JP2019037529A - 医用画像処理装置、医用画像処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

医用画像処理装置、医用画像処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】医用画像処理装置において、異なる撮影時点で撮影された複数の画像と対応する病変を表示させる際の視認性を向上させること。【解決手段】医用画像処理装置は、同一部位を異なる日時に撮影して得られた複数の医用画像を記憶する記憶手段と、前記複数の医用画像の各々から特定された病変の特徴量を取得する取得手段と、前記複数の医用画像と、前記特定された病変の特徴量が医用画像毎に対応づけられた一覧表示と、該複数の医用画像の操作画面とを表示部に表示するための制御を行う表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記複数の医用画像と前記操作画面とを第一の方向に並べて表示するように制御し、且つ、前記複数の医用画像と該複数の医用画像の各々に対応する前記一覧表示とを前記第一の方向と直交する第二の方向に並べて表示するように制御を行うことを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、特に同一の被写体を撮影して得られた複数の画像を表示する医用画像処理装置、医用画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
従来、人間等の生体を検査・診断するために透過放射線画像、CT画像、MRI画像等の各種医用画像が広く利用されている。そのような医用画像を利用するに当たっては、同一の被写体を例えば1か月毎などのように撮影時点を変えて撮影し、そうして得られた複数画像を比較観察して、病変部の経時変化等を観察することも多く行われている。また、同一の被写体に関する撮影時点が異なる複数画像や、それらの画像の各々に関する病変部の特徴量(例えば、病変の体積)を検査・診断に利用する場合は、これらを共に見やすく表示することが望まれる。
特許文献1には、同一部位を異なる日時に撮影して得られた複数の医用画像の画像表示領域上に選択された医用画像の腫瘍の時系列の変化を示すグラフを重畳表示させる表示方法が開示されている。
特開2015−16067号公報
しかしながら、特許文献1の表示方法は、複数画像および各画像のそれぞれの病変を比較観察する場合の表示方法について十分な検討がなされていない。特に、撮影時点の異なる複数の医用画像の同一領域に対して繰り返し視線を動かし比較観察する場合、ユーザにとって視点の移動が負担であった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、医用画像処理装置において、異なる撮影時点で撮影された複数の画像と対応する病変を表示させる際の視認性を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の医用画像処理装置は、同一部位を異なる日時に撮影して得られた複数の医用画像を記憶する記憶手段と、前記複数の医用画像の各々から特定された病変の特徴量を取得する取得手段と、前記複数の医用画像と、前記特定された病変の特徴量が医用画像毎に対応づけられた一覧表示と、該複数の医用画像の操作画面とを表示部に表示するための制御を行う表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記複数の医用画像と前記操作画面とを第一の方向に並べて表示するように制御し、且つ、前記複数の医用画像と該複数の医用画像の各々に対応する前記一覧表示とを前記第一の方向と直交する第二の方向に並べて表示するように制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、医用画像処理装置において、異なる撮影時点で撮影された複数の画像と対応する病変を表示させる際の視認性を向上させることを目的とする。
本実施形態における医用画像処理システムを示す図である。 本実施形態における医用画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態における医用画像処理装置の機能構成を示す図である。 本実施形態における医用画像処理装置の解析・表示処理を示すフローチャートである。 比較モードにおける画面表示の一例を示す図である。 解析モードにおける画面表示の一例を示す図である。 データベースモードにおける画面表示の一例を示す図である。 データベースモードにおける画面表示の一例を示す図である。 各モードで表示される尖度・歪度を示す図である。
以下、図面を参照して、本実施形態を詳細に説明する。
図1は、医用画像処理システム10の一例を示す図である。図1に示すように、医用画像処理システム10は、医用画像処理装置100と、モダリティ200と、画像サーバ300を備え、各装置がネットワークを介して通信可能な状態で接続されている。
医用画像処理装置100は、読影者からの要求にしたがって画像サーバ300から画像を読み出して画面表示する。画像サーバ300は、モダリティ200が生成した画像を画像データベースに保存し管理する。モダリティ200は、被検体の画像を生成する医療機器であり、具体的にはCT装置、MRI装置、超音波装置、PET装置等である。上記形態は一例を示したものであり、本発明の実施形態はこれに限定されるものではない。なお、以下の説明では、モダリティ200としてMRI装置で生成されて画像を例に説明する。
図2は、医用画像処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。尚、図2に示す医用画像処理装置100のハードウェア構成はこれに限らない。
医用画像処理装置100は、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータである。医用画像処理装置100は、CT装置やMRI等で断層撮影することで得られた二次元の医用画像(以下、二次元医用画像という。)を積層してボリュームデータ(三次元データ)を生成する。尚、この二次元医用画像はDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)画像である。そして、ボリュームデータに対してボリュームレンダリングを行うことで生成された三次元の医用画像(以下、三次元医用画像という。)を表示することができる。医用画像処理装置100は、いわゆるパーソナルコンピュータであってもよいしサーバであってもよいが、ワークステーションのような医用画像を処理するために特化したコンピュータであることが望ましい。また、医用画像処理装置100はタッチパネルを備えるタブレット端末や携帯端末であってもよい。
CPU101は、システムバス104に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM102あるいは外部メモリ111には、CPU101の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラムが記憶されている。また外部メモリ111には、各機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM103は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU101は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM103にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ105は、キーボードやマウス等のポインティングデバイスといった入力デバイス109からの入力を制御する。
ビデオコントローラ106は、表示装置110等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTや液晶表示装置でも構わない。
メモリコントローラ107は、ハードディスクやフレキシブルディスク或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ111へのアクセスを制御する。外部メモリ111(記憶手段)は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する。
通信I/Fコントローラ108は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
入力デバイス109は、ユーザ操作を入力する機能を有している。例えば、入力デバイス109は、マウスやキーボード、タッチパネル等のユーザインターフェイスである。
尚、CPU101は、例えばRAM103内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、表示装置110上での表示を可能としている。また、CPU101は、表示装置110上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本実施形態における医用画像処理装置100が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は、外部メモリ111に記録されており、必要に応じてRAM103にロードされることによりCPU101によって実行されるものである。さらに、本実施形態におけるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ111に格納されている。
図3は、医用画像処理装置100の機能構成の一例を示す図である。尚、図3に示す各機能は、図2に示す各ハードウェアや各種プログラム等により実現される構成要素である。また、医用画像処理装置100の機能構成はこれに限らない。
医用画像処理装置100は、画像データ取得部301と、入力受付部302と、記憶部303と、病変位置取得部304と、表示モード設定部305と、表示制御部306を備える。
画像データ取得部301は、MRI装置で撮影された医用画像(三次元ボリュームデータ)を取得する機能部である。本実施形態において、画像データ取得部301は、モダリティ200により同一部位を異なる日時に撮影して得られた複数の医用画像を取得する。また、各医用画像は、MRI装置により撮影された拡散強調画像やADC画像を含む。ここで、ADC画像について説明する。ADC画像は、拡散強調画像の撮影において、SE法のパルス系列において、MPG(Motion Probing Gradient)の強さや印加時間を変えることによりディフェージング(dephasing:励起パルス印加直後のスピンの位相が整った状態から、時間の経過とともに位相が拡散していく状態)の効果を付加して得られた複数の画像から、見かけ上の拡散係数(Apparent Diffusion Coefficient:ADC値)を求めて画像化したものである。ここで、画像データ取得部301で取得された画像は記憶部303に記憶される。
入力受付部302は、ユーザ操作を受け付ける機能部である。例えば、入力受付部302は、入力デバイス109からの入力を受け付ける。入力受付部302で受け付けた入力内容は、記憶部303に記憶される。
病変位置取得部304は、記憶部303に記憶された画像から病変の特徴量を取得する機能部である。以下、病変位置取得部304による病変の特徴量を取得する処理について説明する。ここで、拡散強調画像とADC画像の座標は互いに対応関係にあるものとする。拡散強調画像における高信号(第一の閾値より値が大きい)領域には、病変と拡散現象以外の原因によって高信号を呈している領域とが含まれている。一方で、ADC画像における低信号(第二の閾値より値が小さい)領域には、病変とそれ以外の理由でADC値が低い組織が含まれている。これらの情報に基づいて、病変位置取得部304は、拡散強調画像において高信号、かつ、ADC画像において低信号となる領域を、病変として特定する。なお、閾値は、診断目的・撮影部位等に基づいて決定され、記憶部303に記憶される。病変位置取得部304は、特定した病変の領域に基づいて病変の特徴量を取得する。ここで、病変の特徴量には、病変の体積、尖度、歪度の少なくとも1つが含まれる。
ここで、図9を用いて、尖度と歪度について説明する。図9(a)は尖度を示す図であり、図9(b)は歪度を示す図である。図9(c)は治療前後の値の例を示す。
尖度および歪度は、ADC画像における病変部分を3次元的に抽出することにより算出される、腫瘍の悪性度を評価する指標である。また、上述したように悪性度の高い低分化型腫瘍細胞はADC値が低く、悪性度が低くなるにつれてADC値が高まる傾向にある。つまり、尖度と歪度は病変の性質を数値に反映することを目的とする指標である。これにより化学療法などの治療の効果判定に用いることが可能である。
尖度は、図9(a)に示すように、ADC値をヒストグラム表示した場合における正規分布と比較した全体的な尖りを示す図である。歪度は、図9(b)に示すように、ADC値をヒストグラム表示した場合における正規分布と比較した横軸に対する偏りを示す図である。そして、図9(c)に示すように、治療の前後での値を比較することで、治療の効果判定に用いることが可能である。
表示モード設定部305は、医用画像と、当該医用画像に関連する種々の情報の表示モードをユーザの操作に応じて設定する機能部である。具体的には、表示モード設定部305は、入力受付部302で入力された内容に基づいて、複数の表示モードのうち1の表示モードを設定する。なお、表示モード設定部305で設定された表示モードは記憶部303に記憶される。
ここで、複数の表示モードは、第一の表示モードと、第二の表示モードと、第三の表示モードを含む。第一の表示モードは、複数の医用画像と特定された病変の特徴量が医用画像毎に対応づけられた一覧表示とを少なくとも同一の画面で表示する。本実施形態では、第一の表示モードを、比較モードと称する。比較モードは、モダリティ200(例えばMRI装置)により同一部位を異なる日時に撮影して得られた複数の医用画像を容易に比較することを目的とした表示モードである。
第二の表示モードは、複数の医用画像のうち1の医用画像と該1の医用画像に関するグラフとを表示する表示モードである。本実施形態では、第二の表示モードを解析モードと称する。解析モードは、同一部位を異なる日時に撮影して得られた複数の医用画像のうち1の医用画像とグラフを表示することにより、1つの医用画像をより詳細に解析することを目的とした表示モードである。
第三の表示モードは、複数の医用画像と上述のグラフと当該複数の医用画像のうちの1つの医用画像に対するコメントの入力欄とを同一の画面で表示する表示モードである。本実施形態では、第三の表示モードをデータベースモードと称する。データベースモードは、複数の医用画像の時系列での変化を確認するとともに、複数画像の比較や当該複数画像の詳細な情報(入力されたコメントを含む)も併せて確認できる表示モードである。なお、各表示モードで表示される表示画面については、図5〜図8を用いて後述する。
表示制御部306は、表示モード設定部305で設定された表示モードに基づいて表示装置110(表示部)へ表示する画面を制御する機能部である。本実施形態では、表示制御部306は、複数の医用画像と、病変位置取得部304により特定された病変の特徴量が医用画像毎に対応づけられた一覧表示と、複数の医用画像の操作画面とを表示装置110に表示する。ここで、一覧表示は、病変位置取得部304により特定されたそれぞれの病変毎に示す表示である。なお、表示制御部306によって表示制御される具体的な画面表示は、図5〜8を用いて後述する。
次に、図4を用いて、本実施形態における医用画像処理装置100の解析・表示処理を示すフローを説明する。以下の各制御は、医用画像処理装置100の各機能部により実行される。
S401において、画像データ取得部301は、現在の画像を取得する。具体的には、画像データ取得部301は、所定の日時で撮影された拡散強調画像とADC画像を取得する。
S402において、画像データ取得部301は、過去画像を取得する。具体的には、画像データ取得部301は、S401で取得した画像よりも前の日時に撮影された拡散強調画像とADC画像を取得する。
S403において、病変位置取得部304は、S401およびS402で取得した拡散強調画像とADC画像を用いて、現在の病変位置を取得する。つまり、複数の医用画像(現在の画像である拡散強調画像とADC画像と、過去画像の拡散強調画像とADC画像)の各々から特定されて病変の特徴量を取得する。
S404において、入力受付部302は、ユーザの操作により選択された表示モードを受け付ける。
S405において、表示モード設定部305は、入力受付部302で入力された内容に基づいて、複数の表示モードのうち1の表示モードを設定する。表示モードが比較モードである場合には、S406の処理に進み、表示モードが解析モードである場合には、S407の処理に進み、表示モードがデータベースモードである場合には、S409の処理に進む。
S406、S407,S409において、表示制御部306は、病変位置取得部304で取得した病変の位置および特徴量に基づいて、表示部に表示するための一覧表を生成する。
S408、S410において、表示制御部306は、病変位置取得部304で取得した病変の位置および特徴量に基づいて、表示部に表示するためのグラフを生成する。
S411において、表示制御部306は、複数の医用画像に対して、病変位置取得部304で取得した病変の位置を重畳した医用画像を生成する。
S412において、表示制御部306は、生成した画面を表示部に表示するように制御する。
次に、図5〜8を用いて、各表示モードにおける表示画面について詳細に説明する。図5は、比較モードにおける画面表示の一例を示す図である。図6は、解析モードにおける画面表示の一例を示す図である。図7および図8は、データベースモードにおける画面表示の一例を示す図である。
図5を用いて、比較モード表示画面500について説明する。比較モード表示画面500は、表示モードを選択および表示するための表示アイテム(501〜503)を含む。現在選択されている表示モードに関する表示アイテムは、他の表示アイテムと識別可能な態様で表示される。本実施形態では、表示アイテム501は、表示色を変えることにより選択されている状態であることを示している。このように、同一画面上に、表示モードの選択させるための表示アイテムを備えることにより、ユーザは診断内容に応じて迅速かつ容易に表示モードを変更することが可能となる。
一覧表示510は、過去画像における病変の特徴量を一覧で示すデータテーブルである。ID511は、病変を識別する識別情報である。体積512は、各病変の体積を示す値である。尖度513は、各病変の尖度を示す値である。歪度514は、各病変の歪度を示す値である。一覧表示510は、各病変の合計値に対応する体積、尖度、歪度を表示する。つまり、一覧表示510は、病変を識別する識別情報(ID511)と特徴量(512〜514)が対応づけられたデータテーブルの一例である。
一覧表示530は現在の画像における病変の特徴量を一覧で示すデータテーブルである。なお、一覧表示530の各項目の内容については、一覧表示510と同様であるため説明を割愛する。
過去画像520は、過去の医用画像に対して、病変位置取得部304で取得した病変の位置を重畳した医用画像である。ここで、過去画像520に重畳表示される各病変521〜523は、一覧表示510で表示される各病変に対応している。
現在の医用画像540は、画像データ取得部301で取得した医用画像に、病変位置取得部304で取得した病変の位置を重畳した医用画像である。ここで表示される、過去画像520および現在の医用画像540は、例えば、3次元ボリュームデータのMIP(Maximum Intensity Projection)画像である。あるいは、過去画像520および現在の医用画像540は、MPR(Multi planar reconstruction)画像であってもよい。
更に、各病変521〜523は、現在の医用画像540の各病変541〜542と対応づいているか否かを識別可能な態様で表示される。図5においては、一例として、病変521と病変541とが他の病変と異なる色で表示されている。このため、ユーザは、これらの病変の対応関係を容易に識別することが可能となる。また、表示制御部306は、後述する他の表示モードで病変の時系列の変化を示すグラフを表示する際に、当該対応づけられた病変のみをグラフ表示することができる。これらの対応づけは、一覧表示510と一覧表示530の対応付けを行いたい病変同士を選択することで実現可能である。また、過去画像520と現在の医用画像540の対応付けを行いたい病変同士を選択することで実現可能である。
過去データ選択部550は、複数の過去画像の中から読み込むべきデータを選択する操作部である。
画像操作部560は、画像の拡大/縮小、計測、所見記入等の操作を行うための操作部である。
ここで、比較モード表示画面500における各構成要素のレイアウトについて説明する。表示制御部306は、複数の医用画像と操作画面とを第一の方向に並べて表示部に表示する。更に、表示制御部306は、複数の医用画像(520、540)と該複数の医用画像の各々に対応する一覧表示(530、550)とを第一の方向と直交する第二の方向に並べて表示する。更に、表示制御部306は、複数の一覧表示(530、550)も第一の方向に並べて表示する。ここで、第一の方向は比較モード表示画面500における横方向であり、第二の方向は比較モード表示画面500における縦方向である。特に、同種類の情報である、複数の医用画像および一覧表示が横方向に並んでいることで比較が容易になる。つまり、ユーザが医用画像を診断する際は、複数の医用画像同士あるいは一覧表示同士で視線を動かす頻度が相対的に高い。一方で、医用画像と一覧表示は、診断でメインに用いる情報(医用画像)とその詳細情報(一覧表示)であるため、視線を動かす頻度は相対的に低い。以上、比較モード表示画面500のレイアウトが好適である理由である。また、表示制御部306は、複数の医用画像と前記一覧表示とを互いに重畳させないように並べて表示する。「重畳させない」ことにより視認性を高めつつ、1画面での表示が可能となる。
次に、図6を用いて、解析モードにおける画面表示の一例を説明する。なお、図6の解析モード表示画面600のうち図5と同様の番号を付しているものについては説明を省略する。図6における610、640、660は、それぞれ図5における、530、540、560に対応する。
解析モード表示画面600は、一覧表示610と、複数の角度で表示した現在の医用画像630、640を含む。ヒストグラム620は、一覧表示610のうち選択された病変におけるヒストグラムを示すグラフである。現在の医用画像630は、現在の医用画像640のうち特定の断面を示す断面図である。なお、本実施形態では、グラフの一例としてヒストグラムを用いて説明しているがこれに限られるものではなく、例えば、棒グラフや折れ線グラフであってもよい。このように、解析モードは、1つの医用画像について、医用画像と一覧表示とグラフを重畳させずに1画面で表示することにより、1つの医用画像をより詳細に解析することが可能となる。
抽出条件設定部650は、病変位置取得部304により病変の位置を特定する際の条件を設定する操作部である。抽出条件設定部650は、位置取得動作実行ボタン651と、拡散強調画像の閾値を設定するDWI閾値設定入力欄652と、ADC画像の閾値を設定するADC閾値設定入力欄653を備える。病変位置取得部304は、位置取得動作実行ボタン651が選択されたことに応じて、入力された閾値を用いて病変の特徴量を取得する。特に、抽出条件設定部650は、ユーザが自動での病変位置の後に、手動で病変の位置の取得をやり直す場合に好適に用いられる。
次に、図7を用いて、データベースモード表示画面700について説明する。なお、図7のデータベースモード表示画面700のうち図5と同様の番号を付しているものについては説明を省略する。図7におけるデータベースモード表示画面700は、図5と異なり、一覧表示で表示された病変の時系列での変化を示すグラフ710を含む。ここで、データベースモード表示画面700における画面レイアウトについて説明する。表示制御部306は、グラフ710を、複数の医用画像(520、540)および一覧表示(510、530)と互いに重畳させないように第二の方向に並べて表示する。また、グラフ710と一覧表示は、隣接するように配置されることが好ましい。これは、ユーザは一覧表示(510、530)とグラフ710との間で視線を移動させることが比較的多いためである。上述したように、表示制御部306は、グラフ710として対応づけられた病変のみの時系列の変化を表示してもよい。また、表示制御部306は、各病変の変化ではなく、合計値のみを表示することとしてもよい。このように複数の医用画像間での時系列の変化をグラフとして表示しつつ、各時点での医用画像および病変の特徴量を表示することができる。
次に、図8を用いて、データベースモード表示画面800について説明する。データベースモード表示画面800は、データベースモード表示画面700上で、現在の医用画像540に対応づけられたコメントの入力欄を表示した画面である。コメント入力欄720には、一例として、現在の医用画像540を撮影した日時の前後で投与した薬の情報が入力される。ここで、データベースモード表示画面800における画面レイアウトについて説明する。表示制御部306は、複数の医用画像(520、540)のうちの1つの医用画像540と、コメント入力欄720とを重複しないように第一の方向に並べて且つ重畳しないように表示する。コメント入力欄720は、入力されたコメントを表示するコメント表示欄としての機能も備える。このように、医用画像、コメント、一覧表示、グラフを1画面で且つ重畳させずに表示することにより、医用画像間での特徴量の変化を確認しつつ、その間で投与した薬の治療効果も同時に検討することが可能となる。
以上、上述した本実施形態によれば、表示制御部306は、複数の医用画像と操作画面とを第一の方向に並べて表示するように制御し、且つ、複数の医用画像と該複数の医用画像の各々に対応する一覧表示とを第一の方向と直交する第二の方向に並べて表示するように制御を行っている。このため、異なる撮影時点で撮影された複数の医用画像と対応する病変を表示させる際の視認性を向上させることが可能となる。
また、上述した本実施形態によれば、表示モード設定部305は、複数の医用画像と特定された病変の特徴量が医用画像毎に対応づけられた一覧表示とを表示する第一の表示モードと、複数の医用画像のうち1の医用画像と該1の医用画像に関するグラフとを表示する第二の表示モードを含む複数の表示モードのうち1の表示モードをユーザの操作に応じて設定することができる。このため、異なる撮影時点で撮影された複数の医用画像と関連情報の表示方法を容易に設定可能な仕組みを提供することが可能となる。
なお、各実施形態は、コンピュータや制御コンピュータがプログラム(コンピュータプログラム)を実行することによって実現することもできる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も実施例として適用することができる。また、上記のプログラムも実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、実施形態に基づいて詳述してきたが、これらの特定の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明の範疇に含まれる。さらに、上述した実施形態は一実施の形態を示すものにすぎず、上述した実施形態から容易に想像可能な発明も本発明の範疇に含まれる。
100 医用画像処理装置
301 画像データ取得部
302 入力受付部
303 記憶部
304 病変位置取得部
305 表示モード設定部
306 表示制御部

Claims (9)

  1. 同一部位を異なる日時に撮影して得られた複数の医用画像を記憶する記憶手段と、
    前記複数の医用画像の各々から特定された病変の特徴量を取得する取得手段と、
    前記複数の医用画像と、前記特定された病変の特徴量が医用画像毎に対応づけられた一覧表示と、該複数の医用画像の操作画面とを表示部に表示するための制御を行う表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記複数の医用画像と前記操作画面とを第一の方向に並べて表示するように制御し、且つ、前記複数の医用画像と該複数の医用画像の各々に対応する前記一覧表示とを前記第一の方向と直交する第二の方向に並べて表示するように制御を行うことを特徴とする医用画像処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記複数の医用画像と前記一覧表示とを互いに重畳させないように並べて表示することを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
  3. 前記医用画像は、MRI装置で撮影された画像であることを特徴とする請求項1または2に記載の医用画像処理装置。
  4. 前記特徴量は、前記病変の体積、尖度、歪度の少なくとも1つを含み、
    前記一覧表示は、前記病変を識別する識別情報と特徴量とが対応づけられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  5. 前記一覧表示は、複数の前記病変の特徴量を含み、
    前記表示制御手段は、前記複数の病変部の特徴量の合計値を表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記一覧表示で表示された病変の時系列での変化を示すグラフを、前記複数の医用画像および前記一覧表示と互いに重畳させないように前記第二の方向に並べて表示するように制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記複数の医用画像のうちの1つの医用画像に対するコメントの入力欄と該医用画像とを重畳させないように前記第一の方向に並べて表示するように制御することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  8. 同一部位を異なる日時に撮影して得られた複数の医用画像を記憶する記憶手段を備える医用画像処理装置の制御方法であって、
    前記複数の医用画像の各々から特定された病変の特徴量を取得する取得工程と、
    前記複数の医用画像と、前記特定された病変の特徴量が医用画像毎に対応づけられた一覧表示と、該複数の医用画像の操作画面とを表示部に表示するための制御を行う表示制御工程と、を備え、
    前記表示制御工程は、前記複数の医用画像と前記操作画面とを第一の方向に並べて表示するように制御し、且つ、前記複数の医用画像と該複数の医用画像の各々に対応する前記一覧表示とを前記第一の方向と直交する第二の方向に並べて表示するように制御を行うことを特徴とする医用画像処理装置の制御方法。
  9. 医用画像処理装置を請求項1から7の各手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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