JP2019032741A - 会議システム - Google Patents
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Abstract
Description
議題に関する共通認識を得るために、書籍やテレビ番組、インターネット上で公開されている情報等のコンテンツを会議中に参照することがあるが、その中でもテレビ番組は、放送される時間が限られているため、取材や撮影等によって得た多くの情報が編集作業によって凝縮されたものとなっており、会議中に参照するコンテンツとして最適である。
本発明に係る会議システム500は、一般的な会議だけでなく、打ち合わせや雑談等の場においても用いることが可能である。会議にはテレビ会議等の遠隔会議が含まれ、遠隔会議の参加メンバーは、画像と音声との少なくとも一方による参加が可能である。
会議システム500は、テレビ番組を含むコンテンツを抽出するためのキーワードとキーワードの出現頻度とをリスト化した第1のキーワードリストとしてのキーワードリストKL1と、キーワードリストKL1から抽出されるキーワードをリスト化した第2のキーワードリストとしてのキーワードリストKL2とを含むキーワードリストKLを生成する検索キーワード生成処理を行う、キーワードリスト生成手段としての検索キーワード生成手段20を備えている。検索キーワード生成手段20は、第1のキーワードリストを生成する点で第1のキーワードリスト生成手段として機能し、第2のキーワードリストを生成する点で第2のキーワードリスト生成手段として機能する。
会議システム500は、検索キーワード生成手段20によって生成されたキーワードリストKLに含まれるキーワードより選択された1つ以上の検索キーワードに関連するコンテンツに関する、タイトルなどのコンテンツ情報を記録された情報サーバ30を備えている。
会議システム500は、コンテンツ検索手段40によってコンテンツが検索された履歴を記録するコンテンツ検索履歴記録手段50を備えている。
会議システム500は、コンテンツ検索手段40によって抽出されたコンテンツの中から選択された1つ以上のコンテンツを再生するコンテンツ再生処理を行うコンテンツ再生手段60を備えている。
会議システム500は、議事生成手段70によって生成される議事録を、印刷し、及び/又は、電子データとして保存し、及び/又は、特定されたメンバーにメール送信する議事出力部80を備えている。
会議システム500は、テレビ番組記録装置90によって録画されたテレビ番組を検索するためのデータを生成するコンテンツデータベース生成処理を行うコンテンツデータベース生成手段100を備えている。
会議システム500は、コンテンツデータベース生成手段100によって生成されたデータを、テレビ番組記録装置90によって録画されたテレビ番組と関連付けて保存するコンテンツ情報ローカルデータベース110を備えている。
会議システム500は、指示入力インターフェース120による指示に従い、各手段の制御を行うアプリケーション制御部130を備えている。
会議システム500は、各手段からの出力に基づき画面表示を行う、ディスプレイやプロジェクタ等を含む画像表示装置としてのアプリケーション表示部140を備えている。
上記各手段は、CPU等から構成されるアプリケーション制御部130によって制御されるアプリケーションソフトウェアであるが、アプリケーションソフトウェアによって動作されるハードウェアが一部に含まれていても良い。
図2に示すように、検索キーワード生成手段20は、キーワードリストKL1として、非公開書込み情報データベース10に記録された非公開書込み情報から抽出される非公開キーワードと非公開書込み情報内における非公開キーワードの出現頻度とをリスト化した、図3に示して後述する非公開キーワードリストを生成する非公開キーワード生成処理を行う非公開キーワード生成手段21を備えている。
検索キーワード生成手段20は、キーワードリストKL1として、議事生成手段70により生成された議事情報から抽出される議事キーワードと議事情報内における議事キーワードの出現頻度とをリスト化した議事キーワードリストを生成する議事キーワード生成処理を行う議事キーワード生成手段23を備えている。これにより、議事キーワードリストに含まれる、議事内容を示すキーワードからも検索キーワードの設定が可能となる。
検索キーワード生成手段20は、キーワードリストKL2として、非公開キーワードリストにおける出現頻度が所定値βより少ない低頻出キーワードがリスト化された低頻出キーワードリストを生成する低頻出キーワードリスト生成処理を行う低頻出キーワードリスト生成手段25を備えている。
図3は、非公開キーワードを出現頻度順にリスト化した非公開キーワードリストがアプリケーション表示部140に表示された画面の一例を示している。なお、コンテンツキーワードリストと議事キーワードリストとも、外観は非公開キーワードリストと同様に構成することが可能である。
非公開書込み情報データベース10に情報を書込む場合には、非公開のSNSすなわちソーシャルネットワーキングサービスを利用することが可能である。
参加メンバー等の発言は、指示入力インターフェース120としてのマイク等を介して音声信号として収集された後、文字に変換され、非公開書込み情報データベース10に記録される。
非公開キーワードリストとコンテンツキーワードリストまたは議事キーワードリストとに共通する高頻出キーワードの数が多いほど、非公開キーワードリストとコンテンツキーワードリストまたは議事キーワードリストとの類似度が高い。すなわち、非公開書込み情報とコンテンツまたは議事情報との類似度が高いと言える。同様に、コンテンツと非公開書込み情報または議事情報との類似度や、議事情報と非公開書込み情報またはコンテンツとの類似度が高いか否かも判断される。さらに、同種のキーワードリストが複数存在する場合、例えば、コンテンツキーワードリストが複数存在する場合には、コンテンツとコンテンツとの類似度が高いか否かも判断される。
低頻出キーワードは、非公開キーワードリストにおける出現頻度が少ないキーワードであるが、低頻出キーワードの中には、コンテンツキーワードリストまたは議事キーワードリストにおける出現頻度が高いものもあり、このような低頻出キーワードを検索キーワードに設定することが可能となる。
所定値αと所定値βとはあらかじめ設定された値であり、例えば、α=15、β=3のように設定される。また、所定値αと所定値βとは、キーワードリストKL1におけるキーワード全体の出現頻度をFとした場合に、全体に対する比率から、α=0.2F、β=0.03Fなどのように設定することも可能である。
視覚的に強調する表現手法の例として、低頻出キーワードを非公開キーワードリスト上で色を変えて表示、太字で表示、異なるフォントで表示、非公開キーワードリストの最上位に表示すること等が挙げられる。また、非公開キーワードリストとは別に低頻出キーワードを表示する場所すなわちウィンドウをあらかじめ用意しておき、時間が来たら低頻出キーワードを表示するようにしても良いし、低頻出キーワードを表示したポップアップウィンドウが現れるようにしても良い。
時間Tはあらかじめ設定された値であり、例えばT=30[分]のように設定される。
図4に示すように、情報サーバ30は、書籍に関する書籍情報を記録された書籍情報サーバ31と、公開SNSに関する公開SNS情報を記録された公開SNS情報サーバ32と、テレビ番組に関するテレビ番組情報を記録されたテレビ番組情報サーバ33とを備えている。
本実施形態では、情報サーバ30は、書籍情報サーバ31と公開SNS情報サーバ32とテレビ番組情報サーバ33とを備えているが、これらの情報サーバに限られず、インターネット検索情報を記録された情報サーバ等を含んでいても良い。
コンテンツ検索手段40は、検索キーワード設定手段41によって入力された検索キーワードを用いてコンテンツを抽出するキーワード検索処理を行うキーワード検索手段42を備えている。
コンテンツ検索手段40は、選択表示に表示されるコンテンツの数が、設定されたターゲットコンテンツ数Nに近づくように、キーワードリストKLに含まれるキーワードから検索キーワードの設定を行うコンテンツ抽出処理を行うコンテンツ抽出手段43を備えている。
コンテンツ検索手段40は、コンテンツ情報と共に、抽出されたコンテンツを選択可能に表示する選択表示を生成する選択表示生成手段44を備えている。
公開SNSは、インターネット上に公開されているSNSであり、例えば、Twitter(登録商標)、Facebook(登録商標)等が挙げられる。公開SNS情報は、公開SNSに書込まれた情報である。
テレビ番組情報としては、番組名、放送日時、番組長、放送局名、ジャンル、字幕情報等が挙げられる。字幕情報は、テレビ番組において表示される字幕と字幕の表示時刻とを含む。
インターネット検索情報は、Google(登録商標)検索等を利用して検索した情報であり、例えば、特許公報や公開されている学術論文等が挙げられる。
選択表示には、上述した全てのコンテンツ情報が表示されている必要はなく、コンテンツを指定するための情報であるURL等とリンクされたコンテンツ情報が少なくとも1つ表示されていれば良い。
選択表示に表示されるコンテンツから、コンテンツ情報に所定の情報を含むコンテンツを除外することによって、会議の議題に関連の少ないコンテンツや、既に確認済みで以降確認する必要のないコンテンツを再度抽出することが防止され、必要とするコンテンツを早く抽出することが可能となる。
複合検索キーワード設定手段41aは、2つ以上のキーワードを検索条件であるAND条件またはOR条件によって組み合わせる。複合検索キーワード設定手段41aにより、非公開キーワードとコンテンツキーワード等の外部からのキーワードとを組み合わせた検索キーワードを設定することで、新しい発想や「気づき」を生むトリガーとなるコンテンツを抽出することが可能となる。なお、検索キーワードは、指示入力インターフェース120によって手動で入力しても良い。
出現頻度が最低位のキーワードを検索キーワードとして選択しても、選択された検索キーワードを少なくとも含む検索キーワードを用いて抽出されたコンテンツの数が所定の範囲を越えるときは、ターゲットコンテンツ数Nに直近となる検索キーワードによって設定を行う。
コンテンツ抽出手段43によれば、指示入力インターフェース120によって検索キーワードの選択指示を行わなくても、検索キーワードの設定を行うので、会議の司会者であるファシリテータの負荷が軽減され、会議進行が加速され会議時間の短縮が可能となる。
ターゲットコンテンツ数Nはあらかじめ設定された値であり、例えばN=20のように設定される。
図5に示すように、コンテンツ再生手段60は、選択表示をアプリケーション表示部140に表示する選択表示表示手段61を備えている。
コンテンツ再生手段60は、指示入力インターフェース120による選択指示に従い、表示または再生するコンテンツとコンテンツの再生開始位置とを特定するコンテンツ選択処理を行うコンテンツ選択手段62を備えている。
コンテンツ再生手段60は、コンテンツ選択手段62によって選択されたコンテンツを、インターネットまたはテレビ番組記録装置90より検索し、表示または再生し、アプリケーション表示部140に出力するコンテンツ出力処理を行うコンテンツ出力手段63を備えている。
例として、検索キーワードに関連した字幕の表示時刻が選択された場合、コンテンツ再生手段60は、検索キーワードに関連した字幕の表示時刻よりも所定時間前から映像コンテンツが再生されるように、再生開始位置を設定する。
他の例として、コンテンツ再生手段60は、検索キーワードに関連した字幕以前に表示される字幕の中から文章の区切り、すなわち句点を検出して、検索キーワードを含む文章が文頭から再生されるように、再生開始位置を設定する。
履歴リストの中から第1の検索キーワードが選択されると、第1の検索キーワードが検索キーワードとして設定される。履歴リストの中から第2のコンテンツ情報が選択されると、第2のコンテンツが再生または第2のコンテンツの字幕情報が表示される。つまり、再生するコンテンツを選択表示からだけでなく履歴リストからも選択することが可能となる。
図9に示すように、議事生成手段70は、会議に関するメモなどの文字情報を記入する議事書込み処理を行う議事書込み手段71を備えている。
議事生成手段70は、コンテンツを視聴している者の音声から文字情報を抽出する第1の音声文字変換処理を行う第1の音声文字変換手段72を備えている。
議事生成手段70は、コンテンツを再生した画面から文字情報を抽出する第1の画面内テキスト抽出処理を行う第1の画面内テキスト抽出手段73を備えている。
第1の音声文字変換手段72は、指示入力インターフェース120としてのマイク等を介して収集された会議での発言等の音声信号を文字に変換する音声文字変換処理を行い、音声文字変換処理によって抽出された文字情報を記録する。
第1の画面内テキスト抽出手段73は、再生されている映像コンテンツの画面に表示されたテロップや、画面内に映り込んだ文字等の文字情報を画面から抽出し、記録する。
議事書込み手段71によって記入された文字情報と、第1の音声文字変換手段72によって抽出された文字情報と、第1の画面内テキスト抽出手段73によって抽出された文字情報と、コンテンツに対する評価とは、議事情報として記録される。図10に示すウィンドウXには、議事情報の1つである議事書込み手段71によって記入された文字情報が表示されている。
第1の音声文字変換手段72によって抽出された文字情報は、非公開書込み情報として非公開書込み情報データベース10に格納されるようにしても良い。
議事生成手段70は、議事情報を用いて議事録を生成するドキュメント生成処理を行うドキュメント生成手段75を備えている。
本実施形態では、議事生成手段70は、第1の音声文字変換手段72と第1の画面内テキスト抽出手段73とを備えているが、両者のうち少なくとも1つを備えていれば良い。
図11に示すように、コンテンツデータベース生成手段100は、テレビ番組情報に含まれる、テレビ番組において表示される字幕と字幕の表示時刻とを含む字幕情報を抽出する字幕情報抽出処理を行う字幕情報抽出手段101を備えている。
コンテンツデータベース生成手段100は、テレビ番組を再生した画面から文字情報を抽出する第2の画面内テキスト抽出処理を行う第2の画面内テキスト抽出手段102を備えている。
コンテンツデータベース生成手段100は、テレビ番組の音声から文字情報を抽出する第2の音声文字変換処理を行う第2の音声文字変換手段103を備えている。
コンテンツデータベース生成手段100は、テレビ番組の映像の解析を行うことで文字情報を生成する解析処理を行う解析手段104を備えている。
コンテンツデータベース生成手段100は、番組キーワード生成手段105によって生成された番組キーワードを、テレビ番組情報とリンクさせたメタデータとしてデータ化する番組データベース生成処理を行う番組データベース生成手段106を備えている。
これにより、コンテンツデータベース生成手段100により生成されたデータベースを用いて、テレビ番組記録装置90に記録されているテレビ番組を検索することが可能となる。
第2の音声文字変換手段103は、放送されるテレビ番組から取得される音声信号に対して、音声文字変換処理を行うことによって文字情報を抽出し、文字情報が取得された時刻と関連付けて格納する。
解析手段104は、放送されるテレビ番組の画面に表示された物体や物体の状態等を抽出する画面解析を行い、解析結果を文字情報として格納する。
本実施形態では、コンテンツデータベース生成手段100は、字幕情報抽出手段101と、第2の画面内テキスト抽出手段102と、第2の音声文字変換手段103と、解析手段104とを備えているが、これらのうち少なくとも1つを備えていれば良い。また、議事生成手段70が第1の画面内テキスト抽出手段73を備えている場合には、第1の画面内テキスト抽出手段73によって抽出された文字情報から番組キーワードが生成されるようにしても良い。
ステップS1において、検索キーワード生成手段20は、検索キーワード生成処理を行う。
ステップS2において、コンテンツ検索手段40は、コンテンツ検索処理を行う。
ステップS4において、議事生成手段70は、議事生成処理を行う。
ステップS5において、コンテンツデータベース生成手段100は、コンテンツデータベース生成処理を行う。
会議システム500は、ステップS7において、ステップS3で再生されたコンテンツと異なるコンテンツを再生するか否かを判断し、再生する場合はステップS3に戻り、再生しない場合はステップS8に進む。
会議システム500は、ステップS9において、アプリケーションを終了するか否かを判断し、終了しない場合はステップS1に戻り、終了する場合は全体の処理を終了する。
検索キーワード生成手段20は、ステップS11において、キーワードリストKL1を生成する対象が非公開書込み情報であるか否かを判断し、非公開書込み情報である場合は、ステップS12において非公開キーワード生成処理を行う。
キーワードリストKL1を生成する対象が非公開書込み情報でない場合は、検索キーワード生成手段20は、ステップS13において、キーワードリストKL1を生成する対象がコンテンツであるか否かを判断し、コンテンツである場合は、ステップS14においてコンテンツキーワード生成処理を行う。
キーワードリストKL1を生成する対象がコンテンツでない場合は、検索キーワード生成手段20は、ステップS15において議事キーワード生成処理を行う。
検索キーワード生成手段20は、ステップS17において高頻出キーワードリスト生成処理を行い、ステップS18に進む。
検索キーワード生成手段20は、ステップS18において低頻出キーワードリスト生成処理を行い、ステップS19に進む。
検索キーワード生成手段20は、ステップS19においてキーワードリスト表示処理を行う。
非公開キーワード生成手段21は、ステップS21において、非公開キーワードリストを生成する非公開書込み情報を特定する。
非公開キーワード生成手段21は、ステップS22において、ステップS21で特定された非公開書込み情報を非公開書込み情報データベース10より読み込む。
非公開キーワード生成手段21は、ステップS23において、非公開書込み情報を形態素解析により言葉の最小単位に分解する。
非公開キーワード生成手段21は、ステップS24において、ステップS23で言葉の最小単位に分解された非公開書込み情報から名詞を抽出し、非公開書込み情報内における名詞の出現回数をカウントする。
非公開キーワード生成手段21は、ステップS25において、非公開書込み情報内における出現回数の多い名詞より順にリスト化した非公開キーワードリストを生成する。
コンテンツキーワード生成手段22は、ステップS31において、コンテンツキーワードリストを生成するコンテンツに関するコンテンツ情報をコンテンツ再生手段60より入力する。
コンテンツキーワード生成手段22は、ステップS32において、コンテンツキーワードを抽出する対象がテレビ番組情報であるか否かを判断し、テレビ番組情報である場合はステップS33に進み、テレビ番組情報でない場合はステップS34に進む。
コンテンツキーワード生成手段22は、ステップS33において、テレビ番組情報を形態素解析により言葉の最小単位に分解し、ステップS37に進む。
コンテンツキーワード生成手段22は、ステップS35において、公開SNS情報を形態素解析により言葉の最小単位に分解し、ステップS37に進む。
コンテンツキーワード生成手段22は、ステップS36において、書籍情報を形態素解析により言葉の最小単位に分解し、ステップS37に進む。
コンテンツキーワード生成手段22は、ステップS38において、テレビ番組情報、公開SNS情報または書籍情報内における出現回数の多い名詞より順にリスト化したコンテンツキーワードリストを生成する。
議事キーワード生成手段23は、ステップS41において、議事キーワードリストを生成する議事情報を議事生成手段70より入力する。
議事キーワード生成手段23は、ステップS42において、議事情報を形態素解析により言葉の最小単位に分解する。
議事キーワード生成手段23は、ステップS43において、ステップS42で言葉の最小単位に分解された議事情報から名詞を抽出し、議事情報内における名詞の出現回数をカウントする。
議事キーワード生成手段23は、ステップS44において、議事情報内における出現回数の多い名詞より順にリスト化した議事キーワードリストを生成する。
検索キーワード生成手段20は、生成したキーワードリストKL1全てに対して、次に述べるステップS51〜ステップS53の処理を行う。
ステップS51において、検索キーワード生成手段20は、生成したキーワードリストKL1が非公開キーワードリストであるか否かを判断し、非公開キーワードリストである場合はステップS52に進み、非公開キーワードリストでない場合はステップS53に進む。
ステップS52において、検索キーワード生成手段20は、非公開キーワードリストにおける出現頻度が所定値βより少ない低頻出キーワードを抽出し、ステップS53に進む。
ステップS53において、検索キーワード生成手段20は、キーワードリストKL1における出現頻度が所定値α以上であるキーワードを抽出する。生成したキーワードリストKL1全てに対して、ステップS51〜ステップS53の処理を行ったら、ステップS54に進む。
ステップS55において、検索キーワード生成手段20は、高頻出キーワードの数が所定値γ以上であるか否かを判断し、所定値γ以上である場合はステップS56に進み、所定値γより少ない場合はステップS59に進む。所定値γはあらかじめ設定された値であり、例えばγ=3のように設定される。
ステップS56において、検索キーワード生成手段20は、高頻出キーワードとそれぞれのキーワードリストKL1における高頻出キーワードの出現頻度とを集めて、高頻出キーワードリストを生成する。
ステップS58において、検索キーワード生成手段20は、ステップS57の条件を満たす低頻出キーワードを集めて、第1の低頻出キーワードリストとしての低頻出キーワードリストAを生成する。
ステップS59において、検索キーワード生成手段20は、低頻出キーワードが含まれる非公開書込み情報が非公開書込み情報データベース10に書込まれてから所定時間δ以上λ未満であるか否かを判断し、所定時間δ以上λ未満である場合はステップS60に進み、所定時間δ以上λ未満でない場合は処理を終了する。所定時間δは、非公開書込み情報に含まれる低頻出キーワードが忘れ去られる時間として、例えばδ=6[日]のように設定される。また、所定時間λは、所定時間δに、低頻出キーワードを特定されたメンバーに思い起こさせる時間である時間Tを加えた値として設定される。
ステップS60において、検索キーワード生成手段20は、ステップS59の条件を満たす低頻出キーワードを集めて、第2の低頻出キーワードリストとしての低頻出キーワードリストBを生成する。
キーワードリスト表示手段26は、生成したキーワードリストKL1全てに対して、次に述べるステップS61の処理を行う。
キーワードリスト表示手段26は、ステップS61において、キーワードリストKL1をアプリケーション表示部140に表示する。生成したキーワードリストKL1全てに対してステップS61の処理を行ったら、ステップS62に進む。
キーワードリスト表示手段26は、ステップS62において、高頻出キーワードリストが存在するか否かを判断し、存在する場合はステップS63に進み、存在しない場合はステップS64に進む。
キーワードリスト表示手段26は、ステップS63において、高頻出キーワードリストをアプリケーション表示部140に表示する。
キーワードリスト表示手段26は、ステップS64において、キーワードリストKL1上の高頻出キーワードを異なるフォントを用いて表示する等、視覚的に強調する表現手法を用いて表示する。
キーワードリスト表示手段26は、ステップS66において、低頻出キーワードリストAをアプリケーション表示部140に表示する。
キーワードリスト表示手段26は、ステップS67において、低頻出キーワードリストBが存在するか否かを判断し、存在する場合はステップS68に進み、存在しない場合は処理を終了する。
キーワードリスト表示手段26は、ステップS68において、低頻出キーワードリストBをアプリケーション表示部140に表示する。
コンテンツ検索手段40は、ステップS71において、検索対象のコンテンツを指定する。
コンテンツ検索手段40は、ステップS72において、コンテンツ情報に所定の情報を含むコンテンツを検索対象より除外する。
コンテンツ検索手段40は、ステップS73において、コンテンツの自動抽出を行うか否かを判断し、行わない場合はステップS74に進み、行う場合はステップS76に進む。
コンテンツ検索手段40は、ステップS74において、検索キーワード設定処理を行う。
コンテンツ検索手段40は、ステップS75において、キーワード検索処理を行い、ステップS77に進む。
コンテンツ検索手段40は、ステップS76において、コンテンツ抽出処理を行い、ステップS77に進む。
コンテンツ検索手段40、具体的には選択表示生成手段44は、ステップS78において、ステップS75またはステップS76で抽出されたコンテンツを選択可能に表示する選択表示を生成し、コンテンツ再生手段60に出力する。
ステップS81において、検索キーワード設定手段41は、検索キーワード生成手段20から検索キーワードを入力する。
ステップS82において、検索キーワード設定手段41は、検索キーワードを追加するか否かを判断し、追加する場合はステップS83に進み、追加しない場合はステップS89に進む。
ステップS84において、検索キーワード設定手段41は、アプリケーション表示部140に表示されたキーワードリストKLより選択されたキーワードを追加する。
ステップS85において、検索キーワード設定手段41は、指示入力インターフェース120よりアプリケーション制御部130を介して手動で入力されたキーワードを追加する。
ステップS87において、検索キーワード設定手段41は、キーワード間の検索条件を設定する。
ステップS88において、検索キーワード設定手段41は、アプリケーション表示部140に検索キーワードと検索条件とを表示し、ステップS82に戻る。
ステップS89において、検索キーワード設定手段41は、最終的な検索キーワードをキーワード検索手段42に出力する。
キーワード検索手段42は、ステップS91において、検索キーワード設定手段41から検索キーワードを入力する。
キーワード検索手段42は、ステップS92において、検索対象がテレビ番組であるか否かを判断し、テレビ番組である場合はステップS93に進み、テレビ番組でない場合はステップS95に進む。
キーワード検索手段42は、ステップS93において、テレビ番組情報サーバ33に検索キーワードを含む検索リクエストを送信する。
キーワード検索手段42は、ステップS94において、テレビ番組情報サーバ33より検索結果としてテレビ番組情報を受信し、ステップS100に進む。
キーワード検索手段42は、ステップS96において、公開SNS情報サーバ32に検索キーワードを含む検索リクエストを送信する。
キーワード検索手段42は、ステップS97において、公開SNS情報サーバ32より検索結果として公開SNS情報を受信し、ステップS100に進む。
キーワード検索手段42は、ステップS99において、書籍情報サーバ31より検索結果として書籍情報を受信し、ステップS100に進む。
キーワード検索手段42は、ステップS100において、受信したコンテンツ情報を選択表示生成手段44に出力する。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS101において、指定されたターゲットコンテンツ数Nを読み込み、ターゲットコンテンツ数Nから検索下限数Nminと検索上限数Nmaxとを設定する。検索下限数Nminと検索上限数Nmaxとは、例えば、N=20とすると、Nmin=15、Nmax=30のように設定される。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS102において、検索キーワード生成手段20より、キーワードリストKLにおける出現頻度の高いキーワードから順に入力する。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS103において、最初のキーワードすなわち最頻出キーワードを検索キーワードとして設定する。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS105において、コンテンツ抽出数が検索下限数Nmin以上検索上限数Nmax未満であるか否かを判断し、検索下限数Nmin以上検索上限数Nmax未満である場合はステップS106に進み、検索下限数Nmin以上検索上限数Nmax未満でない場合はステップS107に進む。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS106において、現在の検索キーワードを自動抽出のキーワードとし、ステップS112に進む。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS108において、次のキーワードをOR条件で追加し、ステップS104に戻る。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS109において、設定された検索キーワードの数がM以上であるか否かを判断し、M以上でない場合はステップS110に進み、M以上である場合はステップS111に進む。Mはあらかじめ設定された値であり、例えばM=5のように設定される。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS110において、次のキーワードをAND条件で追加し、ステップS104に戻る。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS111において、検索結果履歴内で、コンテンツ抽出数が0以外で最もターゲットコンテンツ数Nに近い検索キーワードを自動抽出のキーワードとする。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS113において、情報サーバ30より検索結果としてコンテンツ情報を受信する。
コンテンツ抽出手段43は、ステップS114において、受信したコンテンツ情報を選択表示生成手段44に出力する。
コンテンツ再生手段60は、ステップS121において、コンテンツ検索手段40より選択表示を受信する。
コンテンツ再生手段60、具体的には選択表示表示手段61は、ステップS122において、選択表示をアプリケーション表示部140に表示する。
コンテンツ再生手段60は、ステップS123において、コンテンツ選択処理を行う。
コンテンツ再生手段60は、ステップS124において、コンテンツ出力処理を行う。
コンテンツ選択手段62は、ステップS131において、コンテンツの検索履歴を表示するか否か、すなわち検索履歴ボタンが選択されたか否かを判断し、表示しない場合はステップS132に進み、表示する場合はステップS133に進む。
コンテンツ選択手段62は、ステップS132において、選択表示より再生するコンテンツを選択する。
コンテンツ選択手段62は、ステップS133において、コンテンツ検索履歴記録手段50より、対象コンテンツの履歴を入力し、対象コンテンツが過去に抽出されたときに用いられた検索キーワードと、同時に抽出された他のコンテンツに関するコンテンツ情報とをリスト化した履歴リストを生成し、アプリケーション表示部140に表示する。
コンテンツ選択手段62は、ステップS134において、履歴リストを含めた選択表示より再生するコンテンツを選択する。
コンテンツ選択手段62は、ステップS136において、選択されたコンテンツに関するコンテンツ情報をコンテンツ出力手段63に出力する。
コンテンツ選択手段62は、ステップS137において、選択されたテレビ番組に字幕情報が存在するか否かを判断し、字幕情報が存在しない場合はステップS138に進み、字幕情報が存在する場合はステップS139に進む。
コンテンツ選択手段62は、ステップS138において、選択されたテレビ番組に関するテレビ番組情報をコンテンツ出力手段63に出力する。
コンテンツ選択手段62は、ステップS140において、字幕情報より再生を開始する字幕の表示時刻を選択する。
コンテンツ選択手段62は、ステップS141において、再生開始位置設定処理を行う。
コンテンツ選択手段62は、ステップS142において、選択されたテレビ番組に関するテレビ番組情報と再生開始位置を示す情報とをコンテンツ出力手段63に出力する。
ステップS151において、コンテンツ選択手段62は、字幕情報より選択された表示時刻DTをセットする。
ステップS152において、コンテンツ選択手段62は、表示時刻DTが示す字幕が選択されたテレビ番組における最初の字幕であるか否かを判断し、最初の字幕でない場合はステップS153に進み、最初の字幕である場合はステップS156に進む。
ステップS154において、コンテンツ選択手段62は、DT−DTprevが所定値δDT未満であるか否かを判断し、所定値δDT未満である場合はステップS155に進み、所定値δDT未満でない場合はステップS156に進む。所定値δDTはあらかじめ設定された値であり、例えばδDT=5[秒]のように設定される。
ステップS155において、コンテンツ選択手段62は、表示時刻DTに表示時刻DTprevを代入し、ステップS152に戻る。
ステップS157において、コンテンツ選択手段62は、表示時刻DTが番組開始時刻よりも前の時刻を示しているか否かを判断し、番組開始時刻よりも前の時刻を示している場合はステップS158に進み、番組開始時刻よりも前の時刻を示していない場合はステップS159に進む。
ステップS158において、コンテンツ選択手段62は、表示時刻DTを番組開始時刻に設定する。
ステップS159において、コンテンツ選択手段62は、表示時刻DTを再生開始位置を示す情報として出力する。
コンテンツ出力手段63は、ステップS161において、コンテンツ選択手段62よりコンテンツ情報を受信する。
コンテンツ出力手段63は、ステップS162において、再生するコンテンツがテレビ番組であるか否かを判断し、テレビ番組でない場合はステップS163に進み、テレビ番組である場合はステップS164に進む。
コンテンツ出力手段63は、ステップS163において、入力したコンテンツ情報で示されるコンテンツをアプリケーション表示部140に表示する。
コンテンツ出力手段63は、ステップS165において、再生するテレビ番組に字幕情報が存在するか否かを判断し、字幕情報が存在しない場合はステップS166に進み、字幕情報が存在する場合はステップS167に進む。
コンテンツ出力手段63は、ステップS166において、受信したテレビ番組を最初から再生し、アプリケーション表示部140に出力する。
コンテンツ出力手段63は、ステップS167において、再生開始位置より受信したテレビ番組を再生し、アプリケーション表示部140に出力する。
コンテンツ出力手段63は、ステップS168において、再生または表示したコンテンツに関するコンテンツ情報を検索キーワード生成手段20に出力する。コンテンツ情報が検索キーワード生成手段20に出力されることにより、検索キーワード生成手段20では、コンテンツキーワードリストを生成することが可能となる。
議事生成手段70は、ステップS171において、コンテンツに対する評価を入力し、議事情報として記録する。
議事生成手段70は、ステップS172において、議事書込み処理を行う。
議事生成手段70は、ステップS173において、第1の音声文字変換処理を行う。
議事生成手段70は、ステップS174において、第1の画面内テキスト抽出処理を行う。
議事生成手段70は、ステップS175において、議事重畳処理を行う。
議事生成手段70は、ステップS176において、ドキュメント生成処理を行う。
議事書込み手段71は、ステップS181において、文字情報を書込むためのウィンドウXを生成し、アプリケーション表示部140に表示する。
議事書込み手段71は、ステップS182において、指示入力インターフェース120より、アプリケーション制御部130を介して書込まれた文字情報を入力する。
議事書込み手段71は、ステップS183において、ウィンドウXに文字情報を表示し、文字情報を議事情報として議事重畳手段74に出力する。
第1の音声文字変換手段72は、ステップS191において、マイクより音声信号が入力されたことを認識し、入力のレベル変化で音声信号が入力された区間を特定する。
第1の音声文字変換手段72は、ステップS192において、上記区間の音声信号を切り出す。
第1の音声文字変換手段72は、ステップS193において、クラウドサービスの音声文字変換APIすなわちアプリケーションプログラミングインターフェースに音声信号と変換リクエストとを送信する。
第1の音声文字変換手段72は、ステップS194において、音声文字変換APIより受信した変換結果から文字情報を抽出する。
第1の音声文字変換手段72は、ステップS195において、抽出された文字情報を議事情報として議事重畳手段74に出力する。
第1の画面内テキスト抽出手段73は、ステップS201において、コンテンツ再生手段60によって再生されているテレビ番組の画面から静止画像を取得する。
第1の画面内テキスト抽出手段73は、ステップS202において、クラウドサービスの画像解析APIに静止画像と変換リクエストとを送信する。
第1の画面内テキスト抽出手段73は、ステップS203において、画像解析APIより受信した解析結果から画面内の文字情報を抽出する。
第1の画面内テキスト抽出手段73は、ステップS204において、抽出された文字情報を議事情報として議事重畳手段74に出力する。
議事重畳手段74は、ステップS211において、議事書込み手段71より議事情報を受信する。
議事重畳手段74は、ステップS212において、第1の音声文字変換手段72より議事情報を受信する。
議事重畳手段74は、ステップS213において、第1の画面内テキスト抽出手段73より議事情報を受信する。
議事重畳手段74は、ステップS214において、受信した議事情報に対して所定の位置に配置するフォーマット化を行い、フォーマット化された議事情報をアプリケーション表示部140とドキュメント生成手段75とに出力する。
議事重畳手段74は、ステップS215において、受信した議事情報を検索キーワード生成手段20とコンテンツデータベース生成手段100とに出力する。議事情報が検索キーワード生成手段20に出力されることにより、検索キーワード生成手段20では、議事キーワードリストを生成することが可能となる。また、議事情報がコンテンツデータベース生成手段100に出力されることにより、コンテンツデータベース生成手段100では、議事情報から番組キーワードを生成することも可能となる。
ドキュメント生成手段75は、ステップS221において、議事重畳手段74よりフォーマット化された議事情報を受信する。
ドキュメント生成手段75は、ステップS222において、議事情報のフォーマットに沿って議事録を生成し、議事出力部80に出力する。議事録が議事出力部80に出力されることにより、議事出力部80では、議事録を、印刷し、及び/又は、電子データとして保存し、及び/又は、特定されたメンバーにメール送信することが可能となり、議事情報へのアクセスが容易となる。
コンテンツデータベース生成手段100は、ステップS231において、テレビ番組記録装置90内でデータベース化を行っていないテレビ番組を抽出する。
コンテンツデータベース生成手段100は、ステップS232において、字幕情報抽出処理を行う。
コンテンツデータベース生成手段100は、ステップS233において、第2の画面内テキスト抽出処理を行う。
コンテンツデータベース生成手段100は、ステップS234において、第2の音声文字変換処理を行う。
コンテンツデータベース生成手段100は、ステップS235において、解析処理を行う。
コンテンツデータベース生成手段100は、ステップS236において、番組キーワード生成処理を行う。
コンテンツデータベース生成手段100は、ステップS237において、番組データベース生成処理を行う。
字幕情報抽出手段101は、ステップS241において、字幕情報抽出対象のテレビ番組の送信信号を入力する。
字幕情報抽出手段101は、ステップS242において、入力された送信信号より字幕情報が格納された伝送パケットを抽出する。
字幕情報抽出手段101は、ステップS243において、抽出された伝送パケットを復号し、字幕情報を抽出する。
字幕情報抽出手段101は、ステップS244において、抽出された字幕情報を番組キーワード生成手段105に出力する。
字幕情報抽出手段101は、ステップS245において、テレビ番組の最後に到達したか否かを判断し、テレビ番組の最後に到達していない場合はステップS242に戻り、テレビ番組の最後に到達した場合は処理を終了する。
第2の画面内テキスト抽出手段102は、ステップS251において、画面内テキスト抽出対象のテレビ番組を再生する。
第2の画面内テキスト抽出手段102は、ステップS252において、再生しているテレビ番組のシーン変化を検出し、変化したシーンの静止画像を取得する。
第2の画面内テキスト抽出手段102は、ステップS253において、クラウドサービスの画像解析APIに静止画像と変換リクエストとを送信する。
第2の画面内テキスト抽出手段102は、ステップS254において、画像解析APIより受信した解析結果から画面内の文字情報を抽出する。
第2の画面内テキスト抽出手段102は、ステップS255において、抽出された文字情報を番組キーワード生成手段105に出力する。
第2の画面内テキスト抽出手段102は、ステップS256において、テレビ番組の最後に到達したか否かを判断し、テレビ番組の最後に到達していない場合はステップS252に戻り、テレビ番組の最後に到達した場合は処理を終了する。
第2の音声文字変換手段103は、ステップS261において、音声文字変換対象のテレビ番組を再生する。
第2の音声文字変換手段103は、ステップS262において、再生しているテレビ番組の無音部を所定時間単位ごとに検出し、検出したタイミングで音声信号を切り出す。
第2の音声文字変換手段103は、ステップS263において、クラウドサービスの音声文字変換APIに音声信号と変換リクエストとを送信する。
第2の音声文字変換手段103は、ステップS264において、音声文字変換APIより受信した変換結果から文字情報を抽出する。
第2の音声文字変換手段103は、ステップS265において、抽出された文字情報を番組キーワード生成手段105に出力する。
第2の音声文字変換手段103は、ステップS266において、テレビ番組の最後に到達したか否かを判断し、テレビ番組の最後に到達していない場合はステップS262に戻り、テレビ番組の最後に到達した場合は処理を終了する。
解析手段104は、ステップS271において、解析対象のテレビ番組を再生する。
解析手段104は、ステップS272において、再生しているテレビ番組のシーン変化を所定時間単位ごとに検出し、検出したタイミングでテレビ番組の動画像を切り出す。
解析手段104は、ステップS273において、クラウドサービスの画像解析APIに切り出した動画像と変換リクエストとを送信する。
解析手段104は、ステップS274において、画像解析APIより受信した解析結果から文字情報を生成する。
解析手段104は、ステップS275において、生成された文字情報を番組キーワード生成手段105に出力する。
解析手段104は、ステップS276において、テレビ番組の最後に到達したか否かを判断し、テレビ番組の最後に到達していない場合はステップS272に戻り、テレビ番組の最後に到達した場合は処理を終了する。
番組キーワード生成手段105は、ステップS281において、番組キーワード生成対象のテレビ番組を設定する。
番組キーワード生成手段105は、ステップS282において、字幕情報抽出手段101より字幕情報を受信する。
番組キーワード生成手段105は、ステップS283において、第2の画面内テキスト抽出手段102より文字情報を受信する。
番組キーワード生成手段105は、ステップS284において、第2の音声文字変換手段103より文字情報を受信する。
番組キーワード生成手段105は、ステップS285において、解析手段104より文字情報を受信する。
番組キーワード生成手段105は、ステップS287において、言葉の最小単位に分解された文字情報から名詞を抽出する。
番組キーワード生成手段105は、ステップS288において、上記名詞は新たに抽出された名詞であるか否かを判断し、新たに抽出された名詞である場合はステップS289に進み、新たに抽出された名詞でない場合はステップS290に進む。
番組キーワード生成手段105は、ステップS289において、抽出された名詞を番組キーワードとして番組データベース生成手段106に出力する。
番組キーワード生成手段105は、ステップS290において、抽出された全ての名詞のチェックが終了したか否かを判断し、チェックが終了していない場合はステップS288に戻り、チェックが終了した場合は処理を終了する。
番組データベース生成手段106は、ステップS291において、番組データベース生成対象のテレビ番組に関するテレビ番組情報と番組キーワードとを番組キーワード生成手段105より受信する。
番組データベース生成手段106は、ステップS292において、受信した番組キーワードをテレビ番組情報とリンクさせたメタデータとしてデータ化する。
番組データベース生成手段106は、ステップS293において、生成されたメタデータをテレビ番組記録装置90に記録されているテレビ番組と関連付けてコンテンツ情報ローカルデータベース110に保存する。
2回目以降の処理では、図19に示すステップS78において、選択表示更新手段44aは、今回の処理よりも前の処理で生成された選択表示を更新すなわち選択表示を再生成する。選択表示の更新は、コンテンツ再生手段60によって再生されたコンテンツに応じて、具体的には、今回の処理よりも前の処理で生成された選択表示に表示されていたコンテンツの中からどのコンテンツを選択し再生したかに応じて行われる。高頻出キーワードリスト生成手段24等により、再生されたコンテンツと他のコンテンツとの類似度が判断できるので、選択表示更新手段44aは、再生されたコンテンツとの類似度が高いコンテンツほど視聴する優先度を高く設定するなどして、優先度がわかるような選択表示に更新する。
図41は、更新された選択表示の他の一例を示している。図41に示す選択表示では、対話型UIすなわちユーザーインターフェースの1つであるチャットボットがファシリテータの補助的な役割を果たしており、チャットボットによっておすすめのコンテンツが提示される構成になっている。
例えば、本発明に係る会議システム500を、図書館等で行われているレファレンスサービスに適用することも可能である。レファレンスサービスとは、図書館利用者が学習、研究、調査を目的として必要な情報や資料などを探す際に、図書館員が情報そのものあるいは情報を得るために必要とされる資料を検索、提供、回答することによって、図書館利用者の調べものを助ける業務をいう。この場合、図書館員と図書館利用者とが特定されたメンバーとなり、両者が会話をしながら必要な情報を手繰り寄せる構成である。
本発明をレファレンスサービスに適用することで、図書館利用者からの断片的な情報をもとに、図書館員が必要な情報を検索、抽出する業務をサポートすることができ、より適切な情報を図書館利用者に提示することが可能となる。
(付記1) 所定のキーワードと当該所定のキーワードの出現頻度とをリスト化したキーワードリストとして、少なくとも、特定されたメンバーを情報源とする情報のみが記録される非公開書込み情報データベースに記録された非公開書込み情報から抽出されるキーワードと当該非公開書込み情報内における前記キーワードの出現頻度とをリスト化した非公開キーワードリストを生成する検索キーワード生成手段と、少なくとも前記非公開キーワードリストに含まれる前記キーワードより選択された1つ以上の検索キーワードを用いて、テレビ番組に関するテレビ番組情報を記録されたテレビ番組情報サーバを含む1つ以上の情報サーバに記録された、前記検索キーワードに関連するコンテンツに関するコンテンツ情報に基づいて、前記コンテンツを抽出し、前記コンテンツ情報と共に、抽出された前記コンテンツを選択可能に表示する選択表示を生成するコンテンツ検索手段と、を備えたコンテンツ提示システムまたは会議システム。これにより、テレビの情報を少なくとも活用し、議論の活性度を高める仕組みを提供することが可能となる。
Claims (16)
- 所定のキーワードと当該所定のキーワードの出現頻度とをリスト化したキーワードリストとして、少なくとも、特定されたメンバーを情報源とする情報のみが記録される非公開書込み情報データベースに記録された非公開書込み情報から抽出されるキーワードと当該非公開書込み情報内における前記キーワードの出現頻度とをリスト化した非公開キーワードリストを生成する検索キーワード生成手段と、
少なくとも前記非公開キーワードリストに含まれる前記キーワードより選択された1つ以上の検索キーワードを用いて、テレビ番組に関するテレビ番組情報を記録されたテレビ番組情報サーバを含む1つ以上の情報サーバに記録された、前記検索キーワードに関連するコンテンツに関するコンテンツ情報に基づいて、前記コンテンツを抽出し、前記コンテンツ情報と共に、抽出された前記コンテンツを選択可能に表示する選択表示を生成するコンテンツ検索手段と、
前記選択表示の中から選択された1つ以上のコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と、
前記コンテンツ再生手段によって再生されている前記コンテンツに基づいて生成される議事情報を当該コンテンツと共に出力する議事生成手段と、を備えた会議システム。 - 請求項1記載の会議システムにおいて、
前記コンテンツ検索手段によって抽出された前記コンテンツには、録画されたテレビ番組を含む映像コンテンツが含まれ、
前記コンテンツ情報は、当該映像コンテンツにおいて表示される字幕と当該字幕の表示時刻とを含む字幕情報を少なくとも含み、
前記コンテンツ再生手段は、選択した前記映像コンテンツの再生開始位置を、前記表示時刻を基準に設定することを特徴とする会議システム。 - 請求項2記載の会議システムにおいて、
前記再生開始位置は、前記字幕情報に含まれる、前記検索キーワードに関連した字幕以前に表示される複数の前記字幕の表示間隔のうち、所定の時間間隔よりも大きい時間間隔を形成している前記字幕の前記表示時刻であって、前記検索キーワードに関連した前記字幕の前記表示時刻から直近で表示される前記字幕の前記表示時刻であることを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記検索キーワード生成手段は、前記キーワードリストとして、前記コンテンツ再生手段により再生される前記コンテンツから抽出されるコンテンツキーワードと当該コンテンツ内における前記コンテンツキーワードの出現頻度とをリスト化したコンテンツキーワードリストを生成するコンテンツキーワード生成手段を備えることを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし4のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記検索キーワードを、既に生成された1つ以上の前記キーワードリストから選択される2つ以上のキーワードによって設定する複合検索キーワード設定手段を備えることを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし5のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記議事生成手段は、
前記コンテンツを視聴している者の音声から文字情報を抽出する第1の音声文字変換手段と、
前記コンテンツを再生した画面から文字情報を抽出する第1の画面内テキスト抽出手段との少なくとも1つを備えることを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし6のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記検索キーワード生成手段は、前記キーワードリストとして、前記議事生成手段により生成された前記議事情報から抽出される議事キーワードと当該議事情報内における前記議事キーワードの出現頻度とをリスト化した議事キーワードリストを生成する議事キーワード生成手段を備えることを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし7のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記議事情報を用いて議事録を生成するドキュメント生成手段により生成された前記議事録を印刷し、及び/又は、前記議事録を電子データとして保存し、及び/又は、前記議事録を前記特定されたメンバーにメール送信する議事出力部を備えることを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記検索キーワード生成手段は、2つ以上の前記キーワードリストのそれぞれにおいて前記出現頻度が所定値α以上である前記キーワードを抽出してリスト化した高頻出キーワードリストを生成する高頻出キーワードリスト生成手段を備えることを特徴とする会議システム。 - 請求項9記載の会議システムにおいて、
前記2つ以上の前記キーワードリストは、前記非公開キーワードリストを少なくとも含み、
前記検索キーワード生成手段は、前記非公開キーワードリストにおける前記出現頻度が所定値βより少ない低頻出キーワードであって、前記2つ以上の前記キーワードリストのうち前記非公開キーワードリストと異なるキーワードリストにリスト化された前記キーワードに含まれている当該低頻出キーワードがリスト化された低頻出キーワードリストを生成する低頻出キーワードリスト生成手段を備えることを特徴とする会議システム。 - 請求項10記載の会議システムにおいて、
前記低頻出キーワードリスト生成手段は、前記低頻出キーワードが含まれる非公開書込み情報が前記非公開書込み情報データベースに記録された日時から所定時間を越えた場合に、時間Tの間のみ当該低頻出キーワードを視覚的に強調して表示することを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし11のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記選択表示に表示される前記コンテンツの数が、設定されたターゲットコンテンツ数Nに近づくように、前記キーワードリストに含まれる前記キーワードから前記検索キーワードの設定を行うコンテンツ抽出手段を備え、
前記コンテンツ抽出手段は、
前記キーワードリストにおける前記キーワードの前記出現頻度の高い前記キーワードから前記検索キーワードを優先的に選択し、選択された当該検索キーワードを少なくとも含む前記検索キーワードを用いて抽出された前記コンテンツの数が前記ターゲットコンテンツ数Nを含む所定の範囲に収まるとき当該検索キーワードによって前記設定を行い、
前記出現頻度が最低位の前記キーワードを前記検索キーワードとして選択しても、選択された当該検索キーワードを少なくとも含む前記検索キーワードを用いて抽出された前記コンテンツの数が前記所定の範囲を越えるときは、前記ターゲットコンテンツ数Nに直近となる前記検索キーワードによって前記設定を行うことを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし12のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記コンテンツ情報に含まれ得る所定の情報を記憶する記憶手段を備え、
前記選択表示に表示される前記コンテンツから、前記コンテンツ情報に前記所定の情報を含む前記コンテンツを除外することを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし13のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記テレビ番組情報サーバと、
前記テレビ番組情報サーバに記憶される、前記テレビ番組情報を含むコンテンツデータベースを生成するコンテンツデータベース生成手段とを備え、
前記コンテンツデータベース生成手段は、
前記テレビ番組情報に含まれる、当該テレビ番組において表示される字幕と当該字幕の表示時刻とを含む字幕情報を抽出する字幕情報抽出手段と、
前記テレビ番組を再生した画面から文字情報を抽出する第2の画面内テキスト抽出手段と、
前記テレビ番組の音声から文字情報を抽出する第2の音声文字変換手段と、
前記テレビ番組の映像の解析を行うことで文字情報を生成する解析手段とのうち、少なくとも1つを備えることを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし14のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記検索キーワードである第1の検索キーワードを用いて前記コンテンツ検索手段によって過去に抽出された前記コンテンツである第1のコンテンツに関する前記コンテンツ情報である第1のコンテンツ情報を、前記第1の検索キーワードと、前記第1の検索キーワードを用いて前記第1のコンテンツと同時に抽出された前記第1のコンテンツと異なる第2のコンテンツに関する前記コンテンツ情報である第2のコンテンツ情報と共に記録するコンテンツ検索履歴記録手段を備え、
前記第1のコンテンツが抽出されたときに用いられた前記第1の検索キーワードと異なる第2の検索キーワードを用いて、前記コンテンツ検索履歴記録手段に記録された前記第1のコンテンツが抽出されたときに、前記第1の検索キーワードと前記第2のコンテンツ情報とを表示することを特徴とする会議システム。 - 請求項1ないし15のいずれか1つに記載の会議システムにおいて、
前記コンテンツ再生手段によって再生された前記コンテンツに応じて、または、前記議事情報に応じて、前記選択表示を更新する選択表示更新手段を備えることを特徴とする会議システム。
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