JP2019033408A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両外の被写体および車両内の被写体それぞれに対して最適な振れ補正を行う撮像装置を提供すること。【解決手段】カメラ装置114は、カメラ装置114の振れを検出して、カメラ装置114の振れ信号を出力する振動検出センサ106および振動検出部107と、撮像した画像から被写体の振れを検出して、被写体の振れ信号を出力する動きベクトル検出部108と、カメラ装置114の振れ信号と被写体の振れ信号を比較し、画像の像振れ補正に用いる振れ信号を決定する振動解析部109と、振動解析部109が決定した振れ信号に基づいて、像振れ補正を行う切り出し位置指定部110及び切り出し処理部111と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、撮像装置およびその制御方法に関するものである。
従来、様々な目的で監視を行うための監視カメラは、天井や壁やポールといった設置環境に取り付けられて運用されている。その設置環境は、風や周囲の環境等により接地面が振動することで監視カメラ本体も振動し、これにより監視カメラの撮影画像に振れが生じ、監視の妨げになってしまう。近年、監視カメラの用途は広がってきており、車、鉄道、バスといった車両の天井、壁に取り付ける車載型の監視カメラが運用されている。車両の運行時に車載型の監視カメラに生じる振動は、建物等の天井などに設置された監視カメラに生じる振動とは異なるので、車両の運行時の振動に適した画像の振れ補正処理を行う必要がある。特許文献1には、車両の振動に合わせて、車両に取り付けられる車載カメラの撮影画像の振れを最適に補正する方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、車両の振動に合わせて最適な補正を行うため、車外の被写体に対してのみ最適な補正が行われる。車両の振動と同じ振動を有する車内の被写体に対しては、車載カメラで車両の振動に合わせて補正を行うと誤補正となってしまう。
本発明は、車両外の被写体および車両内の被写体それぞれに対して最適な振れ補正を行う撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、撮像装置の振れを検出して、前記撮像装置の振れ信号を出力する第1の検出手段と、撮像した画像から被写体の振れを検出して、前記被写体の振れ信号を出力する第2の検出手段と、前記撮像装置の振れ信号と前記被写体の振れ信号を比較し、画像の像振れ補正に用いる振れ信号を決定する決定手段と、前記決定手段が決定した振れ信号に基づいて、前記像振れ補正を行う補正手段と、を備える。
本発明によれば、車両外の被写体および車両内の被写体それぞれに対して最適な振れ補正を行う撮像装置を提供することができる。
(第1実施形態)
図1は、撮像装置の構成を示す図である。カメラ装置114は、レンズ群101、撮像素子102、増幅器103、映像処理回路104、振動検出センサ106、ネットワーク処理回路112およびCPU113を有する撮像装置である。
レンズ群101は、被写体像を受光可能なレンズで構成される。レンズ群101のズームレンズ、フォーカスレンズを光軸方向に対して前後動作させることで、変倍動作、ピント調整が可能となる。撮像素子102は、レンズ群101を介して撮像素子面に受光された光学像を電気的に変換する。撮像素子102は不図示のタイミングジェネレータからの信号で駆動し、その信号のタイミングに合わせてサンプリングし、アナログ−デジタル信号処理を行い、デジタル信号を出力する。増幅器103は、撮像素子102からの出力信号を、所定の信号レベルに増幅する。
図1は、撮像装置の構成を示す図である。カメラ装置114は、レンズ群101、撮像素子102、増幅器103、映像処理回路104、振動検出センサ106、ネットワーク処理回路112およびCPU113を有する撮像装置である。
レンズ群101は、被写体像を受光可能なレンズで構成される。レンズ群101のズームレンズ、フォーカスレンズを光軸方向に対して前後動作させることで、変倍動作、ピント調整が可能となる。撮像素子102は、レンズ群101を介して撮像素子面に受光された光学像を電気的に変換する。撮像素子102は不図示のタイミングジェネレータからの信号で駆動し、その信号のタイミングに合わせてサンプリングし、アナログ−デジタル信号処理を行い、デジタル信号を出力する。増幅器103は、撮像素子102からの出力信号を、所定の信号レベルに増幅する。
映像処理回路104は、各種映像処理を行う。映像処理回路は、現像処理部105、動きベクトル検出部108、振動検出部107、振動解析部109、切り出し位置指定部110、切り出し処理部111を有する画像処理装置である。現像処理部105は、増幅器103からの映像デジタル信号に対して、現像処理、カラーバランス処理、ガンマ処理、ノイズ低減処理などの各種処理を行い、RGB撮影画像に変換する。
振動検出センサ106は、カメラ装置114に加えられる振動を角速度または加速度として検出する。振動検出センサ106は、角速度センサまたは加速度センサを備えている。振動検出部107は、振動検出センサ106が検出したカメラ装置114の振動を、撮影画像に対する振れ量に変換する。さらに、振動検出部107は、必要な振れ成分のみを抽出するために各種フィルタ処理を行い、振れ信号を出力する。したがって、振動検出センサ106および振動検出部107は、カメラ装置114の振れを検出し、カメラ装置114装置の振れ信号を出力するカメラ装置114の振れ検出手段の機能を有している。
動きベクトル検出部108は、撮影画像から動きベクトルを検出する。具体的には、動きベクトル検出部108は、撮影画像上から主被写体を判別し、フレーム間での差分を取ることで主被写体部の動きベクトル(動きの方向、動きの移動量)を算出する。さらに、動きベクトル検出部108は、算出した動きベクトルから振れ信号を算出し、出力する。したがって、動きベクトル検出部108は、撮像した画像のフレーム間の差分から被写体の動きベクトル信号を検出し出力する、被写体の振れ検出手段の機能を有している。
振動解析部109は、動きベクトル検出部108からの振れ信号および振動検出部107からの振れ信号を解析する。具体的には、二つの振れ信号を比較して、比較結果が同一もしくは同じ振動成分があると判断したら、補正に用いる振れ信号として振動検出センサ106からの振れ信号を選択する。一方、二つの振れ信号を比較して比較結果が異なっていると判断したら、補正に用いる振れ信号として動きベクトル検出部108からの振れ信号を選択する。
切り出し位置指定部110は、振動解析部109が選択した振れ信号に基づいて、画像の切り出し位置(補正位置)を指定する。振れ信号に基づいて像振れを打ち消す方向に切り出し範囲を指定することを、フレーム毎に繰り返すことで、振れ補正が可能となる。切り出し処理部111は、切り出し位置指定部110が指定した切り出し位置(補正位置)に合わせて撮影画像からの切り出し処理を行う。フレーム毎に補正位置に合わせて撮影画像からの切り出し処理を行うことで、振れ成分を補正した画像を出力する。
ネットワーク処理回路112は、映像処理回路104からの出力画像を通信プロトコルに準拠して変換した上で、ネットワーク上へと配信する。また、ネットワーク処理回路112は、撮像装置を制御するための制御信号を通信プロトコルに準拠して送受信する。CPU113は、映像処理回路104およびネットワーク処理回路112の制御を行う。また、カメラ装置114は、不図示のデータ記憶部(メモリ)を含み、データ記憶部に記憶されたプログラムによりCPU113は実行される。
LAN115は、ネットワーク上のローカルエリアネットワークである。カメラ装置114とはLANケーブル等によって接続され、Ethernet等の通信規格を満足するルータ、スイッチ、ケーブル等を含む。LAN115上に、複数のカメラ装置やクライアント端末装置116が接続される。クライアント端末装置116は、LAN115を介してカメラ装置114と相互に通信可能な状態に接続されている。クライアント端末装置116は、カメラ装置114からの映像を受信して、表示および録画を行う。また、クライアント端末装置116は、カメラ装置114をコントロールするための制御情報を送受信することで、カメラ装置114の制御を行う。
次に、図2を用いて、カメラ装置が車両に取り付けられた場合における、カメラ装置114および被写体それぞれの振動と振動の補正方法に関して説明する。図2は、車内および車外の被写体に対する振れ補正を説明する図である。
車両201は、電車、バス、車などの移動を行う車両である。カメラ装置114は、例えば、車両201の天井に取り付けられている。また、エアコン203もカメラ装置と同様に天井に取り付けられている。カメラ装置114には、車両201の走行時の振動が天井を介して伝わる。同様に、エアコン203の動作時の振動も天井を介してカメラ装置114に伝わる。よって、カメラ装置114には、車両の振れとエアコンの振れが合成された振れ信号204の振れが生じる。
車両201は、電車、バス、車などの移動を行う車両である。カメラ装置114は、例えば、車両201の天井に取り付けられている。また、エアコン203もカメラ装置と同様に天井に取り付けられている。カメラ装置114には、車両201の走行時の振動が天井を介して伝わる。同様に、エアコン203の動作時の振動も天井を介してカメラ装置114に伝わる。よって、カメラ装置114には、車両の振れとエアコンの振れが合成された振れ信号204の振れが生じる。
被写体205は、車両内にいる被写体である。車両内の被写体205には、車両201の走行時の振動が床を介して伝わる。一方、エアコン203の振動が、車両内の被写体205に伝わることはない。よって、車両内の被写体205には、車両201の振れのみである振れ信号206の振れが与えられる。車両内の被写体205を車両201に搭載されたカメラ装置114で撮影すると、撮影画像では、カメラ装置114に生じる車両の振れ成分と被写体205に生じる車両の振れ成分とが打ち消し合う形となる。よって、撮像画像における車両内の被写体205の動きベクトル信号は、エアコン203の振れ成分のみが残った動きベクトル信号207の信号となる。
被写体208は、車両外にいる被写体である。車両外の被写体208には、車両201の走行時の振動も、エアコン203の振動も伝わらない。よって、車両外の被写体208の振れは、車両201およびエアコン203の振動が生じない振れ信号209の振れとなる。車両外の被写体208を車両201に搭載されたカメラ装置114で撮影すると、撮影画像には、車両201の振れ成分とエアコン203の振れ成分の両方が生じる。よって、車両外の被写体208の動きベクトル信号は、車両201およびエアコン203両方の振れ成分を含む動きベクトル信号210の信号となる。
振動解析部109は、振動検出センサ106および振動検出部107によって検出されたカメラ装置114の振れ信号204と、動きベクトル検出部108によって画像から検出された被写体の動きベクトルとを比較する。具体的には、カメラ装置114の振れ信号204と、車両内の被写体205の動きベクトル信号207もしくは車両外の被写体208の動きベクトル信号210とを比較する。
撮像した被写体の動きベクトル信号がカメラ装置114の振れ信号204と異なる振れであると判定した場合は、被写体がカメラ装置114と同じ振れ成分を有する場所にあると判定する。すなわち、カメラ装置114の振れ信号204と異なる振れである動きベクトル信号207を有する被写体205は、カメラ装置114を搭載した車両内にあると判定する。そして、振動解析部109は、車両内の被写体205に対しては、画像の振れ補正に、動きベクトル検出部108によって検出された動きベクトル信号207を用いることを選択する。
撮像した被写体の動きベクトル信号がカメラ装置114の振れ信号204と同じ振れであると判定した場合は、被写体がカメラ装置114と同じ振れ成分が生じない場所にあると判定する。すなわち、カメラ装置114の振れ信号204と同じ振れである動きベクトル信号210を有する被写体208は、カメラ装置114を搭載した車両外にあると判定する。そして、振動解析部109は、車両外の被写体208に対しては、画像の振れ補正に、振動検出センサ106および振動検出部107によって検出されたカメラ装置114の振れ信号204を用いることを選択する。
次に、振れ補正処理方法を図3のフローチャートを用いて説明する。図3は、車内および車外の被写体に対する振れ補正のフローチャートである。
ステップS301で処理をスタートする。ステップS302で、振動検出センサ106は、カメラ装置114の振動を検出する。そして、振動検出部107は、振動検出センサ106が検出した振動に基づいて、カメラ装置114の振れ信号を算出する。ステップS303で、動きベクトル検出部108は、カメラ装置114にて撮影された被写体の動きベクトル信号を検出する。
ステップS301で処理をスタートする。ステップS302で、振動検出センサ106は、カメラ装置114の振動を検出する。そして、振動検出部107は、振動検出センサ106が検出した振動に基づいて、カメラ装置114の振れ信号を算出する。ステップS303で、動きベクトル検出部108は、カメラ装置114にて撮影された被写体の動きベクトル信号を検出する。
ステップS304で、振動解析部109は、ステップS302で算出したカメラ装置114の振れ信号と、ステップS303で検出したカメラ装置114で撮影された被写体の動きベクトル信号を比較する。ステップS305で、振動解析部109は、ステップS304における比較の結果が、同一の振動であったか否か判定する。カメラ装置114の振れ信号と被写体の動きベクトル信号が、同一の振動であったと判定した場合は、ステップS307に進む。一方、異なる振動であったと判定した場合は、ステップS306に進む。
ステップS306で、振動解析部109は、振れ補正を行う際に用いる信号として、カメラ装置114で撮影された被写体の動きベクトル信号を選択する。そして、切り出し位置指定部110は、動きベクトル信号に基づいて切り出し位置を指定し、切り出し処理部111が切り出し位置に応じて画像を切り出して電子的に振れを補正する。ステップS307で、振動解析部109は、振れ補正を行う際に用いる信号として、カメラ装置114の振れ信号を選択する。そして、切り出し位置指定部110は、カメラ装置114の振れ信号に基づいて切り出し位置を指定し、切り出し処理部111が切り出し位置に応じて画像を切り出して電子的に振れを補正する。ステップS306は車両内の被写体に対する振れの補正であり、ステップS307は車両外の被写体に対する振れの補正である。そして、ステップS308で処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によると、カメラ装置114と同一の振れ成分がある場所にいる被写体かどうかを、振れ信号と動きベクトル信号を用いて判断する。そして、その結果に応じて適切な振れ補正を選択することで、車両内外の被写体それぞれに対して最適な振れ補正を行うことが可能となる。
(第2実施形態)
本実施形態と第1実施形態とでは、振れ補正処理が異なる。図4は、車内および車外の被写体に対する振れ補正のフローチャートである。ステップS401〜ステップS406、ステップS408は、第1実施形態のステップS301〜ステップS306、ステップS308と同様である。ここでは、第1実施形態との差異であるステップS407についてのみ説明する。
本実施形態と第1実施形態とでは、振れ補正処理が異なる。図4は、車内および車外の被写体に対する振れ補正のフローチャートである。ステップS401〜ステップS406、ステップS408は、第1実施形態のステップS301〜ステップS306、ステップS308と同様である。ここでは、第1実施形態との差異であるステップS407についてのみ説明する。
ステップS407は、カメラ装置114の振れとカメラ装置114で撮影された被写体の振れが同一であった場合、すなわち、車両外など、被写体がカメラ装置114と同じ振れ成分がない場所にある場合に行う補正処理である。ステップS407で、振動解析部109は、振れ補正を行う際に用いる信号として、カメラ装置114の振れ信号およびカメラ装置114で撮影された被写体の動きベクトル信号を選択する。第1実施形態では、振れ補正にカメラ装置114の振れ信号のみを用いていたが、本実施形態では、カメラ装置114の振れ信号に加え被写体の動きベクトル信号も振れ補正に用いる。振動解析部109が選択した信号に基づいて、切り出し位置指定部110が切り出し位置を指定し、切り出し処理部111が切り出し位置に応じて画像を切り出して電子的に振れを補正する。
以上説明したように、本実施形態によると、カメラ装置114と同一の振れ成分がある場所にいる被写体かどうかを、振れ信号と動きベクトル信号を用いて判断する。そして、その結果に応じて適切な振れ補正を選択することで、車両内外の被写体それぞれに対して最適な振れ補正を行うことが可能となる。
なお、第1実施形態および第2実施形態では、カメラ装置114に車両の振れが生じている状態、すなわち、車両が走行している場合やエンジンが振動している場合など、車両が完全に停止していない状態を想定している。車両201が完全に停止し、かつ、エアコン203も停止している場合には、カメラ装置114に振れが生じない。この場合、車両外の被写体208を撮像しても、カメラ装置114の振れが画像に現れないので、動きベクトル信号に基づいて振れを補正すればよい。したがって、車両の運行状態に応じて、カメラ装置114に振れが生じるか判定し、像振れ補正に用いる信号を決定するようにしてもよい。車両が運行している場合は、第1実施形態および第2実施形態で説明した補正処理を行う。車両が運行していない場合には、動きベクトル信号に基づいて振れを補正するようにすればよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
106 振動検出センサ
107 振動検出部
108 動きベクトル検出部
109 振動解析部
110 切り出し位置指定部
111 切り出し処理部
107 振動検出部
108 動きベクトル検出部
109 振動解析部
110 切り出し位置指定部
111 切り出し処理部
Claims (9)
- 撮像装置の振れを検出して、前記撮像装置の振れ信号を出力する第1の検出手段と、
撮像した画像から被写体の振れを検出して、前記被写体の振れ信号を出力する第2の検出手段と、
前記撮像装置の振れ信号と前記被写体の振れ信号を比較し、画像の像振れ補正に用いる振れ信号を決定する決定手段と、
前記決定手段が決定した振れ信号に基づいて、前記像振れ補正を行う補正手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記決定手段は、前記撮像装置の振れ信号と前記被写体の振れ信号が異なる場合は、前記被写体の振れ信号を前記像振れ補正に用いる振れ信号に決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記決定手段は、前記撮像装置の振れ信号と前記被写体の振れ信号が同じである場合は、前記撮像装置の振れ信号を前記像振れ補正に用いる振れ信号に決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
- 前記決定手段は、前記撮像装置の振れ信号と前記被写体の振れ信号が同じ場合は、前記撮像装置の振れ信号および前記被写体の振れ信号を前記像振れ補正に用いる振れ信号に決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
- 前記第1の検出手段は、角速度センサまたは加速度センサを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第2の検出手段は、撮像した画像のフレーム間の差分から、被写体の動きベクトルを検出して、前記被写体の振れ信号として動きベクトル信号を出力することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記補正手段は、前記決定手段が決定した振れ信号に基づいて画像を切り出して、電子的に前記像振れ補正を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記撮像装置は車両に搭載され、
前記決定手段は、前記撮像装置の振れ信号と前記被写体の振れ信号が異なる場合は、前記被写体が前記車両の中にあると判定し、前記撮像装置の振れ信号と前記被写体の振れ信号が同じ場合は、前記被写体が前記車両の外にあると判定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 撮像装置の制御方法であって、
撮像装置の振れを検出して、前記撮像装置の振れ信号を出力する第1の検出工程と、
撮像した画像から被写体の振れを検出して、前記被写体の振れ信号を出力する第2の検出工程と、
前記撮像装置の振れ信号と前記被写体の振れ信号を比較し、画像の像振れ補正に用いる振れ信号を決定する決定工程と、
前記決定工程において決定された振れ信号に基づいて、前記像振れ補正を行う補正工程と、を有することを特徴とする制御方法。
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US11431907B2 (en) | 2020-02-17 | 2022-08-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging device capable of correcting image blur of a captured image and control method therefor |
WO2022195312A1 (ja) * | 2021-03-18 | 2022-09-22 | 日産自動車株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
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