JP2019028170A - 照光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示領域に表示されるバーの長さを制御可能な照光装置を提供する。【解決手段】 一実施形態に係る照光装置は、導光板と、前記導光板の第1側面から光を照射可能に設けられ、第1色に発光可能な第1光源と、前記導光板の前記第1側面と対向する第2側面から光を照射可能に設けられ、前記第1色とは異なる第2色に発光可能な第2光源と、を備え、前記導光板は、一方の面に、前記第1側面から前記第2側面に向かって深くなる第1パターンと、前記第1側面から前記第2側面に向かって浅くなる第2パターンと、を有する。【選択図】 図4
Description
本発明は、照光装置に関する。
従来、ライトガイドにより構成されたバー状(矩形状)の表示領域を備える照光装置が利用されている。この照光装置は、表示領域の輝度を制御することにより、表示対象の状態を表示することができる。
しかしながら、上記従来の照光装置では、表示領域全体の輝度は制御できるものの、表示領域に表示されるバーの長さを制御することはできなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、表示領域に表示されるバーの長さを制御可能な照光装置を提供することを目的とする。
一実施形態に係る照光装置は、導光板と、前記導光板の第1側面から光を照射可能に設けられ、第1色に発光可能な第1光源と、前記導光板の前記第1側面と対向する第2側面から光を照射可能に設けられ、前記第1色とは異なる第2色に発光可能な第2光源と、を備え、前記導光板は、一方の面に、前記第1側面から前記第2側面に向かって深くなる第1パターンと、前記第1側面から前記第2側面に向かって浅くなる第2パターンと、を有する。
本発明の各実施形態によれば、表示領域に表示されるバーの長さを制御可能な照光装置を提供できる。
以下、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重畳した説明を省略する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る照光装置100について、図1〜図9を参照して説明する。照光装置100は、点灯することにより、表示対象の状態を表示する装置である。照光装置100は、家電などの任意の装置に搭載される。例えば、照光装置は、ガスコンロに搭載され、当該ガスコンロの火力(表示対象)のレベル(状態)を表示する装置として利用される。
第1実施形態に係る照光装置100について、図1〜図9を参照して説明する。照光装置100は、点灯することにより、表示対象の状態を表示する装置である。照光装置100は、家電などの任意の装置に搭載される。例えば、照光装置は、ガスコンロに搭載され、当該ガスコンロの火力(表示対象)のレベル(状態)を表示する装置として利用される。
図1は、本実施形態に係る照光装置100の構成の一例を示す図である。図1の照光装置100は、表示部1と、導体線2と、制御部3と、を備える。
表示部1は、照光装置100の本体であり、バー状の表示領域121を備える。表示領域121は、点灯可能な部分であり、点灯により表示されるバー(点灯部分)の長さにより、表示対象の状態を表示する。表示領域121について、詳しくは後述する。
導体線2は、表示部1の光源13,14(図2参照)と制御部3とを電気的に接続する導体線である。導体線2は、導体ケーブルであってもよいし、プリント配線であってもよい。光源13,14については後述する。
制御部3は、表示部1の点灯を制御するマイコンである。制御部3は、表示部1の光源13,14に、導体線2を介して電流を供給する。また、制御部3は、表示対象の状態に応じて、光源13,14に供給する電流をそれぞれ制御する。制御部3は、光源13,14にそれぞれ供給する電流値を、表示対象の状態ごとに予め記憶する。
図2は、表示部1の一例を示す分解斜視図である。図2の表示部1は、反射板11と、導光板12と、光源13(第1光源)と、光源14(第2光源)と、拡散シート15と、を備える。
反射板11は、導光板12の表示領域121で拡散した光を反射させる板状部材である。反射板11は、例えば、板状の白色ポリエチレンテレフタラート(PET)であるが、これに限られない。反射板11は、導光板12の表示領域121を覆うように、導光板12の背面側に設けられる。反射板11は、例えば、接着剤や両面テープにより、導光板12の背面に接着される。
導光板12は、光源13,14から照射された光を内部で反射させ、当該光の一部を拡散して表面から放射させる板状部材である。導光板12は、例えば、板状又はシート状の、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリカーボネート(PC)、又はアクリル樹脂(ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)など)であるが、これに限られない。導光板12の形状は、略矩形であり、バー状の表示領域121を形成される。導光板12について、詳しくは後述する。
光源13は、導光板12の第1側面から導光板12の内部に第1色の光を照射可能に設けられたLED(Light Emitting Diode)であり、導光板12の第1側面の近傍に配置される。以下、説明の便宜上、第1側面は、左側面であるものとするが、これに限られない。光源13は、第1色に発光可能な単色のLEDであってもよいし、第1色を含む複数の色に発光可能なマルチカラーLEDであってもよい。光源13は、導体線2Aにより制御部3に接続され、導体線2Aを介して制御部3から電流を供給される。
光源14は、導光板12の第2側面から導光板12の内部に、第1色とは異なる第2色の光を照射可能に設けられたLEDであり、導光板12の第2側面の近傍に配置される。第2側面は、第1側面と対向する側面である。第1側面が左側面である場合、第2側面は右側面となる。光源14は、第2色に発光可能な単色のLEDであってもよいし、第2色を含む複数の色に発光可能なマルチカラーLEDであってもよい。光源14は、導体線2Bにより制御部3に接続され、導体線2Bを介して制御部3から電流を供給される。
なお、光源13は、マルチカラーLEDである場合、第2色に発光可能であってもよい。同様に、光源14は、マルチカラーLEDである場合、第1色に発光可能であってもよい。また、光源13,14として、それぞれ複数のLEDが設けられてもよい。
拡散シート15は、導光板12の表面から放射された光を拡散させるシート状部材である。拡散シートは、シート状の、乳半アクリル樹脂や、表面に光拡散粒子を含有した光拡散層を有するPETであるが、これに限られない。拡散シート15は、導光板12の表示領域121を覆うように、導光板12の表面側に設けられる。拡散シート15は、例えば、接着剤や両面テープにより、導光板12の表面に接着される。
図3は、導光板12の一例を示す平面図である。導光板12は、表面にバー状の表示領域121を形成される。表示領域121は、点灯させることにより、表示対象の状態を示すバーを表示するための領域である。光源13,14から導光板12の内部に照射された光は、表示領域121で拡散し、反射板11で反射し、導光板12の表面から放射される。これにより、表示領域121が点灯する。図1,3の例では、表示領域121の形状は、矩形であるが、正方形、線状、楕円形など、任意である。
表示領域121は、光源13,14から照射された光を拡散させるためのパターン122(第1パターン)及びパターン123(第2パターン)を、それぞれ複数形成される。図3のパターン122,123は、表示領域121の長さ方向に直線状に配置された複数の凹部124により構成される。なお、凹部124の代わりに凸部を設けても光を拡散させることができる。
図3の例では、パターン122,123には、それぞれ等間隔に配置された8個の円形の凹部124により構成されるが、パターン122,123に含まれる凹部124の間隔、数、及び形状は、任意に設計可能である。凹部124の形状は、円形であってもよいし、楕円形や矩形であってもよい。また、凹部124は、導光板12の表面にレーザを照射することにより形成されてもよいし、金型成形により導光板12と一体に形成されてもよい。
パターン122,123は、長さ方向と垂直な方向、すなわち、表示領域121の幅方向に配列される。図3の例では、パターン122,123は、幅方向に2つずつ交互に配列されている。しかしながら、パターン122,123の数及び順番は、任意に設計可能である。パターン122,123を交互に配列することにより、光源13,14から照射された光を均一に拡散し、表示領域121の輝度を均一化できる。
図4は、図3の導光板12のA−A線断面図である。図4に示すように、パターン122は、導光板12の左側面から右側面に向かって深くなる。すなわち、パターン122は、右側面に近いほど深く形成された、複数の凹部124により構成される。
パターン122に光源13からの光が照射されると、当該光は、各凹部124で拡散し、反射板11で反射し、導光板12の表面から放射される。各凹部124の深さが一定の場合、光源13に近い側(左側面近傍)では、光は、照射されたばかりであるため、導光板12の表面からあまり放射されておらず、凹部124にぶつかりやすい。一方、光源13から遠い側(右側面近傍)では、光は、そこに来るまでの間に多くが消費(放射)されているため、凹部124にぶつかりにくい。すなわち、凹部124で拡散する光量は、右側面に近づくほど少なくなる。この結果、導光板12の表面から放射される光量は、右側面に近づくほど少なくなり、表示領域121の右側面に近づくほど暗くなる。これに対して、図4のパターン122では、右側面に近づくほど凹部124が深くなるため、光は、光源13から離れた右側面近傍であっても凹部124にぶつかりやすい。この結果、導光板12の表面から放射される光量の減少が抑制され、表示領域121の輝度が均一化される。このように、パターン122を左側面から右側面に向かって深くなるように形成することにより、光源13からの光による表示領域121の輝度を均一化することができる。
図5は、図3の導光板12のB−B線断面図である。図5に示すように、パターン123は、左側面から右側面に向かって浅くなる。すなわち、パターン123は、右側面に近いほど浅く形成された、複数の凹部124により構成される。
パターン123に光源14からの光が照射されると、当該光は、各凹部124で拡散し、反射板11で反射し、導光板12の表面から放射される。各凹部124の深さが一定の場合、光源14に近い側(右側面近傍)では、光は、照射されたばかりであるため、導光板12の表面からあまり放射されておらず、凹部124にぶつかりやすい。一方、光源14から遠い側(左側面近傍)では、光は、そこに来るまでの間に多くが消費(放射)されているため、凹部124にぶつかりにくい。すなわち、凹部124で拡散する光量は、左側面に近づくほど少なくなる。この結果、導光板12の表面から放射される光量は、左側面に近づくほど少なくなり、表示領域121は左側面に近づくほど暗くなる。これに対して、図5のパターン123では、左側面に近づくほど凹部124が深くなるため、光は、光源14から離れた左側面近傍であっても凹部124にぶつかりやすい。この結果、導光板12の表面から放射される光量の減少が抑制され、表示領域121の輝度が均一化される。このように、パターン123を左側面から右側面に向かって浅くなるように形成することにより、光源14からの光による表示領域121の輝度を均一化することができる。
前述のとおり、図4及び図5の例では、表示領域121の輝度が均一化されることを説明した。しかし、上記の配置によれば、光源13の近くにはパターン123の最も深さが深い凹部124が配置され、光源14の近くにはパターン122の最も深さが深い凹部124が配置されることになる。このため、光源13の近くに配置されたパターン123の最も深さが深い凹部124は、光源13の光を拡散することにより、他の凹部124よりも輝度が高くなりやすい。また、光源14の近くに配置されたパターン122の最も深さが深い凹部124は、光源14の光を拡散することにより、他の凹部124よりも輝度が高くなりやすい。そこで、実際にパターン122及びパターン123の設計をする際には、表示領域121全体の発光状態を確認し、凹部124の深さ、凹部124同士の距離、光源13,14の近くに配置する凹部124の数、及び光源13,14と凹部124との間の距離などを調整して、表示領域121全体の輝度のバランスを取るのが好ましい。
なお、図4及び図5の例では、導光板12の厚さは一様であるが、導光板12の形状はこれに限られない。例えば、導光板12は、右側面近傍及び左側面近傍が厚く、右側面及び左側面の中間部分が薄くなるように、背面が凹面形状に形成されていてもよい。
図6は、照光装置100の点灯状態と、比較例の点灯状態と、の比較結果を示す表である。比較例は、パターン122,123の深さが一定の照光装置である。
比較結果1は、第1色及び第2色が赤であり、照光装置100及び比較例が拡散シートを備えない場合の比較結果である。比較結果2は、第1色及び第2色が赤であり、照光装置100及び比較例が拡散シートを備える場合の比較結果である。比較結果1,2より、比較例では、表示領域の中央部が暗くなるのに対して、照光装置100では、表示領域121が全体的に均一な明るさになることがわかる。また、拡散シート15を設けることにより、表示領域の明るさがより均一になることがわかる。
比較結果3は、第1色が赤であり、第2色が青であり、照光装置100及び比較例が拡散シートを備えない場合の比較結果である。比較結果4は、第1色が赤であり、第2色が青であり、照光装置100及び比較例が拡散シートを備える場合の比較結果である。比較結果3,4より、比較例では、表示領域の中央部が暗くなるのに対して、照光装置100では、表示領域121が全体的に均一な明るさになり、表示領域121の中央部には右方向に赤から青へのグラデーションが形成されることがわかる。従来の照光装置では、このようなグラデーション表示はできず、グラデーション表示を実現するためには、液晶表示パネルを利用しなければならなかった。これに対して、本実施形態に係る照光装置100は、上記の通り、グラデーション表示を行うことができる。また、比較結果2,4より、拡散シート15を設けることにより、表示領域の明るさがより均一になることがわかる。
図7は、図6の各比較結果における輝度分布及び輝度の均一性(%)を示す表である。比較結果1〜4より、照光装置100は、比較例より輝度の均一性が高いことがわかる。例えば、比較結果1では、比較例の輝度の均一性は4%であるのに対して、照光装置100の輝度の均一性は40%である。このように、表示領域121の表面に、左側面から右側面に向かって深くなるパターン122と、左側面から右側面に向かって浅くなるパターン123と、を設けることにより、照光装置100の表示領域121の輝度を均一化することができる。
ここで、図8は、バーの長さと電流値との関係の一例を示す図である。図8の例では、第1色は赤であり、第2色は白であり、表示対象の状態を示すバーは表示領域121における赤部分であり、バーの長さは表示領域121の長さに対する相対値である。本実施形態では、図8の例のように、表示領域121に表示するバーの長さごとに、光源13,14にそれぞれ供給する電流値(mA)が予め設定されている。
例えば、制御部3は、長さ0のバーを表示する場合、光源13に0(mA)の電流を供給し、光源14に20(mA)の電流を供給する。これにより、導光板12の右側面から導光板12の内部に白色の光が照射され、図8に示すように、表示領域121の全体が白く点灯する。すなわち、表示領域121に、長さ0のバーが表示される。
また、制御部3は、長さ1/2のバーを表示する場合、光源13に10(mA)の電流を供給し、光源14に10(mA)の電流を供給する。これにより、導光板12の左側面から導光板12の内部に赤色の光が照射され、導光板12の右側面から導光板12の内部に白色の光が照射され、図8に示すように、表示領域121の左半分が赤く点灯する。すなわち、表示領域121に、長さ1/2のバーが表示される。
また、制御部3は、長さ1のバーを表示する場合、光源13に20(mA)の電流を供給し、光源14に0(mA)の電流を供給する。これにより、導光板12の左側面から導光板12の内部に赤色の光が照射され、図8に示すように、表示領域121の全体が赤く点灯する。すなわち、表示領域121に、長さ1のバーが表示される。
このように、本実施形態に係る照光装置100は、制御部3が光源13,14に供給する電流を制御することにより、表示領域121に表示されるバーの長さを制御することができる。すなわち、本実施形態によれば、表示領域121に表示されるバーの長さを制御可能な照光装置100を提供できる。従来の照光装置では、直線状に並べられた複数の照光領域を、表示対象の状態に応じて順次点灯させることにより、表示対象の状態が段階的に表示された。これに対して、本実施形態に係る照光装置100によれば、表示対象の状態に応じてバーの長さを制御することにより、表示対象の状態をより正確に表示することができる。
また、表示領域121の表面に、左側面から右側面に向かって深くなるパターン122と、左側面から右側面に向かって浅くなるパターン123と、を設けることにより、表示領域121の輝度を均一化することができる。これにより、表示領域の中央部が暗くなり、バーの長さが不明確になることを抑制することができる。
なお、本実施形態において、表示領域121及びパターン122,123は、導光板12の背面に形成されてもよい。この場合、光源13,14から照射された光は、導光板12の背面に形成されたパターン122,123で拡散し、導光板12の表面から放射される。したがって、照光装置100は、反射板11を備えない構成も可能である。
また、パターン122,123を構成する凹部124は、表示領域121にランダムに配置されていてもよい。図9は、凹部124がランダムに配置された導光板12の一例を示す平面図である。図9の例では、同一のパターン122,123を構成する凹部124が、同一パターン(ドット、白抜き、塗りつぶし、細斜線、太斜線のいずれか)で表示されている。図9の例では、図3の例とは異なり、パターン122,123を構成する凹部124は、直線状に配置されておらず、等間隔にも配置されておらず、数も異なる。また、表示領域121に形成されたパターン122,123の数も異なる。このように、パターン122,123を構成する凹部124が表示領域121にランダムに配置された場合であっても、照光装置100は、上記と同様に、表示領域121に表示されるバーの長さを制御し、表示領域121の輝度を均一化することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る照光装置100について、図10〜図12を参照して説明する。本実施形態では、パターン122,123の他の例について説明する。
第2実施形態に係る照光装置100について、図10〜図12を参照して説明する。本実施形態では、パターン122,123の他の例について説明する。
図9は、導光板12の一例を示す平面図である。図9の照光装置100は、パターン122,123として、表示領域121の長さ方向に直線状に形成された凹部を備える。照光装置100の他の構成は、第1実施形態と同様である。
図9のパターン122,123は、導光板12の表面にレーザを照射することにより形成されてもよいし、金型成形により導光板12と一体に形成されてもよいし、導光板12の表面をプロッタで削ることにより形成されてもよい。
パターン122,123は、表示領域121の幅方向に配列される。図9の例では、パターン122,123は、幅方向に2つずつ交互に配列されている。しかしながら、パターン122,123の数及び順番は、任意に設計可能である。パターン122,123を交互に配列することにより、光源13,14から照射された光を均一に拡散し、表示領域121の輝度を均一化できる。
図11は、図10の導光板12のA−A線断面図である。図11に示すように、パターン122は、導光板12の左側面から右側面に向かって深くなる。パターン122は、図11の上図に示すように、階段状の凹部であってもよいし、図11の下図に示すように、スロープ状の凹部であってもよい。このように、パターン122を左側面から右側面に向かって深くなるように形成することにより、光源13からの光による表示領域121の輝度を均一化することができる。
図12は、図10の導光板12のB−B線断面図である。図12に示すように、パターン123は、導光板12の左側面から右側面に向かって浅くなる。パターン123は、図12の上図に示すように、階段状の凹部であってもよいし、図12の下図に示すように、スロープ状の凹部であってもよい。このように、パターン123を左側面から右側面に向かって浅くなるように形成することにより、光源13からの光による表示領域121の輝度を均一化することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る照光装置100について、図13及び図14を参照して説明する。本実施形態では、光源の他の配置について説明する。
第3実施形態に係る照光装置100について、図13及び図14を参照して説明する。本実施形態では、光源の他の配置について説明する。
図13は、本実施形態に係る導光板12の一例を示す平面図である。図13の照光装置100は、光源16(第3光源)と、光源17(第4光源)と、を更に備える。照光装置100の他の構成は、第1実施形態と同様である。
光源16は、導光板12の左側面(第1側面)から導光板12の内部に第2色の光を照射可能に設けられたLEDであり、導光板12の左側面の近傍に配置される。光源16は、第2色に発光可能な単色のLEDであってもよいし、第2色を含む複数の色に発光可能なマルチカラーLEDであってもよい。光源16は、導体線2Cにより制御部3に接続され、導体線2Cを介して制御部3から電流を供給される。
光源17は、導光板12の右側面(第2側面)から導光板12の内部に、第1色の光を照射可能に設けられたLEDであり、導光板12の右側面の近傍に配置される。光源17は、第1色に発光可能な単色のLEDであってもよいし、第1色を含む複数の色に発光可能なマルチカラーLEDであってもよい。光源17は、導体線2Dにより制御部3に接続され、導体線2Dを介して制御部3から電流を供給される。
なお、光源16は、マルチカラーLEDである場合、第1色に発光可能であってもよい。同様に、光源17は、マルチカラーLEDである場合、第2色に発光可能であってもよい。また、光源16,17として、それぞれ複数のLEDが設けられてもよい。
本実施形態において、制御部3は、例えば、長さ0のバーを表示する場合、光源14,16に10(mA)の電流を供給し、光源13,17に0(mA)の電流を供給する。これにより、導光板12の左側面及び右側面から導光板12の内部に白色の光が照射され、表示領域121の全体が白く点灯する。すなわち、表示領域121に、長さ0のバーが表示される。
また、制御部3は、長さ1のバーを表示する場合、光源13,17に10(mA)の電流を供給し、光源14,17に0(mA)の電流を供給する。これにより、導光板12の左側面及び右側面から導光板12の内部に赤色の光が照射され、表示領域121の全体が赤く点灯する。すなわち、表示領域121に、長さ1のバーが表示される。
このように、図13の照光装置100は、導光板12の内部に導光板12の両側から同一色の光を照射可能である。したがって、長さ0や長さ1のバーを、長い表示領域121に表示する場合であっても、表示領域121の輝度を均一化できる。
なお、図13の例では、光源13,14,16,17は、長さ方向の対向する位置に配置された光源の発光する色が、異なるように配置されている。すなわち、光源13,14が対向するように配置され、光源16,17が対向するように配置されている。このような配置により、長さ0又は長さ1のバーを表示する際に、表示領域121の輝度が上下方向に偏ることを抑制できる。しかしながら、本実施形態において、光源13,14,16,17を、長さ方向の対向する位置に配置された光源の発光する色が、同一となるように配置することも可能である。
図14は、本実施形態に係る導光板12の他の例を示す平面図である。図14の照光装置100は、光源18(第5光源)を更に備える。照光装置100の他の構成は、第1実施形態と同様である。
光源18は、導光板12の左側面(第1側面)と垂直な上側面(第3側面)から導光板12の内部に光を照射可能に設けられたLEDであり、導光板12の上側面の近傍に配置される。光源18が発光する色は任意に設計可能である。光源18は、第1色に発光可能であってもよいし、第2色に発光可能であってもよいし、第1色及び第2色とは異なる色に発光可能であってもよい。また、光源18は、単色のLEDであってもよいし、マルチカラーLEDであってもよい。光源18は、導体線2Eにより制御部3に接続され、導体線2Eを介して制御部3から電流を供給される。
図14の照光装置100は、光源18から導光板12に光を照射することにより、より複雑なバーの表示制御を行うことができる。例えば、光源18が第1色又は第2色で発光する場合、光源18からの照射により、光源13又は光源14からの照射を補助し、表示領域121の輝度をより均一化できる。また、光源18が第1色及び第2色以外の色で発光する場合、光源18からの照射により、表示領域121を3色に点灯させることができる。
なお、光源18として複数のLEDが設けられてもよい。また、光源18は、上側面と対向する下側面に光を照射可能なように、下側面の近傍に設けられてもよい。また、光源18は、上側面及び下側面の両方に設けられてもよい。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1:表示部
2:導体線
3:制御部
11:反射板
12:導光板
13,14,16〜18:光源
15:拡散シート
100:照光装置
121:表示領域
122,123:パターン
124:凹部
2:導体線
3:制御部
11:反射板
12:導光板
13,14,16〜18:光源
15:拡散シート
100:照光装置
121:表示領域
122,123:パターン
124:凹部
Claims (10)
- 導光板と、
前記導光板の第1側面から光を照射可能に設けられ、第1色に発光可能な第1光源と、
前記導光板の前記第1側面と対向する第2側面から光を照射可能に設けられ、前記第1色とは異なる第2色に発光可能な第2光源と、
を備え、
前記導光板は、一方の面に、
前記第1側面から前記第2側面に向かって深くなる第1パターンと、
前記第1側面から前記第2側面に向かって浅くなる第2パターンと、
を有する照光装置。 - 前記第1パターンは、前記第2側面の近くに配置されているほど深く形成された複数の凹部を含む
請求項1に記載の照光装置。 - 前記第2パターンは、前記第2側面の近くに配置されているほど浅く形成された複数の凹部を含む
請求項1又は請求項2に記載の照光装置。 - 前記第1パターンは、階段状又はスロープ状の凹部である
請求項1に記載の照光装置。 - 前記第2パターンは、階段状又はスロープ状の凹部である
請求項1又は請求項4に記載の照光装置。 - 前記導光板の前記第1側面から光を照射可能に設けられ、前記第2色に発光可能な第3光源と、
前記導光板の前記第2側面から光を照射可能に設けられ、前記第1色に発光可能な第4光源と、
を更に備える
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の照光装置。 - 前記導光板の前記第1側面と垂直な第3側面から光を照射可能に設けられた第5光源を更に備える
請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の照光装置。 - 前記導光板の表面の少なくとも一部を覆うように設けられた拡散シートを更に備える
請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の照光装置。 - 前記導光板の背面の少なくとも一部を覆うように設けられた反射板を更に備える
請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の照光装置。 - 前記第1光源及び前記第2光源に供給する電流を制御する制御部を更に備える
請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の照光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017145778A JP2019028170A (ja) | 2017-07-27 | 2017-07-27 | 照光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017145778A JP2019028170A (ja) | 2017-07-27 | 2017-07-27 | 照光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019028170A true JP2019028170A (ja) | 2019-02-21 |
Family
ID=65478198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017145778A Pending JP2019028170A (ja) | 2017-07-27 | 2017-07-27 | 照光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019028170A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6002079A (en) * | 1997-01-24 | 1999-12-14 | Shin; Haeng Chul | Luminous decorative device |
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US20090323356A1 (en) * | 2003-01-16 | 2009-12-31 | Simon Jerome H | Illuminating devices using small pt sources including leds |
-
2017
- 2017-07-27 JP JP2017145778A patent/JP2019028170A/ja active Pending
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