JP2019028068A - 情報抽出方法と装置及び物品検出装置 - Google Patents

情報抽出方法と装置及び物品検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、情報抽出方法和装置、物品検出装置を提供する。【解決手段】かかる情報抽出方法は、予め得られた位相変化量に基づいて受信信号に対して位相補償を行い、補償後の受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後のベースバンド信号を取得し、そのうち、位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセット、及び送信アンテナと受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み;及び、ベースバンド信号の位相から、該送信アンテナ及び受信アンテナと該ターゲット物品との2つの距離による第三オフセット、及び該第二オフセットを除去し、ターゲット物品による第四オフセットを確定することを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、通信技術分野に関し、特に、情報抽出方法と装置及び物品検出方法と装置に関する。
近年、公共の場での安全問題がますます重要視されている。例えば、制限器具、可燃性・爆発性の物などの危険物を如何に検出するかが重要な問題になっている。今のところ、危険物検出装置が、空港、電車の駅、地下鉄の駅、体育場などの人員密集場所に幅広く用いられている。危険物検出装置は、接触式及び非接触式の2種類に分けられている。接触式検出装置は、不審物(例えば、液体が入ったボトル)を検出装置に置いて検出する必要があり、非接触式検出装置は、不審物が検出装置までの所定の位置範囲に移動すれば、直ぐに検出処理を起動して、不審物が危険物であるかを判断することができる。
今のところ、非接触式検出装置に関して、よく用いられる検出方法の1つは、X線検出方法である。しかし、この方法は、通常、コストが高く、また、長期間使用すると、作業員の身体や健康に悪い影響を与える恐れもある。また、ターゲット物品に信号を送信して反射信号の強度に基づいて物品を検出する方法も幾つかある。しかし、物品の誘電率が近い時に、これらの方法は、混淆しやすい物品を区別することができない。
本発明の実施例は、情報抽出方法と装置を提供し、異なるターゲット物品表面の反射による位相変化量を抽出することができ、これにより、ターゲット物品と送受信ユニットとの距離の微小変化、及び伝送ケーブルの該位相変化量計算への影響を無くすことで、正確な位相変化量を得ることができる。
本発明の実施例は、物品検出方法と装置を提供し、ターゲット物品による位相変化量に基づいて物品を検出することで、誘電率が近いため正確な物品検出が行えない問題を解決し、検出の正確さを向上させることができ、また、このような非接触式検出方法で利便性を向上させ、検出時間を短縮することができると共に、検出コストを低減することもできる。
本発明の実施例の第一側面によれば、情報抽出装置が提供され、該装置は、信号ソース、送信アンテナ、受信アンテナ、伝送ケーブル及び処理ユニットを含み、そのうち、
該伝送ケーブルは、該信号ソースと該処理ユニットとの間の第一ケーブル、該信号ソースと該送信アンテナとの間の第二ケーブル、及び該受信アンテナと該処理ユニットとの間の第三ケーブルを含み、
該信号ソースは、送信アンテナにより、第一送信信号を送信し、該処理ユニットは、該受信アンテナにより、該第一送信信号がターゲット物品により反射された後の第一受信信号を受信し、そのうち、該第一受信信号と該第一送信信号の第一位相変化量は、該伝送ケーブルによる第一オフセット、該送信アンテナ及び該受信アンテナと該ターゲット物品との第二距離及び第三距離による第三オフセット、及び該ターゲット物品による第四オフセットを含み、
該処理ユニットは、予め得られた第二位相変化量に基づいて該第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の該第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、予め得られた該第二位相変化量は、該第一オフセット、及び該送信アンテナと該受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み、
該処理ユニットは、該第一ベースバンド信号の位相から該第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、該第四オフセットを確定する。
また、本発明の実施例の第二側面によれば、物品検出装置が提供され、そのうち、該装置は、信号ソース、送信アンテナ、受信アンテナ、伝送ケーブル、処理ユニット及び検出ユニットを含み、そのうち、
該伝送ケーブルは、該信号ソースと該処理ユニットとの間の第一ケーブル、該信号ソースと該送信アンテナとの間の第二ケーブル、及び該受信アンテナと該処理ユニットとの間の第三ケーブルを含み、
該信号ソースは、送信アンテナにより、第一送信信号を送信し、該処理ユニットは、該受信アンテナにより、該第一送信信号がターゲット物品により反射された後の第一受信信号を受信し、そのうち、該第一受信信号と該第一送信信号の第一位相変化量は、該伝送ケーブルによる第一オフセット、該送信アンテナ及び該受信アンテナと該ターゲット物品との第二距離及び第三距離による第三オフセット、及び該ターゲット物品による第四オフセットを含み、
該処理ユニットは、予め得られた第二位相変化量に基づいて該第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の該第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、予め得られた該第二位相変化量は、該第一オフセット、及び該送信アンテナと該受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み、
該処理ユニットは、該第一ベースバンド信号の位相から該第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、該第四オフセットを確定し、
該検出ユニットは、該ターゲット物品による該第四オフセットに基づいて該ターゲット物品の検出を行う。
また、本発明の実施例の第三側面によれば、情報抽出方法が提供され、該方法は、
信号ソースが送信アンテナにより第一送信信号を送信し、該第一送信信号がターゲット物品により反射された後に受信アンテナにより受信され、処理待ちの第一受信信号を取得し、そのうち、該第一受信信号と該第一送信信号の第一位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセット、該送信アンテナ及び該受信アンテナと該ターゲット物品との第二距離及び第三距離による第三オフセット、及び該ターゲット物品による第四オフセットを含み;
予め得られた第二位相変化量に基づいて該第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の該第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、該第二位相変化量は、該第一オフセット、及び該送信アンテナと該受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み;
該第一ベースバンド信号の位相から該第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、該第四オフセットを確定することを含む。
本発明の実施例の有益な効果は、次の通りであり、即ち、本実施例の情報抽出方法と装置により、予め得られた位相変化量に基づいて受信信号に対して位相補償を行い、補償後の受信信号に対して処理を行うことで、異なるターゲット物品表面の反射よる位相変化量を抽出することができ、これにより、ターゲット物品と送受信ユニットとの距離の微小変化、及び伝送ケーブルの該位相変化量計算への影響を無くすことで、正確な位相変化量を得ることができる。
また、本発明の実施例の有益な効果は、次の通りであり、即ち、本実施例の物品検出方法と装置により、ターゲット物品表面の反射よる反射信号と送信信号との位相変化量に基づいて物品検出を行うことで、誘電率が近いから正確な物品検出が行えない問題を解決し、検出の正確さを向上させることができ、また、このような非接触式検出方法で利便性を向上させ、検出時間を短縮することができると共に、検出コストを低減することもできる。
本実施例1における情報抽出装置の構成図である。 本実施例1における情報抽出装置の各部品の位置を示す図である。 本実施例1における情報抽出装置の各部品の位置を示す図である。 本実施例1において電力分割器を含む情報抽出装置の各部品の位置を示す図である。 本実施例1において電力分割器を含む情報抽出装置の各部品の位置を示す図である。 本実施例2における物品検出装置を示す図である。 本実施例2における物品検出装置の検出ユニットを示す図である。 本実施例3における情報抽出装置のハードウェア構成図である。 本実施例4における物品検出装置のハードウェア構成図である。 本実施例5における情報抽出方法のフローチャートである。 本実施例6における物品検出方法のフローチャートである。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明を実施するための好適な実施例を詳しく説明する。なお、本発明の実施例では、マイクロ波信号を送信することを例として説明を行うが、理解すべきは、本発明の実施例は、マイクロ波信号を送信することに限定されない。
本実施例1は、情報抽出装置を提供し、図1は、該情報抽出装置の構成図である。図1に示すように、装置100は、信号ソース(信号源)101、送信アンテナ102、受信アンテナ103、伝送ケーブル及び処理ユニット105を含み、そのうち、該伝送ケーブルは、該信号ソース101と該処理ユニット105との間の第一ケーブル1041、該信号ソース101と該送信アンテナ102との間の第二ケーブル1042、及び該受信アンテナ103と該処理ユニット105との間の第三ケーブル1043を含む。
そのうち、信号ソース101は、送信アンテナ102により、第一送信信号を送信し、該処理ユニット105は、該受信アンテナ103により、該第一送信信号がターゲット物品(検出待ち物品)により反射された後の第一受信信号を受信する。
そのうち、該第一受信信号と該第一送信信号の第一位相変化量は、該伝送ケーブルによる第一オフセット、該送信アンテナ102及び該受信アンテナ103と該ターゲット物品との第二距離及び第三距離(即ち、該送信アンテナ102と該ターゲット物品との第二距離、及び、該受信アンテナ103と該ターゲット物品との第三距離)による第三オフセット、及び該ターゲット物品による第四オフセットを含む。
該処理ユニット105は、予め得られた第二位相変化量に基づいて該第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の該第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、該第二位相変化量は、該第一オフセット、及び該送信アンテナ102と該受信アンテナ103との間の第一距離による第二オフセットを含む。
該処理ユニット105は、該第一ベースバンド信号の位相から該第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、該第四オフセットを確定する。
本実施例の上述の装置により、予め得られた位相変化量に基づいて受信信号に対して位相補償を行い、補償後の受信信号を処理することで、異なるターゲット物品表面の反射による位相変化量を抽出することができ、これにより、ターゲット物品と送受信ユニットとの距離の微小変化、及び伝送ケーブルの該位相変化量計算への影響を無くすことで、正確な位相変化量を得ることができる。
本実施例では、該信号ソース101は、送信信号を生成し、送信アンテナ102を経由して外部に送信することができ、そのうち、該送信信号の周期、振幅及び波形は、実際のニーズに応じて設定されても良く、例えば、ドップラー効果によりターゲット物品の情報を採集することができ、また、ドップラーレーダーが通常、比較的高いパルス周波数上でワーキングするので、物品検出を行う時に、物品情報の採集に便利のため、波形を余弦波に設定し、また、該送信信号の周波数を24.05GHz〜24.25GHzに設定しても良いが、本実施例は、これに限定されず、例えば、該送信信号の周波数は、Kaバンドである27GHz〜40GHzに設定されても良い。
また、該信号ソース101により生成された信号は、さらに、第一ケーブル1041を経由して該処理ユニット105に送信され、ローカル発振信号とされても良い。
本実施例では、該処理ユニット105は、信号処理機能を有するオシロスコープにより実現されても良く、該オシロスコープにより、送信信号又は受信信号の振幅が時間に伴って変化する波形曲線を観察することができ、また、受信信号及び送信信号の電圧、電流、周波数、位相などの情報を直接測定することもできる。なお、本実施例は、これに限定されない。
本実施例では、送信アンテナ102、受信アンテナ103及び伝送ケーブルは、従来技術における既存のアンテナ構造及びケーブル構造を採用することができ、ここでは、詳しい説明を省略する。
本実施例では、異なるターゲット物品の材質が異なるため、信号がターゲット物品により反射された後に、位相変化量(第四オフセットFと言)が生じ;送信アンテナ102とターゲット物品との間の第二距離D2、及び受信アンテナ103とターゲット物品との間の第三距離D3により、第一送信信号と第一受信信号との間に位相変化量(第三オフセットと言う)が生じるようにさせることができ;また、各部品を接続する伝送ケーブルも、第一送信信号と第一受信信号との間に位相変化量(第一オフセットと言う)を引き起こすことができる。
図2Aは、情報抽出装置100が該第四オフセットを得る時の各部品を示す図である。図2Aに示すように、信号ソース101は、2つの信号A及びBを出力し、そのうち、1つの信号Aは、第一ケーブル1041を経由して処理ユニット105に接続(入力)され、ローカル発振信号LO1とされ(公式(1)参照)、もう1つの信号Bは、第二ケーブル1042を経由して送信アンテナ102に接続(入力)され、そして、該信号T1(公式(2)参照)は、ターゲット物品に送信され、そのうち、該送信アンテナ102とターゲット物品との間の距離は、第二距離D2であり、受信アンテナ103とターゲット物品との間の距離は、第三距離D3であり、第二距離D2と第三距離D3は、同じであっても良く、異なっても良く、受信アンテナ103は、ターゲット物品により反射された信号を受信した後に、第三ケーブル1043を経由して処理ユニット105に伝播させる。これにより、該処理ユニット105は、第一受信信号R1(公式(3)参照)を取得する。
そのうち、φ0は、該第一送信信号の初期位相であり、φ1は、該第一ケーブルにより導入される位相オフセットであり、φ2は、該第二ケーブルにより導入される位相オフセットであり、φ3は、該第一ケーブルにより導入される位相オフセットであり、fは、該第一送信信号の周波数であり、λは、該第一送信信号の波長であり、Fは、ターゲット物体による位相オフセットであり、第四オフセットとも称され、2π(D2+D3)/λは、第二距離D2及び第三距離D3による位相オフセットである。
よって、本実施例では、受信した第一受信信号と第一送信信号の第一位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセットφ231、該送信アンテナ102及び該受信アンテナ103のそれぞれと該ターゲット物品との第二距離D2及び第三距離D3による第三オフセット2π(D2+D3)/λ、及び該ターゲット物品による第四オフセットFを含み、物品検出を行うために、Fの値を正確に抽出して異なる材質の物品を区別する必要がある。そのため、第一受信信号と第一送信信号の第一位相変化量から上述の第一オフセット及び上述の第三オフセットを除去してFを確定する必要がある。
以下、該第一オフセット及び該第三オフセットを如何に除去するかをそれぞれ説明する。
1)第一オフセットの除去
本実施例では、該第一受信信号に対して位相補償を行う方式で、該伝送ケーブルによる第一オフセットを除去することができる。
本実施例では、予め第一受信信号に対して補償を行うための位相(位相変化量)を得ることができる。該装置は、さらに次のようなものを含んでも良い。
取得ユニット(図示せず;オプション):第二位相変化量を得るために用いられる。
そのうち、信号ソース101は、送信アンテナ102により第二送信信号を送信し、取得ユニットは、受信アンテナ103により第二受信信号を取得し、取得ユニットは、第二受信信号及び第二送信信号に基づいて、該第二受信信号と該第二送信信号の第二位相変化量を取得する。
そのうち、該取得ユニットは、次のようなものを含んでも良い。
処理モジュール(図示せず):該第二送信信号と該第二受信信号に対して周波数混合処理を行い、対応する第二ベースバンド信号を取得し;
確定モジュール(図示せず):該第二ベースバンド信号に基づいて該第二ベースバンド信号の位相を確定し、該第二ベースバンド信号の位相を該第二位相変化量と確定する。
図2Bは、該情報抽出装置100が該第二位相変化量を取得する時の各部品の位置を示す図である。図2Bに示すように、図2Aとの相違点は、ターゲット物品を設置せず、送信アンテナ102及び受信アンテナ103が第一距離D1を隔てて対面するように設置することにあり、信号ソース101の1つの信号Aは、第一ケーブルを経由して処理ユニット105に入力され、ローカル発振信号LO2(公式(4)参照)とされ、信号ソース101のもう1つの信号Bは、第二ケーブルを経由して送信アンテナ102に入力され、そして、該信号T2(公式(5))は、受信アンテナ103に送信(入力)され、そのうち、該送信アンテナ102と受信アンテナ103との間の距離は、第一距離D1であり、そのうち、第一距離D1は、第二距離D2及び第三距離D3と同じであっても良く、異なっても良く、受信アンテナ103は、信号を受信した後に、第三ケーブル1043を経由して処理ユニット105に伝播させる。これにより、該処理ユニット105は、第二受信信号R2(公式(6)参照)を取得することができる。
そのうち、φ0′は、該第二送信信号の初期位相であり、2π(2D1)/λは、第一距離D1による位相オフセット(第二オフセット)であり、また、各部品の接続関係が変わらないため、各伝送ケーブルによる位相オフセットφ1、φ2、φ3は、変わらない。
該処理モジュールは、周波数混合処理を行った後に、対応する第二ベースバンド信号B2を、次の公式(7)に示すように取得することができる。
(7)
該確定モジュールは、公式(7)に基づいて、該第二ベースバンド信号の位相(φoffset=φ2+φ31-2π(2D1)/λ)を確定し、該位相φoffsetを第二位相変化量と確定することができ、それは、伝送ケーブルによる第一オフセットφ2+φ31、及び該送信アンテナ102と該受信アンテナ103との間の第一距離D1による第二オフセット2π(2D1)/λを含む。
そのうち、該処理ユニット105は、予め得られた第二位相変化量φoffsetに基づいて該第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の該第一受信信号とローカル発振信号LO1とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号B1(公式(8)参照)を取得することができる。
このように、位相校正後の第一ベースバンド信号の位相には、該第一オフセットが含まれないが、第三オフセットが依然として含まれており、また、新しい第二オフセットも導入されている。
本実施例の上述の装置により、予め得られた第二位相変化量に基づいて第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の第一受信信号に対して処理を行うことで、伝送ケーブルの該位相変化量計算への影響を無くすことができる。
2)第二オフセット及び第三オフセットの除去
第一オフセット除去時に、新しい第二オフセットが導入されているため、該処理ユニット105は、該第一ベースバンド信号の位相から該第二オフセット及び第三オフセットを除去する必要があり、これにより、該第四オフセットを確定する。
そのうち、予めD1、D2、D3の値を測定し、公式(8)に代入して-2π(D2+D3-2D1)/λを除去することで、Fを得ることができ、或いは、他の方法を採用して該距離による位相オフセットを除去しても良く、例えば、信号ソースが周波数の異なる2つの信号を再び送信し、位相補償後の受信信号をそれぞれ取得し、受信信号と送信信号とに対して周波数混合を行った後に、補償後の2つのベースバンド信号を取得し、そして、公式(9)の方法で該第四オフセットFを確定することで、該第二オフセット及び第三オフセットを除去することができる。
公式(9)では、φ1及びφ2は、2つのベースバンド信号の位相であり、λ1及びλ2は、2つの送信信号の波長であり、k1及びk2は、所定の係数である。
本実施例では、k1及びk2は、ともに、整数であり、区分線形関係を呈し(有し)、k1とk2との間の関係は、距離D2+D3-2D1、及び、φ1とφ2との関係に関連する。
そのうち、φ12>0の時に、k1=k2+m-1であり、φ12<0の時に、k1=k2+mであり、該mは、距離の調整係数であり、且つ該距離D2+D3-2D1、及び、該距離D2+D3-2D1に関連する若干個の段階的に変化する区間範囲に基づいて、該mの値を確定し、mの値は、正整数である。
本実施例では、mの値を確定する時に、上述の距離D2+D3-2D1を正確に測定できない場合もあることを考慮して、次のような公式を得ることができる。
よって、距離に関連する所定の区間範囲を用いて該mの値を確定し、該区間範囲は、所定のステップ長さに従って段階的に変化し、該ステップ長さは、c/(f2-f1)であり、そのうち、cは、光速である。例えば、該段階的に変化する区間範囲は、
(外1)

と表することができ、そのうち、mは、調整係数であり、その値は、正整数である。
以下、例を挙げて、如何に該距離D2+D3-2D1、及び、該距離に関連する若干個の段階的に変化する所定の区間範囲に基づいて該mの値を確定するかについて説明する。例えば、大体の距離D2+D3-2D1を測定し、且つ該ステップ長さc/(f2-f1)を算出した後に、距離D2+D3-2D1が上述のどの区間範囲にあるかを確定することで、mの値を確定することができ、例えば、距離D2+D3-2D1が
(外2)

の範囲にある場合、m=1と確定することができ、D2+D3-2D1が
(外3)

の範囲にある場合、m=3と確定することができる。なお、これは、一例に過ぎず、本発明は、これに限定されない。
一実施方式では、測定された距離D2+D3-2D1が
(外4)

の範囲にあり、m=1であり、φ12>0のときに、k1=k2+1-1=kであり、この場合、公式(9)は、次のような公式(10)に簡略化することができる。
また、φ12<0のときに、k1=k2+1であり、この場合、公式(9)は、次のような公式(11)、即ち、
に簡略化することができる。そのうち、kは、整数である。
以上、D2+D3-2D1が
(外5)

の範囲にあるときのみに、公式(9)を公式(10)、(11)を簡略化する例に基づいて、如何にFの値を計算するかについて説明したが、D2+D3-2D1が他の範囲にある場合も、公式(9)に基づいて簡略化することができる。なお、簡略化する方法は、公式(10)、(11)と同様であるので、ここでは、詳しい説明を説明する。
本実施例では、図2A及び図2Bに示すように、該信号ソース101は、送信アンテナ102及び処理ユニット105にそれぞれ接続され、2つの信号A、Bを出力する。精度を向上させるために、該信号ソース101の内部に較正ユニット(図示せず)が設置されても良く、該較正ユニットは、該2つの信号に対して信号較正を行うことで、2つの信号を同期させることができる。
本実施例では、信号ソース101の内部に較正ユニットを設置する以外に、信号伝送路に電力分割器を設置しても良く、該電力分割器は、信号ソース101が出力した信号を2つの同じ信号に分けることができる。
図3A及び図3Bは、本実施例において電力分割器が設置されている情報抽出装置100の各部品の位置を示す図である。図3A及び図3Bに示すように、該装置100は、さらに、電力分割器106を含む。
そのうち、該信号ソース101は、該電力分割器106により、該送信アンテナ102に該第二送信信号及び/又は該第一送信信号を提供し、また、該電力分割器106により、該処理ユニット105に該ローカル発振信号を提供する。
図3A及び図3Bに示すように、そのうち、該第一ケーブル1041は、該信号ソース101と該電力分割器106との間の第四ケーブル10411、及び、該電力分割器106と該処理ユニット105との間の第五ケーブル10412を含み、該第二ケーブル1042は、該信号ソース101と該電力分割器106との間の第四ケーブル10411、及び、該電力分割器106と該送信アンテナ102との間の第六ケーブル10421を含む。
本実施例の上述の装置により、予め得られた位相変化量に基づいて受信信号に対して位相補償を行い、補償後の受信信号に対して処理を行うことで、異なるターゲット物品表面の反射による位相変化量を抽出することができ、これにより、ターゲット物品と送受信ユニットとの距離の微小変化、及び伝送ケーブルの該位相変化量計算への影響を無くすことで、正確な位相変化量を得ることができる。
本実施例2は、物品検出装置を提供し、図4は、該物品検出装置の構成図である。図4に示すように、装置400は、実施例1に記載の情報抽出装置100を含み、それは、第四オフセットを確定するために用いられ、さらに検出ユニット401を含み、それは、該第四オフセットに基づいて該ターゲット物品の検出を行うために用いられる。
上述の実施例により、ターゲット物品表面の反射による反射信号と送信信号の位相変化量に基づいて物品検出を行うことで、誘電率が近いため正確な物品検出が行えない問題を解決し、検出の正確さを向上させることができ、また、このような非接触式検出方法で、利便性を改善し、検出時間を短縮することができると共に、検出コストを低減することができる。
本実施例では、情報抽出装置100の具体的な実施方式は、実施例1を参照することができるから、ここでは、詳しい説明を省略する。
本実施例では、該送信信号がターゲット物品の表面により反射された後に、位相変化量F(第四オフセット)が生じ、また、異なる材質の物品により異なるFの値を引き起こすことができるので、検出ユニット401は、Fの値を用いて異なる材質の物品を区分することができる。
一実施方式では、検出ユニット401は、予め保存された参考位相変化量と物品との対応関係、及び、該情報抽出装置100により得られたFに基づいて、Fに対応する物品を検出することができる。
本実施例では、装置400は、さらに訓練(トレーニング)ユニット(図示せず;オプション)を含み、それは、予め異なる物品についてテストを行うことができ、情報抽出装置100は、異なる物品のFの訓練データを取得し、従来の機械学習方法を用いて予め異なる物品のFの訓練データに対して訓練を行い、テストに参与する各物品に対応する参考位相変化量(例えば、各種類の物品に対してのテストにより得られた最小位相変化量と最大位相変化量との間の数値範囲を、該種類の物品に対応する参考位相変化量とする)を取得し、これにより、参考位相変化量と物品との対応関係を得ることができる。実際に検出する時に、検出待ちのターゲット物品がどのようなものであるかが分からないが、情報抽出装置100により得られたF、及び、該対応関係に基づいて、ターゲット物品を確定することができる。
本実施例では、上述の実施例1によれば、距離D2+D3-2D1が異なる区間範囲にあり、且つφ1とφ2の大小関係が異なる時に、k1とk2との間の関係が異なり、得られたFの値も異なる。よって、該訓練ユニットは、さらに、D2+D3-2D1を変えることで、テストにより異なる距離下での異なる物品の位相変化量の訓練データを取得し、これにより、参考位相変化量と物品との対応関係をより細かくすることができる。即ち、距離に関連する、段階的に変化する、異なる区間範囲に対応して、参考位相変化量は、少なくとも1組の位相変化量の数値範囲を含み、組の数は、区間範囲の数と同じであり、また、φ1とφ2の異なる大小関係に対応して、各組の位相変化量の数値範囲は、第一数値範囲及び第二数値範囲を含み、同一距離下では、異なる物品の第一数値範囲が重複(overlap)せず、第二数値範囲も重複しない。
検出ユニット401は、Fが上述の数値範囲にあると検出した時に、該ターゲット物品が該参考位相変化量に対応する物品であると確定することができる。
例えば、上述の実施例1によれば、所定の区間範囲は、
(外6)

であり、mは、調整係数であり、その値は、正整数である。各区間範囲は、1組の位相変化量の数値範囲に対応し、例えば、
(外7)

は、第一組位相変化量の数値範囲に対応し、
(外8)

は、第二組位相変化量の数値範囲に対応し、…、
(外9)

は、第m組位相変化量の数値範囲に対応し、各位相変化量の数値範囲は、第一数値範囲及び第二数値範囲を含み、それぞれは、φ12>0及びφ12<0のケースに対応する。
図5は、検出ユニット401の一実施方式を示す図である。図5に示すように、検出ユニット401は、決定ユニット501及び確定ユニット502を含む。
決定ユニット501は、該距離D2+D3-2D1、及び、距離に関連する若干個の段階的に変化する区間範囲に基づいて確定された調整係数mに基づいて、該少なくとも1組の位相変化量の数値範囲のうちの1組の位相変化量の数値範囲を決定する。
本実施例では、物品検出を行う時に、該距離D2+D3-2D1を測定し、また、該ステップ長さc/(f2-f1)を計算し(或いは、検出する前に、予め距離D2+D3-2D1及び和ステップ長さを記憶しても良い)、これにより、mを確定することができる。そのうち、mを確定する具体的な実施方式は、実施例1と同じであるため、ここでは、詳しい説明を省略する。mに基づいて、少なくとも1組の位相変化量の数値範囲のうちから、第m組の位相変化量の数値範囲を確定することができる。
確定ユニット502は、φ12>0であり、且つ該Fが該1組の位相変化量の第一数値範囲にあると検出したときに、或いは、φ12<0であり、且つ該Fが該1組の位相変化量の第二数値範囲にあると検出したときに、該ターゲット物品が該参考位相変化量に対応する物品であると確定する。
本実施例では、異なる物品の第一数値範囲と第二数値範囲とは異なり、該第一数値範囲及び第二数値範囲は、予め訓練データに対して処理を行うことで確定されたものであり、確定ユニット502は、情報抽出装置100により得られたFの値と、異なる第一数値範囲及び第二数値範囲とを比較することで、Fの値がどの物品に対応する数値範囲にあるかを判断し、これにより、物品を検出することができる。そのうち、φ1及びφ2の計算方式は、実施例1を参照することができるので、ここでは、詳しい説明を省略する。
以下、実例を挙げて如何に物品検出を行うかを説明する。例えば、検出待ちの物品は、トータルで物品1及び物品2があり、予め保存された参考位相変化量と物品との対応関係は、表1に示す通りである。
なお、表1に示されているのは、該参考位相変化量と物品との対応関係の一例に過ぎず、本実施例は、これに限定されない。
実際に検出する時に、距離D2+D3-2D1を計算し、また、ステップ長さc/(f2-f1)を計算し、例えば、D2+D3-2D1=30cmであり、ステップ長さ=10cmである。情報抽出装置100は、F=56を得ることができる(例えば、実施例1に記載の方法でFを計算することができる)。検出ユニット401は、ターゲット物品及び該ステップ長さに基づいて、mの値が3であると確定し、そして、表1から、第3組であると確定することができる。検出ユニット401は、φ1とφ2の大小関係に基づいて、数値範囲を確定し、例えば、φ12>0のときに、第一数値範囲を確定し、F=56が範囲(50,60]にあるため、該ターゲット物品が物品2であると確定することができだ、また、φ12<0のときに、第二数値範囲を確定し、F=56が範囲(50,70]にあるため、該ターゲット物品が物品1であると確定することができる。
上述の実施例により、ターゲット物品表面の反射による反射信号と送信信号の位相変化量に基づいて物品検出を行うことで、誘電率が近いから正確な物品検出が行えない問題を解決し、検出の正確さを向上させることができ、また、このような非接触式検出方法で、利便性を向上させ、検出時間を短縮することができると共に、検出コストを低減することもできる。
本実施例3は、さらに、情報抽出装置を提供し、図6は、本発明の実施例による情報抽出装置のハードウェア構成図である。図6に示すように、装置600は、インターフェース(図示せず)、中央処理装置(CPU)620、記憶器610及び送受信器640を含み、記憶器610は、中央処理装置620に接続される。そのうち、記憶器610は、各種のデータを記憶し、また、情報抽出用プログラムをさらに記憶し、且つ中央処理装置620の制御下で該プログラムを実行し、また、各種の所定の値及び所定の条件などを記憶することができる。
一実施方式では、情報抽出装置600の機能は、中央処理装置620に統合することができる。そのうち、中央処理装置620は、次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、
信号ソースが送信アンテナにより第一送信信号を送信し、該第一送信信号がターゲット物品により反射された後に受信アンテナにより受信され、処理待ちの第一受信信号を取得し、そのうち、該第一受信信号と該第一送信信号の第一位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセット、該送信アンテナ及び該受信アンテナのそれぞれと該ターゲット物品との第二距離及び第三距離による第三オフセット、及び該ターゲット物品による第四オフセットを含み;
予め得られた第二位相変化量に基づいて該第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の該第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、該第二位相変化量は、該第一オフセット、及び該送信アンテナと該受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み;
該第一ベースバンド信号の位相から該第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、該第四オフセットを確定する。
そのうち、中央処理装置620は、さらに次のような制御を行うように構成され、即ち、該信号ソースは、該送信アンテナにより第二送信信号を送信し、該受信アンテナにより第二受信信号を受信し、該第二受信信号及び該第二送信信号に基づいて、該第二受信信号と該第二送信信号の該第二位相変化量を確定する。
そのうち、中央処理装置620は、さらに次のような制御を行うように構成され、即ち、該第二送信信号と該第二受信信号とに対して周波数混合処理を行い、対応する第二ベースバンド信号を取得し、該第二ベースバンド信号に基づいて該第二ベースバンド信号の位相を確定し、該第二ベースバンド信号の位相を該第二位相変化量と確定する。
中央処理装置620の具体的な実施方式については、実施例1を参照することができ、ここでは、詳しい説明を省略する。
他の実施方式では、上述の情報抽出装置600を、中央処理装置620に接続されるチップ(図示せず)に構成し、中央処理装置620の制御下で情報抽出装置600の機能を実現しても良い。
なお、装置600は、必ずしも図6に示す全ての部品を含む必要がない。また、該装置600は、さらに、図6に無いものを含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
実施例の上述の装置により、予め得られた位相変化量に基づいて受信信号に対して位相補償を行い、補償後の受信信号を処理することで、異なるターゲット物品表面の反射による位相変化量を抽出することができ、これにより、ターゲット物品と送受信ユニットとの距離の微小変化、及び伝送ケーブルの該位相変化量計算への影響を無くすことで、正確な位相変化量を得ることができる。
本実施例4は、さらに、物品検出装置を提供し、図7は、本発明の実施例による物品検出装置のハードウェア構成図である。図7に示すように、装置700は、インターフェース(図示せず)、中央処理装置(CPU)720、記憶器710及び送受信器740を含み、記憶器710は、中央処理装置720に接続される。そのうち、記憶器710は、各種のデータを記憶することができ、また、物品検出用プログラムをさらに記憶することができ、且つ中央処理装置720の制御下で該プログラムを実行し、また、各種の所定の値及び対応する関係などを記憶することができる。
一実施方式では、物品検出装置700の機能は、中央処理装置720に統合することができる。そのうち、中央処理装置720は、次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、
信号ソースが送信アンテナにより第一送信信号を送信し、該第一送信信号がターゲット物品により反射された後に受信アンテナにより受信され、処理待ちの第一受信信号を取得し、そのうち、該第一受信信号と該第一送信信号の第一位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセット、該送信アンテナ及び該受信アンテナのそれぞれと該ターゲット物品との第二距離及び第三距離による第三オフセット、及び該ターゲット物品による第四オフセットを含み;
予め得られた第二位相変化量に基づいて該第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の該第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、該第二位相変化量は、該第一オフセット、及び該送信アンテナと該受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み;
該第一ベースバンド信号の位相から該第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、該第四オフセットFを確定し、該Fに基づいて該ターゲット物品の検出を行う。
そのうち、中央処理装置720は、さらに次のように構成されても良く、該位相変化量Fが該数値範囲内にあると検出した時に、該ターゲット物品が該参考位相変化量に対応する物品であると確定する。
中央処理装置720の具体的な実施方式は、実施例2を参照することができ、ここでは、重複説明を省略する。
他の実施方式では、上述の物品検出装置700を、中央処理装置720に接続されるチップ(図示せず)に構成し、中央処理装置720の制御下で物品検出装置700の機能を実現しても良い。
なお、装置700は、必ずしも図7に示す全ての部品を含む必要がない。また、該装置700は、さらに、図7に無いものを含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
上述の実施例により、ターゲット物品表面の反射による反射信号と送信信号の位相変化量に基づいて物品検出を行うことで、誘電率が近いため正確な物品検出が行えない問題を解決し、検出の正確さを向上させることができ、また、このような非接触式検出方法で、利便性を向上させ、検出時間を短縮することができると共に、検出コストを低減することもできる。
本発明の実施例5は、情報抽出方法を提供し、該方法が問題を解決する原理は、実施例1の装置と同様であるため、その具体的な実施は、実施例1の装置の実施を参照することができ、内容が同じである重複説明は、省略される。
図8は、本実施例による情報抽出方法の一実施方式のフローチャートである。図8に示すように、該方法は、次のようなステップを含み、即ち、
ステップ801:信号ソースが送信アンテナにより第一送信信号を送信し、該第一送信信号がターゲット物品により反射された後に受信アンテナにより受信され、処理待ちの第一受信信号を取得し、そのうち、該第一受信信号と該第一送信信号の第一位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセット、該送信アンテナ及び該受信アンテナのそれぞれと該ターゲット物品との第二距離及び第三距離による第三オフセット、及び該ターゲット物品による第四オフセットを含み;
ステップ802:予め得られた第二位相変化量に基づいて、該第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の該第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、該第二位相変化量は、該第一オフセット、及び該送信アンテナと該受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み;
ステップ803:該第一ベースバンド信号の位相から該第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、該第四オフセットを確定する。
本実施例では、ステップ801〜803の具体的な実施方式は、実施例1における情報抽出装置100を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、該方法は、さらに、該第二位相変化量を得るステップ(図示せず)を含む。
具体的には、該信号ソースは、該送信アンテナにより第二送信信号を送信し、該受信アンテナにより第二受信信号を取得し、該第二受信信号及び該第二送信信号に基づいて、該第二受信信号と該第二送信信号の該第二位相変化量を確定する。
本実施例では、該第二送信信号と該第二受信信号とに対して周波数混合処理を行い、対応する第二ベースバンド信号を取得し、該第二ベースバンド信号に基づいて、該第二ベースバンド信号の位相を確定し、該第二ベースバンド信号の位相を該第二位相変化量と確定することができる。
その具体的な実施方式は、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例の上述の方法により、予め得られた位相変化量に基づいて受信信号に対して位相補償を行い、補償後の第一受信信号に対して処理を行うことで、異なるターゲット物品表面の反射による位相変化量を抽出することができ、これにより、ターゲット物品と送受信ユニットとの距離の微小変化、及び伝送ケーブルの該位相変化量計算への影響を無くすことで、正確な位相変化量を得ることができる。
本発明の実施例6は、物品検出方法を提供し、該方法が問題を解決する原理は、実施例2の装置と同様であるため、その具体的な実施は、実施例2の装置の実施を参照することができ、内容が同じである重複説明は、省略される。
図9は、本実施例による物品検出方法の一実施方式のフローチャートである。図9に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ901:信号ソースが送信アンテナにより第一送信信号を送信し、該第一送信信号がターゲット物品により反射された後に受信アンテナにより受信され、処理待ちの第一受信信号を取得し、そのうち、該第一受信信号と該第一送信信号の第一位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセット、該送信アンテナ及び該受信アンテナのそれぞれと該ターゲット物品との第二距離及び第三距離による第三オフセット、及び該ターゲット物品による第四オフセットを含み;
ステップ902:予め得られた第二位相変化量に基づいて該第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の該第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、該第二位相変化量は、該第一オフセット、及び該送信アンテナと該受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み;
ステップ903:該第一ベースバンド信号の位相から該第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、第四オフセットを確定し;
ステップ904:該第四オフセットに基づいて該ターゲット物品の検出を行う。
本実施例では、ステップ901〜904の具体的な実施方式は、実施例2における物品検出装置400を参照することができ、ここでは、詳しい説明を省略する。
ステップ904では、予め保存された参考位相変化量と物品との対応関係、及び該第四オフセットに基づいて、該第四オフセット(前述の位相変化量F)に対応するターゲット物品を確定することができる。
そのうち、該参考位相変化量は、少なくとも1組の位相変化量の数値範囲を含み、各組の位相変化量の数値範囲は、第一数値範囲及び第二数値範囲を含み、該Fが該数値範囲内にあると検出した時に、該ターゲット物品が該参考位相変化量に対応する物品であると確定するあ。
上述の実施例により、ターゲット物品表面の反射による反射信号と送信信号との位相変化量に基づいて物品検出を行うことで、誘電率が近いから正確な物品検出が行えない問題を解決し、検出の正確さを向上させることができ、また、このような非接触式検出方法で、利便性を改善し、検出時間を短縮することができるとともに、検出コストを低減することもできる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、情報抽出装置中で該プログラムを実行する時に、該プログラムは、コンピュータに、該情報抽出装置中で実施例5における情報抽出方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、該コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、情報抽出装置中で実施例5における情報抽出方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、物品検出装置中で該プログラムを実行する時に、該プログラムは、コンピュータに、該物品検出装置中で実施例6における物品検出方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、該コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、物品検出装置中で実施例6における物品検出方法を実行させる。
また、本発明の実施例による装置、方法などは、ソフトウェアにより実現されても良く、ハードェアにより実現されてもよく、ハードェア及びソフトウェアの組み合わせにより実現されても良い。また、本発明は、このようなコンピュータ可読プログラムにも関し、即ち、前記プログラムは、ロジック部品により実行される時に、前記ロジック部品に、上述の装置又は構成要素を実現させることができ、又は、前記ロジック部品に、上述の方法又はそのステップを実現させることができる。さらに、本発明は、上述のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、フレッシュメモリなどにも関する。
また、以上の実施例などに関し、さらに次のような付記を開示する。
(付記1)
情報抽出装置であって、前記装置は、信号ソース、送信アンテナ、受信アンテナ、伝送ケーブル及び処理ユニットを含み、そのうち、前記伝送ケーブルは、前記信号ソースと前記処理ユニットとの間の第一ケーブル、前記信号ソースと前記送信アンテナとの間の第二ケーブル、及び前記受信アンテナと前記処理ユニットとの間の第三ケーブルを含み、
前記信号ソースは、送信アンテナにより第一送信信号を送信し、前記処理ユニットは、前記受信アンテナにより、前記第一送信信号がターゲット物品により反射された後の第一受信信号を受信し、
そのうち、前記第一受信信号と前記第一送信信号の第一位相変化量は、前記伝送ケーブルによる第一オフセット、前記送信アンテナ及び前記受信アンテナのそれぞれと前記ターゲット物品との第二距離及び第三距離による第三オフセット、及び前記ターゲット物品による第四オフセットを含み、
前記処理ユニットは、予め得られた第二位相変化量に基づいて、前記第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の前記第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、予め得られた前記第二位相変化量は、前記第一オフセット、及び前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み、
前記処理ユニットは、前記第一ベースバンド信号の位相から前記第二オフセット及び前記第三オフセットを除去し、前記第四オフセットを確定する、装置。
(付記2)
付記1に記載の装置であって、さらに、
前記第二位相変化量を得るための取得ユニットを含み、
そのうち、前記信号ソースは、前記送信アンテナにより、第二送信信号を送信し、前記取得ユニットは、前記受信アンテナにより、第二受信信号を取得し、前記第二受信信号及び前記第二送信信号に基づいて、前記第二受信信号と前記第二送信信号の前記第二位相変化量を確定する、装置。
(付記3)
付記2に記載の装置であって、
前記取得ユニットは、
前記第二送信信号と前記第二受信信号とに対して周波数混合処理を行い、対応する第二ベースバンド信号を得るための処理モジュール;及び
前記第二ベースバンド信号に基づいて前記第二ベースバンド信号の位相を確定し、前記第二ベースバンド信号の位相を前記第二位相変化量と確定するための確定モジュールを含む、装置。
(付記4)
付記1又は2に記載の装置であって、
前記装置は、さらに、電力分割器を含み、
そのうち、前記信号ソースは、前記電力分割器により、前記送信アンテナに前記第一送信信号及び/又は前記第二送信信号を提供し、また、前記電力分割器により、前記処理ユニットに前記ローカル発振信号を提供する、装置。
(付記5)
付記4に記載の装置であって、
前記第一ケーブルは、前記信号ソースと前記電力分割器との間の第四ケーブル、及び前記電力分割器と前記処理ユニットとの間の第五ケーブルを含み、前記第二ケーブルは、前記信号ソースと前記電力分割器との間の第四ケーブル、及び前記電力分割器と前記送信アンテナとの間の第六ケーブルを含む、装置。
(付記6)
物品検出装置であって、前記装置は、信号ソース、送信アンテナ、受信アンテナ、伝送ケーブル、処理ユニット及び検出ユニットを含み、そのうち、前記伝送ケーブルは、前記信号ソースと前記処理ユニットとの間の第一ケーブル、前記信号ソースと前記送信アンテナとの間の第二ケーブル、前記受信アンテナと前記処理ユニットとの間の第三ケーブルを含み、
前記信号ソースは、送信アンテナにより第一送信信号を送信し、前記処理ユニットは、前記受信アンテナにより、前記第一送信信号がターゲット物品により反射された後の第一受信信号を受信し、
そのうち、前記第一受信信号と前記第一送信信号の第一位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセット、前記送信アンテナ及び前記受信アンテナのそれぞれと前記ターゲット物品との第二距離及び第三距離による第三オフセット、及び前記ターゲット物品による第四オフセットを含み、
前記処理ユニットは、予め得られた第二位相変化量に基づいて、前記第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の前記第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、予め得られた前記第二位相変化量は、前記第一オフセット、及び前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み、
前記処理ユニットは、前記第一ベースバンド信号の位相から前記第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、前記第四オフセットを確定し、
前記検出ユニットは、前記ターゲット物品による前記第四オフセットに基づいて、前記ターゲット物品の検出を行う、装置。
(付記7)
付記6に記載の装置であって、
前記検出ユニットは、予め保存された参考位相変化量と物品との対応関係、及び前記処理ユニットにより得られた前記第四オフセットに基づいて、前記第四オフセットに対応する物品を検出する、装置。
(付記8)
情報抽出方法であって、
信号ソースが、送信アンテナにより第一送信信号を送信し、該第一送信信号がターゲット物品により反射された後に受信アンテナにより受信され、処理待ちの第一受信信号を取得し、そのうち、前記第一受信信号と前記第一送信信号の第一位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセット、前記送信アンテナ及び前記受信アンテナのそれぞれと前記ターゲット物品との第二距離及び第三距離による第三オフセット、及び前記ターゲット物品による第四オフセットを含み、
予め得られた第二位相変化量に基づいて、前記第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の前記第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、そのうち、前記第二位相変化量は、前記第一オフセット、及び前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み、
前記第一ベースバンド信号の位相から前記第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、前記第四オフセットを確定する、方法。
(付記9)
付記8に記載の方法であって、さらに、
前記第二位相変化量を取得し、それは、
前記信号ソースが前記送信アンテナにより第二送信信号を送信し、前記受信アンテナにより第二受信信号を取得し、前記第二受信信号及び前記第二送信信号に基づいて、前記第二受信信号と前記第二送信信号の前記第二位相変化量を得ることを含む、方法。
(付記10)
付記9に記載の方法であって、
前記第二受信信号及び前記第二送信信号に基づいて、前記第二受信信号と前記第二送信信号の前記第二位相変化量を得ることは、
前記第二送信信号と前記第二受信信号とに対して周波数混合処理を行い、対応する第二ベースバンド信号を取得し、前記第二ベースバンド信号に基づいて、前記第二ベースバンド信号の位相を確定し、前記第二ベースバンド信号の位相を前記第二位相変化量と確定することを含む、方法。
(付記11)
付記8に記載の方法であて、
前記信号ソースは、電力分割器により、前記送信アンテナに前記第一送信信号及び/又は前記第二送信信号を提供し、また、前記電力分割器により、前記ローカル発振信号を提供する、方法。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (10)

  1. 信号ソース、送信アンテナ、受信アンテナ、伝送ケーブル及び処理ユニットを含む情報抽出装置であって、
    前記伝送ケーブルは、前記信号ソースと前記処理ユニットとの間の第一ケーブル、前記信号ソースと前記送信アンテナとの間の第二ケーブル、及び前記受信アンテナと前記処理ユニットとの間の第三ケーブルを含み、
    前記信号ソースは、送信アンテナにより第一送信信号を送信し、前記処理ユニットは、前記受信アンテナにより、前記第一送信信号がターゲット物品により反射された後の第一受信信号を受信し、前記第一受信信号と前記第一送信信号の第一位相変化量は、前記伝送ケーブルによる第一オフセット、前記送信アンテナと前記ターゲット物品との第二距離及び前記受信アンテナと前記ターゲット物品との第三距離による第三オフセット、及び前記ターゲット物品による第四オフセットを含み、
    前記処理ユニットは、予め得られた第二位相変化量に基づいて、前記第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の前記第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、予め得られた前記第二位相変化量は、前記第一オフセット、及び前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み、
    前記処理ユニットは、前記第一ベースバンド信号の位相から前記第二オフセット及び前記第三オフセットを除去し、前記第四オフセットを確定する、装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記第二位相変化量を得るための取得ユニットをさらに含み、
    前記信号ソースは、前記送信アンテナにより、第二送信信号を送信し、前記取得ユニットは、前記受信アンテナにより、第二受信信号を取得し、前記第二受信信号及び前記第二送信信号に基づいて、前記第二受信信号と前記第二送信信号の前記第二位相変化量を確定する、装置。
  3. 請求項2に記載の装置であって、
    前記取得ユニットは、
    前記第二送信信号と前記第二受信信号とに対して周波数混合処理を行い、対応する第二ベースバンド信号を得るための処理モジュール;及び
    前記第二ベースバンド信号に基づいて前記第二ベースバンド信号の位相を確定し、前記第二ベースバンド信号の位相を前記第二位相変化量として確定するための確定モジュールを含む、装置。
  4. 請求項1又は2に記載の装置であって、
    電力分割器をさらに含み、
    前記信号ソースは、前記電力分割器により、前記送信アンテナに前記第一送信信号及び/又は前記第二送信信号を提供し、また、前記電力分割器により、前記処理ユニットに前記ローカル発振信号を提供する、装置。
  5. 請求項4に記載の装置であって、
    前記第一ケーブルは、前記信号ソースと前記電力分割器との間の第四ケーブル、及び前記電力分割器と前記処理ユニットとの間の第五ケーブルを含み、前記第二ケーブルは、前記信号ソースと前記電力分割器との間の第四ケーブル、及び前記電力分割器と前記送信アンテナとの間の第六ケーブルを含む、装置。
  6. 信号ソース、送信アンテナ、受信アンテナ、伝送ケーブル、処理ユニット及び検出ユニットを含む物品検出装置であって、
    前記伝送ケーブルは、前記信号ソースと前記処理ユニットとの間の第一ケーブル、前記信号ソースと前記送信アンテナとの間の第二ケーブル、及び前記受信アンテナと前記処理ユニットとの間の第三ケーブルを含み、
    前記信号ソースは、送信アンテナにより第一送信信号を送信し、前記処理ユニットは、前記受信アンテナにより、前記第一送信信号がターゲット物品により反射された後の第一受信信号を受信し、前記第一受信信号と前記第一送信信号の第一位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセット、前記送信アンテナと前記ターゲット物品との第二距離及び前記受信アンテナと前記ターゲット物品との第三距離による第三オフセット、及び前記ターゲット物品による第四オフセットを含み、
    前記処理ユニットは、予め得られた第二位相変化量に基づいて、前記第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の前記第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、予め得られた前記第二位相変化量は、前記第一オフセット、及び前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み、
    前記処理ユニットは、前記第一ベースバンド信号の位相から前記第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、前記第四オフセットを確定し、
    前記検出ユニットは、前記ターゲット物品による前記第四オフセットに基づいて、前記ターゲット物品の検出を行う、装置。
  7. 請求項6に記載の装置であって、
    前記検出ユニットは、予め保存された参考位相変化量と物品との対応関係、及び前記処理ユニットにより得られた前記第四オフセットに基づいて、前記第四オフセットに対応する物品を検出する、装置。
  8. 情報抽出方法であって、
    信号ソースが送信アンテナにより第一送信信号を送信し、該第一送信信号がターゲット物品により反射された後に受信アンテナにより受信され、処理待ちの第一受信信号を取得し、前記第一受信信号と前記第一送信信号の第一位相変化量は、伝送ケーブルによる第一オフセット、前記送信アンテナと前記ターゲット物品との第二距離及び前記受信アンテナと前記ターゲット物品との第三距離による第三オフセット、及び前記ターゲット物品による第四オフセットを含み、
    予め得られた第二位相変化量に基づいて、前記第一受信信号に対して位相補償を行い、補償後の前記第一受信信号とローカル発振信号とに対して周波数混合処理を行い、位相校正後の第一ベースバンド信号を取得し、前記第二位相変化量は、前記第一オフセット、及び前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間の第一距離による第二オフセットを含み、及び
    前記第一ベースバンド信号の位相から前記第二オフセット及び該第三オフセットを除去し、前記第四オフセットを確定することを含む、方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、
    前記第二位相変化量を取得することをさらに含み、
    前記第二位相変化量を取得することは
    前記信号ソースが、前記送信アンテナにより第二送信信号を送信し、前記受信アンテナにより第二受信信号を取得し、前記第二受信信号及び前記第二送信信号に基づいて、前記第二受信信号と前記第二送信信号の前記第二位相変化量を得ることを含む、方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、
    前記第二受信信号及び前記第二送信信号に基づいて、前記第二受信信号と前記第二送信信号の前記第二位相変化量を得ることは、
    前記第二送信信号と前記第二受信信号とに対して周波数混合処理を行い、対応する第二ベースバンド信号を取得し、前記第二ベースバンド信号に基づいて、前記第二ベースバンド信号の位相を確定し、前記第二ベースバンド信号の位相を前記第二位相変化量として確定することを含む、方法。
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