JP2019035106A - 発色用ステンレス鋼板とその製造方法 - Google Patents
発色用ステンレス鋼板とその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019035106A JP2019035106A JP2017156425A JP2017156425A JP2019035106A JP 2019035106 A JP2019035106 A JP 2019035106A JP 2017156425 A JP2017156425 A JP 2017156425A JP 2017156425 A JP2017156425 A JP 2017156425A JP 2019035106 A JP2019035106 A JP 2019035106A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stainless steel
- steel plate
- film
- color
- steel sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
【解決手段】素材鋼板表面の通板方向に対し垂直な方向の算術平均粗さRaが0.30〜1.00μmで、表面の凹凸の歪度を示すRskが0.7〜1.0、不働態皮膜中のFeのカチオン分率FeFの対する不働態皮膜中のCrのカチオン分率CrFの比であるCrF/FeF比が16.0〜20.0であることを特徴とする発色用ステンレス鋼板。
【選択図】図2
Description
何れの前処理によっても、ステンレス鋼表面が部分的に溶解又は除去される。そして、不均一部分が除去され、新規な表面を露出させることによってステンレス鋼表面が均一化される。均一化された表面がインコ法等の着色反応に曝されるため、着色ムラが抑制され、比較的均一な色調をもつ着色皮膜が形成される。しかしながら、これらの前処理は作業工程が多くなり、コスト増に繋がる。
例えば特許文献6によると、ヘアライン仕上げ工程(HL仕上げ工程)の潤滑オイル量を制御し鋼板の表面温度を均一にすることで不働態皮膜が均一化し、その結果着色皮膜の色調が均一化するとされている。しかしながら、この処理は鋼板の幅方向における色調の均一性を確保するものであり、コイルまたはロット毎等、鋼板の長手方向における色調の均一性について言及されていない。
また、特許文献6には、ステンレス鋼板の製造時に一般的に行われるヘアライン仕上げ工程における製造条件を制御することで、着色ムラを抑制できる技術が記載されているが、上記のとおり、当該技術は鋼板の幅方向の着色ムラの抑制を目的としており、コイルやロット毎、長手方向における着色ムラの対策としては不十分であった。
即ち、本発明は、以上の知見に基づいてなされたものであり、上記課題を解決する本発明の要旨は下記のとおりである。
[2]前記算術平均粗さRaと前記スキューネスRskを乗じた値(Ra×Rsk)が0.21〜1.00であることを特徴とする上記[1]に記載の発色用ステンレス鋼板。
[3]前記素材鋼板が、JIS G 4305に規定されるSUS304ステンレス冷延帯鋼であることを特徴とする上記[1]または[2]に記載の発色用ステンレス鋼板。
[4]冷間圧延工程、焼鈍工程、酸洗工程、ヘアライン研磨工程を含む発色用ステンレス鋼板を製造する方法であって、前記ヘアライン研磨工程において、JIS R 6010に規定される粒度P120〜P180を有する研磨ベルトを用い、かつ当該研磨ベルトの研磨圧を40〜60kg/cm2とすることを特徴とする上記[1]〜[3]の何れか一項に記載の発色用ステンレス鋼板の製造方法。
すなわち、本発明に係る発色用ステンレス鋼板を素材として発色皮膜を形成させたステンレス鋼(発色ステンレス鋼)は、コイルやロット毎であっても優れた色調均一性を発揮できるため、本発明に係る発色用ステンレス鋼板は、発色ステンレス鋼が使用される様々な産業の生産性を安定させ得る画期的な材料となり得る。また、本発明の製造方法は新規の設備や製造工程を加えることなく、既存の装置を用いて十分に実施可能な方法であるため、工業的価値は非常に大きいものである。
発色皮膜を成膜する方法として、クロム酸/硫酸中でステンレス鋼を浸漬させるINCO法や、クロム酸/硫酸中でステンレス鋼を電解処理する電解法が広く知られているが、INCO法、電解法ともに鋼板表面における電気化学反応により発色皮膜を成膜させている。
電気化学反応では、試料鋼板(ステンレス鋼板)上でカソードとアノードと呼ばれるそれぞれ還元反応と酸化反応が生じている。クロム酸/硫酸中にステンレス鋼板を浸漬または電解させると、カソードでクロム酸の還元反応、アノードでステンレス鋼の溶解が生じる。このカソードにおけるクロム酸の還元反応により、ステンレス鋼板表面で局所的なpH増加が生じ、それに伴い金属イオンの加水分解が生じる。その結果、Cr、およびステンレス鋼の溶解により生じたFe等を含む発色皮膜が試料鋼板表面に成膜される。すなわち、電気化学反応により発色皮膜を成膜する上で、このカソード反応が重要であり、クロム酸の還元反応が生じる際、クロム酸はステンレス鋼表面に拡散する必要があり、拡散のしやすさ(度合い)が、発色皮膜の成膜状況に大きく影響する。
一般的に、発色ステンレス鋼板を製造する際、所望の色調となるように発色皮膜の厚みを調整する。しかし、本発明者らの調査の結果、皮膜の成膜速度が速すぎると、膜厚の調整および制御が非常に困難となり、色調の不均一性や発色ムラが発生しやすくなることが分かった。
このような安定した成膜速度にて成膜処理できれば、膜厚の調整および制御も制度良く安定して行うことができるため、色調が均一な発色皮膜を形成できる。その結果、鋼板幅方向のみならず長手方向においても発色ムラのない発色ステンレス鋼板を得ることが可能となる。
粗さ曲線において、谷長さが山長さよりも大きい場合Rskは0より大きくなる(Rsk>0)。換言するに、Rsk>0であると平均面に対して下側に偏っている、つまり粗さ曲線における山(凸部)の先端が鋭利に尖り、かつ谷(凹部)末端が広幅となる。従って、Rskが増加すると谷長さが増加することを示す。
一方、谷長さが山長さよりも小さい場合Rskは0より小さくなる(Rsk<0)。換言するに、Rsk<0であると平均面に対して上側に偏っている、つまり粗さ曲線における山(凸部)の先端が広幅となり、かつ谷(凹部)末端が鋭利に尖る。従って、Rskが減少すると谷長さも減少することを示す。
なおRsk=0であると、粗さ曲線における凹凸の形状が平均面に対して対称である。
本発明は以上の知見に基づいてなされたものであり、以下、本発明の発色用ステンレス鋼板の一実施形態について説明する。
各要素について次に説明する。
不働態皮膜中のFeのカチオン分率FeFに対する不働態皮膜中のCrのカチオン分率CrFの比であるCrF/FeF比は16.0以上とする必要がある。CrF/FeF比が16.0未満になると成膜速度が増加し、発色皮膜の膜厚制御が厳しくなる結果、コイル毎の着色均一性制御が困難になる。好ましくは、CrF/FeF比は17.0以上とし、さらに好ましくは17.5以上とする。CrF/FeF比の上限は、成膜速度の観点からは特に定めなくともよいが、以下の点から、20.0以下とする。
CrF/FeF比は後述するヘアライン工程の条件を制御することで調整可能であるが、本実施形態に係るヘアライン工程の条件下では、CrF/FeF比が20を超えることは、実現しなかったことから、CrF/FeF比の上限は20.0以下とする。
具体的にはCrF/FeF比は、まず発色用ステンレス鋼板を、表面の化学処理等を施さずに、分析装置に入る形状に切り出し、次いで、AES法にて不働態皮膜の最表層を分析することで測定することができる。
通板方向、すなわち筋目模様(ヘアライン模様)の方向と垂直方向の算術平均粗さRaは0.30〜1.00μmの範囲とする必要がある。この範囲内のRaを有する表面性状とすることにより、凹部の深さをある程度確保されるため、カソード反応時におけるクロム酸が拡散しにくくなる結果、成膜速度の過度の増大を抑制することができる。しかし、Raが0.30μm未満になると、発色速度が増加し、発色皮膜の膜厚制御の精度が劣るため、コイル毎の発色均一性の制御が困難になる。一方Raが1.00μmを超えると、皮膜形成後の外観の研磨目が目立ち、美観を損ねるため、発色ステンレス鋼として不適となる。好ましくは、Raは0.40μm以上、0.90μm以下とし、さらに好ましくは、0.45μm以上、0.85μm以下とする。
鋼板表面の粗さの歪度を示すスキューネスRskは0.7〜1.0の範囲とする必要がある。この範囲内のRskを有する表面性状とすることにより、クロム酸が拡散しにくい凹部の長さが大きくなるため、皮膜成膜処理におけるカソード反応の速度を小さくすることができ、発色皮膜を安定して成膜することができる。その結果、色調が均一な発色皮膜を形成できる。しかし、Rskが0.7未満になると、凹部の深さが不十分で、成膜速度が増加し、発色皮膜の膜厚制御の精度が劣るため、コイル毎の発色均一性の制御が困難になる。一方Rskが1.0を超えると皮膜形成後の外観の研磨目が目立ち、美観を損ねるため、発色ステンレス鋼として不適となる。好ましくは、Rskは0.8以上、0.9以下とする。
なお、算術平均粗さRaおよびスキューネスRskを求める際の測定方向(粗さ曲線における基準長さの設定方向)は、鋼板の通板方向(長手方向)に対して垂直な方向とする。
これらのことから、発色用ステンレス鋼板の素材鋼板としては、オーステナイト系ステンレス鋼を用いることが好ましく、特にSUS304を採用することが好ましい。
本実施形態の発色用ステンレス鋼板の製造方法は、冷間圧延工程、焼鈍工程、酸洗工程、ヘアライン研磨工程を含む発色用ステンレス冷延鋼板の製造方法であって、ヘアライン研磨工程において、JIS R 6010に規定される粒度P120〜P180を有する研磨ベルトを用い、かつ当該研磨ベルトの研磨圧を40〜60kg/cm2とする。
熱間圧延後は熱延板焼鈍・酸洗を行うが、熱延板焼鈍工程は省略してもよい。
酸洗後の冷間圧延は、通常のゼンジミアミル、タンデムミルのいずれで圧延してもよい。冷間圧延においては、ロール粗度、ロール径、圧延油、圧延パス回数、圧延速度、圧延温度などの条件は、本発明の鋼板の各構成・各条件を満たし得るように適宜選択・設定すればよい。
冷間圧延後は冷延板焼鈍(最終焼鈍)を行うが、冷間圧延の途中に中間焼鈍を入れてもよい。なお中間および最終焼鈍はバッチ式焼鈍でも連続式焼鈍でも構わない。また、各焼鈍は、必要であれば水素ガスあるいは窒素ガスなどの無酸化雰囲気で焼鈍する光輝焼鈍でもよいし、大気中で焼鈍しても構わない。
ヘアライン研磨(ヘアライン仕上げ、HL仕上げ)とは、JIS G4305にて規定されているように「適当な粒度の研磨剤で連続した磨き目が付くように研磨して仕上げたもの」であり、製品の美観を目的とし、研磨によって長い筋目(ヘアライン)を鋼板表面に付与し、製品の美観を調整する工程である。
本実施形態の発色用ステンレス鋼板を製造する際、このヘアライン研磨工程における各条件を適正の範囲内とすることが重要である。具体的には、用いる研磨ベルトの粒度、ならびにヘアライン研磨を行う際の研磨圧を所定の範囲に制御する。
以下、図1に示すヘアライン研磨装置(以下、研磨装置という)の説明と合わせて、本実施形態におけるヘアライン研磨工程について詳述する。なお、図1に示す研磨装置10は本実施形態のヘアライン工程を実施する上で好ましい構成を具備する装置であって、この装置構成によって本発明を特定するものではなく、後述する研磨条件を満足する限り、種々の構成、条件を採用して構わない。
ヘアライン研磨を行う際、研磨ベルトの研磨粗さは必然的に徐々に細かくなっていく。従って、上述した不働態皮膜中のCrF/FeF比、RaおよびRskは研磨粗さが所定の範囲内であるベルトで研磨した際において達成されるものであり、その適正範囲は粒度P120〜P180である。研磨ベルト2の粒度がP120未満である場合(研磨粒度が粗い場合)、RaおよびRskは過度に増大してしまうおそれがある他、研磨時に発生する熱が過度に大きくなり、CrF/FeF比が減少してしまう。一方、研磨ベルト2の粒度がP180を超える場合(研磨粒度が細かい場合)、RaおよびRskが過度に小さくなるおそれがある。
また、本実施形態に係る発色用ステンレス鋼板に発色皮膜を成膜する際の成膜方法は特に限定されない。つまり、成膜方法に因らず、本実施形態の発色用ステンレス鋼板を成膜対象の素材とすることで、コイル毎の着色均一性が優れ、発色ムラのない皮膜を成膜することができる。なお、好適な成膜方法としては、INCO法や電解法が挙げられる。
発色用ステンレス鋼を製造するにあたり、供試材としてSUS304を使用し、寸法は1000mm(幅方向)×400mm(長手方向(通板方向))とした。なお、製鋼−熱間圧延−熱延板焼鈍・酸洗−冷間圧延−冷延板焼鈍・酸洗については公知の方法によって行った。
次に、供試材のHL仕上げは図1に示す研磨装置10により、研磨ベルト2の粒度、研磨圧を表1のように変化させて発色用ステンレス鋼板を作製した。
具体的には、まず色彩色差計を用い、浸漬時間を5分とした場合の製品板表面のb*と、浸漬時間を10分とした場合の製品板表面のb*を測定し、両者の差分を色調の変化率Δb*として算出した。なお、表1における、浸漬時間を5分、10分とした場合の各b*は、測定をそれぞれ3回ずつ行いその平均値を示している。
この変化率Δb*が大きかった製品板は、浸漬時間の経過による色調の変化が大きかったということであり、皮膜の成膜速度が速かったと言える。そのため、本実施例では、成膜速度の評価をΔb*を用いて行った。
皮膜成膜前原板の不働態皮膜中CrF/FeF比はAESを用いて測定した。なお、CrF/FeF比はカチオン分率から求めた。
さらに、製品板の長手方向および幅方向それぞれにおいて、発色ムラの有無を目視にて観察し、両方向ともに発色ムラが確認されなったものを色調の均一性が良好である(表中「○」)ものとして評価した。長手方向および幅方向の少なくとも一方でも発色ムラが確認されたものは、色調の均一性が不良である(表中「×」)ものとして評価した。
一方、Ra、RskおよびCrF/FeF比のうちの1つでも上記範囲を超えた比較例の場合、Δb*は11.0〜15.0の範囲を満たさず、コイル毎の色調は均一とならなかった。従って、本実施例では、コイル毎の色調均一性を確保するための判定基準をΔb*が11.0〜15.0の範囲として評価した。判定基準としてΔb*が11.0未満の場合、成膜速度が遅くコイル毎の色調を制御出来ない他に工業製品としての生産性を著しく低下させるため不合格とした。また、Δb*が15.0を超える場合、成膜速度が大きくなり過ぎてコイル毎の色調制御が不可能となるため不合格とした。
実施例1と同様に、供試材としてSUS304を使用し、寸法は1000mm(幅方向)×400mm(長手方向(通板方向))とし、製鋼−熱間圧延−熱延板焼鈍・酸洗−冷間圧延−冷延板焼鈍・酸洗については公知の方法によって行った。供試材のHL仕上げについても実施例1と同様に、図1に示す研磨装置10により、研磨ベルト2の粒度、研磨圧を表1のように変化させて発色用ステンレス鋼板を作製した。
具体的には、まず色彩色差計を用い、電解時間を1分とした場合の製品板表面の色調b*と、電解時間を2分とした場合の製品板表面の色調b*を測定し、両者の差分を色調の変化率Δb*として算出した。なお、表2における、電解時間を1分、2分とした場合の各b*は、測定をそれぞれ3回ずつ行いその平均値を示している。
本実施例でも実施例1とどうように、成膜速度の評価をΔb*を用いて行った。
皮膜成膜前原板の不働態皮膜中CrF/FeF比はAESを用いて測定した。なお、CrF/FeF比はカチオン分率から求めた。
さらに、製品板の長手方向および幅方向それぞれにおいて、発色ムラの有無を目視にて観察し、両方向ともに発色ムラが確認されなったものを色調の均一性が良好である(表中「○」)ものとして評価した。長手方向および幅方向の少なくとも一方でも発色ムラが確認されたものは、色調の均一性が不良である(表中「×」)ものとして評価した。
以上の結果を表2に示す。
Claims (4)
- 素材鋼板の表面に、不働態皮膜およびヘアライン模様を備えたステンレス鋼板であって、
前記ヘアライン模様に対し垂直な方向の鋼板表面の算術平均粗さRaが0.30〜1.00μmであり、
鋼板表面の凹凸の歪度を示すスキューネスRskが0.7〜1.0であり、
前記不働態皮膜中のFeのカチオン分率FeFに対する前記不働態皮膜中のCrのカチオン分率CrFの比であるCrF/FeFが16.0〜20.0であることを特徴とする発色用ステンレス鋼板。 - 前記算術平均粗さRaと前記スキューネスRskを乗じた値(Ra×Rsk)が0.21〜1.00であることを特徴とする請求項1に記載の発色用ステンレス鋼板。
- 前記素材鋼板が、JIS G 4305に規定されるSUS304ステンレス冷延帯鋼であることを特徴とする請求項1または2に記載の発色用ステンレス鋼板。
- 冷間圧延工程、焼鈍工程、酸洗工程、ヘアライン研磨工程を含む発色用ステンレス鋼板の製造方法であって、
前記ヘアライン研磨工程において、JIS R 6010に規定される粒度P120〜P180を有する研磨ベルトを用い、かつ当該研磨ベルトの研磨圧を40〜60kg/cm2とすることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の発色用ステンレス鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017156425A JP6937635B2 (ja) | 2017-08-14 | 2017-08-14 | 発色用ステンレス鋼板とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017156425A JP6937635B2 (ja) | 2017-08-14 | 2017-08-14 | 発色用ステンレス鋼板とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019035106A true JP2019035106A (ja) | 2019-03-07 |
JP6937635B2 JP6937635B2 (ja) | 2021-09-22 |
Family
ID=65637079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017156425A Active JP6937635B2 (ja) | 2017-08-14 | 2017-08-14 | 発色用ステンレス鋼板とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6937635B2 (ja) |
-
2017
- 2017-08-14 JP JP2017156425A patent/JP6937635B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6937635B2 (ja) | 2021-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2021508777A (ja) | 表面品質及び耐食性に優れた亜鉛合金めっき鋼材及びその製造方法 | |
CN107723613B (zh) | 一种切纸刀片用宽幅钢带及其制造方法 | |
CN101107378A (zh) | 热浸镀的热轧钢带的受控厚度减薄及其中所用的设备 | |
CN103147015A (zh) | 具有优良磷化性能的热轧酸洗板 | |
CN103764865A (zh) | 金属镀覆钢带 | |
CN102782193A (zh) | 表面处理金属板及使用该表面处理金属板的成形品的制造方法 | |
CN103074542A (zh) | 一种led支架用钢带及制造方法 | |
Azimi et al. | Metallurgical assessment of critical defects in continuous hot dip galvanized steel sheets | |
CN108136455A (zh) | 涂装鲜映性优异的镀覆钢板的制造方法及通过该方法制造的镀覆钢板 | |
CN109798843A (zh) | 一种判定冷轧工序中钢板表面波纹度影响因素的方法 | |
JP6937635B2 (ja) | 発色用ステンレス鋼板とその製造方法 | |
CN109022736A (zh) | 一种无间隙原子钢连退薄板的冷轧工艺调控方法 | |
JP5850005B2 (ja) | 溶融亜鉛系めっき用鋼板の製造方法 | |
WO2019098206A1 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
CN109504895A (zh) | 一种锯片基体用宽幅钢带及其制造方法 | |
KR920004946B1 (ko) | 산세성이 우수한 오스테나이트 스테인레스강의 제조방법 | |
KR100550291B1 (ko) | 고크롬 페라이트계 스테인레스 강판의 연속 소둔 산세 방법 | |
JP3598981B2 (ja) | フェライト系ステンレス鋼板及びその製造法 | |
JP3657356B2 (ja) | 意匠性に優れたステンレス鋼板及びその製造方法 | |
TWI656225B (zh) | 熱浸鍍鋅鋼片之製造方法 | |
JP4332087B2 (ja) | ホーロー密着性が良好なホーロー用メッキ鋼板およびその製造方法並びにホーロー製品 | |
US20240149394A1 (en) | Method for producing textured plated steel sheet, and apparatus for producing textured plated steel sheet | |
JPH0215154A (ja) | 耐疵付き性に優れた溶融亜鉛めっき鋼帯の製法 | |
JP2006188767A (ja) | クロムめっき部品の製造方法 | |
CN109926458A (zh) | 一种表面油膜稳定的薄带钢及其生产方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200409 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210803 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6937635 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |