JP2019032291A - データ補正装置、データ補正方法、および、データ補正プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図2は、データ補正装置20の構成の例を説明する図である。データ補正装置20は、3Dセンサ21、カメラ22と通信し、処理部30、記憶部60を備える。3Dセンサ21とカメラ22は、いずれも、測距対象物10を測距および撮像可能な位置に設定されているものとする。以下の説明では、測距対象物10は、移動や回転をする物体であるとする。3Dセンサ21は、スキャン方式(時系列走査方式)での測距処理が可能なセンサである。以下の説明では、カメラ22は、グローバルシャッター方式を採用しており、3Dセンサ21よりも解像度が良いカメラであるとする。以下、各フレームの座標が3Dセンサ21とカメラ22のいずれを基準としているかを分かりやすくするために、3Dセンサ21での測距に使用する座標系を「センサ座標系」、カメラ22での撮像に使用する座標系を「カメラ座標系」と記載することがある。
以下、第1の実施形態を、測距データおよび撮像データの取得、測距点に対応する画素の特定、移動軌跡の推定と測距データの補正に分けて説明する。
図4は、測距データおよび撮像データの例を説明する図である。図4のE1は、3Dセンサ21とカメラ22の各々で測距対象物10を測距および撮像する様子の例である。E1では、3Dセンサ21から測距される範囲をA、カメラ22から撮像される範囲をBとして示す。3Dセンサ21によって時系列走査方式で測距対象物10が測距されるので、複数の測距点についての情報が3Dセンサ21から処理部30に入力される。同様に、カメラ22が撮像した結果得られた画像は、カメラ22から処理部30に入力される。
図5は、センサでの測距点とカメラによる撮像結果の関係の例を説明する図である。以下の説明では、各フレームが3Dセンサ21とカメラ22のいずれで撮像されたかを分かりやすくするために、3Dセンサ21で得られた測距結果を「センサフレーム」と記載することがある。同様に、カメラ22で得られた撮像結果を「カメラフレーム」と記載することがある。図5の例では、測距対象物10中の特定の位置の測距結果のXYZ座標値が2つのセンサフレーム間で変動する範囲として、閾値Thに示す範囲が、探索範囲決定部42によって予め求められているとする。選択部51は、探索範囲決定部42から閾値Thを取得する。
測距点d1に対応する画素 :画素α1
画素α1のRGB値 :(R,G,B)=(r1,g1,b1)
以下、図6に示すとおりに画素が特定された場合について、推定部43で行われる移動軌跡の推定処理の例を、図6を参照しながら説明する。
図9は、フレーム数を制限する場合の処理の例を説明する図である。図9に示す例では、使用するセンサフレームとカメラフレームの数をそれぞれ2フレームずつに限定した場合の例を説明する。なお、図9においても、黒丸は、対応付けられた時刻に3Dセンサ21で得られた測距点であり、四角形は、対応付けられた時刻に撮像されたカメラフレーム中の画素である。また、図9でも、各画素のRGB値の差を分かりやすくするために、四角形の模様を画素のRGB値に対応付けている。
図9のE21は、処理対象のセンサフレームの測距期間の開始時刻に最も近い時刻に撮像されたカメラフレームを、センサフレームと共に使用する場合の例を示している。E21には、3Dセンサ21によって(i−1)番目〜(i+1)番目のフレームの測距結果が示されている。また、(i−1)番目のセンサフレームの測距開始時刻は時刻tSf(i−1)で、i番目のセンサフレームの測距開始時刻は時刻tSfi、(i+1)番目のセンサフレームの測距開始時刻は時刻tSf(i+1)であるとする。
図9のE22を参照しながら、測距時刻に応じてカメラフレームを選択する場合の例を説明する。なお、E22においても、センサフレームの測距とカメラフレームの撮像のタイミングは、E21と同じであるとする。
第3の実施形態では、データ補正装置20が測距対象物の遷移モデル62を記憶しており、探索範囲決定部42が遷移モデル62に基づいて、XYZt4次元ベクトルを求めるために使用する測距点の検索範囲を決定する場合について説明する。
遷移モデル62は、測距対象物10の各位置が線形に4次元空間を遷移したと仮定するモデル(線形モデル)であってもよい。例えば、測距対象物10の移動方向が変異する速度より、3Dセンサ21やカメラ22で取得するフレームのフレームレートが十分速い場合には、フレーム間では撮像対象物10の移動は線形とみなせる。この場合、探索範囲決定部42は、線形モデルに基づいて、各注目測距点について、1センサフレーム前に推定したXYZt4次元空間のベクトルが継続された場合の時空間位置を基準として、測距対象物10の同じ表面上の位置の測距結果である可能性のある他のフレーム中の測距点の検索範囲を決定する。なお、探索範囲決定部42で測距点の検索範囲が決定された後の処理は、第1の実施形態と同様である。
図10は、遷移モデル62の例を説明する図である。図10のE31では、過去の測距対象物10の移動予測結果に基づいた曲線近似の遷移モデル62の例を実線で示す。E31の実線は、(i−2)番目からi番目のセンサフレームを、カメラフレームと対応付ける処理を行うことによって各注目測距点に対して得られた、測距対象物10の移動軌跡である。E31の実線として示している時空間遷移曲線は、測距対象物10の移動の性質などにより、破線で示すような3通りの移動パターンを示す可能性があるとする。すると、(i+1)番目以降のセンサフレームを用いた処理に使用する遷移モデル62として、E31の実線と、E31中の3パターンの破線を組み合わせた情報が使用される。この場合、探索範囲決定部42は、i番目のセンサフレーム中の注目測距点と(i+1)番目のセンサフレーム中の測距点を用いたXYZt4次元ベクトルの計算に用いる測距点の候補の検索範囲を、遷移モデル62により、E31中のRに示すように決定できる。
測距対象物10の移動方向が既知であるか限定されている場合、測距対象物10の移動方向に対する情報を遷移モデル62として含めることができる。すると、探索範囲決定部42は、遷移モデル62に基づいて、測距対象物10の移動方向から除外される方向には広がりを持たない探索範囲を決定できる。
第1〜第3の実施形態にかかる処理を行ってセンサフレームを補正すると、センサフレームに含まれている測距点の数や密度は、測距によって得られたセンサフレーム以下になる。これは、対応付けの可能な測距点の組合せが得られなかった場合や、評価値が許容範囲未満の場合に、補正した測距点が得られなくなるためである。第4の実施形態では、第1〜第3の実施形態と同様の処理により補正処理を行った上で、さらに、カメラフレーム中の情報を用いて、測距点の推定値を生成すると共に、測距点の推定値を含めた補正3Dデータを生成する場合について説明する。
なお、実施形態は上記に限られるものではなく、様々に変形可能である。以下にその例をいくつか述べる。
(付記1)
測距対象を時系列走査することにより測距する測距センサと、
前記測距センサより解像度の高いカメラと、
前記測距センサでの複数回の測距結果から選択された複数の測距点の各々に対して、前記カメラでの前記測距対象の複数回の撮像結果から、当該測距点に対応する画素を特定する特定部と、
前記複数の測距点の各々に対応付けられた画素の特徴量を用いて、前記複数の測距点のうち前記測距対象中の同じ位置の測距結果を推定することにより、前記測距対象の移動軌跡を推定する推定部と、
前記移動軌跡を用いて、前記測距センサでの前記測距対象の測距結果を、特定の時刻での測距結果に補正する補正処理部
を備えることを特徴とするセンサデータ補正装置。
(付記2)
第1の測距結果に含まれる測距点から補正対象として注目する第1の測距点を選択すると共に、前記第1の測距点の測距対象中の位置と同じ位置を測距した可能性のある第2の測距点を、前記複数回の測距結果のうちの前記第1の測距結果とは異なる第2の測距結果から選択する選択部
をさらに備え、
前記推定部は、前記第1の測距点に対応付けられた画素の特徴量と、前記第2の測距点に対応付けられた画素の特徴量の差が閾値を下回ると、前記移動軌跡は前記第1の測距点と前記第2の測距点を通ると推定する
ことを特徴とする付記1に記載のセンサデータ補正装置。
(付記3)
前記特定部は、
前記カメラでの前記測距対象の撮像により得られた第1のカメラフレーム中から、前記第1の測距点と前記第2の測距点を結ぶ空間ベクトルと前記第1のカメラフレームの撮像時刻を用いて、前記第1の測距点に対応する画素を特定し、
前記カメラでの前記測距対象の撮像により得られ、前記第1のカメラフレームとは異なる第2のカメラフレーム中から、前記空間ベクトルと前記第2のカメラフレームの撮像時刻を用いて、前記第2の測距点に対応する画素を特定する
ことを特徴とする付記2に記載のセンサデータ補正装置。
(付記4)
前記測距対象の移動のパターンを記録した遷移モデルを記憶する記憶部と、
前記遷移モデルを用いて、前記第1の測距点の測距対象中の位置と同じ位置を測距した可能性のある測距点の存在する存在範囲を決定する決定部
をさらに備え、
前記選択部は、前記存在範囲に含まれる測距点から前記第2の測距点を選択する
ことを特徴とする付記2または3に記載のセンサデータ補正装置。
(付記5)
前記補正処理部が前記測距センサでの測距結果を前記第1のカメラフレームの撮像時刻を基準として補正する場合、前記第1のカメラフレーム中の画素の特徴量が所定範囲内に含まれている1つ以上の領域を生成する生成部と、
前記1つ以上の領域のうち補正後の測距点を含む領域を平面とみなしたときの当該平面を表わす平面方程式を、前記補正後の測距点の座標を用いて算出する算出部と、
前記平面方程式から計算した前記領域中の画素の座標を、前記補正処理部による補正結果を補間するデータとして、前記補正結果に追加する追加処理部
をさらに備えることを特徴とする付記3または4に記載のセンサデータ補正装置。
(付記6)
測距対象を時系列走査することにより測距する測距センサと、前記測距センサより解像度の高いカメラを備えるセンサデータ補正装置が、
前記測距センサでの複数回の測距結果から選択した複数の測距点の各々に対して、前記カメラでの前記測距対象の複数回の撮像結果から、当該測距点に対応する画素を特定し、
前記複数の測距点の各々に対応付けられた画素の特徴量を用いて、前記複数の測距点のうち前記測距対象中の同じ位置の測距結果を推定することにより、前記測距対象の移動軌跡を推定し、
前記移動軌跡を用いて、前記測距センサでの前記測距対象の測距結果を、特定の時刻での測距結果に補正する
ことを特徴とするセンサデータ補正方法。
(付記7)
前記センサデータ補正装置が、
第1の測距結果に含まれる測距点から補正対象として注目する第1の測距点を選択し、
前記第1の測距点の前記測距対象中の位置と同じ位置を測距した可能性のある第2の測距点を、前記複数回の測距結果のうちの前記第1の測距結果とは異なる第2の測距結果から選択し、
前記第1の測距点に対応付けられた画素の特徴量と、前記第2の測距点に対応付けられた画素の特徴量の差が閾値を下回ると、前記移動軌跡は前記第1の測距点と前記第2の測距点を通ると推定する
ことを特徴とする付記6に記載のセンサデータ補正方法。
(付記8)
前記センサデータ補正装置は、
前記カメラでの前記測距対象の撮像により得られた第1のカメラフレーム中から、前記第1の測距点と前記第2の測距点を結ぶ空間ベクトルと前記第1のカメラフレームの撮像時刻を用いて、前記第1の測距点に対応する画素を特定し、
前記カメラでの前記測距対象の撮像により得られ、前記第1のカメラフレームとは異なる第2のカメラフレーム中から、前記空間ベクトルと前記第2のカメラフレームの撮像時刻を用いて、前記第2の測距点に対応する画素を特定する
ことを特徴とする付記7に記載のセンサデータ補正方法。
(付記9)
前記センサデータ補正装置は、
前記測距対象の移動のパターンを記録した遷移モデルを用いて、前記第1の測距点の前記測距対象中の位置と同じ位置を測距した可能性のある測距点の存在する存在範囲を決定し、
前記存在範囲に含まれる測距点から前記第2の測距点を選択する
ことを特徴とする付記7または8に記載のセンサデータ補正方法。
(付記10)
前記センサデータ補正装置は、
前記測距センサでの測距結果を前記第1のカメラフレームの撮像時刻を基準として補正する場合、前記第1のカメラフレーム中の画素の特徴量が所定範囲内に含まれている1つ以上の領域を生成し、
前記1つ以上の領域のうち補正後の測距点を含む領域を平面とみなしたときの当該平面を表わす平面方程式を、前記補正後の測距点の座標を用いて算出し、
前記平面方程式から計算した前記領域中の画素の座標を、前記補正による補正結果を補間するデータとして、前記補正結果に追加する
処理をさらに行うことを特徴とする付記8または9に記載のセンサデータ補正方法。
(付記11)
測距対象を時系列走査することにより測距する測距センサと、前記測距センサより解像度の高いカメラを備えるセンサデータ補正装置に、
前記測距センサでの複数回の測距結果から選択した複数の測距点の各々に対して、前記カメラでの前記測距対象の複数回の撮像結果から、当該測距点に対応する画素を特定し、
前記複数の測距点の各々に対応付けられた画素の特徴量を用いて、前記複数の測距点のうち前記測距対象中の同じ位置の測距結果を推定することにより、前記測距対象の移動軌跡を推定し、
前記移動軌跡を用いて、前記測距センサでの前記測距対象の測距結果を、特定の時刻での測距結果に補正する
処理を行わせることを特徴とするセンサデータ補正プログラム。
(付記12)
前記センサデータ補正装置に、
第1の測距結果に含まれる測距点から補正対象として注目する第1の測距点を選択し、
前記第1の測距点の前記測距対象中の位置と同じ位置を測距した可能性のある第2の測距点を、前記複数回の測距結果のうちの前記第1の測距結果とは異なる第2の測距結果から選択し、
前記第1の測距点に対応付けられた画素の特徴量と、前記第2の測距点に対応付けられた画素の特徴量の差が閾値を下回ると、前記移動軌跡は前記第1の測距点と前記第2の測距点を通ると推定する
処理を行わせることを特徴とする付記11に記載のセンサデータ補正プログラム。
(付記13)
前記センサデータ補正装置に、
前記カメラでの前記測距対象の撮像により得られた第1のカメラフレーム中から、前記第1の測距点と前記第2の測距点を結ぶ空間ベクトルと前記第1のカメラフレームの撮像時刻を用いて、前記第1の測距点に対応する画素を特定し、
前記カメラでの前記測距対象の撮像により得られ、前記第1のカメラフレームとは異なる第2のカメラフレーム中から、前記空間ベクトルと前記第2のカメラフレームの撮像時刻を用いて、前記第2の測距点に対応する画素を特定する
処理を行わせることを特徴とする付記12に記載のセンサデータ補正プログラム。
(付記14)
前記センサデータ補正装置に、
前記測距対象の移動のパターンを記録した遷移モデルを用いて、前記第1の測距点の前記測距対象中の位置と同じ位置を測距した可能性のある測距点の存在する存在範囲を決定し、
前記存在範囲に含まれる測距点から前記第2の測距点を選択する
処理を行わせることを特徴とする付記12または13に記載のセンサデータ補正プログラム。
(付記15)
前記センサデータ補正装置に、
前記測距センサでの測距結果を前記第1のカメラフレームの撮像時刻を基準として補正する場合、前記第1のカメラフレーム中の画素の特徴量が所定範囲内に含まれている1つ以上の領域を生成し、
前記1つ以上の領域のうち補正後の測距点を含む領域を平面とみなしたときの当該平面を表わす平面方程式を、前記補正後の測距点の座標を用いて算出し、
前記平面方程式から計算した前記領域中の画素の座標を、前記補正による補正結果を補間するデータとして、前記補正結果に追加する
処理を行わせることを特徴とする付記13または14に記載のセンサデータ補正プログラム。
20、200 データ補正装置
21 3Dセンサ
22 カメラ
30、210 処理部
31 3Dセンサ通信部
32 カメラ通信部
33 制御部
40 補正データ生成部
41 背景除去部
42 探索範囲決定部
43 推定部
44 補正処理部
50 組合せ候補抽出部
51 選択部
52 変換処理部
53 特定部
60 記憶部
61 処理プログラム
62 遷移モデル
63 設定情報
70 取得データ
71 3Dデータ
72 カメラ画像データ
73 フレーム取得時刻情報
101 プロセッサ
102 メモリ
103 入力装置
104 出力装置
105 バス
106 外部記憶装置
107 媒体駆動装置
108 可搬記憶媒体
109 ネットワーク接続装置
110 ネットワーク
220 小平面領域抽出部
221 オプティカルフロー生成部
222 スーパーピクセル生成部
223 動き判定部
230 小平面方程式算出部
231 点群抽出部
232 算出部
240 点群データ追加部
241 座標変換部
242 データ追加処理部
251 補正3Dデータ
Claims (7)
- 測距対象を時系列走査することにより測距する測距センサによる複数回の測距結果から選択された複数の測距点の各々に対して、前記測距センサより解像度の高いカメラによる前記測距対象の複数回の撮像結果から、当該測距点に対応する画素を特定する特定部と、
前記複数の測距点の各々に対応付けられた画素の特徴量を用いて、前記複数の測距点のうち前記測距対象中の同じ位置の測距結果を推定することにより、前記測距対象の移動軌跡を推定する推定部と、
前記移動軌跡を用いて、前記測距センサでの前記測距対象の測距結果を、特定の時刻での測距結果に補正する補正処理部
を備えることを特徴とするセンサデータ補正装置。 - 第1の測距結果に含まれる測距点から補正対象として注目する第1の測距点を選択すると共に、前記第1の測距点の前記測距対象中の位置と同じ位置を測距した可能性のある第2の測距点を、前記複数回の測距結果のうちの前記第1の測距結果とは異なる第2の測距結果から選択する選択部
をさらに備え、
前記推定部は、前記第1の測距点に対応付けられた画素の特徴量と、前記第2の測距点に対応付けられた画素の特徴量の差が閾値を下回ると、前記移動軌跡は前記第1の測距点と前記第2の測距点を通ると推定する
ことを特徴とする請求項1に記載のセンサデータ補正装置。 - 前記特定部は、
前記カメラでの前記測距対象の撮像により得られた第1のカメラフレーム中から、前記第1の測距点と前記第2の測距点を結ぶ空間ベクトルと前記第1のカメラフレームの撮像時刻を用いて、前記第1の測距点に対応する画素を特定し、
前記カメラでの前記測距対象の撮像により得られ、前記第1のカメラフレームとは異なる第2のカメラフレーム中から、前記空間ベクトルと前記第2のカメラフレームの撮像時刻を用いて、前記第2の測距点に対応する画素を特定する
ことを特徴とする請求項2に記載のセンサデータ補正装置。 - 前記測距対象の移動のパターンを記録した遷移モデルを記憶する記憶部と、
前記遷移モデルを用いて、前記第1の測距点の前記測距対象中の位置と同じ位置を測距した可能性のある測距点の存在する存在範囲を決定する決定部
をさらに備え、
前記選択部は、前記存在範囲に含まれる測距点から前記第2の測距点を選択する
ことを特徴とする請求項2または3に記載のセンサデータ補正装置。 - 前記補正処理部が前記測距センサでの測距結果を前記第1のカメラフレームの撮像時刻を基準として補正する場合、前記第1のカメラフレーム中の画素の特徴量が所定範囲内に含まれている1つ以上の領域を生成する生成部と、
前記1つ以上の領域のうち補正後の測距点を含む領域を平面とみなしたときの当該平面を表わす平面方程式を、前記補正後の測距点の座標を用いて算出する算出部と、
前記平面方程式から計算した前記領域中の画素の座標を、前記補正処理部による補正結果を補間するデータとして、前記補正結果に追加する追加処理部
をさらに備えることを特徴とする請求項3または4に記載のセンサデータ補正装置。 - 測距対象を時系列走査することにより測距する測距センサと、前記測距センサより解像度の高いカメラとからのデータを取得可能なセンサデータ補正装置が、
前記測距センサでの複数回の測距結果から選択した複数の測距点の各々に対して、前記カメラでの前記測距対象の複数回の撮像結果から、当該測距点に対応する画素を特定し、
前記複数の測距点の各々に対応付けられた画素の特徴量を用いて、前記複数の測距点のうち前記測距対象中の同じ位置の測距結果を推定することにより、前記測距対象の移動軌跡を推定し、
前記移動軌跡を用いて、前記測距センサでの前記測距対象の測距結果を、特定の時刻での測距結果に補正する
ことを特徴とするセンサデータ補正方法。 - 測距対象を時系列走査することにより測距する測距センサと、前記測距センサより解像度の高いカメラとからのデータを取得可能なセンサデータ補正装置に、
前記測距センサでの複数回の測距結果から選択した複数の測距点の各々に対して、前記カメラでの前記測距対象の複数回の撮像結果から、当該測距点に対応する画素を特定し、
前記複数の測距点の各々に対応付けられた画素の特徴量を用いて、前記複数の測距点のうち前記測距対象中の同じ位置の測距結果を推定することにより、前記測距対象の移動軌跡を推定し、
前記移動軌跡を用いて、前記測距センサでの前記測距対象の測距結果を、特定の時刻での測距結果に補正する
処理を行わせることを特徴とするセンサデータ補正プログラム。
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