡大表示がされている間はカウントダウンが一時中断されてもよい。ここで、この演出例では、タイマ表示の残り時間が所定時間であることによりタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるのではなく、タイマ予告表示TM1の表示態様が大当りの信頼度の高い表示態様に変更されることによりタイマ予告表示TM1が拡大表示されるものである。
その後、図104(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。このとき、タイマ予告表示TM1の枠の色は赤色のままであるが、「LvUP」の表示は消去されている。なお、タイマ予告表示TM1を縮小せず、そのままのサイズで表示するようにしてもよい。
図104(A6)に示すように、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図104(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図104(A7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が大当りの信頼度が高いことを示すカットイン表示に切り換えられている様子が示されている。このカットイン表示では、姫のキャラクタとともに、大当りの信頼度が高いことを示唆する「突アツ」の文字が表示されている。さらに、図104(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がランクアップしたことを受けて、「期待大」の文字表示が付記されている。これにより、「期待大」の文字表示が付記されていないカットイン表示が表示された場合よりも大当りとなりやすくなっている。なお、「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合に必ず表示されてもよいし、表示されない場合があってもよい。また「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランプアップしたことを条件として表示されるものであってもよいし、タイマ予告表示TM1がランクアップしなくても表示される場合があってもよい。この演出例では、「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合の方が、ランクアップしない場合よりも表示されやすくなっている。また、図104(A7)に示される装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示も変化して予告表示が行われている。この変動アイコンh0の表示の変化は、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われるものであってもよいし、タイマ予告演出とは関係なく行われるものであってもよい。すなわち、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合には、タイマ予告演出によって行われる予告とは別の予告が行われるようにしてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告表示TM1のランクアップが、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われる予告が昇格していることを示すための報知であってもよいし、タイマ予告表示TM1のランクアップ自体がチャンスアップの予告として機能するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1がランクアップすることで、事前に大当りの信頼度の高い予告が表示される期待度が高くなったことを報知するものであってもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1のランクアップが、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われる予告が昇格する可能性があることを示唆するものであるが、例えば、第1装飾図柄におけるリーチの図柄が昇格する可能性があることを示唆するものであってもよい。具体的には、例えば、確変大当りが確定しない「装飾2」でリーチとなってリーチ演出が行われている際に、タイマ予告表示TM1がランクアップすることで、大当りとなった場合は確変大当りが確定し、しかも大当りとなりやすい「装飾7」のリーチに変化する場合があるようにしてもよい。
図104(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、タイマ予告演出が行われているときにチャンスアップメータを用いた演出が開始される様子を示している。図104(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図104(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図104(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図104(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始している。また、図104(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図104(B2)に示すチャンスアップメータCMTでは、開始地点SPと最終地点GPの他、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図104(B2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図104(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図104(B3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図104(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の右側から出現し、左側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップの予告が行われている様子が示されている。一方、図104(B4)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYが登場するときに、タイマ予告表示TM1が縮小表示され、ボゥイのキャラクタBOYを目立たせるようにしている。すなわち、タイマ予告表示TM1を縮小表示することで、ボゥイのキャラクタBOYの表示を邪魔しないようにすることができる場合があり、また、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が行われていることを容易に認識することができる場合がある。なお、タイマ予告表示TM1は、縮小表示されてもタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図104(B4)に示すタイミングでは「15:35」が表示されている。なお、縮小表示されている間、タイマ表示のカウントダウンを中断するようにしてもよい。その後、図104(B4)〜同図(B6)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が終了するまで、タイマ予告表示TM1の縮小表示が維持される。
そして、図104(B7)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が終了すると、タイマ予告表示TM1が拡大して元のサイズで表示される。
この演出例では、チャンスアップの予告が行われている間、タイマ予告表示TM1を縮小表示することで、チャンスアップの予告が行われていることを報知するようにしたが、タイマ予告表示TM1の表示態様を変化させることにより、その目的を達成することができる場合がある。例えば、タイマ予告表示TM1の縮小表示の他、タイマ予告表示TM1の拡大表示や、タイマ予告表示TM1の枠あるいはタイマ表示自体の色の変化や、タイマ予告表示TM1の表示位置の変化や、タイマ予告表示TM1の形状の変化等によってタイマ予告表示TM1の表示態様の変化を行うようにしてもよい。
図105は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図105では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図105(A1)〜同図(A3)に示す演出例は、スーパーリーチに移行する際に表示されていたタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図105(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図105(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図105(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「21:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図105(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図105(A2)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。
続く図105(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。タイマ予告表示TM1は、決闘シーンのアニメーション表示が開始されると、その表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、表示画面の右下隅部に変更する。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更した際に、例えば、図105(A3´)に示すように、タイマ予告表示TM1を縮小表示し、スーパーリーチの演出を目立たせるようにしてもよい。
なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始するタイミングでタイマ予告表示TM1の表示位置を移動させるようにしたが、図105(A1)に示されるスーパーリーチに移行する演出が行われるときにタイマ予告表示TM1の表示位置を変更するようにしてもよいし、図105(A2)に示されるスーパーリーチのタイトルの表示が行われるときにタイマ予告表示TM1の表示位置を変更するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1は、特定のタイミング(例えば、3秒前や0になるタイミング、タイマ予告表示TM1のチャンスアップ等)で元の位置に再度移動するように構成されていてもよいし、そのままの位置で表示されてもよい。また、タイマ予告表示TM1を縮小表示している場合も、特定のタイミング(例えば、3秒前や0になったタイミング、タイマ予告表示TM1のチャンスアップ等)で拡大表示(例えば、最初に表示された大きさの表示や、最初に表示された大きさよりも大きい表示)されるようにしてもよい。
図105(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、演出可動体が動作する際に表示されていたタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図105(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図105(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図105(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「27:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図105(B2)では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップしている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図105(B2)に示すタイミングでは「25:34」が表示されている。ここで、タイマ予告表示TM1は、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdとによって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりもタイマ予告表示TM1が視認困難とされている。
すると、図105(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdにオーバーラップされない位置に表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、表示画面の中央上端部に変更する。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更した際に、タイマ予告表示TM1を縮小表示してもよい。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合は、表示位置を変更しなくてもよいが、表示位置を変更してもよい。
その後、図105(B4)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認に容易な態様で現される。このとき、導光板ILが発光されることにより現れるエフェクト画像がタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるが、これによるタイマ予告表示TM1の表示位置の変更は行わない。なお、導光板ILの発光の際に、タイマ予告表示TM1の表示位置の変更を行うようにしてもよい。
その後、図105(B5)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図105(B6)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。
すると、図105(B7)に示すように、タイマ予告表示TM1の表示位置が元の位置(表示画面の右端中央部分)に変更される。タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図105(B7)に示すタイミングでは「21:37」が表示されている。なお、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動するタイミングと、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始するタイミングとが同じであってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始した後で、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動するようにしてもよいし、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動を開始した後で、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始してもよい。
図105(C1)〜同図(C5)に示す演出例は、タイマ予告表示と装飾図柄の位置関係が変更する様子が示されている。図105(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図105(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「29:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、このタイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
図105(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止し、リーチ状態となった様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図105(C2)に示すタイミングでは「22:04」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップしている。
図105(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が開始され、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、また、変動アイコンh0は表示されているが、ナビキャラクタYM及び保留アイコンh11がフレームアウトして非表示とされている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図105(C3)に示すタイミングでは「21:37」が表示されている。なお、このとき、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄の背面側に配置され、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄の右図柄にオーバーラップされている。なお、タイマ予告表示TM1が第1装飾図柄にオーバーラップするようにしてもよい。
図105(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図105(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図105(C4)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップされている。
続く図105(C5)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図105(C5)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップされている。また、表示画面の左下隅部では、上述したチャンスアップメータCMTが表示されており、チャンスアップメータを用いた演出が行われている。
図106は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図106では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図106(A1)〜同図(A10)に示す演出例は、遊技者の操作によりタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図106(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図106(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図106(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「21:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図106(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図106(A2)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。
続く図106(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図106(A3)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右下隅部には、操作キーユニット137の下キーのアイコンとともに「タイマを縮小」の文字が表示されたガイド表示が行われており、遊技者が下キーを操作することでタイマ予告表示TM1を縮小表示することができる旨が報知されている。なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始されるとガイド表示が表示されるようにしたが、タイマ予告演出が開始されたときから表示されてもよいし、リーチ状態となったときに表示されてもよい。
その後、図106(A4)に示すタイミングで操作キーユニット137の下キーが操作されると、図106(A5)に示すように、タイマ予告表示TM1は、縮小表示されるとともに、その表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、ガイド表示の上方に変更する。このとき、タイマ予告表示TM1は縮小表示される。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が縮小しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから縮小表示してもよいし、縮小表示してから表示位置が変更されてもよい。また、操作キーユニット137の下キーが操作されると、タイマ予告表示TM1が非表示とされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図106(A5)に示すタイミングでは「18:00」が表示されている。また、図106(A5)に示すガイド表示では、操作キーユニット137の上キーのアイコンとともに「タイマを拡大」の文字が表示され、遊技者が上キーを操作することでタイマ予告表示TM1を拡大して元のサイズで表示され、また、表示位置も元の位置に戻る旨が報知されている。
その後、図106(A6)に示すタイミングで操作キーユニット137の上キーが操作されると、図106(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1は、拡大表示されて元のサイズに戻るとともに、その表示位置も元の位置に戻る。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図106(A7)に示すタイミングでは「17:81」が表示されている。また、図106(A7)に示すガイド表示では、操作キーユニット137の下キーのアイコンとともに「タイマを縮小」の文字が表示されたガイド表示が行われており、遊技者が下キーを操作することでタイマ予告表示TM1を縮小表示することができる旨が報知されている。なお、この演出例において、図106(A3)に示されるように、タイマ予告表示TM1がデフォルトの表示サイズでデフォルトの表示位置であるときに、操作キーユニット137の上キーが操作されると、タイマ予告表示TM1がさらに拡大して表示されるようにしてもよい。
図106(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図106(A8)に示すタイミングでは「03:01」が表示されている。
そして、図106(A9)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、表示画面の右下に表示されていたガイド表示が消去され、タイマ予告表示TM1の表示位置(表示サイズ)の変更ができなくなったことが示されている。なお、タイマ予告表示TM1の表示位置及び表示サイズの変更を引き続き可能としてもよい。また、タイマ表示が「03:00」となったときにタイマ予告表示TM1の表示位置が変更され、縮小表示されている場合には、このタイミングで、デフォルトの表示サイズでデフォルトの表示位置に戻るようにしてもよいし、変更された表示位置で縮小表示されたままであってもよい。
図106(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了する様子が示されている。
図106(B1)〜同図(B9)に示す演出例は、タイマ予告演出の実行中にタイマ予告表示が分割して表示される様子が示されている。図106(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図106(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図106(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図106(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図106(B2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図106(B3)は、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図106(B3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図106(B4)に示すように、タイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1の周囲にエフェクト画像が表示され、その後、図106(B5)に示すように、タイマ予告表示が2つに分割する。ここで、2つのタイマ予告表示のうちの左側に表示されたタイマ予告表示を左側タイマ予告表示TM1Lといい、右側に表示されたタイマ予告表示を右側タイマ予告表示TM2Rという場合がある。これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示はそれぞれ同じ時間を示しており、図106(B5)に示すタイミングでは、それぞれ「13:56」を示している。この演出例では、タイマ予告表示が2つに分割することにより、大当りの信頼度が高くなったことを示唆している。なお、タイマ予告表示が分割する数は、2つに限らず3つ以上であってもよく、分割する数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rは、枠の色が赤色に変化しているが、枠の色が変化しなくてもよく、枠の色が赤色に変化した場合の方が、枠の色が変化しない場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちのいずれか一方の枠の色だけ赤色に変化してもよい。
その後、図106(B6)に示すように、タイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示が「00:00」となると、図106(B7)に示すように、タイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図106(B8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている様子が示されている。このカットインの表示は、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの一方のタイマ予告表示(例えば、左側タイマ予告表示TM1L)におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより行われる演出で、大当りの信頼性のより高いリーチ演出に昇格するすることを報知するものである。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの両方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより行われる演出であってもよい。
その後、図106(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、SP剣豪リーチに発展した様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチが発展して移行するリーチであり、剣豪リーチからSP剣豪リーチに発展しない場合よりも大当りとなりやすいリーチ演出である。SP剣豪リーチでは、図106(B9)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する点では、発展前の剣豪リーチと同じであるが、主人公の殿様の助っ人としてパンダを従えている点と、背景に満月が表れている点で異なっている。さらに、図106(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、3匹のコパンダのキャラクタによって構成されるコパンダ応援団KPDが応援している様子を示す予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。このコパンダ応援団KPDは、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの他方のタイマ予告表示(例えば、右側タイマ予告表示TM1R)におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより表示される予告キャラクタである。
この演出例では、2つのタイマ予告表示のそれぞれに対応してチャンスアップの予告やリーチ演出の発展を行っているが、2つのタイマ予告表示に対応して1つの演出(リーチ演出の発展)を行い、その発展したリーチ演出の中でもチャンスアップの演出が行われているということもできる。
図107は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図107では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図107(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ予告演出について示している。ここで、図107(A1)〜同図(A5)に示す演出例では、図14(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために図示を省略している。
図107(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、図107(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ表示として「15:47」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図107(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーションが継続して行われている。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図107(A2)に示すタイミングでは「15:00」が表示されている。
その後、図107(A3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lにおける第2装飾図柄表示装置208Mの近傍の表示領域と、第3装飾図柄表示装置208Nの近傍の表示領域に所定のエフェクト画像が表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが動作することを示唆している。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図107(A3)に示すタイミングでは「14:50」が表示されている。
すると、図107(A4)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面に沿って左右に往復動する様子が示されている。このとき、第3装飾図柄表示装置208Nにおいて表示されていたタイマ表示が第2装飾図柄表示装置208Mにも表示される。すなわち、タイマ予告表示が2つに分割する様子が示されている。なお、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作が完了した後で、第2装飾図柄表示装置208Mにタイマ表示が表示されるようにしてもよい。第2装飾図柄表示装置208Mに表示されたタイマ表示と第3装飾図柄表示装置208Nに表示されたタイマ表示はそれぞれ同じ時間を示しており、図107(A4)に示すタイミングでは、それぞれ「13:56」を示している。なお、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作中もタイマ表示のカウントダウンは継続しているが、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作中は、タイマ表示のカウントダウンが中断するようにしてもよい。この演出例では、タイマ予告表示が2つに分割することにより、大当りの信頼度が高くなったことを示唆している。なお、タイマ予告表示が分割する数は、2つに限らず3つ以上であってもよく、分割する数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。例えば、第2装飾図柄表示装置208Mの他、第1装飾図柄表示装置208Lでもタイマ表示が行われるようにしてもよい。
その後、図107(A5)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ初期位置に戻る。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図107(A5)に示すタイミングでは「12:19」が表示されている。
図107(B1)〜同図(B5)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ予告演出について示している。ここで、図107(B1)〜同図(B5)に示す演出例では、装飾図柄表示装置208の他に、ミニ表示装置208Pが設けられている。ミニ表示装置208Pは、例えば、遊技盤200や前面枠扉106(図1参照)等の適宜の位置に設けられている。この演出例では、例えば、フルカラーLEDがマトリクス状に配置されたドットマトリクス型の表示装置を採用したが、LCDやELや7セグやランプやドラム等他の表示装置であってもよい。ミニ表示装置208Pは、シャッタ部材が設けられており、シャッタ部材を駆動することによりミニ表示装置208Pを視認容易状態と視認困難状態とに変更することができる。
図107(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、図107(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図107(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「18:19」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、ミニ表示装置208Pでもタイマ予告演出が行われており、タイマ表示として「6:19」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出が並行して行われている様子が示されており、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出においてタイマ表示が「0」となった場合にチャンスアップの予告等の演出が行われる場合があり、また、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ予告演出においてタイマ表示が「0」となった場合にもチャンスアップの予告等の演出が行われる場合がある。
その後、図107(B2)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1の周囲にエフェクト画像が表示され、カウントダウンが中断される。一方、ミニ表示装置208Pでもタイマ表示が残り3秒であることを示す「3:00」になるタイミングでカウントダウンが中断される。
すると、図107(B3)に示すように、ミニ表示装置208Pでは、タイマ表示に換えて、ミニ表示装置208Pにおいて示されたタイマ表示の時間が、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示に上乗せされることを示す「UP」の文字が表示される。
すると、図107(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示に3秒の時間が上乗せされて「18:00」に更新される。
その後、図107(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、図107(B5)に示すタイミングでは、タイマ表示は「17:99」となっている。一方、ミニ表示装置208Pでは、シャッタ部材により表示画面が視認困難とされる。なお、この演出例では、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TMのタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合には、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ演出は終了するようにしたが、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TMのタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合でも、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ演出が終了しないで、その後、タイマ表示のカウントダウンが行われるようにしてもよい。
図108は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図108では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図108(A1)〜同図(A10)に示す演出例は、タイマ予告演出が開始する前に、タイマ予告演出が開始されることを準備中である旨の表示を行うことで報知する様子について示している。図108(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図108(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が3となっており、第一の保留アイコンh11〜第三の保留アイコンh13が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が3であることを示す「3」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図108(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告準備演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告準備演出が開始される。タイマ予告準備演出は、タイマ予告演出が開始するまでの間、準備中である旨の表示を行い、遊技者に期待感を持たせるようにしたものである。図108(A2)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、何も表示されていない。なお、例えば、後述する「STANDBY」の表示が行われていてもよい。
その後、図108(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了した様子が示されている。タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、タイマ予告表示TM1には、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示され、その旨を報知している。すなわち、この演出例では、保留内でタイマ予告演出が行われることを予告する先読み予告の一態様として行われる演出である。なお、変動中の図柄表示においてタイマ予告演出が行われることを予告する当該変動予告であってもよい。
すると、図108(A4)に示すように、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1は、その表示位置を第2保留表示部の下方の位置に変更する。このとき、タイマ予告表示TM1は、縮小表示され、ミニサイズの表示サイズとなる。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が縮小しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから縮小表示してもよいし、縮小表示してから表示位置が変更されてもよい。また、タイマ予告表示TM1を縮小表示しなくてもよいし、表示位置を変更しなくてもよい。
その後、図108(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾9−装飾1」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示されている様子が示されている。なお、このとき、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1は継続して表示されている。
続いて、図108(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の最先の保留に基づいて装飾図柄の変動表示が開始している。タイマ予告表示TM1は、依然として第2保留表示部の下方での表示が維持されている。このように、タイマ予告準備演出は、複数の図柄変動表示に跨って行う場合がある演出であるということができる。
その後、図108(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示されている様子が示されている。なお、このときも、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1が継続して表示されている。
続いて、図108(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の最先の保留に基づいて装飾図柄の変動表示が開始している。タイマ予告表示TM1は、依然として第2保留表示部の下方での表示が維持されている。なお、今回の図柄変動表示は、先読みの対象となっていた保留に対応するものとなっている。
その後、図108(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が拡大表示されて元のサイズに戻るとともに、その表示位置も元の位置に戻り、「STANDBY」の表示からタイマ表示として「10:00」の表示に切り替わる様子が示されている。これにより、タイマ予告演出が開始されたことが報知される。なお、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が拡大しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから拡大表示してもよいし、拡大表示してから表示位置が変更されてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わった後で、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてもよいし、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更された後で、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わるタイミングと、タイマ予告表示TM1の表示位置の変更のタイミングとが同じであってもよい。
その後、図108(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始している様子が示されている。
なお、その後、例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が特定の時間の表示(例えば、「03:00」)となった場合や、表示態様が変化する場合に、タイマ予告表示TM1の表示サイズを小サイズから大サイズに変更するようにしてもよい。
図108(B1)〜同図(B8)に示す演出例は、先読み予告として機能する時計の予告アイコンMI1を複数ストックし、ストックされた時計の予告アイコンMI1の数だけタイマ予告演出が行われる様子について示している。図108(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図108(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が3となっており、第一の保留アイコンh11〜第三の保留アイコンh13が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が3であることを示す「3」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図108(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾3」が停止表示する様子が示されている。この「装飾3」には、時計の予告アイコンMI1が付加されており、1つの時計の予告アイコンMI1がストックされることを示している。なお、2以上の時計の予告アイコンMI1が一度にストックされることがあってもよい。
図108(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾9−装飾1」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示している様子が示されている。また、第2装飾図柄の下方には、時計の予告アイコンMI1のストックされている数を示す、タイマ予告ストック表示領域TMstが表示されている。タイマ予告ストック表示領域TMstでは、1つの時計の予告アイコンMI1がストックされていることを示す「タイマ予告ストック×1」の表示が行われている。これにより、保留内にタイマ予告演出が少なくとも1回行われることが報知されている。なお、時計の予告アイコンMI1のストック数だけタイマ予告演出におけるタイマ表示に対する時間の上乗せが行われるようにしてもよい。また、時計の予告アイコンMI1のストック数に応じて、タイマ予告演出が開始されたときにおけるタイマ表示に表示する残り時間が決定されるようにしてもよい。タイマ予告ストック表示領域TMstでは、時計の予告アイコンMI1が出現する毎にストック数が加算されるようになっている。
図108(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告も行われている様子が示されている。このナビキャラ予告では、ナビキャラクタYMの近傍に時計のアイコンとともに「get」の文字が表示された吹き出しが表示されることにより行われる。この演出例におけるナビキャラ予告は、保留内でタイマ予告演出が行われることの先読み予告として機能している。このように、1回の図柄変動表示でストックされる時計の予告アイコンMI1は、1つに限らず、2以上であってもよい。また、時計の予告アイコンMI1がストックされるときに行われる演出の態様も複数種類あってもよい。また、時計の予告アイコンMI1がストックされるときに行われる演出において、ストックされる時計の予告アイコンMI1の数は1つに限らず、2以上である場合があってもよい。
図108(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示している様子が示されている。また、タイマ予告ストック表示領域TMstでは、3つの時計の予告アイコンMI1がストックされていることを示す「タイマ予告ストック×3」の表示が行われている。これにより、保留内にタイマ予告演出が少なくとも3回行われることが報知されている。
図108(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。その後、図108(B7)に示す装飾図柄表示装置208では、3つストックされている時計の予告アイコンMI1のうちの1つが消化され、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208の表示画面の略中央で表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始してから10秒後にチャンスアップの予告が行われる場合があることが示唆されている。また、この演出例では、時計の予告アイコンMI1を1つ消化して1つのタイマ予告演出を開始するようにしたが、2つの時計の予告アイコンMI1を消化して2つのタイマ予告演出を並行して行うようにしてもよい。また、この演出例では、時計の予告アイコンMI1を1つ消化して1つのタイマ予告演出を開始するようにしたが、例えば、図108(B7´)に示すように、時計の予告アイコンMI1を消化することなくタイマ予告演出が開始される場合があってもよい。
その後、図108(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が表示画面の略右端中央に表示位置を変更し、タイマ表示のカウントダウンが開始される。このとき、タイマ予告表示TM1を移動アニメーションにより表示位置を変更するようにしてもよい。なお、時計の予告アイコンMI1が消化されてタイマ予告表示TM1を表示する際に、装飾図柄表示装置208の略中央に表示せず、最初から表示画面の略右端中央に表示するようにしてもよい。
以上の記載では、『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図82(1)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ予告演出等]であり、前記第一の表示は、或る演出[例えば、図80(11)〜同図(12)に示す疑似連演出や、図81(a5)に示す変動アイコンh0の表示態様の変化による予告表示、図81(c2)に示すレバー演出、図83(9fa´)に示すチャンス図柄としての松の図柄CCの停止表示による予告等、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208Pを用いた演出表示]が行われるタイミングを報知する表示であり、前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図82(2)〜同図(5)に示すタイマ上乗せ演出等]であり、前記第二の表示とは、前記或る演出が開始されるタイミングが変化することを予告する表示であり[例えば、図82(2)〜同図(5)に示す、タイマ上乗せ演出における、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示される「上乗せ」や「+10秒」の表示等]、前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある[例えば、図82(2)〜同図(5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ予告演出が行われているときに、タイマ上乗せ演出が行われている等]、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の表示によって、或る演出が開始されるまでの時間が報知されていたとしても、第二の表示によって報知されている時間が変化することを予告される場合があるので、或る演出が開始されるまでの時間が経過するのをただ待つだけでなく、時間が変化する可能性があるかもしれないという期待を持たせ、第一の表示も楽しむことができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の表示と第二の表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の表示と第二の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示と第二の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示と第二の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、或る演出が行われるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出が行われるタイミング以外のことも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出が行われるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、或る演出が開始されるタイミングが変化することのみを予告するものであってもよいし、或る演出が開始されるタイミングが変化すること以外のことも予告するものであってもよい。また、第二の表示は、或る演出が開始されるタイミングが変化することを必ず予告するものであってもよいし、或る演出が開始されるタイミングが変化することを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示の表示中に第二の表示がのみが表示される場合があってもよいし、第一の表示中に第二の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示の表示中に第二の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示中に第二の表示が表示されない場合があってもよい。
なお、タイマ予告表示の開始とは、第一の表示の表示が開始されたことであってもよいし、カウントダウン表示の表示が開始されたことであってもよい(例えば、数字が表示されたら開始等)し、カウントダウン表示のカウントダウンが開始されたことであってもよい。また、タイマ予告表示の終了とは、第一の表示が非表示となったことであってもよいし、カウントダウン表示が非表示となったこと(例えば、数字が消去されて、「注目」が表示された状態も含まれる)であってもよく、カウントダウン表示によるカウントダウンが終了したことであってもよく(例えば、0が表示)、カウントダウンが終了した後で第一の表示に表示される表示(例えば、「注目」の文字表示)が非表示になったことであってもよい。
また、『 前記第二の表示が表示された後で前記第一の表示の表示態様が変化するように構成されている[例えば、図82(2)〜同図(5)に示すように、タイマ上乗せ演出が行われた後で、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が更新され、タイマ表示における時間の上乗せが行われる等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様の変化に注目させることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様のみが変化するように構成されてもよいし、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様以外の表示の表示態様も変化するように構成されてもよい。また、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様が必ず変化するように構成されてもよいし、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様が変化しない場合があるように構成されてもよい。
なお、第二の表示が表示されなくても、第一の表示の表示態様が変化する場合があってもよいし、第二の表示が表示された場合にのみ第一の表示の表示態様が変化してもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、 前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、サブ表示装置208S等]であり、前記第一の表示は、前記第一の表示手段に表示される表示であり、前記第二の表示は、前記第二の表示手段に表示される表示である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が終了するまで第一の表示手段に遊技者の視線が集中してしまうおそれがあるが、第二の表示手段でも第二の表示を表示することにより、第一の表示手段だけに視線を集中させずに、2つの表示手段の両方に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段のみから構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段以外の表示手段も含んで構成されてもよい。また、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段を必ず含んで構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段を含まない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示は、第一の表示手段にのみ表示されるものであってもよいし、第一の表示手段以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第一の表示手段に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示は、第二の表示手段にのみ表示されるものであってもよいし、第二の表示手段以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、第二の表示手段に必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示手段が、前記第一の表示手段よりも手前側に配置され[例えば、図86(A1)に示すように、サブ表示装置208Sは装飾図柄表示装置208よりも手前側に配置されている等]、
前記第二の表示が表示されている前記第二の表示手段によって、前記第一の表示手段がオーバーラップされる場合がある[例えば、図86(A2)〜同図(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208がタイマ上乗せ演出が行われているサブ表示装置208Sにオーバーラップされている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示手段が第二の表示を表示中に第一の表示手段にオーバーラップする場合があることで、第二の表示を注目させ、或る演出が開始されるまでの時間が変化する可能性があることを認識させやすくすることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段のみがオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段以外の表示手段もオーバーラップされる場合があってもよい。また、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段が必ずオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示されている第二の表示手段のみによって、第一の表示手段がオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段以外の表示手段によっても、第一の表示手段がオーバーラップされる場合があってもよい。
また、『 第一の位置[例えば、図86(B1)に示すサブ表示装置208Sの初期位置等]と第二の位置[例えば、図86(B3)に示すサブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップする位置等]の間で前記第二の表示手段が移動可能に構成されており、
前記第二の表示手段は、前記第二の位置で前記第一の表示手段にオーバーラップする表示手段である[例えば、図86(B3)に示すように、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップする位置では、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208にオーバーラップしている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段のみが移動可能に構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段以外の表示手段も移動可能に構成されてもよい。また、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段が必ず移動するように構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段が移動しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の位置と第二の位置の間でのみ第二の表示手段が移動可能に構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間以外にも第二の表示手段が移動可能に構成されてもよい。
また、第二の表示手段は、第二の位置でのみ第一の表示手段にオーバーラップ可能なものであってもよいし、第二の位置以外に位置でも第一の表示手段にオーバーラップ可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、第二の位置で必ず第一の表示手段にオーバーラップするものであってもよいし、第二の位置で第一の表示手段にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図80(2)〜同図(7)に示すタイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]を含む表示であり、
前記カウントダウン表示とは、前記或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンにより行う表示のことである[例えば、図80(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第一の表示は、カウントダウン表示のみを含むものであってもよいし、カウントダウン表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の表示は、カウントダウン表示を必ず含むものであってもよいし、カウントダウン表示を含まない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングのみをカウントダウンにより行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミング以外のタイミングもカウントダウンにより行うものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングを必ずカウントダウンにより行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンにより行わない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の表示が表示されている状態でも、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが継続される、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウン以外にも継続されるものがあってもよい。また、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続しない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示されている状態のみでも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態以外の状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよい。
また、『 前記第二の表示の表示中において、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが中断される、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが中断されてもよいし、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも中断されてもよい。また、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず中断されてもよいし、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されない場合があってもよい。
また、第二の表示の表示中においてのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよいし、第二の表示の表示中以外においても、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示[例えば、図80(8)に示すタイマ予告表示TM1における「注目」の文字の表示等]であり、前記第三の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、前記第三の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、前記第三の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、前記第一の表示が0を示す表示となった場合に、前記第三の表示が表示される[例えば、図80(7)〜同図(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になると、タイマ予告表示TM1に「注目」の文字が表示される等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示によるカウントダウンにより第三の表示に対する期待感をより一層引き立てることができる場合がある。
ここで、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示のみが表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示が0を示す表示となった場合にのみ、第三の表示が表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合以外の場合にも、第三の表示が表示されてもよい。
また、『 前記第二の表示が表示された場合の方が、該第二の表示が表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示が表示されることによる期待感を持たせることができる場合がある。
なお、第二の表示が表示された場合は、必ず最終的に大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示[例えば、図80(9)〜同図(12)に示す疑似連演出等]であり、 前記或る演出とは、前記第四の表示を含む演出のことであり、 前記第四の表示は、演出表示である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、或る演出は、第四の表示のみを含むものであってもよいし、第四の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、或る演出は、第四の表示を必ず含むものであってもよいし、第四の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 複数種類の動作を実行可能な演出可動手段[例えば、家紋役物224E、千両箱役物224H、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、サブ表示装置208S、POVディスプレイ224I等]を備え、 前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作[例えば、図81(d3)に示す、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作等]であり、 前記或る演出とは、前記第一の動作を含む演出のことであり、 前記第一の動作は、演出動作である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、演出可動手段を用いたダイナミックな演出が可能となり、演出効果をさらに向上させることができる場合がある。
ここで、演出可動手段は、複数種類の動作のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類の動作以外にも実行可能なものであってもよい。また、演出可能手段は、複数種類の動作を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の動作を実行しない場合があってもよい。
また、演出可動手段は、第一の動作のみを実行可能なものであってもよいし、第一の動作以外の動作も実行可能なものであってもよい。また、演出可動手段は、第一の動作を必ず実行するものであってもよいし、第一の動作を実行しない場合があるものであってもよい。
また、或る演出は、第一の動作のみを含むものであってもよいし、第一の動作以外の動作も含むものであってもよい。また、或る演出は、第一の動作を必ず含むものであってもよいし、第一の動作を含まない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出が行われた場合の方が、該或る演出が行われない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図80(11)〜同図(12)に示される疑似連が開始された場合の方が、疑似連が開始されない場合よりも大当りとなりやすい等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることに期待感を持たせることができる場合がある。
なお、或る演出が行われた場合は、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、或る演出が行われた場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第五の表示[例えば、図16(9)〜同図(14)に示す会話予告や、図80(9)〜同図(12)に示す疑似連演出や、図89(4)や同図(13)に示すチャンスアップの予告表示等]であり、 前記第一の表示が表示開始されてから前記第二の表示が表示開始されるまでの期間において、前記第五の表示が表示開始される場合があり、 前記第五の表示は、予告表示であり、 前記第五の表示が表示された場合の方が、該第五の表示が表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図16(9)〜同図(14)に示す会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも大当りとなりやすい等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において第五の表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示のみが表示開始される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示以外の表示も表示開始される場合があってもよい。また、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示が必ず表示開始されてもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示が表示開始されない場合があってもよい。
また、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間のみにおいて、第五の表示が表示開始される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間以外の期間においても、第五の表示が表示開始される場合があってもよい。
なお、第五の表示が表示された場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第五の表示が表示された場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『前記遊技台は、ぱちんこ機である[例えば、パチンコ機100等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。また、『前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、以上の記載では、『数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、 前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示[例えば、図93(A1)に示すチャンスアップメータCMTの表示等]であり、前記期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり[例えば、図89に示すように、チャンスアップメータCMTは、剣豪リーチが行われている期間において表示される場合がある等]、前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図89(18)に示す、レバー演出による予告等]であり、前記期間表示は、第一のタイミング[例えば、図89(18)に示す、レバー演出による予告が開始されるチェックポイントCP3で示されるタイミング等]を報知する表示であり、前記第一のタイミングとは、前記第一の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、前記期間表示の表示が開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、該期間表示が消去される場合がある[例えば、図93(A1)〜同図(A2)に示すように、チェックポイントCP3で示すタイミングとなる前に、図93(A2)に示すカットインの表示が行われると、チャンスアップメータCMTが消去される等]、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、期間表示の表示中は、期間表示の第一のタイミングがわかってしまうので、第一のタイミングが近くなるまで表示手段を見なくなってしまう可能性がある。ここで、第一のタイミングとなる前に期間表示が非表示となる場合がある第一のタイミングが来る前のタイミングであっても期間表示を見るために表示手段に視線を向けさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、期間表示が表示されてから第一のタイミングとなるまでの間も遊技に引き込ませることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、期間表示と第一の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、期間表示と第一の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、期間表示と第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、期間表示と第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間においてのみ表示される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間以外の期間においても表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において必ず表示されるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示されない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示のみが消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示以外の表示も消去される場合があってもよい。また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が必ず消去されてもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前にのみ、期間表示が消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前以外にも、期間表示が消去される場合があってもよい。なお、期間表示の表示される期間は、リーチ中によらず、図柄変動表示中、大当り遊技中、デモ表示中、図柄停止表示中等であってもよい。
また、期間表示は、全てのリーチの実行中において表示されるものであってもよいし、特定のリーチの実行中にのみ表示され、他のリーチ演出の実行中では表示されないものであってもよい。例えば、期間表示は、ロングリーチのときは表示されず、SPリーチのときは表示されるものであってもよい。また、SPリーチの前半では表示されず、SPリーチの後半で表示されるものであってもよい。また、SPリーチの前半で表示され、SPリーチの後半では表示されないものであってもよい。
また、期間表示の開始とは、例えば、チャンスアップメータが表示開始されるタイミングであり、また、期間表示の終了とは、例えば、チャンスアップメータの表示が終了されるタイミングのことであってもよい。また、期間表示の開始とは、例えば、期間表示がおこなわれるリーチ演出等の演出が開始したタイミングのことであり、また、期間表示の終了とは、当該演出が終了されるタイミングのことであってもよく、チャンスアップメータが実際に表示されているか否かは問わない。また、期間表示の開始とは、チャンスアップメータにおけるキャラクタやマーカーによる進行を開始した時点のことであり、期間表示の終了とは、チャンスアップメータにおけるキャラクタやマーカーによる進行が終了した時点のことであってもよい。また、操作手段によりチャンスアップメータの表示/非表示が可能に構成されている場合において、期間表示の開始とは、操作手段によりチャンスアップメータが表示開始されたタイミングのことであり、期間表示の終了とは、操作手段によりチャンスアップメータの表示が終了されるタイミングであってもよい。
また、期間表示の開始とは、期間表示演出の開始(例えば、チャンスアップメータが表示可能であることを示唆する表示が表示)されてから、期間表示演出が終了するまで(例えば、チャンスアップメータが表示可能であることを示唆する表示が非表示となるまで、又は、チャンスアップメータが非表示となるまで)であってもよい。また、期間表示とは、第一のタイミングに到達するまで表示されるものの他、第一のタイミングに到達する前に消去されるものも含まれる。
また、或る期間は、リーチ演出表示が行われている期間において、2以上あってもよい。このとき、期間表示は、或る期間ごとにそれぞれ開始し、終了してもよいし、2つの或る期間に跨って継続して期間表示が表示されていてもよい。この場合、第一の或る期間において、第一の期間表示が開始し、終了した後、期間表示自体は継続して表示しつつ、第二の或る期間が開始されると、新たな期間表示としての第二の期間表示が開始し、終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の演出表示[例えば、図93(A2)に示す爺のカットインの表示や図93(A2b)に示すエフェクト画像の表示等]であり、 前記第二の演出表示は、前記第一の演出表示とは異なる表示であり、 前記第一のタイミングとなる前に前記第二の演出表示が表示される場合があり[例えば、図93(A1)〜同図(A2)及び図93(A2b)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出において、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達する前に図93(A2)に示す爺のカットインの表示や図93(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われる場合がある等]、 前記期間表示は、前記第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを報知しない表示であり[例えば、図93(A1)〜同図(A2)及び同図(A2b)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出では、図93(A2)に示す爺のカットインの表示タイミングや図93(A2b)に示すエフェクト画像の表示を報知していない等]、前記第二の演出表示の表示中において、前記期間表示が消去される[例えば、図93(A1)〜同図(A2)及び同図(A2b)に示すように、図93(A2)に示す爺のカットインの表示や図93(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われるとチャンスアップメータCMTが消去される等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示によって報知されない表示が表示されることで、第一のタイミングとなる前も第二の演出表示が表示される可能性があるので、第一のタイミングが来る前も期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示のみが表示される場合があってもよいし、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示以外の演出表示も表示される場合があってもよい。また、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が必ず表示されてもよいし、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイミングとなる前にのみ、第二の演出表示が表示される場合があってもよいし、第一のタイミングとなる前以外にも、第二の演出表示が表示される場合があってもよい。また、期間表示は、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングのみを報知しないものであってもよいし、第二の演出表示の表示が開始されるタイミング以外にも報知しないものがあってもよい。また、期間表示は、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを必ず報知しないものであってもよいし、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを報知する場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中において、期間表示のみが消去されてもよいし、第二の演出表示の表示中において、期間表示以外の表示も消去されてもよい。また、第二の演出表示の表示中において、期間表示が必ず消去されてもよいし、第二の演出表示中において、期間表示が消去されない場合があってもよい。また、第二の演出表示の表示中においてのみ、期間表示が消去されてもよいし、第二の演出表示の表示中以外にも、期間表示が消去されてもよい。
なお、演出表示に換えて、玉抜きエラー等のエラー報知や、発射位置を指示する報知や、プリペイドカードの抜き忘れを防止するための報知等のエラー以外の報知としてもよい。また、演出表示の態様として、LEDによる発光や演出可動手段による動作や導光板による発光により現れる表示であってもよい。
また、第二の演出表示が表示されるタイミングを期間表示によって報知してもよい。また、第二の演出表示が表示されるタイミングは、期間表示によって報知されないものであってもよい。
また、『 前記第二の演出表示は、第二の予告表示[例えば、図93(A2)に示す爺のカットインの表示や図93(A2b)に示すエフェクト画像の表示による予告表示等]である、とを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が表示が表示されることで、第一のタイミングを待たずとも大当りとなる可能性があることを示唆できるので、第一のタイミングが来るまでの期間も遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
また、『 前記第二の演出表示が表示された場合の方が、該第二の演出表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、第二の演出表示が表示された場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の演出表示が表示された場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。 また、『 複数種類の動作を実行可能な演出可動手段[例えば、家紋役物224E、千両箱役物224H、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、サブ表示装置208S、POVディスプレイ224I等]を備え、 前記複数種類の動作のうちの一つは、第二の動作[例えば、図93(A3b)に示す、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作等]であり、 前記第二の動作は、演出動作であり、 前記第二の演出表示[例えば、図93(A2b)に示すエフェクト画像の表示等]の表示中に、前記第二の動作が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、演出可動手段を用いたダイナミックな演出が可能となり、演出効果をさらに向上させることができる場合がある。
ここで、演出可動手段は、複数種類の動作のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類の動作以外にも実行可能なものがあってもよい。また、演出可動手段は、複数種類の動作を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の動作を実行しない場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中に、第二の動作のみが行われる場合があってもよいし、第二の演出表示の表示中に第二の動作以外の動作も行われる場合があってもよい。また、第二の演出表示の表示中に、第二の動作が必ず行われてもよいし、第二の演出表示の表示中に、第二の動作が行われない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作[例えば、図15(E1)〜同図(E2)に示す家紋役物224Eの動作や、図15(F1)に示す千両箱役物224Hの動作等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記期間表示が消去された後で、該期間表示が再度表示されるように構成されている[例えば、図93(A2a)〜同図(A3a)に示すように、姫のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後、決闘シーンのアニメーション表示が表示されたときにチャンスアップメータCMTが再度表示される等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示の再表示について期待を持たせることができる場合がある。
ここで、期間表示が消去された後で、期間表示のみが再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後で、期間表示以外の表示も再度表示されるように構成されてもよい。また、期間表示が消去された後で、期間表示が必ず再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後で、期間表示が再度表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、期間表示が消去された後でのみ、期間表示が再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後以外でも、期間表示が再度表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記期間表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでは該期間表示は表示されないように構成されている[例えば、図93(A2)〜同図(A5)に示すように、爺のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後は、当該図柄変動表示ではチャンスアップメータCMTは表示されない等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示のみが表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示以外の表示も表示されないように構成されてもよい。また、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示は必ず表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示が表示される場合があるように構成されてもよい。また、期間表示が消去された後でのみ、或る期間が経過するまでは期間表示は表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後以外でも、或る期間が経過するまでは期間表示は表示されないように構成されてもよい。
なお、リーチ演出表示が行われている期間において或る期間が複数ある場合には、第一の或る期間において期間表示が消去された後は、当該第一の或る期間においては期間表示は表示されないが、第一の或る期間の後の第二の或る期間が開始されると、期間表示が表示可能であってもよい。また、第一の或る期間において期間表示が消去された後は、当該第一の或る期間の後の第二の或る期間においても期間表示が表示されないようにしてもよいし、当該図柄変動表示が終了するまで期間表示が表示されないようにしてもよい。
また、『 前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の演出表示[例えば、図89(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示によるチャンプアップの予告、図89(13)に示す殿様のカットイン画像CI3の表示によるチャンスアップの予告等]であり、 前記第三の演出表示は、前記第一の演出表示とは異なる表示であり、 前記期間表示は、第二のタイミング[例えば、図89(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示によるチャンプアップの予告が開始されるチェックポイントCP1で示されるタイミング、図89(13)に示す殿様のカットイン画像CI3の表示によるチャンスアップの予告が開始されるチェックポイントCP2で示されるタイミング等]も報知する場合がある表示であり、 前記第二のタイミングとは、前記第三の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、期間表示は、第二のタイミングのみを報知する場合があるものであってもよいし、第二のタイミング以外のタイミングも報知する場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第二のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第二のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイミングは、第三の演出表示の表示のみが開始される可能性があるものであってもよいし、第三の演出表示の表示以外のものも開始される可能性があるものであってもよい。また、第二のタイミングは、第三の演出表示の表示が必ず開始されるものであってもよいし、第三の演出表示の表示が開始されない場合があるものであってもよい。
なお、期間表示によって表示されるタイミングは3以上であってもよい。
また、あるリーチが発生すると必ず3回演出表示を行い、別のリーチが発生すると必ず2回演出表示を行うというように、リーチに対応して演出表示が行われるところを固定してもよいし、同じリーチであってもあるときは3回演出表示を行い、あるときは1回しか演出表示を行わないというように演出表示を行うところが変動するようにしてもよい。その場合、「たくさんタイミングを報知している」場合の方が、「あまり報知していない」場合よりも大当りとなりやすくてもよく、逆にはずれやすくなってもよい。また、大当りのなりやすさはタイミングを報知した数によって変わらなくてもよい。また、演出表示が行われた回数が多いほど大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、第二のタイミングは、第一のタイミングの後のタイミングであってもよいし、第二のタイミングは、第一のタイミングの前のタイミングであってもよいし、第一のタイミングと第二のタイミングが同じタイミングであってもよい。
また、『 前記第一の演出表示は、第一の予告表示[例えば、図89(18)に示すレバー演出による予告等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、「前記第一の表示の少なくとも一部が視認困難となる場合」とは、「前記第三の表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされた場合」のことである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、 前記表示手段は、第一の表示手段のことであり、 前記第一の表示手段は、前記期間表示を表示する場合がある手段であり、 前記第二の表示手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、 前記第二の表示手段によって、前記期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、表示手段は、複数の表示手段のみから構成されたものであってもよいし、複数の表示手段以外によっても構成されたものであってもよい。また、表示手段は、複数の表示手段から必ず構成されたものであってもよいし、複数の表示手段から構成されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示手段は、期間表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、期間表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、第一の表示手段は、期間表示を必ず表示するものであってもよいし、期間表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段は、演出動作のみを行う場合があるものであってもよいし、演出動作以外の動作も行う場合があるものであってもよい。また、第二の表示手段は、演出動作を必ず行うものであってもよいし、演出動作を行わない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部のみがオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部以外にもオーバーラップされる場合があってもよい。また、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部が必ずオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、以上の記載では、『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、 前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図98(A1)〜同図(A9)に示すナビキャラクタYMによる演出等]であり、 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図98(A4)〜同図(A9)に示す会話予告における爺の会話画像CI2の表示等]であり、 前記第一の表示と前記第二の表示は、別の表示であり、 前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様[例えば、図98(A1)に示すナビキャラクタYMの吹き出しに表示された残時間表示メータMT1の表示態様等]が第一の速度[例えば、10秒でゲージがなくなる速度等]で変化する場合があり、 前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様[例えば、図98(A4)に示す爺の会話画像CI2における残時間表示メータMT2の表示態様等]が第二の速度[例えば、5秒でゲージがなくなる速度等]で変化する場合があり、前記第一の速度と前記第二の速度は、異なる速度である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
近年は、表示手段に表示がたくさん表示されており、遊技に不慣れな遊技者やその機種を始めて遊技する遊技者は、どこに注目すればよいかわからないという問題が生じている。この遊技台では、第一の速度と第二の速度を異ならせることで、表示態様が変化する速度が速い(遅い)表示に遊技者に視線を自然と誘導させ、上記の問題を抱える遊技者も演出を楽しませることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間においてのみ表示される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間以外の期間においても表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において必ず表示されるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示されない場合があってもよい。
また、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示のみが消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示以外の表示も消去される場合があってもよい。また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が必ず消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前にのみ、期間表示が消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前以外にも、期間表示が消去される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、時間表示[例えば、図98(A1)に示す残時間表示メータMT1におけるゲージの表示等]を含む表示であり、 前記第二の表示は、前記時間表示[例えば、図98(A4)に示す残時間表示メータMT2におけるゲージの表示等]を含む表示であり、 前記時間表示は、或る期間[例えば、操作有効期間等]における時間の経過に応じて表示態様が変化する表示である[例えば、図98(A1)に示す残時間表示メータMT1や図98(A4)に示す残時間メータMT2は、操作有効期間が開始してからの時間に応じてゲージが減っていく等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、表示態様の変化の速度を容易に認識させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、時間表示のみを含むものであってもよいし、時間表示以外のものも含むものであってもよい。また、第一の表示は、時間表示を必ず含むものであってもよいし、時間表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、時間表示のみを含むものであってもよいし、時間表示以外のものも含むものであってもよい。また、第二の表示は、時間表示を必ず含むものであってもよいし、時間表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、時間表示は、或る期間における時間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、或る期間における時間の経過以外にも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、時間表示は、或る期間における時間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、或る期間における時間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示と前記第二の表示の両方が表示されている場合がある[例えば、図98(A4)〜同図(A7)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しにボタン画像136a1と残時間表示メータMT1が表示された演出表示と、会話予告における爺の会話画像CI2に表示された操作促進報知画像の両方が表示されている等]、ことを特徴とする遊技台。』ついても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示と第二の表示の両方が表示されることにより、演出を賑やかにすることができる場合がある。
ここで、第一の表示と第二の表示の両方のみが表示されている場合があってもよいし、第一の表示と第二の表示の両方以外にも表示されている場合があってもよい。また、第一の表示と第二の表示の両方が必ず表示されていてもよいし、第一の表示と第二の表示の両方が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示[例えば、図98(A9)に示すナビキャラYMの吹き出しにおける「激熱」の文字表示等]であり、前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示[例えば、図98(A9)に示す爺の会話画像CI2における「激熱ですぞ」の文字表示等]であり、前記第三の表示と前記第四の表示は、別の表示であり、前記第一の表示は、第一の時間[例えば、10秒等]が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化可能な表示であり、前記第二の表示は、第二の時間[例えば、5秒等]が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化可能な表示であり、前記第一の表示が表示開始してから前記第一の時間が経過すると、前記第三の表示が表示される場合があり、前記第二の表示が表示開始してから前記第二の時間が経過すると、前記第四の表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第一の表示は、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様のみが変化可能なものであってもよいし、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様以外の表示態様も変化可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が必ず変化するものであってもよいし、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様のみが変化可能なものであってもよいし、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様以外の表示態様も変化可能なものであってもよい。また、第二の表示は、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が必ず変化するものであってもよいし、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示が必ず表示されてもよいし、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示が表示されない場合があってもよい。なお、第三の表示と第四の表示が同じ表示態様であってもよいし、異なる表示態様であってもよい。
また、第三の表示と第四の表示では、第四の表示の方が大当りの信頼度が高くてもよいし、低くてもよい。また、第三の表示と第四の表示で、大当りの信頼度が同じであってもよい。
また、『 前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図100(A1)に示す第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]であり、前記第二の表示は、前記カウントダウン表示[例えば、図100(A1)に示す第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]であり、前記カウントダウン表示とは、或る演出[例えば、疑似連演出の表示等]が行われるまでのタイミングを報知する表示のことである[例えば、図100(A1)に示す第1のタイマ予告表示TM1及び第2のタイマ予告表示TM2は、疑似連が発生するまでの時間をカウントダウン表示により報知する等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、或る演出が行われるまでのタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングを報知しない場合があってもよい。
また、『 遊技者により操作が可能な操作手段[例えば、演出ボタン136等]を備え、前記第一の表示は、操作有効期間表示であり、前記第二の表示は、前記操作有効期間表示であり、前記操作有効期間表示とは、前記操作手段の操作を有効とする期間を示す表示のことである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみにより操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外によっても操作が可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない婆があるものであってもよい。
また、操作有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間のみを示すものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間以外のものも示すものであってもよいまた、操作有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間を必ず示すものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間を示さない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図95(A1)に示す第1チャンスアップメータCMTa等]であり、 前記第二の表示は、前記期間表示[例えば、図95(A1)に示す第2チャンスアップメータCMTb等]であり、前記期間表示とは、第一のタイミング[例えば、図95(A2)に示すボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が開始されるタイミング等]を報知する表示であり、前記第一のタイミングとは、第一の期間[例えば、図95(A1)〜同図(A2)に示す剣豪リーチにおける決闘シーンのアニメーションが行われる期間等]において或る演出[例えば、図95(A2)に示すボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告の表示等]が行われる可能性があるタイミングのことであり、前記第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、前記第一のタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイミングは、第一の期間において第六の表示のみが表示開始される可能性があるものであってもよいし、第一の期間において第六の表示以外の表示も表示開始される可能性があるものであってもよい。また、第一のタイミングは、第一の期間において第六の表示が必ず表示開始されるものであってもよいし、第一の期間において第六の表示が表示開始されない場合があるものであってもよい。
また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングのみが報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミング以外のものも報知されてもよい。また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングが必ず報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間にのみ、第一のタイミングが報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間以外にも、第一のタイミングが報知されてもよい。
また、『 時間の経過に応じて、前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第一の速度で変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度でのみ変化する場合があってもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度以外の速度で変化する場合があってもよい。また、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で必ず変化してもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で変化しない場合があってもよい。
また、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様のみが第一の速度で変化する場合があってもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様以外のものが第一の速度で変化する場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第一の速度で変化する場合よりも、該第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第二の速度で変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化した場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化した場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、演出表示[例えば、図98(A1)〜同図(A9)に示すナビキャラクタYMによる演出表示等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記第二の表示は、演出表示[例えば、図98(A4)〜同図(A9)に示す会話予告における爺の会話画像CI2の表示等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えばパチンコ機100等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、以上の記載では、『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図101(A1)に示すタイマ予告表示TM1等]であり、前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図101(A1)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの表示等]を含む表示であり、前記カウントダウン表示とは、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより報知する表示のことであり[例えば、図101(A1)〜同図(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示の表示態様が第一の表示態様[例えば、図101(A1)に示されるタイマ予告表示TM1の小サイズの表示態様等]から第二の表示態様[例えば、図101(A3)に示されるタイマ予告表示TM1の大サイズの表示態様等]に変化する場合があり、 前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示態様を変化させることで演出のバリエーションが増えるので、或る演出が行われるまでの間も遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示態様を変化させることで、カウントダウン表示自体に注目を集めることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、カウントダウン表示のみを含むものであってもよいし、カウントダウン表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の表示は、カウントダウン表示を必ず含むものであってもよいし、カウントダウン表示を含まない場合があってよい。また、第一の表示がカウントダウン表示であってもよいし、第一の表示がカウントダウン表示でなくてもよい。
また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことによってのみ報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うこと以外によっても報知するものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより報知しない場合があるものであってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様にのみ変化する場合があってもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様以外の表示態様にも変化する場合があってもよい。また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中にのみ、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合があってもよいし、カウントダウン表示の表示中以外にも、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合があってもよい。なお、カウントダウン表示は、タイマ表示であってもよい。
また、カウントダウン表示の開始とは、例えば、第一の表示が表示開始されるタイミングであり、また、カウントダウン表示の終了とは、例えば、第一の表示の表示が終了されるタイミングのことであってもよい。また、カウントダウン表示の開始とは、例えば、第一の表示が開始された後、カウントダウンが開始されるタイミングであり、また、カウントダウン表示の終了とは、例えば、カウントダウンが終了するタイミングであってもよい。
また、『 図柄変動表示の実行中に前記カウントダウン表示が開始され、該図柄変動表示が終了するまでに該カウントダウン表示が終了する[例えば、図80(1)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示は、図柄変動表示の実行中に開始され、当該図柄変動表示中に終了している等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われるまでのタイミングを報知するカウントダウン表示が1回の図柄変動表示の実行中に完結するので、演出が冗長とならない場合がある。
ここで、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示のみが終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示以外の表示も終了してもよい。また、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示が必ず終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示が終了しない場合があってもよい。
また、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにのみカウントダウン表示が終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまで以外にもカウントダウン表示が終了してもよい。
また、『 前記第一の表示態様とは、前記第一の表示が第一の表示サイズ[例えば、小サイズ等]で表示されている表示態様のことであり、 前記第二の表示態様とは、前記第一の表示が第二の表示サイズ[例えば、大サイズ等]で表示されている表示態様のことであり、 前記第一の表示サイズと前記第二の表示サイズでは、該第二の表示サイズの方が大きい、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示サイズが大きくなることによって、カウントダウン表示に対する期待度を変化させる(表示サイズが大きくなったカウントダウン表示へ注目させる)ことができる場合がある。
ここで、第一の表示態様は、第一の表示が第一の表示サイズでのみ表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第一の表示サイズ以外の表示サイズでも表示されている表示態様であってもよい。また、第一の表示態様は、第一の表示が第一の表示サイズで必ず表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第一の表示サイズで表示されていない場合がある表示態様であってもよい。
また、第二の表示態様は、第一の表示が第二の表示サイズでのみ表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第二の表示サイズ以外の表示サイズでも表示されている表示態様であってもよい。また、第二の表示態様は、第一の表示が第二の表示サイズで必ず表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第二の表示サイズで表示されていない場合がある表示態様であってもよい。なお、表示サイズの大きさは同じであってもよく、例えば、同じ表示サイズだが、枠や文字等の色や形状が異なってもよい。
また、第一の表示サイズが第二の表示サイズよりも大きくてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示の表示が開始された際[例えば、図80(3)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示が開始された際等]に、前記第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様でのみ表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様以外の表示態様でも表示されてもよい。また、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で必ず表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で表示されないばあいがあってもよい。
また、カウントダウン表示の表示が開始された際にのみ、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際以外にも、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された際[例えば、図80(2)に示すように、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された際等]に、該第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様でのみ表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様以外の表示態様でも表示されてもよい。また、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された際にのみ、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際以外にも、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化する[例えば、図101(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示の表示中に、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合に、タイマ予告表示TM1が小サイズから大サイズに変化している等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示中に表示態様が変化することに期待を持たせることができる場合がある。
ここで、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様にのみ必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様以外の表示態様にも必ず変化してもよい。また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中にのみ、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中以外にも、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよい。
また、『 前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しない場合よりも、該第一の表示が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が第二の表示態様に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
なお、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、表示位置が変化する場合がある表示である[例えば、図101(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄表示装置208の表示画面の略右側中央から略中央に表示位置が変化している等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示位置が変化することにより、視覚的な変化を与え、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第一の表示は、表示位置のみが変化する場合があるものであってもよいし、表示位置以外のものが変化する場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、表示位置が必ず変化するものであってもよいし、表示位置が変化しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化すると、該第一の表示の表示位置が変化する[例えば、図101(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、小サイズから大サイズに表示サイズが変化すると、装飾図柄表示装置208の表示画面の略右側中央から略中央に表示位置が変化している等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様が変化するとともに、表示位置も変化するので、第一の表示により注目させることができる場合がある。
ここで、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置以外のものも変化してもよい。また、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合以外の場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示[例えば、タイマ予告表示TM1の拡大表示のアニメーションの表示等]が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われることにより、前記第一の表示の表示位置が変化する[例えば、図101(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、拡大表示のアニメーションにより拡大表示し、表示位置も変化する等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示により視覚的な変化を与えることができるので、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置以外のものの表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われることによってのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示が行われること以外のことによっても、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、『 前記移動表示の表示中も、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが進行する、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが継続されてもよいし、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも継続されてもよい。また、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず継続されてもよいし、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されない場合があってもよい。
また、移動表示の表示中にのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよいし、移動表示の表示中以外にも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよい。
また、『 前記移動表示の表示中において、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが中断される、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが中断されてもよいし、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも中断されてもよい。また、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず中断されてもよいし、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されない場合があってもよい。
また、移動表示の表示中においてのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよいし、移動表示の表示中以外においても、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示は、前記或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを行う表示である[例えば、図101(A2)〜同図(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンのみを行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウン以外も行うものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを必ず行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを行わない場合があってもよい。
また、『 前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、前記或る演出が行われるタイミングとなったことが報知される[例えば、図101(A7)〜同図(A8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になると、タイマ予告表示TM1に「注目」の文字が表示されて疑似連が行われることが報知される等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことのみが報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったこと以外のことも報知されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことが必ず報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることによってのみ、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されること以外のことによっても、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている[例えば、図101(A7)〜同図(A11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になった後、タイマ予告表示TM1が消去される等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウンが終了したらカウントダウン表示を消去することで、演出が冗長とならない場合がある。
ここで、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示のみが消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後でのみ、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後以外にも、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図101(A8)に示すタイマ予告表示TM1における「注目」の文字の表示等]であり、前記第二の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、 前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、前記第二の表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている[例えば、図101(A7)〜同図(A11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になった後、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示に換えて「注目」の文字が表示され、その後、タイマ予告表示TM1が消去される等]ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示が消去されるときに第二の表示が表示されることで、カウントダウン表示の消去に対する演出効果を向上させることができる場合がある。
ここで、第二の表示は、或る演出のみには含まれないものであってもよいし、或る演出以外の演出にも含まれないものであってもよい。また、第二の表示は、或る演出には必ず含まれないものであってもよいし、ある演出に含まれる場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、ある演出に含まれてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示のみが消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合にのみ、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合以外にも、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後でのみ、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後以外でも、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、サブ表示装置208S等]であり、前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、前記第一の表示態様の前記第一の表示が表示される場合には、該第一の表示が前記第一の表示手段に表示される[例えば、図102(A1)に示すように、小サイズのタイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに表示されている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段以外の表示手段にも表示されてもよい。また、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段に必ず表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合にのみ、第一の表示が第一の表示手段に表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合以外の場合にも、第一の表示が第一の表示手段に表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示手段に表示されている前記第一の表示態様の前記第一の表示が前記第二の表示態様に変化するときに、該第一の表示が前記第二の表示手段に表示される場合がある[例えば、図102(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1が小サイズから大サイズに変化するときに、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208に表示される等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様が変化するときに表示する表示手段を変更するので、視覚的に面白く演出効果を向上することができる場合がある。
ここで、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段にのみ表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段以外の表示手段にも表示される場合があってもよい。また、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段に必ず表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときにのみ、第一の表示が第二の表示手段に表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するとき以外のときにも、第一の表示が第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、これまでに説明したカウントダウン表示は、当該図柄変動表示の実行中でのみ行われる表示であってもよいし、先読み予告として行われる場合があってもよい。すなわち、カウントダウン表示は、当該図柄変動表示の予告としても機能するし、先読み予告としても機能する場合があるということができる。ここで、先読み予告としてのみ行われる場合があってもよい。
また、カウントダウン表示が先読み予告として行われる場合において、当該図柄変動表示と次に行われる図柄変動表示との間の期間においてカウントダウン表示が表示されてもよい。その場合において、図柄停止表示中は、カウントダウン表示による時間の報知を停止・中断・中止してもよいし(例えば、図柄の確定停止のタイミングの時間を図柄停止表示中も表示する(但し、カウントダウンをしていない)とか、時間の表記を止めてしまうとかしてもよい。図柄停止表示中もカウントダウン表示による時間の報知を継続させるようにしてもよい。また、図柄停止表示中も内部的にカウントダウンを行ってもよいが、図柄停止表示中は内部的にカウントダウンをストップさせてもよい。
また、先読み予告としてカウントダウン表示を表示する場合において、保留数によって変動時間が変化する保留(例えば、変動時間が不定の保留)が保留内にある場合には、カウントダウン表示が行われないようにしてもよい。これは、図柄変動表示時間が不定だと、どのタイミングでカウントダウンが0になるかがわからなくなってしまう可能性があるので、例えば、発生タイミングを合わせる必要が或る演出(疑似連や、リーチの発展等)のときは、当該図柄変動表示でのみ行うようにするのが好ましい。
一方、変動時間が不定の保留が保留内にある場合もカウントダウン表示が行われてもよい。この場合は、例えば、突発的に発生しても問題の生じない演出(例えば、保留アイコンの表示態様の変化、大当り中のラウンド昇格等の演出、「激アツ接近中」等のテロップ表示など先読み対象の保留の消化が終了するまでにタイマのカウントダウンが終了すれば足りるもの等)において適用することができる。また、タイミングを合わせる必要がある演出が発生するときでもあるタイミング(例えば、先読み対象となった保留の図柄変動表示の開始等)n強制的に時間を帳尻合わせするような演出を行うようにしてもよい。
また、カウントダウン表示は大当り中に表示される場合があってもよい。この場合、ラウンド間インターバルを跨いで表示を継続するようにしてもよい。ここで、大当り遊技中において、1ラウンドの期間は不定であるため、カウントダウンの時間を適宜設定することが好ましく、例えば、最終ラウンドではカウントダウン表示が発生しないようにするとか、大当り終了インターバル中(最終ラウンドが終了してから大当り終了表示期間が終了し、かつ次のタイマ割り込み(例えば、4ms)の期間)でタイマが0になるようにするとか、あるラウンドとなった場合に、強制的に帳尻合わせした時間(例えば、カウントダウン表示において0ではなくても強制的に「00:00」を表示して、演出を発生させる等)を表示するようにしてもよい。
また、一斉演出やRTCによる演出等が開始するまでの時間をカウントダウン表示によって報知するようにしてもよい。
また、表示装置は、透過液晶によって構成されてもよく、さらに、透過液晶の背面側に演出可動手段や装飾部材などの演出手段や、ドラムやLCD等の他の表示装置が配置され、透過液晶を介してこれらが視認可能となるように構成されてもよい。このとき、透過液晶を液晶シャッタによって背面側を視認可能な状態と視認困難な状態に切り換え可能に構成されてもよい。
また、カウントダウン表示による時間の報知に応じて役物といった演出可動手段の動作態様が変化したり、ランプの発光態様が変化してもよい。
また、カウントダウン表示自体に影響(例えば、タイマの加算/減算、中断、早送り/巻き戻し、カウントダウン表示の拡大/縮小、色や形状の変化等)を与える演出を行うかもしれないことを予告する表示(例えば、ミニキャラによって何かが発生するかもしれないと煽るような演出等)を行うようにしてもよい。例えば、ミニキャラが出現するとカウントダウン表示に何らかが起こる場合(実際には何も行わない場合と何かを行う場合)があり、さらに他のキャラクタが出てくると何かを必ず行うような演出を行ってもよいし、さらに他のキャラクタが出てくると何かを必ず行うような演出を行ってもよい。このとき、例えば、キャラクタの出現数が多いほど大当りとなりやすくしてもよい。
また、カウントダウン表示の表示数が多い場合には最終的に大当りとなりやすくしてもよいし、チャンスアップの予告が行われると最終的に大当りとなりやすくしてもよい。
また、チャンスアップメータについて、メータの一部又は全部を拡大/縮小したり、昇格演出(例えば、色や形状が変化したり、現在位置を示すキャラクタやマーカーが変化する等)が行われてもよい。
<<実施形態4>>
次に、図109〜図162を用いて、実施形態4に係る遊技台について説明する。図109は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図109(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図109(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。
変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。なお、図109乃至図111において、可動体1、2に備えられている発光手段が発光している場合は、薄墨色で表し、発光手段が発光していない場合は、白色で表している。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図109(a)に続く、図109(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図109(b)に続く、図109(c)は、可動体1が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体2は初期位置に位置している状態を示している。可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1が装飾図柄の一部、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111の一部、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図109(c)に続く、図109(d)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動している。
図109(d)に続く、図109(e)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動している。可動体1が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部等が可動体1によってオーバーラップされている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図109(e)に続く、図109(f)は、可動体1が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、前側にある可動体1のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図110は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図110(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図110(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図110(a)に続く、図110(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図110(b)に続く、図110(c)は、可動体2が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体1は初期位置に位置している状態を示している。可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図110(c)に続く、図110(d)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。
図110(d)に続く、図110(e)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体2が変形することで、新たに、保留アイコンab1、ab2の一部、ボタン予告表示h110の他の一部が可動体2によってオーバーラップされている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図110(e)に続く、図110(f)は、可動体2が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、後側にある可動体2のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図109に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図109に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図111は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図111(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図111(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図111(a)に続く、図111(b)は、可動体1、2が初期位置に位置したままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図111(b)に続く、図111(c)は、可動体1、2が同時に初期位置から移動を開始して、同時に装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置した状態を示している。可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図111(c)に続く、図111(d)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。なお、可動体1と可動体2の変形動作の開始のタイミングが異なる場合があってもよい。
図111(d)に続く、図111(e)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が同時に終了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体1、2が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部が可動体1や可動体2によってオーバーラップされている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の変形動作の終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図111(e)に続く、図111(f)は、可動体1、2が変形前の形状に戻る動作を同時に行った後に、同時に初期位置に移動開始、および移動終了して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を同時に消灯した状態を示している。なお、可動体1と可動体2が変形前の形状に戻る動作は、別々のタイミングで開始される場合があってもよいし、別々のタイミングで終了される場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを異ならせても終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを同じにしても終了のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングを同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。可動体1、2のそれぞれの発光手段が別々のタイミングで消灯する場合があってもよい。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、両方の可動体が装飾図柄表示装置208の前方に同時に落下して同時に変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図109に示した演出例や図110に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図109に示した演出例や図110に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
次に、図112乃至図120を用いて、可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する。図112を用いて、可動体90を説明する。図112(a)は、可動体90の略示正面図であり、図112(b)は、可動体90の略示左側面図である。
可動体90は、可動体90a、可動体90aの左下に設けられた可動体90b、可動体90bを動作させるためのモータm1と回転軸d1、可動体90aの右下に設けられた可動体90c、および可動体90cを動作させるためのモータm2と回転軸d2を有している。可動体90aは、板状の横長長方形の基板取付ベース部90a1、LED基板90a2、およびカバー部90a3を有している。可動体90bは、板状の扇形の基板取付ベース部90b1、LED基板90b2、およびカバー部90b3を有し、可動体90cは、板状の扇形の基板取付ベース90c1、LED基板90c2、およびカバー部90c3を有している。
可動体90aのLED基板90a2には、発光ダイオードa11〜a35が3行6列の配列に整列して設けられている(ただし、2行1列目、3行1列目、2行6列目、および3行6列目には発光ダイオードが設けられていない)。可動体90bのLED基板90b2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードb1〜b4が設けられ、可動体90cのLED基板90c2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードc1〜c4が設けられている。発光ダイオード(a11〜c4)は、全てが単色(同色、または異色)の発光ダイオードで構成されてもよいし、一部が単色の発光ダイオードで他の一部がフルカラーLEDであってもよいし、全てがフルカラーLEDで構成されてもよい。また、可動体90aに搭載する発光ダイオード(a11〜c4)には、発光ダイオード以外の光源を用いてもよい。
図113を用いて、可動体90の初期動作を説明する。図113(a)〜(g)は、パチンコ機100の電源投入時等に行われる可動体90の初期動作を段階的に示している。なお、図113乃至図119において、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している場合を白色で表し、点灯している場合を薄墨色で表している。また、図113乃至図119において、カバー部90a3、90b3、90c3の図示を省略している。
図113(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。可動体90は、両端に設けられたアーム部によって上下方向の移動が可能となっている。可動体90の両端に設けられたアーム部は、透明、半透明、または有色であってもよいし、発光ダイードを配置することで発光可能であってもよい。アーム部の後方には、可動体90に接続されるケーブルを遊技者から視認できないように配置してもよい。また、装飾図柄表示装置208には、「準備中」の文字列が表示されている。
図113(a)に続く、図113(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている全ての発光ダイオードが点灯している状態を示している。また、「準備中」の文字列の表示が可動体90によってオーバーラップされている。
図113(b)に続く、図113(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35が視認可能となっている。
図113(c)に続く、図113(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35が視認可能になっている。
図113(d)に続く、図113(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図113(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図113(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図113(e)に続く、図113(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図113(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図113(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図113(f)に続く、図113(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図114を用いて、可動体90の演出例の一例を説明する。図114(a)〜(n)は、可動体90を用いた演出例を段階的に示している。
図114(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図114(a)に続く、図114(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図114(b)に続く、図114(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。
図114(c)に続く、図114(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35の光が視認可能になっている。
図114(d)に続く、図114(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図114(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図114(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図114(e)に続く、図114(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図114(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図114(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図114(f)に続く、図114(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図114(g)に続く、図114(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図114(h)に続く、図114(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが右回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となっている。
図114(i)に続く、図114(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa22、a32、a33)の光が視認可能となっている。
図114(j)に続く、図114(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となっている。
図114(k)に続く、図114(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa25、a34、a35)の光が視認可能になり、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図114(l)に続く、図114(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図114(l)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図114(l)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図114(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図114(m)に続く、図114(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図115乃至図118に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図115を用いて、図112に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図115(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aにおいて上下方向に移動するように構成されている。
図115(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図115(a)に続く、図115(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図115(b)に続く、図115(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に上方に移動する動作が行われた状態を示している。可動体90b、90cが移動することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。なお、可動体90b、90cは、別々のタイミングで移動する場合があってもよい。
図115(c)に続く、図115(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に更に上方に移動して目的位置で停止した状態を示している。可動体90b、90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a16が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22〜a35の光が視認可能になっている。
図115(d)に続く、図115(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが同時に下方に移動している状態を示している。可動体90b、90cの移動によって、発光ダイオードa22〜a25が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、発光ダイオードa13、a14が視認可能になっている。
図115(e)に続く、図115(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが同時に元の位置に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが別々のタイミングで元の位置に戻る場合があってもよい。
図115(f)に続く、図115(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図115(g)に続く、図115(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図115(h)に続く、図115(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみ上方に移動することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa11、a12が可動体90bによってオーバーラップされている。
図115(i)に続く、図115(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90bcが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a13が可動体90bによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22、a23の光が視認可能になっている。
図115(j)に続く、図115(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみ上方に移動することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa15、a16が可動体90cによってオーバーラップされている。
図115(k)に続く、図115(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa14〜a16が可動体90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa24、a25の光が視認可能になっている。
図115(l)に続く、図115(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図115(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻る場合があってもよい。
図115(m)に続く、図115(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図114乃至図118に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図116を用いて、図112に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図116(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aの後側に設けられている。
図116(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図116(a)に続く、図116(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b3、c1〜c3)は消灯していてもよい。
図116(b)に続く、図116(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cの発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードb1、b2、c1、c2)の光が視認可能となっている。
図116(c)に続く、図116(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cに搭載されている全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図116(d)に続く、図116(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図114(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図116(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図116(e)に続く、図116(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図114(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図116(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図116(f)に続く、図116(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図116(g)に続く、図116(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b4、c1〜c4)は消灯していてもよい。
図116(h)に続く、図116(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが左回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図116(i)に続く、図116(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイードのうちの全ての発光ダイオードb1〜b3の光が視認可能となっている。
図116(j)に続く、図116(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図116(k)に続く、図116(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている全ての発光ダイードc1〜c3の光が視認可能となっている。
図116(l)に続く、図116(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図116(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図116(d)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図116(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図116(m)に続く、図116(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図114乃至図118に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図117を用いて、図112に示す可動体90を用いた演出例を説明する。図117(a)〜(l)は、可動体90を用いた演出例を示している。
図117(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、デフォルト態様の保留アイコンa1の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(a)に続く、図117(b)は、装飾図柄表示装置208において「装飾5−装飾6−装飾5」の確定表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(b)に続く、図117(c)は、装飾図柄表示装置208において、先読み予告態様の保留アイコンa2の消化による装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208では、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が表示され、ボタン操作の予告演出が行われている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad3の一部、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(c)に続く、図117(d)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示され、太陽の画像が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部、太陽の画像の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(d)に続く、図117(e)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が仮停止表示され、リーチ演出が開始されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(e)に続く、図117(f)は、装飾図柄表示装置208において、「勝負じゃ!」の文字列を表示した殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示が開始され、装飾図柄表示装置208の右上に装飾図柄変動表示が縮小表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(f)に続く、図117(g)は、装飾図柄表示装置208において、SPリーチ演出が終了して、装飾図柄表示装置208の右上に「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが縮小して仮停止表示がされている。装飾図柄表示装置208において、「勝ち」の文字列と殿のキャラと敵キャラクタの対決シーンが終了して殿のキャラが勝った演出表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラが勝った演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(g)に続く、図117(h)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾7」の停止表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(h)に続く、図117(i)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技の1R目の大当り遊技演出表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の左上には、大当りの停止図柄である「装飾7」が表示され、右上にはラウンド数を示す「1R」の文字列が表示され、その左方に大当り遊技中における払い出し数の合計を示す「80球」の文字列、および右下に大当り回数を示す「大当り回数:1」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、1R目の大当り遊技演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(i)に続く、図117(j)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技が終了して「Dito」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、「Dito」の文字列の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(j)に続く、図117(k)は、大当り遊技終了後の電サポ状態に移行している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「右打ちしてね!」の文字列と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄と変動アイコンad4と特図2保留アイコンac1が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「右打ちしてね!」の文字列の一部と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄の一部と変動アイコンad4の一部と特図2保留アイコンac1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図117(k)に続く、図117(l)は、電サポ状態が継続している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「扉開放エラー」の文字列と「球満タンエラー」の文字列と変動アイコンad5と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「扉開放エラー」の文字列の一部と「球満タンエラー」の文字列の一部と変動アイコンad5の一部と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
本演出例に示すように、様々な演出や遊技状態において、装飾図柄表示装置208の略中央前方に可動体90が位置する場合がある。可動体90によって上記に示した表示の全てがオーバーラップされる場合があってもよいし、可動体90によってオーバーラップされていた表示がオーバーラップされない場合があってもよい。
図118を用いて、図112に示す可動体90を用いた演出例を説明する。
図118(a)は、ボタン操作の予告演出のチャンスボタン136の操作有効期間において、遊技者がチャンスボタン136を押下することで、図114に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、チャンスボタン136の操作有効期間内において遊技者がチャンスボタン136を操作しなかった場合でもチャンスボタン136の操作有効期間の終了後に図114に示す可動体90による予告演出が行われてもよい。なお、図118(a)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図118(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図118(a)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図114乃至図118に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図118(b)は、カウントダウンの予告演出によるカウントダウンの終了後に、図114に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、図118(b)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図118(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図118(b)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図118(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図118(a)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図118(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図118(b)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図114乃至図118に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図119を用いて、図112に示す可動体90の初期位置における見え方の変形例について説明する。なお、可動体90は、遊技釘を有する遊技板125より後方に位置している。
図119(a)は、可動体90の初期位置において、構造体30aの後方に位置している例である。構造体30aは、平板状の形状を有し、略中心部に横長長方形状の開口部を備えている。構造体30aは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30aの開口部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図119(b)は、可動体90の初期位置において、構造体30bの後方に位置している例である。構造体30bは、平板状の形状を有し、略中央部に縦長長方形状の切り欠き部を備えている。構造体30bは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30bの切り欠き部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図119(c)は、可動体90の初期位置において、構造体30cの後方に位置している例である。構造体30cは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30cにオーバーラップされているため、可動体90は遊技者から視認不可能となっている。なお、構造体30cに透過液晶デバイスを配置することで、透過液晶デバイスにおける表示中よりも非表示中に構造体30cの後方に位置している可動体90を視認し易くしてもよい。
図120を用いて、図112に示す可動体90の位置や移動動作の変形例について説明する。
図120(a)は、液晶表示装置a208、可動体90、および発光パネルユニット919を左側面から見た概略図である。本例では、可動体90が液晶表示装置a208の前方で、かつ発光パネルユニット919の後方で上下方向に移動する例である。なお、液晶表示装置a208や発光パネルユニット919は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図120(b)は、透過液晶表示装置b208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が透過液晶表示装置b208の後方で上下方向に移動する例である。なお、透過液晶表示装置b208は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図120(c)は、可動液晶表示装置c208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が可動液晶表示装置c208の後方、および前方で上下方向に移動する例である。図120(c)における左側の図は、可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合の可動体90の移動方向を示している。可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合においては、可動体90は可動液晶表示装置c208の後方に位置し、可動体90は上下方向にのみ移動可能である。図120(c)における真ん中の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した状態を示している。図120(c)における右側の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した後に、可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に移動した状態を示している。可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に位置している場合には、可動体90は上下方向に移動可能となる。なお、可動液晶表示装置c208は、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
次に、図121乃至図131を用いて、構造体247を用いた演出例を説明する。図121乃至図131の演出例に用いられる構造体247は、正面の形状が略円形状で表面に家紋の模様が施された構造体であり、上下方向の移動が可能である。また、図121乃至図130において、左側の図は、装飾図柄表示装置208と構造体247の状態を示し、真ん中の図は、左側の図の状態における装飾図柄表示装置208を、構造体247を透かして見た場合を示している。右側の図は、装飾図柄表示装置208に表示された所定のキャラクタ表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SBや太陽の表示su1)が遊技者の目線の角度によって見えているかどうかを判断するための概略図である。図中において、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できる目線を○で表し、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できない目線を×で表している。なお、本例の構造体247の形状や配置位置は、構造体247の後方に表示される所定のキャラクタを所定の目線の角度(例えば、一般的な座高(例えば、座高が70cm〜100cm)の遊技者の通常の遊技姿勢における目線の角度)では、視認できないように計算して設計される場合があってもよい。また、本例に用いられる装飾図柄表示装置208は、可動液晶表示装置であってもよいし、透過液晶表示装置であってもよい。
図121は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図121(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図121(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図121(a)に続く、図121(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBが、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図121(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。なお、本例、および以下に示す例の遊技者の目線の説明において、略正面とは、水平方向を0°とした場合に目線の角度が±約10°の範囲内を略正面と規定し、略斜め上とは、目線の角度が+約20°以上を略斜め上と規定し、略斜め下とは、目線の角度が−約20°以下を略斜め下と規定するが、本開示は必ずしもこれらに限定されるものではない。遊技者の目線の説明において、略斜め上とは略正面よりも目線の位置が高ければよいし、略斜め下とは略正面よりも目線の位置が低ければよい。
図121(b)に続く、図121(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示されている。図121(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図121(c)に続く、図121(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図121(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図121(d)に続く、図121(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図122乃至図130に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しないで、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよいし、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しつつも、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよい。
図122は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図122(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図122(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図122(a)に続く、図122(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図122(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図122(b)に続く、図122(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図122(c)に続く、図122(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図122(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図122(d)に続く、図122(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図122(e)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に再び、構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図130に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図123は、構造体247、および構造体50tを用いた演出例を段階的に示している。構造体50tは、不透明な薄板状で構成された構造体であり、表面には遊技台のタイトルが表示されている。図123(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247、および上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図123(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図123(a)に続く、図123(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図123(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図123(b)に続く、図123(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図123(c)に続く、図123(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半分が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図123(d)に続く、図123(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。図123(d)の状態において、構造体50tを略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に構造体50tにオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図131に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図124は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図124(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図124(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図124(a)に続く、図124(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。
図124(b)に続く、図124(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。
図124(c)に続く、図124(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図124(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図124(d)に続く、図124(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図131に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図125は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図125(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図125(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図125(a)に続く、図125(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。また、本例のサボハニのキャラクタ表示SBは、図124等で示したサボハニのキャラクタ表示SBよりも大きい表示である。
図125(b)に続く、図125(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図125(c)に続く、図125(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図125(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図125(d)に続く、図125(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からサボハニのキャラクタ表示SBの一部がオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であり、サボハニのキャラクタ表示SBの一部は、常に略正面の目線の遊技者から視認可能となる演出例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図131に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図126は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図126(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図126(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図126(a)に続く、図126(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図126(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図126(b)に続く、図126(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図126(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1およびサボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部およびサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図126(c)に続く、図126(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが太陽の表示su1を上に投げるアニメーション表示が表示され、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略上半分が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示され、特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図126(d)に続く、図126(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたまま、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、太陽の表示su1のみが構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図131に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図127は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図127(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図127(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図127(a)に続く、図127(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体と太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図127(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部と太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
図127(b)に続く、図127(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図127(c)に続く、図127(d)は、装飾図柄表示装置208において、太陽の表示su1のみが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンa3にオーバーラップするように表示されている。図127(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1の一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の全体を視認できている。
図127(d)に続く、図127(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されたまま、太陽の表示su1が更に下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247にオーバーラップされる位置で表示されている。構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行い、その後に太陽の表示su1のみを構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図131に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図128は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図128(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図128(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、エフェクト画像ef1が構造体247から放射線状にはみ出るように表示されている。エフェクト画像ef1は、当該変動の予告として用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを覆うエフェクト画像でありサボハニのキャラクタ表示SBに付随する表示である。
図128(a)に続く、図128(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が、画面の下から登場するように表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図128(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないもののエフェクト画像ef1の一部が視認できるのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部とエフェクト画像ef1の一部を視認できている。
図128(b)に続く、図128(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図128(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図128(c)に続く、図128(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図121(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図128(d)に続く、図128(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1がさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であるが、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示される前に、サボハニのキャラクタ表示SBに付随するエフェクト画像ef1が構造体247にオーバーラップされない位置に表示される例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図131に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図129は、構造体247を用いた3つの演出例を示している。図129(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図129(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、殿のキャラクタ表示h113と「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114が装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114は、サボハニのキャラクタ表示SBが出現することを予告する表示であり、サボハニのキャラクタ表示SBは当該変動の予告として用いられる表示である。
図129(a)に続く、図129(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ出現中!」の文字列が表示されている。「キャラ出現中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの出現前に表示されてもよいし、出現と同時に表示されてもよいし、出現後に表示されてもよい。図129(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図129(b)に続く、図129(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ拡大中!」の文字列が表示されている。「キャラ拡大中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの拡大開始前に表示されてもよいし、拡大開始と同時に表示されてもよいし、拡大開始後に表示されてもよい。図128(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示する前に、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されることを予告する表示を行い、サボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後は、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されていることを知らせる表示を行い、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示され、サボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されていることを知らせる表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図131に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、拡大されるサボハニのキャラクタ表示SBの大きさが大きいほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図129(A)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。図129(A)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1とサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図129(A)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部、およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1と当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体247にオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図131に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、構造体247にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図129(あ)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置し、装飾図柄表示装置208の上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。図129(あ)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1が表示され、構造体50tにオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図129(あ)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部を視認でき、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できる。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1を構造体247にオーバーラップされる位置に表示し、当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体50tにオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図131に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、複数の構造体にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図130は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図130(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図130(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図130(a)に続く、図130(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図130(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図130(b)に続く、図130(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図130(c)に続く、図130(d)は、構造体247が上方に移動して、画面の略中央に表示されているサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップする位置に位置している状態を示している。図130(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないが、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示し、その後に構造体247を移動させて、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247によってオーバーラップされる例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図131に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例では予告表示となるサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に遅れて、構造体247の移動が行われるが、サボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に合わせて、常にサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップするように構造体247の移動が行われてもよいし、構造体247の移動を先に行い、遅れてサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示が行われてもよい。
図131は、構造体247を用いた演出例を示している。図131(a)は、エフェクト画像ef1とサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示した状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図131(b)は、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している。正面から構造体247を視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部が視認できるもののサボハニのキャラクタ表示SBが視認できていない。一方、図131(b)に示すように、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部とサボハニのキャラクタ表示SBの略全体が視認できている。このように、エフェクト画像ef1を表示することで、正面から視認している遊技者の目線を変えさせることができる。また、本例の演出は先読み予告として行われる場合があってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図121乃至図130に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図132乃至図141を用いて、保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する。なお、図132乃至図141の図中の矢印は、保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を説明するためのものであるが、装飾図柄表示装置208に保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を示す表示として表示される場合があってもよい。
図132は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図132は、図132(a)〜(g)の後に図132(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図132(a)〜(g)の後に図132(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図132(a)〜(i)を用いて説明する。図132(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図132(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図132(a)に続く、図132(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図132(b)に続く、図132(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図132(c)に続く、図132(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図132(d)に続く、図132(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図132(e)に続く、図132(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。また、予告表示m1は、操作演出表示が行われることを予告する予告表示であってもよいし、SPリーチ演出が行われことの予告表示であってもよい。
図132(f)に続く、図132(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図132(g)に続く、図132(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図132(h)に続く、図132(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図132(j)、(k)を用いて説明する。
図132(a)〜(g)に続く、図132(j)は、装飾図柄表示装置208において、図132(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図132(j)に続く、図132(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図132乃至図141に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図133は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図133は、図133(a)〜(g)の後に図133(h)〜(j)の演出を行うパターン1の例と図133(a)〜(g)の後に図133(k)〜(m)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図133(a)〜(j)を用いて説明する。図133(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図133(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図133(a)に続く、図133(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図133(b)に続く、図133(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図133(c)に続く、図133(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図133(d)に続く、図133(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図133(e)に続く、図133(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。直近において、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、特図1保留アイコンa3として「外出中」の文字列が表示された縦長長方形状の保留アイコン(以下、「外出中保留アイコン」と称する場合がある。)が表示されている。なお、外出中保留アイコンに代えて、色を薄くしたデフォルト形状の保留アイコンを用いる場合があってもよい。
図133(f)に続く、図133(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図133(g)に続く、図133(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図133(h)に続く、図133(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の台座に戻る移動アニメーションが終了し、当該台座には、外出中保留アイコンにオーバーラップするように、予告表示m1と同じ態様の保留アイコンが表示されている。
図133(i)に続く、図133(j)は、装飾図柄表示装置208において、外出中保留アイコンが消去される。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図133(k)〜(m)を用いて説明する。
図133(a)〜(g)に続く、図133(k)は、装飾図柄表示装置208において、図133(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去される。外出中保留アイコンが表示されている台座では、予告表示m1の態様(デフォルト態様)の保留アイコンが外出中保留アイコンにオーバーラップして再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよい。
図133(k)に続く、図133(l)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3が移動前の台座で表示された状態を示している。図133(m)は、外出中保留アイコンが消去された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって別の態様の保留アイコンを仮表示する例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図132乃至図141に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図134は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図134は、図134(a)〜(g)の後に図134(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図134(a)〜(g)の後に図134(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図134(a)〜(i)を用いて説明する。図134(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図134(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図134(a)に続く、図134(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図134(b)に続く、図134(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図134(c)に続く、図134(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図134(d)に続く、図134(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図134(e)に続く、図134(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図2保留アイコンb3が特図1保留アイコンa3表示していた台座に一時的に移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。また、本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図134(f)に続く、図134(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、直近において特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図2保留アイコンb3が一時的に表示されている。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図134(g)に続く、図134(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域208abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、特図2保留アイコンb3が元の台座に移動している。また、チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図134(h)に続く、図134(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。また、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図134(j)、(k)を用いて説明する。
図134(a)〜(g)に続く、図134(j)は、装飾図柄表示装置208において、図134(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図2保留アイコンb3が一時的に表示されている台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションと特図2保留アイコンb3が元の台座に向かって移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。本例では、保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンが特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されるが、特図2保留アイコンb3が保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンにオーバーラップするように表示されてもよい。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図134(j)に続く、図134(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示され、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって右隣りにある保留アイコンを仮表示し、移動中の保留アイコンが元の位置に戻る際には、仮表示した保留アイコンが元の位置に戻る例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図132乃至図141に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図135は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図135は、図135(a)〜(g)の後に図132(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図135(a)〜(g)の後に図132(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図135(a)〜(i)を用いて説明する。図135(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図135(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図135(a)に続く、図135(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図135(b)に続く、図135(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図135(c)に続く、図135(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図135(d)に続く、図135(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図135(e)に続く、図135(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、ガセの予告表示である。
図135(f)に続く、図135(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図135(g)に続く、図135(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図135(h)に続く、図135(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図135(j)、(k)を用いて説明する。
図135(a)〜(g)に続く、図135(j)は、装飾図柄表示装置208において、図135(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、直近において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示され、チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図135(j)に続く、図135(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンがガセ予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われない例である。
図136は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図136(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図136(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図136(a)に続く、図136(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図136(b)に続く、図136(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図136(c)に続く、図136(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図136(d)に続く、図136(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図136(e)に続く、図136(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図136(f)に続く、図136(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図136(g)に続く、図136(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図136(h)に続く、図136(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図136(i)に続く、図136(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図136(j)に続く、図136(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図136(k)に続く、図136(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図136(l)に続く、図136(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図136(m)に続く、図136(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告を複数回連続して行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図132乃至図141に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図137は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図137(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図137(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図137(a)に続く、図137(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図137(b)に続く、図137(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図137(c)に続く、図137(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図137(d)に続く、図137(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図137(e)に続く、図137(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図137(f)に続く、図137(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図137(g)に続く、図137(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図137(h)に続く、図137(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図137(i)に続く、図137(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図137(j)に続く、図137(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図2保留アイコンb3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図137(k)に続く、図137(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図137(l)に続く、図137(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図137(m)に続く、図137(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図2保留アイコンb3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、1回の変動において、2の異なる保留アイコンを予告表示m1として用いる擬似連続予告を複数回行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図132乃至図141に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが足りていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図138は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図138(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図138(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図138(a)に続く、図138(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図138(b)に続く、図138(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図138(c)に続く、図138(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図138(d)に続く、図138(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図138(e)に続く、図138(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図138(f)に続く、図138(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図138(g)に続く、図138(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図138(h)に続く、図138(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図138(i)に続く、図138(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」によるリーチ演出が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、「リーチ!」の文字列が表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図132乃至図141に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図139は、変動アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図139(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図139(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図139(a)に続く、図139(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図139(b)に続く、図139(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図139(c)に続く、図139(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図139(d)に続く、図139(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図139(e)に続く、図139(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に変動アイコンad1が変動アイコン表示領域280から飛び出して、予告表示m2として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m2と特変動アイコンad1は、同じ表示態様である。また、変動アイコン表示領域280の台座には、変動アイコンを表示していない。本例では、予告表示m2は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告として用いられる表示であってもよい。
図139(f)に続く、図139(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m2が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m2は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図139(g)に続く、図139(h)は、装飾図柄表示装置208において、変動アイコン表示領域280の位置(台座)に戻る予告表示m2の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図139(h)に続く、図139(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m2が変動アイコンad1として、変動アイコン表示領域280の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に変動アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図132乃至図141に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、デフォルト態様の変動アイコンのみならず、デフォルト態様以外の態様の変動アイコンが本例の予告表示m2として用いられる場合があってもよい
図140は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図140(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図140(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図140(a)に続く、図140(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図140(b)に続く、図140(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図140(c)に続く、図140(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図140(d)に続く、図140(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図140(e)に続く、図140(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、先読み予告として用いられる表示である。
図140(f)に続く、図140(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図140(g)に続く、図140(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。
図140(h)に続く、図140(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図140(i)に続く、図140(j)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン移動アニメーションが終了している。
図140(j)に続く、図140(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図140(k)に続く、図140(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図140(l)に続く、図140(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾2」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾2」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾3」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図140(m)に続く、図140(n)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の停止表示が表示されている状態を示している。
図140(n)に続く、図140(o)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図140(o)に続く、図140(p)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン間移動アニメーションが終了している。
図140(p)に続く、図140(q)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図140(q)に続く、図140(r)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様であり、当該変動の予告として用いられる。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図140(r)に続く、図140(s)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾7」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾7」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾8」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図140(s)に続く、図140(t)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示を終了して装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図140(t)に続く、図140(u)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了し、「装飾7」のリーチ演出が行われ御。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突する連続予告を複数の変動に亘って行い、リーチ演出に発展する例である。本例における1回目と2回目に登場する予告表示は、先読み予告として用いられ、3回目に登場する予告表示は、当該変動の予告として用いられる。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図132乃至図141に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図141は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。図141(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、特図2保留アイコンb2は、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンである。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図141(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。なお、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる場合があってもよい。
図141(a)に続く、図141(b)は、装飾図柄表示装置208において、殿のキャラクタの態様をした特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図141(b)に続く、図141(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、殿のキャラクタの態様をした特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図141(c)に続く、図141(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図141(d)に続く、図141(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図141(e)に続く、図141(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、特図2保留アイコンb2が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c1として移動し、特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c2として移動し、特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c3として移動する移動アニメーションが表示されている。予告表示c1〜c3、特図2保留アイコンb2、b3、および特図1保留アイコンa3の全てが同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb2、b3、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示c1〜c3は、当該変動の予告として用いられる表示であるが、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であってもよいし、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告と兼用される場合があってもよい。
図141(f)に続く、図141(g)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が予告表示c1'に変化し、予告表示c2が予告表示c2'に変化し、予告表示c3が予告表示c3'に変化した状態を示している。予告表示c1'〜c3'は、いずれも同じ表示態様であり、大きく表示された殿のキャラクタが日本刀を抜いて戦っている表示態様をしている。装飾図柄表示措置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示c1'が左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c2'が左図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c3'が右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」と戦う戦闘アニメーションが表示されている。
図141(g)に続く、図141(h)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1'がc1に、予告表示c2'がc2に、予告表示c3'がc3に変化しながら、予告表示c1が特図2保留アイコンb2を表示していた位置に、予告表示c2が特図1保留アイコンa3を表示していた位置に、予告表示c3が特図2保留アイコンb3を表示していた位置に戻る予告表示c1〜c3の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。
図141(h)に続く、図141(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が特図2保留アイコンb2として移動前の位置に戻り、予告表示c2が特図1保留アイコンa3として移動前の位置に戻り、予告表示c3が特図2保留アイコンb3として移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了している。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾7」のリーチ演出が実行されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に複数の保留アイコンが複数の予告表示として複数の装飾図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図132乃至図140に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例の予告表示として用いる保留アイコンの数が足りない場合は、変動アイコンを予告表示として用いる場合があってもよい。
次に、図142乃至図162を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図142(a)〜(c)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図142(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図138(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図142(a)は、画面の略中央に殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図142(a)に続く、図142(b)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図142(b)に続く、図142(c)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の上方に表示された状態を示している。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。なお、吹き出し表示f1の横幅と吹き出し表示f2の横幅は同じであり、吹き出し表示f1の高さと吹き出し表示f2の高さは同じとなるように構成されているが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1、f2においても同様である。
次に、図143を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図143(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図143(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図143(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図143(a)に続く、図143(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図143(b)に続く、図143(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。なお、吹き出し表示f1は、画面略中央で停止表示される直前の状態までは、吹き出し部に表示されている文字列と晴れマークの絵柄を表示しない(吹き出し部の枠のみが表示されている)で、画面略中央で停止表示した後に文字列と晴れマークの絵柄を文字列の先頭から順番に表示するようにしてもよいし、文字列と晴れマークの絵柄の全部が一度に表示されてもよい。また、他の吹き出し表示においても同様の構成であってもよい。
図143(c)に続く、図143(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図143(d)に続く、図143(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f1の晴れマークの絵柄の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、晴れマークの絵柄以外の部分が吹き出し表示f2にオーバーラップされてもよい。
図143(e)は、吹き出し表示f2の登場により、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションが行われた状態を示している。本例では、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f2が左方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図143(e)に続く、図143(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf1が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示された状態を示している。
図143(f)に続く、図143(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図143(g)に続く、図143(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f3とf2が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f2の吹き出し部の文字列が吹き出し表示f3の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、吹き出し部の文字列以外の部分が吹き出し表示f3にオーバーラップされてもよい。なお、吹き出し表示f3の横幅は、吹き出し表示f1、f2の横幅と同じであり、吹き出し表示f3の高さは、吹き出し表示f1、f2の高さと同じであるが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1〜f3においても同様である。
また、図143(h)は、吹き出し表示f3の登場により、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2は上方に移動する移動アニメーションが行われ、吹き出し表示f1は画面上端から出て行くように消去される状態を示している。本例では、吹き出し表示f1、f2が上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f3が右方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図143(h)に続く、図143(i)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf2が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示され、吹き出し表示f1は画面上端から出ていくように消去された状態を示している。また、このコマの後、爺のキャラクタの吹き出し表示f2と姫のキャラクタの吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2を消去した後に吹き出し表示f3が消去されてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に消去されてもよいし、吹き出し表示f3を消去した後に吹き出し表示f2が消去されてもよい。また、吹き出し表示f2、および吹き出し表示f3のうちの少なくとも一つは、装飾図柄変動表示におけるリーチ図柄が表示される前に消去されてもよいし、擬似連続表示のn回目(nは任意の数)を開始するよりも前に消去されてもよいし、仮停止表示を表示する前に消去されてもよい。吹き出し表示f2と吹き出し表示f3は、その場で即パッと消去されてもよいし、その場でだんだん薄くなってフェードアウトするように消去されてもよいし、殿のキャラクタの吹き出し表示f1と同じで上方に移動する移動アニメーションを表示した後に画面上端から出ていくように消去されてもよいし、それぞれの登場時の方向から出ていくように消去されてもよい。以降の図面において説明する吹き出し表示においても同様であってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例および以降の図面において説明する吹き出し表示は、吹き出し表示の各構成(天気マーク(晴れマーク、曇りマーク、雨マーク)の絵柄、文字列の表示、枠、キャラクタの名前の表示、キャラクタの顔画像)のそれぞれにおいて、各構成のうちの少なくとも一部がアニメーション表示されてもよいし、一部のみがアニメーション表示されてもよいし、全部がアニメーション表示されてもよい。例えば、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示を表示してもよいし、文字列の表示が点滅するアニメーション表示を表示してもよいし、キャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよいし、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示と文字列の表示が点滅するアニメーション表示とキャラクタが口パクするアニメーション表示のうちの1または複数を表示しながら吹き出し表示全体が移動表示してもよい。また、文字列の表示を先頭の文字から順番に表示するようにして文字列の表示の文字数が増加している期間にキャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよい。吹き出し表示の各構成のアニメーション表示は、アニメーション表示の先頭から最後までの動作が繋がった繰り返し可能なアニメーション表示であってもよい。例えば、回転して元の姿勢に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、拡大または縮小した後に元の大きさに戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、位置を移動した後に元の位置に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、点滅する1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、光沢表示が移動または変化する1つのアニメーション表示を繰り返してもよい。また、吹き出し表示の各構成のうちの少なくとも一のアニメーション表示の一部が吹き出し表示の各構成の他のアニメーションの一部にオーバーラップしてもよい。また、吹き出し表示は本例に限らず、吹き出し表示の各構成のそれぞれについて一部が透明または半透明でもよいし、一部のみが透明または半透明でもよいし、全部が半透明でもよい。
次に、図144を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図144(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図144(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図144(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図144(a)に続く、図144(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図144(b)に続く、図144(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図144(c)に続く、図144(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図144(d)に続く、図144(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。
図144(e)に続く、図144(f)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図144(f)に続く、図144(g)は、吹き出し表示f1の移動アニメーションの中断後に爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図144(g)に続く、図144(h)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
図144(h)に続く、図144(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図144(i)に続く、図144(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図144(j)に続く、図144(k)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去され、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
図144(k)に続く、図144(l)は、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図144(l)に続く、図144(m)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図145を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図145(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図145(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図145(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図145(a)に続く、図145(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図145(b)に続く、図145(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図145(c)に続く、図145(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図145(d)に続く、図145(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。
図145(e)に続く、図145(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f2の吹き出し部分が吹き出し表示1の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f2は、吹き出し表示f1よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f1の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f2の吹き出し部分に隠れるが、殿のキャラクタの顔画像と「殿」の文字画像は、吹き出し表示f2に隠れていない。
図145(f)に続く、図145(g)は、吹き出し表示f2の左に向けて移動する移動アニメーションが終了した後に、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。図145(g)では、吹き出し表示f1が上方に移動することで、吹き出し表示f2の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。なお、図145(f)と図145(g)の間の或るタイミングにおいて、吹き出し表示f1の吹き出し部は、晴れマークの絵柄の一部が表示されて、文字列が表示されていない状態となる。
図145(g)に続く、図145(h)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図145(h)に続く、図145(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図145(i)に続く、図145(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f2とf3が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。
図145(j)に続く、図145(k)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f3の吹き出し部分が吹き出し表示2の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f2の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f3の吹き出し部分に隠れるが、爺のキャラクタの顔画像と「爺」の文字画像は、吹き出し表示f3に隠れていない。
図145(k)に続く、図145(l)は、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。図145(l)では、吹き出し表示f2が上方に移動することで、吹き出し表示f3の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図145(l)に続く、図144(m)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去され、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図146を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図146は、図146(a)〜(m)の後に図146(n)〜(q)の演出を行うパターン1の例と図146(a)〜(m)の後に図146(r)〜(t)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図146(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図146(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図146(a)に続く、図146(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図146(b)に続く、図146(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図146(c)に続く、図146(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図146(d)に続く、図146(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図146(e)に続く、図146(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図146(f)に続く、図146(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図146(g)に続く、図146(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図146(h)に続く、図146(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図146(i)に続く、図146(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図146(j)に続く、図146(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2、f3が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、サボハニのキャラクタによる吹き出し表示f4が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f4とは、サボハニのキャラクタ画像とサボハニのキャラクタ画像にオーバーラップされる位置に表示されている「ハニー」の文字画像と「リーチになったらリャンス」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f4の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略半分となるように構成されている。
図146(k)に続く、図146(l)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示を一旦中断した状態を示している。画面下部より登場した吹き出し部f4が登場しきった位置で停止表示され、吹き出し表示f3の上への移動も一旦中断して停止表示されている。また、吹き出し表示f2の略下半分が画面上端で停止表示されている。
図146(l)に続く、図146(m)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図146(m)に続く、図146(n)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示が再開されると共に、画面下部より吹き出し表示f5が登場するように表示された状態を示している。吹き出し表示f5とは、疾風のキャラクタの顔画像と疾風のキャラクタの顔画像の上に表示されている「疾風」の文字画像と「激熱」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f5の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略2倍となるように構成されている。
図146(n)に続く、図146(o)は、吹き出し表示f3〜f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f3が画面上端から出ていくように消去される。
図146(o)に続く、図146(p)は、吹き出し表示f4、f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f4が画面上端から出ていくように消去される。
図146(p)に続く、図146(q)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図146(a)〜(m)に続く、図146(r)は、画面左端から吹き出し表示f5が登場するように表示されると共に、図146(m)において停止表示していた吹き出し表示f2〜f3を右方向に同時に移動させる移動アニメーションが表示された状態を示している。即ち、本例では、吹き出し表示f1〜f4を上に向けて順番にスクロール表示する演出の後に吹き出し表示f2〜f5を右に向けてスクロール表示する演出が行われる例である。
図146(r)に続く、図146(s)は、吹き出し表示f2〜f5の右に向けてスクロール表示が行われて、吹き出し表示f2〜f3が画面右端から同時に出ていくように消去される。
図146(s)に続く、図146(t)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図147を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図147は、図147(a)〜(j)の後に図147(k)、(l)の演出を行うパターン1の例と図147(a)〜(j)の後に図147(m)、(n)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図147(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図147(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図147(a)に続く、図147(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図147(b)に続く、図147(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図147(c)に続く、図147(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図147(d)に続く、図147(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図147(e)に続く、図147(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図147(f)に続く、図147(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図147(g)に続く、図147(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図147(h)に続く、図147(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図147(i)に続く、図147(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図147(j)に続く、図147(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、消去された吹き出し表示f1が画面上端から登場するように表示され、吹き出し表示f1〜f3が下に向いてスクロール表示される。
図147(k)に続く、図147(l)は、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より再登場した吹き出し表示f1が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1、f2を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図147(a)〜(j)に続く、図147(m)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、画面上端から吹き出し表示f1'が登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1'、f2、f3が下に向いてスクロール表示される。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図147(m)に続く、図147(n)は、吹き出し表示f1'、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より登場した吹き出し表示f1'が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1'、f2を消去すると共に、擬似連続予告演出やリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図148を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図148(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図148(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図148(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図148(a)に続く、図148(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1'は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図148(b)に続く、図148(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図148(c)に続く、図148(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図148(d)に続く、図148(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図148(e)に続く、図148(f)は、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1'が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1'がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1'の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図148(f)に続く、図148(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図148(g)に続く、図148(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1'を停止表示したままで、f2が上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1'が表示されている位置より上に、吹き出し表示f2が表示されず消去されるように構成されている。また、吹き出し表示f1'を吹き出し表示f2よりも優先させて表示させることで、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の後方をスクロール表示で移動している際には、吹き出し表示f2のうちの吹き出し表示f1'がオーバーラップしている部分が表示されないように構成されてもよい。この場合においては、吹き出し表示f2のうちの爺のキャラクタの顔画像と爺の文字画像は、吹き出し表示f1'にオーバーラップされないため、画面上端の位置までスクロー表示される。このように、本例では大当り信頼度の高い吹き出し表示が登場した場合には、大当り信頼度の低い方の吹き出しを優先させて消去することで、信頼度の高い吹き出し表示を画面に残すように構成されている。
図148(h)に続く、図148(i)は、吹き出し表示f1'を停止表示したままで、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f3が、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。この後、吹き出し表示f1'、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図149を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図149(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図149(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図149(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図149(a)に続く、図149(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図149(b)に続く、図149(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図149(c)に続く、図149(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図149(d)に続く、図149(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開される。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例では、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われるため、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の略下半分にオーバーラップするように表示される。
図149(e)に続く、図149(f)は、吹き出し表示f1の略下半分が吹き出し表示f2にオーバーラップされている状態で、共に上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図149(f)に続く、図149(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図149(g)に続く、図149(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2を停止表示したままで、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2の略下半分にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示1の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や晴れマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップして、吹き出し表示2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f3の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や雨マークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップするように構成されているがこれ以外の場合があってもよい。例えば、各キャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、各キャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、キャラクタの顔画像に吹き出し部がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよい。
図149(h)に続く、図149(i)は、吹き出し表示f1〜f3を上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し部f1の上端と吹き出し部f3の下端が画面に収まる位置で、吹き出し表示f1〜f3の移動アニメーションを中断または終了した状態を示している。この後、吹き出し表示f1〜f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、本例では2つの吹き出し表示を重ねる構成であるが、2以上の吹き出し表示を重ねる場合があってもよいし、例えば、重ねられた吹き出し表示の数が多くなるほど、大当りの信頼度が高くなる場合があってもよい。また、本例では、各吹き出し表示の重なり具合を均等となるように構成されているが、各吹き出し表示の重なり具合を均等とならないように構成されてもよい。例えば、吹き出し表示f1とf2の重なる面積は、吹き出し表示f2とf3の重なる面積よりも小さくなる場合があってもよいし、大きくなる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1とf2が重なり、吹き出し表示f2とf3が重ならない場合があってもよいし、吹き出し表示f1とf2が重ならないで、吹き出し表示f2とf3が重なる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図150を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図150(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図150(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図150(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図150(a)に続く、図150(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図150(b)に続く、図150(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図150(c)に続く、図150(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図150(d)に続く、図150(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が縮小してから上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f1は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示の縮小具合は本例に限らず、吹き出し表示の各構成(天気の絵柄、文字、枠、キャラクタの名前、キャラクタの顔画像)のそれぞれについて一部が縮小してもよいし、一部のみが縮小してもよいし、全部が縮小してもよいし、各構成毎に縮小率が異なるように縮小してもよい。
図150(e)に続く、図150(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図150(f)に続く、図150(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図150(g)に続く、図150(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f2は上方に移動する前に縮小表示されるように構成されているが、吹き出し表示f2は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示f2の縮小具合は吹き出し表示f1の縮小具合と同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、吹き出し表示f1、およびf2のうちのいずれか一方が他方よりも大きくまたは小さく縮小される場合があってもよいし、一方と他方で縮小する構成が異なっていてもよい。
図150(h)に続く、図150(i)は、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションを中断、または終了して停止表示をした状態を示している。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図151を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図151(a)〜(k)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図151(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図151(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図151(a)に続く、図151(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図151(b)に続く、図151(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図151(c)に続く、図151(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図151(d)に続く、図151(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図151(e)に続く、図151(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f1'は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f1'が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f1'の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図151(f)に続く、図151(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f1'のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f1'にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図151(g)に続く、図151(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1のみが上方に移動するアニメーションが表示され、吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される。また、吹き出し表示f1'が吹き出し表示f1aに変化するアニメーションが行われる。当該アニメーションでは、吹き出し表示f1'の吹き出し部が拡大して、吹き出し部の文字列が徐々に消えていくにつれて、代わりに吹き出し表示f1aの吹き出し部の文字列が浮かんでくるように構成されている。また、吹き出し表示f1aは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「SPリーチ確定」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1aの吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1の吹き出し部の高さの略2倍である。なお、本例では古い吹き出し表示f1は、新しい吹き出し表示f1'の変化に応じて、上に移動して消去されるように構成されているが、例えば、左右方向のいずれかに移動して消去されてもよいし、移動せずに変化した吹き出し表示f1aによってオーバーラップされてもよいし、その場でフェードアウトするように消去されてもよい。
図151(h)に続く、図151(i)は、吹き出し表示f1aが画面の枠内に収まるように停止表示されている。
図151(i)に続く、図151(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1aにオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図151(j)に続く、図151(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、「SPリーチ確定」の文字列を消去して「全回転リーチ確定」の文字列を表示している。「全回転リーチ確定」の文字列は、吹き出し表示f1aの吹き出し部からはみ出る様に表示される。「全回転リーチ確定」の文字列は、装飾図柄や殿のキャラクタ画像や保留アイコンや変動アイコンや特図1保留数aa1や特図1の第4図柄aa2や特図2保留数aa3や特図2の第4図柄aa4や普図保留数aa5や普図の第4図柄aa6等の表示やチュートリアル表示領域tu1の文字列の表示、またはこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。この後、吹き出し表示f1aを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図152を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図152(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図152(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図152(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図152(a)に続く、図152(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、画面の左端から姫のキャラクタ表示m3が登場するように表示されている。姫のキャラクタ表示m3は、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図152(b)に続く、図152(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図152(c)に続く、図152(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の略全体、および「殿」の文字画像の略全体にオーバーラップするように表示されている。なお、遊技者がチャンスボタン136を押下するまで、吹き出し表示f1が停止している場合は、姫のキャラクタm3も右方向の移動を停止するように構成されてもよい。
図152(d)に続く、図152(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の左部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の左部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図152(e)に続く、図152(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の中部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の中部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図152(f)に続く、図152(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の右部の文字部分と晴れマークの絵柄部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の文字部分と曇りマークの絵柄部分にオーバーラップするように表示されている。また、姫のキャラクタm3は、ボタン予告表示h110の一部および操作有効期限表示h112の一部にオーバーラップされるように表示されている。
図152(g)に続く、図152(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の曇りマークの絵柄部分と吹き出し表示f3の吹き出し部の右部の雨マークの絵柄部分、および爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図152(h)に続く、図152(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、画面右端から出ていくように消去される。姫のキャラクタm3の一部は、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図153を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図153(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図153(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図153(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図153(a)に続く、図153(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が移動してきた状態を示している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分が視認し難くなっている。
図153(b)に続く、図153(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図153(c)に続く、図153(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している
図153(d)に続く、図153(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図153(e)に続く、図153(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、および晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図153(f)に続く、図153(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図153(g)に続く、図153(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2の枠部分、文字列部分、曇りマークの絵柄の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部が視認し難くなっている。
図153(h)に続く、図153(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、構造体247が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置している間に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、構造体247が初期位置に位置している間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよいし、構造体247が装飾図柄表示装置208の画面にオーバーラップしている間に吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図154を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図154(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図154(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図154(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図154(a)に続く、図154(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルに笑顔のキャラクタの発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図154(b)に続く、図154(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図154(c)に続く、図154(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、晴れマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図154(d)に続く、図154(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図154(e)に続く、図154(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図154(f)に続く、図154(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図154(g)に続く、図154(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図154(h)に続く、図154(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、装飾図柄表示装置208の前方に位置する発光パネルによる発光表示がされている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、発光パネルによる発光表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図155を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図155(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図155(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図155(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図155(a)に続く、図155(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分にオーバーラップしている。
図155(b)に続く、図155(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図155(c)に続く、図155(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図155(d)に続く、図155(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の吹き出し部の略全部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の一部、吹き出し表示f2の枠部分の一部にオーバーラップしている。
図155(e)に続く、図155(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れのマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップしている。
図155(f)に続く、図155(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れマークの絵柄の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体の部分、爺のキャラクタの顔画像の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112の全部にオーバーラップしている。
図155(g)に続く、図155(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、「姫」の文字画像の一部にオーバーラップしている。
図155(h)に続く、図155(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の枠部分の一部、曇りマークの絵柄の一部、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、文字列全体、雨マークの絵柄の一部、姫のキャラクタの顔画像の一部「姫」の文字画像の全部にオーバーラップしている。
本例は、装飾図柄表示装置208に第一の表示が表示されている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、第一の表示を表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。また、第一の表示は、保留表示、保留アイコン、変動アイコン、予告アイコン、アイコン領域表示、装飾図柄、第四図柄、ミニ装飾図柄、予告表示、先読み予告表示、チュートリアル表示、疑似連表示、リーチ表示、右打ち表示、左打ち表示、キャラクタ表示、背景表示、大当り表示、ラウンド表示、ビッグボーナス表示、AR表示、RT表示、連荘回数表示、獲得球数表示、獲得枚数表示、音量調整表示、光量調整表示、ボタン押下表示、エラー表示、球抜き表示、扉開放表示、異常発生表示のうちの少なくともいずれかであってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図156を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図156(a)〜(h)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図156(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図156(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図156(a)に続く、図156(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1'とは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1'は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図156(b)に続く、図156(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abには、特図1保留アイコンa4が新たに表示されている。
図156(c)に続く、図156(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図156(d)に続く、図156(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2'が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1'が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f2'は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「保留変化じゃ」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図156(e)に続く、図156(f)は、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1'が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2'は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2'が停止表示する位置は、吹き出し表示f1'がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1'の移動の速度と吹き出し表示f2'の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図156(f)に続く、図156(g)は、吹き出し表示f2'に表示されている曇りマークの絵柄が特図1、2保留アイコン表示領域280abに向かって移動している状態を示している。
図156(g)に続く、図156(h)は、吹き出し表示f2'に表示されていた曇りマークの絵柄が、デフォルト態様の特図1保留アイコンa4に置き換わって特図1保留アイコンa4として表示されている。この後、吹き出し表示f1'、f2'を消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2'による連続した予告が行われる例である。吹き出し表示f1'は、当該変動の予告に用いられ、吹き出し表示f2'は、先読み予告に用いられる。また、本例では、吹き出し表示の吹き出し部の内側に表示されていた曇りマークの絵柄を移動させて保留アイコンとして表示させる例であるが、吹き出し部の外に表示している当該変動や先読みに用いられる予告アイコンを吹き出し部の内側に移動させて表示してもよく、また吹き出し部の内側に表示されていたアイコンを当該予告アイコンで上書きする表示を行ってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図157を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図157(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。また、図157〜図159においては、装飾図柄表示装置208の左側にサブ液晶a208、右側にサブ液晶b208が設けられている。
図157(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図157(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図157(a)に続く、図157(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1の一部が登場するように表示されるのと同時に、サブ液晶a208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f1の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f1の一部は、「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f1の他の一部は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図157(b)に続く、図157(c)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部と、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が、同時に上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、装飾図柄表示装置208やサブ液晶a208の画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図157(c)に続く、図157(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図157(d)に続く、図157(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2の一部が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208において、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f2の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f2の一部は、「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f2の他の一部は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図157(e)に続く、図157(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面下部で停止表示する。
図157(f)に続く、図157(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部とf2の一部にオーバーラップする位置にボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示されている。
図157(g)に続く、図157(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2の一部が上方に移動するアニメーションが表示されると共に、吹き出し表示f3の一部が画面下部から登場するように表示される。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1の他の一部が画面上端から出ていくように消去され、吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。また、サブ液晶c208において、吹き出し表示f2の他の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f3の一部は、「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f3の他の一部は、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図157(h)に続く、図157(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶a208において、吹き出し表示f3の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面略中央部で停止表示する。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図158を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図158(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図158(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図158(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図158(a)に続く、図158(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図158(b)に続く、図158(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図158(c)に続く、図158(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図158(d)に続く、図158(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。
図158(e)に続く、図158(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図158(f)に続く、装飾図柄表示装置208において、図158(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図158(g)に続く、図158(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208の上端から、既に消去した吹き出し表示f1がサブ液晶b208の大きさに合わせて縮小されて登場するように表示される。
図158(h)に続く、図158(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションが継続して行われ、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が下方に移動するアニメーションが行われ、サブ液晶b208の下部に吹き出し表示が貯まるように表示されている。このように、本例の演出は、装飾図柄表示装置208において消去した吹き出し表示をサブ液晶b208に貯める演出である。サブ液晶b208が吹き出し表示でいっぱいになると古い吹き出し表示から消去するようにしてもよいし、新しい吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、全ての吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、半分の吹き出し表示を消去するようにしてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例では、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1は、装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より小さくなるように構成されているが、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1が装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より大きくなるように構成されてもよいし、同じ大きさとなるように構成されてもよい。
次に、図159を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図159(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図159(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図159(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図159(a)に続く、図159(b)は、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さ)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図159(b)に続く、図159(c)は、サブ液晶b208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示された状態を示している。
図159(c)に続く、図159(d)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾3−装飾8−装飾4」の停止表示をした状態を示している。また、停止表示の表示中は、サブ液晶b208の吹き出し表示f1の移動も停止している。
図159(d)に続く、図159(e)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。また、サブ液晶b208では、吹き出し表示f1の移動アニメーションが開始されている。
図159(e)に続く、図159(f)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図159(f)に続く、図159(g)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図159(g)に続く、図159(h)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図159(h)に続く、図159(i)は、装飾図柄表示装置208で「装飾2−装飾8−装飾9」の停止表示をした状態を示している。図159(h)では、装飾図柄の停止表示中でも、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f3が登場するように表示されている。
図159(i)に続く、図159(j)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示され、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われている。
図159(j)に続く、図159(k)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f6が登場するように表示されている。吹き出し表示f6は、ちび姫のキャラクタの顔画像とちび姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「ちび姫」の文字画像と「夕方の天気は」、「リーチかな?」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例の吹き出し表示f6は、当該変動においてリーチが行われることの予告として用いられる表示である。
図159(k)に続く、図159(l)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3、およびf6のスクロール表示が継続して行われ、吹き出し表示f1が画面上端から消去され、画面下部から登場した吹き出し表示f6の全体が表示された段階で、吹き出し表示f2、f3、f6のスクロール表示を中断、または終了している。
図159(l)に続く、図159(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」のリーチ演出が行われている状態を示している。このように、本例は、複数の変動を跨いで、吹き出し表示が表示され続ける例である。また、装飾図柄の停止表示中であっても、サブ液晶によって吹き出し表示の演出を継続して行う場合がある。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図160は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図160は、図160(a)〜(h)の後に図160(i)〜(k)の演出を行うパターン1の例と図160(a)〜(h)の後に図160(i')〜(l')の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図160(a)〜(k)を用いて説明する。
図160(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図160(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図160(a)に続く、図160(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図160(b)に続く、図160(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図160(c)に続く、図160(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図160(d)に続く、図160(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、2つ目の吹き出し表示f1が画面下部から登場するように表示されると共に、2つの吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、3つ以上同じ吹き出し表示が連続する場合があってもよい。
図160(e)に続く、図160(f)は、両方の吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われる。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図160(f)に続く、図160(g)は、装飾図柄表示装置208において、両吹き出し表示f1のスクロール表示を一旦中断して、両吹き出し表示f1にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図160(g)に続く、図160(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、両吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示され、両吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される直前である。また、画面下部から吹き出し表示f1bが登場するように表示される。吹き出し表示f1bは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1bの吹き出し部は、装飾図柄表示装置208の一画面に収まらない大きさである。
図160(h)に続く、図160(i)は、吹き出し表示f1bの上端が画面上端に位置している状態を示している。
図160(i)に続く、図160(j)は、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われている状態を示す。
図160(j)に続く、図160(k)は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図160(i')〜(l')を用いて説明する。
図160(a)〜(h)に続く、図160(i')は、吹き出し部f1bのスクロール表示が一旦停止している状態を示している。なお、吹き出し部f1bのスクロール表示はが1回または複数回停止する場合があってもよい。
図160(i')に続く、図160(j')は、装飾図柄表示装置208に、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112が表示された状態を示している。
図160(j')に続く、図160(k')は、チャンスボタン136の操作有効期限内に遊技者がチャンスボタン136押下することで、停止していた吹き出し部f1bのスクロール表示が再開される。
図160(k')に続く、図160(l')は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。この後、吹き出し表示f1bを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1bのスクロール表示が停止するたびにボタン予告演出が行われる場合があってもよいし、ボタン予告演出が行われない場合があってもよい。吹き出し表示f1bのスクロール表示において、「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列の全てがスクロール表示される場合と全てがスクロール表示されない場合があってもよい。当該文字列が全てスクロール表示される場合は、当該文字列が全てスクロール表示されない場合と比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図161を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図161(a)〜(g)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図161(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図161(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図161(a)に続く、図161(b)は、画面の右上および右下から2つの吹き出し表示f1が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、同時に3つ以上の同じ吹き出し表示が登場してもよい。
図161(b)に続く、図161(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面右端から、吹き出し表示f2、f3が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。なお、同時に2つ以上の異なる吹き出し表示が登場する場合があってもよい。また、上と下の吹き出し表示f1は、同じ速度で左方に移動するアニメーションが開始されている。
図161(c)に続く、図161(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図161(d)に続く、図161(e)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図161(e)に続く、図161(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去される直前の状態である。また、本例では全ての吹き出し表示が同じ方向に同じ速度で移動するアニメーションが行われるが、吹き出し表示のそれぞれが異なる方向に異なる速度で移動するアニメーションが行われてもよい。また、当該変動の予告や先読み予告に用いられる吹き出し表示については、当該変動の予告や先読み予告に用いられない予告とは、異なる方向に移動させる場合があってもよいし、異なる速度で移動させる場合があってもよい。
図161(f)に続く、図161(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去された後の状態を示している。この後、SPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。なお、本例では、同時に表示開始した上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1が同時に表示終了しているが、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。また、同時に表示開始した吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に表示終了しているが、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図142乃至図162に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図162を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図162(a)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図162(a)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を移動させない例である。本例では、吹き出し表示f1は吹き出し表示f2にオーバーラップされているため、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認できない。
図162(b)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図162(b)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を上方へ移動させる例である。吹き出し表示f1を上方に移動させることで、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認することができる場合がある。
次に、以上説明した一実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について再度図1乃至図162を参照しつつ説明する。
(e1)第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図112参照)、第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図112参照)、第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図112参照)、第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図112参照)、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図112参照)、前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図112参照)、前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図112参照)、第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図113(b)参照)、第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図113(d)参照)、前記第一の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様であり(例えば、図113(b)、(d)参照)、前記第二の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様である(例えば、図113(b)、(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(e2)e1に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図113(b)参照)、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図113(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e3)e1またはe2に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図119(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e4)e1乃至e3のいずれか一項に記載の遊技台であって、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図113(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e5)e1乃至e4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図113(a)〜(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e6)e1乃至e5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図112参照)、前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図113(b)参照)、前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図113(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e7)e1乃至e6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図112参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図113(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e8)e7に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図113(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e9)e1乃至e8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり(例えば、図112(b)参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図113(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e10)e1乃至e9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図113(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e11)e1乃至e10のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図113(c)〜(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e12)e1乃至e11のいずれか一項に記載の遊技台であって、基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図112(b)参照)、前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図112(b)参照)、前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図112(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e13)e1乃至e12のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技釘を有する遊技板(例えば、遊 技板125)を備え、前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図119参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e14)e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(e15)e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(f1)第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図112参照)、第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図112参照)、第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図112参照)、第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図112参照)、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図112参照)、前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図112参照)、前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図112参照)、第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図113(b)参照)、 第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図113(d)参照)、前記第一の発光手段は、第一のカバー(例えば、カバー部90a3)に覆われる手段であり(例えば、図112(b)参照)、前記第二の発光手段は、前記第一のカバーに覆われる手段である(例えば、図112(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(f2)f1に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図113(b)参照)、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図113(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f3)f1またはf2に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図119(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f4)f1乃至f3のいずれか一項に記載の遊技台であって、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図113(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f5)f1乃至f4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図113(a)〜(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f6)f1乃至f5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図112参照)、前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図113(b)参照)、前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図113(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f7)f1乃至f6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図112参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図113(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f8)f7に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図113(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f9) f1乃至f8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第二のカバー(例えば、カバー部90b3)を有する手段であり(例えば、図112(b)参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二のカバーと重なる手段である(例えば、図113(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f10)f1乃至f9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図113(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f11)f1乃至f10のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図113(c)〜(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f12)f1乃至f11のいずれか一項に記載の遊技台であって、基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図112(b)参照)、前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図112(b)参照)、前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図112(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f13)f1乃至f12のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図119参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f14)f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(f15)f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(g1)第一の可動手段(例えば、可動体1)と、第二の可動手段(例えば、可動体1)と、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、第一の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図109(c)参照)、前記第二の可動手段は、第二の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図110(c)参照)、前記第二の可動手段の初期位置は、前記第一の可動手段の初期位置の後方に位置し(例えば、図109(a)参照)、前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置は、前記第一の動作を実行した前記第一の可動手段の後方に位置する(例えば、図111(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を第一の可動手段との位置関係によって変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(g2)g1に記載の遊技台であって、前記第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、前記第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きと同じ向きである(例えば、図111(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の動作の実行中も第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g3)g1またはg2に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段の少なくとも一部と前記第二の可動手段の一部が前後方向に重なった状態において、該第二の可動手段の他の一部が前方から視認可能である、ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g4)g1乃至g3のいずれか一項に記載の遊技台であって、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記表示手段の位置は、前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置の後方に位置する(例えば、図111(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
表示手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g5)g4に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第一のエラー表示(例えば、「球を抜いて下さい」の文字列の表示)を表示可能な手段であり(例えば、図111(b)参照)、前記第一のエラー表示の少なくとも一部は、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段の少なくとも一方によってオーバーラップされる場合がある(例えば、図111(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一のエラー表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g6)g5に記載の遊技台であって、前記第一のエラー表示とは、球抜き表示のことである(例えば、図111(b)参照)ことを特徴とする遊技台。
球抜き表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g7)g1乃至g6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(g8)g1乃至g5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。・第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。・第一の動作と第二の動作の両方が同時に実行されてもよく、一方が実行された後に他方が実行されてもよく、一方または他方のみ実行されてもよい。・第一の動作と第二の動作の両方が実行された後、第一の可動手段と第二の可動手段の両方が同時に初期位置に戻ってもよく、一方が戻った後に他方が戻ってもよい。・第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方が動作して初期位置に戻っている間に他方が動作してもよい。・第一の動作中に第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。・第二の動作中に第一の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第二の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。・第一の可動手段が第二の可動手段の前方に位置する場合でも第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
(h1)第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図112参照)、第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図112参照)、 第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図112参照)、第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図112参照)、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図112参照)、前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図112参照)、前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図112参照)、第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図113(b)参照)、第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図113(d)参照)、初期状態において、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体(例えば、構造体30a)にオーバーラップされる(例えば、図119(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(h2)h1に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図113(b)参照)、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図113(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h3)h1またはh2に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図119(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h4)h1乃至h3のいずれか一項に記載の遊技台であって、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図113(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h5)h1乃至h4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図113(a)〜(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h6)h1乃至h5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図112参照)、前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図113(b)参照)、前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図113(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h7)h1乃至h6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図112参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図113(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h8)h7に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図113(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h9)h1乃至h8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり、初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図113(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h10)h1乃至h9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図113(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h11)h1乃至h10のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図113(c)〜(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h12)h1乃至h11のいずれか一項に記載の遊技台であって、基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図112(b)参照)、前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図112(b)参照)、前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図112(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h13)h1乃至h12のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図119参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h14)h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(h15)h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(i1)表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、構造体(例えば、構造体247)と、を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の位置(例えば、表示領域の中央下部)に第一の表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SB)を表示可能な手段であり(例えば、図121(c)参照)、前記構造体の少なくとも一部は、前記表示手段の一部にオーバーラップする位置に位置し(例えば、図121参照)、前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされる場合がある表示である(例えば、図121(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者に遊技台を観る方向を変えて遊技する楽しさを提供でき、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i2)i1に記載の遊技台であって、前記構造体は、移動可能な構造体であり(例えば、図130参照)、前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体の移動後に該構造体にオーバーラップされない表示である、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i3)i1またはi2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、移動可能な表示手段であり(例えば、図455乃至図461参照)、前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記表示手段の移動後に前記構造体にオーバーラップされない表示である、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる
場合がある。
(i4)i1乃至i3のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の位置(例えば、表示領域の中央部)に前記第一の表示を表示可能な手段であり、 前記第二の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされない表示である(例えば、図121(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i5)i4に記載の遊技台であって、前記第一の表示が前記第一の位置に表示された後に前記第二の位置に表示される場合がある(例えば、図121参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i6)i1乃至i5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、予告表示である(例えば、図121参照)、ことを特徴とする遊技台。
予告表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場
合がある。
(i7)i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(i8)i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・第一の表示は、先読み予告表示であってもよいし、文字を含む表示であってもよいし、アイコン表示であってもよいし、保留アイコン表示であってもよいし、変動アイコン表示であってもよいし、キャラクタ表示であってもよいし、エラー表示であってもよい。・第二の位置に表示された第一の表示が構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。・第二の位置に表示された第一の表示が表示手段の移動後に構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。・構造体は、表示手段を備えてもよく、LED基板を備えてもよく、移動可能であってもよい。・表示手段は、移動可能であってもよい。・構造体は、透過液晶装置であってもよく、透過液晶表示の表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。・構造体は、発光パネルであってもよく、発光パネルの発光表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。
(図面)・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動する例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に再び第一の位置に移動する例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に他の構造体にオーバーラップされる第三の位置に移動・予告表示が構造体にオーバーラップされない第四の位置からオーバーラップされる第一の位置に移動後にオーバーラップされない第五の位置に移動する例・予告表示が常に一部見える例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示され、他の予告表示がオーバーラップされない第二の位置に移動する例・予告表示が第二の位置に表示され、他の予告表示が第一の位置に移動する例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動し、エフェクト表示が先に見える例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示される前に予告表示の予告を行う例、予告表示が拡大して見える例・予告表示を第二の位置に表示し、構造体の移動または表示手段の移動によって第二の位置の予告表示が隠れる例
(j1)装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数のアイコンを表示可能な手段であり、前記複数のアイコンのうちの一つは、保留アイコンであり、前記装飾図柄変動表示の表示中に、前記アイコンによるアニメーション(以下、「第一のアニメーション」(例えば、予告表示m1の移動アニメーション)という。)を表示する場合があり、前記第一のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において第一の演出表示(例えば、擬似連続変動の演出)が行われる場合がある(例えば、図132参照)、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができ、遊技者の興趣を向上できる場合がある。
(j2)j1に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記保留アイコンを変動アイコンとして表示可能な手段である、ことを特徴とする遊技台。
保留アイコンや変動アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j3)j1またはj2に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの変化表示を含むアニメーションのことである(例えば、図141(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j4)j1乃至j3のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの移動表示を含むアニメーションのことである(例えば、図132(f)〜(i)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j5)j1乃至j4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの減少表示を含むアニメーションのことである(例えば、図132(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j6)j1乃至j5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの増加表示を含むアニメーションのことである(例えば、図132(j)、(k)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j7)j6に記載の遊技台であって、1つの前記アイコンにおける増加表示が複数回表示される場合がある(例えば、図136参照)、ことを特徴とする遊技台。
1つのアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j8)j1乃至j7のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における疑似連続変動表示のことである(例えば、図132(h)参照)、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j9)j1乃至j8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示におけるリーチ変動表示のことである(例えば、図138(j)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j10)j1乃至j9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における操作演出表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j11)j1乃至j10のいずれか一項に記載の遊技台であって、アイコン表示領域(例えば、特図1、2保留アイコン表示領域208ab)に前記アイコンが表示されている際に前記第一のアニメーションが表示され(例えば、図133(f)参照)、前記第一のアニメーションの表示期間の少なくとも一部の期間に、前記アイコン表示領域に他の表示(例えば、「準備中」の文字列が表示されたアイコン)が表示される場合がある(例えば、図133(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコン表示領域の表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j12)j1乃至j11のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記装飾図柄変動表示の表示中に、2以上の前記アイコンによるアニメーション(以下、「第二のアニメーション」という。)を表示する場合があり(例えば、図141(f)参照)、前記第二のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において前記第一の演出表示が行われる場合がある(例えば、図141(h)参照)、ことを特徴とする遊技台。
2以上のアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j13)j1乃至j12のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
・アイコンが移動して元のアイコン表示領域には何も表示されなくてもよいし、仮のアイコン表示が代わりに表示されてもよいし、他のアイコンが移動されて(詰めて)表示されてもよい。・アイコンが移動した後に元のアイコン表示領域に再度表示(戻り表示)される場合、増加表示を行ってもよいし、他のアイコン表示に重なるように表示してもよいし、他のアイコン表示を退かすように表示してもよい。・第一のアニメーション後に装飾図柄が変化してもよいし、消去(破壊)されてもよいし、揺れ変動表示から変動表示に移行してもよいし、中図柄に特殊図柄を仮停止してもよい。・第一のアニメーションの後に第一の演出表示が行われなくてもよい。・1回の装飾図柄変動表示の間に複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。・複数回の装飾図柄変動表示の間に1つのアイコンで複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。・期待度の高いアイコンのほうが期待度の低いアイコンよりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし、逆でもよい。・保留満タンの場合のほうが保留非満タンの場合よりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし逆でもよい。・第一のアニメーションが行われることを示唆する予告表示を行ってもよい。・第一のアニメーションの開始時期を示唆するカウント予告表示(タイマ演出)を行ってもよい。・保留アイコンや変動アイコンとは異なるアイコン(ミニアイテム)を消化した場合に第一のアニメーションを行ってもよい。・ミニゲームの結果が第一の結果である場合に第一のアニメーションを行ってもよい。
(図面)・図132乃至図141は、はずれ図柄の揺れ変動中に保留アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかって装飾図柄変動表示が再変動(疑似連)する例である。・図133は、保留アイコンが移動中に仮のアイコンを保留の台座に表示する例である。・図134は、保留アイコンが移動中に後ろの保留アイコンが詰めて戻ってくるときに元の位置に戻る例である。・図135は、保留アイコンがぶつかっても発展しないガセ演出の例である。・図136は、1回の変動で同じ保留アイコンが複数回第一のアニメーションを行う例である。・図137は、1回の変動で異なる保留アイコンが第一のアニメーションを行う例である。・図138は、保留アイコンの第一のアニメーション後にリーチとなる例である。・図139は、変動アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかる例である。・図140は、同じ保留アイコンが複数変動に亘ってぶつかってリーチに発展する例である。・図141は、複数の保留アイコンが装飾図柄に同時にぶつかってリーチとなる例である。
(k1)表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図143(f)参照)、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図143(f)参照)、第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図143(e)参照)、前記第一の表示領域の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図143(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者が視線を変化させずに第二の吹き出し表示を視認可能となるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(k2)k1に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図143(d)、(e)参照)、前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図143(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k3)k2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図143(f)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k4)k2またはk3に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の他の移動アニメーション(以下、「第三の移動アニメーション」(例えば、右方に移動する移動アニメーション)という。)の表示後に前記第一の表示領域に該第一の吹き出し表示が表示され(例えば、図143(b)、(c)参照)、 前記第一の移動アニメーションと前記第三の移動アニメーションは前記第一の吹き出し表示の移動する向きが異なる場合がある(例えば、図143参照)、ことを特徴とする遊技台。
移動アニメーションによって移動する向きを異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k5)k1乃至k4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図143(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k6)k1乃至k5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図143(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k7)k1乃至k6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、 前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図160(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k8)k1乃至k7のいずれか一項に記載の遊技台であって、操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図143(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(k9)k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(k10)k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
(図面)図142は、会話予告の一例である。図143は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(新しい吹き出しのアニメと古い吹き出しのアニメが同時)である。図144は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・古い吹き出しのアニメ後に新しい吹き出しのアニメ)の例である。図145は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・新しい吹き出しのアニメ後に古い吹き出しのアニメ)の例である。図146は、会話予告の例・登場アニメが縦移動の例・吹き出しの大きさが通常・半分・2倍と異なる例である。図147は、会話予告の例・消えたキャラが戻ってくる例・戻ったら内容が変化している例である。図148は、会話予告の例・特定の吹き出し(例えば、期待度の高い吹き出し)は消去されない例である。図149は、会話予告の例・吹き出しが重なる例である。図150は、会話予告の例・古い吹き出しが縮小される例である。図151は、会話予告の例・同じキャラの吹き出しが連続する例・吹き出しが拡大する例・吹き出しの内容が吹き出しからはみ出す例である。図152は、会話予告の例・予告キャラが移動中に吹き出しが移動する例である。図153は、会話予告の例・可動体が動作した状態で吹き出しが移動する例である。図154は、会話予告の例・表示装置の前の発光パネルが発光した状態で吹き出しが移動する例である。図155は、会話予告の例・第一の表示が表示された状態で吹き出しが移動する例である。図156は、会話予告の例・吹き出しが先読み予告(保留アイコンを先読みアイコンに変化する)例である。図157は、会話予告の例・キャラと吹き出しが別々の表示手段に表示される例である。図158は、会話予告の例・吹き出しが他の表示手段に移動する例である。図159は、会話予告の例・吹き出しが複数変動に亘って表示される例である。
(l1)表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図143(f)参照)、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図143(f)参照)、第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図143(e)参照)、前記第二の吹き出し表示を表示中に、前記第一の吹き出し表示が第二の表示領域に表示される場合がある(例えば、図143(e)、(f)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示を表示中も第一の吹き出し表示を別の表示領域に表示することで2つの吹き出し表示の関連性を遊技者が把握し易くなるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(l2)l1に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図143(d)、(e)参照)、前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図143(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l3)l1またはl2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図143(f)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l4)l1乃至l3のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図143(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l5)l1乃至l4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図143(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l6)l1乃至l5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図160(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l7)l1乃至l6のいずれか一項に記載の遊技台であって、操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図143(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(l8)l1乃至l7のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f5)であり(例えば、図146(q)参照)、 前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第三の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図146(n)参照)、前記第一の吹き出し表示の幅と前記第二の吹き出し表示の幅は同じであり、前記第一の吹き出し表示の幅と前記第三の吹き出し表示の幅は異なる(例えば、図146(q)参照)、ことを特徴とする遊技台。
吹き出し表示の幅を異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l9)l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(l10)l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
図163〜図173は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした変化演出を段階的に示す図である。図163〜図173に示す演出例は、一台のパチンコ機100で実行される演出の例であり、図163〜図173に示す演出例を実行可能なパチンコ機100は、他の図面に示す各種の演出も実行可能である。さらに、図163〜図173では、装飾図柄表示装置208に代えて、3つの装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの第1装飾図柄表示装置208Lを用いてもよく、この場合には、第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nは図示省略されていることになる。また、図163〜図173では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図163〜図173に示す符号は、これまで用いた符号と同じ符号が使用されている場合には、共通の構成要素を表す。また、異なる符号が使用されている場合であっても、技術的思想としては共通する場合もある。すなわち、技術的思想としては、図14〜図19に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想を、図163〜図173に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図163〜図173に示す技術的思想を、図192〜図193に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
なお、図163〜図173における説明は、この明細書のいずれの演出例にも適用できるが、図14〜図19を用いて説明した演出例への適用が好ましい。
図163は、演出アイコンとしての殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが、変動アイコンh0に対してアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図163の左端に示す例では、まず、同図(a)において、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている。なお、図163(a)に示す装飾図柄表示装置208の左上には、第2装飾図柄が停止表示されている。
また、図163(a)に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、図163(a)では、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが表示されている。演出アイコン表示領域DISでは、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われる。図163(a)に示すナビキャラクタYMは、青色の着物を着た表示態様で表示されている。すなわち、少なくとも一部が青色で表示されている。言い換えれば、全部が青色で表示されていてもよいし、一部(例えば、着物の部分)のみが青色で表示されていてもよい。このナビキャラクタYMは、連続する複数の図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示である。さらに、ナビキャラクタYMは、表示が続く中で、表示態様が変化する場合がある。この点については、詳細は後述する。
また、図163(a)では、特図1の保留数が4であり、特図1の第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。すなわち、いずれの保留アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図163(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
さらに、図163(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。この変動アイコンh0は、ハズレの装飾図柄の組合せが確定表示されるタイミングで消える。なお、確定表示されるタイミングであっても、ナビキャラクタYMの表示は消えず、確定表示中もナビキャラクタYMは表示され続ける。
図163(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。いずれの保留アイコンh1〜h3も、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図163(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。ナビキャラクタYMはこれまで、正面を向いた初期姿勢で表示されている。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図163(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図163(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図163(f)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。また、図163(e)に示すエフェクト画像Eh0は、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様であり、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図163(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図163(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図163(f)のタイミング(エフェクト画像Eh0が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図163(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図163(h)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が停止表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコンh0は表示されたままであり、ナビキャラクタYMも表示され続けている。なお、表示態様が変化した変動アイコンh0は、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。
以上説明した図163の左端に示す例では、第Aの色(青色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図163の左から2番目に示す例について、図163の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。なお、以降の説明においても、図163の左端に示す例と重複する説明は省略する場合があるが、図163の左端に示す例における説明が当てはまる。図163の左から2番目に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図163(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図163(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。赤色の表示態様に変化した変動アイコンh0は、少なくとも一部が赤色で表示されている。言い換えれば、全部が赤色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが赤色で表示されていてもよい。変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことになり、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。一方、変化後の変動アイコンh0の態様(赤色の態様)は、ナビキャラクタYMの着物の態様(青色の態様)とは異なっている。この例でも、図163(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図163の左から2番目に示す例では、第Aの色(青色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Bの色(赤色)に第Bの頻度(確率)で変化させる例である。ここで、図163の左端に示す例における上記第Aの頻度と、この第Bの頻度との関係は、第Bの頻度よりも第Aの頻度の方が高くてもよいし、第Aの頻度よりも第Bの頻度の方が高くてもよいし、第Aの頻度と第Bの頻度は同じであってもよい。
続いて、図163の左から3番目に示す例について、図163の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図163の左から3番目に示す例でも、同図(ア)〜同図(エ)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図163(オ)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の態様と同じ青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図163(カ)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、デフォルト(白色)の表示態様のままである。このように、アイコンが、エフェクト画像Eh0によって覆われても、変化する場合ばかりではなく、変化しない場合があってもよい。アイコン変化アニメーションのうち、アイコンの表示態様が変化するアニメーションを成功アニメとし、アイコンの表示態様が変化しないアニメーションを失敗アニメと分類することもできる。ただし、アイコンがエフェクト画像Eh0によって覆われた場合には、覆われたアイコンの表示態様は必ず変化するようにしてもよい。なお、この例でも、図163(ク)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われておらず、図163(カ)の段階で変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった時点で、遊技者の大当りへの期待度は低くなっている。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
続いて、図163の右端の上半分に示す例について、図163の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。左端に示す図163(c)では、変動アイコンh0はデフォルト(白色)の表示態様であったが、青色の表示態様である場合もあり得る。この例では、図163(c)に示す変動アイコンh0の表示態様が青色の表示態様であった場合の例であり、図163(d1)では、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、青色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、その刀からは波動が発振されている。すなわち、図163(d1)に示す変動アイコンh0は、少なくとも一部が青色で表示されている。言い換えれば、全部が青色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが青色で表示されていてもよい。続く、図163(e1)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の態様と同じであり、変動アイコンh0の表示態様とも同じである青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図163(f1)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは青色の表示態様であった変動アイコンh0が、赤色の表示態様に変化している。すなわち、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0とも、ナビキャラクタYMの着物の態様(青色の態様)とも異なる態様に変化している。この例でも、この後、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
続いて、図163の右端の下半分に示す例について、図163の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。左端に示す図163(c)では、変動アイコンh0はデフォルト(白色)の表示態様であったが、青色の表示態様である場合もあり得る。また、殿様のナビキャラクタYMは、青色の着物を着た表示態様であったが、赤色の着物を着た表示態様である場合もあり得る。この例では、図163(c)に示す変動アイコンh0の表示態様が青色の表示態様であり、殿様のナビキャラクタYMが赤色の着物を着た表示態様であった場合の例であり、図163(d2)では、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、青色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、その刀からは波動が発振されている。すなわち、図163(d2)に示すナビキャラクタYMは、少なくとも一部が赤色で表示されている。言い換えれば、全部が赤色で表示されていてもよいし、一部(例えば、着物の部分)のみが赤色で表示されていてもよい。続く、図163(e2)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、変動アイコンh0の表示態様と同じである青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図163(f2)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、青色の表示態様のままである。変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様であり、変動アイコンh0の表示態様が変化しないことを、エフェクト画像Eh0の表示態様が示唆(予告)するものとなっている。
以上、図163を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。
また、態様としては、白色、青色、赤色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。すなわち、遊技者の有利度や大当りの期待度を表す態様として、複数種類の態様が用意されている。例えば、最も低い態様が、白色や無模様の態様(第Aの態様)であり、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)の順に高くなっていき、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が最も高い態様になる。変動アイコン、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれに、複数種類の態様が用意されているが、それぞれの態様は、図163を用いて説明した態様に限定されることはない。すなわち、図163を用いて説明した例における白色は、青色に置き換えてもよい。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよい。さらには、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、図163を用いて説明した例における青色は、白色や緑色に置き換えてもよい。例えば、青色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、白色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよく、青色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、白色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよい。あるいは、青色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様であってもよいし、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよく、青色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。なお、態様を大きく分けると、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)以下の態様(第Aの態様,第Bの態様,第Cの態様のグループである第1グループ)と、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)以上の態様(第Dの態様,第Eの態様,第Fの態様のグループである第2グループ)とに分けることができる。ここで、第1グループ内に属する態様を、第2グループに属する態様に変更することはできないようにするとともに、第2グループ内に属する態様を、第1グループに属する態様に変更することもできないようにする一方で、第1グループ内での態様の入れ替えは可能にするとともに、第2グループ内での態様の入れ替えも可能にしてもよい。さらに、色や模様の他、遊技者の有利度や大当りの期待度は、大きさや数の違い等によって表されてもよい。また、遊技者の有利度とは、有利な制御状態(例えば、確変状態または/および時短状態)になりやすいことであったり、プレミア演出が開始されやすいことであったり、大当り確定演出が開始されやすいことであってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されやすいことも含まれる。例えば、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出が開始されたり、大当りの信頼度の高い別の予告が出現しやすくてもよい。この段落で説明した態様に関する事項は、これ以前の例においても、これ以降の例においても同様である。
さらに、それぞれのアイコンにおける態様は、そのアイコン全体(全領域)の態様であってもよいし、そのアイコンの一部(部分領域)のみの態様であってもよい。
また、図163を用いて説明した例ではいずれも、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。
図164は、赤色の着物を着たナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対してアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図164の左端に示す例について、図163の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図164(a)に示す装飾図柄表示装置208の演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着たナビキャラクタYMが表示されている。
図164(b)では、装飾図柄の変動表示が開始されており、同図(c)では、それまで初期姿勢であったナビキャラクタYMが、白色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図164(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、青色の煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図164(f)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である青色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、この後、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示され、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図164の左端に示す例では、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色(青色)に第Cの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図164の左から2番目に示す例について、図164の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図164の左から2番目に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図164(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図164(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、赤色の表示態様に変化している。すなわち、変動アイコンh0は、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様に変化したことになり、また、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、図164(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図164の左から2番目に示す例では、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Bの色(赤色)に第Dの頻度(確率)で変化させる例である。なお、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0ではなく、例えば、緑色の表示態様の変動アイコンh0であってもよい。この場合には、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、第Cの色(緑色)の表示態様の変動アイコンを、第Bの色(赤色)に第Dの頻度(確率)で変化させる例になる。
続いて、図164の左から3番目に示す例について、図164の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図164の左から3番目に示す例でも、同図(ア)〜同図(エ)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図164(オ)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図164(カ)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ表示態様である金色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、図164(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図164の左から3番目に示す例では、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Cの色(金色)に第Eの頻度(確率)で変化させる例である。ここで、図164の左端に示す例における上記第Cの頻度と、図164の左から2番目に示す例における上記第Dの頻度と、この第Eの頻度との関係は、第Dの頻度>第Eの頻度>第Cの頻度の関係であってもよい。あるいは、第Dの頻度<第Eの頻度であってもよいし、第Dの頻度=第Eの頻度であってもよい。また、第Cの頻度は0でもよい。
さらには、第Dの頻度>図163の左から2番目に示す例における上記第Bの頻度であってもよいし、図163の左端に示す例における上記第Aの頻度>第Cの頻度であってもよい。
次に、図164の右端に示す例について、図164の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図164の右端に示す例でも、同図(あ)〜同図(え)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図164(お)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図164(か)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。なお、この例でも、図164(く)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われておらず、図164(か)の段階で変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった時点で、遊技者の大当りへの期待度は低くなっている。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
以上、図164を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。また、態様としては、白色、青色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコン、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図164を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。
また、図164を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。
図165は、ナビキャラクタYMが表示されていなくてもアイコンの表示態様が変化するいくつかの例を示す図である。
図165の左端に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は2であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図165(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図165(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。
図165(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11のみが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。保留アイコンh1と変動アイコンh0いずれのアイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図165(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が1であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。なお、演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図165(c)では、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、青色のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。
図165(d)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である青色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。
図165(e)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図165の左端に示す例では、デフォルトの表示態様の変動アイコンが第Aの色(青色)に第Fの頻度(確率)で変化する例である。
続いて、図165の左から2番目に示す例について、図165の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図165の左から2番目に示す例では、同図(A)〜同図(B)までは、先に説明した同図(a)〜同図(b)と同じであり、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。続く、図165(C)では、演出アイコン表示領域DISに何のアイコンも表示されていない状態で、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図165(D)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。また、図165(E)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図165の左から2番目に示す例では、デフォルトの表示態様の変動アイコンが第Bの色(赤色)に第Gの頻度(確率)で変化する例である。
次に、その下に示す例について説明する。図165(B')には、青色の表示態様の変動アイコンh0が表示されており、続く、同図(C')では、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図165(D')では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは青色の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、この後、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
続いて、図165の左から3番目に示す例について、図165の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図165の左から3番目に示す例でも、同図(ア)〜同図(イ)までは、先に説明した同図(a)〜同図(b)と同じであり、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。続く、図165(ウ)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図165(エ)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ表示態様である金色の表示態様に変化している。この例でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。また、図165(オ)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図165の左から3番目に示す例では、デフォルトの表示態様の変動アイコンが第Cの色(金色)に第Hの頻度(確率)で変化する例である。ここで、図165の左端に示す例における上記第Fの頻度と、図165の左から2番目に示す例における上記第Gの頻度と、この第Hの頻度との関係は、第Fの頻度>第Gの頻度>第Hの頻度の関係であってもよい。
次に、図165の右端に示す例について、図165の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図165の右端に示す例でも、同図(あ)〜同図(い)までは、先に説明した同図(a)〜同図(c)と同じであり、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。続く、図165(う)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図165(え)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。なお、この例でも、図165(お)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われておらず、図165(え)の段階で変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった時点で、遊技者の大当りへの期待度は低くなっている。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
以上、図165を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。また、態様としては、白色、青色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコンやエフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図165を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、青色の表示態様であった変動アイコンh0は、緑色の表示態様であってもよいし、白色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、金色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、虹色の表示態様であってもよく、この場合には、変化後の変動アイコンh0の表示態様は、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。さらには、金色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、赤色の表示態様であってもよく、あるいは白色の表示態様であってもよく、青色の表示態様であってもよく、緑色の表示態様であってもよい。
また、図165を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。
図166は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図166の左半分に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図166(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図166(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図166(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図166(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図166(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図166(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図166(f)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。すなわち、図166(e)に示すエフェクト画像Eh0は、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様であり、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことになる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。図166(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図166(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図166(f)のタイミング(エフェクト画像Eh0が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図166(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図166(h)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。すなわち、「装飾4」が揺れ変動を開始している。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されている。
図166(i)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(j)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま依然として表示されている。
図166(k)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(l)では、その刀から波動が発振されている。続く、図166(m)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図166(n)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは赤色の表示態様であった変動アイコンh0が、今回のエフェクト画像Eh0と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の変動アイコンh0の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図166(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
以上説明した2回目のアイコン変化アニメーションは、図166(k)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(l)〜同図(m))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図166(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した例では、1回目のアイコン変化アニメーションは、装飾図柄の変動表示開始後であってリーチ状態になる前、あるいは第1停止が行われる前に開始され、2回目のアイコン変化アニメーションは、リーチ状態になった後、すなわちリーチ状態中に開始されている。アイコン変化アニメーションの開始タイミング、すなわちアイコン変化演出の開始タイミングは、この例に限らず、装飾図柄の変動表示開始時であってもよく、擬似連演出を示す表示(擬似連図柄)が表示された時であってもよいし、タイマ予告のタイマが0になった時であってもよいし、チャンスボタン136等の操作手段の操作時であってもよいし、装飾図柄の変動表示が終了した時(停止表示時)であってもよい。また、「リーチ」の文字表示が表示されている期間や、スーパーリーチ中や、3つの装飾図柄の揺れ変動中や、チャンスボタン136等の操作手段を用いた操作演出(ボタン演出等)の開始後や、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hといった演出可動手段の動作中や動作後等であってもよい。ここで説明したアイコン変化演出の開始タイミングについては、これ以前に説明したアイコン変化演出についても同様であり、これ以降に説明するアイコン変化演出についても同様である。
また、図166の左半分に示す例では、2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションは、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであり、2回目のアイコン変化アニメーションも同じく、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、成功アニメが連続する例であった。
また、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、ここで説明したアイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。すなわち、図166(c)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみることもできる。なお、ナビキャラクタYMが、図166(g)〜同図(j)の間で一旦消える場合があってもよい。例えば、ナビキャラクタYMが、図166(g)で一旦消えたり、あるいは同図(g)の直後に一旦消え、同図(k)の直前で再表示されたり、同図(k)で再表示されてもよく、この場合には、2回のアイコン変化アニメーションの区切りが明確になる。
図166の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図166の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図166(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図166(F)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。図166(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図166(H)〜同図(L)までは、変動アイコンh0の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、白色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図166(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図166(N)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、ここでも、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。図166(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図166(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われていない。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションともに、アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、失敗アニメが連続する例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図167は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対して複数回のアクションを起こしている、図166に示す例とは別の例を示す図である。
図167の左半分に示す例について、図166の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図167の左半分に示す例では、同図(a)〜同図(d)までは、先に説明した図166(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図167(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図167(f)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。図167(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図167(h)〜同図(l)までは、変動アイコンh0の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した図166(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、白色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図167(m)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図167(n)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目のアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、青色や赤色等)であってもよい。図167(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図167(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図167の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図167の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図167(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図167(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。ここでのアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、緑色や金色や虹色等)であってもよい。図167(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図167(H)〜同図(L)までは、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図167(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図167(N)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、赤色の表示態様のままである。図167(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図167(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
以上、図166及び図167に示す例では、態様としては、白色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図166及び図167を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。
また、図166及び図167を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。ここで、図166及び図167を用いて説明した例をまとめると、装飾図柄の1回の変動表示の中で、図166の左半分に示す例である、成功アニメが連続する例(以下、「連続成功例」という。)、図166の右半分に示す例である、失敗アニメが連続する例(以下、「連続失敗例」という。)、図167の左半分に示す例である、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例(以下、「失敗成功例」という。)、図167の右半分に示す例である、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例(以下、「成功失敗例」という。)があり、大当りのしやすさ、すなわち最終的に大当り図柄が確定表示される確率は、連続成功例が行われた場合が最も高く、次いで、失敗成功例が行われた場合が高く、次いで、成功失敗例が行われた場合が高く、連続失敗例が行われた場合が最も低い(連続成功例>失敗成功例>成功失敗例>連続失敗例)。なお、連続失敗例が行われた場合は、必ずハズレになってもよいし(大当り確率が0%)、大当りする場合があってもよい(大当り確率が0%よりは高い)。
また、図166及び図167を用いて説明したいずれの例でも、装飾図柄の1回の変動表示の中でアイコン変化アニメーションは2回しか行われていないが、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが3回以上行われてもよい。
さらに、表示態様の変化に失敗の場合には、デフォルト色である白色の煙画像のエフェクト画像Eh0が必ず表示されてもよいし、反対に、白色の煙画像のエフェクト画像Eh0が表示されても表示態様の変化に成功する場合があってもよい。
図168は、アイコン変化演出の2つの例を示す図である。
図168の左半分に示す例は、図165を用いて説明した、ナビキャラクタYMが表示されていなくても行われるアイコン変化演出と、ナビキャラクタYMを用いたアイコン変化演出が、装飾図柄の1回の変動表示の中で行われる例である。
まず、図168(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は2であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図168(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図168(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。
図168(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11のみが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。保留アイコンh1と変動アイコンh0いずれのアイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図168(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が1であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。なお、演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図168(c)では、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。
図168(d)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や金色等)であってもよい。この例では、演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されておらず、ナビキャラクタYMも表示されていないが、ナビキャラクタYMが表示されている場合であっても、装飾図柄の変動表示中における或る期間(例えば、スーパーリーチ中の期間、表示画面が真っ暗になる暗転表示中の期間、他の表示(予告表示やエラー表示)にナビキャラクタYMの表示がオーバーラップされている期間)は、ナビキャラクタYMが非表示や見えなくなっている場合があり、このような場合でも、図168(c)に示すようなアイコン変化アニメーションが実行される場合がある。
図168(e)では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図168(f)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第2保留アイコンh12が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
図168(g)では、特図1始動口230にさらに1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図168(h)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第3保留アイコンh13が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、この例では、保留数に応じてナビキャラクタYMが出現したり消えたりする。すなわち、保留数がN(ここではN=3)になるとナビキャラクタYMが出現し(表示が開始され)、保留数がM(ここではM=2)になるとナビキャラクタYMが消える(表示が終了する)。ナビキャラクタYMのこの条件におけるNとMの関係は、N>Mの関係にあればよく、N=4、M=1等であってもよい。なお、これまでの例においてもこの条件を適用することができ、これ以降の例についても、この条件を適用することができるが、適用しなくてもよい。図168(h)では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で出現している。そして、そのナビキャラクタYMには、「あと1個で保留満タン」という吹き出しの表示が付されている。また、図168(h)では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。ナビキャラクタYMは、装飾図柄の第1停止に応じて出現する場合があってもよいし、第2停止に応じて出現する場合があってもよい。さらには、ナビキャラクタYMは、装飾図柄の変動表示開始後であってリーチ状態になる前、あるいは第1停止が行われる前に出現したり、リーチ状態になった後、すなわちリーチ状態中に出現してもよい。また、装飾図柄の変動表示開始時に出現してもよいし、擬似連演出を示す表示(擬似連図柄)が表示された時の出現してもよいし、タイマ予告のタイマが0になった時に出現してもよいし、チャンスボタン136等の操作手段の操作時に出現してもよいし、装飾図柄の変動表示が終了した時(停止表示時)に出現してもよい。また、「リーチ」の文字表示が表示されている期間や、スーパーリーチ中や、3つの装飾図柄の揺れ変動中や、チャンスボタン136等の操作手段を用いた操作演出(ボタン演出等)の開始後や、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hといった演出可動手段の動作中や動作後等に出現してもよい。ここで説明したナビキャラクタYMの出現タイミングについては、これ以前に説明した例についても適用可能であり、これ以降に説明する例についても適用可能である。
図168(i)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(j)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま表示されている。
図168(k)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(l)では、その刀から波動が発振されている。続く、図168(m)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図168(n)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは赤色の表示態様であった変動アイコンh0が、今回のエフェクト画像Eh0と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の変動アイコンh0の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図168(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図168(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
なお、この図168の左半分に示す例では、ナビキャラクタYMが表示されていなくても行われるアイコン変化演出は、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよく、また、ナビキャラクタYMを用いたアイコン変化演出でも、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよい。
図168の右半分に示す例は、ナビキャラクタYMを用いたアイコン変化アニメーションが、装飾図柄の1回の変動表示の中で2回行われるが、1回目と2回目とでは、ナビキャラクタYMの表示態様が異なっている例である。
まず、図168(A)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図168(A)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図168(A)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図168(B)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図168(B)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図168(C)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図168(D)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の態様と同じ青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図168(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。なお、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図168(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図168(F)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図168(F)のタイミング(エフェクト画像Eh0が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図168(C)から開始され、同図(G)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(D)〜同図(E))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図168(H)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。すなわち、「装飾4」が揺れ変動を開始している。この図168(H)では、ナビキャラクタYMが、赤色の煙画像であるエフェクト画像EYMによって覆われ、ナビキャラクタYMは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタYM0は、一部のみがエフェクト画像EYMによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EYMによって覆われていてもよい。図168(I)では、エフェクト画像EYMが消え、エフェクト画像EYMに覆われる前までは青色の着物を着た表示態様であったナビキャラクタYMが、エフェクト画像Eh0と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。演出アイコンであるナビキャラクタYMの変化演出は、装飾図柄の第1停止に応じて開始されてもよいし、第2停止に応じて開始される場合があってもよい。さらには、その変化演出は、装飾図柄の変動表示開始後であってリーチ状態になる前、あるいは第1停止が行われる前に開始されたり、リーチ状態になった後、すなわちリーチ状態中に開始されてもよい。また、装飾図柄の変動表示開始に合わせて開始されてもよいし、擬似連演出を示す表示(擬似連図柄)が表示された時に開始されてもよいし、タイマ予告のタイマが0になった時に開始されてもよいし、チャンスボタン136等の操作手段の操作時に開始されてもよいし、装飾図柄の変動表示が終了した時(停止表示時)に開始されてもよい。また、「リーチ」の文字表示が表示されている期間や、スーパーリーチ中や、3つの装飾図柄の揺れ変動中や、チャンスボタン136等の操作手段を用いた操作演出(ボタン演出等)の開始後や、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hといった演出可動手段の動作中や動作後等に開始されてもよい。ここで説明した演出アイコン(ここではナビキャラクタYM)の変化演出の開始タイミングについては、これ以前に説明した例についても適用可能であり、これ以降に説明する例についても適用可能である。
また、図168(I)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(J)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様に変化したナビキャラクタYMが初期姿勢のまま表示されている。
図168(K)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、青色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(L)では、その刀から波動が発振されている。続く、図168(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の変化した態様と同じ赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図168(N)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは青色の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この2回目でも、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の変動アイコンh0の表示態様と同じ態様(ここでは青色))であってもよい。図168(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
以上説明した2回目のアイコン変化アニメーションは、図168(K)から開始され、同図(O)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(L)〜同図(M))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
なお、演出アイコン(ここではナビキャラクタYM)の変化演出が行われ、演出アイコンの表示態様が変化した場合には、変動アイコンh0(あるいは保留アイコン)の表示態様の変化演出が必ず行われるようにしてもよい。さらに、変化した演出アイコンの表示態様と同じ表示態様に、変動アイコンh0(あるいは保留アイコン)の表示態様が必ず変化するようにしてもよい。
図168(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した例では、装飾図柄の1回の変動表示の中で、第Aの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出と、第Bの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出が行われている。なお、この図168の右半分に示す例では、第Aの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出は、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよく、また、第Bの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出でも、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよい。
この図168を用いて説明した例は、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。また、態様としては、白色、青色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコン、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図168を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、青色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、白色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは赤色の着物を着た表示態様であってもよいし、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよい。さらに、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。
図169は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図169の左半分に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図169(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図169(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図169(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図169(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図169(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図169(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。この波動は、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。図169(e)では、第1変動アイコンh11の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図169(f)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、第1保留アイコンh11は、エフェクト画像Eh1と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。図169(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図169(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図169(f)のタイミング(エフェクト画像Eh1が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図169(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh1が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図169(h)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。すなわち、「装飾4」が揺れ変動を開始している。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されている。
図169(i)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(j)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま依然として表示されている。
図169(k)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、左側に向かって刀を振りかざし、同図(l)では、その刀から波動が発振されている。ここでの波動も、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。続く、図169(m)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図169(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前までは赤色の表示態様であった第1保留アイコンh11が、今回のエフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の第1保留アイコンh11の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図169(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
以上説明した2回目のアイコン変化アニメーションは、図169(k)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(l)〜同図(m))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh1が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図169(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
この図169の左半分に示す例では、2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであり、2回目のアイコン変化アニメーションも同じく、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、成功アニメが連続する例であった。
また、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、ここで説明したアイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。すなわち、図169(c)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみることもできる。なお、ナビキャラクタYMが、図169(g)〜同図(j)の間で一旦消える場合があってもよい。例えば、ナビキャラクタYMが、図169(g)で一旦消えたり、あるいは同図(g)の直後に一旦消え、同図(k)の直前で再表示されたり、同図(k)で再表示されてもよく、この場合には、2回のアイコン変化アニメーションの区切りが明確になる。
図169の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図169の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。この波動は、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。続く、図169(E)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図169(F)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、この例では、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図169(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図169(H)〜同図(L)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動も、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。続く、図169(M)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図169(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、ここでも、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図169(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図169(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)でもハズレの場合もあれば、大当りする場合もある。ただし、表示態様がデフォルトの表示態様から変化しなかったことで、第1保留アイコンh11による先読み予告が行われていないことになり、次の装飾図柄の変動表示では、大当りするよりもハズレの可能性が高い。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションともに、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、失敗アニメが連続する例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図170は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしている、図169に示す例とは別の例を示す図である。
図170の左半分に示す例について、図169の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図170の左半分に示す例では、同図(a)〜同図(d)までは、先に説明した図169(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図170(e)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図170(f)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、この例では、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図170(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図170(h)〜同図(l)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した図169(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図170(m)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図170(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目のアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、青色や赤色等)であってもよい。図170(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図170(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図170の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図170の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図170(E)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図170(F)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。ここでのアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、緑色や金色や虹色等)であってもよい。図170(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図170(H)〜同図(L)までは、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図170(M)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図170(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、赤色の表示態様のままである。図170(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図170(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
以上、図169及び図170に示すでは、態様としては、白色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh1それぞれの態様は、図169及び図170を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった保留アイコンは、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。さらに、保留アイコンは、第1保留アイコンh11に限らず、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14の表示態様が変化する場合もある。さらには、複数の保留アイコンの表示態様や、変動アイコンh0の表示態様と一又は複数の保留アイコンの表示態様が変化する場合もある。
また、図169及び図170を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した保留アイコンによる先読み予告は、偽の予告であったり、真の予告であったりする。ここで、図169及び図170を用いて説明した例をまとめると、装飾図柄の1回の変動表示の中で、図169の左半分に示す例である、成功アニメが連続する例(以下、「連続成功例」という。)、図169の右半分に示す例である、失敗アニメが連続する例(以下、「連続失敗例」という。)、図170の左半分に示す例である、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例(以下、「失敗成功例」という。)、図171の右半分に示す例である、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例(以下、「成功失敗例」という。)があり、大当りのしやすさ、すなわち最終的に大当り図柄が確定表示される確率は、連続成功例が行われた場合が最も高く、次いで、失敗成功例が行われた場合が高く、次いで、成功失敗例が行われた場合が高く、連続失敗例が行われた場合が最も低い(連続成功例>失敗成功例>成功失敗例>連続失敗例)。なお、連続失敗例が行われた場合は、必ずハズレになってもよいし(大当り確率が0%)、大当りする場合があってもよい(大当り確率が0%よりは高い)。
また、図169及び図170を用いて説明したいずれの例でも、装飾図柄の1回の変動表示の中でアイコン変化アニメーションは2回しか行われていないが、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが3回以上行われてもよい。
図171は、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図171の左半分に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図171(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図171(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図171(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図171(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図171(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図171(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。この波動は、変動アイコンh0を通過し、さらに第1保留アイコンh11も通過して、第2保留アイコンh12の手前にまで及んでいる。図171(e)では、第2変動アイコンh12の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh2は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図171(f)では、エフェクト画像Eh2が消え、エフェクト画像Eh2に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2保留アイコンh12が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、第2保留アイコンh12は、エフェクト画像Eh2と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh2の表示態様が、変化後の第2保留アイコンh12の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh2の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。図171(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図171(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図171(f)のタイミング(エフェクト画像Eh2が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図171(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh2が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図171(h)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図171(i)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12といった2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11は、先の変動で表示態様が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。なお、図171(i)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。保留数が2になると、ナビキャラクタYMの表示は消える。図171(i)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図171(j)〜同図(l)までは、装飾図柄の変動表示が継続し、図171(m)では、ナビキャラクタYMの表示が消えたままの状態で、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図171(m)では、赤色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部は、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図171(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前までは赤色の表示態様であった第1保留アイコンh11が、今回のエフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の第1保留アイコンh11の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図171(o)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図171(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
この図171の左半分に示す例では、2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであり、2回目のアイコン変化アニメーションも同じく、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、成功アニメが連続する例であった。また、アイコン変化アニメーションによって表示態様が変化する保留アイコンは、同じ保留を表す保留アイコンであったが、異なる保留を表す保留アイコンであってもよい(以降の例においても同じ)。例えば、2回目のアイコン変化アニメーションでは、図171(f)では第3保留アイコンh12であった同図(m)に示す第2保留アイコンh12の表示態様が変化してもよい。
図171の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図171の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動も、変動アイコンh0を通過し、さらに第1保留アイコンh11も通過して、第2保留アイコンh12の手前にまで及んでいる。続く、図171(E)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。図171(F)では、エフェクト画像Eh2が消えているが、この例では、第2保留アイコンh12の表示態様に変化はなく、第2保留アイコンh12は、白色の表示態様のままである。図171(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図171(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図171(I)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。2つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。また、保留数が2になったことで、ナビキャラクタYMの表示は消え、図171(I)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図171(J)〜同図(L)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した同図(j)〜同図(l)と同じであり、ナビキャラクタYMの表示が消えた状態で、装飾図柄の変動表示が継続しており、図171(M)では、その状態のまま、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図171(M)では、白色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図171(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、ここでも、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図171(O)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図171(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)でもハズレの場合もあれば、大当りする場合もある。ただし、表示態様がデフォルトの表示態様から変化しなかったことで、第1保留アイコンh11による先読み予告が行われていないことになり、次の装飾図柄の変動表示では、大当りするよりもハズレの可能性が高い。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションともに、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、失敗アニメが連続する例であった。
図172は、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしている、図171に示す例とは別の例を示す図である。
図172の左半分に示す例について、図171の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図172の左半分に示す例では、同図(a)〜同図(d)までは、先に説明した図171(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過しさらに第1保留アイコンh11も通過して第2保留アイコンh12の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図172(e)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。図172(f)では、エフェクト画像Eh2が消えているが、この例では、第2保留アイコンh12の表示態様に変化はなく、第2保留アイコンh12は、白色の表示態様のままである。図172(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図172(h)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図172(i)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。2つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。また、保留数が2になったことで、ナビキャラクタYMの表示は消え、図171(I)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
続く図172(j)〜同図(l)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した図171(i)〜同図(l)と同じであり、ナビキャラクタYMの表示が消えた状態で、装飾図柄の変動表示が継続しており、図172(m)では、その状態のまま、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図172(m)では、白色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部は、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図172(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目のアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、青色や赤色等)であってもよい。図172(o)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図172(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例であった。
図172の右半分に示す例について、図171の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図172の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した図171(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過しさらに第1保留アイコンh11も通過して第2保留アイコンh12の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図172(E)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。図172(F)では、エフェクト画像Eh2が消え、エフェクト画像Eh2に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2保留アイコンh12が、エフェクト画像Eh2と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。ここでのアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh2の表示態様が、変化後の第2保留アイコンh12の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh2の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、緑色や金色や虹色等)であってもよい。図172(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図172(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図172(I)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11は、先の変動で表示態様が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。また、保留数が2になったことで、ナビキャラクタYMの表示は消え、図172(I)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
続く図172(J)〜同図(L)までは、先に説明した図171(i)〜同図(l)と同じであり、ナビキャラクタYMの表示が消えた状態で、装飾図柄の変動表示が継続しており、図172(M)では、その状態のまま、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図172(M)では、赤色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部は、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図172(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、ここでは、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図172(O)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図172(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例であった。
以上、図171及び図172に示すでは、態様としては、白色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh1それぞれの態様は、図171及び図172を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった保留アイコンは、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。さらに、保留アイコンは、第1保留アイコンh11に限らず、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14の表示態様が変化する場合もある。さらには、複数の保留アイコンの表示態様や、変動アイコンh0の表示態様と一又は複数の保留アイコンの表示態様が変化する場合もある。
また、図171及び図172を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した保留アイコンによる先読み予告は、偽の予告であったり、真の予告であったりする。ここで、図171及び図172を用いて説明した例をまとめると、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、図171の左半分に示す例である、成功アニメが連続する例(以下、「連続成功例」という。)、図171の右半分に示す例である、失敗アニメが連続する例(以下、「連続失敗例」という。)、図172の左半分に示す例である、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例(以下、「失敗成功例」という。)、図172の右半分に示す例である、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例(以下、「成功失敗例」という。)があり、大当りのしやすさ、すなわち最終的に大当り図柄が確定表示される確率は、連続成功例が行われた場合が最も高く、次いで、失敗成功例が行われた場合が高く、次いで、成功失敗例が行われた場合が高く、連続失敗例が行われた場合が最も低い(連続成功例>失敗成功例>成功失敗例>連続失敗例)。なお、連続失敗例が行われた場合は、必ずハズレになってもよいし(大当り確率が0%)、大当りする場合があってもよい(大当り確率が0%よりは高い)。
また、図171及び図172を用いて説明したいずれの例でも、装飾図柄の1回の変動表示の中でアイコン変化アニメーションは1回しか行われていないが、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが複数回行われてもよい。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが複数回行われ、さらに、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが複数回行われる場合があってもよい。
図173は、アイコン変化アニメーションの2つの例を示す図である。
図173の左半分に示す例は、アイコン変化アニメーションの変化対象となるアイコンを認識しやすい例である。
まず、図173(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図173(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図173(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図173(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図168(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。 図173(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図173(d)では、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動は、変動アイコンh0および第1保留アイコンh11を回避するようにして、第2保留アイコンh12の手前にまで及んでいる。さらに、剣先から第2保留アイコンh12に向かって矢印も延びている。図171(d)に示す波動は、変動アイコンh0を通過し、さらに第1保留アイコンh11も通過しているため、変動アイコンh0が変化対象ともみれるし、第1保留アイコンh11も変化対象ともみれる。一方、図173(d)に示す波動は、変動アイコンh0および第1保留アイコンh11を回避しているためそのようなことはなく、しかも、矢印の表示によって、第2保留アイコンh12が変化対象であることがより明確になっている。
図173(e)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh2は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。
図173(f)では、エフェクト画像Eh2が消え、エフェクト画像Eh2に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2保留アイコンh12が、エフェクト画像Eh2の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh2の表示態様が、変化後の第2保留アイコンh12の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh2の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や金色等)であってもよい。その後、ナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図173(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図173(f)のタイミング(エフェクト画像Eh2が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
図173(g)では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図173(h)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第4保留アイコンh14が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、図173(h)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図173(i)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11は、先の変動で表示態様が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。また、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。
図173(j)では、装飾図柄の変動表示が続き、同図(k)では、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図173(l)では、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動は、変動アイコンh0を回避するようにして、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。さらに、剣先から第1保留アイコンh11に向かって矢印も延びている。図173(l)に示す波動も、変動アイコンh0を回避しているため、変動アイコンh0が変化対象とみられることはなく、しかも、矢印の表示によって、第1保留アイコンh11が変化対象であることがより明確になっている。
図173(m)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、金色の煙画像のエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。
図173(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前までは赤色の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1の態様と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図173(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図173(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
この図173の左半分に示す例では、第Aの表示態様(青色の着物を着た表示態様)の演出アイコン(ナビキャラクタYM)は、図171等に示す第Bの表示態様(赤色の着物を着た表示態様)の演出アイコン(ナビキャラクタYM)よりも、変化対象となるアイコンを認識しやすい例である。
図173の右半分に示す例は、表示態様が変化した保留アイコンが変動アイコンになって再び表示態様が変化する例である。
まず、図173(A)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図173(A)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図173(A)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図173(B)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図173(B)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図173(C)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図173(D)では、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動は、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。図173(E)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。
図173(F)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、第1保留アイコンh11は、エフェクト画像Eh1と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。その後、ナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図173(F)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図173(F)のタイミング(エフェクト画像Eh1が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
図173(G)では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図173(H)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第4保留アイコンh14が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、図173(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図173(I)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0は、先の変動で表示態様が変化した第1保留アイコンh11が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。
図173(J)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ状態が形成されており、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様に変化したナビキャラクタYMが初期姿勢のまま表示されている。
図173(K)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(L)では、その刀から波動が発振されている。続く、図173(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図173(N)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは赤色の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図173(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図173(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
なお、この図173の右半分に示す例では、アイコン変化演出は、保留アイコンに対しては1回しか行われていないが、複数回行われてもよい。また、アイコン変化演出は、変動アイコンに対しても1回しか行われていないが、複数回行われてもよい。すなわち、或る保留アイコンに対してアイコン変化演出が1又は複数回行われた後に、該保留アイコンが変動アイコンとなり、該変動アイコンに対してもアイコン変化演出が1又は複数回行われる場合があってもよい。
以上の説明では、ナビキャラクタYMは、保留数がN(ここではN=3)になると出現し、保留数がM(ここではM=2)になると消えることについて説明したが、ナビキャラクタYMは、常時表示であってもよい。ただし、常時表示とはいっても、装飾図柄の変動表示中の或る期間は、ナビキャラクタYMは消えていたり、見えなくなっていてもよい。例えば、スーパーリーチ中の期間、表示画面が真っ暗になる暗転表示中の期間、他の表示(予告表示やエラー表示)にナビキャラクタYMの表示がオーバーラップされている期間等では、ナビキャラクタYMは消えていたり、見えなくなっている場合があってもよい。また、大当り遊技中も表示されていてもよいし、あるいは大当り遊技中は表示されないようにしてもよい。さらに、特図の保留数が0で図柄変動表示(装飾図柄の変動表示)が終了した場合、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が表示される。すなわち、デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示が停止表示されている状態で表示される場合がある表示である。デモ表示は、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。これらのデモ表示においても、ナビキャラクタYMは表示される場合がある。また、デモ表示の表示期間には、全ての表示態様のナビキャラクタYMが表示可能であってもよいし、上記第1グループに属する表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。すなわち、白色、青色、緑色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。あるいは、デモ表示の表示期間には、白色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよいし、青色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよいし、緑色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。さらにまた、赤色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。
また、演出アイコンとして殿様のキャラクタのナビキャラクタYMを用いた演出例に限って説明したが、演出アイコンは、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMには限定されず、図106等に示す爆撃機アイコンI3であってもよく、さらには、図119(b)に示す各種のアイコン変化予告のアイコンであってもよい。
また、変化対象のアイコンとしては、変動アイコンであってもよいし、保留アイコンであってもよい。保留アイコンである場合には、第1保留アイコンであってもよいし、第2保留アイコンであってもよいし、第3保留アイコンであってもよいし、第4保留アイコンであってもよい。さらに、変化対象のアイコンの態様の種類は、図119(a)に示す保留アイコンや変動アイコンの種類であってもよい。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、前記表示手段は、或るアイコン[例えば、変動アイコンh0あるいは保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、前記或るアイコンとは、図柄変動表示に関するアイコンのことであり、前記或るアイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記或るアイコンは、第二の表示態様で[例えば、赤色の表示態様]表示される場合があるアイコンであり、前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、前記演出アイコンは、前記或るアイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図168(N)]があり、前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われても、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化しない場合[例えば、図163(f2)]もある、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
この遊技台によれば、第二の表示態様へ変化するだろうと予想する遊技者の該予想と異なる結果を表示することで遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
また、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る態様で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る態様で表示される領域であってもよい。
また、前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る態様で表示される領域であってもよい。
なお、前記表示手段は、或るアイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
以上の記載では、 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、前記表示手段は、或るアイコン[例えば、変動アイコンh0あるいは保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、前記或るアイコンとは、図柄変動表示に関するアイコンのことであり、前記或るアイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記或るアイコンは、第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、前記演出アイコンは、前記或るアイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図168(N)]があり、前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、前記演出アイコンが表示されていない期間において前記第一の表示態様の或るアイコンが変化する演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図165(D')]がある、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
この遊技台によれば、演出アイコンによる変化演出が行われなくても第二の表示態様の或るアイコンが表示される場合があり、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
なお、前記表示手段は、或るアイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。また、前記演出アイコンが表示されていない期間において前記第一の表示態様の或るアイコンが変化する演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、『 前記演出アイコンは、第三の表示態様[例えば、青色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、 前記或るアイコンは、デフォルトの表示態様[例えば、白色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記デフォルトの表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様であり、前記デフォルトの表示態様は、前記第二の表示態様とは異なる表示態様であり、 前記デフォルトの表示態様は、前記或るアイコンの全ての表示態様の中で、表示される可能性が最も高い表示態様であり、前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第一の頻度[例えば、第Aの頻度(第Aの確率)]で変化し[例えば、図163(a)〜同図(h)]、前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第二の頻度[例えば、第Bの頻度(第Bの確率)]で変化し[例えば、図163(A)〜同図(H)]、前記第二の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここにいう頻度とは、確率であってもよい(以下、同じ。)。
以上の記載では、 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、前記表示手段は、或るアイコン[例えば、変動アイコンh0あるいは保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、前記或るアイコンとは、図柄変動表示に関するアイコンのことであり、前記或るアイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記或るアイコンは、第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、前記演出アイコンは、前記或るアイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、前記演出アイコンは、第三の表示態様[例えば、青色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様は異なる表示態様であり、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図168(N)]があり、前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、前記第三の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図163(f1)]がある、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
この遊技台によれば、第三の表示態様の演出アイコンによる変化演出からでも第二の表示態様の或るアイコンが表示される場合があることで、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
なお、前記表示手段は、或るアイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、 前記或るアイコンは、デフォルトの表示態様[例えば、白色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記デフォルトの表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様であり、前記デフォルトの表示態様は、前記第二の表示態様とは異なる表示態様であり、 前記デフォルトの表示態様は、前記或るアイコンの全ての表示態様の中で、表示される可能性が最も高い表示態様であり、前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第一の頻度[例えば、第Aの頻度(第Aの確率)]で変化し[例えば、図163(a)〜同図(h)]、前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第二の頻度[例えば、第Bの頻度(第Bの確率)]で変化し[例えば、図163(A)〜同図(H)]、前記第二の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記或るアイコンは、第五の表示態様で表示される場合があるアイコンであり、前記第五の表示態様[例えば、金色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第三の頻度[例えば、第Cの頻度(第Cの確率)]で変化し[例えば、図164(a)〜同図(h)]、前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第四の頻度[例えば、第Dの頻度(第Dの確率)]で変化し[例えば、図164(A)〜同図(H)]、前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第五の表示態様へ第五の頻度[例えば、第Eの頻度(第Eの確率)]で変化し[例えば、図164(ア)〜同図(ク)]、前記第三の頻度よりも前記第五の頻度の方が高く、前記第五の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記第三の頻度は、0である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記第二の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記第三の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記或るアイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第一の表示態様へ第六の頻度[例えば、第Fの頻度(第Fの確率)]で変化し[例えば、図165(a)〜同図(e)]、前記或るアイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第二の表示態様へ第七の頻度[例えば、第Gの頻度(第Gの確率)]で変化し[例えば、図165(A)〜同図(E)]、前記或るアイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第五の表示態様へ第八の頻度[例えば、第Hの頻度(第Hの確率)]で変化し[例えば、図165(ア)〜同図(オ)]、前記第八の頻度よりも前記第七の頻度の方が高く、前記第七の頻度よりも前記第六の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記或るアイコンは、複数表示される場合があるアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]であり、前記演出アイコンによって前記或るアイコンを変化させる演出では、該或るアイコンが複数表示されている場合に、変化対象となる或るアイコンの表示態様を変化させ、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記或るアイコンを変化させる演出よりも、前記第三の表示態様の演出アイコンによって該或るアイコンを変化させる演出の方が、前記変化対象となる或るアイコンが、複数表示されている或るアイコンのうちのいずれの或るアイコンであるかを認識しやすい[例えば、図α11(d)や同図(l)に示す波動と矢印]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記変化対象となる或るアイコンは、一個であってもよいし、複数個であってもよい。
また、『 前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が表示される場合がある手段であり、前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示[例えば、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214における図柄変動表示]が停止表示されている状態で表示される場合がある表示であり、前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記デモ表示は、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。
また、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、表示される台詞が異なることによる違いではなく、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、台詞の有無による違いでもなくてもよい。
まお、前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が必ず表示される手段であってもよい。また、前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示が停止表示されている状態で必ず表示される表示であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に必ず表示されてもよい。
また、『 前記表示手段は、変化演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」が表示される場合がある手段であり、前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が表示される場合があり、前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第一の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンが前記第四の表示態様に変化し[例えば、図75(あ3−1)〜同図(あ6−1)、図76(あ6−3−2)〜同図(あ6−3−4a)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−4)、図91に示すメータ演出、図89(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)]、前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第二の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンの表示態様が変化しない[例えば、図75(あ3−2−1)〜同図(あ3−2−2)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2)]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記表示手段は、変化演出表示が必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が必ず表示されてもよい。
また、『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記第三の表示態様の演出アイコンによる演出によって、前記或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、前記第四の表示態様の演出アイコンによる演出によって、該或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図168(A)〜同図(P)]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンによる演出によって、前記或るアイコンの表示態様が複数回変化する場合がある[例えば、図166(a)〜同図(p)]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第一の場合」という。)があり[例えば、図166(a)〜同図(p)]、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目は失敗して2回目に成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第二の場合」という。)もあり[例えば、図167(a)〜同図(p)]、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目に成功して2回目は失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第三の場合」という。)もあり[例えば、図167(A)〜同図(P)]、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第四の場合」という。)もあり[例えば、図166(A)〜同図(P)]、前記第三の場合の方が、前記第四の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、前記第二の場合の方が、前記第三の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、前記第一の場合の方が、前記第二の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすい]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここでの遊技台の記載は、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化が2回のみ行われた場合の大当りのしやすさについての限定になる。
また、『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で前記或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、該演出アイコンが表示されていない状態で該或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図168(a)〜同図(p)]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記或る態様とは、或る色[例えば、赤色]のことであり、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。また、前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。
また、『 前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって表示される場合があるアイコンである[例えば、図77(い1)〜同図(い12)、図173に示す例等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。なお、前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって必ず表示されるアイコンであってもよい。
また、『 前記表示手段は、第三の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、前記第三の変化アニメーションは、他のアイコン[例えば、図78(う17)等に示す宝箱のアイコンI1]による演出を伴うことなく、前記演出アイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーションであり、前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様[例えば、赤色]のエフェクト画像[例えば、煙画像]が少なくとも表示されるアニメーション[例えば、図79(え2)〜同図(え3−2)]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記表示手段は、第三の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様のエフェクト画像のみが表示されるアニメーションであってもよいし、前記或る態様のエフェクト画像の他にも画像等が表示されるアニメーションであってもよい。
また、『 前記或るアイコンは、第六の表示態様[例えば、緑色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示された演出アイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]によって前記第六の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]へ変化する場合がある[例えば、図164(F)]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記第四の表示態様で表示された演出アイコンによって前記第六の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、『 前記表示手段は、第四の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、前記第四の変化アニメーションは、前記或るアイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーション[例えば、図77(い9)〜同図(い11)、図163(c)〜同図(f)、図163(C)〜同図(F)等]であり、前記表示手段は、不変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、前記不変化アニメーションは、前記或るアイコンの表示態様を変化させない演出を行うアニメーション[例えば、図77(い4−1)〜同図(い6)、図163(ウ)〜同図(カ)等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記表示手段は、第四の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、不変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。
また、『 前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0]が表示される場合がある手段であり、前記変動アイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンのことであり、前記或るアイコンは、前記変動アイコンである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記表示手段は、変動アイコンが必ず表示される手段であってもよい。
また、『 前記表示手段は、保留アイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、前記保留アイコンとは、後に開始される図柄変動表示に関するアイコンのことであり、前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、前記或るアイコンは、前記保留アイコンである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記表示手段は、保留アイコンが必ず表示される手段であってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
以上の記載では、『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0]が表示される場合がある手段であり、前記表示手段は、保留アイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、前記変動アイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンのことであり、前記保留アイコンとは、後に開始される図柄変動表示に関するアイコンのことであり、前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、前記変動アイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記変動アイコンは、第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、前記演出アイコンは、前記変動アイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、前記演出アイコンは、前記保留アイコンとは別のアイコンであり、前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、 前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図168(N)]があり、前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、前記第四の表示態様の演出アイコンによって保留アイコンを変化させる演出が行われると、該保留アイコンの表示態様が、前記或る態様で表示された領域を含む表示態様へ変化する場合[例えば、図169(f)]がある、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの変化後に、前記或る態様で表示された領域を含む表示態様の保留アイコンが表示される場合があり、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
なお、前記表示手段は、変動アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、保留アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって保留アイコンを変化させる演出が行われると、該保留アイコンの表示態様が、前記或る態様で表示された領域を含む表示態様へ必ず変化してもよい。
また、『 前記演出アイコンは、第三の表示態様[例えば、青色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記変動アイコンは、デフォルトの表示態様[例えば、白色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記デフォルトの表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様であり、前記デフォルトの表示態様は、前記第二の表示態様とは異なる表示態様であり、前記デフォルトの表示態様は、前記変動アイコンの全ての表示態様の中で、表示される可能性が最も高い表示態様であり、前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第一の頻度[例えば、第Aの頻度(第Aの確率)]で変化し[例えば、図163(a)〜同図(h)]、前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第二の頻度[例えば、第Bの頻度(第Bの確率)]で変化し[例えば、図163(A)〜同図(H)]、前記第二の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記変動アイコンは、第五の表示態様で表示される場合があるアイコンであり、 前記第五の表示態様[例えば、金色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合の方が、前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第三の頻度[例えば、第Cの頻度(第Cの確率)]で変化し[例えば、図164(a)〜同図(h)]、前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第四の頻度[例えば、第Dの頻度(第Dの確率)]で変化し[例えば、図164(A)〜同図(H)]、前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第五の表示態様へ第五の頻度[例えば、第Eの頻度(第Eの確率)]で変化し[例えば、図164(ア)〜同図(ク)]、前記第三の頻度よりも前記第五の頻度の方が高く、前記第五の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、 前記第三の頻度は、0である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記第二の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記第三の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記変動アイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第一の表示態様へ第六の頻度[例えば、第Fの頻度(第Fの確率)]で変化し[例えば、図165(a)〜同図(e)]、前記変動アイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第二の表示態様へ第七の頻度[例えば、第Gの頻度(第Gの確率)]で変化し[例えば、図165(A)〜同図(E)]、前記変動アイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第五の表示態様へ第八の頻度[例えば、第Hの頻度(第Hの確率)]で変化し[例えば、図165(ア)〜同図(オ)]、前記第八の頻度よりも前記第七の頻度の方が高く、 前記第七の頻度よりも前記第六の頻度の方が高い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記変動アイコンは、複数表示される場合があるアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]であり、前記演出アイコンによって前記変動アイコンを変化させる演出では、該変動アイコンが複数表示されている場合に、変化対象となる変動アイコンの表示態様を変化させ、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記変動アイコンを変化させる演出よりも、前記第三の表示態様の演出アイコンによって該変動アイコンを変化させる演出の方が、前記変化対象となる変動アイコンが、複数表示されている変動アイコンのうちのいずれの変動アイコンであるかを認識しやすい[例えば、図α11(d)や同図(l)に示す波動と矢印]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が表示される場合がある手段であり、前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示[例えば、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214における図柄変動表示]が停止表示されている状態で表示される場合がある表示であり、前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記デモ表示は、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。
また、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、表示される台詞が異なることによる違いではなく、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、台詞の有無による違いでもなくてもよい。
まお、前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が必ず表示される手段であってもよい。また、前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示が停止表示されている状態で必ず表示される表示であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に必ず表示されてもよい。
また、『 前記表示手段は、変化演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」が表示される場合がある手段であり、前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が表示される場合があり、前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第一の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンが前記第四の表示態様に変化し[例えば、図75(あ3−1)〜同図(あ6−1)、図76(あ6−3−2)〜同図(あ6−3−4a)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−4)、図91に示すメータ演出、図89(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)]、前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第二の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンの表示態様が変化しない[例えば、図75(あ3−2−1)〜同図(あ3−2−2)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2)]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記表示手段は、変化演出表示が必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が必ず表示されてもよい。
また、『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記第三の表示態様の演出アイコンによる演出によって、前記変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、前記第四の表示態様の演出アイコンによる演出によって、該変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図168(A)〜同図(P)]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンによる演出によって、前記変動アイコンの表示態様が複数回変化する場合がある[例えば、図166(a)〜同図(p)]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第一の場合」という。)があり[例えば、図166(a)〜同図(p)]、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目は失敗して2回目に成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第二の場合」という。)もあり[例えば、図167(a)〜同図(p)]、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目に成功して2回目は失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第三の場合」という。)もあり[例えば、図167(A)〜同図(P)]、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第四の場合」という。)もあり[例えば、図166(A)〜同図(P)]、前記第三の場合の方が、前記第四の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、前記第二の場合の方が、前記第三の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、前記第一の場合の方が、前記第二の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすい]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここでの遊技台の記載は、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化が2回のみ行われた場合の大当りのしやすさについての限定になる。
また、『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で前記変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、該演出アイコンが表示されていない状態で該変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図168(a)〜同図(p)]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記或る態様とは、或る色[例えば、赤色]のことであり、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。また、前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。
また、前記或る態様とは、或るキャラクタを用いた表示態様のことであってもよいし、或る種類の絵柄を用いた表示態様のことであってもよい。
また、『 前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって表示される場合があるアイコンである[例えば、図77(い1)〜同図(い12)、図173に示す例等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって必ず表示されるアイコンであってもよい。
また、『 前記表示手段は、第三の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、前記第三の変化アニメーションは、他のアイコン[例えば、図78(う17)等に示す宝箱のアイコンI1]による演出を伴うことなく、前記演出アイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーションであり、前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様[例えば、赤色]のエフェクト画像[例えば、煙画像]が少なくとも表示されるアニメーション[例えば、図79(え2)〜同図(え3−2)]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記表示手段は、第三の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様のエフェクト画像のみが表示されるアニメーションであってもよいし、前記或る態様のエフェクト画像の他にも画像等が表示されるアニメーションであってもよい。
また、『 前記変動アイコンは、第六の表示態様[例えば、緑色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、前記第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示された演出アイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]によって前記第六の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]へ変化する場合がある[例えば、図164(F)]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記第四の表示態様で表示された演出アイコンによって前記第六の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、『 前記表示手段は、第四の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、前記第四の変化アニメーションは、前記変動アイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーション[例えば、図77(い9)〜同図(い11)、図163(c)〜同図(f)、図163(C)〜同図(F)等]であり、前記表示手段は、不変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、前記不変化アニメーションは、前記変動アイコンの表示態様を変化させない演出を行うアニメーション[例えば、図77(い4−1)〜同図(い6)、図163(ウ)〜同図(カ)等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記表示手段は、第四の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、不変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
次に、アイコン変化演出についてさらに説明を続ける。ここにいうアイコン変化演出は、保留アイコンや変動アイコンの他、演出アイコン表示領域DISに表示されるミニアイテムのアイコン等や、予告アイコンや、ミニゲームのアイコンや、アイコン変化予告のアイコンを変化させる演出である。
図174は、本実施形態において実行される装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであって、同図(a)は、リーチ状態となることなくはずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであり、同図(b)は、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートである。
図174(a)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、装飾図柄の第一停止、装飾図柄の第二停止、装飾図柄の第三停止を経て、装飾図柄が確定停止する流れを示している。なお、以下の説明において、装飾図柄の停止順序は、原則として左図柄、右図柄、中図柄の順としているが、これに限定されない。また、予告(当該変動予告や先読み予告)、ミニゲーム及び疑似連等の演出、あるいは、保留数に応じて第一停止と第二停止が同時に行われる場合があってもよいし、第一停止、第二停止及び第三停止が同時に行われる場合があってもよい。ここで、変動開始から第一停止までの期間、第一停止から第二停止までの期間、第二停止から第三停止までの期間、及び、第三停止から確定停止までの期間をそれぞれ「(11)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となることなくはずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(11)−1」、「図XX(11)−2」・・・等を用いる場合があり、これらの枝番が付された例どうしは相互に置き換えが可能である。また、図174(a)に示すタイミングチャートにおいて各種演出として組合せ可能な演出は「(11)」で示す期間に行うことができる場合がある(例えば、ガセ予告等)。また、第二停止から第三停止までの期間や、第三停止から確定停止までの期間において、疑似連のガセ演出や、同色(同種)図柄停止によるチャンス目告知(先読み予告)等を行うこともできる場合がある。このことは、これまでに説明した実施形態の各演出例においても適用可能な概念である。
図174(b)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、リーチ状態の形成、スーパーリーチ(SPリーチ)への移行、リーチ演出の結果導出を経て、装飾図柄がはずれ又は大当りの態様で確定停止し、その後、大当り遊技が終了するまでの流れを示している。ここで、変動開始からリーチ状態が形成されるまでの期間を「(1)」の期間で表し、リーチ状態が形成されてからSPリーチに移行するまでの期間を「(2)」の期間で表し、SPリーチに移行してからリーチ演出の結果が導出されるまでの期間を「(3)」の期間で表し、リーチ演出の結果が導出されてから確定停止までの期間を「(4)」の期間で表し、確定停止から大当り遊技の終了までの期間を「(5)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(2)−1」、「図XX(2)−2」、「図XX(3)−1」、「図XX(3)−2」・・・等を用いる場合があり、これらの枝番が付された例どうしは相互に置き換えが可能である。また、本実施形態における説明において、「(1)」の期間では、ミニゲームや先読み予告等を含む各種予告や、疑似連等の演出が行われる場合があり、「(2)」の期間では、ノーマルリーチやカットイン画像の表示による予告や群予告等が行われる場合があり、「(3)」の期間では、SPリーチ中のチャンスアップ予告やカットイン画像の表示による予告等が行われる場合があり、「(4)」の期間では、揺れ変動、復活大当り演出、ワイプ表示等が行われる場合があり、「(5)」の期間では、大当り遊技中の演出が行われ、また、大当り遊技中における確変報知や保留連荘報知等が行われる場合がある。なお、上述した実施形態及び以下に説明する実施形態において、実行された各予告や演出は、当該予告や演出が実行された期間以外の期間において行われるように構成されてもよい。また、これらの予告や演出が複合して行われる場合があるように構成されてもよく、この場合、一方の予告(演出)が他方の予告(演出)にオーバーラップされる場合があってもよい。また、これまでに説明した実施形態及び以下に説明する実施形態において、同じ枝番で記載されている部分については、適宜置き換え可能である。
図175〜図180は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の第1装飾図柄表示装置208Lを中心とした変化演出を段階的に示す図である。図175〜図180に示す変化演出は、一台のパチンコ機100で実行される演出であり、図175〜図180に示す変化演出を実行可能なパチンコ機100は、他の図面に示す各種の演出も実行可能である。さらに、図175〜図180では、第2第1装飾図柄表示装置208LMおよび第3第1装飾図柄表示装置208LNも設けられているもののこれらは図示省略しているが、図175〜図180に示す演出例は、第2第1装飾図柄表示装置208LMおよび第3第1装飾図柄表示装置208LNが設けられていないパチンコ機100における演出例であってもよい。また、図175〜図180では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側に、透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図175〜図180に示す符号は、これまで用いた符号と同じ符号が使用されている場合には、共通の構成要素を表す。また、異なる符号が使用されている場合であっても、技術的思想としては共通する場合もある。すなわち、技術的思想としては、図14〜図174に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想を、図175〜図180に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図175〜図180に示す技術的思想を、図14〜図174に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
なお、図174〜図180における説明は、この明細書のいずれの演出例にも適用できるが、図14〜図174を用いて説明した演出例への適用が好ましい。
図175は、デフォルトの表示態様の忍者のナビキャラクタNJが、保留アイコンに対してアクションを起こしている例を示す図である。
まず、図175(a)において、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。なお、図α(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの左上には、第2装飾図柄が表示されていないが、表示されていてもよい。
また、図175(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われるが、図175(a)では、忍者のナビキャラクタNJが表示されている。ナビキャラクタも、演出アイコンの表示の一種であり、アイコン変化予告表示の一種でもある。ナビキャラクタは、いずれかのアイコンが変化する場合があることを予告する表示でもあるし、このナビキャラクタを用いたアニメーションによって、いずれかのアイコンが実際に変化する場合もある。
図175(a)に示す忍者のナビキャラクタNJは、デフォルトの表示態様で表示されており、連続する複数の図柄変動表示を跨いで表示される場合がある。忍者のナビキャラクタNJには複数種類の表示態様が用意されており、デフォルトの表示態様は、全ての表示態様の中でも最も表示される可能性が高い表示態様である。ここでは、デフォルトの表示態様は、白色の表示態様であり、以下、白色の表示態様と称する場合がある。また、上記複数種類の表示態様としては、遊技者の有利度や大当りの期待度を表す態様として、白色や無模様の態様(第Aの態様)、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が用意されている。これらの態様の中で、遊技者の有利度や大当りの期待度が最も低い態様が、第Aの態様であり、第Bの態様、第Cの態様、第Dの態様、第Eの態様の順に高くなっていき、第Fの態様が遊技者の有利度や大当りの期待度が最も高い態様になる。なお、ここにいう遊技者の有利度とは、有利な制御状態(例えば、確変状態または/および時短状態)になりやすいことであったり、プレミア演出が開始されやすいことであったり、大当り確定演出が開始されやすいことであってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されやすいことも含まれる。例えば、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出が開始されたり、大当りの信頼度の高い別の予告が出現しやすくてもよい。さらに、色や模様の他、遊技者の有利度や大当りの期待度は、大きさや数の違い等によって表されてもよい。
さらに、忍者のナビキャラクタNJは、表示が続く中で、表示態様が変化する場合がある。この点については、詳細は後述する。
また、図175(a)では、特図1の保留数も特図2の保留数も0であり、保留アイコンも変動アイコンも表示されていない。したがって、白色の忍者のナビキャラクタNJは、装飾図柄の変動表示が行われていない期間であっても表示される場合があり、また保留の数が0の期間であっても表示される場合がある。なお、その他の表示態様(例えば、赤色の表示態様等)の忍者のナビキャラクタNJであっても、装飾図柄の変動表示が行われていない期間に表示される場合もあれば、保留の数が0の期間に表示される場合もある。あるいは、デフォルトの表示態様である白色の忍者のナビキャラクタNJに限って、保留の数が0の期間に表示される場合があるようにしてもよい。この場合には、保留の数が1以上で、装飾図柄の変動表示が行われていない期間(停止表示や確定表示の期間)には、デフォルトの表示態様以外の表示態様の忍者のナビキャラクタNJも表示される場合がある。また、装飾図柄の変動表示が行われていない期間は、保留数に関係なく、デフォルトの表示態様である白色の忍者のナビキャラクタNJに限って表示される場合があるようにしてもよい。
また、図175(0)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数も特図2の保留数も0であることが報知されている。
図175(11)−1では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図175(11)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、デフォルト(白色)の表示態様の第1保留アイコンh11が一瞬だけ表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が一瞬だけ1になる。図175(11)−2では、特図1の図柄変動表示が開始され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始されている。保留数が0の状態から装飾図柄の変動表示が開始されると、忍者のナビキャラクタNJには、「いらっしゃい」というメッセージ表示が付加され、変動開始が祝福される。また、図175(11)−2では、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了しており、変動アイコン表示領域CISには、先に一瞬表示された第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。この変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。
図175(11)−3では、特図1始動口230に再び1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図175(11)−3に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第1保留アイコンh11が表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1になっている。図175(11)−2で開始された装飾図柄の変動表示の表示中に、特図1始動口230への入球が続けておこり、図175(11)−4に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、4つの保留アイコン(第1保留アイコンh11〜第4保留アイコンh14)が表示され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が4になっている。さらに、忍者のナビキャラクタNJには、「保留MAX」というメッセージ表示が付加されている。4つの保留アイコンはいずれも、デフォルト(白色)の表示態様の保留アイコンである。
図175(11)−5に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止している。すなわち、「装飾7」が揺れ変動を開始している。なお、演出アイコン表示領域DISには、白色の忍者のナビキャラクタNJが継続して表示されている。
図175(11)−6に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態は形成されず、続く同図(11)−7では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図175(11)−8では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
続く図175(11)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。いずれの保留アイコンh11〜h13も、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、白色の忍者のナビキャラクタNJが継続して表示されており、このナビキャラクタは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。忍者のナビキャラクタNJはこれまで、正面を向いた初期姿勢で表示されているが、忍者のナビキャラクタNJは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
続く図175(11)−2では、忍者のナビキャラクタNJに「おいらに注目」というメッセージ表示が付加され、アイコン変化演出が開始される。すなわち、ここでのアイコン変化演出の開始タイミングは、装飾図柄の変動表示の開始後になるが、装飾図柄の変動表示の開始と同時であってもよい。また、装飾図柄の変動表示の開始後であって、装飾図柄の変動表示の第1停止前であるともいえるし、装飾図柄の変動表示の開始後であって、リーチ演出開始前であるともいえる。このアイコン変化演出は、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであり、次の図175(11)−3では、それまで演出アイコン表示領域DISに表示されていた白色の忍者のナビキャラクタNJが、左上隅に移動し、続く同図(11)−4では、白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて3つの手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と異なる態様であるが、同じ態様(ここでは白色)であってもよい。図175(11)−5では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは白色)であってもよい。また、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISの他に、変動アイコン表示領域CISまでも覆うものであって、変動アイコンh0までもが視認困難になってもよい。あるいは、閃光のエフェクト画像EHIは、3つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0のうちいずれか一つのアイコンのみを覆うものであってもよい。図175(11)−6では、エフェクト画像EHIが消えているが、この例では、3つの保留アイコンh11〜h13のうちのいずれの保留アイコンの表示態様にも変化はなく、3つの保留アイコンh11〜h13は全て、デフォルト(白色)の表示態様のままである。このように、アイコンが、エフェクト画像EHIによって覆われても、変化する場合ばかりではなく、変化しない場合があってもよい。アイコン変化アニメーションのうち、アイコンの表示態様が変化するアニメーションを成功アニメとし、アイコンの表示態様が変化しないアニメーションを失敗アニメと分類することもできる。ただし、アイコンがエフェクト画像EHIによって覆われた場合には、覆われたアイコンの表示態様は必ず変化するようにしてもよい。また、手裏剣が、全く見当違いの所へ飛んでいったり、途中で消えてしまったり、あるいは演出表示領域208d内に到達しても、エフェクト画像EHIが発生しない場合があってもよく、この場合も失敗アニメになる。ただし、アイコンがエフェクト画像EHIに覆われなくても変化する場合があってもよく、アイコンが変化すれば成功アニメになる。
図175(11)−7では、それまで左上隅に移動していた白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISに戻っており、右ベースアイコンbIrの上で、「すまねぇ」という失敗メッセージの表示が付加されている。アイコン変化演出(白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーション)は、図175(11)−2〜図175(11)−7の期間で行われる演出であるが、演出アイコン表示領域DISから移動している間(同図(11)−3〜同図(11)−6)のみ行われている演出とみてもよいし、手裏剣が投げられてからエフェクト画像EHIが消えるまでの間(同図(11)−4〜同図(11)−6の直前)のみ行われている演出とみてもよいし、エフェクト画像EHIが表示されている間のみ行われている演出とみてもよい。
図175(11)−8に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止し、同図(11)−6に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−7では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図175(11)−11では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
続く図175(1)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が再び開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。2つの保留アイコンh11,h12も、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、白色の忍者のナビキャラクタNJが依然として表示されている。
図175(1)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾2」が仮停止し、同図(1)−3に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態が形成される。図175(2)−1に示す忍者のナビキャラクタNJには、「リーチ」というメッセージ表示が付加されている。
しかしながら、図175(4)−1に示すように、第3停止では、「装飾2」ではなく「装飾3」が仮停止し、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図175(4)−2では、「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
ここで、保留アイコンにも、忍者のナビキャラクタNJと同様、複数種類の表示態様が用意されており、デフォルト(白色)の表示態様は、全ての表示態様の中でも最も表示される可能性が高い表示態様である。また、保留アイコンにおける複数種類の表示態様としては、先読み予告の表示態様として、白色や無模様の態様(第Aの態様)、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が用意されている。これらの態様の中で、大当りの期待度(信頼度)が最も低い態様が、第Aの態様であり、第Bの態様、第Cの態様、第Dの態様、第Eの態様の順に高くなっていき、第Fの態様が大当りの期待度が最も高い態様(例えば、大当り確定の態様)になる。
図175の右端に示す同図(11)−6'は、同図(11)−5に示すエフェクト画像EHIが消えた後の、同図(11)−6とは別の例であり、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から青色の表示態様に変化している。すなわち、図175(11)−6'に示す例は、成功アニメの例になるが、赤色の表示態様に変化した場合よりも、大当りの期待度(信頼度)は低い。
また、図175の右端に示す同図(11)−6''も、同図(11)−5に示すエフェクト画像EHIが消えた後の、同図(11)−6とも、同図(11)−6'とも別の例であり、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化している。すなわち、この図175(11)−6''に示す例も、成功アニメの例になり、青色の表示態様に変化した場合(同図(11)−6'の場合)よりも、大当りの期待度(信頼度)は高いが、100%ではない。
以上説明したように、デフォルトの表示態様の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出では、アイコンの変化に成功する場合もあれば失敗する場合もある。なお、青色(第Bの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出では、白色(第Aの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出よりも、アイコンの変化に成功する確率が高くなり、緑色(第Cの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出では、青色(第Bの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出よりも、アイコンの変化に成功する確率がさらに高くなる。
なお、変動アイコンh0にも同様に、上記Aの態様〜上記Eの態様と同じ複数種類の表示態様が用意されている。変動アイコンh0における表示態様においても、デフォルト(白色)の表示態様は、全ての表示態様の中でも最も表示される可能性が高い表示態様である。また、各表示態様は、現在行われている変動表示における大当りに関する予告(いわゆる通常予告)の表示態様であり、大当りの期待度(信頼度)を表している。すなわち、大当りの期待度(信頼度)が最も低い態様が、第Aの態様であり、第Bの態様、第Cの態様、第Dの態様、第Eの態様の順に高くなっていき、第Fの態様が大当りの期待度が最も高い態様(例えば、大当り確定の態様)になる。
図176は、赤色の忍者のナビキャラクタNJが、保留アイコンに対してアクションを起こしている例を示す図である。
以下、図175に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。
図176(0)−1〜同図における左から2列目における(11)−3までは、先に説明した同図175(0)−1〜同図における左から2列目における(11)−3までと同じであり、3つの保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルト(白色)の表示態様であり、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。また、図176(11)−2では、白色の忍者のナビキャラクタNJに「おいらに注目」というメッセージ表示が付加され、アイコン変化演出が開始され、次の図176(11)−3では、白色の忍者のナビキャラクタNJが、左上隅に移動している。
図176(11)−4では、左上に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、エフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図176(11)−5では、エフェクト画像EIHが消え、エフェクト画像EIHに覆われる前までは白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、赤色の表示態様に変化している。なお、エフェクト画像EIHの態様は、変化後のナビキャラクタNJの表示態様と異なっているが、同じ態様(ここでは赤色)であってもよい。
続く図176(11)−6では、赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて3つの手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。図176(11)−7では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と異なっているが、同じ態様(ここでは赤色)であってもよい。また、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISの他に、変動アイコン表示領域CISまでも覆うものであって、変動アイコンh0までもが視認困難になってもよい。あるいは、閃光のエフェクト画像EHIは、3つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0のうちいずれか一つのアイコンのみを覆うものであってもよい。図176(11)−8では、エフェクト画像EHIが消え、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化している。すなわち、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは成功アニメである。赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは、保留アイコンおよび変動アイコンのうちの一又は複数のアイコンを必ず変化させる成功アニメである。ここで、変化させる態様(変化後の態様)は、ナビキャラクタNJと同じ態様、すなわち赤色に予め定まっていてもよいし、変化後の態様までは予め定まっていなくてもよい。ただし、大当りの信頼度が上昇する態様に変化させる。したがって、大当り確定の虹色の態様に変化させる場合があってもよい。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションでは、アイコンを覆うエフェクト画像EHIの態様と同じ態様に必ず変化させるようにしてもよい。なお、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであっても、失敗アニメとなる(アイコンの態様が変化しない)場合をあえて設けてもよい。
図176(11)−9では、それまで左上隅に移動していた赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISに戻っており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。この例では、アイコン変化演出の中で、ナビキャラクタの変化演出も行われている。なお、アイコン変化演出と、ナビキャラクタの変化演出とを分けて考えることもでき、この場合には、ナビキャラクタの変化演出は、図176(11)−3〜同図(11)−5になり、アイコン変化演出は、図176(11)−6〜同図(11)−9になる。また、ナビキャラクタの変化演出は、演出アイコン表示領域DIS内で行われる場合があってもよいし、あるいは反対に、演出アイコン表示領域DIS内では行われないようにしてもよい。
図176(11)−10〜同図(11)−13までは、忍者のナビキャラクタNJが赤色の表示態様であることと、第1保留アイコンh11の表示態様も赤色の表示態様であることを除けば、先に説明した同図175(11)−8〜同図(11)−11までと同じであり、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が確定表示される。
続く図176(1)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が再び開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで赤色の第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。図176(1)−1には、赤色の変動アイコンh0が表示されているが、この赤色の変動アイコンh0は、図175(1)−1に示すデフォルトの表示態様の変動アイコンh0よりも大きく、保留アイコンよりも大きい。なお、2つの保留アイコンh11,h12はデフォルト(白色)の表示態様である。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の忍者のナビキャラクタNJが依然として表示されている。
図176(1)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾2」が仮停止し、同図(11)−3に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態が形成される。図175(2)−1に示す赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「リーチ」というメッセージ表示ではなく赤色の「激熱」というメッセージ表示が付加されている。
その後、図176(2)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニ群予告が開始され、演出アイコン表示領域DISに表示されている赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部には、サボハニがオーバーラップしている。なお、ナビキャラクタにはサボハニがオーバーラップせず、サボハニの少なくとも一部にナビキャラクタがオーバーラップしてもよい。また、「激熱」のメッセージ表示の少なくとも一部に、サボハニがオーバーラップしてもよいし、反対に、サボハニの少なくとも一部に、「激熱」のメッセージ表示がオーバーラップしてもよい。続く図176(2)−3では、赤色の忍者のナビキャラクタNJに、赤色の「SP発展だ」というメッセージ表示が付加され、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、サボハニ群予告が開始されると、装飾図柄の表示は、第2保留数表示の下に縮小表示される。なお、この例では、サボハニ群予告が開始されても、保留アイコンや変動アイコンやナビキャラクタは消えずに残っているが、サボハニ群予告が開始されると、第1ステージhs1〜第4ステージhs4とともに保留アイコンの表示が消え、台座hs0とともに変動アイコンh0も消えてもよい。また、ナビキャラクタも消える場合があってもよい。さらには、保留アイコン等は消えても、ナビキャラクタだけは継続して表示されるようにしてもよい。
続いて、図176(3)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の吉宗と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「剣豪リーチ」というメッセージ表示が付加されている。なお、敵役の剣豪の少なくとも一部が、赤色の忍者のナビキャラクタNJにオーバーラップされているが、ナビキャラクタNJの少なくとも一部が敵役の剣豪にオーバーラップされる場合があってもよい。
スーパーリーチに発展したことを契機に、図176(3)−2に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、チャンスボタン136を模した大きな画像であるデカボタン画像136abが表示される。このデカボタン画像136abは、スーパーリーチの演出表示として表示されている、対峙する吉宗と剣豪の全部にオーバーラップしており、吉宗と剣豪が見えなくなっている。また、デカボタン画像136abは、赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部にもオーバーラップしており、ナビキャラクタは、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。さらに、デカボタン画像136abは、赤色の変動アイコンh0の少なくとも一部にもオーバーラップしており、変動アイコンh0は、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。また、デカボタン画像136abには、操作を促進する「押」の文字が、デカボタン画像136abの大きさに合わせて大きく表示されている。さらに、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「剣豪リーチ」のメッセージ表示に代わって「デカボタンだ」というメッセージ表示が付加されている。
図176(3)−3では、チャンスボタン136が操作される。すると、図176(3)−4に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、デカボタン画像136abが消え、強カットイン画像CIsの表示に切り替わる。この強カットイン画像CIsは、赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部にもオーバーラップしており、ナビキャラクタNJは、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。さらに、強カットイン画像CIsは、赤色の変動アイコンh0の少なくとも一部にもオーバーラップしており、変動アイコンh0は、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「デカボタンだ」のメッセージ表示に代わって「強カットインだ」というメッセージ表示が付加されているが、「剣豪リーチ」のメッセージ表示が再度付加されてもよい。
なお、通常は、チャンスボタン136の操作を受け付ける操作有効期間が設けられており、その操作有効期間内にチャンスボタン136が操作された場合に限って応答演出(ここでは強カットイン画像CIsの表示)が行われるようにしてもよいし、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなかった場合でも、操作有効期間経過以降に応答演出と同じ演出、あるいは応答演出とは異なる演出が行われるようにしてもよい。
その後、図176(3)−5に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の吉宗が敵役の剣豪を倒したシーンが「勝ち」の文字とともに表示されており、その第1装飾図柄表示装置208Lの略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
図176(4)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2保留数表示の下に縮小表示されていた装飾図柄の表示が復帰表示される。すなわち、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cにおいて、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せが揺れ変動による仮停止の状態で表示されている。なお、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、何のメッセージ表示も付加されていないが、「大当りだ」というメッセージ表示が付加されてもよい。なお、保留アイコンや変動アイコンが消えていた場合は、このタイミングで復帰表示される。
図176(4)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せが確定表示されている。この確定表示のタイミングで赤色の変動アイコンh0が消去される。なお、赤色の変動アイコンh0は、真の予告であったことになる。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJは、白色の忍者のナビキャラクタNJに戻っている。すなわち、この例では、表示態様が変化したアイコン(図176(11)−8のタイミングでは第1保留アイコンh11)に対応した、図176(1)−1で開始された変動表示が終了するまで、赤色の忍者のナビキャラクタNJは表示され続け、対応した変動表示が終了して確定表示されると、赤色の忍者のナビキャラクタNJはデフォルトの表示態様に戻る。
図177は、アイコン変化予告表示の選択と態様変化の例を示す図である。
図177の左端に示す例は、デモ表示中からアイコン変化予告表示の種類を選択する例であり、同図(0)−1では、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、図177(0)−1に示す演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、殿様のナビキャラクタYMが表示されている。図177(0)−1に示す殿様のナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様で表示されている。
特図の保留が0の状態で特図の停止図柄の確定表示が行われてから一定時間(例えば、30秒間)が経過するまでに新たな図柄変動表示が開始されないと、第1装飾図柄表示装置208Lには、デモンストレーション表示が表示される。デモンストレーション表示には、図柄変動表示が行われていた背景画面のまま、停止表示した装飾図柄の組み合わせが表示され続ける図柄デモ表示と、停止表示した装飾図柄の組み合わせが消えるとともに図柄変動表示が行われていた背景画面から切り替わって専用のアニメーションが表示されるアニメデモ表示とがある。なお、図柄デモ表示でも、専用の背景画面が表示されてもよい。図177(0)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、アニメデモ表示が表示されているが、図柄デモ表示を経由してアニメデモ表示が表示されてもよいし、図柄デモ表示を経由せずにアニメデモ表示が表示されてもよい。図177(0)−2に示すアニメデモ表示では、パチンコ機の機種タイトルが大きく表示されたアニメーションが表示され、下部には、チャンスボタン136を操作するとメニュー画面が表示されることが報知されている。
図177(0)−3では、チャンスボタン136が操作され、第1装飾図柄表示装置208Lには、メニュー画面が表示されている。このメニュー画面は、図65(15)に示すオプションメニュー画面と同じである。図177(0)−3では、一番上の演出カスタマイズアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、他のアイコンが白表示であるのに対して、演出カスタマイズアイコンは赤色に点灯している。また、オプションメニュー画面では、右下に、選択操作や決定操作に用いることができる操作手段の絵柄が表示されている。すなわち、操作キーユニット137のうち、選択操作に用いられる十字キーの絵柄と、決定操作に用いられるチャンスボタン136の絵柄が表示されている。さらに、チャンスボタン136と、十字キーのうち、カーソルアイコンcsやカーソル表示の移動に用いる上下キー137u,dの絵柄は、赤色に表示されている。なお、決定操作には、チャンスボタン136とともに操作キーユニット137の決定キーも用いることができるようにしてもよいし、チャンスボタン136に代えてその決定キーを用いることができるようにしてもよい。
メニュー画面が表示されている状態で、下キー137dを1回操作すると、図177(0)−4に示すように、それまで演出カスタマイズアイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、キャラクタ選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、そのキャラクタ選択アイコンは赤色に点灯する。キャラクタ選択アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下されると、図177(0)−5に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、キャラクタ選択画面が表示される。図177(0)−5に示すキャラクタ選択画面では、殿様のキャラクタと、番長のキャラクタと、忍者のキャラクタが、いずれもデフォルトの表示態様で表示されており、現在選択されている殿様のキャラクタに、選択枠CFが表示されている。右キー137rを2回操作すると、選択枠CFが移動し、忍者のキャラクタに選択枠CFが表示される。この状態で、チャンスボタン136が押下されると、図177(0)−7に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、キャラクタ選択決定画面が表示され、同図(0)−6に示す3つのキャラクタのうち忍者のキャラクタのみが大きく表示され、大き目の「おいらにまかせろ」のメッセージ表示が付加されている。その後、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は、アニメデモ表示が表示される前の画面に一旦戻り、図177(0)−8に示す演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが、「よろしく」のメッセージ表示が付加された状態で表示されている。
なお、遊技者によるキャラクタの選択では、キャラクタの種類を選択することはできるが、個々のキャラクタの表示態様までは選択することができず、各キャラクタの表示態様は、デフォルトの表示態様になる。ただし、図177(0)−5に示すキャラクタ選択画面で、デフォルトの表示態様とは異なる態様のキャラクタが自動的に表示され、そのキャラクタを選ぶと、デフォルトの表示態様とは異なる態様で最初から演出アイコン表示領域DISに表示されるようにしてもよいし、キャラクタ選択画面ではデフォルトの表示態様であったキャラクタが、図177(0)−7に示すキャラクタ選択決定画面に切り替わると、デフォルトの表示態様とは異なる態様のキャラクタに自動的に変化し、デフォルトの表示態様とは異なる態様で最初から演出アイコン表示領域DISに表示されるようにしてもよいし、キャラクタ選択決定画面まではデフォルトの表示態様であったキャラクタが、演出アイコン表示領域DISに表示されると、デフォルトの表示態様とは異なる態様のキャラクタに自動的に変化する場合があってもよい。これらの場合は、演出に関する抽選によって内部的に表示態様が決定されていることになる。
図177の左から2番目に示す例は、装飾図柄の変動表示中からアイコン変化予告表示の種類を選択する例であり、同図における左から2列目の(0)−1でも、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、ここでの演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。この図177における2列目の(0)−1〜同図(11)−2までは、図175(0)−1〜同図(11)−2までと同じであり、1球の始動入賞があり、装飾図柄の変動表示が開始されている。ただし、図177(11)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、十字キーを操作することでナビキャラクタのキャラクタを変更することができる旨のチュートリアル表示が表示されている。
図177(11)−3では、十字キーが操作され、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、デフォルトの表示態様の番長のナビキャラクタBCが表示されている。この状態で、チャンスボタン136が押下されると、ナビキャラクタとして番長のキャラクタに決定され、番長のナビキャラクタBCに「よっしゃぁ」のメッセージ表示が付加される。
図177(11)−4に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止している。この例では、変動中における十字キー操作によるナビキャラクタのキャラクタ変更は、装飾図柄の変動表示で第1停止が行われるまで可能であり、それまでは上記チュートリアル表示が表示されているが、第1停止が行われると、上記チュートリアル表示は消える。なお、変動中における十字キー操作によるナビキャラクタのキャラクタ変更は、第2停止が行われるまで可能であってもよいし、リーチ状態に移行するまで可能であってもよいし、変動表示の開始から一定期間の間は可能であってもよいし、装飾図柄の変動表示が終了するまで可能であってもよい。
図177(11)−5に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−6では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図177(11)−7では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
図177における左から3列目以降に示す例は、ナビキャラクタの変化演出の例を示す図である。この例でも、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、ここでの演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。この図177における3列目の(0)−1〜同図における4列目(右端)の(11)−10までは、図175(0)−1〜同図における2列目の(11)−2までと同じであり、装飾図柄の変動表示が1回行われ、さらに2回目の装飾図柄の変動表示が開始され、いずれもデフォルト(白色)の表示態様の3つの保留アイコンh11〜h13が表示されている。また、図177(11)−10では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示され、「おいらに注目」というメッセージ表示が付加されている。ここでは、保留アイコンや変動アイコンを対象にしたアイコン変化演出ではなく、忍者のナビキャラクタNJを対象にした変化演出が開始されている。
図177(11)−11では、白色の忍者のナビキャラクタNJが、左上隅に移動せず、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上で、忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、エフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタNJは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタNJは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図177(11)−12では、エフェクト画像EIHが消え、エフェクト画像EIHに覆われる前までは白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上で、赤色の表示態様に変化している。なお、エフェクト画像EIHの態様は、変化後のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。赤色の表示態様に変化したナビキャラクタNJには、「アツいぜ」といったメッセージ表示が付加されている。
図177(11)−13に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止し、同図(11)−14では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−15では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図177(11)−16では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。この例では、ナビキャラクタを対象にした変化演出が行われた変動表示では、保留アイコンや変動アイコンを対象にしたアイコン変化演出が開始されなかったことになる。
続く図177(1)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が再び開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11にしても第2保留アイコンh12にしても変動アイコンh0にしても、表示態様はデフォルト(白色)の表示態様である。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の忍者のナビキャラクタNJが継続して表示されている。
図178は、図177における左から3列目以降に示す例の続きと、ナビキャラクタの変化演出のさらに他の例を示す図である。
図177(1)−1から続く、図178(1)−2では、アイコン変化演出が開始され、次の図176(11)−3では、赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISから左上隅に移動している。
図178(1)−4では、左上に移動した赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて3つの手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。図178(1)−4では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISおよび変動アイコン表示領域CISそれぞれの領域の少なくとも一部が、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、2つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0それぞれのアイコンの少なくとも一部が、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、それぞれのアイコンh11,h12,h0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、これら3つのアイコンh11,h12,h0は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISと変動アイコン表示領域CISのうち変動アイコン表示領域CISのみを覆うものであって、変動アイコンh0のみが視認困難になってもよい。図178(1)−5では、エフェクト画像EHIが消え、3つのアイコンh11,h12,h0のうち、変動アイコンh0のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化し、大きさも大きくなっている。なお、大きさはそのままで色のみ変化してもよいし、反対に色は同じで大きさだけ大きくなってもよい。ここでの、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは成功アニメである。図178(1)−6では、それまで左上隅に移動していた赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISに戻っており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。
図178(1)7−10〜同図(4)−2までは、先に説明した図176(1)−2〜同図(4)−2までと同じであり、リーチ状態になってサボハニ群予告が行われ、次いで、スーパーリーチに発展して剣豪リーチ中にデカボタン演出が行われ、最終的に、大当りの装飾図柄の組合せである「装飾2」−「装飾2」−「装飾2」が確定表示される。赤色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJは、この確定表示のタイミングで白色の表示態様に戻っている。
図178における左から3列目以降に示す例は、ナビキャラクタの変化演出の他の例を示す図である。この例でも、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、ここでの演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。この図178における3列目の(0)−1〜同図における4列目(右端)の(11)−4までは、図176(0)−1〜同図における2列目の(11)−4までと同じであり、装飾図柄の変動表示が1回行われ、さらに2回目の装飾図柄の変動表示が開始され、いずれもデフォルト(白色)の表示態様の3つの保留アイコンh11〜h13が表示されている。また、図178(11)−2では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、白色の忍者のナビキャラクタNJが一体だけ表示され、「おいらに注目」というメッセージ表示が付加されている。続く、図178(11)−3では、その一体の白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISから左上隅に移動している。
図178(11)−4では、左上に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、3つのエフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタNJは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタNJは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図178(11)−5では、3つのエフェクト画像EIHが消え、エフェクト画像EIHに覆われる前までは一体の白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、色は同じ白色であるものの三体に増加している。すなわち、特図の保留の数と同じ数の白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。なお、エフェクト画像EIHの数も特図の保留の数と同じ数である。
続く図178(11)−6では、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれが、演出表示領域208dに向けて一つずつ手裏剣を投げつけ、合計3つの手裏剣が演出表示領域208dに向けて飛んで行っている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは白色)であってもよい。図178(11)−7では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは白色)であってもよい。また、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISの他に、変動アイコン表示領域CISまでも覆うものであって、変動アイコンh0までもが視認困難になってもよい。あるいは、閃光のエフェクト画像EHIは、3つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0のうちいずれか一つのアイコンのみを覆うものであってもよい。
図178(11)−8では、エフェクト画像EHIが消え、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化している。すなわち、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは成功アニメである。また、図178(11)−8では、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれの少なくとも一部が、3つ以上の多数のエフェクト画像EIHによって覆われ、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれは、覆われる前より視認困難になっている。なお、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図178(11)−9では、多数のエフェクト画像EIHが消え、左上隅に表示されていた三体の白色の忍者のナビキャラクタNJもいなくなり、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、一体の白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。なお、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJのうち、一体のみが赤色の忍者のナビキャラクタNJであってもよい。しかもその赤色の忍者のナビキャラクタNJの位置は、変化した保留アイコンの位置に応じた右端であってもよく、こうすることで、ナビキャラクタNJの態様と表示位置で変化対象となるアイコンと、変化後の表示態様を、ナビキャラクタNJによって示唆(予告)することができる。
この例でも、アイコン変化演出の中で、ナビキャラクタの変化演出も行われており、アイコン変化演出と、ナビキャラクタの変化演出とを分けて考えることもでき、この場合には、ナビキャラクタの変化演出は、図178(11)−3〜同図(11)−5になり、アイコン変化演出は、図178(11)−6〜同図(11)−9になる。また、この例では、図178(11)−9では、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJから一体の白色の忍者のナビキャラクタNJに戻っているが、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJがそのまま、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrの上に表示され続けてもよい。
図179は、図178における左から3列目以降に示す例の続きと、他の演出例を示す図である。
図178(11)−9から続く図179(11)−10に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止し、同図(11)−11では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−12では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図179(11)−13では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。この例では、ナビキャラクタを対象にした変化演出が行われた変動表示内で、保留アイコンや変動アイコンを対象にしたアイコン変化演出も行われたことになる。
図179における左から2列目に示す例は、ナビキャラクタの変化演出の他の例を示す図である。図179(11)−4'は、図178(11)−3から続く、図178(11)−4とは異なる例であり、左上に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、複数のエフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図179(11)−5'では、複数のエフェクト画像EIH全部が消え、赤色の表示態様に変化するとともに表示サイズも大きくなったナビキャラクタが表示されている。なおここでは、複数の態様(色と大きさ)が同時に変化しているが、複数の態様(色と大きさ)がタイミングを異ならして変化する場合があってもよい。また、忍者のナビキャラクタNJは、白色のまま表示サイズのみが大きく変化してもよい。また、表示サイズの大きさは、大当りの期待度(信頼度)に対応しており、大きければ大きいほど、大当りの期待度(信頼度)が高くなる。
続く図179(11)−6'では、赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。図179(11)−7では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。
図179(11)−8'では、エフェクト画像EHIが消え、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ赤色の表示態様に変化している。また、図179(11)−8では、赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJが、多数のエフェクト画像EIHによって覆われ、そのナビキャラクタは、覆われる前より視認困難になっている。なお、赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図179(11)−9'では、多数のエフェクト画像EIHが消え、左上隅に表示されていた赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJもいなくなり、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、元のサイズに戻った白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。
図179における左から3列目以降に示す例は、ナビキャラクタを用いた予告アニメーションの一例を示す図である。この図179における左から3列目の(11)−1〜同図(1)−3までは、特図1の保留の数が4から3に減少するのではなく、3から2に減少する点を除いて、図178における3列目下端の(11)−8〜図178における4列目の(11)−2までと同じであり、図179(1)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始され、いずれもデフォルト(白色)の表示態様の2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。また、図179(1)−2では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、「おいらに注目」というメッセージ表示が付加された、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。
続く図179(1)−3では、その白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISから左上隅に移動し、同図(1)−4では、ミニゲームが開始される。すなわち、左上隅に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJに、チャンスボタン136を押下してサイコロの3の目が出たら大当りの可能性が高いことを表す大き目のメッセージ表示が付加されている。続いて、図179(1)−5では、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、チャンスボタン136の操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている。また、図179(1)−5に示す白色の忍者のナビキャラクタNJには、チャンスボタン136の押下を促す「押せ」のメッセージ表示が付加されている。そして、チャンスボタン136の操作有効期間が開始され、図179(1)−6では、残時間表示メータMTのゲージが減っており、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作される。すると、図179(1)−7に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、サイコロの3の目の画像が表示され、白色の忍者のナビキャラクタNJには、「よっしゃあ」のメッセージ表示がまずは付加され、その後に「激熱」のメッセージ表示が付加される(図179(1)−8)。この例では、ミニゲームに当たったことになる。図179(11)−9では、サイコロの3の目の画像が消え、左上隅に表示されていた白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIr上に戻っている。演出アイコン表示領域DISに戻った忍者のナビキャラクタNJには、「激熱」のメッセージ表示が付加されている。以上説明した、図179(1)−4〜同図(1)−9までの白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは、アイコンを変化させるアニメーションではなく、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りに関する予告アニメーションである。ここでは、サイコロの3の目の画像が表示されたことにより、大当りの可能性が高いことが予告されており、ミニゲームによる予告アニメーションである。
図179(1)−10に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾2」が仮停止し、同図(1)−11に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態が形成される。
その後、図179(2)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニ群予告が開始される。サボハニ群予告が開始される前、あるいはサボハニ群予告の開始と同時、さらには、サボハニ群予告の開始後に、ナビキャラクタの変化演出が演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIr上で行われ、それまで白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、赤色の表示態様に変化している。ナビキャラクタの変化は、ミニゲームで当たった場合に行われてもよいし、ミニゲームの結果とは無関係に行われてもよい。また、それまでデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様も変化し、図179(2)−2に示す変動アイコンh0の表示態様は、キャラクタがオートバイに乗った絵柄に赤文字のVが組み合わさった表示態様に変化している。変動アイコンの表示態様の変化も、ミニゲームで当たった場合に行われてもよいし、ミニゲームの結果とは無関係に行われてもよい。また、図179(2)−2では、右ベースアイコンbIr上に、赤色の「アイコン変化」というメッセージ表示が付加されている。変動アイコンh0の表示態様の変化タイミングは、ナビキャラクタの変化演出の終了後であるが、ナビキャラクタの変化演出の開始前であってもよいし、ナビキャラクタの変化演出の実行中であってもよい。
図179(2)−2に示すように、演出アイコン表示領域DISに表示されている赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部には、サボハニがオーバーラップしている。なお、ナビキャラクタにはサボハニがオーバーラップせず、サボハニの少なくとも一部にナビキャラクタがオーバーラップしてもよい。また、サボハニの少なくとも一部に、「アイコン変化」のメッセージ表示がオーバーラップしているが、反対に、「アイコン変化」のメッセージ表示の少なくとも一部に、サボハニがオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した変動アイコンh0とサボハニは重なっていないが、変動アイコンh0の少なくとも一部に、サボハニがオーバーラップしてもよいし、反対に、サボハニの少なくとも一部に、変動アイコンh0がオーバーラップしてもよい。なお、サボハニ群予告が開始されると、装飾図柄の表示は、第2保留数表示の下に縮小表示されている。
続く図179(2)−3では、赤色の忍者のナビキャラクタNJに、赤色の「プレミア」というメッセージ表示が付加され、プレミア演出が開始されることが報知されている。図179(3)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、プレミア演出よりも先にスーパーリーチ(剣豪リーチ)演出が開始され、主人公の吉宗と敵役の剣豪が対峙する画面が表示されている。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「剣豪リーチ」というメッセージ表示が付加されている。なお、敵役の剣豪の少なくとも一部が、赤色の忍者のナビキャラクタNJにオーバーラップされているが、ナビキャラクタNJの少なくとも一部が敵役の剣豪にオーバーラップされる場合があってもよい。また、表示態様が変化した変動アイコンh0の少なくとも一部が、敵役の剣豪にオーバーラップされているが、敵役の剣豪の少なくとも一部が、変動アイコンh0にオーバーラップされてもよい。
図179(3)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチ演出の途中からプレミア演出が開始されている。ここでのプレミア演出は、先ほど、表示態様が変化した変動アイコンh0が拡大表示される演出であり、キャラクタがオートバイに乗った絵柄に赤文字のVが組み合わさった画像が画面中央に大きく表示され、主人公の吉宗と敵役の剣豪が切り合う場面に、その画像がオーバーラップして、剣豪リーチ演出の表示は、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。プレミア演出が行われたことで、大当り確定あるいはほぼ確定になる。
プレミア演出が終了すると、これまで画面中央に大きく表示されていた画像が縮小表示されて変動アイコンh0として再表示される(図179(3)−5)。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の吉宗が敵役の剣豪を倒したシーンが「勝ち」の文字とともに表示されており、その第1装飾図柄表示装置208Lの略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。再表示された変動アイコンh0の少なくとも一部は、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」の表示にオーバーラップされている。
図180は、図179における左から3列目以降に示す例の続きを示す図である。
図179(3)−5から続く図180(4)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2保留数表示の下に縮小表示されていた装飾図柄の表示が復帰表示される。すなわち、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cにおいて、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せが揺れ変動による仮停止の状態で表示されている。なお、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、何のメッセージ表示も付加されていないが、「大当りだ」というメッセージ表示が付加されてもよい。また、変動アイコンh0も表示されている。
図180(4)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せが確定表示されている。この確定表示のタイミングで変動アイコンh0が消去される。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJは、白色の忍者のナビキャラクタNJに戻っている。
なお、図179(1)−4〜同図(1)−9では、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いつつも、アイコンを変化させるアニメーションではなく、ミニゲームによる予告アニメーションが実行されているが、アイコンを変化させるアニメーションでも、成功する場合と失敗する場合があるミニゲームが行われてもよい。すなわち、ミニゲームに成功すれば、白色の忍者のナビキャラクタNJが赤色の忍者のナビキャラクタNJに変化し、ミニゲームに失敗すれば、白色の忍者のナビキャラクタNJが赤色の忍者のナビキャラクタNJに変化せず、白色の忍者のナビキャラクタNJは白色の忍者のナビキャラクタNJのままである。
ここで、実行され得るアニメーションについてまとめると、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメであって、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に変化させる場合があるアニメ(第Aのアニメ)と、そもそも態様変化とは全く関係ないアニメ(例えば、予告アニメ等)であって、結果としてデフォルトの態様から予告態様に変化させることはないアニメとなるアニメ(第Bのアニメ)に分類することができる。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメであって、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に必ず変化させるアニメ(第Cのアニメ)と、そもそも態様変化とは全く関係ないアニメ(例えば、予告アニメ等)であって、結果としてデフォルトの態様から予告態様に変化させることはないアニメとなるアニメ(第Dのアニメ)に分類することもできる。さらに、ナビキャラクタの表示態様を変化させることに、成功するアニメ(第Eのアニメ)と、失敗するアニメ(第Fのアニメ)に分類することもできる。また、同じ予告アニメであっても、ナビキャラクタの表示態様を変化させることがない予告アニメ(第Gのアニメ)と、変動アイコンや保留アイコンの表示態様を変化させることがない予告アニメ(第Hのアニメ)に分類することもできる。さらに、ナビキャラクタを用いずに、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に変化させる場合があるアニメ(第Iのアニメ)もあげられる。この第Iのアニメとしては、例えば、図165(a)〜同図(e)に示すアニメや、図165(A)〜同図(E)に示すアニメや、図165(ア)〜同図(オ)に示すアニメのように、変動アイコンh0の表示態様が変化するアニメが該当する。
ここで、第Gのアニメと第Eのアニメは、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJが用いられている点が共通したアニメであってもよいし、一部(例えば、はじめの部分を含む一部)が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Gのアニメは、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に変化させることもないアニメであってもよい。
また、第Cのアニメと第Dのアニメは、赤色の忍者のナビキャラクタNJが用いられている点が共通したアニメであってもよいし、その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、赤色の忍者のナビキャラクタNJとは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、第Cのアニメと第Dのアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Cのアニメと第Dのアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、第Aのアニメと第Cのアニメは、ナビキャラクタが用いられている点が共通したアニメであってもよいし、その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、ナビキャラクタとは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、第Aのアニメと第Cのアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Aのアニメと第Cのアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、第Dのアニメと前記第Hのアニメは、或る事項が共通したアニメであってもよい。すなわち、少なくとも、ナビキャラクタが表示される点で共通していてもよい。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、ナビキャラクタとは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、第Dのアニメと第Hのアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Dのアニメと第Hのアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
さらに、図175〜図180における保留アイコンを変化させる例は、保留アイコンに代えて変動アイコンを変化させてもよいし、図175〜図180における変動アイコンを変化させる例は、変動アイコンに代えて保留アイコンを変化させてもよい。
また、図175〜図180に示すいずれの例も、演出アイコン表示領域DISに表示されるミニアイテムのアイコン等を変化させる例ではなかったが、保留アイコンや変動アイコンに代えて、ミニアイテムのアイコン等、様々なアイコンを変化させる場合があってもよい。
以上の記載では、『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]であり、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図175(11)−2〜同図(11)−6''〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図178(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図176(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図178(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記或る表示は、複数種類の表示の中から遊技者により選択された[例えば、図177(0)−5〜同図(0)−8]表示である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
この遊技台によれば、遊技者が選択した表示で予告が行われることで遊技者を楽しませることができる。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させない場合もあるアニメであり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに必ず変化させるアニメである。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。
また、『 前記第一の態様は、デフォルトの態様であり、前記第一の態様は、前記或る表示における、前記第二の態様を含む他の態様よりも、表示される可能性が最も高い態様であり、遊技者が前記或る表示を選択した場合、前記第一の表示が表示される[例えば、図177(0)−6〜同図(0)−8]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記或る表示は、装飾図柄変動表示が行われている期間であっても選択可能な場合がある表示である[例えば、図177(11)−2〜同図(11)−3]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。例えば、装飾図柄変動表示が開始されてからリーチ状態になる前の期間には常に選択可能であるが、リーチ状態になった以降の期間では選択不能であってもよい。
また、前記或る表示は、装飾図柄変動表示が行われている期間であっても選択可能な表示であってよい。すなわち、装飾図柄変動表示が行われている全期間にわたっていつでも選択可能であってもよい。さらには、前記或る表示は、常に選択可能な表示であってもよい。なお、前記或る表示は、装飾図柄変動表示が行われている期間に必ず選択される表示であってもよい。
また、『 前記或る表示は、或る条件が成立した場合のみ選択可能な表示であり、前記或る条件は、デモンストレーション表示の表示中[例えば、図177(0)−2]であるといった条件である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記或る条件として、複数の条件が用意されていてもよい。例えば、デモンストレーション表示の表示中であるといった条件の他に、或る大当り遊技中(例えば、確変付き大当り遊技中や、確変無し大当り遊技中や、ラウンド中や、ラウンド間インターバル中)であるといった条件であってもよく、装飾図柄変動表示の累積実行回数が或る回数に達したという条件であってもよく、装飾図柄変動表示の実行回数が大当り遊技をはさまずに或る回数に達したという条件であってもよい。
また、前記或る条件として、一つの条件しか用意されていなくてもよい。この一つの条件としては、前記デモンストレーション表示の表示中であるといった条件であってもよいし、或る大当り遊技中であるといった条件であってもよいし、装飾図柄変動表示の累積実行回数が或る回数に達したという条件であってもよいし、装飾図柄変動表示の実行回数が大当り遊技をはさまずに或る回数に達したという条件であってもよい。
また、前記デモンストレーション表示は、装飾図柄変動表示が行われていない状態で表示される表示である。より具体的には、特図の保留が無い状態で、装飾図柄の停止表示が表示されてから予め定められた時間が経過すると開始される表示であって、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。なお、前記或る表示は、或る条件が成立した場合のみ必ず選択される表示であってもよい。
以上の記載では、『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、 前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]であり、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示(以下、「第二の表示」という。)[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、前記表示手段は、前記第一の表示を前記第二の表示に変化させる第三のアニメ[例えば、図176(11)−4〜同図(11)−5に示すキャラ変化アニメーション、図177(11)−11〜同図(11)−12に示すキャラ変化アニメーション、図178(11)−4〜同図(11)−5に示すキャラ変化アニメーション、図179(11)−4'〜同図(11)−5'に示すキャラ変化アニメーション]を表示可能な手段であり、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図175(11)−2〜同図(11)−6''〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図178(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図176(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図178(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション、図178(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図179(11)−4'〜同図(11)−9'に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記第二のアニメは、前記第三のアニメの表示が開始された後で表示が開始される場合があるアニメ[例えば、図178(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
この遊技台によれば、前記或る表示に注目させることができる。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させない場合もあるアニメであり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに必ず変化させるアニメである。
また、前記第二の表示は、前記第三のアニメによって、前記第一の表示から変化する場合の他、最初から表示される場合があってもよい。すなわち、前記或る表示は、前記第二の態様で出現(表示開始)する場合があってもよい。
また、前記第二のアニメは、前記第三のアニメの表示が開始された後で表示が必ず開始されるアニメであってもよい。
また、前記第二のアニメは、前記第三のアニメの表示が開始される前から表示が開始される場合があってもよい。この場合には、前記第一の表示が表示されており、先に表示が開始されていた前記第二のアニメの前記第二の表示とは別の第二の表示に前記第三のアニメによって該第一の表示が変化させられる場合があってもよい。
また、前記第一の表示は、前記第三のアニメの表示が開始された後で表示が開始される場合があってもよい。この場合には、前記第一の表示が表示されてから、該第一の表示を前記第二の表示に変化させるシーンが表示される。また、前記第一の表示は、前記第三のアニメの表示と同時に表示が開始される場合があってもよいし、前記第三のアニメの表示が開始される前から表示されている場合があってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。また、前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。さらに、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。
また、『 前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示[例えば、図176(11)−1〜同図(11)−13に示す装飾図柄変動表示、図178(11)−1〜図179(11)−13に示す装飾図柄変動表示、図179(11)−4'〜同図(11)−9'に示す装飾図柄変動表示と同じ装飾図柄変動表示において表示が開始される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示と同じ装飾図柄変動表示において表示が必ず開始されてもよい。
また、『 前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示[例えば、図177(1)−1〜図178(4)−2に示す装飾図柄変動表示]と異なる装飾図柄変動表示[例えば、図177(11)−9〜同図(11)−16に示す装飾図柄変動表示]において表示が開始される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
例えば、前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示よりも前の装飾図柄変動表示において表示が開始される場合があってもよく、前記第三のアニメにおける前記第二の表示に変化させるシーンと、前記第二のアニメは、同じ装飾図柄変動表示において表示される場合があってもよいし、異なる装飾図柄変動表示において表示される場合があってもよい。なお、前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示と異なる装飾図柄変動表示において表示が必ず開始されてもよい。
また、『 前記第三のアニメは、成功する場合と失敗する場合とがあるミニゲームが行われ、該ミニゲームで成功し、前記第一の表示を前記第二の表示に変化させるアニメであり、前記表示手段は、第四のアニメを表示可能な手段であり、前記第四のアニメは、前記ミニゲームが行われ、該ミニゲームで失敗し、前記第一の表示が前記第二の表示に変化しないアニメである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。なお、前記表示手段は、第四のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、『 前記表示手段は、第五のアニメを表示可能な手段であり、前記第五のアニメは、前記第一の表示を前記第二の表示に変化させることがないアニメであり、前記第五のアニメは、予告に関するアニメ[例えば、図179(1)−2〜同図(1)−9に示すアニメ]であり、前記第五のアニメと前記第三のアニメは、或る事項[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJが用いられている点]が共通したアニメである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第五のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることがないアニメであってもよい。また、「或る事項」の一例として、登場するキャラクタや、背景画像や、一部のシーンや、色や形や大きさが同じ表示等があげられる。
また、前記第五のアニメと前記第三のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第五のアニメと前記第三のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。また、ここにいう「予告」とは、大当りに関する予告であってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されることについての予告(例えば、タイマ予告等)であってもよい。ここでの「演出」としては、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出であってもよい。すなわち、ここにいう「予告」は、大当りに関する予告の予告であってもよい。なお、前記表示手段は、第五のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
以上の記載では、『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]であり、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示(以下、「第二の表示」という。)[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図175(11)−2〜同図(11)−6''〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図178(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図176(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図178(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第六のアニメを表示可能な手段であり、前記第六のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることがないアニメであり、前記第六のアニメは、予告に関するアニメ[例えば、図179(1)−2〜同図(1)−9に示すアニメ]である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
ここで、前記第六のアニメは、前記第一の表示を用いたアニメであるが、その第一の表示が前記第二の表示に変化することがないアニメであってもよい。
また、ここにいう「予告」とは、大当りに関する予告であってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されることについての予告(例えば、タイマ予告等)であってもよい。ここでの「演出」としては、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出であってもよい。すなわち、ここにいう「予告」は、大当りに関する予告の予告であってもよい。
また、前記第六のアニメは、予告に関するアニメではなく、チュートリアルに関するアニメであってもよい。例えば、演出について説明するアニメであったり、操作方法(例えば、左打ちや右打ちといった打ち方等)について説明するアニメであってもよい。
また、前記第六のアニメと前記第一のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「第一の表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「第一の表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、前記第六のアニメと前記第一のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第六のアニメと前記第一のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第六のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、『 前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第七のアニメを表示可能な手段であり、前記第七のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることがないアニメであり、前記第七のアニメは、予告に関するアニメであり、 前記第六のアニメよりも前記第七のアニメの方が表示されやすいアニメである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第七のアニメと前記第二のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「第二の表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「第二の表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。また、前記第七のアニメと前記第二のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第七のアニメと前記第二のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、記第一のアニメと前記第二のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「或る表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「或る表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。また、前記第一のアニメと前記第二のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第一のアニメと前記第二のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、前記第六のアニメと前記第七のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「或る表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「或る表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。また、前記第六のアニメと前記第七のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第六のアニメと前記第七のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第七のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
以上の記載では、 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]でであり、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図175(11)−2〜同図(11)−6''〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図178(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図176(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図178(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記表示手段は、前記或る表示を用いない第八のアニメを表示可能な手段であり、前記第八のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図165(a)〜同図(e)に示すアニメや、図165(A)〜同図(E)に示すアニメや、図165(ア)〜同図(オ)に示すアニメ]である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
ここで、前記第八のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに必ず変化させるアニメであるが、この第八のアニメが、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合と変化させない場合とがあるアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。前記表示手段は、前記或る表示を用いない第八のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、『 前記第一のアイコンとして、1又は複数のアイコンが表示される場合があり、前記第二のアイコンとして、1又は複数のアイコンが表示される場合があり、前記第二のアイコンは、前記第一のアイコンよりも、大当りに関する予告としての信頼度が高いアイコンである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている複数の前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメである場合もあり、前記第二のアニメは、表示されている複数の前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメである場合もある。なお、前記第一のアイコンとして、1又は複数のアイコンが必ず表示され、前記第二のアイコンとして、1又は複数のアイコンが必ず表示されてもよい。
また、『 前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第三のアイコン[例えば、青色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは青色の変動アイコンh0、さらには青色のメータ上昇アイテムUpIbのアイコン]であり、前記第三のアイコンとして、1又は複数のアイコンが表示される場合があり、 前記第三のアイコンは、前記第一のアイコンよりも、大当りに関する予告としての信頼度が高いアイコンであり、前記第二のアイコンは、前記第三のアイコンよりも、大当りに関する予告としての信頼度が高いアイコンであり、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第三のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図175(11)−2〜同図(11)−6'〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記第三のアイコンとして、1又は複数のアイコンが必ず表示されてもよい。また、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第三のアイコンに必ず変化させるアニメであってもよい。
また、『 前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第三のアイコンに変化させることがないアニメである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第一の不変化アニメを表示可能な手段であり、前記第一の不変化アニメは、前記第一の表示が表示されるものの、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに失敗するアニメ[例えば、図175(11)−2〜同図(11)−6〜同図(11)−7に示すアイコン変化失敗アニメーション]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに成功するシーンを含んでいる場合があるアニメであり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに成功するシーンを含んでいるアニメである。
なお、前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第一の不変化アニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、『 前記第一の不変化アニメは、途中まで[例えば、図175(11)−2〜同図(11)−5]は前記第一のアニメと同じアニメである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第二の不変化アニメを表示可能な手段であり、前記第二の不変化アニメは、前記第二の表示が表示されるものの、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに失敗するアニメであってもよい。またさらには、前記第二の不変化アニメは、途中までは前記第二のアニメと同じアニメであってもよい。あるいは反対に、前記第二の表示が表示された場合は、前記第二のアニメが必ず表示されてもよい。すなわち、前記第二の表示が表示された場合は、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに必ず変化してもよい。
また、前記第一の表示が表示されても、前記第一のアニメが表示されない場合があってもよく、前記第二の表示が表示されても、前記第二のアニメが表示されない場合があってもよい。また、失敗するアニメとは、エフェクト表示が表示されるアニメであって、そのエフェクト表示が表示されたにもかかわらず、表示態様が変化していなかったというアニメであってもよい。すなわち、エフェクト表示が表示されずに、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに変化しないアニメは除かれてもよい。ただし、失敗するアニメに、エフェクト表示が表示されずに、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに変化しないアニメが含まれる場合があってもよい。
についても説明した。
また、『 前記表示手段は、保留アイコンが表示される場合がある手段であり、前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、前記第一のアイコンは、第一の保留アイコン[例えば、図175(11)−1等に示す白色(デフォルト)の保留アイコンh1]であり、前記第二のアイコンは、第二の保留アイコン[例えば、図176(11)−8等に示す赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh1]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記表示手段は、変動アイコンが表示される場合がある手段であり、前記変動アイコンとは、実行中の装飾図柄変動表示に関するアイコンのことであり、前記第一のアイコンは、第一の変動アイコン[例えば、図178(1)−2等に示す白色(デフォルト)の変動アイコンh0]であり、前記第二のアイコンは、第二の変動アイコン[例えば、図178(1)−5等に示す赤色の変動アイコンh0]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記第一のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示よりも、前記第二のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第一のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示よりも、前記第二のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、『 前記第一の表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に跨って表示される場合がある表示である[例えば、図175(0)−1〜同図(4)−2]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第一の表示は、予め定められた回数の装飾図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示であってもよいし、前記予め定められた回数の装飾図柄の変動表示の間であっても、一時的に消える場合がある表示であってもよい。
また、前記第二の表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に跨って表示される場合がある表示であってもよい。また、前記第二の表示は、予め定められた回数の装飾図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示であってもよいし、前記予め定められた回数の装飾図柄の変動表示の間であっても、一時的に消える場合がある表示であってもよい。また、前記或る表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に跨って表示される場合がある表示であってもよい。また、前記或る表示は、予め定められた回数の装飾図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示であってもよいし、前記予め定められた回数の装飾図柄の変動表示の間であっても、一時的に消える場合がある表示であってもよい。なお、前記第一の表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に必ず跨って表示される表示であってもよい。
また、『 或る期間において、前記第一の表示が表示されている場合があり、前記或る期間とは、装飾図柄が停止表示しており保留の数が0の期間のこと[例えば、図177(0)−1,同図(0)−8]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、或る期間において、前記第二の表示が表示されている場合があり、前記或る期間とは、装飾図柄が停止表示しており保留の数が0の期間のことであってもよい。なお、前記或る期間において、前記第一の表示が必ず表示されていてもよい。
また、『 前記第一の態様と前記第二の態様とは、色、模様、大きさ、および形のうち一つ以上が異なる態様である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
したがって、色、模様、大きさ、および形のうち、一つしか異ならない態様であってもよいし、全部が異なる態様であってもよいし、2つ又は3つの組み合わせが異なる態様であってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段を備え、前記第一の態様とは、前記操作手段に関する表示を含む態様のことであり、前記第一の表示の表示中に、前記操作手段の操作があった場合に、該第一の表示から前記第二の表示に変化する場合があってもよい。
また、前記第一のアニメの表示が開始される前に、表示されている前記第一のアイコンが変化しやすい状態にあることを報知する場合があってもよい。
また、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第四のアイコンであり、前記第四のアイコンは、自身が変化する可能性があることを示唆する表示態様のアイコンであり、前記第四のアイコンが、前記或る表示を用いたアニメの中で、前記第二のアイコンに変化する場合があってもよい。なお、前記或る表示を用いたアニメは、第一のアニメであってもよいし、第二のアニメであってもよいし、それ以外のアニメであってもよい。
また、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第五のアイコンであり、前記第五のアイコンは、前記第四のアイコンが変化することに失敗したことを表す表示態様のアイコンであり、前記第四のアイコンが、前記或る表示を用いたアニメの中で、前記第五のアイコンに変化する場合があってもよい。なお、前記或る表示を用いたアニメは、第一のアニメであってもよいし、第二のアニメであってもよいし、それ以外のアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第二の不変化アニメを表示可能な手段であり、前記第二の不変化アニメは、前記第二の表示が表示されるものの、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに失敗するアニメであってもよい。
ここで、反対に、前記第二の表示が表示された場合は、前記第二のアニメが必ず表示されてもよい。すなわち、前記第二の表示が表示された場合は、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに必ず変化してもよい。
また、前記第一の表示が表示されても、前記第一のアニメが表示されない場合があってもよく、前記第二の表示が表示されても、前記第二のアニメが表示されない場合があってもよい。
また、前記第二の不変化アニメは、途中までは前記第二のアニメと同じアニメであってもよい。
さらに、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図181〜図200を用いて説明する。なお、図181〜図200に示す符号は、原則として図181〜図200に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図181〜図200に示す符号を優先する。
まず、図181(1)を用いて、本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208での演出表示について説明する。装飾図柄表示装置208の表示領域の左端には、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。特図1保留数aa1は特図1の保留数を数字で表す表示であり、特図2保留数aa3は特図2の保留数を数字で表す表示であり、普図保留数aa5は普図の保留数を数字で表す表示である。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下角部には変動アイコンを表示可能な変動アイコン表示領域cが設けられている。変動アイコン表示領域cの右側は、保留アイコン表示領域であり、図181(1)に示す例では、特図1保留アイコンa1、a2、a3、a4と、特図2保留アイコンb1、b2、b3がこの順で左方から交互になるように横方向に並んで表示されている。本例のパチンコ機100は、特図1始動口と特図2始動口に遊技球が交互に入賞する機構が遊技盤に設けられており、入賞順に保留が消化される入賞順変動機である。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下角部には横長長方形の表示領域dが設けられている。表示領域dには、チュートリアル表示や、メッセージ表示等が表示され、特に表示すべき内容がない場合には、「準備中」の文字列画像が表示される。
次に、図181(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図181(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図181(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾8」が停止表示されている。
図181(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第4図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、保留アイコン表示領域に表示されていた特図1保留アイコンa1が変動アイコンc1となって変動アイコン表示領域cに移動し、特図1保留アイコンa2〜a4、特図2保留アイコンb1〜b3が左方に移動する。
図181(3)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1、メータ画像f2は、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す表示である。
図181(4)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図181(5)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が表示開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が表示開始されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が表示開始されなくてもよい。
図181(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺のキャラクタ画像(以下、「爺」と称する)g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図181(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図181(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図181(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿のキャラクタ画像(以下、「殿」と称する)g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図181(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図181(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。
図181(11)は、「殿」の文字画像を含むキャラクタ名表示(以下、「キャラ名表示」と称する)h1が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。キャラ名表示h1は左方に移動している。 図181(12)は、吹き出し表示i1が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。吹き出し表示i1は左方に移動している。
図181(13)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図181(14)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図181(15)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が停止した状態を示している。キャラ名表示h1は、殿g1の上方で停止し、吹き出し表示i1は、殿g1の右側近傍で停止する。
図181(16)は、吹き出し表示i1内に、殿g1のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図181(16)では、「午」の文字画像が表示されている。
図181(17)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図181(17)では、「午前の」の文字列画像が表示されている。
図181(18)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図181(18)では、「午前の天気は」の文字列画像が表示されている。
図181(19)は、吹き出し表示i1内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i内には、セリフ表示として「午前の天気は」の文字列画像と「太陽のマーク」の記号が表示されている。
図181(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。
図181(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図181(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図181(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図181(24)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図181(25)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図181(26)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図181(27)は、爺g2が停止した状態を示している。
図181(28)は、「爺」の文字画像を含むキャラ名h2が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h2は右方に移動している。
図181(29)は、吹き出し表示i2が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i2は右方に移動している。
図181(30)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図181(31)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図181(32)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が停止した状態を示している。キャラ名表示h2は、爺g2の上方で停止し、吹き出し表示i2は、爺g2の左側近傍で停止する。
図181(33)は、吹き出し表示i2内に、爺g2のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図181(33)では、「お」の文字画像が表示されている。
図181(34)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図181(34)では、「お昼の」の文字列画像が表示されている。
図181(35)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図181(35)では、「お昼の天気は」の文字列画像が表示されている。
図181(36)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。
図181(37)は、会話予告表示が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。
図181(38)は、会話予告表示が終了した後に、右図柄表示領域208cに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。以降の図示は省略するが、本例では、この後「装飾7」でのリーチ演出が開始される。なお、会話予告表示の終了後には、リーチ演出が開始されない場合もある。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、第一の表示(図181(19)に示す1回目のセリフ予告表示)と第二の表示(図181(36)に示す2回目のセリフ予告表示)を表示可能である。第一の表示は、図181(19)で表示されている、殿g1と、吹き出し表示i1と、吹き出し表示i1内のセリフ表示と、キャラ名表示h1とを含んでいる。第二の表示は、図181(36)で表示されている、爺g2と、吹き出し表示i2と、吹き出し表示i2内のセリフ表示と、キャラ名表示h2とを含んでいる。第一の表示と第二の表示とで、第一の会話予告表示が表示される。また、本例の第一の表示と第二の表示は当該変動の予告表示である。また、本例では、図181(6)〜(8)で爺g2が表示された後に第一の表示が表示される。第一の表示の表示よりも前に爺g2が表示される場合がある。本例のパチンコ機100によれば、爺g2を含む第二の表示が表示されることを予告することで、遊技者は第二の表示が表示されるかもしれないと期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図182(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図182(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図182(1)〜(5)に示す状態は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図182(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図182(7)〜(10)は、殿g1が左方に移動している状態を示している。
図182(10)〜(38)に示す状態は、図181(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図182(19)で殿のセリフ表示が表示される前には最初から殿g1が表示され、爺g2等の他のキャラクタが表示されない。このように、第一の表示の表示よりも前に爺g2が表示されない場合がある。
次に、図183(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図183(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図183(1)〜(22)に示す状態は、図181(1)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図183(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、姫のキャラクタ画像(以下、「姫」と称する)g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図183(24)は、姫g3が右方に移動している状態を示している。
図183(25)は、姫g3が右方に移動している状態を示している。
図183(26)は、姫g3が右方に移動中に、姫g3が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は右方に移動している。
図183(27)〜(38)に示す状態は、図181(27)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、姫g3は、図183(36)に示す第二の表示には登場しないキャラクタである。本例のパチンコ機100によれば、図183(36)に示す第二の表示に登場しない姫g3を表示するガセ予告を行うことで第二の表示が表示されたときにキャラクタが異なることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図184(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図184(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図184(1)〜(5)に示す状態は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。 図184(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、姫g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図184(7)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図184(8)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図184(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図184(10)〜(38)に示す状態は、図181(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、姫g3は、図184(10)に示す第一の表示には登場しないキャラクタである。本例のパチンコ機100によれば、図184(10)に示す第一の表示に登場しない姫g3を表示するガセ予告を行うことで第一の表示が表示されたときにキャラクタが異なることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図185(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図185(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図185(1)〜(25)に示す状態は、図181(1)〜(25)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図185(26)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は右方に移動している。
図185(27)は、姫g3が停止した状態を示している。
図185(28)は、「姫」の文字画像を含むキャラ名h3が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h3は右方に移動している。
図185(29)は、吹き出し表示i3が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i3は右方に移動している。
図185(30)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が右方に移動している状態を示している。
図185(31)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が右方に移動している状態を示している。
図185(32)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が停止した状態を示している。キャラ名表示h3は、姫g3の上方で停止し、吹き出し表示i3は、姫g3の左側近傍で停止する。
図185(33)は、吹き出し表示i3内に、姫g3のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図185(33)では、「午後」の文字画像が表示されている。 図185(34)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図185(34)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図185(35)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図185(35)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図185(36)は、吹き出し表示i3内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i3内には、セリフ表示として「午後の天気は」の文字画像と「雨のマーク」の記号が表示されている。
図185(37)、(38)に示す状態は、図181(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、第一の表示(図185(19)に示す1回目のセリフ予告表示)と第二の表示(図185(36)に示す2回目のセリフ予告表示)を表示可能である。第一の表示は、図185(19)で表示されている、殿g1と、吹き出し表示i1と、吹き出し表示i1内のセリフ表示と、キャラ名表示h1とを含んでいる。第二の表示は、図185(36)で表示されている、姫g3と、吹き出し表示i3と、吹き出し表示i3内のセリフ表示と、キャラ名表示h3とを含んでいる。第一の表示と第二の表示とで、第一の会話予告表示が表示される。また、本例の第一の表示と第二の表示は当該変動の予告表示である。また、本例では、図185(6)〜(8)で爺g2が表示された後に図185(23)〜(25)で爺g2が表示されているが、爺g2は、図185(36)に示す会話予告表示には登場しないガセ予告である。本例のパチンコ機100によれば、会話予告表示に登場しない爺g2を表示するガセ予告を行うことで会話予告表示が表示されたときのキャラクタを異ならせて遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図186(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図186(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図186(1)〜(5)に示す状態は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図186(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図186(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図186(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図186(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図186(10)〜(38)に示す状態は、図181(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図186(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション中(移動表示中)にキャラクタ画像が2回変化し、3つのキャラクタ画像の移動表示が表示される。なお、本例では、爺g2、姫g3、殿g1の順に表示されているが、姫g3、爺g2、殿g1の順に表示されてもよい。また、キャラクタ画像の移動表示中に表示されるキャラクタ画像は4つ以上であってもよい。
次に、図187(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図187(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図187(1)〜(5)に示す状態は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図187(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図187(7)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は左方に移動している。
図187(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図187(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図187(10)〜(38)に示す状態は、図181(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図187(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション表示中にキャラクタ画像が、殿g1、爺g2、姫g3、殿g1の順に3つのキャラクタが一巡するように表示される。なお、キャラクタの移動アニメーション表示中に、4つ以上のキャラクタが一巡するように表示されてもよいし、一巡半してもよい。また、図187(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション表示中に複数のキャラクタ画像が一巡するように表示されてもよい。
次に、図188(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図187(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図187(1)〜(5)に示す状態は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図188(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図188(7)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は左方に移動している。なお、図188(6)に示す殿g1の全体が表示されてない時点で殿g1が爺g2に変化してもよい。
図188(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図188(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が爺g2に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図188(10)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が殿g1に変化した後に殿g1が停止した状態を示している。なお、爺g2が停止した後または停止と同時に殿g1に変化してもよい。
図188(11)〜(38)に示す状態は、図181(11)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図188(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション表示中にキャラクタ画像が、殿g1、爺g2、姫g3、爺g2、殿g1の順に3つのキャラクタが一巡するように表示される。キャラクタは、殿g1、爺g2、姫g3の順に変化した後、姫g3、爺g2、殿g1の順のように逆回りに変化してもよい。なお、キャラクタの移動アニメーション表示中に、4つ以上のキャラクタが一巡し、当該一巡と逆回りに変化するように表示されてもよい。また、図188(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション表示中に図188(6)〜(10)に示すようなキャラクタが変化する表示が表示されてもよい。
次に、図189(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図189(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図189(1)〜(5)に示す状態は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図189(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図189(7)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図189(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図189(9)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、殿g1の移動アニメーション中に殿1の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図189(10)は、殿g1の表情が変化した後に殿g1が停止した状態を示している。なお、殿g1が停止した後または停止と同時に殿g1の表情が変化するアニメーションが表示されてもよい。また本例では、キャラクタの移動アニメーションにおいて、爺g2の表示期間よりも図189(19)に示す会話予告で表示される殿g1の表示期間の方が長い。このように、キャラクタの移動アニメーションにおいて、会話予告表示で表示されるキャラクタの表示期間が最も長くてもよい。
図189(11)〜(22)に示す状態は、図181(11)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図189(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図189(24)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図189(25)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。 図189(26)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、殿g1の移動アニメーション中に殿1の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図189(27)は、爺g2が停止した状態を示している。なお、爺g2が停止した後または停止と同時に爺g2の表情が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図189(28)〜(38)に示す状態は、図181(38)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例のように、キャラクタの移動アニメーションの表示中にキャラクタの態様(例えば、表情)が変化する表示が表示されてもよい。
次に、図190(1)〜(40)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図190(1)〜(40)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図190(1)に示す状態は、図184(36)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図190(2)は、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。
図190(3)は、右図柄表示領域208cに「装飾8」が仮停止表示された状態を示している。
図190(4)は、中図柄表示領域208aに疑似連の装飾図柄が仮停止表示された状態を示している。疑似連の装飾図柄は、疑似連の演出表示が行われる場合に表示される。疑似連は、1回の特図変動遊技中に装飾図柄の変動表示が複数回行われたかのような疑似変動を行う演出であり、当該変動の予告演出である。疑似連の装飾図柄が表示された後に装飾図柄の変動表示の2回目(疑似連の2回目)が開始される。
図190(5)は、疑似連の2回目が開始された状態を示している。また、可動体700が上方に移動して停止している。また、疑似連の2回目の実行中には、表示領域dに「×2」と表示され、疑似連の2回目が実行されていることが報知される。
図190(6)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1、メータ画像f2は、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す表示である。
図190(7)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図190(8)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、2回目の会話予告表示が表示開始される。なお、1回目の会話予告表示は、図190(1)に示す会話予告表示である。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、2回目の会話予告表示が表示開始されてもよいし、所定の確率で2回目の会話予告表示が表示開始されなくてもよい。
図190(9)は、2回目の会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、姫g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図190(10)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図190(11)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図190(12)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図190(13)は、姫g3が停止した状態を示している。なお、図190(9)〜(13)に示すキャラクタの移動アニメーションは、図181(6)〜(10)、図183(6)〜(10)、図184(6)〜(10)、図185(6)〜(10)、図186(6)〜(10)、図187(6)〜(10)、図188(6)〜(10)、図189(6)〜(10)に示すアニメーションと同様のアニメーションが表示されてもよい。
図190(14)は、キャラ名表示h3が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。キャラ名表示h3は左方に移動している。
図190(15)は、吹き出し表示i3が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。吹き出し表示i3は左方に移動している。
図190(16)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が左方に移動している状態を示している。
図190(17)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が左方に移動している状態を示している。
図190(18)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が停止した状態を示している。キャラ名表示h3は、姫g3の上方で停止し、吹き出し表示i3は、姫g3の右側近傍で停止する。
図190(19)は、吹き出し表示i3内に、姫g3のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図190(19)では、「午」の文字画像が表示されている。
図190(20)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図190(21)では、「午後の」の文字列画像が表示されている。
図190(21)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図190(21)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図190(22)は、吹き出し表示i3内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i3内には、セリフ表示として「午後の天気は」の文字列画像と「雨のマーク」の記号が表示されている。
図190(23)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。
図190(24)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図190(25)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図190(26)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図190(27)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図190(28)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図190(29)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図190(30)は、爺g2が停止した状態を示している。
図190(31)は、「爺」の文字画像を含むキャラ名h2が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h2は右方に移動している。
図190(32)は、吹き出し表示i2が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i2は右方に移動している。
図190(33)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図190(34)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図190(35)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が停止した状態を示している。キャラ名表示h2は、爺g2の上方で停止し、吹き出し表示i2は、爺g2の左側近傍で停止する。
図190(36)は、吹き出し表示i2内に、爺g2のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図190(36)では、「お」の文字画像が表示されている。
図190(37)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図190(37)では、「お昼の」の文字列画像が表示されている。
図190(38)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図190(38)では、「お昼の天気は」の文字列画像が表示されている。
図190(39)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。また、吹き出し表示i2の態様が白色から青色に変化しており、キャラ名表示h2の態様が白色から青色に変化している。大当り信頼度は、白色よりも青色の方が高く設定されている。このように、2回目の会話予告表示では、大当り信頼度の高い表示を表示してもよい。
図190(40)は、会話予告表示が終了した後に、左右図柄表示領域208a、208cに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。以降の図示は省略するが、本例では、この後「装飾7」でのリーチ演出が開始される。
本例では、図190(1)に示す1回目の会話予告表示(第一の会話予告表示)が表示された後に、図190(39)に示すように2回目の会話予告表示(第二の会話予告表示)が表示されている。このように、1回の特図変動遊技内で複数回の会話予告表示が表示されてもよい。なお、会話予告表示の回数が多いほど大当り信頼度が高く設定されていてもよい。
次に、図191(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図191(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図191(1)〜(15)に示す状態は、図181(1)〜(15)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図191(16)〜(18)は、セリフ表示の移動表示(移動アニメーション)が表示されている状態を示している。セリフ表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域右端から左方の吹き出し表示h1内に向かって移動している。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
図191(19)は、セリフ表示が吹き出し表示h1内で停止した状態を示している。
図191(20)〜(32)に示す状態は、図181(20)〜(32)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図191(33)〜(35)は、セリフ表示の移動表示(移動アニメーション)が表示されている状態を示している。セリフ表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域左端から左方の吹き出し表示h2内に向かって移動している。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
図191(36)は、セリフ表示が吹き出し表示h1内で停止した状態を示している。
図191(37)、(38)に示す状態は、図181(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、セリフ表示の移動アニメーションが表示される。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
次に、図192(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図192(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図192(1)〜(5)に示す状態は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図192(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端下方から出現する。 図192(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図192(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図192(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿のキャラクタ画像(以下、「殿」と称する)g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図192(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図192(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。
図192(11)は、「殿」の文字画像を含むキャラクタ名表示(以下、「キャラ名表示」と称する)h1が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。キャラ名表示h1は左方に移動している。
図192(12)は、吹き出し表示i1が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端下方から出現する。吹き出し表示i1は左方に移動している。
図192(13)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図192(14)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図192(15)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が停止した状態を示している。キャラ名表示h1は、殿g1の上方で停止し、吹き出し表示i1は、殿g1の右側近傍で停止する。
図192(16)は、吹き出し表示i1内に、殿g1のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図192(16)では、「午」の文字画像が表示されている。
図192(17)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図192(17)では、「午前の」の文字列画像が表示されている。
図192(18)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図192(18)では、「午前の天気は」の文字列画像が表示されている。
図192(19)は、吹き出し表示i1内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i内には、セリフ表示として「午前の天気は」の文字列画像と「太陽のマーク」の記号が表示されている。本例では、図181(19)と比較して、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が装飾図柄表示装置208の表示領域の下方に表示される。
図192(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1とメータ画像f2は、吹き出し表示h1の一部(第一の表示の一部)にオーバーラップして表示される。
図192(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図192(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図192(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図192(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。また、爺g2が殿g1および吹き出し表示h1の一部にオーバーラップして表示されている。
図192(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図192(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図192(27)は、爺g2が停止し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が停止した状態を示している。
図192(28)〜(38)に示す状態は、図181(28)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示の表示開始時に殿j1等の第一の表示が移動するアニメーションが表示される。
次に、図193(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図193(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図193(1)〜(22)に示す状態は、図192(1)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図193(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図193(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。また、爺g2が殿g1および吹き出し表示h1の一部にオーバーラップして表示されている。 図193(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図193(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が停止した状態を示している。
図193(27)は、爺g2が停止した状態を示している。
図193(28)〜(32)に示す状態は、図181(28)〜(32)に示す状態と同様に、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が左方に移動するアニメーションが表示されるが、本例では、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示にオーバーラップして表示される。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示の移動するアニメーションが殿j1等の第一の表示にオーバーラップして表示される。
図193(32)〜(35)は、図181(32)〜(35)に示す状態と同様に、吹き出し表示h2内にセリフ表示が表示されている状態を示している。
図193(36)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。本例では、吹き出し表示h2および吹き出し表示h2内のセリフ表示が吹き出し表示h1および吹き出し表示h1内のセリフ表示が内にオーバーラップして表示される。
図193(37)、(38)に示す状態は、図193(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示が殿j1等の第一の表示にオーバーラップして表示される。
次に、図194(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図194(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図194(1)〜(5)に示す状態は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図194(6)〜(10)は、図181(6)〜(10)と同様にキャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。本例では、図181(6)〜(10)に示す例よりも爺g2、殿g1の表示サイズが大きいサイズで表示されている。
図194(11)〜(19)は、図181(11)〜(19)と同様にキャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が表示されている状態を示している。本例では、図181(11)〜(19)に示す例よりもキャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが大きいサイズで表示されている。
図194(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1は、吹き出し表示h1の一部(第一の表示の一部)にオーバーラップして表示される。
図194(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。 図194(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図194(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図194(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図194(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図194(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図194(27)は、爺g2が停止し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが終了した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズは、図181(6)〜(36)に示す例と同じになる。
図194(28)〜(38)に示す状態は、図181(28)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの殿g1等の第一の表示が爺g2等の第二の表示が表示開始されるまで拡大して表示され、爺g2の移動アニメーション中に殿g1等の第一の表示が縮小表示される。なお、図194(36)に示す状態で、吹き出し表示h1の一部が吹き出し表示h2の一部にオーバーラップして表示されてもよく、この場合には、吹き出し表示h1の表示サイズが吹き出し表示h2の一部にオーバーラップされる表示サイズであってもよい。
次に、図195(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図195(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図195(1)〜(38)では、図192(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図195(1)は、図192(1)と同じ状態を示している。
図195(2)は、タイマ予告表示jが表示開始された状態を示している。タイマ予告表示jは、横長長方形状の枠内に「注目!」の文字列画像が表示されている。タイマ予告表示jは所定時間のカウントダウン表示を行い、カウントダウンで0秒となると所定の演出(例えば、可動体の動作や所定の予告表示)が行われる。カウントダウンが開始される前には、タイマ予告表示j内には「注目!」の文字列画像が表示される。
図195(3)、(4)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図192(3)、(4)と同じ状態を示している。
図195(5)は、図192(5)と同じ状態を示している。
図195(6)は、図192(6)と同様に会話予告表示が開始された状態を示している。本例では、会話予告表示の開始とともにタイマ予告表示jのカウントダウン表示も開始される。本例では、40秒のカウントダウン表示が行われる。
図195(6)〜(19)は、図192(6)〜(19)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、さらに、タイマ予告表示jのカウントダウン表示も表示されている。タイマ予告表示jは、図195(6)〜(19)に示すように、殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ表示にオーバーラップして表示される。例えば、図195(14)以降では、キャラ名表示h1の全体がタイマ予告表示jにオーバーラップして表示されており、キャラ名表示h1が視認不可能となっている。
図195(20)、(21)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図192(20)、(21)と同じ状態を示している。
図195(22)は、図192(5)と同じ状態を示している。
図195(23)は、図192(23)と同様に会話予告表示が継続された状態を示している。また、図192(23)では、タイマ予告表示jのカウントダウン表示の残り時間が36.99秒になっている。
図195(24)〜(36)は、図192(24)〜(36)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、さらに、タイマ予告表示jのカウントダウン表示も表示されている。タイマ予告表示jは、図195(24)〜(36)に示すように、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2、セリフ表示にオーバーラップして表示される。例えば、図195(30)では、キャラ名表示h2の全体がタイマ予告表示jにオーバーラップして表示されており、キャラ名表示h2が視認不可能となっている。
図195(37)、(38)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図192(37)、(38)と同じ状態を示している。このように、会話予告表示とともにタイマ予告表示jが表示されてもよい。タイマ予告表示jに代えて、他の表示(球抜きエラー表示や扉開放エラー表示、他の予告表示、保留アイコンの変化演出表示)等が表示されてもよい。また、タイマ予告表示jに示すように、図195(6)〜(10)に示すキャラクタの移動アニメーションの表示期間の長さは、図195(19)〜(36)に示す殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ予告表示を含む会話予告表示の表示期間の長さよりも短い。
次に、図196(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図196(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図195(1)〜(38)では、図192(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図196(1)は、図192(1)と同じ状態を示している。
図196(2)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の表示領域前方の位置に移動した状態を示している。本例では、会話予告表示の表示開始前に可動体kの移動が行われる。可動体kは、装飾図柄表示装置208の表示領域前方で上下左右などを往復する移動を行ってもよいし、振動動作を行ってもよい。本例では、図柄変動表示の開始からリーチ演出の開始までの間、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している。
図196(3)、(4)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図192(3)、(4)と同じ状態を示している。また、図195(3)、(4)では、ボタン画像f1の全体が可動体kにより隠されている。
図196(5)は、図192(5)と同じ状態を示している。
図196(6)〜(19)は、図192(6)〜(19)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、可動体kにより殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ表示の少なくとも一部が遊技者から視認不能となる。
図196(20)、(21)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図192(3)、(4)と同じ状態を示している。また、図196(20)、(21)では、ボタン画像f1の全体が可動体kにより隠されている。
図196(22)は、図192(22)と同じ状態を示している。
図196(23)は、図192(23)と同様に会話予告表示が継続された状態を示している。図196(24)〜(36)は、図192(24)〜(36)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、可動体kにより殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、h2、吹き出し表示i1、i2、セリフ表示の少なくとも一部が遊技者から視認不能となる。
図196(37)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図192(37)と同じ状態を示している。図196(38)は、リーチ演出が開始された状態を示している。リーチ演出が開始されると可動体kは装飾図柄表示装置208の前方の位置から移動して初期位置に復帰する。このように、会話予告表示とともに可動体kの移動演出が行われてもよい。
次に、図197(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図197(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図197(1)〜(38)では、図192(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図197(1)は、図192(1)と同じ状態を示している。
図197(2)は、装飾図柄表示装置208の前方に配置された導光板により模様表示mが表示された状態を示している。本例のパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208の前方に導光板が配置されており、当該導光板の発光により模様表示mを表示可能である。模様表示mは、図197(2)〜(37)に示すように、装飾図柄表示装置208での表示にオーバーラップして表示される。例えば、図197(36)に示すように、模様表示mは、殿g1等の第一の表示、爺g2等の第二の表示にオーバーラップして表示される。
図197(38)は、リーチ演出が開始された状態を示している。リーチ演出が開始されると模様表示mは消去される。このように、会話予告表示とともに導光板による表示が表示されてもよい。
次に、図198(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図198(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図198(1)〜(5)は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図198(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタ画像が正方形の枠内に表示され、正方形の枠内が所定色で表示される。正方形の枠内の色は、大当り信頼度の低い順から、白色、青色、緑色に設定されている。図198(6)では、爺g2を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。なお、本例の会話予告表示は、キャラクタが正方形の枠内に表示される以外の点は、図181に示す会話予告表示と同じである。
図198(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図198(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は緑色で表示されている。
図198(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。殿g1を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図198(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図199(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。殿g1を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。このように、キャラクタを囲む正方形の枠内は白色、青色、緑色、青色、白色の順で変化する。なお、この色の変化の順が任意に設定可能である。なお、この色の変化は、キャラクタの移動アニメーション中に行われる。
図198(11)〜(21)に示す状態は、殿g1が正方形の枠内に囲まれて表示されており、当該枠内が白色である点を除いて、図181(11)〜(21)に示す状態とおなじあるので、その説明は省略する。
図198(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。
図198(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。
図198(24)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図198(25)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は緑色で表示されている。
図198(26)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。 図198(27)は、爺g2が停止した状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図198(28)〜(36)に示す状態は、爺g2が正方形の枠内に囲まれて表示されており、当該枠内が青色である点を除いて、図181(28)〜(36)に示す状態と同じあるので、その説明は省略する。
図198(37)、(38)は、図181(37)、(38)と同じ状態を示している。本例では、会話予告表示のキャラクタが枠内に表示され、当該枠内が所定色で表示される。当該枠内の色により大当り信頼度が設定されている。
次に、図199(a1)〜(a20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図199(a1)〜(a20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図199(a1)〜(a5)は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図199(a6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図199(a6)では、爺g2と、キャラ名表示h1とが左方に移動している。キャラ名表示は、キャラクタと異なり、当初から会話予告表示のキャラクタ名が表示される。
図199(a7)は、爺g2、キャラ名表示h1が左方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i1が表示開始されている。
図199(a8)は、爺g2、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図199(a9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1は左方に移動している。
図199(a10)は、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が停止した状態を示している。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示h1や吹き出し表示i1の移動アニメーションが表示されてもよい。
図199(a11)〜(a13)は、図181(20)〜(22)に示す状態と同じ状態を示している。
図199(a14)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図199(a12)では、爺g2と、キャラ名表示h2とが左方に移動している。
図199(a15)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。
図199(a16)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i2が表示開始されている。
図199(a17)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。 図199(a18)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が停止した状態を示している。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示h2や吹き出し表示i2の移動アニメーションが表示されてもよい。
図199(a19)、(a20)は、図181(37)、(38)に示す状態と同じ状態を示している。本例のように、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示や吹き出し表示の移動アニメーションが表示されてもよい。また、吹き出し表示i1、i2は表示開始当初からセリフ表示を含んでいてもよい。
次に、図199(b1)〜(b20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図199(b1)〜(b20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図199(b1)〜(b5)は、図181(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図199(b6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図199(b6)では、爺g2と、キャラ名表示h1とが左方に移動している。キャラ名表示は、キャラクタと異なり、当初から会話予告表示のキャラクタ名が表示される。また、本例では、キャラクタの下方に3つの正方形画像が横方向に並んで表示される。3つの正方形画像は、内部が白色、青色、緑色でそれぞれ表示される。図199(b6)に示す時点では、左方の正方形画像と、真中の正方形画像の一部とが表示されている。左方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は青色である。これらの正方形画像もキャラクタとともに左方に移動する。
図199(b7)は、爺g2、キャラ名表示h1が左方に移動している状態を示している。図199(b7)に示す時点では、左方の正方形画像と、真中の正方形画像と、右方の正方形画像の一部が表示されている。左方の正方形画像は青色であり、真中の正方形画像は緑色であり、右方の正方形画像は白色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図199(b8)は、爺g2、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。図199(b8)に示す時点では、左方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は白色であり、右方の正方形画像は青色である。
図199(b9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1は左方に移動している。図199(b9)に示す時点では、左方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は青色であり、右方の正方形画像は緑色である。
図199(b10)は、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が停止した状態を示している。また、殿g1は枠内が白色の枠表示に囲まれて表示されている。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に表示されていた3つ正方形うちのいずれかの色でキャラクタを囲む枠が表示される。キャラクタを囲む枠内の表示色は、大当り信頼度の低い順に、白色、青色、緑色である。
図199(b11)〜(b13)は、図181(20)〜(22)に示す状態と同じ状態を示している。
図199(b14)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図199(b12)では、爺g2と、キャラ名表示h2とが左方に移動している。キャラ名表示h2内は青色で表示されている。また、本例では、キャラクタの下方に3つの正方形画像が横方向に並んで表示される。3つの正方形画像は、内部が白色、青色、緑色でそれぞれ表示される。図199(b14)に示す時点では、右方の正方形画像と、真中の正方形画像の一部とが表示されている。右方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は白色である。これらの正方形画像もキャラクタとともに右方に移動する。
図199(b15)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。図199(b7)に示す時点では、右方の正方形画像と、真中の正方形画像と、左方の正方形画像の一部が表示されている。右方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は緑色であり、左方の正方形画像は青色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図199(b16)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i2が表示開始されている。吹き出し表示i2内は青色で表示されている。図199(b16)に示す時点では、右方の正方形画像は青色であり、真中の正方形画像は白色であり、左方の正方形画像は緑色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図199(b17)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。図199(b17)に示す時点では、右方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は青色であり、左方の正方形画像は白色である。
図199(b18)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が停止した状態を示している。また、爺g2は枠内が青色の枠表示に囲まれて表示されている。また、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2内も青色で表示されている。これらの表示色は、大当り信頼度の低い順に、白色、青色、緑色である。
図199(b19)、(b20)は、図181(37)、(38)に示す状態と同じ状態を示している。キャラクタの移動アニメーション中に表示されている3つの正方形画像は、キャラクタが停止後に囲まれる枠内の表示色の候補表示である。本例のように、キャラクタが停止後に囲まれる枠内の表示色の候補がキャラクタの移動アニメーション中に表示されてもよい。
次に、図200(a1)〜(a5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図200(a1)〜(a5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図200(a1)〜(a5)は、図181(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図200(a1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。爺g2が出現して左方に移動している。
図200(a2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が左方に移動している。
図200(a3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2の左方への移動中に、殿g1が表示されている。殿g1は、爺g2の左方に表示され、爺g2に一部がオーバーラップして表示されている。また、殿g1は、例えば、透過率が50%で表示されている。殿g1と爺g2は共に左方に移動する。
図200(a4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2に一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。また、爺g2は、例えば、透過率が50%で表示されている。殿g1と爺g2は共に左方に移動する。
図200(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーション中にキャラクタが増加してもよい。本例では、キャラクタは1つ増加しているが2つ以上であってもよい。また、キャラクタの移動アニメーション中にキャラクタが透過率1〜99%で表示されてもよい。また、一のキャラクタが他のキャラクタの全体にオーバーラップして表示されてもよい。
次に、図200(b1)〜(b5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図200(b1)〜(b5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図200(b1)〜(b5)は、図181(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図200(b1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2が出現して左方に移動している。殿g1は、爺g2の左方に表示され、爺g2に一部がオーバーラップして表示されている。
図200(b2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。爺g2の一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。
図200(b3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。殿g1の一部は爺g2にオーバーラップして表示されている。
図200(a4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。爺g2の一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。
図200(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されてもよい。一のキャラクタと他のキャラクタとで、オーバーラップするキャラクタが交互に変化してもよい。
次に、図200(c1)〜(c5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図200(c1)〜(c5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図200(c1)〜(c5)は、図181(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図200(c1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2と姫g3が出現して左方に移動している。
図200(c2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。姫g3が消去されている。 図200(c3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が消去されている。
図200(c4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1が左方に移動している。
図200(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されており、キャラクタの移動アニメーション中に1つずつキャラクタが消去され、最後に一のキャラクタが残るようにしてもよい。
次に、図200(d1)〜(d5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図200(d1)〜(d5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図200(d1)〜(d5)は、図181(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図200(d1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2と姫g3が出現して左方に移動している。
図200(d2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1に代わってチビ姫g4が表示され、姫g3に代わって忍者g5が表示されている。なお、キャラクタは当初から全部代わっていてもよいし、複数回変化して、当初のキャラクタが再度表示されてもよい。
図200(d3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。忍者g4が消去されている。
図200(d4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が消去されている。
図200(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。チビ姫g4が停止している。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されており、キャラクタの移動アニメーション中に1つのキャラクタに代わって別のキャラクタが表示され、次いで、順次キャラクタが消去され、最後に一のキャラクタが残るようにしてもよい。また、キャラクタは一度に複数消去されてもよい。
図200(e)は、演出制御処理で実行する会話予告表示を決定する際に用いられるテーブルを示している。例えば、図181に示す会話予告が「会話予告1」であり、図182に示す会話予告は「会話予告2」である。パチンコ機100は、複数の会話予告の中から任意の会話予告を選択して実行することができる。また、例えば、「会話予告1」と「会話予告2」のように複数の会話予告を組み合わせて実行することもできる。また、パチンコ機100は、本例の会話予告表示中に、セリフ予告表示を表示可能であり、また、本例の会話予告表示とセリフ予告表示とを組み合わせて表示可能である。
また、パチンコ機100は、図200(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告のうちの第一の吹き出し表示として、図181〜図200までのいずれかの吹き出し表示を表示した後に、第二の吹き出し表示として、図181〜図200までのいずれかの吹き出し表示を表示することが可能である。また、パチンコ機100は、図200(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告のうちの第一の吹き出し表示として、図181〜図200までのいずれかの吹き出し表示の複数の要素を組み合わせた吹き出し表示を表示した後に、第二の吹き出し表示として、図181〜図200までのいずれかの吹き出し表示の複数の要素を組み合わせた吹き出し表示を表示することが可能である。また、パチンコ機100は、図200(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告として3以上の吹き出し表示を表示可能である。また、パチンコ機100は、図200(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1回の図柄変動表示の期間に2回または3回以上の会話予告を表示可能である。また、パチンコ機100は、吹き出し表示の表示中や会話予告の実行中に、実施形態や図面に記載の他の演出表示やエラー表示や可動体の演出動作の実行条件が成立した場合に該表示や該動作を実行可能である。
本例によるパチンコ機100は、図181等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、セリフ予告表示を表示可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で図181に示す会話予告表示を表示してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図181等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、準備中予告演出や、タイマ予告演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で準備中予告演出やタイマ予告演出を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図181等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図59に示すメータ増加演出とアイテム付与演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内でメータ増加演出とアイテム付与演出を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図181に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図120に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図120(k)に示す吹き出し表示f4のように、図120(b)、(e)等に示す吹き出し表示f1、f2と表示サイズが異なる(表示サイズが小さい、表示サイズが大きい)吹き出し表示を表示して会話予告表示を表示してもよい。なお、図120に示す吹き出し表示f1は、図181に示す吹き出し表示i1に相当し、図120に示す吹き出し表示f2は、図181に示す吹き出し表示i2に相当する。
本例によるパチンコ機100は、図181に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図120に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図120(b)〜(f)に示すように、吹き出し表示f1、f2が上に向けて移動する移動アニメーションにおいて、吹き出し表示f1の移動距離の方が吹き出し表示f2の移動距離より長いようにして会話予告表示を表示してもよい。なお、図120に示す吹き出し表示f1は、図181に示す吹き出し表示i1に相当し、図120に示す吹き出し表示f2は、図181に示す吹き出し表示i2に相当する。
本例によるパチンコ機100は、図181に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図120に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションを図120(e)に示す時点で終了し、吹き出し表示f2の一部が他の表示にオーバーラップして表示されるようにして会話予告表示を表示してもよい。なお、図120に示す吹き出し表示f1は、図181に示す吹き出し表示i1に相当し、図120に示す吹き出し表示f2は、図181に示す吹き出し表示i2に相当する。パチンコ機100は、図181に示す吹き出し表示i1または吹き出し表示i2の少なくとも一方を別の表示にオーバーラップして表示される位置で停止させて表示して会話予告表示を表示してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図181に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図120に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図120(b)〜(f)に示すように吹き出し表示f1、f2の表示開始の際には吹き出し表示f1、f2が上に向けて移動する移動アニメーションを行い、図120(r)〜(t)に示すように、吹き出し表示f1、f2の表示終了の際には吹き出し表示f1、f2が右方に向かって移動する移動アニメーションを行うように、吹き出し表示の表示開始の際と表示終了の際とで吹き出し表示の移動方向を異ならせてもよい。パチンコ機100は、図181に示す吹き出し表示i1または吹き出し表示i2の少なくとも一方を表示開始の際と表示終了の際とで移動方向を異ならせてもよい。
本例によるパチンコ機100は、図181等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、疑似連演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で疑似連演出を実行してもよい。
次に、以上説明したパチンコ機100の特徴的構成について再度図181乃至図200を参照しつつ説明する。
(B1)複数の表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の表示(例えば、図181(19)に示す会話予告表示)であり、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の表示(例えば、図181(36)に示す会話予告表示)であり、前記第一の表示は、第一の台詞(例えば、午前の天気は「晴れマーク」)を含む表示であり、前記第一の表示は、第一のキャラクタ(例えば、殿g1)を含む表示であり、前記第二の表示は、第二の台詞(例えば、お昼の天気は「曇マーク」)を含む表示であり、前記第二の表示は、第二のキャラクタ(例えば、爺g2)を含む表示であり、前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される場合があり、前記第一の表示の表示よりも前に前記第二のキャラクタが表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二のキャラクタを含む第二の表示が表示されることを予告することで、遊技者は第二の表示が表示されるかもしれないと期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B2)上記B1に記載の遊技台であって、前記第一の表示の表示よりも前に第三のキャラクタ(例えば、姫g3)が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
当該構成による遊技台によれば、第一の表示に登場しないキャラクタを表示するガセ予告を行うことで第一の表示が表示されたときのキャラクタを異ならせて遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B3)上記B2に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の表示(例えば、図190()に示す会話予告表示)であり、前記第三の表示は、第三の台詞(例えば、午後の天気は「雨マーク」)を含む表示であり、前記第三の表示は、前記第三のキャラクタ(例えば、姫g3)を含む表示であり、前記第二の表示が表示された後に前記第三の表示が表示される場合がある(例えば、図190(9)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第三のキャラクタを第二の表示でなく第三の表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B4)上記B3に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の会話予告表示(例えば、図190(1)に示す会話予告)であり、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の会話予告表示(例えば、図190(39)に示す会話予告)であり、前記第一の会話予告表示は、前記第一の表示を含む表示であり、前記第一の会話予告表示は、前記第二の表示を含む表示であり、前記第二の会話予告表示は、前記第三の表示を含む表示である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の会話予告表示で登場した第三のキャラクタを第二の会話予告表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B5)上記B4に記載の遊技台であって、一の或る図柄変動表示が表示されている期間において、前記第一の会話予告表示が表示された後に前記第二の会話予告表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の会話予告表示で登場した第三のキャラクタを第二の会話予告表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B6)上記B1乃至B5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一のアニメーション表示(例えば、キャラクタの移動アニメーション)であり、前記第一の表示の表示よりも前に前記第一のアニメーション表示が表示され、前記第一のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、前記第一のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含む表示であり、前記第一のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一のアニメーション表示で第二のキャラクタが表示されるため、第一の表示が第二のキャラクタによって行われるかもしれないと遊技者に期待させることができる場合がある。
(B7)上記B6に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーション表示の表示期間のうちの或るタイミングにおいて、前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタが同時に表示される、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示がどのキャラクタで表示されるのかについて遊技者に推理させて楽しませることができる場合がある。
(B8)上記B6またはB7に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーション表示において、前記第二のキャラクタの表示開始が前記第一のキャラクタの表示開始よりも前である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示が第二のキャラクタで表示されると遊技者に思わせて楽しませることができる場合がある。
(B9)上記B6乃至B8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二のアニメーション表示(例えば、キャラクタの移動アニメーション)であり、前記第二の表示の表示よりも前に前記第二のアニメーション表示が表示され、前記第二のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、前記第二のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む表示であり、前記第二のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含まない表示である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示で登場したキャラクタを登場させて遊技者が興醒めすることなく遊技させることができる場合がある。
(B10)上記B9に記載の遊技台であって、前記第二のアニメーション表示におけるキャラクタの数は、前記第一のアニメーション表示におけるキャラクタの数よりも少ない、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二の表示におけるキャラクタの候補を少なくすることで遊技者によるキャラクタの予想の的中率を上げて遊技者を楽しませることができる場合がある。
(B11)上記B9またはB10に記載の遊技台であって、前記第二のアニメーション表示において最初の表示されるキャラクタは、前記第一のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタとは異なる、ことを特徴とする遊技台。
第二の表示におけるキャラクタの候補を少なくすることで遊技者によるキャラクタの予想の的中率を上げて遊技者を楽しませることができる場合がある。
(B12)上記B9乃至B11のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーション表示の表示期間の長さは、前記第一の表示の表示期間の長さよりも短い、ことを特徴とする遊技台。
(B13)上記B1乃至B12のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示とは、第一の色(例えば、白色)を含む表示であり、前記第二の表示とは、第二の色(例えば、青色)を含む表示であり、前記第一の色における信頼度は、前記第二の色における信頼度とは異なる信頼度であり、前記第一の表示の表示よりも前に前記第二の色を含む表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二の表示の信頼度を予告することで第二の表示が表示されたときの信頼度に期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B14)上記B13に記載の遊技台であって、前記第二の色における信頼度は、前記第一の色における信頼度よりも高い信頼度である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、後に表示される第二の表示の信頼度を高めることで第二の表示が表示されることについて遊技者に期待させることができる場合がある。
(B15)上記B1乃至B14のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の台詞が表示される、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示の表示よりも前に第二のキャラクタが表示されたとしても第一の台詞によって第一のキャラクタが登場すると遊技者に期待させることができる場合がある。
(B16)上記B1乃至B15のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、第一の名称(例えば、「殿」)を含む表示であり、前記第一の名称とは、前記第一のキャラクタの名称のことであり、前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の名称が表示される、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示の表示よりも前に第二のキャラクタが表示されたとしても第一の名称によって第一のキャラクタが登場すると遊技者に期待させることができる場合がある。
(B17)上記B1乃至B16のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技者が操作可能な操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、前記第一の表示の表示中に前記操作手段が操作された場合に前記第二の表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(B18)上記B1乃至B17のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(B19)上記B1乃至B18のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記表示手段にオーバーラップする位置に移動可能な可動体(例えば、可動体k)を備え、前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれかに前記可動体がオーバーラップする場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(B20)上記B1乃至B19のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれか一方の表示に或る表示がオーバーラップする場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(B21)上記B1乃至B20のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(B22)上記B1乃至B20のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000、2000)である、ことを特徴とする遊技台。
前記第一の表示が他の表示にオーバーラップされる場合があり、前記第一の表示が前記第二のアニメーションによってオーバーラップされる面積は、該第一の表示が前記第二の表示によってオーバーラップされる面積よりも大きくてもよい。この場合、第二のアニメーション中は第一の表示に大きくオーバーラップすることで第二のアニメーションに注目させることができ、第二の表示の表示中は第一の表示との関連性を確保することができる場合がある。
前記第一の台詞が前記第二のアニメーションによってオーバーラップされる面積は、該第一の台詞が前記第二の表示によってオーバーラップされる面積よりも大きくてもよい。この場合、第二のアニメーション中は第一の台詞に大きくオーバーラップすることで第二のアニメーションに注目させることができ、第二の表示の表示中は第一の台詞との関連性を確保することができる場合がある。
会話予告の台詞が不一致な場合があってもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて或るキャラクタが複数回表示されてもよい。第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて該順番が一周してもよい。第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて該順番が或るタイミングで巻き戻ってもよい。第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて各キャラクタがアニメーションを行ってもよい。第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいてキャラクタの数が増加または減少してもよい。第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいて或るキャラクタが変化してもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいてキャラクタが一または複数毎に減少した後に第一の表示が表示されてもよい。第二の表示の表示後に第二のキャラクタに対応したリーチ演出に移行してもよい。疑似変動表示毎に会話予告表示が行われ、第一の疑似変動表示において第一の会話予告表示が行われ、該第一の疑似変動表示の後の第二の疑似変動表示において第二の会話予告表示が行われてもよい。疑似変動表示毎に可動体が動作し、第一の会話予告表示の一部が可動体にオーバーラップされ、第二の会話予告表示の一部が可動体にオーバーラップされてもよい。第一の会話予告表示の一部がタイマ予告表示にオーバーラップされ、第二の会話予告表示の一部が該タイマ予告表示にオーバーラップされてもよい。
次に、図201乃至図254を用いて、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について説明する。なお、図201〜図254に示す符号は、原則として図201〜図254に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図201〜図254に示す符号を優先する。
次に、図201乃至図203を用いて、可動体1、および可動体2を用いた演出例を説明する。
図201は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図201(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図201(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。なお、図201乃至図203において、可動体1、2に備えられている発光手段が発光している場合は、薄墨色で表し、発光手段が発光していない場合は、白色で表している。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図201(a)に続く、図201(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図201(b)に続く、図201(c)は、可動体1が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体2は初期位置に位置している状態を示している。可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1が装飾図柄の一部、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111の一部、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図201(c)に続く、図201(d)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動している。
図201(d)に続く、図201(e)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動している。可動体1が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部等が可動体1によってオーバーラップされている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図201(e)に続く、図201(f)は、可動体1が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、前側にある可動体1のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図202は、可動体1および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図202(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図202(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図202(a)に続く、図202(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図202(b)に続く、図202(c)は、可動体2が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体1は初期位置に位置している状態を示している。可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図202(c)に続く、図202(d)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。
図202(d)に続く、図202(e)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体2が変形することで、新たに、保留アイコンab1、ab2の一部、ボタン予告表示h110の他の一部が可動体2によってオーバーラップされている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図202(e)に続く、図202(f)は、可動体2が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、後側にある可動体2のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図201に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図201に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図203は、可動体1および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。 図203(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図203(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図203(a)に続く、図203(b)は、可動体1、2が初期位置に位置したままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図203(b)に続く、図203(c)は、可動体1、2が同時に初期位置から移動を開始して、同時に装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置した状態を示している。可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図203(c)に続く、図203(d)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。なお、可動体1と可動体2の変形動作の開始のタイミングが異なる場合があってもよい。
図203(d)に続く、図203(e)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が同時に終了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体1、2が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部が可動体1や可動体2によってオーバーラップされている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の変形動作の終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図203(e)に続く、図203(f)は、可動体1、2が変形前の形状に戻る動作を同時に行った後に、同時に初期位置に移動開始、および移動終了して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を同時に消灯した状態を示している。なお、可動体1と可動体2が変形前の形状に戻る動作は、別々のタイミングで開始される場合があってもよいし、別々のタイミングで終了される場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを異ならせても終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを同じにしても終了のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングを同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。可動体1、2のそれぞれの発光手段が別々のタイミングで消灯する場合があってもよい。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、両方の可動体が装飾図柄表示装置208の前方に同時に落下して同時に変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図201に示した演出例や図202に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図201に示した演出例や図202に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
次に、図204乃至図212を用いて、可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する。
図204を用いて、可動体90を説明する。図204(a)は、可動体90の略示正面図であり、図204(b)は、可動体90の略示左側面図である。
可動体90は、可動体90a、可動体90aの左下に設けられた可動体90b、可動体90bを動作させるためのモータm1と回転軸d1、可動体90aの右下に設けられた可動体90c、および可動体90cを動作させるためのモータm2と回転軸d2を有している。可動体90aは、板状の横長長方形の基板取付ベース部90a1、LED基板90a2、およびカバー部90a3を有している。可動体90bは、板状の扇形の基板取付ベース部90b1、LED基板90b2、およびカバー部90b3を有し、可動体90cは、板状の扇形の基板取付ベース90c1、LED基板90c2、およびカバー部90c3を有している。
可動体90aのLED基板90a2には、発光ダイオードa11〜a35が3行6列の配列に整列して設けられている(ただし、2行1列目、3行1列目、2行6列目、および3行6列目には発光ダイオードが設けられていない)。可動体90bのLED基板90b2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードb1〜b4が設けられ、可動体90cのLED基板90c2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードc1〜c4が設けられている。発光ダイオード(a11〜c4)は、全てが単色(同色、または異色)の発光ダイオードで構成されてもよいし、一部が単色の発光ダイオードで他の一部がフルカラーLEDであってもよいし、全てがフルカラーLEDで構成されてもよい。また、可動体90aに搭載する発光ダイオード(a11〜c4)には、発光ダイオード以外の光源を用いてもよい。
図205を用いて、可動体90の初期動作を説明する。図205(a)〜(g)は、パチンコ機100の電源投入時等に行われる可動体90の初期動作を段階的に示している。なお、図205乃至図211において、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している場合を白色で表し、点灯している場合を薄墨色で表している。また、図205乃至図211において、カバー部90a3、90b3、90c3の図示を省略している。
図205(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。可動体90は、両端に設けられたアーム部によって上下方向の移動が可能となっている。可動体90の両端に設けられたアーム部は、透明、半透明、または有色であってもよいし、発光ダイードを配置することで発光可能であってもよい。アーム部の後方には、可動体90に接続されるケーブルを遊技者から視認できないように配置してもよい。また、装飾図柄表示装置208には、「準備中」の文字列が表示されている。
図205(a)に続く、図205(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている全ての発光ダイオードが点灯している状態を示している。また、「準備中」の文字列の表示が可動体90によってオーバーラップされている。
図205(b)に続く、図205(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35が視認可能となっている。
図205(c)に続く、図205(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35が視認可能になっている。
図205(d)に続く、図205(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図205(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図205(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図205(e)に続く、図205(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図205(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図205(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図205(f)に続く、図205(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図206を用いて、可動体90の演出例の一例を説明する。図206(a)〜(n)は、可動体90を用いた演出例を段階的に示している。
図206(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図206(a)に続く、図206(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図206(b)に続く、図206(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。
図206(c)に続く、図206(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35の光が視認可能になっている。
図206(d)に続く、図206(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図206(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図206(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図206(e)に続く、図206(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図206(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図206(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図206(f)に続く、図206(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図206(g)に続く、図206(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図206(h)に続く、図206(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが右回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となっている。
図206(i)に続く、図206(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa22、a32、a33)の光が視認可能となっている。
図206(j)に続く、図206(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となっている。
図206(k)に続く、図206(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa25、a34、a35)の光が視認可能になり、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図206(l)に続く、図206(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図206(l)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図206(l)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図206(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図206(m)に続く、図206(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図207乃至図210に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図207を用いて、図204に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図207(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aにおいて上下方向に移動するように構成されている。
図207(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図207(a)に続く、図207(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図207(b)に続く、図207(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に上方に移動する動作が行われた状態を示している。可動体90b、90cが移動することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。なお、可動体90b、90cは、別々のタイミングで移動する場合があってもよい。
図207(c)に続く、図207(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に更に上方に移動して目的位置で停止した状態を示している。可動体90b、90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a16が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22〜a35の光が視認可能になっている。
図207(d)に続く、図207(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが同時に下方に移動している状態を示している。可動体90b、90cの移動によって、発光ダイオードa22〜a25が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、発光ダイオードa13、a14が視認可能になっている。
図207(e)に続く、図207(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが同時に元の位置に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが別々のタイミングで元の位置に戻る場合があってもよい。
図207(f)に続く、図207(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図207(g)に続く、図207(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図207(h)に続く、図207(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみ上方に移動することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa11、a12が可動体90bによってオーバーラップされている。
図207(i)に続く、図207(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90bcが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a13が可動体90bによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22、a23の光が視認可能になっている。
図207(j)に続く、図207(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみ上方に移動することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa15、a16が可動体90cによってオーバーラップされている。
図207(k)に続く、図207(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa14〜a16が可動体90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa24、a25の光が視認可能になっている。
図207(l)に続く、図207(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図207(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻る場合があってもよい。
図207(m)に続く、図207(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図206乃至図210に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図208を用いて、図204に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図208(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aの後側に設けられている。
図208(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図208(a)に続く、図208(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b3、c1〜c3)は消灯していてもよい。
図208(b)に続く、図208(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cの発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードb1、b2、c1、c2)の光が視認可能となっている。
図208(c)に続く、図208(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cに搭載されている全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図208(d)に続く、図208(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図206(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図208(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図208(e)に続く、図208(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図206(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図208(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図208(f)に続く、図208(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図208(g)に続く、図208(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b4、c1〜c4)は消灯していてもよい。
図208(h)に続く、図208(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが左回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図208(i)に続く、図208(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイードのうちの全ての発光ダイオードb1〜b3の光が視認可能となっている。
図208(j)に続く、図208(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図208(k)に続く、図208(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている全ての発光ダイードc1〜c3の光が視認可能となっている。
図208(l)に続く、図208(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図208(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図208(d)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図208(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図208(m)に続く、図208(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図206乃至図210に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図209を用いて、図204に示す可動体90を用いた演出例を説明する。図209(a)〜(l)は、可動体90を用いた演出例を示している。
図209(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、デフォルト態様の保留アイコンa1の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(a)に続く、図209(b)は、装飾図柄表示装置208において「装飾5−装飾6−装飾5」の確定表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(b)に続く、図209(c)は、装飾図柄表示装置208において、先読み予告態様の保留アイコンa2の消化による装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208では、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が表示され、ボタン操作の予告演出が行われている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad3の一部、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(c)に続く、図209(d)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示され、太陽の画像が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部、太陽の画像の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(d)に続く、図209(e)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が仮停止表示され、リーチ演出が開始されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(e)に続く、図209(f)は、装飾図柄表示装置208において、「勝負じゃ!」の文字列を表示した殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示が開始され、装飾図柄表示装置208の右上に装飾図柄変動表示が縮小表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(f)に続く、図209(g)は、装飾図柄表示装置208において、SPリーチ演出が終了して、装飾図柄表示装置208の右上に「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが縮小して仮停止表示がされている。装飾図柄表示装置208において、「勝ち」の文字列と殿のキャラと敵キャラクタの対決シーンが終了して殿のキャラが勝った演出表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラが勝った演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(g)に続く、図209(h)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾7」の停止表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(h)に続く、図209(i)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技の1R目の大当り遊技演出表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の左上には、大当りの停止図柄である「装飾7」が表示され、右上にはラウンド数を示す「1R」の文字列が表示され、その左方に大当り遊技中における払い出し数の合計を示す「80球」の文字列、および右下に大当り回数を示す「大当り回数:1」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、1R目の大当り遊技演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(i)に続く、図209(j)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技が終了して「Dito」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、「Dito」の文字列の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(j)に続く、図209(k)は、大当り遊技終了後の電サポ状態に移行している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「右打ちしてね!」の文字列と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄と変動アイコンad4と特図2保留アイコンac1が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「右打ちしてね!」の文字列の一部と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄の一部と変動アイコンad4の一部と特図2保留アイコンac1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図209(k)に続く、図209(l)は、電サポ状態が継続している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「扉開放エラー」の文字列と「球満タンエラー」の文字列と変動アイコンad5と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「扉開放エラー」の文字列の一部と「球満タンエラー」の文字列の一部と変動アイコンad5の一部と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
本演出例に示すように、様々な演出や遊技状態において、装飾図柄表示装置208の略中央前方に可動体90が位置する場合がある。可動体90によって上記に示した表示の全てがオーバーラップされる場合があってもよいし、可動体90によってオーバーラップされていた表示がオーバーラップされない場合があってもよい。
図210を用いて、図204に示す可動体90を用いた演出例を説明する。
図210(a)は、ボタン操作の予告演出のチャンスボタン136の操作有効期間において、遊技者がチャンスボタン136を押下することで、図206に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、チャンスボタン136の操作有効期間内において遊技者がチャンスボタン136を操作しなかった場合でもチャンスボタン136の操作有効期間の終了後に図206に示す可動体90による予告演出が行われてもよい。なお、図210(a)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図210(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図210(a)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図206乃至図210に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図210(b)は、カウントダウンの予告演出によるカウントダウンの終了後に、図206に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、図210(b)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図210(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図210(b)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図210(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図210(a)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図210(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図210(b)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図206乃至図210に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図211を用いて、図204に示す可動体90の初期位置における見え方の変形例について説明する。なお、可動体90は、遊技釘を有する遊技板125より後方に位置している。
図211(a)は、可動体90の初期位置において、構造体30aの後方に位置している例である。構造体30aは、平板状の形状を有し、略中心部に横長長方形状の開口部を備えている。構造体30aは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30aの開口部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図211(b)は、可動体90の初期位置において、構造体30bの後方に位置している例である。構造体30bは、平板状の形状を有し、略中央部に縦長長方形状の切り欠き部を備えている。構造体30bは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30bの切り欠き部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図211(c)は、可動体90の初期位置において、構造体30cの後方に位置している例である。構造体30cは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30cにオーバーラップされているため、可動体90は遊技者から視認不可能となっている。なお、構造体30cに透過液晶デバイスを配置することで、透過液晶デバイスにおける表示中よりも非表示中に構造体30cの後方に位置している可動体90を視認し易くしてもよい。
図212を用いて、図204に示す可動体90の位置や移動動作の変形例について説明する。
図212(a)は、液晶表示装置a208、可動体90、および発光パネルユニット919を左側面から見た概略図である。本例では、可動体90が液晶表示装置a208の前方で、かつ発光パネルユニット919の後方で上下方向に移動する例である。なお、液晶表示装置a208や発光パネルユニット919は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図212(b)は、透過液晶表示装置b208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が透過液晶表示装置b208の後方で上下方向に移動する例である。なお、透過液晶表示装置b208は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図212(c)は、可動液晶表示装置c208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が可動液晶表示装置c208の後方、および前方で上下方向に移動する例である。図212(c)における左側の図は、可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合の可動体90の移動方向を示している。可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合においては、可動体90は可動液晶表示装置c208の後方に位置し、可動体90は上下方向にのみ移動可能である。図212(c)における真ん中の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した状態を示している。図212(c)における右側の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した後に、可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に移動した状態を示している。可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に位置している場合には、可動体90は上下方向に移動可能となる。なお、可動液晶表示装置c208は、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
次に、図213乃至図223を用いて、構造体247を用いた演出例を説明する。図213乃至図223の演出例に用いられる構造体247は、正面の形状が略円形状で表面に家紋の模様が施された構造体であり、上下方向の移動が可能である。また、図213乃至図222において、左側の図は、装飾図柄表示装置208と構造体247の状態を示し、真ん中の図は、左側の図の状態における装飾図柄表示装置208を、構造体247を透かして見た場合を示している。右側の図は、装飾図柄表示装置208に表示された所定のキャラクタ表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SBや太陽の表示su1)が遊技者の目線の角度によって見えているかどうかを判断するための概略図である。図中において、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できる目線を○で表し、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できない目線を×で表している。なお、本例の構造体247の形状や配置位置は、構造体247の後方に表示される所定のキャラクタを所定の目線の角度(例えば、一般的な座高(例えば、座高が70cm〜100cm)の遊技者の通常の遊技姿勢における目線の角度)では、視認できないように計算して設計される場合があってもよい。また、本例に用いられる装飾図柄表示装置208は、可動液晶表示装置であってもよいし、透過液晶表示装置であってもよい。
図213は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図213(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図213(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図213(a)に続く、図213(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBが、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図213(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。なお、本例、および以下に示す例の遊技者の目線の説明において、略正面とは、水平方向を0°とした場合に目線の角度が±約10°の範囲内を略正面と規定し、略斜め上とは、目線の角度が+約20°以上を略斜め上と規定し、略斜め下とは、目線の角度が−約20°以下を略斜め下と規定するが、本開示は必ずしもこれらに限定されるものではない。遊技者の目線の説明において、略斜め上とは略正面よりも目線の位置が高ければよいし、略斜め下とは略正面よりも目線の位置が低ければよい。
図213(b)に続く、図213(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示されている。図213(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図213(c)に続く、図213(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図213(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図213(d)に続く、図213(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図214乃至図222に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しないで、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよいし、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しつつも、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよい。
図214は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図214(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図214(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図214(a)に続く、図214(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図214(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図214(b)に続く、図214(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図214(c)に続く、図214(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図214(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図214(d)に続く、図214(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図214(e)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に再び、構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図222に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図215は、構造体247、および構造体50tを用いた演出例を段階的に示している。構造体50tは、不透明な薄板状で構成された構造体であり、表面には遊技台のタイトルが表示されている。図215(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247、および上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図215(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図215(a)に続く、図215(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図215(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図215(b)に続く、図215(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図215(c)に続く、図215(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半分が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図215(d)に続く、図215(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。図215(d)の状態において、構造体50tを略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に構造体50tにオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図223に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図216は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図216(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図216(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図216(a)に続く、図216(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。
図216(b)に続く、図216(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。
図216(c)に続く、図216(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図216(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図216(d)に続く、図216(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図223に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図217は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図217(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図217(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図217(a)に続く、図217(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。また、本例のサボハニのキャラクタ表示SBは、図216等で示したサボハニのキャラクタ表示SBよりも大きい表示である。 図217(b)に続く、図217(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図217(c)に続く、図217(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図217(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図217(d)に続く、図217(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からサボハニのキャラクタ表示SBの一部がオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であり、サボハニのキャラクタ表示SBの一部は、常に略正面の目線の遊技者から視認可能となる演出例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図223に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図218は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図218(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図218(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図218(a)に続く、図218(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図218(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図218(b)に続く、図218(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図218(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1およびサボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部およびサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図218(c)に続く、図218(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが太陽の表示su1を上に投げるアニメーション表示が表示され、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略上半分が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示され、特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図218(d)に続く、図218(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたまま、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、太陽の表示su1のみが構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図223に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図219は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図219(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図219(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図219(a)に続く、図219(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体と太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図219(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部と太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
図219(b)に続く、図219(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図219(c)に続く、図219(d)は、装飾図柄表示装置208において、太陽の表示su1のみが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンa3にオーバーラップするように表示されている。図219(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1の一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の全体を視認できている。
図219(d)に続く、図219(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されたまま、太陽の表示su1が更に下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247にオーバーラップされる位置で表示されている。構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行い、その後に太陽の表示su1のみを構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図223に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図220は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図220(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図220(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、エフェクト画像ef1が構造体247から放射線状にはみ出るように表示されている。エフェクト画像ef1は、当該変動の予告として用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを覆うエフェクト画像でありサボハニのキャラクタ表示SBに付随する表示である。
図220(a)に続く、図220(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が、画面の下から登場するように表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図220(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないもののエフェクト画像ef1の一部が視認できるのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部とエフェクト画像ef1の一部を視認できている。
図220(b)に続く、図220(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図220(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図220(c)に続く、図220(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図213(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図220(d)に続く、図220(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1がさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であるが、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示される前に、サボハニのキャラクタ表示SBに付随するエフェクト画像ef1が構造体247にオーバーラップされない位置に表示される例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図223に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図221は、構造体247を用いた3つの演出例を示している。図221(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図221(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、殿のキャラクタ表示h113と「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114が装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114は、サボハニのキャラクタ表示SBが出現することを予告する表示であり、サボハニのキャラクタ表示SBは当該変動の予告として用いられる表示である。 図221(a)に続く、図221(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ出現中!」の文字列が表示されている。「キャラ出現中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの出現前に表示されてもよいし、出現と同時に表示されてもよいし、出現後に表示されてもよい。図221(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図221(b)に続く、図221(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ拡大中!」の文字列が表示されている。「キャラ拡大中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの拡大開始前に表示されてもよいし、拡大開始と同時に表示されてもよいし、拡大開始後に表示されてもよい。図220(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示する前に、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されることを予告する表示を行い、サボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後は、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されていることを知らせる表示を行い、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示され、サボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されていることを知らせる表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図223に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、拡大されるサボハニのキャラクタ表示SBの大きさが大きいほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図221(A)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。図221(A)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1とサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図221(A)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部、およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1と当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体247にオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図223に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、構造体247にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図221(あ)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置し、装飾図柄表示装置208の上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。図221(あ)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1が表示され、構造体50tにオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図221(あ)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部を視認でき、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できる。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1を構造体247にオーバーラップされる位置に表示し、当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体50tにオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図223に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、複数の構造体にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図222は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図222(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図222(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図222(a)に続く、図222(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図222(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図222(b)に続く、図222(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。 図222(c)に続く、図222(d)は、構造体247が上方に移動して、画面の略中央に表示されているサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップする位置に位置している状態を示している。図222(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないが、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示し、その後に構造体247を移動させて、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247によってオーバーラップされる例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図223に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例では予告表示となるサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に遅れて、構造体247の移動が行われるが、サボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に合わせて、常にサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップするように構造体247の移動が行われてもよいし、構造体247の移動を先に行い、遅れてサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示が行われてもよい。
図223は、構造体247を用いた演出例を示している。図223(a)は、エフェクト画像ef1とサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示した状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図223(b)は、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している。正面から構造体247を視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部が視認できるもののサボハニのキャラクタ表示SBが視認できていない。一方、図223(b)に示すように、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部とサボハニのキャラクタ表示SBの略全体が視認できている。このように、エフェクト画像ef1を表示することで、正面から視認している遊技者の目線を変えさせることができる。また、本例の演出は先読み予告として行われる場合があってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図213乃至図222に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図224乃至図233を用いて、保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する。なお、図224乃至図233の図中の矢印は、保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を説明するためのものであるが、装飾図柄表示装置208に保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を示す表示として表示される場合があってもよい。
図224は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図224は、図224(a)〜(g)の後に図224(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図224(a)〜(g)の後に図224(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図224(a)〜(i)を用いて説明する。図224(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図224(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図224(a)に続く、図224(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図224(b)に続く、図224(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図224(c)に続く、図224(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図224(d)に続く、図224(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図224(e)に続く、図224(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。また、予告表示m1は、操作演出表示が行われることを予告する予告表示であってもよいし、SPリーチ演出が行われことの予告表示であってもよい。
図224(f)に続く、図224(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図224(g)に続く、図224(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図224(h)に続く、図224(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図224(j)、(k)を用いて説明する。
図224(a)〜(g)に続く、図224(j)は、装飾図柄表示装置208において、図224(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図224(j)に続く、図224(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図224乃至図233に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図225は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図225は、図225(a)〜(g)の後に図225(h)〜(j)の演出を行うパターン1の例と図225(a)〜(g)の後に図225(k)〜(m)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図225(a)〜(j)を用いて説明する。図225(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図225(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図225(a)に続く、図225(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図225(b)に続く、図225(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図225(c)に続く、図225(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図225(d)に続く、図225(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図225(e)に続く、図225(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。直近において、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、特図1保留アイコンa3として「外出中」の文字列が表示された縦長長方形状の保留アイコン(以下、「外出中保留アイコン」と称する場合がある。)が表示されている。なお、外出中保留アイコンに代えて、色を薄くしたデフォルト形状の保留アイコンを用いる場合があってもよい。
図225(f)に続く、図225(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図225(g)に続く、図225(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図225(h)に続く、図225(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の台座に戻る移動アニメーションが終了し、当該台座には、外出中保留アイコンにオーバーラップするように、予告表示m1と同じ態様の保留アイコンが表示されている。
図225(i)に続く、図225(j)は、装飾図柄表示装置208において、外出中保留アイコンが消去される。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図225(k)〜(m)を用いて説明する。
図225(a)〜(g)に続く、図225(k)は、装飾図柄表示装置208において、図225(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去される。外出中保留アイコンが表示されている台座では、予告表示m1の態様(デフォルト態様)の保留アイコンが外出中保留アイコンにオーバーラップして再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよい。
図225(k)に続く、図225(l)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3が移動前の台座で表示された状態を示している。図225(m)は、外出中保留アイコンが消去された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって別の態様の保留アイコンを仮表示する例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図224乃至図233に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図226は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図226は、図226(a)〜(g)の後に図226(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図226(a)〜(g)の後に図226(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図226(a)〜(i)を用いて説明する。図226(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図226(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図226(a)に続く、図226(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図226(b)に続く、図226(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図226(c)に続く、図226(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図226(d)に続く、図226(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図226(e)に続く、図226(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図2保留アイコンb3が特図1保留アイコンa3表示していた台座に一時的に移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。また、本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図226(f)に続く、図226(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、直近において特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図2保留アイコンb3が一時的に表示されている。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図226(g)に続く、図226(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域208abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、特図2保留アイコンb3が元の台座に移動している。また、チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図226(h)に続く、図226(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。また、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図226(j)、(k)を用いて説明する。
図226(a)〜(g)に続く、図226(j)は、装飾図柄表示装置208において、図226(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図2保留アイコンb3が一時的に表示されてる台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションと特図2保留アイコンb3が元の台座に向かって移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。本例では、保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンが特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されるが、特図2保留アイコンb3が保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンにオーバーラップするように表示されてもよい。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図226(j)に続く、図226(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示され、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって右隣りにある保留アイコンを仮表示し、移動中の保留アイコンが元の位置に戻る際には、仮表示した保留アイコンが元の位置に戻る例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図224乃至図233に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図227は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図227は、図227(a)〜(g)の後に図224(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図227(a)〜(g)の後に図224(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図227(a)〜(i)を用いて説明する。図227(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図227(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図227(a)に続く、図227(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図227(b)に続く、図227(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図227(c)に続く、図227(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図227(d)に続く、図227(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図227(e)に続く、図227(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、ガセの予告表示である。
図227(f)に続く、図227(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図227(g)に続く、図227(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図227(h)に続く、図227(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図227(j)、(k)を用いて説明する。
図227(a)〜(g)に続く、図227(j)は、装飾図柄表示装置208において、図227(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、直近において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示され、チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図227(j)に続く、図227(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンがガセ予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われない例である。
図228は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図228(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図228(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図228(a)に続く、図228(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図228(b)に続く、図228(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図228(c)に続く、図228(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図228(d)に続く、図228(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図228(e)に続く、図228(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図228(f)に続く、図228(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図228(g)に続く、図228(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図228(h)に続く、図228(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図228(i)に続く、図228(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図228(j)に続く、図228(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図228(k)に続く、図228(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図228(l)に続く、図228(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図228(m)に続く、図228(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告を複数回連続して行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図224乃至図233に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図229は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図229(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図229(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図229(a)に続く、図229(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図229(b)に続く、図229(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図229(c)に続く、図229(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図229(d)に続く、図229(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図229(e)に続く、図229(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図229(f)に続く、図229(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図229(g)に続く、図229(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図229(h)に続く、図229(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図229(i)に続く、図229(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図229(j)に続く、図229(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図2保留アイコンb3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図229(k)に続く、図229(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図229(l)に続く、図229(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図229(m)に続く、図229(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図2保留アイコンb3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、1回の変動において、2の異なる保留アイコンを予告表示m1として用いる擬似連続予告を複数回行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図224乃至図233に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが足りていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図230は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図230(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図230(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図230(a)に続く、図230(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図230(b)に続く、図230(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図230(c)に続く、図230(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図230(d)に続く、図230(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図230(e)に続く、図230(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図230(f)に続く、図230(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図230(g)に続く、図230(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図230(h)に続く、図230(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図230(i)に続く、図230(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」によるリーチ演出が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、「リーチ!」の文字列が表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図224乃至図233に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図231は、変動アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図231(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図231(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図231(a)に続く、図231(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図231(b)に続く、図231(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図231(c)に続く、図231(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図231(d)に続く、図231(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図231(e)に続く、図231(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に変動アイコンad1が変動アイコン表示領域280から飛び出して、予告表示m2として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m2と特変動アイコンad1は、同じ表示態様である。また、変動アイコン表示領域280の台座には、変動アイコンを表示していない。本例では、予告表示m2は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告として用いられる表示であってもよい。
図231(f)に続く、図231(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m2が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m2は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図231(g)に続く、図231(h)は、装飾図柄表示装置208において、変動アイコン表示領域280の位置(台座)に戻る予告表示m2の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図231(h)に続く、図231(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m2が変動アイコンad1として、変動アイコン表示領域280の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に変動アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図224乃至図233に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、デフォルト態様の変動アイコンのみならず、デフォルト態様以外の態様の変動アイコンが本例の予告表示m2として用いられる場合があってもよい
図232は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図232(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図232(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図232(a)に続く、図232(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図232(b)に続く、図232(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図232(c)に続く、図232(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図232(d)に続く、図232(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図232(e)に続く、図232(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、先読み予告として用いられる表示である。
図232(f)に続く、図232(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図232(g)に続く、図232(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。
図232(h)に続く、図232(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図232(i)に続く、図232(j)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン移動アニメーションが終了している。
図232(j)に続く、図232(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図232(k)に続く、図232(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図232(l)に続く、図232(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾2」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾2」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾3」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図232(m)に続く、図232(n)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の停止表示が表示されている状態を示している。
図232(n)に続く、図232(o)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図232(o)に続く、図232(p)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン間移動アニメーションが終了している。
図232(p)に続く、図232(q)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図232(q)に続く、図232(r)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様であり、当該変動の予告として用いられる。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図232(r)に続く、図232(s)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾7」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾7」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾8」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図232(s)に続く、図232(t)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示を終了して装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図232(t)に続く、図232(u)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了し、「装飾7」のリーチ演出が行われ御。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突する連続予告を複数の変動に亘って行い、リーチ演出に発展する例である。本例における1回目と2回目に登場する予告表示は、先読み予告として用いられ、3回目に登場する予告表示は、当該変動の予告として用いられる。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図224乃至図233に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図233は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。図233(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、特図2保留アイコンb2は、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンである。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図233(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。なお、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる場合があってもよい。
図233(a)に続く、図233(b)は、装飾図柄表示装置208において、殿のキャラクタの態様をした特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図233(b)に続く、図233(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、殿のキャラクタの態様をした特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図233(c)に続く、図233(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図233(d)に続く、図233(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図233(e)に続く、図233(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、特図2保留アイコンb2が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c1として移動し、特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c2として移動し、特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c3として移動する移動アニメーションが表示されている。予告表示c1〜c3、特図2保留アイコンb2、b3、および特図1保留アイコンa3の全てが同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb2、b3、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示c1〜c3は、当該変動の予告として用いられる表示であるが、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であってもよいし、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告と兼用される場合があってもよい。
図233(f)に続く、図233(g)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が予告表示c1'に変化し、予告表示c2が予告表示c2'に変化し、予告表示c3が予告表示c3'に変化した状態を示している。予告表示c1'〜c3'は、いずれも同じ表示態様であり、大きく表示された殿のキャラクタが日本刀を抜いて戦っている表示態様をしている。装飾図柄表示措置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示c1'が左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c2'が左図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c3'が右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」と戦う戦闘アニメーションが表示されている。
図233(g)に続く、図233(h)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1'がc1に、予告表示c2'がc2に、予告表示c3'がc3に変化しながら、予告表示c1が特図2保留アイコンb2を表示していた位置に、予告表示c2が特図1保留アイコンa3を表示していた位置に、予告表示c3が特図2保留アイコンb3を表示していた位置に戻る予告表示c1〜c3の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。
図233(h)に続く、図233(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が特図2保留アイコンb2として移動前の位置に戻り、予告表示c2が特図1保留アイコンa3として移動前の位置に戻り、予告表示c3が特図2保留アイコンb3として移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了している。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾7」のリーチ演出が実行されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に複数の保留アイコンが複数の予告表示として複数の装飾図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図224乃至図232に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例の予告表示として用いる保留アイコンの数が足りない場合は、変動アイコンを予告表示として用いる場合があってもよい。
次に、図234乃至図254を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図234(a)〜(c)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図234(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図230(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図234(a)は、画面の略中央に殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図234(a)に続く、図234(b)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図234(b)に続く、図234(c)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の上方に表示された状態を示している。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。なお、吹き出し表示f1の横幅と吹き出し表示f2の横幅は同じであり、吹き出し表示f1の高さと吹き出し表示f2の高さは同じとなるように構成されているが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1、f2においても同様である。
次に、図235を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図235(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図235(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図235(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図235(a)に続く、図235(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図235(b)に続く、図235(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。なお、吹き出し表示f1は、画面略中央で停止表示される直前の状態までは、吹き出し部に表示されている文字列と晴れマークの絵柄を表示しない(吹き出し部の枠のみが表示されている)で、画面略中央で停止表示した後に文字列と晴れマークの絵柄を文字列の先頭から順番に表示するようにしてもよいし、文字列と晴れマークの絵柄の全部が一度に表示されてもよい。また、他の吹き出し表示においても同様の構成であってもよい。
図235(c)に続く、図235(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図235(d)に続く、図235(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f1の晴れマークの絵柄の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、晴れマークの絵柄以外の部分が吹き出し表示f2にオーバーラップされてもよい。
図235(e)は、吹き出し表示f2の登場により、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションが行われた状態を示している。本例では、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f2が左方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図235(e)に続く、図235(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf1が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示された状態を示している。
図235(f)に続く、図235(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図235(g)に続く、図235(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f3とf2が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f2の吹き出し部の文字列が吹き出し表示f3の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、吹き出し部の文字列以外の部分が吹き出し表示f3にオーバーラップされてもよい。なお、吹き出し表示f3の横幅は、吹き出し表示f1、f2の横幅と同じであり、吹き出し表示f3の高さは、吹き出し表示f1、f2の高さと同じであるが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1〜f3においても同様である。
また、図235(h)は、吹き出し表示f3の登場により、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2は上方に移動する移動アニメーションが行われ、吹き出し表示f1は画面上端から出て行くように消去される状態を示している。本例では、吹き出し表示f1、f2が上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f3が右方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図235(h)に続く、図235(i)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf2が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示され、吹き出し表示f1は画面上端から出ていくように消去された状態を示している。また、このコマの後、爺のキャラクタの吹き出し表示f2と姫のキャラクタの吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2を消去した後に吹き出し表示f3が消去されてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に消去されてもよいし、吹き出し表示f3を消去した後に吹き出し表示f2が消去されてもよい。また、吹き出し表示f2、および吹き出し表示f3のうちの少なくとも一つは、装飾図柄変動表示におけるリーチ図柄が表示される前に消去されてもよいし、擬似連続表示のn回目(nは任意の数)を開始するよりも前に消去されてもよいし、仮停止表示を表示する前に消去されてもよい。吹き出し表示f2と吹き出し表示f3は、その場で即パッと消去されてもよいし、その場でだんだん薄くなってフェードアウトするように消去されてもよいし、殿のキャラクタの吹き出し表示f1と同じで上方に移動する移動アニメーションを表示した後に画面上端から出ていくように消去されてもよいし、それぞれの登場時の方向から出ていくように消去されてもよい。以降の図面において説明する吹き出し表示においても同様であってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例および以降の図面において説明する吹き出し表示は、吹き出し表示の各構成(天気マーク(晴れマーク、曇りマーク、雨マーク)の絵柄、文字列の表示、枠、キャラクタの名前の表示、キャラクタの顔画像)のそれぞれにおいて、各構成のうちの少なくとも一部がアニメーション表示されてもよいし、一部のみがアニメーション表示されてもよいし、全部がアニメーション表示されてもよい。例えば、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示を表示してもよいし、文字列の表示が点滅するアニメーション表示を表示してもよいし、キャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよいし、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示と文字列の表示が点滅するアニメーション表示とキャラクタが口パクするアニメーション表示のうちの1または複数を表示しながら吹き出し表示全体が移動表示してもよい。また、文字列の表示を先頭の文字から順番に表示するようにして文字列の表示の文字数が増加している期間にキャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよい。吹き出し表示の各構成のアニメーション表示は、アニメーション表示の先頭から最後までの動作が繋がった繰り返し可能なアニメーション表示であってもよい。例えば、回転して元の姿勢に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、拡大または縮小した後に元の大きさに戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、位置を移動した後に元の位置に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、点滅する1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、光沢表示が移動または変化する1つのアニメーション表示を繰り返してもよい。また、吹き出し表示の各構成のうちの少なくとも一のアニメーション表示の一部が吹き出し表示の各構成の他のアニメーションの一部にオーバーラップしてもよい。また、吹き出し表示は本例に限らず、吹き出し表示の各構成のそれぞれについて一部が透明または半透明でもよいし、一部のみが透明または半透明でもよいし、全部が半透明でもよい。
次に、図236を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図236(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図236(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図236(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図236(a)に続く、図236(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図236(b)に続く、図236(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図236(c)に続く、図236(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図236(d)に続く、図236(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。
図236(e)に続く、図236(f)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図236(f)に続く、図236(g)は、吹き出し表示f1の移動アニメーションの中断後に爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。 図236(g)に続く、図236(h)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
図236(h)に続く、図236(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図236(i)に続く、図236(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図236(j)に続く、図236(k)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去されれ、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
図236(k)に続く、図236(l)は、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図236(l)に続く、図236(m)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図237を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図237(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図237(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図237(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図237(a)に続く、図237(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図237(b)に続く、図237(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図237(c)に続く、図237(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図237(d)に続く、図237(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。
図237(e)に続く、図237(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f2の吹き出し部分が吹き出し表示1の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f2は、吹き出し表示f1よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f1の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f2の吹き出し部分に隠れるが、殿のキャラクタの顔画像と「殿」の文字画像は、吹き出し表示f2に隠れていない。
図237(f)に続く、図237(g)は、吹き出し表示f2の左に向けて移動する移動アニメーションが終了した後に、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。図237(g)では、吹き出し表示f1が上方に移動することで、吹き出し表示f2の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。なお、図237(f)と図237(g)の間の或るタイミングにおいて、吹き出し表示f1の吹き出し部は、晴れマークの絵柄の一部が表示されて、文字列が表示されていない状態となる。
図237(g)に続く、図237(h)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図237(h)に続く、図237(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図237(i)に続く、図237(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f2とf3が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。
図237(j)に続く、図237(k)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f3の吹き出し部分が吹き出し表示2の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f2の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f3の吹き出し部分に隠れるが、爺のキャラクタの顔画像と「爺」の文字画像は、吹き出し表示f3に隠れていない。
図237(k)に続く、図237(l)は、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。図237(l)では、吹き出し表示f2が上方に移動することで、吹き出し表示f3の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図237(l)に続く、図236(m)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去され、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図238を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図238は、図238(a)〜(m)の後に図238(n)〜(q)の演出を行うパターン1の例と図238(a)〜(m)の後に図238(r)〜(t)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図238(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図238(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図238(a)に続く、図238(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図238(b)に続く、図238(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図238(c)に続く、図238(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図238(d)に続く、図238(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図238(e)に続く、図238(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図238(f)に続く、図238(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図238(g)に続く、図238(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図238(h)に続く、図238(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図238(i)に続く、図238(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図238(j)に続く、図238(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2、f3が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、サボハニのキャラクタによる吹き出し表示f4が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f4とは、サボハニのキャラクタ画像とサボハニのキャラクタ画像にオーバーラップされる位置に表示されている「ハニー」の文字画像と「リーチになったらリャンス」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f4の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略半分となるように構成されている。
図238(k)に続く、図238(l)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示を一旦中断した状態を示している。画面下部より登場した吹き出し部f4が登場しきった位置で停止表示され、吹き出し表示f3の上への移動も一旦中断して停止表示されている。また、吹き出し表示f2の略下半分が画面上端で停止表示されている。
図238(l)に続く、図238(m)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図238(m)に続く、図238(n)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示が再開されると共に、画面下部より吹き出し表示f5が登場するように表示された状態を示している。吹き出し表示f5とは、疾風のキャラクタの顔画像と疾風のキャラクタの顔画像の上に表示されている「疾風」の文字画像と「激熱」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f5の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略2倍となるように構成されている。
図238(n)に続く、図238(o)は、吹き出し表示f3〜f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f3が画面上端から出ていくように消去される。 図238(o)に続く、図238(p)は、吹き出し表示f4、f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f4が画面上端から出ていくように消去される。
図238(p)に続く、図238(q)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図238(a)〜(m)に続く、図238(r)は、画面左端から吹き出し表示f5が登場するように表示されると共に、図238(m)において停止表示していた吹き出し表示f2〜f3を右方向に同時に移動させる移動アニメーションが表示された状態を示している。即ち、本例では、吹き出し表示f1〜f4を上に向けて順番にスクロール表示する演出の後に吹き出し表示f2〜f5を右に向けてスクロール表示する演出が行われる例である。
図238(r)に続く、図238(s)は、吹き出し表示f2〜f5の右に向けてスクロール表示が行われて、吹き出し表示f2〜f3が画面右端から同時に出ていくように消去される。
図238(s)に続く、図238(t)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図239を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図239は、図239(a)〜(j)の後に図239(k)、(l)の演出を行うパターン1の例と図239(a)〜(j)の後に図239(m)、(n)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図239(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図239(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図239(a)に続く、図239(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図239(b)に続く、図239(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図239(c)に続く、図239(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図239(d)に続く、図239(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図239(e)に続く、図239(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図239(f)に続く、図239(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図239(g)に続く、図239(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図239(h)に続く、図239(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図239(i)に続く、図239(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図239(j)に続く、図239(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、消去された吹き出し表示f1が画面上端から登場するように表示され、吹き出し表示f1〜f3が下に向いてスクロール表示される。
図239(k)に続く、図239(l)は、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より再登場した吹き出し表示f1が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1、f2を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図239(a)〜(j)に続く、図239(m)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、画面上端から吹き出し表示f1'が登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1'、f2、f3が下に向いてスクロール表示される。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図239(m)に続く、図239(n)は、吹き出し表示f1'、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より登場した吹き出し表示f1'が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1'、f2を消去すると共に、擬似連続予告演出やリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図240を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図240(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図240(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図240(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図240(a)に続く、図240(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1'は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図240(b)に続く、図240(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図240(c)に続く、図240(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図240(d)に続く、図240(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図240(e)に続く、図240(f)は、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1'が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1'がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1'の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図240(f)に続く、図240(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図240(g)に続く、図240(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1'を停止表示したままで、f2が上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1'が表示されている位置より上に、吹き出し表示f2が表示されず消去されるように構成されている。また、吹き出し表示f1'を吹き出し表示f2よりも優先させて表示させることで、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の後方をスクロール表示で移動している際には、吹き出し表示f2のうちの吹き出し表示f1'がオーバーラップしている部分が表示されないように構成されてもよい。この場合においては、吹き出し表示f2のうちの爺のキャラクタの顔画像と爺の文字画像は、吹き出し表示f1'にオーバーラップされないため、画面上端の位置までスクロー表示される。このように、本例では大当り信頼度の高い吹き出し表示が登場した場合には、大当り信頼度の低い方の吹き出しを優先させて消去することで、信頼度の高い吹き出し表示を画面に残すように構成されている。
図240(h)に続く、図240(i)は、吹き出し表示f1'を停止表示したままで、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f3が、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。この後、吹き出し表示f1'、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図241を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図241(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図241(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図241(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図241(a)に続く、図241(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図241(b)に続く、図241(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図241(c)に続く、図241(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図241(d)に続く、図241(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開される。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例では、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われるため、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の略下半分にオーバーラップするように表示される。
図241(e)に続く、図241(f)は、吹き出し表示f1の略下半分が吹き出し表示f2にオーバーラップされている状態で、共に上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図241(f)に続く、図241(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。 図241(g)に続く、図241(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2を停止表示したままで、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2の略下半分にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示1の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や晴れマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップして、吹き出し表示2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f3の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や雨マークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップするように構成されているがこれ以外の場合があってもよい。例えば、各キャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、各キャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、キャラクタの顔画像に吹き出し部がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよい。
図241(h)に続く、図241(i)は、吹き出し表示f1〜f3を上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し部f1の上端と吹き出し部f3の下端が画面に収まる位置で、吹き出し表示f1〜f3の移動アニメーションを中断または終了した状態を示している。この後、吹き出し表示f1〜f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、本例では2つの吹き出し表示を重ねる構成であるが、2以上の吹き出し表示を重ねる場合があってもよいし、例えば、重ねられた吹き出し表示の数が多くなるほど、大当りの信頼度が高くなる場合があってもよい。また、本例では、各吹き出し表示の重なり具合を均等となるように構成されているが、各吹き出し表示の重なり具合を均等とならないように構成されてもよい。例えば、吹き出し表示f1とf2の重なる面積は、吹き出し表示f2とf3の重なる面積よりも小さくなる場合があってもよいし、大きくなる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1とf2が重なり、吹き出し表示f2とf3が重ならない場合があってもよいし、吹き出し表示f1とf2が重ならないで、吹き出し表示f2とf3が重なる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図242を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図242(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図242(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図242(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図242(a)に続く、図242(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図242(b)に続く、図242(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図242(c)に続く、図242(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図242(d)に続く、図242(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が縮小してから上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f1は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示の縮小具合は本例に限らず、吹き出し表示の各構成(天気の絵柄、文字、枠、キャラクタの名前、キャラクタの顔画像)のそれぞれについて一部が縮小してもよいし、一部のみが縮小してもよいし、全部が縮小してもよいし、各構成毎に縮小率が異なるように縮小してもよい。
図242(e)に続く、図242(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図242(f)に続く、図242(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。 図242(g)に続く、図242(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f2は上方に移動する前に縮小表示されるように構成されているが、吹き出し表示f2は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示f2の縮小具合は吹き出し表示f1の縮小具合と同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、吹き出し表示f1、およびf2のうちのいずれか一方が他方よりも大きくまたは小さく縮小される場合があってもよいし、一方と他方で縮小する構成が異なっていてもよい。
図242(h)に続く、図242(i)は、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションを中断、または終了して停止表示をした状態を示している。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図243を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図243(a)〜(k)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図243(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図243(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図243(a)に続く、図243(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図243(b)に続く、図243(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図243(c)に続く、図243(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図243(d)に続く、図243(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図243(e)に続く、図243(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f1'は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f1'が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f1'の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図243(f)に続く、図243(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f1'のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f1'にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図243(g)に続く、図243(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1のみが上方に移動するアニメーションが表示され、吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される。また、吹き出し表示f1'が吹き出し表示f1aに変化するアニメーションが行われる。当該アニメーションでは、吹き出し表示f1'の吹き出し部が拡大して、吹き出し部の文字列が徐々に消えていくにつれて、代わりに吹き出し表示f1aの吹き出し部の文字列が浮かんでくるように構成されている。また、吹き出し表示f1aは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「SPリーチ確定」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1aの吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1の吹き出し部の高さの略2倍である。なお、本例では古い吹き出し表示f1は、新しい吹き出し表示f1'の変化に応じて、上に移動して消去されるように構成されているが、例えば、左右方向のいずれかに移動して消去されてもよいし、移動せずに変化した吹き出し表示f1aによってオーバーラップされてもよいし、その場でフェードアウトするように消去されてもよい。
図243(h)に続く、図243(i)は、吹き出し表示f1aが画面の枠内に収まるように停止表示されている。
図243(i)に続く、図243(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1aにオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図243(j)に続く、図243(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、「SPリーチ確定」の文字列を消去して「全回転リーチ確定」の文字列を表示している。「全回転リーチ確定」の文字列は、吹き出し表示f1aの吹き出し部からはみ出る様に表示される。「全回転リーチ確定」の文字列は、装飾図柄や殿のキャラクタ画像や保留アイコンや変動アイコンや特図1保留数aa1や特図1の第4図柄aa2や特図2保留数aa3や特図2の第4図柄aa4や普図保留数aa5や普図の第4図柄aa6等の表示やチュートリアル表示領域tu1の文字列の表示、またはこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。この後、吹き出し表示f1aを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図244を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図244(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図244(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図244(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図244(a)に続く、図244(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、画面の左端から姫のキャラクタ表示m3が登場するように表示されている。姫のキャラクタ表示m3は、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図244(b)に続く、図244(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図244(c)に続く、図244(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の略全体、および「殿」の文字画像の略全体にオーバーラップするように表示されている。なお、遊技者がチャンスボタン136を押下するまで、吹き出し表示f1が停止している場合は、姫のキャラクタm3も右方向の移動を停止するように構成されてもよい。
図244(d)に続く、図244(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の左部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の左部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図244(e)に続く、図244(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の中部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の中部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図244(f)に続く、図244(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の右部の文字部分と晴れマークの絵柄部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の文字部分と曇りマークの絵柄部分にオーバーラップするように表示されている。また、姫のキャラクタm3は、ボタン予告表示h110の一部および操作有効期限表示h112の一部にオーバーラップされるように表示されている。
図244(g)に続く、図244(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の曇りマークの絵柄部分と吹き出し表示f3の吹き出し部の右部の雨マークの絵柄部分、および爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図244(h)に続く、図244(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、画面右端から出ていくように消去される。姫のキャラクタm3の一部は、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図245を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図245(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図245(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図245(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図245(a)に続く、図245(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が移動してきた状態を示している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分が視認し難くなっている。
図245(b)に続く、図245(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図245(c)に続く、図245(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している
図245(d)に続く、図245(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図245(e)に続く、図245(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、および晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図245(f)に続く、図245(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図245(g)に続く、図245(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2の枠部分、文字列部分、曇りマークの絵柄の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部が視認し難くなっている。
図245(h)に続く、図245(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、構造体247が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置している間に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、構造体247が初期位置に位置している間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよいし、構造体247が装飾図柄表示装置208の画面にオーバーラップしている間に吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図246を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図246(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図246(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図246(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図246(a)に続く、図246(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルに笑顔のキャラクタの発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図246(b)に続く、図246(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図246(c)に続く、図246(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、晴れマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図246(d)に続く、図246(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図246(e)に続く、図246(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図246(f)に続く、図246(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図246(g)に続く、図246(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図246(h)に続く、図246(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、装飾図柄表示装置208の前方に位置する発光パネルによる発光表示がされている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、発光パネルによる発光表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図247を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図247(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図247(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図247(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図247(a)に続く、図247(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分にオーバーラップしている。
図247(b)に続く、図247(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図247(c)に続く、図247(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図247(d)に続く、図247(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の吹き出し部の略全部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の一部、吹き出し表示f2の枠部分の一部にオーバーラップしている。 図247(e)に続く、図247(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れのマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップしている。
図247(f)に続く、図247(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れマークの絵柄の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体の部分、爺のキャラクタの顔画像の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112の全部にオーバーラップしている。
図247(g)に続く、図247(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、「姫」の文字画像の一部にオーバーラップしている。
図247(h)に続く、図247(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の枠部分の一部、曇りマークの絵柄の一部、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、文字列全体、雨マークの絵柄の一部、姫のキャラクタの顔画像の一部「姫」の文字画像の全部にオーバーラップしている。
本例は、装飾図柄表示装置208に第一の表示が表示されている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、第一の表示を表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。また、第一の表示は、保留表示、保留アイコン、変動アイコン、予告アイコン、アイコン領域表示、装飾図柄、第四図柄、ミニ装飾図柄、予告表示、先読み予告表示、チュートリアル表示、疑似連表示、リーチ表示、右打ち表示、左打ち表示、キャラクタ表示、背景表示、大当り表示、ラウンド表示、ビッグボーナス表示、AR表示、RT表示、連荘回数表示、獲得球数表示、獲得枚数表示、音量調整表示、光量調整表示、ボタン押下表示、エラー表示、球抜き表示、扉開放表示、異常発生表示のうちの少なくともいずれかであってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図248を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図248(a)〜(h)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図248(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図248(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図248(a)に続く、図248(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1'とは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1'は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図248(b)に続く、図248(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abには、特図1保留アイコンa4が新たに表示されている。
図248(c)に続く、図248(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図248(d)に続く、図248(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2'が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1'が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f2'は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「保留変化じゃ」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図248(e)に続く、図248(f)は、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1'が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2'は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2'が停止表示する位置は、吹き出し表示f1'がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1'の移動の速度と吹き出し表示f2'の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図248(f)に続く、図248(g)は、吹き出し表示f2'に表示されている曇りマークの絵柄が特図1、2保留アイコン表示領域280abに向かって移動している状態を示している。
図248(g)に続く、図248(h)は、吹き出し表示f2'に表示されていた曇りマークの絵柄が、デフォルト態様の特図1保留アイコンa4に置き換わって特図1保留アイコンa4として表示されている。この後、吹き出し表示f1'、f2'を消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2'による連続した予告が行われる例である。吹き出し表示f1'は、当該変動の予告に用いられ、吹き出し表示f2'は、先読み予告に用いられる。また、本例では、吹き出し表示の吹き出し部の内側に表示されていた曇りマークの絵柄を移動させて保留アイコンとして表示させる例であるが、吹き出し部の外に表示している当該変動や先読みに用いられる予告アイコンを吹き出し部の内側に移動させて表示してもよく、また吹き出し部の内側に表示されていたアイコンを当該予告アイコンで上書きする表示を行ってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図249を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図249(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。また、図249〜図251においては、装飾図柄表示装置208の左側にサブ液晶a208、右側にサブ液晶b208が設けられている。
図249(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図249(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図249(a)に続く、図249(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1の一部が登場するように表示されるのと同時に、サブ液晶a208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f1の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f1の一部は、「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f1の他の一部は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図249(b)に続く、図249(c)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部と、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が、同時に上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、装飾図柄表示装置208やサブ液晶a208の画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図249(c)に続く、図249(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図249(d)に続く、図249(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2の一部が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208において、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f2の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f2の一部は、「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f2の他の一部は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図249(e)に続く、図249(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面下部で停止表示する。
図249(f)に続く、図249(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部とf2の一部にオーバーラップする位置にボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示されている。
図249(g)に続く、図249(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2の一部が上方に移動するアニメーションが表示されると共に、吹き出し表示f3の一部が画面下部から登場するように表示される。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1の他の一部が画面上端から出ていくように消去され、吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。また、サブ液晶c208において、吹き出し表示f2の他の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f3の一部は、「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f3の他の一部は、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図249(h)に続く、図249(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶a208において、吹き出し表示f3の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面略中央部で停止表示する。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図250を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図250(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図250(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図250(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。 図250(a)に続く、図250(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図250(b)に続く、図250(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図250(c)に続く、図250(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図250(d)に続く、図250(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。
図250(e)に続く、図250(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図250(f)に続く、装飾図柄表示装置208において、図250(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図250(g)に続く、図250(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208の上端から、既に消去した吹き出し表示f1がサブ液晶b208の大きさに合わせて縮小されて登場するように表示される。
図250(h)に続く、図250(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションが継続して行われ、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が下方に移動するアニメーションが行われ、サブ液晶b208の下部に吹き出し表示が貯まるように表示されている。このように、本例の演出は、装飾図柄表示装置208において消去した吹き出し表示をサブ液晶b208に貯める演出である。サブ液晶b208が吹き出し表示でいっぱいになると古い吹き出し表示から消去するようにしてもよいし、新しい吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、全ての吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、半分の吹き出し表示を消去するようにしてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例では、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1は、装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より小さくなるように構成されているが、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1が装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より大きくなるように構成されてもよいし、同じ大きさとなるように構成されてもよい。
次に、図251を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図251(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図251(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図251(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図251(a)に続く、図251(b)は、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さ)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図251(b)に続く、図251(c)は、サブ液晶b208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示された状態を示している。
図251(c)に続く、図251(d)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾3−装飾8−装飾4」の停止表示をした状態を示している。また、停止表示の表示中は、サブ液晶b208の吹き出し表示f1の移動も停止している。
図251(d)に続く、図251(e)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。また、サブ液晶b208では、吹き出し表示f1の移動アニメーションが開始されている。
図251(e)に続く、図251(f)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図251(f)に続く、図251(g)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図251(g)に続く、図251(h)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図251(h)に続く、図251(i)は、装飾図柄表示装置208で「装飾2−装飾8−装飾9」の停止表示をした状態を示している。図251(h)では、装飾図柄の停止表示中でも、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f3が登場するように表示されている。
図251(i)に続く、図251(j)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示され、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われている。
図251(j)に続く、図251(k)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f6が登場するように表示されている。吹き出し表示f6は、ちび姫のキャラクタの顔画像とちび姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「ちび姫」の文字画像と「夕方の天気は」、「リーチかな?」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例の吹き出し表示f6は、当該変動においてリーチが行われることの予告として用いられる表示である。
図251(k)に続く、図251(l)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3、およびf6のスクロール表示が継続して行われ、吹き出し表示f1が画面上端から消去され、画面下部から登場した吹き出し表示f6の全体が表示された段階で、吹き出し表示f2、f3、f6のスクロール表示を中断、または終了している。
図251(l)に続く、図251(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」のリーチ演出が行われている状態を示している。このように、本例は、複数の変動を跨いで、吹き出し表示が表示され続ける例である。また、装飾図柄の停止表示中であっても、サブ液晶によって吹き出し表示の演出を継続して行う場合がある。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図252は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図252は、図252(a)〜(h)の後に図252(i)〜(k)の演出を行うパターン1の例と図252(a)〜(h)の後に図252(i')〜(l')の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図252(a)〜(k)を用いて説明する。
図252(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図252(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図252(a)に続く、図252(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図252(b)に続く、図252(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図252(c)に続く、図252(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図252(d)に続く、図252(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、2つ目の吹き出し表示f1が画面下部から登場するように表示されると共に、2つの吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、3つ以上同じ吹き出し表示が連続する場合があってもよい。
図252(e)に続く、図252(f)は、両方の吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われる。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図252(f)に続く、図252(g)は、装飾図柄表示装置208において、両吹き出し表示f1のスクロール表示を一旦中断して、両吹き出し表示f1にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図252(g)に続く、図252(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、両吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示され、両吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される直前である。また、画面下部から吹き出し表示f1bが登場するように表示される。吹き出し表示f1bは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1bの吹き出し部は、装飾図柄表示装置208の一画面に収まらない大きさである。
図252(h)に続く、図252(i)は、吹き出し表示f1bの上端が画面上端に位置している状態を示している。
図252(i)に続く、図252(j)は、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われている状態を示す。
図252(j)に続く、図252(k)は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図252(i')〜(l')を用いて説明する。
図252(a)〜(h)に続く、図252(i')は、吹き出し部f1bのスクロール表示が一旦停止している状態を示している。なお、吹き出し部f1bのスクロール表示はが1回または複数回停止する場合があってもよい。
図252(i')に続く、図252(j')は、装飾図柄表示装置208に、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112が表示された状態を示している。
図252(j')に続く、図252(k')は、チャンスボタン136の操作有効期限内に遊技者がチャンスボタン136押下することで、停止していた吹き出し部f1bのスクロール表示が再開される。
図252(k')に続く、図252(l')は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。この後、吹き出し表示f1bを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1bのスクロール表示が停止するたびにボタン予告演出が行われる場合があってもよいし、ボタン予告演出が行われない場合があってもよい。吹き出し表示f1bのスクロール表示において、「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列の全てがスクロール表示される場合と全てがスクロール表示されない場合があってもよい。当該文字列が全てスクロール表示される場合は、当該文字列が全てスクロール表示されない場合と比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図253を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図253(a)〜(g)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図253(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図253(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図253(a)に続く、図253(b)は、画面の右上および右下から2つの吹き出し表示f1が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、同時に3つ以上の同じ吹き出し表示が登場してもよい。
図253(b)に続く、図253(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面右端から、吹き出し表示f2、f3が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。なお、同時に2つ以上の異なる吹き出し表示が登場する場合があってもよい。また、上と下の吹き出し表示f1は、同じ速度で左方に移動するアニメーションが開始されている。
図253(c)に続く、図253(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図253(d)に続く、図253(e)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図253(e)に続く、図253(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去される直前の状態である。また、本例では全ての吹き出し表示が同じ方向に同じ速度で移動するアニメーションが行われるが、吹き出し表示のそれぞれが異なる方向に異なる速度で移動するアニメーションが行われてもよい。また、当該変動の予告や先読み予告に用いられる吹き出し表示については、当該変動の予告や先読み予告に用いられない予告とは、異なる方向に移動させる場合があってもよいし、異なる速度で移動させる場合があってもよい。
図253(f)に続く、図253(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去された後の状態を示している。この後、SPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。なお、本例では、同時に表示開始した上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1が同時に表示終了しているが、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。また、同時に表示開始した吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に表示終了しているが、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図234乃至図254に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図254を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。
図254(a)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図254(a)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を移動させない例である。本例では、吹き出し表示f1は吹き出し表示f2にオーバーラップされているため、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認できない。
図254(b)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図254(b)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を上方へ移動させる例である。吹き出し表示f1を上方に移動させることで、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認することができる場合がある。
次に、以上説明した一実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について説明する。
(e1)第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図204参照)、第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図204参照)、第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図204参照)、第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図204参照)、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図204参照)、 前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図204参照)、前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図204参照)、第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図205(b)参照)、第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図205(d)参照)、前記第一の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様であり(例えば、図205(b)、(d)参照)、前記第二の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様である(例えば、図205(b)、(d)参照)、とを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(e2)e1に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図205(b)参照)、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図205(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e3)e1またはe2に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図211(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e4)e1乃至e3のいずれか一項に記載の遊技台であって、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図205(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e5)1乃至e4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図205(a)〜(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e6)e1乃至e5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図204参照)、前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図205(b)参照)、前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図205(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e7)e1乃至e6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図204参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図205(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e8)e7に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図205(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e9)e1乃至e8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり(例えば、図204(b)参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図205(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e10)e1乃至e9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図205(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e11)e1乃至e10のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図205(c)〜(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e12)e1乃至e11のいずれか一項に記載の遊技台であって、基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図204(b)参照)、前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図204(b)参照)、前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図204(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e13)e1乃至e12のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、 前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図211参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e14)e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(e15)e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
なお、・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(f1)第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図204参照)、第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図204参照)、第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図204参照)、第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図204参照)、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図204参照)、前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図204参照)、前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図204参照)、第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図205(b)参照)、第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図205(d)参照)、前記第一の発光手段は、第一のカバー(例えば、カバー部90a3)に覆われる手段であり(例えば、図204(b)参照)、前記第二の発光手段は、前記第一のカバーに覆われる手段である(例えば、図204(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(f2)f1に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図205(b)参照)、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図205(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f3)f1またはf2に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図211(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f4)f1乃至f3のいずれか一項に記載の遊技台であって、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図205(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f5)f1乃至f4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図205(a)〜(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f6)f1乃至f5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図204参照)、前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図205(b)参照)、前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図205(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f7)f1乃至f6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図204参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図205(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f8)f7に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図205(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f9)f1乃至f8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第二のカバー(例えば、カバー部90b3)を有する手段であり(例えば、図204(b)参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二のカバーと重なる手段である(例えば、図205(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f10)f1乃至f9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図205(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f11)f1乃至f10のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図205(c)〜(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f12)f1乃至f11のいずれか一項に記載の遊技台であって、基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図204(b)参照)、前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図204(b)参照)、前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図204(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f13)f1乃至f12のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図211参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f14)f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(f15)f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
なお、・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。
・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(g1)第一の可動手段(例えば、可動体1)と、第二の可動手段(例えば、可動体1)と、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、第一の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図201(c)参照)、前記第二の可動手段は、第二の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図202(c)参照)、前記第二の可動手段の初期位置は、前記第一の可動手段の初期位置の後方に位置し(例えば、図201(a)参照)、前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置は、前記第一の動作を実行した前記第一の可動手段の後方に位置する(例えば、図203(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を第一の可動手段との位置関係によって変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(g2)g1に記載の遊技台であって、前記第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、前記第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きと同じ向きである(例えば、図203(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の動作の実行中も第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g3)g1またはg2に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段の少なくとも一部と前記第二の可動手段の一部が前後方向に重なった状態において、該第二の可動手段の他の一部が前方から視認可能である、ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g4)g1乃至g3のいずれか一項に記載の遊技台であって、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記表示手段の位置は、前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置の後方に位置する(例えば、図203(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
表示手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g5)g4に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第一のエラー表示(例えば、「球を抜いて下さい」の文字列の表示)を表示可能な手段であり(例えば、図203(b)参照)、前記第一のエラー表示の少なくとも一部は、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段の少なくとも一方によってオーバーラップされる場合がある(例えば、図203(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一のエラー表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g6)g5に記載の遊技台であって、前記第一のエラー表示とは、球抜き表示のことである(例えば、図203(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
球抜き表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g7)g1乃至g6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(g8)g1乃至g5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
なお、・第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。・第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。
・第一の動作と第二の動作の両方が同時に実行されてもよく、一方が実行された後に他方が実行されてもよく、一方または他方のみ実行されてもよい。・第一の動作と第二の動作の両方が実行された後、第一の可動手段と第二の可動手段の両方が同時に初期位置に戻ってもよく、一方が戻った後に他方が戻ってもよい。・第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方が動作して初期位置に戻っている間に他方が動作してもよい。・第一の動作中に第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。・第二の動作中に第一の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第二の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。・第一の可動手段が第二の可動手段の前方に位置する場合でも第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
(h1)第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図204参照)、第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図204参照)、第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図204参照)、第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図204参照)、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図204参照)、前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図204参照)、前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図204参照)、第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図205(b)参照)、第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図205(d)参照)、初期状態において、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体(例えば、構造体30a)にオーバーラップされる(例えば、図211(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(h2)h1に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図205(b)参照)、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図205(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h3)h1またはh2に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図211(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h4)h1乃至h3のいずれか一項に記載の遊技台であって、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図205(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h5)h1乃至h4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図205(a)〜(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h6)h1乃至h5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図204参照)、前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図205(b)参照)、前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図205(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h7)h1乃至h6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図204参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図205(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h8)h7に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図205(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h9)h1乃至h8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり、初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図205(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h10)h1乃至h9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図205(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h11)h1乃至h10のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図205(c)〜(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h12)h1乃至h11のいずれか一項に記載の遊技台であって、基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図204(b)参照)、 前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図204(b)参照)、前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図204(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h13)h1乃至h12のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図211参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h14)h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(h15)h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
なお、・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(i1)表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、構造体(例えば、構造体247)と、を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の位置(例えば、表示領域の中央下部)に第一の表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SB)を表示可能な手段であり(例えば、図213(c)参照)、
前記構造体の少なくとも一部は、前記表示手段の一部にオーバーラップする位置に位置し(例えば、図213参照)、前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされる場合がある表示である(例えば、図213(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者に遊技台を観る方向を変えて遊技する楽しさを提供でき、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i2)i1に記載の遊技台であって、前記構造体は、移動可能な構造体であり(例えば、図222参照)、前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体の移動後に該構造体にオーバーラップされない表示である、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i3)i1またはi2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、移動可能な表示手段であり、
前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記表示手段の移動後に前記構造体にオーバーラップされない表示である、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i4)i1乃至i3のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の位置(例えば、表示領域の中央部)に前記第一の表示を表示可能な手段であり、前記第二の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされない表示である(例えば、図213(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i5)i4に記載の遊技台であって、前記第一の表示が前記第一の位置に表示された後に前記第二の位置に表示される場合がある(例えば、図213参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i6)i1乃至i5のいずれか一項に記載の遊技台であって、 前記第一の表示は、予告表示である(例えば、図213参照)、ことを特徴とする遊技台。
予告表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i7)i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(i8) i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
なお、・第一の表示は、先読み予告表示であってもよいし、文字を含む表示であってもよいし、アイコン表示であってもよいし、保留アイコン表示であってもよいし、変動アイコン表示であってもよいし、キャラクタ表示であってもよいし、エラー表示であってもよい。・第二の位置に表示された第一の表示が構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。・第二の位置に表示された第一の表示が表示手段の移動後に構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。・構造体は、表示手段を備えてもよく、LED基板を備えてもよく、移動可能であってもよい。・表示手段は、移動可能であってもよい。・構造体は、透過液晶装置であってもよく、透過液晶表示の表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。・構造体は、発光パネルであってもよく、発光パネルの発光表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。
(図面)・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動する例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に再び第一の位置に移動する例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に他の構造体にオーバーラップされる第三の位置に移動
・予告表示が構造体にオーバーラップされない第四の位置からオーバーラップされる第一の位置に移動後にオーバーラップされない第五の位置に移動する例・予告表示が常に一部見える例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示され、他の予告表示がオーバーラップされない第二の位置に移動する例・予告表示が第二の位置に表示され、他の予告表示が第一の位置に移動する例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動し、エフェクト表示が先に見える例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示される前に予告表示の予告を行う例、予告表示が拡大して見える例・予告表示を第二の位置に表示し、構造体の移動または表示手段の移動によって第二の位置の予告表示が隠れる例
(j1)装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数のアイコンを表示可能な手段であり、前記複数のアイコンのうちの一つは、保留アイコンであり、前記装飾図柄変動表示の表示中に、前記アイコンによるアニメーション(以下、「第一のアニメーション」(例えば、予告表示m1の移動アニメーション)という。)を表示する場合があり、前記第一のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において第一の演出表示(例えば、擬似連続変動の演出)が行われる場合がある(例えば、図224参照)、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができ、遊技者の興趣を向上できる場合がある。
(j2)j1に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記保留アイコンを変動アイコンとして表示可能な手段である、ことを特徴とする遊技台。
保留アイコンや変動アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j3)j1またはj2に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの変化表示を含むアニメーションのことである(例えば、図233(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j4)j1乃至j3のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの移動表示を含むアニメーションのことである(例えば、図224(f)〜(i)参照)、ことを特徴とする遊技台。アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j5)j1乃至j4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの減少表示を含むアニメーションのことである(例えば、図224(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j6)j1乃至j5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの増加表示を含むアニメーションのことである(例えば、図224(j)、(k)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j7)j6に記載の遊技台であって、1つの前記アイコンにおける増加表示が複数回表示される場合がある(例えば、図228参照)、ことを特徴とする遊技台。
1つのアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j8)j1乃至j7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における疑似連続変動表示のことである(例えば、図224(h)参照)、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j9)j1乃至j8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示におけるリーチ変動表示のことである(例えば、図230(j)参照)、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j10)j1乃至j9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における操作演出表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j11)j1乃至j10のいずれか一項に記載の遊技台であって、アイコン表示領域(例えば、特図1、2保留アイコン表示領域208ab)に前記アイコンが表示されている際に前記第一のアニメーションが表示され(例えば、図225(f)参照)、前記第一のアニメーションの表示期間の少なくとも一部の期間に、前記アイコン表示領域に他の表示(例えば、「準備中」の文字列が表示されたアイコン)が表示される場合がある(例えば、図225(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコン表示領域の表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j12)j1乃至j11のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記装飾図柄変動表示の表示中に、2以上の前記アイコンによるアニメーション(以下、「第二のアニメーション」という。)を表示する場合があり(例えば、図233(f)参照)、前記第二のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において前記第一の演出表示が行われる場合がある(例えば、図233(h)参照)、ことを特徴とする遊技台。
2以上のアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j13)j1乃至j12のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
なお、・アイコンが移動して元のアイコン表示領域には何も表示されなくてもよいし、仮のアイコン表示が代わりに表示されてもよいし、他のアイコンが移動されて(詰めて)表示されてもよい。・アイコンが移動した後に元のアイコン表示領域に再度表示(戻り表示)される場合、増加表示を行ってもよいし、他のアイコン表示に重なるように表示してもよいし、他のアイコン表示を退かすように表示してもよい。・第一のアニメーション後に装飾図柄が変化してもよいし、消去(破壊)されてもよいし、揺れ変動表示から変動表示に移行してもよいし、中図柄に特殊図柄を仮停止してもよい。・第一のアニメーションの後に第一の演出表示が行われなくてもよい。・1回の装飾図柄変動表示の間に複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。・複数回の装飾図柄変動表示の間に1つのアイコンで複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。・期待度の高いアイコンのほうが期待度の低いアイコンよりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし、逆でもよい。・保留満タンの場合のほうが保留非満タンの場合よりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし逆でもよい。・第一のアニメーションが行われることを示唆する予告表示を行ってもよい。・第一のアニメーションの開始時期を示唆するカウント予告表示(タイマ演出)を行ってもよい。・保留アイコンや変動アイコンとは異なるアイコン(ミニアイテム)を消化した場合に第一のアニメーションを行ってもよい。・ミニゲームの結果が第一の結果である場合に第一のアニメーションを行ってもよい。
(図面)
・図224乃至図233は、はずれ図柄の揺れ変動中に保留アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかって装飾図柄変動表示が再変動(疑似連)する例である。
・図225は、保留アイコンが移動中に仮のアイコンを保留の台座に表示する例である。・図226は、保留アイコンが移動中に後ろの保留アイコンが詰めて戻ってくるときに元の位置に戻る例である。
・図227は、保留アイコンがぶつかっても発展しないガセ演出の例である。
・図228は、1回の変動で同じ保留アイコンが複数回第一のアニメーションを行う例である。
・図229は、1回の変動で異なる保留アイコンが第一のアニメーションを行う例である。
・図230は、保留アイコンの第一のアニメーション後にリーチとなる例である。
・図231は、変動アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかる例である。
・図232は、同じ保留アイコンが複数変動に亘ってぶつかってリーチに発展する例である。
・図233は、複数の保留アイコンが装飾図柄に同時にぶつかってリーチとなる例である。
(k1)表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図235(f)参照)、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図235(f)参照)、第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図235(e)参照)、前記第一の表示領域の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図235(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者が視線を変化させずに第二の吹き出し表示を視認可能となるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(k2)k1に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図235(d)、(e)参照)、前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図235(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k3)k2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図235(f)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k4)k2またはk3に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の他の移動アニメーション(以下、「第三の移動アニメーション」(例えば、右方に移動する移動アニメーション)という。)の表示後に前記第一の表示領域に該第一の吹き出し表示が表示され(例えば、図235(b)、(c)参照)、前記第一の移動アニメーションと前記第三の移動アニメーションは前記第一の吹き出し表示の移動する向きが異なる場合がある(例えば、図235参照)、ことを特徴とする遊技台。
移動アニメーションによって移動する向きを異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k5)k1乃至k4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図235(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k6)k1乃至k5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図235(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k7)k1乃至k6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図252(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k8)k1乃至k7のいずれか一項に記載の遊技台であって、操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図235(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(k9)k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(k10)k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
なお、・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。
・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
(図面)
・図234は、会話予告の一例である。
・図235は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(新しい吹き出しのアニメと古い吹き出しのアニメが同時)である。・図236は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・古い吹き出しのアニメ後に新しい吹き出しのアニメ)の例である。
・図237は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・新しい吹き出しのアニメ後に古い吹き出しのアニメ)の例である。
・図238は、会話予告の例・登場アニメが縦移動の例・吹き出しの大きさが通常・半分・2倍と異なる例である。
・図239は、会話予告の例・消えたキャラが戻ってくる例・戻ったら内容が変化している例である。
・図240は、会話予告の例・特定の吹き出し(例えば、期待度の高い吹き出し)は消去されない例である。
・図241は、会話予告の例・吹き出しが重なる例である。
・図242は、会話予告の例・古い吹き出しが縮小される例である。
・図243は、会話予告の例・同じキャラの吹き出しが連続する例・吹き出しが拡大する例・吹き出しの内容が吹き出しからはみ出す例である。
・図244は、会話予告の例・予告キャラが移動中に吹き出しが移動する例である。
・図245は、会話予告の例・可動体が動作した状態で吹き出しが移動する例である。
・図246は、会話予告の例・表示装置の前の発光パネルが発光した状態で吹き出しが移動する例である。
・図247は、会話予告の例・第一の表示が表示された状態で吹き出しが移動する例である。
・図248は、会話予告の例・吹き出しが先読み予告(保留アイコンを先読みアイコンに変化する)例である。
・図249は、会話予告の例・キャラと吹き出しが別々の表示手段に表示される例である。
・図250は、会話予告の例・吹き出しが他の表示手段に移動する例である。
・図251は、会話予告の例・吹き出しが複数変動に亘って表示される例である。
(l1)表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図235(f)参照)、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図235(f)参照)、第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図235(e)参照)、前記第二の吹き出し表示を表示中に、前記第一の吹き出し表示が第二の表示領域に表示される場合がある(例えば、図235(e)、(f)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示を表示中も第一の吹き出し表示を別の表示領域に表示することで2つの吹き出し表示の関連性を遊技者が把握し易くなるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(l2)l1に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図235(d)、(e)参照)、前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図235(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l3)l1またはl2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図235(f)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l4)l1乃至l3のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図235(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l5)l1乃至l4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図235(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l6)l1乃至l5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図252(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l7)l1乃至l6のいずれか一項に記載の遊技台であって、 操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図235(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(l8)l1乃至l7のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f5)であり(例えば、図238(q)参照)、前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第三の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図238(n)参照)、前記第一の吹き出し表示の幅と前記第二の吹き出し表示の幅は同じであり、前記第一の吹き出し表示の幅と前記第三の吹き出し表示の幅は異なる(例えば、図238(q)参照)、ことを特徴とする遊技台。
吹き出し表示の幅を異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l9)l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(l10)l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
なお、・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。
・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
各事象(各演出)は、直列的に実行可能であってもよいし並列的に実行可能であってもよい。
なお、各事象(各演出)は、或る事象(或る演出)の一部または全部と、他の事象(他の演出)の一部または全部の組み合わせが可能である。
各事象(各演出)は、直列的に実行される場合もあれば並列的に実行される場合があってもよい。
各事象(各演出)は、直列的に実行される場合があるのみであってもよい。
各事象(各演出)は、並列的に実行される場合があるのみであってもよい。
ここで、直列的に実行とは、或る事象(或る演出)が終了してから他の事象(他の演出)が開始すること、また、並列的に実行とは、或る事象(或る演出)と他の事象(他の演出)が同時に行われている状態があればよく、或る事象(或る演出)の開始タイミングと終了タイミング、他の事象(他の演出)の開始タイミングと終了タイミングについての組み合わせは適宜可能である。
また、各事象(各演出)は、或る状態でのみ並列的および/または直列的に実行可能であるように構成してもよいし、状態で区別することなく実行可能に構成してもよい。
或る状態は、遊技者操作によって移行する状態であってもよいし、遊技者操作によらずに移行する状態であってもよい(例えば、遊技者操作の後に遊技者操作によらずに移行する場合には、最終的な契機のことでもよいし、最初の契機のことであってもよい。)。
ここで、「遊技者操作によらずに移行する」とは、抽選に基づいて移行するものであってもよいし、制御状態に対応して移行する状態であってもよいし、両方の組み合わせであってもよい。
ここで、「抽選」とは、遊技者に対する有利度に関連する抽選であってもよいし、遊技者に対する有利度に関連しない抽選であってもよい。
ここで、「制御状態」とは、遊技者に対する有利度に関連する状態であってもよいし、遊技者に対する有利度に関連しない状態であってもよい(例えば、制御状態1と制御状態2とで、遊技者に対する有利度が異なっていたり、異ならない状態であったりしてもよい。)。
遊技者に対する有利度が異なる状態について具体的に説明すると、制御状態1と制御状態2がある場合において、制御状態Nに滞在していること自体で有利度が異なる場合、滞在していること自体では有利度が異ならず、滞在後の状態に有利度の差異がある場合があり、そのいずれであってもよい。
各図(各事象(各演出))の説明の際に用いている画像は、説明のための画像であり、当然、他の画像であってもよい、例えば、殿様(男性キャラ)の画像を姫様(女性キャラ)の画像に置き換えることも可能である。
また、或る演出を説明する画像と、他の演出を説明する画像が同じ画像である場合であっても、他の演出を説明する画像を他の画像と置き換えたうえで、或る演出と他の演出を並列的および/または直列的に実行することも可能である。
また、或る演出を説明する画像と、他の演出を説明する画像が同じ画像である場合に、並列的および/または直列的に実行することを可能とせず、択一的に実行するものとしてもよい。
なお、画像が同一の場合の他、タイミングが同一(例えば、共にスーパーリーチ演出中)、場所が同一(例えば、共に保留表示領域)の場合などがあるが、この場合にも同様である。
具体的には、タイミングが同一の場合であっても、例えばスーパーリーチの前半と後半とで直列的に実行したりしてもよく、場所が同一の場合であっても、異なる場所で並列的に実行したり、同じ場所でスーパーリーチの前半後半とで直列的に実行してもよい。
各事象(各演出)は、或る手段(演出手段)によって実現されるものである。或る手段(演出手段)は、複数の装置(複数の演出装置)で構成されるものであってもよい。複数の装置(複数の演出装置)の夫々で行われる各事象(各演出)が一の装置(演出装置)で行われてもよい。一の装置(演出装置)で行われる各事象(各演出)が複数の装置(複数の演出装置)で行われてもよい。なお、装置(演出装置)としては、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等の表示装置、可動体700、702等の可動体が挙げられる。
また、各事象(各演出)について、一の装置(演出装置)を例に挙げて説明している場合があり、例えば、報知であれば、報知が可能な他の装置(演出装置)に適用が可能である。また、例えば報知であれば、複数の装置(複数の演出装置)で実現可能に構成してもよい。また、複数の装置(複数の演出装置)で実現可能に構成した場合において、或る報知の特性の一部または全部を複数の装置(複数の演出装置)の夫々に適用してもよい。各事象(各演出)における各構成は例示しているに過ぎない場合があり、各事象(各演出)のうちの一方のみしか或る構成が備えていない場合であっても、他方にその構成を補完したうえで組み合わせが可能であったり、一方にのみ備えられた或る構成を削除したうえで組み合わせが可能であったりしてもよい。また、構成の相違により、組み合わせを否定するものであってもよい。
図255〜図270は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした変化演出を段階的に示す図である。図255〜図270に示す演出例は、一台のパチンコ機100で実行される演出の例であり、図255〜図270に示す演出例を実行可能なパチンコ機100は、他の図面に示す各種の演出も実行可能である。さらに、図255〜図270では、装飾図柄表示装置208に代えて、3つの装飾図柄表示装置208L〜208Nのうちの第1装飾図柄表示装置208Lを用いてもよく、この場合には、第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nは図示省略されていることになる。また、図255〜図270では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図255〜図270に示す符号は、これまで用いた符号と同じ符号が使用されている場合には、共通の構成要素を表す。また、異なる符号が使用されている場合であっても、技術的思想としては共通する場合もある。すなわち、技術的思想としては、図14〜図158に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想を、図255〜図270に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図255〜図270に示す技術的思想を、図14〜図158に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
なお、図255〜図270における説明は、この明細書のいずれの演出例にも適用できるが、図14〜図158を用いて説明した演出例への適用が好ましい。
図255は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示されるいくつかの例を示す図である。
図255(A1)〜同図(A8)に示す例では、まず、図255(A1)において、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている。なお、図255(A1)に示す装飾図柄表示装置208の左上には、第1装飾図柄よりも小さいサイズの第2装飾図柄が停止表示されている。
また、図255(A1)に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。変動アイコンは、台座hs0に形成されるアイコン表示領域HN1に表示される。なお、この演出例では、アイコン表示領域HN1の位置を説明するために便宜上破線で囲んで示しているが、実際には視認不能とされている。また、アイコン表示領域HN1は、変動アイコンが待機アニメーションを実行可能な領域であり、図151〜図270におけるアイコン表示領域HN1についても同様である。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが表示される場合がある。演出アイコン表示領域DISでは、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われる場合もある。
また、図255(A1)では、特図1の保留数が4であり、特図1の第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。すなわち、いずれの保留アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図255(A1)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
さらに、図255(A1)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)で確定表示されている状態であり、変動アイコンは消去されている。
図255(A2)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISのアイコン表示領域HN1には、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが第1変動アイコンh01として表示されている。いずれの保留アイコンh11〜h13も、第1変動アイコンh01も、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図255(A2)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。 図255(A3)では、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上端から第1変動アイコンh01とは別の第2変動アイコンh02が出現し、鉛直方向に落下していく様子が示されている。この演出例における第2変動アイコンh02は、第1変動アイコンh01とサイズが同じであるが、色が異なっており、青色の表示態様とされている。続いて、図255(A4)〜同図(A6)に示すように、第2変動アイコンh02は継続して落下し、第1変動アイコンh01の一部にオーバーラップする様子が示されている。そして、図255(A6)に示すように、第2変動アイコンH02の全部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップすると、図255(A7)に示すように、第1変動アイコンh01が消去されて、アイコン表示領域HN1に第2変動アイコンh02が表示され、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図255(A3)から開始され、同図(A7)の直前で終了したとみてもよいし、第2変動アイコンh02が移動表示している間(同図(A3)〜同図(A6))のみ行われているアニメーションとみてもよい。なお、アイコン変化アニメーションの表示中において、第1装飾図柄が消去されて第2装飾図柄においてのみ変動表示が行われてもよいし、第2装飾図柄が消去されて第1装飾図柄においてのみ変動表示が行われてもよい。また、装飾図柄が消去される期間は、アイコン変化アニメーションの表示中の期間の全ての期間であってもよいし、一部の期間であってもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図255(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
以上説明した図255(A1)〜同図(A8)に示す例では、第1変動アイコンh01とは別に第2変動アイコンh02が登場し、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図255(B1)〜同図(B8)に示す例について、図255(A1)〜同図(A8)に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。なお、以降の説明においても、図255(A1)〜同図(A8)に示す例と重複する説明は省略する場合があるが、図255(A1)〜同図(A8)に示す例における説明が当てはまる。図255(B1)〜同図(B8)に示す例では、同図(B1)〜同図(B4)までは、先に説明した図255(A1)〜同図(A4)と同じであり、第2変動アイコンh02が落下する様子が示されている。続く、図255(B5)では、第2変動アイコンh02の全部が第1変動アイコン01の全部にオーバーラップした後、アイコン表示領域HN1にとどまらずに鉛直方向への落下がさらに行われ、表示画面の下端からフレームアウトを開始する様子が示されている。その後、図255(B6)〜同図(B7)では、第2変動アイコンh02が表示画面の下端から完全にフレームアウトし、変動アイコンの表示態様が変化しなかった様子が示されている。なお、変動アイコンの表示態様が第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化しない場合は、第2変動アイコンh02が第1変動アイコンh01の後方を通過するようにしてもよい。その後、図255(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第1変動アイコンh01が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。なお、この演出例では、保留変化演出に失敗してハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図255(C1)〜同図(C8)に示す例では、まず、図255(C1)において、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている。なお、図255(C1)に示す装飾図柄表示装置208の左上には、第1装飾図柄よりも小さいサイズの第2装飾図柄が停止表示されている。
また、図255(C1)に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。変動アイコンは、台座hs0に形成されるアイコン表示領域HN1に表示される。なお、この演出例では、アイコン表示領域HN1の位置を説明するために便宜上破線で囲んで示しているが、実際には視認不能とされている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが表示される場合がある。演出アイコン表示領域DISでは、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われる場合もある。
また、図255(C1)では、特図1の保留数が4であり、特図1の第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14が表示されている。この演出例では、4つの保留アイコンのうちの第2保留アイコンh12のみが青色で表示されており、先読み予告の表示態様とされているが、その他の保留アイコンはいずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図255(C1)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
さらに、図255(C1)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)で確定表示されている状態であり、変動アイコンは消去されている。
図255(C2)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISのアイコン表示領域HN1には、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが第1変動アイコンh01として表示されている。この演出例では、第1保留アイコンh11の表示態様が先読み予告の表示態様とされているが、他の保留アイコンh12,h13及び第1変動アイコンh01は、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図255(C2)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
図255(C3)では、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上端から第1変動アイコンh01とは別の第2変動アイコンh02が出現し、鉛直方向に落下していく様子が示されている。この演出例における第2変動アイコンh02は、第1変動アイコンh01よりも大きなサイズとされ、しかも色が異なっており、青色の表示態様とされている。続いて、図255(C4)〜同図(C6)に示すように、第2変動アイコンh02は継続して落下し、第1変動アイコンh01の一部にオーバーラップする様子が示されている。そして、図255(C6)に示すように、第2変動アイコンH02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップすると、図255(C7)に示すように、第2変動アイコンh02が縮小表示されて第1変動アイコンh01と同じサイズになるとともに、第1変動アイコンh01が消去されて、アイコン表示領域HN1に第2変動アイコンh02が表示され、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。なお、この演出例では、図255(C6)に示すように、第2変動アイコンh02が大きいサイズで表示されており、保留アイコン表示領域HISに表示されている保留アイコンにオーバーラップしている。また、この演出例では、予告の表示態様である第1保留アイコンh11に第2変動アイコンh02がオーバーラップしており、第2変動アイコンh02が予告表示にオーバーラップしているということもできる。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図255(C3)から開始され、同図(C7)の直前で終了したとみてもよいし、第2変動アイコンh02が移動表示している間(同図(C3)〜同図(C6))のみ行われているアニメーションとみてもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図255(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、変動アイコンの表示態様が変化する保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
以上説明した図255(C1)〜同図(C8)に示す例では、第1変動アイコンh01とは別に第2変動アイコンh02が登場し、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図255(D1)〜同図(D8)に示す例について、図255(C1)〜同図(C8)に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図255(C1)〜同図(C8)に示す演出例では、保留アイコンのうちの一部が予告表示態様とされていたが、図255(D1)〜同図(D8)に示す演出例では、全ての保留アイコンがデフォルトの表示態様とされている。図255(D1)〜同図(D8)に示す例では、同図(D1)〜同図(D4)までは、先に説明した図255(C1)〜同図(C4)と同じであり、第1変動アイコンh01よりもサイズが大きい第2変動アイコンh02が落下する様子が示されている。続く、図255(D5)では、第2変動アイコンh02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップした後、第2変動アイコンh02が縮小表示するアニメーションが行われることなく鉛直方向への落下がさらに行われ、表示画面の下端からフレームアウトを開始する様子が示されている。その後、図255(D6)〜同図(D7)に示すように、第2変動アイコンh02が表示画面の下端から完全にフレームアウトし、変動アイコンの表示態様が変化しなかった様子が示されている。なお、変動アイコンの表示態様が第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化しない場合は、第2変動アイコンh02が第1変動アイコンh01の後方を通過するようにしてもよい。また、第2変動アイコンh02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップした後、第2変動アイコンh02が縮小表示するアニメーションが行われ、その後、第2変動アイコンh02が表示画面の下端からフレームアウトしてもよい。その後、図255(D8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第1変動アイコンh01が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。
以上、図255を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンを対象にした例であったが、保留アイコンを対象にして行われる場合があってもよい。
また、第2変動アイコンh02の態様としては、青色を例にあげて説明したが、緑色や赤色等その他の色であってもよいし他の模様であってもよい。すなわち、遊技者の有利度や大当りの期待度を表す態様として、複数種類の態様が用意されている。例えば、最も低い態様が、白色や無模様の態様(第Aの態様)であり、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)の順に高くなっていき、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が最も高い態様になる。変動アイコン、保留アイコンのそれぞれに、複数種類の態様が用意されているが、それぞれの態様は、図255を用いて説明した態様に限定されることはない。すなわち、図255を用いて説明した例における白色は、青色に置き換えてもよい。例えば、白色の表示態様であった第1変動アイコンh01は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよい。さらには、白色の表示態様であった第1変動アイコンh01は、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、図255を用いて説明した例における青色は、白色や緑色に置き換えてもよい。なお、態様を大きく分けると、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)以下の態様(第Aの態様,第Bの態様,第Cの態様のグループである第1グループ)と、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)以上の態様(第Dの態様,第Eの態様,第Fの態様のグループである第2グループ)とに分けることができる。ここで、第1グループ内に属する態様を、第2グループに属する態様に変更することはできないようにするとともに、第2グループ内に属する態様を、第1グループに属する態様に変更することもできないようにする一方で、第1グループ内での態様の入れ替えは可能にするとともに、第2グループ内での態様の入れ替えも可能にしてもよい。さらに、色や模様の他、遊技者の有利度や大当りの期待度は、大きさや数の違い等によって表されてもよい。また、遊技者の有利度とは、有利な制御状態(例えば、確変状態または/および時短状態)になりやすいことであったり、プレミア演出が開始されやすいことであったり、大当り確定演出が開始されやすいことであってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されやすいことも含まれる。例えば、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出が開始されたり、大当りの信頼度の高い別の予告が出現しやすくてもよい。この段落で説明した態様に関する事項は、これ以前の例においても、これ以降の例においても同様である。
さらに、それぞれのアイコンにおける態様は、そのアイコン全体(全領域)の態様であってもよいし、そのアイコンの一部(部分領域)のみの態様であってもよい。
また、図255を用いて説明した例ではいずれも、表示態様が変化した変動アイコンによる通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。また、変動アイコンの表示態様が変化する保留変化演出に失敗した場合でも大当りとなる場合があってもよいし、必ずはずれとなるようにしてもよい。
図256は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示されるいくつかの別の例を示す図である。なお、図256(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図256(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図256(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図256(D1)〜同図(D8)に示す演出例は、変動アイコンが表示されるアイコン表示領域の態様が方形状の枠内に形成された態様とされており、遊技者にアイコン表示領域HN2が視認可能とされている。図256(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図256(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図256(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図256(D1)〜同図(D8)に示す演出例は、アイコン表示領域の態様が異なる点を除き、図255(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図255(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図255(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図255(D1)〜同図(D8)に示す演出例とそれぞれ同じである。ここで、図256(D5)に示す演出において、保留変化演出に失敗する場合には、第2変動アイコンh02がアイコン表示領域HN2の後方に表示されるようにしてもよい。
図257は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の例を示す図である。
まず、図257(A1)〜同図(A8)に示す演出例について説明する。なお、図257(A1)〜同図(A2)に示す演出例は、演出アイコン表示領域DISに青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが表示されている点を除いて図255(A1)に示す演出と同じである。ここで、図257(A1)〜同図(A2)に示すナビキャラクタYMは、青色の着物を着た表示態様で表示されている。すなわち、少なくとも一部が青色で表示されている。言い換えれば、全部が青色で表示されていてもよいし、一部(例えば、着物の部分)のみが青色で表示されていてもよい。このナビキャラクタYMは、連続する複数の図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示である。さらに、ナビキャラクタYMは、表示が続く中で、表示態様が変化する場合がある。この点については、詳細は後述する。ナビキャラクタYMは、正面を向いた初期姿勢で表示されている。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図257(A3)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、アイコン表示領域HN1に表示されている第1変動アイコンh01の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。すると、ナビキャラクタYMの頭上に第1変動アイコンh01とは別の第2変動アイコンh02が出現し、アイコン表示領域HN1に向かっていく様子を示すアニメーションが開始される。この演出例における第2変動アイコンh02は、第1変動アイコンh01とサイズが同じであるが、色が異なっており、青色の表示態様とされている。続いて、図257(A4)〜同図(A6)に示すように、第2変動アイコンh02はアイコン表示領域HN1への移動を継続し、第1変動アイコンh01の一部にオーバーラップする様子が示されている。そして、図257(A6)に示すように、第2変動アイコンH02の全部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップすると、図257(A7)に示すように、第1変動アイコンh01が消去されて、アイコン表示領域HN1に第2変動アイコンh02が表示され、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。すなわち、デフォルトの表示態様の第1変動アイコンh01が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様(青色の表示態様)である第2変動アイコンh02に入れ替わる様子が示されている。換言すれば、ナビキャラクタYMの表示態様が、変化後の変動アイコンの表示態様を示唆(予告)しているということができる場合がある。なお、このとき、ナビキャラクタYMは、アイコン変化アニメーションを終了し、初期姿勢に戻る。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図257(A3)から開始され、同図(A7)の直前で終了したとみてもよいし、第2変動アイコンh02が移動表示している間(同図(A3)〜同図(A6))のみ行われているアニメーションとみてもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図257(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
以上説明した図257(A1)〜同図(A8)に示す例では、第1変動アイコンh01とは別に第2変動アイコンh02が登場し、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図257(B1)〜同図(B8)に示す例について、図257(A1)〜同図(A8)に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。なお、以降の説明においても、図257(A1)〜同図(A8)に示す例と重複する説明は省略する場合があるが、図257(A1)〜同図(A8)に示す例における説明が当てはまる。図257(B1)〜同図(B8)に示す例では、同図(B1)〜同図(B4)までは、先に説明した図257(A1)〜同図(A4)と同じであり、第2変動アイコンh02がアイコン表示領域HN1に移動する様子が示されている。続く、図257(B5)では、第2変動アイコンh02の全部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップした後、アイコン表示領域HN1にとどまらずに下方に落下し、表示画面の下端からフレームアウトを開始する様子が示されている。その後、図257(B6)〜同図(B7)では、第2変動アイコンh02が表示画面の下端から完全にフレームアウトし、変動アイコンの表示態様が変化しなかった様子が示されている。なお、変動アイコンの表示態様が第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化しない場合は、第2変動アイコンh02が第1変動アイコンh01の後方を通過するようにしてもよい。その後、図257(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第1変動アイコンh01が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。なお、この演出例では、保留変化演出に失敗してハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。 次に、図257(C1)〜同図(C8)に示す演出例について説明する。ここで、図257(C1)〜同図(C2)に示す演出は、図257(A1)〜同図(A2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図257(C3)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、アイコン表示領域HN1に表示されている第1変動アイコンh01の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。すると、ナビキャラクタYMの頭上に第1変動アイコンh01とは別の第2変動アイコンh02が出現し、アイコン表示領域HN1に向かっていく様子を示すアニメーションが開始される。この演出例における第2変動アイコンh02は、第1変動アイコンh01よりも大きいサイズであって、色も異なっており、青色の表示態様とされている。続いて、図257(C4)〜同図(C6)に示すように、第2変動アイコンh02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップすると、図257(C7)に示すように、第2変動アイコンh02が縮小表示されて第1変動アイコンh01と同じサイズになるとともに、第1変動アイコンh01が消去されて、アイコン表示領域HN1に第2変動アイコンh02が表示され、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。すなわち、デフォルトの表示態様の第1変動アイコンh01が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様(青色の表示態様)である第2変動アイコンh02に入れ替わる様子が示されている。換言すれば、ナビキャラクタYMの表示態様が、変化後の変動アイコンの表示態様を示唆(予告)しているということができる場合がある。なお、このとき、ナビキャラクタYMは、アイコン変化アニメーションを終了し、初期姿勢に戻る。また、この演出例では、図257(C6)に示すように、第2変動アイコンh02が大きいサイズで表示されており、保留アイコン表示領域HISに表示されている保留アイコンにオーバーラップしている。また、保留アイコンが予告の表示態様で表示されている場合には、この予告の表示態様の保留アイコンが第2変動アイコンh02にオーバーラップされる場合もある。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図257(C3)から開始され、同図(C7)の直前で終了したとみてもよいし、第2変動アイコンh02が移動表示している間(同図(C3)〜同図(C6))のみ行われているアニメーションとみてもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図257(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、変動アイコンの表示態様が変化する保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
以上説明した図257(C1)〜同図(C8)に示す例では、第1変動アイコンh01とは別に第2変動アイコンh02が登場し、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図257(D1)〜同図(D8)に示す例について、図257(C1)〜同図(C8)に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図257(D1)〜同図(D8)に示す例では、同図(D1)〜同図(D4)までは、先に説明した図257(C1)〜同図(C4)と同じであり、第1変動アイコンh01よりもサイズが大きい第2変動アイコンh02がアイコン表示領域HN1に向かって移動する様子が示されている。続く、図257(D5)では、第2変動アイコンh02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップした後、第2変動アイコンh02が縮小表示するアニメーションが行われることなく下方へ落下し、表示画面の下端からフレームアウトを開始する様子が示されている。その後、図257(D6)〜同図(D7)に示すように、第2変動アイコンh02が表示画面の下端から完全にフレームアウトし、変動アイコンの表示態様が変化しなかった様子が示されている。なお、変動アイコンの表示態様が第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化しない場合は、第2変動アイコンh02が第1変動アイコンh01の後方を通過するようにしてもよい。また、第2変動アイコンh02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップした後、第2変動アイコンh02が縮小表示するアニメーションが行われ、その後、第2変動アイコンh02が表示画面の下端からフレームアウトしてもよい。また、この演出例では、第2変動アイコンh02がフレームアウトした後にナビキャラクタYMが初期姿勢に戻っている。その後、図257(D8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第1変動アイコンh01が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。
以上、図257を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンを対象にした例であったが、保留アイコンを対象にして行われる場合があってもよい。
図257を用いて説明した例ではいずれも、表示態様が変化した変動アイコンによる通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。また、変動アイコンの表示態様が変化する保留変化演出に失敗した場合でも大当りとなる場合があってもよいし、必ずはずれとなるようにしてもよい。
図258は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示されるいくつかの別の例を示す図である。なお、図258(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図258(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図258(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図258(D1)〜同図(D8)に示す演出例は、変動アイコンが表示されるアイコン表示領域の態様が方形状の枠内に形成された態様とされており、遊技者にアイコン表示領域HN2が視認可能とされている。図258(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図258(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図258(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図258(D1)〜同図(D8)に示す演出例は、アイコン表示領域の態様が異なる点を除き、図257(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図257(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図257(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図257(D1)〜同図(D8)に示す演出例とそれぞれ同じであるので、説明を省略する。ここで、図258(D5)に示す演出において、保留変化演出に失敗する場合には、第2変動アイコンh02がアイコン表示領域HN2の後方に表示されるようにしてもよい。
図259(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図259(A1)〜同図(A2)に示す演出は、図255(A1)〜同図(A2)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。 図259(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、フレーム変更アニメーションが開始され、表示画面全体と同じ表示態様の第1フレーム画像FL1が出現し、漸次縮小して表示されていく様子が示されている。この第1フレーム画像FL1は、図259(A3)〜同図(A5)に示すように、漸次縮小表示しながら表示画面の中央まで移動する。なお、この演出例では、フレーム変更アニメーションが表示されている期間では、第1装飾図柄が消去され、第2装飾図柄においてのみ変動表示が行われるが、第2装飾図柄が消去されて第1装飾図柄においてのみ変動表示が行われてもよい。また、装飾図柄が消去される期間は、フレーム変更アニメーションが表示されている期間の全ての期間であってもよいし、一部の期間であってもよい。第1フレーム画像FL1には、第1変動アイコンh01の他、保留アイコン表示領域HISに表示されていた保留アイコンh11,h12,h13も第1フレーム画像FL1の縮小表示に合わせて縮小される。また、このとき、第1フレーム画像FL1の背面側では、保留枠UIのコピーが表示されており、保留枠UIのコピーには、第1変動アイコンh01のコピーとしてのコピー変動アイコンh01'が表示されるとともに、保留アイコンh11,h12,h13のコピーとしてのコピー保留アイコンh11',h12',h13'が表示されている。コピー変動アイコンh01'は、変動アイコン表示領域HN1で待機アニメーションを実行してもよいし、しなくてもよい。また、第1変動アイコンh01は、フレーム変更アニメーションが表示されている期間の少なくとも一部の期間において待機アニメーションを実行してもよいし、しなくてもよい。また、第1変動アイコンh01は、フレーム変更アニメーションが実行された後の縮小表示が表示されている期間の少なくとも一部の期間において待機アニメーションを実行してもよいし、しなくてもよい。図255〜図270におけるフレーム変更アニメーションの実行中と実行後についても同様である。
第1フレーム画像FL1の縮小表示が完了すると、図259(A6)に示すように、第1フレーム画像FL1が左方向への移動を開始する。すると、図259(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側から第1フレーム画像FL1とは別の第2フレーム画像FL2がフレームインする様子が示されている。第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1と同様に、変動アイコン(第2変動アイコンh02)と3つの保留アイコン(保留アイコンh21,h22,h23)が含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第2フレーム画像FL2では、第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01とは別の第2変動アイコンh02が含まれており、表示態様も青色の表示態様とされている。一方、第2フレーム画像FL2に含まれる保留アイコンh21,h22,h23の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様であり、第1フレーム画像FL1に含まれる保留アイコンh11,h12,h13と同じ表示態様となっている。その後、図259(A7)〜同図(A12)に示すように、第1フレーム画像FL1は、表示画面の左側からフレームアウトする一方、第2フレーム画像FL2は、表示画面の中央に向かって移動する。このとき、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02の両方が表示されている期間が生じる。なお、第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となるまでは、第1フレーム画像FL1の移動速度よりも速い移動速度で移動し、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となってからは、第1フレーム画像FL1の移動速度と同じ移動速度で移動している。また、第2変動アイコンh02は、縮小表示の表示されている期間の少なくとも一部の期間において待機アニメーションを実行してもよいし、しなくてもよい。また、第1フレーム画像FL1と第2フレーム画像FL2の両方又は一方の変動アイコンが待機アニメーションをしてもよいし、しなくてもよい。図255〜図270における縮小表示の表示中についても同様である。
その後、図259(A11)〜同図(A12)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の中央まで移動が完了する一方、第1フレーム画像FL1は、引き続き左方向へ移動し、表示画面からフレームアウトする。 その後、図259(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2変動アイコンh02を含む第2フレーム画像FL2の拡大表示を開始し、その後は、図259(A13)〜同図(A15)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の全体に表示されるまで、第2フレーム画像FL2の拡大表示が行われる。ここで、コピー変動アイコンh01'やコピー保留アイコンh11',h12',h13'は、第2フレーム画像FL2にオーバーラップされ、視認困難となる様子が示されている。
その後、図259(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2フレーム画像FL2の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化して、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。すなわち、この演出例では、フレーム画像が切り替わることにより、保留変化予告に成功した様子が示されている。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図259(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。また、この演出例では、第1フレーム画像FL1が平行移動してフレームアウトし、第2フレーム画像FL2が平行移動してフレームインする態様で表示されたが、例えば、表示画面を回転中心として左方向(右方向であってもよい)に回転し、第1フレーム画像FL1が左方向に回転して左側奥行き方向に消えていくとともに、第2フレーム画像FL2が右側奥行き方向から出現して左方向に回転する態様の表示であってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図259(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図259(B1)〜同図(B9)に示す演出は、図259(A1)〜同図(A9)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、図259(B9)において第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が並んで表示された後、それぞれ表示画面の左方向に移動するが、図259(B9)〜同図(B10)に示すように、第2フレーム画像FL2の右側に隣接するように第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2とは別の第3フレーム画像FL3が表示画面の右側からフレームインする。第3フレーム画像FL3は、第1フレーム画像FL1と同様に、変動アイコン(第3変動アイコンh03)と3つの保留アイコン(保留アイコンh31,h32,h33)が含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第3フレーム画像FL3では、第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01や第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02とは別の第3変動アイコンh03が含まれており、表示態様は、第1変動アイコンh01と同じデフォルトの表示態様とされている。また、第3フレーム画像FL3に含まれる保留アイコンh31,h32,h33の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。その後、図259(B10)〜同図(B12)に示すように、第1フレーム画像FL1と第2フレーム画像FL2は、表示画面の左側からフレームアウトする一方、第3フレーム画像FL3は、表示画面の中央に向かって移動する。このとき、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02の両方が表示されている期間が生じ、第2変動アイコンh02と第3変動アイコンh03の両方が表示されている期間が生じる。また、第3変動アイコンh03は、縮小表示の表示されている期間の少なくとも一部の期間において待機アニメーションを実行してもよいし、しなくてもよい。また、第2フレーム画像FL2と第3フレーム画像FL3の両方又は一方の変動アイコンが待機アニメーションをしてもよいし、しなくてもよい。図255〜図270における縮小表示の表示中についても同様である。
その後、図259(B11)〜同図(B12)に示すように、第3フレーム画像FL3が表示画面の中央まで移動が完了する一方、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2は、引き続き左方向へ移動し、表示画面からフレームアウトする。
その後、図259(B13)に示す装飾図柄表示装置208では、第3変動アイコンh03を含む第3フレーム画像FL3の拡大表示を開始し、その後は、図259(B13)〜同図(B15)に示すように、第3フレーム画像FL3が表示画面の全体に表示されるまで、第3フレーム画像FL3の拡大表示が行われる。ここで、コピー変動アイコンh01'やコピー保留アイコンh11',h12',h13'は、第3フレーム画像FL3にオーバーラップされ、視認困難となる様子が示されている。
その後、図259(B15)に示す装飾図柄表示装置208では、第3フレーム画像FL3の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第3変動アイコンh03に変化して、変動アイコンがデフォルトの表示態様からデフォルトの表示態様となる様子が示されている。
その後、図259(B16)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第3変動アイコンh03が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。なお、この演出例では、保留変化演出に失敗してハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図260(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図260(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、図259(A1)〜同図(A16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図259(A1)〜同図(A16)に示す演出例と同じである。
図260(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図260(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、図259(B1)〜同図(B16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図259(B1)〜同図(B16)に示す演出例と同じである。
図261(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN2に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図261(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、変動アイコンが表示されるアイコン表示領域の態様が方形状の枠内に形成された態様とされており、遊技者にアイコン表示領域HN2が視認可能とされている。図261(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、アイコン表示領域の態様が異なる点を除き、図259(A1)〜同図(A16)に示す演出例と同じである。
図261(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN2に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図261(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、変動アイコンが表示されるアイコン表示領域の態様が方形状の枠内に形成された態様とされており、遊技者にアイコン表示領域HN2が視認可能とされている。図261(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、アイコン表示領域の態様が異なる点を除き、図259(B1)〜同図(B16)に示す演出例と同じである。
図262(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN2に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図262(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、図261(A1)〜同図(A16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図261(A1)〜同図(A16)に示す演出例と同じである。
図262(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN2に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図262(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、図261(B1)〜同図(B16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図261(B1)〜同図(B16)に示す演出例と同じである。
図263(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図263(A1)〜同図(A2)に示す演出は、演出アイコン表示領域DISに表示されているナビキャラクタYMの表示態様が白色の着物を着た表示態様となっている点を除いて図257(A1)〜同図(A2)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。なお、白色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様である。
図263(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体と同じ表示態様の第1フレーム画像FL1が出現し、漸次縮小して表示されていく様子が示されている。この第1フレーム画像FL1は、図263(A3)〜同図(A5)に示すように、漸次縮小表示しながら表示画面の中央まで移動する。第1フレーム画像FL1には、第1変動アイコンh01の他、ナビキャラクタYMや保留アイコン表示領域HISに表示されていた保留アイコンh11,h12,h13も第1フレーム画像FL1の縮小表示に合わせて縮小される。また、このとき、第1フレーム画像FL1の背面側では、保留枠UIのコピーが表示されており、保留枠UIのコピーには、第1変動アイコンh01のコピーとしてのコピー変動アイコンh01'が表示されるとともに、保留アイコンh11,h12,h13のコピーとしてのコピー保留アイコンh11',h12',h13'が表示されている。また、ナビキャラクタYMのコピーも表示されている。
第1フレーム画像FL1の縮小表示が完了すると、図263(A6)に示すように、第1フレーム画像FL1が左方向への移動を開始する。すると、図263(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側から第1フレーム画像FL1とは別の第2フレーム画像FL2がフレームインする様子が示されている。第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1と同様に、変動アイコン(第2変動アイコンh02)と3つの保留アイコン(保留アイコンh21,h22,h23)とナビキャラクタYMが含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の表示態様も第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01と同様にデフォルトの表示態様となっている。また、第2フレーム画像FL2に含まれる保留アイコンh21,h22,h23の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様であり、第1フレーム画像FL1に含まれる保留アイコンh11,h12,h13と同じ表示態様となっている。なお、この演出例では、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMの表示態様がデフォルトの(白色の着物を着た)表示態様とされているが、青色の着物を着た表示態様であってもよい。その後、図263(A7)〜同図(A9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2はいずれも左方向に移動する。このとき、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02の両方が表示されている期間が生じる。なお、第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となるまでは、第1フレーム画像FL1の移動速度よりも速い移動速度で移動し、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となってからは、第1フレーム画像FL1の移動速度と同じ移動速度で移動している。
その後、図263(A9)に示すように、第1フレーム画像FL1の全部と第2フレーム画像FL2の全部が表示されている状態になると、初期姿勢であった第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYM及び第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMが、それぞれアイコン変化アニメーションを開始し、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。すると、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01の少なくとも一部と、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の少なくとも一部が、それぞれ煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02は、エフェクト画像Eh0に覆われる前より視認困難になっている。なお、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。その後、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02が、それぞれナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。なお、エフェクト画像Eh0の態様が、アイコン変化後の態様と同じ態様であってもよく、この場合、エフェクト画像Eh0の態様が、変化後の第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02の表示態様を示唆(予告)するものとなる。
エフェクト画像Eh0が消去されて第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02が表示されると、図263(A9)〜同図(A10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、ナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図263(A10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。
その後、図263(A11)〜同図(A12)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の中央まで移動が完了する一方、第1フレーム画像FL1は、引き続き左方向へ移動し、表示画面からフレームアウトする。
その後、図263(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2変動アイコンh02を含む第2フレーム画像FL2の拡大表示を開始し、その後は、図263(A13)〜同図(A15)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の全体に表示されるまで、第2フレーム画像FL2の拡大表示が行われる。ここで、コピー変動アイコンh01'やコピー保留アイコンh11',h12',h13'は、第2フレーム画像FL2にオーバーラップされ、視認困難となる様子が示されている。
その後、図263(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2フレーム画像FL2の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化して、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。すなわち、この演出例では、フレーム画像が切り替わることにより、保留変化予告に成功した様子が示されている。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図263(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図263(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図263(B1)〜同図(B9)に示す演出は、図263(A1)〜同図(A9)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、図263(B9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2においてナビキャラクタYMによるアイコン変化アニメーションが行われるが、エフェクト画像Eh0が消え、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02が現れるものの、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02のいずれもデフォルト(白色)の表示態様から変化していない。すなわち、アイコン変化アニメーションによる予告演出に失敗した様子が示されている。その後、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02が表示されると、図263(B9)〜同図(B10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、ナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図263(B10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。
その後、図263(B11)〜同図(B12)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の中央まで移動が完了する一方、第1フレーム画像FL1は、引き続き左方向へ移動し、表示画面からフレームアウトする。
その後、図263(B13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2変動アイコンh02を含む第2フレーム画像FL2の拡大表示を開始し、その後は、図263(B13)〜同図(B15)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の全体に表示されるまで、第2フレーム画像FL2の拡大表示が行われる。ここで、コピー変動アイコンh01'やコピー保留アイコンh11',h12',h13'は、第2フレーム画像FL2にオーバーラップされ、視認困難となる様子が示されている。
その後、図263(B15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2フレーム画像FL2の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化して、変動アイコンがデフォルトの表示態様からデフォルトの表示態様となる様子が示されている。
その後、図263(B16)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第2変動アイコンh02が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。なお、この演出例では、保留変化演出に失敗してハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図264(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図264(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、図263(A1)〜同図(A16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図263(A1)〜同図(A16)に示す演出例と同じである。
図264(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図264(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、図263(B1)〜同図(B16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図263(B1)〜同図(B16)に示す演出例と同じである。
図265(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図265(A1)〜同図(A8)に示す演出は、図263(A1)〜同図(A8)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図265(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1フレーム画像FL1の全部と第2フレーム画像FL2の全部が表示されている状態になると、初期姿勢であった第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMと第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMのうち、第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、第2変動アイコンh02の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。一方、第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMは、初期姿勢のままアイコン変化アニメーションを開始しない。すると、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の少なくとも一部が、煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、第2変動アイコンh02は、エフェクト画像Eh0に覆われる前より視認困難になっている。なお、第2変動アイコンh02は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。その後、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2変動アイコンh02が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。なお、エフェクト画像Eh0の態様が、アイコン変化後の態様と同じ態様であってもよく、この場合、エフェクト画像Eh0の態様が、変化後の第2変動アイコンh02の表示態様を示唆(予告)するものとなる。
エフェクト画像Eh0が消去されて第2変動アイコンh02が表示されると、図265(A9)〜同図(A10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図265(A10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。その後、図265(A11)〜同図(A16)に示す演出が行われる。なお、図265(A11)〜同図(A16)に示す演出は、図263(A11)〜同図(A16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図265(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図265(B1)〜同図(B8)に示す演出は、図263(B1)〜同図(B8)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、図265(B9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2のうちの第2フレーム画像FL2においてナビキャラクタYMによるアイコン変化アニメーションが行われるが、エフェクト画像Eh0が消え、第2変動アイコンh02が現れるものの、第2変動アイコンh02はデフォルト(白色)の表示態様から変化していない。すなわち、アイコン変化アニメーションによる予告演出に失敗した様子が示されている。その後、第2変動アイコンh02が表示されると、図265(B9)〜同図(B10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図265(B10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。その後、図265(B11)〜同図(B16)に示す演出が行われる。なお、図265(B11)〜同図(B16)に示す演出は、図263(B11)〜同図(B16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図266(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図266(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、図265(A1)〜同図(A16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図265(A1)〜同図(A16)に示す演出例と同じである。
図266(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図266(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、図265(B1)〜同図(B16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図265(B1)〜同図(B16)に示す演出例と同じである。
図267(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図267(A1)に示す演出は、図263(A1)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図267(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISのアイコン表示領域HN1には、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが第1変動アイコンh01として表示されている。いずれの保留アイコンh11〜h13も、第1変動アイコンh01も、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図267(A2)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この演出例では、表示画面の左側にタイマ予告表示TMが表示され、タイマ予告演出が開始される様子が示されている。図267(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TMには、「注目!」の文字が表示され、タイマ表示のカウントダウンが開始されることを予告報知している。また、タイマ予告表示TMは、変動表示中の装飾図柄にオーバーラップして表示されている。
図267(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体と同じ表示態様の第1フレーム画像FL1が出現し、漸次縮小して表示されていく様子が示されている。この第1フレーム画像FL1は、図267(A3)〜同図(A5)に示すように、漸次縮小表示しながら表示画面の中央まで移動する。第1フレーム画像FL1には、第1変動アイコンh01の他、ナビキャラクタYMや保留アイコン表示領域HISに表示されていた保留アイコンh11,h12,h13も第1フレーム画像FL1の縮小表示に合わせて縮小される。また、このとき、第1フレーム画像FL1の背面側では、保留枠UIのコピーが表示されており、保留枠UIのコピーには、第1変動アイコンh01のコピーとしてのコピー変動アイコンh01'が表示されるとともに、保留アイコンh11,h12,h13のコピーとしてのコピー保留アイコンh11',h12',h13'が表示されている。また、ナビキャラクタYMのコピーも表示されている。また、この演出例では、図267(A4)に示すように、タイマ予告表示TMにおいてタイマ表示が表示され、タイマ表示のカウントダウンが開始した様子が示されている。すなわち、このタイマ予告演出では、40秒後に或る予告演出が開始されることを演出している。なお、図267(A4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「39.99」となっており、タイマ表示のカウントダウンは継続して行われている。また、タイマ予告表示TMは、第1フレーム画像FL1にオーバーラップして表示されているが、第1フレーム画像FL1にオーバーラップされて表示されてもよい。
第1フレーム画像FL1の縮小表示が完了すると、図267(A6)に示すように、第1フレーム画像FL1が左方向への移動を開始する。すると、図267(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側から第1フレーム画像FL1とは別の第2フレーム画像FL2がフレームインする様子が示されている。第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1と同様に、変動アイコン(第2変動アイコンh02)と3つの保留アイコン(保留アイコンh21,h22,h23)とナビキャラクタYMが含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の表示態様も第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01と同様にデフォルトの表示態様となっている。なお、このとき、第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01及び保留アイコンh11〜h13は、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、タイマ予告表示TMが表示されていない状態よりも視認困難とされている。また、第2フレーム画像FL2に含まれる保留アイコンh21,h22,h23の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様であり、第1フレーム画像FL1に含まれる保留アイコンh11,h12,h13と同じ表示態様となっている。その後、図267(A7)〜同図(A9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2はいずれも左方向に移動する。なお、第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となるまでは、第1フレーム画像FL1の移動速度よりも速い移動速度で移動し、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となってからは、第1フレーム画像FL1の移動速度と同じ移動速度で移動している。なお、図267(A9)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「36.00」を示している。
図267(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1フレーム画像FL1の全部と第2フレーム画像FL2の全部が表示されている状態になると、初期姿勢であった第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMと第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMのうち、第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、第2変動アイコンh02の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。一方、第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMは、タイマ予告表示TMによってオーバーラップされていて視認困難とされているが、初期姿勢のままアイコン変化アニメーションを開始していない。すると、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の少なくとも一部が、煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、第2変動アイコンh02は、エフェクト画像Eh0に覆われる前より視認困難になっている。なお、第2変動アイコンh02は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。その後、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2変動アイコンh02が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。なお、エフェクト画像Eh0の態様が、アイコン変化後の態様と同じ態様であってもよく、この場合、エフェクト画像Eh0の態様が、変化後の第2変動アイコンh02の表示態様を示唆(予告)するものとなる。
エフェクト画像Eh0が消去されて第2変動アイコンh02が表示されると、図267(A9)〜同図(A10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図267(A10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。また、第2フレーム画像FL2が左方向へ移動すると、第2フレーム画像FL2は、タイマ予告表示TMにオーバーラップされて表示され、タイマ予告表示TMにオーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。図267(A10)に示すタイミングでは、保留アイコンh21〜h23がタイマ予告表示TMによりオーバーラップされて視認困難とされている。また、図267(A10)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「35.00」を示している。その後、図267(A11)〜同図(A16)に示す演出が行われる。なお、図267(A11)〜同図(A16)に示す演出は、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが継続している点を除いて図263(A11)〜同図(A16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは、次の図柄変動表示に跨って行われ、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、例えば、疑似連演出が開始する。また、図267(A16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「32.00」を示している。
図267(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図267(B1)〜同図(B9)に示す演出は、図267(A1)〜同図(A9)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、図267(B9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2のうちの第2フレーム画像FL2においてナビキャラクタYMによるアイコン変化アニメーションが行われるが、エフェクト画像Eh0が消え、第2変動アイコンh02が現れるものの、第2変動アイコンh02はデフォルト(白色)の表示態様から変化していない。すなわち、アイコン変化アニメーションによる予告演出に失敗した様子が示されている。その後、第2変動アイコンh02が表示されると、図267(B9)〜同図(B10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図267(B10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。その後、図267(B11)〜同図(B16)に示す演出が行われる。なお、図267(B11)〜同図(B16)に示す演出は、タイマ予告表示TMにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている点を除いて図263(B11)〜同図(B16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図268(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図268(A1)に示す演出は、図263(A1)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図268(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISのアイコン表示領域HN1には、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが第1変動アイコンh01として表示されている。いずれの保留アイコンh11〜h13も、第1変動アイコンh01も、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図268(A2)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この演出例では、表示画面の右側にタイマ予告表示TMが表示され、タイマ予告演出が開始される様子が示されている。図268(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TMには、「注目!」の文字が表示され、タイマ表示のカウントダウンが開始されることを予告報知している。また、タイマ予告表示TMは、変動表示中の装飾図柄にオーバーラップして表示されている。
図268(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体と同じ表示態様の第1フレーム画像FL1が出現し、漸次縮小して表示されていく様子が示されている。この第1フレーム画像FL1は、図268(A3)〜同図(A5)に示すように、漸次縮小表示しながら表示画面の中央まで移動する。第1フレーム画像FL1には、第1変動アイコンh01の他、ナビキャラクタYMや保留アイコン表示領域HISに表示されていた保留アイコンh11,h12,h13も第1フレーム画像FL1の縮小表示に合わせて縮小される。また、このとき、第1フレーム画像FL1の背面側では、保留枠UIのコピーが表示されており、保留枠UIのコピーには、第1変動アイコンh01のコピーとしてのコピー変動アイコンh01'が表示されるとともに、保留アイコンh11,h12,h13のコピーとしてのコピー保留アイコンh11',h12',h13'が表示されている。また、ナビキャラクタYMのコピーも表示されている。また、この演出例では、図268(A4)に示すように、タイマ予告表示TMにおいてタイマ表示が表示され、タイマ表示のカウントダウンが開始した様子が示されている。すなわち、このタイマ予告演出では、40秒後に或る予告演出が開始されることを演出している。なお、図268(A4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「39.99」となっており、タイマ表示のカウントダウンは継続して行われている。また、タイマ予告表示TMは、第1フレーム画像FL1にオーバーラップして表示されているが、第1フレーム画像FL1にオーバーラップされて表示されてもよい。また、図268(A4)〜図268(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMがタイマ予告表示TMにオーバーラップされている様子が示されている。
第1フレーム画像FL1の縮小表示が完了すると、図268(A6)に示すように、第1フレーム画像FL1が左方向への移動を開始する。すると、図268(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側から第1フレーム画像FL1とは別の第2フレーム画像FL2がフレームインする様子が示されている。第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1と同様に、変動アイコン(第2変動アイコンh02)と3つの保留アイコン(保留アイコンh21,h22,h23)とナビキャラクタYMが含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の表示態様も第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01と同様にデフォルトの表示態様となっている。なお、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02及び保留アイコンh21〜h23は、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、タイマ予告表示TMが表示されていない状態よりも視認困難とされている。また、第2フレーム画像FL2に含まれる保留アイコンh21,h22,h23の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様であり、第1フレーム画像FL1に含まれる保留アイコンh11,h12,h13と同じ表示態様となっている。その後、図268(A7)〜同図(A9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2はいずれも左方向に移動する。なお、第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となるまでは、第1フレーム画像FL1の移動速度よりも速い移動速度で移動し、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となってからは、第1フレーム画像FL1の移動速度と同じ移動速度で移動している。なお、図268(A9)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「36.00」を示している。
図268(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1フレーム画像FL1の全部と第2フレーム画像FL2の全部が表示されている状態になると、初期姿勢であった第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMと第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMのうち、第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始するが、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、その様子は視認困難とされている。一方、第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMは、初期姿勢のままアイコン変化アニメーションを開始していない。この演出例では、タイマ予告表示TMにオーバーラップされていて第2フレーム画像FL2において行われているアイコン変化アニメーションは視認できないが、アイコン変化アニメーションが完了すると、デフォルト(白色)の表示態様であった第2変動アイコンh02が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化する。
その後は、図268(A9)〜同図(A10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。すると、図268(A10)に示すように、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02や保留アイコンh21〜h23が視認可能とされる。なお、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻るが、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、その様子は視認できない。また、図268(A10)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「35.00」を示している。その後、図268(A11)〜同図(A16)に示す演出が行われる。なお、図268(A11)〜同図(A16)に示す演出は、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが継続している点を除いて図263(A11)〜同図(A16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは、次の図柄変動表示に跨って行われ、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、例えば、疑似連演出が開始する。また、図268(A16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「32.00」を示している。
図268(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図268(B1)〜同図(B9)に示す演出は、図268(A1)〜同図(A9)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例における図268(B9)では、第2フレーム画像FL2においてアイコン変化アニメーションが行われており、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、その様子を視認することができないが、第2変動アイコンh02はデフォルト(白色)の表示態様から変化していない。すなわち、アイコン変化アニメーションによる予告演出に失敗した様子が示されている。その後、図268(B9)〜同図(B10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。すると、図268(B10)に示すように、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02や保留アイコンh21〜h23が視認可能とされる。なお、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻るが、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、その様子は視認できない。また、図268(B10)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「35.00」を示している。その後、図268(B11)〜同図(B16)に示す演出が行われる。なお、図268(B11)〜同図(B16)に示す演出は、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが継続している点を除いて図263(B11)〜同図(B16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは、次の図柄変動表示に跨って行われ、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、例えば、疑似連演出が開始する。また、図268(B16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「32.00」を示している。
図269は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図269(A1)〜同図(A12)に示す演出は、図260(A1)〜同図(A12)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、図269(A12)に示すように、第1フレーム画像FL1が完全にフレームアウトした後、図269(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2フレーム画像FL2とは別の第3フレーム画像FL3がフレームインし、第2フレーム画像FL2に隣接する位置まで移動している様子が示されている。第3フレーム画像FL2は、第2フレーム画像FL2と同様に、変動アイコン(第3変動アイコンh03)と3つの保留アイコン(保留アイコンh31,h32,h33)が含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第3フレーム画像FL3では、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02とは別の第3変動アイコンh03が含まれており、表示態様も赤色の表示態様とされている。一方、第3フレーム画像FL3に含まれる保留アイコンh31,h32,h33の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様であり、第2フレーム画像FL2に含まれる保留アイコンh21,h22,h23と同じ表示態様となっている。その後、第2フレーム画像FL2及び第3フレーム画像FL3は、左方向に移動を開始し、図269(A14)〜同図(A15)に示すように、第2フレーム画像FL2は、表示画面の左側からフレームアウトする一方、第3フレーム画像FL3は、表示画面の中央に向かって移動する。このとき、第2変動アイコンh02と第3変動アイコンh03の両方が表示されている期間が生じる。
その後、図269(A15)〜同図(A16)に示すように、第3フレーム画像FL3は、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に到達すると停止表示され、第2フレーム画像FL2のみが左方向への移動を継続する。その後、図269(A17)に示すように、第2フレーム画像FL2は表示画面からフレームアウトする。
その後、図269(A18)に示す装飾図柄表示装置208では、第3変動アイコンh03を含む第3フレーム画像FL3の拡大表示を開始し、その後は、図269(A18)〜同図(A20)に示すように、第3フレーム画像FL3が表示画面の全体に表示されるまで、第3フレーム画像FL3の拡大表示が行われる。
その後、図269(A20)に示す装飾図柄表示装置208では、第3フレーム画像FL3の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第3変動アイコンh03に変化して、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(赤色の表示態様)に変化している様子が示されている。すなわち、この演出例では、フレーム画像が切り替わることにより、保留変化予告に成功した様子が示されている。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図269(A21)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第3変動アイコンh03)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図270は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図270(A1)〜同図(A6)に示す演出は、図260(A1)〜同図(A6)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
第1フレーム画像FL1の縮小表示が完了し、図270(A6)に示すように、第1フレーム画像FL1が左方向への移動を開始すると、図270(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側から第1フレーム画像FL1とは別の第2フレーム画像FL2がフレームインする様子が示されている。この演出例における第2フレーム画像FL2は、変動アイコン(第2変動アイコンh02)と3つの保留アイコン(保留アイコンh21,h22,h23)が含まれた保留枠UIの表示を含んでおり、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02及び保留アイコンh21,h22,h23のいずれも第1フレーム画像FL1と同様にデフォルトの表示態様となっている。一方、この演出例における第2フレーム画像FL2では、第1フレーム画像FL1のように背景色がデフォルトの背景色(例えば、白色)ではなく、予告の背景色(例えば、青色)となっており、大当り予告として機能している。すなわち、この演出例では、変動アイコン以外の要素が変化することにより予告演出を行う様子が示されている。その後、図270(A7)〜同図(A12)に示すように、第1フレーム画像FL1は、表示画面の左側からフレームアウトする一方、第2フレーム画像FL2は、表示画面の中央に向かって移動する。このとき、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02の両方が表示されている期間が生じる。なお、第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となるまでは、第1フレーム画像FL1の移動速度よりも速い移動速度で移動し、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となってからは、第1フレーム画像FL1の移動速度と同じ移動速度で移動している。
その後、図270(A11)〜同図(A12)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の中央までの移動を完了すると、第1フレーム画像FL1のみが、引き続き左方向へ移動し、表示画面からフレームアウトする。
図270(A12)に示すように、第1フレーム画像FL1が完全にフレームアウトした後、図270(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2フレーム画像FL2とは別の第3フレーム画像FL3がフレームインし、第2フレーム画像FL2に隣接する位置まで移動している様子が示されている。第3フレーム画像FL3は、第2フレーム画像FL2と同様に、変動アイコン(第3変動アイコンh03)と3つの保留アイコン(保留アイコンh31,h32,h33)が含まれた保留枠UIの表示を含んでおり、第3フレーム画像FL3に含まれる第3変動アイコンh03及び保留アイコンh31,h32,h33はいずれもデフォルトの表示態様となっている。一方、この演出例における第3フレーム画像FL3は、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2とは背景色が異なっており、赤色の背景色となっている。第3フレーム画像FL3における赤色の背景色は予告の背景色であり、青色の背景色よりも大当り信頼度の高い背景色である。すなわち、この演出例では、変動アイコン以外の要素が変化することにより予告演出を行う様子が示されている。その後、第2フレーム画像FL2及び第3フレーム画像FL3は、左方向に移動を開始し、図270(A14)〜同図(A15)に示すように、第2フレーム画像FL2は、表示画面の左側からフレームアウトする一方、第3フレーム画像FL3は、表示画面の中央に向かって移動する。このとき、第2変動アイコンh02と第3変動アイコンh03の両方が表示されている期間が生じる。
その後、図270(A15)〜同図(A16)に示すように、第3フレーム画像FL3は、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に到達すると停止表示され、第2フレーム画像FL2のみが左方向への移動を継続する。その後、図270(A17)に示すように、第2フレーム画像FL2は表示画面からフレームアウトする。
その後、図270(A18)に示す装飾図柄表示装置208では、第3変動アイコンh03を含む第3フレーム画像FL3の拡大表示を開始し、その後は、図270(A18)〜同図(A20)に示すように、第3フレーム画像FL3が表示画面の全体に表示されるまで、第3フレーム画像FL3の拡大表示が行われる。
その後、図270(A20)に示す装飾図柄表示装置208では、第3フレーム画像FL3の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第3変動アイコンh03に変化している様子が示されている。また、この演出例では、フレーム画像が切り替わることにより背景色が変化し、これにより予告が行われる様子が示されている。なお、この演出例では、変動アイコン以外の表示の態様を変化させることにより予告を行うようにしたが、さらに、変動アイコンの表示態様が変化するようにしてもよい。
この演出例では、背景色が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図270(A21)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、変動アイコン(第3変動アイコンh03)は消去される。なお、背景色が変化した場合において、装飾図柄が確定表示されたときに、変動アイコンが消去されるとともに、背景色もデフォルトの表示態様に戻るようにしてもよい。なお、この演出例では、背景色の変化が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、実行中の図柄変動表示に関するアイコン(以下、「変動アイコン[例えば、図255(A3)に示す第1変動アイコンh01、第2変動アイコンh02等]」という。)を表示可能な手段であり、
前記表示手段は、該表示手段における表示領域のうちの或る表示領域[例えば、図255(A3)に示すアイコン表示領域HN1等]に前記変動アイコンを表示可能な手段であり[例えば、図255(A3)に示すように、第1変動アイコンh0はアイコン表示領域HN1に表示されている等]、
前記表示手段は、二つの前記変動アイコン(以下、「二つの変動アイコン」という。)を表示可能な手段であり、
前記二つの変動アイコンのうちの一つは、第一の変動アイコン[例えば、図255(A3)に示す第1変動アイコンh01等]であり、
前記二つの変動アイコンのうちの一つは、第二の変動アイコン[例えば、図255(A3)に示す第2変動アイコンh02等]であり、
前記第二の変動アイコンは、前記或る表示領域とは別の表示領域に表示される[例えば、図255(A3)に示すように、第2変動アイコンh02はアイコン表示領域HN1以外の領域に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、変動アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域に変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域に変動アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域に変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域に変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域にのみ変動アイコンを表示可能なものであってもよいし、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域以外の表示領域にも変動アイコンを表示可能なものであってもよい。
また、表示手段は、二つの変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、二つの変動アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、二つの変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、二つの変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、三つ以上の変動アイコンを表示可能なものであってもよい。
また、表示手段は、第一の変動アイコンと第二の変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、第一の変動アイコンと第二の変動アイコン以外の変動アイコンも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の変動アイコンと第二の変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、第一の変動アイコンと第二の変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の変動アイコンは、或る表示領域とは別の表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、或る表示領域とは別の表示領域以外の表示領域にも表示可能なものであってもよい。また、第二の変動アイコンは、或る表示領域とは別の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、或る表示領域とは別の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の変動アイコンは、或る表示領域に表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の変動アイコンが表示されている期間において前記第二の変動アイコンが移動するアニメーション(以下、「第二の移動アニメ[例えば、図255(A3)〜同図(A6)に示すアイコン変化アニメーションや、図260(A7)〜同図(A15)に示すフレーム変更アニメーションにおける第2フレーム画像FL2の移動表示等]」という。)が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の変動アイコンの移動アニメーションによって変動アイコンによる演出を多彩にすることができ、大当りへの期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、第一の移動アニメのみが表示される場合があってもよいし、第一の移動アニメ以外のアニメも表示される場合があってもよい。また、第一の移動アニメを必ず表示してもよいし、第一の移動アニメを表示しない場合があってもよい。
また、『 前記第二の移動アニメが表示された後に前記第二の変動アイコンが前記或る表示領域に表示される場合(以下、「第一の場合」という。)がある[例えば、図255(A3)〜同図(A6)に示すアイコン変化アニメーションが表示された後、第2変動アイコンh02がアイコン表示領域HN1に表示される場合がある等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の変動アイコンが或る表示領域に表示されることで変動アイコンによる演出を多彩にでき、大当りへの期待感をより一層向上させることができる場合がある。
ここで、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコンが或る表示領域にのみ表示される場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコンが或る表示領域以外の表示領域にも表示される場合があってもよい。また、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコンが或る表示領域に必ず表示されてもよいし、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコンが或る表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコンのみが或る表示領域に表示される場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコン以外の変動アイコンが或る表示領域に表示される場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示された後にのみ第二の変動アイコンが或る表示領域に表示される場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示された後以外にも第二の変動アイコンが或る表示領域に表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記或る表示領域に表示される前記第二の変動アイコンの大きさは、前記第二の移動アニメが表示されている期間に表示される該第二の変動アイコンの大きさとは異なる[例えば、図255(C3)〜同図(C6)に示すアイコン変化アニメーションにおける第2変動アイコンh02の大きさは、アイコン表示領域HN1に表示された第2変動アイコンh02の大きさよりも大きい等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の変動アイコンの大きさを異ならせることによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、大当りに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。 なお、或る表示領域に表示される第二の変動アイコンの大きさが、第二の移動アニメが表示されている期間に表示される第二の変動アイコンの大きさよりも小さくてもよいし、大きくてもよい。
また、『 前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが前記第一の変動アイコンと重なる場合がある[例えば、図255(A4)〜同図(A6)に示すように、アイコン変化アニメーションの表示中に第2変動アイコンh02が第1変動アイコンh01にオーバーラップしている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコン同士が重なることによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコンのみと重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン以外のものとも重なる場合があってもよい。また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと必ず重なってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと重ならない場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンのみが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコン以外の変動アイコンが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間にのみ第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間以外の期間にも第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよい。
なお、第二の移動アニメが表示されている期間の一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の全部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよい。
また、『 前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合がある[例えば、図255(C6)に示すように、アイコン変化アニメーションの表示中に第2変動アイコンh02が先読み予告の表示態様の第1保留アイコンh11にオーバーラップしている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の変動アイコンと予告表示が重なることによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが予告表示のみと重なる場合があってもよいし、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが予告表示以外の表示とも重なる場合があってもよい。また、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが予告表示と必ず重なってもよいし、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが予告表示と重ならない場合があってもよい。
また、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンのみが予告表示と重なる場合があってもよいし、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコン以外の変動アイコンが予告表示と重なる場合があってもよい。
また、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間にのみ第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合があってもよいし、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間以外の期間にも第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合があってもよい。
なお、第二のアニメが表示されている期間の一部の期間に第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合があってもよいし、第二のアニメが表示されている期間の全部の期間に第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合があってもよい。
また、『 前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが前記第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合がある[例えば、図255(C6)に示すように、アイコン変化アニメーションの表示中に第2変動アイコンh02が先読み予告の表示態様の第1保留アイコンh11と第1変動アイコンh01にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと予告表示に重なることによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示のみと重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示以外の表示とも重なる場合があってもよい。また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と必ず重なってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重ならない場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンのみが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコン以外の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間にのみ第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間以外の期間にも第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよい。
なお、第二の移動アニメが表示されている期間の一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の全部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第一の装飾図柄変動表示[例えば、図260(A2)に示す第1装飾図柄の変動表示等]を表示可能な手段であり、前記表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第二の装飾図柄変動表示[例えば、図260(A2)に示す第2装飾図柄の変動表示等]を表示可能な手段であり、前記第一の装飾図柄変動表示と前記第二の装飾図柄変動表示は、別の装飾図柄変動表示であり、前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第一の装飾図柄変動表示と前記第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示される場合がある[例えば、図260(A3)〜同図(A15)に示すように、フレーム変更アニメーションが表示されている期間では、第1装飾図柄が消去されて第2装飾図柄による変動表示のみが行われている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンの移動アニメーションの期間に第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの1つのみ表示されることで移動アニメーションに遊技者を集中させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第一の装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、図柄変動表示の実行に応じて第一の装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第一の装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、図柄変動表示の実行に応じて第一の装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第二の装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、図柄変動表示の実行に応じて第二の装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第二の装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、図柄変動表示の実行に応じて第二の装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間にのみ第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間以外の期間にも第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示される場合があってもよい。また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが必ず表示されてもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示されない場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の一部の期間に第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の全部の期間に第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の変動アイコンが移動するアニメーション(以下、「第一の移動アニメ[例えば、図260(A3)〜同図(A12)に示すフレーム変更アニメーションにおける第1フレーム画像FL1の移動表示等]」という。)が表示される場合があり、
前記第一の移動アニメの表示が開始された後に前記第二の移動アニメの表示が開始される場合がある[例えば、図260(A3)〜同図(A15)に示すように、第1フレーム画像FL1の移動表示が開始された後に第2フレーム画像FL2の移動表示が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンの移動アニメーションを複数表示することによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第一の移動アニメのみが表示される場合があってもよいし、第一の移動アニメ以外のアニメも表示される場合があってもよい。また、第一の移動アニメが必ず表示されてもよいし、第一の移動アニメが表示されない場合があってもよい。
また、第一の移動アニメの表示が開始された後に第二の移動アニメの表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の移動アニメの表示が開始された後に第二の移動アニメの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の移動アニメの表示が開始された後に第二の移動アニメの表示が必ず開始されてもよいし、第一の移動アニメの表示が開始された後に第二の移動アニメの表示が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の変動アイコンが移動するアニメーション(以下、「第一の移動アニメ[例えば、図260(A3)〜同図(A12)に示すフレーム変更アニメーションにおける第1フレーム画像FL1の移動表示等]」という。)が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の変動アイコンの移動アニメーションによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第一の移動アニメのみが表示される場合があってもよいし、第一の移動アニメ以外のアニメも表示される場合があってもよい。また、第一の移動アニメが必ず表示されてもよいし、第一の移動アニメが表示されない場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、或る表示[例えば、図264に示すナビキャラクタYM等]を表示可能な手段であり、前記或る表示は、複数種類の表示態様で表示可能な表示であり、前記複数種類の表示態様のうちの一つは、第一の表示態様[例えば、図264(A1)に示す白色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYM等]であり、前記複数種類の表示態様のうちの一つは、第二の表示態様[例えば、図257(A1)に示す青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYM等]であり、前記第一の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第一の表示態様の前記或る表示の移動表示が表示され、
前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第二の表示態様の前記或る表示の移動表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンの移動アニメーションの期間に大当り期待度を示す表示を行うことで変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、或る表示のみを表示可能なものであってもよいし、或る表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、或る表示を必ず表示するものであってもよいし、或る表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、或る表示は、複数種類の表示態様でのみ表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示態様以外の表示態様でも表示可能なものであってもよい。また、或る表示は、複数種類の表示態様で必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示態様で表示しない場合があるものであってもよい。
また、或る表示は、第一の表示態様と第二の表示態様のみ表示可能なものであってもよいし、第一の表示態様と第二の表示態様以外の表示態様も表示可能なものであってもよい。また、或る表示は、第一の表示態様と第二の表示態様で必ず表示するものであってもよいし、第一の表示態様と第二の表示態様で表示しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の移動アニメが表示されている期間の一部の期間に第一の表示態様の或る表示の移動表示が表示されてもよいし、第一の移動アニメが表示されている期間の全部の期間に第一の表示態様の或る表示の移動表示が表示されてもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の一部の期間に第二の表示態様の或る表示の移動表示が表示されてもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の全部の期間に第二の表示態様の或る表示の移動表示が表示されてもよい。
また、『 前記第一の移動アニメの表示が開始された後に前記第一の変動アイコンが前記或る表示領域とは別の表示領域に表示される[例えば、図260(A2)〜同図(A3)に示すように、フレーム変更アニメーションにおける第1フレーム画像FL1の移動表示が開始されると、第1変動アイコンh01がアイコン表示領域HN1とは別の表示領域に移動表示される等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、或る表示領域とは別の表示領域に第一の変動アイコンを表示することによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第一の移動アニメの表示が開始された後に第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域にのみ表示されてもよいし、第一の移動アニメの表示が開始された後に第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域以外の表示領域にも表示されてもよい。また、第一の移動アニメの表示が開始された後に第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域に必ず表示されてもよいし、第一の移動アニメの表示が開始された後に第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、第一の移動アニメの表示が開始された後にのみ第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域に表示されてもよいし、第一の移動アニメの表示が開始された後以外にも第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域に表示されてもよい。
また、『 一回の図柄変動表示の実行中において、第一の状態から第二の状態となった後に、該第二の状態から第三の状態となる場合(以下、「第二の場合」という。)があり、前記第一の状態とは、前記二つの変動アイコンのうちの前記第一の変動アイコンのみが表示された状態[例えば、図260(A5)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02のうちの第1変動アイコンh01のみが表示された状態等]のことであり、前記第二の状態とは、前記二つの変動アイコンの両方が表示された状態[例えば、図260(A9)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02の両方が表示された状態等]のことであり、前記第三の状態とは、前記二つの変動アイコンのうちの前記第二の変動アイコンのみが表示された状態[例えば、図260(A12)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02のうちの第2変動アイコンh02のみが表示された状態等]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンの数を変化させることで変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、一回の図柄変動表示の実行中において、第一の状態から第二の状態となった後に、第二の状態から第三の状態となる場合があってもよいし、一回の図柄変動表示の実行中において、第一の状態から第二の状態となった後に、第二の状態から第三の状態とならない場合があってもよい。また、一回の図柄変動表示の実行中において、第一の状態から第二の状態となった後にのみ、第二の状態から第三の状態となる場合があってもよいし、一回の図柄変動表示の実行中において、第一の状態から第二の状態となった後以外にも、第二の状態から第三の状態となる場合があってもよい。また、一回の図柄変動表示の実行中においてのみ、第一の状態から第二の状態となった後に、第二の状態から第三の状態となる場合があってもよいし、一回の図柄変動表示の実行中以外においても、第一の状態から第二の状態となった後に、第二の状態から第三の状態となる場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、第三の変動アイコン[例えば、図269(A17)に示す第3変動アイコンh03等]を表示可能な手段であり、前記第三の変動アイコンは、前記第一の変動アイコンとは異なる変動アイコンであり、前記第三の変動アイコンは、前記第二の変動アイコンとは異なる変動アイコンであり、前記第二の場合となった後、前記第三の状態から第四の状態となった後で、該第四の状態から第五の状態となる場合があり、前記第四の状態とは、前記第二の変動アイコンと前記第三の変動アイコンが表示された状態[例えば、図269(A14)に示すように、第2変動アイコンh02と第3変動アイコンh03の両方が表示された状態等]のことであり、前記第五の状態とは、前記第二の変動アイコンと前記第三の変動アイコンのうちの前記第三の変動アイコンのみが表示された状態[例えば、図269(A17)に示すように、第2変動アイコンh02と第3変動アイコンh03のうちの第3変動アイコンh03のみが表示された状態等]のことである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンの数を変化させることで変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第三の変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、第三の変動アイコン以外の変動アイコンも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第三の変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、第三の変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、第三の変動アイコンは、第一の変動アイコンとは一部が異なるものであってもよいし、全部が異なるものであってもよい。
また、第三の変動アイコンは、第二の変動アイコンとは一部が異なるものであってもよいし、全部が異なるものであってもよい。
また、第二の場合となった後、第三の状態から第四の状態となった後で、第四の状態から第五の状態となる場合があってもよいし、第二の場合となった後、第三の状態から第四の状態となった後で、第四の状態から第五の状態とならない場合があってもよい。また、第二の場合となった後、第三の状態から第四の状態となった後でのみ、第四の状態から第五の状態となる場合があってもよいし、第二の場合となった後以外にも、第三の状態から第四の状態となった後で、第四の状態から第五の状態となる場合があってもよい。また、第二の場合となった後でのみ、第三の状態から第四の状態となった後で、第四の状態から第五の状態となる場合があってもよいし、第二の場合となった後以外にも、第三の状態から第四の状態となった後で、第四の状態から第五の状態となる場合があってもよい。
また、『 前記二つの変動アイコンが表示されている期間の少なくとも一部の期間において、前記或る表示領域に該二つの変動アイコンのいずれも表示されない期間がある[例えば、図260(A9)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02が表示されている期間においてアイコン表示領域HN1にはいずれの変動アイコンも表示されていない等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る表示領域に変動アイコンが表示されないことで変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、二つの変動アイコンが表示されている期間の一部の期間において、或る表示領域に二つの変動アイコンのいずれも表示されない期間があってもよいし、二つの変動アイコンが表示されている期間の全部の期間において、或る表示領域に二つの変動アイコンのいずれも表示されない期間があってもよい。
また、『 前記表示手段は、図柄変動表示の保留に関するアイコン(以下、「保留アイコン[例えば、図260(A2)に示す保留アイコンh11,h12,h13等]」という。)を表示可能な手段であり、前記二つの変動アイコンが表示されている期間[例えば、図260(A7)〜同図(A10)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02が表示されている期間等]における前記保留アイコンの数[例えば、6つ等]は、該二つの変動アイコンが表示される前[例えば、図260(A6)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02のうちの第1変動アイコンh01のみが表示されている期間等]における該保留アイコンの数[例えば、3つ等]よりも多い、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの数を変化させることで演出を多彩にできる場合がある。
ここで、表示手段は、保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、保留アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記表示手段は、図柄変動表示の保留に関するアイコン(以下、「保留アイコン[例えば、図260(A2)に示す保留アイコンh11,h12,h13等]」という。)を表示可能な手段であり、前記表示手段は、図柄変動表示の保留数を数字で表示する表示(以下、「数字保留表示[例えば、図260(A2)に示す第2保留数表示等]」という。)を表示可能な手段であり、前記数字保留表示が示す保留数[例えば、図260(A7)〜同図(A10)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02が表示されている期間では、第2保留数表示における特図1の保留数は「3」を示している等]は、前記二つの変動アイコンが表示されている期間における前記保留アイコンの数[例えば、図260(A7)〜同図(A10)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02が表示されている期間では、保留アイコンは6つ表示されている等]よりも少ない、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの数を変化させることで演出を多彩にできる場合がある。
ここで、表示手段は、保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、保留アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、数字保留表示のみを表示可能なものであってもよいし、数字保留表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、数字保留表示を必ず表示するものであってもよいし、数字保留表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間において、前記保留アイコンの移動表示が表示され、前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間において、前記保留アイコンの移動表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンによる演出を多彩にできる場合がある。 ここで、第一の移動アニメが表示されている期間の一部の期間において、保留アイコンの移動表示が表示されてもよいし、第一の移動アニメが表示されている期間の全部の期間において、保留アイコンの移動表示が表示されてもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の一部の期間において、保留アイコンの移動表示が表示されてもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の全部の期間において、保留アイコンの移動表示が表示されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
以下、これまでに説明したことも含めて付記する。
(付記1)画像表示手段を備えた遊技台であって、前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な表示手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の表示であり、前記第一の表示は、或る演出が行われるまでの時間を報知する表示であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の表示であり、前記第二の表示は、前記或る演出が開始されるまでの時間が変化することを予告する場合がある表示であり、前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
ここで、「或る演出」とは、表示、演出可動手段(サブ液晶、バーサライタ、導光板等の画像表示手段を含む)による演出であってもよい。
(付記2)付記1に記載の遊技台であって、前記第二の表示が表示される場合において、該第二の表示が表示された後に前記第一の表示の表示態様が変化するように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
ここで、第二の表示が表示されなくても、第一の表示の表示態様が変化する場合があってもよい。また、第二の表示が表示された場合のみ第一の表示の表示態様が変化してもよい。
(付記3)付記1又は2に記載の遊技台であって、前記画像表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、前記第二の画像表示手段が、前記第一の画像表示手段よりも手前にあるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記4) 付記3に記載の遊技台であって、前記第二の画像表示手段において、前記第二の表示が表示される場合があり、 前記第二の表示が表示されている前記第二の画像表示手段によって、前記第一の画像表示手段がオーバーラップされる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記5)付記1乃至4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、第二の表示が表示されている場合も、第一の表示によって報知される時間が進んでいる、ことを特徴とする遊技台。
(付記6)付記1乃至5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、タイマが0になった後に、第二の表示とは別の表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記7)付記1乃至6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、第二の表示が表示された方が、表示されない場合よりも大当りしやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記8)付記1乃至7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、前記或る演出とは、前記画像表示手段によって表示される前記第三の表示のことであり、前記代サインの表示とは、演出表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記9)付記1乃至7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、演出可動手段を備え、前記演出可動手段は、複数種類の動作を実行可能な手段であり、前記複数種類の動作のうちの一の種類の動作は、演出動作であり、前記或る演出とは、演出可動手段による演出動作のことである、ことを特徴とする遊技台。
ここで、演出動作以外の動作が実行されてもよく、演出動作以外の動作として、例えば、電源投入時の動作、初期位置戻し動作、あるいは、退避動作がある。また、演出可動手段は、遊技盤に設けられたものに限定されず、例えば、枠(前扉)に設けられたものであってもよい。
(付記10)付記1乃至9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出が発生した場合の方が、発生しない場合よりも大当りしやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記11)付記1乃至10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示が表示されてから前記第二の表示が表示されるまでの間に熱い演出表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記12)付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記13)付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記14)画像表示手段を備えた遊技台であって、前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、前記期間表示は、リーチ中の或る期間において表示される表示であり、前記期間表示は、前記第一の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する表示であり、前記第一のタイミングとなる前に、前記期間表示が消去される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
ここで、期間表示の表示される期間は、リーチ中に限らず、変動中、大当り中であってもよい。また、リーチ中であっても、第一のリーチでは表示されるが第二のリーチでは表示されないものであってもよい。
(付記15)付記14に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の演出表示であり、前記期間表示によって前記第三の演出表示が表示されるタイミングが報知されない場合があり、前記第三の演出表示の表示中において、前記期間表示が非表示となる、ことを特徴とする遊技台。
ここで、演出表示以外にも、例えば、玉抜きエラー等のエラー報知、発射位置を指示する報知や、プリペイドカードの抜き忘れ防止報知等のエラー以外の報知、LEDによる発光、役物による演出動作が行われてもよい。また、第三の表示が表示されるタイミングを期間表示によって報知してもよい。また、第三の表示が表示されるタイミングは、期間表示によって報知されなくてもよい。
(付記16)付記15に記載の遊技台であって、前記第三の演出表示は、当否判定の結果が大当りとなる図柄変動(以下、「大当り図柄変動」という。)において表示される場合がある演出表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記17) 付記16に記載の遊技台であって、前記第三の演出表示は、当否判定の結果がはずれとなる図柄変動(以下、「ハズレ図柄変動」という。)において表示される場合がある演出表示であり、前記ハズレ図柄変動よりも前記大当り図柄変動の方が前記第三の演出表示が表示される頻度が高いように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記18)付記15乃至17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、演出可動手段を備え、前記演出可動手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、前記第三の演出表示の表示中に、前記電出可動手段が前記演出動作を行う場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記19)付記14乃至18のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示が非表示になった後、該期間表示が視認容易な状態になる、ことを特徴とする遊技台。
(付記20)付記14乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記リーチ中の或る期間が終了するまで前記期間表示が非表示となる、ことを特徴とする遊技台。
(付記21)付記14乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示は、前記リーチ中の或る期間に必ず表示される表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記22)付記14乃至21のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第二の演出表示を表示するタイミング(以下、「第二のタイミング」という。)を報知する表示である、ことを特徴とする遊技台。
ここで、期間表示によって表示されるタイミングは3回以上であってもよい。また、あるリーチが発生すると必ず3回、別のリーチが発生すると必ず2回チャンスアップを報知するというように、リーチに対応してチャンスアップを報知する箇所が固定されてもよいし、同じリーチであるときは3回報知し、あるときは1回しか報知しないというようにチャンスアップを報知する箇所が変動するようにしてもよい。その場合、「たくさんタイミングを報知している」場合の方が、「あまり報知していない」場合よりも大当りとなりやすくてもよいし、はずれやすくなっていてもよい。また、大当りのなりやすさはタイミングを報知した数によって変動しなくてもよい。また、チャンスアップが発生した数が多いほど大当りとなりやすいようにしてもよいし、チャンスアップが発生した数が少ないほど大当りとなりやすいようにしてもよい。
(付記23)付記14乃至22のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記画像表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、 前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、前記第一の画像表示手段は、前記期間表示を表示する場合がある画像表示手段であり、前記第二の画像表示手段は、演出動作を行う場合がある画像表示手段であり、前記第二の画像表示手段によって、前記期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記24)付記14乃至23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記25)画像表示手段を備えた遊技台であって、前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、前記期間表示は、リーチ中の或る期間において表示される表示であり、前記期間表示は、前記第一の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する表示であり、前記第一のタイミングとなる前に、前記第三の表示によって、前記第一の演出表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記26)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示を表示可能な手段であり、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で変化し、前記表示手段は、第二の表示を表示可能な手段であり、時間の経過に応じて、前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化し、前記第一の速度と前記第二の速度が異なる、ことを特徴とする遊技台。
(付記27)
付記26に記載の遊技台であって、前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、時間表示であり、前記時間表示とは、或る期間内における時間の経過に応じて該時間表示の少なくとも一部の表示態様が変化する表示のことであり、前記時間表示のうちの一の表示は、前記第一の表示であり、前記時間表示のうちの一の表示は、前記第二の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記28)付記26又は27に記載の遊技台であって、前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある、とを特徴とする遊技台。
(付記29)付記26乃至28のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、第一の時間が経過するまで表示態様が変化する表示であり、前記第二の表示は、第二の時間が経過するまで表示態様が変化する表示であり、前記第一の時間が経過すると、第三の表示が表示され、前記第二の時間が経過すると、第四の表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
ここで、第三の表示と第四の表示とが同じであってもよいし、異なってもよい。また、第三の表示の方が第四の表示よりも信頼度が高くてもよいし、第四の表示の方が第三の表示よりも信頼度が高くてもよい。
(付記30)付記26乃至29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の種類の表示であり、前記第一の種類の表示として、前記第一の表示及び前記第二の表示がある、ことを特徴とする遊技台。
ここで、第一の表示と第二の表示は異なる種類の表示であってもよい。
(付記31)付記30に記載の遊技台であって、前記第一の種類の表示とは、タイマ予告表示のことであり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、前記タイマ予告表示とは、前記第一の演出表示が表示されるまでの時間を報知する表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記32)付記30に記載の遊技台であって、操作手段を備え、前記第一の種類の表示とは、操作有効期間表示のことであり、前記操作有効期間表示とは、前記操作手段の操作を有効とする期間を示す表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記33)付記30に記載の遊技台であって、前記第一の種類の表示とは、期間表示のことであり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、前記期間表示とは、第一の期間において前記第二の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する場合がある表示のことであり、前記第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、前記第一のタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記34)付記26乃至33のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記35)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、カウントダウン表示であり、前記カウントダウン表示とは、或る演出が行われるまでの時間の報知(以下、「時間報知」という。)が実行される場合がある演出であり、前記カウントダウン表示によって前記時間報知が実行されている場合に、該カウントダウン表示の表示態様が第一の表示態様で表示される場合があり、前記カウントガウン表示によって前記時間報知が実行されている場合に、該カウントダウン表示が前記第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記36)付記35に記載の遊技台であって、前記第一の表示態様とは、前記カウントダウン表示が第一の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、前記第二の表示態様とは、前記カウントダウン表示が第二の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、前記第二の表示サイズが前記第一の表示サイズよりも大きい、ことを特徴とする遊技台。
(付記37)付記35又は36に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示の表示が開始した際に、該カウントダウン表示が第一の表示態様で表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記38)付記35乃至37のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示が表示されると、前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ必ず変化する、ことを特徴とする遊技台。
(付記39)付記35乃至37のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示態様のままで表示されるよりも、前記第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記40)付記35乃至39のうちいずれか一に記載の遊技台であって、一回の図柄変動表示の期間内で前記カウントダウン表示の開始と終了が行われる、ことを特徴とする遊技台。
(付記41)付記35乃至40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ変化すると、該カウントダウン表示が移動する、ことを特徴とする遊技台。
(付記42)付記41に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示の移動中も該カウントダウン表示による前記時間報知を継続する、ことを特徴とする遊技台。
(付記43)付記41に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示の移動中は該カウントダウン表示による前記時間報知を中断する、ことを特徴とする遊技台。
(付記44)付記35乃至43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出が行われるまでの時間が0になると、前記カウントダウン表示による該或る演出が行われるまでの時間が0であることを示す報知が行われ、前記カウントダウン表示によって前記或る演出が行われるまでの時間が0であることを示す報知が行われた後に、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記45)付記44に記載の遊技台であって、前記或る演出が行われるまでの時間が0になると、特定表示を表示してから非表示になる、ことを特徴とする遊技台。
(付記46)付記35乃至45のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の表示態様へ変化しない場合もある、ことを特徴とする遊技台。
(付記47)付記35乃至46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、複数の表示手段から構成されており、前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第一の表示手段であり、前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第二の表示手段であり、前記第一の表示手段によって前記第一の表示態様の前記カウントダウン表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記48)付記47に記載の遊技台であって、前記第二の表示手段によって前記第二の表示手段のカウントダウン表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記49)付記35乃至48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記50)付記35乃至48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記51)複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、前記第一の表示は、期間表示であり、前記第一の表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり、前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、前記第二の表示は、予告表示であり、前記第一の表示は、第一のタイミングを報知する表示であり、前記第一のタイミングとは、前記第二の表示が表示開始される可能性があるタイミングのことであり、前記第一の表示が表示開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、該第一の表示が消去される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記52)付記51に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示であり、前記第三の表示は、演出表示であり、前記第三の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、前記第一のタイミングとなる前に前記第三の表示が表示される場合があり、前記第一の表示は、前記第三の表示が表示開始されるタイミングを報知しない表示であり、前記第三の表示の表示中では、前記第一の表示が消去される、ことを特徴とする遊技台。
(付記53)付記52に記載の遊技台であって、前記第三の表示は、予告表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記54)付記53に記載の遊技台であって、前記第三の表示が表示された場合の方が、該第三の表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記55)付記52乃至54のうちいずれか一に記載の遊技台であって、複数種類の動作を実行可能な演出可動手段を備え、前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作であり、 前記第一の動作は、演出動作であり、前記第三の表示の表示中に、前記第一の動作が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記56)付記51乃至55のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示が消去された後で、該第一の表示が再度表示されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記57)付記51乃至55に記載の遊技台であって、前記第一の表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでは該第一の表示は表示されないように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記58)付記51乃至55のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでに該第一の表示が再動表示されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記59)付記51乃至58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記60)付記51乃至59のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示であり、前記第四の表示は、演出表示であり、前記第四の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、前記第一の表示は、第二のタイミングも報知する場合がある表示であり、前記第二のタイミングとは、前記第四の表示が表示開始される可能性があるタイミングのことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記61)付記51乃至60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記62)複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、前記第一の表示は、カウントダウン表示を含む表示であり、前記カウントダウン表示は、タイミング報知を含む場合がある表示であり、前記タイミング報知とは、或る演出が行われるタイミングを前記カウントダウン表示の表示を更新することにより行わう報知のことであり、前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記63)付記62に記載の遊技台であって、前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様である、ことを特徴とする遊技台。
(付記64)付記63に記載の遊技台であって、前記第一の表示態様とは、前記第一の表示が第一の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、前記第二の表示態様とは、前記第一の表示が第二の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、前記第一の表示サイズと前記第二の表示サイズでは、該第二の表示サイズの方が大きい、ことを特徴とする遊技台。
(付記65)付記62乃至64のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示の表示が開始した際に、前記第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記66)付記62乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化する、ことを特徴とする遊技台。
(付記67)付記62乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しない場合よりも、該第一の表示が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記68)付記62乃至67のうちいずれか一に記載の遊技台であって、一回の図柄変動表示の実行中に前記第一の表示の表示が開始され、終了される、ことを特徴とする遊技台。
(付記69)付記62乃至68のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、表示位置が変化する場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記70)付記69に記載の遊技台であって、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化すると、該第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記第一の表示態様の前記第一の表示が第一の位置に表示され、前記第二の表示態様の前記第一の表示が第二の位置に表示される、ことを特徴とする遊技台であってもよい。
(付記71)付記69又は70に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示する場合がある表示であり、前記移動表示により、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
(付記72)付記71に記載の遊技台であって、前記移動表示の表示中も、前記カウントダウン表示の更新表示を継続する、ことを特徴とする遊技台。
(付記73)付記71に記載の遊技台であって、前記移動表示の表示中では、前記カウントダウン表示の更新表示が中断される、ことを特徴とする遊技台。
(付記74)付記62乃至73のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示は、時間のカウントダウンの表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記75)付記74に記載の遊技台であって、前記タイミング報知は、前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、前記或る演出が行われるタイミングとなったことを報知する報知である、とを特徴とする遊技台。
(付記76)付記74又は75に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記77)付記76に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、前記第二の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、前記第二の表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記78)付記62乃至77のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段であり、前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段であり、前記第一の表示態様の前記第一の表示が表示される場合には、該第一の表示が前記第一の表示手段に表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記79)付記78に記載の遊技台であって、前記第二の表示態様の前記第一の表示が、前記第二の表示手段に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記80)付記62乃至79のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記81)付記62乃至79のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A1)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数種類のメータ表示を表示可能な手段であり、前記複数種類のメータ表示うちの一のメータ表示は、第一のメータ表示であり、前記複数種類のメータ表示うちの一のメータ表示は、第四のメータ表示であり、前記第一のメータ表示は、複数種類の状態を持つ表示であり、前記第一のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第一の状態であり、前記第一のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第三の状態であり、記第一のメータ表示は、前記第一の状態から前記第三の状態へ変化する場合がある表示であり、前記第四のメータ表示は、複数種類の状態を持つ表示であり、前記第四のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第四の状態であり、前記第四のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第六の状態であり、前記第四のメータ表示は、前記第四の状態から前記第六の状態に変化する場合がある表示であり、前記第一のメータ表示が前記第一の状態から前記第三の状態に変化した場合は、該第一のメータ表示が該第一の状態から該第三の状態に変化しなかった場合よりも、大当りの期待度が高く、前記第四のメータ表示が前記第四の状態から前記第六の状態に変化した場合は、該第四のメータ表示が該第四の状態から該第六の状態に変化しなかった場合よりも、大当りの期待度が高い、ことを特徴とする遊技台。
(付記A2)付記A1に記載の遊技台において、前記第四のメータ表示が前記第四の状態から前記第六の状態に変化する期待度は、前記第一のメータ表示が前記第一の状態から前記第三の状態に変化する期待度よりも高い、ことを特徴とする遊技台。
(付記A3)付記A1又はA2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、装飾図柄を表示可能な手段であって、前記第一のメータ表示は、前記装飾図柄の停止中に表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A4)付記A1乃至A3のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第四のメータ表示は、前記第四の状態で表示開始される表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A5)付記A1乃至A4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一のメータ表示における前記複数の状態のうちの一の状態は、第二の状態であり、前記第一のメータ表示は、前記第一の状態から前記第二の状態に変化する場合がある表示であり、前記第一のメータ表示は、前記第二の状態から前記第三の状態に変化する場合がある表示であり、前記第一のメータ表示は、前記第一の状態で表示開始される場合がある表示であり、前記第一のメータ表示は、前記第二の状態で表示開始される場合がある表示であり、前記第一のメータ表示が、前記第一の状態で表示開始された場合よりも、前記第二の状態で表示開始された場合のほうが大当りの期待度が高い、ことを特徴とする遊技台。
(付記A6)付記A1乃至A5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうち、一の表示は第一のアイコンであり、前記第一のメータ表示は、前記第一のアイコンが第一の回数表示されることによって、前記第一の状態から前記第三の状態へと変化する表示であり、前記第四のメータ表示は、前記第一のアイコンが第二の回数表示されることによって、前記第四の状態から前記第六の状態へと変化する表示であり、前記第二の回数は、前記第一の回数よりも少ない回数である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A7)付記A1乃至A6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうち一の表示は、大当り表示であり、前記第一のメータ表示における前記第三の状態は、該第三の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示されることを示す表示の状態であり、前記第四のメータ表示における前記第六の状態は、該第六の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示されることを示す表示の状態である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A8)付記A7に記載の遊技台であって、前記第一のメータ表示の前記第二の状態は、該第二の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示される場合があることを示す表示の状態であり、前記第四のメータ表示の前記第五の状態は、該第五の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示される場合があることを示す表示の状態であり、前記第二の状態よりも前記第五の状態が表示されている場合の方が、前記大当り表示が表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A9)付記A1乃至A8のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の演出のうちの一の演出は、擬似連演出であり、前記擬似連予告は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示であり、前記擬似連予告は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A10)付記A1乃至A9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一の表示は、前記操作手段の操作促進表示であり、前記操作促進表示は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示であり、前記操作促進表示は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A11)付記A1乃至A10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は複数種類の演出を表示可能な手段であって、前記複数種類の演出のうちの一の演出は、或る演出であり、前記或る演出は、該或る演出が表示された前記装飾図柄の変動において、前記大当り表示が表示されやすい演出であり、前記或る演出は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある演出であり、前記或る演出は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A12)複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示であり、前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、前記複数種類の表示のうちの一つは、予告表示であり、前記期間表示は、リーチ演出表示が行われる期間における或る期間の開始を報知する表示であり、前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中において、第一のタイミングを報知する表示であり、前記第一のタイミングとは、前記リーチ演出表示の表示中において、前記第一の演出表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、前記予告表示とは、前記期間表示によって前記第一のタイミングが報知されることを予告する表示のことであり、前記期間表示によって前記或る期間の開始が報知される前に、前記予告表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A13)付記A12に記載の遊技台であって、前記期間表示は、カーソル表示を含む表示であり、前記カーソル表示が、第二の位置(開始位置)から第一の位置を経て第三の位置(終了位置)まで移動することによって、前記第一の期間の開始から終了までが報知されるように構成されており、前記第二の位置は、前記第一の位置よりも前の位置であり、前記第一の位置は、前記第三の位置よりも前の位置であり、前記カーソル表示が前記第一の位置に到達することで、前記第一のタイミングであることが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A14)付記A13に記載の遊技台であって、前記期間表示は、チャンスアップ表示(第一のチャンスアップ表示)が表示される場合がある表示であり、前記チャンスアップ表示とは、前記第一のタイミングにおいて前記第一の演出表示が開始されたことを報知する表示であり、前記第一のタイミングにおいて前記第一の演出表示の表示が開始された場合に、前記第一の位置に対応した表示位置に前記チャンスアップ表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A15)付記A12乃至A14のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示は、移動表示を行う場合がある表示である、ことを長とする遊技台。
(付記A16)付記A15に記載の遊技台であって、前記期間表示によって或る期間の開始が報知される前に前記移動表示が行われる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A17)付記A15又はA16に記載の遊技台であって、前記移動表示が行われると、前記期間表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
(付記A18)付記A12乃至A17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、複数の表示態様で表示される場合があり、前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第一の表示態様であり、前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第二の表示態様であり、前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、前記第一の表示態様で表示された場合よりも最終的に(前記期間表示が表示される図柄変動表示にて)大当り図柄態様が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A19)付記A18に記載の遊技台であって、前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、前記第一の表示態様で表示された場合よりも、前記第一のタイミングとなった場合に、前記第一の演出表示が開始されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A20)付記A18又はA19に記載の遊技台であって、前記第一の表示態様で表示された前記予告表示が、前記第二の表示態様に変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A21)付記A12乃至A20のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示は、複数の表示態様で表示される場合があり、前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第三の表示態様(例えば、デフォメータ)であり、前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第四の表示態様(例えば、赤メータ)であり、前記期間表示が前記第四の表示態様で表示された場合の方が、前記第三の表示態様で表示された場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A22)付記A21に記載の遊技台であって、前記予告表示の表示態様によって、前記期間表示の表示態様が前記第三の表示態様で表示されるか前記第四の表示態様で表示されるかわからない、ことを特徴とする遊技台。
(付記A23)付記A21又はA22に記載の遊技台であって、前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、該予告表示が前記第一の表示態様で表示された場合よりも前記期間表示が前記第四の表示態様で表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A24)付記A21乃至A23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示が前記第一の表示態様で表示された場合の方が、該予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合よりも前記期間表示が前記第三の表示態様で表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A25)付記A12乃至A24のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の予告表示であり、前記予告表示は、第一の予告表示であり、前記第二の予告表示によって、前記第一の予告表示が表示されることが予告される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A26)付記A25に記載の遊技台であって、前記第二の予告表示によって前記第一の予告表示が予告された方がされてない場合よりも前記期間表示が表示される図柄変動表示が大当りになりやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A27)付記A12乃至A26のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示が表示される前に前記予告表示が表示された場合の方が、該期間表示が表示される前に該予告表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A28)付記A12乃至A27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記期間表示の少なくとも一部によって行われる表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A29)付記A12乃至A27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記期間表示と別の表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A30)付記A12乃至A29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示によって前記リーチ演出表示が表示されることが予告されることで、前記期間表示が表示されることが予告される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A31)付記A12乃至A30のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記期間表示と同じ図柄変動表示にて行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A32)付記A12乃至A31のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記期間表示が行われる図柄変動表示よりも前の図柄変動表示にてお行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A33)付記A12乃至A32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、図柄停止表示が行われている期間も表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A34)付記A12乃至A32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、図柄停止表示が行われている期間に非表示となる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A35)付記A12乃至A34のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記リーチ演出表示の表示中に表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A36)前記予告表示は、前記リーチ演出表示が開始される前に表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A37)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミングを報知する表示のことであり、前記表示手段は、或る演出として第Aの表示が表示される場合がある手段であり、前記第Aの表示が開始されるタイミング(以下、「第Aのタイミング」という。)において、該第Aの表示が前記第一の表示の少なくとも一部と重なる位置に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。ここで、或る演出とは、第Aの表示のことであってもよい。また、或る演出として第Pの表示の表示が開始される場合があってもよい。
(付記A38)付記A37に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、期間表示のことであり、前記期間表示は、或る期間において前記第Aの表示が表示される可能性のあるタイミングを報知する表示であり、或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記第Aの表示が開始されるタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A39)付記A38に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、前記第Aのタイミングにおいて前記第Aの表示が表示されると、前記第Bの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A40)付記A37に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、前記タイマ表示は、前記第Aの表示が表示されるタイミングを報知する表示であり、時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記第Aの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A41)付記A37乃至A40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が表示される場合があり、前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が表示されない場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A42)付記A37乃至A40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が必ず表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A43)付記A37乃至A42のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A44)付記A37乃至A43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A45)付記A44に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A46)付記A44に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A47)付記A37乃至A46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第Aのタイミングとなって前記第Aの表示が表示されると、前記第Aの表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A48)付記A37乃至A47のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第Aのタイミングとなって前記第Aの表示が表示されると、前記第一の表示が非表示となり、該第一の表示が表示されていた領域の少なくとも一部に重なる領域に該第Aの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A49)付記A37乃至A48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、前記複数種類の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、前記複数種類の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、前記第二の画像表示手段は、前記第一の画像表示手段よりも前側に設けられた手段であり、前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示され、前記第二の画像表示手段によって前記第Aの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A50)付記A49に記載の遊技台であって、前記第二の画像表示手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示されている場合に前記第Aのタイミングとなると、前記第二の画像表示手段が前期演出動作を行う場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A51)付記A37乃至A50のうちいずれか一に記載の遊技台であって、操作手段を備え、前記第Aの表示とは、前記操作手段に関する表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A52)付記A37乃至A51のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、或る演出として第Cの表示が表示される場合がある手段であり、前記第Cの表示が開始されるタイミング(以下、「第Cのタイミング」という。)において、該第Cの表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A53)付記A37乃至A52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A54)付記A37乃至A52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A55)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、前記第一の表示とは、或る演出が開始されるタイミングを報知する表示のことであり、前記第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたって表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A56)付記A55に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、期間表示のことであり、前記期間表示は、或る期間において或る演出が開始される可能性のあるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A57)付記A56に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A58)付記A55に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、 前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A59)付記A55乃至A58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A60)付記A55乃至A58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A61)付記A55乃至A60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A62)付記A55乃至A61のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A63)付記A62に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A64)付記A62に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A65)付記A55乃至A64のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示において、前記第一の表示の表示が開始しされ、前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知され、前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A66)付記A65に記載の遊技台であって、或る期間における時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化するように構成されており、前記第二の図柄変動表示において、前記或る期間が開始され、前記第一の図柄変動表示において、前記第一の表示の表示態様が変化しないように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A67)付記A65に記載の遊技台であって、或る期間における時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化するように構成されており、前記第一の図柄変動表示において、前記或る期間が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A68)付記A67に記載の遊技台であって、前記第一の図柄変動表示が終了してから該図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記第一の表示の表示態様の変化が行われない、ことを特徴とする遊技台。
(付記A68)付記A67に記載の遊技台であって、前記第一の図柄変動表示が終了してから該図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A69)付記A65に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり、前記第二の表示は、前記第一の図柄変動表示において表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記第二の表示は、前記第二の図柄変動表示において表示されてもよい。また、前記第二の表示は、前記第一の図柄変動表示において必ず表示されてもよい。
(付記A70)付記A55乃至A69のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A71)付記A55乃至A69のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A72)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミング(以下、「あるタイミング」という。)を報知する表示のことであり、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があり、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、該第一の表示によって予告表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A73)付記A72に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、期間表示のことであり、前記期間表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或るタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A74)付記A73に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A75)付記A72に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A76)付記A72乃至A75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A77)付記A72乃至A75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A78)付記A72乃至A77のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A79)付記A72乃至A78のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A80)付記A79に記載の遊技台であって、前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A81)付記A79に記載の遊技台であって、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A82)付記A72乃至A81のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記第一の表示によって表示される前記或る演出が開始されるまでの時間を予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A83)付記A72乃至A82のうちいずれか一に記載の遊技台であって、操作手段を備え、前記予告表示は、前記操作手段に関する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A84)付記A72乃至A83のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示が行われた後に、前記第一の表示によって前記或る演出が開始されるまでの時間が報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A85)付記A72乃至A84のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、該第一の表示によって予告表示が必ず行われる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A86)付記A72乃至A85のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示が表示されると、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A87)付記A72乃至A86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A88)付記A72乃至A86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A89)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示が表示される場合がある手段であり、前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示のことであり、前記表示手段は、第二の表示が表示される場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり、複数の前記第二の表示(以下、「複数の第二の表示」という。)が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A90)付記A89に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、期間表示のことであり、前記期間表示は、或る期間において前記或るタイミングを報知する表示であり、或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或るタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A91)付記A90に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A91)付記A89に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A92)付記A89乃至A91のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、前記或るのタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A93)付記A89乃至A91のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A94)付記A89乃至A93のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A95)付記A94に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A96)付記A94に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A97)付記A89乃至A96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が必ず表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A98)付記A89乃至A96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が表示される場合があり、ことを特徴とする遊技台。
(付記A99)付記A89乃至A98のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の表示とは、準備中表示のことであり、前記複数のぢ兄の表示とは、複数の準備中表示のことであり、前記複数の準備中表示のうちの一の表示は、第一の準備中表示であり、前記複数の準備中表示のうちの一の表示は、第二の準備中表示であり、前記第一の準備中表示は、前記第二の準備中表示よりも先に表示された表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A100)付記A99に記載の遊技台であって、前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示され、前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示され、前記第一のタイマ表示が前記第二のタイマ表示よりも先に表示されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。ここで、複数の準備中表示に対して、一のタイマ予告が表示されてもよい。
(付記A101)付記A99に記載の遊技台であって、前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示され、前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示され、 前記第一のタイマ表示が前記第二のタイマ表示よりも先に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A102) 付記A89乃至A101のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A103)付記A89乃至A101のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A104)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、前記第一の表示とは、或る演出が開始されるタイミングを報知する表示のことであり、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があり、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、予告が行われる場合があり、前記予告とは、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されることを予告する予告のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A105)付記A104に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、期間表示のことであり、前記期間表示は、或る期間において前記或る演出が開始される可能性のあるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A106)付記A105に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A107)付記A104に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、前記タイマ表示は、前記或る演出が開始されるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A108)付記A104乃至A107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A109)付記A104乃至A107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、ことを特徴とする遊技台。(付記A110)付記A104乃至A109うちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A111)付記A104乃至A110のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A112)付記A111に記載の遊技台であって、前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A113)付記A111に記載の遊技台であって、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A114)付記A104乃至A113のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告は、前記第一の表示による予告表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A115)付記104乃至A114のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、偽予告が行われる場合があり、前記偽予告が行われても、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されない、ことを特徴とする遊技台。
(付記A116)付記104乃至A115のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、予告が行われるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A117)付記A104乃至A116のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A118)付記A104乃至A116のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A119)タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合がるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A120)付記A119に記載の遊技台であって、複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、前記タイマ演出は、一回のラウンド遊技において実行される場合がある演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A121)付記A119に記載の遊技台であって、複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、記タイマ演出は、二回以上のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出である、とを特徴とする遊技台。
(付記A122)付記A120又はA121に記載の遊技台であって、前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示すように構成された表示であり、前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、或るタイマ演出(以下、「第一のタイマ演出」という。)における前記タイマ表示は、前記初期値として第一の時間を示すものであり、前記第一のタイマ演出は、第一の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合があり、前記第一のタイマ演出は、第二の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合があり、前記第二の回数は、前記第一の回数よりも多い回数であり、前記第一の回数は、一回又は複数回である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A123)付記A120又はA121に記載の遊技台であって、一のラウンド遊技は、第一の時間が経過した場合に終了するように構成されており、前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示すように構成された表示であり、前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、前記初期値として第二の時間が表示される場合があり、前記第二の時間は、前記第一の時間よりも短い、ことを特徴とする遊技台。
(付記A124)付記A119乃至A123のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出は、前記タイマ表示の表示が行われずに開始される場合(以下、「第一の場合」という。)がある演出であり、前記或る演出は、前記タイマ表示が或る時間を示す表示になって開始される場合(以下、「第二の場合」という。)がある演出であり、前記第一の場合における前記或る演出は、第一の態様で実行される演出(以下、「第一の演出」という。)であり、前記第二の場合における前記或る演出は、第二の態様で実行される場合がある演出(以下、「第二の演出」という。)であり、前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A125)付記A124に記載の遊技台であって、前記第一の演出が開始可能なタイミングよりも前記第二の演出が開始可能なタイミングの方が早くなりやすいように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A126)付記A124又はA125に記載の遊技台であって、前記第二の場合における前記或る演出として前記第一の演出が実行される場合があり、前記第二の場合において、前記第一の演出が実行されるタイミングと前記第二の演出が実行されるタイミングが異なる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A127)付記A119乃至A126に記載の遊技台であって、前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A128)付記A124乃至A126のうちいずれか一を引用する付記A127に記載の遊技台であって、前記確定演出は、保留内に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出であり、保留内に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一つの場合は、前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出を実行する場合があるように構成されており、保留内に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二つ以上の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出の両方の演出を実行する場合があるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A129)付記A124乃至A126のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出は、遊戯者に有利な特典が付与される可能性があることを示唆する演出であり、前記第一の演出よりも前記第二の演出の方が遊技者に有利な特典が付与される可能性が高く構成されており、前記第一の演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出として行われる場合(以下、「第一の場合」という。)があり、前記第一の演出は、前記確定演出ではない場合(以下、「第二の場合」という。)があり、前記第二の演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出であり、前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記第二の演出が実行されやすいように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A130)付記A119乃至A129のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記タイマ表示は、前記大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中に表示されて、大当り遊技の実行中に該タイマ表示が前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A131)付記A130に記載の遊技台であって、前記タイマ演出は、一回の図柄変動表示において実行される場合(以下、「第三の場合」という。)があるように構成されており、前記第三の場合における前記或る演出は、実行中の前記図柄変動表示に関する予告演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A132)付記A119に記載の遊技台であって、前記タイマ表示は、前記大当り遊技の実行中に表示されて、該大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A133)付記A132に記載の遊技台であって、前記タイマ表示は、遊技に関する或る条件が達成された場合に前記或る時間を示すために表示変化を開始するように構成されており、前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されており、前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A134)付記A119、A132又はA133に記載の遊技台であって、前記或る演出として、前記大当り遊技が終了した後の遊技状態を示唆する演出(以下、「第十一の演出」という。)が実行される場合があり、前記或る演出として、保留内に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出(以下、「第十二の演出」という。)が実行される場合があり、前記或る演出は、前記タイマ表示が前記或る時間を示さない場合であっても実行される場合があるように構成されており、前記大当り遊技の実行中において前記タイマ表示が前記或る時間を示さない場合に、前記第十二の演出よりも前記第十一の演出の方が実行されやすいように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A135)タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されており、前記大当り遊技の実行中に遊技者に有利な特典が付与されることを示唆する演出(以下、「第四の演出」という。)が実行される場合があるように構成されており、前記第四の演出は、前記或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行される場合がある演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A136)付記A119乃至A135のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記演出手段とは、表示手段のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A137)付記A119乃至A136のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A138)付記A119乃至A137のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る時間とは、タイマの残時間が0を示す時間のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A139)付記A119乃至A138のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出は、大当り遊技の実行中におけるインターバルにおいても実行可能な演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A140)タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、少なくとも図柄変動表示の実行中にタイマ演出が行われて、該図柄変動表示が終了した後に新たな図柄変動表示が行われていない期間に前記或る演出が行われ場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A141)表示手段と、操作手段と、を備えた遊技台であって、前記表示手段は、操作表示が表示される場合がある手段であり、前記操作表示とは、前記操作手段に関する表示のことであり、前記表示手段は、タイマ表示が表示される場合がある手段であり、前記タイマ表示とは、前記操作表示が表示されるタイミングを予告する表示のことであり、前記タイマ表示は、前記操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて該タイマ表示の少なくとも一部の表示が変化する表示であり、前記タイマ表示が表示された後に、前記操作表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A142)付記A141に記載の遊技台であって、前記タイマ表示として、第一のタイマ表示が表示される場合があり、前記第一のタイマ表示の少なくとも一部の表示の変化が開始されてから、或る時間として第一の時間が経過すると、第一の表示態様の前記操作表示が表示される場合があり、前記タイマ表示として、第二のタイマ表示が表示される場合があり、前記第二のタイマ表示の少なくとも一部の表示の変化が開始されてから、或る時間として第二の時間が経過すると、第二の表示態様の前記操作表示が表示される場合があり、前記第一の時間よりも前記第二の時間の方が長い、ことを特徴とする遊技台。
(付記A143)付記A141又はA142に記載の遊技台であって、第二の操作手段を備え、前記操作手段とは、第一の操作手段のことであり、前記操作表示とは、第一の操作表示のことであり、前記表示手段は、第二の操作表示が表示される場合がある表示であり、前記第二の操作表示とは、前記第二の操作手段に関する表示のことであり、前記タイマ表示の表示中において、前記操作表示が表示されるまでの或る時間が経過すると、前記第二の操作表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A144)付記A141乃至A143のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記タイマ表示の表示中において前記操作手段の操作があった場合に、該タイマ表示の表示態様が変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A145)付記A141乃至A144のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記タイマ表示による前記操作表示が表示されるまでの或る時間の経過に応じた表示態様の変化が行われている場合において、該タイマ表示の表示態様が変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A146)付記A141乃至A145のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、予告表示が表示される場合がある手段であり、前記予告表示とは、前記タイマ予告が表示されることを予告する表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A147)付記A141乃至146のうちいずれか一に記載の遊技台であって、最終的に大当り図柄態様が確定表示されるか最終的にハズレ図柄態様が確定表示されるかは、図柄の変動開始の際に行われる大当り判定によって決定されるように構成されており、前記大当り判定の結果は、前記操作表示の表示態様によって変化せず、前記大当り判定は、遊技盤に設けられた始動口に遊技球が進入した場合に取得される乱数を用いた大当り抽選の結果に応じて判定されるように構成されており、前記大当り抽選において大当りと判定される確率(以下、「大当り確率」という。)は、予め定められており、前記大当り確率は、前記操作表示の表示態様によって変化しない、ことを特徴とする遊技台。
(付記B1)遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段と、複数の演出を実行可能な演出手段と、を備えた遊技台であって、前記操作手段は、複数の状態となることが可能な手段であり、前記複数の状態のうちの一の状態は、第一の状態であり、前記複数の状態のうちの一の状態は、第二の状態であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第三の演出であり、前記第一の演出は、前記第一の状態の前記操作手段の操作を促す演出であり、前記第二の演出は、前記第一の演出における前記操作手段の操作応答演出であり、前記第二の演出は、前記操作手段の操作を促す演出ではなく、前記第三の演出は、前記第一の演出における前記操作手段の操作応答演出であり、前記第三の演出は、前記第二の状態の前記操作手段の操作を促す演出であり、或る演出は、複数のパターンを有する演出であり、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第一のパターンであり、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第二のパターンであり、前記第一のパターンは、前記第一の演出が開始された後で前記第二の演出が開始されることを含むパターンであり、前記第二のパターンは、前記第一の演出が開始された後で前記第三の演出が開始されることを含むパターンであり、前記第一のパターンによる前記或る演出が実行される場合よりも前記第二のパターンによる該或る演出が実行される場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記B2)付記B1に記載の遊技台であって、前記複数の演出のうちの一の演出は、第四の演出であり、前記第四の演出は、前記第三の演出における前記操作手段の操作応答演出の場合がある演出であり、前記第四の演出は、前記第二の演出が実行された後で開始される場合がある演出であり、前記第四の演出は、実行中の図柄変動表示の当否に関する示唆演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記B3)付記B1又はB2に記載の遊技台であって、前記第一のパターンは、前記第一の演出の実行中に前記操作手段の操作がされなかった場合であっても前記第二の演出が開始され、前記第二のパターンにおける前記第一の演出の実行中に前記操作手段が操作されなかった場合に前記第三の演出が開始されない、ことを特徴とする遊技台。
(付記B4)付記B3に記載の遊技台であって、前記第二のパターンにおける前記第一の演出の実行中に前記操作手段が操作されなかった場合に前記第二の演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B5)付記B1乃至B4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数の演出のうちの一の演出は、第五の演出であり、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第三のパターンであり、前記第三のパターンは、前記第五の演出が開始された後で前記第三の演出が開始されることを含むパターンであり、前記第五の演出は、前記第二の状態の前記操作手段の操作を促す演出であり、前記第五の演出の態様と前記第三の演出の態様は、異なる態様である、ことを特徴とする遊技台。
(付記B6)付記B5に記載の遊技台であって、前記第三の演出は、前記操作手段を模した表示(以下、「第三の表示」という。)が表示される演出を含み、前記第五の演出は、前記操作手段を模した表示(以下、「第五の表示」という。)が表示される演出を含み、前記第三の表示と前記第五の表示では、該第五の表示の方が大きい、ことを特徴とする遊技台。
(付記B7)付記B5又はB6に記載の遊技台であって、前記第三の演出は、前記操作手段を模した表示(以下、「第十三の表示」という。)が表示される演出を含み、前記第五の演出は、前記操作手段を模した表示(以下、「第十五の表示」という。)が表示される演出を含み、前記第十三の表示および該第十三の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの少なくとも一方の表示が第十三の色で表示され、前記第十五の表示および該第十五の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの少なくとも一方の表示が第十五の色で表示され、前記第十三の色と前記第十五の色は、異なる色である、ことを特徴とする遊技台。
(付記B8)付記B1乃至B7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第四のパターンであり、前記第四のパターンは、前記第二のパターンにおいて前記第一の演出が開始されるタイミングで演出が開始されないパターンであり、前記第四のパターンは、前記第二のパターンにおいて前記第三の演出が開始されるタイミングで該第三の演出が開始されるパターンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記B9)付記B1乃至B7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第四のパターンであり、前記第四のパターンは、前記第一の演出が開始された後で第六の演出が開始されるパターンを含むパターンであり、前記第六の演出は、前記第一の演出における前記操作手段の操作応答演出であり、前記第一の演出は、該第一の演出が実行された後の演出として前記第三の演出が開始されるか前記第六の演出が開始されるかを選択する演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記B10)付記B9に記載の遊技台であって、前記第六の演出は、前記第一の状態の前記操作手段の操作を促す演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記B11)付記B9又はB10に記載の遊技台であって、前記第一の演出において前記操作手段が操作されなかった場合に、該第一の演出が終了した後で前記第六の演出が開始される、ことを特徴とする遊技台
(付記B12)付記B1乃至B11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記演出手段は、前記操作手段の操作を促す演出をストックしていることを示唆する演出(以下、「ストック演出」という。)を実行可能な手段であり、前記ストック演出は、一回または複数回の前記操作手段の操作を促す演出をストック可能な演出であり、前記ストック演出は、前記操作手段の操作を促す演出の実行に関連してストックが減る演出であり、前記第一のパターンは、前記ストック演出において一のストックが減るパターンであり、前記第二のパターンは、前記ストック演出において一のストックが減るパターンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記B13)付記B1乃至B12のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の演出において前記操作手段が操作されなかった場合に、該第一の演出が終了した後で前記第二の演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B14)遊技者が操作可能な位置に設けられた複数の操作手段と、複数の演出を実行可能な演出手段と、を備えた遊技台であって、前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第三の演出であり、前記第一の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出であり、前記第二の演出は、前記第一の演出における前記第一の操作手段の操作応答演出であり、前記第二の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出ではなく、前記第三の演出は、前記第一の演出における前記第一の操作手段の操作応答演出であり、 前記第三の演出は、前記第二の操作手段の操作を促す演出であり、或る演出は、複数のパターンを有する演出であり、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第一のパターンであり、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第二のパターンであり、前記第一のパターンは、前記第一の演出が開始された後で前記第二の演出が開始されることを含むパターンであり、前記第二のパターンは、前記第一の演出が開始された後で前記第三の演出が開始されることを含むパターンであり、前記第一のパターンによる前記或る演出が実行される場合よりも前記第二のパターンによる該或る演出が実行される場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすい、とを特徴とする遊技台。
(付記B14−1)遊技者が操作可能な位置に設けられた複数の操作手段と、複数の演出を実行可能な演出手段と、を備えた遊技台であって、前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第三の演出であり、前記複数の操作手段のうちの一の操作手段は、第一の操作手段であり、前記複数の操作手段のうちの一の操作手段は、第二の操作手段であり、前記第一の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出であり、前記第二の演出は、前記第一の演出における前記第一の操作手段の操作応答演出であり、前記第二の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出を含まない演出であり、前記第三の演出は、前記第一の演出における前記第一の操作手段の操作応答演出であり、前記第三の演出は、前記第二の操作手段の操作を促す演出であり、前記第一の演出の実行が開始された後で前記第二の演出の実行が開始された場合よりも、該第一の演出の実行が開始された後で前記第三の演出の実行が開始された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記B15)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、実行中の図柄変動表示に関するアイコン(以下、「変動アイコン」という。)を表示可能な手段であり、前記表示手段は、該表示手段における表示領域のうちの第一の表示領域に前記変動アイコンを表示可能な手段であり、前記表示手段は、2つの前記変動アイコン(以下、「2つの変動アイコン」という。)を表示可能な手段であり、前記2つの変動アイコンのうちの1つは、第一の変動アイコンであり、前記2つの変動アイコンのうちの1つは、第二の変動アイコンであり、前記第二の変動アイコンは、前記第一の表示領域とは異なる表示領域に表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B16)付記B15に記載の遊技台であって、前記第一の変動アイコンの表示期間に前記第二の変動アイコンの移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」という。)が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B17)付記B16に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの後に前記第二の変動アイコンが前記第一の表示領域に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B18)付記B16又はB17に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの後に前記第一の表示領域に表示される前記第二の変動アイコンの大きさは、該移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間における該第二の変動アイコンの大きさとは異なる、ことを特徴とする遊技台。
(付記B19)付記B16乃至B18のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが前記第一の変動アイコンと重なる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B20)付記B16乃至B19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B21)付記B16乃至B20のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが前記第一の変動アイコンと前記予告表示に重なる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B22)付記B16乃至B21のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記装飾図柄変動表示が1つのみ表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B23)付記B16乃至B22のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間にミニ装飾図柄変動表示が1つのみ表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B24)付記B16乃至B23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記装飾図柄変動表示と前記ミニ装飾図柄変動表示のうちの一方のみが表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B25)付記B15乃至B24のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の変動アイコンの移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」という。)が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B26)付記B16乃至B24のうちいずれか一を引用する付記B25に記載の遊技台であって、前記第一の移動アニメーションの開始後に前記第二の移動アニメーションが開始される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B27)付記B16乃至B24のうちいずれか一を引用する付記B25又はB26に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第一の大当り期待度を示す第一の表示を表示可能な手段であり、前記第一の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記第一の表示の移動表示が行われ、前記表示手段は、第二の大当り期待度を示す第二の表示を表示可能な手段であり、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記第二の表示の移動表示が行われる、ことを特徴とする遊技台。
(付記B28)付記B16乃至B24のうちいずれか一を引用する付記B25乃至B27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記保留アイコンの移動表示が行われ、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記保留アイコンの移動表示が行われる、ことを特徴とする遊技台。
(付記B29)付記B25乃至B28のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の移動アニメーションの開始後に前記第一の変動アイコンが前記第一の表示領域とは異なる表示領域に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B30)付記B15乃至B29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記2つの変動アイコンの表示期間の少なくとも一部の表示期間に前記第一の表示領域に前記変動アイコンが表示されない、ことを特徴とする遊技台。
(付記B31)付記B15乃至B30のうちいずれか一に記載の遊技台であって、1の装飾図柄変動表示の期間において、前記変動アイコンの数が1から2に増加した後に1に減少する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B32) 付記B15乃至B31のうちいずれか一に記載の遊技台であって、1の装飾図柄変動表示の期間において、前記変動アイコンの数が1から2に増加した後に1に減少し、該減少の後に、2に増加した後に1に減少する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B33) 付記B15乃至B32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、保留アイコンを表示可能な手段であり、前記2つの変動アイコンの表示期間における前記保留アイコンの数は、該2つの変動アイコンの表示前における該保留アイコンの数よりも多い、ことを特徴とする遊技台。
(付記B34)付記B15乃至B33のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、数字保留表示を表示可能な手段であり、前記数字保留表示が示す保留数は、前記2つの変動アイコンの表示期間における前記保留アイコンの数よりも少ない、ことを特徴とする遊技台。
なお、上記で装飾図柄の変動表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の変動表示であってもよく、装飾図柄の停止表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の停止表示であってもよい。
また、上記で「〜場合がある」とは、「必ず〜する」、「必ず〜される」、あるいは「必ず〜になる」等に置き換えてもよく、上記で「○○可能」とは、「必ず○○する」に置き換えてもよい。
図271は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
図271に示す封入式のパチンコ機900では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段901から遊技領域902に発射された遊技媒体が、遊技領域902から排出されて再び発射手段901へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段903が遊技台前面の遊技領域902の下方に配設されており、図1に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
なお、図1に示して上述したパチンコ機100の上皿126に上述した表示手段903がさらに設けられた態様を採用してもよく、さらに、この表示手段903にタッチパネルが設けられた態様であってもよい。すなわち、表示手段903に設けられたタッチパネルが操作手段として機能することができる。そして、タッチパネルによる1回のタッチ操作、連打操作あるいは長押し操作により、演出ボタン136の操作に係る演出が実行されてもよいし、長押しオート連打機能が有効な状態である場合には、タッチパネルが継続してタッチされ続けている状態で、タッチパネルに対する疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態にしないように構成されてもよい。また、一部の演出において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよい。換言すれば、タッチパネルにおいて長押しオート連打機能を作動させてもよいし、作動しないようにしてもよいし、作動させる演出が多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。また、タッチパネルに対する連打操作による演出が複数あり、タッチパネルで行う場合には、長押しオート連打機能が有効な状態とならないことが多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。
以上説明したように、図271に示すパチンコ機900は、球を封入し、封入した球をパチンコ機内で循環させて使用するものであって、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
次に、図272を用いて本発明に適用可能な遊技台としてのスロットマシン(回胴遊技機)について説明する。ここで、図272は、本発明に適用可能なスロットマシン1000を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
図272に示すスロットマシン1000は、本体1001と、本体1001の正面に取付けられ、本体1001に対して開閉可能な前面扉1002と、を備える。本体1001の中央内部には、(図272において図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1010、中リール1011、右リール1012)収納され、スロットマシン1000の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1010〜1012はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。 本実施例において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1010〜1012が構成されている。リール1010〜1012上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1013から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1010〜1012を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1010〜1012は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン1000の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1010〜1012の背面には、図柄表示窓1013に表示される個々の図柄を照明するためのリールバックライト(図示省略)が配置されている。リールバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1000内部において各々のリール1010〜1012の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1010〜1012を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1020は、有効となる入賞ライン1014を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1014は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1014の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。以下、有効となる入賞ラインを有効ラインと呼ぶ場合がある。
告知ランプ1023は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1024は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1022は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1028は演出用のランプである。
メダル投入ボタン1030〜1032は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダル(クレジットと言う)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例においては、メダル投入ボタン1030が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン1031が押下されると2枚投入され、メダル投入ボタン1032が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、メダル投入ボタン1032はMAXメダル投入ボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1029は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1021が点灯する。 メダル投入口1041は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン1030〜1032により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1041から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1025は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1027は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。本実施形態においては、貯留枚数表示器1025、遊技情報表示器1026、および払出枚数表示器1027は7セグメント(SEG)表示器で構成されている。
スタートレバー1035は、リール1010〜1012の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1041に所望するメダル枚数を投入するか、メダル投入ボタン1030〜1032を操作して、スタートレバー1035を操作すると、リール1010〜1012が回転を開始することとなる。スタートレバー1035に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット1036には、操作手段の一例としてのストップボタン1037〜1039が設けられている。ストップボタン1037〜1039は、スタートレバー1035の操作によって回転を開始したリール1010〜1012を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1010〜1012に対応づけられている。以下、ストップボタン1037〜1039に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。また、第1停止操作の対象となるリールを第1停止リール、第2停止操作の対象となるリールを第2停止リール、第3停止操作の対象となるリールを第3停止リールという。なお、各ストップボタン1037〜1039の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1037〜1039の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1033は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1034は、スロットマシン1000に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1055から排出するためのボタンである。ドアキー孔1040は、スロットマシン1000の前面扉1002のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口1055は、メダルを払出すための払出口である。
メダル投入ボタン1032の右側には、操作手段の一例としてのチャンスボタン1100が設けられている。チャンスボタン1100は、リール1010〜1012の動作に関連する操作が可能であったり、液晶表示装置1057の表示に関連する操作が可能であったりする。また、チャンスボタン1100は、上記実施例によるパチンコ機100と同様に複数の状態を取ることが可能であり、チャンスボタン1100の操作有効期間中に状態変化可能であってもよい。
情報表示ボタンユニット1050には、情報表示ボタン1046が設けられている。情報表示ボタン1046は、例えば、ユーザメニュー(例えば、遊技者個人の遊技履歴情報を設定するためのメニュー)を呼び出すための操作ボタンであり、複数のボタンから構成されている。本実施形態では、情報表示ボタン1046は、操作手段に相当する。
ストップボタンユニット1036の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル1062が設けられており、タイトルパネルランプ1064は、タイトルパネル1062を点灯するランプである。タイトルパネル1062の下部には、メダル払出口1055、メダルの受皿1061が設けられている。
音孔1081はスロットマシン1000内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1002の左右各部に設けられたサイドランプ1044は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1002の上部には演出装置1060が配設されており、演出装置1060の上部には音孔1043が設けられている。この演出装置1060は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ1063a、左シャッタ1063bからなるシャッタ(遮蔽装置)1063と、このシャッタ1063の奥側に配設された液晶表示装置1057(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ1063a、左シャッタ1063bが液晶表示装置1057の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1057(図示省略)の表示画面がスロットマシン1000正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成されている。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
本発明に係る遊技台は図273(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。なお、以上説明した、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用してもよい。すなわち、適用させることを妨げる要因がない限りは、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用しても、一つのまとまりのある技術的思想として成り立つ。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。また、上記実施形態のいずれかの実施例に記載した複数の構成のうち、1つの構成に記載している内容を、他の実施例の構成に適用することでより遊技の幅を広げられる場合がある。