JP2019039859A - 分析装置、分析装置の表示方法および表示プログラム - Google Patents

分析装置、分析装置の表示方法および表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】信号成分と高調波成分との対応関係が明確となるように表示する分析装置、分析装置の表示方法および表示プログラムを提供する。【解決手段】観測データに対してFFTを複数回行い、周期変調コヒーレンスを演算するFFT部と、周期変調コヒーレンスの音響周波数方向を複数の音響周波数グループに分割し、音響周波数グループの帯域毎に周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に帯域加算し、音響周波数方向の帯域加算出力を演算する部分帯域加算部と、帯域加算出力の周期周波数毎に、音響周波数方向の最大値と、分割した音響周波数グループのインデックスとを検出する最大値検出部と、最大値およびインデックスに基づき、帯域加算出力から得られる信号成分および高調波成分を表示する際の配色を決定する配色処理部と、決定された配色で、信号成分および高調波成分の履歴表示を生成する表示生成部とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、振幅変調成分を分析する分析装置、分析装置の表示方法および表示プログラムに関する。
従来、回転機構が動作することによって生じる狭帯域性の成分によって振幅変調された広帯域雑音を分析する手法として、DEMON(DEtection of Modulation On Noise)と称する手法が用いられている。DEMON処理によって振幅変調された広帯域雑音を分析することにより、回転機構に関する情報を取得することができる。
回転機構を有する物体は、例えば、船舶、ヘリコプターまたはドローン等のプロペラを有するものであり、物体の回転機構に関する情報として、例えば、シャフト回転数またはブレード枚数等が挙げられる。DEMON処理によって得られる回転機構に関する情報は、物体固有の情報であるため、回転機構に関する情報を取得することは、物体を識別する際に重要となる。
DEMON処理で扱う観測データは、広帯域雑音の振幅がシャフト等の回転によって周期的に変調されているものである。観測データは、シャフト等の回転に起因する信号成分、広帯域雑音成分、広帯域雑音とは異なる雑音成分を含む。DEMON処理では、観測データから信号成分を抽出し、抽出した信号成分に対して周波数分析を行う。これにより、回転機構に関する情報を取得することができる。
ところで、信号成分を効果的に分析する新しいDEMONの手法として、CMC(Cyclic Modulation Coherence)と称する方法が提案されている(例えば、非特許文献1および2参照)。CMCを用いて観測データを分析することにより、音源の回転機構に起因する信号成分および高調波成分を正確に分析することができる。
しかしながら、複数の音源に起因する信号成分および高調波成分が混在して観測される場合に、CMCを用いて信号成分および高調波成分の分析結果を表示させると、それぞれの信号成分と高調波成分との対応関係が不明確となる。
そこで、複数の音源に起因する信号成分および高調波成分が混在して観測される場合に信号成分と高調波成分との対応関係が明確となるように信号成分および高調波成分を表示する分析装置、分析装置の表示方法および表示プログラムが望まれている。
本発明に係る分析装置は、振幅変調された観測データを分析する分析装置であって、前記観測データに対してフーリエ変換処理を複数回行い、音響周波数と周期周波数との関係を示す周期変調コヒーレンスを演算するFFT部と、前記周期変調コヒーレンスの音響周波数方向を複数の音響周波数グループに分割し、分割した前記音響周波数グループの帯域毎に前記周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に帯域加算して、音響周波数方向の帯域加算出力を演算する部分帯域加算部と、前記音響周波数方向の帯域加算出力の周期周波数毎に、音響周波数方向の最大値と、分割した前記音響周波数グループのインデックスとを検出する最大値検出部と、前記最大値および前記インデックスに基づき、前記帯域加算出力から得られる信号成分および高調波成分を履歴表示する際の配色を決定する配色処理部と、決定された配色で、前記信号成分および前記高調波成分の履歴表示を生成する表示生成部とを備えるものである。
また、本発明に係る表示方法は、振幅変調された観測データを分析する分析装置による分析結果の表示方法であって、前記観測データに対してフーリエ変換処理を複数回行い、音響周波数と周期周波数との関係を示す周期変調コヒーレンスを演算するFFTステップと、前記周期変調コヒーレンスの音響周波数方向を複数の音響周波数グループに分割し、分割した前記音響周波数グループの帯域毎に前記周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に帯域加算して、音響周波数方向の帯域加算出力を演算する部分帯域加算ステップと、前記音響周波数方向の帯域加算出力の周期周波数毎に、音響周波数方向の最大値と、分割した前記音響周波数グループのインデックスとを検出する最大値検出ステップと、前記最大値および前記インデックスに基づき、前記帯域加算出力から得られる信号成分および高調波成分を履歴表示する際の配色を決定する配色ステップと、決定された配色で、前記信号成分および前記高調波成分の履歴表示を生成する表示生成ステップとを有するものである。
さらに、本発明に係る表示プログラムは、振幅変調された観測データを分析する分析装置による分析結果の表示方法をコンピュータに実行させる表示プログラムであって、前記観測データに対してフーリエ変換処理を複数回行い、音響周波数と周期周波数との関係を示す周期変調コヒーレンスを演算するFFTステップと、前記周期変調コヒーレンスの音響周波数方向を複数の音響周波数グループに分割し、分割した前記音響周波数グループの帯域毎に前記周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に帯域加算して、音響周波数方向の帯域加算出力を演算する部分帯域加算ステップと、前記音響周波数方向の帯域加算出力の周期周波数毎に、音響周波数方向の最大値と、分割した前記音響周波数グループのインデックスとを検出する最大値検出ステップと、前記最大値および前記インデックスに基づき、前記帯域加算出力から得られる信号成分および高調波成分を履歴表示する際の配色を決定する配色ステップと、決定された配色で、前記信号成分および前記高調波成分の履歴表示を生成する表示生成ステップとを実行させるものである。
以上のように、本発明によれば、音響周波数方向の帯域加算出力の周期周波数毎に検出された音響周波数方向の最大値と、音響周波数グループのインデックスとに基づき、信号成分および高調波成分を履歴表示する際の配色を決定する。これにより、信号成分と高調波成分との対応関係が明確となるように信号成分および高調波成分を表示することができる。
分析装置に入力される観測データの一例を示すグラフである。 CMCを用いたDEMON処理を行う従来の分析装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2の除算部で演算された周期変調コヒーレンスのスナップショットイメージの一例を示すグラフである。 図2の表示生成部で生成された帯域加算出力の履歴表示の一例を示すグラフである。 実施の形態1に係る分析装置の構成の一例を示すブロック図である。 音響周波数の全体を3分割した場合の周期変調コヒーレンスについて説明するためのグラフである。 複数に分割された音響周波数グループ毎の周期変調コヒーレンスを帯域加算する場合について説明するための概略図である。 図5の最大値検出部による最大値検出について説明するための概略図である。 周期周波数αにおける音響周波数グループ番号と帯域加算出力との関係の一例を示すグラフである。 図5の配色処理部による配色の決定方法について説明するための概略図である。 実施の形態1による履歴表示の一例を示す概略図である。 図6に示す周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に9分割した場合について説明するためのグラフである。 周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に9分割した場合のインデックスについて説明するためのグラフである。 周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に9分割した場合の履歴表示の一例を示す概略図である。 実施の形態2に係る分析装置の構成の一例を示すブロック図である。 周期周波数方向に帯域加算した帯域加算出力について説明するためのグラフである。 音響周波数グループのインデックスと、最大値を周期周波数方向に帯域加算したときの帯域加算出力との関係を示すグラフである。 図15の極大値検出部で検出される極大値について説明するためのグラフである。 実施の形態2による履歴表示の一例を示す概略図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る分析装置について説明する。分析装置は、入力された観測データから音源に起因する信号成分を抽出し、抽出した信号成分および高調波成分を表示する。まず、本実施の形態1に係る分析装置について説明する前に、CMCを用いた分析装置について説明する。
(観測データについて)
図1は、分析装置に入力される観測データの一例を示すグラフである。図1において、横軸は時間を示し、縦軸は振幅を示す。図1に示すように、観測データは、広帯域雑音の振幅が信号成分によって振幅変調されたものとなる。ここで、信号成分は、シャフト等の回転に起因する信号成分である。
観測データをx[t]とした場合、観測データx[t]は、式(1)によって表すことができる。式(1)において、s[t]は信号成分を示し、N[t]は広帯域雑音を示す。また、v[t]は広帯域雑音とは異なる雑音を示す。mは振幅変調の大きさを表す係数を示し、tは時刻インデックスを示す。
Figure 2019039859
DEMON処理では、図1に示す観測データx[t]から信号成分s[t]が抽出される。そして、抽出した信号成分s[t]に対して周波数分析を行うことにより、回転に関する情報を取得することができる。
(従来の分析装置の構成)
図2は、CMCを用いたDEMON処理を行う従来の分析装置100の構成の一例を示すブロック図である。図2を参照して、分析装置100の構成について説明する。
分析装置100は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置上で実行されるソフトウェア、各種機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア等で構成されている。図2に示すように、分析装置100は、第1FFT(Fast Fourier Transform)部110、第2FFT部120、除算部130、帯域加算部140、表示生成部150および表示部160で構成されている。分析装置100には、観測データx[t]が入力される。
第1FFT部110は、観測データx[t]に対して1回目のフーリエ変換処理であるFFTを行うとともに、振幅を2乗し、スペクトログラムX[f,t]を演算する。演算されたスペクトログラムX[f,t]は、第2FFT部120に供給される。なお、fは周波数を表すが、後述する周期周波数と区別するために、ここでは音響周波数と称する。
第2FFT部120は、第1FFT部110から供給されたスペクトログラムX[f,t]の時間軸方向に対して2回目FFTを行うとともに、振幅を2乗し、スペクトログラムX[f,α,t]を演算する。演算されたスペクトログラムX[f,α,t]は、除算部130に供給される。αは、回転機構の回転周波数を示す指標となる周期周波数である。
除算部130は、第2FFT部120から供給されたスペクトログラムX[f,α,t]に対して、各音響周波数fについて、周期周波数αが0Hzの成分で除算する処理を行い、周期変調コヒーレンスC[f,α,t]を演算する。演算された周期変調コヒーレンスC[f,α,t]は、帯域加算部140に供給される。
帯域加算部140は、除算部130から供給された周期変調コヒーレンスC[f,α,t]に対して、音響周波数方向の全帯域に渡って帯域加算し、帯域加算出力IC[α,t]を演算する。演算された帯域加算出力IC[α,t]は、表示生成部150に供給される。
表示生成部150は、帯域加算部140から供給された帯域加算出力IC[α,t]に基づき、履歴表示を生成する。履歴表示は、横軸を周期周波数αとし、縦軸を時間とした場合に、帯域加算出力IC[α,t]の出力レベルを濃淡で表示したものである。表示部160は、表示生成部150で生成された履歴表示を表示する。
(履歴表示)
図3は、図2の除算部130で演算された周期変調コヒーレンスC[f,α,t]のスナップショットイメージの一例を示すグラフである。図3において、横軸は周期周波数αを示し、縦軸は音響周波数fを示す。図3に示す例では、3つの信号成分が存在し、それぞれが異なる音響周波数帯域の広帯域雑音の振幅を変調していることが示されている。
一般に、回転機構の信号成分によって振幅変調された広帯域雑音の振幅変調成分を分析した場合、基本周期周波数の信号成分に加えて、基本周期周波数の高調波成分も観測される。ここで、高調波成分の発生の仕方は、信号成分の発生源に応じて決定される。例えば、信号成分の発生源がプロペラである場合、高調波成分の発生の仕方は、プロペラのブレード枚数によって決定される。
図3では、基本周期周波数の信号成分に対する高調波成分が観測された様子が示されており、一点鎖線Aで囲まれた領域内の成分は、基本周期周波数αの信号成分に対する高調波成分である。ここで、基本周期周波数αの信号成分に対する高調波成分は、第2次高調波、第3次高調波と次数が増加するに従って出力レベルが低下しているが、第4次高調波では、出力レベルが上昇している。このように、高調波成分の出力レベルが第4次高調波で低下から上昇に転じることから、プロペラのブレード枚数が4枚であるものと推定することができる。
図4は、図2の表示生成部150で生成された帯域加算出力IC[α,t]の履歴表示の一例を示すグラフである。図4において、横軸は周期周波数αを示し、縦軸は時間tを示す。図4では、図3の周期変調コヒーレンスC[f,α,t]について、音響周波数方向の全帯域に渡って帯域加算した帯域加算出力IC[α,t]が示されている。
ここで、回転機構の信号成分および高調波成分は、出力レベルが高いとは限らない。そのため、図3に示す周期変調コヒーレンスC[f,α,t]の表示だけでは、信号成分および高調波成分を確実に表示させることができない。そこで、CMCを用いたDEMON処理では、表示上の積分効果を有する帯域加算出力IC[α,t]を演算することにより、信号成分が微弱であっても認識できるようにしている。
(履歴表示の問題点)
図4に示すように、CMCを用いて履歴表示を生成した場合、複数の音源に起因する信号成分および高調波成分が混在して観測される。そのため、履歴表示を確認しても、各信号成分の基本周期周波数および高調波成分の分析が困難となる。具体的には、信号成分がいくつあり、高調波成分がどの信号成分に対応するものであるのかを分析することが困難となる。
一方、図3に示す表示を履歴表示として表示させた場合には、ある時刻における観測データを分析することができる。しかし、図3の表示では、表示上の積分効果を得ることができないため、微弱な信号成分および高調波成分を検出できない可能性がある。
したがって、図3および図4に示す表示では、複数の音源に起因する信号成分および高調波成分を確実に検出することができない。そこで、本実施の形態1では、複数の音源に起因する信号成分および高調波成分を確実に検出できるようにした。
[分析装置の構成]
図5は、本実施の形態1に係る分析装置1の構成の一例を示すブロック図である。図5を参照して、分析装置1の構成について説明する。なお、以下の説明において、図2に示す分析装置100と共通する部分については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図5に示すように、分析装置1は、第1FFT部110、第2FFT部120、除算部130、部分帯域加算部40、最大値検出部70、配色処理部80、表示生成部50および表示部160で構成されている。分析装置1には、観測データx[t]が入力される。
部分帯域加算部40は、除算部130から供給された周期変調コヒーレンスC[f,α,t]の音響周波数方向をK分割等の設定分割数に分割し、周期変調コヒーレンスC[f,α,t]を音響周波数方向にF/K個毎の音響周波数でグループ化する。なお、音響周波数の数Fは、分割数Kの整数倍であると好ましいが、それ以外の場合には、F/Kを丸める等の処理を行うことによって、音響周波数の全体をK分割するとよい。
k番目の音響周波数グループの出力をC[f,α,t](k=0,1,・・・,K)とした場合、部分帯域加算部40は、周期変調コヒーレンスC[f,α,t]について各音響周波数グループで音響周波数方向に帯域加算する。そして、部分帯域加算部40は、帯域加算した結果として帯域加算出力IC[α,t]を出力する。
図6は、音響周波数の全体を3分割した場合の周期変調コヒーレンスについて説明するためのグラフである。図6に示す例では、音響周波数の全体が3分割され、3つの音響周波数グループのそれぞれに対応する周期変調コヒーレンスC[f,α,t]、C[f,α,t]およびC[f,α,t]が得られていることがわかる。
図7は、複数に分割された音響周波数グループ毎の周期変調コヒーレンスを帯域加算する場合について説明するための概略図である。図7に示す例では、音響周波数グループ番号kが1〜3のそれぞれに対して、帯域加算出力IC[α,t]、IC[α,t]およびIC[α,t]が導出されている。このように、音響周波数グループ毎の周期変調コヒーレンスC[f,α,t]を音響周波数方向に帯域加算することにより、それぞれの音響周波数グループ番号kに対応した帯域加算出力IC[α,t]が部分帯域加算部40から出力される。
図5の最大値検出部70は、部分帯域加算部40から供給された帯域加算出力IC[α,t]に対して、周期周波数α毎のk方向の最大値peak[α,t]と、最大値peak[α,t]を取るインデックスk[α,t]とを検出する。検出された最大値peak[α,t]およびインデックスk[α,t]は、配色処理部80に供給される。
図8は、図5の最大値検出部70による最大値検出について説明するための概略図である。図8に示す例は、図7と同様に、音響周波数グループ番号kが1〜3である場合に導出された帯域加算出力IC[α,t]、IC[α,t]およびIC[α,t]を示す。最大値検出部70は、ある周期周波数αについて、それぞれの音響周波数グループkにおける帯域加算出力IC[α,t]の出力レベルを導出する。
図9は、周期周波数αにおける音響周波数グループ番号と帯域加算出力との関係の一例を示すグラフである。図9の例は、周期周波数αについて、音響周波数グループkが1〜3である場合の最大値peak[α,t]を示す。
図9に示すように、周期周波数αにおける帯域加算出力の最大値peak[α,t]は、音響周波数グループkが1のときであることがわかる。すなわち、周期周波数αにおいては、インデックスk[α,t]が1であるときに、最大値peak[α,t]をとる。最大値検出部70は、このような処理をすべての周期周波数αに対して行い、処理によって得られる最大値peak[α,t]およびインデックスk[α,t]を配色処理部80に供給する。
図5の配色処理部80は、最大値検出部70から供給された最大値peak[α,t]およびインデックスk[α,t]に基づき、信号成分を履歴表示する際の配色を決定するための色情報を生成する。ここでは一例として、色空間として、色相H、彩度Sおよび明度Vの3つのパラメータによって色を決定するHSV色空間を用い、配色処理部80は、色情報としての色相H、彩度Sおよび明度Vを演算する。このようにして生成された色情報は、表示生成部50に供給される。
図10は、図5の配色処理部80による配色の決定方法について説明するための概略図である。図10に示すように、色相Hは、信号成分の色の種類を示すパラメータであり、インデックスk[α,t]に基づき、式(2)を用いて決定される。式(2)において、HmaxおよびHminは、それぞれ色相Hが表示の際に取ることができる最大値および最小値を示す。一般に、色相Hが取り得る範囲は、0〜360である。そのため、色相Hの最大値Hmaxは、最大で360であり、最小値Hminは、最小で0である。
Figure 2019039859
彩度Sは、信号成分の色の鮮やかさを示すパラメータであり、最大値peak[α,t]に基づき、式(3)を用いて決定される。式(3)において、SminおよびSmaxは、それぞれ彩度Sが表示の際に取ることができる最大値および最小値を示す。biasは、最大値peak[α,t]から減算する設定値を示す。Gは、最大値peak[α,t]を彩度Sに変換する際に用いられる係数を示す。また、max(x,y)は、xおよびyのうち値が大きい方を返す関数である。min(x,y)は、xおよびyのうち値が小さい方を返す関数である。一般に、彩度Sが取り得る範囲は、0〜1である。そのため、彩度Sの最大値Smaxは、最大で1であり、最小値Sminは、最小で0である。
Figure 2019039859
明度Vは、信号成分の色の明るさを示すパラメータであり、最大値peak[α,t]に基づき、式(4)を用いて決定される。式(4)において、VminおよびVmaxは、それぞれ明度Vが表示の際に取ることができる最大値および最小値を示す。biasは、最大値peak[α,t]から減算する設定値を示す。Gは、最大値peak[α,t]を明度Vに変換する際に用いられる係数を示す。一般に、明度Vが取り得る範囲は、0〜1である。そのため、明度Vの最大値Vmaxは、最大で1であり、最小値Vminは、最小で0である。
Figure 2019039859
図5の表示生成部50は、配色処理部80から供給された色情報に基づき、各時刻の最大値peak[α,t]に配色して履歴表示を生成する。そして、表示生成部50は、生成した履歴表示を表示部160に表示させる。
図11は、本実施の形態1による履歴表示の一例を示す概略図である。図11において、符号aは「緑」を示し、符号bは「黄色」を示し、符号cは「赤」を示す。また、a1〜a3、b1〜b4およびc1〜c4の順に、それぞれ彩度Sおよび明度Vが低下しているものとする。
図11に示すように、音響周波数グループが3つである場合のそれぞれの音響周波数グループには、それぞれ異なる色が設定される。例えば、1番目の音響周波数グループが赤色、2番目の音響周波数グループが黄色、3番目の音響周波数グループが緑色に設定される。また、それぞれの音響周波数グループでは、基本となる信号成分の色に対して高調波成分の彩度Sおよび明度Vが異なるように表示される。このように、本実施の形態1による履歴表示では、複数の音源に起因する信号成分および高調波成分が互いに異なる色によって表示される。
以上のように、本実施の形態1に係る分析装置1は、周期変調コヒーレンスの音響周波数方向を複数の音響周波数グループに分割し、分割した音響周波数グループの帯域毎に周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に帯域加算して帯域加算出力を演算する。そして、音響周波数方向の帯域加算出力の周期周波数毎に音響周波数方向の最大値と、分割した音響周波数グループのインデックスとを検出し、最大値およびインデックスに基づき、信号成分および高調波成分を履歴表示する際の配色を決定する。
これにより、それぞれの信号成分および高調波成分が異なる色によって表示される。そのため、信号成分と高調波成分との対応関係が明確となるように信号成分および高調波成分を表示することができる。
実施の形態2.
次に、本実施の形態2に係る分析装置について説明する。実施の形態1では、周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に分割した際に、ある音源に起因する信号成分および高調波成分が同一の音響周波数グループに含まれる場合について説明した。しかし、ある音源に起因する信号成分および高調波成分が異なる音響周波数グループに含まれる場合に履歴表示を行うと、当該信号成分および高調波成分が同一の色で表示されない可能性がある。
図12は、図6に示す周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に9分割した場合について説明するためのグラフである。図12に示すように、音響周波数グループ番号kが1〜3のグループの周期変調コヒーレンスC[f,α,t]〜C[f,α,t]には、ある信号成分#1およびその高調波成分が含まれている。また、音響周波数グループ番号kが4〜6のグループの周期変調コヒーレンスC[f,α,t]〜C[f,α,t]には、信号成分#1とは異なる信号成分#2およびその高調波成分が含まれている。さらに、音響周波数グループ番号kが7〜9のグループの周期変調コヒーレンスC[f,α,t]〜C[f,α,t]には、さらに異なる信号成分#3およびその高調波成分が含まれている。このような場合に、実施の形態1で説明したようにして最大値peak[α,t]およびインデックスk[α,t]を導出すると、履歴表示の際に、同一の音源に起因する信号成分および高調波成分が同一の色で表示されないことがある。
図13は、周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に9分割した場合のインデックスk[α,t]について説明するためのグラフである。図13では、表示が容易となるように、信号成分および高調波成分に対応するインデックスk[α,t]のみが表示されている。
図13に示すように、周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に9分割した場合にインデックスk[α,t]を導出すると、同一の音源に起因する信号成分および高調波成分のインデックスk[α,t]が異なってしまうことがある。そのため、履歴表示を行った場合に、同一の音源に起因する信号成分および高調波成分に対して異なる色が割り当てられる。
図14は、周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に9分割した場合の履歴表示の一例を示す概略図である。図14において、符号a〜iは、それぞれ異なる色を示す。周期変調コヒーレンスに対する音響周波数方向の分割数を増やすことにより、信号成分および高調波成分が重畳している音響周波数を細かく把握できるが、図14に示すように、本来同色で表示したい信号成分および高調波成分が異なる色で表示される。
このように、履歴表示において、同一の音源に起因する信号成分および高調波成分が異なる色で表示されると、信号成分と高調波成分との関係が容易に把握できるような情報を提供することができない。そこで、本実施の形態2では、異なる音響周波数グループに、同一の音源に起因する信号成分および高調波成分が含まれる場合でも、信号成分および高調波成分を同一の色で表示させる。
[分析装置の構成]
図15は、本実施の形態2に係る分析装置2の構成の一例を示すブロック図である。図15を参照して、分析装置2の構成について説明する。なお、以下の説明において、図2に示す分析装置100および図5に示す分析装置1と共通する部分については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図15に示すように、分析装置2は、第1FFT部110、第2FFT部120、除算部130、部分帯域加算部40、最大値検出部70、第2の帯域加算部91、極大値検出部92、インデックス修正部93、配色処理部80、表示生成部50および表示部160で構成されている。分析装置2には、観測データx[t]が入力される。
第2の帯域加算部91は、最大値検出部70から供給された最大値peak[α,t]を周期周波数方向に帯域加算し、周期周波数方向の帯域加算出力sum_peak[k,t]を演算する。演算された帯域加算出力sum_peak[k,t]は、極大値検出部92に供給される。
図16は、周期周波数方向に帯域加算した帯域加算出力sum_peak[k,t]について説明するためのグラフである。また、図17は、図16に示す帯域加算出力sum_peak[k,t]を考慮して、音響周波数グループのインデックスkと、最大値peak[α,t]を周期周波数方向に帯域加算した帯域加算出力sum_peak[k,t]との関係を示すグラフである。
図15の極大値検出部92は、第2の帯域加算部91から供給された周期周波数方向の帯域加算出力sum_peak[k,t]の音響周波数グループ番号方向の極大値を検出する。ここで、雑音の影響によって帯域加算出力sum_peak[k,t]にばらつきがあると、不要な極大値も検出されてしまう。したがって、この場合、極大値検出部92は、帯域加算出力sum_peak[k,t]に対して音響周波数グループ番号方向に移動平均を適用するなどし、雑音に起因する不要な極大値を抑制する。
図18は、図15の極大値検出部92で検出される極大値について説明するためのグラフである。図18に示すように、極大値検出部92は、帯域加算出力sum_peak[k,t]を音響周波数グループ番号方向に滑らかにして、P個の極大値local_Max[p](p=1,2,・・・,P)を検出する。図18の例では、3つの極大値local_Max[1]、local_Max[2]およびlocal_Max[3]が検出されたことを示す。
図15のインデックス修正部93は、極大値検出部92で検出されたP個の極大値local_Max[p]に基づき、インデックスk[α,t]を修正する。修正されたインデックスk[α,t]は、配色処理部80に供給される。
インデックス修正部93は、修正幅δを設定し、まず、音響周波数グループ番号が「local_Max[p]−δ〜local_Max[p]+δ」の範囲に含まれるインデックスk[α,t]を探索する。インデックスk[α,t]が見つかると、インデックス修正部93は、インデックスk[α,t]を極大値local_Max[p]に置き換える。インデックス修正部93は、この処理をすべての極大値local_Max[p]に対して行い、インデックスk[α,t]を修正する。ここで、極大値local_Max[p]は、「local_Max[p]<local_Max[p+1]」の関係を有しているものとする。
なお、「local_Max[p]−δ〜local_Max[p]+δ」の範囲と、「local_Max[p+1]−δ〜local_Max[p+1]+δ」の範囲とが重複する場合、インデックス修正部93は、2つの極大値の中間位置に境界を再設定する。例えば、この例において、「local_Max[p]−δ〜local_Max[p]+δ」の範囲は、「local_Max[p]−δ〜(local_Max[p+1]+local_Max[p])/2」の範囲に再設定される。また、「local_Max[p+1]−δ〜local_Max[p+1]+δ」の範囲は、「(local_Max[p+1]+local_Max[p])/2〜local_Max[p+1]+δ」の範囲に再設定される。
配色処理部80は、最大値検出部70から供給された最大値peak[α,t]と、インデックス修正部93から供給されたインデックスk[α,t]とに基づき、履歴表示のための色情報を生成する。成された色情報は、表示生成部50に供給される。
図19は、本実施の形態2による履歴表示の一例を示す概略図である。図19において、符号b、eおよびhはそれぞれ異なる色を示す。また、b1〜b3、e1〜e4およびh1〜h4の順に、それぞれ彩度Sおよび明度Vが低下しているものとする。図14の例では、インデックスk[α,t]にばらつきがあったために、同一音源に起因する信号成分および高調波成分の色がばらついていたが、本実施の形態2に係る分析装置2を用いることにより、履歴表示は、図19に示すように同一の色が設定される。
以上のように、本実施の形態2に係る分析装置2は、最大値検出部70で検出された最大値を周期周波数方向に帯域加算した帯域加算出力のインデックス方向の極大値を検出し、検出した極大値に基づき音響周波数グループのインデックスを修正する。配色処理部80は、最大値と修正されたインデックスに基づき、信号成分および高調波成分の配色を決定する。これにより、インデックスのばらつきが抑制されるため、同一音源に起因する信号成分および高調波成分を同一の色に設定することができ、信号成分と高調波成分との対応関係が明確となるように信号成分および高調波成分を表示することができる。
以上、本発明の実施の形態1および2について説明したが、本発明は、上述した本発明の実施の形態1および2に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、実施の形態1および2では、式(2)〜式(4)を用いて最大値peak[α,t]およびインデックスk[α,t]に基づき、色相H、彩度Sおよび明度Vを線形的に算出したが、これに限られず、式(5)〜式(7)を用いて配色処理を行ってもよい。式(5)〜式(7)において、f(x,y)、f(x,y)およびf(x,y)は、引数xおよびyに関する任意の関数である。
Figure 2019039859
Figure 2019039859
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また、配色処理部80は、式(5)〜式(7)を用いて色相H、彩度Sおよび明度Vをその都度算出せず、最大値peak[α,t]およびインデックスk[α,t]と、色相H、彩度Sおよび明度Vとの関係を予め関連付けてテーブル化して保持していてもよい。これにより、数式では表すことができない、より複雑な関係を表現することができる。また、最大値peak[α,t]およびインデックスk[α,t]を用いて色相H、彩度Sおよび明度Vを逐次計算する必要がなくなり、配色処理に要する処理量を抑制することができる。
1、2、100 分析装置、40 部分帯域加算部、50 表示生成部、70 最大値検出部、80 配色処理部、91 第2の帯域加算部、92 極大値検出部、93 インデックス修正部、110 第1FFT部、120 第2FFT部、130 除算部、140 帯域加算部、150 表示生成部、160 表示部。

Claims (6)

  1. 振幅変調された観測データを分析する分析装置であって、
    前記観測データに対してフーリエ変換処理を複数回行い、音響周波数と周期周波数との関係を示す周期変調コヒーレンスを演算するFFT部と、
    前記周期変調コヒーレンスの音響周波数方向を複数の音響周波数グループに分割し、分割した前記音響周波数グループの帯域毎に前記周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に帯域加算して、音響周波数方向の帯域加算出力を演算する部分帯域加算部と、
    前記音響周波数方向の帯域加算出力の周期周波数毎に、音響周波数方向の最大値と、分割した前記音響周波数グループのインデックスとを検出する最大値検出部と、
    前記最大値および前記インデックスに基づき、前記帯域加算出力から得られる信号成分および高調波成分を履歴表示する際の配色を決定する配色処理部と、
    決定された配色で、前記信号成分および前記高調波成分の履歴表示を生成する表示生成部と
    を備えることを特徴とする分析装置。
  2. 前記最大値検出部で検出された前記最大値を周期周波数方向に帯域加算し、周期周波数方向の帯域加算出力を演算する帯域加算部と、
    前記周期周波数方向の帯域加算出力の音響周波数グループのインデックス方向の極大値を検出する極大値検出部と、
    前記極大値に基づき前記音響周波数グループのインデックスを修正するインデックス修正部と
    をさらに備え、
    前記配色処理部は、
    前記最大値と修正された前記インデックスに基づき、前記信号成分および高調波成分の配色を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記配色処理部は、
    前記インデックスに基づき色相を演算し、
    前記最大値に基づき彩度および明度を演算する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の分析装置。
  4. 前記配色処理部は、
    前記最大値および前記インデックスと、色相、彩度および明度とが関連付けられたテーブルを保持し、
    前記テーブルに基づき、前記信号成分および前記高調波成分の配色を決定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の分析装置。
  5. 振幅変調された観測データを分析する分析装置による分析結果の表示方法であって、
    前記観測データに対してフーリエ変換処理を複数回行い、音響周波数と周期周波数との関係を示す周期変調コヒーレンスを演算するFFTステップと、
    前記周期変調コヒーレンスの音響周波数方向を複数の音響周波数グループに分割し、分割した前記音響周波数グループの帯域毎に前記周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に帯域加算して、音響周波数方向の帯域加算出力を演算する部分帯域加算ステップと、
    前記音響周波数方向の帯域加算出力の周期周波数毎に、音響周波数方向の最大値と、分割した前記音響周波数グループのインデックスとを検出する最大値検出ステップと、
    前記最大値および前記インデックスに基づき、前記帯域加算出力から得られる信号成分および高調波成分を履歴表示する際の配色を決定する配色ステップと、
    決定された配色で、前記信号成分および前記高調波成分の履歴表示を生成する表示生成ステップと
    を有することを特徴とする表示方法。
  6. 振幅変調された観測データを分析する分析装置による分析結果の表示方法をコンピュータに実行させる表示プログラムであって、
    前記観測データに対してフーリエ変換処理を複数回行い、音響周波数と周期周波数との関係を示す周期変調コヒーレンスを演算するFFTステップと、
    前記周期変調コヒーレンスの音響周波数方向を複数の音響周波数グループに分割し、分割した前記音響周波数グループの帯域毎に前記周期変調コヒーレンスを音響周波数方向に帯域加算して、音響周波数方向の帯域加算出力を演算する部分帯域加算ステップと、
    前記音響周波数方向の帯域加算出力の周期周波数毎に、音響周波数方向の最大値と、分割した前記音響周波数グループのインデックスとを検出する最大値検出ステップと、
    前記最大値および前記インデックスに基づき、前記帯域加算出力から得られる信号成分および高調波成分を履歴表示する際の配色を決定する配色ステップと、
    決定された配色で、前記信号成分および前記高調波成分の履歴表示を生成する表示生成ステップと
    を実行させることを特徴とする表示プログラム。
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