JP2019028821A - 環境関連情報処理システム、環境関連情報処理装置及びプログラム - Google Patents

環境関連情報処理システム、環境関連情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Akiro Masakado
彰朗 正角
菅原 康博
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康博 菅原
中嶋 節男
Setsuo Nakajima
節男 中嶋
野村 茂樹
Shigeki Nomura
茂樹 野村
稔公 武内
Toshikimi Takeuchi
稔公 武内
大祐 大石
Daisuke Oishi
大祐 大石
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Abstract

【課題】空間内の生体の主観的感覚に対応して快適であると感じられるように空間内の環境を調整可能な情報を得る。
【解決手段】所定の対象空間において生体による所定の行動に対応する事象を検出する事象検出部と、事象検出部により検出された事象に基づいて、生体により評価された対象空間の環境の良否を判定する環境評価判定部と、対象空間の環境に関する所定の項目について測定する環境測定部と、環境評価判定部により判定された環境の良否と、環境測定部による測定結果とを対応付けた環境評価情報を記憶部に記憶させる環境評価情報管理部とを備えて環境関連情報処理システムを構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、環境関連情報処理システム、環境関連情報処理装置及びプログラムに関する。
例えば室内等の空間における空気調和機による空調にあたっては、空間内に存在する人が快適さを感じられるようにすることが求められる。
そこで、以下のような空気調和機が知られている。つまり、空気調和機は、可視光帯域で室内を撮像する撮像部と、撮像部が撮像した画像情報に基づき人の頭部、および、手または足である末端部を認識する画像認識部と、室内の温度分布を非接触で熱画像として取得するサーモパイルと、サーモパイルが取得した熱画像から、画像認識部が認識した各部位の温度を非接触で検知する物体温度検知部と、冷房運転中に物体温度検知部から得られた人の頭部の温度よりも末端部の温度が2度まで下がると、設定温度を高める空調制御部とを備える(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−173198号公報
快適であると感じられる空間内の温度、湿度等の環境は、例えば同じ人であっても、体調、運動量、気分等のそのときの状態に応じて異なる。即ち、空間内の環境の快適性について人がどのように感じるのかは主観的感覚に依存する側面がある。
この点からすると、特許文献1に記載の空気調和機のように、人の頭部と末端部とについての温度差が2度以上となったことに応じて設定温度を高くするという構成では、人等の生体の主観的感覚に対応して、快適であると感じられるように空調を制御することは困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、空間内の生体の主観的感覚に対応して快適であると感じられるように空間内の環境を調整可能な情報を得ることを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、所定の対象空間において生体による所定の行動に対応する事象を検出する事象検出部と、前記事象検出部により検出された事象に基づいて、前記生体により評価された対象空間の環境の良否を判定する環境評価判定部と、前記対象空間の環境に関する所定の項目について測定する環境測定部と、前記環境評価判定部により判定された環境の良否と、前記環境測定部による測定結果とを対応付けた環境評価情報を記憶部に記憶させる環境評価情報管理部とを備える環境関連情報処理システムである。
本発明の一態様は、所定の対象空間において生体による所定の行動に対応する事象を検出する事象検出部により検出された前記事象に基づいて、前記生体により評価された対象空間の環境の良否を判定する環境評価判定部と、前記対象空間の環境に関する所定の項目について測定する環境測定部により判定された環境の良否と、前記環境測定部による測定結果とを対応付けた環境評価情報を記憶部に記憶させる環境評価情報管理部とを備える環境関連情報処理装置である。
本発明の一態様は、コンピュータを、所定の対象空間において生体による所定の行動に対応する事象を検出する事象検出部により検出された前記事象に基づいて、前記生体により評価された対象空間の環境の良否を判定する環境評価判定部、前記対象空間の環境に関する所定の項目について測定する環境測定部により判定された環境の良否と、前記環境測定部による測定結果とを対応付けた環境評価情報を記憶部に記憶させる環境評価情報管理部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、空間内の生体の主観的感覚に対応して快適であると感じられるように空間内の環境を調整可能な情報を得ることができるという効果が得られる。
本実施形態における環境調整システムの構成例を示す図である。 本実施形態における環境管理装置の構成例を示す図である。 本実施形態における環境評価情報テーブルの内容例を示す図である。 本実施形態における環境管理装置が環境評価情報の管理に対応して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態における環境管理装置が環境調整装置の制御に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態における環境調整システム(環境関連情報処理システムの一例)の構成例を示している。同図の環境調整システムは、制御対象空間1(対象空間の一例)を対象として環境の調整を行うシステムである。制御対象空間1は、例えば施設における或る区画や家屋における一室などであればよい。
同図の環境調整システムは、環境調整装置100、環境測定部200、事象検出部300、及び環境管理装置400(環境関連情報処理装置の一例)を備える。
環境調整装置100は、制御対象空間1における環境を調整する装置である。本実施形態において、環境調整装置100は、制御対象空間1における環境として、温度、湿度、送風、空気清浄度、照明を調整する機能を有するようにされている場合を例に挙げる。なお、同図においては、環境調整装置100は1つの装置とされた例が示されているが、例えば温度、湿度、送風を調整する空気調整機と、照明を調整する照明機器といったように、複数の機器とされてもよい。
なお、環境調整装置100による環境調整の対象としては、音や映像であってもよい。音に関しては、例えば各種オーディオ、ビジュアル機器が出力する音についての音量や音質が調整されてよい。また、映像に関しては、例えば各種オーディオ、ビジュアル機器が出力する映像についての明るさや色合いが調整されてよい。
また、環境調整装置100による環境調整の対象には、例えば、洗濯機、自動掃除ロボット、エアコン、空気清浄器、ヒーター等の家電製品も含まれてよい。家電製品の調整の態様としては、家電製品から発生する装置のノイズの低減のために、家電製品を停止させたり、家電製品の能力を抑制させるなどが行われてよい。
環境測定部200は、制御対象空間1における環境に関する所定の項目について測定を行う。本実施形態において、環境測定部200は、制御対象空間1における温度、湿度、風速、照度、空気清浄度(粉塵量)の各項目についての測定を行うようにされる場合を例に挙げる。
上記のように測定対象となる各項目に応じて、環境測定部200は、温度測定部201、湿度測定部202、風速測定部203、照度測定部204、及び空気清浄度測定部205を備える。
温度測定部201は、制御対象空間1内の温度を測定する。湿度測定部202は、制御対象空間1内の湿度を測定する。風速測定部203は、制御対象空間1内の風速を測定する。照度測定部204は、制御対象空間1内の照度を測定する。空気清浄度測定部205は、制御対象空間1内の照度を測定する。
温度測定部201、湿度測定部202、風速測定部203、照度測定部204、及び空気清浄度測定部205は、制御対象空間1において、設置条件、良好な測定結果が得られる場所等を考慮して、それぞれが異なる場所に設置されてよい。
環境測定部200は、温度測定部201、湿度測定部202、風速測定部203、照度測定部204、及び空気清浄度測定部205ごとの測定により得られた測定値(環境測定値)を環境管理装置400に出力する。
事象検出部300は、制御対象空間1においてユーザY(人(生体の一例))が行う所定の行為(行動の一例)に対応する事象を検出する。具体的に、本実施形態の事象検出部300は、制御対象空間1内を撮像するように設けられる撮像装置である。即ち、制御対象空間1内を撮像している状態において、制御対象空間1内のユーザYが所定のジェスチャを行った場合には、撮像により得られた撮像画像において、後述の所定のジェスチャに応じた所定の特徴量パターンを有する画像部分が含まれるという事象が生じる。この点で、撮像装置としての事象検出部300は、制御対象空間1内を撮像することで、所定のジェスチャに応じた所定の特徴量を有する画像部分を検出する機能を有している。
事象検出部300としての撮像装置は、撮像により得られた撮像画像を環境管理装置400に出力する。
事象検出部300としての撮像装置により得られる撮像画像は、動画像であってもよいし、例えば一定時間ごとに撮像される静止画像であってもよい。以降の説明では、事象検出部300としての撮像装置により得られる撮像画像は動画像である場合を例に挙げる。
環境管理装置400は、環境測定部200により測定された項目ごとの環境測定値と、事象検出部300の検出出力とに基づいて、環境調整装置100を制御する。
本実施形態において、ユーザYは、制御対象空間1において環境調整装置100により得られている現在の環境について、自分が「良」、「不良」のいずれと評価しているのか(感じているのか)を伝えるためのジェスチャを任意のタイミングで行ってよい。
一例として、環境が「良」であると感じている場合、ユーザYは、手の拳を握った状態で親指を上に立てる、サムズアップと呼ばれるジェスチャを行うようにされる。一方、環境が「不良」である場合には、ユーザYは、手の拳を握った状態で親指を下に向ける、サムズダウンと呼ばれるジェスチャを行うようにされる。
以降において、環境が「良」であると感じていることを伝達する行為(この場合はジェスチャを行うこと)については「良伝達行為」と記載し、環境が「不良」であると感じていることを伝達するジェスチャについては「不良伝達行為」と記載する。また、「良伝達行為」と「不良伝達行為」とについて特に区別しない場合には、「良否伝達行為」と記載する。
環境管理装置400は、事象検出部300の検出出力である動画像による撮像画像を入力する。環境管理装置400は、入力された撮像画像について解析を実行することで、良否伝達行為が行われたことに対応する特徴量パターンが得られるのを待機する。
良否伝達行為が行われたことに対応する特徴量パターンが得られた場合、環境管理装置400は、得られた特徴量パターンに基づいて、ユーザYが制御対象空間1の環境について「良」、「不良」のいずれであると評価したのについて判定する。即ち、環境管理装置400は、ユーザYによる環境に関する評価が「良」、「不良」のいずれであったのかを示す環境評価結果を取得する。
具体的には、環境管理装置400は、撮像画像から得られた良否伝達行為の特徴量パターンが良伝達行為に対応するものであれば、ユーザYによる環境についての評価が「良」であることを示す環境評価結果を取得する。また、環境管理装置400は、撮像画像から得られた良否伝達行為の特徴量パターンが不良伝達行為に対応するものであれば、ユーザYによる環境についての評価が「不良」であることを示す環境評価結果を取得する。
また、環境管理装置400は、今回の環境評価結果が取得されたタイミング(即ち、良否伝達行為が行われたタイミング)に応じて測定された環境測定値を、環境測定部200から取得する。
そして、環境管理装置400は、上記のように取得した環境評価結果と環境測定値とを含む環境評価情報を記憶する。
このようにして記憶される環境評価情報は、ユーザYが制御対象空間1内の環境について、主観的に良いと感じたか良くないと感じたかを示す情報に、その際の制御対象空間1内の環境に関する具体的な測定値が対応付けられた情報である。
環境管理装置400は、上記のように記憶された環境評価情報に基づいて、環境調整装置100における環境調整のための環境調整パラメータを設定する。これにより、例えば制御対象空間1について、ユーザYが主観的に良好であると感じられる環境を容易につくりだすことができる。
図2は、環境管理装置400の構成例を示している。同図の環境管理装置400は、データインターフェース部401、制御部402、及び記憶部403を備える。
データインターフェース部401は、環境調整装置100、事象検出部300、及び環境管理装置400等との情報の入出力を行う。データインターフェース部401が対応するデータインターフェースあるいは通信の方式については特に限定されない。また、データインターフェース部401が対応するデータインターフェースあるいは通信の方式は、有線によるものであってもよいし、無線によるものであってもよい。また、データインターフェース部401は、環境調整装置100、事象検出部300、及び環境管理装置400のそれぞれに対応するデータインターフェースあるいは通信の方式が同じであってもよいし、異なっていてもよい。
制御部402は、環境管理装置400における各種の動作を制御する。制御部402としての機能は、例えば環境管理装置400が備えるCPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることにより実現される。
同図の制御部402は、環境評価判定部421、環境評価情報管理部422、及び環境制御部423を備える。
環境評価判定部421は、事象検出部300により検出された事象に基づいて、ユーザYにより評価された制御対象空間1の環境の良否を判定する。具体的に、本実施形態の環境評価判定部421は、撮像装置としての事象検出部300から入力した撮像画像について解析を行う。環境評価判定部421は、撮像画像の解析により撮像画像においてユーザYが良否伝達行為を行ったことを認識すると、認識した良否伝達行為が良伝達行為と不良伝達行為とのいずれであるのかについて判定する。
環境評価判定部421は、良否伝達行為が良伝達行為であると判定した場合、人により評価された制御対象空間1の環境は、「良」であると判定する。一方、環境評価判定部421は、良否伝達行為が不良伝達行為であると判定した場合、人により評価された制御対象空間1の環境は、「不良」であると判定する。
環境評価情報管理部422は、環境評価判定部421により判定された環境の良否と、環境測定部200による測定結果とを対応付けた環境評価情報を環境評価情報記憶部431に記憶させる。
環境制御部423は、記憶部403に記憶された環境評価情報に基づいて、環境調整装置100を制御する。
記憶部403は、制御部402が利用する各種の情報を記憶する。同図の記憶部403は、環境評価情報記憶部431を備える。
環境評価情報記憶部431は、環境評価情報を記憶する。環境評価情報記憶部431は、1以上の環境評価情報を格納する環境評価情報テーブルの構造により環境評価情報を記憶する。
図3は、環境評価情報テーブルの内容例を示している。同図における1レコード(1行)が1回の良否伝達行為の認識に応じた環境評価情報である。1レコードの環境評価情報は、取得日時、環境良否評価、及び環境測定値の各情報を格納する領域を有する。
取得日時の領域は、対応の環境評価情報が取得された日時(取得日時)の情報を格納する。取得日時は、対応の環境評価情報の取得のトリガとなった良否伝達行為が行われた日時に対応する。
環境良否評価の領域は、環境評価判定部421により判定された制御対象空間1の環境の良否(即ち、人が評価した制御対象空間1の環境の良否)を示す情報(環境良否評価)を格納する。
環境測定値の領域は、対応の良否伝達行為が行われたタイミングに応じて環境測定部200から取得した環境測定値を格納する。格納される環境測定値は、環境測定部200の温度測定部201、湿度測定部202、風速測定部203、照度測定部204、及び空気清浄度測定部205のそれぞれにより測定された温度、湿度、風速、照度、空気清浄度を含む。
図4のフローチャートを参照して、環境管理装置400が環境評価情報の管理に対応して実行する処理手順例について説明する。
ステップS101:環境管理装置400において、環境評価判定部421は、環境調整装置100の動作が開始されるのを待機している。本実施形態では、環境調整装置100の動作の開始、終了について環境管理装置400の環境制御部423が制御するようにされている。
例えばユーザYは、リモートコントローラに対して環境調整装置100の動作開始を指示する操作を行うことができる。環境調整装置100の動作開始を指示する操作が行われたことに応じて、リモートコントローラは環境管理装置400に対して、環境調整装置100の動作開始を指示するコマンドを送信する。環境管理装置400における環境制御部423は、環境調整装置100が環境調整の動作を開始するように制御する。
なお、例えば環境調整装置100の動作を開始させる開始時刻を予め環境調整装置100に設定しておき、設定された開始時刻において、環境制御部423が、環境調整の動作を開始するように環境調整装置100を制御してもよい。
ステップS102:環境調整装置100の動作が開始されると、環境評価判定部421は、ユーザYの行為に応じた事象が発生したか否かについて判定する。具体的に、環境評価判定部421は、環境調整装置100の動作が開始されたことに応じて、事象検出部300としての撮像装置にて撮像された画像を解析していくことで、画像においてユーザYが良否伝達行為を行ったことが認識されるのを待機する。そして、画像においてユーザYが良否伝達行為を行ったことが認識されれば、ユーザYの行為に応じた事象が発生したと判定される。
ステップS103:ユーザYの行為に応じた事象が発生したと判定された場合、環境評価判定部421は、環境評価判定を行う。つまり、環境評価判定部421は、今回発生した事象に基づき、ユーザYが評価した制御対象空間1の環境が「良」と「不良」のいずれであるのかについて判定する。具体的に、この場合の環境評価判定部421は、画像から認識された良否伝達行為について、良伝達行為と不良伝達行為のいずれであったのかについて判定する。
環境評価判定部421は、環境評価判定の結果に応じて、「良」と「不良」のいずれかを示す環境良否評価を出力する。
ステップS104:また、環境評価情報管理部422は、ステップS102により事象の発生したことが判定されたことに応じて、環境測定部200から環境測定値を取得する。
ステップS105:環境評価情報管理部422は、現在日時を示す取得日時と、ステップS103により出力された環境良否評価と、ステップS104により取得された環境測定値とを格納した環境評価情報を生成する。環境評価情報管理部422は、生成された環境評価情報を、環境評価情報テーブルに新規に格納させるようにして、環境評価情報記憶部431に記憶させる。
ステップS106:ステップS102にて事象の発生しないことが判定された場合、あるいはステップS105の処理の後、環境評価判定部421は、環境調整装置100の動作が停止されたか否かについて判定する。環境調整装置100の動作は、例えばリモートコントローラ等に対して動作停止を指示する操作が行われたり、予め設定された停止時刻に到達したことに応じて、環境管理装置400の環境制御部423の制御により停止される。
環境調整装置100の動作が停止されないことが判定された場合、ステップS102に処理が戻される。一方、環境調整装置100の動作が停止されたことが判定された場合には、同図の処理が終了される。
図5のフローチャートを参照して、本実施形態の環境管理装置400が環境調整装置100の制御に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS201:環境管理装置400において、環境制御部423は、環境調整装置100の動作開始の指示が得られるのを待機する。環境調整装置100の動作開始の指示は、例えばユーザYの操作あるいは予め設定された開始時刻に到達することに応じて得られる。
ステップS202:環境制御部423は、環境調整装置100の動作開始の指示が得られると、環境評価情報記憶部431に記憶される環境評価情報テーブルから、「良」を示す環境良否評価を含む環境評価情報のうちで、取得日時が最も新しい環境評価情報を検索する。
ステップS203:環境制御部423は、ステップS202により検索された環境評価情報に含まれる環境測定値に基づいて、環境調整装置100の制御目標値を生成する。
ステップS204:環境制御部423は、ステップS203により生成された制御目標値を環境調整装置100に設定して、環境調整装置100の動作を開始させる。
つまり、この場合の環境制御部423は、直近でユーザYによる制御対象空間1の環境が「良」であると評価した際の環境測定値を、環境調整装置100に対して制御目標値として設定のうえで、環境調整装置100の環境調整の動作を開始させる。
この場合、環境調整装置100は、直近でユーザYによる制御対象空間1の環境が「良」であると評価した際の環境測定値が環境調整装置100にて得られるように環境調整を行うことになる。このような環境調整の制御により得られる制御対象空間1の環境は、ユーザYが快適であると感じる可能性が高い。
ステップS205:環境調整装置100に設定される制御目標値は、環境調整装置100の動作中において、例えばリモートコントローラ等に対するユーザYの操作によって変更可能とされてよい。そこで、環境制御部423は、ユーザYによる制御目標値の設定を変更する操作が行われたか否かについて判定する。具体的に、環境制御部423は、例えばリモートコントローラから環境調整装置100に対して制御目標値の設定の変更を指示するコマンドが送信されたか否かについて判定すればよい。
ステップS206:ステップS205により、ユーザYによる制御目標値の設定を変更する操作が行われたことが判定されると、環境制御部423は、操作により指定された値に制御目標値の設定を変更する。
ステップS207:ステップS205においてユーザYによる制御目標値の設定を変更する操作が行われていないと判定された場合、あるいはステップS206の処理の後、環境良否評価が「良」を示す環境評価情報が取得されたか否かについて判定する。
つまり、環境制御部423は、環境調整装置100の動作中において、環境良否評価が「良」を示す環境評価情報が取得されるのを待機している。
ステップS208:環境調整装置100の動作中において、環境良否評価が「良」を示す環境評価情報が取得された場合、環境制御部423は、ステップS207に対応して取得された環境評価情報に格納される環境測定値に基づく制御目標値を生成する。環境制御部423は、生成された制御目標値を環境調整装置100に対して設定する。
これにより、環境調整装置100は、今回の動作中においてユーザYが良伝達行為を行った際の環境測定値が制御対象空間1にて得られるように動作することになる。
ステップS209:ステップS207において環境良否評価が「良」を示す環境評価情報が取得されていない場合、あるいはステップS208の処理の後、環境制御部423は、環境調整装置100の動作を停止させる指示が得られたか否かについて判定する。環境調整装置100の動作停止の指示は、例えばユーザYの操作あるいは予め設定された停止時刻に到達することに応じて得られる。
環境調整装置100の動作を停止させる指示が得られていない場合には、ステップS205に処理が戻される。
ステップS210:環境調整装置100の動作を停止させる指示が得られた場合、環境制御部423は、環境調整装置100の動作を停止させる制御を実行する。
<第1実施形態に対応する変形例>
[第1変形例]
第1実施形態に対応する変形例について説明する。制御対象空間1は複数のユーザYが利用する場合もある。このような場合に対応して、環境評価情報管理部422は、事象検出部300としての撮像装置により得られた撮像画像から、ユーザYについて個人識別を行うようにされる。そのうえで、環境評価情報管理部422は、撮像画像から良否伝達行為の行われたことを認識した場合に、良否伝達行為を行った個人に対応付けた環境評価情報を環境評価情報記憶部431に記憶させる。
この場合の環境評価情報は、図示は省略するが、例えば識別されたユーザYの個人を示すユーザ識別子と、取得日時と、環境良否評価と、環境測定値とを含む。即ち、本実施形態の環境評価情報は、ユーザYの個人ごとに対応付けられる。
このように環境評価情報がユーザYの個人と対応付けられた場合、制御対象空間1に存在しているユーザYの個人に対応させて環境調整装置100の動作を制御することができる。
具体的に、本変形例の環境管理装置400の環境制御部423は、図5のステップS202において環境評価情報を検索するにあたり、現在において撮像装置としての事象検出部300により得られた撮像画像からユーザYの個人識別を行う。環境制御部423は、識別されたユーザのユーザ識別子を格納し、「良」を示す環境良否評価を含む環境評価情報のうちで、取得日時が最も新しい環境評価情報を検索する。
環境制御部423は、ステップS203にて、上記のように検索された環境評価情報を利用して制御目標値を生成する。
これにより、環境調整装置100は、現在において制御対象空間1に存在しているユーザYが「良」であると評価した環境となるように動作することができる。
なお、個人識別されたユーザYが複数であった場合には、例えば、環境評価情報記憶部431に記憶される環境評価情報が多い((即ち、制御対象空間1に存在している頻度が高い)ほうのユーザYを対象として、ステップS202における環境評価情報の検索を行うようにされてよい。
あるいは、ステップS202にて、個人識別された複数のユーザYの環境評価情報の検索を行い、ステップS203にて、検索された環境評価情報のそれぞれに含まれる環境測定値の平均値等を利用して制御目標値を生成するようにしてもよい。
[第2変形例]
また、環境評価情報に基づく環境調整装置100の動作の制御は、図5のフローチャートにより示される手順に限定されない。例えば、ステップS202において、環境制御部423は、「良」を示す環境良否評価を含む環境評価情報のうち、過去の所定の期間において取得された1または複数の環境評価情報を検索してもよい。この場合、環境制御部423は、ステップS203において、検索された1または複数の環境評価情報に含まれる環境測定値を利用して制御目標値を生成してよい。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態について説明する。本実施形態において、事象検出部300(図1)は、制御対象空間1における壁(床であってもよい)の所定位置に設けられる圧力センサである。圧力センサは、自己が受けた圧力を検出する。
本実施形態において、ユーザYは、不良伝達行為として、事象検出部300としての圧力センサを、「良」または「不良」に応じた所定のパターンで叩くようにする。一具体例として、良伝達行為としては圧力センサを1回叩くようにし、不良伝達行為としては圧力センサを2回連続して叩くようにする。
この場合、事象検出部300は、ユーザYにより行われた「良否伝達行為」に対応する事象として、「良否伝達行為」により圧力センサが叩かれたことにより発生した事象としての圧力を検出する。事象検出部300は、検出された圧力を示す検出信号を環境管理装置400に出力する。
本変形例の環境管理装置400の環境評価判定部421は、図4のステップS102において、圧力センサとしての事象検出部300から入力される検出信号を監視し、検出信号について「良否伝達行為」に応じた変動パターンが発生するか否かについて判定する。
環境評価判定部421は、検出信号について「良否伝達行為」に応じた変動パターンが発生した場合に、ステップS103において、発生した検出信号の変動パターンが、「良伝達行為」と「不良伝達行為」とのいずれに該当するのかを判定することにより、環境評価判定を行う。
このような本変形例によれば、ユーザYが制御対象空間1における壁を叩くという「良否伝達行為」が行われることに応じて、環境評価情報を取得していくことができる。
そのうえで、圧力センサである事象検出部300は、「良否伝達行為」により叩かれた際の強さに応じた圧力値を検出可能である。
そこで、ユーザYは、「良否伝達行為」を行うにあたり、「良」と「不良」のそれぞれの度合い(良否レベル)を伝達するようにしてよい。
具体例として、「良伝達行為」として圧力センサを1回叩くにあたり、まあまあ「良」である「良レベル1」の場合には弱く叩き、普通に「良」である「良レベル2」の場合には、「良レベル1」の場合よりも強く叩き、非常に「良」である「良レベル3」の場合には、「良レベル2」の場合よりもさらに強く叩くというようにしてよい。
また、ユーザYは、「不良伝達行為」として圧力センサを2回連続して叩くにあたり、まあまあ「不良」である「不良レベル1」の場合には弱く叩き、普通に「不良」である「不良レベル2」の場合には、「不良レベル1」の場合よりも強く叩き、非常に「不良」である「不良レベル3」の場合には、「良レベル2」の場合よりもさらに強く叩くというようにしてよい。
なお、上記の例では、良否レベルについて、「良」と「不良」とでそれぞれ3段階とした例を挙げているが、良否レベルの段階については特に限定されない。この場合において、「良」と「不良」とでレベルの段階数が異なっていてもよい。
この場合、環境評価判定部421は、ステップS103にて環境評価判定を行うにあたり、検出信号の変動パターンと検出信号が示す圧力値とに基づき、「良レベル1」、「良レベル2」、「良レベル3」、「不良レベル1」、「不良レベル2」、「不良レベル3」のうちのいずれの良否レベルに該当するのかを判定する。
この場合、環境評価判定部421は、検出信号の変動パターンにより、「良」と「不良」のいずれであるのかを判定する。そのうえで、環境評価判定部421は、「良」であるとの判定の場合には、「良レベル1」、「良レベル2」、「良レベル3」の境界ごとに対応する2つの閾値と圧力値とを比較した結果に基づいて、「良レベル1」、「良レベル2」、「良レベル3」のいずれであるのかを判定する。
同様に、環境評価判定部421は、「不良」であるとの判定の場合には、「不良レベル1」、「不良レベル2」、「不良レベル3」の境界ごとに対応する2つの閾値と圧力値とを比較した結果に基づいて、「不良レベル1」、「不良レベル2」、「不良レベル3」のいずれであるのかを判定する。
環境評価判定部421は、判定された良否レベルを示す環境良否評価を出力すればよい。
<その他変形例>
以下、上記実施形態の変形例について説明する。ここでは、前述の第1変形例、第2変形例に続けて、第3変形例以降について説明する。
[第3変形例]
事象検出部300は、ユーザYが所持するスマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の携帯端末であってもよい。携帯端末は、ユーザYによる「良否伝達行為」としての操作を受け付け、受け付けた操作に応じて「良」と「不良」のいずれかを示す良否通知を環境管理装置400に送信する機能を有する。このような機能は、例えば対応のアプリケーションソフトウェアをインストールすることによって実現されてよい。
このように携帯端末としての事象検出部300は、環境管理装置400に送信する良否通知に対して、携帯端末を所持するユーザを示すユーザ識別子を付加することができる。このため、本実施形態の環境管理装置400は、第1実施形態の第1変形例と同様に、ユーザYの個人と対応付けるようにして環境評価情報を管理することができる。
また、本変形例の場合には、携帯端末の操作画面として、単に「良」、「不良」を選択する操作が可能なようにされてもよいし、第2実施形態のように所定の段階数による良否レベルを選択する操作が可能なようにもできる。
[第4変形例]
環境測定部200には、ユーザYの生体情報を取得するウェアラブル端末が含まれてよい。ウェアラブル端末によっては、体温、脈拍、発汗量、運動量、心電等を生体情報として取得できる。また、ウェアラブル端末により心電計測が行えるようにすることで、二種類の自律神経である交感神経と副交感神経に関する指標を取得し、取得された指標からストレス状態を取得できる。また、ウェアラブル端末に、においセンサを設けることで、発汗に伴ってにおいセンサにより測定されるにおい成分に基づき、ストレスや疲労の度合いを取得できる。
[第5変形例]
第1実施形態のように撮像画像に含まれるユーザYのジェスチャが「良否伝達行為」に応じた事象として扱われる場合においても、例えば良否レベルに応じたジェスチャを定めておき、ユーザに良否レベルに応じたジェスチャを行ってもらうことで、環境管理装置400にて、良否レベルが示される環境良否結果を含む環境評価情報を得ることが可能である。
[第6変形例]
上記各実施形態において、例えばユーザYにとって良好な環境が、高い精度で、また速やかに得られるようにするには、ユーザYに「良否伝達行為」を積極的に行ってもらうことが好ましい。
そこで、例えば、制御対象区間において備えられる表示装置などにおいて、所定のタイミングで、ユーザYに「良否伝達行為」を行ってもらうことを促す案内の表示が行われるようにしてよい。案内の表示のタイミングとしては、例えば前回の「良否伝達行為」が行われたタイミングから一定時間を経過したタイミングであってもよい。
また、例えば表示に代えて、音声によりユーザYに「良否伝達行為」を行ってもらうことを促す案内が行われるようにされてよい。
[第7変形例]
事象検出部300は、人以外の生体が行う所定の行動に応じた事象を検出し、環境管理装置400が、検出された事象に基づいて環境の良否を判定するようにされてよい。
一具体例として、例えば犬、猫等の対象の動物(生体の一例)について、良好な環境にいるときと良好でない環境にいるときの各行動パターンに応じて得られる事象のパターンを環境管理装置400に記憶させておく。そして、環境管理装置400は、事象検出部300により検出された動物の行動に応じた事象のパターンに基づき、対象の動物が環境について良好、良好でないのいずれであると感じているのか(即ち、評価しているのか)を判定するようにされてよい。
このような本変形例の構成によっては、動物が良好と感じられる環境とすることができる。このような本変形例によっては、例えば飼い主がペットなどの動物を自宅に残して留守にするような際に、飼い主がいなくとも動物にとって良好な環境を与えることが可能となる。
なお、上記各実施形態及び変形例は適宜組み合わされてもよい。
なお、上述の環境管理装置400等としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の環境管理装置400等の処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 制御対象空間、100 環境調整装置、200 環境測定部、201 温度測定部、202 湿度測定部、203 風速測定部、204 照度測定部、205 空気清浄度測定部、300 事象検出部、400 環境管理装置、401 データインターフェース部、402 制御部、403 記憶部、421 環境評価判定部、422 環境評価情報管理部、423 環境制御部、431 環境評価情報記憶部

Claims (10)

  1. 所定の対象空間において生体による所定の行動に対応する事象を検出する事象検出部と、
    前記事象検出部により検出された事象に基づいて、前記生体により評価された対象空間の環境の良否を判定する環境評価判定部と、
    前記対象空間の環境に関する所定の項目について測定する環境測定部と、
    前記環境評価判定部により判定された環境の良否と、前記環境測定部による測定結果とを対応付けた環境評価情報を記憶部に記憶させる環境評価情報管理部と
    を備える環境関連情報処理システム。
  2. 前記事象検出部は、人が行う所定の行為に対応する事象を検出する
    請求項1に記載の環境関連情報処理システム。
  3. 前記環境評価判定部は、前記生体が評価した環境の良否についての度合いを判定する
    請求項1または2に記載の環境関連情報処理システム。
  4. 前記対象空間における環境調整を行う環境調整装置と、
    前記記憶部に記憶された環境評価情報に基づいて、前記環境調整装置を制御する環境制御部とをさらに備える
    請求項1から3のいずれか一項に記載の環境関連情報処理システム。
  5. 前記事象検出部は、識別した生体による所定の行動に対応する事象について検出し、
    前記環境評価判定部は、識別された生体が評価した環境の良否を判定し、
    環境評価情報管理部は、
    前記環境評価判定部により判定された環境の良否と、前記環境測定部による測定結果と、識別された生体とを対応付けた環境評価情報を記憶部に記憶させる
    請求項1から4のいずれか一項に記載の環境関連情報処理システム。
  6. 前記事象検出部は、前記対象空間を撮像するように設けられる撮像装置である
    請求項1から5のいずれか一項に記載の環境関連情報処理システム。
  7. 前記事象検出部は、圧力を検出する圧力センサである
    請求項1から6のいずれか一項に記載の環境関連情報処理システム。
  8. 前記事象検出部により事象が検出されるように、前記生体により所定の行動が行われるようにすることを促す案内を行う案内部をさらに備える
    請求項1から7のいずれか一項に記載の環境関連情報処理システム。
  9. 所定の対象空間において生体による所定の行動に対応する事象を検出する事象検出部により検出された前記事象に基づいて、前記生体により評価された対象空間の環境の良否を判定する環境評価判定部と、
    前記対象空間の環境に関する所定の項目について測定する環境測定部により判定された環境の良否と、前記環境測定部による測定結果とを対応付けた環境評価情報を記憶部に記憶させる環境評価情報管理部と
    を備える環境関連情報処理装置。
  10. コンピュータを、
    所定の対象空間において生体による所定の行動に対応する事象を検出する事象検出部により検出された前記事象に基づいて、前記生体により評価された対象空間の環境の良否を判定する環境評価判定部、
    前記対象空間の環境に関する所定の項目について測定する環境測定部により判定された環境の良否と、前記環境測定部による測定結果とを対応付けた環境評価情報を記憶部に記憶させる環境評価情報管理部
    として機能させるためのプログラム。
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