JP2019041720A - 花蕾採取機、手持ち式花蕾採取機、及び自走式花蕾採取機 - Google Patents

花蕾採取機、手持ち式花蕾採取機、及び自走式花蕾採取機 Download PDF

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Abstract

【課題】枝の影響を受けることなく複数の花蕾に対して作用できる花蕾採取機を提供すること。【解決手段】本発明の花蕾採取機は、花蕾を採取する花蕾採取部1と、花蕾採取部1を駆動するモータ20とを備え、花蕾採取部1が、モータ20によって回転される回転軸部11と、回転軸部11に取り付け、少なくとも一端を自由端とした複数の打ち落とし部12とを有し、打ち落とし部12を可撓材で形成し、回転軸部11の軸心から打ち落とし部12の自由端までの長さLを70mm〜100mmの範囲、隣り合う打ち落とし部12の間隔Wを5mm〜15mmの範囲としたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、果樹栽培における花粉採取に必要な花蕾採取作業に用いる花蕾採取機に関する。
ナシ等の果樹栽培では結実を安定させるために人工受粉が重要な作業である。人工受粉用の花粉は自家調達するか、輸入花粉が用いられている。輸入花粉の多くは外国産であり、外国側の花粉需要の増加、気候変動による供給不安や価格変動、病害の侵入等が懸念されている。花粉の自家調達のためには採花、採葯、開葯、花粉精選等の一連の作業が必要であるが、特に採花作業は手間を要する非効率な作業であることに加え、作業期間が短く、脚立等を使用した高所での作業であるため、省力化が求められている。
自家調達における慣行のナシの採花作業は、人が花を摘み取る手作業で行われている。
採花作業は1時間に1kg程度の花しか採取出来ず、さらに適期は年間3〜4日と短いため、臨時雇用を使うなど労力が集中的に必要となることが問題となっている。
ところで、吸入口から吸い込んだ空気を吐出口から吐き出す機本体と、吸入口に設けた回転刃とを備え、吸入口に吸い込む被摘取り物を回転刃で切断して吐出口から吐き出す摘取り機が提案されている(特許文献1)。
特許文献1では、機本体の中腹部に吐出方向に噴出するエアジェットを設けて吸入口側に負圧を生じさせると共に回転刃をエアジェットのエアの一部により回転させるようにし、機本体の吐出口に袋状フィルターの袋口を連通させている。
また、把手を有する本体内に、前縁部に回転方向に合わせて屈折形成した刃を有する回転羽根を収容し、この回転羽根を原動力によって回転可能とし、刃の近くの本体に入口と採集口とを設けた花摘み兼葯取り器が提案されている(特許文献2)。
特許文献2では、入口に採取すべき葯をあて、回転羽根により葯を切断し、切断した葯を採集口から採集する。
特公平7−89786号公報 実公昭43−20205号公報
慣行の手作業は適期の花を一つ一つ手で摘み取るものであり、非常に効率が悪い。
また、特許文献1及び特許文献2の装置についても、花そう一つ一つに吸入口又は入口を当てる必要があるため、慣行の手作業と比較して作業能率の大幅な改善は期待できない。また枝の入り組んでいる場所では他の枝が邪魔となり、装置を花に当てることが困難になり、採取できない花も生じる。
そこで本発明は、枝の影響を受けることなく複数の花蕾に対して作用できる花蕾採取機を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の花蕾採取機は、花蕾を採取する花蕾採取部と、前記花蕾採取部を駆動するモータとを備えた花蕾採取機であって、前記花蕾採取部が、前記モータによって回転される回転軸部と、前記回転軸部に取り付け、少なくとも一端を自由端とした複数の打ち落とし部とを有し、前記打ち落とし部を可撓材で形成し、前記回転軸部の軸心から前記打ち落とし部の前記自由端までの長さLを70mm〜100mmの範囲、隣り合う前記打ち落とし部の間隔Wを5mm〜15mmの範囲としたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明の手持ち式花蕾採取機は、請求項1記載の花蕾採取機を備えた手持ち式花蕾採取機において、前記モータの一端に前記花蕾採取部を取り付け、前記モータの他端に把持棒を取り付け、前記把持棒が伸縮機構を有することを特徴とする。
請求項3記載の本発明の自走式花蕾採取機は、請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、前記花蕾採取機を保持する筐体と、前記筐体を移動する台車とを有し、前記モータを前記筐体の上部に保持し、前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、前記花蕾採取部に加わる負荷によって、前記モータと前記花蕾採取部とが前記筐体に対して、前記負荷を低減する方向に可動することを特徴とする。
請求項4記載の本発明の自走式花蕾採取機は、請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、複数の前記花蕾採取機を保持する筐体と、前記筐体を移動する台車とを有し、前記モータを前記筐体の上部に保持し、前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、複数の前記花蕾採取機を、前記筐体の進行方向に対して少なくとも1列に配置したことを特徴とする。
請求項5記載の本発明の自走式花蕾採取機は、請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、複数の前記花蕾採取機を保持する筐体と、前記筐体を移動する台車とを有し、前記モータを前記筐体の上部に保持し、前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、複数の前記花蕾採取機を、前記筐体の進行方向に対して前後に配置したことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項5に記載の自走式花蕾採取機において、前方に配置した前記花蕾採取機の前記打ち落とし部と、後方に配置した前記花蕾採取機の前記打ち落とし部とが、前記筐体の進行方向に対して少なくとも一部が重なるように配置したことを特徴とする。
請求項7記載の本発明の自走式花蕾採取機は、請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、前記花蕾採取機を保持する筐体と、前記筐体を移動する台車とを有し、前記モータを前記筐体の上部に保持し、前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、前記筐体の進行方向に平行な一対の側面の内の一方を有壁面とし、前記モータの回転を、前記筐体の前面から前記有壁面に向かう方向としたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明の自走式花蕾採取機は、請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、前記花蕾採取機を保持する筐体と、前記筐体を移動する台車とを有し、前記モータを前記筐体の上部に保持し、前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、前記筐体の下部に第2花蕾採取部を設け、前記第2花蕾採取部が、第2モータによって回転される第2回転軸部と、前記第2回転軸部に取り付け、少なくとも一端を自由端とした複数の第2打ち落とし部とを有し、前記第2回転軸部の一端を、前記第2回転軸部の他端に対して、前記筐体の進行方向にずらしたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明の自走式花蕾採取機は、請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、前記花蕾採取機を保持する筐体と、前記筐体を移動する台車とを有し、前記モータを前記筐体の上部に保持し、前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、前記筐体の前面開口部の上方にガイダを設けたことを特徴とする。
本発明の花蕾採取機によれば、枝の影響を受けることなく複数の花蕾を打ち落とすことができ、効率的な花蕾回収を行える。
本発明の一実施例による花蕾採取機を示す写真 本実施例による花蕾採取機を備えた手持ち式花蕾採取機を示す写真 本実施例による手持ち式花蕾採取機の使用状態を示す写真 本実施例による手持ち式花蕾採取機を用いた模擬棚による花蕾採取試験の説明図 本実施例による花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機を示す構成図 本実施例による花蕾採取部と第2花蕾採取部とを示す写真 本実施例によるモータ及び花蕾採取部を示す写真 本実施例による第2花蕾採取部を示す写真 本実施例によるガイダを示す写真 本実施例による自走式花蕾採取機の使用方法を示す説明図
本発明の第1の実施の形態による花蕾採取機は、花蕾採取部が、モータによって回転される回転軸部と、回転軸部に取り付け、少なくとも一端を自由端とした複数の打ち落とし部とを有し、打ち落とし部を可撓材で形成し、回転軸部の軸心から打ち落とし部の自由端までの長さLを70mm〜100mmの範囲、隣り合う打ち落とし部の間隔Wを5mm〜15mmの範囲としたものである。
本実施の形態によれば、同時に複数の花蕾に対して適度な打ち落としに必要な力を加えることができ、複数の花蕾を確実に打ち落とせるとともに、打ち落とした花蕾が広範囲に飛散することを防止でき、効率的な花蕾回収を行える。
本発明の第2の実施の形態による手持ち式花蕾採取機は、第1の実施の形態による花蕾採取機を備え、モータの一端に花蕾採取部を取り付け、モータの他端に把持棒を取り付け、
把持棒が伸縮機構を有するものである。
本実施の形態によれば、モータに花蕾採取部を直結することで、駆動伝達部品による重量増加を無くして軽量化が図れ、モータの長さを有効に利用できるとともに花蕾の高さに応じて把持棒の長さを調整できるため、作業性に優れている。
本発明の第3の実施の形態による自走式花蕾採取機は、第1の実施の形態による花蕾採取機を備え、花蕾採取機を保持する筐体と、筐体を移動する台車とを有し、モータを筐体の上部に保持し、モータの下部に花蕾採取部を取り付け、花蕾採取部に加わる負荷によって、モータと花蕾採取部とが筐体に対して、負荷を低減する方向に可動するものである。
本実施の形態によれば、花蕾採取部には枝による負荷や衝撃が加わるが、モータの可動によって枝による負荷を低減できる。
本発明の第4の実施の形態による自走式花蕾採取機は、第1の実施の形態による花蕾採取機を備え、複数の花蕾採取機を保持する筐体と、筐体を移動する台車とを有し、モータを筐体の上部に保持し、モータの下部に花蕾採取部を取り付け、複数の花蕾採取機を、筐体の進行方向に対して少なくとも1列に配置したものである。
本実施の形態によれば、少なくとも1列に複数の花蕾採取機を配置することで、効率よく花蕾の打ち落としが行える。
本発明の第5の実施の形態による自走式花蕾採取機は、第1の実施の形態による花蕾採取機を備え、複数の花蕾採取機を保持する筐体と、筐体を移動する台車とを有し、モータを筐体の上部に保持し、モータの下部に花蕾採取部を取り付け、複数の花蕾採取機を、筐体の進行方向に対して前後に配置したものである。
本実施の形態によれば、複数の花蕾採取機を、筐体の進行方向に対して前後に配置することで、枝詰まりを生じることなく花蕾の打ち落としが行える。
本発明の第6の実施の形態は、第5の実施の形態による自走式花蕾採取機において、前方に配置した花蕾採取機の打ち落とし部と、後方に配置した花蕾採取機の打ち落とし部とが、筐体の進行方向に対して少なくとも一部が重なるように配置したものである。
本実施の形態によれば、同一列で花蕾採取機同士の間隔が狭すぎると枝詰まりを生じ、花蕾採取機同士の間隔が広いと花蕾を十分に打ち落とせなくなるが、打ち落とし部の少なくとも一部を筐体の進行方向に対して重なるように、前後に配置することで、枝詰まりを生じることなく、また打ち落とし漏れを無くして確実な花蕾の打ち落としが行える。
本発明の第7の実施の形態による自走式花蕾採取機は、第1の実施の形態による花蕾採取機を備え、花蕾採取機を保持する筐体と、筐体を移動する台車とを有し、モータを筐体の上部に保持し、モータの下部に花蕾採取部を取り付け、筐体の進行方向に平行な一対の側面の内の一方を有壁面とし、モータの回転を、筐体の前面から有壁面に向かう方向としたものである。
本実施の形態によれば、花蕾の飛散方向が有壁面となるために、打ち落とした花蕾を確実に回収できる。
本発明の第8の実施の形態による自走式花蕾採取機は、第1の実施の形態による花蕾採取機を備え、花蕾採取機を保持する筐体と、筐体を移動する台車とを有し、モータを筐体の上部に保持し、モータの下部に花蕾採取部を取り付け、筐体の下部に第2花蕾採取部を設け、第2花蕾採取部が、第2モータによって回転される第2回転軸部と、第2回転軸部に取り付け、少なくとも一端を自由端とした複数の第2打ち落とし部とを有し、第2回転軸部の一端を、第2回転軸部の他端に対して、筐体の進行方向にずらしたものである。
本実施の形態によれば、打ち落とし部が回転によって生じる打ち落とし面が進行方向に対して平行でなく傾いた状態となるため、打ち落とし部同士の隙間を狭くでき、花蕾の打ち落とし漏れを少なくすることができる。
本発明の第9の実施の形態による自走式花蕾採取機は、第1の実施の形態による花蕾採取機を備え、花蕾採取機を保持する筐体と、筐体を移動する台車とを有し、モータを筐体の上部に保持し、モータの下部に花蕾採取部を取り付け、筐体の前面開口部の上方にガイダを設けたものである。
本実施の形態によれば、開口部より上方に延びた枝を、筐体内にスムーズに取り込むことができる。
以下本発明の一実施例による花蕾採取機について説明する。
図1は本実施例による花蕾採取機を示す写真である。
図1(a)に示すように、本実施例による花蕾採取機1は、花蕾を採取する花蕾採取部10と、花蕾採取部10を駆動するモータ20と、モータ20に電力を供給する電源部30とを備えている。モータ20と電源部30とは電線31で接続され、モータ20の回転をON/OFFするスイッチ32を設けている。
花蕾採取部10は、モータ20によって回転される回転軸部11と、回転軸部11に取り付け、少なくとも一端を自由端とした複数の打ち落とし部12とを有している。本実施例では、打ち落とし部12は、回転軸部11に一端を取り付け、他端を自由端としており、直径が2mm〜6mmの棒状の可撓材で形成している。可撓材としては、例えばウレタンゴム、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム、又はニトリルゴムを用いることができる。
図1(b)は図1(a)の要部拡大図、図1(c)は花蕾採取部10の他の実施例を示す写真、図1(d)及び図1(e)は花蕾採取部10の更に他の実施例を示す構成図、図1(f)は花蕾採取部10の更に他の実施例を示す構成図である。図1(d)は斜視図、図1(e)は図1(d)の上面図、図1(f)は図1(d)に相当する上面図である。
図1(c)〜図1(f)に示す実施例では、打ち落とし部12は、両端を自由端として回転軸部11に取り付けている。隣り合う打ち落とし部12は、図1(c)では180度の角度、図1(d)及び図1(e)では90度の角度、図1(f)では60度の角度を持って取り付けている。このように、打ち落とし部12は、回転軸部11の軸方向から見て所定の角度を持って放射状に設けることができる。
打ち落とし部12の回転軸部11への取り付けは、図1(a)及び図1(b)に示すように一端を自由端にしても、図1(c)〜図1(f)に示すように両端を自由端にしてもよい。
図1(b)〜図1(f)に示すように、回転軸部11の軸心から打ち落とし部12の自由端までの長さをL、隣り合う打ち落とし部12の回転軸部11上での取り付け位置の間隔をWとしたとき、打ち落とし部12同士が絡まないようにするとともに、ナシやキウイフルーツの棚栽培では、側枝を500mm間隔で仕立てることが多く、この側枝の間に枝を固定するための番線が通っていることも多く、花蕾採取機1での作業の障害となることから、側枝と番線の間に花蕾採取部10を差込み、枝や番線に打ち落とし部12が絡まないで作業するためには、長さLは70mm〜100mmの範囲、更には70mm〜80mmの範囲が適し、間隔Wは5mm〜15mmの範囲、更には7.5mm〜15mmの範囲が適している。
図2は本実施例による花蕾採取機を備えた手持ち式花蕾採取機を示す写真である。
本実施例による手持ち式花蕾採取機2は、モータ20の一端に花蕾採取部10を取り付け、モータ20の他端に把持棒40を取り付けている。把持棒40は、径の異なる複数の棒材41、42、43からなり、これらの棒材41、42、43を同軸に配置し、棒材42が棒材41に対して、棒材43が棒材42に対してそれぞれ摺動する伸縮機構を有する。
このように、モータ20に花蕾採取部10を直結することで、モータ20と花蕾採取部10との間に、例えば歯車やベルトなどの駆動伝達部品を設ける必要が無く、駆動伝達部品による重量増加を無くして軽量化が図れる。また、モータ20の一端に花蕾採取部10を取り付け、モータ20の他端に把持棒40を取り付けることで、モータ20の長さを有効に利用できるとともに、花蕾の高さに応じて把持棒40の長さを調整できるため、作業性に優れている。
図3は同手持ち式花蕾採取機の使用状態を示す写真である。
図3(a)は棚栽培によるナシの樹木に対する使用状態、図3(b)は立木栽培によるナシの樹木に対する使用状態、図3(c)は図3(a)の要部を示している。
図3(a)及び図3(b)に示すように、地面にはシート60を敷き、シート60上に打ち落とされた花蕾を回収する。
図3(c)に示すように、手持ち式花蕾採取機2は、棒状に長い形状をしていることから、枝等の間に挿入しやすく、棚栽培のための番線を回避しつつ、花蕾採取が可能である。
図4は同手持ち式花蕾採取機を用いた模擬棚による花蕾採取試験の説明図である。
実験例1は、回転軸部11の軸心から打ち落とし部12の自由端までの長さLを80mm、隣り合う打ち落とし部12の間隔Wを15mm、打ち落とし部12を10本とし、実験例2は、回転軸部11の軸心から打ち落とし部12の自由端までの長さLを80mm、隣り合う打ち落とし部12の間隔Wを7.5mm、打ち落とし部12を20本としている。
図4(a)は、花蕾採取試験で行った回転数と周速度とを示している。
図4(b)に示すように、花蕾採取試験では、ナシ枝を配置した長さ2mのアルミフレームを高さ1.5mに配置した模擬棚を用いて行った。模擬棚は4.5×4.5mのシートの中央に配置し、シートに落ちた花を採花生花重量とし、模擬棚に残った花を採花できなかった生花重量とし、採花生花重量/(採花生花重量+採花できなかった生花重量)を花蕾採取割合とした。
図4(c)は、横軸を図4(a)に示す回転数目盛り、縦軸を花蕾採取割合としている。
図4(c)に示すように、回転数目盛り60以上では花蕾採取割合に大きな変化はなく、打ち落とし部12が20本である実験例2であっても、抵抗による回転数の低下やモータの停止は観察されなかった。回転数目盛り70の場合、すなわち周速度が1500m/min程度であれば、効率良く採花作業を行うことができると考えられる。
図5は本実施例による花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機を示す構成図である。
図5(a)は同自走式花蕾採取機の側面図、図5(b)は同自走式花蕾採取機の正面図、図5(c)は同自走式花蕾採取機の上面図である。
本実施例による自走式花蕾採取機3は、筐体70と、筐体70を移動する台車80とを有し、花蕾採取機1は筐体70又は台車80に保持されている。モータ20は筐体70の上部桟71に保持され、モータ20の下部に花蕾採取部10を取り付けている。
筐体70は、進行方向に平行な一対の側面の内の一方を有壁面72、他方を側面開口部70Sとし、進行方向の前面を前面開口部70Fとし、進行方向の後面を後面開口部70Rとしている。側面開口部70S、前面開口部70F、及び後面開口部70Rの上方及び下方にはカバー70xがあり、側面開口部70S、前面開口部70F、及び後面開口部70Rには、開口を覆うすだれ状のカバーを設けている。側面開口部70S、前面開口部70F、及び後面開口部70Rの上方及び下方に設けるカバー70xは固定式であり、側面開口部70S、前面開口部70F、及び後面開口部70Rのカバーは柔軟性を備えて部分的に開閉する。
自走式花蕾採取機3は、筐体70と台車80との間に可動のための昇降機構を備えている。従って、筐体70は昇降機構によって台車80に対して昇降動作を行え、側面開口部70S、前面開口部70F、及び後面開口部70Rの下端は、地面から700mm±100mmの高さで可動する。なお、側面開口部70S、前面開口部70F、及び後面開口部70Rの高さ方向寸法は、例えば300mmとしている。
筐体70の前面開口部70Fの上方にはガイダ90を設けている。ガイダ90は、水平方向規制部材91と、進行方向案内面92とを有している。水平方向規制部材91は、進行方向案内面92より前方に突出させた複数の突出部材で構成され、自走式花蕾採取機3の進行によって当接する枝が水平方向に移動することを規制する。進行方向案内面92は、凸面で構成され、自走式花蕾採取機3の進行によって当接する枝を撓ませて筐体70内に導く。
筐体70の下部には、打ち落とした花蕾を回収する花蕾回収箱100を設けている。
筐体70の下部で、花蕾回収箱100より上部には第2花蕾採取部110を設けている。第2花蕾採取部110は、第2モータ120によって回転される第2回転軸部111と、第2回転軸部111に取り付け、少なくとも一端を自由端とした複数の第2打ち落とし部112とを有している。本実施例では、第2打ち落とし部112は、第2回転軸部111に一端を取り付け、他端を自由端としている。
第2打ち落とし部112は、打ち落とし部12と同様に直径が2mm〜6mmの棒状の可撓材で形成し、可撓材としては、例えばウレタンゴム、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム、又はニトリルゴムを用いることができる。
図5(a)に示すように、モータ20xの上端がヒンジ等を介して筐体70から垂下されており、定常位置にある花蕾採取部10x及びモータ20xは、前面からの負荷が加わることで花蕾採取部10y及びモータ20yの位置に可動することができる。すなわち、花蕾採取部10に加わる負荷によって、花蕾採取部10x及びモータ20は筐体70に対して、負荷を低減する方向に可動する。なお、花蕾採取部10x及びモータ20は、後方以外の方向、例えば前方にも可動させてもよい。
図5(c)に示すように、筐体70の進行方向に対して、1列目には2つの花蕾採取部10Fを、2列目には3つの花蕾採取部10Rを配置している。そして、1列目の2つの花蕾採取部10Fは、進行方向から見てそれぞれ2列目の3つの花蕾採取部10Rの間に配置している。
このように、筐体70の進行方向に対して複数列に花蕾採取部10を配置し、異なる列の花蕾採取部10は、花蕾採取部10の回転軸部11の軸心が進行方向に並ばないように配置している。
図5(c)に矢印で示すように、モータ20の回転は、筐体70の前面から有壁面72に向かう方向としている。
このように、モータ20の回転を、筐体70の前面から有壁面72に向かう方向とすることで、花蕾の飛散方向が有壁面72となるために、打ち落とした花蕾を筐体70外に飛散させることなく確実に花蕾回収箱100に回収できる。
図5(c)に示すように、第2回転軸部111の一端111aは、第2回転軸部111の他端111bに対して、筐体70の進行方向にずらして配置している。
なお、本実施例では花蕾採取部10x及びモータ20を可動させているが、固定してもよい。
図6から図9は同自走式花蕾採取機の要部を示す写真である。
図6は花蕾採取部と第2花蕾採取部とを示す写真であり、図6(a)は同自走式花蕾採取機の側面開口部から撮影した写真、図6(b)は同自走式花蕾採取機の後面開口部から撮影した写真である。
筐体70内の上部には花蕾採取部10を、筐体70内の下部には第2花蕾採取部110を設けている。
花蕾採取部10は、回転軸部11の軸心が無負荷状態では鉛直方向となるように設け、第2花蕾採取部110は、第2回転軸部111の軸心が水平方向となるように設けている。なお、花蕾採取部10は、負荷が加わることで回転軸部11の軸心は傾く。
花蕾採取部10と第2花蕾採取部110との間には、花蕾採取部10の回転軸部11と第2花蕾採取部110の第2打ち落とし部112とが動作時において接触しないように空間を形成している。
また、1列目の隣り合う花蕾採取部10Fのそれぞれの打ち落とし部12、2列目の隣り合う花蕾採取部10Rのそれぞれの打ち落とし部12、1列目の花蕾採取部10Fと2列目の花蕾採取部10Rとのそれぞれの打ち落とし部12についても、動作時において接触しないようにそれぞれの花蕾採取部10の間には空間を形成している。
同一列で花蕾採取部10同士の間隔が狭すぎると枝詰まりを生じ、花蕾採取部10同士の間隔が広いと花蕾を十分に打ち落とせなくなるが、複数列に花蕾採取部10を配置することで、同一列での花蕾採取部10同士の間隔を広げるとともに、間隔を広げた花蕾採取部10Fの間に位置する後方列に花蕾採取部10Rを配置することで、枝詰まりを生じることなく確実な花蕾の打ち落としが行える。
なお、自走式花蕾採取機では、側枝の間に枝を固定するための番線を考慮する必要がないため、自走式花蕾採取機に用いる花蕾採取部10及び第2花蕾採取部110は、図1を用いて説明した長さLや間隔Wに限られない。
図7はモータ及び花蕾採取部を示す写真であり、図7(a)は定常位置でのモータ及び花蕾採取部の写真、図7(b)は負荷が加わった状態の位置でのモータ及び花蕾採取部の写真である。なお、図7はモータ20を停止した状態での写真である。
このように、自走式花蕾採取機3の進行によって筐体70内に導かれた枝によって花蕾採取部10やモータ20に負荷が加わった場合に、花蕾採取部10及びモータ20が負荷を低減する方向に可動することで、花蕾採取部10に加わる枝による負荷や衝撃を低減できる。
なお、図7に示すように、モータ20は保持ブラケットに取り付けられ、保持ブラケットが可動できるように筐体70に取り付けられていてもよい。
図8は第2花蕾採取部を示す写真である。
図8では、筐体70の進行方向に対して垂直なラインHを示している。ラインHとの隙間の違いから分かるように、第2回転軸部111の一端111aは、第2回転軸部111の他端111bに対して、筐体70の進行方向にずらして配置している。本実施例では、第2回転軸部111はラインHに対して5度の角度で設けている。
なお、本実施例では、第2回転軸部111の軸心から第2打ち落とし部112の自由端までの長さLを150mm、隣り合う第2打ち落とし部112の間隔Wを30mmとしている。第2回転軸部111とラインHとを平行、すなわち0度の角度にすると、進行方向から見た場合に隣接する第2打ち落とし部112は重ならずに空隙ができてしまい、また、第2回転軸部111をラインHに対して5度より大きくすると、隣接する第2打ち落とし部112が重なりあって絡まってしまうため、第2回転軸部111とラインHとは、5度の角度に設定している。
このように、第2回転軸部111の一端111aを、第2回転軸部111の他端111bに対して、筐体70の進行方向にずらすことで、第2打ち落とし部112が回転によって生じる打ち落とし面が進行方向に対して傾いた状態となるため、進行方向における第2打ち落とし部112同士の隙間を狭くでき、花蕾の打ち落とし漏れを少なくすることができる。
図9はガイダを示す写真であり、図9(b)は図9(a)の状態から同自走式花蕾採取機を進行方向に動かした状態の写真である。
ガイダ90は、筐体70よりも上方に延びている枝Pを筐体70内に導く働きをする。
図9(a)に示すように、筐体70よりも上方に延びている枝Pは、自走式花蕾採取機3の進行によって進行方向案内面92に当接する。進行方向案内面92に当接した枝Pは、水平方向規制部材91によって水平方向への移動が規制される。
そして図9(b)に示すように、枝Pは、水平方向にずれることなく、筐体70内に導かれる。
このように、筐体70の前面開口部70Fの上方にガイダ90を設けたことで、前面開口部70Fより上方に延びた枝Pを、筐体70内にスムーズに取り込むことができる。
図10は同自走式花蕾採取機の使用方法を示す説明図である。
図10(a)は同自走式花蕾採取機に適した樹形に仕立てた樹木を示している。
本実施例による樹木200は、主幹210を地面から所定高さJまで伸ばした後に水平方向に誘引し、水平方向に誘引した主枝211から伸びる側枝220を、主枝211による仮想水平面K及びこの仮想水平面Kから上下所定寸法N内で主枝211から離間する方向に所定寸法M内で伸ばし、この側枝220から上方に枝230を伸ばしている。なお、側枝220や側枝220周辺の枝、及び枝230が主に花蕾採取用枝として用いられる。側枝220から上方に伸びた枝230に対しては主に花蕾採取部10が機能し、側枝220から垂れ下がった枝に対しては主に第2花蕾採取部110が機能する。
地面からの主幹210の所定高さJは60〜80cm、主枝211から離間する方向の側枝220の所定寸法Mは同自走式花蕾採取機3の前面開口部70Fの横幅寸法、仮想水平面Kは第2回転軸部111の高さ以上とする。
なお、図10(a)に示すように、複数の樹木200を所定間隔空け、それぞれの主枝211が一列になるように誘引することが好ましい。
図10(a)に示すように、樹列正面から見てT字型の樹形に樹木200を仕立てることで、図10(b)に示すような自走式花蕾採取機3の使用を行える。
本発明によれば、花蕾採取作業を効率的に行える。
1 花蕾採取機
2 手持ち式花蕾採取機
3 自走式花蕾採取機
10、10F、10R、10x、10y 花蕾採取部
11 回転軸部
12 打ち落とし部
20、20x、20y モータ
30 電源部
31 電線
32 スイッチ
40 把持棒
41、42、43 棒材
50 モータコントローラ
60 シート
70 筐体
70F 前面開口部
70R 後面開口部
70S 側面開口部
70x カバー
71 上部桟
72 有壁面
80 台車
90 ガイダ
91 水平方向規制部材
92 進行方向案内面
100 花蕾回収箱
110 第2花蕾採取部
111 第2回転軸部
111a 一端
111b 他端
112 第2打ち落とし部
120 第2モータ
200 樹木
210 主幹
211 主枝
220 側枝
230 枝
H ライン
J 所定高さ
K 仮想水平面
L 長さ
M 所定寸法
N 上下所定寸法
P 枝
W 間隔

Claims (9)

  1. 花蕾を採取する花蕾採取部と、前記花蕾採取部を駆動するモータとを備えた花蕾採取機であって、
    前記花蕾採取部が、
    前記モータによって回転される回転軸部と、
    前記回転軸部に取り付け、少なくとも一端を自由端とした複数の打ち落とし部と
    を有し、
    前記打ち落とし部を可撓材で形成し、
    前記回転軸部の軸心から前記打ち落とし部の前記自由端までの長さLを70mm〜100mmの範囲、隣り合う前記打ち落とし部の間隔Wを5mm〜15mmの範囲とした
    ことを特徴とする花蕾採取機。
  2. 請求項1記載の花蕾採取機を備えた手持ち式花蕾採取機において、
    前記モータの一端に前記花蕾採取部を取り付け、
    前記モータの他端に把持棒を取り付け、
    前記把持棒が伸縮機構を有する
    ことを特徴とする手持ち式花蕾採取機。
  3. 請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、
    前記花蕾採取機を保持する筐体と、
    前記筐体を移動する台車とを有し、
    前記モータを前記筐体の上部に保持し、
    前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、
    前記花蕾採取部に加わる負荷によって、前記モータと前記花蕾採取部とが前記筐体に対して、前記負荷を低減する方向に可動する
    ことを特徴とする自走式花蕾採取機。
  4. 請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、
    複数の前記花蕾採取機を保持する筐体と、
    前記筐体を移動する台車とを有し、
    前記モータを前記筐体の上部に保持し、
    前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、
    複数の前記花蕾採取機を、前記筐体の進行方向に対して少なくとも1列に配置した
    ことを特徴とする自走式花蕾採取機。
  5. 請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、
    複数の前記花蕾採取機を保持する筐体と、
    前記筐体を移動する台車とを有し、
    前記モータを前記筐体の上部に保持し、
    前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、
    複数の前記花蕾採取機を、前記筐体の進行方向に対して前後に配置した
    ことを特徴とする自走式花蕾採取機。
  6. 前方に配置した前記花蕾採取機の前記打ち落とし部と、後方に配置した前記花蕾採取機の前記打ち落とし部とが、前記筐体の進行方向に対して少なくとも一部が重なるように配置した
    ことを特徴とする請求項5に記載の自走式花蕾採取機。
  7. 請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、
    前記花蕾採取機を保持する筐体と、
    前記筐体を移動する台車とを有し、
    前記モータを前記筐体の上部に保持し、
    前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、
    前記筐体の進行方向に平行な一対の側面の内の一方を有壁面とし、
    前記モータの回転を、前記筐体の前面から前記有壁面に向かう方向とした
    ことを特徴とする自走式花蕾採取機。
  8. 請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、
    前記花蕾採取機を保持する筐体と、
    前記筐体を移動する台車とを有し、
    前記モータを前記筐体の上部に保持し、
    前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、
    前記筐体の下部に第2花蕾採取部を設け、
    前記第2花蕾採取部が、
    第2モータによって回転される第2回転軸部と、
    前記第2回転軸部に取り付け、少なくとも一端を自由端とした複数の第2打ち落とし部と
    を有し、
    前記第2回転軸部の一端を、前記第2回転軸部の他端に対して、前記筐体の進行方向にずらした
    ことを特徴とする自走式花蕾採取機。
  9. 請求項1記載の花蕾採取機を備えた自走式花蕾採取機において、
    前記花蕾採取機を保持する筐体と、
    前記筐体を移動する台車とを有し、
    前記モータを前記筐体の上部に保持し、
    前記モータの下部に前記花蕾採取部を取り付け、
    前記筐体の前面開口部の上方にガイダを設けた
    ことを特徴とする自走式花蕾採取機。
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