JP2019028874A - 点検情報管理システム、点検情報管理方法及びプログラム - Google Patents

点検情報管理システム、点検情報管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品を効率良く点検でき、かつ補修や交換の要否を的確に判断できる点検情報管理システムを提供することを目的とする。【解決手段】本発明の点検情報管理システムは、ゴム製品を点検する作業員が所持する携帯端末と、上記携帯端末とネットワーク通信可能な情報管理サーバーとを備えるゴム製品の点検情報管理システムであって、上記情報管理サーバーが、複数の点検項目情報を蓄積するデータベースを有し、上記ゴム製品の管理番号を含む管理識別情報を登録する管理識別情報登録手段と、上記管理識別情報に基づき、上記データベースの点検項目情報から上記ゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リスト決定手段と、上記個別点検リストを上記携帯端末に送信する個別点検リスト送信手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、点検情報管理システム、点検情報管理方法及びプログラムに関する。
コンベヤベルト、ライニング材、ゴム堰といったゴム製品は、使用を続けると、摩耗や傷等により徐々に劣化し、寿命に至る。このため、ゴム製品は一定以上の劣化が進むと補修や交換を必要とする。この補修や交換の要否を確認するため、特に大型のゴム製品で定期的な点検が行われている。
ゴム製品が寿命に至る要因には、摩耗、剥離、傷など複数のモードがあり、かつその発生場所もゴムの表面、裏面、側面、接合面等様々である。このため、ゴム製品においては、点検項目数が多く、それぞれの項目について詳細な基準に基づいて精度良く効率的に点検を行う必要がある。
個々の点検項目について、精度良く、かつ効率的に点検を行う手段としては、例えば携帯端末により撮影された画像を解析し、表面劣化の度合いを示すスコアを算出することで、点検作業と点検結果の記録とを行う点検情報管理システムが提案されている(特開2016−4285号公報参照)。
しかしながら、ゴム製品においては、上述のように点検項目数が多いため、ゴム製品が寿命に至る要因を決定することも容易ではなく、個々の検査項目の検査効率を上げてもなお、検査には時間を要する。このため、ゴム製品の点検においては、さらなる点検の効率化が求められている。
特開2016−4285号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品を効率良く点検でき、かつ補修や交換の要否を的確に判断できる点検情報管理システム、点検情報管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明者らは、ゴム製品が寿命に至る要因は、そのゴム製品の使用環境に強く依存することに着目した。そして、本発明者らは、そのゴム製品の使用環境に応じた個別点検リストを用いて寿命に至る主要因となり得る項目を重点的に点検することで、点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品を効率良く点検でき、かつ補修や交換の要否を的確に判断できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、上記課題を解決するためになされた発明は、ゴム製品を点検する作業員が所持する携帯端末と、上記携帯端末とネットワーク通信可能な情報管理サーバーとを備えるゴム製品の点検情報管理システムであって、上記情報管理サーバーが、複数の点検項目情報を蓄積するデータベースを有し、上記ゴム製品の管理番号を含む管理識別情報を登録する管理識別情報登録手段と、上記管理識別情報に基づき、上記データベースの点検項目情報から上記ゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リスト決定手段と、上記個別点検リストを上記携帯端末に送信する個別点検リスト送信手段とを備える。
当該点検情報管理システムは管理識別情報に基づきゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リスト決定手段を備えるので、当該点検情報管理システムを用いることで、点検リストをゴム製品の管理識別情報に応じて変更することができる。従って、当該点検情報管理システムを用いることで、検査対象のゴム製品の寿命に至る主要因となり得る項目を重点的に点検するように点検リストを構成できるので、点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品を効率良く点検でき、かつ補修や交換の要否を的確に判断できる。
上記管理識別情報が、上記ゴム製品を使用する顧客情報を含むとよい。本発明者らは、ゴム製品の使用環境は、主として顧客依存であることを知得している。従って、個別点検リストの決定に用いる管理識別情報に顧客情報を含めることで、ゴム製品の寿命に至る主要因となり得る項目選定の精度を高めることができるので、補修や交換の要否の判断精度が向上する。なお、顧客情報とは、例えば顧客名のみを指すものではなく、ゴム製品が適用される設備名称、設備の仕様、設備の使用環境、又はこれらの組合せであってもよい。
上記情報管理サーバーが、上記個別点検リストを送信した携帯端末から上記ゴム製品の管理番号と共に点検結果情報を受信する点検結果情報受信手段と、上記点検結果情報受信手段により受信した点検結果情報を顧客別に集計する点検結果情報集計手段とを備えるとよい。この点検結果情報集計手段により過去の点検結果を顧客別に集計できるので、ゴム製品の寿命に至る主要因を顧客別に的確に把握することができる。このため、ゴム製品の寿命に至る主要因となり得る項目選定の精度をさらに高めることができるので、補修や交換の要否の判断精度がさらに向上する。
上記携帯端末又は上記情報管理サーバーが、少なくとも1以上の点検項目について、その点検項目に起因するゴム製品の寿命を上記点検結果情報に基づいて予測する寿命予測解析手段を備え、上記情報管理サーバーが、上記寿命予測解析手段の予測値に基づき上記個別点検リストを修正する個別点検リスト修正手段を備えるとよい。寿命予測解析手段により特定の点検項目の寿命を予測することで、その点検項目がゴム製品の寿命に至る主要因となり得るか否か判断することができる。この予測に基づき、個別点検リスト修正手段が個別点検リストを修正するので、点検結果情報集計手段により集計された過去の点検結果情報のみでは予測し切れない点検対象のゴム製品固有の寿命に至る要因を個別点検リストに反映することができる。
上記個別点検リスト決定手段が、上記点検項目の優先順位を決定するとよい。個別点検リスト決定手段が、点検項目の優先順位、すなわち点検順序を決定し、ゴム製品の寿命に至る主要因となる点検項目を重点的に先に点検することで、より確実かつ効率的にゴム製品の寿命の判断を行うことができる。
上記データベースが、少なくとも1の点検項目に対し複数の異なる作業手順情報を蓄積し、上記個別点検リスト決定手段が、上記複数の作業手順のうちの1つを選択するとよい。個別点検リスト決定手段が1つの点検項目に対し複数の作業手順のうちの1つを選択することで、ゴム製品の寿命に至る主要因となると判断される点検項目は詳細点検を行い、ゴム製品の寿命に至る主要因とならないと判断される点検項目は簡易点検を行うというように点検内容を変えることができる。このように点検内容を変えることで、点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品をさらに効率良く点検できる。
上記課題を解決するためになされた別の発明は、ゴム製品を点検する作業員が所持する携帯端末と、上記携帯端末とネットワーク通信可能な情報管理サーバーとを用いるゴム製品の点検情報管理方法であって、上記情報管理サーバーが、複数の点検項目情報を蓄積するデータベースを有し、上記ゴム製品の管理番号を含む管理識別情報を登録する管理識別情報登録ステップと、上記管理識別情報に基づき、上記データベースの点検項目情報から上記ゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リスト決定ステップと、上記個別点検リストを上記携帯端末に送信する個別点検リスト送信ステップとを備える。
当該点検情報管理方法は管理識別情報に基づきゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リスト決定ステップを備えるので、当該点検情報管理方法を用いることで、点検リストをゴム製品の管理識別情報に応じて変更することができる。従って、当該点検情報管理方法を用いることで、検査対象のゴム製品の寿命に至る主要因となり得る項目を重点的に点検するように点検リストを構成できるので、点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品を効率良く点検でき、かつ補修や交換の要否を的確に判断できる。
上記課題を解決するためになされたさらに別の発明は、ゴム製品を点検する作業員が所持する携帯端末と、上記携帯端末とネットワーク通信可能な情報管理サーバーとを用いるゴム製品の点検情報管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、上記情報管理サーバーが、複数の点検項目情報を蓄積するデータベースを有し、上記情報管理サーバーを上記ゴム製品の管理番号を含む管理識別情報を登録する管理識別情報登録手段と、上記管理識別情報に基づき、上記データベースの点検項目情報から上記ゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リスト決定手段と、上記個別点検リストを上記携帯端末に送信する個別点検リスト送信手段として機能させる。
当該プログラムは、情報管理サーバーを管理識別情報に基づきゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リスト決定手段として機能させるので、当該プログラムを用いることで、点検リストをゴム製品の管理識別情報に応じて変更することができる。従って、当該プログラムを用いることで、検査対象のゴム製品の寿命に至る主要因となり得る項目を重点的に点検するように点検リストを構成できるので、点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品を効率良く点検でき、かつ補修や交換の要否を的確に判断できる。
以上説明したように、本発明の点検情報管理システム、点検情報管理方法及びプログラムは、点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品を効率良く点検でき、かつ補修や交換の要否を的確に判断できる。
本発明の一実施形態に係る点検情報管理システムを示す概略ブロック図である。 図1の点検情報管理システムの動作手順を示すシーケンス図である。 図1の点検情報管理システムの携帯端末に表示される個別点検リスト例を示す図である。 図1の点検情報管理システムの寿命予測解析手段による解析結果例を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について適宜図面を参照しつつ詳説する。
〔点検情報管理システム〕
図1に示す点検情報管理システムは、ゴム製品を点検する作業員が所持する携帯端末1と、上記携帯端末1とネットワーク通信可能な情報管理サーバー2とを備えるゴム製品の点検情報管理システムである。当該点検情報管理システムが管理するゴム製品としては、特に限定されないが、例えばコンベヤベルト、ライニング材、ゴム堰、ゴム製の床材等を挙げることができる。当該点検情報管理システムは、中でも寿命に至る要因の種類が多いコンベヤベルトに特に好適に用いることができる。
<携帯端末>
携帯端末1は、記憶手段11と、表示手段12と、入力手段13と、通信手段14とを主に備える。
携帯端末1としては、例えば公知のスマートフォン、ノートパッド、ノートブックパソコン等を用いることができる。これらの端末では、記憶手段11は、例えば固定ディスク、リムーバルディスク、半導体メモリ等で構成される。表示手段12は、例えば液晶ディスプレイにより構成され、入力手段13は、キーボードや液晶ディスプレイの表面に貼付されたタッチセンサ等のマンマシーンインターフェイルや、カメラ等の撮像装置などで構成される。通信手段14としては無線LAN(WiFi)等が用いられる。また、携帯端末1は例えばCPUで構成される演算処理部(不図示)を有し、記憶手段11、表示手段12、入力手段13、及び通信手段14は、この演算処理部により制御され、その制御プログラムは、通常、記憶手段11に格納されている。
<情報管理サーバー>
情報管理サーバー2は、携帯端末1とネットワーク通信可能に構成される。情報管理サーバー2は、データベース20と、記憶手段21と、管理識別情報登録手段22と、個別点検リスト決定手段23と、個別点検リスト送信手段24と、点検結果情報受信手段25と、点検結果情報集計手段26と、寿命予測解析手段27と、個別点検リスト修正手段28とを主に備える。
情報管理サーバー2としては、CPUで構成される演算処理部を有するコンピュータ、例えば公知のパーソナルコンピュータやワークステーション等を用いることができる。このようなコンピュータを用いる場合、情報管理サーバー2のデータベース20は、例えば固定ディスク、リムーバルディスク、半導体メモリ等に格納される。情報管理サーバー2の記憶手段21は、例えば固定ディスク、リムーバルディスク、半導体メモリ等で構成される。個別点検リスト送信手段24及び点検結果情報受信手段25には、コンピュータが有する無線LAN(WiFi)等を用いた機器(通信手段)により行われる。また、管理識別情報登録手段22、個別点検リスト決定手段23、個別点検リスト送信手段24、点検結果情報受信手段25、点検結果情報集計手段26、寿命予測解析手段27、及び個別点検リスト修正手段28は、プログラムにより演算処理部を各手段として機能させることで実現される。当該プログラムは、通常、記憶手段21に格納されている。
(データベース)
データベース20は、複数の点検項目情報を蓄積する。上記点検項目情報は、点検項目と、その作業手順情報とを含む。
点検項目とは、ゴム製品が寿命に至る要因となり得るため必要となる点検の種類を指す。例えばコンベヤベルトを例にとり説明すると、点検項目としては、本体ベルトの摩耗、カット傷、剥離、欠損、硬化、膨潤等を挙げることができる。さらにその発生位置等により、例えば運搬面の摩耗、スカート位置の摩耗、接合面の剥離や摩耗といったようにさらに細分化してもよい。
作業手順情報とは、上述の各点検項目に対して行うべき作業内容を指す。1つの点検項目に対して1つの作業手順情報を蓄積してもよいが、複数の作業手順情報を蓄積してもよい。1つの点検項目に対して複数の作業手順情報を蓄積する場合は、点検の詳細度(精度)の異なるものを格納するとよい。例えば、本体ベルトの摩耗の点検であれば、複数の作業手順情報として、(1)幅方向中央部のベルト厚みの測定、(2)幅方向に異なる3点(中央部、左端、右端)のベルト厚みの測定、(3)幅方向に異なる3点×長さ方向に異なる2点のベルト厚みの測定、とできる。この場合、(1)、(2)、(3)の順に点検の詳細度が上がっている。このように点検の詳細度を上げると点検作業に要する時間も長くなる。そこで、後述する個別点検リスト決定手段23において、ゴム製品が寿命に至る主要因となり得る点検項目については、詳細度の高い作業手順を選択し、ゴム製品が寿命に至る要因となる可能性が低い点検項目については、詳細度の低い作業手順を選択するとよい。このように詳細度の異なる複数の作業手順情報を格納することで、作業時間の増大を抑止しつつ、点検精度を高めることができる。
(記憶手段)
記憶手段21は、上述のように当該プログラムを格納する。また、記憶手段21は、必要に応じて情報管理サーバー2の演算処理部が実行するプログラムの処理に必要となるデータ等を記憶する。
(管理識別情報登録手段)
管理識別情報登録手段22は、ゴム製品の管理番号及び顧客情報を含む管理識別情報を登録する。この管理番号により点検対象のゴム製品を特定できる。また、顧客情報によりゴム製品を使用する顧客を特定できる。
ここで、顧客を特定するのは、以下の理由による。上述のように本発明者らの知見によれば、ゴム製品が寿命に至る要因は、そのゴム製品の使用環境に強く依存する。また、本発明者らは、ゴム製品の使用環境は、主として顧客依存であることを知得している。従って、個別点検リストの決定に用いる管理識別情報に顧客情報を含めることで、ゴム製品の寿命に至る主要因となり得る項目選定の精度を高めることができるので、補修や交換の要否の判断精度が向上する。
この管理識別情報は、記憶手段21にデータとして格納される。管理番号と顧客情報とは、セットで登録してもよいが、それぞれ別に登録してもよい。管理番号と顧客情報とを別に登録する場合は、例えば記憶手段21に格納される管理番号データにポインタを設け、このポインタにより管理番号に対応する顧客情報を紐付けする。このように管理番号と顧客情報とを別に登録することで、複数のゴム製品を使用する顧客に対しても顧客情報を一元管理できるので、管理識別情報のデータ管理が容易となる。顧客情報を紐付けて管理する場合、既に管理識別情報として顧客情報が登録されている場合は、新たに登録を行う必要はなく、登録済みの顧客情報を活用する。
(個別点検リスト決定手段)
個別点検リスト決定手段23は、管理識別情報登録手段22により登録された管理識別情報に基づき、上記データベース20の点検項目情報からゴム製品の個別点検リストを決定する。具体的には、個別点検リスト決定手段23では、点検対象のゴム製品の管理番号を基に、このゴム製品に対応する顧客情報を参照して顧客を特定する。そして、後述する点検結果集計手段26により顧客別に集計された点検結果情報から上記点検対象のゴム製品の寿命に至る主要因を特定する。特定された主要因を基に点検項目の優先順位及び複数の作業手順のうちの1つを選択する。このようにしてゴム製品の個別点検リストを決定できる。
上記点検項目の優先順位の決定方法は、特に限定されないが、例えば顧客別に集計された点検結果情報を基に各点検項目についてゴム製品の寿命に至る要因となる確率計算を行い、その計算値の高い順に優先順位を決定する方法を挙げることができる。また、複数の作業手順から1の作業手順を選択する方法としては、特に限定されないが、例えば上記確率計算結果に基づいて選択する方法を挙げることができる。具体的には、上記確率が高い場合に詳細度の高い作業手順を割り付ける。あるいは、予め点検結果情報の解析を行い、顧客ごとに優先順位及び作業手順を決定した個別点検リストを顧客情報として準備しておいてもよい。この場合、個別点検リスト決定手段23は、特定した顧客に対応する個別点検リストを顧客情報に基づいて選択することとなる。
例えばゴム製品が新規の顧客に使用される場合のように、個別点検リストを決定するための点検結果情報に格納されるべき点検実績が存在しない場合も想定される。このような場合については、例えばゴム製品の構造や仕様から想定される使用状況や、顧客の設置環境情報等から点検結果情報の初期値を設定しておく方法や、予め対応する個別点検リストを準備しておき、個別点検リスト決定手段23がこの準備された個別点検リストを選択するように構成する方法を用いることができる。
(個別点検リスト送信手段)
個別点検リスト送信手段24は、個別点検リストを携帯端末1に送信する。送信された個別点検リストは、携帯端末1の通信手段14を用いて携帯端末1に受信され、例えば携帯端末1の記憶手段11に記憶される。また、この個別点検リストは、作業員が点検を行う際に、表示手段12により携帯端末1に表示される。
(点検結果情報受信手段)
点検結果情報受信手段25は、携帯端末1からゴム製品の管理番号と共に点検結果情報を受信する。具体的には、上記個別点検リストに従って作業員がゴム製品を点検を完了すると、携帯端末1は通信手段14によってゴム製品の管理番号、点検日時と共に点検結果情報を情報管理サーバー2に送信する。情報管理サーバー2の点検結果情報受信手段25は、この情報を受け取る。
(点検結果情報集計手段)
点検結果情報集計手段26は、点検結果情報受信手段25により受信した点検結果情報を顧客別に集計する。点検結果情報受信手段25によりゴム製品の管理番号を取得しているので、管理識別情報を参照することで、点検結果情報集計手段26は、顧客を特定できる。従って、点検結果情報集計手段26は、顧客別に点検結果情報を集計できる。
上記顧客別の点検結果情報は、管理番号毎に格納される。この管理番号毎に格納された点検結果情報は、後述する寿命予測解析手段27で参照される。
上記点検結果情報は、ゴム製品の管理番号毎に格納する以外に、顧客ごとに格納される。このとき、同じ顧客の点検結果情報を一括して格納する方法もあるが、グループ化された一群の管理番号を1つの母集団として格納する方法を用いるとよい。顧客によっては複数のゴム製品が使用されることがある。また、ゴム製品を新しいものに更新する場合もある。このように使用環境に一貫性がある場合、他のゴム製品の点検結果情報が、管理対象のゴム製品の個別点検リストを準備する上で有用である。従って、これらの情報は一括して格納することが好ましい。一方、同じ顧客であっても、種類の異なるゴム製品であったり、同じ種類であっても使用環境が全く異なる使われ方をする場合もある。このように同じ顧客であっても使用環境が異なる場合には、分けて管理することが好ましい。従って、顧客のゴム製品の種類や使用環境に応じて、管理番号のグループ化を行い、同じ顧客であってもグループ化された一群の管理番号を1つの母集団として点検結果情報を格納することで、ゴム製品の寿命に至る主要因を顧客別に的確に把握することができる。このため、ゴム製品の寿命に至る主要因となり得る項目選定の精度をさらに高めることができるので、補修や交換の要否の判断精度がさらに向上する。
(寿命予測解析手段)
寿命予測解析手段27は、少なくとも1以上の点検項目について、点検項目に起因するゴム製品の寿命を上記点検結果情報に基づいて予測する。ゴム製品の点検項目は、例えば本体ベルトの摩耗量のように経年により徐々に増大し、やがて許容値を超えるものが多い。このように数値が経年変化していく点検項目は、点検結果情報に基づいて例えば設置年数に対して線形近似等を行うことにより許容値に至るまでの年数、すなわち点検項目に起因するゴム製品の寿命を予測することができる。寿命予測解析手段27は、このようにして特定の点検項目に起因するゴム製品の寿命を予測する。
このように寿命予測解析手段27により特定の点検項目の寿命を予測することで、その点検項目がゴム製品の寿命に至る主要因となり得るか否か判断することができる。
なお、上記点検結果情報には、ゴム製品を設置した時の数値、すなわち初期値を含めるとよい。このように初期値を含めることで、1度でも点検が行われると、少なくとも線形近似が可能となるので、確実に寿命予測を行うことができる。
(個別点検リスト修正手段)
個別点検リスト修正手段28は、寿命予測解析手段27の予測値に基づき上記個別点検リストを修正する。具体的には、個別点検リスト修正手段28は、個別点検リスト中の点検項目の優先順位や作業手順の選択を必要に応じて変更する。
顧客別に集計された点検結果情報は過去の実績であり、個別点検リスト決定手段23が決定する個別点検リストはこの過去の情報に基づいている。例えば顧客の使用条件やゴム製品の仕様改善等のため、点検対象のゴム製品固有の寿命に至る要因が、点検結果情報集計手段26により集計された過去の点検結果情報のみでは予測し切れない場合がある。このような場合においても、寿命予測解析手段27による寿命予測に基づき、個別点検リスト修正手段28が個別点検リストを修正するので、点検対象のゴム製品固有の寿命に至る要因を個別点検リストに反映することができる。
〔点検情報管理方法〕
次に、点検情報管理方法について図2を用いて説明する。当該点検情報管理方法は、ゴム製品を点検する作業員が所持する携帯端末1と、上記携帯端末1とネットワーク通信可能な情報管理サーバー2とを用いるゴム製品の点検情報管理方法である。上記情報管理サーバー2は、複数の点検項目情報を蓄積するデータベース20を有している。当該点検情報管理方法は、図1に示す点検情報管理システムを用いて行うことができる。
当該点検情報管理方法は、識別情報管理ステップ(STEP1)、個別点検リスト決定ステップ(STEP2)、個別点検リスト送信ステップ(STEP3)、点検ステップ(STEP4)、点検結果情報受信ステップ(STEP5)、点検結果情報集計ステップ(STEP6)、寿命予測解析ステップ(STEP7)、個別点検リスト修正ステップ(STEP8)を主に備える。
(識別情報管理ステップ)
識別情報管理ステップ(STEP1)では、ゴム製品の管理番号を含む管理識別情報及び顧客情報を登録する。このステップは、管理識別情報登録手段22により行われる。このステップは、ゴム製品の点検を行う前、例えばゴム製品が顧客に納入された時点で行われる準備ステップである。
このステップでは、少なくとも点検対象のゴム製品を識別するための管理番号の登録が行われ、対応する顧客情報を特定する。顧客情報が他のゴム製品で登録済みである場合は、その情報を参照するように紐付けすればよいが、新規顧客である場合は、顧客情報の登録が合わせて行われる。また、対象とするゴム製品が例えば新製品等であって、必要な点検項目情報がデータベース20に蓄積されていない場合は、データベース20の点検項目情報の更新が行われる。
さらに、必要に応じて、点検結果情報を集計するための管理番号のグループ化処理や、点検結果情報の初期値としてのゴム製品を設置した時の数値の登録等を行う。
(個別点検リスト決定ステップ)
個別点検リスト決定ステップ(STEP2)では、識別情報管理ステップ(STEP1)で登録した管理識別情報に基づき、上記データベース20の点検項目情報からゴム製品の個別点検リストを決定する。このステップは、個別点検リスト決定手段23により行われる。このステップは、例えば図2に示すように作業員が点検作業を行う際に携帯端末1から管理番号を情報管理サーバー2へネットワーク通信を介して送信することで開始することができる。あるいは、識別情報管理ステップを行った際に、続けてこの個別点検リスト決定ステップを行い、後述する個別点検リスト送信ステップにより点検を行う携帯端末1に予め点検リストを送信しておいてもよい。
(個別点検リスト送信ステップ)
個別点検リスト送信ステップ(STEP3)では、個別点検リストを携帯端末1に送信する。このステップは、個別点検リスト送信手段24により行われる。
この個別点検リストにより、ゴム製品を点検する作業員はゴム製品の点検作業を行うことができる。
(点検ステップ)
点検ステップ(STEP4)では、個別点検リストに従って作業員がゴム製品の点検作業を行う。このステップは、携帯端末1を用いて行われる。
作業員は、携帯端末1上で、個別点検リスト送信ステップで受信した個別点検リストを表示手段12に表示する。この個別点検リストは図3に示すように点検項目と優先順位及び具体的な作業手順を含み、これらが表示手段12により表示されるので、作業員は上記個別点検リストに従って効率的に点検作業を行うことができる。
点検作業の結果は、入力手段13により携帯端末1に入力され、記憶手段11に記録される。この点検結果情報は、例えばベルト厚み等の数値情報、表面の傷の様子等のスケッチや写真の画像データなどを指す。上記画像データは携帯端末1の演算処理部により画像処理することで、傷の数、大きさ等の数値データに変換されてもよい。なお、このデータ変換は後述する点検結果情報受信ステップで画像データを情報管理サーバー2で受信した後に、情報管理サーバー2で実施してもよい。
(点検結果情報受信ステップ)
点検結果情報受信ステップ(STEP5)では、携帯端末1から上記ゴム製品の管理番号と共に点検結果情報を受信する。このステップは、点検結果情報受信手段25により行われる。
(点検結果情報集計ステップ)
点検結果情報集計ステップ(STEP6)では、点検結果情報受信ステップで受信した点検結果情報を顧客別に集計する。このステップは、点検結果情報集計手段26により行われる。このステップにより過去の点検結果情報に新たな点検結果情報を加えることで、点検結果情報が充実させる。これにより、ゴム製品の寿命に至る主要因を顧客別にさらに的確に把握することができるようになる。
なお、この点検結果情報集計ステップは、寿命予測解析ステップの後や、個別点検リスト修正ステップの後に行うことも可能である。
(寿命予測解析ステップ)
寿命予測解析ステップ(STEP7)では、少なくとも1以上の点検項目について、その点検項目に起因するゴム製品の寿命を上記点検結果情報に基づいて予測する。このステップは、寿命予測解析手段27により行われる。
解析結果は、例えば情報管理サーバー2が有する通信手段により携帯端末1に送信され、携帯端末1の表示手段12により例えば図4のようにグラフ化されて表示される。作業員は、この解析結果を基にして、補修や交換の要否を判断したり、顧客へ報告を行ったりすることができる。なお、図2では解析結果の送信と、後述する個別点検リスト解析ステップでの修正個別点検リストの送信を別々に行う場合を示しているが、個別点検リスト解析ステップでまとめて送信することもできる。
(個別点検リスト修正ステップ)
個別点検リスト修正ステップ(STEP8)では、上記寿命予測解析ステップでの予測値に基づき個別点検リストを修正する。このステップは、個別点検リスト修正手段28により行われる。
修正された個別点検リスト(修正個別点検リスト)は、例えば情報管理サーバー2が有する通信手段により携帯端末1に送信され、携帯端末1に格納されている個別点検リストが更新される。この更新された個別点検リストは、次回の点検に用いられる。
〔利点〕
当該点検情報管理システム及び当該点検情報管理方法は、管理識別情報に基づきゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リストを決定するので、当該点検情報管理システム及び当該点検情報管理方法を用いることで、点検リストをゴム製品の管理識別情報に応じて変更することができる。従って、当該点検情報管理システム及び当該点検情報管理方法を用いることで、検査対象のゴム製品の寿命に至る主要因となり得る項目を重点的に点検するように点検リストを構成できるので、点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品を効率良く点検でき、かつ補修や交換の要否を的確に判断できる。
また、当該点検情報管理システムは、個別点検リスト決定手段が、点検項目の優先順位、すなわち点検順序を決定し、ゴム製品の寿命に至る主要因となる点検項目を重点的に先に点検することで、より確実かつ効率的にゴム製品の寿命の判断を行うことができる。
当該点検情報管理システムは、個別点検リスト決定手段が1つの点検項目に対し複数の作業手順のうちの1つを選択することで、ゴム製品の寿命に至る主要因となると判断される点検項目は詳細点検を行い、ゴム製品の寿命に至る主要因とならないと判断される点検項目は簡易点検を行うというように点検内容を変えることができる。このように点検内容を変えることで、点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品をさらに効率良く点検できる。
[その他の実施形態]
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、上記態様の他、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。
上記実施形態では、管理識別情報が顧客情報を含む場合について説明したが、顧客情報を含むことは必須の構成要件ではない。管理識別情報が顧客情報を含まない場合でも、例えば管理番号により決まるゴム製品の品番等により個別点検リストを構成することができる。
上記実施形態では、点検情報管理システムが点検結果情報集計手段を備える場合について説明したが、点検結果情報集計手段は必須の構成要件ではなく、省略可能である。点検結果情報集計手段を省略する場合、点検結果情報受信手段も省略することができる。また、点検情報管理方法において、点検結果情報受信ステップ及び点検結果情報集計ステップが省略される。点検情報管理システムが点検結果情報集計手段を備えない場合においても、最新の点検結果情報は反映されていかないものの、すでに登録されている情報に基づいて個別点検リストを構成することができる。
上記実施形態では、点検情報管理システムが個別点検リスト修正手段を備える場合を説明したが、個別点検リスト修正手段は必須の構成要件ではなく、省略可能である。個別点検リスト修正手段を省略する場合は、個別点検リスト決定手段で決定した個別点検リストを継続して用いることとなる。また、点検情報管理方法において、個別点検リスト修正ステップが省略される。
上記実施形態では、点検情報管理システムが寿命予測解析手段を備える場合を説明したが、寿命予測解析手段は必須の構成要件ではなく、省略可能である。寿命予測解析手段は、点検情報管理方法において、寿命予測解析ステップが省略される。なお、個別点検リスト修正手段を合わせて省略してもよいが、例えば個別点検リスト修正手段を点検結果情報の解析により個別点検リストを修正するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、情報管理サーバーが寿命予測解析手段を備える場合について説明したが、携帯端末が寿命予測解析手段を備えてもよい。このように構成することで、情報管理サーバーが点検結果情報集計手段を備えず、従って情報管理サーバーが点検結果情報を蓄積していない場合であっても、携帯端末に記憶されている点検情報に基づいて寿命予測解析を行うことができる。また、携帯端末と情報管理サーバーとの間で通信を行う必要がないので、例えば無線通信の電波状況が悪い場合においても寿命予測解析を行うことができる。
上記実施形態では、個別点検リスト決定手段が点検項目の優先順位及び作業手順を決定する場合について説明したが、個別点検リスト決定手段がいずれか一方のみを決定する構成であってもよい。なお、作業手順を決定しない場合、つまり点検項目も優先順位のみを決定する場合、データベースに蓄積される点検項目情報には複数の作業手順情報は不要であり省略できる。
上記実施形態では、複数の作業手順情報として、測定点数を増やす場合を例示したが、複数の作業手順はこれに限定されず、例えば傷の点検において(1)目視による点検、(2)映像解析による点検、といったように測定精度を変えることもできる。
また、個別点検リスト決定手段の決定対象は優先順位及び作業手順には限定されない。例えば、個別点検リスト決定手段は、点検対象のゴム製品の点検項目のうち点検を行わない項目を決定してもよい。
以上説明したように、本発明の点検情報管理システム、点検情報管理方法及びプログラムは、点検精度の低下を抑止しつつ、ゴム製品を効率良く点検でき、かつ補修や交換の要否を的確に判断できる。
1 携帯端末
11 記憶手段
12 表示手段
13 入力手段
14 通信手段
2 情報管理サーバー
20 データベース
21 記憶手段
22 管理識別情報登録手段
23 個別点検リスト決定手段
24 個別点検リスト送信手段
25 点検結果情報受信手段
26 点検結果情報集計手段
27 寿命予測解析手段
28 個別点検リスト修正手段

Claims (8)

  1. ゴム製品を点検する作業員が所持する携帯端末と、上記携帯端末とネットワーク通信可能な情報管理サーバーとを備えるゴム製品の点検情報管理システムであって、
    上記情報管理サーバーが、
    複数の点検項目情報を蓄積するデータベースを有し、
    上記ゴム製品の管理番号を含む管理識別情報を登録する管理識別情報登録手段と、
    上記管理識別情報に基づき、上記データベースの点検項目情報から上記ゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リスト決定手段と、
    上記個別点検リストを上記携帯端末に送信する個別点検リスト送信手段と
    を備える点検情報管理システム。
  2. 上記管理識別情報が、上記ゴム製品を使用する顧客情報を含む請求項1に記載の点検情報管理システム。
  3. 上記情報管理サーバーが、
    上記個別点検リストを送信した携帯端末から上記ゴム製品の管理番号と共に点検結果情報を受信する点検結果情報受信手段と、
    上記点検結果情報受信手段により受信した点検結果情報を顧客別に集計する点検結果情報集計手段とを備える請求項2に記載の点検情報管理システム。
  4. 上記携帯端末又は上記情報管理サーバーが、少なくとも1以上の点検項目について、その点検項目に起因するゴム製品の寿命を上記点検結果情報に基づいて予測する寿命予測解析手段を備え、
    上記情報管理サーバーが、上記寿命予測解析手段の予測値に基づき上記個別点検リストを修正する個別点検リスト修正手段を備える請求項3に記載の点検情報管理システム。
  5. 上記個別点検リスト決定手段が、上記点検項目の優先順位を決定する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の点検情報管理システム。
  6. 上記データベースが、少なくとも1の点検項目に対し複数の異なる作業手順情報を蓄積し、
    上記個別点検リスト決定手段が、上記複数の作業手順のうちの1つを選択する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の点検情報管理システム。
  7. ゴム製品を点検する作業員が所持する携帯端末と、上記携帯端末とネットワーク通信可能な情報管理サーバーとを用いるゴム製品の点検情報管理方法であって、
    上記情報管理サーバーが、
    複数の点検項目情報を蓄積するデータベースを有し、
    上記ゴム製品の管理番号を含む管理識別情報を登録する管理識別情報登録ステップと、
    上記管理識別情報に基づき、上記データベースの点検項目情報から上記ゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リスト決定ステップと、
    上記個別点検リストを上記携帯端末に送信する個別点検リスト送信ステップと
    を備える点検情報管理方法。
  8. ゴム製品を点検する作業員が所持する携帯端末と、上記携帯端末とネットワーク通信可能な情報管理サーバーとを用いるゴム製品の点検情報管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    上記情報管理サーバーが、複数の点検項目情報を蓄積するデータベースを有し、
    上記情報管理サーバーを
    上記ゴム製品の管理番号を含む管理識別情報を登録する管理識別情報登録手段と、
    上記管理識別情報に基づき、上記データベースの点検項目情報から上記ゴム製品の個別点検リストを決定する個別点検リスト決定手段と、
    上記個別点検リストを上記携帯端末に送信する個別点検リスト送信手段と
    して機能させるためのプログラム。
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