JP2019035389A - 立軸ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】空気吸込渦の発生を効果的に消滅ないし抑制する。【解決手段】立軸ポンプ10は、吸込水槽1内に配置された筒状の揚水管13と、揚水管13の下側外周部に配置され、吸込水槽1内の水流よって揚水管13の軸線Aに対して交差する方向に旋回可能な渦抑制部材32とを備える。揚水管13の軸線Aに沿って配置された軸部材39と、軸部材39の軸線と交差する向きへ突出するアーム42とを備え、渦抑制部材32は、アーム42に沿って移動可能に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、立軸ポンプに関する。
排水機場では、排出により吸込水槽内が低水位になると発生する空気吸込渦が、据付床の劣化を引き起こすポンプの振動の原因になっている。この空気吸込渦の発生を抑制するために、特許文献1に開示された立軸ポンプには、揚水管の下側外周部に中空円柱が配置されている。この中空円柱は、吸込水槽内の水位に追従して浮動できるように、揚水管に対して上下方向に移動自在に取り付けられている。
特開2003−328978号公報
空気吸込渦が発生する位置は、排水機場によって異なり、揚水管の周囲の特定位置に限られない。よって、特許文献1の立軸ポンプでは、空気吸込渦を効果的に消滅ないし抑制できない。
本発明は、空気吸込渦の発生を効果的に消滅ないし抑制できる立軸ポンプを提供することを課題とする。
本発明は、吸込水槽内に配置された筒状の揚水管と、前記揚水管の下側外周部に配置され、前記吸込水槽内の水流よって前記揚水管の軸線に対して交差する方向に旋回可能な渦抑制部材とを備える、立軸ポンプを提供する。
吸込水槽内に空気吸込渦が発生すると、水面から揚水管の吸込口にかけて水流が生じるため、周囲の水は空気吸込渦に向けて流れる。この態様の立軸ポンプによれば、渦抑制部材は、吸込水槽内の水流によって旋回可能であるため、発生した空気吸込渦に向けて移動する。そして、空気吸込渦は、渦中心に渦抑制部材が位置することで消滅され、その位置での以後の発生が抑制される。よって、据付床の劣化を引き起こすポンプの振動を抑制できる。
前記揚水管の下側外周部に、前記揚水管の軸線に沿って配置された軸部材と、前記軸部材の軸線と交差する向きへ突出するアームとを備え、前記渦抑制部材は、前記アームに沿って移動可能に配置されている。また、前記軸部材は、前記揚水管の下側外周部に回転可能に配置され、前記アームは、前記軸部材に一体に設けられている。この態様によれば、渦抑制部材は、揚水管の軸線を中心として旋回できるとともに、アームに沿って揚水管に対して近接及び離反できるため、確実に空気吸込渦上に移動できる。
前記軸部材から前記アームが突出する向きを、所定の回転角度位置に位置決めする位置決め機構を備える。例えば、前記軸部材に接続された下端部と、前記吸込水槽の上方を覆う据付床上に配置された上端部とを有し、前記上端部の操作によって前記軸部材及び前記アームを介して前記渦抑制部材を旋回可能なロッドを備え、前記位置決め機構は、前記据付床に対して前記ロッドの前記上端部を回転不可能に位置決めする位置決め部材を有する。この態様によれば、吸込水槽内の実際に空気吸込渦が発生し易い位置に、渦抑制部材を位置決めすることで、空気吸込渦を効果的に消滅ないし抑制できる。
前記吸込水槽の上部に配置され、測位のための基準信号を無線送信する電波送信部と、前記渦抑制部材に配置され、前記基準信号を無線受信する測位側受信部と、前記渦抑制部材に配置され、前記測位側受信部が受信した前記基準信号に基づいて前記渦抑制部材の位置を計測する測位部と、前記渦抑制部材に配置され、前記測位部の測位結果を含む信号を無線送信する測位側送信部と、前記吸込水槽の上部に配置され、前記測位側送信部の信号を無線受信する監視側受信部と、前記吸込水槽の上部に配置され、前記監視側受信部が受信した前記測位部の測位結果に基づいて、前記吸込水槽内の前記渦抑制部材の位置を特定するコントローラとを備える。この態様によれば、渦抑制部材が停止する位置の統計を得ることができる。よって、メンテナンス時に、頻繁に停止する位置に渦抑制部材を位置決めすることで、空気吸込渦を効果的に消滅ないし抑制できる。
前記吸込水槽内での空気吸込渦の発生の有無を監視する監視装置を備え、前記コントローラは、前記監視装置の監視結果と前記測位部の測位結果とに基づいて、空気吸込渦の位置を特定してもよい。空気吸込渦の発生場所はポンプ機場によって異なるが、この態様によれば、空気吸込渦が発生する位置を効果的に特定できる。つまり、空気吸込渦が発生したと監視装置が判断した後、渦抑制部材が移動し、空気吸込渦が消滅したと監視装置が判断した時の渦抑制部材の位置が、渦抑制部材の最良の配置場所である。よって、この場所に渦抑制部材を位置決めすることで、空気吸込渦の発生を抑制し、据付床の劣化を引き起こすポンプの振動を抑制できる。
本発明の立軸ポンプでは、吸込水槽内に発生した空気吸込渦に向けて渦抑制部材が移動するため、空気吸込渦を効果的に消滅でき、その位置での以後の空気吸込渦の発生を抑制できる。よって、据付床の劣化を引き起こすポンプの振動を抑制できる。
本発明の実施形態に係る立軸ポンプを示す断面図。 図1の一部拡大断面図。 吸込水槽の平断面図。 立軸ポンプの構成を示すブロック図。 位置決め機構の構成を示す斜視図。 断続空気吸込渦の発生状態でのボイド率を示すグラフ。 連続空気吸込渦の発生状態でのボイド率を示すグラフ。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る立軸ポンプ10を示す。この立軸ポンプ10は、吸込水槽1に流入した雨水等を下流側へ排出するもので、揚水管13の下部に渦抑制機構30を備える。渦抑制機構30は、吸込水槽1内の水流によって移動可能な渦抑制部材32を備え、渦抑制部材32によって空気吸込渦Sを効果的に消滅ないし抑制する。
(立軸ポンプの概要)
図1に示すように、立軸ポンプ10は、ポンプケーシング12、回転軸23、及び羽根車26を備える。
ポンプケーシング12は、吸込水槽1の上方を覆う据付床2に設置されている。ポンプケーシング12は、吸込水槽1内に配置された揚水管13と、据付床2上に配置された吐出管19とを備える。
揚水管13は、ストレート管14、ベーンケース15、及びベルマウス17を備え、据付床2の取付孔2aを貫通して配置されている。ストレート管14は、直径が一様な配管であり、取付孔2a内から下方へ延びている。ベーンケース15は、径方向外向きに膨出した概ね楕円筒状の配管であり、ストレート管14の下端に接続されている。ベルマウス17は、下端に向けて次第に拡径した概ね円錐筒状の配管であり、ベーンケース15の下端に接続されている。ベルマウス17の下端は、吸込水槽1内の水を吸い込む吸込口18であり、吸込水槽1の底壁3に対して定められた間隔をあけて配置されている。
吐出管19は、揚水管13の上端に接続された吐出エルボ20と、据付床2上に配置された送水管(図示せず)とを備える。吐出エルボ20は、軸線が90度湾曲した曲がり管であり、ストレート管14の上端に接続されている。吐出エルボ20の下部には、ポンプケーシング12を据付床2に固定するためのベースプレート21が設けられている。送水管は、軸線が直線状のストレート管である。吐出エルボ20と送水管との間には、軸方向と径方向に変形可能な可撓管(図示せず)が介設されている。
回転軸23は、吐出エルボ20を貫通し、揚水管13の軸線Aに沿って回転可能に配置されている。回転軸23の上端は、吐出エルボ20から外方へ突出されている。吐出エルボ20の回転軸23が貫通する部分は、軸封装置24によって水密にシールされている。
羽根車26は、ベーンケース15の内部に位置する回転軸23の下端に固定されている。ベーンケース15の内部には軸受ケーシング16が配設されており、この軸受ケーシング16の下側に、羽根車26が配置されている。
回転軸23の上端には、駆動モータ28が接続されている。駆動モータ28の駆動により回転軸23が回転されると、回転軸23と一体に羽根車26が回転することで、吸込水槽1内の水がポンプケーシング12内を通って下流側へ排出される。
例えば、吸込水槽1内の水位がベーンケース15よりも高い場合、吸込水槽1内の水の流れは低速であるため、図1のような空気吸込渦Sは発生しない。排出により吸込水槽1内の水位がベーンケース15よりも低下すると、吸込水槽1内の水の流れが高速になるため、空気吸込渦Sが発生する。
空気吸込渦Sは、水面から吸込口18にかけて生じる水流である。空気吸込渦Sが発生していない定常状態では、ポンプケーシング12内に空気が流入しないため、排出流体は水のみの単相流である。空気吸込渦Sの発生状態では、断続的又は連続的に空気が吸い込まれるため、ポンプケーシング12内の排出流体は、水と空気の二相流になる。排出流体が二相流の場合、排出流体が単相流の場合よりも、立軸ポンプ10の全揚程は低く、吐出量は少なくなる。また、立軸ポンプ10の振動が大きくなるため、この振動によって据付床2も劣化する。
このような問題の原因になる空気吸込渦Sを消滅し、以後の空気吸込渦Sの発生を抑制するために、渦抑制機構30が設けられている。また、空気吸込渦Sの発生位置を特定するために、渦抑制部材32の移動位置を特定するための測位装置45が設けられている。さらに、特定した空気吸込渦Sの発生位置に渦抑制部材32を位置決めするために、位置決め機構60が設けられている。
(渦抑制機構の概要)
図1及び図2に示すように、渦抑制機構30は、渦抑制部材32と、渦抑制部材32を揚水管13の下側外周部に移動自在に取り付けるための取付枠36とを備える。この取付枠36は、ベース部材37、軸部材39、及び連結部材40を備える。
渦抑制部材32は、ベルマウス17の下部からベーンケース15の上部にかけて、揚水管13の軸線Aに沿って鉛直方向に延びる平面視円形状の部材である。渦抑制部材32は、強度に優れた樹脂(例えばエンジニアリングプラスチック (Engineering plastic) )製であり、吸込水槽1内の水流によって移動できるように、中空状に形成されている。渦抑制部材32は、取付枠36に対して周方向に間隔をあけて複数(本実施形態では4本)配置されている。図3を参照すると、渦抑制部材32は、揚水管13の外周部に近接した第1位置(図3において左側の2個)から、第1位置よりも揚水管13の外周部から最も離反した第2位置(図3において右側の2個)を経て、概ね180度の角度範囲を回転可能である。
ベース部材37は、揚水管13の軸線Aと同軸の円環状のパイプであり、吸込口18の上側外周部に位置するように、ベルマウス17に形成された固定部17aに固定されている。ベース部材37には、軸部材39の下端を回転可能に支持する軸受け38Aが設けられている。ベーンケース15の外周部には、軸部材39の上部を回転可能に支持する軸受け38Bが設けられている。
軸部材39は、揚水管13の軸線Aに沿って平行に延びる直管であり、下端と上部が軸受け38A,38Bに軸支されている。軸部材39は、吸込水槽1内に流入した水による負荷、及び渦抑制部材32の回転による負荷では変形しない剛体(例えば金属)によって形成されている。
連結部材40は、渦抑制部材32の上下2箇所に設けられ、軸部材39と渦抑制部材32を連結することで、揚水管13に対して渦抑制部材32を水平方向に旋回可能とする。連結部材40は、軸部材39に固定された円筒状の筒部41と、筒部41から突出したアーム42とを備える。
アーム42は、軸部材39の軸線と交差する向きに突出している。アーム42は、径方向に貫通するように渦抑制部材32に形成された貫通孔33を貫通している。これにより、渦抑制部材32がアーム42に沿って移動可能に配置されている。アーム42の先端には、渦抑制部材32の脱落を防止するために、貫通孔33の直径よりも大径の抜止部43が設けられている。アーム42の全長は、統計的に空気吸込渦Sが発生する部分に、渦抑制部材32を配置可能な寸法に設定されている。
(渦抑制部材の移動)
図3に示すように、上流側(図3において左側)から吸込水槽1内に流入した水は、吸込水槽1の端壁4に衝突することで、ポンプケーシング12に向けて旋回する。そして、渦抑制部材32は、吸込水槽1内の水流によって自動的に移動する。
立軸ポンプ10の運転により空気吸込渦Sが発生すると、水面から揚水管13の吸込口18にかけて水流が生じるため、周囲の水は空気吸込渦Sに向けて流れる。この水流によって渦抑制部材32は、空気吸込渦S上に移動する。この際、渦抑制部材32は、軸部材39に対して回転する方向への移動だけでなく、アーム42に沿ってポンプケーシング12に対して接近及び離反する方向への移動も可能なため、空気吸込渦Sの渦中心に確実に移動できる。
このように、渦抑制部材32が空気吸込渦S上に自動的に移動するため、空気吸込渦Sを効果的に消滅でき、その位置での以後の空気吸込渦Sの発生を抑制できる。また、立軸ポンプ10の振動、及び振動による据付床2の劣化を確実に抑制できる。しかも、渦抑制機構30は、渦抑制部材32を移動させる専用の駆動手段を用いたり、複雑な制御を行ったりする必要がないため、渦抑制機構30を設けることによるコストの増加を抑えることができる。
(測位装置の概要)
測位装置45は、渦抑制部材32の移動位置を特定することで、空気吸込渦Sの発生位置を特定するものである。図1及び図4に示すように、測位装置45は、電波送信部47、測位側通信部49、測位部50、制御部51、監視側通信部54、及びコントローラ55を備える。測位側通信部49、測位部50、及び制御部51は、渦抑制部材32の上部に形成された収容部34内に配置されている。電波送信部47、監視側通信部54、及びコントローラ55は、吸込水槽1の上部に配置されている。
電波送信部47は、定められた時間(例えば300〜3600秒)毎に、測位のための基準信号を吸込水槽1内に無線送信するものである。基準信号には、例えばGPS(Global Positioning System)測位と同様に、電波送信部47の取付位置と送信時刻の情報が含まれている。図1及び図3に示すように、電波送信部47は、ポンプケーシング12を中心として90度間隔をあけて、据付床2の下面に4個配置されることが好ましい。この電波送信部47は、コントローラ55に対して電気的に接続されてもよいし、接続されなくてもよい。コントローラ55に電気的に接続することで、基準信号を送信するタイミングを必要に応じて変更できる。
測位側通信部49は、無線信号を送信する送信部49aと、無線信号を受信する受信部49bとを備える。受信部49bが受信する無線信号には、電波送信部47が出力した基準信号が含まれている。測位側通信部49は、通信ケーブルによって測位部50及び制御部51と電気的に接続されている。
測位部50は、測位側通信部49(受信部49b)が受信した電波送信部47の基準信号が入力されることで、この基準信号に基づいて渦抑制部材32の位置を計測する。詳しくは、測位部50は、受信した第1から第4の基準信号に基づいて、個々の電波送信部47までの距離を演算(計測)し、全ての演算結果(距離)から吸込水槽1内の自身の位置を測位する。距離を演算するためのデータは、記憶部52に記憶されている。
制御部51は、マイクロコンピュータ、及びその他の電子デバイスにより構成されている。制御部51は、測位部50から測位結果が入力されると、測位側通信部49を駆動し、測位結果を測位側通信部49(送信部49a)からコントローラ55へ出力する。
監視側通信部54は、測位側通信部49と同様に、無線信号を送信する送信部54aと、無線信号を受信する受信部54bとを備える。受信部54bが受信する無線信号には、測位側通信部49が出力した測位部50の測位結果信号が含まれている。監視側通信部54は、通信ケーブルによってコントローラ55と電気的に接続されているが、無線接続されていてもよい。また、監視側通信部54は、据付床2の下面に配置されているが、据付床2上に配置されてもよい。
コントローラ55は、例えばパーソナルコンピュータによって構成されており、据付床2上に配置されている。コントローラ55は、監視側通信部54(受信部54b)から測位部50の測位結果が入力されると、その測位結果に基づいて吸込水槽1内の渦抑制部材32の位置を特定する。この特定結果は記憶部56に記憶される。これにより、渦抑制部材32が停止する位置の統計を得ることができる。
立軸ポンプ10のメンテナンス時に管理者は、記憶部56に記憶された測位部50の測位結果に基づいて、渦抑制部材32が長時間停止する箇所が空気吸込渦Sの発生位置であると判断できる。よって、長時間停止する位置に渦抑制部材32を位置決めすることで、空気吸込渦Sの発生を効果的に抑制でき、立軸ポンプ10の排水効率を向上できる。空気吸込渦Sの発生位置の判断(特定)は、コントローラ55が行うようにしてもよい。
なお、吸込水槽1内の渦抑制部材32の位置の特定方法は、GPS測位と同様の方式に限られず、IMES(Indoor Messaging System)測位、Wi−Fi測位、ビーコン測位、PDR(Pedestrian Dead Reckoning)測位等、基準信号を無線送信する電波送信部47と、受信した基準信号に基づいて位置を計測する測位部50とを備える方式であれば、必要に応じて変更が可能である。
(位置決め機構の概要)
図1及び図5に示すように、位置決め機構60は、軸部材39からアーム42が突出する向きを、所定の回転角度位置に位置決めすることで、渦抑制部材32を保持するものである。位置決め機構60は、ロッド61A〜61C、及び上端のロッド61Aに着脱可能に配置する操作部材68と位置決め部材70を備える。
ロッド61A〜61Cは、渦抑制部材32毎に設けられている。第1のロッド61Aと第2のロッド61B、並びに第2のロッド61Bと第3のロッド61Cは、自在継手62によって互いの角度を変更可能に接続されている。ロッド61Aの上端61aは、吐出エルボ20のベースプレート21を貫通して、据付床2の上側に突出されている。ロッド61Cの下端61bは、軸部材39の上端に固定されている。
ロッド61Aの上端61aには、操作部材68及び位置決め部材70を取り付けるための取付部(上端部)63が設けられている。取付部63は、四角柱状であり、ベースプレート21に形成された概ね円柱状の位置決め部65内に、回転可能に配置されている。位置決め部65の内周には、軸方向に沿って延びる複数の係止溝66が形成されている。
操作部材68は、取付部63に嵌め込む取付穴(図示せず)を備えるレバーである。操作部材68は、位置決め部65の軸線を中心として、据付床2上でロッド61A〜61Cを回転させることで、軸部材39及び連結部材40を介して渦抑制部材32を回転させることができる。
位置決め部材70は、ベースプレート21(据付床2)に対してロッド61A〜61Cを回転不可能に位置決めするものである。位置決め部材70は、位置決め部65内に挿入される挿入部71と、挿入部71の上端に形成された蓋部74とを備える。挿入部71は、位置決め部65の内径と概ね同一の外径を有する円柱状で、中心に取付部63を嵌め込む断面四角形状の取付孔72を備える。挿入部71の外周には、位置決め部65の係止溝66に挿入係止される複数の係止突起73が形成されている。蓋部74は、位置決め部65の外径よりも大径の円板状である。
この位置決め機構60では、操作部材68を取付部63に取り付けて、ロッド61A〜61C、軸部材39、及び連結部材40を介して渦抑制部材32を希望位置に回転させた後、操作部材68を取り外して位置決め部材70を取り付ける。この際、取付孔72に取付部63を嵌め込み、係止溝66に係止突起73を係止させる。これにより、位置決め部65に対して位置決め部材70を回転不可能に装着し、位置決め部材70にロッド61A〜61Cを回転不可能に位置決めできる。
このように、本実施形態では、据付床2に対してロッド61A〜61Cを回転不可能に位置決めでき、軸部材39及び連結部材40を介して渦抑制部材32の自由移動を規制できる。つまり、吸込水槽1内の実際に空気吸込渦Sが発生し易い位置に、渦抑制部材32を位置決めできるため、空気吸込渦Sを効果的に消滅ないし抑制できる。
(ポンプ監視装置の概要)
吸込水槽1内での空気吸込渦Sの発生位置を高精度に判断するために、空気吸込渦Sの発生の有無を監視するポンプ監視装置76が設けられている。コントローラ55は、測位装置45の測位結果とポンプ監視装置76の監視結果とを併せて判断することで、空気吸込渦Sの発生位置を正確に特定するように構成されている。
詳しくは、空気吸込渦Sが発生した後、渦抑制部材32が移動して空気吸込渦Sが消滅すれば、この時の渦抑制部材32の位置が空気吸込渦Sの発生位置であり、渦抑制部材32の最良の配置場所である。よって、コントローラ55は、ポンプ監視装置76によって空気吸込渦Sの発生の有無を監視するとともに、測位装置45によって渦抑制部材32が移動を計測することで、渦抑制部材32の発生位置を特定する。
図1及び図4に示すように、ポンプ監視装置76は、排出流体の電気抵抗(ボイド率α)の変化により空気吸込渦Sの発生の有無を監視するもので、コントローラ55の他に、センサ78、及びデータロガー86を備える。センサ78は、ポンプケーシング12内に配置され、データロガー86は、据付床2上に配置されている。
図2を併せて参照すると、センサ78は、ポンプケーシング12内の排出流体に定電流を通電し、排出流体を通した電圧を測定する定電流法を用いた検出センサである。このセンサ78は、羽根車26よりも吸込口18側であるベルマウス17に配置されている。センサ78は、1組の正電極79及び負電極80と、一対の検出電極81A,81Bとを備える。これらの電極79,80,81A,81Bは、全て円環状であり、取付部分の直径に応じた直径で形成されている。
正電極79は、吸込口18の近傍に配置されている。負電極80は、羽根車26の近傍、つまり正電極79よりも排出方向下流側に配置されている。一対の検出電極81A,81Bは、正電極79と負電極80の間に配置されている。また、検出電極81Aと検出電極81Bは、揚水管13の軸線Aに沿って定められた間隔をあけて配置されている。これらの電極79,80,81A,81Bは、ベルマウス17の内周部に形成された凹部に、絶縁部材82を介して配置されている。
センサ78は、据付床2上に配置された駆動電源84を備える。この駆動電源84は、正電極79と負電極80に電気的に接続されるとともに、コントローラ55に電気的に接続されている。駆動電源84は、コントローラ55によって駆動され、ベルマウス17内の排出流体に定められた値の電流を通電する定電流電源である。
データロガー86は、検出電極81A,81Bに電気的に接続されるとともに、コントローラ55に電気的に接続されている。このデータロガー86は、検出電極81A,81Bから入力された排出流体の検出電圧を記憶する記憶手段である。
コントローラ55は、排出処理の実行時に駆動電源84を制御し、センサ78によって排出流体に定電流を通電させるとともに、センサ78の検出結果をデータロガー86から取り込む。そして、コントローラ55は、センサ78の検出結果から得られるポンプケーシング12内の排出流体の電気抵抗(ボイド率α)を監視し、その変化によって空気吸込渦Sの発生の有無を判断する。
詳しくは、排出流体の電気抵抗とセンサ78による検出電圧には相関関係があり、電流が一定の場合、排出流体の電気抵抗が増えれば、センサ78による検出電圧も増える(V=I×R)。つまり、排出流体を通した検出電圧を監視することで、排出流体の電気抵抗の変化を監視できる。また、排出流体の電気抵抗と、排出流体中の水に含まれる空気(気相)の比率であるボイド率αとは対応しており、ボイド率αが増えれば、排出流体の電気抵抗も増える。これは、水と空気の電気抵抗率が異なるためである。よって、ボイド率αが変化すると、センサ78による検出電圧も変化する。また、ボイド率αは、単相流時の検出電圧Vと二相流時の検出電圧Vとで算出できる。このような知見に基づき、ポンプ監視装置76は以下のように構成されている。
コントローラ55の記憶部56には、空気吸込渦Sの発生の有無を判断するための閾値が記憶されている。本実施形態の閾値は、定常状態(単相流)での排出流体のボイド率α0よりも高い、定められた上限ボイド率α1(例えば1%)に設定されている。そして、コントローラ55は、予め定められた時間当たりのボイド率αの平均値が閾値を超えると、吸込水槽1内に空気吸込渦Sが発生したと判断する。また、定められた時間当たりのボイド率αの平均値が閾値を超えない場合には、空気吸込渦Sが発生していないと判断する。なお、定められた時間は、ボイド率αの上昇勾配のサンプリングデータと下降勾配のサンプリングデータとが、それぞれ2以上含まれる長さに設定されている。
さらに詳しく説明すると、図6A及び図6Bは、排出流体が二相流の場合のボイド率αを示す。図6Aは断続空気吸込渦Sが発生した状態でのボイド率αの変化を示し、図6Bは連続空気吸込渦Sが発生した状態でのボイド率αの変化を示す。図6A及び図6Bの横軸は時間である。断続空気吸込渦とは、空気が断続的に吸い込まれる空気吸込渦Sを意味し、連続空気吸込渦とは、空気が連続的に吸い込まれる空気吸込渦Sを意味する。
空気吸込渦Sが発生していない状態とクボミ渦が発生した状態では、ポンプケーシング12内に空気が吸い込まれないため、ボイド率αはゼロである。図6Aに示すように、断続空気吸込渦Sが発生すると、不規則にボイド率αが変動し始める。図6Bに示すように、連続空気吸込渦Sが発生すると、ボイド率αの変動が大きくなり、ボイド率αの平均値はある一定の値になる。
次に、定電流法を用いた排出流体のボイド率αと検出電圧Vの関係について説明する。
二相流の排出流体の電気抵抗Rは、以下の式(1)で求めることができる。
Figure 2019035389
一方、単相流の排出流体の電気抵抗R0は、全断面積をS0とすると、以下の式(2)で求めることができる。
Figure 2019035389
体積ボイド率αは、全体積に対する気相の総体積と定義されるため、以下の式(3)となる。
Figure 2019035389
検出領域(検出電極81A,81B間の距離)内の液相断面積が一定ならば、以下の式(4)となる。
Figure 2019035389
この式(4)に式(1),(2)を用いると、以下の式(5)が得られる。また、ボイド率αは二相流時の検出電圧Vと単相流時の検出電圧Vで表すことができる。
Figure 2019035389
よって、液相のみの検出電圧Vで気液二相流時の検出電圧Vを規格化し、電圧比v≡(V/V)でボイド率αを表すと、以下の式(6)となる。
Figure 2019035389
このように、ボイド率αは、電圧比vによって求めることができる。また、ポンプ監視装置76では、排出流体の電気抵抗(ボイド率α)に関連する排出流体の電圧をセンサ78によって検出できる。
よって、コントローラ55は、センサ78によって検出した排出流体の電圧に基づいて、排出流体の電気抵抗に対応するボイド率αを確実に監視できる。その結果、コントローラ55は、吸込水槽1内での空気吸込渦Sの発生の有無を高精度に判断できる。また、ベルマウス17内でのボイド率α(電気抵抗)は、空気漏れ等の他の影響を受け難いため、この点でも空気吸込渦Sの発生の有無を高精度に検出できる。
以上のように、本実施形態の立軸ポンプ10では、水流によって移動可能な渦抑制部材32によって、吸込水槽1内に発生した空気吸込渦Sを効果的に消滅ないし抑制できる。また、測位装置45によって渦抑制部材32の移動位置を特定でき、ポンプ監視装置76によって空気吸込渦Sの発生の有無を判断できる。さらに、位置決め機構60によって渦抑制部材32を希望の位置に位置決めできる。よって、ポンプ監視装置76による監視結果と、測位装置45による測位結果とに基づいて、空気吸込渦Sの発生位置を特定し、位置決め機構60によって渦抑制部材32を位置決めすることで、効果的に空気吸込渦Sの発生を抑制できる。
なお、本発明の立軸ポンプ10は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、揚水管13に対して渦抑制部材32を旋回可能に配置するための取付枠36は、ベース部材37、軸部材39、及び連結部材40を備える構成に限られず、必要に応じて変更してもよい。また、軸部材39を回転不可能に固定し、軸部材39に対して連結部材40を回転可能に配置してもよい。
位置決め機構60は、軸部材39に接続したロッド61A〜61Cを据付床2に位置決めする構成に限られず、揚水管13に対してアーム42を所定の回転角度位置に位置決めできる構成であれば、必要に応じて変更してもよい。
ポンプ監視装置76は、ポンプケーシング12内を流れる排出流体の電気抵抗(ボイド率α)の変化を監視する構成に限られず、必要に応じて変更してもよい。例えば、回転軸23には、運転時に水の排出方向とは逆向きのスラスト荷重が作用し、このスラスト荷重の変動は、定常状態では小さく(概ね一定)、空気吸込渦Sが発生した場合には定常状態よりも大きくなる。よって、回転軸23の上端にスラストセンサを配置し、回転軸23に作用するスラスト荷重の変動を監視することで、コントローラ55が空気吸込渦Sの発生の有無を判断するようにしてもよい。
1…吸込水槽
2…据付床
2a…取付孔
3…底壁
4…端壁
10…立軸ポンプ
12…ポンプケーシング
13…揚水管
14…ストレート管
15…ベーンケース
16…軸受ケーシング
17…ベルマウス
17a…固定部
18…吸込口
19…吐出管
20…吐出エルボ
21…ベースプレート
23…回転軸
24…軸封装置
26…羽根車
28…駆動モータ
30…渦抑制機構
32…渦抑制部材
33…貫通孔
34…収容部
36…取付枠
37…ベース部材
38A,38B…軸受け
39…軸部材
40…連結部材
41…筒部
42…アーム
43…抜止部
45…測位装置
47…電波送信部
49…測位側通信部
49a…送信部
49b…受信部
50…測位部
51…制御部
52…記憶部
54…監視側通信部
54a…送信部
54b…受信部
55…コントローラ
56…記憶部
60…位置決め機構
61A〜61C…ロッド
61a…上端
61b…下端
62…自在継手
63…取付部
65…位置決め部
66…係止溝
68…操作部材
70…位置決め部材
71…挿入部
72…取付孔
73…係止突起
74…蓋部
76…ポンプ監視装置
78…センサ
79…正電極
80…負電極
81A,81B…検出電極
82…絶縁部材
84…駆動電源
86…データロガー

Claims (7)

  1. 吸込水槽内に配置された筒状の揚水管と、
    前記揚水管の下側外周部に配置され、前記吸込水槽内の水流よって前記揚水管の軸線に対して交差する方向に旋回可能な渦抑制部材と
    を備える、立軸ポンプ。
  2. 前記揚水管の下側外周部に、前記揚水管の軸線に沿って配置された軸部材と、
    前記軸部材の軸線と交差する向きへ突出するアームと
    を備え、
    前記渦抑制部材は、前記アームに沿って移動可能に配置されている、請求項1に記載の立軸ポンプ。
  3. 前記軸部材は、前記揚水管の下側外周部に回転可能に配置され、
    前記アームは、前記軸部材に一体に設けられている、請求項2に記載の立軸ポンプ。
  4. 前記軸部材から前記アームが突出する向きを、所定の回転角度位置に位置決めする位置決め機構を備える、請求項3に記載の立軸ポンプ。
  5. 前記軸部材に接続された下端部と、前記吸込水槽の上方を覆う据付床上に配置された上端部とを有し、前記上端部の操作によって前記軸部材及び前記アームを介して前記渦抑制部材を旋回可能なロッドを備え、
    前記位置決め機構は、前記据付床に対して前記ロッドの前記上端部を回転不可能に位置決めする位置決め部材を有する、請求項4に記載の立軸ポンプ。
  6. 前記吸込水槽の上部に配置され、測位のための基準信号を無線送信する電波送信部と、
    前記渦抑制部材に配置され、前記基準信号を無線受信する測位側受信部と、
    前記渦抑制部材に配置され、前記測位側受信部が受信した前記基準信号に基づいて前記渦抑制部材の位置を計測する測位部と、
    前記渦抑制部材に配置され、前記測位部の測位結果を含む信号を無線送信する測位側送信部と、
    前記吸込水槽の上部に配置され、前記測位側送信部の信号を無線受信する監視側受信部と、
    前記吸込水槽の上部に配置され、前記監視側受信部が受信した前記測位部の測位結果に基づいて、前記吸込水槽内の前記渦抑制部材の位置を特定するコントローラと
    を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の立軸ポンプ。
  7. 前記吸込水槽内での空気吸込渦の発生の有無を監視する監視装置を備え、
    前記コントローラは、前記監視装置の監視結果と前記測位部の測位結果とに基づいて、空気吸込渦の位置を特定する、請求項6に記載の立軸ポンプ。
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